主演作『デッドプール2』を引っさげ、初来日を果たしたライアン・レイノルズが5月30日(水)、渋谷駅前のスクランブル交差点にサプライズ出没!移動中のバス車内では、国内メディアを対象とした来日インタビューに応じるという斬新なプロモーションを行った。■“デップー”が渋谷に!スクランブル交差点は大騒ぎ!?この日ライアンをはじめ、ライアンのエージェントや配給、宣伝スタッフ、そして取材を行う媒体関係者ら20数名を乗せた大型バスは、宿泊先である六本木のホテルを出発すると、一路、いまや外国人観光客の定番スポットとなった渋谷駅前のスクランブル交差点に。小雨がパラつくなか、“デップー”ことライアンがバスから降り立つというまさかの事態に、行き合う人々も驚いた様子だった。それでも、当のライアンは、駅に向かって横断歩道を闊歩しながら「もっと人が多いって聞いていたけど、平日だから、それほどもないかな?」と余裕の発言。「フォトグラファーはずっと真正面から狙っていたけど、本当は横からも撮ってほしかったんだ。ビートルズの『アビイ・ロード』みたいにね」とおどけてみせた。■愛する『ウルヴァリン:SAMURAI』が撮影された増上寺でヒット祈願渋谷をあとにしたライアンは、再びバスに乗り込み、次なる目的地である港区芝公園・増上寺へ。ここはデッドプールが愛してやまない(?)ウルヴァリンが『ウルヴァリン:SAMURAI』(2013年公開)にて、壮絶なバトルシーンを繰り広げた縁深い場所。デッドプールの精鋭コスプレ集団に出迎えられたライアンは、大殿をバックに記念撮影。お隣の安国殿にて、映画のヒット祈願を行った。ちなみに六本木から渋谷、そして渋谷から増上寺への移動時間を使って、ライアンは同乗したメディアに向けて、グループ形式のインタビューを実施。ライアン本人もこのユニークな手法にご満悦で、記者からの質問にノリノリで回答してくれた。気になるインタビューは近日中に掲載予定だ。『デッドプール2』は6月1日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:デッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2018年05月30日『ルーム』で一躍注目を集めた天才子役ジェイコブ・トレンブレイが、『ワンダー 君は太陽』のPRのために来日。同じく『デッドプール2』を引っさげ来日中のライアン・レイノルズを探し回り、ついに対面を果たしたことを、先ほど自身のSNSで報告した。全世界800万部突破の児童小説「ワンダー」(R・J・パラシオ著)を実写版『美女と野獣』の製作スタッフが映画化した本作。ジェイコブは、生まれつき特別な顔を持ち何度も手術を繰り返してきたが、10歳になって初めて学校に通い始める主人公オギーを熱演。彼を見守る両親役のジュリア・ロバーツ&オーウェン・ウィルソンら実力派が脇を固め、今年イチバンの優しく、温かな涙を誘う感動作となっている。『ルーム』で初来日した際も、自身のインスタグラムを何度も更新していたジェイコブ。今回は、時同じくして憧れの“デップー”ことライアン・レイノルズも日本にいる!とのことで、ライアンが高層ビルから東京の景色をバックに撮った写真をアップすると、すかさず真似っこ。「どこにいるの?! デッドプールハントが始まった…」と自身も高層ビルの窓際から投稿。さらには、東京ディズニーリゾートでも“デップー”探し…。そんなジェイコブくんは、先ほどついに「見つけた!」と念願のライアンとの2ショットをアップ!「信じればやり遂げられるんだね!!!」「ライアン、あなたは最高」と笑顔いっぱいのガッツポーズ。ライアンもその写真をシェアし、同じカナダ・バンクーバー出身のジェイコブとの東京での対面を喜んでいた。日本のファンからも「ジェイコブ君、よかったね!」「可愛すぎるー」「この2ショットはヤバい!!」と歓喜の声が上がっている。『ワンダー 君は太陽』は6月15日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。『デッドプール2』は6月1日(金)より全国にて公開。(text:Reiko Uehara)■関連作品:ワンダー 君は太陽 2018年6月15日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開© 2017 Lions Gate Films Inc. and Participant Media, LLC and Walden Media, LLC. All Rights Reserved.デッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2018年05月30日盛大に行われた結婚式から10日以上経ち、ヘンリー王子とメーガン妃のハネムーンの滞在先に注目が集まっている。当初はアフリカのナミビア共和国が第1候補かとみられたが、「TMZ.com」はカナダが候補になっていると報じた。カナダといえばメーガンの出身国アメリカの隣国であり、メーガンは女優時代にカナダのトロントに住んでいた。そのトロントの家にはヘンリー王子がたびたび訪れ、甘い時間を過ごした思い出の地でもある。2人はカナダ・アルバータ州のフェアモント・ジャスパー・パーク・ロッジにある約558平米のキャビン、通称「ザ・ロイヤル・リトリート」(王室の静養所)に滞在するという。この地は古くから王室やセレブに愛されており、1939年には『英国王のスピーチ』でおなじみジョージ6世&エリザベス・ボーズ=ライアン王妃、2005年にはエリザベス女王&フィリップ殿下が滞在。そのほか、アンソニー・ホプキンス、ジョン・トラボルタ、ビル・ゲイツなどが休暇を楽しみ、1954年にロバート・ミッチャム&マリリン・モンローの『帰らざる河』が撮影されたことでも知られている。ハネムーンの日程は明らかになっていないが、ニュースサイト「Stuff」によれば2人は7月に「ミニ・ムーン」を予定しており、アイルランドのダブリンに数日滞在するそうだ。(Hiromi Kaku)
2018年05月29日6月1日の『デッドプール2』日本公開に先立ち、“デップー”、“俺ちゃん”の愛称で親しまれるデッドプール役のライアン・レイノルズが、5月28日ついに初来日。成田国際空港には、彼を一目見ようと300人ものファンが詰めかけた。『アベンジャーズ』『スパイダーマン』など、マーベルヒーローの中でも最高に個性的なデッドプール。全世界に“デップー旋風”を吹き荒らした常識破りの無責任ヒーローを創り上げたライアンは、「僕はあの映画を作ろうとして、ほぼ11年の人生をかけた」とふり返り、想いの強さを語っていた。また前作では、ゴールデン・グロー ブ賞コメディ/ミュージカル部門の作品賞にノミネートされた初の実写版スーパーヒーロー映画として称賛され、ライアンも最優秀男優にノミネートと大きな話題に。今作では、オープニング・テーマ曲を歌う世界的歌姫セリーヌ・ディオンや、元サッカー選手デヴィッド・ベッカムといったビッグネームとのコラボが話題に上がっている。そんな日本でも情報解禁される度に大きな話題となっている『デッドプール2』を引っさげ、ライアンが来日!来日前には、俺ちゃんが西郷隆盛の銅像に寄り添う画像をSNSに投稿し、日本へ向けて出発したと報告も。成田空港にはファン300人が2Fまで埋め尽くし、中にはコスプレをしているファンや、NYのプレミアにまで出向いたというファンも。そしてついにライアンがファンの前に登場すると、黄色い声援が響き渡った。また、ライアンは写真やサイン、握手など丁寧に応える姿も見られ、「ようこそ、日本へ!」という呼びかけには、「Thank You」と笑顔を見せる場面もあった。なお、ライアンは翌29日にはレッドカーペットイベントの参加を予定だ。『デッドプール2』は6月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:デッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2018年05月28日マーベル史上最もやりすぎなヒーロー、デッドプールを演じるライアン・レイノルズが、新作『デッドプール2』を引っさげ、5月29日(火)に来日することが明らかになった。