阪神電気鉄道株式会社(本社:大阪市福島区、社長:久須勇介)は、阪神沿線にお住まいの方々がもっと暮らしやすく活躍しやすくなるように、「HANSHIN 女性応援プロジェクト」に取り組んでおり、この一環として、大阪府、大阪市及び大阪マザーズハローワークと連携して、女性の就労を応援するイベント「スキルアップサロン」を10月から12月にかけて計3回開催します。スキルアップサロンは、子育て・仕事・家事など、様々な活動を頑張る女性をターゲットに、復職後の働き方の工夫や家事育児の棚卸しなどについて、参加者同士が交流しながら楽しく学べるセミナーイベントです。なお、本イベントは、2018年度から開催しており、住民の就労支援、仕事と家庭の両立支援、保護者の学びの支援に取り組む大阪府及び大阪市のほか、子育てをしながら就職したい方々をサポートする大阪マザーズハローワークと共同で行うものです。「HANSHIN 女性応援プロジェクト」では、これまでWEBサイトでの情報発信のほか、沿線各地で、乳幼児のママ同士の交流促進イベントを開催するなど、毎日の家事をこなしながら、育児や介護、お仕事や様々な活動を頑張る皆さんに役立てていただけるようなサービス・情報を提供してきました。これからも、住みやすい沿線づくりに向けて取り組んでまいります。イベントの詳細は、次のとおりです。【「スキルアップサロン」実施概要】1.開催日時:第1回 2023年10月31日(火)13:30~16:30第2回 2023年11月16日(木)13:30~15:30第3回 2023年12月1日(金)13:30~15:302.会場:大阪梅田ツインタワーズ・サウス11階 カンファレンスルーム(阪神大阪梅田駅より徒歩1分)3.参加費:無料(別途お茶菓子代500円)4.定員:各回先着40名(事前申込制)※一時保育あり(要予約・無料)5.申込方法:WEBサイト「いちょうネット」(大阪市生涯学習情報提供システム)から「スキルアップサロン」と検索してお申し込みください。URL: ※第1回開催分の申込みは、本日から受け付けます。第2回開催分以降については、開催日の約1か月前からお申込みいただけます。6.主催:阪神電気鉄道(株)、大阪府、大阪市、大阪マザーズハローワーク7.内容:セミナー、ワークショップ(開催日/テーマ)10月31日(火)【第1部】豊かな暮らしを叶えるライフプラン【第2部】お仕事ミニ体験会&イメージチェック講座※11月16日(木)仕事と育児の両立の悩みを解消!セミナー×ワークショップ12月1日(金)教育費いくらかかる?どう備える?~支援制度・貯金・NISA~※第1回のみ2部構成で、第1部・第2部通してのご参加になります。8.注意:主催者側の事情により、イベント内容を変更、又は中止とさせていただく場合がございます。その際は「いちょうネット」WEB内スキルアップサロンのイベントページでお知らせいたしますのでご確認ください。※詳しくは、HANSHIN 女性応援プロジェクト WEBサイト「Cheer*full cafe(チアフルカフェ)(※)」をご覧ください。 (※)cafeのeはアクセント記号阪神電気鉄道株式会社 リリース 発行元:阪急阪神ホールディングス大阪市北区芝田1-16-1 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年09月22日私は9歳の娘と4歳の息子がいる母です。独身時代、仕事の激務で体を壊してしまった私は結婚と同時に仕事を辞めて、アルバイトをしていました。出産してからは育児と家事に専念していたため、気づけば仕事のブランクは10年にもなってしまったのです。そんな私がマザーズハローワを利用して、プラスになった体験談をお伝えします。離婚と幼稚園入園私はもともとは働くのが好きだったので、いつかはまた仕事をしたいと思っていました。でも夫は多忙で、完全にワンオペ育児。夫も専業主婦を望んでいたし、子どもたちが一番かわいいであろう時期はそばにいたいという気持ちもあり、そのうち……と、仕事復帰を先延ばしにしていました。 そんななか、夫と離婚することになったのです。