ヤフーはこのたび、ビデオ広告領域において、インストリーム広告の配信プラットフォームを、米Videologyのプラットフォームに移行したことを発表した。これによりヤフーは、米Videologyのテクノロジーとヤフーの動画コンテンツや広告サービスの強みを活かした、より質の高いビデオ広告ソリューションの提供を目指す。同社によると米Videologyは、ビデオ広告の予約型配信の優れた技術と実績をもち、日本のオンラインビデオ広告市場においても、テレビ広告のような配信方法を実現。同プラットフォームを活用することで、動画コンテンツにおける広告枠の時間が認識され、その時間内に複数のビデオ広告を連続配信することができる。また、同プラットフォームは、一広告枠内において同一のクリエイティブや同業種の広告が連続して再生されないように自動制御する機能(競合隣接排除)も搭載。これにより、広告主のブランド価値を守りながらビデオ広告の在庫量を大幅に増やすことができ、広告主は、テレビ広告とのリーチ補完や相乗効果が期待できるインストリーム広告を活用しやすくなるという。加えて、精度の高い在庫予測機能と配信保証機能を備え、予約型配信も可能。ビデオ広告の視聴回数を予測し、適切に広告を配信できる在庫量を算出できるため、広告主は、テレビ広告と同様にあらかじめプロモーション期間と配信量を予約して購入し、最適なメディアプランニングを実施することができる。
2015年10月09日ソフトバンクとヤフーは8日、ソフトバンクのスマートフォンからヤフーが運営するすべてのWebサービスを、会員情報やIDなどの入力を省略して利用できる「スマートログイン」の提供を開始した。「スマートログイン」は、ソフトバンクのスマートフォン・タブレットから、ヤフーのすべてのWebサービスに自動でログインできるサービス。端末からYahoo! JAPANのトップページにアクセスすることで、各Webサービスが利用できるようになるため、会員情報やID、パスワードといった情報の入力が必要ない。初回利用時は、端末とYahoo! IDを紐付けるため、Wi-Fiではなくソフトバンク回線を利用して接続する必要がある。また、本人確認と利用規約への同意も求められる。今後は、Webサービスだけでなく、各サービスのアプリでも対応していく予定だとしている。
2015年10月09日ソフトバンクとヤフーは10月8日、「Yahoo!ショッピング」などすべてのサービスを対象に、SoftBankのスマートフォンから会員情報やIDなどの面倒な入力を省略し、簡単・便利に利用できる「スマートログイン」の提供を開始した。同サービスは、スマートフォンでのネットショッピングを身近なものにするモバイルeコマース革命の実現を図るための機能の一つ。SoftBankのスマホからYahoo! JAPANのすべてのWebサービスに自動でログインできるほか、Yahoo!ショッピングでは、利用代金を携帯電話料金とまとめて支払える決済方法を選択することが可能となる。また、スマートログインに加え、ヤフーは、年配の方でも見やすく簡単操作でYahoo!ショッピングを楽しめる「らくらく通販アプリ」を11月下旬以降に提供開始する予定。グループ企業のソフトバンクロボティクスも、2016年3月以降を目処に「Pepper」を通じて、新しいショッピング体験が楽しめるサービスを提供するという。
2015年10月08日東日本旅客鉄道(JR東日本)とヤフーは9月28日、東北新幹線利用者を対象に、旅行者向けコンテンツ提供サービス「たびぴた」を10月1日から12月31日まで提供すると発表した。「たびぴた」は、「あなたの旅にぴったり寄り添う」をコンセプトに、旅行中に役立つ観光地や交通、グルメ、天気予報などの情報や、移動などで生じるスキマ時間に楽しむ電子書籍、ゲームなどのコンテンツをまとめたスマートフォン向けのサービス。プロモーションページや、東北新幹線のシートポケット内のリーフレットに印刷されている二次元バーコードからアクセスし、サービス内で目的地を選択すると、目的地に関連したコンテンツを閲覧できる。今回の試験提供で設定可能な目的地は、東北新幹線停車駅(新青森、七戸十和田、八戸、二戸、いわて沼宮内、盛岡、新花巻、北上、水沢江刺、一ノ関、くりこま高原、古川、仙台、白石蔵王、福島、郡山、新白河、那須塩原、宇都宮、小山、大宮、上野、東京)と、岩手県内在来線駅の一部(釜石、遠野、宮古、久慈、雫石)となる。
2015年09月30日ヤフーは29日、インターネットグルメ予約サービスアプリ「Yahoo!予約 飲食店」に、「空席レーダー」機能を追加した。飲食店の空席データをリアルタイムに更新し、直前でもスマホから予約を行える。「空席レーダー」は空席のある飲食店を地図表で確認し、直前でもネット上から予約が行える機能。リアルタイム型の飲食店の予約サービスはこれまで、確認不足によるダブルブッキングを防ぐため、予約を数日前から数時間前までに締め切ってしまうのが一般的だった。このため、二次会や急遽決まった飲み会では、即入店できる飲食店を探すことが困難だった。こうした問題を解決したのが、今回の機能で、現時点で空席のある飲食店を地図上から確認し、直前でも予約を取ることができる。アプリ上には、時間レバーも表示され、このレバーを動かすことで、当日における現在時刻以後の空席状況も確認可能。日時や人数、飲食店ジャンルや予算など、希望条件を指定して表示店鋪の絞込みも行える。
2015年09月29日日本マイクロソフトは9月24日、ヤフーが運営する教育機関向けWebメールサービス「Yahoo!メール Academic Edition」を現在利用中の教育機関の顧客を対象に、統合型情報共有クラウドサービスの教育機関向け「Office 365 Education」への移行を、両社で連携して推進すると発表した。Yahoo! メール Academic Editionは、2016年6月にサービス終了予定。Office 365 Educationへの移行にあたっては、日本マイクロソフトが初期のテナントセットアップサービスを無償提供する。
