株式会社未来ヘルスケア(大阪市中央区)は、将来子供を持ちたいと思う独身女性の、ライフプランの不安を取り除きたいという思いから誕生したプレコンケア特化型サプリメント「ミトコアBeauty」を2024年4月8日に販売開始しました。プレコンケア特化型サプリメント「ミトコアBeauty」*自社調べ 2023年12月。日本国内におけるプレコンセプションケアサプリメントとして妊娠準備のミトコンドリア栄養補給サプリのパイオニアとして、2015年より「ミトコア300mg」シリーズを30万セット販売してきた未来ヘルスケア。これまでの経験と実績を活かし、プレコンセプションケアをはじめる女性に、プレコンケア特化型サプリメント「ミトコアBeauty」の販売を開始しました。<公式オンラインショップ> ■プレコンセプションケア(プレコンケア)とは#プレコンセプションケア SNSでも多くの投稿があり注目されています妊娠を計画している女性が妊娠前に健康的な状態を維持するために行う、医療的・栄養的な対策やケアのことを指します。これには、適切な栄養摂取、運動、禁煙、アルコールの制限などが含まれます。また、妊娠前のケアは、胎児の発育や妊娠中の合併症のリスクを減少させ、健康な妊娠と出産を促進するために重要とされます。■今なぜプレコンセプションケア(プレコンケア)が必要なのか女性には2つのタイムリミットが存在すると言われています。<1つ目は卵子の老化が始まる35歳>20代で排卵した卵子と40代で排卵した卵子を比較した場合、40代で排卵した卵子ではミトコンドリアが少なく卵子の質が低下、また染色体異常も増加しています。20代で排卵した卵子と40代で排卵した卵子の比較<2つ目は出生率が10%くらいまで下がる40歳>母の年齢と出生数・流産率の推移を見てみると、35歳を境にグラフに変化があらわれます。母の年齢と出生数・流産率のグラフパートナーがいない、バリバリ仕事に取り組みたいなど理由は様々ですが、のんびりしているとこれらタイムリミットのラインを超え将来、不妊やリスクのある妊娠を伴う可能性があります。■プレコンセプションケア(プレコンケア)を実践するには抗酸化サプリメントなどで20代から卵子ミトコンドリアに意識して栄養素を補給することも有効質の高い生活を実現するためには、食生活や運動といった基本的なことから改善していく必要があります。また、妊娠準備に適した体を維持するために、抗酸化サプリメントなどで20代から卵子ミトコンドリアに意識して栄養素を補給することも有効です。20代のうちから取り組むことは決して早すぎることではありません。理想のライフプランを実現するために早いうちからプレコンセプションケアは必要です。■日本初!*プレコンケアのための「ミトコアBeauty」プレコンケア特化型サプリメント「ミトコアBeauty」*自社調べ 2023年12月。日本国内におけるプレコンセプションケアサプリメントとしてミトコア300mgシリーズは、2015年より30万セットを販売した妊娠準備のミトコンドリア栄養補給サプリのパイオニア。主成分としてイースタティックミネラルとコエンザイムQ10が配合されています。また、胃酸の影響を受けにくい耐酸性カプセルを使用しています。1日1粒**でいいから続けやすく、プレコンケアをはじめる女性をサポートします。*自社調べ 2023年12月。日本国内におけるプレコンセプションケアサプリメントとして**1日の摂取目安量【商品概要】商品名:ミトコアBeauty内容量:28粒価格 :4,980円(税込)/定期注文15%OFF 4,233円(税込)発売日:2024年4月8日<公式オンラインショップ> ■公式LINE友だち登録で限定クーポンをプレゼントLINE公式アカウントに友達登録をしていただいた方限定で、定期初回購入時にご利用いただける300円OFFのクーポンをプレゼントいたします。公式LINE友だち登録<クーポンGETはこちら> ■未来ヘルスケアについて株式会社未来ヘルスケア未来ヘルスケアはミトコンドリア栄養補給サプリのパイオニアです。妊活という言葉が広く知られる前から妊娠とミトコンドアの関係を研究し、イースタティックミネラル配合のミトコア300mgシリーズを累計30万セット販売してきました。