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先日、サム・メンデス監督がメガホンを取る「ザ・ビートルズ」の伝記映画に、リンゴ・スター役でバリー・コーガンが出演することが分かった。リンゴ・スター本人が認め、「素晴らしいこと」と喜んだ。リンゴ・スター役のほかは、ジョン・レノン役をハリス・ディキンソン(『アイアンクロー』)、ポール・マッカートニー役をポール・メスカル(『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』)、ジョージ・ハリスン役をジョセフ・クイン(「ストレンジャー・シングス」)が演じることがうわさされている。このたび、ポール・メスカルが出演することを意外な人が明らかにした。彼が主演する『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』のリドリー・スコット監督である。「The Hollywood Reporter」によると、10日(現地時間)、リドリー・スコット監督は全米監督協会で開催された同作の上映会に出席した。そこで、次作のスリラー映画『The Dog Stars(原題)』について、『オッペンハイマー』のクリストファー・ノーラン監督から「ポール・メスカルは出演するのですか?」と尋ねられたという。以前『The Dog Stars』にはポール・メスカルが主演すると報じられており、クリストファー・ノーラン監督も気になっていたのだろう。リドリー・スコット監督は「そうですね。多分。ポールは忙しくて、次はビートルズの映画に出るんですよ。だから手放さないとならないかも」と答え、ポールの次の予定を明らかにした。映画ファンは「ジョン・レノンの方が似合うかも?」「バリーがリンゴでポールがポール。今のところキャスティングは最高だ」「楽しみすぎてワクワクする」などの感想をXに寄せている。(賀来比呂美)
2024年12月12日ディズニーが、2010年に公開されたアニメ映画『塔の上のラプンツェル』を実写映画化することが分かった。「Variety」誌など多数メディアが報じた。監督には『グレイテスト・ショーマン』のマイケル・グレイシーの名前が挙がっており、現在契約交渉中だという。脚本は、『ソー:ラブ&サンダー』でタイカ・ワイティティと共同執筆したジェニファー・ケイティン・ロビンソン。キャストはまだ明らかになっていない。アニメ映画の『塔の上のラプンツェル』は、塔から出ることを禁じられ、外の世界に憧れを抱く少女ラプンツェルの物語。実写化が報じられ、Xでは早速「誰が出演するべきか」という話題で盛り上がっており、金色の長い髪の毛が特徴のラプンツェル役にはサブリナ・カーペンターが一番人気の模様。「サブリナ以外には考えられない」「サブリナ、(出演オファーの)電話を早く取って」「サブリナじゃないのなら観ない」という声も。ほかには、フローレンス・ピュー(『ミッドサマー』)、クロエ・グレース・モレッツ(『トムとジェリー』)らの名前もみられる。ラプンツェルの“お相手”フリン・ライダー役には、ゼイン・マリク、ジョナサン・ベイリー(『ウィキッド ふたりの魔女』)、ルーク・ニュートン(「ブリジャートン家」)、『We Live in Time(原題)』でフローレンス・ピューとカップルを演じたアンドリュー・ガーフィールドらの名前が挙がっている。サブリナ・カーペンターが以前インスタグラムに投稿したテイラー・ザカ・ぺレス(『キスから始まるものがたり2』)との2ショットがこの機会に再び注目され、「この2人はラプンツェルとフリンそのもの!」「2人に演じてほしい」という声も上がっている。(賀来比呂美)■関連作品:塔の上のラプンツェル 2011年3月12日より全国にて公開© Disney Enterprises, Inc. All rights reserved.
2024年12月12日ロバート・デ・ニーロとベン・スティラーが主演する『ミート・ザ・ペアレンツ』シリーズの4作目が製作されるようだ。「Variety」誌などが報じた。2000年に公開された1作目『ミート・ザ・ペアレンツ』は、恋人のパム(テリー・ポロ)とのパムの父ジャック(ロバート・デ・ニーロ)に結婚を許してもらおうと奮闘するグレッグ(ベン・スティラー)の姿が描かれた。『ミート・ザ・ペアレンツ』 (C) APOLLO元CIAで親バカのジャックは手ごわく、ジャックを尋問。なんとか結婚の承諾を得たグレッグだったが、2004年公開の『ミート・ザ・ペアレンツ2』では、両家の顔合わせでハプニングが勃発する。『ミート・ザ・ペアレンツ2』 (C) APOLLO2010年公開の『ミート・ザ・ペアレンツ3』では、グレッグとパムの結婚から10年後が舞台。グレッグの浮気を疑うジャックが、2人を離婚させようと目論む話だった。4作目の内容については不明だが、脚本は全作を担当してきたジョン・ハンバーグが続投。製作にはロバート・デ・ニーロ、ベン・スティラー、最初の2作を監督したジェイ・ローチら。キャストはオリジナルメンバーのロバート・デ・ニーロ、ベン・スティラー、テリー・ポロ、パムの母ディナ役のブライス・ダナーが現在出演交渉中だという。映画ファンは「今度のタイトルは『ミート・ザ・グランドペアレンツ』になるんじゃない?」「オリジナルメンバーが帰ってくるならうれしい!」「(グレッグは)一体何回ペアレンツにミートしいなきゃならないんだ笑」などのコメントをXに寄せている。(賀来比呂美)
2024年12月11日ジェレミー・アレン・ホワイトが映画『Mandalorian & Grogu(原題)』に出演するようだ。「Variety」誌などが報じた。『Mandalorian & Grogu』は『スター・ウォーズ』ドラマ「マンダロリアン」のスピンオフ作品。「マンダロリアン」の脚本やショーランナーを務めたジョン・ファヴローがメガホンを取る。キャストはドラマから引き続きマンダロリアン役をペドロ・パスカルが演じ、新たにシガニー・ウィーバーが加わる。ジェレミー・アレン・ホワイトは、ジャバ・ザ・ハットの息子であるロッタ・ザ・ハットの声を担当するという。ロッタ・ザ・ハットは2008年公開のアニメ映画『スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ』に登場したキャラクターだ。『スター・ウォーズ』ファンは、「ロッタにまた会えるのはうれしい!」「ロッタについては説明するべきことがあるから納得」「ジェレミーにすごく似合う役」と喜びの声を上げている。現在33歳のジェレミー・アレン・ホワイトは、2006年に『Beautiful Ohio(原題)』で映画デビューを飾り、業界入りを果たした。注目されるきっかけとなったのは、「シェイムレス 俺たちに恥はない」で全11シーズンにわたって演じたリップ役。同作への出演を終えると、2022年からドラマ「一流シェフのファミリーレストラン」で主演を務め、2023年、2024年と連続でゴールデングローブ賞主演男優賞(ミュージカル/コメディ部門)を受賞した。2025年の同賞の候補にも挙がっており、3年連続での受賞に期待がかかる。(賀来比呂美)■関連作品:スター・ウォーズ/クローン・ウォーズ 2008年8月16日、17日先行公開、8月23日よりサロンパス ルーブル丸の内ほか全国にて公開© Lucasfilm Ltd. & TM. All rights reserved.スター・ウォーズ/ファントム・メナス(エピソード1)4K 2024年5月3日より全国25劇場にて公開©2024 Lucasfilm Ltd.
