『神と共に』シリーズのハ・ジョンウ、『感染家族』「熱血司祭」のキム・ナムギルという2大スターが共演、本国で大きな話題を呼び、初登場1位の大ヒットを記録した映画『クローゼット』が12月、日本公開されることが決定した。本作の主演を務めたのは、韓国映画界を代表する名優ハ・ジョンウ。『チェイサー』では凶悪な連続殺人犯、『哀しき獣』では罠に嵌められ追われる身となった男、『1987、ある闘いの真実』では正義を求める検事、『神と共に』シリーズでは訳ありの冥界の使者、様々な役を演じきってきた彼が本作で演じたのは、忽然と姿を消した娘を捜して空前の怪異に立ち向かう父親。監督を務めたキム・グァンビンは、「これまでのハ・ジョンウとは、まったく異なる演技を披露している」と彼の演技に太鼓判を押している。さらに、ハ・ジョンウと息のあったバディを組み、真相を解き明かそうと奔走する謎の男を演じるのは『殺人者の記憶法』や『感染家族』などのキム・ナムギル。ハ・ジョンウが出演を決めたと聞き、出演を即決したという彼は「シナリオの面白さと、これが映像化される過程に興味があった」と本作のシナリオを絶賛。本作で待望の初共演を果たす。本作でハ・ジョンウが演じるのは、事故により妻を失ったサンウォン。彼は一人娘のイナ(ホ・ユル)と新居へと引っ越したものの、事故のトラウマに苦しんでいた。サンウォンは深い溝ができてしまった娘イナとの関係を修復しようとするが、イナの心は閉ざされたまま。やがて、イナが新しい友達ができたと笑顔を見せるようになり、クローゼットから聞こえる奇妙な声や毎晩のように見る悪夢にサンウォンが悩まされるようになったある日、イナが忽然と姿を消した――。その後、サンウォンはイナの行方を捜しまわるが、手がかりは何も見つからない。憔悴しきったサンウォンの前に、イナの行方を知るという謎の男ギョンフン(キム・ナムギル)が現れる。ギョンフンはクローゼットに全ての秘密が隠されていると言う。サンウォンとギョンフンはイナを救い出すため、クローゼットの扉を開けるのだが…。果たして、娘の行方は?2人を待ち受けるクローゼットの秘密とは?豪華キャスト共演で贈るミステリー・エンターテインメントに期待が高まる。『クローゼット』は12月、シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:クローゼット 2020年12月よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2020 CJ ENM CORPORATION, MOONLIGHT FILM & PERFECT STORM FILM ALL RIGHTS RESERVED
2020年09月23日「サーチライト・ピクチャーズ」×主演:フランシス・マクドーマンド×クロエ・ジャオ監督の注目タッグで贈る『ノマドランド』の日本公開が決定した。リーマンショック後、企業の倒産と共に長年住み慣れたネバダ州の企業城下町の住処を失った60代女性ファーン。彼女の選択は、キャンピングカーに全ての思い出を詰め込み、車上生活者“現代のノマド(遊牧民)”として、過酷な季節労働の現場を渡り歩くことだった。往く先々で出会うノマドたちとの心の交流と共に、誇りを持った彼女の自由な旅は続いていく――。大きな反響を生んだノンフィクション「ノマド:漂流する高齢労働者たち」(ジェシカ・ブルーダー著)を基に描く本作は、実在のノマドたちと共に見つめるいまを生きる希望を、広大な西部の自然の中で探し求めるロードムービー。『スリー・ビルボード』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したフランシスが演じるのは、現代のノマドとして過酷な季節労働の現場を渡り歩くことを選択するファーン。撮影では、フランシス自らが実在のノマドたちの中に身を投じ、ドキュメンタリーとフィクションの境界を超えた新しい表現ジャンルを開拓。主演だけでなく製作としても携わる彼女の渾身の意欲作となっている。そして監督は、アメリカ西部に生きるロデオライダーたちの姿を力強くも痛切に描いた『The Rider』(’17原題・未)でインディペンデント・スピリット賞の作品賞・監督賞ほか4部門にノミネートされ、『エターナルズ』(原題)の監督にも抜擢されたクロエ・ジャオ。『The Rider』『ゴッズ・オウン・カントリー』の撮影監督ジョシュア・ジェイムズ・リチャーズと共に、厳しくも壮大な自然や、一日一日を懸命に生き延びながらも、誇りを持って自由を生きるノマドの生き様を映し出す。なお本作は9月11日(現地時間)、ベネチア国際映画祭、トロント国際映画祭、LAにて開催されるテルライド映画祭主催のドライブ・イン・シアターなどでワールドプレミアも決定している。『ノマドランド』は2021年1月、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:ノマドランド 2021年1月より全国にて公開©2020 20th Century Studios. All rights reserved.
2020年09月09日世界的スターパフューマー、フランシス・クルジャンが、現代におけるジェンダーの自由を表現したデュオフレグランス、「ジェントル フルイディティ」。2020年6月3日、携帯にも便利な35mLサイズを限定店舗にて、数量限定で発売いたします。 すべてを包みこむようにリッチな「ジェントル フルイディティ ゴールド オードパルファム」、躍動感あふれる爽やかな香りの「ジェントル フルイディティ シルバー オードパルファム」。同じ49種の香料でつくられた異なる2つの香りは、ジェンダーの枠を超え、自分らしい個性と感性を引き出してくれます。その日の気分で使い分けたり、手軽に携帯したり、そしてギフトとしても最適なサイズです。 公式オンラインショップ「ラトリエ デ パルファム」では、2つのプレゼントキャンペーンを開催いたします。 ■「ジェントル フルイディティ」について常に社会とその変化を見つめ、その物語を香りで描いてきた、フランシス・クルジャンが創り上げた「ジェントル フルイディティ」は、現代のジェンダーに対する彼の考え方です。レディース、メンズと決められたジェンダーに縛られることなく、自由に個性を表現する。「ジェントル フルイディティ」は、自由な選択で自分らしさを表現する、新しい時代のフレグランスと言えます。49種類の同じ香料から生まれた2つのフレグランスは、調香の固定概念を超えて、纏う人に感動をももたらすはずです。■同じ香料でつくられた、異なる2つの香りフランシス・クルジャンは、2つのフレグランスの調香に用いた49種類の香料のうち6つの香料、ジュニパーベリーエッセンス、ナツメグエッセンス、コリアンダーシードエッセンス、ムスク、アンバリ―ウッド、バニラアコードにハイライトをあて、それぞれの香りの輪郭を創りながら、心地よい香りに仕上げています。「ジェントル フルイディティ ゴールド オードパルファム」すべてを包み込むようなリッチなムスキーオリエンタルノート。優美な花を思わせる芳醇なコリアンダーシードエッセンスに、グルマンなバニラアコードとムスクがまろやかに溶け合い、明るく華やかな印象を与えます。「ジェントル フルイディティ シルバー オードパルファム」躍動感あふれる爽やかなウッディ アロマティックの香り。ジンフラッペを思わせる軽やかで爽やかなジュニパーベリーエッセンスとドライでスパイシーなナツメグエッセンスが、調和します。ラストはアンバリ―ウッドの温かで力強い香りが余韻を描きます。■洗練されたボトルデザイン35mLサイズにも、オリジナルの洗練されたボトルデザインが受け継がれています。ゴールドとシルバー、それぞれの香りを特徴づけるために、ボトルキャップとボトルに刻まれたロゴには、それぞれのカラーを配しています。ボトルに刻まれた製品ロゴは、ゴールドはFluidityの「F」が大文字に、シルバーは、Gentleの「G」を大文字にし、シンプルで洗練されたデザインの中にもさりげない個性と美しい調和を演出しています。<メゾン フランシス クルジャン> ジェントル フルイディティ ゴールド オードパルファムジェントル フルイディティ シルバー オードパルファム各35mL 各1万4,800円(消費税別)2020年6月3日(水)店舗限定・数量限定発売(取り扱い店舗)●サロン デ パルファム GINZA SIX店、ラトリエ デ パルファム 大阪高島屋店、ラトリエ デ パルファム ジェイアール 京都伊勢丹店●ブルーベル・ジャパン公式フレグランスサイト「ラトリエ デ パルファム」【公式オンラインショップ限定!キャンペーンを開催】◎「ジェントル フルイディティ」キャンペーン「ジェントル フルイディティ ゴールド」、「ジェントル フルイディティ シルバー」のいずれか70mLをご購入の方に、「ジェントル フルイディティ」のもう一つの香りのミニチュアサイズ(5mL)をプレゼントいたします。シルバーとゴールド、2つの香りを一度にお楽しみいただける絶好の機会です。◎<メゾン フランシス クルジャン>父の日キャンペーン「メゾン フランシス クルジャン」関連製品を2万円(消費税別)以上ご購入の方に、「天空の水」という名を持つ、この上なく清々しく透明感に満ちたムスキー フローラル シトラスの香り「アクア セレスティア オードトワレ」のミニチュアサイズ(5mL)をプレゼントいたします。父の日への香りのギフトとして、ぜひこの機会をご利用ください。キャンペーンについて≫≫企業プレスリリース詳細へ本記事に掲載しているプレスリリースは、株式会社PR TIMESから提供を受けた企業等のプレスリリースを原文のまま掲載しています。FASHION HEADLINEが、掲載している製品やサービスを推奨したり、プレスリリースの内容を保証したりするものではございません。掲載内容に関するお問い合わせは、株式会社PR TIMES()まで直接ご連絡ください。