会社名 : 株式会社未来ヘルスケア所在地 : 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3-2-29 心斎橋MIDOビル8FTEL : 050-3645-3733事業内容: 健康食品や化粧品などの企画・製造および販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月17日プレコンケア特化型サプリメント「ミトコアBeauty」を提供する株式会社未来ヘルスケア(大阪市中央区)は、卵子凍結ができる全国の病院・クリニック特集を当社ホームページに2024年4月10日(水)、公開しました。プレコンセプションケア(プレコンケア)最前線 卵子凍結ができる全国の病院・クリニック特集■東京都が助成金について公表し関心が高まる「卵子凍結」卵子を凍結保存しておく「卵子凍結」女性が将来の妊娠に備えて、卵子を凍結保存しておく「卵子凍結」。東京都では、2023年9月より18~39歳の女性を対象とした卵子凍結に関する費用を助成する事業(上限30万円)が開始されました。今年度、「卵子凍結」にかかる費用の助成規模を昨年度の10倍に拡充され、ニーズが高まっている様子がうかがえます。■卵子凍結ができる全国の病院・クリニック特集「ミトコアBeauty」を提供する株式会社未来ヘルスケアでは、一般公開している「全国不妊治療病院・クリニック成績ランキング」において、近年関心の高まる卵子凍結を実施している病院・クリニックをピックアップし体外受精の成功率や移植数の治療成績をとりまとめ公開しました。「卵子凍結」ができる全国の病院・クリニック特集 「卵子凍結」ができる全国の病院・クリニック特集■病院・クリニック詳細ページで確認できる治療成績の内容各病院・クリニックの詳細ページでは、体外受精・顕微授精・人工授精の実施数や治療成績を確認できます。・体外受精や顕微授精の年齢別実施数・体外受精や顕微授精の成功率新鮮胚の治療実績(IVF-ET)新鮮胚の治療実績(Split)新鮮胚の治療実績(ICSI)凍結胚の治療成績・人工授精の実施数・精巣内精子採取術の年齢別実施数・総合治療件数凍結した卵子は、将来妊娠を望むときに解凍し、パートナーの精子を使って体外受精させ、得られた受精卵(胚)を子宮に移植します。■未来ヘルスケアについて未来ヘルスケアはミトコンドリア栄養補給サプリのパイオニアです。妊活という言葉が広く知られる前から妊娠とミトコンドリアの関係を研究し、イースタティックミネラル配合のミトコア300mgシリーズを累計30万セット販売してきました。<プレコンケア特化型サプリメント「ミトコアBeauty」>プレコンケア特化型サプリメント「ミトコアBeauty」将来子供を持ちたいと思う独身女性の、ライフプランの不安を取り除きたいという思いから誕生した、プレコンケア特化型サプリメント「ミトコアBeauty」を4月8日(月)に販売開始しました。<公式オンラインショップ> ■会社概要会社名 : 株式会社未来ヘルスケア所在地 : 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場3-2-29 心斎橋MIDOビル8FTEL : 050-3645-3733事業内容: 健康食品や化粧品などの企画・製造および販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年04月15日“妊活を女性だけのものにしない”を合言葉に掲げ、男性不妊の予防に着目したアイテムの販売や啓蒙活動をおこなっているウェルネスブランド「HOMTECH[オムテック]」から、男性・女性ふたりの妊活のためのカラダづくりをサポートする「はぐくむお出汁」が発売されました。「HOMTECH[オムテック]」はぐくむお出汁栄養機能食品:鉄、亜鉛 容量:140g 価格:2,300円(税込)男女どちらの妊活にも欠かせない栄養と美味しさが凝縮!「そろそろもうひとり…」と考え始めたときに大切なのは、パートナーとふたりで協力すること。妊活というと女性側の問題と捉える人も少なくないですが、じつはうまくいかない理由の約半分は男性側に原因があるともいわれています。