1996年に第1作目が公開されて以来、不動の人気を誇るスパイ・アクションシリーズ『ミッション:インポッシブル』が5年の月日を経て、スクリーンに戻ってくる。これまで以上にウィットの利いた人間描写に、巧みな演出で観る者を臨場体験させるダイナミックな映像が見どころの最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』。本作で初めて実写映画に挑んだアニメーション界の奇才、ブラッド・バード監督に、本作にかける映画スピリットを語ってもらった。『Mr.インクレディブル』『レミーのおいしいレストラン』など、スタイリッシュで大人に向けたメッセージにあふれる傑作アニメーションを手がけてきたバード監督。数々のオファーの中から、本作を初の実写監督作として選んだのは「タイミング」だという。「実は、映画の世界で働いている間、私はずっと実写をやりたいと思っていました。『Mr.インクレディブル』の後にオファーは色々とあったのですが、タイミングが合わず、たまたまタイミングが合ったのが本作だったのです。J.J.(エイブラムス)とトムとも一緒に仕事がしたいと思っていたし、非常に魅力的な話だったので引き受けることにしたんです」。先日の来日会見では、「俳優たちの即興から生まれる演技」こそが実写作品の醍醐味と語っていた監督だが、トムとの共同作業からも数々のアドリブから生まれたという。「今回の撮影は大変ではあったんですけど、たくさん笑う場面もあって本当に楽しかったです。トムというのは素晴らしい役者であると同時に、映画作りのプロセスについてとても多くの知識を持っています。それは、彼がたくさんの名監督と一緒に仕事をしてきて学んだことだと思うのですが、そういった彼の深い知識と映画作りへの愛を私も学ぶことができて、彼と仕事をすること自体が私にとっての“ギフト”だったという風に思います。脚本通りに撮った後にアドリブでも撮影したり、最終的に編集の段階で採用したアドリブもたくさんありますよ」。クラシカルなスパイ映画を彷彿とさせる第1作目から、愛とミッションの間で揺れ動くイーサン・ハントの葛藤を描いた2作目・3作目と、作品毎に異なるカラーがイーサンのキャラクターに深みを与え、新鮮さを与えてくれるのが本シリーズの魅力だ。「私がこのシリーズの中で一番ビジュアル的に好きなシーンは、ブライアン・デ・パルマの『ミッション:インポッシブル』(第1作目)でトムがワイヤーで吊り下げられて、壁にも床にも触れない、温度も上昇してしまう中でミッションを行うシーン。また、ストーリーとしては前作のJ.J.エイブラムス監督作品が最高だと思ってます。イーサン・ハントとその妻という、彼の非常にパーソナルな気持ちを描いているところがすごく良かったなと。私が今回の映画で目指したのは、この2つを合わせたものなんです。ブライアン・デ・パルマの映像とJ.J.エイブラムスのキャラクターとストーリー。その両方を狙っていきたいと思ってました」。「子供の頃、テレビで放送していた『スパイ大作戦』を何度も見ていました。彼らが問題に直面して、その解決のために計画を立て、だけど予想外の事態が起きたり問題が発生して、臨機応変に対処していくストーリーが見ていて楽しかった」と嬉しそうに“スパイ”作品を愛するようになったきっかけを語る監督。「こういったシンプルな昔ながらの魅力的な要素が、最近はストーリーをスピーディーに進めるために見落とされていると思う。私は『Mr.インクレディブル』のときに『最近は先を急ぐあまり、コソコソ歩き回るシーンがないね』と言い、そういったシーンを追加しました。同じように、『ミッション』シリーズの楽しみの中には、そういった要素も含まれていると思います」。先日の来日時にもお茶目な一面を垣間見せていた監督。そんな監督の遊び心あふれる最新の“スパイ”技術ももちろん忘れてはならない。かの超高層ビル、ブルジュ・ハリファへの挑戦シーンで活躍する“特殊粘着グローブ”もぜひ注目してほしい一品だ。「あれは電気の力を使用してくっつく技術を参考に作ったんです。いまの段階ではファンタジーかもしれないですが、5年後10年後には、現実にみなさんが使えるようになるかもしれませんよ(笑)」。特集「不可能を超える男が、戻ってくる!」■関連作品:ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.■関連記事:トム・クルーズ、日本のライトノベル人気作の映画化に主演か?トム・クルーズ、布袋寅泰の生演奏に「アメイジング!」連発トム・クルーズ「僕はギブアップしないよ!」不可能を可能にできるワケを伝授!トム来日で話題も加速『ミッション:インポッシブル』鑑賞券を10組20名様プレゼントトム・クルーズ来日!女子高生の「あげぽよ!」コールに「アゲポヨ?」