2020年06月05日『神と共に』のハ・ジョンウ、『パラサイト 半地下の家族』イ・ソンギュンが共演する『PMC:ザ・バンカー』。この度、新次元の映像体験と緊迫感あふれるストーリーを予感させる日本版予告編が解禁された。『テロ,ライブ』のキム・ビョンウ監督とハ・ジョンウの再タッグでも話題の本作。解禁された映像では、「仲間を捨てれば助かるが、守れば危険にさらされる。お前ならどうする?」と主人公エイハブ(ハ・ジョンウ)が問いかける。元韓国特殊部隊の兵士で、現在は民間軍事会社(=PMC)の傭兵として任務をこなすエイハブは、CIAからの依頼で12人の部下とともに韓国と北朝鮮の軍事境界線地下30メートルに掘られた秘密の地下要塞から、北朝鮮の要人を拉致する任務に挑む。10分で終わるはずだったその任務だったが、アメリカ、中国、韓国、北朝鮮の政治的思惑が絡み合う巨大な陰謀に巻き込まれていく。この予想だにしない展開に、彼ら傭兵たちは絶体絶命の危機に陥る。銃を突きつけるエイハブに対して、「ハメられたんだ」と北朝鮮のエリート医師ユンが応じるシーンも。北朝鮮最高指導者、通称キングの専属医師ユンを演じるのは、世界で大旋風を巻き起こしているポン・ジュノ監督『パラサイト 半地下の家族』で裕福なIT企業社長を好演しているイ・ソンギュンだ。陰謀渦巻くバンカー内、生き残りをかけた極限下の状況で、韓国と北朝鮮の国境を超えて生まれるエイハブとユンの熱い友情、白熱のドラマは本作の見どころのひとつとなっている。また、主演のハ・ジョンウは、本編の6割が英語となる本作で、アメリカで1か月以上トレーニングした流暢な英語を披露する。対するイ・ソンギュンも、北朝鮮出身の方言指導のもと、ソウルの標準語が混じった北朝鮮訛りというディティールにこだわった役を体現。さらに、撮影、照明、武術、CGなどを手掛ける各技術部には、同じくハ・ジョンウ主演の『神と共に』を手掛けたチームが再結集。地下バンカーでの熾烈なバトル、一瞬たりとも目が離せないノンストップの攻防をP.O.V.やドローンの視点を取り入れた驚異的なカメラワークで描き、新時代の映像体験を提供する。同時解禁された日本版ポスターでは、「俺が、絶対守る。」という一言ともに、部下たちの前に立つエイハブの姿が。その視線の先では、いかに熾烈な戦いが繰り広げられているのか。エイハブ率いる傭兵たちは、絶体絶命の窮地から生還することができるのか。期待が高まる。『PMC:ザ・バンカー』は2020年2月28日(金)シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月21日ほぼリアルタイムで進行する予測不可能なプロットで絶賛された『テロ,ライブ』の主演ハ・ジョンウとキム・ビョンウ監督の新たなタッグ作『PMC:ザ・バンカー』。その公開が2020年2月28日(金)に決定、場面写真が解禁となった。韓国と北朝鮮の軍事境界線、地下30メートルにある“地下要塞(バンカー)”で繰り広げられる極秘ミッションが、度重なる想定外の誤算に見舞われて混乱し、ついに世界レベルの“戦争”へと発展していく本作。『テロ,ライブ』のキム・ビョンウ監督と主演ハ・ジョンウが再びタッグを組んだ。今回、キム監督はリアルタイムで進行した『テロ,ライブ』の手法を大胆にアップグレード。地下バンカーでの熾烈なバトルを、P.O.V.(主観ショット)やドローンの視点を取り入れた驚異的なカメラワークで描き、“極限映像”のレベルを新次元に引き上げ、傭兵戦のスリルと臨場感を余すところなく描きだした。また、カンヌ国際映画祭パルムドールに輝いたポン・ジュノ監督作品『パラサイト 半地下の家族』の公開も控えるイ・ソンギュンが、ハ・ジョンウ演じる傭兵エイハブと共闘する北朝鮮の医師ユンに扮し、白熱の演技合戦を披露しているのも見逃せない。今回解禁された場面写真では、エイハブ率いる傭兵たちが銃を構える姿、そしてエイハブと共闘することとなる北朝鮮のエリート医師ミンが険しい表情でバンカーを突き進む、緊迫したものとなっている。迷路のように複雑な構造の地下バンカーという斬新な舞台設定で好奇心をかき立てる本作は、先読みを一切許さない怒濤のストーリー展開で観る者を圧倒。韓国特殊部隊の元兵士で、現在は民間軍事会社(=PMC)の傭兵として作戦成功率100%を誇る主人公エイハブは、依頼主であるCIAの密かな策謀、仲間の裏切り、国家間の政治的な駆け引きによって孤立し、バンカー内で絶体絶命の窮地に陥ってしまう。それでも戦友である部下たちの命を救い、愛する妻のもとへ帰ることを胸に誓ったエイハブは決してあきらめない。そこに本来は敵同士である北朝鮮のエリート医師との友情のドラマが加わり、悲壮感漂うミリタリー・サバイバル・アクションにこのうえなく熱いエモーションを加えている。『PMC:ザ・バンカー』は2020年2月28日(金)シネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2019年11月06日韓国のオーディション番組「プロデュース101 season 2」から誕生し、2019年1月に活動期間を終了するまでK-POPシーンを席巻し続けた11人ボーイズ・グループ、Wanna One。そのなかでも甘い歌声と抜群のパフォーマンスで高い人気を誇ったハ・ソンウンが、初の日本ソロ・ファンミーティング〈HA SUNG WOON 1ST FANMEETING 「My Moment」〉を、3月17日(日)に東京、19日(火)に大阪で開催した。©アーガスプロダクションまず、舞台中央奥に設置された巨大LEDモニターに映し出されたのは、カカオトーク調でまとめられた注意書きのアナウンス。最後にソンウンから投げかけられた「今日、最高に幸せにするから」「僕のこと信じるよね?」という言葉に、観客の熱気が一気に高まるなか、オープニング映像を挟んで、 1曲目“Don’t Forget”へ。LEDモニターが幕のように上昇し、ソンウンが現れると、会場から割れんばかりの歓声が上がった。紫〜青の幻想的なライティングのなかでしっとりと始まった “Don’t Forget”、後半はステージ前方に趣き、より観客の近い位置でかろやかに歌いあげていた。1曲歌い終えたところで、MCが登場し、自身が表現したい音楽を詰め込み、全面プロデュースを行ったソロ・アルバム『My Moment』や、ファンクラブ名の〈ハヌル〉、自身の愛称〈クルム〉、覚えている日本語といった話題を中心にトークを展開。これまでに10回以上来日しているというソンウンが、コンビニで気になるものを聞かれると「パン、プリン、アイスクリーム……。お弁当……。全部ですね」と話し、会場を沸かせた。©アーガスプロダクション続くコーナー「ソンウンのSecret Box」は、舞台上に用意されたオレンジ、グリーン、ホワイトの3つの箱の中に、ソンウン自身の身近な物が入っており、それぞれに関するエピソードを話していく、というもの。ひとつめのオレンジの箱に入っていたのはおもちゃのマイク。韓国のキャラクターであるポロロがあしらわれ、マイク部分が光るという可愛らしいものだが、歌手ハ・ソンウンにとって「マイクは歌うときに必要な大切なもの」とのこと。ここから、「プロデュース101 Season2」コンセプト評価の“Never”のダンスの話題となり、振り付けを1日で覚えたことや、8話のメンターとのレッスン時にひとりでパフォーマンスを披露したことに触れ、「あのとき、放送はされていませんでしたが、何人かダンスを披露して怒られた後だったので、雰囲気的に出づらい状況だったんです。自分は、失うものはないからやってみようと思いました」と、番組の裏話を語った。グリーンの箱から登場したのは、先日発売されたばかりのソロ・アルバム。コンセプト会議を行い、ブックレットも曲に合う雰囲気になるよう案をいくつか出したという、強いこだわりの詰まったアルバムだけに、ブックレットをパラパラとめくりながら、会場に写真を見せる場面も。リード曲“Bird”の掛け声をレクチャーする動画の話になると、最初は「僕が作っていいのかな?」 と考えつつも、「ファンと一緒にステージを作っていく、そういう思いで作りました」と、今回のソロ・デビューにまつわる熱いエピソードも飛び出した。MCから横顔の顎のラインが綺麗ですよね、と言われると「実は昨日、我慢できずにしゃぶしゃぶをたくさん食べてしまったので、むくみがちなんです……」と話す姿も印象的だった。最後の箱には、「プロデュース101 Season2」の序盤で放送された事務所別評価で、同グループに所属するHOTSHOTのノ・テヒョンとともに披露したBlock.Bの“Very Good”のパフォーマンスで使用したダイナマイトのおもちゃが。評価ランク最上位のAクラスへと導いたあのパフォーマンスの練習期間はなんと「約2カ月」。ただ、それからはそこまで長く準備をすることはなくなったそうで、「短い期間だとデメリットもあって。すぐ忘れちゃうんです」と笑いを誘った。