ヤフーは3月12日、架空の4人家族それぞれの1日のスケジュールを追いながら、どのシーンでどのメディアに接触しているかがわかるインフォグラフィックを公開した。このインフォグラフィックは、東京都・大阪府在住の20歳以上の男女を対象に、メディアの利用実態調査を行った結果に基づくもの。マクロミルモニタを利用したインターネット調査で、調査実施期間は2014年11月1日~2014年11月5日、有効回答数は3,652サンプルだった。家族は50代の会社員である父と、同じく50代の専業主婦である母、20代会社員の娘と20代大学生の息子の4人家族。親が普通利用するメディアはパソコンが95%以上、ついでTVだが、娘と息子がもっとも利用しているのはスマートフォン。通勤通学中、昼食中、帰宅中はスマートフォンの利用が多く、寝る直前まではテレビやスマートフォンを利用する家族の姿が描写されている。
2015年03月13日ヤフーの100%子会社であるワイジェイFXはこのたび、3月9日時点で顧客からの預かり残高が1,000億円を突破したと発表した。同社は、2014年3月に社名を「ワイジェイFX」へと変更し約1年が経過した。この間、顧客への認知向上や要望を形にした、人気FXトレードツールCymoのバージョンアップ、外貨exにおけるスプレッド縮小キャンペーン、取引数量キャンペーンなどを実施してきたという。また親会社であるヤフーとの連携を強化するなどの取り組みにより、多くの顧客の支持を得て、3月9日(月)時点で、預かり残高が1,024億円となったという。同社は、今後もより多くの投資家から支持を得られるよう、さらなる取引環境の向上に努め、さまざまなサービスを拡充していくとしている。
2015年03月12日ヤフーは3月5日、1タップでスマートフォンの「写真・動画・連絡先」のデータ保存と復元ができるクラウド方式のバックアップアプリ「Yahoo!かんたんバックアップ」を公開した。アプリは、特にバックアップに不慣れなユーザー層に安心してスマートフォンを利用してもらうことを目指したもの。オンラインストレージサービス「Yahoo!ボックス」上にデータを保存するため、端末の買い替え時や、紛失・水没した場合でもデータが移行できる。また、シンプルなアプリデザインで、初心者でも操作に迷うことなく、1タップでバックアップと復元が行える。バックアップできるデータは、事前に行ったデータ管理に関するアンケート調査にで「紛失したら困る」「容量の問題で管理・保存に困る」という項目で上位に挙がった「写真・動画・連絡先」の3種類を対象にしている。それぞれバックアップを取る・取らないは1タップでON/OFFを切り替えられ、一度バックアップを取ってからは、その後に追加されたデータだけを自動的に判別。Android版では、曜日と時間を指定して自動的にバックアップを取る「定期バックアップ」も利用できる。バックアップ容量は、「Yahoo!ボックス」に依存しており、Yahoo! JAPAN IDがあれば、無料で5GBまで利用できるほか、Yahoo!プレミアム会員ユーザーは50GBまで使用できる。また、3月31日までの期間限定で「Yahoo!かんたんバックアップ」もしくは「Yahoo!ボックス」を利用しているユーザーを対象に、「Yahoo!プレミアム」に新規会員登録するとTポイントを1230ポイント提供するキャンペーンも実施している。
2015年03月06日ヤフーは3月11日(水)0時から23時59分まで、「Yahoo!検索」で「3.11」と検索すると、1人につき10円をYahoo! JAPANがユーザーに代わり寄付するチャリティー企画「Search for 3.11」を実施する。併せて、約4年間の東日本大震災に関する検索データを可視化し、人々がどのように震災について調べてきたのかを振り返るムービーやビジュアライザーを特設サイトで公開する。東日本大震災から月日が経過し震災当時の記憶の風化が大きな課題となる中、「3.11、検索は応援になる」をテーマに、昨年初めて同企画を実施した結果、わずか1日の企画に約250万人が参加、寄付金額は約2500万円まで伸びたことから、今年も同企画を継続する。さらに、参加者に被災地のことを知ってもらうため、検索結果から、宮城県石巻市、岩手県山田町、福島県相馬市の3つの町の様子や人々の現在、過去、未来のストーリーを掲載する特集企画「東日本大震災から4年、未来への現在地」(後日公開予定)へと誘導。検索を入り口に、被災地について知る機会を提供する。同企画の寄付先は、「東日本大震災復興支援財団 福島こども力プロジェクト」「助けあいジャパン」「株式会社小高ワーカーズベース」「一般社団法人 ISHINOMAKI 2.0」「東の食の会」「桜ライン311」の6団体を予定している。
2015年03月05日ヤフーは5日、1タップでスマートフォンの「写真・動画・連絡先」のデータ保存と復元ができるクラウド方式のバックアップアプリ「Yahoo!かんたんバックアップ」のiOS版を公開した。App Storeよりダウンロードでき、価格は無料。なお、Android版は2月12日に公開されている。「Yahoo!かんたんバックアップ」は、1タップでスマートフォンの「写真・動画・連絡先」のデータ保存と復元ができるクラウド方式のバックアップアプリ。データは、同社が提供するオンラインストレージサービス「Yahoo!ボックス」上に保存される。そのため、端末の買い替え時や、紛失・水没時でもデータ移行が可能。また、わかりやすさを追求したユーザーインターフェースで、初心者でも迷うことなくバックアップと復元ができるとしている。バックアップできるデータは、事前に行ったアンケート調査で上位に挙がった「写真・動画・連絡先」の3種類が対象。それぞれ、バックアップのON/OFFを1タップで切替えられる。また、一度バックアップを取ると、その後に追加されたデータだけを自動的に判別するため、同じデータを重複して保存することはない。バックアップ容量は「Yahoo!ボックス」に依存するが、Yahoo! JAPAN IDがあれば無料で5GBまで保存でき、Yahoo!プレミアム会員ならば50GBまで使用可能となっている。そのほか、Android版では、曜日と時間を指定して自動的にバックアップを取る「定期バックアップ」機能も利用できる。
2015年03月05日ヤフーは、カップル向けiOSアプリ「Pairgram」を公開した。同アプリは、カップル2人で1つのアカウントを共有することで、他のカップルとコミュニケーションを取れるSNS機能などが搭載されている。価格は無料。「Pairgram」は、カップル向けのSNSアプリ。カップル2人で1つのアカウントを共有することで、他のカップルたちとコミュニケーションが取れるSNS機能を搭載している。iPhoneのフロントカメラとバックカメラで同時に撮影し、1枚の写真に合成する機能にも対応。デートの際、パートナーの写真ばかりで自分が写っていないという問題が解決されるという。そのほか、2人がそれぞれ撮影した写真が、2人だけの「思い出ボックス」へ共有される機能を搭載。メールやクラウドサービスなどよりも手軽に2人の写真を共有することができるとしている。ヤフーでは今後、Android端末への対応、SNS機能の拡充、撮影機能の強化などを予定している。
