「マーベル作品は、映画ではない」とコメントし、物議を醸している巨匠マーティン・スコセッシ監督。マーベル作品を批判した一方で、ライバルのDCコミックスの作品については映画としての“素質”を見出していたようだ。スコセッシ監督は、現在大ヒット上映中でオスカーの呼び名も高い『ジョーカー』の初期企画段階では、プロデューサーの立場にあった。2017年、監督にトッド・フィリップスが起用されたときのことだ。いつの間にか、スコセッシ監督の名はプロデューサーのリストから消えていたが、「The Hollywood Reporter」によれば、そもそもフィリップス監督がこの作品にアプローチする前は、スコセッシ監督がメガホンを取りたいと希望していたという。この“うわさ”に対して、ワーナーはコメントを拒否し、スコセッシ監督の代理人は「『ジョーカー』を監督する意図はありませんでした。プロデュース業だけです」とコメントしている。スコセッシ監督は、何度もタッグを組んできたレオナルド・ディカプリオにジョーカー役を演じさせようとしたといううわさもあるが、フィリップス監督はジョーカー役にはホアキン・フェニックス以外を考えていなかったという。『ジョーカー』の製作から手を引いたスコセッシ監督は、Netflixオリジナル作品『アイリッシュマン』を監督した。『ジョーカー』と同じく、『アイリッシュマン』もオスカー獲得の可能性がささやかれている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ジョーカー 2019年10月4日より全国にて公開© 2019 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”
2019年10月10日『ブレードランナー』や『エイリアン』シリーズの巨匠リドリー・スコットが製作総指揮を務める、Netflix オリジナル映画『アースクエイクバード』は、日本を舞台にしたサスペンスミステリー。この度、その配信開始日が11月15日(金)に決定した。また、それにあわせて場面写真が公開された。本作は、日本在住経験のあるイギリス人作家スザンナ・ジョーンズによる、英国推理作家協会賞・最優秀新人賞を獲得した同名ミステリー小説の映画化作品だ。舞台は東京。日本に住む外国人女性リリーが行方不明になり、ある日死体となって発見される。リリーの友人ルーシーに容疑がかけられるが、このふたりの女性の間にはミステリアスな日本人カメラマン禎司(テイジ)の存在が……。この度公開された場面写真では、日本の蕎麦屋で手を取り合って見つめ合うルーシーと禎司の姿が確認でき、謎めいたふたりの関係を連想させる。異国で暮らす女性の揺れ動く心理を繊細な描写で描いた本作は、東京と新潟・佐渡島で撮影された美しい映像にも注目。監督は『アリスのままで』の ウォッシュ・ウェストモアランドが務める。主人公ルーシーを演じるのは、『リリーのすべて』で第88回アカデミー賞助演女優賞を受賞したアリシア・ヴィキャンデル。リリー役は、日本でも大きな話題となった『マッド・マックス 怒りのデス・ロード』のライリー・キーオが担当。そしてふたりの女性を翻弄する禎司役には、EXILE 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEのリーダー兼パフォーマー、俳優としても活躍中の小林直己が演じる。本作は、第32回東京国際映画祭に特別招待作品として出品が決定しており、開催にあわせて主演を務めるアリシア・ヴィキャンデル、ウォッシュ・ウェストモアランド監督が来日、小林直己と共に映画祭に参加することが決定している。Netflixオリジナル映画『アースクエイクバード』11月15日(金)独占配信開始
2019年09月11日9月に初来日する、ヨーロッパで今最も注目を集めるバレエカンパニー、「バレエ・アム・ライン」。芸術監督を務めるマーティン・シュレップァー氏に、『バレエ・アム・ライン』、また公演する『白鳥の湖』の魅力について聞いた。【チケット情報はこちら】2009年より同バレエ団の芸術監督を務めるシュレップァー氏。すでに名のあるバレエ団ではあったが、氏の改革以来、大きく飛躍してきた。氏が芸術監督となってから変わったことは「アーティスティックな状況の変化」と語る。「新しく5つのスタジオがある”バレエハウス”を作ったこと、そしてカンパニーの名前が変わりました。美徳の部分を変えたと言えるのではないでしょうか。純粋なダンスに目を向けたというのは、決してストーリー性があるバレエをしないとか、嫌いとかではなく、アーティスティックな観点からの変革を続けてきたことで、我々のカンパニーに対する外からの評判や印象が変わったのではないでしょうか」また『白鳥の湖』は日本でも良く知られる古典だが、今作は2018年の同バレエ団の新作。氏が制作する中で一番のインスピレーションとなったのは、小澤征爾のチャイコフスキーだという。「私個人として大型の古典的な作品を取り扱うことを長くテーマにしていたのですが、その準備に3、4年は必要だと思っていました。『白鳥の湖』と『眠れる森の美女』で迷っていたとき、小澤征爾のチャイコフスキー原典版の録音を聞き、倒れてしまうぐらいの衝撃を受け、それが最後の決め手になりました」と話す。また優雅な踊りをイメージするバレエとは違い、同バレエ団の『白鳥の湖』はスピーディな動きも特徴だ。「私のレッスンというのはとても独特ですが、常識外れではない。音楽的なダイナミックさに合わせてすばやく激しく動くことを求めています。私のカンパニーのダンサーは、体格も違うし年齢も国籍も多種多様。日本人では加藤優子さんという素晴らしいダンサーがいて、彼女は47歳ですが偉大なアーティストです。私の作品は身体への要求は高いと思いますが、振付はいつもハーモニー(調和)なものではなく、私自身ヨーロッパ人なのでレジスタント(抵抗性)も好きですし、舞台上でのフリクション(衝突)を大事に思います。舞台上ではハーモニーたっぷりな作品よりドラマがあるほうが面白いものになりますね」公演は9月20日(金)・21日(土)、東京・Bunkamura オーチャードホールにて、9月28日(土)兵庫・兵庫県立芸術文化センターKOBELCO大ホールにて。
2019年09月04日2017年10月頃から交際が報じられていたクリス・マーティンとダコタ・ジョンソンが、破局を迎えた。「Daily Mail」紙などが報じた。破局の原因は、ダコタが家庭を持つ心の準備ができていなかったことだという。2人の友人は「クリスは、できるだけ早くもっと子どもが欲しいと思っていることをはっきりと口にしていました。しかし、ダコタはキャリアがとても順調で、出産はいまのところ全く考えていないことだったのです」と語っている。ダコタと家庭を築くために、約6億円でマリブにビーチハウスを購入したというクリス。ここ数か月、2人の間で何度も話し合いが行われたものの、「先月、自分たちの考えは全く反対の方向に進んでいることに気がつき、別れることになったようです」と友人は語る。2人はつい最近まで「まもなく婚約する」と言われていただけに、友人や関係者らは「すごく驚きました」とのこと。「ダコタもクリスもこのような結果になり、心を痛めています。2人はとても素敵なカップルでしたからね」。(Hiromi Kaku)