2011年12月07日日本を代表するギタリストの布袋寅泰が12月1日、東京・六本木ヒルズアリーナで開催された『ミッション:インポッシブルゴースト・プロトコル』のファンミーティング・セレモニーにスペシャルゲストとして登場。テレビCMのために自らアレンジした『ミッション:インポッシブル』のテーマ曲をライブ披露し、イベントに駆けつけた約1500人を熱狂させた。この日の“主役”である来日中のトム・クルーズも「アメイジング!」と大絶賛だった。ともに“デビュー30周年”を迎えた日米スターのコラボレーションが実現した。くしくもトムは人気舞台を映画化した『ROCK OF AGES/ロック・オブ・エイジズ』を撮了したばかり。「今度は僕もコピーしたい」と“トム”バージョン製作に意欲を燃やし、壇上で布袋とがっちり握手を交わしていた。ちなみに、布袋が洋画のPRイベントに登場するのは、2004年に開催された『キル・ビル Vol.2』(クエンティン・タランティーノ監督)のジャパンプレミア以来で、そのときは同作のメインテーマ曲「Battle Without Honor Or Humanity」を演奏している。女性エージェント役で共演するポーラ・パットンは「本当に夢が叶った気分。すべてを自分の力で作り上げようとするトムの姿に感銘を受けているわ」。メガホンをとるブラッド・バード監督は「一番困難だったミッション?無事に家に帰ることかな」と前人未到のチャレンジだった本作の撮影を笑いで振り返った。この日はトムの希望で、東日本大震災の被災地となった福島のファンも招待されており「皆さんが勇気をもって立ち直っていこうとする姿に感動している」と真摯なメッセージを送る場面も。親日家としても知られているだけに「毎回温かい歓迎に感謝している。日本に来ることができるのは本当に名誉だし、何度でも来たいんだ」と熱っぽく語り、今年一番の寒さを吹き飛ばした。滞在時間27時間で、見事すべてのミッションをクリアしたトムご一行は、この日、離日し韓国・ソウルでのプロモーションを行うことになっている。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2011年12月01日米俳優のトム・クルーズが本日1日に、都内で主演最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の来日記者会見を共演のポーラ・パットン、監督のブラッド・バード監督とともに行った。本作のPRワールドツアーは世界11ヶ国で開催。その先陣を切る形で、日本の地を踏んだトムは「動き出したら止まらない、遊園地のライドのような作品で僕自身、誇りに思うよ。観客の皆さんにぜひ『ミッション完了!』って叫んで欲しい」と猛アピール。世界最速会見という1つ目のミッションを見事にクリアした。その他の写真トムは「撮影中は36時間眠れないこともあったほど。それでも何かをクリエイトする瞬間に、エネルギーが生まれるし、特に今回のチームは、互いのインスピレーションで支えあえることができた」とニッコリ。プロデューサーの顔も持ち「皆のベストを出せる環境を作るのも僕の役割。現場では常にみんな『自分に何ができるか』を考えていたね。そういう意味でも素晴らしいチームだった」と誇らしげな表情だ。今回、実写映画に初挑戦したバード監督に対しては、「ストーリーテラーとしてはもちろん、人間的にも素晴らしい。ただ、現場を走り回ってもらうことになるし、座ってるヒマもないから、撮影前にスニーカーを買ってあげたんだ」とトム。一方、バード監督は「作品の規模としてはシリーズ最大。でも予算はそうではなかったし、スケジュールも非常にタイトだった(笑)。不可能だと思えることも、そうだと認めないことが大切だと学んだよ」と笑顔で振り返った。また、女性エージェント役で共演するパットンは、「アクションが好きだし、穏やかな内面を持っている点は私に似ているかしら。内に秘めた怒りをぶつけるアクションシーンは、本当に爽快だったわ」。撮影中は当時5ヵ月になる息子の子育ても大きな“ミッション”となったが「両立はインポッシブルだと思ったけど、何とかやり遂げることができたわ」。トムも「トレーニングの成果が見事に出ていたし、作品に対する献身に心から感謝したいね」と大絶賛だった。会見終了後には、六本木ヒルズアリーナで行われるファンミーティングをはじめ、さらなるミッションに挑むことになっているトム。日本滞在時間27時間で、果たしてすべてのミッションを遂行できるか? 本作は前作『M:i:III』から5年ぶりとなるシリーズ最新作。モスクワのクレムリン爆破事件の容疑を着せられ、米大統領の“ゴースト・プロトコル”発令によって所属機関IMFが解散してしまったイーサン・ハント(トム)と仲間たちが、核戦争勃発の危機を前に、プラハ、モスクワ、ドバイ、ムンバイと世界をまたにかけた最難関のミッションに挑む。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2011年12月01日来たる12月12日(月)、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ジャパン・プレミアが開催される。誰もがそのタイトルを聞いただけで、そのスタイリッシュなテーマ曲を頭で鳴らし、胸を高鳴らせる超大作、『ミッション:インポッシブル』。前作から5年、全世界が待ち望んでいた、シリーズ第4弾『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』がいよいよそのベールを脱ぐ。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ジャパン・プレミア日程:12月12日(月)時間:18:30開場/19:00開演(予定)場所:TOHOシネマズ日劇ご招待数:10組20様応募〆切は11月27日。全世界が待ち望んだスパイアクション超大作、第4弾がいよいよ幕開けだ。 『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』ジャパン・プレミアに応募する
