超一流アスリートが競技人生の中で遭遇した「あの時スゴかった天才」の“いま”を追跡、一流アスリートが勝てなかった“消えた天才”の第二の人生を探る「消えた天才~一流アスリートが勝てなかった人を大追跡SP~」が8月27日(日)18時30分~TBS系でオンエアされる。番組MCは「バナナマン」。ゲストは恵俊彰、三田寛子、篠原信一、澤部佑、ホラン千秋、吉岡里帆。幼少期からその才能に注目が集まっていた“平成の大横綱”貴乃花が小中学時代、唯一勝てなかった男「天才K」だが、数多くの相撲部屋からスカウトされながらもプロの世界へ進まなかった。なぜ「K」は角界入りしなかったのか。そしていま何をしているのか。元巨人のエース・桑田真澄が高校入学時「絶対に勝てない」と思った同期の「天才T」は、ある“事件”によりマウンドに上がることが困難に。代わりにチャンスを得たのが桑田さんだったという。「本当はTKコンビだった」と語るほど桑田さんの人生を大きく左右させた「天才T」とは。現在“9秒台争い”が繰り広げられている陸上日本男子100mで、50年前既に「10秒1」を記録、1964年の東京五輪で100mを予選1位通過。日本人としては空前絶後の記録を叩き出した「天才I」だが、24歳の若さで陸上を引退。その後プロ野球に「代走専門選手」としてドラフト指名されるも徹底的にマークされわずか3年で戦力外となり表舞台から姿を消した。今回「I」が30年ぶりにテレビの前に登場する。いまから22年前、競泳界に現れた“岩崎恭子を超える逸材”中学生「天才A」は中学生にして世界ランク1位に輝き、世界記録も樹立したが“残酷な出来事”がきっかけで表舞台から姿を消すことに。「天才A」がその後歩んだ意外な人生とは!?松井秀喜の「五打席連続敬遠」で話題になった1992年夏の甲子園で歴史的な快挙を成し遂げ、松井さんと共に高校日本代表でも活躍した「天才M」だが、プロからの誘いを拒否して大学受験、プロ入りすることはなかった。あれから25年を経たいま「天才M」は何をしているのか?なぜプロ入りを拒否したのか…いま明かされる真実とは。前園真聖が小中学校時代同じ地区でプレーし、常に憧れの存在だった同学年の「天才E」。一度も勝てたことがなかった「天才E」はプロに進まず表舞台から消えた。26年を経たいま、「天才E」は何をしているのか。2010年のバンクーバー五輪で巻き起こった“腰パン騒動”。当時記者会見でつぶやいた声がマイクに拾われ大騒動になった「天才K」はいま何をしているのか。あれから7年を経て別の舞台で世界一になった「天才K」が“腰パン騒動”の真相をテレビで初めて語る。瀬古利彦が人生で最も衝撃を受けた「天才K」は、大学1年の箱根駅伝で衝撃の走りを見せるも、華々しい大学生活を送ったあとは表舞台で活躍することなく陸上を引退。そんな「天才K」の現在を追跡してみると衝撃の転身を遂げていた。「天才K」の意外な素顔と「箱根フィーバー」の壮絶な裏側をテレビ初告白する。ゲストの吉岡さんは本番組終了後、21時からオンエアされる日曜劇場「ごめん、愛してる」に出演中。「TOKIO」の長瀬智也主演、坂口健太郎、大竹しのぶらも出演。吉岡さん演じる凜華と、坂口さん演じるサトル、長瀬さん演じる律の関係もいよいよ佳境に突入する。「消えた天才~一流アスリートが勝てなかった人を大追跡SP~」は8月27日(日)18時30分~TBS系にて放送。(笠緒)
2017年08月27日俳優の松坂桃李が主演する映画『不能犯』(2018年2月1日公開)のティザーポスター、及び特報が9日、公開された。同作は、2013年から宮月新・神崎裕也による同名漫画を実写化。電話ボックスの書き置きを通じて殺人を請け負い、病死や事故死といった"不能犯”としてターゲットの命を奪う男・宇相吹正(うそぶきただし)の驚異的な手口と真の目的を描く。『貞子vs伽椰子』が話題になった白石晃士監督がメガホンをとる。正義感溢れる女刑事・多田を沢尻エリカが演じている他、宇相吹に翻弄される人々に新田真剣佑、間宮祥太朗、テット・ワダ、菅谷哲也、岡崎紗絵、真野恵里菜、忍成修吾、水上剣星 水上京香、今野浩喜、堀田茜、芦名星、矢田亜希子、安田顕、小林稔侍と豪華キャストが出演する。今回公開されたティザーポスターでは、純白ソファで足を組む宇相吹の、妖しさが際立つビジュアルが明らかに。特報では、「愚かだね、人間は」というドS発言でニヤリと笑う宇相吹が登場する。「視線一つで、すべての人間を死に導く男」というコピーと共に、宇相吹に翻弄され死に導かれる人々の姿や、宇相吹を追う女刑事・多田の葛藤も映し出された。(C)宮月新・神崎裕也/集英社 2018「不能犯」製作委員会
2017年08月09日松坂桃李が初のダークヒーロー役を務めることで注目を集める『不能犯』。先日、新田真剣佑、間宮祥太朗ら、超豪華キャストの出演が発表された本作だが、このほど、公開日が2018年2月1日(木)に決定。松坂さんの妖しい色気漂う、特報映像とティザービジュアルが解禁となった。都会で次々と起きる変死事件。いずれの被害者も、検死をしても、何一つとして証拠が出てこない不可解な状況で、唯一の共通点は事件現場で必ず目撃される黒スーツの男。その名は宇相吹正(松坂桃李)。彼こそがSNSでうわさの“電話ボックスの男”だった。とある電話ボックスに殺人の依頼を残しておくと、彼が現れ、ターゲットを確実に死に至らしめるという。その死因はどれも病死や自殺に事故――宇相吹の犯行は、すべて立件不可能な犯罪、「不能犯」だった。そんな中、警察はようやく宇相吹の身柄を確保し、任意で取り調べを始める。多田(沢尻エリカ)と部下の百々瀬(新田真剣佑)が見守る中、宇相吹を前に上司の夜目(矢田亜希子)が取り調べを始めるが、次第に夜目の様子がおかしくなり、最終的に宇相吹は解放される。彼の正体とはいったい――。このほど解禁となった特報映像は、物々しい音楽とともに、宇相吹の「愚かだね、人間は…」というドS発言からスタート。その顔に浮かべられた禍々しい笑顔と、挑発的で不気味な様に翻弄され、死に導かれる人々や、女刑事・多田の葛藤が描かれている。「視線一つで、すべての人間を死に導く男」という衝撃的なコピーとともに、うつし出される宇相吹は、まさに“最恐・松坂桃李”!これまでの松坂さんのイメージが根底から覆されるような、熱演を見せている。また、併せて解禁となったティザーポスターも、見ていて不安感がわきおこる、妖しい色気が満載!真っ黒なスーツに身を包んだ宇相吹と、純白のソファのコントラストが印象的なビジュアルは、足を組んで深々と腰掛けてこちらを見つめる気だるげな姿が胸をざわつかせるだけでなく、「上映開始5分、あなたの心(マインド)が支配される」というコピーが気になるところだ。誰もが持つ妬みや嫉妬、その心理に警笛を鳴らす新感覚スリラー・エンターテインメントとして、注目を集める本作。まずはこちらの映像から、宇相吹の妖しい魅力を覗き見してみて。『不能犯』は2018年2月1日(木)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年08月09日生田斗真と瑛太が『土竜の唄 香港狂騒曲』に続いて共演し、『64 -ロクヨンー』の瀬々敬久監督のもと、かつて世間を震撼させた事件を起こした少年犯の“その後”を描く薬丸岳のミステリー小説「友罪」の実写映画化に挑戦。撮影初日を終えた2人から、コメントが到着した。ジャーナリストの夢に破れて町工場で働き始める益田と、同じタイミングで工場勤務につく鈴木。鈴木は周囲との交流を避け、過去を語りたがらない影のある人物だが、同い年の2人は次第に打ち解け、心を通わせていく。だが、あるきっかけと行動で、益田は鈴木が17年前の連続児童殺傷事件の犯人ではないかと疑い始め…。本作は、デビュー作で江戸川乱歩賞を受賞しミステリー界の若手旗手として注目され、2016年には吉川英治文学新人賞も受賞した作家・薬丸岳が、2013年に発表した同名ミステリー小説(集英社文庫刊)を映画化。薬丸氏といえば、実在の事件に着想を得た作品も多く、犯罪被害者と加害者、また少年犯罪など、重厚なテーマを取り扱い、人間ドラマで読者の心を揺さぶりながらも、エンタメ性の高いミステリーで魅了する作家として知られる。監督を務めるのは、『64 -ロクヨンー前編/後編』で興行収入36億円突破の大ヒットも記憶に新しい瀬々監督。その卓越した圧倒的人間描写は、観る者の心を鷲掴みにし、国内外で高い評価を受けている。瀬々監督のもと、友を想い、互いに疑心や後悔と向き合い葛藤する難役に挑むのは、映画や舞台での活躍も目覚しく、今年の「ウディネ・ファーイースト映画祭」ではトランスジェンダーの女性役を熱演した主演作『彼らが本気で編むときは、』が最高賞となる観客賞を受賞、広瀬すずとの純愛ラブストーリー『先生! 、、、好きになってもいいですか?』も待機する生田さん。そして、『64 -ロクヨンー』『殿、利息でござる!』など話題作への出演が続き、主演ドラマ「ハロー張りネズミ」も話題を呼んでいる瑛太さん。本作では、ともに心に闇を抱え、大きな罪に囚われ続けながらも、同じ時間を過ごす中で心を通じ合わせていく2人の友情、また疑心や後悔に囚われた人間模様を、圧倒的にリアルな演技で挑む。初日の撮影を終えた生田さんは、「うだるような暑さの中のロケで、『何が起こるのか』というワクワクさせてくれる現場」と感想を語る。瀬々監督については、「人間関係の描き方、生々しさというか、腹の底に堪っているものを表現として見せてくれる監督」というイメージを持っていたそうで、「現場では、すごく演出してくださることも的確な印象で、役者に対して明確な指示を下さるので、とても助かります。難しい役どころですが、この益田という役の進むべき道を提示してくれる、そんな監督に感じます」と厚い信頼を寄せる。また、瑛太さんとは今回が3度目の共演。「瑛太とは20代のころから何度も一緒に仕事をしていて、しょっちゅう会っていたりするわけではないけれど、久々に今回一緒に芝居をしていると、やっぱりゾクゾクさせてくれる俳優だと思います。僕と瑛太にしかだせない空気感を、今回の現場で出せれば、と思います。昔から一緒に仕事をしているし、友人関係でもあるので、そこをうまく映画に反映させたいですね」と期待を込めている。「少年犯罪のことなど調べたりしましたが、なかなか実際自分の立場に置き換えるのは本当に難しい」という生田さん。「共演の瑛太という俳優を信頼して、自分の考え方だけではなく、彼からもらえるものを信じていこうと、あまりがちがちに決めずにフラットな状態で挑めればと思っています」と明かしてくれた。一方の瑛太さんは、瀬々監督とは『64』でもタッグを組んだばかり。「ある意味、“お任せ”という感じです。どこかで監督の『お前、何かやってみろよ』という暗黙のメッセージというか、演出があるんです。今回の鈴木という役については、自分で台本を読んで、1シーンごとにおけるひとつひとつの感情は決め込んでいません。客観的にどう見えるか?ということと自分が何を感じるか?ということは、割と現場の空気と監督に任せている感じです」と明かし、「初日ですけど、瀬々組はやっぱりいいなって」とコメント。生田さんとの共演には、「彼はストイックですし、今日も前回『土竜の唄 香港狂騒曲』で一緒にやったときと顔の表情も全然変わっているんです。そういった微妙な変化に気付けるぐらい僕も彼を見てきているし、これからの撮影が楽しみですね」と、生田さん同様、期待を寄せる。