東芝は22日、メガネ型ウェアラブル端末「Wearvue(ウェアビュー) TG-1」の開発・発売の中止を発表した。当初の出荷予定は2月29日。Wearvueは、2016年1月13日に発表された、BtoB向けのメガネ型ウェアラブル端末。インフラの保守管理、工場や倉庫内での作業を想定し、業手順やチェックリストをレンズ越しに表示(シースルー)させることで、ハンズフリーでの作業を可能にする。今回、2015年12月21日に発表された、同社の経営施策「新生東芝アクションプラン」の一環で、開発・販売中止を決定した。新生東芝アクションプランの事業ポートフォリオでは、強化事業領域として、エネルギー事業・ストレージ事業に注力することが盛り込まれている。同社は、「同製品の先行予約をいただいたお客様、関心をお寄せいただいているお客様には大変ご迷惑をおかけいたしますことを深くお詫び申し上げます」と謝罪している。
2016年02月22日ジェイアイエヌは2日、同社販売のメガネ型デバイス「JINS MEME」向けアプリ「JINS MEME APP」「JINS MEME RUN」「JINS MEME DRIVE」のAndroid版を公開した。iOS版はすでに公開されている。JINS MEMEは、「世界初、自分を見るアイウエア」をコンセプトに開発されたメガネ型デバイス。ES、MTともに6軸センサーを搭載し体の動きを取得できる。また、ESでは同社が独自開発した3点式眼電位センサーを備え、瞬きや視線移動も検出可能となっている。取得したデータは、専用のスマートフォンアプリ「JINS MEME APP」で管理できる。同アプリでは、眼の動きから得られる情報をもとに、集中や活力、落ち着きを表す「アタマ年齢」、頭の動きから得られるデータをもとに、活動量や姿勢、安定性を表す「カラダ年齢」を表示する。どちらも、状態が良くない場合に高い年齢が示されるという。そのほか、専用アプリとして、ランニングフォームをリアルタイムに可視化する「JINS MEME RUN」、運転中に“眠い”と推定される眼の動きを感知し、ドライバーに通知する「JINS MEME DRIVE」も公開されている。アプリの対応機種は、いずれもAndroid 4.4から6.0を搭載したスマートフォン。
2016年02月02日インターメスティックは4月中旬、「ディズニーツムツム」デザインのブルーライト対策メガネ「Zoff PC CLEAR PACK」(2型4柄 計8種類)を、全国のZoff店舗やZoffオンラインストア、Amazon、楽天市場で発売する。同社は、これまでにディズニー柄の花粉症対策メガネなどを販売。今回発売する同商品は、Zoffオリジナルのサングラスをかけたツムなど、かわいいキャラクターたちをプリントしたブルーライト対策メガネとなっている。普段メガネを装用しない人にもアイケアとして取り入れてほしいという思いから、フレームには超軽量弾性プラスチック素材を採用。かけ心地の良さを徹底的に追求し、長時間装用できるフィット感を実現した。シェイプは、ウェリントンとスクエアの2型。ブルーライトを約36%カットするレンズを搭載している。サイズはXS、S。フレームと同じ柄のメガネ拭き兼メガネケースも付いている。価格は税別3,900円。(C)Disney(C)Disney/Pixar
2016年02月01日インターメスティックはこのほど、花粉対策メガネ「AIR VISOR(エアバイザー)」シリーズ全32種類を全国のZoff店舗(アウトレット含む)にて発売した。同シリーズでは、メガネタイプの「AIR VISOR」26種類と、ゴーグルタイプ「AIR VISOR ULTRA(エアバイザー ウルトラ)」6種類を展開する。価格は各税別3,000円。レンズには曇りにくい防曇レンズを採用している。デザインは、ディズニー・キャラクターをプリントした「ディズニーモデル」や、ストライプなどの柄の商品のほか、ブラックやべっ甲柄といったシンプルなタイプも取りそろえている。「AIR VISOR」は細身のテンプルと透明のフードが特徴で、花粉最大92.3%カットを実現。ラバー素材のため、鼻パッドと耳のかかり具合の調整ができる。子供向けのSサイズを7種類、Mサイズを11種類、Lサイズを8種類用意している。プラス税別2,000円で度付き防曇レンズにすることも可能。「AIR VISOR ULTRA」は、顔のカーブに合わせたラバーフードで花粉最大98.4%カットを実現したゴーグルタイプ。Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ各2種類を用意している。(C)Disney
2016年01月25日メガネをかける男子は多いですが、彼らのルックスをホメるときには、ついつい「メガネ素敵」などの、メガネ関連のものが多くなりがち。しかし意外にも、「メガネを外した素顔の俺」に密かな自信を持っているメガネ男子は少なくありません。「能ある鷹は爪隠す」的な感じなのでしょうかね。なので、彼らがメガネをふと外した瞬間にホメ言葉をかけてあげると、実は効果的かもしれません。メガネを「かけて」いないときに、ホメ言葉を「かける」。うまく2つの意味が「かかって」いますね。ということで今回は、20代のメガネ男子30人に「メガネを外したときに言われたら嬉しいセリフ」について聞いてみました。■1.「外したのもいいじゃん!」「シンプルに、『外したのもカッコいいね』って言われると嬉しいよね。メガネかけてないとあんまりカッコよくないなら、俺の素材がよくないってことだもんね・・・・・・」(大学生/22歳)ポイントは「外したところ『も』」とホメること。よくやりがちなミスに「外した方が」というものがあります。しかし、メガネ男子はやっぱり自分のメガネ姿もそれなりには好きなので、「外した方が」と言われると、少し複雑な気持ちになります。「も」と言うことで、メガネのオン・オフ両方をホメられますね。■2.「たまに外してね」「『これからもたまに外したところ見たいなー』的なのもドキッとする。俺のことすごく興味ありそうじゃん」(引越会社/24歳)まずは1でメガネ男子を喜ばせたあと、このセリフも追加で言いたいですね。みなさんが男子から「今日の髪型かわいいじゃん。またたまにその髪型してよ」と言われたら、なんだか嬉しくないですか? いつもと違う自分を「また見たい」と言われるのって、やっぱりニヤニヤしてしまいますよね。■3.「なんかレアだねー」「『○○君のメガネしてない姿とか、レアだなー』も嬉しいですね」(フリーター/24歳)このセリフには、「あなたのレアな部分が知れて嬉しい」というメッセージが込められていますね。ただ間違って「メガネしてない姿、アレだね」とは言わないこと。順番が違うだけで意味が大違いDEATH!■4.「家だと外してるんでしょ?」「すごく意味深でいろいろ妄想しちゃうのが、『家ではそうやって外してるの?』ってセリフ。家での様子を気にするとか、家に来たいと思ってるっぽいじゃん? え、考えすぎ(笑)?」(大学生/20歳)さりげないセリフではありますが、こう言われると、「え、なんでそんなこと気にするの? もしかして、俺の家に来たいってこと・・・・・・?」と妄想してしまうのが男子。これも、男子から「家だとどんな服着てすごしてるの?」と言われたようなもの。突然こんなことを聞かれたら、「こいつ私ん家来るつもり・・・・・・?」と少し思ってしまいますよね。女子なら少し気持ち悪いと思ってしまうこんなセリフも、男子だと、嬉しいわけですね。■おわりにいかがでしたでしょうか? メガネ男子がメガネを外した瞬間というのは、心のガードが完全に外れてしまった状態。そんな無防備な男子に、ホメのパンチ繰り出しまくってノックダウンさせてやりましょう!(P山P太/ライター)(ハウコレ編集部)