2019年06月17日ナイキ(NIKE)が、ロンドンを拠点に活躍するメンズウェアデザイナーのマーティン・ローズ(MARTINE ROSE)と初めてコラボレーション。トラック スーツ、フットボール ジャージ、新たにデザインされたシューズ「ナイキ エア モナーク」で構成されるカプセルコレクションを1月12日に発売する。ナイキ エア モナーク IV/MARTINE ROSE(税込2万7,000円)今回のコレクションは、ローズの他のデザインと同様に、歪んだプロポーションを駆使し、平凡に見えるものの中に非凡な要素を見出し「本当に優れたもの」に作り変える、という彼女のデザインの世界観を体現したものとなっている。トラック スーツとフットボール シャツは、バスケットボール選手基準のサイズ感をイメージし、イギリスのサブカルチャーの要素も含んだデザインとなっている。シューズは、「とてもアメリカらしいシューズ」とローズが語る「ナイキ エア モナーク」をベースに、シューズのフォームの一部がベースからはみ出したり、 かかと部分がソールより外に突き出るような特徴的なデザインに作り変えられた。「あえて、とてもアメリカらしいシューズのナイキ エア モナークをベースとして選び、トラック スーツのとてもイギリスらしいシルエットと組み合わせました」 とローズは語っている。近年、スポーツウェアのシルエットはあらゆるところで採用されており、ストリートだけではなく、パリのファッションショーでも登場するようになっている。ローズは、これは単なるトレンドではなく、感情的なつながりがあるからだと考え、次のように話す。「スポーツウェアは、長い間、イギリスやアメリカなどで若者のムーブメントに用いられてきました。このように、広く受け入れられることで、スポーツウェアは興味深い存在となりました。それに、自分のワードローブにある、あらゆるタイプの衣服と組みわせられるのです。私は人が衣服とどのように関わっているかにとても興味を持っています。その人がどのような人で、どのような人になりたいかがよく分かります。そこには感情的な何かがあるのです」。ナイキ x マーティン・ローズ コレクションは1月12日から、NIKE.COM/NIKELAB 、NIKE SNKRS、NIKELAB MA5、DSM GINZAで発売予定。
2019年01月10日レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督が、デヴィッド・グランのベストセラー小説「Killers of the Flower Moon」(原題)を映画化するにあたり、再びタッグを組むことになった。『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002)、『アビエイター』(2004)、『ディパーテッド』(2006)、『シャッター アイランド』(2010)、『ウルフ・オブ・ウォールストリート』(2013)と、コンスタントに仕事を共にしてきた2人。今回挑むのはノンフィクション小説で、舞台は1920年代のアメリカ・オクラホマ州。地下資源が豊富にある土地で暮らすインディアンのオセージ族が次々と殺害され、FBIの前身だったBOIが捜査に乗り出すという物語だ。「The Wrap」によれば、スコセッシ監督は「この本を読んだとき、すぐに人々や撮影現場、演じている姿が見えてきたんだ。これは、映画にしなきゃと思ったよ。エリック・ロスと働けるのはうれしいね。レオナルド・ディカプリオと再び組めるのも。解決しきっていないアメリカの物語をスクリーン上で描くのが楽しみだ」と語っているという。製作は2016年に「Killers of the Flower Moon」の映画化権を獲得した「Imperative Entertainment」社。スコセッシ監督もプロデューサーを兼任する。脚本は『アリー/スター誕生』(共同脚本)、『フォレスト・ガンプ/一期一会』のエリック・ロス。(Hiromi Kaku)
2018年10月25日ウィル・スミスとマーティン・ローレンスが黒人刑事コンビを演じた『バッド・ボーイズ』シリーズの最新作が、来年の早い時期に製作開始となる。「Variety」誌が報じた。シリーズ第3弾となる『Bad Boys For Life』(原題)は、これまでに何度も製作開始時期が報じられては延期を繰り返してきた。今回は、ソニーがクリス・ブレムナー(『ベストマン-シャイな花婿と壮大なる悪夢の2週間-』の共同プロデューサー)の脚本にGOサインを出し、ついに製作の開始が決定したようだ。監督はベルギー出身のアディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーコンビが起用された。2人は『ビバリーヒルズ・コップ』の4作目のメガホンもとることが報じられている。15年ぶりのシリーズ最新作となる『Bad Boys For Life』の内容については明らかになっていないが、配給会社のコロンビア・ピクチャーズの社長サンフォード・パニッチは、「15年も経って新しい『バッドボーイズ』を作るなら、レベルアップした最高の作品にしなきゃならないですね」と意気込みを語った。また、監督コンビについても、「素晴らしいコンビですよ。彼らは(マイケル・ベイが監督した)最初の2作品も気に入っていますが、変化を取り入れることを恐れていません」と“新たな風”に期待するコメントも。『Bad Boys For Life』は2020年1月に全米公開予定。(Hiromi Kaku)
2018年10月02日マイキータ(MYKITA)とロンドンの気鋭デザイナーであるマーティンローズ(MARTIN ROSE)のコラボレーション「MYKITA + MARTINE ROSE」より、新作サングラス「SOS」が登場。2019年春より発売予定。「SOS」は、子どもが眼鏡を逆さまにかけるという遊び心から着想を得た、上下逆さまでかけられる2WAY仕様のサングラス。子どもが意図せず生んだクールなスタイルを、大人のモードなデザインへと昇華した。大き目のキャットアイのフレームには、ゼブラやレオパード、キリンのアニマルプリントを採用。“架空のディスカウントショップの商品”をイメージさせる、ステッカーのようなタイピングを配したレンズとスーパーマーケットからインスパイアされたパッケージが、さらにユーモアを加えている。なお、同モデルは2018年6月にロンドンで発表されたマーティンローズ2019年春夏コレクションのランウェイに登場した。【詳細】MYKITA + MARTINE ROSE 新作「SOS」発売時期:2019年春取り扱い:マイキータの店舗・オンラインストア・セレクトショップ