「監督からは『鈴木というキャラをあまり私生活に持ち込まないように』と言われました。でも、僕は俳優なんで、仕事として、その切り替えはしっかり全うしたいですし、上手くやりたいなと思いますね。でも、ちょっと夢にも出てきたりします(笑)」と明かし、その壮絶なキャラクターをにおわせた。あなたは、“その過去”を知っても友だちでいられますかーー?人気、実力とも世代を代表する生田さん&瑛太さんの入魂の競演は、いまからも楽しみだ。以下、監督や原作者・薬丸岳からコメントが到着した。■監督:瀬々敬久日々の生活の中で報道される事件は次々に更新され続けるのですが、忘れてはいけない事件というものがある気がします。今回はそこから派生する問題を様々な群像に託し、答えを探し続ける映画だと思っています。果たして、答えは出ないかも知れません。でも、そこに至ろうとする行為こそが大切な気がします。その中心に存在するのが生田斗真さんと瑛太さんです。2人のしなやかな心と肉体、そして果敢に挑戦する心が、この映画を生々しくも光り輝かせる原動力になってくれることと思っています。そして、私たちスタッフも、一緒に愛情と勇気をもって走っていく所存です。■生田斗真映画「友罪」で益田純一を演じさせていただくことになりました。薬丸岳さんの小説が好きで、この友罪も数年前に読んでいた作品です。一生をかけて背負うべき過去の傷を持ちながら、それでも必死に生きようとする益田という人物を通して、多くの方に様々な事を感じ、思案していただきたいと思っております。瀬々監督とは初めてご一緒させて頂きますが、監督の描く生々しい人間模様をしっかりと演じていければと思います。瑛太さんとは今回で3度目の共演になります。瑛太さんが放つ獣のような鋭さと、ふとはにかんだ時の柔らかさに愛を持って対峙し、切磋琢磨しながら素晴らしい作品作りに励みます。どうぞご期待下さい。映画館の椅子から立てなくなるような作品になる予定です。■瑛太この時代にこのような題材を映画化することにまだ惑う自分もいます。とても大変な役を引き受けてしまった。でも、瀬々監督、生田斗真、スタッフを信じて最後まで演じ切りたい。■原作者:薬丸岳この作品を世に発表するとき、喜びよりも先に恐れを抱きました。世間の関心を集める題材ですが、同時にとてもデリケートで難しい問題を含む内容だったからです。ただ、たとえどんなにリスクがあったとしてもどうしても伝えたかったことでした。いま、この作品にこめたメッセージを映画としてより多くのかたがたに訴えかけようとされる瀬々監督はじめスタッフの皆様とキャストの皆様の勇気と気概に、ただただ敬意の念を抱きます。スクリーンでこの作品と再会できる日をいまから心待ちにしております。『友罪』は2018年5月、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年07月31日仲間由紀恵(37)の夫・田中哲司(51)と女性美容師の“3年目の浮気”が『フライデー』に報じられてから、1カ月。しかし、仲間の“不信感”はいまだ消えないままだという。 「田中さんは何度も丁寧な謝罪をしたそうですが、すんなり許せるほど仲間さんの傷は浅くありません。というのも、仕事をセーブして妊活に励んでいた最中の裏切りですからね。一部週刊誌では“家庭内別居”状態にあるとも報じられています……」(テレビ局関係者) そんな仲間を本誌が目撃したのは、6月下旬の午後2時過ぎ。都内の自宅マンションから愛車を運転して出てきた彼女が向かったのは、なんと小栗旬(34)の自宅だった。 「小栗さんは仲間さん主演のドラマ『ごくせん』で生徒役でした。それから10年以上親交があるんです。プライベートの相談ごとでもあったのでしょうか」(前出・テレビ局関係者) 彼女が訪れてから約1時間後、やはり小栗邸に入って行く男性が。よく見ると、鈴木亮平(34)だ。仲間に続いて鈴木も……。小栗邸でいったい何が? 「実は、ここはトレーニングジムも完備している、小栗さんの自宅兼稽古場なんです。友人の俳優さんたちが自由に使えるように、基本的には小栗さんがいなくても開放しているそうです。この日も小栗さんは不在だったようですが、仲の良い鈴木さんと仲間さんはトレーニングジムを利用しに来られたのでしょう」(小栗の知人) 仲間が入ってから2時間ほど経った午後5時前。トレーニングを終えたのか、スウェット姿の仲間が1人で出てきた。車を止めた駐車場へ向かって速足で歩く彼女。すると、どこからともなく“渦中の夫”が現れた――。 田中が小栗邸に入るところは確認できなかったが、手には棒状のトレーニンググッズが。夫婦そろってトレーニングに励んでいたようだ。実は田中も、小栗と親しい仲だという。 「田中さんと小栗さんも、ドラマ『CRISIS』(フジテレビ系)で共演したばかり。仲間さんご夫妻とは家族ぐるみで仲良くされていると聞いています」(前出・テレビ関係者) 仲間&田中夫婦は愛車を止めてある駐車場へ。そそくさと車に乗り込み帰宅の途に就いた。 「田中さんは、あれ以来、仲間さんにまったく頭が上がらないそうです。この日も、たぶん小栗さんのジムに『行きたい!』と言う仲間さんに従って、田中さんはおとなしく“お供”したんじゃないですか(笑)」(前出・芸能関係者) 雨降って地固まる、となればいいが――。
2017年07月06日映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』(入江悠監督)が人気だ。公開から3週連続で動員ランキング1位となった。私は新宿の劇場に観に行ったが、若い男子や女子がグループでわいわい観に来ていて賑わっていた。95年に起こった連続殺人事件がいよいよ時効を迎えた2017年、「私が殺人犯です」というサブタイトルままに、ぬけぬけと犯人(藤原竜也)が公衆の面前に現れる。一連の殺人事件の手記を書籍化した犯人は、自己プロデュース能力に長け、世間からカリスマのように扱われていく。当時、事件を追っていた刑事(伊藤英明)は、自分の代わりに先輩刑事を殺され、妹まで、事件を機に行方不明になっていた。22年目に表れた犯人に、言いようのない憤りを感じるものの、法の元、手をだすことはできない。そんな時、この事件を追っていたジャーナリスト(仲村トオル)が、犯人を報道番組のゲストに迎えることになった。そこで明かされた意外な真実とは……。○中庸なしに振り切る藤原導入部からラストまで、緊張が途切れることのない117分。95年に起きた殺人事件の謎と、それに巻き込まれたたくさんの人々のやりきれない義憤の作り出す渦に、目がそらせない。なんといっても、「私が犯人です」と大衆の前に悪びれず表れる藤原竜也の圧倒的な、異能感。常軌を逸した存在(殺人の方法も酷い)でありながら、それでも人々が魅入られてしまう、まさに天使と悪魔の両面をもった人物として、彼を追う者たちを翻弄していく様が圧倒的だ。とりわけ、大衆に長いメッセージを語るところなどが、なんとも怜悧で、説得力がある。藤原竜也というと、近年、『カイジ 人生逆転ゲーム』(09年)に代表される、“クズ”キャラ(ちょっとダメな人)が似合うというイメージで、庶民から愛されているが、『I‘M FLASH!』(12年)という映画では、新興宗教の教祖役をやっていたこともあるし、彼の映画での出世作『バトル・ロワイアル』(00年)の続編『バトル・ロワイアルII【鎮魂歌】』(03年)では、革命グループを率いるリーダーを演じていた。また、彼がデビューした舞台の世界では、かの三島由紀夫が能の『弱法師』を下敷きに書いた『近代能楽集~弱法師~』(蜷川幸雄演出)で、戦争によって「この世の終わりを見た」と言い、その炎で目を灼かれて失明した凄絶な半生を生きる少年を演じたとき、クレバーな頭脳で大人を言いくるめる天才の狂気のようなもので観客を圧倒させたこともある。という点から見て、藤原竜也は、天使と悪魔、クズとエリートという、中庸なし、どっちかにとことん振り切るという極端さが、最大の魅力かと思う。その激しさ、勢いについていける者はいない。そんな藤原を、『22年目の告白』では、伊藤英明と仲村トオルが全力で追い詰めていく。『海猿』の伊藤、『あぶない刑事』『ビー・バップ・ハイスクール』の仲村と、愚直なまでに肉体班である彼らが本気出して藤原に挑みかかる三つ巴の闘いが、かなりスリリング。しかも、一見、昭和の刑事もののように、執念と肉体をつかって謎を解決していくのかとおもいきや、巧妙な仕掛けが施されているところが、今日的だ。その展開に生きてくるのが、藤原竜也の、上昇と落下を物凄いスピードで繰り返す絶叫マシーンのような唯一無二の才能だ。藤原竜也とは、凄絶なエンタテインメントマシーンなのだ。○同時期の作品でありながら両極端な『リバース』ところで、『22年目の告白』が公開された時、藤原は、テレビドラマ『リバース』(TBS)に出演中だった。そこでの藤原は、冴えない男の役を、衣裳や髪型だけでなく、顔の肉感や姿勢に至るまで、人に見られることがあまりない地味な男として演じきった。同時期に発表される作品で、これほど極端なのも、さすがである。大学時代に雪山で、友人を亡くした4人の男たちが、数年後、友人の死の真相を突きつけられるという湊かなえのミステリー小説を原作にしたドラマは、藤原演じる主人公の行く末が、心底愕然となるもので、ネタバレ厳重注意。だから、以下は『リバース』の結末を知っている人だけ読んでほしい。○以下、『リバース』ネタバレあり『22年目の告白』のサブタイトル「私が殺人犯です」というのを観ると、『リバース』のネタバレを堂々としているみたいで、ちょっと面白い。偶然、2作が近い時期に発表されたのか、それとも狙ったのか、そう考えることもエンタテインメントとして、ひととき楽しめた。■著者プロフィール木俣冬文筆業。『みんなの朝ドラ』(講談社現代新書)が発売中。ドラマ、映画、演劇などエンタメを中心に取材、執筆。著書『挑戦者たちトップアクターズ・ルポルタージュ』『ケイゾク、SPEC、カイドク』、構成した書籍に『庵野秀明のフタリシバイ』『堤っ』『蜷川幸雄の稽古場から』などがある。最近のテーマは朝ドラと京都のエンタメ。