2024年12月10日実写とCGを組み合わせたハイブリッド映画『Animal Friends(原題)』の全米公開日が2025年10月10日に決定した。本作は、ライアン・レイノルズ(『デッドプール』シリーズ)とジェイソン・モモア(『アクアマン』シリーズ)の2大スターが主演を務め、ほかのキャストも豪華だと話題に。ヴィンス・ヴォーン(『ウェディング・クラッシャーズ』)、オーブリー・プラザ(「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート」)、アディソン・レイ(『サンクスギビング』)、ダン・レヴィ(「シッツ・クリーク」)らが出演する。監督はピーター・アテンチオ(『キアヌ』)。内容については明らかになっていないが、ジャンルはロードトリップ・アドベンチャーで、「Variety」誌などは「R指定」と報じている。映画ファンはXで「アクアマンとデッドプールが同じ映画に出るなんてヤバすぎ!」「おもしろくないわけがない」「まるで熱にうなされたときに見る夢のような映画になりそうだ!」「キャストがワイルド。予告編が楽しみ!」と本作に期待の声を上げている。本作は当初ソニーが2025年8月15日に全米公開予定だったが、配給元がワーナー・ブラザースに変更となり、公開日も新たに設定された。Photo by Jon Kopaloff/Getty ImagesPhoto by Noam Galai/Getty Images(賀来比呂美)
2024年12月10日Appleオリジナル映画『深い谷の間に』の初予告編が公開された。本作は『ブラック・フォン』のスコット・デリクソン監督がメガホンを取った。主演は『マッドマックス:フュリオサ』のアニャ・テイラー=ジョイと『トップガン マーヴェリック』のマイルズ・テラー。2人が演じるのは、深く突破することができない渓谷の両側を1年間警備するという、謎めいたミッションを与えられた敏腕スナイパー(工作員)のドラサとリーヴァイ。ドラサは東、リーヴァイは西のタワーを拠点にして警備を行う。『エイリアン』『アバター』シリーズのシガニー・ウィーバーも出演している。予告編では、自身の警備のミッションが「人を谷に近付かせないためのもの」だと思っていたリーヴァイが、「谷にいるものを外に出さないためのもの」だと知ったり、「あっち側と接触してはならない」と固く禁じられながらも、ドラサとコミュニケーションを取り、絆を深めていく様子が描かれている。予告編は「コンセプトからしておもしろそう」「期待できそう!」と映画ファンに好評。「これは映画館で観たいタイプの映画だ」「なぜ映画館で上映してくれないの」と配信のみであることを残念がる声も聞こえてくる。『深い谷の間に』はApple TV+で2月14日世界配信開始。(賀来比呂美)
2024年12月09日8日(現地時間)、第50回ロサンゼルス映画批評家協会賞が発表された。作品賞は、ショーン・ベイカー監督の『ANORA アノーラ』。ロシアの大富豪の息子と恋に落ちたストリッパーダンサー、アノーラを描いた作品で、今年のカンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞。ほかにも様々な映画祭、映画賞にノミネートや受賞を果たしている。ロサンゼルス映画批評家協会賞の作品賞に選ばれた作品は、ほぼ毎年アカデミー賞の作品賞にもノミネート、あるいは受賞している。昨年受賞した『関心領域』はアカデミー賞の作品賞にノミネートされ、国際長編映画賞を受賞した。日本人は、濱口竜介監督作『悪は存在しない』の石橋英子が音楽賞の次点に選ばれた。主な受賞リストは以下の通り。作品賞受賞『ANORA アノーラ』次点『ブルータリスト』監督賞受賞モハマド・ラスロフ『The Seed of the Sacred Fig』次点ショーン・ベイカー『ANORA アノーラ』主演賞受賞マリアンヌ・ジャン=バプティスト『Hard Truth』、マイキー・マディソン『ANORA アノーラ』次点デミ・ムーア『The Substance』、フェルナンダ・トーレス『I’m Still Here』助演賞受賞ユーリー・ボリソフ『ANORA アノーラ』、キーラン・カルキン『リアル・ペイン~心の旅~』次点クラレンス・マクリン『Sing Sing』、アダム・ピアソン『A Different Man』脚本賞受賞ジェシー・アイゼンバーグ『リアル・ペイン~心の旅~』次点ショーン・ベイカー『ANORA アノーラ』音楽賞受賞トレント・レズナー&アッティカス・ロス『チャレンジャーズ』次点石橋英子『悪は存在しない』(賀来比呂美)■関連作品:悪は存在しない 2024年4月26日よりBunkamuraル・シネマ 渋谷宮下、K2ほか全国にて公開© 2023 NEOPA / Fictiveリアル・ペイン〜心の旅〜 2025年1月31日よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開©2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.ANORA アノーラ 2025年2月28日より新宿ピカデリー、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2024 Focus Features LLC. All Rights Reserved. ©Universal Pictures
2024年12月09日米Maxで配信予定のHBOオリジナルドラマ版「ハリー・ポッター」が、2025年夏に撮影開始になることが分かった。MaxがXで明らかにした。イギリスにあるワーナー・ブラザース・スタジオ・リーブスデンで撮影するという。同スタジオでは映画版の『ハリー・ポッター』シリーズのほか、最近では『THE BATMAN-ザ・バットマン-』『バービー』『ビートルジュース ビートルジュース』『ウィキッド ふたりの魔女』などが撮影されている。ドラマ版「ハリー・ポッター」の制作は、「10年にわたって展開」するシリーズとして2023年に正式に決定した。MaxはJ・K・ローリングの原作小説に「忠実」にドラマ化することを表明しており、今年9月からハリー、ロン、ハーマイオニーを演じる子役のキャスティングコールを開始。募集対象はUKかアイルランドに在住の9歳~11歳(2025年4月時点)の子どもで、10月31日に募集が締め切られた。ほかのキャラクターについては、ダンブルドア役をマーク・ライランス(『ブリッジ・オブ・スパイ』)、ヴォルデモート役をキリアン・マーフィー(『オッペンハイマー』)、スネイプ役をパーパ・エッシードゥ(「ラザロ・プロジェクト 時を戻せ、世界を救え!」)が演じるとうわさされている。「The Wrap」によると、HBOの広報担当者は「このように注目度の高いドラマには、うわさや憶測が付き物なのだと認識しています。ドラマのプリプロダクションを進めていますが、私たちが詳細を発表するのは契約が終わってからです」と語っているとのこと。(賀来比呂美)