2015年03月04日ヤフーは2月27日、カップル向けSNSサービスのiOSアプリ「Pairgram」をリリースした。○カップル同士がつながるSNS同アプリでは、カップルで1つのアカウントを共有する。他のカップルとつながり、お互いに祝福し合えるというカップルの思い出作りをアシストする写真機能も搭載。フロントカメラとバックカメラで同時に撮影し1枚の写真に合成することで、2人で写った写真を簡単に撮影できる。また、それぞれ撮影した写真が2人だけの思い出ボックスへ共有される機能もある。今後は、Android版の開発、SNS機能拡充、撮影機能の強化などを予定している。
2015年03月03日ヤフーは13日、同社が提供するインターネットグルメ予約サービス「Yahoo!予約 飲食店」のスマートフォンアプリを公開した。Android版からの先行公開となっており、Google Playよりダウンロードできる。価格は無料。「Yahoo!予約 飲食店」は、2013年10月より提供されているインターネットグルメ予約サービス。13日に公開されたアプリ版は、「空席の時間がすぐに知りたい」、「分煙や個室の有無などの条件を確認したい」といった、ユーザーのニーズをもとに開発されたという。ユーザーインターフェースでは、「いま」予約できる「時間」を大きく表示し、店舗ごとの条件表示も「分煙」「個室あり」「駐車場あり」「カード支払い可能」の4種類のアイコンで表示する。店舗の予約は、「予約時間」を選択した後、「予約を確定する」をタップすることで完了する。誤って決定した場合や、急な変更もアプリから操作できる。そのほか、地域情報サービス「Yahoo!ロコ」との連携により、アプリから店舗のクチコミ、写真の閲覧が可能となっている。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年02月13日ヤフーは2月10日、マルチスクリーン環境におけるデバイスの利用動向に関する調査を実施し、その結果を発表した。調査は16歳以上の男女 3万2848人に実施。回答結果からパソコン・スマートフォン・タブレットのどれかを月1日以上利用している4146人を抽出し、追加調査を実施した。追加調査の結果によると、回答者の41%が毎日2台以上の異なるデバイスを利用していることがわかった。使用する時間や場所、目的によってデバイスを使い分けており、例えば、パソコンを使ってインターネット上で検索した内容をスマホが引き継ぎ、外出先でも調べるといった使われ方がされている。デバイス別では、スマートフォンの利用頻度が最も高く、回答者の93%がほぼ毎日利用していることがわかった。利用頻度の平均は1日9回で、合計時間が47分。利用目的は、動画視聴、地図、ナビゲーション機能、暇つぶしなどがほかのデバイスに比べて高い傾向にあった。動画視聴の割合は特に若年層が高かった。タブレット端末は、利用場所が自宅が75%と高い。目的は、動画、電子書籍を楽しむ人が多い。テレビの視聴中や、音楽鑑賞中に一緒に利用する「ながら利用」が多いことが特徴だという。パソコンは、タブレットと同様に自宅での利用が多く、1回の利用時間が103分と長い傾向があった。利用目的は、ショッピング、資料作成、旅行の予約など、幅広く使われている。ヤフーは、今回の調査結果をWebページにて動画と画像で公開している。
2015年02月10日ヤフーは2月4日、2014年度第3四半期の決算説明会を開催した。売上高は前年同期比4.7%増で1075億円となり、四半期利益も6.5%増の334億円の成長を見せる一方、新たな取り組みとしてゲーム制作子会社「GameBank」を1月に設立したことを明らかにした。第3四半期は、2013年第3四半期より開始したeコマース新戦略の影響が一巡。2Qの売上高は前年同期比2.5%増にとどまっていたが、3Qは4.7%増と改善を果たした。○ディスプレイ広告は引き続き大幅な成長、新商品も業績を牽引したのは広告などを手がけるマーケティングソリューション事業で、前年同期比5.6%増となる756億円だった。広告では、Yahoo!ディスプレイアドネットワーク(YDN)とYahoo!プレミアムDSPのディスプレイ広告が19.2%増と好調を維持。PCからスマホへの移行が進む検索連動型広告の2.1%減を補う形となった。純粋に売上規模の推移を見ると、ディスプレイ広告が占める割合は前年同期が35.3%であったのに対し、39.9%まで伸長している。Yahoo!プレミアムDSPは、大手の広告主約180社が活用しており、サービス単体の売上高が前四半期比で60%以上の伸びを見せた。また、スマートフォン向けリッチ広告の取り組みも強化する。端末を傾けると広告画面が動き、見える範囲や角度が変化する新たな商品の開発も行っており、ヤフー 代表取締役社長 宮坂 学氏は「こうしたインタラクティブな広告など、クリエイティブを強化していきたい」と、「スマートフォンならではの広告」を提供していく方針を語った。広告関連では、GYOのビデオ広告の伸長やリアルタイム検索のマネタイズにも触れた。リアルタイム検索は、これまで広告を提供してこなかったが、新たに広告枠を設置し、Twitterの広告商品とYDNを掲載していく。○スマホアプリは2.4億DLにスマートフォンとPCのDUB(Daily Unique Browser)はすでにスマートフォンが過半数を超えており、引き続き拡大を続けている。そうした状況で「PCのブラウザのヤフーから、スマホのアプリのヤフーへ」(宮坂氏)となるべく、アプリの投入を更に加速していく。iOSとAndroidアプリの累計ダウンロード数は前年同期比で約2倍となる2.4億件で、動画サービス「GYAO」のブランド刷新や「Yahoo!カーナビ」「Yahoo!キーボード」などが特に好調だったという。また、2Qでも公表していたスマートフォン向けトップページやアプリのタイムライン表示導入を改めて説明。宮坂氏によると「継続的にタイムライン表示のテストを行っており、チューニングを進めて春にはリリースしたい」と、その見通しを語った。ほかにも、2014年10月に完全子会社化を果たしたカービューのヤフオク連携や、Yahoo!プレミアムの会員数1000万人突破などもトピックスとして挙がっていた。○ゲーム制作子会社を設立こうした中で、関心を集めた発表が「ゲームパブリッシング事業」の開始だ。1月16日にゲーム制作子会社「GameBank」を設立し、来期に向けて複数の"コアなゲーム"をリリースするという。立ち上げには、ベンチャーキャピタルのインキュベイトファンドが参画しており、代表取締役にはヤフーで新規事業開発などを手がけている津幡 靖久氏が就任。取締役にもヤフー 川邊 健太郎氏やインキュベイトファンドメンバーが並ぶ。ただ、ゲーム制作の"キモ"はゲームに精通する開発者だろう。そこでヤフーから、執行役 COOとして椎野 真光氏が就任。椎野氏はセガ出身の"ゲームのプロフェッショナル"とのことで、2014年に同社へ入社している。ヤフーはプラットフォーマーとして、これまでDeNAと共同で「Yahoo!モバゲー」などを提供しており、「(Yahoo!モバゲーの愛称である)ヤバゲーもかなり成長している」(宮坂氏)ほどにゲームへの関心がなかったわけではない。しかし、社内に椎野氏をはじめとする「ゲームを作れる人材が中に増えてきたから、切り出して(ゲームを)作っていこう」(宮坂氏)としたという。具体的なゲーム内容の公開は来期になるようだが、同日に公開されたWebサイトでは「人とつながると、楽しい」と理念を綴っているように、ソーシャルベースのオンラインゲームが展開される可能性が高いだろう。○質疑応答では個人情報保護法改正案に関する質問も質疑応答では、ワイモバイルや個人情報保護法改正案に関する質問が投げかけられた。