2015年09月25日ヤフーは24日、同社提供の地図アプリ「Yahoo!地図」アプリに、エリアや施設周辺の混雑度を表示する新機能「混雑レーダー」を追加した。「混雑レーダー」は、エリアや周辺施設の混雑状況を色で表示する「Yahoo!地図」アプリの新機能。アプリ上で“ショッピングセンター”などと検索し、検索結果一覧を開くと、周辺のショッピングセンターとその混雑状況が表示される。混雑状況は、早朝6時から深夜1時まで20分間隔で更新する。また、現時点での混雑状況だけでなく、過去3時間分を振り返ることも可能。そのほか、全国約3万施設では、施設周辺の混雑度を表す5段階の混雑指数も確認できる。
2015年09月24日ヤフーとグループ会社のIDCフロンティア(IDCF)は9月17日、福島県白河市の環境対応型大規模データセンター「白河データセンター」に新しく3号棟を建設すると発表した。1棟50ラック・全6棟で構成される計300ラック規模で、10月1日着工、2016年2月末の竣工を予定している。白河データセンター3号棟は、増加するデータの格納や、Yahoo! JAPANが保有するマルチビッグデータを活用するための処理基盤強化を目的として、Yahoo! JAPAN向けに提供する。データセンターで、さまざまな企業が各種のIT機器を利用する場合と比べ、1社専用とすることで、設置する機器の画一化と動作環境を絞り込むことが可能となり、建物の工期短縮と効率の高いサーバーの収容を実現するという。ネットワークの伝送路を直線距離に極力近づける最短経路で設計し、中継ノードも可能な限り少なくすることにより、東京-白河間のレイテンシは、東京近郊に位置するデータセンターと同等の3.5ミリ秒前後の応答速度を実現。物理的な距離に比例しない高速なネットワーク環境を提供する。また、サーバーから出る排熱を冷やすための空調ユニットには、外気を導入して空調効率を高める間接外気空調方式を採用。空調ユニットはサーバールームのモジュールに直接接続され、白河の冷涼な気候を最大限活用して年間のPUEは設計値で約1.2を見込む。
2015年09月18日「普段は見ることがない、社員の家族と知り合う機会を作ろう」――代表取締役社長である宮坂学氏の発案もあって誕生したというヤフーのファミリーデー。ヤフーグループに勤務する社員の家族をオフィスに招待し、普段は見ることがない職場を見学してもらう機会を作り、社員同士の交流を深めていくことも狙いとなっている。2012年から開催され、2015年で4回目を迎えた今年は、社員1139人、家族合わせて2602人が参加する大盛況イベントとなった。ヤフーのファミリーデーとはどんなイベントなのか。今回、2015年のヤフーファミリーデイを取材する機会を得たので、当日の模様を一部紹介しよう。○おなじみのヤフートップが"自分好み"に東京ミッドタウンにあるヤフーのオフィス入り口は、普段は見ることがない子供たちの姿でいっぱいになった。時間帯によっては行列ができるほどの盛況ぶりで、社内にこのイベントが浸透していることがうかがえる。それも納得できるのが、子供たち、そしてこのイベントに参加する両親の双方にとって楽しいプログラムが多数そろっているからだ。ご存じのとおり、ポータルサイトであるYahoo! JAPANには多彩なサービスが提供されている。ファミリーデーの開場で提供されたプログラムも、サイト内で提供されている各サービスに関連したものだ。例えば、おなじみのトップページをカスタマイズするコーナー。子供達に人気の「Yahoo!キッズ」のトップページを、用意されたマグネットを使って自分好みにカスタマイズできる。まだ小さな子供たちでも楽しく遊ぶ感覚でカスタマイズできるよう、マグネットには大きな絵が描かれている。自分好みにカスタマイズというよりも、小さな子供たちにとってはマグネットを貼って遊ぶことが楽しいようだ。顔を出せる窓スペースも用意されているので、親子でトップページに自分たちの顔を入れて、ファミリーデー2015の記念写真を撮ることもできる。もう少し大きな子供たちには、「Kansha.top ~Y!トップで感謝を語ろう~」というコーナーも用意された。これは、ポータルのトップページを活用して、普段は口に出しにくい、感謝メッセージを作成して、感謝したい相手に送ろうというもの。おなじみのトップページがあるからこそ、これをアレンジしたコンテンツを作り、ファミリーデーで活用することができる。Yahoo!ならではのコンテンツと言えるだろう。ヤフーはさまざまな企業・サービスとコラボレーションを行っているが、こうしたコラボレーションの実績を生かし、オフィス内に設けられたステージでも、コラボにちなんだイベントが行われた。「ご当地ゆるキャラステージショー」では、さまざまな自治体と連携していることが縁となり、全国からゆるキャラたちが集まった。群馬県のぐんまちゃん、島根県のしまねっこなどが一堂に集まって行うステージは圧巻だ。ファミリーデーを開催する企業の多くが、子供向けになりそうな自社ゆかりのコンテンツを使ったイベントを行う。しかし、これだけ豪華なゲストを招いたイベントをファミリーデーに開催できるのは、ポータルサイトで多くの連携を行っているヤフーならではのことだろう。○ヤフオクの"リユース"もリユースイベントは、利用しなくなった子供服、玩具が集められ、1人当たり10品まで無料で持ち帰ることができる。たくさんの子供服、玩具が並んでいる様子に子供たちの顔も輝いているが、それ以上に目を輝かせ、このコーナーに参加していたのはお父さん、お母さんのほうだった。「うちは子供の数が多いので、このコーナーは有り難いんです」と真剣な様子で子供の洋服を選ぶ姿があった。リユースコーナーには、エコバッグ作りコーナーも設けられた。用意されていたバッグに、自由にイラストを描いたり、用意されたスタンプを押したりすることでオリジナルエコバッグを作成することができる。お絵描き感覚でオリジナルエコバッグを作ることができるとあって、子供達は熱心にエコバッグ作りに取り組んでいた。出来上がった作品を見た両親から、「もっと大きく絵を描いたら?」といったアドバイスが飛んでいることも。○美味しい社食に子どもたちも舌鼓?普段は社員食堂として利用されている食堂もまた、通常では見かけることがない子供たちの姿でいっぱいになっている。ファミリーデーという特別な日のために提供されるメニューは、普段出されているおかずの中から好評なものをセレクトしたもの。