2016年01月21日○新製品も既存製品もメガネデバイスの体験は大人気1月12日から15日まで東京ビッグサイトで開催されたウェアラブルEXPOでは、いわゆるメガネ型デバイスの体験がかなりの人気となっていた(どこも数十分待ち)。新しい製品に絞って紹介しよう。会場に入ってすぐ右手という好アクセスの場所には、シャープのブース。小型のLCOSデバイスのサンプルデモと、MEMSレーザープロジェクターデモが行われていた。LCOS(Liquid crystal on silicon)は、光の反射をコントロールすることで映像を映し出す反射型の液晶デバイスだ。一方のMEMSレーザープロジェクターは、レーザーダイオードをミラーで走査して映像を映し出すもので、焦点合わせが不要というメリットを持つ。シャープは液晶技術に長けているということで、LCOSを開発。その後、MEMSミラーを使用したレーザープロジェクターユニットを開発し、レーザーダイオードをRGB各1本ずつ使用した標準品と、2本に増やした高輝度タイプを展示。高輝度タイプのデモも見られた。会場をさらに奥に入ると、東芝がWearvueを展示していた。2014年のCEATEC JAPANで「東芝グラス」として参考展示だった機器が、ついに市販される。ただし、Wearvueは視界すべてに映像が表示される没入型デバイスではなく、一部に表示されるシースルー型こともあり、一般向けではなく企業向けだ。体験コーナーは長蛇の列で、内容が以前とほぼ同じということで体験は断念…。ブラザーはAiRScouterのコンセプトモデルを展示。主に建設現場や工場での利用を想定し、防塵・防水性能を持たせた(IP85相当で水没は想定せず)。人間の身体や服に装着するのではなく、「ヘルメットに止める」という、現場では当たり前の装備(ヘルメット)に取り付けることで装着安定性を高めている。メガネスーパーのブースでは、「b.g.」の試作品を体験できるコーナーがあった。今回のウェアラブルEXPOで発表会が予定されていたが、満足できる試作品が完成しなかったということで発表会はキャンセル。b.g.は、これまでのスカウタータイプというか単眼表示ではなく、見やすさを重視した両眼タイプだ。コンテンツの表示面積は狭いが、一般的なメガネにアドオンして使える点がメリット。コンテンツを斜め下から投影することで素通しの視界を確保し、さらに一時的に使わない場合に本体を跳ね上げておける。○プライバシー確保メガネも福井県鯖江市のブースでは、ニッセイがNIIの越前研究室から生まれたPrivacy Visionを展示していた。越前研究室では、インターネット時代で大量の画像が流通し、SNSのような仕組みもあるなかで、プライバシーをどう確保するかという研究を行っている。その成果が、ついに市販されることになった(6月予定)。どのようにプライバシーを守るかだが、最近のデジタルカメラやスマートフォンのカメラ機能で当たり前になっている「顔検出」に着目。顔検出の標準的なアルゴリズム(Viola-Jones法)では検知されないように、ノイズ情報を入れている。研究の初期段階では、目の周りに赤外線LEDを取り付けていたが、撮影カメラに赤外線フィルタを取り付けることで破られてしまい、電源やケーブルが必要だった。その後、白っぽいフィルタを使うことで電源レスを実現し、福井県鯖江市のメガネ会社と共同でデザインや機能性をブラッシュアップ。フレームをチタンで作ることで、かなりスタイリッシュな製品に仕上がっている。
2016年01月19日ドスパラは1月18日、メガネのフレームに取り付けて使用する小型カメラ「手ぶらドリー(DN-13556)」を、同社運営の「上海問屋」にて発売した。価格は税込4,999円。手ぶらドリーは、付属のゴムバンドを使用して、一般的なメガネのフレームに取り付ける小型カメラ。メガネに装着するので、撮影者が見えている景色を同じ目線で撮影できる。製品名の通り、両手をふさがずに撮影ができるというメリットもある。本体には、「電源」と「画像撮影/録音」という2つのボタンがあり、電源ONの状態でさらに電源ボタンを押すと動画撮影を開始。画像撮影/録音ボタンを押すと静止画を撮影する。また、画像撮影/録音を長押しすると録音が開始される。撮影動画形式はAVI(MotionJPEG)形式で、解像度は1, 280×720ピクセル、フレーム数は30fps。静止画像形式はJPEG形式で解像度は1,280×720ピクセル。録音はWAB形式だ。記録媒体は2GBまでのmicroSDカード。本体サイズは約W53×D26×H16mmと小さく、重量も約15gと軽いため、メガネに装着してもストレスになりにくいとしている。内蔵バッテリの充電時間は約3時間で、満充電時は約70分の連続稼働が可能だ。
2016年01月18日東芝は1月13日、インフラの保守管理や、工場・倉庫内での作業などにおいて、作業手順やチェックリストをレンズ越しに表示させるメガネ型ウェアラブル端末「Wearvue<ウェアビュー> TG-1」を、国内で企業向けに受注活動を開始した。新製品の出荷開始は2月29日の予定。新製品は、重さ50g、サイズ167.9mm(幅)x162.5mm(奥行)x38.0mm(高さ)。長時間の作業でもストレスなく使えるよう、軽くて快適な装着性を意識したもの。また、人と対面する接客業務などでも違和感を持たれることなく利用できるよう、メガネとして自然なデザインを追求したとしている。投映部を側面後方に配置する独自の光学方式により、広い視野を確保するとともに、投映角度を調整できるPA機構(パーソナルアジャスター)を搭載することで、顔形状や眼間距離がさまざまな日本人成人の98%をカバーしているという。新製品は、市販のWindows端末とケーブルで接続して使用するため、別途Windowsで動作するアプリケーションの用意(開発)が必要となる。アプリケーション開発に必要なSDK(ソフトウェア開発キット)は、同社から無償で提供される予定で、2月29日から製品ホームページにてダウンロードできる。
