『アイドルマスター ミリオンライブ!』のラジオ番組『ミリオンラジオ』の公開録音イベント"THE IDOLM@STER MILLION RADIO SPECIAL PARTY 02 ~Welcome!! 2015年~"が12月27日、新宿BLAZEで開催された。今回は、パーソナリティの山崎はるか (春日未来役)、田所あずさ (最上静香役)、麻倉もも (箱崎星梨花役)に加えて、ゲストの阿部里果 (真壁瑞希役)、上田麗奈 (高坂海美役)、藤井ゆきよ (所恵美役)が出演した昼の部「Day Party」をレポートする。『ミリオンライブ!』最初のCDアルバムシリーズ『LIVE THE@TER PERFORMANCE』の発売記念イベントでは"ぴょんころもち"として、毎回のようにイベントに参加していた山崎、田所、麻倉の『ミリラジ』パーソナリティトリオ。そんな三人が参加するイベントで名物になっていたのが、前説にぴょんころもちが登場してのオープニング漫才だ。今回はそんな漫才が「みりらじ歳末笑い締め」として久々に復活。麻倉のかわいいボケと田所の一生懸命なボケに、真ん中の山崎が孤軍奮闘で次々とツッコミを入れていき、漫才にも進歩が感じられた。トークコーナーでは「シアターミッション ゲームで振り返るミリオンライブ2014」と題して、6人でゲームに挑戦。2015年の『ミリオンライブ!』にまつわる出来事を振り返りながら、「やせろ矢吹可奈万歩計カウントゲーム」「未来になりきれアドリブアフレコゲーム」「どっち、どっち? 運命の選択ゲーム」「手抜きじゃないよ、ハーモニーシアターゲーム」「つなぐぜ氷の味 利きカキ氷対決」「中村繪里子さんクイズ」の6つのゲームを行った。アドリブアフレコでは、上田がお題の映像を台詞で地元富山の薬のCMに仕立てたりと技を見せるも、「おもしろいこととか言わないでいいよねー。(o・∇・o)終わりだよー」と口パクに合わせる気もないいつも通りの麻倉が一番ウケていた。高級品と普通の梅干しを当てる「どっち、どっち? 運命の選択ゲーム」では、麻倉が実は苦手らしい梅干しを一生懸命食べたりも。そんな麻倉のかわいさにゲストは「もちょかわいいね~」(上田)、「もちょかわいいな~」(阿部)、「私ももちょにあーんってされたい!!」「私ももちょと汽車ぽっぽやりたかった!!」(藤井)とメロメロな様子だった。山崎がしっかり仕切り、田所がオチ担当を押し付けられるいつも通りの和やかな番組の様子は、1月1日に配信の『ミリオンラジオ』で楽しんでほしい。『ミリオンラジオ』でおなじみの「ミリラジシアター」は、今回は生アフレコの特別編。物語のテーマになったのはキャラクターの入れ替わり。気風のいい箱崎星梨花ととふわふわした女の子らしい所恵美など、普段とは一味違った公演に客席は笑いと感嘆に包まれていた。後半のライブパートは、山崎、田所、麻倉による『ミリオンラジオ』テーマソング「U・N・ M・E・I ライブ」からスタート。6月のライブで初披露した際は田所の体調が良くなく、参加が危ぶまれた中だったこともあり、今回はようやく楽しさ100%でのステージとなった。ソロでは「夢色トレイン」(麻倉)、「恋愛ロードランナー」(上田)、「...In The Name Of。 ...LOVE?」(阿部)、「フローズン・ワード」(藤井)、「Catch my dream」(田所)、「未来飛行」(山崎)と、最新の「LIVE THE@TER HARMONY」シリーズの最新ソロ曲を披露。ほとんどの出演者が二度目の披露ということで、それぞれに工夫を凝らし、よりよいステージにしようとする意気込みが感じられた。唯一初披露となった田所は「Catch my dream」をさわやかで前向きに聴かせ、また違う最上静香の歌の魅力を表現してみせた。ゲストの藤井、上田、阿部はユニット"灼熱少女"のユニット曲「ジレるハートに火をつけて」を披露。なかなか歌われる機会がないユニット曲、しかもオリジナルメンバーの2人に、別ユニットの阿部が加わるこの日限りのスペシャルバージョンに会場は大いに盛り上がった。ライブパートのラストは、『ミリオンライブ!』テーマソングのひとつ「Welcome!!」を全員で歌い、幸せで楽しいムードの中終了。最後は山崎が音頭をとって「アイマスですよ、アイマス!」でステージと会場が声を揃え、イベントを締めくくった。