煮込みハンバーグ、鶏のからあげ、カニクリームコロッケ、ホタテバターソテー、鯖のミソ煮の5種類から、好きなもの2種類をセレクト。そこにサラダバー、豚汁、ポテトサラダ、ピーチゼリーが付く豪華メニューだ。トレイを持って自分の好きなおかずを選ぶスタイルを、子供たちも気に入った様子。食事が始まると、小さな子供の口に運んで食べさせているお父さん、お母さんの姿をあちこちで見かけた。こうした姿はまさに家族と一緒の時だからこそ見せる姿だろう。○名刺交換では"大人の気分"にせっかくヤフーの本社オフィスにやってきたということで、子供たちに自分の名刺を作成してもらって、それを社員と交換する、名刺交換イベントも用意されていた。名刺はまさに大人になった気分が味わえるアイテムで、しかも本物の社員と名刺交換するとあって、名刺交換をする子供たちは緊張、喜びが一緒になった様子だった。ファミリーデーではあるものの、オフィス内では通常どおり仕事をしている人もいる。子供と一緒に出社した社員は、自分の上司のもとに自分の家族を紹介する。これぞ、「普段は見ることがない、社員の家族と知り合う機会」である。子供たちの訪問を受けた上司は、子供達にプレゼントを贈呈。お互いを知る良い機会となっているようだ。なお、このイベントを支えたのは、ボランティアとしてイベントの運営、誘導などを行った社員の皆さん。400人の社員が交代でボランティアとして活動することでイベントを成功に導いたのであった。
2015年09月10日ヤフーは9月6日、Yahoo!メールにおいて、8月28日10時20分から20時頃までの間、一部顧客が「Yahoo!メールにアクセスできない」障害が発生したことに関して、障害の内容やメール消失対象の確認方法の情報を公開した。障害は解消されたものの、対象となった約260万IDに送られたメールの一部が消失していることが9月3日17時頃に確認されている。その後、対象範囲の特定作業を始めるとともに消失メールの復旧を試みたが、復旧が不可能なことが9月5日に判明し、障害の対象となった約260万IDのうち、約97万IDに送られた約258万通のメールの消失が確定したという。メールが消失しているかどうかを確認するには、Yahoo!メール データ消失対象確認ツールにアクセスすればよい。「現在ご利用いただいているYahoo! JAPAN IDのメールアドレスでは、メールの消失はございません。ご安心ください。」という文言が表示されれば、今回の障害の対象外。一方で、「お客さまのメールデータは消失した可能性があります。下のボタンを押して、詳細をご確認ください。」という文言が表示された場合は、新着メールの一部が消失した可能性がある。この画面が表示された場合は、「消失した可能性のあるメールの受信日時と送信元を照会する」というボタンを押すと、詳細を確認できる。
2015年09月08日ヤフーは9月3日、路線検索サービスの「Yahoo!路線情報」と「Yahoo!乗換案内」において、「ルートメモ」機能を追加したと発表した。「ルートメモ」は、ユーザーが検索をした路線情報を保存できる機能。以前はアプリのみに「画面メモ」という同様の機能を搭載していたが、今後はブラウザでも利用できるようになる。また、今回の路線検索サービスを刷新するにあたり、機能を拡張し、Yahoo! JAPAN IDを利用することで、異なる端末間でのデータ共有が可能になった。アプリに保存した路線情報をPCで閲覧したり、PCに保存した情報を外出先にアプリで確認したりといった活用ができる。共有には、アプリやブラウザにおいて共通のYahoo! JAPAN IDでログインすることが条件となる。これに加えて、従来20件だった保存データの数を最大50件に拡大している。
2015年09月04日ヤフーは9月2日、Yahoo!ニュースの「オフィシャルスタッフブログ」で、Yahoo!ニュースがコメント機能を続ける理由について説明した。同社は、Yahoo!ニュースについて、ユーザーから「不快なコメントが散見される」という指摘を受けているとして、「Yahoo!ニュースはどう受け止めているのか」「今後どのような対策をとっていくのか」などを明らかにした。現在、Yahoo!ニュースに投稿されるコメントの数は1日当たり約14万件、利用者は1日当たり約4万人だという。コメント投稿者の内訳は、男性が80%以上で、これに年齢を加えると、30歳から50歳の男性が50%以上を占めている。Yahoo!ニュースの主要ユーザーは30代男性だが、コメント機能に限っては40代が突出して高い傾向が見られるとのことだ。犯罪予告や個人情報掲載、公序良俗に反するコメントが投稿されることもあるため、専門チームが24時間365日体制でパトロールを行っているほか、悪質ユーザーのアカウント停止措置、ガイドライン違反の内容を自動検知して不適切コメントを削除するなどの対応にあたっているという。昨年からは、機械学習によって不適切なコメントを解析・検知する取り組みも開始された。同社はYahoo!ニュースを「ニュースとユーザーをつなぐ場」「インターネット上の声を可視化する場」「多様な意見を知る、議論に参加する、自分の意思を表明する、といった体験をお届けする場」にすることを目指しているとしながらも、「多くの課題を抱えていることも事実」とコメント。コメントガイドラインに抵触した投稿は、削除やアカウント停止などの措置を取ってきたが、他者への敬意を欠いた「極端なレッテル張り」「差別意識を助長するような投稿」といった、ユーザーにとって、健全な議論の材料とならない投稿について十分に対応しきれていなかった現状があったと説明している。今後は、「犯罪予告の書き込みなど犯罪行為とみなされる内容」「不快な用語」「偏見に基づく人種差別」「極端で乱暴な言動によるレッテル張り」といったコメントや、根拠のない誹謗中傷などに対し、これまでよりも厳しい基準を設けて対策をとっていく。今秋には、ユーザーが「目に触れたくない」と判断したコメントやアカウントを、自身のコメント一覧ページで非表示にする機能も設ける予定としている。