2016年に公開された前作を振り返り、「僕はあの映画を作ろうとして、ほぼ11年の人生をかけた」と、並々ならぬ強い思いを語ったライアン。 全世界に“デップー旋風”を吹き荒らした前作に輪をかけて、予算もスケールもグレードアップした自信作を引っさげ来日することが決定し、5月29日(火)に行われるレッドカーペットイベントに、本作に出演する忽那汐里と共に参加する予定。作品の世界観をイメージした大規模な本イベントで一体なにを語るのか?予測不可能な“俺ちゃん”ライアンの振る舞いにも注目が集まる。前作は、ゴールデン・グローブ賞コメディ/ミュージカル部門の作品賞にノミネートされた初の実写版スーパーヒーロー映画として称賛され、ライアンも最優秀男優にノミネート。待望第2弾となる本作は、予算もスケールも超グレードアップしているようだが、一体どんな興奮と笑いを届けてくれるのだろうか?一方、ライアン扮するデッドプールについて、デヴィッド・リーチ監督は「ライアンは、コミックブックのキャラクターを自分のブランドにしてしまった。彼は現実世界で、まさにデッドプールなんだ」と言い、デッドプールのクリエイター、ロブ・ライフェルドも「コミックを裏切っておらず、最大・最高の世話と愛情が注がれているから、映画が“デッドプール”のベストだ。なによりライアンは、デッドプールとぴったり合っている」と、双方とも“デッドプール=ライアン・レイノルズ”だと絶賛している。『デッドプール2』は6月1日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:レッドカーペット 2015年8月15日よりシネマート新宿ほか全国にて公開© 2014 Noori Pictures, All Rights Reserved
2018年05月11日ライアン・マッギンレーの写真展「MY NY」が、2018年4月6日(金)から5月19日(土)まで、東京・六本木の小山登美夫ギャラリーで開催される。2001年に自費出版した初の作品集「The Kids Are All Right」で才能を見出され、2003年にニューヨークのホイットニー美術館において、史上最年少となる25歳で個展を開催。以来、写真、アート界の範疇を越えて一躍時代の寵児となった写真家、ライアン・マッギンレー。2016年には東京オペラシティ アートギャラリーにて、作家自らがセレクトした代表作約50点を展示した大規模展「ライアン・マッギンレー BODY LOUD!」が開催されたが、本展は約2年ぶりとなる日本での個展開催となる。会場には、2017年に開催されたアメリカ・デンバー現代美術館での個展「The Kids Were All Right」の出展作より、約10点の作品を展示。これらの作品は、1998年~2003年にマッギンレーがニューヨークはダウンタウンで友人やアーティスト仲間を撮影した前述の作品集「The Kids Are All Right」に掲載されたもので、デンバー現代美術館で初公開されたポラロイド作品や、キャリア初期に使用されていたカメラ、当時のZINEなども合わせて公開される。【開催概要】ライアン・マッギンレー展「MY NY」開催期間:2018年4月6日(金)〜5月19日(土)会場:小山登美夫ギャラリー住所:東京都港区六本木6-5-24 complex665ビル2F時間:11:00〜19:00休廊日:日、月曜日および祝日入場料:無料※今回は、アーティストのオープニング来日は無し。
2018年03月30日小山登美夫ギャラリーでは、ライアン・マッギンレーによる待望の個展「MY NY」を4月6日から5月19日まで開催する。Ryan McGinley “Self Portrait Bathroom”2000/2016C-print41.0 x 61.0 cmediton of 3© Ryan McGinley, Courtesy of Team Gallery, New York / Tomio Koyama Gallery, Tokyo2016年に東京オペラシティ アートギャラリーにて開催した、日本の美術館では初の個展となる「ライアン・マッギンレー BODY LOUD!」が大きな反響を呼んで以来、2年ぶりの日本での個展開催となる本展では、アメリカのデンバー現代美術館で2017年に行われた個展「The Kids Were All Right」の出展作より、約10点を展示する。これらの作品は、1998年から2003年にマッギンレーがニューヨークのダウンタウンで友人やアーティスト仲間を撮影した伝説の自費出版作品集『The Kids Are All Right』に掲載。彼らが大胆に、自由奔放に、快楽主義的に生きている熱気を捉えた、ライアン・マッギンレー活動初期の作品となる。Ryan McGinley “Dash (Soho Silhouette)”2000/2016C-print76.0 x 114.0 cmediton of 3© Ryan McGinley, Courtesy of Team Gallery, New York / Tomio Koyama Gallery, Tokyo彼自身、当時は「毎日毎日写真が撮りたくてたまらなくて、もう狂ってるみたいな感じだった」と語るように、カメラ付きの携帯電話もなく、インターネットが登場する前の時代に、一晩にしてフィルムを20~40ロールも撮る日々を、2003年にデジカメが登場するまで6年間にわたり続けた。当時のアメリカはブッシュ政権時代。2001年の「9.11」アメリカ同時多発テロの影響が続いていた絶望感漂う時期に、マッギンレーの作品は美しく、日々の瞬間や人生は陽気で好奇心に満ちた胸躍らせるようなものだと伝えてくれる。そして、マッギンレーはこれらの作品を『The Kids Are All Right』に掲載し、自ら雑誌社、画廊、尊敬する作家達に送り、ホイットニー美術館での個展開催へと繋がる。ライアン自身が、新しいメディアによって自己表現の流れを作り出したのである。Ryan McGinley “Oliver (East Village)”2002/2016C-print69.0 x 102.0 cmediton of 3© Ryan McGinley, Courtesy of Team Gallery, New York / Tomio Koyama Gallery, Tokyo本出展作の、マッギンレーの原点となるニューヨークでの刺激的な人々の交流、生活を切り取った光景は、まるでプライベートとパブリックの境界が混在する現代のデジタル社会を予感させているようで、彼の時代に対する先鋭的な感覚に改めて驚かされるだろう。さらに、今回、デンバー現代美術館で初めて公開されたポラロイド作品や制作初期に使用していたカメラ、当時制作したZINE等もあわせて展示。本展は、「彼の表現の原点」を作品として日本で初めて公開し、マッギンレーの世界観がごく初期から成立していたことを表わす貴重な機会となる。初日となる4月6日には、18時から20時までオープニングレセプションを開催。なお、今回はアーティストの来日は無し。【展覧会情報】ライアン・マッギンレー「MY NY」会期:4月6日〜5月19日会場:小山登美夫ギャラリー住所:東京都港区六本木6-5-24 complex665ビル2F時間:11:00〜19:00休廊日:日曜・月曜・祝日入場無料