そこで“ふたりで始める妊活”として取り入れやすいのが、日常生活に何かを加えるのではなく、日常生活そのものを妊活とすること。アンケート(※1)でも、「(具体的な妊活のスタートとして)まずは食生活を見直すことから始める」と回答した人が58%いたことからも、日常の食事を妊活習慣にアップデートすると、男性も女性もムリなく進められるようです。今回ご紹介する「はぐくむお出汁」は、そんな食事から始めるふたりの妊活アイテムとしてぴったり! 妊活に良いとされる素材に着目し、国産かつお節や国産牡蠣、11種の野菜(※3)をブレンドしたお出汁で、旨味やコクがプラスされた粉末タイプとなっています。定番のかつお節に野菜の甘みが加わり、さらに味をギュッと引き締めるコハク酸を含有する牡蠣をプラス。旨味成分が濃縮され、濃い褐色をした“にごり黄金お出汁”は絶妙なバランスの風味で、毎日摂っても飽きのこない美味しさです。また、男女ふたりのカラダづくりに欠かせない葉酸・鉄・亜鉛を中心に、その他8種類の成分(※2)を配合し、ふたりの妊活に大事な栄養を補給します。さらに、妊活に悪影響を及ぼすストレスや冷えへの対策として、生姜エキスとGABAを配合。温かいお出汁を飲むことで、カラダも心もホッとできるようなひとときをサポートしてくれます。銀座の名店の味で毎日美味しく続けられる!専門医監修の妊活お出汁お出汁の監修は、多くの美食家たちを魅了してきた銀座の名店「小熊」。和食・洋食・中華等、さまざまな料理に使用できる使いやすさや味にこだわっています。普段の料理が手間をかけずにワンランクアップするというのはうれしいですよね。なおかつ、妊活に必要な栄養も補ってくれて、美味しいから続けたくなるというのも高ポイントです。「HOMTECH[オムテック]」ブランドの監修をつとめているのは、日本でも数少ない生殖医療専門医で男性不妊治療のエキスパートでもある、辻村晃医師。「妊活を始めようとする方は、妊活のための行動として、生活習慣の見直しからスタートする方がほとんどです。なかでも、食事は重要なポイントのひとつです。栄養バランスを考えた食事を摂り、さらには男性であれば亜鉛、女性であれば葉酸など妊活に良いとされる成分を摂取することも良いでしょう。また、ストレスや冷えも妊活には良くないとされていますので、食事でリラックスさせたり、体を温めたり、といったことも大切です。そして、妊活は男女ふたりでの協力が欠かせません。そのためにも、ふたりでしっかり向き合うことが大切ですし、私ども医師としても予防啓発は勿論、妊活が上手くいかない場合にサポートできる環境をより整えていくことが、今後の役目だと思っております。一人でも不妊に悩む夫婦が減っていくことを目指していきます」(辻村先生)辻村 晃(つじむら あきら)プロフィール日本泌尿器科学会 専門医・指導医/日本生殖医学会 生殖医療専門医・指導医順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科 教授/Dクリニック東京 医師兵庫医科大学卒業。国立病院機構大阪医療センター勤務後、ニューヨーク大学に留学し細胞生物学臨床研究員を務める。大阪大学医学部泌尿器科准教授などを経て、順天堂大学医学部附属浦安病院泌尿器科教授。Dクリニック東京でも従事。夫婦ふたりで始める妊活。まずは手軽に、毎日の食事から取り入れてみると気持ちのハードルが下がるかもしれませんね。【ご紹介した商品】 ・「HOMTECH[オムテック]」 はぐくむお出汁 お問い合わせ:アンファー ※1:アンファー調べ、2023年9月実施、20歳~40歳の男女300名※2:ビタミンB1・ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンB12・ビタミンD・DHA・EPA・アスタキサンチン※3:ケール、ブロッコリー、ヨモギ、アスパラガス、オクラ、コマツナ、カボチャ、ダイコン葉、パセリ、ホウレンソウ、生姜