2011年11月24日トム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が12月16日(金)に公開される前に、クルーズが12月1日(木)に来日し、出国までの27時間で“4つのミッション”に挑むことが発表された。その他の写真大の親日家として知られ、これまでも繰り返し来日を果たしてきたクルーズ。しかし、今回の来日は過去最大規模のものになりそうだ。まず今回の来日は、クルーズの要望により11か国に渡る世界PRツアーのスタート地に設定。全世界の誰よりも日本のファンがクルーズと出会うことができる。さらに彼は来日中、“4つのミッション”に挑戦。まず、映画の設定に合わせてドバイをイメージした世界初の記者会見を敢行。この“ドバイをイメージした”が何を意味するかは現在不明だが、会見が行われるのはワールドプレミアの開催地であるドバイ以外は日本のみとなっており、彼の貴重なコメントが聞けそうだ。さらに世界初のファン・ミーティングと、世界最速のファン・スクリーニングを実施。このふたつのミッションで合計2000人のファンを招くという。さらに4つめとなる“最後のミッション”が用意されているそうだが、こちらは依然として非公表。マスコミ向けの資料には「都内某所、誰も足を踏み入れたことのない場所への潜入」とだけ記載されている。過去にはお台場ジャックや新幹線の貸し切りなど、通常のキャンペーンの枠を大きく超えたイベントを行い、日本のファンに新作をPRしてきたクルーズだけに、今回の来日も誰も予想しなかったファン・サービスが待っているようだ。さらにこのほど本作の予告編も解禁。変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが謎の爆破事件に巻き込まれ、自らの潔白を証明するべく、国や組織の後ろ盾を失った状態で“ゴースト・プロトコル(架空任務)”と名付けられた史上難関のミッションに挑むまでの過程が、豪快なアクションを交えながら描かれるほか、敵か味方かもわからない謎のチームメンバー、ブラント(ジェレミー・レナー)の登場や、ドバイの高層タワーでの決死のミッション、そして某地をめがけて空を切る巨大ミサイルの登場などが、おなじみのテーマ曲にのせてテンポよく編集されている。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開(C)2011 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.
2011年11月14日全世界で累計14億ドル(約1,120 億円)以上の興行収入をあげる、メガヒットシリーズ最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を引っさげ、主演&プロデュースのトム・クルーズが12月1日(木)に来日することがこのほど決定した!ロシア・クレムリンで発生した爆破事件の容疑にかけられてしまったイーサン・ハントとIMF(極秘スパイ組織・不可能作戦班)のチーム。国や組織という後ろ盾を失ったまま、彼らは事件の黒幕を突き止めるべく取引の現場、世界一の高さと最新のセキュリティを誇るドバイの超高層ビル、ブルジュ・ハリファへの侵入を試みるのだが…。10月6日(トムの日)でのイーサン・ハントによる全国ヴィジョン・ジャックや、布袋寅泰による楽曲コラボなど、公開に向けてファンの心をくすぐるニュースが続く中での待望の来日決定ニュース。しかも、親日家として知られるトムたっての希望により、3.11後の日本の人々へ勇気を与えたいとの思いから、ワールドプレミアであるドバイを差し置いて、11か国で予定されているワールドツアーのスタート地点がここ日本に選ばれたのだ。前作『M:I:III』では新幹線の貸切やお台場ジャックをするなど、スクリーンを飛び出して想像を超えるド派手な“ミッション”を遂行してきたイーサン・ハントことトムだが、今回は27時間という限られた時間の中で、4つのミッションを遂行する。まずミッション1は「かつてない記者会見」を実施!映画の舞台にちなんで、ドバイをイメージした世界初のかつてない記者会見を決行するとのことだが、果たしてその内容とは…。ミッション2とミッション3には、ファンをとても大事にするトムならではのイベント。「世界最初のファンミーティング」が六本木ヒルズのアリーナで大々的に行われ、被災地の福島の方も招待されるのに加えて、劇場にてファンを前にしてトムが舞台挨拶を行う「世界最速のファン・スクリーニング」が決行される。両イベントを合わせて2,000人以上の一大ファンイベントとなる見込みだ。そして、ミッション4には「都内某所、誰も足を踏み入れたことのない場所への潜入」を遂行するというトム。果たして、どのようなサプライズで、どこに姿を現すのか?年末最大とも言うべきトップスターの来日に、期待は膨らむばかりだ。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は12月16日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.■関連記事:日本最速!『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』プレミア試写会に40組80名様ご招待布袋寅泰に“ミッション”発令!『ミッション:インポッシブル』テーマ曲をアレンジ今度は不可能を“超える”!『ミッション:インポッシブル』最新ポスター解禁シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第19回)“駆け引き上手そうな”俳優は?大胆なカメラワークに釘付け『ミッション:インポッシブル』世界最速お披露目!
