エミー賞を主催する「テレビジョン・アカデミー」が、2021年3月から適用される新しいルールを発表した。先月末に「映画芸術科学アカデミー」がアカデミー賞のルールを変更したことが大きく影響した模様。今年は新型コロナウイルスの影響でほぼ全ての映画館が営業中止になったため、「映画芸術科学アカデミー」は、アカデミー賞のノミネート資格を得るための条件「ロサンゼルス郡で7日間以上上映しなければならない」というルールを一時的に廃止。劇場公開日を設定していた作品なら、デジタル配信のみでの公開でも可能と決定した。「テレビジョン・アカデミー」は声明文の中で、「映画芸術科学アカデミー」が発表したこのルール変更を支持すると表明した上で、「アカデミー賞にノミネートされた作品は、エミー賞では選考対象外とする」というエミー賞側のルール変更も明らかにした。ここ数年、特にドキュメンタリー作品の「映画」と「テレビ」の境界線があいまいとなっており、アカデミー賞とエミー賞のどちらにもノミネートされたり、受賞するという作品が増えている。昨年は「ナショナルジオグラフィック」の長編ドキュメンタリー映画『フリーソロ』がアカデミー長編ドキュメンタリー映画賞を獲得し、エミー賞でも7部門受賞を果たした。(Hiromi Kaku)
2020年05月08日近年、マストバイアイテムとして注目されつつあるブルーライト対策コスメ。紫外線と同じように、ブルーライトは目に見えないからこそしっかりと対策をしたいところ。また、ブルーライトはコスメでカバーするほか、スキンケアでトラブルから肌を守る方法も。TRANSLIGHT(以下、トランスライト)が展開する3つのケアアイテムを紹介します。そもそもブルーライトとは可視光線(ヒトの目で見ることのできる光)のなかで最も波長が短い青色光のこと。非常に強いエネルギーを持っているため、角膜や水晶体では吸収されず網膜まで到達します。パソコンやスマートフォンといった身近なLEDディスプレイ・照明に含まれていて、睡眠への影響のほか、瞳の奥へ届くことで肌トラブルを引き起こすといわれます。※詳しく知りたい人はこちらから ブルーライト研究会ブルーライトから肌を守るスキンアイテムトランスライトは、株式会社I-neが展開する新ブランド。肌トラブルの原因となる”ブルーライト対策専用”スキンケアアイテムを展開しています。モイストローション(化粧水)・エッセンスジェル(美容液)・クリームの3つのアイテムにはそれぞれ、ブルーライトによる肌の乾燥を防ぐ「TRANSLIGHTコンプレックス」という特殊な成分を配合。肌を保護するだけでなく、ケア・修復をしてくれます。モイストローション容 量 120mL/価 格 2,000円(税別)ブルーライトによる乾燥を対策するローション。美容液・クリームをなじみやすくするための基礎アイテムです。とろみのあるテクスチャですが、肌に伸ばすとサラサラとしてベタつかずに使えるのもポイント。毎日のお手入れで活躍してくれます。エッセンスジェル容 量 30mL/価 格 2,700円(税別)キラキラと輝く液晶の美容成分が入ったジェル美容液。毎日浴びているブルーライトで乾燥してしまった肌に、潤いと柔らかさを与えてくれます。きめ細かく伸びが良いテクスチャで、肌に吸い込まれるような使い心地。輝き成分で肌を美しく見せてくれる美容液です。リッチクリーム容 量 30g/価 格 2,700円(税別)コクのあるリッチな質感で、肌をダメージから保護してくれます。しっとりとしたテクスチャなのに着け心地が軽いのが特徴。パール1粒分の量でもしっかりとケアとしてくれるスペシャルなクリームです。新時代のケアアイテムとして注目現代ではパソコンもスマートフォンも見ない日はなく、肌はブルーライトによって知らない間にダメージを受けています。気がつかないうちに乾燥してしまった肌には、専用のケアをしてあげましょう。ブルーライト対策アイテムは、令和コスメとしても注目です!TRANSLIGHTモイストローション(化粧水)/120mL/2,000円(税抜)エッセンスジェル(ジェル状美容液)/30mL/2,700円(税抜)リッチクリーム(クリーム)/30g/2,700円(税抜)<販売店舗>公式WEBサイト(&Habit)・オンラインストア全国のバラエティショップ(PLAZA、Loft、shop in)、全国ドラッグストア で販売※一部店舗除く text: Mizuki
2020年04月09日ジュゼッペ ザノッティ(GIUSEPPE ZANOTTI)の2020年春夏コレクションより、クリスタルリボンをあしらった新作サンダル「ジャミラ(JAMILA)」が登場する。「ジャミラ」は、きらめくクリスタルのリボンをアンクルストラップにあしらったハイヒールサンダルだ。今季の着想源の1つ「忘れられない過去」に合わせてヴィンテージ調に仕上げたクリスタルリボンは、1100個のクリスタルを手作業で組み合わせたもの。優美でエレガンスあふれるサンダルとなっている。カラーは、ブラックのスエードとラミネートシルバーのレザーで展開。なお、ストラップは取り外し可能で、場面に合わせて異なる表情を楽しむことができる。【詳細】ジャミラ2020年3月現在発売中カラー・価格:ブラック 185,900円 / シルバー 179,300円※価格はいずれも税込【問い合わせ先】ジュゼッペ ザノッティ ジャパンTEL:03-6894-7510
2020年04月03日ジュゼッペ ザノッティ(GIUSEPPE ZANOTTI)の2020年春夏コレクションから、リボンをモチーフにした新作サンダルが登場。ロマンティックなリボンを主役に新作サンダルの主役として選ばれた“リボン”のモチーフは、イタリアの職人がひとつひとつ丁寧に作成したシンメトリックな表情が印象的。またクチュールを連想させる“ふんわり”と拡張されたシェイプも特徴で、女性の足もとを華やかに引き立てる、ロマンティックな一足に仕上がっている。ヒールorフラットタイプ?サンダルは、10.5cmのヒールを持つシルクミュールの「HANNA」と、フラットタイプの「JOHANNA」の2タイプを用意。デザインはいずれも、レッド、ブラック、レオパード、クリスタルの全4パターンを揃えている。詳細ジュゼッペ ザノッティ 2020年春夏新作シューズ販売時期:発売中■「HANNA」(10.5cmヒール)・ブラック/レッド/レオパード 各84,000円+税・クリスタル 113,000円+税■JOHANNA(フラット)・ブラック/レッド/レオパード 各78,000円+税・クリスタル 108,000円+税【問い合わせ先】ジュゼッペ ザノッティ ジャパンTEL:03-6894-7510
