メディアを騒がしているキム・カーダシアンの強盗事件。頭に銃を突きつけられるという恐ろしい体験に、心に受けた傷は計り知れないが、なんと、ベネディクト・カンバーバッチも同じような経験をしたのだそうだ。「Vanity Fair」誌にこんなことを語っている。2004年、テレビ局BBC制作のミニドラマ「To the Ends of the Earth」の撮影で南アフリカに滞在していたベネディクト。共演者のセオ・ランディ、デニス・ブラックとスキューバダイビングの旅から帰る途中に、武器を持った6人の男たちに囲まれてしまった。携帯電話、クレジットカードを奪われ、銃口を向けられて車のトランクに押し込まれた3人。ベネディクトは「トランクの中から蹴ったり叫んだり、命乞いもした」とふり返る。車はある橋の下で停車。下ろされた3人は、そのとき履いていた靴のひもで縛られ、膝をつくいわゆる「処刑スタイル」を取らされた。「これで人生が終わるのか…」と思ったベネディクトだったが、どういうわけかそこから強盗たちは逃走。おかげで人に助けを求めることができ、いまに至るのだという。キムは押し入り強盗で、ベネディクトは誘拐と、状況は少し異なるものの銃を突き付けられたという共通の恐怖体験をした2人。彼はキムの事件が起こる前にこの体験を告白しており、キムの事件直後に「Vanity Fair」誌が発売されて明らかになるという偶然が重なった。(Hiromi Kaku)
2016年10月06日ベネディクト・カンバーバッチが、マーベルの中で最もミステリアスで異色なヒーローを演じる最新作『ドクター・ストレンジ』の日本公開日が、2017年1月27日(金)(全米公開11月4日)に正式決定。日本版ポスタービジュアルと、先日の米コミコンにて初公開されたばかりの特報映像が解禁となった。本作は、天才的な脳外科医でありながら、あるとき、不慮の事故によって両手の機能を損なわれてしまったドクター・ストレンジが主人公。彼は両手を治し、完璧だった人生を取り戻そうとあらゆる治療を試みるが、どんな最先端医療を持ってしても完治する見込みはなく、 財産も使い果たしてしまう。また、かつて天才外科医として名を馳せた華麗なキャリアのためか、職を失い堕落しても、“アイアンマン”のトニー・スタークさながらの上から目線は変わらず、周囲の人々からも見放されてしまう…。そんな男を演じるのは、世界的人気を誇るBBCドラマ「SHERLOCK/シャーロック」やアカデミー賞にノミネートされた『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』などで知られる大人気英国俳優ベネディクト・カンバーバッチだ。このたび解禁された特報の前半では、ベネディクト演じる天才外科医ストレンジが突然の事故に遭い、苦悩し、堕落する姿が一気に映しだされる。やがて、全てを失ったストレンジが頼ったのは、どんな傷も治せるという魔術師。映像では、魔術を必死に学ぶストレンジの姿も描かれていく。そして観る者を驚愕させるのは、空間を自在に捻じ曲げたり、壊れた街をまるで巻き戻しでもするかのように再生したり、天地が全く分からないような形で高層ビル群を組み替えたりと、常識を覆すような大迫力の映像。魔術を取得したストレンジは、強大な敵の登場と兄弟子的な存在であるモルドーの「(世界を救えるのは)お前しかいない」という言葉に「私には不可能だ」と悩みながらも、ヒーローとして目覚めていく。しかし、プライドが高く傲岸不遜に見えるストレンジだが、人の命を救う医師である彼は、誰一人、敵ですらも傷つけられないことが“弱点”となる――。また、レイチェル・マクアダムスやティルダ・スウィントン、キウェテル・イジョフォー、さらに怪しげなメイクを施したマッツ・ミケルセンの姿も確認することができるが…。この映像をいち早く鑑賞したのは、世界中から毎年50万人を動員するといわれる、世界最大級のポップカルチャーの祭典「コミコン・インターナショナル」に集まった観客たち。会場では『ドクタ ー・ストレンジ』の特報上映が終了するや、その驚きと興奮で会場中が大歓声に包まれた。ベネディクトは、前夜のリハーサル後に徹夜で並ぶファンの列を見て感動し、感謝の意を伝えるためにファンのもとに赴いたという。彼が登場した瞬間、会場のボルテージは最高潮に。大歓声に包まれながら、監督のスコット・デリクソンととともに、映像化不可能ともいわれていたミステリアスな本作についてコメントを残している。<以下、コメント>■スコット・デリクソン監督コミックスの「ドクター・ストレンジ」はストーリーもビジュアルも全く新しい世界を体験させてくれた。素晴らしいクリエイティビティだった。ベネディクト・カンバーバッチ、レイチェル・マクアダムス、マッツ・ミケルセン...こんな素晴らしいキャストに恵まれるなんて、僕は前世でいったいどんな良いことをしたのかわからないよ!■ベネディクト・カンバーバッチ(いままでの映画とは)スケールが全く違うよ。いままでに演じてきた(アイコン的な)キャラクターとも全く違う。ストレンジは、自分が社会的にも人間的にも上の方にいると思っていて、それに自信を持っている。でも、事故で全てを失った時、自分には何もないことに気がつくというストーリーなんだ。 僕はこんなにも大勢のファンの前に立ったことはないと思う。しかも、彼らは「1日中並んでいた」って聞いて、本当に凄い!って思ったし、彼らと一緒にこの特報を初めて観たんだけど、少しでも喜んでもらえたらいいなと思っているよ。