2024年12月06日第30回クリティクス・チョイス・アワードのテレビ部門のノミネーションが発表された。「SHOGUN 将軍」が最多6ノミネーション。フィラデルフィアの公立小学校を舞台としたコメディ「アボット エレメンタリー」、アルフォンソ・キュアロン監督の「ディスクレーマー 夏の沈黙」、ジーン・スマート主演ドラマ「Hacks(原題)」、ケリ・ラッセル主演の政治スリラードラマ「ザ・ディプロマット」、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』のスピンオフドラマ「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」、4人のヴァンパイアを主人公としたモキュメンタリー「What We Do in the Shadows(原題)」が4ノミネーションを獲得した。「SHOGUN 将軍」はドラマシリーズの作品賞、真田広之が主演男優賞、アンナ・サワイが主演女優賞、浅野忠信と平岳大が助演男優賞、穂志もえかが助演女優賞の候補に挙がっている。アンナ・サワイは「Pachinko パチンコ」で助演女優賞にもノミネートされており、W受賞に期待がかかる。ドラマファンは「まさにふさわしい評価。シーズン2が待ちきれない」「アンナが2部門でノミネートされている。すごい!」「キャストみんなが素晴らしいドラマ」と「SHOGUN 将軍」の快挙を祝福している。第30回クリティクス・チョイス・アワード受賞式は、1月12日に米サンタモニカのバーカー・ハンガーで開催される。司会はチェルシー・ハンドラー。(賀来比呂美)
2024年12月06日ナショナル・ボード・オブ・レビュー(米国映画批評会議)より、第96回ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞が発表された。作品賞は『ウィキッド ふたりの魔女』で、監督賞を同作のジョン・M・チュウが受賞した。ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞作品賞に選ばれた映画は、ほぼ確実にアカデミー賞の作品賞にもノミネートされる傾向にあり、この10年でその傾向から外れた作品はスパイク・リー監督の『ザ・ファイブ・ブラッズ』のみだった。主演男優賞は『Queer(原題)』のダニエル・クレイグ、主演女優賞は『ベイビーガール』のニコール・キッドマン、助演男優賞は『リアル・ペイン~心の旅~』のキーラン・カルキン、助演女優賞は『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』のエル・ファニング、アニメ賞は『Flow』が受賞した。ナショナル・ボード・オブ・レビューといえば、「今年の映画トップ10」を発表することでも知られている。今年のトップ10は、『ANORA アノーラ』『ベイビーガール』『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』『教皇選挙』『マッドマックス:フュリオサ』『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』『陪審員2番』『Queer』『A Real Pain』『Sing Sing』が選ばれた。(順番はアルファベット順)。(賀来比呂美)■関連作品:ウィキッド ふたりの魔女 2025年3月7日より全国にて公開© Universal Studios. All Rights Reserved.リアル・ペイン〜心の旅〜 2025年1月31日よりTOHO シネマズシャンテほか全国にて公開©2024 Searchlight Pictures. All Rights Reserved.名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN 2025年2月28日より全国にて公開©2024 Searchlight Pictures.Flow 2025年3月14日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.ベイビーガール 2025年3月28日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© 2024 MISS GABLER RIGHTS LLC. ALL RIGHTS RESERVED.
2024年12月05日アメリカで、ボブ・ディランの伝記映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』が、クリスマスに公開される。ボブ・ディランは若き日の自身を演じるティモシー・シャラメに全幅の信頼を寄せているようだ。Xで同作を宣伝し、ティモシー・シャラメを絶賛している。「まもなく私を描いた『名もなき者』という映画が公開される。(なんというタイトルだ!)ティモシー・シャラメが主演だ。ティミーは才能のある俳優だから、とことん真実味のある私を演じてくれるだろう。というか、若い頃の私かな。別の私でもいい。この映画は2015年に発売されたイライジャ・ウォルドの著書『Dylan Goes Electric』に基づいているんだ。ニューポート(フォーク・フェスティバル)でのしくじりに繋がる1960年代初頭の出来事を素晴らしく再現している。映画を観たら本も読んでみて」とつづった。ボブ・ディラン本人からのメッセージに、ファンは「映画も本もチェックするね!」「映画を観に行くのが本当に楽しみ。あなたのファンであり、ティモシーのファンでもあるのでずっと楽しみで仕方ない」「ラッキーなことに私はすでに映画を観たんだけど、すごくよかったよ!」などと反応している。ジェームズ・マンゴールド監督作『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』の日本公開は2025年2月28日。(賀来比呂美)■関連作品:名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN 2025年2月28日より全国にて公開©2024 Searchlight Pictures.