2020年03月26日第43回日本アカデミー賞の授賞式が6日、東京・品川のグランドプリンスホテル新高輪にて行われ、最優秀主演男優賞を受賞した松坂桃李が登場した。昨年の第42回日本アカデミー賞では、最優秀助演男優賞を受賞した松坂。今年は映画『新聞記者』で最優秀主演男優賞に輝いた。優秀主演男優賞を受賞した菅田将暉と並ぶと、実は連絡先も知らないという2人の関係について「不思議な感覚なんですよね。僕はライバルという風にも思ってますし、同じ事務所の一人として、同志とも思ってますし」とコメントする一幕も最優秀賞の受賞が発表されると、驚いた様子で登壇し、「ハードルが高い役だなと思いましたが、ウンギョンさんと一緒にお芝居をすることがで きて最後まで駆け抜けることができました」とコメントすると、最優秀主演女優賞を受賞したシム・ウンギョンも見守った。『新聞記者』はさらに、作品賞も受賞。松坂は「ここにいないスタッフとも、喜びを分かち合いたい」と喜び、ウンギョンは「計り知れません。本当に光栄です」と笑顔を見せた。○最優秀主演男優賞 松坂桃李 コメントこの作品は僕の知る限りでは実現するまでに二転三転四転、五転くらいおそらく色々なことがあって、それでもこの作品をしっかりと映画を見てくださる方に届けたいという人が一致団結し、藤井監督の舵の元、撮影を終えることができました。僕自身も、10年ちょっと(俳優を)やってきて、ハードルが高い役だなと思いましたが、ウンギョンさんと一緒にお芝居をすることがで きて最後まで駆け抜けることができました。何より、「この作品で頑張ってこい」「行ってこい」と行ってくれた事務所のマネージャーさん、社長含めて後押ししてくれて嬉しい気持ちでいっぱいです。今日という日を糧に、また新たに作品の一部に自分がちゃんとなれるようにいけたらと思っております。今回は本当にありがとうございました。■最優秀賞受賞リスト作品賞…『新聞記者』監督賞…武内英樹(『翔んで埼玉』)主演男優賞…松坂桃李(『新聞記者』)主演女優賞…シム・ウンギョン(『新聞記者』)助演男優賞…吉沢亮(『キングダム』)助演女優賞…長澤まさみ(『キングダム』)アニメーション作品賞…『天気の子』外国作品賞…『JOKER』新人賞…岸井ゆきの、黒島結菜、吉岡里帆、鈴鹿央士、森崎ウィン、横浜流星(C)日本アカデミー賞協会
2020年03月06日「ストロベリー スイーツ ブッフェ(Strawberry Sweets Buffet)〜ブルーノ(BRUNO)の森へようこそ〜」が、新横浜プリンスホテルにて、2020年3月17日(火)から5月21日(木)までの火・水・木曜日限定で開催される。「ストロベリー スイーツ ブッフェ〜ブルーノの森へようこそ〜」は、ライフスタイルブランド「ブルーノ(BRUNO)」とのコラボレーションによるいちごスイーツブッフェだ。色鮮やかなスイーツなど約30種のメニューを、ブルーノのキッチンアイテムで飾り付け、かわいらしく演出する。スイーツには、甘酸っぱいいちごを使ったタルトやティラミス、クリームブリュレなどがラインナップ。さらに、ブルーノのキッチンアイテムを使ってアレンジした、「シーフードピラフ」や「彩り野菜のスチーム バーニャカウダ」といった軽食も楽しめる。【詳細】ストロベリー スイーツ ブッフェ〜ブルーノの森へようこそ〜期間:2020年3月17日(火)〜5月21日(木)の火・水・木曜日限定時間:18:00〜20:30(L.O. 20:00)※4月29日(水・祝)、5月4日(月・祝)・5 日(火・祝)・6 日(水・振休)は、13:00〜15:30(L.O. 15:00)の時間帯にも開催場所:新横浜プリンスホテル 42階 トップ オブ ヨコハマ バーラウンジ住所:神奈川県横浜市港北区新横浜3-4料金:大人 4,000円、4〜12歳 2,000円※価格はいずれも税込※未成年者は保護者同伴にて利用可※仕入れの都合により、食材メニューが変更となる場合あり【問い合わせ先】レストラン予約係TEL:045-471-1115(10:00~19:00)
2020年03月02日第62回 ブルーリボン賞授賞式が18日に都内で行われ、武内英樹監督、佐藤順子プロデューサー、ワーナー ブラザース ジャパン 高橋雅美社長、中井貴一、長澤まさみ、吉沢亮、MEGUMI、関水渚、司会の舘ひろし、門脇麦が登場した。同賞は東京のスポーツ7紙の映画担当記者からなる「東京映画記者会」が主催する。『台風家族』『ひとよ』で助演女優賞に輝いたMEGUMIは、肩を露出した黒のドレス姿で大人の魅力を見せる。「この世界に入って初めてこんなに大きな賞をいただきました」とスピーチを始め、「グラビアからバラエティにずっとおりまして、子供ができたときにちゃんとした女優さんになりたいなと、周りのスタッフに話をして、そこを目標に10年やってまいりました。こんな賞をいただけたのは歴代のマネージャーのおかげであり、今ついてくれているマネージャーのおかげだと思っております」と感謝。「その憧れの、なかなか手が届かなかった世界にぐっと距離を縮めてくださった、『台風家族』の市井(昌秀)監督と、『ひとよ』の白石(和彌)監督には心の底から感謝しております」と語った。この受賞に、家族も「よく頑張ったね」と喜んでいたというMEGUMI。館から「素晴らしい演技でした」、門脇から「本当に素敵でした」と声をかけられ、「本当!? ありがとう〜」と嬉しさを見せていた。○第62回ブルーリボン賞 受賞結果作品賞:『翔んで埼玉』外国作品賞:『ジョーカー』監督賞:真利子哲也『宮本から君へ』主演男優賞:中井貴一『記憶にございません!』主演女優賞:長澤まさみ『コンフィデンスマンJP』助演男優賞:吉沢亮『キングダム』助演女優賞:MEGUMI『台風家族』『ひとよ』新人賞: 関水渚『町田くんの世界』
2020年02月19日第62回 ブルーリボン賞授賞式が18日に都内で行われ、武内英樹監督、佐藤順子プロデューサー、ワーナー ブラザース ジャパン 高橋雅美社長、中井貴一、長澤まさみ、吉沢亮、MEGUMI、関水渚、司会の舘ひろし、門脇麦が登場した。同賞は東京のスポーツ7紙の映画担当記者からなる「東京映画記者会」が主催する。『翔んで埼玉』で作品賞に輝いた武内監督は、同作が埼玉県内で10億円の興行収入を得たことから、埼玉県民について「よっぽどマゾというか、寛大な心をもった人々なんだろうなというのを感じました」と苦笑した。主演女優賞に輝いた長澤は、「昨今はいろんな情報が錯綜して、コンフィデンスマンの世界のように、何が本当で何が嘘かわからないところがあるなと思います。ダー子という人を演じていく上で、彼女は自分なりの信念のもとに、自分で見たもの、感じたことに突き進んでいくキャラクターだなと思っていて、彼女を演じるたびに、そんな姿に勇気づけられて、私もダー子のように信念を持って生きていけたらいいなと思っております」と語る。「ドラマを撮影してからコンフィデンスマンの世界にどれだけ長くいるんだろうって。でもそれだけ楽しく幸せな時間で、愛すべきスタッフ、愛すべき共演者、そして愛すべきコンフィデンスマンたちと一緒にみんなで頑張ってこの作品を作り上げたことで、この賞がいただけたのではないかと思います。本当に嬉しいです」と感謝。さらに「この作品が本当に大好きなので、まだまだコンフィデンスマンの世界が続いたらいいのになと思っています」と希望した。○第62回ブルーリボン賞 受賞結果作品賞:『翔んで埼玉』外国作品賞:『ジョーカー』監督賞:真利子哲也『宮本から君へ』主演男優賞:中井貴一『記憶にございません!』主演女優賞:長澤まさみ『コンフィデンスマンJP』助演男優賞:吉沢亮『キングダム』助演女優賞:MEGUMI『台風家族』『ひとよ』新人賞: 関水渚『町田くんの世界』