“敵でさえ傷つけられない”という苦悩に葛藤するドクター・ストレンジは、新しいパワーを身に着けて外科医に戻るのか、それとも、最強の魔術師として世界を守っていくのか?マーベル史上最もミステリアスなヒーローによる、深遠にして魅惑的な冒険がついに幕を開ける。『ドクタ ー・ストレンジ』は2017年1月27日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月26日ジョニー・デップと兄弟役を演じた『ブラック・スキャンダル』の日本公開を控えるベネディクト・カンバーバッチと『ホビット』シリーズのマーティン・フリーマンが、現代のホームズ&ワトソンを演じる大人気海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」。英国で2016年元旦に放送されるその待望の特別編「Sherlock:The Abominable Bride」が、日本では2016年2月19日(金)より『SHERLOCK/シャーロック忌まわしき花嫁』として劇場公開されることが決定した。21世紀のロンドンを舞台に、現代の機器や科学を利用しながら事件を解決するシャーロック・ホームズとジョン・ワトソンを、2人の英国人俳優ベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンが演じる本作。2010年、BBC Oneにて初放映された本作は、通算9話のシリーズ3まで放映され、英国アカデミー賞で12部門、エミー賞で7部門を受賞。2014年1月1日放送のシーズン3エピソード1は、英国での視聴者数1,270万人、視聴率33.8%を記録し、BBC Oneにおいて、ここ十数年間で最も視聴されたドラマに。DVDも英国だけで1,500万本以上の売上を誇り、ベルリンから北京、日本まで240以上もの国と地域で熱狂的なファンを獲得して世界的な大ヒットとなっている。また、卓越した演技力と英国紳士たる(キュートな)魅力を備えた主演の2人も、本作がきっかけで大ブレイク。カンバーバッチは『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』でアカデミー賞にノミネートされ、フリーマンも『ホビット』シリーズでビルボ・バギンズを演じたほか、2016年はマーベル作品『Doctor Strange』(原題)と、『キャプテン・アメリカ:シビル・ウォー』にそれぞれ出演する。そして今回、2016年元旦に英国で放送される「SHERLOCK/シャーロック」待望の新作にして一度限りの特別編となる本作は、舞台が21世紀のロンドンから、ヴィクトリア時代の1895年に。蒸気機関車が走り、馬車が闊歩するベーカー街に、フロックコートに身を包んだ“世界一有名なコンサルタント探偵とその親友”が登場!本作の公開を記念して、これまでのシーズン1~3が収録されたDVDプチボックスの発売も決定。世界が熱狂する名探偵コンビの活躍を、今度はスクリーンで見届けてみて。『SHEROCK/シャーロック忌まわしき花嫁』は2016年2月19日(金)よりTOHOシネマズ新宿ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:SHERLOCK/シャーロック [海外TVドラマ](C) Colin Hutton Hartswood Films 2010 John Rogers (C) Hartswood Films 2010
2015年12月03日ベネディクト・カンバーバッチがニコール・キッドマンと一緒に25日(現地時間)、ロンドンでチャリティ・ショーに出演した。ベネディクトとニコールは南アフリカの子どもたちに芸術教育を行なう団体「ドラマティック・ニード(Dramatic Need)」を支援するチャリティに参加。ロンドンのロイヤル・コート・シアターでダニー・ボイル監督の演出のもと、南アフリカの小さな町に暮らす子どもたちの生活を語るモノローグを演じた。2人のほかにTVシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントンやローズ・レスリー、アルフィー・アレン、ジョシュ・ハートネット、『ハリー・ポッター』シリーズなどのデヴィッド・シューリス、ボイル監督の『トランス』に主演したジェームズ・マカヴォイも出演した。(text:Yuki Tominaga)
2015年10月27日ベネディクト・カンバーバッチが、6月に誕生した息子にクリストファー・カールトンと名づけていたことが分かった。ベネディクトと妻で舞台監督のソフィー・ハンターは6月に広報を通して男児の誕生を発表したが、当初は誕生日も名前も明かしていなかった。イギリスの「Daily Mail Online」によると、ソフィーはウエストミンスターのポートランド病院で6月1日(現地時間)に出産したとされている。命名の由来は明らかではないが、「カールトン」はベネディクトと彼の父親で俳優のティモシー・カールトン(本名はティモシー・カールトン・コングトン・カンバーバッチ)に共通するミドルネーム。この名前が親子三代に受け継がれることとなった。ベネディクトとソフィーは今年2月14日のバレンタインデーに結婚、ロンドンに270万ポンドで新居を購入した。現在リフォーム中の新居は広い庭付き。まもなく家族3人の新生活をそこでスタートすることになる。(text:Yuki Tominaga)