2016年01月14日●メガネのかけ心地にこだわってウェアラブル端末は果たして普及していくのだろうか。普及していくとしたらどのようなスタイルが主流になるのだろうか。現在、そしてこれからのウェアラブル端末に触れられるイベント「ウェアラブルEXPO」が、1月13日から東京ビッグサイトで開催されている。そのなかから注目のプロダクツを紹介していこう。○メガネ専門の企業だから作れるデバイスをウェアラブル端末というと、腕時計型に次いで、Google GlassやMOVERIOのようなメガネ型の端末をイメージする人が多いのではないだろうか。今回のウェアラブルEXPOでもメガネ型の端末を出展しているブースは多い。そのなかでも注目を集めているのが、メガネスーパーの「b.g.」だ。b.g.は、通常のメガネに装着して使うタイプのウェアラブル端末。実際の風景とb.g.が表示する映像とを組み合わせ、さまざまな分野への応用を目指す。これまでのメガネ型ウェアラブル端末は、メガネというスタイルを利用してはいるものの、メガネを手がけた経験のない(あるいは少ない)メーカーによって開発されていることが多かった。メガネスーパーは、長年にわたってメガネに関わってきた経験とノウハウを持っており、メガネとしてのかけ心地や見え方をb.g.でも重視している。ブースでデモが行われていたのは、物流倉庫で作業を効率化するためのソリューション。倉庫から指定された品物をピックアップする際に、その品物がどこに置かれているのかをナビゲーションすると同時に、品物につけられているバーコードをb.g.で読み取ることで、ピックアップされた品物が正しいかどうかを瞬時に判断できるというもの。そのほか、視力4.0の世界を味わえるコンテンツや、スマートフォンと組み合わせたナビゲーション・観光案内、メニューや看板など文字情報の翻訳サービスなど、さまざまな応用が提案されている。なお、ブースに展示されていたb.g.はかなり大きく、スマートフォンともケーブルで接続されているが、これはあくまでもプロトタイプ。実際に市場投入される製品のベースとなるモデルは2016年3月ごろに発表する予定だ。こちらはより小型化し、ワイヤレス接続にも対応するという。●"着る"端末が登場○まさに"ウェアラブル"なセンサー付き肌着ウェアラブル端末のなかでも、活動量計など生体情報を取得するのが主目的の製品は腕時計型が多かった。肌着で有名なグンゼブースでは、文字通り"ウェアラブル"な衣料型ウェアラブルシステムを展示していた。グンゼの衣料型ウェアラブルシステムでは、姿勢のチェック、活動量や心拍数、消費カロリーなどを計測できる。姿勢のチェックとは、猫背になっていることを知らせるものだ。計測データはスマートフォンに送信される。使用されているのは、やわらかくてフィットしやすいニット繊維に導電性を持たせた素材だ。この素材は単純に配線として使用されているだけではない。伸ばしたときに抵抗値が変化するものと、変わらないものの2タイプが開発されており、抵抗値が変化する繊維はセンサーになるのだ。今回の衣料型ウェアラブルシステムでは、伸ばしたときに抵抗値が変化する導電性ニット繊維を背中の部分に使用しており、繊維が伸びたときに猫背になったと検知する仕組みだ。繊維の太さをコントロールすることで抵抗値を変えられるので、ヒーターとしても使える。○「電子回路を着る」時代が来るかセメダインブースでは、光る着物を展示していた。光っているのはLEDだが、配線部分には、導電性の接着剤「セメダイン SX-ECA」が使用されている。SX-ECAは、硬化した後でも柔軟性を持っており、塗られた素材の変形に対応できる接着剤。単純な配線だけでなく細かな回路パターンも形成可能で、まさにウェアラブルといえる"着る"デバイスにおいて広く活用できそうだ。○心拍数も測れる活動量計GreenCommの「iBODY24 Planner+」は、腕時計型のウェアラブル端末。24時間、ユーザーの行動を記録してデータ化する活動量計だ。内蔵されたセンサーにより、歩数や消費カロリー、心拍数などを測定。スマートフォンと接続し、専用アプリから睡眠データや摂取カロリーなどを管理できる。○ワイン、おいしく飲めるのはいつ?INNOVA GLOBALブースでは、スマートフォンを使ったアルコールチェッカー「FLOOME(フルーミィ)」と、ワインボトル専用の温度計「KELVIN(ケルビン)」を展示していた。スマートフォンのイヤホンジャックにFLOOMEを挿しこんで、息を吹き込むと専用アプリから呼気中のアルコール濃度をチェックできる。測定結果と今までのデータ、体重や身長、年齢などの情報を組み合わせて、代謝率を計算し、アルコール濃度が下がる目安時間も教えてくれる。KELVINは、ワインボトル専用のワイヤレス温度計。"ウェアラブル"というくくりにはならないかもしれないが、最近話題のIoT(Internet of Things、モノのインターネット化)デバイスだ。ボトルに装着しておくセンサー部分と表示装置に分かれており、両者がBluetoothでつながる。赤ワイン、白ワイン、スパークリングの分類だけでなく、赤ワインでもフルボディなのか、ミディアムなのか、全部で10種類から選べるようになっている。飲み頃の温度になると表示装置のバックライトが緑色になり、知らせてくれる。さらに、スマートフォン用アプリにはワインのデータベースが収録されており、ワインの特徴なども読める。もちろん飲み頃温度もアプリが通知してくれる。
2016年01月14日東芝は13日、メガネ型ウェアラブル端末「Wearvue(ウェアビュー) TG-1」を発表し、国内の企業を対象として受注活動を開始した。出荷開始は2月29日を予定している。主な用途として、インフラの保守管理、工場や倉庫内での作業などを想定。作業手順やチェックリストをレンズ越しに表示(シースルー)させることで、ハンズフリーでの作業を可能にする。エンターテインメント用途も見据え、スポーツ会場や劇場などで観客向けに貸し出して、さまざまな情報をWearvue経由で観客に提供。観戦、観劇を盛り上げる。Wearvue本体は重さが50gと軽く、人と対面する接客業務などでも違和感を持たれないように、メガネとして自然なデザインを追求した。本体サイズはW167.9×D162.5×H38mmだ。また、投映部を側面後方に配置した独自の「光学シースルー型バーチャルイメージ方式」によって、使用時に広い視野を確保。投映角度を調整する「パーソナルアジャスター」機構によって、顔形状や眼間距離が異なる日本人成人の98%をカバーできるという。入力映像の解像度は720p(1,280×720ドット)で、投映時は光学補正によってアスペクト比が1:1となる。投映部の最大輝度は500カンデラ/平方メートル、表示色は約26万色、シースルー透過率は70%、画角はおよそ水平9度×垂直9度。電源には外部バッテリを用い、USB経由で入力する。入力電圧は一般的な5Vで、モバイルバッテリやWindows端末のUSBポート出力を使う。インタフェースはHDMIとUSB Aだ。なお、WearvueはWindows端末とUSB接続して使用し、Windows環境で動作するアプリケーションの開発が必要となる。開発に必要なSDKは、東芝のWebサイトで2月29日から無償提供される予定だ。