2020年02月19日第62回 ブルーリボン賞授賞式が18日に都内で行われ、武内英樹監督、佐藤順子プロデューサー、ワーナー ブラザース ジャパン 高橋雅美社長、中井貴一、長澤まさみ、吉沢亮、MEGUMI、関水渚、司会の舘ひろし、門脇麦が登場した。前回の主演男優賞・主演女優賞受賞者が司会を担当するという恒例のため、MC席に立った舘と門脇。門脇が「ちょっと台本の字が小さくないですか?」と振ると、舘がCMキャラクターを務める「ハズキルーペ」をかけて会場は拍手喝采というところから、式がスタートした。式は進み、主演男優賞に輝いた中井が「先日、このブルーリボン賞受賞の取材を受けさせていただいたときに、記者の方にまず言われたのが『おめでとうございます」そして次に言われたのが、『来年、司会をすることになります』」とスピーチを始めると、司会の舘が中井のマイクスタンドを調整しに登場。中井は苦笑しながら「あの、このブルーリボン賞の授賞式に関しては、司会者の腕にすべてかかっていますと言われました。なので最初から舘さんと門脇くんの司会ばかりに目がいってしまいました」と明かす。さらに、中井が「舘さん、あの、司会の最中にあそこでこそこそしゃべってるの、全部(マイクに)入ってます」と指摘すると、舘は「入ってた!? まずいな、おい」と驚いた様子に。「役作りでなんか苦労したことあった?」とフランクに話しかける舘に、中井が「舘さん、俺のときずいぶん楽ですね!」とつっこむ一幕も。舘が、「来年は長澤さんと司会ですよ」とにやりとすると、中井は「僕と長澤くんは、『グッドモーニングショー』という映画を撮りまして、2人ともアナウンサー役だったんです。そのときにちょっとリハーサルはしてあるので、来年は『えーっと、次なんだっけ』とか、そういうのなしです」と、宣言し、舘のゆるい司会っぷりを楽しんでいた会場は爆笑。中井はさらに「だいたい、舘さん、飛び道具持ってますからね。メガネかけただけであれだけ笑われるって。来年、メガネ貸してください」と要求し、舘は「差し上げます」と応じていた。○第62回ブルーリボン賞 受賞結果作品賞:『翔んで埼玉』外国作品賞:『ジョーカー』監督賞:真利子哲也『宮本から君へ』主演男優賞:中井貴一『記憶にございません!』主演女優賞:長澤まさみ『コンフィデンスマンJP』助演男優賞:吉沢亮『キングダム』助演女優賞:MEGUMI『台風家族』『ひとよ』新人賞: 関水渚『町田くんの世界』
2020年02月19日第62回 ブルーリボン賞授賞式が18日に都内で行われ、武内英樹監督、佐藤順子プロデューサー、ワーナー ブラザース ジャパン 高橋雅美社長、中井貴一、長澤まさみ、吉沢亮、MEGUMI、関水渚、司会の舘ひろし、門脇麦が登場した。同賞は東京のスポーツ7紙の映画担当記者からなる「東京映画記者会」が主催する賞。映画『キングダム』で助演男優賞を授賞した吉沢は、「このような歴史のある賞を……」と話し始めたものの、マイクの位置が若干下だったために客席はざわざわ。マイクを直そうとする吉沢に、司会の舘が飛んできて位置を直す一幕に、その場も和んだ様子だった。吉沢は改めて「『キングダム』という作品でこの賞を取れたというのが何よりも嬉しくて、撮影している時もキャストもスタッフの皆さんもものすごい熱量で、誰一人手を抜いている人はいない、全員が全身全霊で挑んでいく、『絶対いいものにしていく』という熱量で挑んだ作品でもあった」と振り返る。「殺陣のシーンが大迫力でした」と絶賛する舘に、「撮影に入る2カ月前くらいから山崎賢人と2人で合わせて行きました」と答える吉沢。2役を演じ、苦労したのは「目の動きですね。目力とか目線の動きとか、1番に意識したかもしれないです」と明かす。舘は吉沢に「大河の主演も決まって、ノリに乗っている。何年か前、『さらばあぶない刑事』でお世話になりました」と感謝。「もうちょっとあのとき、ゴマすっとけばよかったな」とこぼす舘に、会場でも笑いが起こっていた。○第62回ブルーリボン賞 受賞結果作品賞:『翔んで埼玉』外国作品賞:『ジョーカー』監督賞:真利子哲也『宮本から君へ』主演男優賞:中井貴一『記憶にございません!』主演女優賞:長澤まさみ『コンフィデンスマンJP』助演男優賞:吉沢亮『キングダム』助演女優賞:MEGUMI『台風家族』『ひとよ』新人賞: 関水渚『町田くんの世界』
2020年02月19日インディペンデント・スピリット賞が発表された。作品賞に輝いたのは、『フェアウェル』。この部門のほかの候補作は、『マリッジ・ストーリー』『名もなき生涯』『アンカット・ダイヤモンド』『Clemency』だった。主演男優賞は『アンカット・ダイヤモンド』のアダム・サンドラー、主演女優賞は『ジュディ 虹の彼方に』のレニー・ゼルウィガー。助演男優賞は『ライトハウス』のウィレム・デフォー、助演女優賞は『フェアウェル』のチョウ・シュウチン。監督賞は『アンカット・ダイヤモンド』のベニー&ジョシュ・サフディ、脚本賞は『マリッジ・ストーリー』のノア・バームバック。国際映画賞は『パラサイト/半地下の家族』だった。文=猿渡由紀『フェアウェル』4月10日(金)公開
2020年02月10日ディズニーとブルーノ・マーズが音楽映画でコラボレーションすることになった。マーズは主演とプロデューサーを兼任する。マーズはこの映画のために複数の新曲を書くようだ。ストーリーや公開時期はわかっていない。マーズは11個のグラミー賞を獲得したアメリカ人シンガーソングライター。これまでに全世界で売れたシングルは2億枚。映画では、サラ・ジェシカ・パーカーとニコラス・ケイジの『ハネムーン・イン・ベガス』にカメオ出演したことがある。文=猿渡由紀
2020年02月07日ブルーノ・マーズがディズニーとタッグを組み、音楽をテーマとした映画を製作することが明らかになった。ブルーノは主演&プロデューサーを兼任するという。「Deadline」が報じた。ストーリーの構想は不明だが、ブルーノが作る音楽とパフォーマンスが観られる映画になるとのこと。ブルーノ自身も、ツイッターで『ピノキオ』の「星に願いを」の歌詞を引用したコメントと、同曲を自らアレンジしてピアノで弾く姿を収めた動画で、ディズニー映画を製作することを報告している。ファンは大喜びで、「ブルーノはディズニー映画とそのサウンドトラックを作るために生まれてきたし、それが運命でもある!」「うれしくて泣いてる」などの声が寄せられている。「みんな、聞いて。ブルーノが一番新しいプリンセスになる」というユーモアにあふれたコメントも。今後、監督と脚本家、またはどちらも兼任する人物が決定するといわれている。歌手のイメージが強いブルーノだが、実は過去に俳優としての映画出演歴もある。小さな頃からエルヴィス・プレスリーのモノマネをしていたことで話題を呼び、6歳のときにニコラス・ケイジ主演の『ハネムーン・イン・ベガス』にリトル・エルヴィスとして出演。2014年には3Dアニメ『Rio 2』で声優を務めたこともある。(Hiromi Kaku)
2020年02月07日ミルク(MILK)の2020年春コレクションから、「ブルーバード」シリーズのワンピースなどが登場。2020年2月上旬よりミルク全直営店で発売される予定だ。ミルクの新作「ブルーバード」シリーズは、幸福の象徴とされる“青い鳥”が主役。ワンピースをはじめスカートやブラウスに、青い鳥、すみれの花、蝶々、ブルーリボンなどを散りばめたプリントを採用している。ロング丈の軽やかなドレスは、パフスリーブの袖口に華奢なリボンをあしらって、より一層フェミニンな印象に。繊細なレースを施したロングスカートは、裾にふんわりとしたギャザーを入れることで、ロマンティックなムードに仕上げている。すみれの花も、目を惹くモチーフ。無地のドレスの胸元やブラウスの襟元で、鮮やかに花開いている。ピアスやチョーカー、ヘアクリップといったアクセサリー類にも、パープル、ブルー、ピンクと色とりどりの花を咲かせるバイオレットモチーフを飾った。【詳細】ミルク 2020年春コレクション「ブルーバード」シリーズ発売時期:2020年2月上旬予定販売店舗:ミルク全直営店(原宿本店、新宿店、大阪店、札幌店)※各直営店によって入荷状況が異なる。アイテム例:・ブルーバード ドレス 32,000円・ブルーバード ワンピース 27,500円・ブルーバード スカート 25,000円・ヴィオラ ブラウス 19,800円・バイオレッタ ヘアクリップ 3,600円【問い合わせ先】ミルクTEL:03-3407-9192