2015年09月01日ベネディクト・カンバーバッチが主演する舞台「ハムレット」が25日(現地時間)、ロンドンで初日を迎え、TVシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」で共演するマーティン・フリーマンをはじめ、大勢のスターが劇場に足を運んだ。5日(現地時間)からバービカン・シアターでプレビュー公演が始まっていたが、上演中もスマートフォンなどで撮影を続ける一部ファンのマナーの悪さが問題になり、ベネディクト自身が終演後の楽屋口につめかけたファンたちに自粛を呼びかけたと報じられた。25日の初日にはマーティンのほかに、「SHERLOCK/シャーロック」でシャーロックの兄・マイクロフトを演じ、製作、脚本も兼ねるマーク・ゲイティス、モリー役のルイーズ・ブリーリー、TVシリーズ「ダウントン・アビー」のダン・スティーヴンス、ベネディクトの母で女優のワンダ・ヴェンサムらが観劇に訪れた。リンゼイ・ターナーが演出を手がける舞台で、ベネディクト演じるハムレットはミリタリー・ジャケットやデヴィッド・ボウイのTシャツなどを着用している。マークは「素晴らしかった。僕らはみな、とても誇りに思う」と、ワンダは「すごくいいハムレットだわ」と感想を語った。新聞各紙や演劇サイトなどにも好評が寄せられている。10月31日(現地時間)まで上演予定。(text:Yuki Tominaga)
2015年08月27日俳優のベネディクト・カンバーバッチと、妻で演出家のソフィー・ハンターの第1子となる男児が誕生した。夫妻は代理人を通して、「可愛い息子の誕生をお知らせすることを嬉しく思います」と発表。同時に「今後の貴重な数週間、プライバシーを尊重していただけるようお願いいたします」と付け加えた。昨年11月に婚約し、今年のバレンタインデーに結婚した夫妻は、息子の名前や誕生日については明らかにしていない。ベネディクトは6月13日(現地時間)、エリザベス女王の誕生日祝賀式典で「大英帝国勲章(CBE)」を授与されたばかり。ベネディクトはまだ38歳で、本年度の「アカデミー賞」主演男優賞を受賞したエディ・レッドメインもまだ受章していないことから、時期尚早では?という声も聞こえたが、今回の第1子誕生は夫婦にとって受勲よりも嬉しいことなのかもしれない。
2015年06月15日ベネディクト・カンバーバッチと妻のソフィー・ハンターの間に第1子となる男児が誕生したことが分かった。夫妻の代理人が明らかにしたもので、「ベネディクト・カンバーバッチとソフィー・ハンターは、美しい息子の誕生をお知らせすることをうれしく思います」というコメントが添えられている。代理人は、今後数週間は家族のプライバシーを尊重してほしいと付け加えた。息子の誕生日や名前など詳細は現時点では明らかになっていない。ベネディクトとソフィーは2009年に『Burlesque Fairytales』(原題)の共演をきっかけに知り合った。昨年11月に婚約、今年1月にソフィーの妊娠を公表し、2月14日のバレンタインデーに挙式した。(text:Yuki Tominaga)
2015年06月15日世界中の人気を誇る“英国男子”の代表格ともいえる俳優ベネディクト・カンバーバッチ。このほど、ベネディクトの等身大フィギュアが、「マダム・タッソー東京」にて、4月21日(火)より展示されることが分かった。「SHERLOCK/シャーロック」ではシャーロック・ホームズを演じ、公開中の『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』では天才アラン・チューリングを熱演。いま最も注目されている俳優のひとりであるベネディクト・カンバーバッチの等身大フィギュアが、セレブリティを始め、歴史上の人物、各国の政治家からスポーツ選手などの等身大フィギュアの制作と展示を行う「マダム・タッソー東京」に、母国ロンドンより“来日”する。制作期間に6か月を要し、費用は1体あたりおよそ15万ポンド(約2,000万円)かかるという等身大フィギュア制作。250か所以上のシッティング(計測)が行われたという制作時には、ベネディクトは、さまざまな技術とテクニックを駆使するクリエイティブ・チームの制作プロセスを見学し、非常に感嘆した様子だったという。完成後、自身のフィギュアと対面したベネディクトは、「完璧だね!自分そっくりのフィギュアを見るのは、ワクワクする。自分の姿を見るのは、夢のような不思議な気分。でも、とても精巧に作られていて、ちょっと恥ずかしいし、似すぎて少し怖い」と語る。アカデミー賞授賞式のレッドカーペットでは、「U2」の写真撮影中に“フォト・ボム”を仕掛けたことで話題となった彼だが、「これで自分自身にフォトボムができるね!このフィギュアが自撮りして、僕の代わりにファンにサインをしてくれればいいのに」とジョークを飛ばしていた。また、展示期間中には、“AXNミステリー「SHERLOCK/シャーロック」グッズコーナー”がオープン。ファンにはたまらない「SHERLOCK/シャーロック」オフィシャルグッズが販売される。一般公開日の前日である4月20日(月)には、事前に応募者のファン100名を対象に先行お披露目会の開催が予定されている。昨年の来日時には成田空港に1,000人以上のファンが詰めかけたベネディクトの等身大フィギュアの“来日”。マダム・タッソー東京で、ぜひ彼とのツーショットを撮影してみて。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 2015年3月13日より全国にて公開(C) 2014 BBP IMITATION, LLC
