フィンテック グローバルは6月30日、フィンランドのキャラクター「ムーミン」のテーマパークについて「東京プリンスホテル」(東京都港区)にて発表。2017年中に、埼玉県飯能市の宮沢湖にオープンすることが決定した。○自然と共生するムーミンにふさわしい場所ムーミンは、フィンランド人作家トーベ・ヤンソンによる『ムーミン・シリーズ』に登場するトロール(妖精の一種)。ムーミンのテーマパークに関しては、ムーミンの作者トーベ・ヤンソンの故郷フィンランドに「Moomin World(ムーミンワールド)」があるが、それ以外では今回の施設が世界初となる。同社は、今回テーマパークをオープンするにあたって、西武鉄道から6億円で宮沢湖周辺の土地約18万7,000平方メートルを購入した。これを東京ドームに換算すると、約4個分の広さになる。ムーミンのテーマパークの地を埼玉に定めた理由に関して同社代表取締役社長の玉井信光氏は、「森林と人とのより豊かな関係を築き、自然と都市機能が調和する飯能市は、まさにムーミンにふさわしい場所です」とコメントした。また、西武鉄道代表取締役社長の若林久氏も「飯能市は森と関わり合いが強く、町全体で木材が多く使われています。ムーミン作品のテーマの一つでもある"自然との共生"と、ムーミンの住む自然あふれるムーミン谷の世界を体現するにはふさわしい場所でした」と話している。○住民の憩いの場とムーミンが融合する「metsa(メッツァ)」テーマパークの名前は、フィンランド語で「森」を意味する「metsa(メッツァ)」で、テーマパークには2つのゾーンを設定する。ひとつは「パブリックゾーン」で、宮沢湖がもともと市民の憩いの場だったことから、無料で開放するゾーンとなる。公園やレストランなど、地域の住人が集まれる場にしたいとのこと。もうひとつはムーミンの物語の世界を体験できる「ムーミンゾーン」で、シンボルとなる「ムーミン屋敷」や、ムーミンの仲間たちと会える場も設ける予定となっている。テーマパークの構成は、フィンランドにある「ムーミンワールド」「ムーミン谷美術館」、スウェーデンにあるムーミンの世界が体験できるライドが設置された「Junibacken(ユニバッケン)」の3つを参考とし、屋内・屋外・芸術・体験が全てそろったムーミンゾーンになるという。発表会に参加したフィンランド大使館公使参事官のヤーッコ・レヘトヴィルタ氏は、「ムーミンキャラクターは日本とフィンランドとの絆に貢献し、かけがえのないものになっています。ムーミンのテーマパークの開発を心よりうれしく思っており、私どもフィンランド大使館はムーミンのテーマパークを全力で応援します」とコメントした。今後の新しい情報は、ムーミンの公式サイトで更新される予定となっている。
2015年07月01日2年前に設立が発表されていた「ムーミン」のテーマパークについて6月30日(火)、事業展開に関する記者会見が行われ、2017年のオープン予定で埼玉県飯能市宮沢湖に「Mestsa メッツア」という名で誕生することが発表された。フィンテック グローバル株式会社は本日付で西武鉄道株式会社より、6億円で埼玉県飯能市の土地売買の契約を締結したと発表。今後、フィンテック社は飯能市と連携協力をしながら開設に向け、具体的に動き出すことになる。日本でも人気の高い「ムーミン」だが、原作者トーベ・ヤンソンの故郷のフィンランドにある「ムーミン ワールド」を除き、「ムーミン」を主題とした施設としては、今回の「メッツア」が世界初進出となる。フィンテック社は2013年にフィンランド企業とテーマパーク設立を目的としたジョイントベンチャー(合弁会社)を設立しており、「ムーミン」のテーマパークのオープンはファンの間でも話題を呼び、どこにオープンするのかと注目を集めてきた。当初は2015年~16年のオープン予定とされていたが、フィンテック社の玉井信光社長は、最初の発表からこの2年弱の動きについて「当初は都心型の小規模なテーマパークを考えていたが、森や湖がないとムーミンらしさを出すことができない」と説明。その上で今回、パークの趣旨に見合った187,000平方メートル(東京ドーム4個分)もの土地を取得したが、当初の計画よりも広大な土地となったため、計画を変更し2017年の開業とすることを決めたと語った。アクセスに関して、同地は西武池袋線の池袋駅から飯能駅まで特急レッドアロー号で40分。西武鉄道は地域社会振興の観点から今後も、この計画に最大限の協力をすることとなっており、交通アクセスなどに関しても積極的に関わっていくことになるという。「メッツア」とはフィンランド語で「森」を意味し、この広大な森の中に「Museum(美術館)」「Resort(リゾート)」「Park(公園)」「Leisure(レジャー施設)」などの要素を融合した施設を建設することになるという。施設は大きく「ムーミンゾーン」と「パブリックゾーン」の2つのゾーンに分かれ、前者でムーミンの物語を楽しむための施設を展開。一方、パブリックゾーンでは、無料で地域住民が散策やジョギングを楽しめるような自然を活用した公園機能を維持するという。なおフィンテック社は今回の土地取得費用の6億円に加え、施設建設のための費用を調達する必要があるが現段階ではその総額などに関しては未発表。今後、施設の中身について詰めていくとのことで、外部からの資金調達、特に各アトラクションごとにスポンサーによるパートナーシップ契約を結ぶことも検討しているという。(text:cinemacafe.net)
2015年06月30日Dragon AshのKjこと降谷建志が、初のソロアルバム『Everything Becomes The Music』をリリース。12の収録曲は全て彼の作詞作曲であり、さらに楽器演奏も彼一人だけという完璧な“ソロ作品”だ。「去年、Dragon Ashとして『THE FACES』という、バンドにとって最高のアルバムを作り、ツアーを含めた活動で味わったことのない達成感を得たので、それがソロの後押しになったと思う。まぁ中毒といえるほど曲を作り続けているから、バンドには属さない曲も溜まっていくので、それをソロとしてまとめてもいいんじゃないかと。やっとそういう気持ちになれた」ソロワークに彼が掲げたスローガンが、アルバム名の“すべては音楽になる”。Dragon Ashでは聴けない彼の日常生活を想像させる曲や、自分を正直に見つめた“降谷建志”自身の物語を読ませる曲もあり、驚きつつドキドキしてしまう。「ブログと同じかな。ブログって身の回りの些細な出来事を、自分の中で終わらせたくない、みんなに聞いてほしいという心情で書くよね。表現方法は違うけど、全く同じだと思う。何を歌っているかは聴く人には他愛のないことだろうけど、オレにとっては大事なこと。普段歌わないことを歌うとか、楽器を全部自分で弾いているとか、それをこのアルバムでできたことが良かったと思う」とはいえ、一人で音を探しながら楽器を持ち替え、トラックを完成させるのは並大抵の苦労ではないはず。「自分の腕ではここまでしかできない、という失望の部分もある。でもいいところばっかり見せようとはしてないんだよね。楽器を弾けなくても音楽を作れたり、絵が描けなくてもデザイナーになれたり、どんどんインスタントなものが増えているこんな時代に、あえて面倒くさいことを、プライドを持ってやっている。これがミュージシャンなんだ、っていう気概だね」◇ふるや・けんじDragon Ashのフロントマンとしてロックシーンの最前線で活躍。7/20「Dances With Wolves」などライブイベントや夏フェスにオリジナルバンドと共に出演予定。◇『Everything Becomes The Music』【初回限定盤CD+DVD】¥3,400DVDには先行シングル「Swallow Dive」と「Stairway」のミュージックビデオ(監督・神山健治)を収録。【通常盤CD】¥2,800(Victor Entertainment)※『anan』2015年7月1日号より。写真・佐山順丸文・北條尚子