2020年02月07日アニー賞の結果が発表された。作品賞を受賞したのはNetflixオリジナルの『クロース』。インディーズ作品賞は、Netflixが世界配信権を獲得したフランスの『失くした体』だった。日本からはインディーズ作品部門に『天気の子』『プロメア』『若おかみは小学生!』がノミネートされていた。これら3本はいずれも無冠に終わったが、意外だったのは『トイ・ストーリー4』『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』、またゴールデン・グローブを受賞した『Missing Link』も無冠だったこと。『アナと雪の女王2』も、ジョシュ・ギャッドが声優部門を受賞したのにとどまっている。過去にはピクサー、ディズニーが制覇してきたオスカーの長編アニメ部門も、今年は予測が難しくなりそうである。文=猿渡由紀
2020年01月27日日本のみならず世界中で大ヒットした『ジョーカー』をはじめ、今年も話題となっているアカデミー賞。中でも作品賞にノミネートされる映画は毎年良作揃いで、見ごたえのあるものばかり。とりわけ今年は、近年稀に見るほど授賞式以前に劇場で鑑賞できる作品賞ノミネート作が多いことでも注目されている。マット・デイモン&クリスチャン・ベイル主演『フォードvsフェラーリ』公開中マット・デイモンとクリスチャン・ベイル、アカデミー俳優の2人を主演に起用し、歴史上最も伝説的なレースで、絶対王者フェラーリに立ち向かった男たちの奇跡のような挑戦の実話を描いた『フォードvsフェラーリ』。舞台は世界が熱狂した1966年のル・マン24時間レース。歴史を変えた、2人の男の熱い友情と、チームの絆、そして不可能に挑戦し続ける姿を描いた奇跡の大逆転の物語には共感する人が続出中。本年度アカデミー賞では作品賞のほか、編集賞、録音賞など4部門にノミネートされ、レースをテーマにした映画としては初めて作品賞にノミネートされた。さらに先日、本国で発表されたように、ディズニーとの合併に伴い「20世紀フォックス」は「20世紀スタジオ」に名称変更されるため、オープニングの「20世紀FOX」のロゴは本作で見納め。映画ファンにとってはその意味でも見逃せない1本となっている。ポン・ジュノ監督&ソン・ガンホ『パラサイト 半地下の家族』公開中カンヌ国際映画祭にて、審査員満場一致で最高賞のパルムドールに輝き、各国で大ヒットとなっている超話題作。『殺人の追憶』『グエムル漢江の怪物』『スノーピアサー』の監督ポン・ジュノとソン・ガンホが4度目のタッグを組み、本作では、あらゆるジャンルを完璧に融合させながら、いま世界が直面している貧富格差への痛烈な批判をも内包した超一級のエンターテインメントとなっている。本年度アカデミー賞では、韓国映画初となる作品賞、監督賞(ポン・ジュノ)のほかに、国際長編映画賞、脚本賞、編集賞など6部門にノミネート。タイカ・ワイティティ監督、空想上のヒトラーにも『ジョジョ・ラビット』公開中『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ監督が、第2次世界大戦時のドイツに生きる人びとの姿を辛辣なユーモアを交えて描き、第44回トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞したヒューマン・エンターテイメント作品。本年度アカデミー賞では、作品賞のほかに、助演女優賞(スカーレット・ヨハンソン)、脚色賞など6部門にノミネートされている。マーティン・スコセッシ監督&ロバート・デ・ニーロ『アイリッシュマン』Netflix配信中&劇場公開中『タクシードライバー』『レイジング・ブル』など数々の名作を生み出してきた巨匠マーティン・スコセッシとロバート・デ・ニーロが、『カジノ』以来22年ぶり9度目のタッグ。裏社会のボスに長年仕えてきた殺し屋(デ・ニーロ)が秘密と暴力にまみれた自らの半生をふり返る。最新VFXで“若返った”ベテラン俳優たちにも注目。本年度アカデミー賞では、作品賞のほか監督賞(マーティン・スコセッシ)、助演男優賞(アル・パチーノ、ジョー・ぺシ)など、9部門10ノミネートされている。スカーレット・ヨハンソン&アダム・ドライバー主演『マリッジ・ストーリー』Netflix配信中&劇場公開中『イカとクジラ』『ヤング・アダルト・ニューヨーク』のノア・バームバック監督が、スカーレット・ヨハンソンとアダム・ドライバーを主演に迎え、離婚のプロセスに戸惑い、子の親としてのこれからに苦悩する夫婦の姿を、リアルで辛辣ながら思いやり溢れる視点で描いた話題作。本年度アカデミー賞では、作品賞のほか主演男優賞(アダム・ドライバー)、主演女優賞(スカーレット・ヨハンソン)、助演女優賞(ローラ・ダーン)ほか6部門でノミネートされている。そのほか、“全編ワンカット”サム・メンデス監督の『1917 命をかけた伝令』は2月14日(金)から、名作小説「若草物語」をグレタ・ガーウィグ監督が新たな視点で映画化した『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』は3月27日(金)からと、アカデミー賞の結果が出た後での日本公開作品も。第92回アカデミー賞授賞式は日本時間2月10日(現地時間2月9日)に開催される。(text:cinemacafe.net)■関連作品:フォードvsフェラーリ 2020年1月10日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox Film Corporation【Netflix映画】アイリッシュマン 2019年11月27日よりNetflixにて全世界同時配信開始パラサイト 半地下の家族 2020年1月10日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2019 CJ ENM CORPORATION, BARUNSON E&A ALL RIGHTS RESERVEDジョジョ・ラビット 2020年1月17日より全国にて公開©2019 Twentieth Century Fox&TSG Entertainment
2020年01月25日2020年の「エランドール賞」各賞が17日に発表され、新人賞に神木隆之介、安藤サクラ、横浜流星、清原果耶、吉沢亮、橋本環奈が選ばれた。授賞式は、2月6日に都内のホテルで行われる。一般社団法人 日本映画テレビプロデューサー協会が主催する「エランドール賞」は、1年を通して優秀な活躍をした俳優や映画・ドラマなどを表彰するもの。その他の賞は、プロデューサー賞に、映画『翔んで埼玉』の若松央樹氏(フジテレビ)、古郡真也氏(FILM)、NHK大河ドラマ『いだてん~東京オリムピック噺~』の清水拓哉氏(NHK)、家冨未央氏(同)、大越大士氏(テイクファイブ)。プロデューサー奨励賞に、映画『蜜蜂と遠雷』の石黒裕亮氏(東宝)、TBS系ドラマ『凪のお暇』の中井芳彦氏(TBS)を選出。また、特別賞には、映画『新聞記者』製作チームが選ばれた。