2024年12月05日HBOで制作することが決定しているドラマ版「ハリー・ポッター」。2026年に米Maxでの配信開始を目指し、9月からハリー、ロン、ハーマイオニーの主役3人のキャスティングが始まった。ヴィランのヴォルデモートを誰が演じるのかも気になるところ。映画版で同役を演じたレイフ・ファインズは、ドラマ版ではキリアン・マーフィーが演じるとうわさになっていることを聞き「大賛成!」と太鼓判を押している。アンディ・コーエンがホストを務める「Watch What Happens Live」でこの件について聞かれたレイフ・ファインズは、「キリアンはすごい俳優だ。素晴らしい人選だと思う。キリアンが演じることに大賛成だ」と語った。ドラマ化が正式決定する数年前、レイフ・ファインズは自身がヴォルデモートを再び演じることに乗り気であり、「疑いの余地もない」と「Variety」誌に語っていたが、キリアン・マーフィーにならバトンを渡したい模様。ファンは、「やっぱりそのままレイフが演じてくれてもいいんだよ?」「キリアンが本当に演じることになったらうれしすぎる」「キリアンはヴォルデモートの雰囲気を持っているよね」などのコメントをXに寄せている。Photo by Andreas Rentz/Getty Images for ZFFPhoto by Andreas Rentz/Getty Images(シネマカフェ編集部)
2024年12月04日第90回ニューヨーク映画批評家協会賞発表が発表された。作品賞は、第81回ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞を受賞した『ブルータリスト』。第二次世界大戦下のホロコーストを生き抜いたハンガリー系ユダヤ人建築家のラースロー・トートを描いた作品で、同役を演じたエイドリアン・ブロディが主演男優賞を獲得した。監督賞は『Nickel Boys(原題)』のラメル・ロス監督が手にした。同作は1960年代のフロリダを舞台に、冤罪で逮捕された若いアフリカ系アメリカ人エルウッドの少年院での生活を描く。原作は2020年にピューリッツァー賞フィクション部門を受賞した、コルソン・ホワイトヘッド著の「ニッケル・ボーイズ」。主演女優賞は『Hard Truth(原題)』で常に憂鬱な中年女性のパンジーを演じたマリアンヌ・ジャン=バプティスト。同作を手掛けた監督のマイク・リーとは1996年の『秘密と嘘』でもタッグを組んた。脚本賞はロシア系アメリカ人の若きストリップダンサー、アノーラの等身大の生きざまを描いた『Anora アノーラ』のショーン・ベイカー。同氏は監督も務めた。アニメ賞はギンツ・ジルバロディス監督の『Flow』。今年のアヌシー国際アニメーション映画祭で審査員賞など4冠に輝いた話題作。水を怖がらない一匹の黒猫の冒険を描いている。2025年3月14日に日本公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ANORA アノーラ 2025年2月28日より新宿ピカデリー、TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開©2024 Focus Features LLC. All Rights Reserved. ©Universal PicturesFlow 2025年3月14日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開©Dream Well Studio, Sacrebleu Productions & Take Five.ブルータリスト 2025年2月21日よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開© DOYLESTOWN DESIGNS LIMITED 2024. ALL RIGHTS RESERVES © Universal Pictures
2024年12月04日アニャ・テイラー=ジョイが、Apple TV+のリミテッドシリーズ「Lucky(原題)」に主演&製作総指揮を務めるという。Apple TV+が発表した。原作は、マリッサ・ステイプリー著の同名小説。「ニューヨーク・タイムズ」紙のベストセラーであり、リース・ウィザースプーンが自身のブッククラブでお勧めの本として取り上げた1冊でもある。そのつながりで、リース・ウィザースプーンは自身の製作会社「Hello Sunshine」を通じて製作総指揮を務める。原作小説は、ペテン師の父に育てられた主人公ラッキー・アームストロングの物語。ラッキーは自身もタフで才能豊かなペテン師で、恋人と共に百万ドルの強盗を成功させたばかり。新しい身分を準備し、新生活が始まると思っていた矢先に予期せぬことが起こってラッキーは1人ぼっちになり、父の手も恋人の手も借りずに人生を切り開いていくことに。ある時、きまぐれに買った宝くじに数百万ドルの価値があることに気づいたラッキー。しかし、現金化するなら、これまでの悪事がバレて刑務所行きになってしまう。ラッキーは捕まるのを避け、自分の未来を築こうとする中で、過去と向き合うことになる。「Lucky」がどの程度原作に忠実にドラマ化されるかは不明だが、アニャ・テイラー=ジョイは主人公ラッキーを演じるとみられる。アニャ・テイラー=ジョイのファンは「エミー賞確実!」「素晴らしい。アニャとリースはすごくエネルギッシュなデュオだと思う。どんなドラマを作りあげてくれるのか楽しみ!」と期待の声を上げている。(シネマカフェ編集部)
2024年12月03日11月28日にサンクスギビングデー(感謝祭)を迎え、ホリデーシーズンに突入したアメリカ。今年は映画界が盛り上がっており、22日から公開中の『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』『ウィキッド ふたりの魔女』、27日から公開がスタートした『モアナと伝説の海2』が大ヒット。11月27日から12月1日までの興行収入が、3作品合わせて4億2000万ドル(北米)に達し、感謝祭を含んだ5日間の週末興行収入で歴代最高額となった。「Variety」誌によれば、これまでの感謝祭時期の最高興行収入は、『シュガー・ラッシュ:オンライン』『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』『クリード 炎の宿敵』が公開された2018年の3億1500万ドルだったという。『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』は、2000年公開の『グラディエーター』の続編。監督はリドリー・スコットが続投、主人公は前作でラッセル・クロウが演じたマキシマスの息子ルシアスとなり、演じる俳優はスペンサー・トリート・クラークからポール・メスカルに代わった。『ウィキッド ふたりの魔女』は、大ヒットブロードウェイミュージカルを『イン・ザ・ハイツ』のジョン・M・チュウ監督が実写化。アリアナ・グランデがグリンダ、シンシア・エリヴォがエルファバを演じている。『モアナと伝説の海2』は、2016年公開の『モアナと伝説の海』の続編。前作から引き続きモアナの声をアウリィ・クラヴァーリョ、マウイの声をドウェイン・ジョンソンが務めている。日本では、現在『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』が大ヒット上映中。『モアナと伝説の海2』は12月6日、『ウィキッド ふたりの魔女』は2025年春、公開予定。(シネマカフェ編集部)■関連作品:モアナと伝説の海2 2024年12月6日より全国にて公開© 2024 Disney. All Rights Reserved.ウィキッド ふたりの魔女 2025年3月7日より全国にて公開© Universal Studios. All Rights Reserved.グラディエーターII 英雄を呼ぶ声 2024年11月15日より全国にて公開©2024 PARAMOUNT PICTURES.