2014年12月28日『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞「監督賞」に輝くクリント・イーストウッドが、ブラッドリー・クーパーを主演に迎え、重厚な人間ドラマを描き出す『アメリカン・スナイパー』。そのN.Y.プレミアが12月15日(現地時間)に開催され、イーストウッド監督とブラッドリー、さらにシエナ・ミラーが出席した。原作は、クリス・カイル本人による自伝「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」。舞台となるのは、9.11以降のイラク戦争。米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに所属するクリス・カイル(ブラドリー・クーパー)が命じられた任務は、「どんな過酷な状況でも仲間を守ること」。国の正義を信じ、実直に任務を遂行し続けた男は、仲間からは“レジェンド”と崇められ、イラク側からは“悪魔”と恐れられ、賞金がかけられるほどの存在となる。終わりのない戦争は幾度となく彼を戦場に向かわせるが、愛する家族を国に残した度重なる戦地への遠征は、クリスの心を徐々に蝕んでいき…。この日、ブラッドリー、シエナ、イーストウッド監督の3人がレッドカーペッにト降り立つと、世界中から集まった報道陣や観客の熱狂で迎えられ、会場は大きな盛り上がりを見せた。“伝説のスナイパー”と謳われる主人公・クリスを演じたブラッドリーは、巨匠イーストウッド監督との初タッグに「素晴らしい!一生に一度の夢が叶った気分だよ!」と大興奮。さらにブラッドリーは、役づくりのために過酷なトレーニングと食事制限を敢行。外見を含めて、戦争により徐々に心が蝕まれていく主人公の心理を繊細に演じている。「大変な長い道のりでした。集中を要したし、大変だったけど、こういった犠牲が私にとってはクリス・カイルに近づく、準備の期間になりました」。そして先日、“アカデミー前哨戦”といわれるナショナル・ボード・オブ・レビューで「監督賞」を受賞し、アカデミー賞受賞にも期待が集まるイーストウッド監督は、その意気込みを聞かれるも「あまり考えないようにしている」と謙虚な姿勢で答えながら穏やかな笑みを浮かべ、「ただ映画作りをしていることが楽しいし、私くらいの歳になると仕事を続けられることだけで光栄なんだ」と、84歳を迎えてもなお、あふれんばかりの創作意欲をのぞかせていた。『アメリカン・スナイパー』は2015年2月21日(土)丸の内ピカデリー、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月17日『許されざる者』『ミリオンダラー・ベイビー』で2度のアカデミー賞「監督賞」に輝くクリント・イーストウッド監督が、ブラッドリー・クーパーを主演に迎え、米軍史上最強といわれた狙撃手クリス・カイルの半生を描いた最新作『アメリカン・スナイパー』。このほど、早くも来年のアカデミー賞最有力候補との呼び声が上がる本作の日本公開日が、アカデミー賞授賞式前日に当たる2015年2月21日(土)に決定、特報映像も解禁された。本作はニューヨーク・タイムズ紙で13週に渡りベストセラー1位(18週間ランキング入り)を果たした、元・米海軍特殊部隊隊員クリス・カイルの自伝「ネイビー・シールズ最強の狙撃手」(原書房)を映画化。カイル(ブラッドリー・クーパー)は自身の狙撃の腕前で多くの同胞を救い、“レジェンド”の異名を持つ人物だった。しかし、彼の腕前は敵も知るところとなり、やがてその首に賞金がかけられてしまう。一方で、カイルはイラクでの活動の中、遠い戦地にいながらも故郷に置いてきた家族の良き夫、良き父でありたいというジレンマを抱えていた。だが、2003年から2009年まで、4回もの過酷な遠征を経験している彼は、妻子の元へ戻っても戦争の傷を癒せずにいた…。“レジェンド”と讃えられたスナイパーを描いた本作の特報映像は、2分弱の短い中でも、カイルの苦悩、戦地での手に汗握る緊張感などが十分に伝わってくるもの。銃弾を装填する音から始まり、BGMもなく静かで緊迫した空気が溢れる映像は、戦場とは“生と死”が隣り合わせの世界だということを意味している。彼が故郷で感じた生きる喜びと証がフラッシュバックされるものの、自ら構える銃が標的にしているのは、爆弾のような物を抱え米軍に近づく戦地の子どもだ。果たして、カイルの銃弾は子どもに向けて放たれてしまったのか…。クリス・カイル役を演じるのは、『世界にひとつのプレイブック』『アメリカン・ハッスル』で2度オスカー・ノミネートされているブラッドリー・クーパー。実は本作のプロデューサーとして、映画化権を獲得したのも彼だ。今回厳密な食事制限に加え、カイルの同僚であるネイビー・シールズと共に過酷なトレーニングを行い、撮影に挑んだという。