2015年09月04日ヤフーは9月2日、北海道の農業科単科高校である東藻琴(ひがしもこと)高等学校の生徒を対象に、「デジタル人材育成プログラム」を9日から開始すると発表した。プログラムは、道内でインターネットを事業に活用できる次世代の人材を育成するというもので、9月~12月の期間限定で実施する。講師はヤフーの社員が務める。具体的な講習内容は、インターネットに関するマーケティングの基礎からインターネット広告配信、ネットショップサイトの運営、ネットショップサイトの制作など。広告に関する講習では、Yahoo! JAPANの実際のインターネット広告を活用する。生徒は、現地での講習とオンラインでの講習の両方で学習を進められる。プログラム最終日には表彰式も行う予定。ヤフーの講師による現地プログラム開催日の夜間には、域内で事業を行う一般の人を対象に「デジタル人材育成プログラム夜間講座」も開催する。北海道とヤフーは2014年9月に包括連携協定を締結。「道政情報などの発信」「防災・災害対策」「デジタル人材の育成」「北海道経済の活性化」「電子自治体の推進」の分野で両者が協力し、北海道の経済や社会の課題を解決するべく取り組んでいる。
2015年09月04日ヤフーは8月28日、アスクルを連結子会社化したことを発表した。同社によると、ヤフーの持分法適用関連会社であるアスクルは、2015年5月21日より自己株式の取得を行ってきたほか、ヤフーが国際財務報告基準(International Financial Reporting Standards : IFRS)を採用するため、アスクルによる自己株式の取得が予定どおり実施された場合、ヤフーがIFRS上の連結対象の範囲に含まれる可能性があることが、2015年5月19日付「ヤフーとの業務・資本提携契約の更改に関するお知らせ」において開示された。このたび、アスクルによる自己株式の取得が進み、ヤフーの保有する同社の議決権所有割合が41.7%(2015年5月20日時点)から44.4%(2015年8月27日現在)となったため、ヤフーはIFRS第10号「連結財務諸表」に基づき、同社がIFRS上の連結子会社に該当するかどうかについて判定を行ったという。その結果、ヤフーはアスクルの議決権の過半数を保有するには至っていないが、同社の株主構成および過去の同社株主総会における議決権の行使状況等を勘案し、同社がIFRS上の連結子会社に該当すると判断した。両社は今後、上場会社として事業運営の独立性を互いに尊重し、イコールパートナーシップ精神のもと、アスクルが運営するBtoC事業「LOHACO」において「お客様に最高のeコマースを提供する」という目標を実現する考えだ。
2015年08月28日ヤフーは8月21日、知恵共有サービス「Yahoo!知恵袋」のiPhone版アプリをリニューアルしたと発表した。Android版は、後日公開する予定としている。リニューアルによって、アプリのトップページにあたる「ホーム」の機能を刷新。従来のホームは、閲覧数や回答数のランキング、新着の質問など固定のコンテンツが表示されたが、リニューアルによりホームにYahoo!知恵袋の400種類超からなる「カテゴリ」とユーザーが任意で設定可能なキーワードを最大20件まで登録できるようになった。これにより、ユーザーはいつでも気になる話題をチェックでき、より興味関心にマッチしたQ&Aを閲覧できる。また、登録したカテゴリ、キーワードに関連する新しい質問が投稿されると、スマホの画面に通知を表示できる。さらに操作性も改善され、ホームに設定したカテゴリとキーワードをスワイプで横移動できるようになった。これにより、数多くのコンテンツを登録した場合でも、ユーザーはストレスなくサービスを利用できるとしている。なお、今回のアプリリニューアルの特別企画として、Yahoo!知恵袋における「恋愛相談」に関する調査記事を、オフィシャルブログで公開。全Q&Aの約20%の割合を占める「恋愛相談、人間関係の悩み」カテゴリから対象のキーワードを含む質問を抽出し、インターネット上の恋愛相談事情を時系列で可視化したとしている。具体的には、「婚活」「初デート」「プロポーズ」などの質問が最も需要の高まる時期を考察とともに紹介している。「Yahoo!知恵袋」は、登録ユーザー数2000万、質問数1億4800万、回答数3億6600万以上の知恵共有サービス。8月8日には、iPhone版、Android版あわせてアプリの累計ダウンロード数が200万件を突破している。
2015年08月24日ヤフーと米BuzzFeedは18日、合弁事業会社「BuzzFeed Japan」を設立し、「BuzzFeed」の日本版を今冬に創刊すると発表した。日本向けの「BuzzFeed」では、独自報道やインターネットカルチャー、ライフスタイル記事を中心に、SNSなどで拡散されやすいコンテンツを提供していくという。また、提供されるコンテンツは「Yahoo!ニュース」に配信される。広告領域においては、BuzzFeed Japanが提供する広告の独占販売権をヤフーが所有する。なお、米BuzzFeedが現地企業と合弁事業会社を設立することは初めてのこととなる。「BuzzFeed」は、オリジナルニュース、エンターテイメントコンテンツ、ビデオコンテンツの制作、配信を行うWebサイト。SNSへの拡散力を強みにしており、ユーザー数は月間2億人以上、ビデオ視聴回数は月間15億回に上る。
2015年08月18日米BuzzFeedとヤフーは8月18日、合弁事業会社 BuzzFeed Japanを設立し、今冬に日本向けBuzzFeedを創刊することを発表した。新会社は、米BuzzFeedの持つソーシャルメディアと親和性が高いコンテンツの制作技術や、Yahoo!ニュースの持つ知見やトラフィックを活かし、日本ユーザーのニーズに合わせたニュースメディアを提供していく。同メディアは、独自報道やインターネットカルチャー、ライフスタイル記事を中心に、ソーシャルメディアで拡散されやすいコンテンツなどを掲載するほか、Yahoo!ニュースにコンテンツ配信を行う。また、広告領域においては、BuzzFeed Japanが提供する広告の独占販売権をYahoo! JAPANが所有するという。