2023年12月27日マイナビウーマン読者のみなさんは、将来の妊娠について考えたことがありますか?「将来結婚したいし、子どもが欲しい」という方も、「結婚するかわからないし、子どもを持つかどうかわからない」という方も、今からでもできる「プレコンセプションケア」という考え方があることはご存じでしょうか。今回は、古賀文敏ウイメンズクリニック院長の古賀 文敏先生に、独身のうちから考えておきたい「プレコンセプションケア」について解説していただきます。■4.4組に1組が不妊治療や不妊検査を受けているみなさん、はじめまして。古賀文敏ウイメンズクリニック院長の古賀と申します。今回は、独身のみなさんにも今からぜひ考えておいてほしい「プレコンセプションケア」という考え方についてご紹介します。早速ですが、初めに日本の不妊治療や不妊検査の現状について知っていただければと思います。結婚や出産を具体的に考えるのはこれから、という女性にとってはピンとこない数字かもしれませんが、実は日本は不妊大国と言われており、4.4組に1組が不妊治療や不妊検査を受けています。その他にも、日本は以下のような現状をかかえています。働く女性の4~5人に1人が不妊治療で退職年間約45万件の体外受精が行われている(アメリカは約26万件)14人に1人が体外受精で誕生40歳で出産される方の3分の1が体外受精避妊をしなければ、すぐに妊娠でき、元気な赤ちゃんを出産できると思われている方も多いかもしれませんが、このように、実はそうでないことも多いのです。■広がるプレコンセプションケアという考え方将来、結婚・出産を考えている若い世代の方が、未来の自分や赤ちゃんのために、今からできることの一つが「プレコンセプションケア」です。プレ(Pre)は「〜の前の」、コンセプション(Conception)は「受精・懐妊」という意味で、プレコンセプションケアとは、「将来の妊娠を考えながら、女性やカップルが、自らの生活や健康に向き合うこと」を意味する言葉です。若い世代の健康を増進し、より質の高い生活を実現してもらうことで、より健全な妊娠・出産のチャンスを増やし、次世代の子どもたちをより健康にすることが目的の一つです。2006年には、米国疾病管理予防センター(CDC)が「プレコンセプションケアの10の主要な指標」を発表しています。1.多量飲酒2.うつ3.糖尿病4.葉酸摂取5.高血圧6.適正体重7.運動8.喫煙9.望まない妊娠10.産後の効果的な避妊さらに、2012年にはWHOがプレコンセプションケアを「妊娠前の女性とカップルに医学的・行動学的・社会的な保健介入を行うこと」と定義しています。近年、日本でもプレコンセプションケアという言葉を耳にする機会が増えてきましたが、このように、海外ではだいぶ前からプレコンセプションケアが重要視されていました。医療制度の違いもありますが、ヨーロッパでは、家庭医というものが根付いており、生理が始まったら医師と自分の体について話し、自分の体を知っていくというのが当たり前です。一方、日本は病気になって初めて産婦人科にいき、自分の体について知る女性が多いと思います。こういった背景もあり、これまでは結婚や妊娠を考えはじめる前の女性がプレコンセプションケアを考える機会はほとんどありませんでしたが、2021年に日本で初めて福岡市がAMH(卵巣予備能検査)という残りの卵子の数を調べる検査をワンコイン(500円)で受けられるという取り組みを始めるなど、少しずつ動きがでてきています。■妊孕率は35歳を境に下がっていく女性が子供を妊娠し、健康的に出産することができる率を表す「妊孕率(にんようりつ)」は、「35歳頃から下がっていく」という事実をご存じでしょうか。実は、世界の中でも日本人はこういった「妊娠能力」についての知識レベルが低いという結果が出ています。学校で避妊については授業で教えてくれますが、妊孕率の話までしてくれる学校はほとんどないと思います。実際、私のクリニックの患者さんも、不妊治療をするようになってから、はじめて知ったという方も少なくありません。ただ、35歳になるのはあっという間ですよね。学校を卒業して働き始め、仕事が楽しくなってきた頃には、このくらいの年齢になっているのではないでしょうか。当然ながら、結婚や妊娠・出産は個人によって希望するタイミングもちがうはずです。ただ、女性の場合、どうしても年齢と妊孕率や胎児に異常があらわれる確率、出産に伴うリスクは関係してきます。そこで意識したいのがプレコンセプションケアです。日ごろから体調管理等に意識を傾けることで、結婚して妊娠したいと思った時に、これらのリスクを低減できることもあります。