2018年07月03日昨年10月半ばに「寿司デート」が目撃されて以来、順調に愛を育んでいるクリス・マーティン&ダコタ・ジョンソン。ダコタは交際開始1か月でクリスがフロントマンを務める「コールドプレイ」のアルゼンチン公演に同行し、2月には有名司会者エレン・デジェネレスの誕生日パーティーに手をつないで会場入りした。このパーティーにはクリスの元妻グウィネス・パルトロウと婚約者のブラッド・ファルチャックも出席していたが気まずさはなかった様子。手をつないだ2人が、出席者のドリュー・バリモアと笑顔で挨拶を交わしている姿が撮られていた。そしてここ半年ほど、クリスが住むマリブやロサンゼルスでデートを重ねてきた2人は、最近「次の段階」に進みつつあるという。関係者が「この2週間、2人はいままでよりさらに一緒に過ごすことが多くなりました」と「People」誌に語っているように、この数週間は立て続けにレストランでランチデート中にキス、愛犬と一緒に手つなぎデート、と公の場でもいちゃつき、関係がヒートアップしているのがうかがえる。「彼らはビーチに行ったり、近所を散歩するような、穏やかな生活をシェアして楽しんでいます。シリアスな関係に発展しているようです」。クリスは制作した曲を送り、ダコタに意見を求めるほど信頼しているそうだ。(Hiromi Kaku)
2018年06月27日マーティン・スコセッシ監督(75)が、批評サイトが映画業界に悪影響を及ぼしていると非難した。『グッドフェローズ』『タクシードライバー』『レイジング・ブル』など、映画史に残る数々の傑作を生み出した大御所監督のスコセッシが、映画レビューを掲載するサイトの数々に苦言を呈している。マーティン・スコセッシ(C)BANG Media Internationalスコセッシはドラマや映画の予告編、テレビCMや『アラビアのロレンス』のような過去の作品までなんでも閲覧できる世の中になったことを挙げ、その一方でその作品に関連する重要な感覚が捉えられていないままで次のコンテンツへと移り変わるような状況になっていると指摘した。そしてそのわずかな時間での判断をネット上で広められているとして、「それによって推進されるひどいアイデアというのは、全ての映画や画像がそこで瞬間的に判断され、観衆に見るチャンスを与えることなく片付けられてしまうということなんだ」「よく考えたり、自分たちで判断する機会があるべきだよ」と続けた。そしてターナー・クラシック映画祭の場では観衆に、YouTubeと素晴らしいアメリカ芸術のかたちの違いを理解し、その場に足を運ぶことで、劇場と映画の価値の引き下げに反対の意を表してくれていると称賛した。(C)BANG Media International
2018年05月09日各ブックストアがFASHION HEADLINE読者に向けて「今読むべき1冊」をコンシェルジュ。毎週土曜日は、洋書を専門に扱う原宿のブックショップ「シェルフ(Shelf)」(東京都渋谷区神宮前3-7-4)が選ぶ書籍をご紹介します。■『Toilet Martin Paper Parr』マーティン・パー / トイレットペーパー(Martin Parr / TOILETPAPER)イタリアの現代アーティスト、マウリツィオ・カテラン(Maurizio Cattelan)とやはりイタリアの写真家ピエールパオロ・フェラーリ(Pierpaolo Ferrari)が共同で発行するアートマガジン『TOILETPAPER』が、イギリスを代表する写真家マーティン・パーをゲストとして迎えたスペシャル・コラボイシューとして刊行。ピエールパオロ・フェラーリが撮影する「TOILETPAPER」名義の作品とマーティン・パーの作品が互いに呼応するように交互に収録されている。強烈な色彩、シニカルで挑発的なイメージ作り・・・両者の一歩も引かぬ激突と調和が見所。【書籍情報】『Toilet Martin Paper Parr』写真:Martin Parr / TOILETPAPER出版社:Damiani Editoreハードカバー/40ページ/300×220mm言語:英語発刊:2018年価格:2,560円(為替により変動)■Shelfオフィシャルサイト『Toilet Martin Paper Parr』購入ページ
2018年03月10日マイキータ(MYKITA)とロンドンの気鋭デザイナーであるマーティン・ローズ(Martine Rose)のコラボレーションサングラス「KITT」が登場。2018年4月中旬から発売される。「KITT」は、90年代のダンスミュージックシーンのスタイルをイメージしたキャッツアイ風のサングラス。最大の特徴は、トップラインで切れた大胆なフレームシェイプだ。そこに平らなレンズを組み合わせ、近未来的なアイウェアに仕上げた。アンティークレッド、ニューライム、ロイヤルブルー、ブラックといったカラーで展開される。【詳細】KITT by MYKITA + MARTINE ROSE発売時期:2018年4月中旬取り扱い:マイキータの店舗・オンラインストア・セレクトショップ
2018年02月04日『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』でヒロインのレイを演じた女優のデイジー・リドリーは、レイア姫役のキャリー・フィッシャーから生前、人生についてのアドバイスをもらったという。キャリー・フィッシャー(C)BANG Media International2016年12月に60歳の若さで他界したキャリーとこの2作品で共演したデイジーだが、2人で名声について率直な議論を交わした後、キャリーからいくつかの重要な人生のアドバイスを授かったことを豪版エルに明かしている。「キャリー・フィッシャーが成功を尻込みしちゃだめ、楽しみなさいって言ってくれたの。素晴らしかったわ」これ以外にもデイジーは、キャリーに「同シリーズでレイ役を引き受けたことで、あなたのプライベートな恋愛は完全に違ったものになるだろう」と言われたという。そして、スターダムに上がることが恋愛にどのような影響を及ぼすかを説き、私生活は本当に複雑なものになるとアドバイスし、他人に「俺レイア姫とやったんだ」などと言われるのを防ぐ気持ちからも恋愛はとても難しくなると付け加えたそうだ。また、キャリーは撮影現場で双極性障害やLSDの使用について話していたようで、デイジーは「あれだけ躁うつに関して明け透けに、LSDの日々を目を輝かせて話す人を見たことがなかったわ」とコメント。以前にもデイジーは、キャリーからの教えについて「キャリーは自分の人生を自分のやりたいように生きた。何事にも決して謝らないこと、まだ私は勉強中よ」「『恥ずかしい』は違うな。でも私は何ていうか縮こまっている感じだった。そしたら私に『決して尻込みしちゃダメ。楽しまなきゃ』って言ってくれたの」と明かしていた。(C)BANG Media International
2018年01月08日2015年の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』にレイ役で出演し、『スター・ウォーズ』ファミリーに仲間入りしたデイジー・リドリー。今月12月15日に『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の公開を控えた彼女が、『スター・ウォーズ』シリーズ出演作の3作目にあたる『スター・ウォーズ エピソード9』(原題)を最後にレイ役から卒業することを明かした。「3作目を作って、それで締めくくるのがもう楽しみで楽しみでしかたないの。だって、私は最終的に3本に出演するって契約していたから」と「Rolling Stone」誌に語ったデイジー。「だから、いつも頭の中には“3本”っていうのがあったわ。ちょうどキリもいいんじゃないかな」。2019年公開予定の『エピソード9』以降は、デイジー演じるレイを見ることができなくなってしまうのだろうか…?再演の可能性を尋ねられたデイジーは、「わからないわ…。私、正直言って世界が30年後には終わっちゃうかもしれないと思ってるの。だからもし、人々が30年後に地下で細かくつながった小部屋みたいなところで生活していなかったら、可能性はあるわね。でも、本当にわからないわ」と返答した。『フォースの覚醒』、『最後のジェダイ』、『エピソード9』の“『スター・ウォーズ』続3部作”と呼ばれる3本で、ひとまずはデイジーの出演は終了のようだ。(Hiromi Kaku)