2015年08月18日ヤフーは8月10日、6月にiOS版を公開した待ち合わせ支援アプリ「MapRing (まっぷりん)」のAndroid版の提供を開始した。同アプリは、待ち合わせ場所と時間を決め、待ち合わせメンバーにURLを送るという2ステップの操作で、待ち合わせしている人と位置情報を地図上にて共有できるサービス。「いつ頃到着するか分からない」「人が多い場所で待ち合わせる」など、待ち合わせに関するイライラや不安を解消する。また、位置情報の共有だけでなくメッセージのやりとりもできるため、遅刻している人やはぐれてしまった人などとの連絡も可能だ。なお、自分自身で位置公開ボタンをタップするまで自分の位置は公開されず、位置情報公開後1時間で自動的に公開を停止する仕組みを採用し、意図しない位置情報の共有を防ぐという。
2015年08月11日ヤフーは10日、待ち合わせ支援アプリ「MapRing」のAndroid版の提供を開始した。同アプリでは待ち合わせをしている人と、位置情報を地図上で共有できる。Google Playよりダウンロード可能で価格は無料。iOS版は6月より提供開始している。「MapRing」は、「待ち合わせ場所と時間を決める」「待ち合わせメンバーに待ち合わせ場所のURLを送る」という2ステップで、待ち合わせしている人と位置情報を共有できるアプリ。位置情報を公開すると、アプリの地図上にそれぞれのメンバーの現在地が表示されるほか、メッセージのやりとりも行える。URLの送信はメールのほか「LINE」アプリからも可能となっている。位置情報は、ユーザー自身が位置公開ボタンをタップするまで公開されず、公開後1時間後に自動的に停止される。
2015年08月10日ヤフーは7月31日、全国の高速道路の渋滞情報や規制情報をリアルタイムで確認できるサービス「Yahoo! 道路交通情報」の提供を開始したと発表した。また、お盆期間に特に激しい渋滞が見込まれる6路線を対象に、出発時間帯別の所要時間を示し「渋滞に巻き込まれにくい時間帯」を確認できる「お盆渋滞予測2015」特集も同日公開した。同社では、2015年5月から「Yahoo!カーナビ」アプリでプローブ情報・VICS情報に基づく渋滞情報の提供など、「混雑する道路を避けた移動」を支援する機能を提供している。今回、提供を開始した「Yahoo!道路交通情報」は、高速道路名や都道府県名から渋滞・規制情報だけでなく、地図の拡大・縮小やスクロールにより、気になるエリアの渋滞情報も手軽に確認できる。情報は5分ごとに更新される。また、「混雑する時間帯を避けた移動」を支援する新たな取り組みとして公開した「お盆渋滞予測 2015」では、「Yahoo!検索」の検索結果上にお盆期間の高速道路の渋滞予測を表示する。同サービスの対象となる高速道路は、「東北自動車道」「関越自動車道」など計6路線で、「お盆 東北自動車道」など、「お盆」と高速道路名を組み合わせて検索すると、出発時間に応じた所要時間が案内される。サービス提供期間は2015年7月31日(金)から8月16日(日)。なお、渋滞・規制情報は日本道路交通情報センターの情報を元にエキスプレス・コンテンツバンクが提供するものを、渋滞予測データは中日本高速道路のものを利用している。
2015年08月03日●様々なものを連携させるmyThingsヤフーは27日、IoT製品の実用化をサポートするプラットフォームサービス「myThingsプラットフォーム」の提供開始を発表した。myThingsを利用すれば、デジタル家電、ウェアラブル端末、Pepper等と、手元のスマートフォンが簡単に連携できるようになる。都内では記者説明会が開催された。家電製品、自動車など身の回りの様々なものをインターネットと繋げ、新しい価値を創出するIoT(Internet of Things)分野に業界の注目が集まっている。ヤフーではそんな来るべき時代を見据え、IoT製品の実用化をサポートするmyThingsプラットフォームの提供を開始する。○myThingsでできることmyThingsは、様々なスマート家電と連携できるのが特長。任意のスマートフォンアプリと連携できる点も大きなメリットだ。具体的には、デジタル家電の利用状況をYahoo!メールやGmailなどへ通知したり、Twitter、FacebookなどのSNSへ通知したり、Evernoteなどへ記録したり、といったことが簡単に行える。まずは、記者説明会の会場に展示されていた実用例を紹介していこう。例えばmyThingsを介せば、FacebookなどのSNSに投稿した写真を、自動的にデジタルフォトフレームにも送信できる。妻がSNSに投稿した写真を、単身赴任中の夫がリアルタイムで確認する、そんな利用シーンが考えられる。スマートフォンで家の鍵を開閉できるスマートロックロボット「akerun」と、myThingsを連携。スマートフォンの位置情報をもとに自動で施錠するように設定すれば、鍵をかけ忘れても安心できる。また、解錠した情報をmyThingsに送ることで、連携した「Pepper」にお出迎えの挨拶をしゃべらせることなども可能だ。腕に巻いたウェアラブル端末「Jawbone UP」が、利用者の起床を確認。すると、myThingsからロボット掃除機「COCOROBO」に指示が飛び、その日の天気などの生活情報をしゃべらせることができる。同様に、自宅の見守りロボット「BOCCO」に音声メッセージをしゃべらせることも可能。加速度センサーを搭載した「MESH」を、ごみ箱の蓋の裏に装着。夫が蓋を開けた瞬間に、妻のSNSへ「ゴミ出しやったよ~」といったメッセージを飛ばすことができる。同じ要領で、モップに装着したMESHが拭き掃除を何回行ったか、カウントして利用者に通知。あるいは、子どもの歯ブラシにつけておいたMESHが、子どもが歯を磨いた回数を記録するといった使い方も可能だ。このほか、デジタル体重計と冷蔵庫とmyThingsの連携例では、体重の増減情報をもとに冷蔵庫が最適なレシピをアドバイスする、といった使い方が紹介されていた。●街全体がIoT化○街そのものがIoT化する記者説明会に登壇したヤフー 執行役員CMOの村上臣氏は「近い将来、周囲にあるモノがインターネットに繋がり、相互に連携する時代になる。モノそれぞれが独自に能動的に考えて繋がりはじめる。やがて、街そのものがIoT化する」と見立てる。2019年には、IoTデバイスは9億5,600万台になると予想。ヤフーではモノ、WEB、企業、人や街が垣根を越えてインターネットで結ばれる日を見据えて、サービス基盤を整えていく。ヤフーが目指すのは、利用者がより快適に、安全に暮らせるようになる社会。