2018年03月29日ライアン・ジョンソン監督は、『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』が全てのファンに受け入れられないことを予測していたそうだ。ジョンソンがメガホンを取った人気シリーズ第8弾は、ファンや批評家の間では賛否両論となる作品になっているものの、今月18日に開かれた第23回エンパイア賞では最高賞となる作品賞を受賞した。ライアン・ジョンソンと映画評論家のカリーナ・ロングワース(C)BANG Media Internationalそれについてジョンソン監督は感激しながらも、その受賞に驚いたかとBANGショービズから尋ねられると「分からないな。批評家たちはくどくど言っているけど、ファン達はとても素晴らしい反応をしてくれているよ」「これは『スター・ウォーズ』作品の1つだから、ファン全員がなんでも受け入れてくれるものではないと分かってるよ」「たまにネットで映画を見てくれた人たちの反応を見たりするけど、気に入らなかった人たちが非難しているのも知ってる」「でも賛否については批評家たちと同じくらいの割合かな」と答えた。同作にはルーク・スカイウォーカー役のマーク・ハミルとレイア姫役のキャリー・フィッシャーというオリジナル三部作の顔ぶれが登場しているが、ジョンソンは畏敬の念をなんとか抑えながら仕事をしていたようで、2016年12月に突然他界したキャリーと仕事をできたことは光栄だったと話した。「(2人との仕事は)最高だったね。『うわぁ、マーク・ハミルだ』『うわぁ、キャリー・フィッシャーだ』という畏敬の念に襲われるばかりだったから」「でもそれが収まって、『この人は1人の友人で同僚で、仕事仲間』と思えるレベルにたどり着いたんだ」「マークとはもちろん、素晴らしい仕事仲間としての関係が築けたし、キャリーと一緒に仕事をするチャンスが得られてとても光栄だよ」(C)BANG Media International
2018年03月25日『デッドプール』シリーズで無敵のヒーローを演じているライアン・レイノルズが、「廊下」を怖がっている動画を公開した。その日は『デッドプール2』の撮影だったようで、デッドプールのコスチュームを着用しているライアンが床、壁、天井、すべてが真っ白で狭い廊下を歩いている。動画を自撮りしながら「ものすごく長くて、ものすごい怖い廊下を歩いているんだ。メッタ刺しにされて死んじゃうような廊下だよ」と実況中継した。続いて2本目の動画が公開に。「恐ろしい廊下にまた戻ってきたよ。今度は安全だ。用心棒のヘイリーを連れてきたからね」と横にいる女性スタッフ・ヘイリーを映すライアン。親指を立てて「まかせて」という表情のヘイリーと、必要以上に廊下を恐れているライアンとの対比がなんとも愉快。その後もライアン節は続く。「みんなが知らないことだけど、ここの廊下は全体が凍結させた肝炎でできているんだ。だからここのコンクリートブロックはものすごく頑丈なんだよ。新しいことを学べてよかったね」。ライアンは肝炎(hepatitis)という単語の響きが好きなのか、ジョークを言うときにたびたび使う。「Entertainment Weekly」によると『デッドプール』でもこの単語を用いたジョークのセリフがあったのだが、残念ながらカットされたのだそうだ。(Hiromi Kaku)
2018年03月02日長女ジェームズちゃん、次女イネスちゃんと2人の子どもをもうけ、幸せそうな家庭を築いているブレイク・ライヴリー&ライアン・レイノルズ夫妻。2人がその幸せぶりをファンにおすそ分けしてくれた。これまでにもSNSで爆笑モノのやりとりを見せてきた2人。今回は、クリスマスのためにライアンが焼いたというクッキーの写真をブレイクがSNSに投稿したのだが、これがスゴい! 「ライアンがクリスマスクッキーを焼いてくれたわ…。彼は…とてもハンサムよね」というブレイクのコメント付きの写真を見てみると、焦げたもの、割れているもの、スノーマンに見えなくもないがデコレーションが溶け切っているものなど、悲惨な仕上がりのクッキーばかり。クッキーを褒めるのは無理があるため、ライアンのカッコよさを持ち上げたブレイク。ライアンはブレイクの投稿に「ハンマーだけを使ってクリスマスクッキーを焼いた史上初の人になりたかったんだ」とジョークを飛ばしている。実際は、3歳と1歳の娘たちがクッキー作りに挑戦しているそばで、ライアンがサポートしていたのだろう。ブレイクの友だちであるモデルのジジ・ハディッドからは「誇りに思うわ!」との激励コメントも届いていた。(Hiromi Kaku)
2017年12月25日ライアン・レイノルズがハリウッドで製作進行中の実写版『ポケモン』こと『Detective Pikachu』(原題)への出演が決定した。ピカチュウ役を演じるそうだ。「The Hollywood Reporter」が伝えた。同作は2018年に公開予定の『Jurassic World : Fallen Kingdom』(原題)に出演しているジャスティス・スミスが主演、「ビッグ・リトル・ライズ~セレブママたちの憂うつ~」のキャスリン・ニュートンが“ちょっと生意気なジャーナリスト”役で出演する。『ガリバー旅行記』のロブ・レターマンが監督を務める。撮影はロンドンで来年1月中旬からスタートする。大まかなストーリーは、父親を誘拐されてしまったジャスティス演じる少年がピカチュウとタッグを組んで父親探しに奮闘するというもの。キャスリン演じるジャーナリストも彼らの捜査に協力するという。ライアンからの正式な発表はまだないが、いつもSNSで楽しい画像でファンを喜ばせているライアンなのでまもなく発表があるかもしれない。なお、ライアンのインスタグラムの最新投稿は母タミーとの仲良しツーショットだが、いたずら好きのライアンにより、タミーの顔じゅうがライアンの代表作『デッドプール』にまつわるモチーフのタトゥーで埋め尽くされている。(Hiromi Kaku)
2017年12月07日通が語る極私的な愛!偏愛的!?大人の男萌えコレクション。語ってくれたのは、文筆家の山崎まどかさん。山崎さんの“萌え”はライアン・ゴズリングです。みんなのゴズリングになれるスマートさ。米カルチャーに精通する山崎まどかさんは、「30代俳優には大人になる足がかりを失い若作りしてる人も多い中、ライアン・ゴズリングは一足早く大人の俳優への道を歩んだ賢い男」と分析。「アイドル出身なので芸歴も長い彼ですが、早くからキャリア構築を考えていたんじゃないかなと。フロントラインにいながらも、今っぽいマーベルやDCには出ずに、中規模のアート、文芸作品に出演している。その市場は、ライアン・ゴズリングが独り占めしているんです。プライベートを自ら見せなくても、人柄も私服のセンスもいいという噂が広まるのも、イメージコントロールがきちんとできているから。実は演技派なのに、そんなそぶりを見せないのも魅力。未だに基礎だからとバレエのレッスンを受けていて、それがあっての『ラ・ラ・ランド』なわけです。前に出すぎない、’60年代以前のスターのようなクラシカルさがある。今、茶色のスーツをおしゃれに着こなせる大人の俳優は、彼くらいですよ」抑えた演技で苦悩する姿にも余裕アリ!『スーパー・チューズデー~正義を売った日~』スティーヴン役『スーパー・チューズデー~正義を売った日~』DVD¥3,300発売・販売元:松竹(C)2011 Ides Film Holdings, LLC写真:Everett Collection/アフロキザなことをやって許されるのは彼くらい『ラ・ラ・ランド』セバスチャン役『ラ・ラ・ランド』ブルーレイ・DVD発売&TSUTAYA先行レンタル中&デジタル配信中発売元:ギャガ販売元:ポニーキャニオン(C)2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.山崎まどかさん1970 年、東京都生まれ。カルチャー全般、特に女子文化に詳しい。コラム連載・寄稿多数。近著に『オリーブ少女ライフ』(河出書房新社)などがある。※『anan』2017年11月15日号より。イラスト・中根ゆたか文・小川知子(by anan編集部)
2017年11月09日ブレイク・ライヴリーがSNSで、10月23日に41歳の誕生日を迎えた夫ライアン・レイノルズにお祝いメッセージを贈った。ブレイクが「ハッピーバースデー、ベイビー」とのコメントと一緒に投稿したのは、ライアンはライアンであっても、レイノルズではなく『ラ・ラ・ランド』のゴズリングの方。レイノルズも隣に写っているのだが、顔の半分以上が意図的に切られてしまっている。これは、ブレイクなりの夫へのかわいらしいリベンジでもあるのだ。2か月前、ブレイクの誕生日の8月25日に、夫ライアンが同じようないたずらを先に仕掛けていた。SNSに「お誕生日おめでとう、ぼくの素晴らしい妻」というコメントと、自分&ブレイクの2ショット写真を掲載。しかし、誕生日の主役であるはずのブレイクの顔がほとんど切られ、ライアンがアップになっているという、コメントと写真のちぐはぐ感に笑いのコメントが殺到し、話題を集めた。レイノルズもゴズリングもそれぞれ『デッドプール』や『ラ・ラ・ランド』などの代表作を持つスターでありながら、名前が同じことからかいまだに“もう一方のライアン”と間違えられることが多いそうだ。そこに目を付けたブレイクのお茶目な仕返しであった。(Hiromi Kaku)