2017年12月01日女優のデイジー・リドリーは、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のストーリーに驚いたそうだ。来月に公開となるシリーズ最新作でレイ役を続投しているデイジーだが、その脚本を初めて読んだ際には、シリーズに点在していた話がついに1つになったと感じたそうだ。デイジー・リドリー(C)BANG Media International『グッドモーニング・アメリカ』に出演した際、デイジーは「今回の作品には驚かされたの。だっていくつかの話がある意味、まとまってつながっているから」「レイは自分や世界について見出そうとしていて、こういった疑問は良いか悪いかに区分されているわけでもないの。個人の成長を目指しているのよ」と語った。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でシリーズデビューを飾ったデイジーだが、1年間にわたってライトセーバーの特訓をしてきたため、当時とは大きく変わったと実感しているようだ。「ライトセーバーの達人になったわ。前作の前にはちゃんと訓練をしたことはなかったんだけど、今回の作品に向けては1年間トレーニングをしてきたの。だからスタミナもついたし、力強さを感じたわ」本作ではルーク・スカイウォーカーを演じるマーク・ハミルと共演シーンが多いデイジー。ハン・ソロ役のハリソン・フォードやレイア姫役の今は亡きキャリー・フィッシャーを含めた共演者たちと一緒に仕事ができたことをとても光栄に感じているそうで、「素晴らしいことよ。ハリソンやキャリーと共演出来たことはもちろんとても幸運だったし、最初にマークに会った時なんて、彼のご家族と一緒にディナーにまで行かせてもらったのよ。その後はリハーサルがあって、何度も彼と撮影をしたの。最高だったわ」と話した。(C)BANG Media International
2017年11月30日世界中を旋風に巻き込んだ『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で、主人公のレイを演じ、一躍スターダムを駆けあがったデイリー・リドリー。この夏、米LAで対面した彼女は、大作を背負う覚悟と貫録を感じさせる“スター女優”のオーラを放っていた。そんな彼女に聞きたいことといえば、もちろんファンが待ち焦がれるシリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』について。前作での経験を踏まえ、自身も“成長”を感じていると誇らしげだ。「私自身、経験値が上がってすごく強くなったと思っているわ。身体的にスタミナがついたおかげで、前作以上にスタントも自分でこなしているし。そういった積み重ねは、メンタル面でも私を強くしてくれた。正直、前作では『その場に投げ入れられた』という感覚で、J.J.(監督のJ.J.エイブラムス)だけが信頼できる頼みの綱だった。もちろん、周りのみんなもよくしてくれたけど、彼がそばにいないと心細かったから…。でも、映画作りで大切なのは結果ではなく、過程なんだって気づいたの。これはハリソン(・フォード)が教えてくれた言葉なんだけど(笑)」。そう語るデイジーが演じるレイもまた、前作でフォースに目覚める成長を遂げ、伝説のジェダイ騎士であるルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)との運命的な対面を果たした。あのラストシーン直後から幕を開ける『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』では、ルークから指導を受けながら、ライトセーバーを手に修行に臨む姿が描かれる。「そうね、前作に比べると、ライトセーバーを持っている時間ははるかに長かったわ。それに前作のエンディングから、そのまま撮影が始まったから、その分、マークと一緒に演技や関係性を築き上げることができた。共演した感想?うーん、言葉にするのは難しいけど、とにかくすごい役者。それは確実に言えることね」。さて、徹底的な情報管理がなされている本作において、デイジーは「この作品で、ルークがレイの父親であるかどうかがハッキリする」と明言している。つまり、本当にルークがレイの父親かもしれないし、そうではない可能性も大いにあるということ。そのあたり、詳しく教えて!「どうかしら(笑)。実はその件に関しては、前作のときから知らされていたの。そう、『フォースの覚醒』のときからね。正直、知った瞬間、すごいなと思ったわ。今回、ライアン・ジョンソン監督は、本当に予想がつかない展開を作り出してくれた。それは驚きと同時に、感動をもたらしてくれたの。ファンの皆さんは、早く答えを知りたいでしょうけど、私たちはその答えが明らかになる瞬間を、映画を通して迎えてほしいと願っているわ。その答えが何であれ、きっと私たちが味わった驚きと感動を体験してもらえるはずよ」。先日解禁となった最新トレイラーでは、「私はどうすれば」と思い詰めるレイに対し、カイロ・レンが手を差し伸べるという衝撃シーンが!デイジー本人は2人の関係性をどう解釈しているのだろうか?「注目してほしいのは『最後のジェダイ』が、物事はそれほど白黒ハッキリしているわけじゃないというメッセージを投げかけている点。善悪の境界線はますます曖昧になるし、レイとカイロの関係性は、まさにその象徴だと言えるの。実際、カイロは自分の行いが正しいと信じきっている。じゃあ、レイは?彼女は正しい判断を下せるのか…。そういうキャラクターの多面性を通して、いままで見えていなかった真実が浮かび上がるの。ジョンソン監督の発想は本当にすばらしいわ!」。ちなみに、本作でもミレニアム・ファルコン号に乗るシーンはありそう?「ええ、もちろん。ファルコン号に乗って、ルークが暮らす水の惑星(オクトー)に着陸したわけだし、あそこから再び旅立つ手段は、やっぱりファルコン号なの」。オクトーといえば、つぶらな瞳とフサフサな毛並みで早くも人気沸騰中の新キャラクター“ポーグ”の生息地。すでに、あのチューバッカと一緒にファルコン号の操縦席に座っている(?)姿もお披露目されているので、レイとどのように絡むのかも楽しみの1つだ。協力:ウォルト・ディズニー・ジャパン(text:Ryo Uchida)