また、彼の妻役を、実生活でも1児の母となったシエナ・ミラーが務めている。アカデミー賞レースをにらみ、今年12月25日に北米で限定公開した後、2015年1月16日に全米公開が予定されているという本作。だが、早くも賞レースの大本命と言われることに対し、プロデューサーであり主演でもあるブラッドリーは、「僕には、クリス・カイルと彼の家族をきちんと描く義務があった。それは絶対的なことだ。彼の遺族がこの映画を気に入ってくれるか、彼と同じような体験をした人々が共感できるか、一般の観客が人間性というものに胸を動かされるかどうか。僕にとって大事なのはそれだけだ。彼の人生は評価されてしかるべきもの。僕らはこの映画でそれを実現できたらと思っているよ」と、実在の人物を正しく描き、見る者に伝えることが何よりも大切だと説く。こうしたブラッドリーの想いを、“人間の本当の姿”や“本当の正義”を訴えてきた名匠イーストウッド監督はどのようなドラマに仕上げているのか。日本公開も現地時間2015年2月22日に発表される第87回アカデミー賞授賞式の前日ということもあり、世界中の注目が集まる本作を、まずは特報映像からひと足先にご覧あれ。『アメリカン・スナイパー』は2015年2月21日(土)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年11月07日『ミリオンダラー・ベイビー』、『クラッシュ』のポール・ハギスが、豪華キャストを迎えて贈る極上の愛のミステリー『サード・パーソン』。本作は、NY、ローマ、パリを舞台に3組の男女が織り成す、愛と信頼、そして裏切りの物語だ。今回注目したいのは、2002年『戦場のピアニスト』で、アカデミー賞「主演男優賞」に史上最年少で輝いた実力派エイドリアン・ブロディ。シリアスな演技で絶賛された彼だが、そのときの授賞式では舞い上がる気持ちを抑えきれず、プレゼンターのハル・ベリーにアツーいキスをするなど情熱的な一面も。その後もキャリアは順調。個性派俳優としてウディ・アレン、ピーター・ジャクソン、ウェス・アンダーソンら名立たる有名監督の作品に立て続けに出演し、作品ごとにまったく違った顔を見せている。本作でエイドリアン演じるのは、出張でローマに訪れたアメリカ人ビジネスマンのスコット。高級デザイナーズスーツに身を包み、“デキる男”風にニヒルな笑顔を浮かべているが、実はそれはうわべだけの姿。イタリアのファッションブランドからデザイン画を盗むことが仕事で、着ているスーツもただのコピー商品なのだ。イタリアのすべてを嫌悪し、早く帰国したがっている彼の目に入ったのは、“バー・アメリカーノ”の看板の文字。故郷アメリカのビールやハンバーガーを期待して店内に入るが、店員は英語を話せず、出されたのもぬるいビールという始末。しかし、そこに美しいロマ族の女性モニカ(モラン・アティアス)が現れ、一瞬にして目を奪われる。お互いの子どもの話で打ち解け、モニカが娘との再会を楽しみにしていることを知るが、彼女は1本の電話を受けて慌てて店を出て行ってしまった。スコットは彼女がバッグを忘れていったことに気づき追いかけるが、もうその姿はなかった。仕方なくバッグをバーに預けてホテルに戻るスコット。その後、モニカはバッグを受け取るが、そこに入っていたはずの金が消えていた。スコットは、それが密輸業者から娘を取り戻す金だったと聞き、彼女を助けたい衝動に駆られる。スコットはお金を用立て、モニカとともに治安の悪い危険地帯へと出発するが――。今回公開されたのは、そんなスコットとモニカのロマンティックなラブシーン。一瞬で心引かれ、彼女の助けになりたいと思うスコットと、自分に近づいてくる男性を信用できないモニカ。行動を共にするうちに恋愛感情が生まれつつあったが、お互いに一歩踏み出せない。お金も寝る場所もないモニカを放っておけないスコットは、自分の宿泊するホテルに呼ぶ。ホテル側はロマ族のモニカの宿泊を拒否するが、スコットは「彼女は僕の妻だ」と言い放って黙らせた。最初はソファーで寝ようとするスコットだが、結局はモニカの足側に頭を預けてベッドで横になる。「あなたは泥棒?」「いや、ビジネスマンさ」「初めて呼ばれたわ、“妻”って」とオトナの会話を楽しむ2人。そのうち会話が途切れ、お互いの感情を確かめるかのように、スコットはモニカに足に触れ、身も心も距離を縮めていく…。「ずっとポール・ハギスと仕事がしたかった」と話すエイドリアン。「彼には、僕が監督に求める知的で芸術的な繊細さがある。彼は経験も豊富だし、頭もよく、才能豊かな人だ。