下の子はちょうど、お姉ちゃんが卒園した幼稚園に入園が決まったところでした。働くことを考えてすぐ保育園に申し込みをすればよかったのですが、「お姉ちゃんがお世話になったとても良い幼稚園に、息子もどうしても通わせたい」⋯⋯いわば私のワガママで、息子を幼稚園に入園させることにしました。 働きたいけれど…夫からは毎月生活費が振り込まれますが、これまでと同じ生活を続けると赤字です。大幅な節約を試みましたが、なかなかうまくいきませんでした。「それなら働きたい」という気持ちが強くなりましたが、息子は幼稚園に入園したばかり。コロナ禍でもあるため午前保育がほとんどでした。 「パソコンのソフトの使い方もほとんど忘れてしまったし、何から手をつけたらいいかわからない。しかも、ブランクが長く、特別な資格も持っていない、就業時間も多く取れない自分を、雇ってもらえるわけがない……」。求人情報サイトに登録するところまではよかったのですが、たまに求人情報を見ては、ため息をついて落ち込む日が続きました。 初めてのマザーズハローワークこの気持ちを、ある日ママ友に打ち明けました。すると、マザーズハローワークの存在を教えてくれたのです。名前は聞いたことがありましたが、利用したことはありませんでした。託児もあるとのことだったので、勢いで行ってみました。初めての人は、まずは専用端末に自分のデータを登録します。そのあと面談です。 面談してくださった方は親身に話を聞いて、私の厳しい条件でも、応募できる仕事をさっそくいくつか紹介してくれました。マザーズハローワークは、仕事と子育ての両立がしやすい求人が豊富なのだそうです。でも、募集をお母さんに限定して、企業になんのメリットがあるんだろう?と思ってしまいましたが、面談してくださった方は、「お母さんは、責任感が強く真面目だから」とおっしゃっていて、なんだかその言葉には勇気をもらいました。 無料のパソコン講座を受講マザーズハローワークでは、無料の講座を受講することができます。なかでもパソコンの講座は人気だそうで、申し込み人数が多いと抽選になり、私は3回目の申し込みで行けることになりました。久しぶりの勉強にドキドキ、でもワクワクしながら受講しました。講座は連続5日間だったので、毎朝幼稚園に子どもを預けて時間までに行く、という点も、仕事をするにあたってのシミュレーションとなりました。 講座を受けてパソコンのソフトの使い方を思い出したことで、求人情報の「PCの基本操作」や、「Word、Excelが使えること」という条件にも怯まなくなったのです。職務経歴書もWordで作り、もう一歩を踏み出せるきっかけをもらえたように思います。 いざ働きたいと思っても、母にはさまざまな壁があることを今回痛感しました。でも、同じような悩みを抱えている人もたくさんいて、その人たち用の扉が開かれていることもわかりました。マザーズハローワークには、家事と両立できそうな魅力的な求人も多くあります。焦らず、仕事復帰に前向きに頑張っていけそうです。 監修/助産師REIKO著者:坂井香子おだやかな娘とわんぱくな息子の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2022年04月21日子どもが生まれると、朝から晩まで子育てで手いっぱい!何か仕事をしたいのに、どうやって就職活動すればいいのか分からず、悩んでいませんか?仕事と家庭の両立を考えたり、そもそも忙しくて求人を探す時間すらとれないなど、ママならではの悩みも多いでしょう。そんなママにおすすめしたいのが『マザーズハローワーク』。今回は、堺マザーズハローワークの職員の方に話を聞きました。筆者のマザーズハローワークの利用体験とあわせて紹介します。『マザーズハローワーク』と一般の『ハローワーク』の違い『マザーズハローワーク』は一般のハローワークと違い、仕事と子育ての両立を目指す人専用。名前はマザーズハローワークですが、父子家庭などで子育てとの両立を考えているパパも利用できるとのことでした。ハローワークにある求人の中から仕事と家庭との両立を支援している求人をピックアップして紹介したり、マザーズハローワーク独自の託児付きセミナーなどを開催しているのが特徴です。