2017年10月29日デイジー・リドリーが『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』で共演した故キャリー・フィッシャーから恋愛に関する警告的なアドバイスを受けていたことを「Vogue」誌に明かした。キャリーはデイジーに、『スター・ウォーズ』の一員であることは恋愛を難しくすると言っていたという。「だって、誰かに『俺はレイラ姫とセックスしたんだ』なんて言わせたくないでしょ?」とデイジー。世界的な人気を集めるキャラクターを演じているからには、恋愛にも慎重にという教訓をキャリーから得たようだ。デイジーは「私はキャリーほど、二面性をオープンにしている人に会ったことはないわ。LSDに明け暮れたと語ったりね」と感心している。キャリーが『スター・ウォーズ』シリーズで名声を得て、プレッシャーを抱えるようになったのと同様、デイジーの精神的な負担もかなり大きい様子がうかがえる。「何もかもが混乱していた。みんなが私を知っているという状態よ。どうしていいかわからなかったの。ストレスで肌も荒れ放題。常に見られているように感じたし、自意識過剰でもあったわ」。ファンがデイジーの家のドアを叩き、サインを求めることもあったのだそうだ。いまだに月1回は母親に電話をかけて泣きじゃくるというデイジーだが、1人のセラピストの女性と出会ったことで人生を軌道修正できたと語っている。(Hiromi Kaku)
2017年10月12日巨匠マーティン・スコセッシが、DCコミックスのスーパーヴィラン“ジョーカー”を主役とした映画をプロデュースするため、ワーナー・ブラザースと交渉中であることが報じられた。「Deadline」によると、監督・脚本を『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』のトッド・フィリップス、共同脚本を『ザ・ファイター』のスコット・シルバーが担当することが決定しているという。ジョーカーといえば、いままでにシーザー・ロメロ、ジャック・ニコルソン、ヒース・レジャー、ジャレッド・レトと4人の俳優が演じてきた。このジョーカー単独映画では『スーサイド・スクワッド』でジャレッドが演じた最新版のジョーカーとは全く違ったジョーカーが描かれることから、「別のもっと若い俳優」を新たにキャスティングするようだ。物語の舞台は、1980年代のゴッサム・シティ。ジョーカーのオリジン(起源)に焦点を当て、いわゆる典型的なスーパーヒーローものの映画ではなく、「ハードボイルドなクライムドラマ」テイストを想定しているとのこと。(Hiromi Kaku)
2017年08月24日『エイリアン』シリーズに繋がる原点を描く、『プロメテウス』に続く物語『エイリアン:コヴェナント』。そのシリーズの生みの親であり、本作でも監督を務めるリドリー・スコットが“特別に許可した”日本版ポスターが解禁となり、ついにエイリアンの姿が明らかにされた。エイリアンが初めて発見された惑星の名前“LV-426”に由来して、4月26日、世界的に定められた記念日「エイリアン・デー」には、TOHOシネマズ六本木ヒルズにてイベントを開催。特別に本作の初公開映像が上映されると、いち早く映像を観たファンたちからは「スゴイ迫力で、観た後すぐには立ち上がれなかったよ」「凄かった。とりあえず凄かった…!!」「マジヤバい。お願い早く見せて」「えらいことになってたよ」といったコメントがSNSを賑わせた。この日は、日本だけでなく世界でも、さまざまなイベントが実施されており、最新作となる本作の公開へ向けて世界的な盛り上がりをみせた。そうしたファンの声を裏付けるように、今回、日本で制作されたポスターには、衝撃的なエイリアンの姿が描き出されている!まるで胎児のように身を丸める姿に加え、さらに恐怖を増長させるのは、「絶望の、産声。」というキャッチコピー…。スコット監督は「いつまでもモンスターに廊下を追いかけられるシーンを続けることはできない。退屈してしまうからね」と、これまでのシリーズを越える衝撃が待ち受けることをほのめかす。続けて、「こいつを作ったのが誰で、どうして作ったのか、いままで、誰も疑問に思わなかったことに私は気がついた。宇宙のかなたから来たモンスターとか、宇宙の果てから来た神、宇宙のエンジニアがこいつを作り出したと言ってもよかったかもしれない。でも、誰もそうしなかった。『エイリアン:コヴェナント』は、そういった考えを方向転換させる」と明かし、エイリアン誕生に迫るストーリーの概要にも触れた。また、エイリアンの姿だけでなく、明らかになった主人公ダニエルズ(キャサリン・ウォーターストン)がタンクトップ姿で銃を構える姿には、スコット監督が描く女性ヒーローとしてのダニエルズの役割も見て取れる。1作目から38年の時を経て再びメガホンをとるスコット監督も絶賛する本ポスタービジュアルは、本日の日本解禁を皮切りに、世界各国の雑誌の表紙やオンライン上でも掲載されていく。途方もない脅威と、かつてない驚き、衝撃に満ちた新たな神話に、日本のみならず世界の熱は高まるばかりだ。『エイリアン:コヴェナント』は9月15日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:エイリアン:コヴェナント 2017年9月15日より全国にて公開(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation. All Rights Reserved
2017年05月09日『スター・ウォーズ』が今年40周年を迎えることを記念し、ルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルとレイ役のデイジー・リドリーが以前から行っていたチャリティー活動「フォース・フォー・チェンジ」の新たなキャンペーンを動画で発表した。ファンにはたまらなくうれしい特典が用意されているという。4月11日から5月11日(現地時間)まで「Omaze.com」で行われるこの募金活動キャンペーンの特典は『スター・ウォーズ』シリーズの「過去、現在、未来」をテーマとしていて、「過去」は敷地内に「ルーカスフィルム」の本社がある「スカイウォーカーランチ」を見学・宿泊し、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』をプライベートスクリーンで鑑賞することが可能。ちなみに、デイジーは『スター・ウォーズ』ファミリーにもかかわらず、1回も「スカイウォーカーランチ」を訪れたことがなく、動画でマークにからかわれてしまうシーンも。「現在」は今年12月15日に公開される『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』のプレミアとアフターパーティーにキャストと一緒に参加でき、「未来」はタイトル未定の「ハン・ソロ」の単独映画の撮影現場を訪れ、監督たちと会い、さらには映画に出演できる可能性も。ラッキーな1組2名の当選者は、この3つの特典をすべて体験できるというのだから素晴らしい。寄付金は「ユニセフ」と「スターライト・チルドレン基金」に寄付される。(Hiromi Kaku)