2020年01月17日「第43回日本アカデミー賞」の正賞15部門各優秀賞および新人俳優賞・正賞外賞が1月15日(水)に発表された。なお、司会は羽鳥慎一と安藤サクラが務める。優秀作品賞最多12部門は『翔んで埼玉』優秀作品賞に選出されたのは、『キングダム』、『新聞記者』、『翔んで埼玉』、『閉鎖病棟―それぞれの朝―』、『蜜蜂と遠雷』と強力なエンターテインメント作品から社会派作品まで、例年と比較しても実にバラエティに富んだ5本となった。最多12部門を受賞したのは、島谷能成会長が「新しい観客を掘り起こした」と評した『翔んで埼玉』。次いで11部門受賞は『閉鎖病棟―それぞれの朝―』、次に『キングダム』が8部門となっている。なお、第43回日本アカデミー賞は、2018年12月16日~19年12月15日に東京地区の商業映画劇場にて有料で初公開され、1日3回以上、2週間以上継続して上映された40分以上の劇場用劇映画及びアニメーション作品が対象になっている。司会の羽鳥さん&安藤さんが意気込みこれまで授賞式会場でのインタビューやテレビ放送司会の経験はあれど、今回初の司会に抜擢された羽鳥さん。「当日はひとつの作品に多くの方が携わって久々に会う日、同窓会のような場の認識を持ちながら、少しでも授賞式がたくさんの笑顔で包まれるような会になるように、貢献したいという思いで参加します」と神妙な面持ちで語った。しかし、誰にどんな話を聞きたいかという質問が飛ぶと、羽鳥さんは「助演男優賞の岡村隆史の文字を見たとき、すごく安心しました。ひとつ休憩場所にして、あとは緊張感の中、頑張っていきたいと思います」と場内の笑いを誘った。同じく司会を行うのは、第42回同賞で『万引き家族』にて最優秀主演女優賞を受賞した安藤さん。『百円の恋』以来2回目の司会となる安藤さんは、「前回初めてやったとき、なんて特別な時間だろう、特等席だな、とずっと思いながら司会をしていました。2回目だからということで、気が緩まないように、より一層緊張感を持って受賞者の皆さんにとって素敵な時間になることを一番に頑張ってやらせていただきたいです」と笑顔で楽しそうに決意表明していた。主な優秀賞受賞リストは、以下の通り■優秀作品賞『キングダム』『新聞記者』『翔んで埼玉』『閉鎖病棟-それぞれの朝-』『蜜蜂と遠雷』■優秀アニメーション作品賞『空の青さを知る人よ』『天気の子』『名探偵コナン 紺青の拳』『ルパン三世 THE FIRST』劇場版『ONE PIECE STAMPEDE』■優秀監督賞佐藤信介『キングダム』周防正行『カツベン !』武内英樹『翔んで埼玉』平山秀幸『閉鎖病棟-それぞれの朝-』藤井道人『新聞記者』■優秀脚本賞片島章三『カツベン !』詩森ろば/高石明彦/藤井道人『新聞記者』徳永友一『翔んで埼玉』平山秀幸『閉鎖病棟―それぞれの朝―』三谷幸喜『記憶にございません!』■優秀主演男優賞笑福亭鶴瓶『閉鎖病棟-それぞれの朝-』菅田将暉『アルキメデスの大戦』中井貴一『記憶にございません!』松坂桃李『新聞記者』GACKT『翔んで埼玉』■優秀主演女優賞シム・ウンギョン『新聞記者』二階堂ふみ『翔んで埼玉』松岡茉優『蜜蜂と遠雷』宮沢りえ『人間失格太宰治と3人の女たち』吉永小百合『最高の人生の見つけ方』■優秀助演男優賞綾野剛『閉鎖病棟-それぞれの朝-』伊勢谷友介『翔んで埼玉』柄本佑『アルキメデスの大戦』岡村隆史『決算!忠臣蔵』佐々木蔵之介『空母いぶき』吉沢亮『キングダム』■優秀助演女優賞天海祐希『最高の人生の見つけ方』小松菜奈『閉鎖病棟-それぞれの朝-』高畑充希『こんな夜更けにバナナかよ愛しき実話』長澤まさみ『キングダム』二階堂ふみ『人間失格太宰治と3人の女たち』■新人俳優賞岸井ゆきの『愛がなんだ』黒島結菜『カツベン !』吉岡里帆『見えない目撃者』『パラレルワールド・ラブストーリー』鈴鹿央士『蜜蜂と遠雷』森崎ウィン『蜜蜂と遠雷』横浜流星『愛唄 -約束のナクヒト-』『いなくなれ、群青』『チア男子!!』授賞式は3月6日(金)にグランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールで行われ、各部門の最優秀賞が発表される。(cinamacafe.net)
2020年01月15日1月15日、第43回日本アカデミー賞の優秀賞が発表され、優秀作品賞に『キングダム』『新聞記者』『翔んで埼玉』『閉鎖病棟—それぞれの朝—』『蜜蜂と遠雷』の5作品が選ばれた。正賞15部門のなかでは『翔んで埼玉』が最多12部門、『閉鎖病棟—それぞれの朝—』が11部門の優秀賞に輝いた。授賞式で司会を務めるのは、昨年『万引き家族』で最優秀主演女優賞を受賞した安藤サクラと、フリーアナウンサーの羽鳥慎一。羽鳥は、昨年まで6年連続で司会を務めていた西田敏行からバトンを受けるという大役だが「日本テレビに在籍時代、インタビューアとして何度か賞に参加したことはあったのですが、俳優さんに直接お話を聞く機会はなかったので、緊張しますね」と語っていたが「でも映画は大好きなので、機会をいただけて嬉しいです」と笑顔を見せる。さらに羽鳥は「日本アカデミー賞というのは、映画に携わる人が選ぶ大切な賞。作品に参加したスタッフやキャストたちが久々に再会する場でもあるので、たくさんの笑顔を引き出せるように務めたい」と意欲を見せた。一方、2度目の司会となる安藤は「前回『なんて特別な時間なんだ』と感じたことを思い出します。あのときの経験は大きな財産になりました。2回目だからといって気を緩めることなく、より緊張感を持って臨みたいです」と意気込む。また受賞者の一覧を見た安藤は「普段、俳優さんや女優さんにインタビューすることがないので、緊張しますし、先輩にお話を聞くのはおこがましいと思ってしまうかもしれませんが、せっかくのチャンスなので、一視聴者として、素直に聞きたいことをぶつけてみたいです」と抱負を語っていた。今年から日本アカデミー賞協会の会長に就任した島谷能成氏は、昨年まで司会を務めた西田に対して「西田さんの作品への愛や、受賞者への溢れる友情や思いのおかげで、温かい雰囲気の授賞式になりました」と感謝を述べると、興行成績が好調だった2019年の日本映画界を振り返り、「受賞リストを見ると『翔んで埼玉』など、新しい層の鑑賞者を開拓できた年だったなと思います」と総括していた。第43回日本アカデミー賞の主な受賞結果は以下の通り。■優秀作品賞『キングダム』『新聞記者』『翔んで埼玉』『閉鎖病棟—それぞれの朝—』『蜜蜂と遠雷』■優秀アニメーション作品賞『空の青さを知る人よ』『天気の子』『名探偵コナン 紺青の拳』『ルパン三世 THE FIRST』『ONE PIECE STAMPEDE』■優秀監督賞佐藤信介(『キングダム』)周防正行(『カツベン!』)武内英樹(『翔んで埼玉』)平山秀幸(『閉鎖病棟—それぞれの朝—』)藤井道人(『新聞記者』)■優秀主演男優賞笑福亭鶴瓶(『閉鎖病棟—それぞれの朝—』)菅田将暉(『アルキメデスの大戦』)中井貴一(『記憶にございません!』)松坂桃李(『新聞記者』)GACKT(『翔んで埼玉』)■優秀主演女優賞シム・ウンギョン(『新聞記者』)二階堂ふみ(『翔んで埼玉』)松岡茉優(『蜜蜂と遠雷』)宮沢りえ(『人間失格 太宰治と3人の女たち』)吉永小百合(『最高の人生の見つけ方』)■優秀助演男優賞伊勢谷友介(『翔んで埼玉』)柄本佑(『アルキメデスの大戦』)岡村隆史(『決算!忠臣蔵』)佐々木蔵之介(『空母いぶき』)吉沢亮(『キングダム』)■優秀助演女優賞天海祐希(『最高の人生の見つけ方』)小松菜奈(『閉鎖病棟—それぞれの朝—』)高畑充希(『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』)長澤まさみ(『キングダム』)二階堂ふみ(『人間失格 太宰治と3人の女たち』)■優秀脚本賞片島章三(『カツベン!』)詩森ろば/高石明彦/藤井道人(『新聞記者』)徳永友一(『翔んで埼玉』)平山秀幸(『閉鎖病棟—それぞれの朝—』)三谷幸喜(『記憶にございません!』)■新人俳優賞岸井ゆきの(『愛がなんだ』)黒島結菜(『カツベン!』)吉岡里帆(『見えない目撃者』『パラレルワールド・ラブストーリー』)鈴鹿央士(『蜜蜂と遠雷』)森崎ウィン(『蜜蜂と遠雷』)横浜流星(『愛唄—約束のナクビト—』『いなくなれ、群青』『チア男子!!』)取材・文・写真:磯部正和