2015年04月13日ベネディクト・カンバーバッチが世界最強の暗号“エニグマ”に挑んだ実在の天才数学者を演じる映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』が、いよいよ3月13日(金)より公開となる。先日、本年度アカデミー賞にて見事「脚色賞」を受賞した本作から、そろって同「主演男優賞」「助演女優賞」にノミネートされていたベネディクトとキーラ・ナイトレイの熱い友情が伝わるコメントがシネマカフェに到着した。第二次世界大戦時、ドイツ軍が誇った世界最強の暗号“エニグマ”の解読に挑んだ英国の天才数学者アラン・チューリング。現在のコンピューターの礎を生みだし、後世に大きな影響を与えた、ひとりの天才の知られざる秘密と数奇な人生を描く本作。キーラは、ベネディクト演じるチューリングらと共に暗号解読チームに加わった唯一の女性で、聡明な数学者だったジョン・クラーク役を演じている。ベネディクトは本作の脚本に惚れ込み、オファーを即決したことを明かしているが、キーラもまた、「初めて脚本を読んだ瞬間に恋に落ちたわ」と、すぐにオファーを引き受けたという。「実は、最初の脚本では、ジョーンはもっと小さな役だった。ほかの俳優たちがこの映画に参加したのと同じ理由で、私も役を引き受けたの。ただ純粋にこの映画に参加したいという思いでね。イギリス人なら誰でも、この物語を世に送り出したいと感じるはず」と、時代に翻弄され“葬られた”天才の真実の物語に対する熱い想いをふり返る。だが、出演を即決したのはそれだけではないようで、「脚本をもらったとき、ベネディクトの出演は確定していた。彼が出るこの映画に出演したいと強く感じたわ」と、本作の出演理由のひとつにベネディクトとの友情があったことを明かすキーラ。「以前一緒に働いた人と仕事をするのは、いつもすてきな経験よ。特に過去の仕事で楽しい時を過ごした相手なら、話も合うし、すぐに気楽で親密な仲になれるもの。瞬時に何かに入り込めるの。彼とは友達だし、初共演以来ずっと仲良くしてきた。だからジョーンとアランの間にある友情を、実際の友達と演じられて良かった。2人の情熱に一瞬で入り込むことができるからね」と語る。一方、ベネディクトは彼女との共演について、「キーラはジョーンと同じくらい素晴らしい。ジョーンは自分の居場所と平等な扱いを求め、性別ではなく自分自身の価値によって評価されることを望んだ。聡明な人物であり、主張も当然のものだったが、それは厳しい闘いだった。組織化された性差別にいかに立ち向かうか、その姿勢をキーラは愛情溢れる演技ですんなり見せてくれたと思う」と絶賛の声を寄せている。ジョー・ライト監督の『つぐない』(’07)などで共演し、もともと親交が深かったベネディクトとキーラ。過去には、キーラをバカにした記者に対し、ベネディクトがジョークでお返しして怒ったというエピソードがあるなど、その友情で知られるふたり。その息の合った熱演は、劇場で確かめてみて。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』は3月13日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密 2015年3月13日より全国にて公開(C) 2014 BBP IMITATION, LLC
2015年03月04日本年度アカデミー賞にて「主演男優賞」のベネディクト・カンバーバッチ、「助演女優賞」のキーラ・ナイトレイと「作品賞」ほか8部門にノミネートされている『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』。本作で、世界最強の暗号“エニグマ”に挑んだ実在の天才数学者を熱演し、初ノミネートの快挙を果たしたベネディクトからコメントが到着。あるシーンで、あまりの感情の高ぶりに号泣していたことを明かしてくれた。第二次世界大戦時、ドイツ軍が誇った世界最強の暗号“エニグマ”の解読に挑んだ天才数学者アラン・チューリング。英国政府が50年間隠し続けた、この天才の真実に触れる物語は、“泣けるミステリー”としてトロント国際映画祭「観客賞」を受賞、ゴールデン・グローブ賞では「作品賞」含む5部門にノミネートされるなど、賞レースの中心で話題となっている。アカデミー賞「脚色賞」にもノミネートされている本作の脚本は、ハリウッドで大きな評判を呼び、製作前の脚本をハリウッド業界人の投票によってランキングする“ザ・ブラックリスト”の2011年度版において第1位に選出されていたもの。ベネディクトにとっても、実際に製作が始まるまで動向を見守っていた初めての脚本で、「大きな歴史の波にのみ込まれ、不当な扱いを受けながらも、自分の信念を貫き通した彼の人生を、ひとりでも多くの人に伝えるのが、自分の使命だと思ったよ」と感慨深く語る。このアラン・チューリングの物語は、それほど彼にとって重要で、絶対に参加したい作品だったようだ。役作りについては、「原作だけでなくチューリングの多くの伝記や、映画の舞台となったブレッチリー・パークに関する文献にも目を通したよ。あと、生前の彼を知る人物からなるべく多く話を聞き、彼の人柄を感じ取った」と話すベネディクト。入念な情報収集を経て、撮影に臨んでいたことを明かした。一方、実在の人物を演じる上で、「チューリングの業績を正しく後世に伝えるという責任の重さが一番困難だった」と当時の不安を吐露するも、「でも、すばらしいチームが支えてくれた。時代物の下着まで完璧に揃えてくれたんだ(笑)」と撮影現場での様子を笑顔でふり返った。こうして役になり切ることには成功したものの、撮影の終盤の、とあるシーンでは自分の感情をコントロールできなくなったそうで、「そのとき、僕は彼のために本当に心を痛めていた。