2016年01月13日東芝は1月13日、メガネ型ウェアラブル端末「Wearvue(ウェアビュー) TG-1」を発表した。業務支援ツールとして企業向けに展開する予定で、出荷開始は2月29日。1.25m先にさまざまな情報が表示されるシースルー型のデバイス。作業手順やチェックリストを右目のレンズ越しに表示し、インフラの保守管理や工場・倉庫内での作業などをサポートする。そのほか、観劇やスポーツ観戦での使用も想定。接客業務でも利用できるよう、メガネとしての自然なデザインを追求した。投影部を側面後方部に配置する光学シースルー型バーチャルイメージ方式を採用。これにより、広い視野を確保する。入力解像度は1,280×720ドットだが、光学補正によって表示される画像はアスペクト比1:1になる。顔の形状や眼間距離によって投影角度を調整できるPA(パーソナルアジャスター)機構を持つ。二股に分かれたケーブルを投影部に装備。ケーブルの一方は電源供給用のUSBコネクタ、もう一方は映像入力用のHDMIコネクタになっている。いずれもWindows端末に接続して使用。USBコネクタはモバイルバッテリーなどに接続しても使える。なお、Windowsで動作するアプリケーション開発に必要なSDKは、2月29日から無償でダウンロード提供する。サイズはW167.9×D162.5×H38mm、ケーブルを除いた重量は約50g。画角は水平 / 垂直いずれも約9度。表示色は約26万色。投影部の出力輝度は最大で500nit。
2016年01月13日アールエスコンポーネンツは12日、ソニーの透過式メガネ型ウェアラブル端末「SmartEyeglass Develope Edition(スマートアイグラス・デベロッパーエディション)」(SED-E1)の販売を開始した。同社直販サイト「RSオンライン」で取り扱い、価格は税別113,500円。アールエスコンポーネンツは、小型シングルボードコンピュータ「Raspberry Pi」シリーズの取り扱いなどで知られる、電子部品や半導体などの販売会社。「SED-E1」は、2014年9月にソニーが発表したアプリ開発者向けメガネ型の端末。Android 4.4以降のスマートフォンと連携し、テキストや画像などの情報を、メガネの視界に重ねて表示できる。製造現場での作業指示表示や警備現場での事故情報表示のほか、アプリと連携することで、チームの成績を確認しながらのスポーツ観戦、旅行先での観光ガイドなどとして活用できるとする。現時点では、ゼンリンデータコムのナビゲーションアプリ「いつもNAVI for SmartEyeglass」や、ソニーの音声コントロールアプリ「ボイスコントロールスマートプラグイン」などが提供されている。対応スマートフォンとの接続は、Bluetoothまたは無線LAN経由。電池持続時間は150分以上で、情報表示に加え、約300万画素の静止画撮影、QVGA相当(15fps/音声無し)の動画撮影も可能。電池持続時間は150時間以上。本体サイズはW180×D182×H39mm、重量は約77g。専用のコントローラも付属する。
2016年01月12日メガネスーパーは28日、メガネ型ウェアラブル端末「b.g」のプロトタイプを発表した。2016年9月に開発中であることがアナウンスされていたものだ。「b.g」のプロトタイプは、同社が40年間培ってきたアイケアのリソースをベースに、新たな市場の開拓を目指して進められてきた。メインコンセプトを「視覚拡張」として、「ディスプレイをハンズフリーにすること」=「メガネにディスプレイをつけること」ととらえて開発。商品名の「b.g.」は、「beyond glasses」の頭文字を取ったもので、「先端技術の活用で、メガネを超えるメガネをつくりたい」という想いで命名したという。ハードウェアとしては、左右に2つのノンシースルー型の高解像度ディスプレイを搭載。両眼視を前提とした設計となっている。液晶パネルサイズは0.5型ワイドで、解像度は1,024×768ドット、画角は50度。仮想画面サイズは15インチ(仮想視聴距離1m時)に相当する。人によって異なる瞳の位置を考慮し、ディスプレイ位置が可変することで個人個人に適した見え方を提供。前後・左右のバランスに配慮して着用感にも優れるなど、長時間の作業や着用でも眼が疲れにくいとしている。デバイス部分は磁石によりメガネ部分と脱着可能。通信機能は、有線LAN、無線LAN、Bluetooth 4.0に対応。接続端子としてHDMIも搭載する。Bluetoothの対応プロファイルはSP / A2DP / HID / OPP / SPP / AVRCP。800mAのバッテリを内蔵し、バッテリ駆動時間は約2.5時間。重量は90g。
2015年12月28日メガネスーパーは12月28日、メガネ型ウェアラブル端末のプロトタイプ「b.g.(ビージー)」を発表した。BtoC領域に先がけて、倉庫・物流センターといったBtoB領域で展開する。メインコンセプトは「視覚拡張」で、「見え心地」や「掛け心地」にこだわっていると謳う。価格は未定だ。9月に開発発表した製品。「b.g.」という製品名は「beyond glasses(メガネを超えるメガネ)」に由来する。両眼視を前提とした設計になっており、1,024×768ドット・ノンシースルータイプのディスプレイを2つ搭載。1m先に15型相当の画面サイズで映像を表示する。人によって瞳の位置が異なることを考慮し、ディスプレイ位置は調整可能だ。着用時の前後左右のバランスを追求し、快適な掛け心地を実現したという。b.g.と、スマートフォンなど入力デバイスは、有線もしくはWi-Fi、Bluetoothのいずれかで接続できる。メガネ部分とデバイス部分は着脱可能だ。液晶パネルは0.5型ワイド(10.7:7.8)、画角は50度、約1,677万色を再現できる。内蔵バッテリー容量は800mAhで、駆動時間は動画ファイル連続再生時で約2.5時間だ。重量は90g。BtoC領域での展開については、2015年12月現在では未定。また、度付きレンズへの対応については詳細が決まり次第案内する。