2017年04月12日製作総指揮リドリー・スコット×主演トム・ハーディの強力タッグで放つ、英国BBC放送の愛と復讐の歴史ドラマ「TABOO」が、4月25日(火)よりスターチャンネルにて独占日本初放送される。1984年イギリス。謀殺された父の復讐のため、巨大組織 東インド会社に闘いを挑む孤高の男ジェームズ・ディレイニー。しかし、彼には秘密があった…。本作は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』『レヴェナント:蘇えりし者』など、相次いでヒット大作に出演、9月にはクリストファー・ノーランの史実大作『ダンケルク』も控えているトム・ハーディが、ドラマシリーズに初主演。ハリウッドでいま最も旬なワイルド派の初めてのTVドラマでは、名匠リドリー・スコットが製作総指揮を務め、トム自身と彼の実父チップス・ハーディの原案をもとに、『イースタン・プロミス』などで知られるスティーブン・ナイトが脚本を担当している。また、共演には映画界の名優からドラマ界の注目俳優まで、豪華俳優陣が名を連ねている。主人公のジェームズと対立する東インド会社の幹部役には、「ゲーム・オブ・スローンズ」のハイ・スパロウ役や映画『未来世紀ブラジル』などで知られ、舞台でも活躍してきた英国の名優ジョナサン・プライス、ディレイニー家に仕える下男役には『戦場の小さな天使たち』のデヴィッド・ヘイマン、ジェームズの父と後妻との間に生まれたジェームズの異母妹役には、チャールズ・チャップリンの孫で「ゲーム・オブ・スローンズ」でタリサ・マイギア役を演じたウーナ・チャップリンが扮する。そのほか、『ボーン・アイデンティティー』のフランカ・ポテンテ、「ハウス・オブ・カード 野望の階段」のマイケル・ケリーが脇を固めている。BBCにて2017年1月からオンエアされるや、視聴者からの大絶賛を受け、早くもシーズン2の製作も決定した本作。壮絶な復讐、そして明かされる陰謀と“タブー”とは何なのか!?壮大な歴史物語の中に描かれる、謎めいたストーリーとトムの渾身の演技に期待していて。「TABOO」は【STAR1 プレミアム】にて4月25日より毎週火曜22時~(※4月25日は第1話無料放送)、【STAR3 吹替専門】にて5月4日より毎週木曜22時30分~(※5月4日は第1話無料放送)ほか放送。全10話。(text:cinemacafe.net)
2017年04月12日「コールドプレイ」のクリス・マーティンが3日(現地時間)、カリフォルニア州マリブの自宅で40歳の誕生パーティを開催、多くのセレブたちがお祝いに駆けつけた。3月2日に40歳の誕生日を迎えたクリスは、1971年の映画『夢のチョコレート工場』をテーマにしたパーティを開催。自宅の敷地内に、主演のビリー・ワイルダーが劇中で歌った楽曲タイトル「Pure Imagination」のサインを掲げ、巨大なキノコやロリポップキャンディの形をしたデコレーションを設置。映画で使われたフォントで「CHRIS’ 40th」と書かれた色とりどりのナプキンも用意するなど、凝った演出でゲストたちをもてなした。「People」によると、招待されたのはビヨンセ&ジェイ・Z夫妻、ジェームズ・コーデン、ロバート・ダウニー・Jr.、ロブ・ロウ、バーブラ・ストライザンド、そしてケイティ・ペリーと破局したばかりのオーランド・ブルームといった豪華な顔ぶれ。夏休みやクリスマスなど、イベントは必ず2人の子どもたちも交えて一緒に過ごす元妻のグウィネス・パルトロウが参加していたかは定かではないが、クリスの誕生日当日には家族4人で撮った写真をアップ。「世界で最高のパパに、40歳の誕生日おめでとう!!!私たちはあなたをとっても愛してる!」とコメントを添えていた。(text:Yuki Tominaga)
2017年03月07日マーティン・スコセッシ製作総指揮の最新作『ビニー/信じる男』が2017年7月21日(火)より公開。「伝説のボクサー」ビニー・パジェンサの実話伝説のボクサーである、ビニー・パジェンサの実話を元にした本作。生死をさまよう交通事故で重傷を負い、選手生命を絶たれながらも、世界のスポーツ史上類をみない超人的なカムバックを目指した、元世界チャンピオンの半生がドラマチックに描かれる。巨匠マーティン・スコセッシが製作総指揮製作総指揮は『沈黙-サイレンス-』が話題の巨匠マーティン・スコセッシ。そして脚本・監督は『マネー・ゲーム』のベン・ヤンガー、プロデューサーは『アメリカン・ビューティー』『世界にひとつのプレイブック』のブルース・コーエンが務めている。『セッション』のマイルズ・テラーがボクサーにアカデミー賞候補となった『セッション』のマイルズ・テラーが徹底した肉体改造を行い、ボクサーを熱演する。脇を固めるのは『沈黙ーサイレンスー』のキアラン・ハインズや『シャッター アイランド』のテッド・レヴィンだ。アーロン・エッカートが約18kg増量してトレーナー役にまたマイク・タイソンを世界チャンプに押し上げた伝説のトレーナー、ケビン・ルーニー役を『ハドソン川の奇跡』にも出演したアーロン・エッカートが担当。「ピープル誌」による「世界で最も美しい50人」にも選ばれ、主演作『アイ・フランケンシュタイン』では見事な肉体を披露したアーロン・エッカートは、『ビニー/信じる男』ではガラリと風貌を変えて登場する。禿かかったトレーナーであるケビン役を演じるために 約18kgも増量し、頭を剃りあげ徹底した役作りに挑んだ。短期間での増量に関しては、「彼はとても落ち込み、酒に浸っていた。ギャンブルもやっていた。だから僕も、自分をああいう状態に持っていくのは、良かったんだ。」とコメントをしている。アーロンがダンス!?本編映像公開新たに解禁となった本編映像では、アーロン・エッカート演じるトレーナー・ケビンのダンスシーンが公開。事故によって選手生命を絶たれ、首の骨を固定する医療器具“ハロ”を装着したビニー。そんな途方に暮れる彼を励まそうとトレーナーのケビンが突然現れ、「誕生日だろ、でかけるぞ!」とクラブへ誘う。そんな気分ではないと誘いを断るビニーが渋々ついて行くと、そこには誕生日をサプライズで祝おうと集まった家族や仲間たちが…。ストーリーアメリカ・ロードアイランド州プロヴィデンス。自惚れ屋のビニー・パジェンサは、世界スーパーミドル級のチャンピオンだ。ある日、交通事故で首を骨折し瀕死の重傷を負う。その痛々しい姿に、誰もがビニーの選手生命は絶たれたと思い、周囲の人間たちは離れていく。だがビニーは諦めていなかった。彼は命を懸けトレーナーのケビンと共に、どん底から王座奪還をめざす。作品詳細『ビニー/信じる男』公開日:2017年7月21日(火)監督・脚本:ベン・ヤンガー製作総指揮:マーティン・スコセッシ出演:マイルズ・テラー、アーロン・エッカート、ケイティ・セイガル、キアラン・ハインズ、テッド・レヴィン