2017年07月02日『22年目の告白―私が殺人犯です―』が大ヒット公開中の藤原竜也が日本全国民から命を狙われることになる凶悪犯を熱演、大沢たかお、松嶋菜々子らと共演した『藁の楯』が6月30日(金)に「金曜ロードSHOW!」にて放送される。漫画「BE-BOP-HIGHSCHOOL」で知られ、その後映画監督、小説家へと転身した木内一裕の「藁の楯」を原作に、『テラフォーマーズ』『無限の住人』などの三池崇史監督がメガホンを取って映像化した本作。少女を殺害した罪で逮捕され出所したばかりの清丸国秀(藤原さん)が再び殺人事件を起こす。殺された少女の祖父で財界のドンの蜷川(山崎努)は清丸を殺せば10億円を支払うという新聞広告を掲載。命の危険を察して福岡県警に自首した清丸は警視庁のSP・銘苅(大沢さん)と白岩(松嶋さん)、捜査一課の奥村(岸谷五朗)と神箸(永山絢斗)、福岡県警の関谷(伊武雅刀)の手で九州から東京まで移送されることになる。だが清丸の居場所は何者かの手によってネット上でリアルタイム実況され行く先々で思わぬ刺客が現れる。いつどこで誰に襲われるかわからない状況下で清丸の残忍な本性に触れ「彼を守ることに意味があるのか」と自問する銘苅たちは、「仲間の中に裏切り者がいるのでは」と精神的にも追い詰められていく。果たして彼らは、リミットの48時間以内に1,200km先の東京に無事にたどり着くことができるのか…というストーリー。『22年目の告白―私が殺人犯です―』では美しい容姿と不敵な笑みを浮かべる“絶対に捕まえられない殺人犯”を演じた藤原さんが、そこに存在するだけで誰もが殺意を覚えるほど憎たらしい“クズ役”を見事に怪演。『世界の中心で、愛をさけぶ』『ストロベリーナイト』の大沢さん、「営業部長 吉良奈津子」や「砂の塔~知りすぎた隣人」などの松嶋さんをはじめ、『日本のいちばん長い日』や本作の三池監督の最新作『無限の住人』にも出演している山崎さん、『夜明けの街で』「地味にスゴイ! 校閲ガール・河野悦子」の岸谷さん、『真田十勇士』『闇金ウシジマくん ザ・ファイナル』の永山さん、『SPACE BATTLESHIP ヤマト』『利休にたずねよ』などの伊武さんといった豪華キャストが顔をそろえた。カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に正式出品された戦慄のエンターテインメント大作『藁の楯』は6月30日(金)に日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」枠で放送。(笠緒)■関連作品:藁の楯 わらのたて 2013年4月26日より新宿ピカデリーほか全国にて公開(C) 木内一裕/講談社 (C) 2013映画「藁の楯」製作委員会
2017年06月30日アル・ゴア元アメリカ副大統領が出演し、地球と人類の未来を予見するドキュメンタリー『不都合な真実』の続編となる『不都合な真実2:放置された地球』。この度、本作から我々へ警笛を鳴らす、目を背けずにはいられない特報映像と、本ポスタービジュアルが公開された。第79回アカデミー賞にて、長編ドキュメンタリー賞と歌曲賞の2部門を受賞したドキュメンタリー作品『不都合な真実』。また、アル・ゴアは地球環境問題啓発に貢献したとしてノーベル平和賞を授与され、映画はドキュメンタリー映画史上に残る記録的大ヒットを記録。その10年ぶりに製作された第2弾が、本作『不都合な真実2:放置された地球』だ。到着した特報映像では、数々の報道番組でもナレーションを務め、本年度の声優アワードで助演男優賞を受賞した声優界の重鎮、大塚芳忠のナレーションで進められていく。氷河融解、超巨大嵐、豪雨、洪水、大気汚染など地球温暖化の影響により起こる様々な異常気象が発生する現状に対し、「地球が悲鳴を上げている!もう限界なんだ!」と声を荒げるアル・ゴア。その一方で、映像ラストでは「地球温暖化が必要だ!寒すぎる!」と訴える米大統領ドナルド・トランプの姿も映し出され、シリアスな中にも皮肉がたっぷり込められた映像に仕上がっている。米国によるパリ協定の離脱が発表され、同盟国や米経済界などで波紋が広がる中、トランプの決断に対しアル・ゴアは「無謀で全く擁護できない行動」と一蹴。「これにより、世界の中での米国の立場は弱まり、限られた時間の中で気候問題を解決することが危ぶまれます」と警笛を鳴らし、「今回のトランプ大統領の決断は、多くの米国人が望んでいる結果とは異なりますが、彼が何をしようとも、我々のこの革命は続きます」と声明を発表、改めて地球環境問題解決への取り組みに対する確固たる決意を表明した。また、ボニー・コーエンとジョン・シェンク監督もまた、今回の決断に対し「非常にショックを受けるとともに失望しています」と声明を発表。本作について「当時パリ協定を実現させるために裏で奔走した人々の努力や情熱が描かれています」と語り、「トランプ大統領が世界に対する米国の貢献を邪魔するのであれば、我々ひとりひとりがこの地球のために立ち上がろうではありませんか」と訴えかけている。『不都合な真実2:放置された地球』は2017年秋、TOHOシネマズみゆき座ほか全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2017年06月29日藤原竜也と伊藤英明がW主演にして初共演となる、新感覚サスペンスエンターテインメント大作『22年目の告白―私が殺人犯です―』。この度、父親を殺され犯人を恨み続ける影のある女性を熱演する夏帆の、“清楚系女優”というイメージとは真逆の衝撃映像がシネマカフェに到着した。阪神大震災、地下鉄サリン事件…混沌とした1995年に起きた5件の連続殺人事件。被害者に近しい者に殺人の瞬間を見せつけ、目撃者をあえて殺さずに犯行をメディアに証言させる、その残忍な犯行は世間の注目を浴びた。事件を担当する刑事の牧村は、あと一歩のところまで犯人を追い詰めるものの、事件は未解決のまま時効を迎えてしまうのだった。そして、22年後のある日。1冊の本が日本中を震撼させる。その本のタイトルは、「私が殺人犯です。」それは、95年のあの事件の犯人と名乗る男が書き綴った殺人手記。出版記念会見に現れたのは、曾根崎と名乗る妖艶な男だった。過熱するマスコミ報道、SNSにより時の人になっていく殺人犯。しかしその告白は、新たな事件の始まりに過ぎなかった――。本作は、藤原さんが時効を迎えた“美しき殺人犯”の曾根崎雅人、伊藤さんが曾根崎を追い続ける牧村刑事を熱演。公開に先駆けて行われた試写会では、鑑賞者からは「殺人犯だけどこんな藤原竜也見たことない」「ハラハラする展開の連続」など絶賛の声が相次いでいる。このほど公開された映像では、殺人犯・曾根崎が「初めまして。私が殺人犯です」と話すシーンからスタート。本編では、22年前の事件は未解決のまま時効を迎えたが、突然曾根崎が現れ、事件の真相を明かす告白本を出版。そんな曾根崎が起こした事件により、人生を狂わされた人たちがいたのだが、それが5歳のときに父親を殺された夏帆さん演じる岸美晴と、妻を殺された医師・山縣明寛、愛人を殺された裏社会の男・橘大祐だった。曾根崎は、山縣医師の元へマスコミを連れて謝罪のパフォーマンスをしたり、告白本の記者会見を開いたり、警察を挑発しながら一躍時の人になっていくのだが、書店で働く美晴は告白本を前に、曾根崎への憎しみと恨みが爆発。「何で捕まえないの警察。あたしのお父さんこいつに殺されたんだよ!?」と牧村刑事にやり場のない怒りをぶつける。そして「何?告白本って。ねぇ、ねぇ…。死んで…。死んでよ…何で生きてんだよ、こいつ!ねぇ、何でこいつこんな本出して許されてんの?」と言いながら、告白本の表紙の曾根崎の目にカッターナイフを突き刺す…。これまで、清楚でクールなイメージが強かった夏帆さんだが、本作では「死んで…」という衝撃的な台詞を発し、彼女がいままで見せてきたイメージとは一転、狂気さえも感じさせる演技を披露。先日行われた舞台挨拶では、「撮影期間が4日だったのですが、かなり感情的にならないといけないシーンが多かったので大変でした。現場に馴染む間もなく、お芝居をしなければならなかったので」とその苦労を明かしており、かなり精神的にハードな撮影だったことも告白。果たして、美晴を始め曾根崎によって狂わされた人々の運命はどうなるのだろうか?『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年06月06日7月から、お台場のレゴランド・ディスカバリー・センター東京で“大人のための謎解きイベント「夜のレゴ 王国~消えた姫と太陽の謎」”がスタートします!開催日は7月~12月の期間中、全12回。すでにチケットの販売もはじまっています。イベントの詳細をチェックして、ぜひ遊びに行きましょう。「夜のレゴ 王国~消えた姫と太陽の謎」とは?「夜のレゴ 王国~消えた姫と太陽の謎」を企画したのは、“大人のための上質な謎解き”がコンセプトの株式会社タカラッシュ。施設内をフルに使い、架空の国「レゴ®王国」を舞台にした謎解きやストーリー、レゴの世界観を満喫できます。謎解きとレゴの豪華コラボは、大人も夢中になる面白さです。イベントのここに注目!●貸切りで贅沢に遊ぶ通常の営業時間が終了したあとの「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」を貸切りで利用できる、贅沢なイベントです。混雑もないのでゆっくり遊べ、レゴ好きにはたまりません。●大人だけで入場できる!会場の「レゴランド・ディスカバリー・センター東京」は、通常の時間内は大人だけで入場できません。今回のイベントでは、参加者限定で大人だけの入場が可能。大人だけどレゴランドに行ってみたい…という願いが叶います。夜の開催だから、友だちと遊んだり、仕事帰りに立ち寄ったり。ひと味違うデートにもいかがですか?●謎解きはレゴブロックを使って謎解きにはレゴブロックも大いに関係します。ブロックを使って謎を解き、ブロックや組み立てに必要なアイテムを集めましょう。レゴ遊びは大人も思わず夢中になる面白さ。●チーム戦で絆を深めようイベントには6人1チームで参加します。難題にはみんなの知恵を集めて立ち向かってください。みんなで頭をひねり、館内を創作。チームワークが強まり、絆も深くなりますよ。6人以下で申込むと、ほかの参加者と同じチームになる可能性があります。「テーブルチケット」を購入すると最大6名まで仲間同士のチームで参加でき、ほかの参加者と同じチームになることはありません。大人の夜遊びにピッタリな“大人のための謎解きイベント「夜のレゴ 王国~消えた姫と太陽の謎」”は、7月から12月まで毎月2回ずつ、計12回開催されます。日程をチェックして早めにチケットを入手してくださいね。開催概要“大人のための謎解きイベント「夜のレゴ 王国~消えた姫と太陽の謎」”開催日:2017年7月1日(土)7月8日(土)、8月5日(土)、8月26日(土)、9月9日(土)、9月30日(土)、10月14日(土)、10月24日(土)、11月11日(土)、11月18日(土)、12月9日(土)、12月17日(日)時間:開場18:30 、開演19:00~21:00料金:1名3,800円、テーブルチケット 22,680円(1組6名まで)※チケットはe+(イープラス)、チケットぴあ、Yahoo!pass Marketで購入可能。TEL:03-3527-7701URL:
2017年06月06日ジャーナル スタンダード ファニチャー(journal standard Furniture)の10周年を記念した期間限定ストア「WHITE journal standard Furniture」が、2017年6月9日(金)から8月6日(日)まで、東京都渋谷区神宮前エリアにオープンする。「WHITE journal standard Furniture」は、名前の通り白に染めたジャーナル スタンダード ファニチャーの家具を中心に、白からモノトーンカラーの世界観で同ブランドらしいモダンを表現する、期間限定のコンセプトショップ。店頭には、オリジナルファニチャー以外にも北欧ヴィンテージやデザイナーズ家具、家電製品など、様々な時代性を感じさせるアイテムをブレンドし、洗練された生活空間を提案する。オープンを記念し、グラフィックデザイナー・レターボーイ(Letter boy)のペイントアイテムや作品の展示販売、オランダの家具メーカー「ガルファニタス(GALVANITAS)」の国内先行受注販売、東京発・メイドインジャパンに拘るレザーブランド「ルーム(LOOM)」の期間限定ストアなどの企画も用意されている。【店舗概要】「WHITE journal standard Furniture」期間:2017年6月9日(金)〜2017年8月6日(日)住所:東京都渋谷区神宮前6-19-20 第15新井ビル営業時間:11:00〜20:00TEL:03-5778-9205■「ガルファニタス」国内先行受注販売について期間:2017年6月9日(金)〜18日(日)内容:1950年代後半から60年代初めに制作され、2014年に生産を再開した同社を代表する「MODEL S.16」の国内先行受注販売。