2020年01月15日『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』でブルーリボン賞など数々の新人賞を受賞した若手実力派・南沙良を主演に迎えた『もみの家』。南さんといえば、12月より新たにオンエアされている「キリン午後の紅茶」の新CMで披露する透明感のある歌声も話題になっている。本作の主演女優、南さんの魅力に迫った。2002年生まれの南さん。「nicola」モデルオーディションでグランプリを受賞し芸能界へ。2017年公開の三島有紀子監督作『幼な子われらに生まれ』で女優デビューし、翌年、蒔田彩珠とW主演した『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』での演技が高く評価されブルーリボン賞、報知映画賞などの新人賞を受賞した。さらにその後も『居眠り磐音』などの話題作へ出演するとともに、最近では多数のCMキャラクターにも起用されている2020年注目の若手女優だ。歌唱力は折り紙つき!!透き通る歌声に癒される…「キリン午後の紅茶」CMでは雪がちらつく寒空の中、ダッフルコートの首元にチェックのマフラーを巻き、公園でギター片手にJUJUのヒットソング「やさしさで溢れるように」を弾き語り。その透き通る声も話題となっている南さん。同CMが始まって以来「朝からほっこりする~」「沙良ちゃん歌うまいな」「このCMの子、知らなくて調べたら南沙良って子らしい。めっちゃかわいい!」などSNSでも反響を呼んでいる。南さんの歌唱力は折り紙付きで、これまでにも同商品の夏のCMでは「JUDY AND MARY」の「Over Drive」を熱唱!さらに『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』では、喋ろうとするたびに言葉に詰まってしまう志乃を演じ、「THE BLUE HEARTS」の名曲「青空」を劇中でのびやかに歌い上げていた。本が大好き!本の虫から書く方面にも進出「普段プライベートな時間をどんな風に過ごしてますか?」と聞かれると必ずと言っていいほど「本が好きです」と答える南さん。実際読んだ本の話もインタビューの中で答えているが、そんな本の虫を公言する南さんは、最近では読むだけでなく書く方にも才能を伸ばし始めている。先日も新潮社のWEBサイトにて、大人気作家・吉田修一の「7月24日通り」についての南さんの書評【「吉田修一小説」と私 あきらめたり、見ないふりをしたり。】が掲載された。さらに、文芸総合誌「yom yom vol.59」からは【届かない手紙を書きたい】という連載もスタート。好きが転じて書くこも始めた文系美女は、さらに80’Sアイドルの曲や、アニメなども好きだという。プライベートの文筆活動も気になるところだ。体当たりのマジ泣き、多彩な表情…等身大の演技が魅力前述の南さんの初主演作『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』では、人とのコミュニケーションに悩み、泣く場面も。感情を爆発させながら泣くシーンでは体当たりのマジ泣きに多くの人が驚かされた。もちろん演技力はそれだけでなく、表情豊かに、作品のテイストや物語に合わせて様々な顔を見せてくれるのも魅力の一つ。最新作『もみの家』では、不登校になった16歳を演じているが、物語の始まりではずっと俯き、虫の鳴くような声しか発しない主人公が、夏・秋・冬とかけて少しずつ笑顔を取り戻していく様が描かれている。自発的に動けなかった少女が人の優しさに触れ、自然の美しさに癒されていくことで、どのように変化するのか。その繊細な感情の機微を表情の豊かさで表現している。そして、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』から成長した南さん自身が見せる『もみの家』での涙は、観る者の涙を誘うこと必至。これからも南さんの成長を追いかけたくなること間違いなしだ。『もみの家』は3月20日(金・祝)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。富山県では2月28日(金)より先行公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:もみの家 2020年3月20日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開/2月28日よりTOHOシネマズファボーレ富山、TOHOシネマズ高岡、JMAXシアターとやまにて先行公開©「もみの家」製作委員会
2020年01月05日9日(現地時間)、ゴールデングローブ賞のノミネーションが発表された。注目を集めたのは、監督賞にノミネートされた5人だ。ポン・ジュノ(『パラサイト 半地下の家族』)、サム・メンデス(『1917 命をかけた伝令』)、トッド・フィリップス(『ジョーカー』)、マーティン・スコセッシ(『アイリッシュマン』)、クエンティン・タランティーノ(『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』)と全員が男性。女性監督が1人もノミネートされなかったことで、多くの人が遺憾の意を示した。自身は『スキャンダル』で主演女優賞にノミネートされたが、シャーリーズ・セロンもそのうちのひとり。「Los Angeles Times」紙に思いを語った。「厳しい。本当に、とても厳しい。それに、すごくフラストレーションを感じる。女性監督の数を増やそうとがんばっているところなのに。この業界で女性監督はわずか10%しかいない。それでも今年は彼女たちの仕事ぶりは素晴らしかった。だから本当に悔しい」と残念がった。『スキャンダル』は男性であるジェイ・ローチがメガホンを取った作品。シャーリーズは「女性はもっとチャンスを得られるべきだと強く信じているけれど、だからと言って女性の物語を伝えられるのが女性だけだとは思わないし、男性の物語を伝えられるのが男性だけだとは思わない。そんなことを言ったら、エイヴァ・デュヴァーネイが悲しむ。彼女は冤罪になった5人の少年についての作品(「ボクらを見る目」)を撮ったから」という意見も述べている。(Hiromi Kaku)
2019年12月10日インディーズ映画に贈られるゴッサム賞が発表された。作品賞に輝いたのは、『マリッジ・ストーリー』。今作では、ほかに、ノア・バームバックが脚本賞、アダム・ドライバーが男優賞を受賞している。同作品はまた観客賞も受賞した。女優賞は、『The Farewell』のオークワフィナ。ブレイクスルー賞は、『The Waves』のテイラー・ラッセル。ドキュメンタリー賞は『アメリカン・ファクトリー』。『マリッジ・ストーリー』も『アメリカン・ファクトリー』もNetflix作品で、このアワードシーズンも、今からすでに彼らの大健闘が予測される。文=猿渡由紀
