ローソンのマチカフェ(MACHI café)が、EXILE TETSUYAプロデュースのコーヒーショップ「アメージングコーヒー(AMAZING COFFEE)」とコラボレーション。2021年1月12日(火)より、全国のローソン店舗で「あまおう苺のバウムクーヘン Produced by AMAZING COFFEE」と「アメージング ジャスミンカフェラテ」が登場する。コラボ初の焼き菓子、あまおう苺のふんわりバウムクーヘンこれまで4度、コラボレーションしてきたローソンのマチカフェと「アメージングコーヒー」。今回は、マチカフェの“焼き菓子”を初めてプロデュースした。「あまおう苺のバウムクーヘン Produced by AMAZING COFFEE」は、あまおう苺のピューレ・パウダーを使用したふんわり食感のバウムクーヘン。ホワイトチョコを効かせたコクのある味わいとなっている。ジャスミン香るカフェラテまた、「アメージング ジャスミンカフェラテ」は、ジャスミンの優しい香りとエチオピア豆のフルーティな酸味と甘みが絶妙で、ホッと一息つく際にぴったりの1杯だ。【詳細】マチカフェ×アメージングコーヒー・あまおう苺のバウムクーヘン Produced by AMAZING COFFEE 150円(税込)・アメージング ジャスミンカフェラテ 350円(税込)発売日:2021年1月12日(火)取り扱い:全国のローソン店舗
2020年12月17日ダイソーに売っているジップバッグがかわいくて丈夫で便利と話題になっています。マチが付いているうえに厚みもしっかりあって、とても100円とは思えないクオリティ。絵柄もかわいく、小物の収納などいろいろな用途に使えそうです。最近サンリオキャラのジップバッグも登場して、ますます注目のダイソー ジップバッグシリーズ。この記事では、その一部を紹介します! 大きめサイズも! 食パン型ジップバッグ こちらは食パンの形にカットされたジップバッグ。サイズは169mm×200mm×67mm、139mm×170mm×45mmの2種類が展開されています。しっかりマチが付いていて、底がフラットで自立もしてくれるので、棚や冷蔵庫の中で大活躍してくれそうです。 かわいい瓶型ジップバッグ 瓶の形をしたジップバッグは、食品だけではなくいろいろな物を入れたくなりますね。小物類やコスメ、アクセサリーなどを小分け収納するのに活躍しそう。サイズは197mm×138mm×30mm。こちらもマチ付きなので、見た目以上にたくさん物が入ります。 おすそわけにも! バスケット柄ジップバッグ パンやクッキーが似合いそうなバスケットの絵柄入りジップバッグ。横長なのが今までにありそうでなくてかわいいですね。120mm×200mm×36mmと大きすぎず小さすぎない、友だちへのおすそわけにもちょうど良いサイズです。 サンリオキャラの総柄ジップバッグも登場! これはかわいすぎる! サンリオキャラクターの総柄ジップバッグも登場。上記の3つに比べてビニールは薄めですが、ジッパー部分や四隅がしっかりしているので、割と頑丈なつくりで使い勝手は良さそうです。 また、総柄になっているのは半面だけなので、中に入れたものがちゃんと見えるようになっています。お子さんの持ち物を入れて保管しておいたり、プレゼントのラッピングにも使えそうですね。※こちらの商品には食品を直接入れないようご注意ください。 かわいいだけじゃなく、実用的で便利なダイソーのジップバッグ。お菓子や保存食品などをこのバッグに移し替えておけば、無造作に置かれていてもおしゃれに見えるのでおすすめです。今回紹介したほかにもいろいろなデザインがあるので、ダイソーに行った際にはぜひチェックしてみてください! ※本記事の内容は公開時に確認した情報のため、商品によっては変更となっている場合があります。記事の内容は個人の感想です。※新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一部店舗では臨時休業や営業時間の変更などを実施している可能性があります。商品購入の際には自分だけではなく周りの方、スタッフの方への感染防止対策を十分におこない、安全性に配慮していただくなどご注意ください。外出を楽しめる日が1日も早く訪れますように! ベビーカレンダーでは家事や収納、ファッションなど、ママたちの暮らしに寄り添った【ライフスタイル記事】を強化配信中! 毎日がもっと楽しく、ラクになりますように。
2020年05月27日紀尾井ホールの開館25周年と紀尾井ホール室内管弦楽団の創立25周年を祝うアニバーサリー公演は、モーツァルト最晩年の傑作尽くしだ。なにしろ公演タイトルにもなっている生涯最後の傑作「レクイエム」を筆頭に、モーツァルトにとって“宿命のト短調”の響きが切ない「交響曲40番」に、短くもはかなく美しい「アヴェ・ヴェルム・コルプス」の3本立てとなれば、これは贅沢の極み。料理に例えてみれば“ステーキにハンバーグ&フォアグラ添え”といった豪華さだ(*音楽はこんなに油っこくはない)。しかも演奏は、チェンバロ奏者・指揮者として名高い古楽の権威トレヴァー・ピノック率いる紀尾井室内管弦楽団であり、会場は響の良さで定評のある800席の紀尾井ホールとなれば、これは文句のつけようがない。モーツァルトの魅力がたっぷり詰まった時間がここにある。映画「アマデウス」にも描かれていたように、自らの死を覚悟しながらなお、これらの傑作を書き続けたモーツァルトの思いや如何に。紀尾井ホール室内管弦楽団ソプラノ:望月万里亜アルト:青木洋也テノール:中嶋克彦バス:山本悠尋●公演概要2月8日(土)、9日(日)紀尾井ホール紀尾井ホール室内管弦楽団トレヴァー・ピノックのモーツァルト「レクイエム」
2020年02月03日宝塚歌劇星組によるフレンチ・ミュージカル『ロックオペラモーツァルト』が、本日11月20日、大阪・梅田芸術劇場 メインホールで開幕する。この公演は、前トップコンビ、紅ゆずると綺咲愛里の同時退団に伴い、新たに星組トップスターに就任した礼真琴と、同じく新トップ娘役に就いた舞空瞳のプレお披露目公演で、大阪では27日(水)まで。続く12月3日(火)から15日(日)までの東京公演は、池袋にできた新劇場、東京建物ブリリアホール(豊島区立芸術文化劇場)のこけら落としシリーズの一環として上演される。お披露目が重なり、新トップコンビにとっては幸先のいいスタートになりそうだ。『ロックオペラモーツァルト』は、35歳で夭折した作曲家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのドラマティックな半生を、妻のコンスタンツェや、彼の才能に嫉妬するイタリア人の宮廷楽長、アントニオ・サリエリらとの関係と絡めて描いたミュージカルで、音楽は、『太陽王』『1789』『アーサー王伝説』、そして『CASANOVA』の楽曲で宝塚ファンにはお馴染みの、ドーヴ・アチアが手がけたオリジナルのロックサウンドと、モーツァルト本人が作曲したクラシックの調べで構成されている。2009年にパリで初演された後、フランス国内ツアーやヨーロッパツアーでも大ヒットを記録し、それを受けて世界各地で上演。日本では2013年に、フィリップ・マッキンリーの演出で、山本耕史と中川晃教がモーツァルトと敵役のサリエリを日替りで交互に演じ、話題になった。今回の宝塚版では、芝居とショー、どちらの演出にも実績があるベテランで、『アーサー王伝説』の潤色・演出も手がけた石田昌也が、再びドーヴ・アチアの作品を担当する。モーツァルトを演じる礼真琴は、宝塚屈指の歌唱力に加え、抜群のリズム感とダンス力で、今、宝塚でもっとも“ロックオペラ”が似合うトップスターだろう。妻コンスタンツェの舞空瞳もダンスが得意な娘役で、世界三大悪妻のひとりと言われる女性をどう魅力的に描き出すか、注目が集まる。さらに、モーツァルトの才能を誰よりも認め、憧れ、それ故に激しく嫉妬する難役、サリエリに挑む専科の凪七瑠海も、歌唱力には定評があり、礼とのデュエットは聴き応えがありそうだ。文:原田順子
2019年11月20日音楽が飛沫になって弾けるようなモーツァルトと、音が思惟の深みに沈潜してゆくようなイザイ。スペシャルなプログラムでデビュー20周年記念リサイタルを開くのは、オランダと日本を拠点に活動するヴァイオリンの米元響子(2019年3月2日(土) 東京・浜離宮朝日ホール)。【チケット情報はこちら】イタリアのパガニーニ国際コンクールで史上最年少入賞を果たした翌年、1997年秋の初リサイタルも同じホールだった。「同時にいくつもの曲を披露するのは初めてでした。当時の私にとっては、2時間という、とてつもなく長い時間を担う緊張感。体力的にも難しかったのを憶えています」それから20年余。対照的なふたりの作曲家を並べたプログラムが興味深い。モーツァルトは、ヴァイオリン・ソナタ第32番ヘ長調K.376、第40番変ロ長調K.454、第42番イ長調K.526。かたやイザイは、〈ポエム・エレジアック(悲劇的詩曲)〉と無伴奏ヴァイオリン・ソナタの第4番と第6番を弾く。「小さな頃から大好きな作曲家ですが、年齢を重ねるごとにいろんな意味を見つけ出して、小細工だったり余計なものを付け過ぎてしまい、逆に作曲家から遠ざかってしまうのかなと思ったり…。子供の頃の方が何気なく弾けてしまったのかもしれません。難しく考えることを1度オフにして、天真爛漫に、シンプルに弾きたいです」頼もしい共演者に、モーツァルトをライフワークとするスペシャリスト菊池洋子を得た。「3年前に初めて共演して、スケールの大きい音楽づくりに感激しました。演奏する度にいろんなインスピレーションを与えてくれます」と信頼を寄せる。一方のイザイを初めて弾いたのは、ちょうどデビュー翌年のこと。しかしまだ少女の彼女には「すぐには理解できない作曲家だった」という。「でも、それがすぐに知りたい気持ちに変わりました。決定的だったのは去年。イザイの生地リエージュ(ベルギー)の音楽院の図書館で、無伴奏ソナタの手稿譜を見せていただいたのです。鉛筆で、ボウイングや指づかいも几帳面にきれいに書かれた楽譜。書き直した跡などを見て、作曲家の本来の意図を考える楽しい経験でした。複数の直筆の浄書譜が残されているのですが、最近発見されたブリュッセルの図書館に置いてあるものや出版譜とも見比べて、最終的に私なりにイザイの意思を尊重したヴァージョンで演奏します」けっして大げさなものではないというが、いわば「響子版」だ。それを用いて、イザイの無伴奏ソナタ全6曲を収めたアルバムも制作中(発売:キングインターナショナル)。最近話題の新発見のソナタも収録されるというから、こちらも大きな注目を集めそうな、これが彼女の初CDとなる。「石橋を叩いても渡らないような慎重な性格だったので。これからは、いろんなことにチャレンジしたい」今年、サントリー芸術財団より貸与されたストラディヴァリウスを手に、新たな1歩を踏み出した。20年の蓄積はもちろん、彼女の変化を感じるリサイタルになりそうだ。取材・文:宮本明