2011年11月14日トム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が12月に公開される前に、本作を手がけたブラッド・バード監督がインタビューに応じ、謎のヴェールに包まれている新作の内容について語った。その他の写真ブライアン・デ・パルマ、ジョン・ウー、そしてJ.J.エイブラムス。『ミッション:インポッシブル』シリーズはそれぞれが個性豊かな監督たちの手で撮影され、シリーズものでありながら“独立した1本の映画”として成立しているのが大きな特徴だ。そして最新作を手がけるのは、ピクサーで『Mr.インクレディブル』と『レミーのおいしいレストラン』を手がけ、両作でアカデミー賞を受賞した才人、ブラッド・バード監督。「僕はつねに自分がワクワクできる物語を作りたいと思っているんだ。そこでまず“もし、イーサンが自分でチームメンバーを選べなかったら?”、それから“もし、イーサンが組織から孤立してすべての連絡手段を断たれてしまったら?”と考えた」。さらにバード監督は、『…ゴースト・プロトコル』に“大作映画のスケール感”も盛り込んだという。「最初にトムと作品のトーンについて話し合った時に名前が挙ったのは『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』だった。物語のペースが早くて軽快で、ユーモラスなんだけれど、最後までアクションの緊張感が失われない。今回の映画では、そういうテイストがほしかったんだ」。そのために監督は、シーンの大部分を巨大なスクリーンに鮮明な映像を投影できるIMAXカメラで撮影することに決めた。「IMAXを使ったのは往年の大作映画が持っている“ショーマンシップ”を取り戻したかったから。多くの人は3Dに魅了されているようだけど、大きなスクリーンに鮮明な映像が映る素晴らしさを強調している人は少ないからね。僕はIMAXカメラを使うことで、大きなスクリーンでこそ観たいスケール感やショーマンシップを出したかったんだ」。デジタル3Dではなく、あえて映画の原点的な魅力である“大スクリーンの迫力”にこだわったバード監督が一体、どんなアクション大作を見せてくれるのかに期待したい。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが謎の爆破事件に巻き込まれ、自らの潔白を証明するべく、国や組織の後ろ盾を失った状態で“ゴースト・プロトコル(架空任務)”と名付けられた史上難関のミッションに挑む姿を描く。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2011年11月11日トム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が12月に公開されるのを記念して、ドバイで行われる本作のワールドプレミアの清掃スタッフの募集企画が行われている。その他の写真今回の企画は、本作と求人情報サービス“an”とのコラボ企画で、12月7日(水)にドバイで開催される本作のワールドプレミアに設置されたレッドカーペットを清掃する“レッドカーペットキーパー”を募集するというもの。当日はカーペットの上を主演のトム・クルーズが歩くことが予定されており、選ばれた限定1名が“トムの歩くカーペットを美しい状態に保つ”というミッションに挑む。また同時に“an(あん、アン)がつくものの写真を撮ってメールせよ”というミッションも開始。本指令はその名の通り、“あんみつ”など“an”のつくものの写真を撮って特設サイトから応募するもので、優秀者5名には、本作の主演にちなんで10600(トム)円がプレゼントされる。コラボ企画“ドバイコース”の応募は15日(火)まで、“anコース”の応募は来年1月29日(日)まで実施される。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが謎の爆破事件に巻き込まれ、自らの潔白を証明するべく、国や組織の後ろ盾を失った状態で“ゴースト・プロトコル(架空任務)”と名付けられた史上難関のミッションに挑む姿を描く。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2011年11月02日『月に囚われた男』のダンカン・ジョーンズが監督を、ジェイク・ギレンホールが主演を務めるサスペンス『ミッション:8ミニッツ』が28日(金)に日本公開されるのを前に、ジョーンズ監督が来日し、インタビューに応じた。その他の写真『ミッション:8ミニッツ』は、“乗客の死の8分前”に潜入する装置をあたえられた捜査官コルターが、乗客全員死亡のシカゴ列車爆破事件の被害者の“死までの8分間”に繰り返し潜入し、事件の真相に挑むサスペンス。