■妊娠する前から意識することで対策できることも日常生活で気をつけるべきこととして、まずは栄養面について紹介したいと思います。例えば、プレコンセプションケアの一つとして重視されている「葉酸」は、胎児の神経管閉鎖障害のリスクを低減できるとして、日本でも厚生労働省がサプリメントからの摂取をすすめています。ただ、妊娠に気づくころには形成されており、妊娠がわかってから飲み始めるのでは少し遅いのです。近年の研究で、葉酸が充足していると、それ以外にも生殖補助医療の成績が上がる(着床率、臨床妊娠率、生児出生率が高い)自然流産を低減させる産後うつのリスク軽減するといったことがわかっています。妊娠を考えはじめる年齢になったら、葉酸は意識するとよいでしょう。また、摂取したほうがいい栄養素でいうと、「ビタミンD」や「ラクトフェリン」も意識的に摂取するとよいです。ビタミンDは、これまでも腸や腎臓からのカルシウム吸収に関わるため、欠乏すると骨の軟化がおこり骨軟化症やくる病になることはよく知られていました。そして、最近では乳がんや大腸がんの予防にも一役買っていることがわかってきました。また、多くの方に関係するかもしれませんが、花粉症などのアレルギー疾患を予防することもわかってきており、今、アメリカでは売れ行きナンバーワンのサプリのようです。免疫にも関係しているため、元トランプ大統領がコロナ感染した際にビタミンDと亜鉛をまず内服していたとも報じられていましたね。ビタミンDの血中濃度は30ng/ml以上を理想としますが、当院の患者さんは実に95%の方が不足していました。コレステロールを原料として紫外線をあびると体内でビタミンDは作られるのですが、不足している方がこれほど多いということは、それほど日本人は紫外線対策ができているということかもしれません。なお、ビタミンDは、妊娠しやすさや流産予防にも効果があることがわかってきており、不妊治療や妊活中の方、妊娠中の方はすぐにでも取り入れていただきたい栄養素です。色々な栄養素を知ると、つい色んなサプリを摂りたくなってくるかもしれません。なんとなく体調が優れない、疲れやすい、肌つやや髪が気になる……。でも逆説的に言うと、サプリを摂るだけで元気になるのは、健康だからなのです。つまり栄養は、何を摂るかと同時にどれだけ吸収できるかが大事なのです。そこで重要になってくるのが胃腸です。流行りの腸活ですね。腸を健やかに保つには、まず余分なものを入れないことが大切です。その余分なものの最たるものが食品添加物です。食品添加物が沢山入った加工食品はなるべく避けるようにしましょう。そして、良い油や和食によくあるような発酵物をとるように心がけてください。また、腸はゆったりした気持ちになると動くので、なるべくストレスを抱え込まないことが大事です。さらに腸の中の悪玉菌を増やさないという意味では、余分な鉄を吸収して免疫を調整してくれるラクトフェリンという栄養素が効果的かもしれません。初乳に多く含まれ、赤ちゃんをウイルスなどから守ってくれる働きがあるので、小さく生まれた早産児には特にお母さんからの初乳が大事です。腸内フローラ(菌の集まり)が私たちの健康に関わってきていることがわかってきていますが、近年、妊娠が上手くいくために、子宮内フローラが関わっていることが研究発表されました。良い受精卵なのになぜか着床しない。そんな時に子宮内フローラが異常だったということがわかってきています。通常、子宮内は「ラクトバチラス」という乳酸菌がほとんどを占めているはずなのですが、その乳酸菌が少なかったり、悪い菌がいたりするということです。子宮内フローラが良くなかった場合の治療にラクトフェリンは大事になってきます。なお、現在、子宮内フローラを調べる検査は先進医療となっており、2022年に保険診療となった体外受精の取り組みの中で子宮内フローラの検査を受けても混合診療とならず、体外受精は保険が適用されます。■赤ちゃんの健康にもつながる生活習慣病妊娠する時期の体はものすごく大事で、この時期の健康状態が赤ちゃんの体内記憶に組み込まれていくことがわかっています。ナチスドイツに占領されていたオランダでは、妊娠中かなりの低栄養だったお母さんから生まれた赤ちゃんはその後糖尿病や高血圧などの生活習慣病になりました。