2017年02月20日監督作『沈黙-サイレンス-』が日本でも大ヒット中のマーティン・スコセッシが製作総指揮を務め、オスカー女優のブリー・ラーソンはじめ、アーミー・ハマー、キリアン・マーフィら豪華キャストで贈る“最狂”ギャングバトル『フリー・ファイヤー』(原題:FREE FIRE)の日本公開が4月29日(土・祝)に決定。併せて、場面写真が解禁となった。ある場末の倉庫。銃取引で集まった2組のギャング。しかし、ある揉めごとから交渉がこじれ、突如として壮絶な銃撃戦が勃発!全員瀕死の発狂状態の中で、最後まで生き残るヤツは…。2016年、トロント国際映画祭ミッドナイト・マッドネス部門にて、最高賞の“観客賞”を受賞した本作。世界中からエッジの効いたクレイジーな映画を集めた同部門の観客賞といえば、過去には北野武監督『座頭市』(’03)や園子温監督『地獄でなぜ悪い』(’13)が受賞するなど、近年では感度の高い日本の映画ファンからも一目置かれる映画賞となっている。しかも、この狂作を世に送り出したのが、先月、渾身作『沈黙-サイレンス-』を引っ提げ来日を果たした巨匠マーティン・ スコセッシ。その真骨頂ともいえるギャング×狂気をテーマにした本作で製作総指揮を務めるスコセッシが、監督に大抜擢したのは、エドガー・ライトとタッグを組んだ『サイトシアーズ 殺人者のための英国観光ガイド』では独特のブラックユーモアを、トム・ヒドルストン主演『ハイ・ライズ』では階級社会の狂気を見事に描いた注目の気鋭、ベン・ウィートリー。さらに注目なのは、従来のイメージを180度覆して怪演を見せる豪華なキャストたち。主演には、『ルーム』でアカデミー賞主演女優賞を受賞したブリー・ラーソン。同作での優しいママとは一転、劇中では罵詈雑言&拳銃をぶっ放しまくっている。さらに、『コードネーム U.N.C.L.E.』の長身イケメン俳優アーミー・ハマーや、『第9地区』のシャールト・コプリー、『インセプション』のキリアン・マーフィ、『シング・ストリート未来へのうた』のジャック・レイナー、『高慢と偏見とゾンビ』のサム・ライリーなど、映画ファンには堪らない俳優陣が、いままでにないキャラに扮している。およそ90分間、ワンシチュエーションで見せるクレイジー・バトルロワイアルに、引き続き注目していて。『フリー・ファイヤー』は4月29日(土・祝)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月08日遠藤周作の「沈黙」を完全映画化した米映画界の巨匠、マーティン・スコセッシ監督が1月16日(月)、都内で来日記者会見を行い、日本公開を控える『沈黙-サイレンス-』について「日本文化への敬意を力の限り描いた“巡礼”のような作品」と静かな口調で熱弁した。17世紀、若きポルトガル人宣教師のロドリゴとガルペは、キリスト教が禁じられた日本で“棄教”したとされる師の真相を確かめるようと来日。キチジローという日本人に案内され、長崎へとたどり着き、厳しいキリシタン弾圧を目の当たりにする。次々と命が失われるなか、ロドリゴらは極限の選択を迫られる…。原作との出会いから28年を経て、念願の映画化が実現した一大プロジェクト。それだけに、「読んだ当時は、どう解釈し、映画として完成させるべきか答えが見つからずにいた。自分自身も信仰心を見失いかけていたからね。もっと深い探究をしないといけないと感じたし、この企画と付き合い続けることは、学びと試行錯誤の旅そのもの。完成はしたが、これで終わりとは思っていない。今後もこの映画とともに生きていくつもりだ」と思いは格別だ。実際に、映画化への確かな自信を深めたのは『ギャング・オブ・ニューヨーク』(2002年公開)を撮り終えた頃だといい、「長年、映画化権を持ち続けたせいで、イタリアの権利者から訴えられたり苦労もあったけど、当時再婚をし、子どもを授かったことで自分の中にも大きな変化が生まれ、(映画化の)可能性がグッと広がったんだ」とふり返った。「信じること、疑うことを包括的に描いた作品だ」とスコセッシ監督。激動の時代に本作が公開される意義については、「人間すべてが強くある必要はない。世の中には弱者や、“はじかれてしまった”人たちが必ずいるもの。皆が一個人として、彼らのことを知ることが大切だし、技術が進歩し物質的な価値ばかりが重んじられる現代だからこそ、『何かを信じたい』という普遍的な思いを真剣に考えるべき時期だと思う」と力強いメッセージをおくった。本作は主演にアンドリュー・ガーフィールドを迎え、アダム・ドライバー、リーアム・ニーソンらハリウッドの人気俳優に加えて、日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら実力派が名を連ねる。『沈黙-サイレンス-』は1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:沈黙-サイレンス- 2017年1月21日より全国にて公開(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.
2017年01月16日巨匠マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の「沈黙」を基に映画化する『沈黙-サイレンス-』。この度、本作から日本だけに特別映像が到着した。17世紀、江戸初期。幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎。日本で捕えられ棄教したとされる高名な宣教師フェレイラを追い、弟子のロドリゴとガルペは日本人キチジローの手引きでマカオから長崎へと潜入する。日本にたどりついた彼らは想像を絶する光景に驚愕しつつも、その中で弾圧を逃れた“隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会う。それも束の間、幕府の取締りは厳しさを増し、キチジローの裏切りにより遂にロドリゴらも囚われの身に。頑ななロドリゴに対し、長崎奉行の井上筑後守は「お前のせいでキリシタンどもが苦しむのだ」と棄教を迫る。次々と犠牲になる人々。守るべきは大いなる信念か、目の前の弱々しい命か。心に迷いが生じたことでわかった、強いと疑わなかった自分自身の弱さ。追い詰められた彼の決断とは――?原作「沈黙」は、世界20か国以上で翻訳されいまも読み継がれる名作。スコセッシ監督がこの原作と出会ってから28年、いくつもの困難を乗り越えての今回の夢の一大プロジェクトには、主演のアンドリュー・ガーフィールドを始めアダム・ドライバー、リーアム・ニーソン、また日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら各世代の実力派がキャスティングされている。そして今回、スコセッシ監督の来日に先駆け到着したのは、本作のメイキングやインタビューが収められた特別映像。まずスコセッシ監督は「原作を読み終えてすぐ、自分が映画化しなければならないと思った」と語り始め、しかし、あまりに深く壮大なテーマであるため、様々な準備や困難を乗り越えるため28年の歳月を要したと明かした。さらに映像には主演のアンドリューやアダム、リーアム、窪塚さん、浅野さん、塚本さん、そして原作者遠藤氏の長男・遠藤龍之介らのコメントも収録。アンドリューは「この映画のすごいところは、あらゆる人が正しくあらゆる人が間違っていることだ。それに道は一つではない、答えは一つではない」と力説し、また浅野さんも「日本が舞台で日本がテーマでも、人が持っている葛藤が全て」と国境を越えた強いメッセージを代弁している。そして、遠藤龍之介氏は「世の中に絶対的な善、絶対的な悪はほとんどない。悪の中にも善はあるし、良き事の中にも悪しき事がたくさんある」とならではの哲学をよく言っていたとコメントしている。『沈黙-サイレンス-』は1月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:沈黙-サイレンス- 2017年1月21日より全国にて公開(C) 2016 FM Films, LLC. All Rights Reserved.