爆破事件が起こるまでの8分を繰り返すという設定、列車という密室の中で交錯する人間模様、そして主人公に隠された想像を絶する真実……本作の脚本は、緻密なサスペンスを描いた実験性の強い内容だ。しかし、ジョーンズ監督が惹かれたのは“人間ドラマ”の部分だという。「主人公が“自分の置かれている状況がよくわからない”という地点からスタートして、徐々に目に見えない大きな力で自分が操られていたことに気づく、という点では、この脚本は僕の前作と似ていますが、その中で『人間ひとりの価値、個人の価値というものはどこにあるのか?』が描かれている点に惹かれました。僕は、J.G.バラードやフィリップ・K・ディックの小説が好きなのですが、彼らはSF的な環境の中で、人間がどう振る舞うかを描き、より深くドラマを浮かびあがらせています。だから僕も特殊な設定を用いて『人間が果たすべき責任は一体何なのか?』を描きたかったんです」。しかし、ほぼ狭い列車の中だけで起こる8分間を繰り返し描き続ける作業は困難を極めたそうだ。「8分間を何度も繰り返すので、視覚的に何らかの新鮮さを保ち続けなければなりません。ただし、映画の謎をすぐに明かすわけにはいかない。そのコントロールには苦労しました。また俳優たちもチャレンジが要求されました。ジェイクは時系列を追って謎を解き明かしていく役ですが、相手役のミシェル・モナハンは8分を“同じ状態”でスタートして、ジェイクの行動や出来事にあわせて演技を変えていかなければならないんです」。監督が語る通り、本作では同じ8分を繰り返しながら少しずつ謎が明かされ、物語の始まりからは決して想像もつかないようなラストへとたどり着く。そこに待っているのは単に“真犯人は誰か?”といった類ではない、深い人間ドラマと哲学的な主題だ。「この映画の結末はいろんな解釈ができますし、観客の間で議論を呼ぶと思います。でも僕の中では“たったひとつのエンディング”しかありえないと思っているので、そこいたるヒントを映画全編に散りばめました。ちなみに、オープニングタイトルが出るシーンにもすでにヒントが入ってます。何度も観て楽しんでほしいですね」。『ミッション:8ミニッツ』10月28日(金)全国ロードショー(C)2011 Summit Entertainment, LLC. All rights reserved.
2011年10月27日『月に囚われた男』で鮮烈な映画監督デビューを果たしたダンカン・ジョーンズがジェイク・ギレンホールを主演に迎え、満を持して贈る傑作サスペンス『ミッション:8ミニッツ』。観る者の想像を覆す“騙し”の演出と、卓越したスタイリッシュな映像が強いインパクトを残す本作だが、そこに凝縮されているのは人間の苦悩と愛に満ちたドラマ。シネマカフェでは公開に先立ち、女性読者を対象にした試写会を実施しアンケートを行った。一体、女性たちは本作のどの部分に共感したのか?その結果をここでご紹介!乗客全員を死亡させる列車爆破事件の犯人を突き止めるべく、事件発生前の<8分間>の意識に潜入することを命じられるコルター・スティーヴンス大尉(ジェイク・ギレンホール)により明かされていくサスペンスと、彼をめぐる切ない人間ドラマを見事に融合させている本作。観終わった女性たちからは「ハラハラドキドキして、あっという間に時間が過ぎた。結末が読めなくて最後まで楽しめました」(20代)や「最後まで良い緊張感が続いて楽しかった。ラストはそう来たか!という感じ」と、繰り返される<8分間>のスリルに魅せられた声が寄せられる一方で、「アイディアがリアルで、かつ“あるかもしれない”と思わせる。説得される感じがありました」(20代)、「主人公の苦悩と正義感がすごく意識に残りました」(40代)、「道徳感について考えさせられる物語でした」(20代)、「ラストに向かっていくうちにもう感動の涙があふれました」(30代)という、“あるかもしれない”深いヒューマンストーリーにわが身をふり返る声が多く見受けられた。印象に残ったシーンを尋ねると、ジェイク扮するスティーヴンス大尉が列車で乗り合わせた女性・クリスティーナ(ミシェル・モナハン)を救出しようと奮闘するシーンなど、彼女との間に生まれるロマンスに惹かれる女性が多かった様子。2人のやり取りの中に垣間見えるクリスティーナの「好きなひとを想う気持ち」や「イノセントなところ」を彼女の魅力として挙げる人も。主人公・スティーヴンスだけでなく、彼と心通わす女性キャラクターたちは同じ女性として共感できたり、羨望の対象となったようだが、クリスティーナよりさらに支持を集めたのがもう一人のヒロイン、スティーヴンスに苛酷な任務を指示しながらもその任務に苦悩するグッドウィン大尉(ヴェラ・ファーミガ)だ。「どちらの女性が共感できる?」との質問には、9割近くがグッドウィン大尉に票を投じていた。