体内にいるときに飢餓状態を感じて、生まれてからなるべく栄養を吸収しようとして体重が増えてしまったのです。また、その他にも妊娠中に高血圧になった方は将来高血圧になりやすく、その方の赤ちゃんも将来高血圧になりやすい糖尿病既往のある女性にプレコンセプションケアを行った結果、血糖値をコントロールすると赤ちゃんの奇形や早産、妊娠中の死亡リスクが抑えられた高血圧や太りすぎ、タバコなどは妊娠・出産においてはよくないといったことがわかっています。これらは遺伝とは別で、「エピジェネティックス」といって妊娠中の健康状態がお子さんの遺伝子を調整しているためです。だからこそ皆さんの健康状態は決して自分だけの問題ではないのです。今の日本人女性は少し痩せすぎでは?と言われています。妊娠のためにはもう少し体重があったほうが良いのです。プレコンセプションケアとは、つまり妊娠前の自らの健康を見つめ直し、色々な検査で自らを知り、必要に応じて栄養の取り方を変えること、そしてこれからの人生を想像することだと思います。まずは、日々の生活を見直し、ご自身の健康に意識を向けてみてください。
2023年08月30日ananフェムケア連載「Femcare File」。今回のテーマは、いつかのためのプレコンセプションケア。妊娠前の健康管理を意味する“プレコンセプションケア”。すぐに子供を望んでいなくても、後悔しないために知っておきたいことを伺いました。いつかのためのプレコンセプションケア。プレコンセプションケアとは、将来の妊娠・出産に備え体と向き合うことを指す言葉。予防医療の専門家で、女性の健康に関する研究も行う細川モモさんに“いつか”に向け、できることを伺った。「排卵は女性ホルモンの影響を受け、女性ホルモンの分泌は体重や体脂肪率に左右されます。ですから、適正な体重や体脂肪率をキープすることが大事。またビタミンDも生殖に影響を与えます。ビタミンDは太陽光線を浴びることで生成されるので、適度な日光浴も必要。ダイエットや美白などの、美容と引き換えに失うものがあることも忘れないでほしいです」さらに、プレコンセプションケアの一つとして覚えておきたいのがAMH(アンチミューラリアンホルモン)検査。これは、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンの数値を測り、残りの卵子の数を把握するための検査。’12年、細川さんは「卵巣年齢共同研究プロジェクト」を立ち上げ、多くの女性のAMH検査を行ってきた。「AMH検査とは、卵子の“残りの数”を調べる検査。若い=数が多いとは限りません。20代の頃アメリカに滞在していたのですが、アメリカでは学生のうちにAMH検査を受け、その結果次第で、妊娠・出産を優先してから社会に出る人も。AMHの数値が低くても妊娠できる可能性はありますが、現時点での自分の生殖能力を把握し、ライフプランを立てる若い女性がたくさんいたことに衝撃を受けました。実際、卵巣年齢共同研究プロジェクトの被験者の中にも、数値が低いと知り、すぐに婚活・妊活を始めた人もいました」“産むこと”がすべてではなく、多様な価値観を尊重するのは大前提とした上で細川さんは続ける。「『子供は持たない』と今は思っていても、年を経て気が変わるかもしれないし、パートナーが子供を望む可能性も。だから、20代のうちにAMHの量を知っておいて損はないはず。プレコンセプションケアは体を管理し、健康な生活習慣を身につけるという点で大切なことでもあると考えています」また、日本人はアジアの中でヘルスリテラシーが最低ランクとも。「自分の体を守れるのは自分だけ。体の状態に関心を持ち、10年後の自分から『あの時、体を気遣ってくれてありがとう』と感謝される生き方をしてほしいですね」今から体のためにできる4つのこと。1、バランスのとれた食事2、適正体重のキープ3、適度な日光浴4、禁煙バランスのよい食事を摂り、絶食など過酷なダイエットは避けるのが基本。「BMIは19~23を、体脂肪率は20%台をキープしましょう。体脂肪率が15%を下回ると約半数が月経異常になり、BMI24以上で排卵障害が出てくるといわれています。