ふたつめのコーナーは「ソンウンの1日」。モニターにはソンウンのとある日の24時間の行動が円グラフで表示され、その日の映像を見ながら1日を振り返っていくというもの。この日はファンミーティングの映像の収録を行っていたそうで、ブランチの時間に髪の毛にカーラーを巻いた状態でお弁当を食べたり、「M COUNTDOWN」の映像編集のタイミングを電話で細かく指示したり、EXOの“Love Shot”に合わせて踊ってみせたりと、彼のさまざまな一面を感じられる内容。自らプロデュースも行うソンウンだけに、自分の考えを相手に伝えたり、ちゃんとできているかを確認するのは「基本的なことだと思っている」とのことで、会場で語られたエピソードも含めて、パフォーマンスや自己表現に対する熱い思いが垣間見れる一幕となった。©アーガスプロダクション3つめのコーナー「ファンQ&A オ・コック・マル」は、付箋に書かれたファンからの質問にソンウンが答えていくというもの。「好きなキャラクター」や「お肌のお手入れ方法は?」といった質問が並ぶなか、韓国語で書かれた「ファン・ミニョンさんはなんですか?」という付箋を見つけると、会場からも笑いが。同じWanna One のメンバーとして活動したNU’ESTのミニョンについて「いい弟です。明け方に連絡が来て、ゲームしようって誘われたんですが、僕が海外にいたので、練習してって伝えました」と話し、仲の良さが感じられる時間となった。日本の好きな食べ物については「ひとつだけですか!? 全部美味しいので……」とかなり悩みながら、牛タンや牛カツ、カレーうどん、明太子、納豆といった日本食をチョイス。最初あまり好きではなかったという納豆は、食べているうちに好きになってきたそうで、驚きの声があがった。最後の企画コーナーは「ハ・ソンウン チャレンジ」。ステージ上に用意された4つのゲームと、ランダムで流れる楽曲に合わせてダンスを披露し、すべてを5分以内でクリアするというもので、普段からゲームが得意というソンウンは余裕の表情。水が少量入ったペットボトルを宙に投げて立たせたり、お箸でサイコロを積み上げたりと、途中危ないところもありつつ4つを3分以内にこなし、ラストのランダムダンスで「プロデュース101 Season2」のテーマ曲“Pick Me”がかかると、完璧に踊る姿を見せ、大きな歓声に包まれた。©アーガスプロダクションラストはライブ・パート。ここまでのコーナーで見せた気さくなソンウンからガラリと変わり、まずはダンサー4人を従えてのダンス・パフォーマンスで、赤や白のライトをまといながら激しくセクシーに踊って会場を魅了。©アーガスプロダクション“Bird”のパフォーマンスで使うボックスを自ら作る映像(不器用ながらも真剣に作っていく様子が可愛い)を経ての“Bird”では、黄やブルーの淡いライティングのなかで、幻想的ながらもキュートに歌い上げた。続く、ポップで溌剌とした魅力あふれる“Tell me I love you”は、曲中でのダンサーとの掛け合いのパートも楽しく、会場のボルテージが最高潮へ。夕焼けを感じさせるようなオレンジの光の中で遠くを見つめながら思いを込め歌うバラード“ふと”が終わり、優しい表情を浮かべながら、「今日はとても楽しかったです」と、満足そうに感謝の気持ちを告げたソンウン。©アーガスプロダクションラストの“Lonely Night”は、ステージ上に登場した大きな三日月のディスプレイに腰掛け、LEDに映った満天の星空を背にしながら、一人一人に優しく語りかけるように大切に歌いあげていく姿が印象的だった。歌やトークはもちろんのこと、企画コーナーやゲームも盛りだくさんで、ソンウンのさまざまな魅力が感じられた今回のファンミーティング。日本以外の国からの来場者も多くかけつけ、グローバルな人気を誇る彼だけに、今後の活躍も楽しみだ。©アーガスプロダクションText/長澤香奈■公演概要HA SUNG WOON 1ST FANMEETING 「My Moment」【東京公演】 会場:東京・NHKホール日時:3月17日(日)<1部> OPEN 13:00/START 14:00 <2部> OPEN 17:00/START 18:00【大阪公演】 会場:大阪・グランキューブ大阪日時:3月19日(火)<1部> OPEN 16:30/START 17:00<2部> OPEN 19:30/START 20:00主催:アーガスプロダクション協力:Star Crew Ent.■セットリスト1.Don’tForget2.ダンスパフォーマンス3.Bird4.Tell me I love you5.ふと6.Lonely Night
2019年03月22日日曜夜(現地時間)、アカデミー賞授賞式にて主演女優賞を獲得したフランシス・マクドーマンドが、その日のうちにオスカー像を盗まれていたことがわかった。「Variety」誌などが報じた。授賞式後、隙を狙ってフランシスのテーブルからオスカー像を盗み、堂々とFacebookにライブ動画まで掲載した不届きものはテリー・ブライアント容疑者。動画には「オスカー像をもらったよ。これは俺のだ。今夜は最高だぜベイビー!」とオスカー像を叩く掲げ、叫ぶ様子が映っていた。また、オスカー像に何回もキスし、周囲の人に触ることや一緒に写真を撮ることをすすめる始末。盗まれたオスカー像と犯人探しにセキュリティスタッフが奮闘していたものの、ブライアントを捕まえたのはセレブ御用達の写真家アレックス・バーリナーだった。バーリナーはブライアントにオスカー像を渡すよう求め、無事取り戻すことができたそうだ。その後、ロサンゼルス市警察が重窃盗罪でブライアントを逮捕。保釈金は約212万円(20,000ドル)に設定されたという。フランシスの代理人は「少しの間、離れることになってしまいましたが、フランシスとオスカー像は無事に再会を果たしました。『In-N-Out』のダブルチーズバーガーを食べて再会を祝ったんですよ」とウィットに富んだコメントを発表した。(Hiromi Kaku)
2018年03月06日第90回アカデミー賞授賞式が3月5日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『スリー・ビルボード』のフランシス・マクドーマンドが「主演女優賞」を受賞した。同賞に輝くのは『ファーゴ』以来、2度目となる。■向かうところ敵なし!“マクドーマンド無双”で賞レース完勝本作で亡き娘のために、警察権力に“ケンカを売る”母親を演じたマクドーマンド。ジャンプスーツにバンダナという戦闘服に身を包み、人種差別的な巡査からの嫌がらせ、署長を敬愛する街の人々からの抗議をもろともせず、怒りのエネルギーを放出する演技は、まさに“無双”の一言。一方で、娘を守れなかった悲しみと後悔を繊細に表現し、名女優の本領を発揮した。オスカー前哨戦でも向かうところ敵なし。今年の賞レースを完勝で締めくくった。マクドーマンドがアカデミー賞の主演女優賞に輝くのは、夫のジョエル・コーエン&イーサン・コーエン監督による『ファーゴ』以来2度目。過去に、助演女優賞に3回(『ミシシッピー・バーニング』『あの頃ペニー・レインと』『スタンドアップ』)ノミネートされている。■『スリー・ビルボード』とは?アメリカ、ミズーリ州の片田舎の町。最愛の娘を殺された主婦のミルドレッドが、「暴行されて死亡」「なぜ?ウィロビー署長」「犯人逮捕はまだ?」という3枚の屋外広告看板を掲げて、遅々として捜査を進めない警察に抗議。そんな彼女の宣戦布告が、名指しされた警察署長や彼の部下たち、さらに町全体や、彼女自身も予想できない事態に巻き込んでいく。2月1日からTOHOシネマズシャンテほか、全国127スクリーンで公開され、オスカー発表を待たずして、公開からわずか29日間で早くも興収3億円を突破している。『スリー・ビルボード』は公開中。■受賞者コメント5度目のノミネートで2度目の受賞。フランシスは震えたような声で「緊張しています。倒れるかもしれません。言いたいことがあるので言わせてくださいね」と宣言。「まずはマーティンに感謝します。そして特に感謝したいのは、私の仲間たち。みなさんはフェミニストとして育てられたんですよ、そして周りの人を思いやることができる人たちです。みんな、私のことを誇らしくおもってるはずよね。それが私にとっての喜びです」とコメント。そして、女性の候補者たちに向けて熱いメッセージを寄せた。「女性の候補たち、一緒に立ち上がってくれますでしょうか?映画製作者、プロデューサー、撮影監督、デザイナーみんなよ!見渡してください。私たちにはそれぞれの物語があります。様々な話があるんです。ぜひ聞きに来てください。そして最後に、全ての人たちをふくめるべきだわ!」(text:cinemacafe.net)■関連作品:スリー・ビルボード 2018年2月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox
2018年03月05日カート・コバーンと娘のフランシス・ビーン・コバーン写真: Rex Features/AFLO 2月20日はニルヴァーナの故カート・コバーンの誕生日。一人娘のフランシス・ビーン・コバーンが、亡き父へ宛てた手書きのメッセージをSNSに投稿した。 「今日は50回目の誕生日になるはずだったね。あなたは愛され、恋しがられている。私に命の贈り物をありがとう。永遠にあなたの娘、フランシス・ビーン・コバーン」 カート・コバーンは1967年2月20日にワシントン州アバディーンで生まれた。1987年にニルヴァーナを結成、91年に先行シングル「Smells Like Teen Spirit」とアルバム「Nevermind」のヒットでオルタナティヴ・ロックの一大ムーブメントを巻き起こした。メジャーシーンを牽引していく立場となり、全世界の若者から熱狂的な支持を集める一方で、カートのドラッグとアルコールへの依存が加速。1994年の4月5日に27歳で命を絶った。 死の1カ月前、カートはドラッグとアルコールの過剰摂取で病院へ運ばれ、リハビリ施設に入所。退院のわずか数日後に頭をショットガンで打ち抜いた。発見されたとき、彼の手首には施設のリストバンドが巻かれたままだった。 その当時、フランシスはわずか2歳。遺書には、妻であるコートニー・ラヴに「フランシスを頼む。俺がいなくなれば、あの子の人生はずっとよくなる」とあった。
2017年02月21日『フランシス・ハ』などで知られる米インディペンデント映画界のミューズ、グレタ・ガーウィグを主演に、『ブルーに生まれついて』のイーサン・ホーク、『ハンズ・オブ・ラブ手のひらの勇気』のジュリアン・ムーアが共演する『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』。本作から、男女3人の“こじれた関係”が気になる新たな場面写真が解禁となった。N.Y.の大学で働くマギーは、文化人類学者・ジョンと出会い、恋に落ちる。彼の妻ジョーゼットは教授として働くバリバリのキャリア。しかし、家庭を顧みない妻に疲れ果てたジョンは離婚を決意、自分の小説を好きだと言ってくれるマギーと再婚する。数年後――。娘も授かり幸せに見えた2人だが、仕事も辞め小説家の夢を追い続けるジョンとの結婚生活に不安を感じるマギー。一方、多忙なジョーゼットの子どもたちの面倒までも見るうち彼女とも親しくなり、彼女が“鬼嫁”ではなく知的で魅力的で、いまでもジョンを深く愛していると気づく。この2人は一緒にいたほうがきっと幸せになれる…そう思ったマギーは“夫を前妻に返す”という、とんでもない計画を思いつく。N.Y.に暮す男女3人の、ちょっと“こじれた”三角関係を軽やかに描いたハートフル・コメディとなる本作。ダメ夫と、現在の妻に別れた元妻という、なさそうでありそうな不思議な三角関係を繊細に描くのは、『50歳の恋愛白書』でも年の差がある男女の恋愛描写が高い評価を受けた女性監督レベッカ・ミラー。グレタがおせっかいだけど愛すべき主人公マギーを、実力派イーサンが2人の間で揺れるダメ夫・ジョンを、アカデミー賞女優・ジュリアンが前妻ジョーゼットを、それぞれコミカルに演じている。そんな本作から、劇中新場面写真が解禁。ニューヨーカーのおしゃれなファッションやインテリアも垣間見える写真は、マギー&ジョン、ジョン&ジョーゼット、マギー&ジョーゼットそれぞれの2ショットをとらえている!ニューヨークの街を歩きながら、ジョンの書いた小説についてマギーに意見を聞くようになり急接近するマギー&ジョン。その一方、ジョンとジョーゼットのカットは、喧嘩ばかりで上手く行かない結婚生活にうんざりした様子。そして、マギーとジョーゼットのイマ妻&元妻による修羅場のような会話シーンも公開!今後、この3人がどのようにこじれていくのか、期待せずにはいられない3枚となっている。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年11月29日2015年のトロント国際映画祭で上映された、『フランシス・ハ』のグレタ・ガーヴィグ主演、イーサン・ホーク&ジュリアン・ムーア共演の『MAGGIE’S PLAN』が、『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』として2017年1月21日(土)より公開されることが決定。予告編とポスタービジュアルが到着した。N.Y.の大学で働くマギーは、文化人類学者のジョンと出会い、恋に落ちる。彼の妻ジョーゼットは教授として働くバリバリのキャリア。家庭を顧みない妻に疲れ果てたジョンは、離婚を決意、自分の小説を好きだと言ってくれるマギーと再婚する。その数年後――娘も授かり幸せに見えたマギーとジョン。だが、仕事も辞め、小説家の夢を追い続けるジョンとの結婚生活に不安を感じるマギー。一方、忙しいジョーゼットの子どもたちの面倒を見るうちに彼女とも親しくなり、彼女が“鬼嫁”ではなく、知的で魅力的で、いまでもジョンを深く愛していると気づく。ジョンはジョーゼットと一緒にいた方が、きっと幸せになれる…そう思ったマギーは“夫を前妻に返す”という、とんでもない計画を思いつく――。N.Y.に暮す男女3人の、不思議な三角関係を繊細に描くのは、『50歳の恋愛白書』でも年の差がある男女の恋愛描写が高い評価を受けた女性監督レベッカ・ミラー。『フランシス・ハ』で脚本も務め、注目を浴びたグレタ・ガーウィグが、おせっかいだけど愛すべき主人公マギーを、『ブルーに生まれついて』の日本公開も控える実力派俳優イーサン・ホークが2人の間で揺れるダメ夫のジョンを、『アリスのままで』アカデミー賞女優ジュリアン・ムーアが前妻ジョーゼットを演じる。公開されたポスターでは、“いま妻”マギー、“夫”ジョン、“前妻”ジョーゼットのこじれた三角関係が表現され、軽妙な作風を感じさせている。予告編では、この3人の不思議な関係性とともに、マギーが“夫を前妻に返す”というとんでもない計画を、前妻ジョーゼット本人に持ちかけるという前代未聞の展開をコミカルに表現。また、マギーやジョーゼットのおしゃれなファッションやインテリアから、N.Y.で暮らす女性たちのリアルな生活も垣間見ることができる。三角関係なのに?なぜか元気がもらえるハートフル・コメディに注目していて。『マギーズ・プラン 幸せのあとしまつ』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年09月19日『10人の泥棒たち』や『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョンと、『新しき世界』のイ・ジョンジェ、『テロ、ライブ』のハ・ジョンウという人気俳優が共演し、韓国で歴代トップテンに入るほどの大ヒットを記録した『暗殺』。7月16日(土)に迫った日本公開を前に、「劇団☆新感線」主宰・いのうえひでのり、ラジオDJ・MCの古家正亨から本作についてコメントが到着、さらに撮影現場でのメイキングオフショットがシネマカフェにて解禁となった。1933年、杭州。日本統治からの祖国独立を目指す韓国臨時政府は、日本政府要人と親日派を暗殺するため、独立軍最高のスナイパーのアン・オギュン(チョン・ジヒョン)、速射砲(チョ・ジヌン)、爆弾職人(チェ・ドクムン)の3名を上海に結集させる。臨時政府の警務隊長でありながら、日本政府の密偵であるヨム・ソクチン(イ・ジョンジェ)は、暗殺団を招集する一方、巨額の報酬で“ハワイ・ピストル”と呼ばれる殺し屋(ハ・ジョンウ)に彼らの殺害を依頼。ヨムの画策を知らぬまま、暗殺実行のため、上海から京城(現・ソウル)へと送り込まれた彼らには、非情なまでの運命が待ち受けていた…。本作は、アジアのトップスターが競演を果たした『10人の泥棒たち』で一躍ヒットメーカーに躍り出たチェ・ドンフン監督が、長年の構想を経て、「運命に対して揺るぎなく進む人々の“思い”というものをスクリーンに描きあげてみたかった」として完成させた意欲作。名もなきレジスタンスたちを軸に、さまざまな思惑と裏切りが錯綜する統治下の祖国を壮大なスケールでドラマチックに描き出し、昨年韓国で1,270万人を動員する大ヒットを記録、「青龍映画賞」作品賞ほか多数の映画賞を受賞した。時代に翻弄された人々を演じるのは、チョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ、ハ・ジョンウという日本でも大人気の豪華俳優陣。チョン・ジヒョンは「シナリオを読んでびっくりした。キャラクターが多様性にあふれ、シナリオが本当に面白かった」と監督の前作『10人の泥棒たち』に続く出演で、独立軍きってのスナイパー、アン・オギュン役を熱演。5kgの銃を持ってのワイヤーアクションも華麗にこなした。また、暗殺作戦のために暗殺団を呼び集める冷徹な臨時政府隊員ヨム・ソクチンに扮したイ・ジョンジェは、役作りのため2か月で15kgも減量して撮影に挑み、現場でもひとりで禁酒をして役作りをするほど、そのキャラクターにほれ込んだ。そして、数々の話題作に出演するハ・ジョンウは、「個人的にいつ自分に声をかけてくれるのだろうかと思っていた」というチェ・ドンフン監督と念願の初タッグ。暗殺団を殺そうとする謎の殺し屋“ハワイ・ピストル”をミステリアスに演じている。さらにベテラン俳優イ・ギョンヨンやヒット作への出演が相次ぐオ・ダルスほか、韓国屈指の演技派が脇を固めている。今回解禁となったメイキングカットでは、監督の横で銃をかまえるチョン・ジヒョンや、監督の演出を聞くハ・ジョンウの真剣な表情とともに、イ・ジョンジェとチョン・ジヒョンのにこやかなカットなどが解禁。撮影時の雰囲気を垣間見ることができ、本編への期待が高まるオフショットとなっている。また、本作をいち早く鑑賞した「劇団☆新感線」主宰の演出家・いのうえ氏は「暗殺チーム・密偵・殺し屋、三つ巴の戦いと、陰謀・策略・裏切り、そして運命の悪戯がいり乱れて巡るスリリングなストーリー展開を、スピーディーなアクション満載でテンポよく見せていく。