2024年12月02日ヘイリー・スタインフェルド(27)がNFLチーム「バッファロー・ビルズ」のクォーターバック、ジョシュ・アレン(28)と婚約したことが分かった。本人が、フラワーアーチの下でひざまずくジョシュ・アレンとキスを交わしているロマンティックな写真をインスタグラムに投稿。「∞11・22・24∞」とキャプションを添え、11月22日に婚約したことを明かした。10歳から演技を始めたヘイリー・スタインフェルドは、13歳の時に『トゥルー・グリット』で長編映画デビュー。同作で2011年のアカデミー助演女優賞にノミネートされた。2017年には『スウィート17モンスター』でゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネート。歌手としての才能も生かし、『ピッチ・パーフェクト2』『ピッチ・パーフェクト ラストステージ』で歌声も披露した。近年では『スパイダーマン:スパイダーバース』のグウェン・ステイシー/スパイダー・グウェンの声優、「ホークアイ」のケイト・ビショップ/ホークアイとしても知名度を高めている。ヘイリー・スタインフェルドが婚約を発表した投稿には、ファンからの祝福と共に、『ピッチ・パーフェクト』シリーズで共演したレベル・ウィルソンから「本当におめでとう」、エリザベス・バンクスから「素晴らしいニュース!」と祝福メッセージが寄せられている。(シネマカフェ編集部)■関連作品:トゥルー・グリット 2011年3月18日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開© 2010 PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.
2024年12月02日『ウィキッド ふたりの魔女』でエルファバを演じているシンシア・エリヴォが、米メイシーズ・サンクスギビングデー・パレードに出席。ニュース番組「Today」の司会者たちのインタビューに応じた。近年、ミュージカル映画の公開時には、観客が歌える応援上映が行われることがよくある。これには賛否両輪あるが、シンシア・エリヴォは「いいじゃない。私はOKだ。私たち(キャスト)はこれらの歌を歌うのに長い時間を費やした。だから、今度はみんなにも参加してもらう時だと思う。最高に違いない」と支持する姿勢を示した。ブロードウェイ・ミュージカルを映画化した『ウィキッド ふたりの魔女』には、ミュージカル版より「魔法使いと私」「ポピュラー」「自由を求めて」などのミュージカルファンになじみのあるナンバーが使われている。そのため、映画の中で流れれば「一緒に歌いたい」というファンがいるのも納得できるが、一方で「俳優の歌声だけが聴きたい」という観客の気持ちも理解できなくはない。現在公開中の『モアナと伝説の海2』に、マウイの声で出演するドウェイン・ジョンソンは、数日前に同作のプレミアで「歌いなよ!あなたは一生懸命稼いだお金でチケットを買って映画を観に来ているんだから」と、やはりシンシア・エリヴォと同じように観客に「歌う」ことを勧めていた。(賀来比呂美)■関連作品:ウィキッド ふたりの魔女 2025年春、全国にて公開© Universal Studios. All Rights Reserved.
2024年11月29日元プロレスラーであり、俳優としても筋骨隆々の身体を武器にして“強いキャラ”を演じてきたドウェイン・ジョンソン。しかし、実写版『モアナと伝説の海』のマウイ役を演じるにあたっては、ボディースーツの助けを借りなければならないようだ。現在、マウイの“声”の方を担当しているアニメ映画『モアナと伝説の海2』のプロモーション活動を行っているドウェイン・ジョンソンが、「Extra」のインタビューで明かした。記者に「実写版『モアナと伝説の海』に向けては、肉体改造を行っているのですか?」と聞かれたドウェイン・ジョンソンは、「着用するのにすごく時間がかかるボディースーツを着ているよ。だから、あなたがそう聞いてくれてとてもうれしい。『肉体改造をしているのか?』と聞いてくれるってことは、ボディースーツだとわからなかったということだからね」と答えた。実は、インターネット上に実写版のマウイを演じるドウェイン・ジョンソンの姿を写した写真が流出してしまっている。「屋外で撮影していた時の写真が流出して、『ヤバい、ヤラれたよ』となったね。パパラッチに撮られないように壁みたいなものを立てていたのに、奴らはボートに乗ってきて、写真を取り出したんだ」と流出の経緯を語った。(賀来比呂美)■関連作品:モアナと伝説の海 2017年3月10日より全国にて公開© 2016 Disney. All Rights Reserved.モアナと伝説の海2 2024年12月6日より全国にて公開© 2024 Disney. All Rights Reserved.