そんな彼の作品に出演できて嬉しい。僕は常に、心に語りかけてくる作品を探し求めていた。簡単に出合えるわけじゃないんだ。この作品では、俳優としてだけでなく、人間としても多くを学ぶことができた」と、ハギス監督を絶賛した。さらにモニカ役のモランは、2人のキャラクターを分析する。「モニカにとってスコットは、これまでの人生で出会ったどの男性とも違う。彼は彼女がずっと避けてきた問いを、遠慮なく投げかけてくるの。彼女には男性を信用しない理由があるし、スコットにはモニカと彼女の娘を助けずにはいられない秘密と理由がある。誰かを信頼するには、自分をさらけ出して、自分を守るために作った壁を取り払わなくてはいけないわ。モニカにとっては、肉体的に裸になるほうが簡単。心を開くことは挑戦なのよ」。果たしてスコットは、本当にモニカの傷ついた心を溶かすことができたのか。モニカの正体とは?超セクシーなエイドリアンのラブシーンを含め、人間の本質をえぐるハギスの最高傑作を劇場で堪能してほしい。『サード・パーソン』は6月20日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:サード・パーソン 2014年6月20日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開(C) Corsan 2013 all rights reserved
2014年05月23日『ミリオンダラー・ベイビー』『クラッシュ』のポール・ハギスが、リーアム・ニーソン、ミラ・クニス、ジェームズ・フランコら豪華キャストを交えて魅せる愛の群像劇『サード・パーソン』。本作で、リーアム演じる小説家の若き愛人であり、作家志望の野心的な美女役を演じているオリヴィア・ワイルド。先日4月20日(現地時間)には第一子となる男の子を出産したばかりの彼女が、大胆なオールヌード、しかも全裸でダッシュという体当たりの挑戦をしていることが明らかとなった。『ミリオンダラー・ベイビー』の脚本で、劇場長編映画デビューにもかかわらず、アカデミー賞ノミネートを果たし、翌2004年の監督デビュー作『クラッシュ』でアカデミー賞「作品賞」「脚本賞」をW受賞したポール・ハギス。本作では、NY、ローマ、パリの3つの街を舞台に、3組の男女が織りなす愛、信頼、そして裏切りを描き、一見、何の接点もないようなそれぞれの愛が、クライマックスに向けて加速しながら交錯していく様を、ハギスらしい手腕で紡ぎ出していく。3組の男女のうち、オリヴィアが演じるのは、最新小説を書き終えるために、パリのホテルのスイートルームにこもるピューリッツァー賞受賞作家のマイケル(リーアム・ニーソン)と不倫関係にあるアンナ。マイケルは妻エレイン(キム・ベイシンガー)とは別居中の身だ。2人は同じホテルに宿泊し、時には熱い情事を、時には冷たい態度を取り合い、お互いの心の内を探りながら、駆け引きを楽しんでいる。だが、アンナにはもうひとり、秘密の恋人もいるのだ。オリヴィアがヌードシーンに挑戦したのは、そんな形で駆け引きを楽しんでいる最中の出来事。マイケルが部屋で小説を書いていると、突然部屋を訪れたアンナの姿は、バスローブ1枚…。「バスローブを借りてたの。朝着る物がなくなるでしょ」と話すアンナに、「2着ある。でもシャワーを浴びたから湿っているかもしれないから、それが必要だ」と、大人の言葉の駆け引きを始めるマイケル。するとアンナは部屋の外にも関わらずバスローブを脱ぎ落とし、そのまま生まれたままの姿に! なのにマイケルは、裸のアンナにバスローブを拾わせた挙句、そのまま扉をバタンと閉めてしまうのだ!アンナはそのままの姿で部屋まで帰ることになってしまうのだが、「この最低男!」と言いながらも、部屋まで走るアンナの表情はとても楽しそう。そして、マイケルもアンナがそれを楽しんでいることを知っている様子だ。そんなスリリングで挑発的な関係を演じたリーアムとオリヴィアは、その年の差、なんと31歳。ハリウッドの大先輩でもあるリーアムの前でスタイル抜群の裸体をさらけ出すことになったオリヴィアだが、「この映画での忘れられない経験が、おそらくホテルのセットを全裸で走ったことだわ。それを私は、どの映画でもやるべきだと思ったくらいよ」と、その時の撮影をふり返っている。そして、「撮影第1週目にスタッフとの間にある緊張をほぐしてくれたし、いったんそういうことをすれば、もう何も怖がることがないから」と、彼女は言う。「見せかけを何もかも捨てるのはリスクがあるけれど、それなりの理由もある。