一般のハローワークと同じように、求人検索パソコンが設置されています。業種や勤務先などの条件を入れて検索しますチャイルドスペースがあり、子どもが遊んでいる間に検索や相談ができる!『マザーズハローワーク』にはチャイルドスペースがあり、保育士が常駐しています。利用料金はかからず、事前予約も必要ありません。筆者も子どもを連れて堺マザーズハローワークを利用した際には、求人検索や相談窓口での相談に集中することができました。授乳室もあるので、授乳中のママでも安心です。堺マザーズハローワークの保育士さん。ぬいぐるみや手作りおもちゃなどを使って遊んでもらえます衛生的な授乳室。個室になっているので、落ち着いた空間で赤ちゃんに授乳できます求人検索だけなら他の就職サイトでもできますが、マザーズハローワークの最大のメリットは、相談窓口で担当職員による就職サポートを受けられること。就業時間や勤務地、待遇など各々のニーズからマッチする求人情報を紹介してもらうこともできます。相談窓口の様子。両サイド仕切られたブースになっているので、他の利用者を気にせず、相談できます職員の方によると、応募先の企業に確認してほしいことがあれば、ハローワークの職員から問い合わせることも可能とのこと。ママにとっては休みの融通が効くか、産育休が取りやすいか、ワーキングママに寛容な社風かといった点が気になりますが、自分で直接聞きにくい場合は助かりますね。筆者の場合は、ママという立場での求人はどういった点を重視すべきか、また保育所の仕組みなど、働くうえでの基本的な知識が乏しかったので、それらの事情を熟知した職員の方によるアドバイスはありがたいものでした。未就学児がいる筆者の家庭事情と企業の求人票を照らし合わせて、働きやすい企業かどうかのチェック、また懸念点なども指摘してもらえたので、自分ひとりで就職活動するよりも心強かったです。職員の方がママの立場をよく知ったうえでアドバイスしてくれることがマザーズハローワークならではの良さだと感じました。セミナー・両立支援面接会・職業訓練・心理カウンセリングなどの就職支援も!堺マザーズハローワークでは、就職支援の一環としてセミナー、面接会や職業訓練受講の相談も実施しています。セミナーの内容はワーキングママ同士の交流会やビジネスマナーなど、時期によってさまざま。筆者が魅力的だと思ったセミナーは『ビジネスメイクセミナー』でした。メイクアップアーティストを目指す美容学生がメイク術を教えてくれるというもので、職員の方も人気のセミナーだと言っていました。基本的に託児付きで、未就学児がいても参加しやすいのでうれしいですね。毎月1回実施されている両立支援面接会は、学校行事などによる休みの融通が利きやすい、産育休が取りやすいなど、仕事と家庭との両立を支援している会社が参加しています。参加者は当日、会社の担当者と面接を受けることができます。職業訓練はパソコン事務や医療事務、介護研修などの講座を数か月間受講し、スキルアップを図るというものです。マザーズハローワークでは訓練科目の案内と訓練受講の全般的な相談を行っています。「自分にどんな仕事ができるのか分からない」「そもそも働くべきなのか迷っている」など、就職について漠然とした悩みを抱えているママには、心理カウンセリングのメニューも。実践的なことから心理面まで、働きたいママを全面的にバックアップしてくれるのが、マザーズハローワークの魅力と言えるでしょう。託児付きの求人や仕事と家庭を両立しやすい求人をピックアップして紹介。ママが魅力的な求人を見つけやすい工夫がされていますマザーズハローワークを利用したことのあるママでも、魅力的なセミナー・職業訓練がたくさん開催されていることを知らない人が多いのでは?筆者自身、今回の取材をするまで詳しく知りませんでした。マザーズハローワークは全国にありますが、各所によって開催されているセミナーなどの内容が異なります。気になる人は近場のマザーズハローワークの情報を確認してくださいね。<取材協力:堺マザーズハローワーク><文:フリーランス記者奥 汐紀>