彼のために泣いていたんだ。シーンの撮影中も撮影後も、涙が止まらなかったよ。あのときの僕はもはや演技をしていなかった。こんな経験は、初めてだったよ」と話した。そんなベネディクトに対し、「監督賞」ノミネートを果たしたモルテン・ティルドゥムは、「彼はチューリングを以前から知っていたようだ。チューリングを深く理解し役に没頭してくれた。才能と熱意を持ったすばらしい俳優だ」と絶賛。また、「ベネディクトのチューリング役への没頭ぶりは、チューリング自身の(暗号解読への)没頭ぶりに匹敵するほどだ」とも語っており、ベネディクトが本作に対し、並々ならぬ情熱を持って取り組んでいたことが伺える。本作で、米タイム誌の「2014年俳優による演技トップ10」にて第1位に選ばれるなど、彼の史上最高の演技とも称されている今回の天才数学者役。その心を鷲掴みにされる渾身の熱演ぶりは、劇場で確かめてみて。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』は3月13日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年02月20日14日(現地時間)に挙式したばかりのベネディクト・カンバーバッチだが、実は自分の名字が気に入らずに芸名をつけることを検討していたという。イギリスの「The Sun」紙によると、ベネディクトはロサンゼルスで『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』のプロモーション中のインタビューで、以前に“ベネディクト・カールトン”という名前で活動しようと考えていたと語った。カールトンというのはベネディクトのミドルネームで、彼の祖父の名前でもある。ベネディクトに言わせると、“カンバーバッチ”は「風呂の中の放屁のような響き」で、「イギリスのアクセントだと、よりおかしい」そうだ。だが、エージェントは“カンバーバッチ”はいい名前だから、と思いとどまるように説得し、ベネディクト自身もいまは、そのアドバイスに従って正解だったと考えているという。確かに、“カールトン”よりもはるかにインパクトのある響きで、一度聞いたら忘れられない。まもなく発表の第87回アカデミー賞で主演男優賞候補となっているが、その名前が果たして呼ばれるか、22日(現地時間)の授賞式が待ち遠しいかぎりだ。(text:Yuki Tominaga)
2015年02月19日ベネディクト・カンバーバッチが婚約者のソフィー・ハンターとバレンタインデーの14日(現地時間)、英国・ワイト島の教会で結婚した。結婚式はワイト島のモティストーンにある12世紀建立のセント・ポール教会で執り行われ、すぐそばにあるマナーハウスで披露パーティが開かれた。このマナーハウスは11世紀頃から土地台帳に記録がある由緒正しいもので、1963年に英国のナショナル・トラスト財団に売却されるまでソフィーの親戚・ニコルソン家が所有していたという。パパラッチ嫌いで知られるベネディクトは徹底した秘密主義を貫き、詳細はなかなか伝わってこないが、彼の代理人は週末に挙式したことを認め、両親や友人ら招待客に祝福された素晴らしい日になったと語っている。さらに地元紙「The Isle of Wight County Press」によると、ベネディクトは挙式前夜は高級ヨットクラブ「ロイヤル・ヨット・スコードロン」で過ごしたそうだ。ベネディクトと舞台演出家のソフィーと昨年11月に婚約、ソフィーは現在第1子を妊娠中。ベネディクトは22日発表の第87回アカデミー賞で、主演男優賞(『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』)にノミネートされている。(text:Yuki Tominaga)
2015年02月16日ベネディクト・カンバーバッチが、世界最強の暗号解読に挑んだ実在の“天才”数学者を熱演し、賞レースでも注目を集める『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』から、ついに予告編が解禁。併せて、時代と秘密に翻弄された天才の真実の物語を映し出すポスタービジュアルも到着した。時は第二次世界大戦下。ドイツ軍が誇った世界最強の暗号<エニグマ>に、英国を始めとする連合軍は苦戦。世界の運命は、その解読不可能といわれた暗号解読に挑んだ、天才数学者アラン・チューリング(ベネディクト・カンバーバッチ)らに託される。英国政府が50年間隠し続けた、あるひとりの天才の秘密と数奇な人生とは――!?トロント国際映画祭「観客賞」受賞を皮切りに、ゴールデン・グローブ賞では「作品賞」含む5部門にノミネート、さらに本年度アカデミー賞では「作品賞」「主演男優賞」「助演女優賞」ほか8部門にノミネートされている本作。世界的に人気を博すベネディクトがアカデミー賞にノミネートされるのは初の快挙となり、注目を集めている。映像では、ベネディクト扮する天才数学者と称えられるアラン・チューリングが、英国政府の機密作戦に参加、世界最強といわれた暗号機<エニグマ>解読に挑むことになる。暗号を解くための精鋭チームが結成されるものの、一人でマシンをつくり始める彼の行動は理解されず、ヒュー・アレクサンダー(マシュー・グード)ら仲間たちや上層部との溝を深めていくチューリング。しかし、ジョーン・クラーク(キーラ・ナイトレイ)だけは、そんなチューリングの唯一の理解者となっていくが…。