私はポール(・ハギス)があのシーンで初めて“アクション”と言った時を決して忘れないわ。どんな人にも、男でも女でも、カメラの前で裸になることが大変なのはわかってもらえると思う。でも裸になって階段を駆け下り、“ああ、私、この物語が大好きだわ”と思う私がいたのも事実なの」と話し、ハギス監督への信頼と作品にかけた思いを打ち明けてくれた。6月には、ホアキン・フェニックスと共演するスパイク・ジョーンズ監督の『her/世界にひとつの彼女』も公開されるオリヴィア。彼女が本作で体を張って挑んだパリの物語は、どんな結末を見せるのだろうか。『サード・パーソン』は6月20日(金)よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開。(上原礼子(cinema名義))■関連作品:サード・パーソン 2014年6月20日よりTOHOシネマズ日本橋ほか全国にて公開(C) Corsan 2013 all rights reserved
2014年04月24日(画像はミリオン株式会社公式サイトより)そごう横浜店にて試食販売中!無臭ニンニク健康補助食品の「ミリオンパワー」、「ミリオン健康飲料シリーズ」で知られているミリオン株式会社が素材の味にこだわった『ミリオンの国産緑黄色野菜ジュース』の試食・販売を行います。そごう横浜店B2F にて、10月29日~11月4日まで、開催されます。気になる味を試せるチャンスいつまでも美しく、健康でありたいですね。野菜は身体に良いというのは分かっているけれど、忙しい毎日、野菜をたっぷり摂取するのはなかなか難しいですね。また、野菜ジュースの味が自分に合うかどうかは飲んで見るまで分かりませんよね。つまり、試食できるっていうのは「おいしいチャンス」。味が気に入れば、安心して購入できますね。どんなに身体に良いと言われても、おいしくなくちゃ続きませんよね。濃厚な味わい・本来の味素材そのものの味を大切に、野菜や果物の栄養はそのままで、濃厚な味に仕上げられています。食塩無添加、脂質ゼロ、保存料無添加です。低カロリーであるのもうれしいですね。1缶で1日分の野菜をゲット厚生労働省の定める1日の野菜の目標設置量は120gです。ところが日本人の平均摂取量は93.4gと下回っています。平均摂取量をクリアしている方でも、かたよった野菜の取り方をしている方もいるでしょう。1缶で1日分の野菜が摂取できますから、のどが渇いたときに、つい習慣で飲んでいる清涼飲料水をこちらの国産緑黄色野菜ジュースに代えてみるというのもひとつの手ではないでしょうか。豊富な種類「ミリオンの国産緑黄色野菜ジュース」の他に、「ミリオンの緑黄色野菜ジュース350」「ミリオンのブルーベリー&クランベリーライト」「ミリオンのアロエ&グレープフルーツ」「ミリオンのゴーヤー&ヤーコン」などがあります。試食してお好きな味を見つけられるといいですね。【参考リンク】試飲販売対象商品ミリオン株式会社
2013年10月31日1989年に映画人としてのキャリアをスタートさせてから、20年以上。『硫黄島からの手紙』や『ミリオンダラー・ベイビー』など、『マディソン郡の橋』以来17年に渡りクリント・イーストウッドの下で映画作りを学び、今年、満を持して監督デビューを果たすロバート・ロレンツ。クリントの弟子であり、同時に親友でもあるこの“遅咲きのルーキー”が作り上げたのが『人生の特等席』だ。初監督への想い、そして現場でのクリントとの撮影当時のエピソードを余すところなく語ってもらった。描く物語は、メジャーリーグのスカウトマンとして長年活躍してきた昔気質で不器用な父・ガス(クリント)と、彼との間にわだかまりを抱える娘・ミッキー(エイミー)の親子の再生の物語。そして、ミッキーと挫折を味わった若者・ジョニー(ジャスティン・ティンバーレイク)のロマンスだ。クリントとの撮影をふり返って「最初は少し緊張したね」と語るロレンツ監督。名優と同時に“名監督”として知られるクリントが監督の顔を見せる場面はあったのだろうか?「そうだね。それについては少し心配したよ。彼が誰で、彼の評価やキャリアを考えたらね。彼にとって監督をすることは自然なことだから。だから、それを避ける唯一の方法は、しっかり準備していくことだと思った。僕には映画のビジョンがあったし、フィルムに何を描きたいか分かっていた。だから僕は自分のショットリストを持参したし、かなり早いペースで撮影していったんだ。だから迷いとか、彼が入って来るような瞬間はなかったよ。でも彼は僕の友人でもあるし、彼がどのぐらい映画の現場にいることを楽しんでいるかを知っている。