ソフトバンクがワイモバイルなど子会社4社の合併を発表したが、これの影響について宮坂氏は「特に大きな変化もなく、事業は継続していく」と話し、シナジー効果を今後も最大限引き出していくとのコメントにとどめた。一方、個人情報保護法改正案は問題が少々複雑だ。企業が保有する個人情報の利活用、ビッグデータの利活用については様々な議論があるが、とりわけ個人情報の利用目的の変更手続きについて注目が集まっている。当初はOECD(経済協力開発機構)が定めたプライバシーのガイドラインに近しい内容だったものの、法改正の検討会が出した改正案は内容が変わっていた(パーソナルデータに関する議論については、首相官邸Webサイトに議事要旨などが掲載されている)。詳しい話は省略するが、利用目的を変更する場合の手続きについて一定の条件を付けることで許可するといった案になっている。個人情報を取得する際に「将来規約を変更する可能性がある」といった趣旨の内容を記述変更する内容をWebサイトなどで公表利用者が望まなければ、個人情報の利用を停止できる手段を用意する(いわゆるオプトアウト方式)これらの諸手続きを、個人情報保護委員会に提出し、公表方法が適切ではないと判断された場合には、委員会が勧告・命令が下される委員会を通すことで、企業の行き過ぎた利用目的の追加・変更に一定の歯止めがかかるという声もあるが、利用目的の変更が生じた場合には本人が認知した上での同意が必要という意見が専門家を始め、多くを占める。それに対して、ヤフーなどのネット企業が所属する業界団体が改正案に近い主張を行っていたことから、記者から質問が飛んだというわけだ。宮坂氏は、センシティブな議論であるため、細かい内容については触れなかったものの、"大枠"で見た時に「データを上手く利活用することがお客さんにメリットを提供できると思う」と話す。こうしたデータの利活用は、現在も多くの企業が行っており、それぞれの趣味・嗜好に沿った商品・サービスの提案を行っている。宮坂氏は、法改正によって情報の利活用の在り方が変わることを「利便性を更に高めることに繋がるのではないか」とした。その一方で、ユーザーが望まぬデータの利活用は行わず、最大限留意する意向も示している。「こうした過渡期では、変化に対する不安や、気持ち悪いと思われる方がいるのは当然。なので、乱暴にやらず、お客さまと対話して、外部の意見を取り入れながら、バランスが取れたものを作っていきたい」(宮坂氏)
2015年02月05日河北新報社とヤフーは2月2日、東日本大震災の復興支援および震災の記憶を未来に残していくことを目的とした自転車イベント「ツール・ド・東北」の第3回大会となる「ツール・ド・東北2015」を9月13日に開催すると発表した。「ツール・ド・東北」は、毎年大会規模を発展させながら10年程度継続して開催することを目標としており、2013年11月に第1回大会、2014年9月に第2回大会を開催。第1回は1316名、第2回2959名のライダーが参加した。第3回大会となる「ツール・ド・東北2015」においては、大会をきっかけとして人が訪れる地域を広げ、より広範に大会がもたらす経済効果を波及させるために、新たに気仙沼市をスタートし石巻専修大学(石巻市)をゴールとする片道(ワンウェイ)コースを設ける。今回、片道コースを設けることで、上級者に限らず、より多くの人が南三陸町や気仙沼市を走行できるようにした。また、参加人数は昨年より拡大して開催するほか、メイン会場となる石巻専修大学では大会期間中に参加ライダーの同行者や地元の方も楽しめるイベントを実施する予定だ。大会の詳細は4月に発表。出走エントリーや「ツール・ド・東北 クルー」(大会運営ボランティア)の募集は5月に開始する予定だ。
2015年02月03日ヤフーは1月27日、TwitteのTwitterプロモ商品向けの広告料金プレゼントキャンペーンを3月6日まで実施すると発表した。初めてTwitterプロモ商品を利用する広告主を対象に、1万円分のTwitterプロモ商品の広告料金をプレゼントするもの。Twitterプロモ商品は、ターゲット層のTwitterユーザーからフォロワーを獲得できる「プロモアカウント」やリーチを拡大することが可能な「プロモツイート」で構成されている。2014年11月より、Yahoo!プロモーション広告の中小規模の広告主などを対象に、オンラインを通じて提供されている。ヤフーではTwitterプロモ商品の広告主向けに、Yahooプロモーション広告と同様の電話サポート窓口を提供しており、充実したサポート体制を整えている。
2015年01月28日ヤフーは21日、「ヤフオク!」および「Yahoo!ショッピング」で購入した中古スマートフォンなどの故障・紛失・盗難に対し補償金が支払われる新サービス「中古スマホあんしん補償」の提供を開始した。利用料金は月額税別500円。「中古スマホあんしん補償」は、「ヤフオク!」および「Yahoo!ショッピング」で落札・購入した中古スマートフォンなどの故障・紛失・盗難に対し補償金が支払われるサービス。事業者から購入した端末だけでなく、個人間取引で購入した端末にも適用される。対応する端末は、「Yahoo!ショッピング」で落札・購入した、スマートフォン、タブレット、ルーター、電子書籍端末、従来型携帯電話(キャリア不問)。補償期間は、契約開始日から2年間。補償内容は、自然故障時が修理代金の最大100%(上限2万円)、紛失・盗難時が新端末購入代金の最大50%(上限1万円)となっている。利用料金は月額税別500円だが、7月20日までに申し込むと月額税別300円で利用できる。(記事提供: AndroWire編集部)
2015年01月21日ヤフーは1月9日、阪神・淡路大震災発生より20年の節目となる2015年1月17日(土)に、写真や映像、阪神・淡路大震災に関する統計データを用いたコンテンツで振り返る「阪神・淡路大震災から20年」をトップページと特集ページで公開すると発表した。1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、戦後最大の都市型災害と言われ建物の倒壊や火災などにより多くの人々が犠牲となった。この大災害の"記憶"と"記録"を未来に残していくため、1月17日(土) 0:00~23:59にYahoo! JAPANのトップページを、写真で当時の被害状況や復興の様子を振り返ることができるデザインに切り替える。また、特集ページでは写真や映像、阪神・淡路大震災に関する統計データを組み合わせたインフォグラフィックスを1月17日から2月13日の期間で公開。当時の被害状況や有事の際に取るべき行動などの情報をインフォグラフィックスを用いて視覚的にわかりやすく伝えることで、ユーザーに「いざという時にどう自分の身を守るのか」を考えるきっかけとして提供していく。なお、同企画の写真は神戸市震災写真オープンデータサイト「阪神・淡路大震災『1.17の記録』」やアフロ、映像は毎日放送、統計データは「阪神・淡路大震災の経験に学ぶ」(国土交通省 近畿地方整備局)や、神戸市、兵庫県、消防庁などのデータを使用している。