2017年10月24日ライアン・レイノルズが“最悪の殺し屋”サミュエル・L・ジャクソンを守り抜く『ヒットマンズ・ボディガード』。本作が、全米劇場公開日と同日に日本のNetflixにて配信されることが決定し、キーアートビジュアルと予告編が公開された。東ヨーロッパの独裁者が被告となる裁判に、証人として世界最悪の殺し屋・ダリウス(サミュエル・L・ジャクソン)を連れて行く護衛を引き受けることになったのは、世界最高のボディガード、マイケル(ライアン・レイノルズ)。長年の宿敵として銃を向け合ってきた2人が、なぜか共に旅を行うことになり、時には独裁者に命を狙われながら、イギリスから国際司法裁判所のあるオランダのハーグまで型破りな逃走劇を巻き起こす!最強ボディガードのマイケル役を務めるのは、『デットプール』でブッ飛びヒーローと演じて一躍人気者となったライアン、そして殺し屋・ダリウスを演じるのは、『アベンジャーズ』シリーズでもお馴染み、時折見せるその怪演ぶりが映画ファンを魅了する名優サミュエル。さらに、独裁者役には英国の名優ゲイリー・オールドマン、ダリウスの妻で夫同様の悪名高き女を美しく妖艶な女優サルマ・ハエックが演じている。タイトルの『ヒットマンズ・ボディガード』にちなんでか、先に“期間限定”で配信された特報予告は、映画『ボディガード』のパロディとなっており、故ホイットニー・ヒューストンの主題歌「オールウェイズ・ラヴ・ユー」が使われるなど、その振り切り感が爆笑と大きな期待を呼んでいた。今回、公開されたキーアートビジュアルは、銃を構えるライアン&サミュエルの姿が印象的なクールなデザインとはなっているが、併せて公開された予告編では、殴り合い、倒し合い、銃をぶっ放しまくってのカーチェイスなど、2人はまさにやりたい放題!破天荒なアクションとクールな笑いを繰り広げている。ライアンは、メガホンをとった『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション』で知られるパトリック・ヒューズ監督にふれ、「ヒューズは、とにかくスペクタクルと笑いを散りばめた、楽しいアクション大作を作りたいと考えていて、僕たちもそれを実現したいと思っていたよ」とコメント。また、サミュエルも「ダリウスはずっと殺そうとしてきた男と同じ車に乗り込むことになるんだ。やがて、自分が彼のクライアントを撃ってしまったせいで彼のキャリアに傷がついたと知り、気持ちに変化が生じていくんだ。つまり、本作は2人の男が1台の車に乗り合わせただけの単純な話で終わらないんだよ」と、本作で描かれる2人の関係性についても言及する。ヤバさ全開の痛快アクションサマームービーとなる本作。劇場公開されない日本では、Netflixだけで目にすることができる。『ヒットマンズ・ボディガード』は8月18日(金)よりNetflixにて配信開始。(text:cinemacafe.net)
2017年08月09日ライアン・レイノルズが『デッドプール2』(原題)でドミノ役を演じるザジ・ビーツがデッドープールを下敷きにして横に寝そべる画像を公開してから1週間。今度は同作でケーブル役を演じるジョシュ・ブローリンの画像2枚をツイッターで公開した。1枚目はケーブルが唇に人差し指を当てて「シーッ」という仕草をしている顔のクローズアップ写真。2枚目はゴツい武器を肩に担ぎ、左目が発光、サイボーグのような左腕を持つケーブルの姿が写っている。そこにジョシュの面影はない。そのため、ファンからのコメントでは、イギリスの有名シェフで「ヘルズ・キッチン~地獄の厨房」などに出演した「ゴードン・ラムゼイかと思ってしまった」と、ケーブルに“変身”後のジョシュがゴードンにそっくりだという指摘が相次いだ。そのほかはおおむね好意的な意見が寄せられている。ジョシュはケーブル役に決定してから、身体づくりのために厳しいトレーニングに励んでいる様子をインスタグラムで紹介していた。「砂糖、パン、パスタ」を禁じ、時にはドーナッツ店でおいしそうなドーナッツのショーケースを前にして、切ない表情を見せている写真を掲載したこともあった。(Hiromi Kaku)
2017年08月08日メグ・ライアンが2014年8月に別れたジョン・メレンキャンプと復縁していたことが明らかになった。「Page Six」などのメディアが伝えている。今年3月、ハワード・スターンのラジオ番組に出演したジョンが、「俺はメグのことを愛した。でも彼女は俺のことを死ぬほど嫌っているんだ」と発言し、リスナーを驚かせた。ハワードになぜメグにそんなに嫌われているのかと問われたジョンは、「俺が子どもだからじゃないかな。俺はカッとなるし愚痴っぽい。文句も言う。ダメな男の典型さ」と自虐。「何度も仲直りしようとしたけど、メグは『もう関わりたくない』って感じでダメだった。彼女を責めることはできないけどね」と切ない心情を語った。これがメグの耳に入り、胸を打ったのか、ジョンがこのラジオ番組に出演した3月にニューヨーク、5月にマサチューセッツ州のマーサズ・ヴィニヤードのレストランでデートする2人の姿が目撃されている。ジョンはメグと破局してから80年代に「アメリカの恋人」と呼ばれたスーパーモデルのクリスティ・ブリンクリーと1年ほど交際。昨年の夏、破局したことが報じられた。元サヤに戻ったジョンとメグには「絆がある」と関係者は語っている。(Hiromi Kaku)
2017年07月28日俳優のライアン・レイノルズ(40)が、主演を務める映画『デッドプール』の続編の撮影が開始したことをSNSで明かした。無責任なアンチーヒーローを描く人気シリーズの新作に向け、一部の撮影をすでに終了したようだ。ライアンは、デッドプールこと主人公のウェイド・ウィルソンを再び演じられることを喜んでいるようで、インスタグラムに撮影シーンが書かれたカチンコの写真と共に「戻ってこられて嬉しい」とのコメントを投稿していた。ライアンは同作へのカムバックにあたり、パーソナルトレーナーのドン・サラディーノによる厳しい筋力トレーニングを受け、体型作りに励んできた。サラディーノはその様子の一部をインスタグラムにも投稿しており、ライアンが腹筋を中心としたトレーニングに励んでいる姿が確認できる。続編のストーリーの詳細はまだはっきり分かっていないが、ステファン・カピチッチ演じるコロッサス、ブリアナ・ヒルデブランド演じるネガソニック、恋人役のモリーナ・バッカリンも同作に再び出演することが伝えられている。また、今回の敵ケーブル役には、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で闇の帝王サノスを演じたジョシュ・ブローリンの起用が発表されている。ジョシュがマーベル・シネマティック・ユニバーズ内で、2つのキャラクターを演じることについては、共演のライアンも驚いているようで、SNSにてこうコメントしている。「信じられないよ!マーベルシリーズで2つも役がもらえるなんて!!ジョシュは『ボーダーライン』、僕は『SABRINA THE TEENAGE WITCHサブリナ・ザ・ティーンエイジ・ウィッチ』って別世界だからいいんだ」『デッドプール』続編はデヴィッド・リーチが監督を務め、全米公開は2018年6月を予定している。(C)BANG Media International