2015年06月30日8月1日(土)から21日(土)の3週間、ユジク阿佐ヶ谷にてムーミンの特集上映「ムーミンアニメーションfestival」の開催が決定した。今年4月、ミニシアターを中心に上映するラピュタ阿佐ヶ谷の姉妹館として新たにオープンしたユジク阿佐ヶ谷。今回決定したムーミンの特集上映は、原作者トーベ・ヤンソンの生誕100年と、ムーミン出版70周年のメモリアル・イヤーとして、昨年より「トーベ・ヤンソン展」「MOOMIN!ムーミン展」など、各所で関連イベントの開催が続いていることをうけ、トーベ・ヤンソンの誕生日である8月9日(日)の「ムーミンの日」を含む3週間に渡って開催される。今回の特集上映は、今年2月に公開された母国フィンランド製ムーミン作品としては初の全編手描きアニメーション『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』をはじめ、トーベ・ヤンソンが自ら監修し、78年から82年にポーランドで製作されたTVシリーズを、カラー修正・再編集した『劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション』、2003年に劇場公開され、大ヒットを記録した『劇場版ムーミンパペット・アニメーション~ムーミン谷の夏まつり~』の3作品を上映する。中でも、『劇場版 ムーミン谷の彗星 パペット・アニメーション』では声優として北欧の至宝と称される渋メン俳優マッツ・ミケルセンが出演しているほか、『劇場版ムーミンパペット・アニメーション~ムーミン谷の夏まつり~』ではナレーションを小泉今日子が担当しているところにも注目したい。ムーミンファンはもちろんのこと、映画ファンもぜひ注目してみて。「ムーミンアニメーションfestival」は8月1日(土)~21日(土)ユジク阿佐ヶ谷にて開催。(text:cinemacafe.net)
2015年06月29日2014年にムーミンの原作者トーベ・ヤンソンの生誕100周年を迎え、今年は作品の70周年。日本ではもともと人気のムーミンですが、この2年は特に “ムーミンイヤー”ということで盛り上がりを見せていますね。フィンランドで初めて製作された長編アニメーション映画『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』が現在、日本でも公開中。早速、筆者も劇場に足を運んできました。物語の楽しさとは裏腹に、見ていて気になったのが「フローレン(ムーミンのガールフレンド)ってこんなに“女”だったっけ?」ということ。記憶違いかもしれませんが、小さい頃アニメで見ていたときのフローレンはもっと女の子だったというか少女だったというか…。今度の映画では、恋愛で使えそうな裏ワザをちょいちょい繰り出すんですよね。ってことで、今回は女に成長(?)したフローレンから学べるモテテクを探ってみました!◆その1:実は“駆け引き”上手ストーリーは、ムーミン一家が南の島リビエラにバカンスに出かけるところから始まります。高級リゾートに着いてはしゃぎまくったのがムーミンパパとフローレンでした。買い物にグルメ、マリンスポーツと生まれながらのセレブのようにバカンスをエンジョイするフローレン。目の前で起こることに目をキラキラさせてボーイフレンドのムーミンそっちのけで夢中になります。ここでポイントとなるのは、フローレンの行動がムーミンに対して結果的に“駆け引き”になっていること。彼女にしてみればリビエラの何もかもが新鮮で、好奇心旺盛にいろいろなものを吸収していたに過ぎないのですが、結果的にムーミンが後回しに…。一般的に「追われるより追いたい」人が多い殿方との関係性においては、いかに追われるようになるかが恋愛テクニックの基本。ここでフローレンの行動がヒントになりえます。仕事でも趣味でも大好きなことに身を任せていれば自然に彼のことは放置プレイ気味に。「連絡が取りづらい女」となればしめたもの。ムーミンのように焦った殿方は、何とかあなたとつながれるようにあの手この手を使ってくるはず。何かに夢中になっているあなたは彼からのLINEを待ち続け、既読だの未読になっただの騒いでいる女子より何倍も輝いて見えるのは確実です。◆その2:運がいい「運がいい」って…そんな元も子もないって思った皆さん、確かにおっしゃる通り。運なんて簡単にコントロールできるものではないですよね…。映画を見るとわかるのですが、今回の映画のフローレンは、とにかく強運の持ち主。でも彼女だって、ただ黙って星の巡りがよくなるのを待っていたわけではありません。そもそもムーミン一家がバカンスに出かけたのはフローレンが雑誌に載っていたリビエラに憧れて「行きたい」と言ったことがきっかけ。願いを口にしたことで周りが動き、夢が実現したのです。リビエラに着いても、高級ホテルに歓喜したあとは早速出かけるフローレン。会いたい人に会い、行きたい場所に臆することなく入っていく行動力には思わず脱帽。「その1」で述べた彼女の好奇心の強さにも通ずるのですが、この「自分が動くことで周りが巻き込まれる」という流れは本当に重要です。一見恋愛テクニックとは関係ないように見えますが、出会いが出会いを呼び、すてきな男性ともめぐり合う可能性大。「出会いがない」なんて言っていないでまずは外に出る、その一歩が新たな恋につながるかもしれません。◆その3:一途だけれど重くない作中、ミムラ姉さんにポーッとなるムーミンに、フローレンがあからさまに焼きもちを妬くシーンが登場します。ただ、そのときの言動もとてもキュート。そう、ムーミンのことを好きだけれど、決して重くはならない女。それがフローレンなんです。また、ムーミンというボーイフレンドがいるにも関わらず、高級リゾートでプレイボーイと束の間のバカンスを楽しむフローレン。そんな彼女を見てムーミンは大きな行動に出て……。ムーミンが好きでも、決して寄りかからず、常に自分が今したいことを優先して人生を楽しむフローレンには“小悪魔”という言葉がピッタリ。前述したように、いつも結果的にムーミンを振り回す女になっているのです。恋愛に消極的な男子が多いと言われる昨今。やりすぎは禁物ですが、今を楽しんで軽やかに生きる女性が魅力的なことは確かです。カバでもない妖精でもない「架空の生き物」と侮るなかれ。ぜひ、映画を見て小悪魔・フローレンのモテテクを盗んじゃいましょう!(文=森鷹ユキ)※画像は『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』より(C)2014 Handle Productions Oy & Pictak Cie(C)Moomin Characters TMあなたはどの魔性キャラタイプ?【無料占い】
2015年03月19日映画『ムーミン南の海で楽しいバカンス』が間もなく公開になる。日本でも愛され続けているトーべ・ヤンソンの人気作を映画化した作品だが、監督を務めたハンナ・ヘミラは、原作のテイストをアニメに盛り込むことにこだわったという。来日時に話を聞いた。その他の写真『ムーミン』シリーズは1945年に発表され、今でも根強い人気を誇っているシリーズで、ムーミン谷で暮らすムーミン一家と仲間たちの物語を描いている。今回の劇場版ではムーミン一家とイタズラ好きのリトルミイが地中海沿岸のリビエラにバカンスに出かけて騒動に巻き込まれる物語が描かれる。本作は全世界で44の言語に翻訳されており、テレビアニメシリーズは124か国で放映された。当然、これまでもいくつもの映画化企画があがったが、ヘミラ監督は「近頃のアニメは3DやCGが主流ですがムーミンの場合、立体にすると造形が難しいので原作の資質を失わずにアニメ化するのはハードルが高かったのではないでしょうか?」と分析する。そこで監督たちは、トーべの姪ソフィア・ヤンソンの承諾を得て、全編を手描きの2Dアニメで映画化することにした。「2Dの手描きアニメは現在の主流ではありませんから、スタジオを見つけるのも苦労しました。しかし、私たちはトーべさんに対するオマージュとしてこの映画を作りたかったし、彼女の線の美しさを活かしたかったので、手描きアニメにしたのです」。製作陣のこだわりは脚本作りにも反映されている。「私たちはオリジナルに立ち戻りつつ、エンターテインメントとしてしっかりと楽しめる映画を作りたいと思いました。この映画はトーべさんの書籍のエピソードを原作にしていますが、そのまま映画化してしまうと15分か20分にしかなりません。ですから、彼女が描いた他のエピソードやスタイルを借りながら話を膨らませて、動きや音楽や色彩を駆使して映画作りを進めていきました。このドラマは1950年代にトーべさんがお母様とリビエラに旅に出た際の思い出や想いが反映されたものです。ですから、彼女の体験をムーミンに置き換えて綴った物語でもあるのです」。手間のかかる手描きアニメを採用し、白黒のコミックに色彩を追加し、原作を繰り返し読み込んで脚本作りがされた本作は、監督の語る通り、トーべ・ヤンソンが描こうとしたムーミンの世界そのままだ。アニメシリーズやグッズでムーミンに親しんできた日本の観客は、どこか懐かしく、同時に新鮮な想いを抱くだろう。「この映画はフィンランドやスウェーデンだけでなく欧州圏やアラブ諸国、香港、オーストラリアなど数々の国で公開が決まっています。私は『ムーミン』は“コミュニティ”と、大きな意味での“家族”を描いた物語だと思っていますから、異なったコミュニティでこの映画が公開されて、観客がこの映画をどのように観てくれるのか楽しみにしています」。『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』2月13日(金) 全国ロードショー