暗号解読に挑み、心に秘密を抱えた“天才”の謎を呼ぶストーリーと、「カンバーバッチの最高傑作」という呼び声に相応しい迫真の演技が織りなす人間ドラマを、まずはこちらからご覧あれ。『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』は3月13日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年01月28日ベネディクト・カンバーバッチがTV番組出演中に人種差別用語を使用したことで批判を受け、26日(現地時間)に謝罪を表明した。ベネディクトはアメリカでPBSのトーク番組「Tavis Smiley」に出演、英国における俳優の雇用について、圧倒的に白人が優位に立つ現状にふれ、「僕の友人たちは、英国よりもこちら(アメリカ)の方がずっとチャンスがある」と変化の必要性を語った。その際、白人ではない人種の俳優について「Coloured(有色)」という表現を使ったのだが、人種差別に反対の立場での発言だったものの、この言葉は差別的な意味合いが強く、批判の声が上がった。ベネディクトはこの件について「People.com」に声明を寄せ、「この時代遅れの言葉を使ったことで、不快な思いをさせてしまったことを申し訳なく思っています。心よりお詫びします。自分の愚かさと、傷つけてしまったことに弁解の余地はありません。今回の件が、的確で人を傷つけない言葉を正しく使うことの必要性を強調することを願います」と謝罪した。ベネディクトは『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』で2月22日(現地時間)発表のアカデミー賞主演男優賞にノミネートされている。(text:Yuki Tominaga)
2015年01月28日ベネディクト・カンバーバッチの婚約者で演出家のソフィー・ハンターが現在第1子を妊娠中ではないかと言われている。2人は3日(現地時間)、パームスプリングス国際映画祭に出席したが、ゆったりしたシルエットのドレスを着たソフィーの腹部はやや丸みを帯びていた。レッドカーペットのフォトコールでもソフィーはクラッチバッグで腹部を隠していた。「New York Post」紙のコラム「Page Six」は関係者の話として、ソフィーは少し前から妊娠中で、ベネディクトともども大喜びしていて、春先にも結婚する計画を進めていると報じている。ベネディクトは最新作『イミテーション・ゲーム』でオスカー候補に有力視されていて、前哨戦で11日(現地時間)発表のゴールデン・グローブ賞でも主演男優賞にノミネートされている。ベネディクトとソフィーは11月にイギリスの新聞紙上に告知掲載という形で婚約を発表、ベネディクトのハリウッドでのキャリアのためにロサンゼルスで新居購入も検討中だ。7日夜現在、ベネディクト側の公式なコメントは発表されていない。(text:Yuki Tominaga)
2015年01月08日ベネディクト・カンバーバッチがロサンゼルスに1,000万ドル(約12億円)超の豪邸購入を検討中だという。ベネディクトは舞台監督のソフィー・ハンターとの婚約を発表したが、今後はハリウッドでの活躍も増えることから、ロサンゼルスにも拠点を持つことにしたらしい。目下検討中の物件は1,080万ドル(約13億円)で売りに出されている土地面積が2.5エーカー(約8094平方メートル)のトスカーナ風建築のヴィラ。寝室7室、バスルームが9室、映写室、バー、ジム、図書室、車5台は入る車庫付きだ。最新主演作『イミテーション・ゲーム』でゴールデン・グローブ賞や映画俳優組合(SAG)賞などにノミネートされているベネディクト。「Daily Mail」紙によると、彼の代理人が不動産業者に購入希望価格を提示し、早ければ年明け早々に入居する運びだという。代表作となったTVシリーズ「SHERLOCK/シャーロック」でもSAG賞TV映画/ミニシリーズ部門の男優賞にノミネートされたベネディクトは「『SHERLOCK/シャーロック』と『イミテーション・ゲーム』の2作について、同業者から認めてもらえたことがとてもうれしい」と喜びを語っている。(text:Yuki Tominaga)
2014年12月24日先日、新聞紙上での婚約発表で世間を驚かせたベネディクト・カンバーバッチ。彼は自分のファンが「カンバービッチ」と呼ばれることについて、ほかの呼称があればいいと考えているようだ。自分の熱狂的な女性ファンたちにつけられた「カンバービッチ(Cumberbitches)」という呼称について、「ジョークだとは分かっているけど」と言いながら、「女性としてもっと強くなってほしい。自分たちをビッチなんて呼ばないで」と話している。ファンについて「大半は賢くてさばけてる人たちだから、楽しんでるんだろうけど、(この呼称が)だんだん広まっていくと、この響きはちょっと…」と懸念するベネディクトは「カンバーサムとかカンバーコレクティブ。カンバーファンは?いろいろあると思うよ」と代替案も出している。婚約者で舞台演出家のソフィー・ハンターは、ファンたちから羨望の的となっているが、何とか対応しているという。ベネディクトは「People」誌上で「大変な状況のはずだけど、彼女は本当にクールだ。とても感心してるよ」と語っている。(text:Yuki Tominaga)