2018年12月03日ファーファー(FURFUR)の2018年秋冬コレクションから新作を紹介。モーツァルトが生きた時代の洋服に着想音楽家・モーツァルトの人物像に迫る映画『アマデウス』にインスピレーションを受けた今シーズン。モーツァルトが生きた時代のファッションを着想源に、クラシカルなのにどこかモダンな雰囲気を纏ったコートやブラウス、ドレスなどを展開していく。フリルを贅沢にあしらったトレンチコートやパンツは、ラッフルや装飾を贅沢に重ねた当時のファッションへのオマージュ。パステルカラーのストライプが特徴的なブラウスも、当時の紳士服をイメージしている。コルセットのディテールを落とし込んだフェミニンなドレスは、柔らかなピンク色が印象的。ドレスの下に重ねたカーディガンは、立体的なパターンを施したふんわりとしたスリーブが美しい。モーツァルトの楽曲にインスパイア楽曲や、音楽にまるわるモチーフにインスパイアされたピースも用意。モーツァルトの名曲「キラキラ星」を彷彿とさせる"ミルキーウェイ"ドレスは、縫い付けられた装飾が、空に瞬く星々のように美しく輝いている。譜面を連想させるチェック柄のドレスには、異なるピッチのチェック柄インナーが付属。パターンの重なり合いが、動くたびに異なる表情を覗かせる。ロゴで遊び心を加えて"Genius Amadeus"の文字で遊び心を加えたアイテムも。裾にロゴ刺繍をあしらったトップスや、スポーティーなロゴTシャツを取り揃える。【詳細】ファーファー 2018年秋冬コレクション新作発売中 ※2018年8月現在アイテム例:・トレンチコート 37,000円+税・ブラウス 18,500円+税・パンツ 22,000円+税・シューズ 27,000円+税
2018年08月11日2011年から始まった「モノマチ」は、古くから製造/卸の集積地としての歴史を持つ台東区南部・徒蔵(カチクラ)エリア(御徒町~蔵前~浅草橋にかけての2km四方の地域)を歩きながら、”街”と”ものづくり”の魅力に触れる3日間。下町ならではのショップやワークショップを通して、クリエイターのこだわりを肌で感じることができるイベントです。また、期間中にしかオープンしない限定ショップや、メニューなども豊富。今回、ペルルでは「モノマチ」で気になったショップ、飲食店の取材の他、キュートなクラフト女子のファッションスナップも敢行! この機会に、特別なお店を探しに”モノマチエリア”を訪れてみては? ピックアップ①「Small Axe」 手作りハンバーガーの移動販売をしている「Small Axe」は、モノマチの常連(今回で4回目)。農家から取り寄せたフスマから作ったこだわりのバンズを使ったハンバーガーが大人気! 無添加の食材を使っているので、大人も子どもも安心して食べられるのが嬉しい。甘酸っぱいレモンの果汁がカラダに染み渡る、無農薬のレモンジュースも夏にぴったりの一杯です。 小笠原諸島母島の無農薬無肥料のレモンジュース! 暑い夏の日にぴったりのレモンジュース.。 ピックアップ②「SOL’S COFFEE(ソルズコーヒー)」 「SOL’S COFFEE」は、台東区に3店舗を構える地域に根ざしたカフェ。こだわりの焙煎法によって生み出されるコーヒーは、"毎日飲んでもカラダにやさしい"がコンセプト。「モノマチ」6回目の常連らしくイベント当日は、限定の「アフォガード」を販売。まるで友達の家に遊びにきたかのように、わきあいあいと会話を楽しむ人達に、下町ならではの温かさを感じました。 エスプレッソの苦味とアイスの甘味が絶妙にマッチ! アフォガードのアイスは、お店のラテに使用している牛乳と同じものを使用しているから、エスプレッソとの相性も抜群!「モノマチ」だけの限定商品は、3店舗それぞれ異なるというこだわりっぷり。 ピックアップ③「〼kuramae(マスクラマエ)」 普段は居酒屋という「〼kuramae」。イベントの日はかき氷や蚊取り線香など、夏の風物詩をかたどった”練り切り”を手作りするワークショップを開催。和菓子を手作りというと難しく感じる人も多いと思いますが、ここでは成形と色付けだけなので、初心者はもちろん子どもでも簡単にできるのが嬉しいところ。また、英語が堪能な女将の漆畑博子さんが丁寧に教えてくれるので、外国の方にも人気です。イベント以外でも月に一度、練り切りのワークショップを開催しているそうなので、気になる人はぜひ足を運んでみては? 夏を感じさせるキュートな練り切りを手作り! 練り切りワークショップ1名¥1500(お茶付き)※モノマチ期間中お問い合わせ先:ピックアップ④「ariai」 土のもの・木のもの・布のもの・ガラスのもの・雑貨のセレクトショップ「ariai」。併設のカフェでは、お店で販売している作家の器を実際に使っているので、使い心地をじっくり確かめられます。ハンドドリップで一杯一杯丁寧に淹れる深煎りのコーヒーや、イベント限定の「モノマチガレット」に定評あり。個展や企画展なども随時開催しているそうなので、気になる人はぜひチェックしてみて! こだわりの手織りバッグを展示イベント当日は、バッグやファッション雑貨のブランド『LLO(ロー)』の個展を開催。トートバッグ¥11800 女性に大人気の「モノマチガレット」そば粉のガレットに、ソーセージ、目玉焼き、サラダを添えたモノマチガレット¥1200 モノマチで見かけた素敵なClipガール!¥【コーディネートのポイント】『ユニクロ』のイエローのパンツに、古着のパープルのTシャツを合わせたカラーブロックの妙が光るToriさんのコーディネート。仕上げにclipのカゴバッグで夏らしさを添えて。「友達に会うために訪れた日本を満喫中。練り切りのワークショップが最高でした!」Toriさん(オーストラリア) ベージュと白のやわらかな色使いで全身をガーリーにまとめた翠さん。モノマチめぐりでゲットした腕時計と、clipのカゴバッグが程よいアクセントに。「お香を調合するワークショップが楽しかったです!」翠さん(OL) 紅白の上下で日本らしさをイメージしたという本日のコーディネート。京都で購入した『ホールラブキョウト』の鼻緒シューズも個性的! clipの黒ベレー帽でコーディネートを引き締めて。「zaziquoの服が好きで、モノマチに遊びに来ました。お目当ての展示が可愛かったので満足です」栗原詩乃さん(大学生) 【information】第10回モノマチ会期:2018年5月25日(金)~5月27日(日)会場:台東区南部地域一体(浅草通り、隅田川、神田川、中央通りに囲まれた地域)参加者店:175組(店舗、メーカー、問屋、職人工房等)アクセス:JR「御徒町駅」「浅草橋駅」、東京メトロ 日比谷線「仲御徒町駅」「銀座線上野広小路駅」、都営浅草線「蔵前駅」「浅草橋駅」、都営大江戸線「上野御徒町駅」「新御徒町駅」「蔵前駅」、つくばエクスプレス「新御徒町駅」※上記の駅が、いずれも会場エリアに含まれます。主催:台東モノづくりのマチづくり協会(地元有志による自主運営組織)web: monomachi.comfacebook : : @monomachiStudio・Clip お問い合わせ先[.st]
2018年08月02日幼少期より神童と崇められた天才音楽家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの歓喜と苦悩に満ちた35年の生涯を鮮烈に描き出す、ミュージカル『モーツァルト!』が4年ぶりに上演される。『エリザベート』で火がついたウィーン・ミュージカル人気を不動のものとした記念碑的作品。以降も日本では、脚本・歌詞ミヒャエル・クンツェ、音楽・編曲シルヴェスター・リーヴァイ、演出・訳詞小池修一郎という黄金トリオが数々のヒット作を量産する。昨今のミュージカルブームの先駆けとなった名作が初演から16年を経て新演出版として登場する。ミュージカル「モーツァルト!」チケット情報美術、音楽、脚本がブラッシュアップされる中、主演には山崎育三郎とのダブルキャストで新顔の古川雄大が大抜擢。その妻コンスタンツェには前作からの続投で平野綾、さらに生田絵梨花、木下晴香の若手ふたりが初役で挑む。演出の小池から「若手ふたりの見本となるように」と託されたという平野は「期待に応えたい!」と気合い十分だ。平野は東京児童劇団の出身。アイドルや声優の活動を経て、近年は舞台女優として着々と評価を高める。『レディ・ベス』『レ・ミゼラブル』『ブロードウェイと銃弾』など出演作も幅広く、とりわけ小池修一郎、福田雄一演出作への出演が続く。「小池先生には常に一挙手一投足を見られている緊張感があり、だからこそ自分を高められる。また福田さんには毎日アドリブをプレゼンしなくてはいけないという質の異なる緊張感があります。近年はおバカな役、正当派ヒロインが交互に続いたこともあり、役の幅が広がりました(笑)」デビュー20周年、30歳の節目となった昨年は思いきって仕事をセーブしNYへ留学。ボイストレーニングではアレクサンダー発声法を座学から学び直した。「いかに自分の体を酷使せず最高のパフォーマンスを引き出せるか。息の長い役者をめざし、骨格や筋肉の仕組みから学びました」。帰国直後の主演舞台『レディ・ベス』では小池から「歌が全く変わった」と太鼓判を押された。今作でも成長の一端を感じられるはずだ。「今回のコンスタンツェでは女の業や憎悪みたいな部分を表現したい。前回は技量や当時の年齢感もあり、迫力を出し切れなかったことが一番悔しかったので。4年でどう変わったのか自分が一番知りたいですし、いろんなものを総動員して若手の見本となるような演技をお見せしたいです」平野は同じ作詞・作曲家が手掛ける作品群の中でも『モーツァルト!』が一番好きだという。「主人公が男性で音楽家でもあるので、作品が持つ魂の叫びみたいなものは、そのままクリエイター陣の本心でもあるのかなと。そのパワーにすごく引き寄せられる感覚があるので。私は天才に寄り添う凡人の悩みや胸中を深く掘り下げて演じたい。ネットで全世界と繋がれる今の時代だからこそ、ここでしか味わえない生の舞台の特別感やドキドキを一緒に楽しんで頂ければと思います」公演は、5月26日(土)から6月28日(木)まで東京・帝国劇場、続いて大阪・梅田芸術劇場メインホール、名古屋・御園座でも上演。チケットは発売中。取材・文:石橋法子