2017年06月03日今年で俳優人生20周年を迎える藤原竜也が、記念すべき節目の年に、伊藤英明とのW主演作『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』を引っさげ、ハワイでファンクラブイベントを開催。ファンへの感謝を込めた限定特別上映会を行うと、20年間、藤原さんを見守り続けてきたファンは「今回の役は特別!」と口を揃えて大絶賛。さらに、野村周平、入江悠監督らからもお祝いのコメントメッセージが届いた。殺人犯など悪役が多く、“クズ俳優”と言われることが多い藤原さんだが、ファンを大切に想う気持ちは人一倍強い。実は1999年のファンクラブ発足から、ほぼ毎年ファンクラブツアーを開催しており、今年で実に17回目となる。「ファン1人1人と直接会って感謝を述べたい」という藤原さんの強い思いから、このようなツアーを開催しているという。そして今年は俳優人生20周年、自身も35歳となった節目の年。そんな記念すべき年に公開される本作の特別上映が、デビュー当時から藤原さんを見守る熱いファンのためだけに開催された。上映後にファンの前に姿を現した藤原さんは「映画どうでした?早くみんなの意見が聞きたい」と反応が気になる様子。会場のファンからは鳴り止まないほどの大きな拍手が起こり、長年のファンも納得の作品に仕上がったようだ。ずっと藤原さんの活躍を見守ってきたファンは、「藤原さんの手がすごく好きで、今回“首を絞めるシーン”の手がすごく美しく綺麗でしたが、何か意識されたんですか?」というマニアックな質問がいきなり飛び出す。藤原さんは「すごいところを見てますね(笑)」と圧倒されながら、「特に意識はしていなかったですが、監督が上手く演出してくれたんだと思います」と照れ笑い。そして共演者の話になると、W主演だった伊藤さんについて「本当に熱い男なんですよ」と語り始める。「屋上での撮影があったんですね。そのとき、東京タワーが見える角度と決めて撮影する予定が、伊藤くんが『普通は反対側じゃない?』と耳打ちしてきたんです。それなら『監督に言ったらどうですか?(笑)』と答えたら、『迷惑かけてるから竜也が言ってよ(笑)』と。だから僕が監督に事情を説明したら監督は優しいから撮影の位置を変えてくれて。でも、照明とかセットとか組んでるから大変だったんですよ。しかもそれが朝の4時、5時だからね(笑)」とファンにしか言えない、伊藤さんとのマル秘エピソードを明かし、会場は笑いに包まれた。また、藤原さんにはサプライズで、本作で共演した野村さん、入江監督から20周年をお祝いするコメントメッセージが到着。まず、野村さんは藤原さんのイメージについて「『デスノート』や『カイジ』のイメージが強いです。実際にお会いして優しい方だと思いました」と役柄とのギャップを告白。今後、また共演するならと聞かれると「映画『デスノート』を一緒にやってみたいです。そのときは、藤原さんはデュークで、僕はライトで」とまさかの野望を宣言。そして、「藤原さん、芸能生活20周年おめでとうございます。僕も一緒にハワイに行きたかったです(笑)。日本に帰ってきたらぜひ一緒においしいもの食べに行きたいです!」と先輩の門出を祝福していた。藤原さんとは、テレビドラマSP「ブルータスの心臓-完全犯罪殺人リレー」以来2度目のタッグとなる入江監督は、「とても可愛い方。同世代で、男同士ですが(笑)人間としてとても魅力のある俳優さんで、待ち時間のたたずまいもピシッ!としていて現場もしまるし、『さすが座長!!』という感じでした」と、藤原さんの魅力に改めて言及。藤原さんのスゴいところを聞かれた監督が「女性の首を容赦なく絞めるところ」と衝撃の(?)告白をすると、会場からは笑いが起こっていた。「前回ご一緒したドラマでも、今回でも首を絞めてもらっているんですが、絞められている人に聞いてみると、『全然痛くないです』とおっしゃっていた。きちんと絞めているように見えるのにすごい」と、藤原さんの首絞めシーンには監督も圧倒された様子。「おたがい年をとって次は40代のときに面白い仕事をしましょう。そのときは、また首を絞めてください(笑)」と、独特の約束で再タッグを誓っていた。最後に、ファン1人1人に直接、感謝を伝えた藤原さん。「冷静に舞台や映画を観て応援してくれて、長い間多くの人に支えていただいた。面白い作品に出てもっと喜んでもらえたら嬉しい」と、20年の節目の年に新たな誓いを述べ、大盛況の中イベントは終了。ファンクラブツアーでは、藤原さんがファン1人1人にレイを首にかけてプレゼントしたり、集合写真を撮ったりするなどたくさん触れ合い、ファンも藤原さんも至福の時間を共に過ごした様子。藤原さんは「ありがたいです」と感激しきり。「15歳でデビューしてここまで続けて来れたのも皆さんのおかげですし、今回は『22年目の告白』とコラボしたツアーということもあって、みなさんにいち早く映画を観ていただけて嬉しいです」とファンへの熱い思いを告白した。なんと17回全てに参加しているという熱心なファンは、「デビュー当時から見守っていて、感慨深いです。今回は20周年だから絶対に参加しないといけないなと思い参加しました」と語り、大切な思い出となったよう。また、映画については「見事に騙されました。こんな役だと思わなかったです」と明かし、最新作で演じた“ソネ様”こと曾根崎の魅力を熱く語っていた。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年06月02日藤原竜也が美しき殺人犯・曾根崎を演じ、警察やマスコミを挑発しながら日本中を狂わせていく新感覚サスペンスエンターテインメント大作『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』。本作から、人気ロックバンド「感覚ピエロ」による主題歌「疑問疑答」と本編映像がコラボした、衝撃的な特別PVが解禁となった。阪神大震災、地下鉄サリン事件…混沌とした1995年に起きた5件の連続殺人事件。被害者に近しい者に殺人の瞬間を見せつけ、目撃者をあえて殺さずに犯行をメディアに証言させる、その残忍な犯行は世間の注目を浴びた。事件を担当する刑事の牧村は、あと一歩のところまで犯人を追い詰めるものの、事件は未解決のまま時効を迎えてしまう。そして22年後のある日。1冊の本が日本中を震撼させる。その本のタイトルは、「私が殺人犯です」。その手記の出版会見に現れたのは、曾根崎と名乗る妖艶な男だった――。唯一無二の人気ロックバンド「感覚ピエロ」が書き下ろした主題歌「疑問疑答」にあわせ、劇中の本編シーンが交錯していく今回の特別PV。藤原さんが演じる殺人犯・曾根崎と、伊藤英明演じる牧村刑事が激しくぶつかり合う、見応えのある映像となっている。かつて5人の命を奪い、時効を迎えた殺人犯としてメディアの前に現れた曾根崎は、美しい容姿とカリスマ性を兼ね備えていた。街の声の中には「タイプです」といった声が聞かれ、曾根崎のLINEスタンプまで登場、本が飛ぶように売れるなど“曾根崎ブーム”が巻き起こる。その一方で、岸美晴(夏帆)ら愛する人を殺された遺族や、警察の憎しみは募るばかり。牧村の後輩・春日部(竜星涼)は「あんなやつ死んだって誰も責めないですよ!殺されても当然じゃないですか!」と声を荒げる。殺人犯・曾根崎の目的とはいったい何なのか…?この主題歌は、「感覚ピエロ」が入江悠監督と丁寧に話し合いながら制作されたという。本作には殺人犯、刑事、被害者遺族、マスコミ、殺人犯に熱狂する人々など、さまざまな感情を持つ人たちが複雑に絡み合っている。本作を鑑賞後、歌詞を書いたというメンバーの秋月さん(Gt)は「自分が真実だと思ったことが周りの人から見たら全然違ったり、人それぞれ自分の世界があるので、同じ空間にいても感情とか思っていることはそれぞれ違う。そんな中で誰の感情にもあてはまる歌詞にしようと思いました」と明かし、殺人犯や刑事、遺族など、それぞれの視点に当てはまる歌詞を作りあげた。「映画を観終わった後、何か心に訴えかけるような曲になっていれば嬉しいです」と力を込める秋月さん。入江監督は出来上がった曲を聴いて、「歌詞を読むと、曾根崎にも牧村にも当てはまるし普遍性がありますよね。映画の最後の音楽で“攻撃性”を持たせたかったので、彼らに任せて本当に良かったと思いました」と手応えをのぞかせており、日本中を狂わせる“曾根崎劇場”には最後の最後までこだわったことを明かしている。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年05月19日ドキュメンタリー映画『不都合な真実』の続編となる、『不都合な真実 2:放置された地球』が2017年11月17日(金)に公開される。『不都合な真実』とは2006年に公開された『不都合な真実』は、アル・ゴア元アメリカ副大統領が出演し、地球と人類の未来を予見するドキュメンタリー映画だ。地球温暖化によって引き起こされる数々の問題を説いた衝撃的な内容で話題となった。カンヌ国際映画祭で特別上映され大喝采を浴び、第79回アカデミー賞では2部門(長編ドキュメンタリー賞/主題歌賞)を受賞、ドキュメンタリー映画史上に残る記録的大ヒットに。さらに、2007年には地球環境問題啓発に貢献したとして、アル・ゴアはノーベル平和賞を授与された。10年の時を経て描かれる“放置された地球”10年の時を経て、その続編となる本作が完成した。世界的エコムーブメントが巻き起こった後のこの10年間で果たして何が起こったのか、カメラは衝撃の現実を映し出していく。前作では見られなかった、必死の形相で、声を荒げ、祈るように使命を全うしようとするゴアの姿も追う。今も世界中を飛び回り、地球環境問題に取り組む人材の育成を支え、国際的に影響を与え続けている彼は、一体どんな「真実」を突き付けるのだろうか。『グッド・ウィル・ハンティング』や『スポットライト』の製作陣製作陣には、前作『不都合な真実』の監督であるデイヴィス・グッゲンハイムを筆頭に、当時のスタッフ陣が集結。さらに『スポットライト』に関わったジェフ・スコール、『グッド・ウィル・ハンティング』『キル・ビル』シリーズのプロデューサーであるローレンス・ベンダーが参加している。なお『不都合な真実 2:放置された地球』は、2017年10月25日(水)から11月3日(金・祝)まで開催される東京国際映画祭のクロージング作品にも選ばれている。作品詳細『不都合な真実 2:放置された地球』公開日:2017年11月17日(金)監督:ボニー・コーエン、ジョン・シェンク製作総指揮:ジェフ・スコール、デイヴィス・グッゲンハイム、ローレンス・ベンダー、ローリー・デイヴィッド、スコット・Z・バーンズ、レスリー・チルコット製作:リチャード・バージ、ダイアン・ワイアーマン全米公開日:2017年7月28日(金)(C)2017 Paramount Pictures. All Rights Reserved.