2017年06月28日ライアン・レイノルズが『デッドプール2』(原題)にジョシュ・ブローリンが出演することをインスタグラムで発表した。「同じユニバース(世界)で2つのキャラクターを演じるなんて!」とライアンが言ってる通り、ジョシュはすでにマーベル映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』と『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』にサノス役でカメオ出演を果たしており、来年5月4日公開予定の『Avengers:Infinity War』(原題)にも同役で出演することが決まっている。そして今回、『デッドプール2』では、マイケル・シャノン、ラッセル・クロウ、デヴィッド・ハーバー、ブラッド・ピットなどが候補としてうわさされていたケーブル役にキャスティングされた。「ETonline」によれば、ケーブルは、『X-MEN』のサイクロップスとマデリーン(ジーン・グレイのクローン)の息子で、本名はネイサン・サマーズ。デッドプールとは正反対なキャラクターでありながらもパートナーになるようだ。ライアンが「うまくいかないんじゃない?僕は(ティーン映画の)『Sabrina he Teenage Witch』(原題)、彼は(シリアスな犯罪映画の)『ボーダーライン』に出演したんだよ?」と茶化しているが、この対称的な出演作品から見ても、コミカルなデッドプールとシリアスなケーブルのコンビを演じるのに2人はぴったりだ。ジョシュもインスタグラムにケーブルのイラストを掲載し、自身がキャスティングされたことを報告している。(Hiromi Kaku)
2017年04月13日オーランド・ブルームと破局したケイティ・ペリーが、ライアン・フィリップと急接近しているとうわさが流れていたが、2人ともツイッター上で全面否定した。2人は先日、エルトン・ジョンの誕生パーティで親しげにしているのを目撃されていた。最初にツイートしたのはライアン。「僕はケイティ・ペリーとつき合っていない。彼女のことはほとんど知らない。僕の家の上空をヘリコプターで飛ぶのをやめてくれ。彼女はここにいない」と10日(現地時間)に書き込んだ。すると「それってケイティ・ペリーを地下室に隠してる人が言いそうなことだね」というリプライが来て、ライアンが「シー」とジョークで切り返した。すると、そこに割り込んできたのはなんとケイティ本人。「どうか私を地下室から出してください」とコメントをつけてライアンのつぶやきをリツイートした。そして、改めて「はじめまして。この騒ぎを気の毒に思うわ、ライアン。がんばって(笑)」とライアン宛てにツイートした。ウィットを効かせたツイートで交際のうわさを完全否定した2人。ライアンはその後、ケイティの「地下室から出して」ツイートに「やだね」とリプライをつけるなど、気が合いそう。これをきっかけに交際に発展する可能性もありそうだ。(text:Yuki Tominaga)
2017年04月13日ミュベール(MUVEIL)の2017-18年秋冬コレクションのミューズは、マリー・アントワネット。フランス革命に巻き込まれた王妃をイメージソースに、貴族的なロマンティックを打ち出す。浮世離れした、夢見心地なプリンセスの姿をディテールやカラーパレット、繊細な刺繍で形作った。上流階級へのイマジネーションは、デコラティブなディテールへと繋がった。肘から先に広がったベルスリーブ、ブラウスのアームを飾るリボン、ボリュームたっぷりのパフスリーブ。貴族たちのリッチなヘアースタイルは帆船モチーフに投影され、マリー・アントワネットと言えばの‟マカロン・カラー”が主役を担う。当時の職人たちが好んだ、クロスステッチの技法はニットやジャケットに咲いた、花々のモチーフで再び輝きを取り戻している。“ヴェルサイユ宮殿ではきっとこんなインテリアが飾られているはず…”そんな空想から、家具やクッションから飛び出したリスのモチーフは洋服へ。そんな宮廷の平和な風紀は、虹と戯れるハトの飛び立つ姿で象徴的に描き出されている。王宮文化を紐解きながらも、コーディネートからはデザイナーの視点が、マリー・アントワネットに憧れる庶民側にあることが見て取れる。フェミニンで華やかな装いに合わせたのは、MA-1やメンズのスラックス風パンツといった男性的なアイテム。チュールのドレスやスカートにも、カーゴパンツを重ねてファンダジーの中に現実性を響かせている。
2017年03月29日ライアン・ゴズリングが、先月のアカデミー賞授賞式で作品賞が間違えて発表されたとき、ステージ上で笑っていた理由を明かした。ライアンとエマ・ストーンが主演の『ラ・ラ・ランド』は、先月26日(現地時間)の第89回アカデミー賞授賞式で作品賞受賞作として発表されたが、直後に受賞結果の封筒がプレゼンターのウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイに間違って渡されたことが発覚。ステージ上に本当の受賞作『ムーンライト』と『ラ・ラ・ランド』両作の関係者が入り乱れる状態になった。大混乱のステージ上で、エマやデイミアン・チャゼル監督らと登壇していたライアンが口元を押さえて笑いをかみ殺している姿をカメラがキャッチし、SNSなどで話題を呼んだが、ライアンがついにその理由を語った。22日(現地時間)、ラスベガスで開催中の「Adobe Summit」のQ&Aセッションに参加したライアンは、あのときのことを聞かれて「観客席の人々がパニックのような反応をし始めたのを見て、インカムをつけた人たちが(ステージに)来るのを見て、誰かが怪我をしたのかと思った」「医療的な事態か何か起きたのかと思ったんだ。最悪のシナリオが頭に浮かんでいた」「そうしたら、『ムーンライト』が受賞したと聞いて、すごく安心したんだ。それで笑い始めた」と答えた。アカデミー賞の歴史に残るハプニングについて「非現実的」だったとふり返ったライアンは「本当に、『ムーンライト』が受賞してすごくうれしかった。本当にとても画期的な映画なんだ。製作費100万ドルで、信じられない完成度の作品だ。彼らが認められて、とてもうれしい」と自分のことのように喜んでいた。(text:Yuki Tominaga)
2017年03月24日「ライアン・ガンダー ― この翼は飛ぶためのものではない」展を、大阪・国立国際美術館にて開催。会期は、2017年4月29日(土)から7月2日(日)まで。イギリス出身のアーティスト、ライアン・ガンダー。彼は、写真や絵画、オブジェなど、様々なメディアを使用しながら、彼の”思考”を表現している。あくまで日常的な素材に注目しながらも、そこに非現実的な世界観や、批判的なユーモアを織り交ぜることで、観るものを彼の物語の世界の中に導くのだ。作品を眺めれば眺めるほど、様々な考えが浮かび上がり、それらが物語となって展開されてゆく。本展では、ライアンの代表作と、最新作約60点の紹介。彼の重要な作品を1度に網羅的に観ることのできるこの機会に、新たな時代のアートシーンを担う注目の作家の思考や関心を辿ることができるだろう。また本館では、ガンダーの企画による所蔵作品展「ライアン・ガンダーに よる所蔵作品展 ‒ かつてない素晴らしい物語」も同時開催される。作家の手による作品と、作家が集めた作品。この異なる角度から企画された展示を組み合わせることで、より深く作品を楽しむことができる。【詳細】「ライアン・ガンダー ― この翼は飛ぶためのものではない」展会期:2017年4月29日(土)〜7月2日(日)会場:国立国際美術館 地下3階展示室住所:大阪市北区中之島4-2-55休館日:月曜日 (ただし、5月1日(月)は開館)開館時間:10:00〜17:00 ※金曜日・土曜日は 20:00まで(入場は閉館の30分前まで)入場料:一般 900円(600円) / 大学生 500円(250円)※( )の内は20名以上の団体料金※高校生以下・18 歳未満無料※心身に障害のある方とその付添者1名無料(証明できるものを要提示)■同時開催「ライアン・ガンダーによる所蔵作品展 ― かつてない素晴らしい物語」会期:2017年4月29日(土)〜7月2日(日)■ライアン・ガンダーによるトーク・パフォーマンス※詳細は後日公式ホームページに掲載。開催日:4月30日(日)14:00会場:国立国際美術館■ギャラリー・トーク・開催日:5月20日(土) 14:00/ 6月17日(土)14:00会場:国立国際美術館地下3階展示室参加料:無料(要観覧券)※当日、13:30から聴講用ワイヤレス受信機を貸し出し(先着90名)。・開催日:6月24日(土)19:00/ 7月1日(土)19:00会場:国立国際美術館地下3階展示室参加料:無料(要観覧券)※ワイヤレス受信機の貸し出し無し。