まさにエンタテイメントの“満漢全席”。いやあ本当に 面白かった。...そしてちょっとくやしい」と、作り手らしいジェラシーを交えながらも大絶賛。また、韓流ファンにはおなじみで、韓国大衆文化ジャーナリストとしても活躍する古家氏も「その“設定”に唖然とし、その“映像”に唸らされた。フィクションとして、ファンタジーとして、そしてアクション映画としては、面白い。この映画は、どう観るかで、その“価値”が変わってくるだろう」と熱いコメントを寄せている。『暗殺』は7月16日(土)よりシネマート新宿ほかにて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月10日前作『フランシス・ハ』が日本でもスマッシュヒットとなったノア・バームバック監督のもと、ベン・スティラー&ナオミ・ワッツ、アダム・ドライバー&アマンダ・セイフライドという豪華な2組のカップルの世代間“ギャップ”と成長を描く『ヤング・アダルト・ニューヨーク』。このほど、その待望の予告編映像が解禁となった。ニューヨーク・ブルックリンに暮らす、世代の違うカップルたちのモラルや価値観のズレ、成功への夢と野心のぶつかり合いを、リアルかつユーモラスに描いた本作。流行最先端の街のライフスタイルとカルチャーを80年代のサウンドに乗せて贈る、クスッと笑えて、ちょっぴりほろ苦く、最後には胸が熱くなる“迷子の大人たち”の成長物語となっている。この度解禁された予告編では、研ぎ澄まされた人間観察力とシニカルな語り口、それでいてハートフルな温かさで包み込むそのスタイルから“ポストウディ・アレンの大本命”と注目されているバームバック監督らしさが炸裂。何と言っても、人生にも夫婦にも“何かが欠けてしまった”と感じているミドルエイジの夫婦ジョシュ(ベン・スティラー)とコーネリア(ナオミ・ワッツ)と、常識に縛られずクリエイティブに生きる20代のジェイミー(アダム・ドライバー)とダービー(アマンダ・セイフライド)の対比には要注目。40代カップルがすぐ「ググろう」とインターネットに頼ろうとするのに対し、20代カップルは自分たちで解決しようと諭すシーンはまさに象徴的。20代カップルがレコードやタイプライター、ビデオテープといったレトロなカルチャーを愛用し、“1周回って”辿り着いた“生の体験”を大事にする様子も描かれていく。また、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のカイロ・レン役で一気にスターダムに上り詰め、カンヌ映画祭ではジム・ジャームッシュ監督と組んだ主演作『Paterson』(原題)がコンペ部門に出品されているアダムのまさかのエプロンに短パン姿や、『追憶の森』でのシリアス演技も記憶に新しいナオミのヒップホップダンスなど、必見の“ギャップ”シーンが盛りだくさん。誰もが一度は経験したことがあるだろうジェネレーションギャップは、彼らにどんな成長をもたらすのか、期待高まる予告編となっている。『ヤング・アダルト・ニューヨーク』は7月、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年05月16日第8回沖縄国際映画祭の特別招待作品『ホ・サムグァン』が4月22日(金)、沖縄・シネマライカムで上映され、監督兼主演を務めたハ・ジョンウ、芸人の「ピスタチオ」らが登壇した。舞台挨拶終了後、詰めかけたファンに取り囲まれたハ・ジョンウは、快くサインや握手のリクエストに応え、神対応っぷりを見せていた。『ホ・サムグァン』は、主人公のサムグァンが町一番の美女と結婚し、3人の息子を養っていく中で直面する危機を描いたヒューマン・ドラマ。ある日、長男の父親が自分ではなく、妻の元彼だったことを知ってしまったサムグァンが、失意に打ちのめされながらも、さらなる荒波を乗り越えるために自分の命を危険にさらす物語。韓国では「俳優として1,000万人に愛される」国民的スターとして知られるハ・ジョンウの登場に、「ピスタチオ」は終始たじたじ。「いい匂いがしますね」と興奮しながらも、コメディアンとしての自分たちの認知を問うと、「先ほど有名な方だとお伺いしました」とハ・ジョンウに爽やかに回答され、喜びの笑みを広げていた。本作で2作目の監督作となったが、そもそもの監督デビューのきっかけについて、ハ・ジョンウは「俳優という前に、とりあえず映画を愛しています。僕は映画人なので、いろいろやってみたかった。映画のもっと深いところまで知りたくて監督をしました」と、その映画愛について語った。さらに監督と俳優の違いについては、「何を悩むのかが違います。俳優は俳優として決めて、監督は監督として自分だけではなく全体のことを考えないといけない、すべてを決定しないといけないと思いました」と、作品に強い愛とこだわりをにじませた。「島ぜんぶでおーきな祭第8回沖縄国際映画祭」は21~24日、沖縄県那覇市をメイン会場に県内各地で開催中。(cinamacafe.net)
2016年04月23日photo:世界遺産イェーイ!ベトナム屈指の世界遺産ハロン湾!海に浮かぶ奇岩の幻想的な風景はベトナムまで来たら絶対に外せません。そんなハロン湾はベトナムの首都ハノイからのツアーで楽しむのが便利です。今回の記事では、ハノイからの日帰りツアーについての詳細をご紹介致します。ハノイとハロン湾は車で片道4時間弱と少々遠いのですが、日帰りだと日程に余裕がなくても大丈夫ですし、ハノイでナイトライフを楽しめるのも魅力です!ツアーは現地で手配ベトナムでは現地でツアーの手配をするのがお値打ちで旅情も味わえるのでオススメです!ホテル街や市内に旅行代理店がたくさんあるので、簡単に予約することができます。気になる言語も片言の英語や身振り手振りで大丈夫。ただし、値段とツアーに何が含まれるのかはしっかり確認して下さいね。私は英語で話すのが苦手なので、値段やツアーに含まれるものやランチの有無などをメモ帳に英語で書き出して代理店のスタッフに確認していました。ただし現地で結構時間を取られてしまいますので、時間に余裕がない場合は日本で手配していきましょう!ツアーの概要とスケジュール私たちが予約したツアーに含まれていたのは、ハノイからハロン湾のバス往復と、船上でのランチ、ハロン湾遊覧、ティエンクン洞窟観光、そして英語ガイドでした。スケジュールはこんな感じ!08:00ホテル出発バスでハロン湾へ12:00ハロン湾到着船に乗って出発!13:00船上でランチ14:00ティエンクン洞窟到着下船して鍾乳洞観光15:00再び乗船16:00ハロン湾到着バスでホテルへ20:00ホテル到着ハノイからハロン湾までは車で約4時間なので、実は日帰りだと少し忙しいです。時間に余裕のある方はハロン湾の船上で1泊するツアーなどもオススメです。いよいよハロン湾ツアーへ出発です!photo:世界遺産イェーイ!朝8時に泊まっているホテルにバスがお迎えに来てくれます。私たちの時はこんなマイクロバスで行きました。photo:世界遺産イェーイ!ハ・ロン湾に到着すると船が待っていました。私たちが乗った船はこじんまりとした船でしたが、豪華客船もあります。船の種類は予算に合わせて選ぶことができます!photo:世界遺産イェーイ!船に乗り込み、いよいよ奇岩に向けて出発です!photo:世界遺産イェーイ!しばらく進むと、にょきにょきした奇岩が見えてきます!あっちもこっちも奇岩だらけの中を、クルーズで抜けていきます!約11万5,000年前の氷河期に石灰岩台地が沈み、海上に残った部分が風化してこのような景観が生まれました。お待ちかねのランチタイム!photo:世界遺産イェーイ!船の中でランチを頂きます。ゴージャスなツアーでは、エビやカニなどのシーフードが楽しめるようです。photo:世界遺産イェーイ!ご飯を食べてお腹いっぱいになったら、再び出発です。奇岩がたくさんあるのですが、その中には、変わった名前をつけられているものもあります。こちらはゴリラ岩。他にも魔法使い、幽霊?などと名前がつけられているものがあります!photo:世界遺産イェーイ!しばらく進むとティエンクン洞窟に到着です。ここでは下船して洞窟の中を歩いて見学することができます。実は中は蒸し暑くて、汗だくになりました。ティエンクン洞窟を見学した後、再び乗船し、船着き場へ戻り、バスに乗ってハノイのホテルまで行きます。早起きなので、帰りのバスはツアーメンバーのほとんどが爆睡していました。以上、ハロン湾ツアーの詳細でした!私たちは比較的お値打ちなツアーを選んだのですが、他に船やランチがゴージャスなものや、カヤックで奇岩の中を進むオプションツアーなどもあるので、時間と予算に合わせて楽しいツアーを選んで下さいね!ハ・ロン湾(自然遺産)・登録:1994年・登録基準:「自然の景観美」、「地球の歴史」・アクセス羽田からハノイまで直行便で約5時間半。ハノイからの日帰りもしくは1泊2日のクルーズツアーに参加するのが一般的。日帰りの場合は、8時頃に出て20時頃に戻ってくるツアーが多い。ハノイからハロン湾の船乗り場まではバスで4時間弱。※記事中の情報は、全て2016年2月現在のものです。(参考文献:『すべてがわかる 世界遺産大事典 <上・下> 世界遺産検定公式テキスト』、『きほんを知る世界遺産44 世界遺産検定4級公式テキスト』、『地球の歩き方』、『るるぶ』】4年間世界遺産巡りの旅をした夫婦「世界遺産イェーイ!」のコラムその他の記事はこちら>こちらも合わせてCheck!ベトナム北部の世界遺産!奇岩、洞窟、遺跡を楽しもう!