2017年01月16日遠藤周作の「沈黙」を原作に、アカデミー賞監督のマーティン・スコセッシが手掛ける『沈黙-サイレンス-』。この度、スコセッシ監督の来日が決定。監督は来年1月中旬に記者会見、そして日本人キャストとジャパン・プレミアのステージに立つことも予定されている。17世紀、江戸初期。幕府による激しいキリシタン弾圧下の長崎。日本で捕えられ棄教したとされる高名な宣教師フェレイラを追い、弟子のロドリゴとガルペは日本人キチジローの手引きでマカオから長崎へと潜入する。日本にたどり着いた彼らは想像を絶する光景に驚愕しつつも、その中で弾圧を逃れた“隠れキリシタン”と呼ばれる日本人らと出会う。それも束の間、幕府の取締りは厳しさを増し、キチジローの裏切りにより遂にロドリゴらも囚われの身に。頑ななロドリゴに対し、長崎奉行の井上筑後守は「お前のせいでキリシタンどもが苦しむのだ」と棄教を迫る。次々と犠牲になる人々。守るべきは大いなる信念か、目の前の弱々しい命か。心に迷いが生じた事でわかった、強いと疑わなかった自分自身の弱さ。追い詰められた彼の決断とは――。本作は、「初めて遠藤周作の『沈黙』を読んだあの日から28年、ずっとこの作品のことを考えてきました」と語るスコセッシ監督にとって、いくつもの困難を乗り越えて実現した一大プロジェクト。主演にはアンドリュー・ガーフィールドを迎え、アダム・ドライバー、リーアム・ニーソン。さらに日本からは窪塚洋介、浅野忠信、イッセー尾形、塚本晋也、小松菜奈、加瀬亮、笈田ヨシら実力派が名を連ねる。12月23日(現地時間)から、全米4劇場限定で公開された本作。1スクリーンあたりの興収で1位となる16,000ドルを記録(12月23日単日記録/Box Office Mojo調べ)。そして米レビューサイト、ロッテントマトでも91%の満足度をマーク。賞レースでは、ナショナル・ボード・オブ・レビューでトップテン作品&脚色賞受賞を皮切りに、AFIアワードやボストン・オンライン批評家協会賞でトップテン作品に選定され、LA批評家協会賞「助演男優賞」の次点にイッセーさんが選ばれるなど、4受賞14ノミネートを記録しており、来年1月24日に発表となるアカデミー賞ノミネーションへの期待がますます高まっている。またこの監督来日決定を受け、日本人キャストの場面写真も解禁。窪塚さん演じるキチジローが、十字架を突きつけられ“転べ”と棄教を迫られている一コマをはじめ、棄教したとされるフェレイラ(リーアム・ニーソン)の真実を探るために、長崎に潜入したロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)とキチジロー。長崎奉行から隠れ、山中で激しい喉の渇きを訴えるロドリゴを抱えながら、右手を差し出して川へと案内するキチジローの2ショット写真。さらに、長崎奉行所の牢屋にとらえられた隠れキリシタンたち5人の場面写真と3枚が到着。加瀬さんが演じる敬虔な信者である村人は、殴られて右目を腫らし、本作でハリウッド・デビューを飾る小松さんの村人姿も確認することができる。『沈黙-サイレンス-』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年12月28日マーティン・スコセッシ監督が遠藤周作の原作を完全映画化した『沈黙-サイレンス-』。先日、『君の名は。』がアニメ映画賞を受賞して話題となったLA映画批評家協会賞において、本作に出演したイッセー尾形が「助演男優賞」次点に選出。スコセッシも認めた、その個性派俳優の場面写真が解禁となった。原作「沈黙」は、17世紀、江戸初期の日本を舞台に、キリシタン弾圧とイエズス会宣教師たちへの迫害を描いた戦後文学の金字塔。スコセッシ監督がこの原作と出会ってから28年、いくつもの困難を乗り越えて実現した映画は、11月29日(現地時間)に発表された賞レースの前哨戦となるナショナル・ボード・オブ・レビューでトップ10作品に選ばれ、脚色賞にも輝いた。また、翌11月30日には、バチカン宮殿にて特別試写会が行われ、スコセッシ監督はローマ教皇フランシスコに謁見。長崎の隠れキリシタンが250年にもわたる弾圧の中で守りぬいた、17世紀の聖母画「雪のサンタマリア」(日本二十六聖人館蔵)の写真を贈ると、イエズス会派のフランシスコ教皇は「沈黙」を読んだことがあると語り、全世界の注目を集めた。そしてこのたび、LA映画批評家協会賞では、激しいキリシタン弾圧を推し進める井上筑後守を演じたイッセーさんが、助演男優賞の次点に選ばれるという快挙に。その何とも意地の悪そうな姿をとらえた場面写真が解禁となった。イッセーさんが演じる井上筑後守とは、残忍な弾圧政策を推し進める危険人物として宣教師の間でうわさされていた奉行。物腰柔らかなそぶりでロドリゴ(アンドリュー・ガーフィールド)に棄教を迫り、追い詰めていく狡猾な人物だ。解禁された場面写真は、山中で囚われた隠れキリシタンとロドリゴの前に現れ、「転べ」(信仰を棄てろ)と迫る井上の姿をとらえている。猛暑と土埃に閉口しながら、手にした扇子で顔にまとわりつくハエを払ってはいるが、その佇まいはいかにも、したたか者といった様子だ。LAで12月4日(現地時間)に行われた本作初の一般試写会で、700人近い観客の前に登壇したスコセッシ監督は、イッセーさんが演じた井上のキャラクターは、すでにオーディションのときに出来上がっていたと語った。「扇子さばき、ハエをピシャリと打つ動作、口の中の埃、彼が意気消沈する瞬間―私たちは皆、お互いに顔を見合わせて『OK』と言ったんだ」とスコセッシ監督は絶賛。ロドリゴを演じたアンドリューも、そんなイッセーさんの演技に、「ヘビ使いと一緒の部屋にいたようなものだ。あなたはヘビであり、同時に食べられてしまう人でもあった」と高い賞賛を贈っている。いち早く評価されたイッセーさんの熱演。本作をスクリーンで目撃する日が、ますます待ち遠しくなってきた。『沈黙-サイレンス-』は2017年1月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月07日女優のデイジー・リドリーが、ジェームズ・コーデンがタイトルロールに決まっている『ピーターラビット』映画版で声優を務めることになった。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』でレイ役を演じ一躍有名になったデイジーは、ビアトリクス・ポター著作の児童小説を基にソニーの傘下コロンビア・ピクチャーズが贈るライブCGアニメーションの中で、キャラクターの1人の声を担当する。同作品は、1943年に77歳で亡くなった作家でイラストレーターのポター生誕150周年を記念して、2018年4月に公開予定。おなかをすかせたウサギのピーターが、マクレガーさんの畑に忍び込んだことから巻き起こる事件を描く作品になるようだ。現在デイジーがどのキャラクターの声を担当するのかは明らかになっていないが、これまでに発表されている声優陣の中には、ベア役を務めるローズ・バーン、『ナイト・マネージャー』に出演しているエリザベス・デビッキらが名を連ねている。監督はウィル・グラックが務め、『ザ・レゴ・バットマン・ムービー』『ザ・レゴ・ニンジャゴー・ムービー』などにも携わっているアニマル・ロジックがプロデュースを担当。来年1月からオーストラリアのシドニーで製作がスタートする。ポター著作の『ピーターラビット』シリーズは、1902年に英国の児童書籍出版社フレデリック・ウォーン社から出版され大ヒットを飛ばし、現在までに35か国語に翻訳され1億5000万部以上の販売数を誇るベストセラーとなっている。(C)BANG Media International
2016年09月28日2018年4月に世界公開が予定されている「ピーターラビット」の実写とアニメが融合したハイブリッド映画に、デイジー・リドリーと『華麗なるギャツビー』のエリザベス・デビッキの出演が決定した。イギリス出身の絵本作家ベアトリス・ポターによる世界的な人気を誇るキャラクター「ピーターラビット」が、『LEGO(R) ムービー』を手掛けたオーストラリアのVFX制作会社アニマル・ロゴにより絵本から実写とアニメの世界に飛び出す。「Variety」誌によれば先月、ローズ・バインが主役の女性「ビー」役に、ジェームズ・コーデンが声優としての出演が発表されており、今回発表になったデイジーとエリザベスの具体的な役柄は不明だが声優での出演になるとのことだ。製作陣は『ANNIE/アニー』の監督・製作・脚本を務めたウィル・グラックが監督・製作と脚本の改訂を、『アレクサンダーの、ヒドクて、ヒサンで、サイテー、サイアクな日』のロブ・リーバーが脚本を担当する。「ピーターラビット」関連の絵本の出版や権利の管理等を行っているペンギン・ランダムハウス社は、「ベアトリス・ポターの世界と、愛すべきお茶目なピーターラビットが、新しい観客に見てもらえる機会に恵まれて大喜びしています」と語っている。(Hiromi Kaku)
2016年09月27日