2018年05月15日3年半ぶりに上演されるミュージカル『モーツァルト!』の製作発表会見が2月15日に開催された。ウィーンで誕生し、日本でも2002年の初演以降上演を重ねる人気作。主人公のヴォルフガング・モーツァルトは山崎育三郎と古川雄大がWキャストで務める。ミュージカル「モーツァルト!」チケット情報音楽の天才・モーツァルトの35年の人生を綴る物語。日本では今回が6度目の上演となるが、ハンガリーでの上演時に追加になった新曲も加わり、舞台ビジュアルもリニューアルされるとのこと。初演から演出を手掛ける小池修一郎はこの日の会見は欠席ながらビデオメッセージを寄せ、「もともとの日本版は、ウィーン版とハンブルク版を混ぜて作ったので、尺が少し長い。テンポを出し、少し過剰と思われるところは圧縮し、新たな『モーツァルト!』をお届けしたい」とリニューアルの意図を語る。具体的な演出プランはこれからと断りを入れつつ「もちろん必要なものは出てきますが、基本、ピアノ1台ですませたいというのが私の願い。1台のピアノのまわりで起こる様々な人間の葛藤、そしてモーツァルトの才能の戦い、(妻の)コンスタンツェとの愛の物語にご期待ください」と構想を話した。ヴォルフガング役は、3度目の登板になる山崎と、今回初挑戦となる古川。山崎は「8年前に初めてこの舞台に立ちましたが、緊張で足が震えていた初日を今でも覚えています。でもこの作品は、舞台に一歩出たら、作品自体が(自分を)ヴォルフガングにしてくれて、ラストまでその波に乗っていける。今回は僕も30代になり、今の自分がどう役と向き合えるのかなと考えています。演出も新しくなるので、ゼロから向き合い、新しいヴォルフガングに出会いたい」と意気込みを。そして16年間で井上芳雄、中川晃教、山崎と3人しか演じてきていないヴォルフガング役に、帝国劇場初主演で抜擢された古川は「いつかこういう大きな作品でこういう役が出来るようになりたいなという目標がありましたが、まさかこんなに早くチャンスをいただけるとは。自分で“4人目のヴォルフガングを作る”という目標を作りました。がむしゃらに稽古をして、頑張っていきたい」と話した。古川はこの日は少し緊張気味のようだったが、山崎からは「雄大がヴォフガング役に決まる前から、僕は『雄大がなるんじゃないかな』と本人に言っていました。何度も言った。決まった時は、やっぱり! と思いました」と背中を押す発言も飛び出した。ヴォルフガングの妻・コンスタンツェは平野綾、生田絵梨花、木下晴香のトリプルキャスト。乃木坂46の現役メンバーでありながらミュージカル界でも躍進を続ける生田は「私は11年前、10歳のときにこの作品を観ていました。その時は“(子役が演じる)アマデをやりたいな”と思っていたので、あの時の自分にコンスタンツェを演じると告げたら本当にびっくりすると思います」と笑顔で語っていた。公演は5月26日(土)から6月28日(木)まで東京・帝国劇場、7月5日(木)から18日(水)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールで上演。8月に愛知公演も有り。
2018年02月19日ミュージカル『モーツァルト!』の製作発表記者会見が15日、都内で行われ、山崎育三郎、古川雄大、平野綾、生田絵梨花、木下晴香が登場した。同作は音楽家のヴォルフガング・モーツァルトの生涯を描き人気のウィーン・ミュージカル。2002年の日本初演以来再演を重ね、上演回数は500回以上を数える。会見では古川が「僕こそ音楽」、生田&木下が「ダンスはやめられない」、山崎&平野が「愛していればわかり合える」を披露した。演出の小池修一郎はビデオメッセージで「これまでの『モーツァルト!』で使用してきた舞台美術は比較的小さいサイズの劇場で上演するためのものでした。そこで今回は帝劇用の新たなバージョンの舞台美術を作ろうということになりました」と変更点を説明。また、ハンガリー版にあるコロレド大司教とヴォルフガングの対決のデュエットなど新たな曲を加える意図も示した。山崎は初演の大変さについて「初めての1回目の通し稽古の1幕終わった段階で立てなくなりまして。2幕もできないと思うくらいにしんどくて、小池先生から『育よ、市村(正親)さんが主演のミュージカルにしか見えないんだよ!』と言われて」とモノマネを交えながら振り返った。「(山口)祐一郎さんが優しくて『いいよ〜かっこいいよ〜大丈夫だよ』と支えていただいて」とさらにモノマネを披露。「みなさんに支えていただいて乗り越えた」と語った。一方、古川は「曲数が多くすべて難しいので、課題はたくさんあると思っています。ずっと舞台に出ずっぱりで山崎さんもぶっ倒れたとおっしゃってたので、体力作りも」と課題を明かすと、山崎は「倒れた」と上品に訂正。さらに古川は小池から「君はちょっと悲劇なんです。モーツァルトは天真爛漫で明るいキャラクターなので、どう持ってくか」と言われたことを明かし、「表現の部分でもたくさん壁があるので、がむしゃらにぶつかっていきたいと思います」と意気込んだ。古川は山崎について「常にオンの方のイメージがあります。オフの姿を見たことがない。常にスイッチが入っている方だと思います」「ミュージカルブームの最前線にいた人で、一つ下の世代の僕からしたら憧れの人」と表す。一方で山崎は古川について「常にオフな印象があります。雄大はごはんもあんまり来てくれないんですよ」と笑いつつ、「秘めたエネルギーを持っているという印象ですね。発声や筋トレをずっと一人でこもってやっている姿も見てますし、自分のシーンが終わると、舞台袖を走って録音した自分の声を確認している姿を見ているので」と称賛した。"4年ぶり"の再演にかけて平昌オリンピックの注目選手について聞かれると、古川は「スノーボードの平野(歩夢)選手。今日、ちょうどやられてるんですかね?」と回答。14日に銀メダルを取ったことが知らされると、「とったんですか!?」と驚いていた。また山崎は「羽生(結弦)選手。金メダル取ってほしいですね」と希望を語った。東京公演は帝国劇場にて5月26日〜6月28日、大阪公演は梅田芸術劇場にて7月5日〜18日、名古屋公演は御園座にて8月1日〜19日。
2018年02月15日ゴールデングローブ賞やエミー賞受賞しているAmazonスタジオ制作のオリジナル・ドラマシリーズ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」。来年2月16日(金)からはシーズン4が配信スタートするが、この度本作に加瀬亮、マシ・オカ、藤谷文子、原田美枝子が特別出演していることが分かった。本作は、実在するプロのオーボエ奏者ブレア・ティンドールが、クラシック業界の裏側を綴ったスキャンダラスな自叙伝的小説「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル~セックス、ドラッグ、クラシック~」を原作とした、ニューヨーク交響楽団の舞台裏を描いたドラマシリーズ。今回配信されるシーズン4は、ロドリゴ(ガエル・ガルシア・ベルナル)とヘイリー(ローラ・カーク)の関係が公になったことで新たな物語が展開。ヘイリーが指揮者としての自分を確立しようと奮闘する一方で、ロドリゴはインスピレーションを持ち続けようと模索する。トーマスはブルックリンを拠点に活動する新進のオーケストラに参加、グロリアに闘いを挑む…というストーリー。主人公のカリスマ指揮者ロドリゴ役のガエル・ガルシア・ベルナルをはじめ、ヒロイン・ヘイリー役のローラ・カーク、トーマス役のマルコム・マクダウェル、グロリア役のバーナデット・ピーターズなど、実力派キャストが演じるお馴染みのニューヨーク交響楽団のキャラクターたちが引き続き登場するほか、本シーズンではシリーズ初の日本が舞台となるエピソードが登場するということで、アキヒロ・フクモト役に「HEROES/ヒーローズ」のマシ・オカ、ダイスケ・ウエノ役で『それでもボクはやってない』『SPEC』の加瀬亮。そして、『風に立つライオン』『TOKYO!』の藤谷文子、「北の国から」『海辺のリア』の原田美枝子と、日本人キャストが参加。加瀬さんは「外国の方たちと仕事をするのは凝り固まっている自分の価値観に風穴をあけてくれる機会が多いので、いつも刺激になります。このドラマ『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』は軽やかなコメディでありつつも、毎回さらっと大切な疑問を観るものの胸中に落としていってくれるところが好きです。楽しんでいただけたら嬉しいです」とコメント。マシ・オカさんは、「日本での撮影中の、アメリカ人クルーと日本人クルーのコラボレーションは素晴らしかったです」と撮影をふり返っている。また今回、主演を務めるガエルよりコメント映像も到着。「日本ロケも順調です。お楽しみに!」と日本のファンへ向けてメッセージが寄せられている。Amazonオリジナル「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」シーズン4は2018年2月16日(金)よりAmazonプライム・ビデオにて見放題独占配信開始。(cinemacafe.net)