2017年05月13日藤原竜也&伊藤英明の初共演で贈る、“日本中を狂わせる殺人犯”と“22年前にすべてを失った刑事”による新感覚サスペンス『22年目の告白―私が殺人犯です―』。このほど、仲村トオルや岩城滉一ら実力派とともに脇を固め、熱演を見せる野村周平や竜星涼など最旬の若手俳優たちの場面写真が到着した。藤原さん演じる5人の命を奪った殺人犯・曾根崎雅人が、22年前の事件で全てを失い、犯人を追い続けた伊藤さん演じる刑事・牧村航や、苦しんできた被害者遺族たちの心情を逆なでするような“告白本”を出版し、日本中から罵声と歓声を浴びながらも“時の人”となっていく本作。いま最も注目を集めている若手俳優の1人、野村さんが本作で演じるのは、牧村刑事の妹・里香の恋人・小野寺拓巳だ。拓巳は1995年、阪神淡路大震災で被災した里香とともに、東京にいる牧村の元へやってくる。震災以降、不安定な気持ちの里香を本気で愛する心優しい青年だったが、里香が事件に巻き込まれ行方不明になってしまう。『サクラダリセット』『帝一の國』など話題の出演作が続々と公開され、ドラマ「サイタマノラッパー」にも出演するなど、映画やドラマに引っ張りだことの野村さんが、愛する人が突然いなくなってしまう複雑な役どころをどう演じたのか注目だ。その里香を演じるのは、元「セブンティーンモデル」で女優として活躍する石橋杏奈。石橋さんは第31回ホリプロスカウトキャラバンでグランプリに選ばれ、さまざまな映画やドラマに出演。NHKのコント番組「LIFE!~人生を捧げるコント~」ではお笑いの才能を開花させ、得意のラップを披露するなど意外な一面を披露。鈴木亮平が“宮沢賢治”を演じるWOWOW「連続ドラマW 宮沢賢治の食卓」では賢治の妹・トシ役に抜擢された。そんな石橋さんが演じる、牧村の妹で拓巳の恋人の里香は幼いころに両親を亡くし、兄と2人きりで生きてきた。しかし震災の恐怖がトラウマとなり、自分だけが助かったことを負い目に感じてしまう。そんな中、恋人の拓巳からプロポーズを受けるが、事件に巻き込まれ行方不明になってしまうのだった…。シリアスな展開が続く本作だが、野村さんと石橋さんというイマ旬の2人が恋人役を演じるシーンは、一瞬ほっと息をつけるシーンとなっており、里香と拓巳が事件にどう絡んでいくのかも見逃せない展開となっている。そして、もう1人の注目俳優は、牧村の後輩刑事・春日部信司を演じる竜星さん。竜星さんはスーパー戦隊シリーズ「獣電戦隊キョウリュウジャー」でドラマ初主演を務め、映画
2017年05月10日第79回アカデミー賞にて、長編ドキュメンタリー賞と歌曲賞の2部門を受賞したアル・ゴア元アメリカ副大統領によるドキュメンタリー『不都合な真実』。その10年ぶりの第2弾『不都合な真実2:放置された地球』が、2017年秋、日本公開されることが決定した。アル・ゴア元アメリカ副大統領が出演し、地球と人類の未来を予見したドキュメンタリー『不都合な真実』は、2006年にカンヌ国際映画祭で特別上映され、大喝采を浴びたことを皮切りに、アカデミー賞で2冠、ドキュメンタリー映画史上に残る記録的大ヒットに。また、翌07年には地球環境問題啓発に貢献したとしてアル・ゴアにノーベル平和賞が授与された。彼が同作で語った「真実」は、世界の意識を変え、地球は美しく生まれ変わっているはずだった――。しかし、あれから10年、地球はかつてないほどの危機に瀕している。世界的なエコムーブメントが巻き起こった後のこの10年間に、果たして何が起こったのか?カメラは再び、衝撃の「現実」を映し出していく。そして前作では見られなかった、必死の形相で声を荒げ、祈るように使命を全うしようとするゴア氏の姿も追っていく。いまも世界中を飛び回り、地球環境問題に取り組む人材の育成を支え、国際的に影響を与え続けているゴアは、わたしたちにどんな「真実」を突き付けるのか?前作同様、5月17日(現地時間)より開催される第70回カンヌ国際映画祭の特別招待作品としても上映が決定している本作。現・米大統領ドナルド・トランプ、前・米大統領バラク・オバマもアーカイブ映像で登場しているという。『不都合な真実2:放置された地球』は2017年秋、TOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年05月10日藤原竜也&伊藤英明の初共演となる新感覚サスペンス・エンターテインメント大作『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』。本作で、時効を迎えた後に殺人の手記を発表する殺人犯を演じている藤原さんは、撮影中、一度もNGがなかったことが判明。それを裏づけるかのような、緊迫の記者会見シーンの本編映像が到着した。22年前に起きた連続殺人事件。未解決のまま時効を迎え、突然現れたのは、殺人犯・曾根崎雅人(藤原さん)。“絶対に捕まらない殺人犯”となった曾根崎は、事件の真相を語る告白本「私が殺人犯です」の出版会見を開く。張りつめた緊張感が漂う中、曾根崎は自身が起こした事件についてゆっくりと語り始める。「1995年。記念すべき5つの連続殺人事件を終えたばかりの私は苛立っていた。無能で愚鈍な警察は、私の元へ一向に辿りつく気配がない。幼稚な推理と見当違いな憶測を垂れ流すマスコミも事件の真相を伝えることはない」と、自分を捕まえられなかった警察やマスコミをこれでもかと挑発しながら独白を続けていく。「いつまで待っても警察やマスコミは私の元へ辿りつくことはできなかった。誰も事件の本質を伝えることはできなかった。ならば自ら真相を明らかにし、それが時効を迎え、罪を償う機会を永久に失ってしまった私にできる最後の仕事だから」と語り、「はじめまして。私が殺人犯です」と言うと、垂れ幕が下がり、告白本のビジュアルが披露される。被害者の心情を逆なでする、この美しき殺人犯は日本中から一気に世間の注目を集めるが、彼の目的は何なのか?なぜ時効を迎えてから突然現れたのか?曾根崎の告白は新たなゲームの始まりにすぎなかった――。本映像の記者会見のシーンは、劇中でも藤原さんの長台詞が多く、緊張感が漂う中での撮影となった。藤原さん演じる曾根崎が、初めて公の場に登場する重要なシーンであり、入江悠監督は藤原さん本人がリアルな殺人犯に見え、リアルな記者会見の雰囲気となるよう、カメラ位置や照明など徹底的にこだわったという。そんな撮影現場だったが、藤原さんはどんなに長台詞でも、一度もNGを出さずに演じきった。この記者会見のシーン以外でも、藤原さんは撮影中にNGを出すことは一切なく、まさに殺人犯・曾根崎になりきっていたとか。これまでも、さまざまな“クズ”を演じてきた藤原さんだが、本作の美しき殺人犯は新たなハマリ役として、観る者に強烈なインパクトを与えるに違いない。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年05月02日藤原竜也×伊藤英明の初共演・W主演で贈る新感覚サスペンス『22年目の告白―私が殺人犯です―』。このほど、時効が成立したことから自身が犯した殺人の告白本を出版する“クズの殺人犯”・藤原さんを追い続ける、 “執念の刑事”・伊藤さんの熱演ぶりが伝わる特別映像が解禁となった。1995年、阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件などが起き、日本中が混沌とする中、5件の連続殺人事件が起きた。その事件の被害者は全員、首を絞められて殺害。さらに被害者の最も親しい人に殺人の瞬間を見せつけ、目撃者に犯行をメディアに証言させるという残忍な犯行が世間の注目を集めた。当時、この連続殺人事件を担当したのが牧村航刑事(伊藤さん)。4件目の事件が起きたとき、犯人にあと一歩のところまで迫る牧村だったが、争った末ナイフによって口を切られ、寸前で取り逃がしてしまう。犯人から目を付けられ“5人目の標的”となった牧村は命を狙われるが、牧村の代わりに尊敬する上司・滝(平田満)が殺されてしまうのだった…。大切な上司を失い、犯人への憎しみが募る牧村は「あのとき、捕まえていれば…どんなことをしてでも見つけ出す」と心に誓った。しかし警察の捜査もむなしく、事件は未解決のまま時効を迎える。「時効って…時効ってなんだよ!」と悔しさを滲ませる牧村。事件から22年後、「私が殺人犯です」と突然現れた曾根崎雅人(藤原さん)への憎しみは募るばかりだったが、その告白により新たな事件が巻き起こっていく。22年間、犯人への憎しみを抱えながら事件を追い続けてきた牧村を演じるのは、『海猿』シリーズや『悪の経典』で知られ、『3月のライオン』ではプロ棋士を演じている伊藤さん。本作の入江悠監督は、「牧村はある種の“敗北”と共に生きていて、失意のどん底の中をずっと生き続けている人なんです。そんな牧村には、男くさくて野性的な伊藤さんにぴったりだと思いました。いままで伊藤さんが演じてきたような正義のヒーローではなく、彼のいまの年齢だからこその魅力が出ていると思います」と、伊藤さんの演技力を絶賛。まっすぐな正義感だけではなく、拭えない過去の憎しみや懺悔、曾根崎を22年間も追い続ける執念を持つ牧村刑事。複雑な激情を顕わにする、伊藤さんの姿に注目だ。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年04月26日俳優・藤原竜也と伊藤英明のW主演映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』(2017年6月10日公開)の特別動画が26日、公開となった。同作は、2012年に韓国で公開され、動員270万人を記録したクライムサスペンス映画『私が殺人犯です』を日本で映画化。1995年に残忍な手口で5人の命を奪った連続殺人から22年後、藤原演じる曾根崎雅人により殺人の告白本が出版される。曾根崎を追う刑事・牧村航を伊藤英明が演じる。今回公開された特別映像では、伊藤が執念の刑事・牧村を熱演する姿にフォーカスした。事件発生当時、牧村は犯人をあと一歩のところまで追い詰めたものの、争った末にナイフによって口を切られ、寸前で取り逃がしてしまう。さらに、犯人から命を狙われた牧村の代わりに、尊敬する上司・滝が殺されてしまった。未解決のまま迎えた時効に、牧村は「時効って……時効ってなんだよ!」と激昂。再び現れた殺人犯・曾根崎から「あんたが鈍くさいから5人も死んだんだよ。あんたの大切な上司も」と煽られる。入江悠監督は「今まで伊藤さんが演じてきたような正義のヒーローではなく、彼の今の年齢だからこその魅力が出ていると思います」と伊藤の演技を語った。