2015年12月28日メガネスーパーはこのほど、年齢に応じたオリジナルの検査「世代別検査メニュー」を全国のメガネスーパーで開始した。同社は2014年6月、眼の健康寿命を延ばすために必要な解決策を提供する企業として「アイケアカンパニー宣言」を掲げ、アイケアに注力した商品・サービス展開と拡充を図ってきた。同サービスの中核となっているのが、顧客の生活環境や眼の調節力を考慮した総合的な検査「トータルアイ検査」(500円)であるという。トータルアイ検査では、現在の眼の状況を調べる「眼体力検査」、ライフスタイルと眼の環境を調べる「眼環境検査」、使用しているメガネの状態とパフォーマンスを調べる「眼鏡力検査」のほか、眼のピントを合わせる能力を測る「眼年齢検査」を行っている。2015年6月からは、「トータルアイ検査」に「眼位検査」「視野角検査」「色覚検査」を追加した「トータルアイプレミアム検査」(1,000円)も導入した。視力の測定だけではなく、両眼でしっかりと見ることができているかも検査できるようになったという。そしてこのほど、アイケアサービスをあらゆる世代に向けて拡充するため、各世代特有の眼環境に対応した「世代別検査メニュー」を全店舗で展開開始した。同検査は大きく5つの世代に分類し、各世代に合わせた特有の眼の悩みや状態に対応した独自の検査、視覚機能を向上させるビジョントレーニングもあわせて提供している。14歳までの「眼育検査」は、主に視野・死角検査、色覚検査を行い、集中力アップのためのビジョントレーニングも実施する。15~35歳の「スマホ老眼検査」は、輻輳(ふくそう)量検査、下方回旋量検査を主に行う。そのほか、眼位ストレッチのビジョントレージングも提供する。36~54歳の「ホームBiz検査」では、水平視線検査と下方回旋量検査を行い、眼位ストレッチのビジョントレーニングを実施する。55~64歳の「ヘルスケア検査」の検査内容は視野角検査(数文字)と下方回旋量検査で、脳トレ&疾病予防効果もあるビジョントレーニングも取り入れる。65歳からの「アクティブ検査」では、視野角検査(数文字)、輻輳量・下方回旋量検査・アムスラー検査・DVA検査を行う。運動機能改善と眼疾病に対応したビジョントレーニングも提供する。いずれのメニューも、トータルアイ検査にオプションとして付けることができる。料金はすべて500円。※価格はすべて税別
2015年12月17日●「スマホ老眼」に注意メガネスーパーは15日、都内で第2四半期決算を発表した。本稿では、今後の展開として語られた「スマホ老眼」に関する取り組みと、メガネスーパー版「ウェアラブル端末」の概要について紹介していく。○若い人に増えるスマホ老眼決算発表会には、同社の代表取締役社長である星崎尚彦氏が登壇した。スマホの普及により、眼の酷使で発生する「スマホ老眼」の症状を訴える若い人が増えているという。「メガネスーパーでは早くからその対策に着手してきた」と星崎社長。今年メディアに大きく取り上げられたのを機会に、同社では新たな検査メニューを設けた。メガネスーパーでは、詳しい検査が行えるメニューを世代別に提供する。15歳~35歳には「スマホ老眼検査」を用意。輻輳(ふくそう)量検査、ビジョントレーニング(眼位ストレッチ)などが受けられる。この世代別検査では、全5世代に「共通検査(トータルアイ検査)」「世代別検査」「共通検査(プレミアムパック検査)」(各500円から)を用意している。星崎社長は「スマホ老眼は、若い人にも起こる疑似老化現象。例えば落ち葉が綺麗に見えず、食べ物が美味しそうに見えなくなる。でも自分では気が付かないケースも多い」と、その危険性について言及する。メガネスーパーでは今後、”アイケア施策”にさらに注力していく方針だ。●“メガネ店”ならではの「b.g.」○“メガネ店”のウェアラブル端末続いて、同社の取締役執行役員である束原俊哉氏が登壇。プレゼンの中で、メガネ型のウェアラブル端末について触れた。同社が開発中の端末は「b.g.(ビヨンドグラス)」と呼ばれるもので、12月には実機のリリースを予定する。“メガネ店”の発想を存分に取り入れた商品設計になっているという。中国製の安価な製品が出回るようになったメガネ市場。国内の生産拠点を中国に移したメーカーも存在する。こうした背景から、生産が盛んな福井県鯖江市の業者の間にも、危機感が募っているという。そこでメガネスーパーでは「b.g.」の開発に着手した。束原氏は「メガネ製造のノウハウを活用できる余地が十二分にある。メガネ型の新しい商品を開発することは、メガネ産業にとっても良いこと。市場にはすでにグーグルグラスなどが出ているが、きっちり成功した事例はまだない。そこでメガネ店としての経験をもとに、なにかできるのではないかと考えた」と話した。新製品は、ノンシースルーの映像が両眼で確認できる。束原氏は「ノンシースルーと両眼視の組み合わせは、現段階ではオンリーワンの存在」と説明する。両眼型は、片眼型と比較すると眼の負担も軽いという。また、かけ心地にもこだわった。「前後・左右のバランスが大切。長時間使えないものは実用に耐えない」と同氏。見え方とかけ心地を重視するあたり、“メガネ店”ならではと言えるだろう。このほか長時間利用や、磁石を活用した簡易着脱なども実現した。当初はコンシューマ向けを想定していたが、カメラを搭載したことで個人情報との兼ね合いに配慮。その結果、ビジネス向けに提供することになった。束原氏は「BtoBにおいて、仕事の生産性を向上できる。アプリ、ソリューションといかに連携できるかが鍵」と説明する。例えば物流業界で利用されれば、倉庫のピッキング作業がハンズフリーで行えるようになる。組み立てなどの作業中に指示を出すナビゲーション用途にも向いている。多言語ナビゲーション(日・中・韓)により、目の前に翻訳を表示させることも可能。美術館や博物館においては、作品に近づくとタイミングよく情報が表示されるといったiBeaconと連動した使い方も想定されている。ちなみにメガネスーパーは、福井県のウェアラブル関連の実証実験支援として福井県が募集した平成27年ふくいe-オフィスプロジェクトの4事業者の1社に採択された。2月下旬には福井県立恐竜博物館で実証実験を開始する予定だという。新製品は、来年1月13日から15日まで開催されるウェアラブルEXPOで披露される予定。束原氏は「b.g.により、新産業が創出できる。他業態との提携を加速させれば、大きなビジネスチャンスになる」として、将来の可能性に期待を寄せた。