2024年11月29日サム・メンデス監督がメガホンを取る「ザ・ビートルズ」の伝記映画で、バリー・コーガン(『イニシェリン島の精霊』『Saltburn』)がドラムのリンゴ・スターを演じるようだ。本作は、今年2月に企画が進んでいることが報じられた。キャストについてはまだ正式発表はないが、ジョン・レノン役をハリス・ディキンソン(『アイアンクロー』)、ポール・マッカートニー役をポール・メスカル(『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』)、ジョージ・ハリスン役をジョセフ・クイン(「ストレンジャー・シングス」)が演じるとうわさされている。リンゴ・スター役については、バリー・コーガンの名前が挙がっていたが、この件について「Entertainment Weekly」誌がリンゴ・スター本人に尋ねると「素晴らしいことだと思う。彼はどこかでドラムのレッスンを受けていると思うんだ。そんなにたくさんのレッスンは受けていないといいけどね」と答えた。「ザ・ビートルズ」のメンバーと遺族は本作の脚本にライフストーリー、音楽の全ての権利について全面的に許可していることから、リンゴ・スターの発言には信ぴょう性がありそうだ。バリー・コーガンがリンゴ・スターを演じることに、ファンは「マーベル、DC作品に続いて今度はザ・ビートルズ!バリー・コーガンは勝ち組だ」「最高のキャスティングじゃないか!」「パーフェクト!」「楽しみ」と歓喜の声を上げている。(賀来比呂美)
2024年11月28日『ウィキッド ふたりの魔女』でグリンダ役を演じているアリアナ・グランデが、同作の作曲家スティーヴン・シュワルツの“ある提案”を断固拒否したことが分かった。スティーヴン・シュワルツといえば、ミュージカル版「ピピン」や「ウィキッド」を生み出したミュージカル界の巨匠。映画界でも『魔法にかけられて』シリーズなどの音楽を手掛け、大活躍している。そのスティーヴン・シュワルツは、映画版『ウィキッド』においてグリンダが歌うミュージカルソング「Popular」に新たな試みを取り入れたかったという。「Los Angels Times」紙に次のように語っている。「映画のために、新しいことを受け入れようという精神で、私の音楽チームと私はリズムに新しさを取り入れてみようと思った。ヒップホップ風にしてみるのはどうかな、なんてね」。ところがそれを聞いたアリアナ・グランデは「絶対にダメです。そんなことはしないで。私はグリンダ(そのもの)になりたいわけであって、アリアナ・グランデ演じるグリンダになりたいわけではないんだから」と拒否したという。アリアナ・グランデはオリジナル版に忠実でありたいと主張したのだ。映画ファンやミュージカルファンは、「彼女が拒否してくれて本当によかった」「アリアナ・グランデ、正しい決断をしてくれてありがとう」「グリンダのあるべき姿を守ってくれた」「アリがグリンダのキャラクターを大切にしているのがよくわかるエピソード」とアリアナ・グランデの決断を支持する声をXに寄せている。『ウィキッド ふたりの魔女』は現在アメリカで公開中。日本公開は2025年春予定。(賀来比呂美)■関連作品:ウィキッド ふたりの魔女 2025年春、全国にて公開© Universal Studios. All Rights Reserved.
2024年11月27日ここ数か月間、世界の様々な都市でセレブのそっくりさんコンテストが開催されている。ニューヨークでティモシー・シャラメ、ロンドンでハリー・スタイルズ、ダブリンでポール・メスカルのそっくりさんコンテストが行われてきた。今回、本記事で取り上げるのは、日曜日(現地時間)にテキサスで開催されたグレン・パウエル(『トップガン マーヴェリック』『ツイスターズ』)のそっくりさんコンテスト。ティモシー・シャラメのように、コンテストに飛び入り参加してファンを喜ばせたセレブもいるが、グレン・パウエルはさらに上を行く。なんと、自身の次作に優勝者の両親または家族をカメオ出演させる権利を賞品に提供したのだ。「優勝者本人」でないのは、グレン・パウエルがこれまでの出演作に毎回「両親をカメオ出演させてきたから」という理由らしい。「Fox 7」によると、グレン・パウエルはイギリスで撮影中のため、コンテストに駆け付けることができなかった。代わりにビデオ動画で「完全にシリアスな話だよ。この賞品は60億ドルの価値がある!」と本気であることを伝えたという。コンテストには20人のそっくりさんが出場し、審査員はグレン・パウエルの母が務めた。優勝者には両親または家族のカメオ出演権と共に、賞金5ドル、カウボーイハットなどが贈られた。(賀来比呂美)
2024年11月26日ディズニーより、2002年のアニメ映画『リロ&スティッチ』の実写リメイク版映画『Lilo & Stitch(原題)』のティザー動画が公開された。監督はディーン・フライシャー・キャンプ(『マルセル 靴をはいた小さな貝』)。キャストはリロ役をマイア・キアロハ、ナニ役をシドニー・エリザベス・アグドン、ジャンバ・ジュキーバ博士をザック・ガリフィアナキス(『ハングオーバー!』シリーズ)、ウエンディ・プリークリー役をビリー・マグヌッセン(『アラジン』)が演じている。スティッチの声は、オリジナル版のクリス・サンダースが続投。ティザー動画は、スティッチがビーチに作られた砂の城を次々と破壊していく様子のみが収められている。映画ファンは“実写化”されたスティッチの姿を「素晴らしい!」と高く好評している模様。アニメ版のスティッチの声を担当しているクリス・サンダースが、実写版でも起用されたことにも「うれしい」「しっくりくる」「20年以上も前と変わらない声を聞かせてくれている」と喜びの声を上げている。スティッチ以外の他のキャラクターも「ぜひ忠実に実写化してね」という希望を伝えている。『Lilo & Stitch』は2025年5月23日全米公開予定。(賀来比呂美)