2015年01月12日ヤフーは18日、検索アプリ「Yahoo!リアルタイム検索」にTwitterの投稿から電車の運行状況を配信する「遅延なう」機能を追加した。「Yahoo!リアルタイム検索」は、Google Play、App Storeよりダウンロードでき価格は無料。「遅延なう」は、Twitterの投稿をリアルタイムに解析して、電車の運行状況に関する配信を行う機能。つぶやきの上昇率から遅延や運休など各路線の運行状況を独自に抽出する。公式の運行情報よりも早く運行状況をユーザーに伝えられるという。「遅延なう」のユーザーインターフェースは、「遅延・再開に関するツイート数」や「ツイートの急上昇」、「遅延や運休発生時間」など、運行状況が一目でわかるデザインとなっている。また、「Yahoo!乗換案内」の運行情報APIと連携することで、公式の運行情報も閲覧できる。そのほか、任意の路線を最大5件まで登録でき、登録した路線に関する遅延ツイートが急増したり、公式の運行情報が出ている場合プッシュ通知を行う機能も搭載する。(記事提供: AndroWire編集部)
2014年12月19日ヤフー(Yahoo! JAPAN)は12月18日、「Yahoo!リアルタイム検索」アプリで遅延や運休情報を知らせる「遅延なう」機能の追加を発表した。Twitterの投稿から電車の運行状況をリアルタイムに抽出して通知する。「Yahoo!リアルタイム検索」アプリは、ソーシャルメディアの投稿から「話題のキーワードランキング」や「人気画像のタイムライン」を表示したり、急激に盛り上がったキーワードをプッシュ通知で届けるなど、さまざまな形式でソーシャルメディアの情報を取得できる。今回追加した「遅延なう」では、Twitterの投稿をリアルタイムに解析。「遅延・再開に関するツイート数」や「ツイートの急上昇」「遅延や運休発生時の発生時間」などTwitter上の情報から解析した運行状況が一目で分かるデザインとなっている。公式の運行情報よりも早く遅延や運休の状況を届けるため、毎日の電車通勤・通学などでの利用を想定している。また、一般的に鉄道各社では15分未満の遅延の場合に公式情報をアナウンスしない場合もあるため、短時間ながら遅れる場合にも有効な機能といえる。また、Twitter上の情報だけでなく、「Yahoo!乗換案内」の運行情報APIと連携し、公式な運行情報も提供する。ほかに、よく使う路線を最大5件まで登録することで、登録した路線に関する遅延ツイートが急増したり、公式の運行情報が出ている場合に、プッシュ通知で知らせる機能も提供する。
2014年12月19日ヤフーは12月18日、無料アプリ「Yahoo!カーナビ」のタブレット対応版の提供開始を発表した。App StoreとGoogle Playよりダウンロードできる。また、タブレットUIの提供に合わせて「高速渋滞マップ」も提供する。タブレットに最適化したUIは、iOS向けではiPhone 6PlusとiPad mini、iPad Air、Android向けでは5.5インチ以上のファブレットとタブレットで利用できる。このUIは横画面で使用した場合のみ利用できるほか、設定からスマートフォン向けのUIに変更も可能だ。タブレットに最適化した部分では、ワイド2画面表示に対応しており、高速道路では地図+ハイウェイモード、一般道では地図+交差点右左折案内を表示する。タブレット最適化UIの開発者インタビューについては「Yahoo! カーナビのタブレット版が年内に登場 - 開発者インタビュー」をご覧いただきたい。その他の新機能としては、日本地図上に高速道路のみを表示する、広域の「高速渋滞マップ」を提供。渋滞情報はVICS配信のリアルタイム情報を反映するだけではなく、「渋滞」や「混雑」「チェーン規制」などの表示もひと目でわかるようになっている。これらの情報は、アイコンをタップすると原因の説明が表示されるため、規制が長引くかどうかがわかり、運転ルートの参考にできるという。ほかにも交通事故多発箇所の表示や経由地入れ替えに対応。これらの新機能はユーザーレビューやSNS上の意見、ヤフーに直接寄せられた問い合わせなどから対応を図ったという。例えば、これまでもYahoo!カーナビ内でクーポン情報が提供されてきたが、Android版は年内、iOS版は年明けからファミリーレストラン「ガスト」のクーポンが配信される。クーポン情報はユーザーにも好評とのことで、ファミレスの駐車場が満車の場合にすぐに周辺の駐車場が探せる"細かいところに気が利く"機能も用意している。また、ユーザーの声からではない""開発者としてこだわった"ポイントとして、ブランドマークや建物の3Dモデリングがある。ブランドマークは、大手チェーンストアのロゴを地図上に記載しているもので、マイナビが入居するビルでも複数のコンビニやファストフードのロゴが並んでいた。これは「地図上でお店を表現する時に、マークを出すのが一番」(ヤフー R&D統括本部 開発 松田 義和氏)という理由で掲載したもの。ただし、こういったアイコンを掲載する場合、確認は一社ごとの個別対応になるといい「正直なところ大変です(笑)」と松田氏は話す。それでもユーザーの利便性のため、多くの企業のロゴを掲載してきており、「地域ごと、地場で有名な企業さまのロゴもできれば入れたい」とも語っていた。一方の建物の3Dモデリングでは、今年竣工した「虎ノ門ヒルズ」などの建物が、そのままの形で3D化され、表示されている。こちらは、出来合いの物を使っているのではなく、1つずつ手作業で作り上げているのだという。Yahoo!地図とデータを共有している部分もあるが、Yahoo!カーナビの開発を行っている名古屋の建物のいくつかは「気合が入っています(笑)」(松田氏)としていた。Yahoo!カーナビは公開後、約100日で200万ダウンロードを突破している。
2014年12月18日ヤフーは12月8日、有権者の政治参加を促進するソーシャルキャンペーン「ASK NIPPON 2014」を開始したと発表した。キャンペーンは、Twitterアカウントを持っていれば誰でも気軽に政治家へ質問できる。また「ASK NIPPON 2014」の特設ページ上では、ユーザーと政治家のやり取りが見られる。質問はTwitterのハッシュタグ機能(「♯政党だけど政策の質問ある?」)を利用して双方向のコミュニケーションを行う。この取り組みにより「有権者の情報を得る機会」と「政党の情報発信機会」の機会を増やし、投票率と投票の質の向上に貢献していくとしている。質問は8日~10日 21:00までの募集で、10日の20:00~21:00の間に事前に決められた政党回答者が回答を行う。寄せられた質問の中からYahoo! JAPANとYouthCreateが選定した全政党回答者への共通質問と、政党回答者自らが選定した質問の2種類の回答に答える。また、政党回答者からの回答の様子やユーザーとのやり取りは、「ASK NIPPON 2014」の特設ページに掲載するだけでなく、ニコニコ生放送にて解説番組を行い有権者の理解を促進していく。予定されている政党回答者は次の通り。企画への参加政党・回答者は予告なく変更になる可能性があるという。なお、「ASK NIPPON 2014」は、Yahoo! JAPANとNPO法人YouthCreateとの共同企画となる。
2014年12月09日ヤフーは12月3日、宅配買取サービス「Yahoo!買取」に「総合買取コース」を新設したと発表した。Yahoo!買取は、ユーザーが不要になった古物を買い取るサービス。買い取りは、ユーザーが宅配便や集荷サービスで郵送する方法と、担当者が自宅に直接来て買い取りを行う方法がある。買い取った古物は、オークションサイトの「ヤフオク!」上で販売する。これまでは、「ブランド品、ファッション」「AV機器、家電、ゲーム」「本、音楽ソフト、映像ソフト」の3コース、22カテゴリを買取り対象としていたが、新たに総合買取コースを新設し19カテゴリ追加した。具体的には、デスクトップパソコン、美容器具、光学機器・カメラ用品、おもちゃ、フィギュア、鉄道模型、教材、楽器、スポーツ・レジャー、ゴルフ用品、釣具、エアガン・サバイバルグッズ、カー用品、バイク用品、自転車、インテリア・ホーム、電動工具、ベビー用品。今回の追加により、4コース、41カテゴリに拡大した。古物の査定・買取りはヤフーのパートナー企業が担当。総合買取コースは、マーケットエンタープライズのが運営する「高く売れるドットコム」が担当する。