2016年03月01日『グランド・ブダペスト・ホテル』のウェス・アンダーソンと『フランシス・ハ』のノア・バームバックがプロデューサーを務めた、巨匠ピーター・ボグダノヴィッチ監督の13年ぶりの最新作『マイ・ファニー・レディ』。昨年の東京国際映画祭でも話題を呼んだ本作から、オーウェン・ウィルソンやイモージェン・プーツ、ジェニファー・アニストンら豪華キャストによる予告編と、人気イラストレーターのサイトウユウスケ氏が手がけたイラスト版ポスタービジュアルが解禁となった。取材を受ける新進のハリウッドスター、イジー。彼女は、かつてコールガールをしていたことも天真爛漫に語り出し、“お客”として出会った演出家アーノルドと過ごしたロマンチックな一夜を振り返る。アーノルドから「君の将来のために3万ドルをプレゼントする」という奇妙な申し出をされ、人生が一変した日のことを…。アーノルドの妻デルタが主演を努める舞台のオーディションを受けることになったイジー、舞台を成功させようと奔走するアーノルド、デルタに好意を寄せるスター俳優、イジーにひと目惚れする常識人の脚本家、その恋人で“人の話を聞かない”セラピスト…。ひょんなことから複雑に絡みあっていく人間模様。はたして、舞台は無事に初日を迎えることができるのか!?『ペーパー・ムーン』『ラストショー』など数多くの作品を生み出してきたピーター・ボグダノヴィッチ監督の、13年ぶりの最新作となる本作。ボグダノヴィッチ監督を敬愛し、監督も「息子たち(サンズ)」と呼ぶほど公私ともに交流のある、次世代の映画監督ウェス・アンダーソンとノア・バームバックがプロディーサーとして全面協力。オードリー・ヘップバーン、フレッド・アステア、マリリン・モンローなど往年の映画スターたちへのオマージュも散りばめられている。演出家・アーノルドを演じるのは、『ミッドナイト・イン・パリ』から『クーデター』まで、常にさまざまな役柄を演じ分けるオーウェン・ウィルソン。また、「ミュウミュウ(MIUIMIU)」のモデルを務め、『恋人まで1%』『ニード・フォー・スピード』など、現在、人気急上昇中のイモージェン・プーツが夢見がちなヒロインをチャーミングに好演。ドラマ「フレンズ」のジェニファー・アニストンが、エキセントリックなセラピストを演じ、コメディエンヌとしての才能を改めて炸裂させるほか、キャスリン・ハーン、ウィル・フォーテ、リス・エヴァンスなど、監督の脚本に惚れ込んだ豪華な俳優たちが脇を固めている。予告編は、ニューヨークのバーでハリウッドスターのイジ―が取材を受けているところからスタート。彼女は、舞台演出家のアーノルドの出会いによって、人生が一変した日を語り出すが、3万ドルで憧れの女優へと転身を遂げていくイジーの姿は、まさにヘップバーンの『マイ・フェア・レディ』!?だが、やがて複雑に絡み合っていく大人の男と女のドタバタぶりが、軽妙に映し出されていく。さらに今回、ポスタービジュアルのイラストを描き下ろしたのは、吉井和哉や「AKB48」などのCDジャケット、ワコールなどの広告、ミュージックマガジンの表紙などを手がけてきたサイトウユウスケ氏。サイトウ氏は「俳優たちの個性的で豊かな表情にみごとに引き込まれました。イモージェン・プーツの笑顔に惚れた!」と本作を絶賛、オーウェン、イモージェン、ジェニファー、キャスリンという4人の主要登場人物たちを、生き生きと描き出している。“大人”になりきれない情けなくも愛おしい男と女の、おとぎ話のように楽しい最高のロマンチック・コメディ。まずは、こちらの映像から覗いてみて。『マイ・ファニー・レディ』は12月19日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテ、YEBISU GARDEN CINEMAほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月25日クエンティン・タランティーノが『ブルージャスミン』や『フランシス・ハ』と並べて“2013年ベスト映画10”に選出した映画『午後3時の女たち』が、ついに日本公開決定。サンダンス映画祭「監督賞」受賞など、すでに各方面で高い評価を受けている本作から、アラフォー女性の内面を赤裸々に描いた日本版予告編が解禁となった。一見とても幸せそうな生活を送る主婦レイチェル(キャスリン・ハーン)。セックスレスを相談する心理カウンセラー(ジェーン・リンチ)に、「不満はないの」と語るものの、彼女が感じているのは、日常の中で女性としての魅力を失っていく漠然とした焦燥感。ある日、レイチェルは友人たちと遊びで訪れたストリップクラブで、少女のようなルックスで強烈な性的魅力を放つストリッパー、マッケナ(ジュノー・テンプル)に出会う。レイチェルは住むところを失い、困っている彼女を、家族も住む家に住まわせることに。しかし、彼女はただのストリッパーではなく、体も売る娼婦だった。少女のようなルックスを持ちながら、卓越した百戦錬磨のエロティックな技術を持つ彼女を通して、これまでの人生で知ることのなかった世界を垣間見るうち、レイチェルの日々と生き方が変化していく――。本作は、主人公の主婦が刺激を求めて行ったクラブでストリッパーの少女と出会い、彼女を通してそれまで知ることのなかった体験をしていく様子を、日常のユーモアを交えながらリアルな感覚で描かれる人間ドラマ。監督は、Women In Film2015において、『グローリー/明日への行進』のエヴァ・デュヴァネイ監督や女優のニコール・キッドマンと共に「クリスタル・ルーシー賞」を受賞し、注目を集めたジル・ソロウェイ。セックスレスに悩む主婦レイチェルを演じるのは、『なんちゃって家族』でコメディエンヌの要素を発揮したキャスリン・ハーン。10月公開のM.ナイト・シャマラン監督の新作『ヴィジット』では愛情深い母親を、12月公開のピーター・ボグダノヴィッチ監督の新作『マイ・ファニー・レディ』ではベテランの舞台女優を余裕たっぷりに演じているが、本作でも見事なコメディの才能を魅せている。また、少女と女性の間の危うい魅力を持つストリッパーを演じるのは、期待の若手女優ジュノー・テンプル。『マレフィセント』で演じた妖精や『ホーンズ容疑者と告白の角』で演じたダニエル・ラドクリフの恋人役とは全く違う、キュートかつセクシャルな役柄を堂々と演じ切っているのも注目だ。『午後3時の女たち』は11月7日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年08月24日複合施設「CLASKA」にて、屋上のウッドデッキで映画鑑賞するイベント「キノ・イグルー × CLASKAルーフトップシネマ 2015 vol.1」が7月27日(月)、28日(火)、29日(水)の3日間開催。上映作品に『フランシス・ハ』が決定した。目黒通りでかつて人々に親しまれた古いホテルをリノベートして生まれたホテル・ダイニングや、カフェ、レンタルスタジオ、ギャラリー&ショップからなる複合施設「CLASKA」が、さまざまな場所で移動映画館として上映イベントを行う「キノイグルー」とのコラボレーションとして開催される「ルーフトップシネマ」。CLASKAの屋上=ルーフトップのウッドデッキで映画鑑賞ができるイベントとして、今年で7回目の開催を迎える。vol.1の上映作品としてはノア・バームバック監督最新作、グレタ・ガーウィグ主演の『フラシンス・ハ』が決定しており、8月開催のvol.2~4のの上映作品は順次発表される。1ドリンクに加えて「出来たてポップコーン食べ放題」が付き、カレー屋台「sync」による出店など、フードも充実。夏の夜風に吹かれながら、ビールとポップコーン片手に映画鑑賞ができる本イベント、ぜひチェックしてみて。(text:cinemacafe.net)
2015年07月03日『フランシス・ハ』で主演を果たしたグレタ・ガーウィグ出演作『ハンナだけど、生きていく!』が、Tokyo Indie第一回配給作品として8月、シアター・イメージフォーラムにて2週間限定で公開される。大学を卒業したばかりの夏、ハンナは幾つかの恋をフラフラと渡り歩く。心の傷と慢性的なフラストレーションを抱えながら、彼女は無職になったボーイフレンドに別れを告げ、二人の職場仲間、マットとポールと恋に落ちる。チャーミングで才能に溢れ誰からも愛されるけど、自分のことが分からない主人公ハンナが、様々な恋や友情を経ながら、ユーモラスでほろ苦い自分探しの旅を続けていく。ノア・バームバック監督作『フランシス・ハ』で日本でもブレイクしたアメリカ・インディペンデント映画界のミューズ、グレタ・ガーウィグ。このほど公開が決定した『ハンナだけど、生きていく!』は、『フランシス・ハ』に先立つ2007年に、グレタが才能溢れる友人たちと一緒に作り上げたインディペンデント映画だ。本作には、2000年代以降のアメリカ・インディペンデント映画界における「マンブルコア派」の映画作家がこぞって参加しており、本作の監督ジョン・スワンバーグを中心とした若き映画作家たちがアパートの小さな部屋に集結し、サマーキャンプのような共同生活を続けながら、伝統的な脚本作りをせず、即興演技によって作られたという。本作の配給を担うIndieTokyoは、「世界のインディペンデント映画シーンにコミットする映画人を日本から生み出す」を目標に掲げ、インディペンデント/アート映画のための活動を行っており、本作が第一回目の配給作品となる。アメリカ新世代のヌーヴェル・バーグと称される「マンブルコア派」の作品として、「今年もっともエキサイティングで完成された映画だ!」(IndieWire誌)、「インディペンデント映画の進化系!これはまさにDIY世代のスーパーバンドだ!」(New York Times誌)と各誌より絶賛を受けた本作。新時代を担う映画作家陣による本作で、アメリカ映画界の”新しい波”を感じてみては。『ハンナだけど、生きていく!』は8月、シアター・イメージフォーラムにて2週間限定で公開。秋より、京都シネマにて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年07月02日メゾン・フランシス・クルジャン(Maison Francis Kurkdjian)から、新フレグランス「プルリエル」が誕生。発売日は2月25日。「プルリエル」は、永遠の女性らしさ、男性らしさを探求した2種のフレグランス。「複数」という意味のプルリエはその名の通り、一過性のものに留まらない自由と官能性を表現している。ウィメンズの「フェミナン プルリエル オードパルファム」(2万1,800円)は、ニオイイリス、ヴァイオレット、エジプシャンジャスミン、スズラン、オレンジブロッサムなどの複雑なフラワーブーケの香り。ミドルノートにはシプレーがただよい、ラストノートのバチョリとともに溶け合っていく。一方、メンズの「マスキュラン プルリエル オードトワレ」(2万500円)では、フゼアノートの男性らしい香りを、プロバンス産ラベンダー・アブソリュートの深い香りが引き立てた。レッドシダー、パチョリ、ベチバーなどのウッディなミドルノートの後には、レザーノートがすべての香りをまとめ上げる。