そういったほかのことを頭の片隅に追いやって、楽しむように心がけたよ」。さすがは長年、共に映画を作り続けてきた間柄だ。しかし監督デビュー作にして、“名優”クリント・イーストウッドを起用するということは、さぞやプレッシャーがあったのでは?「それが、自分が思っていた以上に楽しめたんだよ。クリントのためにプロデュースするのは、それなりに不安がつきものだからね。なぜならいつも僕が、すべての要素を用意しないといけない。全てのクルー、機材、ロケーション選びにスタジオの手配といったね。クリントはあまり準備をするのが好きな人ではない。彼は物事が自然にオーガニックに広がっていくのが好きなんだ。だから、かなり予想しながらやらないといけなかった。全てが揃っていて、彼が僕の方をふり向いて、『クレーンが必要だ。クレーンはどこだ?』って言わないようにね。でもこの作品では、自分が何をやりたいか、自分がそこで何をする必要があるのかということを正確に把握していた。だから人々にそれを伝え、それが用意されているといった具合だった。それは本当に素晴らしかったね(笑)」。これまでのロバートの役どころは、要は縁の下の力持ちだったが、実際、監督としてクリントからどんなことを学び、そしてこの作品へと繋げていったのだろうか?「彼からは、本当に多くのことを学んだよ。撮影の仕方とか、キャスティングの方法はとても役立った。特にこういったヴィジュアル・エフェクトやスペクタクルのない映画ではね。こういった作品はキャストの出来次第で、泳ぐことができたり、沈むことになるのは分かっていたからね。でも、広い意味で僕が彼から学んだことは、“自分がやっていることに自信を持つ”ってことだった。映画を監督しているとき、人々は自分にリーダーシップを求めてくる。彼らは僕にプランやビジョンがあるか知りたがる。そういったことが彼らに最高の仕事をさせることになるんだ。だから、現場には自信を持って現れるようにしたよ」。自信を持って師匠の前に立つ。晴れの舞台でもある一方で、そこには師匠であるクリントに「ノー」と言うことも当然含まれている。本作でのキャスティングの段階で、ロレンツは監督としての威厳が試されたようだ。「ジョニー役に関しては、僕らは何度も何度も考えを巡らせた。その役を演じる人のタイプについて、僕らは意見が合わなかったんだ。それでスタジオの誰かが、ジャスティン・ティンバーレイクの名前を出したんだ。彼はとても好感がもてるし、チャーミングで、その役にぴったりだった。それで彼のエージェントに連絡したら、すぐに返事が来てね。『ジャスティンはこのアイディアにとても夢中だ。彼はとても気に入っている』ってね。それで『彼は台詞を読むのに来てくれるだろうか?』って聞いてみた。僕はクリントを説得したかったからね。ジャスティンは、いくつかのシーンを読みに来てくれた。そしてそのことをクリントに話したら、彼がそのアイディアに乗り気になったのが分かったよ。『それはいいアイディアだ』って言ってくれたんだ」。クリントの下で映画を学び、クリントと共に映画デビュー作を作り上げたロレンツ監督。この先も、もちろんクリントと共に映画人生を歩んでいくもの…と思いきや、こんな答えが返ってきた。「僕らがもう1本一緒にやるというのは、かなり可能性が低いと思う。なぜなら彼にとって魅力的で納得のいく役は本当に少ないからね。警察物や西部劇の話が来たりするけど、彼はもうそういったものはやりたがらない。すでにそういったジャンルは手がけてきたしね。だから一緒にやれるものを見つけるのは難しいと思う。彼は監督するのをとても楽しんでいるから、できる限り監督をやりたいはずだよ。」では最後に、今後はどういった作品にチャレンジしていくのか聞いてみた。「僕はすべてのジャンルが好きだ。中でも、『ミスティック・リバー』(’04)は僕らが一緒にやった作品の中で、特にお気に入りの1本だよ。それは僕がやりたいものに最も近いものだね。あの映画は、僕がこうなってほしいと思うような出来に仕上がっていた。まるで自分で監督したみたいにね。ああいった題材が好きなんだ。犯罪ドラマとかでいま追いかけているものがある。『人生の特等席』とは、全然違うものをやってみたいんだ。ある特定のタイプの監督として枠にハメられたくないからね」。“伝説の男”クリント・イーストウッド、その人を超えるのは、この新人監督なのかもしれない。■関連作品:人生の特等席 2012年11月23日より丸の内ピカデリー3ほか全国にて公開© 2012 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC.