2014年12月05日ヤフーは12月4日、IoT(Internet of Things)事業者の開発を支援するプラットフォームサービスの提供を来春より開始すると発表した。このプラットフォームは、主にIoT製品のハードウェア事業者に向け、製品とウェブサービスの連携をしやすくなるよう、さまざまなサービスやAPIを公開。これにより大手メーカーからスタートアップ企業まで、多くの事業者の製品開発や新規参入を支援する。公開するAPIは、Yahoo! JAPANの各種サービスだけでなく、国内外の多くのインターネット事業者からも協力を募り、オープンにインターネットにつながる製品とサービスが集まるプラットフォームを目指すという。なお、ワイモバイルとも連携し、本プラットフォームを活用したIoT製品のワイモバイルショップでの販売や、ワイモバイルのネットワークを使ってIoT製品をインターネットに接続しやすくするなど、開発面以外でも事業者をサポートできる仕組みを提供する。
2014年12月05日ヤフーは12月3日、イルミネーションに関する調査の結果を発表した。「Yahoo!検索」で「イルミネーション」というキーワードの検索数は、例年10月中旬から伸び始める。その後、クリスマス直前の週末からクリスマス当日にかけてピークを迎える。2014年は、「中目黒 青の洞窟」が大きな話題になるなど、検索数が昨年を上回っているという。検索する人の年代は、10代以下~60代以上と幅広く、若い世代だけでなく、中高年にも浸透していることがわかる。男女別の割合では女性の方が多めという結果になった。「Yahoo!トラベル」で閲覧されている人気のイルミネーションスポットは、1位が三重県にある「なばなの里」。なばなの里は、園内の池の上をイルミネーションが飾る「水上イルミネーション」や、200メートルも続く「光のトンネル」など、園内各所でさまざまなタイプのイルミネーションで人気を集めている。地元だけでなく、関東から訪れる人も多い。2位は、千葉県の「東京ドイツ村」、3位は栃木県の「あしががフラワーパーク」」、4位は神奈川県の「さがみ湖 イルミリオン」と関東勢が続いた。なお、東京ドイツ村とあしかがフラワーパーク、10位の「江ノ島 湘南の宝石」の3つは、「関東三大イルミネーション」に認定されている。都内の人気スポットに絞ると、青の洞窟が開催される「中目黒(目黒川)」がトップで、東京駅周辺の「丸の内」、東京ミッドタウンや六本木ヒルズがある「六本木」が人気を集めた。丸の内エリアは、有楽町~大手町間の丸の内仲通り沿いの街路樹がシャンパンゴールドのイルミネーションで飾られており、大人の雰囲気のイルミネーションが楽しめる。今回ランク外ではあったが注目のスポットとして熊本県の「再春館製薬所 サンクス・イルミネーション」、秋田県の「槻の木光のファンタジー」を紹介している。どちらも現地の人にとっては有名で"知る人ぞ知る"スポットになっている。
2014年12月04日ヤフーは2日、iOS向けキーボードアプリ「Yahoo!キーボード」を公開した。スムーズな日本語入力機能のほか、100種類以上の背景テーマや、iPhoneのカメラロールに保存されている画像を使用して、任意のカスタマイズをすることもできる。App Storeよりダウンロード可能で、価格は無料。対応OSは、iOS 8.0以降となっている。「Yahoo!キーボード」は、iOS向けのキーボードアプリ。「日本語」、「英字」、「数字」などの入力モード切替をスムーズに行える、「スワイプ切り替え機能」を搭載する。「英字入力モード」においては、大文字・小文字をスワイプで切替可能。そのほか、文章中の文字修正の際に、修正箇所をタップするのではなく左右のボタンで修正箇所までカーソルを動かせる「カーソル移動ボタン」を実装する。変換エンジンには、オムロンソフトウェアの「iWnn」を使用。通常予測、繋がり予測、あいまい予測、状況適応予測、英字かな変換、日時変換、時刻変換などが行える。また、キーボードの背景は、100種類以上の背景テーマや、カメラロールに保存されている画像などから任意でカスタマイズできる。今後は、「Yahoo!検索」のデータより流行語をピックアップし辞書データベースに追加していくほか、キャラクターとコラボレーションした背景テーマなどを追加する予定だという。
2014年12月02日ヤフーは12月2日、iOS版キーボードアプリ「Yahoo!キーボード」を公開した。Yahoo!キーボードはiOS 8よりサードパーティー製キーボードが解禁されたことに合わせて開発。独自のカスタマイズ機能や入力の利便性を高める機能を備えている。例えば「スワイプ切り替え機能」では、「日本語」や「英字」「数字」といった文字種類に合わせた入力モードの切替が左右のスワイプ操作で行えるようになる。英字入力モードでは、大文字・小文字を上下スワイプで切り替えられるようになる。また、iOS のキーボードでは面倒な操作を強いられていたカーソル移動が専用のキーにより操作できる。修正箇所をタップするのではなく、左右のボタンで修正箇所までカーソル移動ができるようになる。「カスタマイズ機能」については、約100種類の背景テーマを用意。キーボードの背景をあらゆる画像に変えられるほか、自分で撮影した写真なども背景に設定できる。キーボードの変換エンジンには、オムロンソフトウェアの変換エンジン「iWnn(あいうんぬ)」を採用。Androidスマートフォン市場でトップシェアを誇っており、多彩かつ高精度な予測・変換が可能だとしている。今後は、「Yahoo!検索」のデータより流行語をピックアップして辞書データベースを更新するなどの新たな機能も提供していく予定だという。なお、Android版については「KeyPalet」と呼ばれるキーボードアプリがすでに提供されている。○有名キャラクターの着せ替えテーマも提供したいリリースにあたって、開発を担当するヤフー R&D統括本部 企画の菊地 裕信氏に話を伺った。ヤフーとしてキーボードアプリをリリースする意義は「従来のYahoo! JAPANトップページやアプリとは違ったネットの起点を作り出すこと」と菊地氏。ヤフーとの接点をスマートフォン時代でも持ち続けるために、「欠かせない存在である文字入力に目をつけた」という。しかし、キーボードで重要な要素はブランドではなく使い勝手。そこで菊地氏らは、ユーザーが求めるキーボードとは何かを調査。すると、意外にも「背景画像のカスタマイズ」が上位にランクインしたという。「当初は20代女性などをメインターゲットに据えているのですが、背景画像に対する要望が多くありました。これまでのiOSキーボードはデザインの変更ができませんでしたし、iOS8にあわせて出てきたキーボードアプリも、多彩なデザインテンプレートは用意されていません」(菊地氏)SimejiなどはYahoo!キーボード同様に自分の撮影画像を背景に設定できる機能があるものの、テンプレートの絶対数で言えばそれほど多くない。