村上氏は「私は極度の面倒くさがりなので、なるべく楽をしたい。例えばコーヒーが飲みたくなったときに、自動的に淹れてくれるコーヒーメーカーが欲しい。人類の歴史は、この面倒くさいを解決することで進歩してきた」と持論を展開した。また、ヤフーが得意とする防災、災害予知といった分野でもIoTが活躍すると言及。「火事が起こったら、勝手に鍵を開ける。同時に、LEDで避難経路を通知する」といった未来の防災システムを紹介、こうした場合にもmyThingsプラットフォームが活躍すると期待感を示した。myThingsプラットフォームは、すべての企業・開発者に無料で提供される。その狙いについて、村上氏は「まずは、IoTが日常生活をどのように楽しく便利にするものなのか、その世界観をお客様にご理解いただきたいので」と説明した。ヤフーでは、2,950万のYahoo! JAPANアクティブユーザー、3,000万IDのYahoo!ウォレット会員、月間約620億のPVという顧客基盤を活かし、myThingsプラットフォームの浸透をはかっていきたい考えだ。続いて、ヤフー スマートデバイス推進本部の椎野孝弘氏が登壇。iOS/ Android向けに提供が開始されたアプリ「myThings」を紹介した。myThingsプラットフォームで開発されたアプリで、インターネットサービスやプロダクトを自由に組み合わせることができるのが特長。例えば「一定数のイイね!を取得したらメールで通知する」「YouTubeに好みの動画が配信されたらメールで通知する」「Instagramから#海タグの写真を集めて、Dropboxに海まみれのフォルダを作る」などの機能を実現できる。現在、利用できるサービス・デバイスは30チャンネルで、自作できる組み合わせは60,000通り以上だという。myThingsアプリは、IoT製品とmyThingsプラットフォームを結ぶためにも利用できる。今後、同アプリで利用できるIoT製品やインターネット家電は、順次、追加されていく予定だ。椎野氏は「ニッポンのIoTを開拓していく。インターネットを通じて、利用者のみなさんに更なる力を届けたい」と意気込んだ。
2015年07月27日ヤフーは27日、事業者向けプラットフォームサービス「myThingsプラットフォーム」と、スマートフォン向けアプリ「myThings」を公開した。同アプリでは、ユーザーが使用しているIoT製品やWebサービスを組み合わせて使用することができるという。App Store、Google Playよりダウンロードでき、価格は無料。「myThingsプラットフォーム」は、IoT製品やWebサービスのAPIを集めた事業者向けプラットフォームサービス。事業者は公開されているAPIを使って、新製品・サービスの開発や、既存製品・サービスの新たな価値の創出が可能となる。また、自社製品・サービスのAPIを公開し、他事業者が活用することで、本来想定していなかった付加価値が創出されるとしている。同社は、「myThingsプラットフォーム」をIoT分野での取り組みの基盤とし、多くの事業者と連携しながらプラットフォームを拡充していく。将来的には、大手・中小企業から、個人までの事業者や開発者が、あらゆるAPIを利用できるようオープン化していく予定だという。「myThings」は、モノとサービス、サービスとサービス、モノとモノなど、ユーザーが使用しているIoT製品やWebサービスを組み合わせて、新しい使い方を生み出せるスマートフォン向けアプリ。インターネット接続されている室内温度計が一定の温度を超えたらメールで知らせるなどの使い方が可能となっている。アプリ内には、同社が推奨するIoT製品とWebサービスの組み合わせが複数用意されており、ユーザーは任意の組み合わせを選択するだけで利用できる。公開時に、組み合わせられるIoT製品やサービスは約30種類で、今後、随時追加されていく。
2015年07月27日ヤフー(以下Yahoo!JAPAN)と子会社のワイジェイカードは24日、両社が共同展開している「Yahoo!JAPANカード」利用者に対して手数料率を優遇する新たな学資クレジットの取扱いを8月中旬より開始すると発表した。○一定の条件を満たすと学資クレジットの手数料率を通常3.9%から"1.5%"に優遇Yahoo!JAPANとワイジェイカードは、4月に共同で「Yahoo!JAPANカード」の発行を開始した。協業第2弾としてリリースする手数料率を優遇する新たな学資クレジットは、「Yahoo!JAPANカード」ユーザーであり、同カードでの請求金額合計が月額2万円以上の場合、翌月の学資クレジット手数料率を通常3.9%から"1.5%"に優遇するというもの。「Yahoo!JAPANカード」利用者に、クレジットカードの利用による付加価値にとどまらず、さらなる特典を提供するサービスとしている。学資クレジットは、まずワイジェイカード本社所在地である福岡市の一部の専門学校で取扱いを開始する。将来的には全国の大学、専門学校等への展開を予定しているという。Yahoo!JAPANとワイジェイカードは、このたびの商品を通じ、学生および保護者の人々へ学資面でのサポートをすることで、充実した学校生活を送ってもらうための環境づくりに貢献していくとしている。○学資クレジットの取扱い予定校(7月24日時点。随時、追加予定)学校法人麻生塾(麻生専門学校グループ)麻生情報ビジネス専門学校福岡校、麻生外語観光&製菓専門学校、麻生医療福祉専門学校福岡校、麻生建築&デザイン専門学校、麻生公務員専門学校福岡校、専修学校麻生ビューティーカレッジ、専門学校麻生工科自動車大学校、専門学校麻生リハビリテーション大学校、麻生情報ビジネス専門学校北九州校、専門学校麻生医療福祉&観光カレッジ、麻生公務員専門学校北九州校、専門学校麻生看護大学校学校法人九州安達学園九州観光専門学校、専門学校九州スクール・オブ・ビジネス、専門学校九州デザイナー学院、専門学校九州ビジュアルアーツ○学資クレジットの特徴「Yahoo!JAPANカード」ユーザーにおトクな変動手数料率ワイジェイカードが発行する「Yahoo!JAPANカード」の請求金額合計が月額2万円以上の場合は、翌月の学資クレジット手数料率を実質年率1.5%に優遇。請求額合計が月額2万円未満の場合、翌月の学資クレジット手数料率は実質年率3.9%となる柔軟な支払いプランを用意ステップアップ返済(在学中は元金据置とし手数料のみを支払う方式)での支払いが選択可能リレー返済も可能学生の卒業を機に、保護者から学生へ債務引受の手続きを行うことで、支払い者の変更が可能