2018年10月19日■失業給付とは?失業給付とは、「働く意思と能力があるのに、就業できていない人」が、再就職するまでの一定期間、生活をサポートするために支給されるもの。通常は退職した翌日から通常1年間の「受給期間」内に支給額をもらい終える必要がある。■失業給付の受給延長とは?妊娠・出産を機に退職したママで、妊娠中や出産直後のママは状況的に「働く意思」があっても「働く能力がある人」とはみなされないので、そのままでは給付金を受け取れない。出産を終えてから申請したのでは、「受給期間」が終わってしまう可能性が高い。そうならないために、「失業給付の受給延長」の手続きをすることで、通常の受給期間は「1年以内」だが、3年分を上乗せして、「最長4年以内」まで延長することができる。■失業給付のもらえる金額は、いくら?失業給付は、雇用保険に加入していた期間と、もらっていたお給料によって違う。ちなみに、「受給期間の延長」とは、受給の開始を先に延ばすことで、手当の受給日数が増えることでないのでご注意を! ●自己都合退職の失業給付日数■失業給付をもらえる人は、どんな人?失業給付は原則として退職日以前の2年間に雇用保険に加入して働いた日が11日以上ある月が通算して12カ月以上(会社都合や出産が理由で退職した場合は6カ月)あることが要件。その上で、産後に再就職を目指しているママであれば、失業給付の受給期間延長の対象となる。ポイントは、「働く意思と能力があるのに、就業できていない人である」ということ。「出産後、「そろそろ働こう」と、求職活動を始めるタイミングで失業給付金の受け取りをスタートしよう。「延長しているあいだに待機期間が終了するため、自己都合でやめた場合には設けられる3カ月の待機期間なしで、失業給付をもらい始められる。」■失業給付の手続きの概要①勤務先から離職票をもらう妊娠・出産を機に会社を辞める際、勤務先から「雇用保険被保険者離職票」を受け取る(郵送受け取りが一般的)。これはハローワークでの手続きに欠かせない重要な書類なので大切に保管おく。②失業給付受給期間の延長手続き「退職した翌日から30日経過したあとの、さらに翌日から1カ月以内」に、住所地を管轄するハローワークで手続きをする。この時に印鑑、母子健康手帳など手続きに必要なものがいくつかあるので事前にチェックしておこう。ハローワークに自分が行けない場合は、代理人に行ってもらったり、郵送でも手続きはできる。③そろそろ働こうと思ったらハローワークで失業給付の手続きを出産後、働ける環境が整ったら、ハローワークに必要書類を提出し求人を申し込む。この段階で、失業給付を申請する。手続きから1~2週間後に給付金受給のための手続き説明会があるので、これには必ず出席を!■失業給付DATA■働きたいママを応援! マザーズハローワークとはマザーズハローワークとは、子育てをしながら就職を希望している方向けのハローワーク。全国21か所に開設されており、一般のハローワークの中にある子ども連れで相談できる「マザーズコーナー」は、全国163カ所ある。(平成27年度10月現在)。厚生労働省が行っている事業なので、利用料などは一切無料だ。》厚生労働省: マザーズハローワーク・マザーズコーナー 所在地一覧 (パンフレット) [833KB] ■マザーズハローワークは、どんなニーズに対応しているの?・子ども連れでも仕事探しができる場所はないかしら?・育児や家庭と両立できる仕事を探したい。・今は子育て真っ最中。でも働く前から情報収集しておきたい。・出産・育児を機に退職したけど、そろそろ再就職したい。・子育てしながら働くためにはどんな準備が必要か知りたい。■マザーズハローワークは、どんなサービスを提供してくれる?・保育所などの子育て支援に関する情報を提供。・子育てと両立しやすい仕事を紹介。・再就職に役立つセミナーを開催しています。・ベビーカー同伴でも気軽に利用できるスペースの確保。・担当者制でじっくり相談が受けられる(相談をする中で予約が可能)。※この記事は2018年4月末現在の法令・情報に基づいて書いています
2018年07月01日