2017年12月12日世界中で親しまれ、数々の名曲を生み出したアマデウス・モーツァルト生誕260年を記念して製作された『プラハのモーツァルト誘惑のマスカレード』。本作には、映画『レ・ミゼラブル』エポニーヌ役に大抜擢されたサマンサ・バークスが出演、圧倒的な歌唱力を見せている。アカデミー賞8部門を制した『アマデウス』(’84)以降、満を持して制作された本格的モーツァルト映画となる本作。1787年、モーツァルトがプラハでオペラ「ドン・ジョヴァンニ」を作曲したという史実に着想を得て、猟色家ドン・ファンを主人公にしたオペラ創作の背景には愛と嫉妬と陰謀の三角関係があった…という独創的な物語だ。本作で、モーツァルト(アナイリン・バーナード)の10年来の友人で、彼をプラハに招待するきっかけをつくる重要なオペラ歌手ヨゼファ・ドゥシェク夫人役を演じたのは、トム・フーパー監督、ヒュー・ジャックマン主演の『レ・ミゼラブル』(’12)でエポニーヌ役に抜擢され注目を集めたサマンサ・バークス。もともとは歌手としてデビューし、その後、オーディション番組へ出場したのをきっかけに、ミュージカル「キャバレー」や「アラジン」などに出演し、舞台の場でキャリアを積んできた。そして、舞台版「レ・ミゼラブル」のエポニーヌ役を演じた際に、その演技と歌唱力をプロデューサーのキャメロン・マッキントッシュに絶賛され、映画版への出演も勝ち取ることに。当初、エポニーヌ役はテイラー・スウィフトで決定と報じられていたため、サマンサは大逆転での起用。彼女の歌う「オン・マイ・オウン」は多くの涙を誘った。『レ・ミゼラブル』では歌のライブ録音が話題となったが、本作の歌唱シーンでも、吹き替え一切なしでサマンサ本人の美しく迫力のある歌声が堪能できる。特に、「フィガロの結婚」で彼女が披露する伯爵夫人のアリア「Porgi Amor(愛の神よ)」は、きっと誰もが耳にしたことがある有名なフレーズなので注目だ。本作でサマンサ演じるヨゼファ夫人は、国際的歌手として活躍し、モーツァルトの招聘と「ドン・ジョヴァンニ」の作曲依頼にも大きく関与していたのではないかと推測されている実在の人物。プラハ滞在中には、ヨゼファのためにモーツァルトが演奏会用アリアを作曲するなど、2人の関係があまりにも親密だったため、ある高名な研究者が20年ほど前にモーツァルトとヨゼファの不倫説を発表し、ちょっとした話題になった。現在では、その可能性は否定されているものの、ふたりの不倫説は本作のプロットにも少なからず影響を与えている。『プラハのモーツァルト誘惑のマスカレード』は12月2日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年11月27日アカデミー賞8部門を受賞した『アマデウス』に続き、ついに誕生した“本格的モーツァルト映画”最新作『プラハのモーツァルト誘惑のマスカレード』。天才音楽家を巡る愛と陰謀を描く本作から、『ダンケルク』で話題のアナイリン・バーナード扮するモーツァルトの場面写真が到着した。世界中で親しまれ、数々の名曲を生み出したアマデウス・モーツァルトの、生誕260年を記念して製作された本作。今回公開されたのは、『ダンケルク』でダンケルクの浜辺でトミー(フィオン・ホワイトヘッド)と出会い、行動を共にする寡黙な兵士ギブソン役でも話題沸騰中のイケメン俳優アナイリン演じる天才音楽家モーツァルトを捉えた新場面写真。『アマデウス』で描かれたのは、ひょうきんで変人さを誇張されたモーツァルトだったが、今作では愛する息子を病で失い、苦悩しながらも歌姫スザンナ(モーフィッド・クラーク)との道ならぬ恋に落ちていく等身大の男性としての姿を見せている。「フィガロの結婚」によって一世を風靡した天才音楽家が、いかにして自らの体験のもと次作へと取り組んでいくのか?そして、スザンナを巡り、悪名高いサロカ男爵(ジェームズ・ピュアフォイ)と攻防繰り広げていく三角関係のクライマックスはいかに――?『プラハのモーツァルト誘惑のマスカレード』は12月2日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年09月29日映画『プラハのモーツァルト誘惑のマスカレード』が、2017年12月2日(土)に公開される。ミロス・フォアマン『アマデウス』以来の本格的モーツァルト映画世界中で親しまれ、数々の名曲を生み出した偉大なる音楽家・モーツァルト。生誕260年を記念して制作された本作は、『カッコーの巣の上』(75)で知られるミロス・フォアマンが監督し、アカデミー賞8部門を受賞した映画『アマデウス』(84)以来の本格的なモーツァルト映画となる。プラハで初演された「ドン・ジョヴァンニ」に物語の着想を得てそんな本作は、1787年にモーツァルトがプラハで「ドン・ジョヴァンニ」を初演したという史実に着想を得た作品。猟色家ドン・ジョヴァンニを主人公にしたオペラ創作の背景で繰り広げられる、華麗なる恋と陰謀のストーリーが、プラハの上流階級を舞台に描かれる。ストーリー1878年、チェコ・プラハはオペラ「フィガロの結婚」の話題で持ちきりだった。上流階級の名士たちは、モーツァルトをプラハに招き新作を作曲させようと決める。その頃、モーツァルトは三男を病で亡くし失意のどん底にあり、陰鬱な記憶に満ちたウィーンを逃れるために、喜んでプラハにやってきた。友人ヨゼファ夫人の邸宅に逗留して、「フィガロの結婚」のリハーサルと新作オペラの作曲にいそしむモーツァルト。やがて、彼は、「フィガロの結婚」のケルビーノ役に抜擢された若手オペラ歌手のスザンナと出会い、その美貌と才能に大いに魅了される。一方、スザンナもモーツァルトが妻帯者と知りながら、その天才ぶりに引き付けられずにはいられなかった。急速にその距離を縮める二人。しかし、オペラのパトロンであり、猟色家との噂のあるサロカ男爵もまた、スザンナを狙っていた。そして、三人のトライアングルは、愛と嫉妬と陰謀の渦に引き込まれてゆく。モーツァルト役に新進俳優アナイリン・バーナード主演のモーツァルト役を演じるのは、イギリス・ウェールズ出身のアナイリン・バーナード。クリストファー・ノーラン監督映画『ダンケルク』にも出演する、新進気鋭の俳優だ。そのほか、悲運の歌姫スザンナ役を『高慢と偏見とゾンビ』のモーフィッド・クラーク、悪の男爵サロカ役を『ハイ・ライズ』の名優ジェームズ・ピュアフォイが演じる。プラハ市立フィルハーモニー管弦楽団が音楽を担当映画の鍵となる傑作オペラ「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」を初めとする音楽を演奏するのは、プラハ市立フィルハーモニー管弦楽団。映画の舞台であるプラハを本拠地とする歴史あるオーケストラが、華麗なる演奏で作品に華を添える。なお、撮影は中世の街並みが色濃く残るプラハ市で全編ロケを敢行。チェスキー・クルムロフ城劇場をはじめ、実際にモーツァルトが訪れた市街や建物を映画の舞台として再現している。作品情報映画『プラハのモーツァルト誘惑のマスカレード』公開日:2017年12月2日(土)監督:ジョン・スティーブンソン出演:アナイリン・バーナード、モーフィッド・クラーク、ジェームズ・ピュアフォイ、サマンサ・バークス© TRIO IN PRAGUE 2016
2017年09月08日『ダンケルク』にも出演する英国の若手俳優アナイリン・バーナードが、モーツァルトを演じる『Interlude in Prague』(原題)の邦題が『プラハのモーツァルト誘惑のマスカレード』に決定。天才音楽家を巡る愛と陰謀を描く本作が12月2日(土)より日本公開されることが明らかになった。1878年、プラハはオペラ「フィガロの結婚」の話題で持ちきりだった。上流階級の名士たちは、モーツァルト(アナイリン・バーナード)をプラハに招き新作を作曲させようと決める。三男を病で亡くし失意のどん底にあったモーツァルトは、陰鬱な記憶に満ちたウィーンを逃れるために、喜んでプラハを訪れる。友人ヨゼファ夫人(サマンサ・バークス)の邸宅に逗留して、「フィガロの結婚」のリハーサルと新作オペラの作曲にいそしむモーツァルト。やがて、彼は「フィガロの結婚」のケルビーノ役に抜擢された若手オペラ歌手のスザンナ(モーフィッド・クラーク)と出会い、その美貌と才能に大いに魅了される。一方、スザンナもモーツァルトが妻帯者と知りながら、その天才ぶりに引き付けられずにはいられず、ふたりは急速に惹かれあう。しかし、オペラのパトロンであり、猟色家とのうわさのあるサロカ男爵(ジェームズ・ピュアフォイ)もまた、スザンナを狙っていた。3人のトライアングルは愛と嫉妬と陰謀の渦に引き込まれてゆく――。世界中で親しまれ、数々の名曲を生み出した偉大なる音楽家・モーツァルトの生誕から260年を記念して制作された本作。モーツァルトがプラハで1787年に「ドン・ジョヴァンニ」を初演したという史実に想を得たストーリーが、百塔の都・プラハの上流階級を舞台に繰り広げられ、本格的なモーツァルト映画としては1984年のアカデミー賞8部門受賞作『アマデウス』から20年超の時を経て生み出された。モーツァルト役には、『ダンケルク』でフィオン・ホワイトヘッドやハリー・スタイルズとともに若き陸軍兵士を好演する注目俳優アナイリン。ヒロインとなる悲運の歌姫スザンナ役に『高慢と偏見とゾンビ』のモーフィッド・クラーク、悪の男爵サロカを「ザ・フォロイング」『ハイ・ライズ』の名優ジェームズ・ピュアフォイが演じるほか、舞台&映画『レ・ミゼラブル』でエポニーヌを演じて注目を集めたサマンサ・バークスなど、その多才な顔ぶれに期待は高まるばかり。そして本作では、中世の街並みが色濃く残るプラハ市で全編ロケを敢行!チェスキー・クルムロフ城劇場を初めとする、実際にモーツァルトが訪れた市街や建物を映画の舞台として再現している。さらには映画の鍵となる傑作オペラ「フィガロの結婚」「ドン・ジョヴァンニ」を初めとする音楽を、プラハ市立フィルハーモニー管弦楽団が演奏するというから、目にも耳にも贅沢な作品となることは間違いなし。天才音楽家にまつわる物語を、華麗な恋と複雑な人間模様とともに描く本作。この冬一番の歴史ロマン音楽ドラマをお見逃しなく。『プラハのモーツァルト誘惑のマスカレード』は12月2日(土)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年09月05日アイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五、安田章大、大倉忠義がMCを務めるテレビ朝日系音楽特番『関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王No.1決定戦』(30日19:00~21:48)では、カラオケ部門でアマチュア枠を勝ち抜いた現役女子高生・鈴木瑛美子さんに注目が集まっている。鈴木さんは、24日に放送された『モーツァルトへの道 チャレンジオーディション』で優勝した、千葉県出身の高校2年生。ゴスペル一家に育ち、オーディションでは高得点を記録しただけでなく、素直で伸びやかな歌声で、プロの歌手を唸らせた。ネット上でも「すごい綺麗で歌スゲーうまい!」「歌上手すぎて感動するわ笑」など、話題を集めている。本戦では、3連覇を目指す女王・新妻聖子との直接対決が目標。1回戦では、同じ高校生ですでにプロデビューを果たしている當山みれいと、Superfly「愛をこめて花束を」で対決することになっている。1回戦の他のカードは、セリーヌ・ディオン「My Heart Will Go On」で、鷲尾麻衣(オペラ歌手)vs新妻聖子(ミュージカル女優)。美空ひばり「川の流れのように」で、erica(シンガーソングライター)vs青木隆治(ものまね)。平井堅「瞳を閉じて」で、May’n(ロックシンガー)vs北川大介(演歌歌手)。