2015年07月27日旅行検索サイト Skyscanner Ltd(スカイスキャナー)とヤフー(Yahoo! JAPAN)は7月15日、7月8日に合弁事業会社「Skyscanner Japan(スカイスキャナージャパン)」を設立し、「Yahoo!検索」上での「航空券検索」機能の提供を開始したと発表した。「Yahoo!検索」にて旅行の出発地と目的地を検索すると、検索結果上にすでに「出発地」と「目的地」が入力された「航空券検索」機能が表示される。「出発日」と「復路」「旅行者情報」などの条件を指定することで、スカイスキャナーが提携している航空券の閲覧・比較が可能となる。今回の取り組みにより、Yahoo! JAPANでは「Yahoo!検索」の回答力の強化、スカイスキャナーにおいては「Yahoo!検索」上でサービスを展開することによる日本市場へのさらなる認知強化を見込んでいる。スカイスキャナーは30言語で事業展開をする旅行検索サイト。グローバルで1300社以上の航空会社・旅行代理店と提携する広い網羅性と、各企業との直接契約の強みを生かしたリアルタイム性を軸としており、Webサイトへの訪問者数は月間3500万超、スマートフォンアプリは総計3500万ダウンロードの実績がある。
2015年07月17日ヤフーとソニー不動産は7月7日、日本国内の中古住宅流通市場とリフォーム・リノベーション市場の活性化に向けた業務提携契約を2日に締結したと発表した。今回の業務提携契約の締結に伴い、ヤフーとソニーは、ソニー不動産の第三者割当増資を引き受けた。また、ヤフーは資本参加、ソニーは追加出資を行うことを決定した。ソニー不動産は、第三者割当増資によりヤフーを割当先としてソニー不動産の普通株式を発行。ヤフーから18億円の出資を受ける予定だ。また、ソニーも当該第三者割当増資と同時に、ソニー不動産に対して約10億円の追加出資を行う。なお、ソニーによる追加出資とヤフーからの出資により、ソニー不動産への出資比率は、ソニー約56.3%、ヤフー約43.7%になる。この提携の背景には、日本の中古住宅の流通シェアが全住宅流通量(中古流通+新築着工)に対し約13.5%にとどまっている現状がある。これは、欧米諸国と比較して6分の1程度の低い水準だ。なお、この課題に対し日本政府は、新成長戦略の一環として「2020年までに、中古住宅流通市場や、リフォーム市場の規模を倍増させる」という目標を掲げている。今回の業務提携契約により、ヤフーとソニー不動産は、「Yahoo!不動産」における売買仲介、リフォーム・リノベーション、賃貸管理の各分野で包括的な業務提携を行い、新たなサービスを提供していく考えだ。その最初の取組みとして、不動産所有者が主体となって自身のマンションを自由に売り出すための新しい不動産売買プラットフォームを共同で開発し、2015年中に公開する予定だ。この新規不動産売買プラットフォームを通じて、不動産所有者は「自分のマンションを、自分が決めた価格で、自分で売り出す」ことが可能になる。その結果として、不動産売却方法の選択肢が新たに広がる見込みだ。また、この不動産売買プラットフォームの活用で中古住宅流通市場が活性化し、リフォーム・リノベーション市場への波及効果も期待される。7月7日には新規不動産売買プラットフォーム 事前告知サイトがオープンし、7月中にはソニーとヤフーによる出資は完了する。また、2015年中に、新規不動産売買プラットフォームがオープンする予定だ。
2015年07月08日ヤフーは、マルチデバイスの新しい使い方を提案した作品(アプリ、新しい発想・手段を用いた作品、広告を想定した作品、サービスやコンテンツなど)を募る「Yahoo! JAPAN インターネット クリエイティブアワード2015」を開催する。作品の募集期間は7月17日~8月24日。一般の部のグランプリには賞金100万円とトロフィーが贈呈されるほか、部門ごとに3つの賞が用意される。同アワードは、才能あるクリエイターたちを発掘・支援し、インターネットクリエイティブ市場の発展に貢献していくことを目的として行われるもの。2006年の初開催から数えて10回目となる今年は、パソコンやスマートフォンだけではなく、タブレットやTV、ウェアラブル端末などの「マルチデバイス」に対応した部門構成で募集が行われる。募集部門は、個人またはユニット(プロ・アマチュア不問)が制作したプライベートな活動で制作した作品を募る「一般の部」(アドクリエイション部門、アプリ部門、イノベーション部門)、と、企業・各種団体のブランディングや商品・サービスの訴求を目的に活用された作品(2014年8月19日~2015年8月24日の間に公開されたもの)を募る「企業の部」(アド・キャンペーン部門、アド・キャンペーン部門サービス・コンテンツ部門、イノベーション部門)で構成される。また、応募作品は、審査員によるノミネート作品選考、公式サイト上でのノミネート作品発表(10月中旬予定)を経て、最終審査が行われる。審査員はマルチデバイスに造詣の深い日本を代表する10名のクリエイターが務め、最終審査結果の発表と贈賞式は12月15日に予定されている。応募期間は7月17日~8月24日。部門ごとの応募要項や審査基準、過去の受賞作品は、公式Webサイトを参照して欲しい。なお、募集部門ごとの賞として、「一般の部」のグランプリ(一般の部に応募されたすべての作品から1作品)には賞金100万円+トロフィーが贈呈されるほか、アドクリエイション部門、アプリ部門、イノベーション部門にそれぞれGold:賞金30万円、Silver:賞金20万円、Bronze:賞金10万円(+各賞トロフィー)が用意される。一方、「企業の部」には、グランプリ受賞舎、アド・キャンペーン部門、サービス・コンテンツ部門、イノベーション部門の各Gold、Silver、Bronze受賞者(クライアントと制作者)にそれぞれトロフィーが進呈される。ちなみに、今回は10回目を迎えることを記念し、Web業界の9年を振り返るスペシャルコンテンツを7月17日より公開されるということだ。スペシャルコンテンツについては同アワード公式サイトで確認できる。