2017年03月20日宝塚歌劇 宙組東京宝塚劇場公演『王妃の館-Chateau de la Reine-』『VIVA! FESTA!』千秋楽のライブ・ビューイングが決定した。宝塚歌劇宙組 千秋楽 ライブ中継ミュージカル・コメディ『王妃の館-Chateau de la Reine-』は、宝塚歌劇にとって初となる浅田次郎作品の舞台化。スーパー・レビュー『VIVA! FESTA!』は、演出家・中村暁による世界各地の”FESTA”をテーマにした新作レビューとなる。さらに今回は、宙組トップ娘役実咲凜音の退団公演となり、ライブ中継では実咲凜音サヨナラショー、退団挨拶、千秋楽挨拶まで見ることができる。チケットぴあでは一般発売に先駆けて先行抽選販売を実施。受付は3月18日(土)午前11時から4月3日(月)昼12時まで。■宝塚歌劇 宙組東京宝塚劇場公演『王妃の館-Chateau de la Reine-』『VIVA! FESTA!』千秋楽ライブ中継4月30日(日)会場:全国の映画館
2017年03月17日人気フォトグラファーであるライアン・マッギンレーがカルティエのジュエリーコレクション「JUSTE UN CLOU」をテーマにアートブックの制作・撮影のために来日する。今回制作されるアートブックはライアンによる責任編集において複数アーティストとのコラボレーションアートブックとなっており、5月にIMA Photobooksより500部限定で刊行を予定している。撮影モデルの一般公募の概要は、一次書類選考の締め切りが3月3日の17時となっており、一次書類選考を通過した場合、3月8日に都内某所で二次選考に進むことができる。なお、応募の詳細はIMAの公式ウェブサイト()から確認することができる。
2017年03月01日その俳優のフィルモグラフィーを見ると、作品選びにどんなこだわりを持っているのかが見えてくる。『ラ・ラ・ランド』に主演するライアン・ゴズリングの場合は、クリエイティブな監督やこれから注目を浴びるであろう才能ある監督との作品が目立つ。本人いわく「この監督は何か特別なものを作るな、という勘が働くんだ。デイミアンにもそれを強く感じたよ」。『ラ・ラ・ランド』は2年前に『セッション』で一躍有名になったデイミアン・チャゼル監督の長編2作目。ゴズリングの演じるジャズピアニストのセバスチャン、エマ・ストーンの演じる女優を目指すカフェ店員のミア、2人の夢と恋を描いたミュージカル・ラブストーリーだ。バンド「Dead Man’s Bones」で音楽活動をするなど、ゴズリングに音楽の才能があることは明らかだが、意外にもミュージカル映画は初挑戦となった。「これまでにもミュージカル映画や音楽ものの映画のオファーはあったんだ。でも僕が聴いて育ってきた好きな音楽は40年代後半から50年代にかけての古い音楽。映画でいうとバスビー・バークレーのような作品で、彼についての映画を作りたいと思っていた。そしてデイミアンと別の企画、米宇宙飛行士ニール・アームストロングの伝記映画『First Man』(原題)の打ち合せをしているときに、彼がミュージカル映画を撮ろうとしていと聞いて、俄然興味を持った。詳しく話を聞いてみるとものすごく楽しそうな映画で、絶対にそのミュージカルを体験したい、何としても逃したくない、と思ったんだ」。それが『ラ・ラ・ランド』だった。2人を出会わせた『First Man』は、彼らの2度目のタッグ作となった。ゴズリングはデイミアン・チャゼル監督との仕事について「本当の意味でコラボレーションできる監督、共同作業のできる監督」だと称える。「僕はバスビー・バークレーを題材にした映画を撮りたくて準備をしていたし、デイミアンも同じようにミュージカル映画を撮りたくて準備をしていた。出会ったときはお互い音楽にどっぷり浸っていたこともあって同じ匂いがしたんだ。それで何か通じるものを感じたのかもしれないね。また『ラ・ラ・ランド』の野心的なところにも惹かれた。これは一体どうやって撮影したんだ?っていうシーンがいくつも登場するけれど──デイミアンはロングのワンショット撮影や難しい場所でのロケーション撮影、コントロールの難しいなかで撮影をしたがる。しかも自然光のなかでね。マジックアワーなんて30分しかないのに、その限られた時間のなかで彼は素晴らしいショットを撮ってみせるんだよ。だから俳優もスタッフもこの映画に関わるすべての人が(監督に続けとばかりに)何とか達成しようと頑張る。僕自身もそういうシーンを撮り終えたときは、ものすごく誇りを感じた。居心地の良い場所から飛び出して、力以上のものを発揮したと思えた瞬間だったね」。チャゼル監督に刺激を受け互いに高め合う撮影現場だったわけだが、実はクランクイン前からゴズリングの挑戦は始まっていた。セバスチャンを完璧に演じるため3か月かけてジャズピアノを猛特訓、すべてのシーンを自分で演奏してみせた。撮影裏のエピソードとしては、当初演奏シーンにはスタントダブル(吹き替え)が用意されていたそうだが、ゴズリングの演奏技術がものすごい腕前だったためダブルの出番は1日もなかったという。「ジャズピアノの経験はないけれど、もともとピアノを習いたいと思っていたんだ。ジャズピアノは想像以上に難しくてものすごく練習が必要だった。そして多くの時間ピアノに向かうことで、孤独な状況を作ることで、セバスチャンのキャラクターを理解することができたんだ。それは俳優の仕事のなかでも特別な体験だった。偉大なミュージシャンたち=楽器に向きあっている人たちが抱えているものを、セバスチャンを通して味わえた気がしたんだからね。と同時に、ミュージシャンたちへの尊敬の念が増したよ」。またライアン・ゴズリングとエマ・ストーンはダンスも披露。街を見下ろす高い丘の上で「A Lovely Night」のナンバーにあわせたダンスは、何と6分にも及ぶダンスシーンをカットなしで撮影したという。ゴズリングが参考にしたのは、『雨に唄えば』のデビー・レイノルズだった。「デビー・レイノルズは『雨に唄えば』に出る前まで歌ったことも踊ったこともなかったんだ。経験がないのにあれだけの演技と歌と踊りができたということは、セバスチャンを演じるヒントがそこにあると思った。もちろん(主演俳優であり、ダンサーであり振り付け師である)ジーン・ケリーからも大きなインスピレーションをもらった。ただそういった作品を含めて僕が観てきたミュージカルは、舞台を映画にした演劇的なものが多かったけれど、今回の『ラ・ラ・ランド』はそれらとは違って、現実的なパフォーマンスというか、とてもナチュラルなミュージカルなんだ。空を飛んだり多少ファンタジーなところもあるけれど、現実から離れることはなく、これは現実なんだと信じられるものになっている。そういう意味ではこの映画はとてもチャレンジ的だと思うんだ」。(text:Rie Shintani/photo:Nahoko Suzuki)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年02月24日オスカー俳優ラッセル・クロウと『ラ・ラ・ランド』で本年度アカデミー賞にノミネートされているライアン・ゴズリングがW主演を務める『ナイズ・ガイズ!』。2月18日(土)に公開が迫った本作から、『ラ・ラ・ランド』とはまるで別人の、ダメダメ私立探偵役を演じたゴズリングの本編映像がシネマカフェに到着した。シングルファーザーで酒浸りの私立探偵マーチ(ゴズリング)は、腕っ節の強さが売りの示談屋ヒーリー(クロウ)に強引に相棒にされ、失踪した少女の捜索を手伝うことに。しっかり者でキュートな、マーチの13歳の娘ホリー(アンガーリー・ライス)も加わり、やがて巨大な陰謀に巻き込まれ、殺し屋たちから命を狙われるハメになる3人。笑いとハイテンションなアクションが繰り広げられる、ポップで痛快な2017年のエンタメ・ムービーの大本命だ。『ラ・ラ・ランド』に加え、35年ぶりの続編『ブレードランナー 2049』(11月公開)への主演と、今年さらなるブレイクが期待されるゴズリングは、本作のマーチ役でこれまでのイケメンキャラというイメージを見事に覆し、かつてない三枚目ぶりを披露、新たな魅力を見せている。今回到着したのも、本人は至って真面目なのに、やることなすことが全て裏目に出てしまう、そんなマーチのおバカぶり(?)が際立つ、緊迫とはほど遠いワンシーン。