2015年12月15日メガネスーパーはこのほど、全社横断商品企画プロジェクト第4弾「Edgar(エドガー)」を、全国メガネスーパーグループ店舗で発売した。全社横断商品企画プロジェクトは、顧客から寄せられた意見や要望をもとに、全社の関係部門が連携し合って商品開発に取り組むプロジェクト。同商品はその第4弾で、プロジェクト初のシニア男性向け商品となる。同商品は、「新たな自分との出会い」をコンセプトに、余暇を楽しむ男性を演出する商品として開発した。べっこう柄とヴィンテージ加工のテンプルは、2つと同じデザインがないオリジナル柄となっている。遠近両用対応の大きいフロントサイズであるため、視野に不満を持つ人もかけやすいという。また、大きめのフロントが耳・鼻への負担にならないように、軽減バランサー機能を持たせた。素材は丈夫なチタンなので、かけ外し時や衝撃への耐久性にも優れている。そのほか、鼻への負担を軽減させた高機能クッションパッドや、かけ外しの負担が少ないバネちょうつがいの採用など、機能性にもこだわった。価格は3万3,000円(EDG01)、3万円(EDG02)。※価格は税別
2015年12月09日ジェイアイエヌは12月4日、メガネ型デバイス「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」の特別モデルとして「JINS MEME ES STAR WARS Edition」を発表、同日からオンライン先行販売を開始した。先行販売は12月11日13時30分まで。12月18日10時からは限定1,000本、税別50,000円で一般販売を開始する。オンラインのほか取り扱い店舗は、JINS MEME Flagship Store 原宿、JINS 東京駅グランルーフ フロント店、JINS ららぽーと豊洲店、JINS 新宿小田急エース店、JINS 東武百貨店池袋店、JINS 二子玉川ライズS.C.店、JINS 横浜ポルタ店、JINS グランフロント大阪店、JINS ららぽーとEXPOCITY店、JINS 天神西通り店、JINS アミュプラザ博多店。度付きレンズへの交換は追加料金2,000円(税別)で可能だが、オンラインショップでは不可。JINS MEME ESは、瞬きや視線移動、体の動きを測定するセンシングアイウェア。Bluetooth経由でスマートフォンやパソコンなどと接続し、測定データを転送する。ノーズパッドに配置された3点式眼電位センサーと、テンプルエンドに配置された6軸センサーによって、ユーザーの心身の状況を可視化する。今回発表されたのは、映画「スター・ウォーズ」とのコラボレーションモデル。ダース・ベイダーをモチーフとしたデザインを採用したほか、スマートフォン向け専用アプリ「JINS MEME App」ではスター・ウォーズ仕様の壁紙を設定できる。集中度合や落ち着き具合を表す指標「アタマ年齢」と、活動量や姿勢の良し悪しなどを表す指標「カラダ年齢」のバランスから測定した「フォース」をリアルタイムでセンシングする「フォースモード」も利用可能だ。壁紙やフォースモードは通常モデルのJINS MEME ESでは使えない。また、ダース・ベイダーモデルのほかに、C-3POモデルとR2-D2モデルもそれぞれ3本限定で販売する。2016年1月末からJINS MEME Flagship Store 原宿でのみ取り扱う。価格(税別)はC-3POモデルが300,000円、R2-D2モデルが220,000円。C-3POモデルとR2-D2モデルについては、オンラインで事前に購入申込みが必要。申し込みをした人のなかから抽選を行う。購入申込み期間は2015年12月4日から2016年1月8日13時頃まで。抽選は2016年1月15日頃を予定している。(c) & Lucasfilm Ltd.
2015年12月04日メガネスーパーはこのほど、ドライブスルー形式によるコンタクトレンズ販売店「メガネスーパーコンタクト ドライブスルー」を「日立田尻店」(茨城県日立市)にオープンさせた。同社では、6月に東京都八王子市にコンタクトレンズ専門店「メガネスーパーコンタクト京王八王子ショッピングセンター店」をオープン。省スペース出店によるきめ細かいサービスや、運営コスト抑制による高収益型店舗の展開を行っている。このほど展開を開始したドライブスルー店舗は、既存店に新たに追加展開を行うもの。ドライブスルー形式で、処方せん不要の商品販売を、スピーディーかつ簡便に行う。取扱品目は、使い捨てコンタクトレンズ(クリアレンズ、カラーコンタクト、サークルレンズ)、コンタクトレンズケア用品・付属品。同社コールセンターへの事前連絡により注文レンズを用意して来店を待つというシステムで、同社ECサイトで購入した商品の受取にも活用できる。同社はドライブスルー店舗のメリットについて、「利用者が車から降りることなく購入できるという点に加え、顧客番号確認での購入履歴判別によるスピーディーな商品提供ができる」という点も挙げている。また、店舗在庫の最適化も図ることもできるという。同社は、今回オープンした店舗の販売ノウハウを元に、今後ほかの広域商圏への迅速な展開も図っていく、としている。
2015年12月01日ジェイアイエヌはこのほど、機能性アイウエアシリーズより展開しているブルーライトカットメガネ「JINS PC(ジンズ・ピーシー)」を「JINS SCREEN(スクリーン)」と改め、リニューアル発売した。「JINS PC(ジンズ・ピーシー)」は2011年9月に販売開始したブルーライトから目を守るメガネで、累計販売本数は約600万本(2015年11月15日時点)を突破した。誕生から約4年たった今秋、多様化するニーズや用途に応じてラインアップを一新する。「DAILY USE」(ブルーライトカット率25%)は自然な見た目のクリアレンズ仕様で、気軽にディスプレーを閲覧したい人に適しているという。「HEAVY USE」(同38%)は、パソコンやスマートフォンを長時間使用する人におすすめのモデル。光マネジメント技術で、モニターの文字をより見やすくし、視認性を高める機能を付けた。価格は3,900円~5,900円。また、12月3日には、同シリーズより「NIGHT USE」(3,900円)も登場。夜間にブルーライトを浴び続けると、睡眠の質の低下や不眠が起こると言われている。同商品は、寝る前のスマートフォン閲覧に適した安眠対策用モデル。スマホから最も多く発せられるといわれている波長領域をカットする独自のレンズを搭載した。ブルーライトカット率は60%。※価格は税別