2015年07月03日先日、Yahoo!JAPANのプロモーション協力のもと、富士通株式会社は「Eyes Grand Prix 2015 presented by ARROWS」を開催いたしました。この企画は今夏NTTドコモより発売された富士通社製スマートフォン「ARROWS NX F-04G」が瞳の虹彩を読み取ることでロック解除を行える世界初搭載の「虹彩認証」機能をより多くの方に知ってもらい、体験してもらう趣旨の元、一般の方から瞳をおさめた写真を募集し、一般投票及び特別審査員による審査で、もっとも“見つめたくなる瞳”を決定するというもの。グランプリ受賞者には、なんと賞金100万円が贈呈されるとのこと!特別審査員に鈴木ちなみさん&菅谷哲也さん行われた最終審査には特別審査員としてタレントの鈴木ちなみさん、テラスハウスでおなじみの菅谷哲也さん、YouTuberでありメイクアップパフォーマーの佐々木あさひさん、眼科医の松原正裕さんらが登場。ファイナリスト7名の瞳を様々な視点から真剣に審査。審査の合間にはトークショーも行われました。普段から話をするときには必ず人の目を見て話すという鈴木さんは目力と目の魅力を要点に審査。また菅谷さんは目力のあるキリッとした目が好みだそうで目で一目惚れをしてしまうこともしばしばあるとか。メイクアップの専門家である佐々木さんは瞳を魅力的に見せるアイメイクの秘訣を伝授。目力を上げるためにはまつげとまつげの間を埋めるアイライナーが重要になってくるそうです。最も“見つめたくなる瞳”の持ち主が大決定!今回グランプリに選ばれたのは遠藤明さん。涙袋と左右にある涙黒子が自身の目のチャームポイントと語っており、審査員もその瞳の魅力に釘付けでした。準グランプリ、特別賞受賞者の瞳もそれぞれに魅力的で、瞳は人の印象を決める重要なパーツであることがわかりました。とにかく早い!虹彩認証今回この虹彩認証機能を試してみたという菅谷さんは「とにかく認証が速くて驚いた。映画の世界の感覚。」と語っていました。画面をみて一瞬でロック解除ができ、暗証番号入力などの操作が不要である「ARROWS NX F-04G」。あなたも瞳がカギになる体験をしてみてはいかがですか?
2015年07月03日ヤフーは6月23日、戦争の記録や当時を知る人々の持つ記憶を100年後の世代に伝えるプロジェクト「未来に残す、戦争の記憶~100年後に伝える、あなたの思い~」を開始した。終戦から70年の節目を迎え、当時を知る人々の情報(一次情報)が、徐々に風化しつつある現状を踏まえ、同プロジェクトでは、新聞社や通信社などの報道機関が所有している戦争当時の記録や、戦争体験者のまだ記録されていない生の声、戦争体験者から聞いたエピソードなどの記憶をデータとして残すことを目的としている。これにより、100年後の未来を生きる人たちに戦争について知るきっかけを提供することを目指す。企画の1つでは、「100年後の未来へ。みんなで思いを伝えよう」と題し、当時を知る人から聞いた戦争の記憶などをユーザーから投稿してもらう。投稿されたデータは100年間保有し、100年後にYahoo! JAPANが運営するサービス上で公開する。また、「未来への手紙」と題された企画では、海老名 香葉子さんや北乃 きいさん、高田 延彦さん、田原 総一朗さんなど約20名の著名人が参加。戦争体験者と戦争当時を知らない人のそれぞれの立場から100年後に伝えていきたいメッセージを掲載している。ほかに、報道機関と連携した企画として、報道機関の協力の下、各社が実施する戦後70年の特集企画のリンク集を掲載。また、報道機関所有の写真や記事などを生かした企画も展開していくという。
2015年06月24日ヤフーは6月17日、スマートフォンに保存された写真や動画をかんたんに整理できるAndroid向けスマートフォンアプリ「Yahoo!かんたん写真整理」を公開した。同アプリは、スマートフォンに撮りためた写真や動画をアルバム作成後に指先ひとつで格納・整理できる。これにより、過去の写真や動画を探したい時に、整理されたアルバムから素早く写真を探し出すことが可能となる。さらに、Yahoo! JAPAN IDでログインするとYahoo! JAPANが提供するオンラインストレージサービス「Yahoo!ボックス」にデータが自動保存されるため、万が一スマートフォンの写真や動画データを消失しても、復元が可能となる。また、他人に見られたくない写真を隠すことが可能な「ひみつ」機能(7月導入予定)があり、ひみつフォルダに入れると、フォルダ内のすべての写真が非表示になる。個別に設定したパスワードを入力してロックを解除すると、ひみつにした写真が表示され、ひみつフォルダへの追加や解除などの操作ができるようになる。「Yahoo!かんたん写真整理」はモルフォが提供する高速画像ビューアー(Morpho Show)を搭載しており、写真の閲覧・整理時の操作性向上を実現。これにより、初心者でも直感的に操作しやすいドラッグ&ドロップで、アルバムに格納することが可能となる。
2015年06月18日リックソフトは6月16日、同社がアトラシアン製品の技術支援を提供しているヤフーの全社約7,000人が利用する情報共有システム「Confluence」の事例を公開した。Confluenceは、アトラシアンが開発する企業向けの情報共有フレームワークで、チームがコンテンツを作成、共有、議論するためのナレッジ共有・管理ツール。プロジェクト、ドキュメンテーション、ファイル、アイディア、議事録、仕様、図、モックアップなどをチームで効率的に共有できる。ヤフーでは、数年前より全社の約7,000人がConfluenceを利用し、1日あたり1万5,000ページの情報が追加・更新され、共有・活用されている。また、ヤフー独自開発の標準アカウント管理システムとConfluenceのアクセス制御(ACL)機能を連携することで、人事異動があった場合でも Confluence側に自動的に反映できるという。ヤフーは今後、Confluenceの「社内FAQ」機能や、プロジェクト管理ツール「JIRA」との連携も視野に入れ、活用範囲を広げていく予定だ。
2015年06月16日