その理由は、「自分の意志を持っていて、仕事に誇りを持っているところ」、「任務を果たしつつも、コルターの力になってあげる点が働く女として可愛かった」、「サポートの立場ながら、最後は自分の意志で決断を下した強い女性!」、「軍人の部分と優しい性格の間で揺れ動くところ」などなど。ずばり「働く女性」として、理性と感情のはざまに揺れるところに多くの共感が集まった。最後に、読者たちに答えてもらったのが、主人公のように「もしも自分に残された時間が<8分間>だったら何をしたい?」ということ。本作の切ない展開に心動かされた人が多かったようで、「愛する人、大切な家族と一緒に過ごす」という声が圧倒的だったが一方で、顕著だったのは「好きな食べ物」にまつわる願望の数々。「リバウンドを気にせずビュッフェで美味しいものを食べまくる」に「美味しいスイーツを食べたい」、「旦那さんと一緒にオーロラの見える温泉に浸かりながらシャンパンを飲む」、「回転寿司屋で好きなネタを食べる。握りのお店は待ち時間があるので…」。最後に自らの内から沸く究極の“欲”とはいかなるものなのか謎であるが、“食欲”は外せないということなのだろう。さて、本作で巻き起こる<8分間>のラストで、スティーヴンスが見せる究極の“選択”とは――?『ミッション:8ミニッツ』は10月28日(金)より全国にて公開。『ミッション:8ミニッツ』独占試写会レポート■関連作品:ミッション:8ミニッツ 2011年10月28日より全国にて公開© 2011 Summit Entertainment, LLC. All rights reserved.■関連記事:鬼才ダンカン・ジョーンズが語る自信作は、ヒッチコックより挑戦的な“頭脳系”映画?8分間に隠された禁断の真実『ミッション:8ミニッツ』女性レビュアー限定試写会に50組100名様ご招待映画ファンほどダマされる、衝撃の展開!『ミッション:8ミニッツ』試写会に5組10名様
2011年10月25日トム・クルーズ主演で贈る大ヒットアクション・シリーズ待望の最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の日本公開を記念して、このほど日本からギタリストの布袋寅泰が本作のメインテーマ曲を手がけることが決定した。シリーズを通して作品の顔とも言うべき、お馴染みの『ミッション:インポッシブル』のテーマ曲だが、シリーズ4作目となる今回は日本全国に届く、圧倒的なインパクトのあるプロジェクトを検討する中、幅広い世代に親しまれ、今年でアーティスト活動30周年を迎える布袋さんに白羽の矢が立った。奇しくもトムと布袋さんは同い年、トムも今年ハリウッドデビュー30周年を迎えるとあって2人の間に因縁を感じるが、このアイディアに対して、元々布袋さんの手がけた『キル・ビル』の楽曲を知っていた本国ハリウッドのプロデューサー陣は「グレイト!」と絶賛。このパラマウント ジャパンの意向を布袋さんも快諾し、夢の競演が実現する運びとなった。今回の夢のオファーについて布袋さんは「『やった!』と思った。『ミッション:インポッシブル』のテーマは映画ファンだけにとどまらず多くのファンに愛されている名曲中の名曲なので、それを傷つける訳にはいかない。その反面、僕にこの“ミッション”を与えていただいたからには、やっぱり布袋色に染めたかった」と喜びを語る。さらに、「とても不思議なご縁だと思います。30年というのは決して短い期間ではないし、でも自分的にはあっという間だった。多分トムもそうだと思います。そんな中、色々な試行錯誤をしながら、トムは映画に対する愛情、僕は音楽に対する愛情を失うことなくやってきた。そんな我々がこの作品で巡り合えたというのは、僕にとってはとても光栄です」と同じ年月のキャリアを歩んできたトムとの類稀なる“縁”についてしみじみとコメント。こちらの楽曲は今後、TVスポットを始め様々なプロモーションで起用される予定。変幻自在な音楽センスと日本屈指のギターテクニックで、疾走感とスリル満載の映画の世界観をどう盛り上げるのか?期待は高まるばかりだ。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は12月16日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.■関連記事:今度は不可能を“超える”!『ミッション:インポッシブル』最新ポスター解禁シネマカフェ読者ゴコロなんでもベスト5(第19回)“駆け引き上手そうな”俳優は?大胆なカメラワークに釘付け『ミッション:インポッシブル』世界最速お披露目!トム・クルーズの背中でクレムリン炎上!謎の一端が徐々に明らかに…『M:I4』予告編到着トム・クルーズが世界最上階でスタント!