2016年09月30日アイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五、安田章大、大倉忠義がMCを務めるテレビ朝日系音楽特番『関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王No.1決定戦』(30日19:00~21:48)では、ピアノ部門で前回覇者の浅川真己子が参戦。葉加瀬太郎が送り込んだ刺客たちと対決する。今回は、浅川をはじめ、日本と海外から選び抜かれたピアニスト9人が参戦。新ルールが導入され、1回の対戦で3曲の演奏が挑戦者に課されるが、1曲の中で10回以上のミスが出たら、その時点で挑戦は終了となる。また、オリジナルの課題曲には、途中で曲が2段階にわたってスピードアップするなどのさまざまな"難所"が設けられ、世界レベルの挑戦者たちを苦しめることになる。番組初の連覇を狙う浅川の前に立ちはだかるのは、世界三大テノール・パヴァロッティのツアー伴奏者に抜てきされたステファニー・フォンタナロッサ、ドイツピアノ界の重鎮ゲルハルト・オピッツに弟子入りした森本麻衣、エリザベート王妃国際音楽コンクールではファイナリストに選出された岡田奏など。予選の対戦カードは、以下の通りとなっている。●Aブロック高木里代子 VS 松下日花里 VS ステファニー・フォンタナロッサ課題曲:「誰も寝てはならぬ」「春」「ハンガリー舞曲第5番」●Bブロック原田真衣 VS 森本麻衣 VS 榊原大課題曲:「交響曲第5番"運命"」「山の魔王の宮殿にて」「カルメン組曲 前奏曲」●Cブロック東李苑(SKE48) VS 岡田奏 VS 浅川真己子課題曲:「白鳥の湖」「メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス」「剣の舞」
2016年09月29日アイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五、安田章大、大倉忠義がMCを務めるテレビ朝日系音楽特番『関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王No.1決定戦』(30日19:00~21:48)では、カラオケブロックで初のアマチュア・オーディションを開催。動画審査を勝ち抜いた、小学5年生から大学2年生までの16人によるトーナメント戦が、24日(14:00~16:25)に放送される。このトーナメントは、小中学生ブロック8人と、高校生以上ブロックの8人から勝ち上がった2人が、本戦への出場をかけたラストマッチで対戦。家族の声援を受けながら、驚きの歌唱力と度胸の良さ、個性を発揮し、見届け人の大友康平、黒沢かずこ(森三中)、SHELLY、本田望結、LiLiCoの中には、涙をこぼす姿も見られる。トーナメントの出場者は次の通り。小口拓利(中1/兵庫)、高橋明日香(小6/千葉)、平内真矢(中1/広島)、上原一花(中2/大阪)、戸田桃香(中3/大阪)、絹井愛佳(小5/広島)、石橋陽彩(小6/千葉)、米田みいな(中3/広島)、岡部多恵(高2/東京)、樋口咲季(高3/大阪)、山口愛未(高3/栃木)、重本蓮(高3/広島)、石井敦子(大1/東京)、鈴木瑛美子(高2/千葉)、中上綾女(大2/兵庫)、アルメリノ・アナリン(高2/徳島)。プロのミュージシャンを親に持つサラブレッドや、コンテスト荒らしのほか、Perfumeを輩出した広島アクターズスクールからは2人が参戦。このトーナメントで勝ち抜いた挑戦者は、本編で女子高生シンガーの當山みれいと対決する。
2016年09月23日アイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五、安田章大、大倉忠義がMCを務めるテレビ朝日系音楽特番『関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王No.1決定戦』の放送が、30日(19:00~21:48)に決まった。この中の『カラオケ王No.1決定戦』の収録がこのほど、東京・六本木のテレビ朝日本社スタジオで行われ、3連覇を狙うミュージカル女優の新妻聖子と、それに挑む7人の挑戦者が熱戦を繰り広げた。番組では今回、初めてのアマチュア・オーディションを行い、全国から集まった歌唱自慢16人が、本戦への出場をかけて2日間にわたってトーナメント戦を実施。この模様は『モーツァルトへの道』と題し、24日(14:00~16:25)に放送される。そして本戦では、女王・新妻も他の挑戦者と同様に1回戦から出場し、精神的プレッシャーから「生きた心地がしない」と、マイクが手で震えるほどの緊張の様子。初戦では、世界を舞台に活躍するオペラ歌手・鷲尾麻衣と、セリーヌ・ディオンの「My Heart Will Go On」で対戦する。ほかにも1回戦では、平井堅「瞳を閉じて」で、May’n(ロックシンガー)vs北川大介(演歌歌手)。美空ひばり「川の流れのように」で、erica(シンガーソングライター)vs青木隆治(ものまね)。Superflyの「愛をこめて花束を」で、『モーツァルトへの道』勝者(アマチュア)vs當山みれい(ダンサーソングライター)が対戦する。
2016年09月05日アイドルグループ・関ジャニ∞の村上信五、安田章大、大倉忠義がMCを務める、テレビ朝日系の音楽バラエティ特番『関ジャニ∞のTheモーツァルト音楽王No.1決定戦』の第3弾が、今秋放送されることが3日、明らかになった。この番組は、カラオケの採点だけでなく、ピアノなど楽器の演奏も機械で点数化して競い合うというもの。前回(昨年12月)の第2弾では、ピアノ部門の新垣隆、カラオケ部門の新妻聖子が活躍を繰り広げたが、今回もピアノ部門にクラシック界・ジャズ界・アイドル界などから異色のピアニストが多数エントリーし、カラオケ部門にも実力者が参戦することになっている。また、聴きどころや対戦の面白さなどを解説する"グランドマイスター"として、バイオリニストの葉加瀬太郎が、引き続き出演することも決まった。さらに今回は、広く「カラオケ王」を発掘することを目指し、番組初のアマチュア・オーディションを開催することも決定。課題曲の歌唱を収録した動画を番組ホームページから応募する形で、締め切りは8月9日23時59分まで。これを通過すると、8月下旬に二次審査が行われる。
2016年08月03日先日発表された「第73回ゴールデングローブ賞」で主要2部門を受賞したAmazonスタジオ制作のオリジナルドラマ「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」のシーズン3の制作が、このほど決定した。本作は、実在のプロのオーボエ奏者ブレア・ティンドールが、クラシック業界の裏側を綴った小説「Mozart in the Jungle: Sex, Drugs, and Classical Music」を原作に、ニューヨーク交響楽団の舞台裏を描いたヒューマンドラマ。本作でゴールデングローブ賞主演男優賞を受賞した人気俳優ガエル・ガルシア・ベルナルが、主人公の天才指揮者・ロドリゴを演じ、『ゴーン・ガール』『ブルックリンの恋人たち』などに出演するイギリスの若手注目女優ローラ・カークが、駆け出しのオーボエ奏者を演じている。交響楽団の指揮者交代を描き絶大な人気を誇る本作は、全米では2015年12月にシーズン2の配信を開始。先日発表された第73回ゴールデングローブ賞では、ミュージカル・コメディ部門の作品賞、主演男優賞の主要2部門で受賞するなど人気に違わぬ高い評価を獲得している。シーズン1では、伝統あるニューヨーク交響楽団に新任した天才指揮者・ロドリゴが次々と引き起こす大騒動と、若いオーボエ奏者・ヘイリーのサクセスストーリーを中心に展開。続くシーズン2では、ロサンゼルスのハリウッド・ボウルやメキシコシティのベシャス・アルテス宮殿でもロケを行い、その天才指揮者のモデルになったベネズエラの実在の指揮者、グスターボ・ドゥダメルやラン・ラン、エマニュエル・アックス、ジョシュア・ベルら著名な演奏家の豪華ゲスト出演もあり、ロドリゴと楽団員たちの音楽への情熱と共にますます盛り上がりを見せていくようだ。製作総指揮兼監督を務めた『グランド・ブダペスト・ホテル』などへの出演で知られるジェイソン・シュワルツマンは、今回のシーズン3制作にあたって、「私たちは、Amazonに我々のオーケストラに、もう一つの“シーズン”を与えてくれたことに感謝いたします。地下鉄のプラットホームやヨーロッパの壮大なコンサート・ホールで演奏するかどうかではなく、音楽という広大な世界を通して作品を作り続けられることが待ち切れません」と喜びのコメントを寄せている。天才指揮者ロドリゴの不安をよそに、世界ツアーと色恋沙汰で楽団は大混乱。さらにはストライキの話、と目の離せない展開のシーズン2。今回制作が決定したシーズン3に期待しながら、まずは本日配信されるシーズン2を堪能してみて。「モーツァルト・イン・ザ・ジャングル」シーズン2は「Amazonプライム・ビデオ」にて配信中。(cinemacafe.net)