また、生殖機能に重要な役割を果たしているビタミンDは、太陽光線を浴びることで皮膚で作られるので、適度な日光浴をお勧めします」(細川さん)。喫煙も卵子の質を低下させるので、注意する必要があります。自分の卵子の“残りの数”がわかるAMH検査って何?検査で何がわかるの?費用は高いの?など、AMH検査とは具体的にどんなことをするのか…気になる内容をマンガでわかりやすく説明します。Q. AMH検査で何がわかるの?自分の卵子の“残りの数”がわかります!27歳、30歳、32歳、35歳…“タイムリミット”の目安を把握できます。※妊娠の可能性を把握できるものではありません。Q. どんな検査をするの?問診後、5ccほど採血をするだけ!1時間ほどで結果がわかるところも。Q. いくらくらいかかるの?施設によって異なりますが5000~7000円程度。最近は郵送でも調べられるんです!Q. いくつまでに受けたらいい?20歳を過ぎたら受けるのが理想。ぜひ30歳前後までを目安に一度検査を!いつかのために知っておくと人生プランが明確になる検査です。ほそかわ・もも予防医療コンサルタント。1982年生まれ、東京都出身。アメリカで栄養学を学ぶ。「卵巣年齢共同研究プロジェクト」をはじめ、女性の健康に関する研究を行っている。※『anan』2023年7月12日号より。イラスト・二階堂ちはる取材、文・音部美穂(by anan編集部)
2023年07月07日少子化が進む日本。2022年の出生数は、過去最低の80万人を割るとの予測も出ています。そんな中で不妊に悩む人たちは増えており、いまや日本は世界一の不妊大国という呼び名すらついてしまう状況です。「不妊=女性の問題」と考えてしまう方も少なくありませんが、実は不妊の約半分は男性側に原因があるという事実をご存じでしょうか。多くの男性が「男性不妊」という事象は理解しながらも、「自分はきっと大丈夫」「まさか自分はならないだろう」と思い込み、自分事化できずに目を背けているのが実情でしょう。しかし状況は深刻で「4人に1人が精液検査をした際に、精液の状態が芳しくない」という結果(※)も報告されています。男性不妊の主たる原因は「造精機能障害(精子をつくる力の障害)」。精子の数が少ない、精子の運動率が低い、精子が全く造られていないなどです。この造精機能は、年齢を重ねるにつれて低下。実際に、活発な精子の数(総運動精子数)は、35歳をすぎると大きく減っていくことも明らかになっています。精子が衰える原因の1つに年齢があります。30歳を過ぎたころから、活発な精子の数(総運動精子数)は減少すると言われています。※辻村晃医師作成まずは夫婦が共に「男性不妊」を知ることから実際に、男性不妊のリスクは誰もが持っているといっても過言ではありません。。女性だけが妊活をするのではなく、夫婦が共に「男性側のリスクも知り、その予防のためにコンディションをケアしていく」ことも重要となってきます。とはいえ、女性の不妊に関する情報はたくさんあるのに、男性の不妊に関する情報発信は、まだまだ少ないのが現状です。そんな中、「男性も女性もプレコンセプションケア(※)」を取り入れて、「一人でも不妊に悩むご夫婦が減ってくれたら…」という想いから誕生したのがウェルネスブランド 「HOMTECH」(オムテック) です。※プレコンセプションケア:プレ(Pre)は「~の前の」、コンセプション(Conception)は「妊娠・受胎」という意味で「妊娠前からのケア」のこと。“予防医療”を掲げる「アンファー」から誕生した男性向けウェルネスブランド「HOMTECH」(オムテック)。HOMTECHとは、HOMME(男性)と TECHNOLOGY(テクノロジー)をかけ合わせた造語で、男性特有の健康課題に対して正しい情報や正しいケアを提唱していくことを表現。男性が健やかで豊かな未来を創造できるようサポートする、男性向けセルフケアブランド。 「HOMTECH」(オムテック)では、男性機能チェック等によってカラダの状態を知ることができ、男性特有のコンディションケアをする商品も提供。専門的な男性機能の情報も発信しています。▼「HOMTECH」(オムテック) プロジェクトストーリー「妊活を女性だけのものにしない」をスローガンに掲げた「HOMTECH」プロジェクトの想い、商品詳細のほか、妊活中のご夫婦のコメント、男性妊活の第一線で活躍する 辻村晃先生の解説などをまとめた上記の動画は、妊活中でなくても参考になる知識や気づきがきっとあるはず。