2020年の終わりに、2023年12月に公開予定と発表された『スター・ウォーズ』スピンオフ作品『Rogue Squadron』(以下、『ローグ・スクワドロン』)。しかし、2022年9月にディズニーの公開カレンダーから姿を消し、昨年5月には「Variety」誌が「『ローグ・スクワドロン』の製作はもう企画されていない」と報じた。ところが、数日前にポッドキャスト「Talking Pictures」に出演したパティ・ジェンキンス監督が、現在『ローグ・スクワドロン』の脚本に着手したと発言。再始動したことを明かした。ジェンキンス監督は、以前ルーカスフィルムから「『ローグ・スクワドロン』の監督(と脚本)に」とオファーを受けるも、『ワンダーウーマン3』の製作を優先した過去があった。その際に、「『ワンダーウーマン3』を撮り終わったら、『ローグ・スクワドロン』に戻ってくる」という内容の契約をルーカスフィルムと結ぶつもりで交渉していたという。そして、昨年起きたハリウッドの大規模なストライキの直前に契約を締結。自身が『ワンダーウーマン3』のメガホンを取ることはなくなったため、手が空いた現在『ローグ・スクワドロン』の脚本の草稿を執筆中だという。ジェンキンス監督は、「どうなるかわかりませんけどね。みんなが大満足というレベルの脚本にする必要がありますから」と語っている。映画ファンは、「ジェンキンス監督が戻ってきてくれたのはうれしい。でも私たちはあまりにも長く待ちすぎた。どうか早めに公開してください」「パティは『スター・ウォーズ』にユニークなヴィジョンを取り入れてくれると思う」「まだ企画が生きていたんだ!やった!」などの感想をXに寄せている。(賀来比呂美)
2024年03月15日『女王陛下のお気に入り』『哀れなるものたち』のヨルゴス・ランティモス監督&エマ・ストーンが再タッグを組む『Kinds of Kindness(原題)』の全米公開日が、6月21日に決定した。配給会社のサーチライト・ピクチャーズが発表した。キャストはエマのほか、ランティモス監督作からは『哀れなるものたち』のウィレム・デフォーとマーガレット・クアリー、『女王陛下のお気に入り』のジョー・アルウィンが出演する。また、ジェシー・プレモンス(『パワー・オブ・ザ・ドッグ』)、ホン・チャウ(『ダウンサイズ』)、ハンター・シェイファー(「ユーフォリア/EUPHORIA」)、ママドゥ・アティエ(『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』)の出演も発表されている。公開まであと約3か月だが、本作の内容については明らかになっておらず、「アンソロジー映画である」ことは判明している。つい先日、『哀れなるものたち』でアカデミー主演女優賞を獲得したエマとランティモス監督の再タッグ作が、予期せぬ早さで公開されることにファンは大喜び。「6月って…明日みたいなものじゃないか!」「え?もう?心の準備ができていない!」「なんというサプライズ!」などのコメントをXに寄せている。ランティモス監督は、韓国映画『地球を守れ!』のリメイク版のメガホンを取ることが決定しており、この作品にもエマが出演する可能性がある。先月、エマが出演交渉中であることが報じられた。(賀来比呂美)■関連作品:女王陛下のお気に入り 2019年2月15日より全国にて公開(C)2018 Twentieth Century Fox哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2024年03月15日現在、最終章(シーズン5)の撮影が行われている「ストレンジャー・シングス 未知の世界」。メインキャストの一人であるミリー・ボビー・ブラウンが、「セットで素早いコーヒーブレイク」とキャプションを添えた動画をインスタグラムに投稿し、撮影中の様子をリアルタイムで紹介した。「ミリー・ボビー・ブラウンです。いま、『ストレンジャー・シングス』の撮影現場にいます。ここは私たちの“たまり場”です。ここはキッチン。フローレンス・バイ・ミルズ・コーヒーのセットがあるので、コーヒーを淹れましょう」とアイスコーヒーを淹れる準備をする。この動画を撮る前、イレブン役のミリーは超能力を使うシーンを撮影していたようで、鼻からフェイクの鼻血を流していた。しかし、それに途中まで気づかなかったようで気づいた途端に自分で大笑い。動画撮影を続行し、牛乳を思いきりこぼしてしまうというハプニングもあったが、お気に入りのレシピでアイスコーヒーを完成させた。「いまはすごく夜遅いんです。夜のシーンの撮影があるから。撮影に乾杯!よい一日をお過ごしください。またすぐにお会いしましょう!」と締めくくった。「フローレンス・バイ・ミルズ・コーヒー」はコーヒーが大好きなミリーが手掛けるコーヒーブランド。この動画は宣伝を目的としている部分もあるようだが、ファンは細部にまで目を凝らして「ストレンジャー・シングス」最終章の色んなヒントを発見した模様。「マイクからもらったプロミスリングをしている!」「これが衣装なのか!」「伝説の鼻血!」などと興奮が感じられるコメントを寄せている。(賀来比呂美)