2015年02月12日原作者トーべ・ヤンソン生誕100年を記念し、母国フィンランドで初めて製作された長編アニメーション『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』。2月13日(金)に公開となる本作からこのほど、ムーミンのガールフレンド・フローレンがドレスアップした7変化ビジュアルがシネマカフェに到着!声優を務めた「さまぁ~ず」が監督来日の際に禁断のツッコミをした、あの“ビキニ姿”もご紹介したい。リビエラにバカンスにやって来たムーミン一家。しかし、すっかり現地のプレイボーイの虜になってしまったフローレンと、そんな彼女に焼きもちを焼くムーミン。さらに、貴族と友達になり自らを「ムーミン伯爵」と呼ぶようになったムーミンパパに腹を立てたムーミンママは、親戚が暮らす静かで落ち着いた古いボートで過ごすことを決め、家族はバラバラになってしまい――。慣れない世界に戸惑うムーミンとムーミンママをよそに、ムーミンパパとフローレンは大はしゃぎするのだが、特にフローレンは華やかな世界に酔いしれ、自分もセレブたちの仲間入りをしようと奮闘!ブティックに入り、煌びやかなドレスを身に着けようとするが、お金がなくて追い出されてしまう。それでも諦めないフローレンは、資金を調達すべくカジノに挑戦し大儲け!欲しかったドレスをゲットするのだ。今回公開されたビジュアルは、手に入れた大金を使って購入した6種類のドレスとビキニ。サリーのようなドレスで妖美な雰囲気を漂わせたり、フォックスファーでゴージャスに仕上げたり、さらには紐パンのセクシーなビキニをチョイスしたりとキュートな姿に思わず心を掴まれてしまうはず。その後、プレイボーイのクラークに誘われ、ビーチやカクテルパーティへとすまし顔で出かけるフローレンだが、いつもは服を着ていないフローレンがドレスアップしていることもあってムーミンは、焼きもちを焼いてしまうのだ。まるで人間の心を表すかのようなユーモアあふれるムーミンの世界。また劇場では映画の公開期間中しか手に入れられないレアグッズも発売されるとのこと。ファンにとっては見逃せないものになりそうだ。『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』は2月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス 2015年2月13日より全国にて公開(C) 2014 Handle Productions Oy & Pictak Cie © Moomin Characters(TM)
2015年02月12日新作映画の公開を機に、再び注目を浴びているムーミン。作者であるトーベ・ヤンソンの生誕100周年にあたる昨年に続き、2015年は童話誕生から70周年のアニバーサリーイヤーを迎えた。ムーミン一家と彼らを取り巻くキャラクターの魅力は、いまも色あせることを知らない。この冬、日本に届いた『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』は母国・フィンランドが初めて製作した手描きのムーミン映画として、世界中のファンが待ち望んだ作品。地中海沿岸に位置するリビエラを訪ねたムーミン一家と仲間たちが休暇を楽しむ姿を、温かみあふれる作画と色合いで生き生きと描く。舞台がムーミン谷とは対照的な高級リゾート地だけに、表情豊かな太陽の光に照られ、ムーミンたちは持ち前の個性を爆発させている。その筆頭が“スノークのおじょうさん”ことフローレンで、現地で出会った金持ちのプレイボーイに触発され、見よう見まねでセレブライフを満喫する。ムーミンパパも地元の名士と意気投合すると、“ムーミン伯爵”を自称しやりたい放題。そんな2人に対し、ムーミンとムーミンママは戸惑いを覚えつつ、やがては恋敵に決闘を申し込んだり、豪勢なホテルの部屋で植物を育て始めたりと「自分らしさ」を開花。もちろん、ミイは相変わらずだ。彼らのマイペースぶりは、ときに騒動を巻き起こし、家族崩壊のピンチさえ招くのだが、映画がハッピーエンドを迎えるのは言うまでもない。それはムーミンたちが、ムーミン谷での簡素な生活を通して、「自分らしさ」の土台に、周りの人々や環境があると知っているから。他者を認めるささやかな心づかいは、本作で再発見できる「ムーミン」の魅力であり、ともすれば「自分らしさ」の意味をはき違えてしまう現代人へのメッセージでもある。同時期にはもう1本、70年代のTVアニメシリーズを再編集した『劇場版ムーミン谷の彗星パペット・アニメーション』も公開される。原作は1946年にヤンソンが発表した「ムーミン谷の彗星」。地球に近づく巨大な彗星に、ムーミンたちが右往左往するという物語は、第2次世界大戦の暗い空気感を背景にしているが、70年という歳月を経たいまでは、自然災害と向き合う日本人の心にも響くはず。フェルト生地のムーミンがたまらなく可愛い!『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』は2月13日(金)より全国にて公開。『劇場版ムーミン谷の彗星パペット・アニメーション』は2月28日(土)から公開。(text:Ryo Uchida)■関連作品:劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス 2015年2月13日より全国にて公開(C) 2014 Handle Productions Oy & Pictak Cie © Moomin Characters(TM)
2015年02月06日アニメーション映画『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』のプレミア試写会が2月3日(火)に開催され、フランスから来日したグザヴィエ・ピカルド監督、日本語版のゲスト声優を務めている「さまぁ~ず」の三村マサカズと大竹一樹が舞台挨拶に登壇した。1945年の誕生以来、日本でも長年愛され続けてきたムーミンの母国フィンランド製作による初の長編アニメーション映画。ムーミン一家がムーミン谷を飛び出して南の海へと向かうが…。「さまぁ~ず」の2人に寄り添われ、この日はムーミンの着ぐるみも登場。ムーミンが大好きというファンで埋まった客席からは歓声がわき起こる。ピカルド監督は「さまぁ~ず」よりも頭ひとつ分以上飛び出ているほどの高身長!監督がフランス語で挨拶すると、早速これをネタに大竹さんが勝手な通訳で「ムダにデカいんだけど…」と話し始め、会場は笑いに包まれた。さらに、三村さんもさもフランス語が理解できるかのように監督の言葉にふむふむとうなずいていたが「最初のところが『下ネタばかりですみません』って言ってるように聞こえて(笑)、そんな映画だったっけ?と思った」と語るなど、わざわざ来日を果たした監督を前に2人ともやりたい放題。声優のオファーについて、三村さんは「ムーミンと聞いて『面白そうだ』とフッと思って妙に惹かれた」と説明。大竹さんは「我々でいいんですか?と思った」と明かすが、日本語吹き替え版の監督の下で「一から教わって結構、苦労しました」(三村さん)とふり返る。監督は2人の演技について「声も素敵だし演技も上手い。ユーモアもあって、2人とも映画の中で重要な存在だけど、素晴らしい」と絶賛。「1回で終わらせるのはもったいないから声優を続けてほしい」「フランス語版でも今度、声を入れてほしい」などと褒め殺しかと思うくらい称賛の言葉を並べ、しまいには「今日でコメディアンは廃業して声優に転向するからこれで(コメディアンは)最後でしょ(笑)?」とまで語った。そんな2人から監督への質問として、三村さんが「空や河の色を青や水色にしなかったのはなぜ?」と尋ねると、監督は「スタジオでブルーが切れちゃって黄色しか残ってなくて…」と茶目っ気たっぷりに語り「シークェンスごとにひとつの色を決めて、それをグラデーションで描くようにしていました。そこに登場する人物の心情を色で表しています」とその意図を説明する。さらに大竹さんは「ムーミンたちはいつも裸で歩いてるけど、フローレン(※ムーミンのガールフレンド)がビキニを着けるシーンでムーミンが『それじゃ裸みたいだよ!』と言う。その前はどうなの?」と禁断の質問。監督は楽しそうに笑いつつ「ユーモアです」と語った。こんな2人による見どころのアピールや作品の説明に監督はうなずきつつ、最後にこれから映画を鑑賞するファンに「いろんな見方ができると思うので楽しんで、好きに観てほしいです。ムーミンのこれまでとは違う顔を楽しんでもらえたら」と呼びかけた。『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』は2月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス 2015年2月13日より全国にて公開(C) 2014 Handle Productions Oy & Pictak Cie © Moomin Characters(TM)