2014年11月27日ベネディクト・カンバーバッチが10月5日(現地時間)、イギリスの「タイムズ」紙上で婚約を発表した。お相手は舞台監督のソフィー・ハンターで、ベネディクトより2歳下の36歳だ。発表の場に選んだのは新聞紙上で結婚や出生、訃報などを扱うお知らせ欄。「ミスター・B・T・カンバーバッチとミス・S・I・ハンター」と2人の名前が大きく書かれた下に「ロンドンのワンダとティモシー・カンバーバッチの息子・ベネディクトと、エディンバラのキャサリン・ハンターとロンドンのチャールズ・ハンターの娘・ソフィーの婚約が発表された」とある。2人は今年6月にテニスのフレンチ・オープンを観戦しているのを目撃され、交際が噂されていた。出会いは2009年。女優でもあるソフィーと『Burlesque Fairytales』(原題)での共演がきっかけで知り合った。2人はロンドンで食事に出かけたり、ベネディクトの学生時代の友人の結婚式に出席するなど、行動を共にしていたが、ソフィーは注目されるのを嫌ってなるべく目立たないようにしていた。「Daily Mail」紙によると、ソフィーの両親は彼女が子供の頃に離婚し、彼女は母親のもとで育ったので、ベネディクトはエディンバラに赴いてキャサリンさんに挨拶したという。ベネディクトは大学時代に知り合ったオリヴィア・プーレットと10年間交際していたが、2011年3月に破局、その後にデザイナーのアンナ・ジョーンズと交際し、『スター・トレックイントゥ・ダークネス』のアリス・イヴやリヴ・タイラー、ロシア人モデルのカティア・エリザロヴァらと恋の噂があった。ベネディクトの代理人は婚約について認めたが、挙式の予定などはまだ明らかにされていない。(text:Yuki Tominaga)
2014年11月05日ベネディクト・カンバーバッチが、マーベル・スタジオのスーパーヒーロー映画『ドクター・ストレンジ』への主演を交渉していることがわかった。カンバーバッチが演じるのはステフェン・ヴィンセント・ストレンジ。元神経外科医のストレンジは、不可思議な脅威から地球を守るべく戦うことになる。マーベルは以前からこのコミックの映画化を企画しており、『マイティ・ソー』や『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』などでもストレンジの存在をちらつかせてきた。いずれは、このキャラクターを『アベンジャーズ』シリーズにも出していくつもりのようだ。『ドクター・ストレンジ』は、2016年北米公開予定。監督は『NY心霊捜査官』『地球が静止する日』のスコット・デリクソン。文:猿渡由紀
2014年10月28日人気海外ドラマ「SHERLOCK/シャーロック」でIT機器を駆使して現代に生きる天才探偵シャーロック・ホームズを演じているベネディクト・カンバーバッチが、インターネット上で内部告発や情報漏洩を意図的に行うサイト“ウィキリークス”の創設者ジュリアン・アサンジを演じる『フィフス・エステート:世界から狙われた男』。このほど、日本での劇場公開が見送られた“幻”の本作が、オンデマンドにて7月16日(水)より先行配信されることになり、日本版予告編が解禁となった。告発者を守り秘密、隠蔽情報を公開していった内部告発サイト“ウィキリークス”。その創設者であるカリスマ性あふれるジュリアン・アサンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)と彼の仲間たちは、世界的な新聞社やTV局などを上回る数々の秘密情報をサイトから発信していく。やがて、アメリカのペンタゴンを始め、彼らが暴露する機密情報はあまりにも過激で危険なものになっていき――。日本でも大人気の英国俳優カンバーバッチが演じる本作の主人公は、Appleのスティーブ・ジョブズ、Facebookのマーク・ザッカーバーグらとも並ぶ、ネット界に激震を走らせた “ウィキリークス”創設者のジュリアン・アサンジ。本作は、アサンジと彼の魅力に囚われていった仲間たちが、自らの危険を冒しながらも“リーク”という武器のみで権力の不正に立ち向かう姿を実話に基づきながらスリリングに描き出していく。報道でも話題となったように、彼が生み出した“ウィキリークス”は、巨大企業の隠ぺい資料や国家の機密文書など、一国の政府をも転覆させる力を持つほどのさまざまな秘密情報を次々とリーク。そのため、アサンジはペンタゴンや主要国家機関から脅威とされていく。カンバーバッチは、本人さながらに髪を伸ばしてブロンドに染め、彼の容姿から言動に至る細部まで研究された新境地ともいえる演技を披露。予告編映像からも分かるように、シャーロック・ホームズの佇まいとはまた異なった、謎に包まれたカリスマ性と知性にあふれる人物を熱演する。アサンジの同志、ダニエル・ベルク役には『ラッシュ/プライドと友情』でゴールデングローブ賞などにノミネートされたドイツの実力派俳優、ダニエル・ブリュール。また、敵対する国務省の事務官に『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の“ファルコン”ことアンソニー・マッキー、英ガーディアン紙の記者に『ハリー・ポッター』シリーズのルーピン先生でお馴染みのデヴィッド・シューリスが登場するほか、豪華演技派が脇を固めている。今回解禁された予告編では、“ウィキリークス”によって暴かれた隠ぺい事実によって、救われ歓喜し賛同する人々と、その一方で、機密で守られていた何百万人もの情報提供者の命が危険にさらされるという対極的な事態が描かれていく。一部、国民やマスコミは擁護するも、国家からは脅威として狙われてしまうアサンジとその同志たち。“ウィキリークス”を創った男・アサンジのとった行動は、正義のジャーナリズムか?史上最悪の情報テロか?カンバーバッチが演じる、21世紀のインターネット時代の寵児ともいえるジュリアン・アサンジを、まずはここから目の当たりにしてみて。『フィフス・エステート:世界から狙われた男』は7月16日(水)よりオンデマンド先行配信。発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン(text:cinemacafe.net)