2024年11月26日『オッペンハイマー』のクリストファー・ノーラン監督の次作に、ロバート・パティンソンも出演することが明らかになった。「Variety」誌などが報じた。クリストファー・ノーランとロバート・パティンソンがタッグを組むのは、『TENET テネット』から4年ぶり。ロバート・パティンソンは、現在までに今作に出演すると報じられている、トム・ホランド、マット・デイモン、ゼンデイヤ、アン・ハサウェイ、ルピタ・ニョンゴに加わる。キャストのあまりにも豪華な顔ぶれに、映画ファンは「スーパーチームをアッセンブルしたいの?」「キャストが『オッペンハイマー』よりすごいことになっている」「それを言ったら『インセプション』だってすごかった」「キャストが分かっても、内容は完全に秘密主義というのがいいね。期待している!」と興奮したコメントをXに寄せている。製作は2025年の前半にスタートするとのことだが、ファンから売れっ子のロバート・パティンソンに「スケジュールは大丈夫なのか?」と心配の声も上がっている。確かに、来年は『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の続編、A24の『Primetime』の撮影も予定されており、4月18日に全米公開される『ミッキー17』のプロモーション活動でも忙しくなるだろう。タイトル未定の今作は、全米公開日が2026年7月17日に設定されている。IMAXでも上映予定。(賀来比呂美)
2024年11月22日映画芸術科学アカデミーが、第97回アカデミー賞の長編アニメ映画賞のノミネート対象作品を発表した。全31作品の中で、日本の作品は久野遥子監督&山下敦弘監督作『化け猫あんずちゃん』、山田尚子監督作『きみの色』、押山清高監督作『ルックバック』、百瀬義行監督作『屋根裏のラジャー』の4作品。ほかの作品は『怪盗グルーのミニオン超変身』『インサイド・ヘッド2』『カンフー・パンダ4 伝説のマスター降臨』『モアナと伝説の海2』など。長編ドキュメンタリー賞のノミネート対象作品も明らかに。ジェニファー・ローレンスが製作、マララ・ユスフザイが製作総指揮を務める『Bread & Roses(原題)』、エルトン・ジョンが50年にわたる音楽界でのキャリアをふり返った『エルトン・ジョン:Never Too Late』、世界的歌姫のセリーヌ・ディオンの闘病生活を描いた『アイ・アム セリーヌ・ディオン~病との戦いの中で~』などを含む全169作品が、まずはノミネーションを競う。国際長編映画賞には85か国の作品が集結。日本からは、黒沢清監督×菅田将暉主演作『Cloud クラウド』がエントリーしている。同作の公式サイトでは、8月に国際長編映画賞の日本代表作品に決定したことを発表していた。第97回アカデミー賞授賞式は2025年3月2日にハリウッドのドルビー・シアターで開催される。(賀来比呂美)■関連作品:屋根裏のラジャー 2023年12月15日より全国にて公開© 2023 Ponocきみの色 2024年8月30日より全国東宝系にて公開©2024「きみの色」製作委員会化け猫あんずちゃん 2024年7月19日より全国にて公開©️いましろたかし・講談社/化け猫あんずちゃん製作委員会ルックバック 2024年6月28日より全国にて公開© 藤本タツキ/集英社© 2024「ルックバック」製作委員会
2024年11月22日『アイデア・オブ・ユー ~大人の愛が叶うまで~』の監督マイケル・ショウォルターと主演のアン・ハサウェイが、新作映画『Verity』で再びタッグを組むことになったという。「People」誌などが報じた。今作は、『ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US』の原作者コリーン・フーヴァーのスリラー小説「ヴェリティ/真実」を基にした映画で、アン・ハサウェイとコリーン・フーヴァーは製作陣にも名を連ねている。小説版のあらすじは、「売れない作家で経済的に困窮しているローウェン・アシュリーは、人生が一変するような仕事のオファーを受けることになる。その仕事とは、謎の事故により、人気小説シリーズを執筆できなくなったベストセラー・スリラー小説家のヴェリティ・クロフォードに代わって、シリーズを完成させるというもの。ローウェンは、ヴェリティの夫のジェレミーからこのオファーを受けて雇われたのだが…」というもの。アン・ハサウェイが演じるのは、ヴェリティ・クロフォード役。原作にはファンが多く、「ぜひ映画を観る前に小説を読んでほしい」「あの小説がどんな風に映画化されるのか楽しみ」「コリーン・フーヴァーの作品の中でも群を抜いたおもしろさだよ」「とんでもないツイストに驚かされた」などのコメントがXに寄せられている。(賀来比呂美)■関連作品:ふたりで終わらせる/IT ENDS WITH US 2024年11月22より全国にて公開
2024年11月21日シアーシャ・ローナンがオンラインマガジン「The Talks」のインタビューページに出演し、今後やってみたいことについて語った。現在プロモーション活動中の主演作『ブリッツ ロンドン大空襲』だけでなく、これまで『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』『アンモナイトの目覚め』と数多くの時代映画に出演してきたシアーシャ・ローナン。だからなのか、次は異なるジャンルの映画に挑戦したいようだ。「次はアクション映画に出たいです。ボンド映画のヴィランを演じたい。本当に、(『007』のプロデューサーの)バーバラ・ブロッコリに私を起用してもらいたいです」。実は、シアーシャ・ローナンは様々な媒体で「『007』シリーズでヴィランを演じたい」いう発言を繰り返しており、「本気」であることをうかがわせている。ポットキャスト「Happy Sad Confused」に出演した際は、ホストに「バーバラ・ブロッコリはあなたが展開しているこの“ボンド・ヴィラン・キャンペーン”を知っているの?」と聞かれ、「彼女に直接言うのはためらいがあって。面識はあるのですが」と笑って答えていた。映画ファンは「いいじゃないか!ぜひシアーシャにヴィランを演じてほしい」「夫婦共演の時だ。旦那さんのジャック・ロウデンがボンドで、シアーシャがヴィラン。実現しますように」「彼女がヴィランを演じてくれたら100点満点」ととても好意的なコメントをXに寄せている。(シネマカフェ編集部)