2015年02月03日ムーミンの作者トーベ・ヤンソンの生誕100周年を記念して母国フィンランドで製作された『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』が2月13日(金)より公開される。これを記念してキャストによる初日舞台あいさつがTOHOシネマズ日本橋で開催される。『劇場版ムーミン』その他の画像本作は、漫画、絵本、アニメーションとなって世界中から愛される作品となった『ムーミン』の新作アニメーション。ムーミン谷を抜け出して南の海にバカンスにやってきたムーミン一家の物語が描かれる。TOHOシネマズ日本橋で行われる初日舞台あいさつには、高山みなみ(ムーミン役)、かないみか(フローレン役)、谷育子(ムーミンママ役)、佐久間レイ(ミイ役)、小林優子(ミムラ役)が登壇する。チケットは、プレリザーブ(先行抽選)が受付中。一般発売は、2月7日(土)より開始される。『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』初日舞台あいさつ2月13日(金)会場:TOHOシネマズ日本橋18:30開演登壇者(予定):高山みなみ、かないみか、谷育子、佐久間レイ、小林優子料金:2000円、プレミアボックスシート2700円(税込)プレリザーブ:受付中~2月6日(金)11:00AMまでチケット発売:2月7日(土)10:00AMより
2015年01月31日ベネリックは2月19日、池袋・サンシャインシティ地下1階に、フィンランドの童話「ムーミン」をモチーフにしたドリンクスタンド「ムーミンスタンド」を出店する。○限定メニューやキャンペーンを用意「ムーミンスタンド」は「ムーミンカフェ」がプロデュース。同店は「ムーミンスタンド」の7店舗目となる。"もちもちぷっくら"とした食感の「ニョロニョロのたね」を、オリジナルのフルーティーなドリンクや、ミルクベースのドリンクなどとともに楽しむことができる。また、すべてのドリンクには「ニョロニョロストロー」がつく。童話「ムーミン」に登場するキャラクター 「ニョロニョロ 」は、夏至のイブにまかれた"つやつやした白いちいさなたね"から生まれる。そのストーリーをイメージした「ニョロニョロのたね」は、フィンランド名産のベリー味と、黒糖仕立てのほろ苦いキャラメル味の2種類。同店オープンを記念して、2月19日から4月20日までの期間限定で「たっぷりとちおとめミルクティ」を発売。ベリー味の「ニョロニョロのたね」が入ったドリンクとなる。価格は450円(税別)。ムーミンの形をしたテイクアウトの「ムーミンワッフル」も用意する。「同ストロベリーカスタードクリーム」と「同チョコバナナ」は、各280円(税別)。また、同店オープンを記念して、「同アップルカスタード」も発売。ざく切りリンゴのシロップ漬け、カスタード、シナモンパウダーがサンドされ、温かい状態で提供される。価格は320円(税別)となる。オープン事前キャンペーンも実施。2月1日より店舗予定地に掲示される事前告知ポスターの"写メ"を2月19日より店頭で見せると、「ニョロニョロのたね」を2倍で提供する。ポスター掲示期間は2月17日までの予定。特典提供期間は、2月28日までとなる。オープン記念として、利用客の先着1,000名に「オープン記念ステッカー」を進呈。また、3月1日から31日までの期間に使用できる「50円引きクーポンのついたチラシ」を配布。なくなり次第終了となる。(C) Moomin Characters TM
2015年01月22日六本木ヒルズ(東京都港区)は1月30日、「劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス」の公開にあわせ、公開記念イベント「Roppongi Hills meets Moomins」を開催する。実施期間は3月15日まで。「劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス」は、原作者であるトーベ・ヤンソンの生誕100周年を記念として、母国フィンランドにて初めて製作された長編アニメーション映画。2月13日から全国で公開する。フェア開催中、カフェやレストランでは、ムーミンをイメージしたメニューを用意する。2月17日~3月1日には、カフェ&スペース「ヒルズ カフェ/スペース」に「ムーミンカフェ」とコラボレーションしたシネマサロンが登場。「オリジナルムーミンプレート」(1,200円)や「シルエットラテ」(650円)などを提供する。1月30日~3月1日には、六本木ヒルズ内レストラン・カフェ10店舗でムーミンママのスペシャルメニューを提供する。メニューはすべて、「ムーミンママのお料理の本」の中で紹介されている、ムーミン谷のごちそうレシピを参考にしたものとなっている。「毛利 サルヴァトーレ クオモ」では、ムーミン谷をイメージした盛り付けの「あたたかいオープンサンド」(1,280円)や「はらぺこムーミンのじゃがいもグラタン」(1,380円)を用意する。「ベジタブルハウス ヤサイヤメイ」では、「ムーミン屋敷の冬サラダ(ロソッリ)Losolli」(1,296円)や「きのこシチュー」(1,501円)を提供。「アンディアーモ」は、スナフキンの顔をイメージした盛り付けの「スナフキンの荒野の五目スープ」(1,296円)が楽しめる。「イル リトローボ」は、にょろにょろのお焦げがアクセントの「ヤンソンさんの誘惑」(700円)を用意。その他、各店舗では「スニフの最高の肉だんご」(1,490円/鉄板焼 開化屋)、「ひき肉ステーキ」(価格未定/グリル ドミ コスギ」、「ひき肉&マカロニ・箱」(1,782円/ヒルズ ダル・マット)などの料理を用意する。「ピットインクラブ」では、「ムーミンママの風邪退治ジュース」(450円)を提供する。スイーツは「エーダブリュ エレメンツ」にて「ムーミンパパのお気に入りりんごパイ」(780円)、「イー・エー・グラン」で「ムーミンママのりんごパイ バニラアイス付」(960円)を用意する。※価格はすべて税込
2015年01月20日六本木ヒルズでは2015年1月30日~3月15日、『ムーミン』初の長編アニメーションの全国ロードショー公開に合わせて、「劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス」公開記念「Roppongi Hills meets Moomins」を開催する。『ムーミン』は、フィンランドのどこかにあるとされる妖精の住む谷・ムーミン谷を舞台にした物語。「劇場版 ムーミン 南の海で楽しいバカンス」は、原作者であるトーベ・ヤンソンの生誕100周年を記念してフィンランドで製作された長編アニメーション映画で、2月13日から上映する。イベント期間中は、映画の制作に関する未公開素材の展示をはじめ、六本木ヒルズ限定の映画公開記念グッズの販売や、フォトスポットの設置、レストランとのコラボレーションメニューの提供、映画をイメージしたカフェのオープンなどを行う。(C)2014 Handle Productions Oy & Pictack Cie (C)Moomin Charcter TM
2014年12月25日世界中で人気を誇る「ムーミン」の、初の長編アニメ映画『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』。先日、木村カエラが本作の日本版イメージソングとアニメ声優をWで務めることが発表されたが、今回新たなゲスト声優として、お笑い芸人「さまぁ~ず」の三村マサカズと大竹一樹が挑戦することが分かった。ムーミン一家は、ムーミン谷を抜け出し、南の海へとバカンスにやってきた。わくわくしていた気分もつかの間、フローレンとムーミンパパは貴族の豪華で贅沢な暮らしにすっかり虜に。そんなふたりに腹を立てたムーミンとムーミンママは、ホテルから飛び出してしまい…。1964年に日本に上陸、69年のTVアニメ放送開始から実に50年以上もの間に渡って愛されてきた「ムーミン」を、初の長編アニメとして映画化した本作。今回三村さんが演じるのは、バカンス先の魅惑の地リビエラで出逢ったちょっとリッチな芸術家モンガガ侯爵。大竹さんは、ムーミンの恋のライバルとなるプレイボーイのクラークを演じる。三村さんは本作で、初のアフレコに挑戦!台詞量の多さに心配もあったようだが、収録は時間を巻いてできたそうで、「俺の性質をいち早く見抜いてくれて、『あっこの人は1ページ分読めないダメな人なんだ』(笑)って、1行1行ちゃんと割ってやってくれたんで、巻く術を知ってるスタッフですよね(笑)」とコメント。