2015年11月20日メガネで目に酸素と保湿!先行限定2000本株式会社三城は、近年のスマートフォンやタブレットの普及により、利便性の高い生活になる一方、目を酷使する時間も確実に増加していることから、この度メガネの革命とも言える、酸素と水蒸気を増加させる世界初の新商品「酸素めがね」を発売する。商品名:「酸素めがね」価格:5,000円(税込)種類:9型34種類(プレスリリースより引用)特設サイト「miki-plus」を開設第1弾として、同新ブランド導入に伴い、初回販売は11月6日よりWebサイトにて予約を開始し、11月27日より、全国のパリミキ、メガネの三城、オプティックパリミキ、オプトレーベル、オプティックグーにて引き渡しを開始する。創立85周年を迎えた同社は、“顧客とその未来のために”を企業理念として掲げており、「酸素めがね」は、目と目の周辺の環境に着目し、長年培った技術開発のもと誕生した。目に上質な環境を与える2つの効果「酸素めがね」は、独自に開発をした酸化チタンを主成分とする無機系の透明無色の『光誘起透明膜』をフレームにコーティングしており、この『光誘起透明膜』が紫外線に当たることにより、電子やホール(正孔)を発生させる。それにより、目の周りに酸素を多く集め、酸素が増えることで水蒸気量が相対的に増加し、「目にやさしい」環境をつくり出す。樹脂素材のメガネ、フレーム全体に光誘起透明膜をコーティングしたメガネである。鼻パッド部分には、天然のダイヤモンドと同様の性質をもつ、『DLC(ダイヤモンドライクカーボン)』コーティングが施され、パッドに触れる部分の温度を拡散することで、女性の気になる鼻パッド部分の化粧崩れを抑えることも期待できる。(画像はプレスリリースより)【参考】・「酸素めがね」miki-plus・株式会社三城プレスリリース
2015年11月10日メガネスーパーはこのほど、女性誌「STORY」とコラボレーションしたメガネを同社の商品「i-mine(イマイン)」シリーズから発売した。今回発売されたのは、ミドル世代女性を対象にした女性誌「STORY」と、同社の社員が協業して企画したメガネの新商品。締め付け感がないつくりになっていて長く掛けても疲れにくく、鼻パッドには跡がつきにくい素材を使用しているという。また、フレームのサイズも顔が栄えるように縦の長さを30mmに設定。レンズを取り囲む枠の部分を細くし、上品な印象に仕上げたとのこと。学校行事や仕事でも使えるようにと作られたマロンブラウン色の「知的ブラウン」と、艶っぽさを強調した深みのある大人の色「色っぽパープル」の2色展開となっている。価格は2万7,000円(税別)で全国の同社店舗で販売している。
2015年11月02日ビジョンメガネは10月16日、同社のロングセラー商品「K-tai FLEX(ケータイフレックス)」をリニューアルしたメガネ「Master Vision(マスタービジョン)」を発売した。「K-tai FLEX(ケータイフレックス)」は累計63万本の販売実績がある同社一番のロングセラー商品。今回、機能性に加えてデザイン性も追求し、リニューアルして新発売する。従来同様、弾力性・形状記憶性などの機能性を生かしながら、フロント部分には新たに"βチタン素材"を採用。これまでの課題であったブリッジ部分の強度の弱さが改善され、丈夫で美しいメガネフレームとして生まれ変わった。ビジネスパーソンだけではなく、運動量の多い学生(高校生以上)にもおすすめとのこと。形状は、シャープさとカジュアルさを併せ持つデザインにこだわった。鋭角で直線的なラインが特徴のフルリムフレーム「MVI-0001」、0001モデルのナイロール仕様「MVI-0002」、エッジを効かせたフレームの「MVI-0003」、流れるフロントデザインが特長の「MVI-0004」、フロントセル、テンプルNTのコンビネーションフレーム「MVI-0005」の5型。同商品は、日本国内で製造する。価格は、レンズ単焦点1.6非球面付で3万9,800円(税込)。
2015年10月16日ジェイアイエヌは、メガネ型デバイス「JINS MEME(ジンズ・ミーム)」を11月5日に発売する。価格はウエリントンタイプ「JINS MEME ES」が39,000円、スポーツサングラスタイプ「JINS MEME MT」が19,000円だ(いずれも税別)。JINS MEME ESは追加料金2,000円(税別)で、度付きレンズにも変えられる。JINS MEME MTの場合、度付きレンズには対応していないが、追加料金2,000円(税別)で度なしクリアレンズに変更可能だ。JINS MEMEは、瞬きや視線移動、体の動きを測定するセンシングアイウェア。Bluetooth経由でスマートフォンやパソコンなどと接続し、測定データを転送する。JINS MEME ESは3点式眼電位センサーと6軸センサー、JINS MEME MTは6軸センサーのみを搭載。3点式眼電位センサーはノーズパッドに配置され、瞬きと視線の移動をモニタリングし、集中しているか、落ち着いているかなどユーザーの状態をとらえる。6軸センサー(加速度・ジャイロ)はテンプルエンド(つるの先端)部分に備えられており、体軸の変化を検知する。重量はJINS MEME ESが36g(度なしUVカットレンズの場合)、JINS MEME MTが45g。いずれも約2時間でフル充電され、リアルタイムモードでは最長12時間、スタンダードモードでは最長24時間の連続使用が可能だ。○多彩なオフィシャルアプリ11月5日から、JINS MEME専用のiOS向けオフィシャルアプリとして、「JINS MEME App」と「JINS MEME DRIVE」、「JINS MEME RUN」を無料で提供開始する。対応OSはiOS 8.0以上。いずれもAndroid版は2016年1月に公開される予定だ。JINS MEME Appは、JINS MEMEで取得したデータをもとに、「アタマ年齢」「カラダ年齢」として、ユーザーの心理状態や生理状態を判定するアプリ。JINS MEME DRIVEはJINS MEME ES向けのアプリで、運転時のドライバーの眠気を推定して注意を促す。JINS MEME RUNはランニングに特化したJINS MEME MT向けのアプリ。ランニングフォームを可視化して、効率の良い走り方ができるよう導く。また、体幹レベルを判定してトレーニングをサポートする「JINS MEME CORE TRAINING」も、2016年1月から提供すると告知している。
2015年10月14日愛眼はこのほど、メガネの「掛け外し」が多い人に向けた首掛けメガネ「Blan Blan」を販売開始した。同商品は、本や新聞を読む際の掛け外しに最適な形状を実現させたメガネ。弾力性に富んだ素材を採用することにより、ストラップなどは使用せず、メガネを「首に吊り下げる」「おでこに乗せる」ことができる。使わないときは首にかけたり頭にかけられたりできるため、使用する際に外したメガネを探すストレスもなくなるという。フレーム素材は、軽量性・非アレルギー性・弾力性に富んだ「TR90樹脂」を使用。老眼鏡や普段使いのメガネにも適した快適性を持たせた。ケースに入れて持ち運ぶことを考え、折りたたみ式となっている。ラインナップは、2型(オーバル型・スクエア型)6色。価格は各7,990円(レンズ付、税込)。