2015年03月08日『許されざる者』『悪いやつら』で高い評価を得るユン・ジョンビンがメガホンを取り、『ベルリンファイル』のハ・ジョンウ、『超能力者』のカン・ドンウォンを主演に迎えたアクション活劇『群盗』。この度日本公開が4月25日(土)に決定し、迫力の予告映像が解禁となった。時は朝鮮王朝末期の1862年。悪徳官僚や富豪貴族が世の中を支配し、貧しい民が搾取と弾圧に苦しめられている。と畜人・トルムチ(ハ・ジョンウ)は、剣豪の武官・ユン(カン・ドンウォン)から“ある特別”な仕事を頼まれたことで、凄まじい悲劇に見舞われてしまう。しかし、暴政の転覆をもくろむ智異山の盗賊団チュソルに助けられたトルムチは、ユンへの復讐のため、驚くべき変貌を遂げていく。民衆を救い、理想の世を築くための反乱は、間もなく運命の開戦を迎えようとしていた──。本作は韓国では歴代最高のオープニング記録を樹立、なんとあの『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』を超える初日動員数を打ち立てたという大ヒット作だ。今回解禁された予告編では、復讐に燃える男トルムチと、冷酷非道な美貌の武官・ユンの因縁と迫力のアクションシーンを堪能することができる。また、理不尽な圧政に立ち向かう群盗たちの勇姿も類を見ないスケール感で描かれており、二大スターの流れるようなアクションも含め見応えたっぷりな作品であることが伺える。腐った政権をひっくり返し、貧しき民衆を救うために獅子奮迅の活躍を見せる男たちの姿はまさに、史劇を超えたアクション活劇エンターテインメント。 4年ぶりの復帰作となる、カン・ドンウォンの存在感あふれる演技にも注目してみて。『群盗』は4月25日(土)よりシネマート新宿ほか全国順次公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月17日全米メディアが軒並み年間ベスト10に選び、ウッディ・アレンやタランティーノも絶賛した話題作『フランシス・ハ』のBlu-rayとDVDが、5月2日(土)に発売されることが決定した。その他の画像本作は、ニューヨークのブルックリンを舞台に不器用で大雑把な27歳の見習いダンサー・フランシスが中途半端な自分に焦り、もがきながらも自分らしく前向きに生きていく人間ドラマ。『イカとクジラ』でアカデミー賞脚本賞にノミネートされた実力派、ノア・バームバック監督が、モノクロームの美しい映像で現代ニューヨークを描き出していく。アメリカでは公開されるや否やニューヨーク・タイムズ、ロサンゼルス・タイムズなどの辛口批評家筋から絶賛され、北米でたった4館から始まった上映が233館まで拡大するなど口コミで異例の大ヒットを記録した。ロマンティックで美しい映像に加え、本作は音楽も秀逸。主題歌であるデヴィッド・ボウイの『モダン・ラブ』をはじめ、マッカートニーの未発表曲がサントラとして採用されている。なお、本作は2015年度ポニーキャニオンが贈る名画特集『シネマ・スペシャリテ 映画美食宣言 第3弾』のキャンペーンのイチオシ作品で、同サイトではユーザー参加型および店舗参加型を絡めたキャンペーンも展開中だ。『フランシス・ハ』5月2日(土)Blu-ray&DVDリリース、レンタル開始Blu-ray:4700円+税DVD:3800円+税発売元:新日本映画社販売元:ポニーキャニオン
2015年01月20日『イカとクジラ』(’05)でアカデミー賞「脚本賞」にノミネートされたノア・バームバック監督による最新作『フランシス・ハ』が、早くも5月2日(土)にBD&DVDで発売されることが決定した。本作の主人公は、27歳の見習いダンサー、不器用で大雑把なフランシス。彼女は中途半端な自分に焦り、もがきながらも、自分らしく前向きに生きていく――。等身大のニューヨークライフをリアルに描き、全米メディアが軒並み年間ベスト10に選出。北米でたった4館から始まった上映が口コミで広がり、233館まで拡大し“奇跡の映画”とも言われた一作だ。そして、ウディ・アレンの『マンハッタン』(’79)などいくつもの映画へのオマージュも見どころとなっており、温かいタッチにロマンティックで美しい映像に加え、音楽も重要なポイント。主題歌であるデヴィッド・ボウイの「モダン・ラブ」を始め、ポール・マッカートニーの未発表曲がサントラとして採用されているなど、映像に彩りを添えている楽曲も聴き逃せない。また、同作はポニーキャニオンが贈る2015年度最新名画コレクション“映画美食宣言 シネマ・スペシャリテ”第3弾の対象作品。ユーザ参加型のキャンペーンを展開中で、豪華賞品のプレゼントなどを実施中だ。期間中は、新たな企画も始まるのでチェックしてみて!<『フランシス・ハ』DVD/リリース情報>【セル】Blu-ray¥4,700(本体)+税【セル】DVD¥3,800(本体)+税発売日:5月2日(土) ※DVDレンタル同時開始発売元:新日本映画社販売元:ポニーキャニオン(C) Pine District, LLC.(text:cinemacafe.net)
2015年01月20日パリのフレグランスブランド「メゾン・フランシス・クルジャン(Maison Francis Kurkdjian)」は、新オードトワレ「アクアヴィタエ(Aqua Vitae)」を10月1日に発売する。構想から商品化まで18ヶ月を要したという今作は、クルジャン自身のバカンス中の体験からインスパイアされた香り。「暑く乾燥した日に原付バイクで走行していたとき、体を包み込み愛撫するような熱気を感じ、シンプルな生活の中にある美しさを発見した。生きることの美しさをイメージしてこの香りを作りあげた」とクルジャン氏。「アクアヴィタエ」とは、「命の水」を意味する。トップノートは、マダガスカル産バニラと肌の温もりを表現するトンカビーン。汗ばんだ肌の塩気を感じさせるガイアックウッドと、風や空気をイメージしたヘディオンによるハートノートに、レモンとマンダリンが続く。「作曲家が音符、小説家が言葉を選ぶように、僕は適した香りを一つひとつセレクトする」と同氏。メゾン・フランシス・クルジャンは、2009年に誕生。TPOに合わせてフレグランスを変える「香りのワードローブ」を提案。クチュールを意識し、ブランド名に「メゾン」を冠している。日本には昨年9月に上陸し、ベストセラーは、柑橘系の「アクアユニヴェルサリス(Aqua Universalis)」。
2013年09月03日イ・スンギとハ・ジウォン主演の最新ドラマ『キング ~Two Hearts』のDVDが11月にリリース&レンタルされるのを記念して、ダイジェスト映像が公開された。ドラマ予告動画ドラマ『キング ~Two Hearts』は、韓国で王室が存続していたらという設定のなか、国境と身分を越えて繰り広げられる仮想王室ラブコメディ。『華麗なる遺産』のスンギが、王になりたくないため自由奔放に生きてきた韓国王室の王子イ・ジェハ役を、『シークレット・ガーデン』のジウォンが、北朝鮮の特殊部隊に所属する女性教官キム・ハンア役を演じ、ふたりが国や生活環境の違いから衝突し合いながらも恋に落ちてゆく姿を描く。ダイジェスト映像では、ふたりが出会うシーンからはじまり、反発し合いながらも徐々に距離を縮めていく姿が描かれている。韓国でも話題となったという、スンギの王室ファッションや、アクションを披露するジウォンの姿も盛り込まれた見応えのある内容となっており、少女時代のテヨンが歌う主題歌『狂おしいほど会いたい』の一部を聴くこともできる。そのほか、チョ・ジョンソク(『WHAT’S UP』)演じる王室近衛隊中隊長ウン・シギョンと、イ・ユンジ(『宮~Love in Palace』)演じる王子の妹イ・ジェシンの恋愛も並行して描かれ、やがて政略結婚をすることになった王子ジェハと女性教官ハンアが、周りの人たちを巻き込みながらさまざまな事件や壁にぶつかり、愛と家族のために奮闘する姿が映し出されている。後半には、ふたりが日本のファンに向けてコメントを寄せており、スンギは「理念も思想もまったく違う男女が出会い、愛し合い困難を乗り越えていく姿を温かく見守ってくれたらと思います」と話している。『キング ~Two Hearts』11月21日(水)DVD-BOX1、2同時発売DVD-BOX1&2セット価格:39900円(税込)DVD-BOX1価格:19950円(税込)DVD-BOX2価格:19950円(税込)11月7日(水)TSUTAYAにてレンタル開始発売元:カルチュア・パブリッシャーズセル販売元:アミューズソフト