それには大竹さんも「マネージャー陣が言っていましたけど、三村さんは無理なんじゃないですか(笑)?セリフも長いし、僕より難しいと思うんですよね。本当にできるのかなぁ?」と不安な面持ちだったが、「監督が本当に素晴らしいので、何とかしてくれる気がします!ムーミンってほかのキャラは口が動かないのに、クラークとモンガガだけ、はっきり口が動いているのはずるいですよね(笑)」と語った。またアフレコを終えた三村さんは、「僕がやっているのは偉い貴族のモンガガ侯爵って役なんですけど、ボヘミアンっていう自由人みたいなお金とかどうでもよくて好きなことする人に憧れるんですけど。雨とか風に打たれて挫折するところがあるんですよ。挫折していくところが段々俺の声になっていくんですけど、そこをちょっと褒められたので(笑)俺もボヘミアンなのかなって感じが良かったです」とコメント。大竹さんは「自分の頭でイメージしている理想のセリフ回しと実際に声に出してみた言葉のギャップがあったりで、ちょっと違うな…と自分でも感じる部分はありました。それに、しゃべりだすタイミングが難しいですね。時間内にいいきらなきゃ!と思ってあせっちゃったり。プロの声優さんはやっぱりすごく上手なので、安心して映像も観ていられるんだけど、自分の声が入った映像をみるとどうしても違和感あって…でも、徐々に慣れましたし、楽しくやれました」と最後は自身も納得の収録ができたようだ。『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』は2015年2月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月19日女性誌『フラウ(FRaU)』(講談社)が12月12日発売の1月号で「ムーミン」を大特集する。老若男女問わず、多くの人々の心を惹きつける名作「ムーミン」シリーズ。2014年は、そんな「ムーミン」の作者であるトーベ・ヤンソンの生誕100周年だった。同号ではそれにちなみ、“ムーミン谷から学ぶこと”と題して「ムーミン」の魅力についての大特集を展開している。コンテンツは、女優・菅野美穂が、ムーミン谷の物語が生まれた地であるフィンランドに旅した「トーベ・ヤンソンを辿る旅in FINLAND」を始め、女優・黒木瞳、タレント・壇蜜などが登場する「MOOMIN LOVERS インタビュー」、料理研究家・野口真紀が提案する「ムーミン谷気分のごちそうレシピ」の他、「翻訳家・渡部翠さんに訊くトーベとの出会い、トーベとの思い出」「ムーミン谷のキャラクター&名言」「トーベ・ヤンソンという生き方」「私の大好きな、ムーミンマグ」など。約100ページ近くを「ムーミン」が埋め尽くす1冊となった。さらに、特別付録として「FRaUオリジナル・ムーミンカレンダー」も付いている。
2014年12月13日歌手の木村カエラが、映画『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』(2015年2月13日公開)の吹き替え版で長編アニメ声優に初挑戦し、本作のイメージソングも担当することがこのほど、明らかになった。"ムーミン"ファンと公言している木村は、「子供のころからムーミン大好きだったのでうれしかったです!」とオファーを聞いた瞬間を振り返り、「かわいくて夢の世界に連れて行ってくれるのに、ただかわいいとか、ただ楽しいだけではなくてとっても深いですよね。真面目さとシュールさをあわせ持ってるところがすてきなんだと思います」とムーミンの魅力を熱弁。木村が演じるのは、ムーミンたちがバカンス先で出会った、猫しか愛することができないというコンプレックスを抱えている犬、ピンプル。初アフレコを終え、「予想以上に楽しかったです。自分じゃないキャラクターになれる開放感というか快感がありました(笑)。言葉だけで、ここまで抑揚をつけて感情的に話すことはないので、大げさに演じる感じが面白かったです。サウンドやリズムのあるレコーディングとは違いますね」と感想を語った。"ムーミン"をイメージして書き下ろしたイメージソング「eye」についても、「もともとのアニメの主題歌『夢の世界へ』の美しさや歌詞の深さが大好きだったので、この曲からイメージを受けて作っていきました」と説明。また、本編で水着を見たフローレンにムーミンが「まるで裸みたいじゃないか」というセリフからも歌詞を広げたと明かし、「普段のムーミン谷でも裸のはずの彼女に対して、都会の南の海に行ったときにだけそう言うのって、見え方が変わってるんだなって。きっと、本当に大事なことは目でみているんじゃなくて心の目でみている、ということなのかなと」と自分なりの解釈を伝えた。今回の木村へのオファーについて、配給会社は「(ムーミンは)優しくて、楽しくて、どこか不思議で、ちょっぴりせつなさもあって…その要素を全部持っていらっしゃるのが、木村カエラさん。また、時代や世代を超えて普遍的なテーマを伝え、受け継がれているムーミンと、カエラさんがアーティストとして表現される楽曲とのイメージもぴったりでした」とコメント。「大人になっても子供心をどこか思い出させてくれる、そんなカエラさんとムーミン、楽曲も映画も、両方で2倍楽しんでもらえたら」と期待している。(C)2014 Handle Productions Oy & Pictak Cie (C) Moomin Characters All rights Reserved
2014年12月08日子どもから大人まで幅広い世代に愛されている「ムーミン」の、初の長編アニメ映画『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』。原作者であるトーベ・ヤンソンの生誕100周年を記念して製作された本作の日本版イメージソングを、自身もファンを公言する木村カエラが提供することが決定。また、劇中で初めて長編アニメの声優に挑戦していることが分かった。本作は、1964年に日本に上陸、69年のTVアニメ放送開始から実に50年以上もの間に渡って愛されてきた「ムーミン」を、初の長編アニメとして映画化。ムーミン谷を抜け出し、南の海へとやってきたムーミン一家の楽しい(?)バカンスの様子が描かれていく。先日、TVアニメ版でおなじみの豪華声優陣が23年ぶりに再集結することが発表され、話題を呼んだばかりだが、このほど、ムーミンの大ファンという木村さんが書き下ろした「eye」が本作のイメージソングに決定。さらに、ムーミンたちがバカンス先で出会う、“犬なのに猫しか愛することができない”ちょっぴり変わったキュートな犬・ピンプルの声を、木村さんが担当しているという。現在、メジャーデビュー10周年のアニバーサリーイヤーとしてベスト盤の発売や記念ライブなどの活動を行っている木村さんは、憧れのムーミンの世界で声優にもチャレンジ。初めてのアフレコを「予想以上に楽しかったです。自分じゃないキャラクターになれる開放感というか快感がありました(笑)。言葉だけで、ここまで抑揚をつけて感情的に話すことはないので、大げさに演じる感じが面白かったです。やっぱり、サウンドやリズムのあるレコーディングとは違いますね」と、すっかり楽しんだ様子だ。「犬が本能に返るというか、犬らしく振る舞うシーンがあるんですが、そこはどうしよう!と思いました。人生初の経験だったのでドキドキしました(笑)。でも、1発OKだったのでよかったです」と、犬の“演技”への苦労も明かしてくれた。今回のオファーには、「子どものころからムーミン大好きだったので嬉しかったです!」という木村さんは、ムーミンの魅力を、「真面目さとシュールさをあわせ持ってるところが素敵なんだと思います。ムーミンを見ると、いつも気持ちがゾクゾクするんですよね。なのに、ファンタジーのかわいい部分もあって」と分析。ムーミンをイメージしたという楽曲「eye」については、「もともとのアニメの主題歌だった『夢の世界へ』という曲がすごく素敵で、その美しさや歌詞の深さが大好きだったんです。なので、今回この曲からイメージを受けて作っていきました。切なくて、きれいな曲になるようにって」と、その思いを語る。「それに、本編を見させていただいて、とっても印象に残ったセリフがあって。水着を着たフローレンにムーミンが『まるで裸みたいじゃないか』というセリフなんですけど。ふざけてるのか?と思いつつ、普段のムーミン谷でも裸のはずの彼女に対して、都会の南の海に行ったときにだけ、そう言うのって、見え方が変わっちゃってるんだなって。きっと、本当に大事なことは目でみているんじゃなくて、心の目でみている、ということなのかなと。自分なりの解釈でもあるんですけど、そこから歌詞を広げていったりもしました」と、長年のファンらしい洞察の中から生まれた曲についても話してくれた。木村さんもすっかり魅了された、かわいくて楽しくて、ちょっぴりシニカルなムーミンの世界を描いたイメージソング「eye」は、12月17日(水)に発売されるニューアルバム「MIETA」に収録されている。