そこで、多くのデザイナーも抱えるヤフーとしてのリソースを活かし、リリース時から100種類の背景テーマの用意した。「Yahoo!検索やAndroidのきせかえアプリ『buzzHOME』などで提供している、有名キャラクターの着せ替え機能も今後は提供していきたいと思っています」背景画像については当初、動画も流せるようにしようと考えていたという。「動画をアニメーションGIFにしてやろうと思ったんですが、ユーザーレビューで背景が見づらいといった声などあまり反応が良くなく……。ネット上からおもしろ動画を引っ張ってといった考えもあったんですが。ご要望が多ければ検討したいのですが(笑)」○安心・安全が第一なキーボードアプリという考え方もちろん、デザインだけではなく、ユーザーインタフェースにも力を入れている。「変換エンジンは実績のあるiWnnさんを使っているため、実績は十分なものがあります。語彙数についてですが、現時点でどれほどとは言えません。ただ、ヤフーならではの膨大なデータの蓄積があることが私達の魅力。よく使われる単語や新語はどんどん追加していこうと考えています」ユーザー目標は、リリース半年で毎日10万人のアクティブユーザーを獲得すること。そのために菊地氏ら開発者4名が大事にしたかったことは安全・安心だ。「キーボードは普通に動いて当たり前。品質を担保した上でリリースすることを心がけました。そのため、音声や手書き入力はユーザーインタビューで優先順位が低かったこともあり、機能を実装せずにリリースしています。また、いわゆる『クラウド変換機能』というユーザーの変換データを他ユーザーにも反映させる変換機能が多くのアプリで実装されていますが、一方でユーザーにとって『自分の変換情報が外部に送られる』という不信感を招くことも事実です。ヤフーのアプリですが、現時点ではYahoo! JAPAN IDとの連携もあわせて、ユーザーが入力したデータをヤフーに送るということはやっていません。可能性を"ゼロ"にすることが重要だと思っているからです。ただ、ユーザーの要望などがあれば、いつかはやるという可能性も否定しませんが」Android版は別チームの開発で「KeyPalet」という別名称で運営しているものの、iOSアプリのリリースに合わせて、名称の統一も検討されているという。ヤフーの「サービス」ではないツールアプリがどこまでユーザーに受け入れられるか未知数だが、GoogleなきiOSキーボードアプリで台風の目になる可能性は十分にあるだろう。
2014年12月02日IDCフロンティアは12月1日、ヤフーのコンテンツ配信技術を活かした「IDCフロンティア コンテンツキャッシュサービス(コンテンツキャッシュ)」の提供を開始した。これは、10月に刷新したIDCFクラウドに続くラインアップ拡充の第二弾となる。同サービスは、IDCフロンティアのクラウドやストレージ、データセンターを対象に、顧客のWebサイトコンテンツにおけるダウンロードやレスポンスの高速化を行うもの。月間平均624億PVを誇るYahoo!JAPANを支えるコンテンツ配信技術とネットワーク設備を基に、インターネットの出入り口となる東日本・西日本のYahoo!JAPAN配信拠点内にキャッシュサーバー群を配置し実現したという。最低利用期間や転送量コミットはなく、1GB当たり9円の従量課金で提供されるほか、IDCFクラウド・オブジェクトストレージとコンテンツキャッシュ間のデータ転送量は無料。コントロールパネルも提供し、キャッシュの削減やログレポート・トラフィックサマリーの閲覧も可能だ。同社は今後、リレーショナルデータベースなど、クラウドサービスの更なるラインアップの拡充・強化を行い、顧客のITインフラ利用に革新をもたらすサービスの提供に取り組んでいく。
2014年12月02日ヤフーは12月1日、有識者や専門家が書き手になり記事を寄稿する「Yahoo!ニュース 個人」でオーサーの活動を支援する「オーサーコメント」「オーサーアワード」を開始すると発表した。Yahoo!ニュース 個人は、2012年9月に55名のオーサーでサービスを開始。書き手が発信する有益な情報を集約して発信できるプラットフォームとして現在は465名が執筆している。利用者数もサービス開始時と比較して約6倍まで増加しているという。オーサー支援プログラムのうち「オーサーコメント」では、Yahoo!ニュースで配信される通常の記事にオーサー専用のコメント枠を設置。専門性に基づくコメントをコンテンツパートナーから配信される記事とともにユーザーに届けることで利用者の理解促進やオーサーの知名度向上を目指す。一方のオーサーアワードでは、Yahoo!ニュース 個人が目指す「オーサーによる社会課題を発見し伝え、議論を喚起し、より多くの解決を促す」ことを年間で最も体現したオーサーを表彰する。受賞オーサーの選定はオーサーによる投票や外部の有識者と「Yahoo!ニュース」が審査を行い、アワード受賞者1名を表彰して賞金100万円を贈呈する予定だという。また、各月に投稿された記事を対象とした月間MVA(Most Valuable Article)も用意。オーサーアワード同様に社会課題の解決につながるような記事を表彰するという。該当する記事のオーサーには副賞として10万円を贈呈する。年間オーサーアワードは2015年から、月間MVAは2015年1月から表彰する予定。○宮坂氏「多くの書き手が原稿に触れる機会を」ヤフーはYahoo!ニュース 個人で執筆活動を行っているオーサーを対象としたカンファレンスを都内で開催。ヤフー 代表取締役社長の宮坂 学氏と同社 メディアサービスカンパニー ニュース本部長 片岡 裕氏が登壇した。宮坂氏はYahoo!ニュース 個人を開始して2年が経ったことに触れ、当初の55名から465名まで「オーサー(書き手)」が増えたことを強調。「ただの465名ではない、有識者や専門家が465名も集まっていただいた。Yahoo! JAPANとしては、日本で一番書き手をサポートできる企業となりたい」(宮坂氏)宮坂氏が繰り返し語ったことは、まさに「書き手のサポート」という点。先日、長野県の白馬村で地震があったことに触れ、家族が現地に住む宮坂氏は久々に足を運んだと語る。「こういう職業柄、10年前はただの人だったので、白馬村に行っても何もなかったが、今回は白馬村の村長さんなど、地元の方と話す機会があった。震災が起きて、その後にどのようなことを行えば良いのか、伝えたくても私にはニュースを書く力がない。そういった課題解決の方法を、書き手の方を通して伝えられれば良い。白馬村の方にも紹介したいと思う」(宮坂氏)また、課題解決を図るためには書き手が抱える課題である「接触機会」や「活動費」といったものも解決したいと話し、プラットフォーム側の理論だけではなく、書き手の意見も交えてニュースのあり方を考えていきたいと話した。「多くの書き手の方の原稿に読者が触れる機会を作りたい。いつの日かYahoo!ニュース 個人から、ピューリッツァー賞のような国際的な権威のある賞が生まれることを夢見て頑張って行きたい」(宮坂氏)○Yahoo!ニュース 個人は共感を得やすい一方で、片岡氏は今回のオーサー支援プログラムの詳細を説明。Yahoo!ニュースの中でもYahoo!ニュース 個人は、書き手の顔が見えるため、記事がより共感を得やすいという。1記事あたりの外部流入数は通常のニュースと比較して22倍にも達し、最も拡散された記事ではFacebookシェア数が48万件、Twitterツイート数が4.4万件、PVは632万件にのぼった。こうした個人の執筆活動がヤフーに対しても好影響を及ぼすことから、同社は社内の他サービスとの連携も強化をはかり、エコシステムを強化していく予定だという。「継続的なコンテンツ創出を支援し、オーサー独自のコミュニティで記事を拡げていただくことが社会の課題解決にも繋がると思う」(片岡氏)個人のオーサーに継続的に執筆してもらうための施策としては、12月よりレベニューシェアの料率を見直し、30%から50%に引き上げる。また、オーサーアワードや月間MVA制度については、副賞として賞金が付くものの、あくまでコンテンツ価値を見定めるものであり、PVありきの評価にはならないという。また、掲載ガイドラインについてはこれまでオーサーに対して公開されていなかったものの、「より良いプラットフォームとすべく、明文化してオーサーの方に知らせた方が良いと判断した」(片岡氏)ことから、今後オーサーに公開していくとしている。