2017年04月26日『そして父になる』の是枝裕和監督のもと、福山雅治と役所広司が弁護士と殺人犯として対峙する『三度目の殺人』。このほど、待望の初映像となる特報と、福山さん、役所さん、さらに広瀬すずの3人の姿を映したティザービジュアルが解禁となった。勝利にこだわる弁護士・重盛が、やむをえず弁護を担当することになったのは、30年前にも殺人の前科がある三隅。解雇された工場の社長を殺し、死体に火をつけた容疑で起訴されたのだ。犯行も自供し、このままだと死刑はまぬがれない。はじめから「負け」が決まったような裁判だったが、三隅に会うたび重盛の中で確信が揺らいでいく。彼はなぜ殺したのか?本当に彼が殺したのか?重盛の視点で絡んだ人間たちの糸を1つ1つ紐解いていくと、それまでみえていた事実が次々と変容していく――。本作は、是枝監督が近年描いてきたホームドラマとは一転、オリジナル脚本で描く心揺さぶる法廷心理ドラマ。真実は必要ないと信じる弁護士・重盛を福山さん、重盛に対峙する殺人犯・三隅を役所さんが演じ、物語の鍵を握る被害者の娘役に『海街diary』以来、是枝作品2作目の出演となる広瀬さん、被害者の妻役に斉藤由貴、重盛と事件解明に奔走する司法修習の同期弁護士に吉田鋼太郎、重盛の事務所に所属する若手弁護士に満島真之介、本事件の担当検察官に市川実日子、重盛の父で30年前に三隅が関わった事件の裁判長を橋爪功が演じている。本作の初の映像となる特報では、「自白してるんだろ?だとしたら間違いなく死刑だろう」と、真実は“いらない”と信じる弁護士・重盛(福山さん)の姿から始まる。だが、「本当のことには興味ないかな、重盛さんは」と語る三隅に、ありふれたはずの裁判が変容していく。取調室で繰り広げられる重盛演じる福山さんと、三隅演じる役所さんの演技は、淡々としていながらもそれぞれが気迫に満ちており、ひとときも目がそらせない緊張感に包まれている。また、併せて解禁となったティザービジュアルで映し出されているのは、解禁された映像とは打って変わり、役所さん演じる三隅と広瀬さん演じる被害者の娘・咲江が、親しげに雪合戦に興じている様子をとらえている。2人に挟まれた福山さん演じる重盛の姿は、彼らとは対象的だ。三隅と少女は、いったいどんな関係なのか?果たして、重盛は真実を掴むことができるのか…?真っ白な雪と鮮烈な赤色に彩られたタイトルとのコントラストが、視線をとらえて離さないビジュアルに、本作への期待は膨らむばかりだ。『三度目の殺人』は9月9日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年04月21日藤原竜也と伊藤英明が初共演を果たす映画『22年目の告白―私が殺人犯です―』。この度、先日まで都内をジャックしていた、藤原さん演じる殺人犯・曾根崎の衝撃的なビジュアルがこのほど到着。併せて、曾根崎の告白本を出版した編集者の首を絞め上げる、クズシーンが新たに入ったキャラクター動画も公開された。1995年、残忍な手口で5人の命を奪い、世の中を震撼させた連続殺人事件。未解決のまま事件は時効を迎え、完璧に逃げ切ったはずの犯人は22年後、思わぬ形で姿を現わした。“殺人手記”出版記者会見――。そこにいたのは、自らの告白本を手にカメラのフラッシュを浴びて不敵な微笑みを浮かべる美しき殺人者。「はじめまして、私が殺人犯です」あらゆるメディアを通じて発信されていく殺人の告白と、犯人の容姿。その男に日本中が惹きつけられ、逆撫でされ、そして欺かれていく。日本中を巻き込む告白の行方とは?先の読めない結末に向かって、新たな事件(ゲーム)が動き出す…!このほど到着したのは、藤原さん演じる曾根崎の目が隠され、劇中同様まるで本物の殺人犯のようなビジュアル。このビジュアルは、編集者目線で描かれた小説版「22年目の告白-私が殺人犯です-」が、4月14日(金)に発売されたことにちなみ、10日(月)より新宿駅や東京駅をはじめとする都内の駅と、各路線の中吊り広告として掲出されたもの。実は14日(金)からは、目隠しなしの広告に順次切り替わっているため、いまはもう幻のビジュアルとなっている。通りかかった人たちの中には、思わず足を止める人や中には人だかりも。「一瞬リアルかと思った(笑)」という声も出ている中、藤原さんは自身が演じた殺人犯を見て、「カッコいいですね。家に飾りたい(笑)」とまさかのコメントを寄せている。また併せて到着したのは、まだまだ謎に満ちた部分も多い曾根崎のキャラクター動画。告白本を出版して一躍時の人となる曾根崎だが、この映像では、告白本を手掛けた編集者・川北未南子の首を絞めながら、「徹底的に売ってください」と詰め寄るクズシーンも映し出されている。自分の目的のためなら、どんな手段も使う曾根崎。彼の日本中を巻き込む“最悪の告白”とは?時効を迎えたいま、告白本を出版した目的とは一体…?『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:22年目の告白―私が殺人犯です― 2017年6月10日より全国にて公開(C) 2017 映画「22年目の告白-私が殺人犯です-」製作委員会
2017年04月15日東日本大震災の発生から7年目に入る3月11日(土)、TBSでは「3・11 7年目の真実」を放送することが決定。社会現象となった大ヒット映画『君の名は。』の新海誠監督が、膳場貴子キャスター思いを語る。東日本大震災が発生した4か月後に、被災地を自分の足で歩き「1枚の絵」を描いている新海監督。番組ではそれから6年が過ぎ、今月初めにもう一度同じ場所を訪ねた新海監督が、「いままではどこにも話せなかったこと」を膳場キャスターに語る。そのほか、東日本大震災から7年目を迎えるいま、被災地の様々な真実を検証。原発事故の影響がいまも続く「福島第一原発沖の海」はどうなっているのかを調査し、津波で児童74人、教職員10人が犠牲となった宮城県石巻市立大川小学校で教員だった父親を亡くした 大学生や、小学校6年生のときに母親を亡くした少年の現在を追う。さらに、地震が発生した午後2時46分、東京で行われる追悼式、被災地の岩手、宮城、福島から中継で人々の祈る姿を放送。昨年4月に熊本で震度7の直下型地震が起きたのも記憶に新しいが、もし首都直下で地震が起きたら…自分や家族は守れるのか?首都機能は維持できるのか?東日本大震災の教訓は生かされているのか?を総力取材で検証。エンディングでは、東日本大震災を経験した子どもたちは、それをどう乗り越え、どこへ歩み出そうとしているのかといった“子どもたち”に焦点を当てていく。「3・11 7年目の真実」は3月11日(土)14時~TBSにて放送。(cinemacafe.net)
2017年03月11日昨年の大阪アジアン映画祭で上映され、注目を集めた香港発のオムニバス作品『十年』が、香港返還20年目となる今夏7月22日(土)より日本公開されることが決定。その予告編が解禁となった。本作は、5人の香港新世代監督がそれぞれに“10年後の香港”を描いたオムニバス作品。その衝撃的な内容から、昨年、香港のアカデミー賞といわれる「香港金像奨」で作品賞を獲得した際には世界にそのニュースが配信され、話題を呼んだ。自主映画として製作費750万円(50万香港ドル)で製作され、現地で2015年12月、わずか1館から始まった本作の上映は、徐々に上映館を広げ、興行収入約9,200万円(609万4,741香港ドル)を記録。口コミで広がり、一時は同日に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の動員を凌ぐ勢いで香港の人々の支持を受けた。また、第11回大阪アジアン映画祭の特集企画「Special Focus on HongKong 2016」にて上映されると、その注目度の高さから2度の上映回が売り切れに。本作では、5人の新人監督たちがそれぞれ5本の短編を創作。『エキストラ』(監督:クォック・ジョン)は、労働節(メーデー)の集会会場のある一室で、2人の男が銃で来場者を脅そうと密かに準備を進める…という物語。『冬のセミ』(監督:ウォン・フェイパン)では、壊れた建物の壁、街に残された日用品など “黙示録”の中の世界のような香港で、1組の男女が標本を作製している。『方言』(監督:ジェヴォンズ・アウ)は、タクシー運転手に普通話(中国語)の試験が課せられ、それに受からないと香港内で仕事ができる場所に制限がかかってしまうという物語。また、『焼身自殺者』(監督:キウィ・チョウ)は、英国領事館前で焼身自殺があったものの、身元もわからず遺書もなく、誰が何のために行ったのかに迫っていく。『地元産の卵』(監督:ン・ガーリョン)は、香港最後の養鶏場が閉鎖され、「地元産」と書かれた卵を売るサムは“良くないリスト”に入っている言葉だと注意を受ける…。この5本の短編で構成された予告編は、オムニバス作品をまるで1本の繋がった映画のように見せる。10年後の香港ではなく「“いま”の状況そのまま」と現地で話題になった香港の姿と、そこに住まう人々の不安を、ドラマチックに示す映像となっている。5人の若手監督はいずれも、短編で各国映画祭に招待された経緯を持つ監督たち。本作の後、さらに大きな劇場用映画を撮り始めているという。『十年』は7月22日(土)より新宿K’scinemaほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月09日藤原竜也と伊藤英明が初共演するサスペンス・エンターテインメント大作『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』。このほど、藤原さんが「いままであるようでなかった役」とまで語る本作の予告編が完成。主題歌を、宮藤官九郎脚本ドラマ「ゆとりですがなにか」で注目を集めたロックバンド「感覚ピエロ」が書き下ろしている。5人の命を奪った連続殺人犯の曾根崎雅人(藤原さん)が、時効を迎えた未解決事件の“殺人の告白本”を出版するところから物語が始まる本作。1995年、5人の命を奪い世の中を震撼させた連続殺人事件は、懸命な捜査も虚しく、未解決のまま時効を迎えた。そして事件から22年後、自身の殺人を告白した曾根崎が、本の出版記者会見を行う。美しい容姿で不敵な笑みを浮かべ、出版した本「私が殺人犯です」を手に会見・サイン会・TV出演とキャンペーンを展開していく曾根崎。そんな犯人を22年間追い続けてきた刑事・牧村航(伊藤さん)の気持ちとは裏腹に、マスコミ報道は加熱、SNSにより拡散された曾根崎は、日本中から罵声と歓声を浴びながら、一躍時の人になっていく――。解禁となった予告編では、未解決のまま時効を迎えたため、“絶対に捕まえられない殺人犯”曾根崎と、“22年前に犯人を取り逃した刑事”牧村が対峙。5人もの命を奪った曾根崎は、牧村と再会し「あんたがどんくさいから5人も死んだんだよ」と悪びれもなく言い放つ。なぜ、曾根崎は殺人の告白本を出版したのか?22年間、犯人を追い続けた牧村や苦しんできた被害者遺族たちを、いまになってもなお苦しめるのか…?藤原さんは、これぞ“藤原竜也の真骨頂!”ともいえる『デスノート』『カイジ』『るろうに剣心』に続く、圧倒的な存在感を放つキャラクターを熱演。