『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』は2015年2月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月08日母国フィンランドで一足先に公開され、大ヒットスターを切った「ムーミン」の長編アニメ映画『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』が2月13日(金)より公開される。世界中から注目を浴びる本作の日本語吹替え版を上映するにあたり、TVアニメ版でおなじみの豪華声優陣が再びムーミン一家を演じることが明らかになった。ムーミン谷を抜け出し、南の海へとバカンスにやって来たムーミン一家。しかし、わくわくしていた気分もつかの間、ムーミンのガールフレンド・フローレンとムーミンパパは、貴族の豪華で贅沢な暮らしのすっかり虜に。フローレンは現地のプレイボーイに夢中になってしまい、ムーミンはそんな彼女に焼きもち。そして、自らを「ムーミン伯爵」と呼ぶようになったムーミンパパに腹を立てたムーミンママは、親戚が暮らす静かな古ボートで過ごすことに。せっかくの楽しいバカンスが、家族はバラバラになってしまい――。原作者トーべ・ヤンソンの生誕100周年を記念して、母国フィンランドで製作された初の長編劇場アニメーションとなる本作。日本にも熱い「ムーミン」ファンは多く、グッズや展覧会、カフェなどさまざまな形で「ムーミン」を楽しむことができる。中でも日本人の多くが最初に「ムーミン」に触れたのは、TVアニメだろう。日本では1969年から数回TVアニメ化されており、一番最近のアニメシリーズは1990年放送の「楽しいムーミン一家」。このほど発表となった日本語吹き替え版を務める声優陣は、この「楽しいムーミン一家」以来、約23年ぶりにそれぞれのキャラクターを演じることとなった。主人公・ムーミンを演じるのは、「名探偵コナン」シリーズで世代を超えて愛される江戸川コナン役の高山みなみ。ムーミンパパを、ニコラス・ケイジやデンゼル・ワシントンの吹替えを数多く担当する大塚明夫。さらに、ムーミンママを谷育子(『ハリーポッター シリーズ』ミネルバ・マクゴナガル役/『007 スカイフォール』M役)、ムーミンのガールフレンド・フローレンをかないみか(「それいけ!アンパンマン」メロンパンナ役)、自由と孤独とを愛する旅人・スナフキンを子安武人(「ふしぎ遊戯」星宿役)、小さな小さな女の子・ミイを佐久間レイ(『魔女の宅急便』ジジ役)、ミイのお姉さん・ミムラを小林優子(「グレイズ・アナトミー 恋の解剖学」ジェシカ・キャプショー役)が演じ、懐かしの声優陣が集結。久しぶりの収録にもかかわらず、アフレコ現場はムーミン一家の再会を喜び和気藹々とした雰囲気だったようで、長年ムーミンを演じてきた高山さんは「いつかまた戻ってくるとずっと思っていたので、『やっと帰って来た!』という感じですね。」と、ムーミンとの再会に喜びのコメントを寄せている。また、本作については「今回は、一家がバカンスに行き、ムーミンに恋のライバルが現れたりするんですが、ムーミンもフローレンもみんながいつもより少しだけ大人っぽいんです。恋のお話なので、ムーミンてこんなに焼きもち焼きだったんだとか、こんなに怒りっぽかったんだっていう新しい面が見え隠れするシーンもあります。だけどムーミンシリーズに必ずある『一番大切なものって何だろう』という部分は本作でも思い起こさせてくれるんです。」と、新たな魅力と、変わることない“ムーミンらしさ”があると語った。『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』は2015年2月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年12月05日フィンランドのファッションブランド「イヴァナ・ヘルシンキ(Ivana Helsinki)」は、ムーミンとのコラボレーションによる15SSウィメンズコレクションを発表した。アイテムには、トーベ・ヤンソンの原画をもとにデザイナーのパオラ・ピルヨ姉妹が製作した、オリジナルのビジュアルや柄を使用。同ブランドが得意とするメランコリーかつピュアなデザインに、同郷で誕生したムーミンの世界観を落とし込んだ。注目なのは、今コレクションのために特別に作られたムーミン柄のレースやスパンコール生地。虫取り網を持ったムーミンのシルエットが全体に施されたレースワンピースや、1着に複数のカラフルな刺繍を施し、服全体で一つのストーリーを表現したチュニックなど、そのディテールのこだわりからトーベや作品に対する敬意を窺わせる。また、スナフキンやニョロニョロなど、ムーミン谷の仲間達や風景が描かれたニット、Tシャツも登場。グラフィックデザイナーの顔も持つパオラによる、遊び心溢れるプリントは、原作ファンにとって見逃せないアイテムとなりそうだ。ムーミンとのコラボコレクションは今後もインラインと並行し、継続して発表していく予定。今回製作された約60型のアイテムは、イヴァナ・ヘルシンキを取り扱う世界各国の百貨店、セレクトショップなどで順次販売される。
2014年11月11日デザイナー・尾花はインスタグラムやLINEを最近始めたという。インスタグラムにはブランドの宣伝というよりも彼の日常がつづられている。裏面には服をデザインするだけでなくブランドを運営するマネジメント力の高さが垣間見られる。話は尾花の意外な一面へと進展した。T:尾花さんって保守的なイメージがあったんで意外でした。ひょっとしたらまだiPhoneじゃないんじゃないかって思ってたくらい(笑)。O:それがその通りでさ。実際、今年の頭までブラックベリーをSIMフリーなんてわざわざ買ってまで使ってたのよ。でもいよいよマーケット的に日本語対応しなくなったわけよ。でも(携帯を変えた)一番大きなきっかけは、ニューヨークで電話掛けてたら数日で電話代が10数万円になったことなんだよね。やばいかなって思って、「ねえ、LINEってどうなの?」って周囲に訊いたら全員「ぜひLINE導入してください」と。で、実際導入したらすごいスピード感で知り合いがつながっていって、そうこうしてるうちに今度はインスタグラム。いつかやればいいんでしょ?って感じだったんだけど、「やった方がいいかな?」って言ったらまたもや全員が、「はい。お願いします」それで、じゃあやるけど、いわゆる商売じみた投稿はやらないよ、って答えて、できる範囲のことから始めたのね。それで、ネットサーフィンとかに近いことをして、“この人はこういうの好きなんだ”と思ったらフォローするってことをやってるうちに、世の中の種明かしまで分かっちゃって。あれにはびっくりしたね。あまりの情報の速さで。T:今後ウェブで仕掛けたいこととかあるんですか?O:新しいことを仕掛けたいというよりは、やっぱり第1に考えるのは、デジタルを駆使してる人とそうでない人との差を埋めることだよね。ウェブに関することを決める会議では、俺はいつも、最もウェブに精通していない消費者としての立場から意見を言うようにしてる。インスタとか使ってない人もいるんだから、そういうツールを全く利用していない人の視線で会話して盲点を探すことがすごく大事。「便利なのは使えるあなた達にとって便利なだけで、使えない人からしたらこれ全然便利じゃないよ」ってね。そういう考えがある中で通販を解禁したのは、お取り引き様に対して、解禁することによって自由にできることの幅を広げてもらいたかったんだよね。T:すごくシステマチックに考えてますね。うちは意外と人海戦術を使ってるところがあるんで参考になります。O:システマチックにやっていくと、各部署の責任持ってる人は成長していくけど、システムに乗っかってない人は成長しなくなっていくから、ある程度の人海戦術は必要だよね。例えば、やったことない人に100% 丸投げでやらせると、完成度はどうあれ、やる気のある人なら一定の結果は出してくれるしね。T:やって失敗したとしても、それが成長につながりますからね。成長しないやつってなかなか失敗もしないんで、失敗ができる環境って必要だなって思うんですよ。会社7年やっていろんな人見てきて思うことなんですけど、大きな仕事を成し遂げている人は、年齢関係なく、今より若い時に無茶ぶりされてきた人達であることが多いですね。O:うん。だから、無茶ぶりに応えてくれた後も、更に無茶ぶりし続けたほうがいいよね(笑)。システマチックに関して言うと、うちは最初の頃は、“個人の個性をいかしましょう”っことで、各自が持ってるアイテムを、俺が発表してるコレクションアイテムに組み合わせて着てもらってたの。そうすると、ショーのとは全然違うかっこいい着方するやつが出てきたりなんかして。