2014年12月01日サイバーエージェントとスマートニュース、Twitter Japan、ドワンゴ、ヤフー、Ustream Asia、LINEの7社は11月26日、ネット選挙応援プロジェクト「わっしょい!ネット選挙」で、衆院選2014「ネット党首討論」の開催を発表した。11月29日20時よりニコファーレ(東京・六本木)で行う。「わっしょい!ネット選挙」に取り組むネット事業者7社は、この討論について、各社で展開するサービス(Ameba、SmartNews、Twitter、niconico、Yahoo!みんなの政治、Ustream、BLOGOS)の強みを活かし、生放送配信やニュース記事配信、ユーザーへの告知などを連携して行う。衆院選2014 ネット党首討論 概要は次のとおり。同様の取り組みは2013年7月の参議院選挙でも行われており、今回で2回目。ネット事業者のサービス連携を通じて政治の情報収集機会を増やし、「若年層など、より多くの有権者に有益な情報を届けて投票に役立てていただきたい」としている。
2014年11月27日ヤフーは11月19日、スマートフォンに最適化した検索アプリ「SmartSearch」をリニューアルしたVer2.0を公開した。同アプリはこれまでiPhone専用となっていたが、iPad版を新たに提供する。SmartSearchは、3月に提供を開始。当初はユーザー数限定で利用できるようにしていたため、実際に利用できるまで待つ人が多く「行列のできる検索アプリ」とネット上で話題になっていたこともあったという。2.0では大幅にインタフェースを改良。これまでは検索急上昇ワードのみを情報ソースとしていたが、新たにSNS上で盛り上がっているキーワードとYahoo! ニュースを情報ソースに加えて、アプリのトップ画面に画像+キーワードの形で表示するようになった。これまでは、1つの画像+ワードを画面全体に表示していたが、複数のキーワードをタイル状に並べるデザインへと変更し、一覧性を高めている。また、SmartSearchの売りの一つとして検索結果のサムネイルが大きく表示されていたが、その機能を残しつつも関連ニュースや画像、動画、知恵袋、NAVERまとめなどの情報を優先的に表示するようにした。また、検索キーワードに最適と思われるサイトを「ピックアップ」サイトとして最上部に大きく表示。大まかな情報が視覚的にひと目で把握できる構成に変更している。なお、トップ画面に表示される情報は、自分自身がアプリ内で検索したワードを元にして構成されるようになった。この「パーソナライズ機能」は、ユーザーが興味を持ちそうな情報をレコメンドするため、ユーザーが欲しい情報をアプリトップに移るだけで確認できるようになる。追加された情報が不必要と感じた場合は、スマートフォンを"シェイク"するだけで非表示にできる。Android版については現在開発中とのことだが、提供時期は未定だ。○リニューアルはユーザーの意見を反映全面リニューアルにあたって、ヤフー 検索サービスカンパニーでSmartSearchのサービスマネージャーを務める佐野 岳人氏と同カンパニー 開発本部 制作部 制作2でデザイナーの中井 基氏に話を伺った。佐野氏によると今回のリニューアルはユーザーの声を大きく取り入れたものだという。「検索を変えようというコンセプトはポジティブに受け入れられたと感じました。ただ、日常でこのアプリを常用するには、もう少し足りなかったと思っています」(佐野氏)「私は、このリニューアルからチームに参加しましたが、いちユーザーとして使っていた時に、興味のない情報が画面全体に大きく出ていたところが気になっていました。そういう意味では自分の意見も今回のリニューアルに反映されていて嬉しいです(笑)」(中井氏)ユーザーが検索行動を取るとき、関連する情報が出てくることで次第に興味は移り変わる。そのため、今、検索したワードに関連する様々な情報をトップ画面にタイル状の表示をするようにした。「見やすさ」「使いやすさ」「気が利く」を重点的に改良することで、「検索の楽しさ」を感じてもらおうとしたわけだ。気が利くという点では、パーソナライズ機能は更に強化していきたいと佐野氏は話す。「スマートフォン時代には、位置情報が重要な要素となっています。検索を行う際に現在の周辺スポットをさっと検索できるように位置情報から地名をすぐに入力できるようサジェストしていますが、できれば関連ワードを入れなくても検索結果を出せるようにしたい。また、時間帯に沿った検索結果も出せるようにしたいですね。あと、特定のキーワードを検索しているユーザーに対して、ほかのユーザーがどういった関連キーワードで検索しているかわかるような仕組みも面白いと思います。別の人にレコメンドできたりといった方法で」(佐野氏)○よりスマホ時代に合わせたUIへVer1.0世代とVer2.0世代では、スマートフォン時代の検索アプリの在り方を変えるという意気込みはそのままに、表層的なユーザーインタフェースは大きく変わった。「トップ画面をタイル形式にしたのは、情報が縦に並んでいる方が効率的に見えるから。中にはユーザーの興味が湧かないものもあるため、タイルの大きさも変えて縦にバンバン出したほうが、見やすいとの判断です。アイコンのデザインについても、前回は男性的なアイコンでしたが、良かった点は残しつつも、改めて考え直して決めました。ユーザーインタビューで若い女性にアイコンについて質問をしたところ、『可愛くないアイコンは使いたくない』と言われました(笑)ネット世代に親しまれるニュートラルなデザイン、だれにでも受け入れられるようなアイコンを考えました」(佐野氏)「検索がもっと楽しくなるというイメージをアイコンに取り入れています。社内レビューも取り入れており、ヤフーの『赤』を残しているのもポイントです。そこをアピールしつつも、よりポップにしてみました」(中井氏)また、Ver1.0世代では特徴的だった画面下部の検索ボックスも、位置は同じながらも検索アイコンにシュリンク。リリース当時、取材を行った際に「検索ボックスが下にあることで検索しやすくなる」と話していただけに、なぜボックスをなくしてしまったのか気になった。「検索ボックスという形がPC時代の考え方だったんです。親指で操作するのに、検索行動を行う際に指でタップする場所はボックスじゃなくても良いと中井さんから指摘を受けました。文字入力を行う際に結局文字入力キーボードが下から上がってくるわけですからね。この変更で、より『スマホ的に進化した』と思っています」(佐野氏)リニューアルで自分の興味にフォーカスした情報がより収集しやすくなった。