連続殺人犯という新たなクズ役について、「すごく難しい役でしたが、(仕上がりが)とても楽しみです。衣装チーム・ヘアメイクチーム含め、話題性・カリスマ性のある1人のキャラクターを作り上げてもらって、(入江悠)監督、まわりのスタッフが新たな役を作ってくれました。いままであるようでない役柄です」と意気込む。また、「伊藤さんとの共演は、刺激的でした」とふり返っている。一方の伊藤さんは、藤原さんとの共演について「主演の名前に藤原竜也くんの名前を聞いたときにはすごく嬉しかったですし、一緒に実際にやってみて、壁がないというか、盛り上げて現場を引っ張っていくのはものすごく頼もしい役者さんです」と絶賛。そして、登場人物がさまざまな思惑で動く本作について、「物語の軸が、僕が演じた牧村中心に動いているので、見ている人が前後をちゃんと想像できるように監督とひとつひとつ丁寧に話しながら作っていきました」とも明かしている。さらに本作の主題歌には、インディーズながらドラマ「ゆとりですがなにか」の主題歌「拝啓、いつかの君へ」が絶賛を受けた実力派で、若者から絶大な人気を誇る「感覚ピエロ」が決定。映画主題歌を手がけるのは今回が初めてとなり、予告編では彼ら書き下ろしの楽曲「疑問疑答」も初解禁された。ボーカルの横山直弘は、「『22年目の告白』を初めて観たとき、その後味の強烈さと生々しさにただただ圧倒されました。今回その映画の世界観と、『感覚ピエロ』が表現したい『刺激的なロック』とが互いにクロスし生み出されたのが『疑問疑答』です。強烈に、泥臭く、それでいて繊細。そんな人間の奥底に潜む心の生々しさとエグさを、楽器とメロディと歌詞で表現しました」と楽曲に込めた思いを語っている。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年03月08日藤原竜也と伊藤英明が初共演でW主演を果たす『22年目の告白ー私が殺人犯ですー』。このほど、美しき連続殺人犯の藤原さんの“被害者”や彼を憎む“被害者遺族”に夏帆、野村周平、石橋杏奈、竜星涼ら最旬若手俳優や平田満、岩松了、岩城滉一らベテラン俳優陣の出演が明らかとなった。1995年、残忍な手口で5人の命を奪い、世の中を震撼させた連続殺人事件。懸命の捜査も虚しく、事件は時効を迎えてしまった。やがて事件から22年後、ある男が自身の殺人を告白した本「私が殺人犯です」の出版記者会見を行うという衝撃的な展開が訪れる。残忍な犯行の手口を赤裸々に告白した殺人犯の曾根崎雅人は、殺人犯には見えないほどの妖艶な容姿で、告白本を手に不敵な笑みを浮かべながら会見・サイン会・TV出演と大々的な出版キャンペーンを展開、世間の注目を集めて挑発し続ける。22年前に犯人を取り逃がしたことを、悔やみ続け、事件によってすべてを失った刑事・牧村航の気持ちとは裏腹に、加熱するマスコミ報道やSNSにより美しい容姿とともに拡散された曾根崎は、日本中から罵声と歓声を浴び、一躍時の人になっていく。センセーショナルな登場を果たした殺人犯の行動は、被害者遺族、そして事件関係者たちの感情を最悪な形で逆なでしていく――。藤原さんと伊藤さんという世代を代表する俳優2人がW主演し、自らの殺人を赤裸々に綴った手記を出版し、一躍時の人となっていく美しき殺人犯と、彼の事件を22年間追い続けてきた刑事を演じる本作。このほど、彼らの脇をがっちりと固める注目の豪華キャスト9名が明らかに。いずれも、時効が成立し“絶対に捕まえられない”美しき殺人犯を憎む人々ばかりだ。まず、22年前、父親を曾根崎(藤原竜也)に殺された被害者遺族・岸美晴を演じるのは、『海街diary』で日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞し、WOWOW連続ドラマW「楽園」などに出演する夏帆さん。犯人にとって「第2の事件」にあたる“東京都世田谷区団地”の惨劇の当事者であり、当時たった5歳で父親を失った。現在は本屋で働いているため、曾根崎の手記が大量に売れていくのを目の当りに。なぜ、殺人犯が脚光を浴び、誰も捕まえないのかと、やり場のない怒りを牧村(伊藤英明)にぶつけていく。また、『サクラダリセット前篇/後篇』『帝一の國』などが待機する野村さんが演じるのは、牧村の妹・里香の恋人、小野寺拓巳。阪神淡路大震災後で被災し住むところを失った里香と共に22年前、牧村のアパートへやって来る。震災以降、不安定になりがちな里香を本気で支えようとする心優しい青年。里香とは真剣な交際で、いずれは結婚したいと考えていたのだが…。その牧村のたった1人の家族である妹・牧村里香には、11月公開『泥棒役者』に参加することになった石橋さん。幼いころ両親を亡くし、兄妹2人きりで生きてきたため牧村との絆は強い。神戸の病院で働いていたが、震災時、あまりの恐怖で机の下から出てこれなかったことがトラウマに。「自分だけが幸せになっていいのか」と自問自答を繰り返し、恋人・拓己のプロポーズにも躊躇する。22年前の事件の最中、行方不明となる。牧村の後輩で、共に事件を追う刑事・春日部信司役には、『君と100回目の恋』が公開中の竜星さん。警察署組織犯罪対策課の若手刑事で、牧村の直属の後輩。職務中は牧村とコンビで行動することも多く、牧村を尊敬している。行動力もガッツもある若者だが、少々頭に血がのぼりやすい一面も。正面きって警察を挑発してくる曾根崎に、苛立ちを爆発させる。また、橘組の若手構成員・戸田丈を、本作の入江悠監督とはWOWOW連続ドラマW「ふたがしら」「ふたがしら2」でも組んだ早乙女太一が演じる。裏社会で力を持つ橘組系列の飲食店で働くチンピラで、顔中ピアスだらけ、明らかにカタギではない風貌が特徴的。22年前の事件と意外な繋がりを持っているという。そして、22年前に殺された牧村の元上司・滝幸宏には、『愚行録』の平田さん。22年前の一連の事件の事実上最後の犠牲者でもある。犯人の5人目の標的となった牧村が、里香と拓己の身に迫った危険を察知し、急いで自分のアパートに戻った際に同行。しかし犯人の罠にはまり、滝が牧村の腕の中で凄惨な最期を遂げることになった。「第4の事件 東京都練馬区 医院」の被害者遺族で、目の前で愛する妻・一代を目の前で絞殺された医師・山縣明寛には、『3月のライオン』が控える岩松さん。だが、犯人を混乱させるため、この事件は警察によって意図的に隠ぺいされ、結果、5件目の犯行に繋がってしまう。現在は共立中央病院の院長を務める。もう1人、22年前の被害者遺族で、目の前で恋人を殺された橘組組長・橘大祐には、『土竜の唄 香港狂騒曲』の岩城さん。「第3の事件 東京都中央区 高級クラブ」で、なじみのホステス=翔子をやはり目の前で絞殺された。22年たったいまも、その悪夢のような光景が忘れられず、裏社会に生きる男らしいやり方で曾根崎への報復を示唆する。さらに、連続殺人事件の真相を追うジャーナリスト・仙堂俊雄役には、『64 -ロクヨン』をはじめ話題作が続く仲村トオル。仙堂は、人気報道番組「NEWS EYES」のメインキャスターで、22年前の事件についても当時細かく調べ上げており、いまや時の人となった曾根崎を番組に呼び、メディアの手によって裁こうという大胆な提案をするキーパーソンとなる。まさに日本を代表する実力派キャスト陣が加わった本作。先の読めないラストに向かって加速していく新感覚サスペンスに、ますます期待高まる。<以下、キャストコメント>■夏帆(監督の)入江さんとは、以前ドラマでご一緒したときから、いつかまた、今度は映画でお仕事がしたいとずっと思っていました。なので今回、念願叶って、というわけです。役柄上、はしゃぎだしたい気持ちをおさえながらも、入江さんの何気ないひと言にハッとなる瞬間がたびたびあり、とても充実感のある現場でした。登場人物の複雑な想いが交差して、手に汗にぎるラストが待ちかまえています。ぜひ、楽しみにしていてください。■野村周平牧村刑事の妹・里香の恋人、小野寺拓巳役を演じました。台本を読ませていただいて、ラストになるにつれてどういう展開が待っているのだろうととてもドキドキしましたし、これを映像にしたら一体どうなるのかと僕自身気になって仕方がありませんでした。藤原さんや伊藤さんをはじめとする先輩方と一緒に作り上げた作品をぜひ楽しみにしていてください!■石橋杏奈伊藤さん演じる牧村刑事の唯一の家族、妹の牧村里香を演じました。いまはまだ言えないようなハードな撮影の連続でしたが、私自身、毎回現場に行ってお芝居するのが楽しかった作品です。きっとスリルいっぱいの作品になっていると思います。私も楽しみです。■竜星涼擦れてなくて、自分の正義に真っ直ぐ熱いルーキーな春日部という男に脚本を読んだとき惚れました。この男を演じたいと、観る人が思うことを1 番に代弁したいと強く思い、オーディションに行きました。入江組は初めてでしたが、監督と細かく話し合いながら、熱い夏にあつい男を作っていきました。常にバディとして一緒のシーンが多かった伊藤英明さんには、主役としての責任感や役に対する向き合い方など沢山の事を学ばさせていただきました。■早乙女太一セリフがほとんどなく、ずっと走っていて、前の作品でもずっと走っている役だったので、入江監督から求められていることは、もしかしたら芝居ではなくて俺の脚なのかなと(笑)。出てくる人たちが過去にものすごく深い傷を負っていて、僕もその一人で、その自分の受けた傷がそれぞれの狂気になっていて、僕が出て来るときは常にその狂気を表に出すシーンが多かったので、短い撮影だったんですが、すごく濃く印象に残っています。撮影の環境自体も良くて、監督をはじめ伊藤さんやキャストみんなが強い思いでこの作品を作っているということを、短い撮影の中で、ものすごく強く感じた現場でした。また新たな役に挑戦させていただきましたので、たくさんの方に見ていただきたいです。■平田満『22年目の告白』のお話をいただき、すぐに台本を読みました。おもしろい話だし、ストーリーも予測がつかないし、とてもユニークな脚本だと感心しました。どんな映画になるかという興味もあり、是非とも撮影に参加したいと思いました。撮影は夏でしたが、いやぁよく走りました!刑事ものってこれだよなぁ、と思って若い気で全力疾走しました。ところが哀しいかな年ですね、何日間か走ってるうちに頑張りすぎて肉離れを起こしてしまいました。実は短い場面なんですが、どこで肉離れを起こしたか当ててみるのもおもしろいかもしれませんよ。■岩松了入江監督の映画に出演するのは『サイタマノラッパー2』以来だったので久しぶりにご一緒できて嬉しかったです。撮影中はなんと言っても雨の中のシーンが大変でした!縛られてて動けないし、暑い日だったのに最後は震えが止まりませんでした。まだ出来上がりを観ていないのですが、現場の印象から《男っぽい映画》になってるんじゃないかと期待しています。■岩城滉一95年の連続殺人事件で大切な人を奪われた男、橘大祐を演じさせていただきました。