2011年10月18日トム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が12月に公開されるのを記念して、布袋寅泰が本作のメインテーマをアレンジ。布袋と『ミッション…』の日米最強チームが結成されることが発表された。その他の写真今回のコラボレーションは、映画の配給を手がけるパラマウント ピクチャーズ ジャパンが本作をさらにインパクトのある手法で告知するべく、“布袋×M:I”のプランを本国に打診。ハリウッドのプロデューサー陣も、映画『キル・ビル』に使用された布袋の楽曲『新・仁義なき戦いのテーマ(BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY)』を知っており、このアイデアを絶賛。クルーズと同年歳で、彼のハリウッドデビューと同じく自身もアーティスト活動30周年を迎える布袋もこのプランを快諾したことから、今回のタッグが実現した。布袋は「とても不思議なご縁だと思います。30年というのは決して短い期間ではないし、でも自分的にはあっという間だった。色々な試行錯誤をしながら、トムは映画に対する愛情、僕は音楽に対する愛情を失うことなくやってきた。そんな我々がこの作品で巡り合えたというのは、僕にとってはとても光栄です」と語り、「『ミッション:インポッシブル』のテーマは、映画ファンだけに止まらず、多くのファンに愛されている名曲中の名曲なので、それを傷つける訳にはいかない。その反面、僕にこのミッションを与えていただいたからには、やっぱり“布袋色”に染めたかった」とコメントしている。これまでも幅広いフィールドで活動を展開し、8月にはFPM、小山田圭吾、RIP SLYME、SIGUE SIGUE SPUTNIKら国内外のゲストを迎えたアルバム『ALL TIME SUPER GUEST』をリリースした布袋が、『ミッション…』とのタッグでどのような楽曲を聴かせてくれるのか、映画ファンならずとも気になるところだ。なお、布袋アレンジのテーマ曲は、TVスポットなど、様々な映画プロモーションで使用される予定。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが謎の爆破事件に巻き込まれ、自らの潔白を証明するべく、国や組織の後ろ盾を失った状態で“ゴースト・プロトコル(架空任務)”と名付けられた史上難関のミッションに挑む姿を描く。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2011年10月18日12月に世界公開されるトム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の最新ポスター画像がこのほど公開され、「不可能を超えろ」という 大胆なキャッチコピーがデザインされた新作のビジュアルがお披露目された。その他の写真これまでのシリーズでは、恐るべき陰謀に立ち向かうべく“不可能”としか思えないミッションに挑んできた本作の主人公イーサン。シリーズ1作目では移動する超特急ユーロスターの屋根の上でヘリコプター相手に死闘を繰り広げ、第2作では華麗なバイクチェイスとアクロバティックな格闘で危機に立ち向かい、3作目では上海の高層ビル56階から壮絶なダイブに挑んだ。それらはいずれも、他の大作映画でも考えられないほど難易度の高いアクションで、歴代のシリーズのポスターには必ず“不可能を可能にする”というコピーが盛り込まれてきたほどだ。しかし、最新作『…ゴースト・プロトコル』では、史上最難関のミッションが待ちかまえているらしく、先ごろ公開された予告編ではイーサンがドバイのブルジュ・ハリファ(全長828メートルの超高層ビル)から決死のダイブを披露。ハリウッドデビュー30周年を迎えてもなお“スタントなし”でアクションに挑むイーサン役トム・クルーズの覚悟の強さから、本作では「不可能を超えろ」という刺激的なキャッチコピーが選択された。果たして不可能を超えた先には何が待っているのか? 物語は依然、謎に包まれているが、数々の裏切りや罠、予想外の展開が待つという。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが謎の爆破事件に巻き込まれ、自らの潔白を証明するべく、国や組織の後ろ盾を失った状態で“ゴースト・プロトコル(架空任務)”と名付けられた史上難関のミッションに挑む姿を描く。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2011年10月07日トム・クルーズ主演最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』が12月に全世界公開されるのを前に、“トムの日”である10月6日18時にクルーズが東京・渋谷、六本木を始めとする全国43箇所の街頭ビジョンをジャックし、日本のファンに“ミッション”を発令した。その他の写真当日、街頭ビジョンで流された映像は、クルーズは本作の主人公、イーサン・ハントになりきって日本のファンにミッションを伝える47秒の映像と、新映像を含む特別映像60秒で構成。映像の中でイーサンは「君の助けが必要になった。誰かが我々を罠にはめ、テロの汚名をきせられてしまった。もちろん事実無根だ。この事件の黒幕を探し出すしかない。そこで君に頼みがある。渋谷にスパイが潜伏中だ。事件に関与しているだろう。そいつを探し出してくれ。そしてこのミッションを引き受けてほしい」と語りかけた。