実はマーチは、自宅に現れたヒーリー(クロウ)からいきなり襲撃され、腕を骨折する大けがを負っていた。今回の映像は、そんな2人が2度目に顔を合わせるシーンなのだ。片腕にギブスを巻いたマーチはその一件以来、銃を携帯しており、ヒーリーに銃を向けて警告しようとするが、ズボンを脱いだ無防備な姿でトイレの個室を使用中…という圧倒的不利な状況にジタバタするばかり。これには、ヒーリーもさすがに呆れ気味の様子。マーチはもともと老婦人からの依頼で、事故死したとされる姪の生死の鍵を握るアメリア(マーガレット・クアリー)という少女のことを調べていたのだが、ヒーリーはアメリアが何者かから命を狙われていることを知り、マーチに彼女を守るために探してほしいと依頼を持ちかける。物語序盤のマーチについて、ゴズリングは「ヒーリーが現れるのはマーチにとってギリギリのタイミングなんだと思う。マーチはすでに負け犬のようなものだし、娘のホリーがいなければ落ちるところまで落ちていただろう。娘の存在だけがマーチにとって望みの綱だけど、彼女ひとりじゃマーチを支えきれない。マーチは常に人生においてチャンスを探していて、一発逆転を狙っていたけど、そんな中で自分とは全然違う生き方をしているヒーリーと出会うんだ」と、2人の関係性を説明。さらに、「完全に生まれ変わって別人になることはできないにしても、ヒーリーとの出会いによって、マーチは確実にいい方向に変わっていく」と明かしている。ヒーリーからの突然の提案に、はじめは信用ならないと疑うマーチだが、結局、好条件につられて仕事を受けることにし、物語は大きく動き出していくが…。果たして、こんな凸凹なコンビが事件を解決できるのか?キャリア史上最もダメダメなゴズリングに期待(?)していて。『ナイスガイズ!』は2月18日(土)より新宿バルト9ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ナイスガイズ! 2017年2月18日より新宿バルト9ほか全国にて公開(C) 2016 NICE GUYS, LLC
2017年02月15日3度目の共演となるライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが、そろってアカデミー賞主演男優賞/女優賞にノミネートされている『ラ・ラ・ランド』。このほど、2人が演じた夢追う恋人たち、セブ&ミアと巡るロマンティックなLAの魅力たっぷりの新場面写真が、バレンタインデーに一挙に解禁となった。ライアンとエマという人気俳優の2人が歌やダンス、さらにライアンはピアノも、吹き替えなしで披露するミュージカル・エンターテインメントとなる本作。2人は、セブ(ライアン)が渋滞の高速道路で出遅れたミア(エマ)に激しくクラクションを鳴らし、その後も無礼な態度でミアを無視するなど最悪な出会いから始まるが、いつしか恋に落ち、お互いの夢を応援し合うようになっていく。その2人の物語を色鮮やかな世界観へと導くのが、ロマンティックなファンタジーの街・ロサンゼルス(LA)。劇中には、まさに夢のようなロケーションがいくつも登場する。【110フリーウェイと105フリーウェイの交差点】セブとミアの出会いの場となったフリーウェイ(の渋滞)は、LAの風物詩。空港から東に伸びる105フリーウェイと、南北に伸びる110フリーウェイが交差する部分は、遠くにダウンタウンの摩天楼が見える。本作のオープニングの群舞シーンの撮影は、週末にフリーウェイのこの部分を閉鎖し、外気が40度近くもある中、ほんのわずかな時間でワンテイクで行われた。【ワーナー・ブラザースのスタジオ】女優になる夢を叶えるため、田舎町からLAに出てきたミアは、スタジオのカフェでバリスタとして働きながら、オーディションを受ける日々を送る。劇中に登場するこのカフェの外の風景は、実際にワーナー・ブラザースで撮影されたもの。内観はセットとなっている。【グリフィス・パーク内のFern Dell Park】イエローのドレス姿が眩しいミアがセブとダンスをする、本作の最も印象的なシーンが撮影された場所。広大な敷地にゴルフコース、テニスコート、動物園などがあり、地元の人に愛されている。このシーンのナンバー「A Lovely Night」はエマもお気に入り。セブとミアの波長が初めて合う瞬間となっており、6分にも及ぶ歌とダンスのシーンがノーカットで撮影された。【グリフィス・パーク天文台/プラネタリウム】グリフィス・パークの中にある天文台は、『理由なき反抗』から『イエスマン “YES”は人生のパスワード』などまで、数多くの映画のロケに使われてきた有名デートスポット。ただし、プラネタリウムの中のシーンは、撮影用に作られたセットで撮影された。振付師のマンディ・ムーアにとって、本作の一番の見どころはこのプラネタリウムのナンバー。ワイヤーの上でライアンとエマがワルツを踊るという構成にし、「無重力ダンス」と名付けた。【The Lighthouse Cafe/ジャズバー】セブが演奏するジャズバーの内観シーンは、LAにあるレストランやバーの場所を借り、映画にふさわしい飾りつけで撮影されている。ただし、店の名前が大きく書かれた外壁が出てくる「The Light House Cafe」は、ハモサ・ビーチに実在するジャズバー。旧友のキース(ジョン・レジェンド)とここで出会ったセブは、バンド活動へ。それがミアとの間に微妙な距離感が生じるきっかけとなっていく。【Angels Flight/ケーブルカー】ミアとセブが乗るケーブルカーは、LAダウンタウンのヒル・ストリートにある「エンジェルズ・フライト」という名のケーブルカー。現在は稼働していないが、本作の撮影のために、特別に動かしてもらったという。このケーブルカーの乗り場から道を渡ってすぐのグランド・セントラル・マーケットも、劇中にちらりと登場する。こうしたロケーションは、物語上でも大きなポイントを担っている。今日はこれらの写真から『ラ・ラ・ランド』の世界観にひたりながら、特別で素敵な1日を過ごしてみては?『ラ・ラ・ランド』は2月24日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年02月14日先日のデイミアン・チャゼル監督とライアン・ゴズリングの来日も大盛況となった『ラ・ラ・ランド』。このほど、米アカデミー賞最多13部門14ノミネートのうち、衣装デザイン賞にノミネートされている、カラフルで華やかな衣装の数々が分かる場面写真が一挙解禁。エマ・ストーンとライアン・ゴズリングは、合計100回もの衣装チェンジをしていることが分かった。夢追い人が集まる街、ロサンゼルス(LA)を舞台に、カフェで働きながら女優を目指すミア(エマ・ストーン)と自分の店を持ちたいジャズピアニストのセブことセバスチャン(ライアン・ゴズリング)の恋と夢を描くミュージカル・ラブストーリー。衣装を手がけたのは、本作で2度目のアカデミー賞にノミネートされたメアリー・ゾフレス。ジョエル&イーサン・コーエン監督の『トゥルー・グリット』でアカデミー賞、英国アカデミー賞にノミネートされ、スティーヴン・スピルバーグ監督作『ターミナル』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』、エマとライアン共演の『L.A.ギャングストーリー』などでも知られている。彼女は本作を担当するにあたり、『シェルブールの雨傘』や『バンドワゴン』『有頂天時代』など往年のミュージカルの名作を研究したが、決して模倣ではなく、むしろ形や色調はミアとセブが暮らす現代に入り込むことでインスピレーションを得て、「古典的なミュージカルのように全編を色であふれさせる」ということを目指した。その結果、今回、主演の2人はそれぞれ50回もの衣装チェンジを行うことになり、彼女とチャゼル監督はシーンごとに感情を伝える手段として色に集中したと明かす。ミアがセブと再会し、LAの夜景を見下ろしながらデュエットを踊る黄色のドレスは、ロマンスの初期段階を象徴するのに少女らしさを意識(場面写真A)。さらにミアの服には、クラシカルな魅力も添えられた。