最初の頃のほうがアクの強いやつが集まってくるしね。でもそのうち、ただ着たいの着てるだけのやつが出てきて、「うちのブランドはこういうふうに着ましょう」って説明しないといけないようになって。で、最終的にはショップでコーディネート決めまですることになったんだよね。そういうのまでもシステマチックにやらないといけないのかって思ったけど、スタッフが考えてやってくれたことだからうれしかったってのもあったね。雑誌に掲載されて反響が出ることが事前に分かってるがゆえに、「このタイミングでこう見せていきましょう」ってことだからね。T:うちは最近、新しく入ってきた子達が、口では日本ブランドがどうたらって言いながらインポートの洋服着て出社したんで、「店に立つときは、うちで売ってるものじゃなくてもいいから日本のものを着てくださいね」ってルール設けました。プライベートで着る分にはもちろん構わないんですけどね。来年には海外に進出しようと思ってるんですけど、その過程で海外のいいものを取り入れるようなことはあったとしても、「日本のブランドを世界に発信していく」っていうコンセプトだけは変わらず大事にしたいですね。1/2「エヌハリ尾花大輔×STUDIOUS谷正人が語るファッションデジタルマネジメント」に戻る。【尾花大輔プロフィール】1974年1月28日生まれ。神奈川県出身。古着ショップ「ゴーゲッター」立ち上げにかかわり、2000年「N.ハリウッド」設立。2002年東京コレクションデビュー、現在はニューヨークに発表の舞台を移している。直営店は東京都渋谷区神宮前4-13-16。コレクションラインとは別にスーツなどの「コンパイル」、アンダーウエアの「アンダーサミットウェア」を展開。【谷正人プロフィール】1983年10月12日生まれ。 静岡県出身。中央大学商学部卒業後、2006年4月デイトナインターナショナル入社。セレクトショップ・ステュディオス事業を立ち上げ、09年2月にMBOにより独立。同年3月株式会社ステュディオスを設立する。「日本発を世界へ」をコンセプトにドメスティックブランドを扱う。原宿の路面店の他、横浜、名古屋、大阪など大都市圏のルミネやパルコなどファッションビルに出店。15年11月には発九州進出となる福岡店がオープンする。16年には海外進出、新業態ローンチを予定。
2014年10月31日雪印メグミルクは11月1日~2015年2月6日の期間、「ムーミン一家と楽しい食卓! オリジナルのお皿プレゼントキャンペーン」を実施する。○今年はムーミン作家の生誕100周年、オリジナルのお皿が当たる同キャンペーンでは、スライスチーズ類についているバーコード1枚で応募することで、毎日120名×平日毎日抽選58日間、合計6,960名に、ムーミンのオリジナルのお皿(全7種類)が当たる。今年はフィンランドの人気キャラクター「ムーミン」の生みの親であるトーベ・ヤンソン生誕100周年。キャペーンにあわせ、ムーミンのぬりえがダウンロードできるなど、特設のキャンペーンサイト(11月1日~)もオープンする。対象商品は、「スライスチーズ(7枚入り)」「とろけるスライス(7枚入り)」「こんがり焼けるとろけるスライス(7枚入り)」「雪印北海道100 コクとうまみのとろけるスライス(7枚入り)」の計4品。応募受付期間は、11月1日~2015年2月6日で、当日消印有効。第1弾は、11月1日~12月26日着分までで、オリジナルのムーミンのお皿「ムーミン」「ムーミンママ」「ニョロニョロ」の3種類からいずれかが、第2弾は、12月27日~2015年2月6日消印有効で、「ムーミンパパ」「スナフキン」「リトルミイ」「スノークのおじょうさん」の4種類からいずれかが当たる。皿の種類は選べない。
2014年10月31日花王はこのほど、キャラクター「ムーミン」をデザインした洗濯用商品4種を数量限定発売した。○北欧をイメージさせるホワイトフローラルの香り同商品は、「ムーミン」の作者、トーベ・ヤンソンの生誕100周年の今年に合わせ発売する、北欧のナチュラルな発想や自然のあたたかみを大切にする気持ちを表現したデザインと香りの商品群。香りは、バニラをアクセントにしたホワイトフローラルの香りとなっている。パッケージには北欧デザインを全面に採用。北欧雑貨のデザインは、長く厳しい冬を屋内でも快適で豊かに過ごすために工夫されたものといわれており、自然の素材感、クラフト、あたたかさが特徴だという。トーベ・ヤンソンのイラストを全体にあしらったボトルには、「ムーミン」キャラクターの、ミィやニョロニョロ、スナフキンがあちこちに描かれている。商品は、洗濯用洗剤「フレグランスニュービーズ(粉末)」「フレグランスニュービーズ(ジェル)」(実勢価格各360円・税別)、「エマール」(同320円・税別)、柔軟仕上げ剤「フレア フレグランス」(同400円・税別)の4商品。数量限定での発売。
2014年10月28日子どもから大人まで世代を問わず愛されてきたキャラクター「ムーミン」の初の長編アニメ映画となる『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』。10月10日(現地時間)に母国フィンランドで121館にて公開、フィンランド週末興行成績第1位という大ヒットスタートを切った。ムーミン谷を抜け出し、南の海へとバカンスにやって来たムーミン一家。しかし、わくわくしていた気分もつかの間、ムーミンのガールフレンド・フローレンとムーミンパパは、貴族の豪華で贅沢な暮らしのすっかり虜に。フローレンは現地のプレイボーイに夢中になってしまい、ムーミンはそんな彼女に焼きもち。そして、自らを「ムーミン伯爵」と呼ぶようになったムーミンパパに腹を立てたムーミンママは、親戚が暮らす静かな古ボートで過ごすことに。せっかくの楽しいバカンスが、家族はバラバラになってしまい――。今回長編映画化が決定し、キュートなビジュアルや映像、前売り券の特典など、情報が解禁される度に日本でも話題となってきた本作。先日公開を迎えたフィンランドでは、週末で動員28,500人、先行上映の動員と合わせると35,000人となり、配給のノルディスクは、このままいけば15万人の動員は確実に超すだろうと予測している。客層は家族連れの子どもがほとんどを占めており、10代から20代の客も多く、学校が休暇に入るシーズン的にも最終興収の伸びがかなり期待できるとのことだ。すでに日本を始め、スイス、イスラエル、中東、香港での公開が決定している本作は、現在開催中のロンドン映画祭にも出品されており、10月19日にはフランスのラ・ロッシュ・シュル・ヨン国際映画祭で上映されるなど世界中から注目を集めている。『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』は2015年2月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月16日2015年2月13日、ムーミン史上初の映画となる『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』が公開される。トーベ・ヤンソンの生誕100周年記念として、母国フィンランドで製作されたもの。全国の劇場(TOHOシネマズやイオンシネマなど)で、特典付き前売り券の「スペシャル版」(2,800円)が発売中だ。ムーミンの物語は1945年に発表され、さらに漫画、絵本、アニメーションとなって世界中の人々に愛されている。2014年はムーミンの生みの親である、原作者のトーベ・ヤンソン生誕100周年という記念すべき年とあって、日本初公開のオリジナル作品も展示する『MOOMIN!ムーミン展』が全国11都市を巡回、また10月23日より横浜市のそごう美術館で『トーベ・ヤンソン展』も開催される。来年公開の映画『劇場版ムーミン 南の海で楽しいバカンス』は同じくアニバーサリーを記念したスペシャルプロジェクトのひとつとして注目を集めている。映画前売り券の「通常版」は、特典としてクリアファイルつき。ムーミンのガールフレンドであるフローレンが、バカンス先でプレイボーイにナンパされているシーンが描かれている。これに対して「スペシャル版」は、同クリアファイルに加えて、ムーミンのママとパパがプリントされた映画オリジナルトートバッグが付いてくる。どちらも前売り券購入者のみが入手できる貴重な品ゆえ、ファンにはたまらない特典であることは間違いないだろう。気になるストーリーは、ムーミン谷を抜け出して南の海でバカンスを楽しむムーミン一家が、現地で体験する悲喜こもごもを中心に描かれているんだとか。バカンス先で出会った貴族たちの優雅な暮らしに魅了されたフローレンとムーミンパパに対して、ムーミンとムーミンママはご立腹。そして遂には滞在先のホテルから飛び出してしまう彼らに、どんな運命が待ちうけているのだろう?その答えは、劇場でお確かめあれ!