2016年02月12日徳島県にて開催された「マチ★アソビ Vol.15」。徳島阿波おどり空港をはじめ徳島駅前を中心に街中がアニメ一色に彩られ、毎回多くのアニメファンが集う一大イベントとなっているが、10月11日(日)には、本イベントのメインステージとなる「眉山林間ステージ」にて、LiSAがアコースティックライブを披露した。超満員の会場。日は暮れ景色が黒く沈んだ頃、バックバンドからギター・高慶"CO-K"卓史、キーボード・野間康介(agehasprings)が登場し、夜の眉山に馴染むしっとりとした旋律を奏でる。それに続いてLiSAがステージに登場。「こんばんは、LiSAです。徳島でこんなにも沢山の方に会えて凄く嬉しいです。本当にどうもありがとう」と挨拶し、「初めてここで歌った曲、歌います。聴いてください」という曲紹介から1stシングル「oath sign」をアコースティックバージョンで披露した。2011年秋に放送されたTVアニメ『Fate/Zero』のオープニングテーマ曲だった「oath sign」は、4年前の10月に開催された「マチ★アソビ」の同じ眉山林間ステージにて初めて披露された楽曲。この徳島の地で再び歌われることで、会場は大きな感動に包まれた。「oath sign」をしっとりと歌い上げた後、「改めまして、LiSAです!!」と元気に挨拶。スタンド最前列からロープウェイ乗り場エリアまでの観客を煽り、「ここにいる皆で最高に楽しんでいきましょう、ピース!」とお決まりの掛け声から2曲目の演奏に移る。2曲目はTVアニメ『ソードアート・オンラインII』《キャリバー》編のエンディングテーマ「No More Time Machine」。会場はミドルテンポのポップソングに手拍子で応える。そして3曲目、鍵盤ハーモニカを手にしたLiSAがソロを披露したのは、夕闇の似合う切ないラブソング「オレンジサイダー」だ。本来は夕焼けをバックに歌うはずだったが、想像以上に日没が早く、辺りは真っ暗になってしまっているというハプニング。しかし、客席から照らされるオレンジ色のペンライトにより、さながら夕焼けの様な景色が広がった。そして、「皆さんにとって、『Fate』にとって大切な、『THIS ILLUSION』という曲を担当させていただきました。まだ一回も歌ったことないんですよ。『oath sign』、ここが初めてだったでしょ? 今日の為に取っといたんよ?」と、TVアニメ『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』の挿入歌「THIS ILLUSION」を初披露する。1曲目に披露した「oath sign」、そして「THIS ILLUSION」は、どちらもufotable制作のTVアニメ『Fate/Zero』『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』の楽曲。この2曲を徳島で歌うことでLiSAは作品に対する感謝・リスペクトを表した。5曲目は最新シングル「Empty MERMAiD」のカップリング曲「リスキー」。それまでしっとりと聴き入っていたオーディエンスをタンバリンで煽りながら、LiSAの代表曲で、TVアニメ『ソードアート・オンライン』《アインクラッド》編のオープニングテーマである6曲目の「crossing field」へとつなげる。そして「皆に今日またここで会えたのが嬉しいので、大事な曲を歌います」と一言挟み、続く7曲目にはLiSA初のバラードシングルとなった「シルシ」(TVアニメ『ソードアート・オンラインII』《マザーズ・ロザリオ》編エンディングテーマ)。シンプルなバックバンドの演奏と、LiSAの伸びやかなボーカル、LiSAの実体験に基づいたストレートな歌詞が山頂の奥まで響き渡った。「今日のことを忘れないでください。そしてこの『マチ★アソビ』、これからも来年も再来年もずっとずっと遊びたいでしょ? きっと偉い人がなんとかしてくれると思います(笑)。皆にとって今日のイベントがどんどん大事になっていったらいいなと思います。だから、今日の事を忘れないでください」とイベントに対しての想いを真っ直ぐに伝えると、バックバンド無しでのLiSAソロ歌唱パートへ。8曲目、「恥ずかしい踊りしてもらうから!」とコミカルな振り付けが印象的な「エレクトリリカル」で観客を踊らせると、9曲目には「最高なんでこのまま行きます!」とTVアニメ『ニセコイ:』のオープニングテーマ「Rally Go Round」でフロアを一気に加熱する。そしていよいよ最後の楽曲、というところで上着をステージに脱ぎ捨てたLiSAは、「最後思いっきり声出してください、OK? 徳島ー!!!」と叫び、TVアニメ『魔法科高校の劣等生』オープニングテーマ「Rising Hope」を渾身のパフォーマンス。気温の下がった山頂ステージにも関わらず、LiSAもオーディエンスも汗だくで全セットリストを歌い切ると、「徳島マチ★アソビ、本当に楽しかったです。また来るね。また遊ぼうね。どうもありがとうございました、LiSAでした!」とMC。お決まりのフレーズ「今日もいい日だっ! ばいちっ!」を残し、ステージを後にした。
2015年10月13日徳島を中心としたアニメイベント「マチ★アソビvol.15」眉山山頂特設ステージで11日、「Fate Talk Stage」が行われ、『Fate/stay night[UBW]』でアーチャー役の諏訪部順一、遠坂凛役の植田佳奈、『Fate/Grand Order』マシュ・キリエライト役の種田梨沙らが登壇した。「マチ★アソビ」2日目の山頂で、10時から行われた本イベント。『Fate/stay night[UBW]』は前夜に同じ会場で「ニュータイプアニメアワード」作品賞を受賞した注目作であるとともに、スマホ向けゲーム『Fate/Grand Order』としての初イベントということもあり、会場は超満員に。朝一番とは思えないほど盛況のステージに、3人は感激している様子だった。諏訪部は、あらためて前夜「ニュータイプアニメアワード」作品賞を受けた感謝を述べ、さらに男性キャラクター賞で『シンデレラガールズ』のプロデューサーに負けた悔しさをコミカルに語って会場の笑いを誘った。アニメのblu-ray化に関する話題では、TV放送では入りきらなかったシーンや台詞が収録されていることを紹介。諏訪部が「収録で話した長ゼリフが放送されていない」と告白すると、植田は、「最終話の台本の表紙を見て、未来のロンドンでのエピソードが描かれていることに驚きました」と収録中のエピソードを明かした。作品の感想について諏訪部は、「未来の士郎のリア充感に驚きながら、自分の担当部分以外を見ないようにして、一視聴者としてオンエアを楽しんだ」という。続けて『Fate/Grand Order』の話題になると、植田が『Fate/Grand Order』にハマっていることから、ファンならではのコアな発言を連発。作中では、複数のキャラクターを演じるキャストも多いことから、諏訪部はおなじみのアーチャー以外にセイバークラスの「ジークフリート」を担当した新鮮さを語った。一方の種田は、主人公のパートナーであるマシュを演じているものの、現時点では一定以上に強化することができないため、パーティーからは外されがちな役どころ。しかし種田は、かたくなにマシュを使いながらも、より強いキャラクターと見比べては葛藤しているという。種田は、マシュ以外にもマリー・アントワネット、マタ・ハリ、清姫を担当しており、「清姫のちょっとエキセントリックな笑い方が難しかった」と振り返った。イベントでは、『Fate/Grand Order』ならではの企画として、ステージでキャスト陣が実際に10連ガチャを回すコーナーも。10連ガチャにはレアリティが★3から★5までが含まれており、サーヴァント(キャラクター)と概念礼装(装備)がある。3人のチャレンジの中でも特に盛り上がりを見せたのが植田で、最初アーチャークラスを引いたものの、諏訪部が演じるエミヤ(アーチャー)ではなくロビンフッドだったという笑いをまずは提供。しかしその後、自身が演じる遠坂凛が描かれたレア度★5「フォーマルクラフト」を見事引き当て、抜群の引きの強さを見せていた。また、今後のゲームへの希望を提案するコーナーでは、植田が「イベント周回でカードがもらえるイベントをやってほしい」と発言すると、種田からは「マシュにもイベント衣装がほしい」と切実な訴え。諏訪部は、「自分の演じるキャラを強くしてほしい」と要望を語った。さらに、現在植田も役柄は未公開ながら『Fate/Grand Order』のアフレコ収録を行ったことが明らかにされ、ゲームへの出演が発表されるとともに、今後ハロウィンイベントが開催され、ハロウィン衣装の「エリザベート・バートリー」がイベント限定として登場することが公開された。
2015年10月13日徳島を中心としたアニメイベント「マチ★アソビ」眉山山頂特設ステージで10日、『ハッカドール』のスペシャルトークイベントが行われ、ハッカドール1号役の高木美佑、ハッカドール2号役の奥野香耶、ハッカドール3号役の山下七海、ハッカドール4号役の上田麗奈らが登場した。『ハッカドール』は、様々なジャンルのオタク系情報に特化したキュレーションアプリ。10月からは、TVアニメ『ハッカドール THE あにめ~しょん』もスタートしている。高木、奥野、山下はこれまでの「マチ★アソビ」にもハッカドールとして参加してきたが、上田はつい先日ハッカドール4号役に決定したことが明かされたばかり。前回は客席から見学していたこともあり、「とうとうハッカドール4号になりました。長い戦いだった……!」と感慨深げに語った。早速始まった「シャッフルしてえくすぷれーん」コーナーでは、作品やキャラクターを紹介。普段のニコニコ生放送もバラエティ色が強い『ハッカドール』だけあって、今回はメンバーそれぞれの個性を入れ替えて、高木が奥野、奥野が上田、山下が高木、上田が山下のモノマネをしながら紹介するコンセプトで展開された。真似の仕方にもそれぞれの個性が出ており、山下は高木のマネとしていきなりものを食べる仕草を始めた。一方、高木は奥野ののんびりふんわりした天然キャラぶりを披露。上田は、眠い時の山下風に語尾をだるーんと伸ばしてトークする。さらに奥野が身振り手振りを交えながら上田の話し方をうまくマネすると、上田自身も同じ話し方を始めるなど、会場はカオスな盛り上がりを見せた。『ハッカドール』のアニメ版に話題が触れると、上田は現場のキャスト陣の若々しさや、作品の勢いを強調。思っていた以上にスピーディでテンポのいい作品だという。