2012年10月03日「華麗なる遺産」のイ・スンギと「シークレット・ガーデン」のハ・ジウォンという、これまでの出演ドラマ全てがヒットを飛ばしている2人が夢の競演を果たした王室ラブロマンスドラマ「キング ~Two Hearts」が今秋、待望のDVDリリースとなる。これに先駆けて、このたび本邦初公開となる予告編映像がシネマカフェに到着した。国や王座には無関心で自由気ままに暮らす韓国の国王の弟イ・ジェハと、北朝鮮の特殊部隊の女性教官キム・ハンア。本来出会うはずのない2人が、世界将校大会(WOC)で最悪の出会いを果たし、運命の恋に落ちる――。人気韓国ドラマ「宮~Love in Palace」、「マイ・プリンセス」を彷彿とさせる“王室”、“政略結婚”、“ラブロマンス”という韓国恋愛ドラマの要である三大要素を含む本作。女たらしのダメダメ王子・ジェハを演じるのは、どこか幼さの残る表情が魅力的なイ・スンギ。そして最強女性将校・ハンアを、NHKで放送され絶大な人気を集めたドラマ「ファン・ジニ」での凄みのある演技が記憶に新しいハ・ジウォンが演じる。今回シネマカフェに到着したのは、最悪の出会いを果たした2人が次第に惹かれあい、愛し合うようになるまでを描いた日本初公開の映像!また、クライマックスシーンでは挿入歌である「少女時代」のテヨンが歌い上げる切ないバラード「くるおしいほどせつない」が流れ、2人の行き場のない思いをより一層ドラマティックに盛り上げる。監督・脚本を務めるのはチャン・グンソク主演のヒット作「ベートーベン・ウィルス」のコンビ。本国・韓国での放送時の裏番組では、「JYJ」のユチョン主演「屋根裏の皇太子」、韓国の演技派俳優オム・テウン主演「赤道の男」が放送され激戦を極めたが、堂々の視聴率1位スタートを記録していた。ちゃらちゃらして無神経なはずのジェハがハンアの前で弱音を吐くシーンには、女子ならば誰もが母性本能をくすぐられるはず。そして、ラストに流れる「彼女の愛で、僕は本当の王になる」という言葉――果たしてジェハはハンアの支えを得て“王”としての務めを全うすることができるのか?本国では「涙が止まらない」との声が続出した、2人の切なくも幸福感あふれるロマンスをまずはこちらの予告編からチェック!「キング ~Two Hearts」はMnetにて8月25日(土)に第1話先行プレミア放送後、9月9日(日)より放送スタート。さらに今秋、DVDリリース予定。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERY<セル>「キング ~Two Hearts」今秋、DVD−BOX I、DVD−BOXII発売発売元:カルチュア・パブリッシャーズ販売元:アミューズソフト<レンタル>「キング ~Two Hearts」今秋、TSUTAYAにてレンタル開始発売元/販売元:カルチュア・パブリッシャーズ提供:カルチュア・パブリッシャーズ、CJ E&M Japan© KIMJONGHAK PRODUCTION■関連作品:キング ~Two Hearts [海外TVドラマ]© KIMJONGHAK PRODUCTION
2012年08月22日韓国の女優ハ・ジウォンとペ・ドゥナが4月20日、千葉市民会館で開催された主演映画『コリア』の特別試写会に登場。試写会前に記者会見を行い、作品への思いを語った。会見の写真同作は、1991年に千葉で開催された第41回世界卓球選手権大会で、史上初の南北コリア統一チームとして出場することになった卓球選手達の46日間を描いた物語。ハ・ジウォンは韓国のヒョン・ジョンファさんを、ペ・ドゥナは北朝鮮のリ・ブニさんを演じている。ハ・ジウォンは「『コリア』は、俳優とスタッフの汗と情熱が込められた作品です。最初は、北朝鮮の人の言葉に対して、同じ民族なのに違和感を感じたこともありましたが、46日間を通して、“ふたつよりひとつの方が強い”、“ふたつがひとつになる”ということに心を揺さぶられました。南北間の事実を知らない若い世代の人たちも感動すると思います」と熱っぽく語った。また撮影を振り返り、ハ・ジウォンは「撮影現場の体育館の室内温度は50度近くあったのですが、1日12時間、1か月間過ごしました」と過酷な状況下であったことを明かし、ぺ・ドゥナは「約6か月近く卓球の練習をしたら足の親指の爪がとれてしまいました。ヒョン・ジョンファさんに伝えたら『私には足の爪はありません』とおっしゃいました」と過酷な練習を思わせる告白で驚かせた。会見には、ムン・ヒョンソン監督やキャストのパク・チョルミン、元統一チームのヒョン・ジョンファさんらも同席。本作がデビュー作となるムン・ヒョンソン監督は「南北間の関係で、唯一の美しい出来事が今回の選手達の物語じゃないかと思いました。幼い頃から卓球に興味があり、ヒョン・ジョンファさんのファンでもあった」と作品誕生のきっかけを語った。今回来日した唯一の男性俳優のパク・チョルミンは「私は“顔”で成功する俳優です」と会場を沸かせながら「コーチ役として卓球の球を200~300球投げる練習をひたすらしていました。お酒に酔うシーンは40杯くらい飲んだのでその日は何も食べられなかった」と終始笑いを誘った。実際に、統一チームとして戦ったヒョン・ジョンファさんは「全編をあえて観なかったのですが、先日、全て観た時に昔のことがオーバーラップして涙しました。ハ・ジウォンさんもペ・ドゥナさんもしっかりと演じてくださって感謝しています」と感慨深げに思いを述べた。特別試写会では、ペ・ドゥナをはじめ出演者も観客とともに鑑賞。上映後に行われた舞台挨拶では、ハ・ジウォンは感極まって涙を流し、言葉を詰まらせていた。映画『コリア』は韓国にて5月3日(木)より公開される。日本での公開は未定。
2012年04月25日『チェイサー』で初監督作ながら韓国の映画賞を総ナメにしたナ・ホンジン監督の最新作『哀しき獣 THE YELLOW SEA』で主演を務めたハ・ジョンウとキム・ユンソクのインタビューが、公開を前に届いた。その他の写真本作は、ある陰謀に巻き込まれ、警察や黒幕に追われることになったタクシー運転手の孤軍奮闘を描いたクライム・サスペンス。主演のハ・ジョンウと冷徹な殺人請負人に扮したキム・ユンソクが『チェイサー』以上にスリリングな逃走攻防劇を見せる。ナ監督の『チェイサー』から続投となる主演のハ・ジョンウとキム・ユンソク。撮影で印象に残った点についてハ・ジョンウは、「急勾配の山々を登らなくてはならなかったり、撮影中に水(海?)の中に落下したこともありましたね。でもそれ以上に、グナムというキャラクターになりきって、長期間の撮影を続けたのが最も難しかったです」とコメント。お互い演じたキャラクターについて、ハ・ジョンウは「非常に人間的なドラマだと感じた。妻と子供がいる一家の主として、愛するものを救おうとする中で追いつめられていき、モンスターへと変身してしまうグナムに共感しましたね」と語り、キム・ユンソクは「(舞台となった)延吉で野生の動物のように生きている大陸気質の人たちの姿を実際に目にし、そんなところに魅力を覚えました。ああした環境に置いては、善悪の境が非常に曖昧になる。ミョンガが「悪」かどうかを決めるのは観客のみなさん次第。彼の生き抜こうとする欲求とそのための術を表現したかった」と話した。また再タッグとなったナ監督について、キム・ユンソクは「我々が忘れてしまったものを物語として描き上げることのできる、並外れた才覚の持ち主。一緒に2作品作ってみて気がついたのは、彼は些細で、恐らくは取るに足らないような物語を、自らの世界観で表現し、リアルな問題に変えて我々の目の前に突きつけることができること。現実に根付いた物語を作り上げる才能と、芸術性があるからこそ、キャラクターが鮮明に描かれる」と称賛のコメントを残した。『哀しき獣 THE YELLOW SEA』2012年1月7日(土)、シネマート新宿他全国ロードショー(C)2010 WELLMADE STARM AND POPCORN FILM ALL RIGHTS RESERVED.
2011年12月15日妻夫木聡×ハ・ジョンウという日韓の人気俳優の競演で注目を集める『ノーボーイズ、ノークライ』。8月22日(土)の公開を前に、8月2日(日)に駐日韓国文化院にて試写会が開催され、上映後には妻夫木さんとジョンウによる舞台挨拶が行われた。会場には、日本人と韓国人の観客がほぼ半分ずつ訪れ、2人が登場すると大きな歓声がわき起こった。妻夫木さんは「カムサハムニダ(=ありがとう)!韓国語は話せませんが、これだけ大勢のお客さんに来ていただいてありがとうございます。2人で作った作品です。みなさんの明るい表情がうかがえてひと安心です」と笑顔を見せた。ジョンウも「日本で舞台挨拶ができて嬉しいです。この作品を通じて、日韓両方の方にお会いできて光栄です」と喜びを語った。本作で初めて韓国語のセリフに挑んだ妻夫木さんは「本当に難しかったです。イントネーションで言葉の意味がかなり変わってしまうので、これには苦労しましたね。お気に入りの韓国語は『ウミモルゲッソ(=意味分かんない)!』」と語り、場内は大きな笑いに包まれた。逆に、日本語のセリフに挑戦したジョンウはというと、「難しいと思っていたのですが、韓国語と似ていましたね。撮影の合間に、日本人スタッフが話しているのに耳をそばだてたりという努力をしました」とのこと。ちなみにお気に入りの日本語は「さかな」だとか。さらに2人は劇中、一緒にカラオケでPUFFYの「アジアの純真」も披露しているが、妻夫木さんによれば、「一発本番だったので、まず覚えるのが大変でした。ハ・ジョンウさんの方が大変だったでしょうね。実は語尾を強調したりして、ごまかしながら歌っていたかも(笑)」と告白。これを受け、ジョンウも「やはり日本語で歌うのは難しいですね。カンペを出してもらいながらでしたが、途中から盛り上がり過ぎてフリがアドリブになりました。カンペの人が私がどう動くか分からずあっちこっちしていたので大変そうでした」と認め、笑い飛ばした。最後に、妻夫木さんから「ハ・ジョンウさんと出会ってアジア映画の可能性を感じました。もっともっと面白いものを作っていけると思ったので、これからも応援をお願いします」とメッセージが贈られ、イベントの幕は閉じた。『ノーボーイズ、ノークライ』は8月22日(土)よりシネマライズ、新宿武蔵野館、シネ・リーブル池袋ほか全国にて公開。■関連作品:ノーボーイズ、ノークライ 2009年8月22日よりシネマライズほか全国にて公開© 2008『The Boat』フィルム・コミッティ■関連記事:妻夫木聡の歌声、聴いたことある?『ノーボーイズ、ノークライ』熱唱映像が到着!妻夫木聡×ハ・ジョンウ『ノーボーイズ、ノークライ』試写会に15組30名様ご招待妻夫木聡、韓国ファン2千人に挨拶「撮影が終わったときは思わず泣いてしまった」妻夫木の次の恋人はあの人!日韓映画『ノー ボーイズ、ノー クライ』ヒロイン決定
2009年08月03日