また、ミアのバリスタブラウスは、1940年代のイングリッド・バーグマンの美しいショットを元にし(場面写真B)、またバーグマンがごく初期のスクリーンテストで着ていたピンク色のホルタードレスと、よく似たドレスも用意された(場面写真C)。このドレスについて、ゾフレスは「サンフェルナンド・ヴァレーの古着屋で見つけた衣装よ。50年も前のものだけど、いま着ても素敵ね」と説明する。「最初は明るくて強烈な色の服を着せるの。そうすると少女らしさが出る。それから彼女が成長して仕事に入れ込むようになると、服の色の彩度を落として、1人前の女性になるシーンでは、文字どおり白と黒の服になる。そして5年後には、同じ女性なんだけど、より洗練された姿になっているの」。確かに、5年後のミアは甘すぎない色合いとデザインでファッションのこなれ感を演出し、自信に満ちあふれている姿を表現している(場面写真D)。ミアを演じるエマが高く飛び跳ねる演技をすると、彼女のドレスは揺れ動き、ひらりと舞う。ゾフレスは、エマが自分のデザインした衣装を見事に着こなしていることに「本当に着映えするの。彼女と試着室にいて、実際に、これだ、と思う瞬間が多かった。最高のカンバスだわ」と称賛を惜しまない。一方、ライアン演じるセブは、個性的な装いで上品さを強調。成熟していて特別な人間に見せるために、ほとんどがオーダーメイドで、伝統を感じさせる細身のシルエットの服を着せた。濃い茶色のスーツ(場面写真E)からロイヤルブルーのスポーツコート、そしてバンドのツアーでの全身黒の衣装(場面写真F)と、見た目の色合いも大切にしたという。また、セブは40年代に人気があったツートンカラーの靴を粋に履きこなす。ゾフレスは「セバスチャンは過去を自分の人生に取り込むことに情熱を捧げているから、この靴は彼のしるしにもなるの」と語る。ライアンはゾフレスの作りだしたものの虜になり、「彼女は、存命の衣装デザイナーで最も優れた人のひとりだ。彼女の衣装のおかげで1940年代と現代の感覚の間のバランスをとることができた」と絶賛を贈る。セリフ、演技、歌、撮影からセットとともに、衣装の細かな部分まですべてが同調して、融和し、まるで恋のように不思議とそれぞれの魅力以上のものを生み出した本作。ゾフレスの衣装が動けば、その映像美はさらに増幅する。そんな、これまでにない新体験をスクリーンで堪能してみて。『ラ・ラ・ランド』は2月24日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ラ・ラ・ランド 2017年2月24日よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開(C) 2016 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.
2017年02月06日『デットプール』の脚本家コンビが手がけた、ジェイク・ギレンホールやライアン・レイノルズ、レベッカ・ファーガソン、真田広之ら豪華競演のSFスリラー『ライフ』(原題:LIFE)が、7月8日(土)より日本公開されることが決定した。火星で採取した“地球外生命体”の細胞を国際宇宙ステーション内で極秘調査するため、世界各国から集められた6人の宇宙飛行士たち。しかし、次第に進化・成長し、高い頭脳を持つ“それ”を前に、宇宙飛行士たちの関係も狂い始め、命を奪われていく。最後に生き残る“ライフ”とは――。本作は、無重力の宇宙船内で、未知なる知的生命体の調査を依頼された宇宙飛行士6名が直面する恐怖と死闘を描くSFスリラー。宇宙飛行士のメンバーには、『雨の日は会えない、晴れた日は君を想う』など2017年は出演作目白押しのジェイク・ギレンホール、『デッドプール』で世界的人気を博したライアン・レイノルズ、『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネーション』『マダム・フローレンス!夢見るふたり』で妖艶な魅力を披露したレベッカ・ファーガソン、そして日本が誇るハリウッド・スター、真田広之ら実力派の豪華キャストが顔を揃える。「まるでTVのニュースを見ているような感覚で、“いま”起こり得るリアルさを徹底的に追及した」と製作陣が語る通り、実際に実現可能な技術と舞台設定で作りあげられたという本作。“極限の密室”ともいえる無重力の宇宙船内で巻き起こるスリラーの脚本を手がけたのは、『デッドプール』の名コンビ、ポール・ワーニックとレット・リース。監督は『デンジャラス・ラン』でもレイノルズとタッグを組んだダニエル・エスピノーサ。未知なる恐怖と極限のプレッシャーに直面する、彼らの“ライフ”の行方を、ハラハラしながら見守って。『ライフ』は7月8日(土)より丸の内ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年02月06日第89回アカデミー賞において最多13部門14ノミネーションに輝く“大本命”『ラ・ラ・ランド』のジャパンプレミアが1月26日(木)、都内で行われ、主演のライアン・ゴズリング&デイミアン・チャゼル監督が日本のファンに向けて、本作をアピールした。すでにオスカー前哨戦で近年例を見ない一大旋風を巻き起こしている『ラ・ラ・ランド』。先日発表されたアカデミー賞ノミネーションでは作品賞をはじめ、ライアンが主演男優賞、チャゼル監督が監督賞候補に挙がったほか、エマ・ストーンが主演女優賞、さらに脚本賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞、録音賞、音響効果賞、作曲賞、主題歌賞(2曲)で候補に。受賞結果は2月26日(現地時間)に明らかになり、最多11部門を制覇した『タイタニック』『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』の記録にどこまで迫るかも注目される。そんな絶好のタイミングで、ライアンが『きみに読む物語』の来日PR以来、実に13年ぶりに日本の地を踏んだ。待ち焦がれたファンの熱気を肌で感じながら、自身も久しぶりの来日を満喫しようと、サインやツーショット撮影など積極的にファンとコミュニケーションする神対応を披露。「いつか、日本で映画を撮りたいな。何かアイデアないかな?」とリップサービスで会場を沸かせた。『セッション』で一躍脚光を浴びた現在32歳のチャゼル監督にとっては、今回が初来日。クラシカルな日本映画にも造詣が深く、「黒澤明や溝口健二ら名匠の作品から多くを学んだから、この作品を日本の皆さんに観てもらえるのは光栄」と感無量の面持ち。“若き天才”のイメージも強いが、壇上でトークする姿は、物静かで謙虚な好青年という印象だ。映画は夢追い人が集まるLA(=ロサンゼルス)を舞台に、ジャズピアニストを目指すセブと女優志望のミアが運命的な出会いを果たし、恋の花を咲かせながら、挫折と栄光を味わう新感覚のミュージカル・エンターテインメント。「監督が思い描くビジョンをもとに、この作品が完成したこと自体が奇跡だし、ラッキーなこと。それだけでうれしいのに、高い評価を得て、(アカデミー賞で)多くのノミネーションを受けたのはこれ以上ない驚きだよ」と吹き荒れる旋風に感慨しきりのライアン。初タッグを組んだチャゼル監督については、「俳優が監督に求める要素すべてを持った人物。野心家であり、それに値する才能があるんだ。たとえ無理だと思えることも、監督の熱意に押されると、現場一丸で頑張れるんだ。すばらしい体験だったよ」としみじみふり返った。一方、チャゼル監督は「僕の夢であるこの映画を実現する上で、ライアンは特別な存在。もちろん、(共演する)エマ・ストーンもね。2人はミュージカル映画というジャンルに、人間味をもたらしてくれた。歌も踊りも、ライアンに至ってはピアノ演奏も全部こなしてくれて、本当にすばらしかった」とこちらも敬意と感謝を惜しまなかった。ジャパンプレミアには、ブロードウェイミュージカルへの出演経験がある女優の米倉涼子が駆けつけ、「すっごくカッコいい」とライアンにメロメロ。昨年末の離婚後、初めての公の場に登場し、芸能マスコミからの問いかけには無言だった。『ラ・ラ・ランド』は2月24日(金)よりTOHOシネマズ みゆき座ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2017年01月26日