2015年10月13日リード エグジビション ジャパンなどは10月6日、メガネが最も似合う著名人に贈られる「第28回 日本 メガネ ベストドレッサー賞」の表彰式を東京都・有明の東京ビッグサイトで開催した。表彰式には受賞した桐谷美玲さん、中村アンさん、乃木坂46、又吉直樹さん、片岡愛之助さん、見城徹さん、岸田文雄外務大臣が出席した。「第28回 日本 メガネ ベストドレッサー賞」は直近の過去1年を通じて「最も輝いていた人」そして「めがねの最も似合う人」を各界から選考し表彰するもの。国際メガネ展IOFT(International Optical Fair Tokyo)の開催を契機に、1988年から毎年実施されている。今年の受賞者には賞状とトロフィーのほかに、副賞として7種のメガネが贈られた。今回、女性の芸能界部門での受賞となった女優の桐谷美玲さんは「子どもの頃からメガネをかけていて、私の生活にはなくてはならないものなので、受賞できてうれしい」と笑顔を見せた。オフタイムにはメガネをかけるとリラックスできるという。一方で「オンタイムのときでもいろんなメガネをコーディネートして楽しむのが好き」とメガネ好きをアピールした。また、サングラス部門で受賞したのはモデルの中村アンさん。サングラス姿で表彰式のスピーチをしようとするも、冒頭に「私の顔を見てほしいので(サングラスは)外したいと思います」と宣言。会場の笑いを誘った。現在50個ほどのサングラスを持っているという中村さんは無類のサングラス好きで、同じようなデザインのものでも少し違いがあると買ってしまうという。「自分の好きなサングラスをかけてインスタグラムなどで発信してきたことが、受賞につながったと思う。人生何がおきるか分からない」と喜びを表現した。今後メガネをかけてほしい人に授与される特別賞には、乃木坂46が選ばれた。表彰式には「メガネ選抜」として、白石麻衣さんらメンバー6人が出席。中学2年生のときからメガネを持っているという白石さんは「いろんなメガネをかけて、メンバーみんなでメガネを愛していきたい」とコメントした上で「いつかメガネを取り入れたミュージックビデオも作れたらいいと思います」と意欲を見せた。このほか、男性の芸能界部門では芸人の又吉直樹さん、文化界部門では歌舞伎俳優の片岡愛之助さん、経済界部門では幻冬舎・代表取締役の見城徹さん、政界部門では岸田文雄外務大臣がそれぞれ選ばれた。
2015年10月07日メガネスーパーは、メガネ型ウェアラブル端末のプロトタイプ実機を2015年12月末に発表することを明らかにした。企業での活用を想定。メガネチェーン店を運営してきたノウハウを活かし、ユーザーの「見え心地」や「かけ心地」に力を入れているという。12月末に発表予定のメガネ型ウェアラブル端末は、ザクティの技術監修のもと商品企画を進めている。当初は倉庫・物流センターといった領域を中心に、BtoB領域での使用を想定。表示ディスプレイが両眼で見えるため、長時間使用しても眼が疲れにくい両眼視設計を採用した。人によって瞳の位置が異なることから、ディスプレイ位置の可変性を追求しており、最適な見え方をキープできるとしている。着用時のバランスを重視した設計となっているほか、携帯性や使いやすさを向上させるため、デバイス部分はメガネから取り外し可能だ。スマートフォンなどとは有線接続だけでなく、Wi-Fi接続、Bluetooth接続ができる。2015年度内に物流領域など数社への納入を目指し、その他の業種・業態にも商品展開を図る予定。デザイン面などを改良した一般消費者向けの製品の開発も検討している。
2015年09月30日メガネスーパーは、メガネ型ウェアラブルデバイスのプロトタイプ実機を12月末に発表する。当初はBtoB向けの製品とし、倉庫・物流センターなどの物流領域を中心に、今事業年度内に数社への納入を目指す。公表されたモデルイメージからは、従来型のメガネにデバイスを載せたものとなりそうだ。同社の公表資料によると、開発中のデバイスは、見え心地、かけ心地に重点を置いたものになるという。それらを実現するために、表示ディスプレイを両方の眼で見えるようにし、見え方と眼の負担を考慮した両眼視設計とする。各人により異なる瞳の位置も考慮し、ディスプレイ位置は可変性をもたせたものとする。また、着用時の前後・左右のバランスを追究し、デバイス部の脱着も可能にする。デバイスの開発に当たっては、ザクティの技術監修を受けた。なお、プロジェクト初期段階においてはBtoC向けの事業化を検討したものの、BtoB領域での事業機会がより大きいと判断し、当初はBtoB向けの製品化を図る。BtoC向けについては、引き続き検討を進めていくという。
2015年09月29日エレコムは29日、漫画やTVアニメで知られる「名探偵コナン」とコラボレーションしたキッズ向けブルーライト対策メガネ「ブルーライト対策機能搭載 犯人追跡メガネ」(G-BUx-CN01シリーズ)を発表した。発売は10月上旬。価格はオープン。「名探偵コナン」は、週刊少年サンデーで連載20周年を迎える漫画作品で、TVアニメも放映されている。G-BUx-CN01シリーズは、小学生の姿で探偵として活躍する主人公が装着するアイテム「犯人追跡メガネ」のフォルムやアンテナを再現。目の疲れやチラツキ、眼精疲労の原因といわれるブルーライトカット機能を備えている。ラインナップは、透明レンズを採用した「クリアレンズ」、ブルーライトカット率の高い「ブラウンレンズ」、レンズ表面に追跡マップを再現した「マップ(ミラー)レンズ」の三種類。いずれも、メガネの左側にあるダイヤルを回転させることで、作中同様アンテナを出し入れできる。ただし、作中のような通信機能や犯人追跡機能は備えない。ブルーライトカット率は、クリアレンズで約36%、ブラウンレンズで約50%、マップ(ミラー)レンズで約70%。いずれも、紫外線透過率は1%以下。フレーム素材は超軽量弾力素材「TR-90」。ボクシングシステム表記は53□16-140。
2015年09月29日モーションポートレートは9月28日、「メガネを選ぶ際に困る事」に関する調査結果を発表した。調査はインターネット上で8月7~9日の期間に行われ、20~60歳の男女あわせて500名から回答を得た。はじめに、「店頭でメガネを試着する際に困る事は何ですか」(複数回答可)と尋ねると、「自分のメガネをはずすと鏡がよく見えないため、選びづらい」(228人/45.6%)と答えた人が最も多かった。また「自分に似合うメガネのデザインがよくわからない」(223人/44.6%)という人も約半数いた。他の回答では、「実際にレンズが入っていないとフレームだけでは見た目のイメージが分からない」(124人/24.8%)、「たくさんのフレームを試すのが面倒」(101人/20.2%)も上位に入った。さらに、顔写真を使い、タブレット端末上などでさまざまなメガネの仮想試着ができる「メガネシミュレーター」についても調査した。すると、シミュレーターを利用したいと答えた人は56%にのぼった。同社は「お客さまの顔の特徴から"似合いやすい"メガネの傾向を提案したり、多くのメガネを気軽に試着したりできる環境の整備が必要だ」としている。
2015年09月29日