犯人への抑えきれない復讐心を持ち続けて生きてきた男です。先日、ひと足先に映画を鑑賞したのですが、大変素晴らしい作品に興奮しました。是非ご期待ください。■仲村トオル入江監督の『太陽』という作品が大好きだったのですが、夜の撮影は「大体、太陽が見えるまで」といううわさを聞いていたので、殆どの出番が屋内のシーンの自分は「いつまでも撮れてしまうな…」と戦々恐々でした。実際の撮影は、いろいろな意味で難易度の高いものでしたが、結果、クオリティーの高い作品になったと思います。是非、また入江組に参加したいです。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月27日松坂桃李が、『貞子VS伽椰子』の白石晃士監督のもと主演を果たす人気コミックの実写化『不能犯』。本作で松坂さんが演じる殺しを請け負う主人公・宇相吹正を追いつめる刑事役に、沢尻エリカが決定。初めての刑事役でアクションに挑んでいる。都会のど真ん中で、次々と起きる変死事件。現場では、必ず黒スーツの男の姿が目撃される。男の名は宇相吹正。彼こそがSNSでうわさの謎の男。“ある電話ボックスに殺してほしい理由と連絡先を書いた紙を貼ると、必ず引き受けてくれる”という殺し屋だった。ターゲットは確実に死に至るが、その死因は病死や自殺に事故──そう、宇相吹の犯行は、すべて“不能犯”。警察の上層部もさじを投げる中、ただ1人、立ち上がったのが、女刑事・多田友子。しかも、何度か宇相吹と“対決”するうちに、多田だけは宇相吹に心を操られないことがわかっていく――。不能犯とは、“呪い”や“洗脳”によって殺人を実行するなど、目的は犯罪だが、常識的に考えて実証が不可能な行為のこと。そのため、たとえ相手が死んでも罪には問われない。本作の主人公・宇相吹正は、赤く光る妖しい瞳から放つ不気味な能力で、人の心を操る不能犯。ドラマ「視覚探偵 日暮旅人」では、研ぎ澄まされた視覚のみを駆使して事件を解決する探偵を演じている松坂さんが、本作では、妖艶かつ不気味な不能犯・宇相吹に扮している。そして今回、宇相吹がコントロールできない唯一の存在となる女刑事・多田友子役に、沢尻さんが決定。原作では男性だが、宇相吹役が松坂さんに決まったことから、彼の妖艶な魅力を引き立たせるために、女性へと変更された。沢尻さんが初の刑事役に挑む多田友子とは、誰もが振り返る署内一の美女だが、うそと曲がったことが大嫌い、正義感にあふれ、口は悪いが、部下や改心した前科者の面倒見もよく、人望厚い姐御肌の“デキる”刑事。さらに、多田刑事は宇相吹の赤く光る眼と対峙しても、その術が効かない唯一の存在。彼女を演じる女優に最も必要なのは“眼力の強さ”ということで、芝居の熱さと吸い込まれそうな眼力を誇る沢尻さんにオファー。沢尻さんも「いつかアクションをやりたかった」と快諾し、かつてないヒロインが誕生した。沢尻さんは、原作との違いについて「キャラクターのイメージは男性そのままで、正義感や意思が強く、内に秘めた熱いものを持った男っぽい女刑事になっています」とコメント。さらに「松坂さんは、本当に漫画から出てきたんじゃないかと思うほどイメージ通りのミステリアスな宇相吹」と絶賛を贈っている。この美しき刑事VS謎の殺し屋の対決は、新感覚サスペンス・エンターテインメントの大きな見どころとなりそうだ。『不能犯』は2018年、全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月24日女優の沢尻エリカ(30)が、松坂桃李(28)の主演映画『不能犯』(2018年公開)にヒロイン役で出演することが24日、発表された。初の刑事役で、アクションに挑んだという。映画は2016年9月21日にクランクインし、10月23日にクランクアップした。本作は、『グランドジャンプ』(集英社)で連載中の同名コミックを『貞子vs伽椰子』(16年)などで知られる白石晃士監督が実写化。電話ボックスの書き置きを通じて殺人を請け負い、病死や事故死といった"不能犯"でターゲットの命を奪う男・宇相吹正(うそぶき・ただし)の驚異的な手口と真の目的を描く。沢尻が演じるのは、正義を貫く女刑事・多田友子。宇相吹がコントロールできない唯一の存在だ。誰もが振り返る署内一の美女で、嘘と曲がったことが大嫌い。口は悪いが部下や改心した前科者の面倒見もよく、人望厚い姉御肌の"デキる"女刑事として描かれる。原作では男性だが、松坂の妖艶な魅力を引き立たせるために、女性へと変更された。今回の発表を受け、沢尻は「初めての刑事役でアクションにも挑戦しました」と報告。劇中で対峙する松坂については、「本当に漫画から出てきたんじゃないかと思うほどイメージ通りのミステリアスな宇相吹を演じられていました。役者として尊敬できる素晴らしい方でした」と絶賛し、「とても楽しい現場でした。すごくワクワク、ドキドキしながら撮影をしていました。素敵な作品に仕上がると思います。是非楽しみにしていて下さい」と呼びかけている。(C)宮月新・神崎裕也/集英社・2018「不能犯」製作委員会
2017年02月24日「乳がんが見つかって、もう7年目に入りました。それでも3カ月に1回は乳腺外科、そして半年に1回は婦人科と再建手術の経過観察のために整形外科に通っています。薬代や検査代で、どんどん1万円が消えていく……。がんは、本当に長く付き合う病気だから“保険に入っててよかった!”と思えます」 そう語るのは、乳がんサバイバーであり、『右胸にありがとうそしてさようなら』の著者もある、生稲晃子さん(48)。’11年3月に左胸に腫瘍が見つかり、5月に乳房温存手術を受けた。8月に1カ月をかけて放射線治療するも、翌’12年に右胸に再発、再再発を繰り返して右乳房を全摘出、再建手術を受けた。’15年11月、5度にわたる手術など、壮絶な闘病経験を本誌に告白した。 今回彼女は、乳がん治療での、自身の保険との付き合い方について語ってくれた。 「がんどころか、自分は病気にもならないと思って、若いときはもちろん、結婚しても保険のことは考えませんでした。ただ、長女が生まれたとき“自分たちに何かがあっても、子どもに迷惑をかけたくない”と思って、医療保険に入ったんです」 通常の医療保険に、がん特約を付加した。月々の支払いは“高いなあ”と思っていたものの、5年後に乳がんがわかったとき“安心”を与えてくれたという。 「最初の1〜2年は入院・手術が続いたので医療費も領収書が分厚い束になるくらい高額になってしまって……。でも、入院費用、手術費用、放射線治療費など、すべて保障されたので、すごく助かりました。私は周囲にがんであることを隠していたので、個室を利用したのですが、公的保険が適用されない高額の差額ベッド代もカバーしてもらいました」 再発したために行った“日帰りの外来手術”は保障の対象外だろう……と勝手に思い込んでいたという生稲さん。 「保険会社の担当者から、『それも対象内だから支払います』と言ってもらいました。保障の内容でわからないことがあったら、しっかりと担当者に聞いてみることもとても大切なことだ、と今は言えますね」 もちろん、保険に加入しているだけで安心してはダメ。日々進化しているがん医療に対応していかなくてはならないという。 「保険会社の担当者が『見直しをしましょう』というのを先延ばしにして、失敗してしまいました。乳がんの場合、抗がん剤治療やホルモン剤治療などがありますが、私の保険は抗がん剤には適用されるものの、現在、私が受けているホルモン剤治療は適応外です。毎日1錠“これが何百円もするんだ”と思いながら、大切に飲んでいます。もうちょっと、保険の勉強しておけばよかった……」 がん保険は、入って終わりではない。今の自分や家族にとって、何が必要かを考えながら見直すことが大事なのだ。
2017年02月19日韓国製作の映画『私が殺人犯です』を原作に、藤原竜也と伊藤英明がW主演する『22年目の告白―私が殺人犯です―』。この度、本作からクズすぎる“最悪の告白”動画が到着した。1995年、残忍な手口で5人の命を奪い、世の中を震撼させた連続殺人事件。未解決のまま事件は時効を迎え、完璧 に逃げ切ったはずの犯人は22年後、思わぬ形で姿を現わした。“殺人手記”出版記者会見――。そこにいたのは、自らの告白本を手にカメラのフラッシュを浴びて不敵な微笑みを浮かべる美しき殺人者。「はじめまして、私が殺人犯です」。あ らゆるメディアを通じて発信されていく殺人の告白と、犯人の容姿。その男に日本中が惹きつけられ、逆撫でされ、そして欺 かれていく。日本中を巻き込む告白の行方とは?先の読めない結末に向かって、新たな事件(ゲーム)が動き出す…!本作は、世の中を震撼させた連続殺人の犯人が、時効を迎えた22年後、自身の殺人を告白した本の出版記者会見を行うという前代未聞の衝撃的な展開から物語が始まる。犯人だと名乗り出た曾根崎雅人役を藤原さん、犯人を追い続ける刑事の牧村航を伊藤さんが演じ、2人の攻防が描かれる。このほど到着した映像は、「今だから告白できること」と題された渋谷の街頭インタビューからスタート。「妹のプリンを食べてしまった」「彼氏と貯めている貯金箱からちょっとお金を借りた」など、他愛ない罪の告白をするにこやかな人々が映し出される中、しかし自体は急変。突如藤原さん演じる曾根崎が登場すると、不敵な笑みを浮かべながら「初めまして、私が殺人犯です」と最悪の告白。さらに、そんな曾根崎に感化された人々の「超タイプ!」「カッコイイと思います」といった、世間の異常な盛り上がりが報じられる。時効が成立し“絶対に裁けない”美しき殺人犯曾根崎が不敵な笑みを浮かべるセンセーショナルな映像は、すでに犯人が明らかになっているという本作のインパクトを余すこと無く伝える、「最悪の告白動画」となっている。『22年目の告白―私が殺人犯です―』は6月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年02月14日俳優・藤原竜也の主演映画『22年目の告白-私が殺人犯です-』(2017年6月10日公開)のスペシャル動画が14日、公開となった。同作は、2012年に韓国で公開され、動員270万人を記録したクライムサスペンス映画『私が殺人犯です』を日本で映画化。1995年に残忍な手口で5人の命を奪った連続殺人から22年後、藤原演じる曾根崎雅人により殺人の告白本が出版される。曾根崎を追う刑事・牧村航を伊藤英明が演じる。動画は「今だから告白できること」という街頭インタビューとして始まり、「妹のプリンを食べてしまった」「彼氏の貯金箱からちょっとお金を借りた」などのたわいない罪の告白をする人々が映し出される。しかし、藤原演じる曾根崎が「初めまして、私が殺人犯です」と告白をすると雰囲気が一変。曾根崎は告白本「私が殺人犯です」を手に会見、握手会、TV出演とキャンペーンを展開し、その美しい容姿に「超タイプ!」「かっこいいと思います」「曾根様!」と、世間の反応が報じられる。
2017年02月14日