「HOMTECH」サイトでは 3分でできる「男性機能チェック」 (無料)も。「HOMTECH」監修医師で男性妊活の第一線で活躍する辻村晃先生の著書 「名医が教える男性妊活の最強事典」 は、妊活中のご夫婦にぜひ読んで欲しい一冊。女性だけが妊活する時代から、女性も男性も互いを理解し、協力しあって妊活をしていく時代へ。この機会に、ご夫婦で一緒に「知る」ことから始めてみてはいかがでしょう。お問い合わせ:アンファー「HOMTECH」(オムテック)
2022年12月06日セリスタ株式会社(東京都千代田区、代表取締役:伊藤 承正)は、2022年2月6日(日)に、医師・歯科医師・薬剤師向け無料Zoomオンラインセミナー「Sunday Wellness Breeze」のSeason 11 / 第9回ミネラル・有害金属セミナー全6 Stageの第4弾として『女性のミネラルヘルス ~プレコンセプションケアにミネラルヘルス~』(講師:登坂 正子先生 / 医療法人淳信会 ホリスティキュアメディカルクリニック 院長)を開催します。登坂 正子先生見どころ!《今回の見どころ / 主な学習のポイント》『女性のミネラルヘルス ~プレコンセプションケアにミネラルヘルス~』1)プレコンセプションケアの重要性(エピジェネティクスは受精時から)2)メチレーション回路とミネラルバランス / ミネラルバランスを整えることは最初のステップであり最強の手段3)プレコンセプションケア対象者あるいはサプリメント効果の低い方に / ぜひ試してほしい個別最適性の食育理論「ミネラルヘルス(R)」4)妊孕能にも関係するストレス負荷と女性のライフイベント / ミネラルヘルス(R)の視点から見た女性のメンタル疾患5)「ミネラルヘルス(R)」を行った妊活者の症例提示 / 多嚢胞性卵巣症候群、晩婚化、晩産化の典型例《無料LiveオンラインZoomセミナー概要》■番組名『Sunday Wellness Breeze』■開催日時日曜日 10:00~12:00■開催形式Zoomオンラインセミナー■内容『『女性のミネラルヘルス ~プレコンセプションケアにミネラルヘルス~』講師:登坂 正子 先生 / Masako Tosaka医療法人淳信会 ホリスティキュアメディカルクリニック 院長■参加費無料(配布用PDFテキストは1,500円税込)■対象医師・歯科医師・薬剤師・医療従事者限定■定員1,000人■お申込み方法:下記リンクよりご登録ください。 ■企画・主催:セリスタ株式会社 Wellness Breeze運営事務局Tel : 03-3863-1003E-mail: info@selista.jp ■Wellness Breeze site 《第9回ミネラル・有害金属セミナー / 今後の予定》【Stage4】2022年2月6日(日) 10:00~12:00「女性のミネラルヘルス」登坂 正子先生 / Dr. Masako Tosaka医療法人淳信会 ホリスティキュアメディカルクリニック 院長▼参加登録▼ 【Stage5】2022年2月20日(日) 10:00~12:00「副腎疲労とデトックス」宮澤 賢史先生 / Dr. Kenshi Miyazawa宮澤医院分子栄養学実践講座 主宰臨床分子栄養医学研究会 代表▼参加登録▼ 【Stage6】2022年2月27日(日) 10:00~12:00「糖質代謝ミネラル:クロム(Cr)とバナジウム(V)」満尾 正先生 / Dr. Tadashi Mitsuo満尾クリニック 院長日本キレーション協会 代表▼参加登録▼ 是非、多くの医療従事者のご参加をお待ちしております。【会社概要】社名 : セリスタ株式会社 / Selista Inc.所在地 : 〒101-0032 東京都千代田区岩本町1-5-8 東京雄星ビル4FURL : 代表取締役: 伊藤 承正事業内容 : 医療機器、理化学機器、健康器具の輸入販売サプリメントの開発・販売経営コンサルティング 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年02月01日