2014年10月15日世代や性別を超えて愛され続ける「ムーミン」の作者トーベ・ヤンソンの生誕100周年を記念し、全国で「ムーミン展」が開催されるなど“ムーミン・イヤー”として注目を集めている中、初の長編アニメ映画となる『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』の第1弾映像が、ついに解禁となった。ムーミン谷を抜け出し、南の海へバカンスにやってきたムーミン一家。家族みんなで楽しむはずが、ムーミンのガールフレンド・フローレンとムーミンパパは貴族の贅沢な暮らしっぷりに夢中!ムーミンとムーミンママは腹を立て、ホテルから飛び出してしまい…。本作は、ムーミンの母国フィンランドで製作された初の劇場用長編アニメーション。トーベ・ヤンソン生誕100周年を記念する、ファン待望の1本だ。到着した映像では、バカンスに心を躍らせ南の海に向かう一家の様子が、ムーミンの世界独特の色使いで描かれている。愛くるしいキャラクターにも目を離せないが、手描きによる背景描写も繊細な“ムーミンらしさ”がたまらない。先日、フローレンが現地で出会ったプレイボーイにナンパされている様子が描かれたクリアファイルが前売り特典として発表されていたが、今回、前売り特典にスペシャル版が発売されることに!スペシャル版には、マニアには嬉しいムーミンママとムーミンパパがプリントされたオリジナルトートバッグが用意されている。かわいらしいムーミンの世界に、この映像から飛び込んでみて。『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』は2015年2月13日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2014年10月09日来年2月に公開される映画『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』の劇場用第一弾予告映像が解禁された。本作は、ムーミンの作者トーベ・ヤンソン生誕100周年を記念して、母国フィンランドで製作された初の劇場用長編アニメーションだ『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』予告編1945年にトーベ・ヤンソンによって発表されたムーミンの物語は、漫画、絵本、アニメーションとなって世界中から愛される作品となった。『劇場版ムーミン…』は、ムーミン谷を抜け出し南の海へとバカンスにやってきたムーミン一家の物語。作品を手がけたグザヴィエ・ピカルド監督は「本作を製作するにあたって意識したしたことは、トーベ・ヤンソンのオリジナル作品に敬意を払い、昔から『ムーミン』を愛する人々のためにも映画に原作を取り入れることでした」といい、「本作はすべてどのシーンも手書きです。どのシーンを切り取っても、原作の雰囲気を決して崩さないように色味や音楽などにもとてもこだわりました」と語っている。このほど公開された予告映像は、10月11日(土)より劇場上映される。さらに同日、『劇場版ムーミン』上映劇場では、映画オリジナルトートバッグが特典となった劇場前売り特典スペシャル版(2800円)が発売される。『劇場版ムーミン南の海で楽しいバカンス』2015年2月全国ロードショー
2014年10月09日作家・演出家・翻訳家の谷賢一が立ち上げたユニット「テアトル・ド・アナール」は、これまで、第1回公演で“脳科学”を、第2回公演で“哲学”を素材にしてきた。第3回公演の『トーキョー・スラム・エンジェルス』で、谷が俎上にするのは、“資本主義経済”。南果歩を主演に迎え、そのテーマはどんな演劇に立ち上がっていくのだろうか。テアトル・ド・アナール チケット情報第3回公演で“資本主義経済”を選び、南果歩を迎えることになった経緯を、谷賢一はまずこう語る。「世界のほとんどの国が資本主義をベストな形態だと思って動いてきたけれども、ここ5年ぐらい、そのひずみが見えてきた。日本でもたとえば格差が広がってますよね。じゃあ、自分は何のために働き、その経済活動はどういう意味を持っているんだろうと、経済に興味が湧いてきて。そのときに、“女の金儲け”という言葉が浮かんできたんですが(笑)、女性から見たお金という価値観が入ると、お話が膨らむなと思ったんです」。それに対し、証券会社で成功を手に入れた女性を演じることになる南もこう応える。「女性には男性よりも、家庭のこととか、仕事以外に自分を引っ張るものがある。だから、証券会社で“女の金儲け”をしてたとしても(笑)、男性とは違うお金との関係が描かれるんじゃないかなと、楽しみにしているんです」。物語の舞台となるのは、2020年の東京オリンピック景気も過ぎ去った、少し未来の日本。スラム化が始まりつつある東京の一角に住む低所得者層と、南演じる高所得者層の異なる世界が描かれる。「オリンピックが決まってから、みんな2020年を目標に生きているところがあるなか、その先を見ようとしている谷さんはやっぱりおかしい(笑)」と笑う南だが、その谷の視点と、「演者に1対1で対峙して情熱を注ぐ濃い稽古」に信頼を置いているそうだ。谷にとっても南は、「自分から何でもやろうとし、役作りも自分で研究して、きちんと演劇をやろうとしている頼りになる人」である。この取材でも、谷の話をしきりにメモしていた南の姿があった。その誠実さは、経済というテーマを実像に落とし込む困難な作業にあたっても、力となるだろう。「経済というと堅苦しく思えますが、青山円形劇場という客席とステージが近い場所で演じることで、それが人間の営みであり、人の喜怒哀楽や愛情や失望に結びついているということが、息遣いで伝わるんじゃないかなと思ってるんです」と谷。その目論みの成就が早くも浮かぶ。公演は11月14日(金)から24日(月・祝)まで東京・青山円形劇場にて。チケットの一般発売は10月4日(土)午前10時より。なおチケットぴあではインターネット先行抽選を実施中、10月2日(木)午前11時まで受付。取材・文:大内弓子
2014年09月29日北欧文化を象徴するアイコンとして、近年再び人気を集めているキャラクターの『ムーミン』。ライフスタイルアイテムを展開する「アフタヌーンティー・リビング」では、ムーミンの原作者トーベ・ヤンソンの生誕100周年を記念したオリジナルコレクションを発売している。<写真>ミイになりきってもらえる、キュートな限定バッジ今年の8月9日がヤンソンの100回目の誕生日であることから、店頭にはその日のために用意したバースデーケーキのビジュアルとともに、ムーミン谷の仲間たちによる楽しいアイテムが勢揃い。ムーミンの家の形を模したコーヒーポットなどのダイニング用品から、インテリア、ステーショナリーまで、バリエーション豊かなアイテムで、お祝い気分を盛り上げる。8月4日からは、シリアルナンバーと100周年ロゴが入った腕時計など数量限定アイテムの発売に加え、ムーミン商品を税込5400円以上購入すると、先着1000名にオリジナルアートを使用した切手を進呈するノベルティ企画も実施。誕生日当日は「ムーミンの日」として、リトルミイのヘアスタイル“お団子頭”で来店すると、先着で限定バッジがもらえるユニークなイベントも行われる。今しか手に入らない限定アイテムで、ムーミンの“産みの親”の誕生日を一緒にお祝いしよう♪
2014年07月28日藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)が映画初主演を飾った『劇場版仮面ティーチャー』の完成披露プレミア上映会が22日に東京・新宿バルト9で行われ、藤ヶ谷をはじめ、共演する斎藤工と遠藤憲一が登壇。ヒットを祈願し、鏡割りならぬ“仮面割り”が行われ、本作完成の喜びをファンと分かち合った。その他の画像昨年7月から放送された同名ドラマの劇場版。荒廃した近未来の教育現場を舞台に、生徒を更正するためなら体罰も許された特別教師・仮面ティーチャーこと主人公の荒木剛太(藤ヶ谷)が、生徒たちと“心”でぶつかり合う姿を描いた学園アクションだ。藤ヶ谷にとって、ファンを前にした映画の舞台あいさつは「初めての経験」だといい、「それが『仮面ティーチャー』で良かった。熱い作品がみなさんに届き、全力で受け取ってもらえるとうれしい」と思い入れたっぷり。さらにファンに「みなさん“宣伝部”として、しっかり仕事をこなしてください」と呼びかけると、場内は割れんばかりの歓声に包まれた。そんな歓声を目の当たりにし、「やっぱりすごいっすね、ジャニーズさんは」(斎藤)、「この声援はヤバイな。これだけ熱いのは初めて」(遠藤)と共演陣はすっかり圧倒された様子。斎藤が演じるエリート官僚は、ドラマ版で剛太と敵対していたが、今回の劇場版ではある共通の敵を相手に、タッグを組んでおり「藤ヶ谷君と一緒だと頼もしい」と手応え十分。自身にも「仮面願望がある」と明かし、「俳優は役という仮面をつけて、強くなれる面がある」と持論を展開した。一方、遠藤は剛太と敵対する高校時代の恩師を演じ「ファンのみなさんには憎まれそうだね」と苦笑い。「積極的に話しかけてくれて、先輩の僕が暖かく包まれた」と藤ヶ谷の人柄を語っていた。『劇場版仮面ティーチャー』2月22日(土) 全国ロードショー
2014年01月23日一般公募で選ばれたカップルが、栃木県塩原温泉の塩原ダム湖に架かる「もみじ谷大吊橋」を会場に、結婚式を挙げるイベント「もみじ谷グリーンウエディング」が6月9日に開催。現在、愛を誓い合いたいカップル5組を募集している。毎年6月に開催し、これまで70組のカップルが誕生してきた。今年はこのイベントも15回目を迎え、これを機に名称を「塩原フラワーウエディング」から「もみじ谷グリーンウエディング」に変更。6月9日に塩原の新緑の自然の中、もみじ谷大吊橋をバージンロードに見たて、結婚式が行われる。参加資格は、これから二人で新しい人生を歩み始めるカップルから、すでに結婚していてもまだ式を挙げていないカップルまで年齢不問。挙式費用、結婚衣装一式は無料で、挙式前日は塩原温泉に無料宿泊招待もあり、記念品・記念写真がプレゼントされる。申し込み方法は、二人のなれそめ、募集の動機などを400字以内にまとめたもの、二人の写っている写真、住所・氏名・生年月日・職業・連絡先(電話・FAX)を、塩原温泉観光協会内「もみじ谷グリーンウエディング・カップル募集」係へ持参または郵送する。申し込み締め切りは3月31日必着。当選者は、主催者による書類選考の上、抽選にて当選者を決定し、4月中旬までに応募者全員に通知するとのこと。詳細は、塩原温泉郷公式ホームページまで。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年03月17日