山下は、作品のギャグの多さや現場の楽しさに仕事を忘れるほどだそうで、『ハッカドール』のアフレコ現場の楽しさが伝わってきた。続く「お悩み解決! ハッカドーラセーロ」は、寄せられたお悩みに対して、出演者が大喜利形式で答えていくコーナー。……のはずだったのだが、高木の"中二病"演技に合わせて出演者全員が"中二病"家族を演じ始めたり、4人が「きのこの山vsたけのこの里」をテーマにした創作ダンスを見せたりと、当初の企画は異なる体を張ったステージングで客席を楽しませた。コーナーではノリノリな山下だったが、客席に家族が来ていることを思い出して赤面し、恥ずかしがる場面も。また、「『ハッカドール THE あにめ~しょん』をどんな風に展開すればBDが売れるか?」というアニメスタッフからの相談に対しては上田は、「4号に出番をください」と直球の要求。山下からは「権力を手に入れて国をまとめれば」という野心的な提案がされていた。対する奥野は2号と4号のイチャイチャを要望。ラストの高木はまじめに考えた結果、「4人いるんだから麻雀をやりましょう!」と趣味を前面に出した回答で会場を沸かせた。ステージ後半には、なんと『うーさーのその日暮らし』のうーさーが、「ハッカドール5号(自称)」のタスキをつけて登場。『ハッカドール THE あにめ~しょん』と『うーさーのその日暮らし 夢幻編』は同じ「ULTRA SUPER ANIMETIME」枠の作品であり、MCのDeNA岡村直哉氏によると、今後『ハッカドール』とうーさーのなんらかの形でのコラボも期待していいようだ。意外なゲストも乱入して、大いに盛り上がったステージ。最後は高木が「これからも濃い内容が詰まっているので、『ハッカドール THE あにめ~しょん』をよろしくお願いします!」と会場に呼びかけた。
2015年10月12日「月刊コミックアライブ」(KADOKAWA刊)は、連載中のタイトルを率いて、徳島県で開催されるイベント「マチ★アソビ」Vol.15のクライマックスラン(2015年10月10日(土)~10月12日(月・祝)の3日間)に参加する。「マチ★アソビ」は、徳島県駅周辺から眉山山頂で開催される複合エンターテイメントイベント。今回Vol.15では、2015年9月26日からファーストランがスタートし、10月3日からセカンドラン、そして10月10日(土)~12日(月・祝)にクライマックスランが続々と開催される。約2週間にもおよぶイベントには、各出版社やアニメ&テレビ関係社などが軒を連ね、グッズ販売やステージイベント、トークショーやライブ、マチ★アソビカフェなど、さまざまな催しを実施。前回Vol.14では、約74,000人もの来場者数を記録している。○その1「人気連載作品によるスタンプラリー&描き下ろし小冊子プレゼント」南海ブックス店内からスタートし、ヒントをもとに商店街内にある6カ所のチェックポイントでスタンプを集めると、ここでしか手に入らない『女子大生の日常』(著者:津々巳あや)特別描き下ろしマンガが掲載された小冊子がプレゼントされる。○その2「特製描き下ろしショッパープレゼント」マチ★アソビ期間中に南海ブックスで買い物をすると、『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!』の著者である弐尉マルコ氏による描き下ろしショッパーがプレゼントされる(ショッパーは数に限りがあるため、無くなり次第配布終了となる)。○その3「徳島県ゆかりの作家陣による複製原画展を開催」徳島県ゆかりのアライブ連載陣である、津々巳あや『女子大生の日常』、弐尉マルコ『ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です!』、氷樹一世『精霊使いの剣舞』による複製原画が特設会場にて展示される。○その4「人気連載作家によるサイン本の販売」「月刊コミックアライブ」にて連載している作家陣による特別サイン入りコミックスが物販会場にて販売される。■参加タイトル・缶乃『あの娘にキスと白百合を』・津々巳あや『女子大生の日常』・弐尉マルコ『ガールズ&パンツァーもっとらぶらぶ作戦です!』・にんげん『学戦都市アスタリスク』・春野友矢『ディーふらぐ』・氷樹一世『精霊使いの剣舞』・博『ゆめくり』・RAN『星刻の竜騎士』・あっと『のんのんびより』・菅野マナミ『ひまわりさん』※ラインナップなどは変更になる場合がある。○その5「描き下ろしペーパーをプレゼント」アライブコミックス『あの娘にキスと白百合を』(著者:缶乃)1~3巻、『ゆめくり』(著者:博)1~3巻を購入すると、特別描き下ろしペーパーがプレゼントされる。そのほか詳しい情報は、アライブ編集部のブログやツイッター、さらに南海ブックス特設サイトをチェックしてほしい。
2015年10月03日2015年10月10日~12日にかけて徳島で開催される「マチ★アソビvol.15」限定で、『プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!』と『のんのんびより りぴーと』が再びコラボすることが決定した。会場では、アニメ放送終了記念・スタッフコメント入りスペシャルペーパーの配布のほか、セレクション上映イベントも開催決定。イリヤとれんげの奇跡の再会は要注目だ。○『プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!』×『のんのんびより りぴーと』コラボイベント概要■スタッフコメント入りスペシャルペーパー配布【配布日程】2015年10月10日(土)、11日(日)、12日(月)※配布時刻は各公式Twitterなどで告知される。【配布場所】KADOKAWAパラソルショップ※配布枚数には限りがあり、無くなり次第終了となる。■セレクション上映イベント&トークショー(参加無料)【開催日時】2015年10月11日(日)12:00~13:10【会場】阿波おどり会館2F 阿波おどりホール【登壇者】・金子逸人(SILVER LINK.代表取締役)・加藤友季子(KADOKAWA・「プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!」プロデューサー)・山下愼平(KADOKAWA・「のんのんびより りぴーと」プロデューサー)【イベント内容】・各作品のセレクション上映・登壇者によるトークショー・プレゼント抽選会※イベント参加方法など詳細は後日告知予定。※登壇者、イベント内容は予告なく変更になる場合がある。そのほか、「グルメハント」への参加も決定している。○神戸アニメストリート「アニソンカフェ SIDE28」とのコラボ決定さらに、神戸アニメストリート内のアニソンカフェSIDE28でコラボカフェの開催も決定。キャラクターをイメージしたドリンクやフードが登場予定のほか、ここでしか買えないコラボグッズも販売される。【開催期間】2015年10月30日(金)~11月30日(月)【開催店舗】神戸アニメストリート内「アニソンカフェ SIDE28」【実施内容】コラボメニュー展開、コラボグッズ販売を予定※詳細はあらためて告知される。(C)2015 あっと・KADOKAWA刊/旭丘分校管理組合二期
2015年09月27日全国の中小企業及び個人事業者のうち、マイナンバーへの対応や準備が完了しているのは1.3%に過ぎない実態が、ソリマチの調査で浮かび上がった。同調査は、ソリマチが全国の中小企業・個人事業者に対して2015年8月下旬から9月上旬にかけて実施したインターネット調査であり、有効回答数は1540人だった。現時点で同制度への対応・準備状況を尋ねると、「完了している」と回答した企業は1.3%にとどまり、「取り組んでいる」「始めたばかり」との回答も計19%に過ぎなかった。一方、まだ行動していない企業が全体の約80%に上り、うち「情報収集・計画中」が30%、「まだ何も着手していない」が50%だった。対応状況を従業員数別に見たところ、「まだ何も着手していない」との回答は従業員が30人までの会社規模では38%であるのに対して、30人を超える会社では20%程度に下がり、何らかの調査をして関心が高い表れだという。実際に行動に移している会社の割合を見ると、従業員が300人までは40%(取り組んでいる(22%)+始めたばかり(18%))に留まっているのに対し、300人を超える会社の場合には85%(取り組んでいる(71%)+始めたばかり(14%))に達している。着手していない企業からは、「妻を専業従業者としている段階なので対策は必要ないと思っている」「中小零細企業はどうしたらいいのかわからない」「当社の従業員数で特別な対策が必要なのか」といった回答があった。マイナンバー制度は全ての事業主が対象になり、個人商店をはじめとした個人事業者の場合でもアルバイトやパート社員を雇っているケースは多いため、結果として源泉徴収などの届け出の際に従業員・扶養親族のマイナンバーを記載する必要があると同社は指摘した上で、全ての事業主に影響があるため注意しなければならないとしている。マイナンバー制度の認知度を見ると、マイナンバーという言葉を知らないとの回答はほとんど無かった一方、「詳細まで知っている」との回答は8%に過ぎない。多くの人は制度の理解が進んでおらず、何を行えばよいか分からない状態だと同社は推測する。マイナンバーの通知カード送付については89%が「知っている」と回答しているものの、残りの11%は「知らない」と回答しており、準備時間が残りわずかだということさえも一部では認識していない状況。コメントからも「開始時期がいったいいつになるのか」「スケジュールが全くわからない」との回答や不安の声が挙がった。マイナンバー制度への対応内容を尋ねると、「特に予定していない」(35%)が最多だった。準備を進めている会社では、「セキュリティの強化」(25%)、「給与システムの改修」(24%)、「マイナンバーに関する社員教育の実施」(21%)の順だった。セキュリティの強化を予定している回答者からは、「クライアントへの周知徹底がかなり大変そう。セキュリティの取り扱いに不安がある」というコメントがあった。また、給与システムの改修を予定する回答者からは、「マイナンバー導入後、年末調整・社会保険手続きの負担をどの程度抑えられるか、給与システムの改修にかかってくる」というメーカーへの期待が挙がった。