2012年11月27日9月5日(水)より東京・東急シアターオーブにて、ブロードウェイミュージカル『ミリオンダラー・カルテット』が上演される。開幕を前に、キャストのひとり、リーヴァイ・クライスに注目が集まっている。アメリカ国外のツアーにオリジナル・キャストが参加するのは珍しい。しかもクライスは、この作品で2010年のトニー賞最優秀助演男優賞に輝いたパフォーマーだ。トニー賞受賞者が受賞作品で来日するという異例のケースに、胸を高鳴らせるミュージカル・ファンは少なくないだろう。ロックの歴史を語るとき、忘れてはいけない音源がある。1956年12月4日、テネシー州メンフィスのサン・スタジオ。このスタジオのオーナーであり、後に“ロックンロールの父”と呼ばれるサム・フィリップスのもとに、若き4人のアーティストが集まって、一夜限りのレコーディング・セッションが行われた。4人とは、エルヴィス・プレスリー、カール・パーキンス、ジョニー・キャッシュ、ジェリー・リー・ルイスのこと。『ミリオンダラー~』はその史実に基づいた物語で、観客にとっては、奇跡のコラボレーションをライブとして追体験できる趣向がうれしい。クライスは、『火の玉ロック』で知られるシンガーソングライター、ジェリー・リー・ルイスの役を演じている。ピアノが壊れるかと思うほどパワフルな演奏は、ルイス本人を模したものだが、クライスのパフォーマンスは度を越えて激しい。「ピアノを飛び越え、着地してから演奏したり。おかげで3度も膝の靭帯を手術することになってしまった」と苦笑しながらも、「この作品のためなら、手加減はしたくない」と言い切る。恐れを知らぬ彼の情熱はまさに、ロックンロールを生み出した人々のエネルギーと変わらない。アメリカ国内の公演では「若い観客の反応が良くて驚いた」とクライスは言う。「彼らのことをまったく知らない若者たちが、自分たちが聴いているロックのルーツはこうだったんだな、と目をキラキラ輝かせながら観てくれる。保守的だった時代に、表現する自由を貫いた彼らの反骨精神は、今見てもかっこいいと思います」。あのセッションがなければ今の音楽シーンはなかった、とまで言われている。それが真実ならば、すべてのロック・ファンにとって本作が持つ意味はあまりにも大きい。オランジーナプレゼンツ ブロードウェイミュージカル『ミリオンダラー・カルテット』は9月5日(水)から17日(月・祝)まで東急シアターオーブ、9月20日(木)から22日(土・祝)まで大阪・オリックス劇場にて上演。チケットは発売中。
2012年08月21日27才のヘーゼル・ジョーンズさんは膣(ちつ)と子宮を2つもつ重複子宮という症状を持って生まれた女性だ。そんな彼女に、ミリオンダラーという大金とAV(アダルトビデオ)のオファーがやってきた。(画像は本人とは関係ありません)テレビで大胆に告白した勇気あるヘーゼルさんヘーゼルさんは、その特異な体質から「処女を2回失うことになった」と、自らの体験を臆すること無くイギリスのテレビ番組で打ち明けた。彼女は「2つの膣(ちつ)を持って生まれたことは恥ずかしいことなんかじゃない、むしろ喜ばしいことだと思っている」とまで述べている。この堂々としたテレビ出演による告白は、同じ症状で悩んでいる女性たちをきっと勇気づけることになったに違いない。超高額のアダルトビデオ出演依頼そんな彼女に、なんと「ミリオンダラー」(1アメリカドル80円換算で約8000万円)の高額AV出演オファーが来ているというのだから、驚きだ。決断はまだくだされていないものの、ウェブ投票では1万5000人以上にのぼる69%の人たちが、「彼女はオファーを受けるだろう」と予想している。世界の男性たちが期待をこめながら投票しているのだろうか。編集部鈴木真美元の記事を読む