2024年11月21日アンジェリーナ・ジョリーが、『パリの記憶』のフランス人監督アリス・ウィノクールの次作『Stitches(原題)』に主演することが決定したという。撮影は来年に予定している。「Variety」誌によると、今作の舞台はファッションのパリ。アンジェリーナ・ジョリーが演じるのは映画監督で、彼女のキャラクターはパリファッションウィーク中に物語が交わる3人の女性の1人とのこと。言語は英語とフランス語が使われる。アンジェリーナ・ジョリーといえば、今年は伝説の歌手マリア・カラスを演じた『マリア』での演技が大きな話題になっており、「アカデミー主演女優賞を狙えるのでは?」という期待も高まっている。『マリア』の舞台もパリだった。映画ファンは「ついにアンジェリーナ・ジョリーのファッション映画が!(『プラダを着た悪魔』の)メリル・ストリープのような存在になるだろう」「他の2人の女性をだれが演じるのかも楽しみだ」「『マリア』で、アンジェリーナが再び演技を楽しんでいる姿を見られてうれしかった。そんなこと、もうないと思っていたから」「アリス監督は素晴らしい才能の持ち主」と喜びの声を上げている。(賀来比呂美)
2024年11月20日J・J・エイブラムス監督の最新映画に、「セックス・エデュケーション」のエマ・マッキーが出演することが分かった。「The Hollywood Reporter」が報じた。タイトル未定の今作は、2019年の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』から初めてJ・J・エイブラムスが映画監督を務めるとして注目を浴びている。脚本もJ・J・エイブラムスが手掛けたという。メインキャストはすでに『ツイスターズ』のグレン・パウエルと、「ウェンズデー」のジェナ・オルテガが起用されたことが報じられていたが、そこにエマ・マッキーも加わった形だ。エマ・マッキーは、2019年から出演中のドラマ「セックス・エデュケーション」のメイヴ役でブレイク。2023年に英国アカデミー賞のライジング・スター賞を受賞した。映画は2022年にエミリー・ブロンテを演じた『Emily(原題)』、2023年にバービーの一人を演じた『バービー』などの演技が好評。今作以外にも今後メインキャストを務める映画が複数決まっている人気俳優。映画ファンは、エマ・マッキー、グレン・パウエル、ジェナ・オルテガと旬な俳優が3人も集結することに喜びの声を上げている。今作のプロットは不明で、ジャンルさえも分かっていない。制作はJ・J・エイブラムスの製作会社「Bad Robot」が行う。(シネマカフェ編集部)
2024年11月20日アニメ映画『ヒックとドラゴン』の実写映画『How to Train Your Dragon(原題)』の予告編が公開された。『ヒックとドラゴン』は、2010年代にクレシッダ・コーウェルの同名小説を原作としてアニメ映画シリーズ化され、ドリームワークスによって計3本が作られた。実写版である今作もドリームワークスが製作している。アニメ三部作の監督、脚本を務めたディーン・デュボアも続投する。キャストは主人公のヒック役にメイソン・テムズ(『ブラック・フォン』)、アスティ役にニコ・パーカー(『ダンボ』)、フィッシュ役にジュリアン・デニソン(『デッドプール2』)。アニメ三部作でヒックの父ストイックの声を担当したジェラルド・バトラーが、実写版でもストイックを演じる。予告編では、一人前のバイキングとして認めてもらえるようにドラゴンを倒そうと奮闘するヒック、そのヒックを鼓舞するバイキングのリーダーで父のストイック、ヒックと出会うドラゴンのトゥースが紹介されている。原作、アニメファンから「素晴らしいクオリティーの予告編をありがとう。ファンがなにを求めているのかをちゃんと分かっていると証明してくれた」「トゥースの姿が思った以上に良くて安心した」「オリジナルを壊さない実写リメイクだ」と好評だ。『How to Train Your Dragon』は6月13日に全米公開予定。(賀来比呂美)■関連作品:ヒックとドラゴン 2010年8月7日より新宿ピカデリーほか全国にて公開© 2009 by PARAMOUNT PICTURES. All Rights Reserved.
2024年11月20日ティモシー・シャラメ主演のボブ・ディランの伝記映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』に出演するエル・ファニングが、「Rolling Stone」誌のインタビューページに登場。ティモシー・シャラメの歌唱力を絶賛した。コンサートホールで撮影していた当時をふり返ったエル・ファニング。「彼は『Masters of War』『はげしい雨が降る』を歌ったのだけれど、私は『ウソでしょ!』と驚いたし、周りの人たちも衝撃を受けたみたい。だって、だれかがそうやって歌うのは非現実的だったから。あまりにも完璧で、でも誇張はされていなくて。ティミーではあるのに、ボブだった。2人が融合したような。鳥肌が立った」とボブ・ディランに扮したティモシー・シャラメの歌唱力を称えた。その歌声があまりにも素晴らしかったからか、撮影に参加していたエキストラたちから「口パクかな?」という声が聞こえてきたという。そこでエル・ファニングは「彼らの肩をポンッと叩いて、『彼が歌ってるんだよ。彼が歌っているって私にはわかるんだから!』と言った」そうだ。すでに予告編ではティモシー・シャラメがボブ・ディランとして歌うシーンも公開されており、ボブ・ディランのファンからも「安心した」「オスカーに値する演技・歌声」と高評価を受けている。(賀来比呂美)■関連作品:名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN 2025年2月28日より全国にて公開©2024 Searchlight Pictures.
2024年11月19日