マイナンバーに関する社員教育の実施状況では、「十分行き届いている」と「現在実施しているところ」が合わせて全体の13%にとどまり、過半数は準備すらしていないのが実情だ。回答者からは「総務側の人間が十分に理解していないため、社員教育をどう進めていったらいいかわからない」「社員の扶養家族の分の収集に、社員が納得するかが心配」といったコメントがあったという。マイナンバー制度に対する役割を尋ねると、個人事業者や社長などの「責任者」(46%)と総務・経理・営業担当などの「担当者」(42%)が回答者のほとんどを占めた。その他、税理士・社労士・事務所職員など「受託者」が少数あった。担当者からのコメントには、「経営者の認識レベル(が低いこと)が悩み」「上から指示がない」「会社がまだ対応に本腰を入れていないこと」といった、社内の意識の低さを挙げるものがあった。マイナンバー制度への対応に費やす概算予算を尋ねたところ、「わからない」「0円」という回答が多い一方で、具体的な金額で最も多かったのは「3万円未満」(6%)だった。制度対応にかける平均額が少ない理由として、コメントからは「将来的に保険料率が下がることはないのか」「企業側にメリットを感じない」「面倒だなと感じて、対応が後回しになる」といった、制度対応へのメリットを見出せていないことも同社は要因だと推定する。中には、「セミナーに参加したりしているが、どれも大企業向けのような感じを受ける。50人程度の会社も同じように整備しようと思うと費用が大きいと感じる」「セキュリティ、マイナンバー管理用サーバに費用が掛かりすぎる」という、中小企業には対応への経費負担が大きいという意見もあり、切実な課題となっていることが分かる。従業員が多い大企業ではマイナンバー対策パッケージやアウトソーシングなどを導入し、業務を委託する会社が多い一方、中小企業では給与計算ソフトなどを利用して自社でマイナンバーの収集・保管・破棄を行うケースがほとんどとなっており、メーカーの対応に頼っているというコメントも多く見受けられた。中小企業にとっては、利用中の給与計算システムの対応だけではなくマイナンバー情報にも期待している部分が多く、対応製品の提供に加えてセミナー開催などを望んでいることが改めて分かった。
2015年09月16日5月3日~5日に徳島県で開催されたアニメイベント「マチ★アソビvol.14」。今回も大盛況だった同イベントの舞台となった徳島市街地の様子を紹介していく。毎回の「マチ★アソビ」で恒例となっているのが、JR徳島駅での一日駅長イベントだ。今回は『Wake Up, Girls!』から吉岡茉祐と奥野香耶、『おへんろ。』から山下七海、江原裕理、高野麻里佳が一日駅長を担当した。テープカットには徳島アニメ大使である声優の中村繪里子も参加しイベントを盛り上げた。徳島駅では『Wake Up, Girls ! 』、『おへんろ。』『Fate/stay night[UBW]』デザインの「マチアソビvol.14」記念入場券を販売。徳島駅前は記念入場券を求める長蛇の列ができていた。「マチ★アソビ」では「ポッポ街商店街」「東新町商店街」といった商店街エリアも会場の一部となり、期間中は商店街内のテナントがイベント会場に早変わりしてさまざまなジャンルの展示が行われた。展示は原画など紙物に限らず、カプコンは商店街の一角のテナント内に試遊エリアを設置。『戦国BASARA4皇』『デビル メイ クライ 4 スペシャルエディション』『大逆転裁判 -成歩堂龍ノ介の冒險-』の最新タイトルがプレイアブル展示され、徳島初出しのゲーム要素もあったというから驚きだ。街中に突然『Wake Up, Girls!』のイラストが現れ、実はラーメン屋の上のスペースで山本寛監督が講師を務めるトークショーが開催されていたりするからすごい。直接アニメやゲームに関わる展示をしている店舗以外でも、街中の普通の店舗がコスプレ割引を掲げたり、街全体が「マチ★アソビ」に協力しているムードが感じられる。メインエリアとなる新町川周辺では「新町川東公園」「両国橋西公園」でさまざまなステージイベントが開催されている。ちょっと毛色の違うイベントとしては、アニメ『シンデレラガールズ』が「Star!! キラキラVer. 企画中、です」と題したイベントなども。出演声優と会場のプロデューサーたちが意見を出しあいながら、主題歌の「コール」を作るという企画で、イベントの最後には実際にそのコールを入れながらのライブを行うという実験的な内容だった。会場で配布されたコールペーパーは、アニプレックスの宣伝プロデューサー・高橋ゆま氏の手作りというあたりがいかにも「マチ★アソビ」らしい。高橋プロデューサーが書き込んだコールペーパーも。「新町川東公園」と「両国橋西公園」のふたつの会場をつなぐのが、新町川沿いのボードウォーク。ボードウォークには無数のパラソルがあるが、各パラソルが各メーカーや参加団体のブースとなっている。各パラソルで物販やサイン会などが行われる一方、変わったところでは、ブシロードブースが「田中ブンケイP ガンスリンガー」を実施。ブシロードの名物社員である田中ブンケイ氏とカードゲームで対戦しようという企画だが、川沿いの強風のためダンボールの中で対戦、参加者はカードが風に飛ばされても恨まない制約の上で対戦という、ちょっと微妙だが楽しそうな感じがこれもいかにも「マチ★アソビ」。名物の眉山ロープウェーのアナウンスは、今年は上りが『Fate/stay night[UBW]』のギルガメッシュ、下りが『シンデレラガールズ』の渋谷凛バージョンに。ギルガメッシュはロープウェーを宝具に例えたりと上から目線ながらサービス満点。渋谷凛は阿波尾鶏をフライドチキン好きの未央に買って行ってあげようかな、などと初々しく語っていた。市内を流れる川にかかる橋の裏側をキャンパスに見立てた「橋の下美術館」も大盛況。山上に特設ステージが設置される10月に比べるとやや存在感が薄い5月の眉山のロープウェーだが、搭乗者には『シンデレラガールズ』か『Fate/stay night[UBW]』のポスターがプレゼントされるうれしい特典も。街中をコスプレイヤーや着ぐるみが普通に闊歩している感じは市街地密着型のイベントならではの醍醐味だった。ラストの閉会式には出演者やコスプレイヤー、「マチ★アソビ」2日目に結婚式をあげた声優の市来光弘・井ノ上奈々夫妻らがステージに大集合、盛り上がりの内に今回の「マチ★アソビ」は幕となった。次回の「マチ★アソビ・クライマックスラン」は10月10日・11日・12日。近藤社長によれば「マチ★アソビ」の15回とufotableの15周年を記念して、美術館での大規模な展示なども予定しているという。
2015年05月06日徳島県で開催されているアニメイベント「マチ★アソビvol.14」(5月3日~5日)で、アニメ『放課後のプレアデス』関連のイベントや展示が行われた。「マチ★アソビ」初日には、すばる役の高森奈津美が登場してのトークイベントを両国橋西公園ステージで開催。『放課後のプレアデス』の魅力や、今後の物語の見どころなどを語った。各話の見どころを語る定番トークでも高森はサービス精神を発揮、水着回が第3話にあるのがセオリーより早いのではと分析したり、第4話でふっとばされたすばるがいつきに受け止められた時、すばるが「いた!」と言っているのがいつきの体型と何か関係があるのではと推理。さらに、第4話ではもっと馬鹿っぽくと駄目出しをされた裏話を披露したり、イベント途中に降ってきた雨の中にいる観客を心配したりと、客席を気遣い楽しませようとする姿勢が伝わってきた。これから放送される第5話の見どころとしては、いつき回と言うべき話で、今までのいつきのイメージがくつがえされて大きなギャップを挙げていた。イベント中の「プレアデスレディオ出張版」では、「ラジアデス星人に教えたい地球語」のコーナーを実演。客席のリクエストした単語を覚えたラジアデス星人の様子を高森が実演することになり、最初のお題がなんと「レインメーカー」。新日本プロレスのオカダ・カズチカが使うプロレス技だが、ステージ上の人間が誰もプロレスに詳しくないことから、高森がちょこまかと謎の動きを見せながら甲高く「れいんめーかー!」と叫ぶ謎の必殺技を披露し、会場を爆笑させていたのだった。また、各エリアに分散した『放課後のプレアデス』関連展示をトークイベント内でうまく紹介しており、イベント終了後には東新町アーケードで行われている原画展や、新町川ボードウォーク・クロックワークスブースでのレトルトカレー「すばるのカレー」をその場で食べることができるサービスなどに次々と人が流れていた。『放課後のプレアデス』は、「SUBARU×GAINAX Animation Project」の第1弾作品としてスタートした企画。そんな『放課後のプレアデス』ならではだったのが公式ラッピングカー展示で、素体にはSUBARUのWRX S4を使用。世界にたった一台だけの公式ラッピングカーというふれこみに、高森も安全な私有地で乗ってみたいと興味津々だった。
2015年05月05日徳島県で開催されているアニメイベント「マチ★アソビvol.14」(5月3日~5日)に、グッドスマイルカンパニーが出展し、さまざまな企画が展開されている。JR徳島駅を出てすぐにあるポッポ街商店街では、「出張版!ねんどろいど面相チャレンジin徳島」を開催。同イベントは「ワンダーフェスティバル2015[冬]」でも好評だった企画のひとつで、ねんどろいどの「のっぺら顔」にオリジナルの面相を描いて、完成したものは持ち帰ることができる。用意された油性ペンや修正液を手に、思い思いの面相を施す姿が見られた。新町川ボードウォークに出展したグッドスマイルカンパニーとGift、ULTRA SUPER PICTURESの合同パラソルでは物販を展開。注目はうーさーとすーぱーそに子のコラボグッズで、B2コラボタペストリーはブース訪問時には既に売り切れている人気ぶりだった。今回の「マチ★アソビ」で"レアキャラ"として人気を博していたのがうーさー。神出鬼没なことからTwitterなどで目撃証言があると人が集まってくるほど。情報に従って遭遇した時には『なないろランガールズ』のマスコットとツーショットを決めていた。うーさー様は記念撮影にも気軽に応えてくれるので、見かけた時は要チェックだ。
2015年05月05日