2019年12月04日第44回報知映画賞の受賞作・受賞者が28日に明らかになり、中井貴一が主演男優賞、長澤まさみが主演女優賞に輝いた。『記憶にございません!』の演技が評価された中井は、1994年(第19回)『四十七人の刺客』で助演男優賞を受賞して以来、25年振り2度目の報知映画賞受賞に。また『マスカレード・ホテル』『コンフィデンスマン JP-ロマンス編-』に出演した長澤は、2004年(第29回)に『深呼吸の必要』『世界の中心で、愛をさけぶ』で助演女優賞を受賞して以来、15年振り2度目の報知映画賞受賞となった。全体では『蜜蜂と遠雷』が作品賞・邦画部門、新人賞(=鈴鹿央士)の2冠に。今年社会現象を巻き起こした『翔んで埼玉』が特別賞を受賞した。○第44回報知映画賞 一覧作品賞・邦画部門:『蜜蜂と遠雷』(監督 石川慶)作品賞・海外部門:『ジョーカー』(監督 トッド・フィリップ)アニメ作品賞:『天気の子』 (監督 新海 誠 配給 東宝)主演男優賞:中井 貴一『記憶にございません!』の演技に対して主演女優賞:長澤まさみ 『マスカレード・ホテル』『コンフィデンスマン JP -ロマンス編-』の演技に対して助演男優賞:成田凌 『チワワちゃん』『愛がなんだ』『さよならくちびる』の演技に対して助演女優賞:小松 菜奈 『来る』『閉鎖病棟-それぞれの朝-』の演技に対して監督賞:佐藤信介 『キングダム』の演出に対して新人賞:鈴鹿央士 『蜜蜂と遠雷』の演技に対して新人賞:玉城ティナ 『Diner ダイナー』『惡の華』の演技に対して特別賞:『翔んで埼玉』 社会現象化した稀有な作品。(監督 武内英樹)
2019年11月28日コンバース(CONVERSE)のウィメンズスニーカーに、新作「オールスター フルハーツ(ALL STAR FULLHEARTS) OX」と「オールスター リボンベルト(ALL STAR RIBBONBELT) OX」が登場。2019年12月に発売される。ハートを全面にプリントした「オールスター フルハーツ OX」は、赤いハートが鮮やかに映えるホワイトと、モノクロカラーがシックなブラックを展開。ソールには生成りカラーを使い、ヴィンテージ感ある仕上がりに。なお、ホワイトにはレッドの、ブラックには同色のスペアシューレースが付属している。一方「オールスター リボンベルト OX」は、フロントにあしらった大きなリボンが目を惹く1足。シューレースのかわりにワンベルト仕様にアレンジし、脱ぎ履きもしやすく。使いやすいホワイトとブラックの2色でラインナップする。【詳細】コンバース ウィメンズスニーカー新作発売日:2019年12月展開アイテム:・オールスター フルハーツ OX 7,000円+税・オールスター リボンベルト OX 7,000円+税カラー:ホワイト、ブラックサイズ: 22.0~25.0cm【問い合わせ先】コンバースインフォメーションセンターTEL:0120-819-217月~金曜日(土日・祝日除く) 9:00~18:00
2019年11月24日シネマトグララフィーのフェスティバル、カメリメージで、『ジョーカー』の撮影監督ローレンス・シャーが、最高賞にあたるゴールデン・フロッグを受賞した。この賞の受賞者は、過去、ほぼ確実にオスカーのシネマトグラフィー部門にノミネートされる。2番目にあたるシルバー・フロッグは『2人のローマ教皇』、その次のブロンズ・フロッグは『The Painted Bird』が受賞した。『ジョーカー』は、この週末、全世界興収が10億ドルの大台を超えるという快挙を達成した。公開から二ヶ月経つ今も、アメリカではトップ10圏内にとどまっている。文=猿渡由紀『ジョーカー』全国公開中
2019年11月18日エレン・デジェネレスが来年1月5日に開催される第77回ゴールデングローブ賞にて、キャロル・バーネット賞を受賞することが明らかになった。月曜日(現地時間)、ゴールデングローブ賞を主催するハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)が発表した。エレンもSNSで「新しい週の始まりに、最高のニュース。ありがとう、ハリウッド外国人映画記者協会」と報告している。HFPAの代表ロレンツォ・ソリアは「彼女の番組はシットコムからスタンダップコメディまで、お茶の間に欠かせないものとなっています。彼女はテレビ界のパイオニアで、その魅力と知性で25年近く視聴者を引き付けてきました。また、テレビ界での成功に加え自分のプラットフォームが持つ影響力を通し、献身的な慈善家として声を上げ、優しさや喜びを広めてきました」とエレンの功績を称え、授賞の理由とした。今年新設されたキャロル・バーネット賞は、テレビ界への貢献者に贈られるもので、今年はキャロル・バーネット本人が受賞した。エレンは二代目の受賞者となる。なお、来年のゴールデングローブ賞で、映画界での貢献者に贈られるセシル・B・デミル賞はトム・ハンクスが受賞者に決定している。(Hiromi Kaku)
2019年11月05日世界初ブルーライト対策成分を配合株式会社I-ne(アイエヌイー)は、ブルーライト対策ができるスキンケアアイテム「TRANSLIGHT(トランスライト)」3種を2019年11月8日(金)に全国のバラエティショップやドラッグストアで発売する。PCやスマートフォンの液晶画面が発するブルーライトの波長は、紫外線に近い。浴び続けると、生活のリズムに様々な影響を与えるだけではなく、角質層の奥まで届いて、肌のくすみやハリ不足など肌トラブルの原因にもなる。同製品は、ブルーライト対策ができる世界初の成分「TRANSLIGHTコンプレックス」を配合。肌を光から保護し、ハリと透明感のある肌へ導く。乾燥対策ができるスキンケア3種今回発売するのは、ブルーライトによる乾燥対策ができる「トランスライトモイストローション(化粧水)」、「トランスライトエッセンスジェル(ジェル状美容液)」、「トランスライトリッチクリーム(クリーム)」の3種だ。化粧水は、すばやく角質層まで浸透して美容液やクリームなどがなじみやすい肌に整える。とろみのある感触だが、肌に伸ばすとサラサラとなじんでべたつかない。販売価格は、2000円(税抜き)。ジェル状美容液は、ジェルがスッと伸びてなじみ、肌に弾むようなハリとやわらかさを与える。潤いを与えて、キメが整った透明感のある肌へ導く。さらに、キラキラ輝く液晶成分配合で、お手入れの時間が楽しくなる。販売価格は、2700円(税抜き)。クリームは、パール粒1つ分を伸ばすだけで、潤いのヴェールが肌を保護してハリを与える。コクのあるクリームが肌の上で伸び、しっとりするのに軽いつけ心地だ。販売価格は、2700円(税抜き)。いずれも、ブルーライト対策成分「TRANSLIGHTコンプレックス」を配合。化粧水、ジェル、クリームの順番で使用するとより効果的に保湿できる。(画像はプレスリリースより)【参考】※I-neニュースリリース
2019年11月03日国内映画賞のトップバッターとして注目を集める「第11回TAMA映画賞」の受賞作品及び受賞者が決定。『長いお別れ』と『嵐電』が最優秀作品賞に選ばれ、『天気の子』『新聞記者』が特別賞を受賞、『愛がなんだ』で共演した成田凌と岸井ゆきのがそれぞれ最優秀新進男優賞・女優賞に選ばれた。毎年晩秋に開催されている映画ファンの祭典「第29回映画祭TAMA CINEMA FORUM」が今年も開催。併せて、多摩市及び近郊の市民からなる実行委員が「明日への元気を与えてくれる・夢をみせてくれる活力溢れる<いきのいい>作品・監督・俳優」を、映画ファンの立場から感謝をこめて表彰するTAMA映画賞も発表された(2018年10月~2019年9月に劇場公開された作品が対象)。映画ファンを魅了した事象を表彰する特別賞に選ばれた『天気の子』は、「少年・少女が緻密に描かれた東京の街並みから壮大な天空に放たれた開放感は、言葉に表せないほどの映像体験を観客にもたらした」、そして『新聞記者』は「昨今の政治的題材に取り組みながら苦悩する個人に光を当てたドラマを作り、終演で拍手が起こる『新聞記者現象』を引き起こした」との受賞理由。『嵐電』『こはく』などに主演した最優秀男優賞・井浦新には「経験に裏打ちされる思慮深さ、知性と品、色気を自在に調節し作品のカラーに溶け込む、映画界になくてはならない存在」、『長いお別れ』で認知症が進行していく父親を演じた山崎努には「一瞬みせる敬愛される家族の長としてのお父さんの姿は、俳優・山崎努の凄みを感じさせた」との声が寄せられた。