2012年01月24日クランクイン直前に東日本大震災が発生し、液状化の被害を受けた千葉県・浦安で撮影された感動作『カルテット!』が浦安・シネマイクスピアリでの先行公開に続き、1月7日(土)、ついに全国公開された。同日、東京・丸の内ピカデリーで高杉真宙、剛力彩芽、鶴田真由、由紀さおり、三村順一監督が初日舞台挨拶に登壇。剛力さんは「震災が起きてしまって、私も何か力になれればと思って撮影に臨んだが、逆に多くのみなさんに支えられた」と感激の涙で、作品の船出に感無量の面持ちだった。父親(細川茂樹)のリストラを機に不協和音が響く家族が、“カルテット”結成を通して、絆を確かめ合う姿を描いたヒューマン・ドラマで、「宮城出身のスタッフには、震災で家族を失った人も。撮影はまず黙とうで始まった。液状化の影響でロケ地探しをやり直し、俳優さんやスタッフには変則的なスケジュールで苦労をかけた」(三村監督)。将来を有望視されている中学生バイオリニストを演じたのは、約300人の中からオーディションで選ばれた高杉さん。役柄とは裏腹に「バイオリンを弾いたこともなければ、音符も読めなかった」というが、約2か月に及ぶ猛練習の成果もあり、劇中では見事な演奏を披露。「初主演のプレッシャーもあったが、みなさんに音楽を楽しんでいただきたいと思っていた」と誇らしげに挨拶していた。一方、剛力さんは弟へのコンプレックスでフルートを辞めようとする姉を演じ「テーマは『家族』。一緒にいられることを当たり前だと思っちゃいけないんだと実感した」。チェロ演奏者だった母を演じる鶴田さんは「震災直後に、しかも被災地で撮影して本当にいいんだろうか、失礼じゃないかと思うことも」と複雑な胸中を明かしながら、「完成したいまは『やって良かった』という気持ちでいっぱい」と胸を張った。そんな“カルテット”を見守る祖母を演じた由紀さんは「家族というものが捉えにくい時代。それに悲しい出来事に見舞われたこの国に暮らすすべての人たちが、手に手を取って前へ一歩進もうというときに、こういう映画ができたことは大きな意味がある」と作品への思いを熱弁。童謡「故郷(ふるさと)」を観客と共にアカペラで熱唱し、会場を温かな感動で包みこんでいた。『カルテット!』は丸の内ピカデリーほか全国にて公開中。■関連作品:カルテット! 2012年1月7日より丸の内ピカデリーほか全国にて公開© 2011映画「カルテット!」プロジェクト
2012年01月08日浦安を舞台に家族の再生を描いた映画『カルテット!』が、10月22日(土)より開催される第24回東京国際映画祭の特別招待作品に出品されることが決定した。映画『カルテット!』は、『海峡を渡るバイオリン』や『Little DJ~小さな恋の物語』などで知られる浦安市在住の小説家・鬼塚忠が浦安市を舞台に、父親のリストラを機に壊れた家族関係が、クラシックのカルテットを結成することで再生していく姿を描いた物語。長男を高杉真宙、長女を剛力彩芽、母親を鶴田真由、父親を細川茂樹が演じるほか、教師役に田中美里、父親のライバルとして東幹久が出演する。浦安での撮影準備を進めていた本作は、東日本大震災で市域の86%が液状化被害を受け、一時は制作中止の危機にあったが、「こんな時だからこそ、みなで力を合わせよう」と、クランクインを延期して3月29日に制作を開始。被災した市民を含め700名以上がエキストラとして参加するなど、被災地の爪痕が残る中、市民の情熱で完成を迎えた。本作はすでに海外からも注目を集めており、先ごろロシアで開かれた芸術の祭典“ウラジオストク・ビエンナーレ”の映画部門に開幕作品として招待され、出演者の鶴田、細川のほか、三村順一監督らがオープニングセレモニーに参加。東京国際映画祭では“ウラジオストク…”に出席したメンバーに加え、高杉、剛力らを加えた主要キャストの参加を予定しているという。「第24回東京国際映画祭」10月22日(土)から30日(日)まで開催『カルテット!』2012年1月7日(土)より全国ロードショー12月17日より浦安シネマイクスピアリにて先行公開
2011年09月16日