これまでもクルーズは大の親日家として知られ、他の国では“不可能”だったキャンペーンや、ファンとの交流の数々を実現してきた。今回の大規模なビジョンジャックもクルーズの快諾があって実現したもので、映像の最後には「また接触を試みる」とコメント。映画公式サイトで展開中の“イーサン・ハントを追え! キャンペーン”では、イーサンの追跡ポイントのひとつに“東京”が含まれており、果たして日本のファンとクルーズが次に接触するタイミングはいつになるのか? そして接触ポイントは日本なのか? 映画公開を間近に控え、さらにクルーズ=イーサンを呼ぶ声が高まりそうだ。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は、変装の名人にして圧倒的な身体能力と作成遂行能力を誇るエージェント、イーサン・ハント(クルーズ)らが謎の爆破事件に巻き込まれ、自らの潔白を証明するべく、国や組織の後ろ盾を失った状態で“ゴースト・プロトコル(架空任務)”と名付けられた史上難関のミッションに挑む姿を描く。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』12月16日(金) TOHOシネマズ日劇ほか全国公開
2011年10月06日不動の人気を誇るスパイ・アクションシリーズの5年ぶりとなる最新作『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』の待望の公開に先駆けて、9月21日(水)、本編映像の一部がお披露目に!最新映像を引っさげ来日したプロデューサーのブライアン・パークがその見どころを語った。世界各国の映画ファンが期待を寄せる本編映像が披露されるのは、これが世界で初めて。本作の共同プロデュースを手がけたパートナー、J.J.エイブラムスと揃って大の日本好きだというパーク氏は「僕たちはいつも、どうやったら日本で映画やTVドラマを撮れるかを話しています」と話し、日本で初上映できる喜びを語った。1996年に公開された第一作目以来、不動のスパイ、イーサン・ハント役を演じるトム・クルーズの体を張ったスリルあふれるアクションに加え、壮大な世界観とシリーズごとに異なる個性的なキャスト陣とのアンサンブルが見どころの本作。一作目からプロデューサーも務めるトムからの「真に国際的な作品を作りたい」というたっての希望もあり、キャスト陣には、『ハート・ロッカー』で知られるジェレミー・レナー、イギリスのコメディ俳優サイモン・ペグがイーサンチームとして参加するほか、インドの国民的スター、アニル・カプール、ロシア出身のウラジミール・マシュコフなど、国際色豊かなキャストが結集。さらに、撮影舞台にはモスクワ、ドバイ、プラハなど世界各国をめぐっている。その中でも、目が離せないのが世界一の超高層ビル、ドバイのブルジュ・ハリファでの、スリルと笑いあふれるアクションシーン。まずスクリーンに映し出される、その完璧なまでに美しい建築に目を奪われるのだが、地上828mでトム自らが行ったスタントは言葉通り、手に汗握らずにはいられない。これまで、制限時間内でのミッション遂行を華麗にこなしてきたイーサンだが、今回のミッションの難関度はさらにアップ!ビルを覆いつくす一面のガラスの外に身を投げ出し、高性能の手袋を駆使してのクライミング、絶体絶命の状況に陥ったチームの見事な連携プレイにはご注目を!また、本作の監督を務めるのは『Mr.インクレディブル』、『レミーのおいしいレストラン』などの傑作アニメーションを監督してきたブラッド・バード。パーク氏は本作での彼の起用について、「ブラッドはアニメーションの制作で実写と同じようなセット作りやカメラワークを行ってきており、多くの人々が彼の初実写映画へのオファーをしていました。その中で、彼はサスペンスやリアリティのあるアクション、悲劇や笑いといったいろんな要素が詰まった本シリーズが大好きな、この作品を選んでくれました」と話す。アニメーションの世界から一転、実写でどのような映像を繰り出すのか気になる方も多いだろうが、その世界観はダイナミックそのもの。先述のブルジュ・ハリファのシーンに加え、今回公開された砂嵐の中でのイーサンと犯人の追跡劇は、IMAXカメラを駆使した大胆なカメラワークに加えて、アニメーションを得意とするバード監督ならではの幻想的な楽しさも備えている。もちろん、トムの衰えぬ走りぶりも健在!今回の上映を皮切りに、世界各国でフッテージ上映が行われていく本作。いまや遅しと完成が待たれるばかりだ。『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』は12月16日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開。■関連作品:ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル 2011年12月16日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2010 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.■関連記事:トム・クルーズの背中でクレムリン炎上!謎の一端が徐々に明らかに…『M:I4』予告編到着トム・クルーズが世界最上階でスタント!『M:i 4』 USタイトルをトム・クルーズが発表!ドバイの世界最高タワーで撮影トム・クルーズ、シリーズ第4作『M:i:IV』がプラハでクランクイントム・クルーズ、滞在14時間来日も「次は『M:i:IV』でゆっくり来るよ」
2011年09月22日