最優秀女優賞を受賞した蒼井優には「『長いお別れ』『宮本から君へ』『斬、』において、多岐にわたる役柄を演じ分け、観客の脳裏に鮮烈に焼き付けた」、同じく前田敦子には「『旅のおわり世界のはじまり』で演じた女性像は、女優・前田敦子の資質・魅力と鮮やかにシンクロし、稀有な存在感を放った」とのコメント。『愛がなんだ』から『人間失格 太宰治と3人の女』まで多彩な作品で大活躍を見せた成田凌には「身近にいそうな自然な佇まいで役に溶け込む一方、他方では誰もが持つ弱い部分を丁寧に演じ、多彩な表現力で観客を魅了した」、同じく『愛がなんだ』で主演をつとめた岸井ゆきのには「ヒロインを大胆な立ち居振る舞いと繊細な眼差しで体現し、リアルな恋愛群像劇のなかにキュートな魅力をもって立ち上がらせた」との受賞理由が寄せられ、『新聞記者』で松坂桃李とW主演をつとめたシム・ウンギョンも、「真実を追い続ける真剣な表情・確かな演技力は、観るものを強烈に作品に引き込み、初出演の日本映画で鮮烈な印象を残した」と最優秀新進女優賞を受賞した。<第11回TAMA映画賞 受賞作品・受賞者>最優秀作品賞[本年度最も活力溢れる作品の監督及びスタッフ・キャストに対し表彰]『嵐電』 鈴木卓爾監督、及びスタッフ・キャスト一同『長いお別れ』中野量太監督、及びスタッフ・キャスト一同特別賞[映画ファンを魅了した事象に対し表彰]新海誠監督、及びスタッフ・キャスト一同 『天気の子』藤井道人監督、及びスタッフ・キャスト一同 『新聞記者』最優秀男優賞[本年度最も心に残った男優を表彰]山崎努 『長いお別れ』井浦新 『嵐電』『こはく』『赤い雪』『止められるか、俺たちを』『宮本から君へ』ほか最優秀女優賞[本年度最も心に残った女優を表彰]蒼井優 『長いお別れ』『宮本から君へ』『斬、』『ある船頭の話』『海獣の子供』前田敦子 『旅のおわり世界のはじまり』『葬式の名人』『町田くんの世界』ほか最優秀新進男優賞[本年度最も飛躍した男優、もしくは顕著な活躍をした新人男優を表彰]成田凌 『愛がなんだ』『チワワちゃん』『さよならくちびる』『人間失格 太宰治と3人の女』『翔んで埼玉』ほか清水尋也 『ホットギミック ガールミーツボーイ』『パラレルワールド・ラブストーリー』『貞子』最優秀新進女優賞[本年度最も飛躍した女優、もしくは顕著な活躍をした新人女優を表彰]岸井ゆきの 『愛がなんだ』『ここは退屈迎えに来て』『ゲキ×シネ「髑髏城の七人」Season風』シム・ウンギョン 『新聞記者』最優秀新進監督賞[本年度最も飛躍した監督、もしくは顕著な活躍をした新人監督を表彰]山戸結希監督『ホットギミック ガールミーツボーイ』『21世紀の女の子』奥山大史監督 『僕はイエス様が嫌い』「第11回TAMA映画賞授賞式」は11月17日(日)、中央大学 多摩キャンパス クレセントホールにて開催。「第29回映画祭TAMA CINEMA FORUM」各種上映プログラムは11月23日(土・祝)~12月1日(日)、東京都多摩市内の3会場にて開催。(text:cinemacafe.net)■関連作品:長いお別れ 2019年5月31日より全国にて公開(C)2019『長いお別れ』製作委員会愛がなんだ 2019年4月19日よりテアトル新宿ほか全国にて公開©2019映画「愛がなんだ」製作委員会新聞記者 2019年6月28日より全国にて公開©2019『新聞記者』フィルムパートナーズ天気の子 2019年7月19日より全国東宝系にて公開(C)2019「天気の子」製作委員会
2019年10月03日9月22日(現地時間)、ロサンゼルスのマイクロソフトシアターでエミー賞授賞式が開催された。今年のアカデミー賞と同様、エミー賞も司会者を立てずにプレゼンターたちが授賞式を進行するというスタイルを取った。注目されていたのは今年最終章を迎え、最多32ノミネーションを受けていた「ゲーム・オブ・スローンズ」。ノミネートされていたメインキャストたちがリミテッドシリーズ/テレビ映画部門の助演女優賞のプレゼンターとして登壇し、会場を沸かせた。主要部門では作品賞獲得の快挙を果たし、ピーター・ディンクレイジが助演男優賞を受賞した。主要な受賞者は以下のとおりドラマシリーズ部門作品賞「ゲーム・オブ・スローンズ」主演男優賞ビリー・ポーター「Pose/ポーズ」主演女優賞ジョディ・カマー「キリング・イヴ/Killing Eve」助演男優賞ピーター・ディンクレイジ「ゲーム・オブ・スローンズ」助演女優賞ジュリア・ガーナー「オザークへようこそ」監督賞ジェイソン・ベイトマン「オザークへようこそ」脚本賞ジェシー・アームストロング「サクセッション」コメディシリーズ部門作品賞「Fleabag フリーバッグ」主演男優賞ビル・ヘイダー「バリー」主演女優賞フィービー・ウォーラー=ブリッジ「Fleabag フリーバッグ」助演男優賞トニー・シャルーブ「マーベラス・ミセス・メイゼル」助演女優賞アレックス・ボースタイン「マーベラス・ミセス・メイゼル」監督賞ハリー・ブラッドビア「Fleabag フリーバッグ」脚本賞フィービー・ウォーラー=ブリッジ「Fleabag フリーバッグ」リミテッドシリーズ/テレビムービー部門リミテッドシリーズ作品賞「チェルノブイリ」テレビ映画部門作品賞「ブラックミラー:バンダースナッチ」主演男優賞ジャレル・ジェローム「ボクらを見る目」主演女優賞ミシェル・ウィリアムズ「Fosse/Verdon」(原題)助演男優賞ベン・ウィショー「英国スキャンダル~セックスと陰謀のソープ事件」助演女優賞パトリシア・アークエット「The Act」(原題)監督賞ヨハン・レンク「チェルノブイリ」脚本賞クレイグ・メイジン「チェルノブイリ」(Hiromi Kaku)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2019年09月23日『グリーンブック』や『ラ・ラ・ランド』『スリー・ビルボード』などアカデミー賞に直結する作品を多数送りだしてきたトロント国際映画祭の最高賞「観客賞」に、タイカ・ワイティティ監督最新作『ジョジョ・ラビット』が輝いた。『マイティ・ソー バトルロイヤル』のタイカ・ワイティティ監督が、4度アカデミー賞作品賞に輝き、創立25周年を迎えたFOXサーチライト・ピクチャーズのもと、スカーレット・ヨハンソンやサム・ロックウェルら世界を代表する豪華キャスト陣と共に、第2次世界大戦下のドイツを舞台とした壮大なヒューマン・エンターテインメントを作りあげた。第44回トロント国際映画祭では開幕前からマスコミ陣も映画ファンも注目、ワールドプレミアは熱狂をもって迎えられた。ワイティティ監督自身が、主人公の少年ジョジョの空想に登場するアドルフ・ヒトラーを演じるとともに、オーディションでジョジョ役をつかんだローマン・グリフィン・デイビスがその愛くるしいルックスと確かな演技力を披露し、一躍注目の新星の座に躍り出た。戦争に対する風刺をハートフルなコメディの形をとりながら表現し、戦時下における人々の生きる喜びを正面から描いた本作は、最もアカデミー賞に近い賞といわれるトロントの観客賞を獲得したことで、今季の映画賞レースの目玉となりそう。なお、観客賞次点2位にはノア・バームバック監督の『マリッジ・ストーリー』、3位にはポン・ジュノ監督の『パラサイト 半地下の家族』が選ばれている。『ジョジョ・ラビット』は2020年1月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2019年09月17日