ポータルサイト的な万人向けのアプリではなく、より個人に、パーソナルに特化したアプリだが、それでも興味の範囲外の情報を取得できるように意識して作りこんでいるという。「(以前アップデートでカテゴリ分けを提供するとしていたが、提供されなかったとの問いに)カテゴリ分けは見送りました。例えばニュースアプリはカテゴライズがしっかりしていますが、興味のあるカテゴリしか情報を収集できなくなるデメリットがあります。そこでSmartSearchではUI上でカテゴリ分けをするという制限をなくしつつ、カテゴリ分けのあいまいな情報を多く流せるようにしています」○検索はなくならない?スマートフォン時代に入り、Web上だけで調べ物をする時代から、専門のアプリを利用して情報収集を行う時代に移り変わりつつある。これはSNSというプラットフォームの躍進も関係しているが、10年前の「とりあえず検索」というユーザー行動が少しずつ変わりつつあることは確かといえるだろう。「確かにスマートフォン時代では色々なアプリをダウンロードして、それぞれで情報収集を行っています。でも、スマートフォンがアプリだらけになってしまい、それぞれのアプリで検索するのが面倒になってきているユーザーも出てきています。専門領域にフォーカスしたものが増え過ぎているので、属性的には近いけれど、新たな情報に出会える機会が減っていると思うんです。SmartSearchでは、そういう部分に注目して気持ち良い領域の検索の仕方を提案できればと思っています。SmartSearchから、ほかのサービスに出会うということがある。自分で関連情報を想起しなきゃいけない負担を減らし、さらにほかのところに感心を持ってもらえるようにしたいです」(佐野氏)時代の移り変わりといえば、グノシーがプラットフォーム構想を発表し、KDDIもSyn.を発表するなど、PC時代のポータルの存在意義や検索行動そのものを別軸へと移そうという動きが活発化している。上記でも触れたが、SNSの台頭も無関係とはいえない。検索が今後も生き続ける未来はあるのか、最後に尋ねてみた。「検索なくなる論は、2通りの答えがあると思います。例えば、インプットの方法。これまでのキーボードによる入力から音声入力、いつになるかわかりませんが、将来的には脳波を感知して検索できる時代になるかもしれません。もう1点はユーザーが受け身でいるだけで情報が落ちてくる時代。でも、人間が能動的に情報を求めるということはなくならないと思うんです。ただ、確実に『能動的に調べる』ことと『受動的に情報を受け取る』という境目は曖昧になってくるはず。TwitterなどのSNSが好例で『○近くで食事したいけどどこかいいところないかな』と投稿するだけで、返事をもらう緩い検索の在り方が実際に起こっている。だからこそ、その部分を検索アプリで実現したいんです。強い関心が存在するところに検索サービスは強い。興味を持った人に対して、その興味に関連する情報が"ぼんやり"と出てくる。そのレコメンドが今回の新たなトップページであり、能動的な検索と受動的な検索の融け合ってくるところだと思っています」(佐野氏)
2014年11月20日ヤフーは19日、iPhone向け検索アプリ「SmartSearch」の最新版「2.0.0」を公開した。最新版では、検索結果のデザインや操作性が改良されているほか、ユーザーの好みを反映させるパーソナライズ機能が追加されている。また、同日iPad版も公開された。App Storeよりダウンロードでき、価格は無料。対応OSはiOS 7/8。「SmartSearch」は、2014年3月に公開されたiPhone向けの検索アプリ。検索キーワードの要点がまとまった情報を優先的に表示する独自の検索結果画面、画像を中心としたデザインなどが特徴となっている。最新版となる「2.0.0」に追加された新機能は以下の通り。トップ画面に話題のキーワードと画像をタイル状に表示アプリのトップ画面には、「検索急上昇ワード」、「SNSで話題の言葉」、「Yahoo!ニュースの情報」といった3つの情報ソースをもとに、関連する画像やキーワードが表示される。これまでは、「検索急上昇ワード」のみを情報ソースとしてきたが、新たに2つの情報ソースが加わった。またデザインも、キーワードと画像を縦にタイル状に並べるデザインへ変更されている。検索結果画面の変更これまでの検索結果画面では、ピックアップサイト、関連ニュース、画像、動画、知恵袋、「NAVERまとめ」などの情報と、通常のYahoo!検索の結果が別ページに表示されていたが、同じページに表示されるようになった。また、これまで通常のYahoo!検索の結果は、サイトのプレビュー画像のみの表示だったが、文字情報も加わっている。パーソナライズ機能の追加アプリ内で検索したキーワードをもとに、ユーザーが興味を持ちそうな情報がアプリのトップ画面に追加されるようになった。また、トップ画面に表示されている情報は、端末をシェイクすることで非表示にもできるようになっている。
2014年11月19日ブロケード コミュニケーションズ システムズは11月18日、ヤフーがブロケード製品(Brocade VDX 8770スイッチ、Brocade VDX 6740スイッチ、Brocade ADXシリーズ・ロードバランサ、およびBrocade MLXeルータ)を採用したと発表した。このOpenStackプライベート・クラウド・インフラは、Yahoo! JAPANの国内データセンターおよび同社の米国子会社であるYJ Americaの新規データセンターにおいて2015年4月の正式稼働を予定しており、2014年12月よりテスト稼働を開始する。ヤフーは採用のポイントとして、採用・運用実績があり、オープンなシステム環境の構築に最も協力的で、かつ必要な先進技術・製品を提供できる点を上げている。また、OpenStack基盤を構成するネットワーク機器をブロケード製品にしたことで、シンプルさを維持しながら高い通信性能と安定性を確保。ソフトウェア・ベースのGRE(Generic Routing Encapsulation)トンネリングと比較して、8倍のスループット、2分の1のレイテンシを達成したことを挙げている。そのほか、ブロケード製品を直接制御するNeutronプラグインの共同開発により、OpenStackに最適化されたネットワークを構築し、FWaaSとLBaaSを実現する。2014年10月時点で作成済みの仮想サーバは合計6万台に達しており、今後も1ヶ月あたり平均5000台程度の仮想サーバを追加。年内にはそのうち5万台以上がOpenStack基盤で提供される予定となっている。
2014年11月18日ヤフーは11月13日、インターネット広告の掲載面を評価し、ブランドを保護するアドベリフィケーション機能を、Yahoo!プレミアムDSPに導入すると発表した。これは、Yahoo!プレミアムDSPの広告配信先拡大に伴うもので、導入は来春を予定している。同社は、広告検証・メディア評価事業を展開する米Integral Ad Science(インテグラル)と2014年9月に業務提携し、ブランド保護においての取り組みを開始。今回導入する機能は、インテグラルが提供するアドベリフィケーションツールの1つとなるブランド保護ツール「Brand Safety」を、両社共同で日本市場向けに開発したものとなる。同ツールは、入札するサイトを画像などの文脈からリアルタイムで理解・検証し、サイトリスクを判定することで、優良なサイトへの広告配信を実現する。なお、検証は、単語だけでなく文章で判断なほか、日本語の学習を通し性能がブラッシュアップされるという。
2014年11月14日