2014年07月15日先日、英人気映画誌「Empire」の恒例企画「最もセクシーな映画スター」の全世界投票で、1位と2位を獲得したベネディクト・カンバーバッチとトム・ヒドルストン。その2人のダンス・シーンを編集し、ダンス対決にみたてた動画がYouTubeに公開され、話題になっている。ベネディクトは『スタートレックイントゥ・ダークネス』で最強戦士カーンを、トムは『マイティ・ソー』シリーズや『アベンジャーズ』で邪悪な神ロキを演じているため、動画はカーン対ロキのダンス合戦とも呼ばれている。その動画はアメリカのエレクトロ・ポップ・デュオ「LMFAO」のヒット曲「Sexy and I Know It」(「僕ってやっぱりセクシーだな」の意味)に乗せて、ベネディクトとトムがダンスを繰り広げるファンが編集したもの。あまりの2人のセクシーなノリノリぶりが、多くのコメントを呼んでおり、特に「PSY」の「江南スタイル」まで魅せたトムのダンス・キングぶりに、「ロキの圧勝」「ベネディクト、大好きだけれど、この勝負はトムの勝ち」といったコメントが並んでいる。本国イギリスでは、“カンバーベイブス(Cumberbabes)”と呼ばれるベネディクトの熱狂的ファンがいるのと同様に、トムも“ヒドルストナーズ(Hiddlesters)”と呼ばれるファンたちに支えられているという。この動画の登場で、さらにファンが増えるかもしれない。(text:Mieko Nakaarai)
2013年12月24日ローマ法王ベネディクト16世の生涯が伝記映画化されるようだ。独プロデューサーのマルクス・メンデとペーター・ヴェッケルトは今回、カトリック教会のジャーナリストであるピーター・シーワルドが近日中に上梓するローマ法王の伝記本の映画化権を獲得したという。ピーターはこれまでにも法王のインタビューをまとめた本3冊を出版し、ベストセラーとなっているが、そのうち2冊は法王に就任する前のヨーゼフ・ラッツィンガー枢機卿時代のものだ。新刊本は2014年初頭に出版される見込みで、ピーターは今回の映画化作品では脚本にも監修として参加する模様だ。今回の映画化についてオデオン・フィルムは声明で「プロデューサー陣は国際的な映画を製作しようと考えています。法王が1927年にドイツのバイエルン州でヨーゼフ・ラッツィンガーとしてこの世に生を受けてからローマ法王に就任し、今日も素晴らしい活躍をなさっている様子をあらゆる面から描くつもりです」と発表している。今月3日(現地時間)からツイッターを開始したことで話題のローマ法王だが、レディー・ガガやスーザン・サランドンなどのセレブたちから批判されることも度々で、特にスーザンに至ってはローマ法王を「ナチ」呼ばわりしている。
2012年12月05日人気SFシリーズ最新作『スター・トレック イントゥ・ダークネス』と共に、J.J.エイブラムス監督、主演のクリス・パインに人気急上昇中のベネディクト・カンバーバッチ来日し、エイブラムス監督たっての希望で、午前中に行われた最新映像の上映会に続き、都内某所にてマスコミ向け記者会見が行われた。1966年に放送されたTVドラマから、いまなお多くのファンに愛され続ける人気SFシリーズを、奇才J.J.エイブラムス監督が映画化。2009年に公開された前作『スター・トレック』に続く第2弾となる本作では、壮大な宇宙を舞台に、エンタープライズ号のキャプテン・カークとそのクルーたちが、前作をも超える悪と対峙する姿を、エイブラムス監督の圧倒的な映像で描き出す。この日、行われたプレゼンテーションでも作品の紹介と共に、日本への愛を熱弁してきたエイブラムス監督。この会見でも同じ衣装で登場したが、この日を楽しみにし過ぎていたのか「日本でこの作品の話をすることが楽しみだったんだけど、服の値段タグが(ずっと)つけっぱなしになっていたんだ…(笑)」とお茶目な一面を明かした。さらに、今回のキャスティングの中で最も注目を集めるのが、冷酷な悪役を演じたベネディクトの存在だ。エイブラムス監督は彼の参加を熱望していたと語り、「悪役で恐いんだけれども、観客がそのキャラクターに同情してしまうような人間的な厚みのある俳優をずっと探していたんだ。そのときにドラマ『SHERLOCK/シャーロック』に出ていたベネディクトを見て、私はすぐに何をしてでも彼を(出演してくれるよう)説得したいと思ったんだ。期待したものはとても大きかったんだけれど、ベネディクトは全ての期待を上回る演技で応えてくれたよ」と手放しで大絶賛。そんな世界に誇る奇才からベタ褒めされたベネディクトは、「『SHERLOCK/シャーロック』よりもいいものになっているかもね(笑)」とイタズラっぽい笑みを浮かべた。また、今回の来日で最も驚いたという熱烈なファンたちに向けて、「昨日の空港での出迎えもそうだけど、まさかこんなにも日本で温かい歓迎を受けるなんて思ってもみなかったよ。まだ、ちょっと公開まで待たせてしまうけど、みなさん楽しみにしていて欲しい」と語った。『スター・トレック イントゥ・ダークネス』は2013年9月、全国にて公開。■関連作品:スター・トレック イントゥ・ダークネス 2013年9月、全国にて公開
2012年12月04日