2024年03月14日ライアン・ゴズリングが、4月13日に「サタデー・ナイト・ライブ」でホストを務めることが分かった。ライアンは2015年と2017年にも同番組でホストを務めたことがあり、これで3度目となる。音楽ゲストは10度のグラミー賞受賞歴があるカントリー歌手のクリス・ステイプルトンで、ライアンと同じく3度目の出演。先日、アカデミー賞授賞式で『バービー』のケンとしてパフォーマンスを行い、会場の観客と世界中のファンを喜ばせたライアン。やはり「ケン」役の印象は強いようで、「SNL」のホストをする際も「また歌ってくれないかな?」「ケンとして出演するの?ライアンとして?」「『バービー』を絡めたスキットをやってくれるに違いない」という期待が高まっている。4月6日には、2005年から2012年まで「サタデー・ナイト・ライブ」にキャストとして出演していたクリステン・ウィグがホストを担当する。司会を務めるのは5度目で、ファンは「抱腹絶倒間違いなし」と厚い信頼を寄せている。音楽ゲストはRAYE。今年のブリットアワードで最多6冠を記録した注目のイギリス人歌手で、同番組へは初めての出演となる。(賀来比呂美)
2024年03月14日アリ・アスターがメガホンを取るA24の映画『Eddington(原題)』に、ホアキン・フェニックス、エマ・ストーン、ペドロ・パスカル、オースティン・バトラーがメインキャストに決まったことが分かった。ルーク・グライムス(「イエローストーン」)、ディードル・オコンネル(『ジョーズ・バケーション』)、マイケル・ウォード(『ブルー・ストーリー』)、クリフトン・コリンズ・Jr.(「ウエストワールド」)も出演する。『Eddington』は、崇高な志を持つニューメキシコの保安官を主人公とした物語。A24のXによるとジャンルは「現代西部劇」とのことだ。アスター監督は脚本も手掛けるという。また、アスター監督の『ミッドサマー』や『ボーはおそれている』を制作したラース・クヌーセンと共に、2人の制作会社「スクエア・ペグ」を通じてプロデューサーも務める。A24と「スクエア・ペグ」のコラボレーションは今作で6度目。撮影監督は『エビータ』と『バルド、偽りの記録と一握りの真実』で2度アカデミー賞にノミネートされたダリウス・コンジ。映画ファンは「『Eddington』は怖い話なのかな?ホラー映画だろうか?」「アリ・アスターの作品はいつだって楽しみだけど、こんな素晴らしいキャストが勢ぞろいするとすごいものになりそうだね」「最高のニュース。良い一日になった」「怖くもあり好奇心もそそられる。アスター監督が手掛ける西部劇って何だろう?」と『Eddington』に対する期待を膨らませている。(賀来比呂美)
2024年03月13日マット・リーヴス監督×ロバート・パティンソン主演『THE BATMAN-ザ・バットマン-』の続編『The Batman Part2』の全米公開日が2025年10月3日から2026年10月2日へと1年延期になったことが明らかになった。「The Hollywood Reporter」によると、ワーナー・ブラザースは本作以外の作品の公開スケジュールも大幅に変更。マギー・ギレンホール監督×クリスチャン・ベイル主演『The Bride!(原題)』は『ザ・バットマン2』の当初の公開日2025年10月3日に、バリー・レヴィンソン監督×ロバート・デ・ニーロ主演のギャング映画『Alto Knights(原題)』は2024年11月24日から2025年3月21日となった。また、レオナルド・ディカプリオやショーン・ペンが出演するポール・トーマス・アンダーソン監督作(タイトル未定)の公開日が2025年8月8日に決定した。『ザ・バットマン2』の公開日延期について、ワーナーは特に理由は明かしていないという。いまから2年半後に公開されることに、ファンは「2026年かぁ…ロバートは40歳になっているね」「続編をより良いものにするための時間というのなら待ちます」「すごくがっかり…」「これまでで一番素晴らしいバットマンの続編が作られるというだけでうれしい」などの感想をXに寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:THE BATMAN -ザ・バットマン- 2022年3月11日より全国にて公開© 2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2024年03月13日昨年世界中で大ヒットした『バービー』でケンを演じたライアン・ゴズリングが、3月10日(現地時間)に開催されたアカデミー賞授賞式で、劇中歌「I’m Just Ken」のパフォーマンスを披露した。パフォーマンスの多くの案はライアンが考えたもので、『紳士は金髪がお好き』でマリリン・モンローが歌った「Diamonds Are a Girl’s Best Friend」のオマージュにしたのもライアンの案。ピンクのギラギラスーツを着て、観客席からパフォーマンスをスタートさせたことや、最後の方にステージから降りて最前列に座っていたマーゴット・ロビー、グレタ・ガーウィグ監督、アメリカ・フェレーラらと一緒に歌ったのもそうだという。ショーのプロデューサーを務めたモリー・マクネアニーと振付師のマンディ・ムーアが「Variety」誌に語った。ライアン・ゴズリング第96回アカデミー賞授賞式 Myung J. Chun / Los Angeles Times via Getty Images『バービー』のグレタ・ガーウィグ監督もショーのクリエイティヴ面で協力を惜しまなかった。ガーウィグ監督が望んだことはただ一つで、「観客全員が立ち上がって一緒に歌えるようなショー」にしたかったそうだ。ショー終盤の会場の盛り上がりは最高潮に達し、その願いは叶えられた。オスカーでライアンが「I'm Just Ken」を歌うことが決まった後、『バービー』ファンは「ライアンだけでなく他のケンも出演してほしい!」と声を上げていたが、こちらもシム・リウ、ンクーティ・ガトワ、キングズリー・ベン=アディルらの出演が実現。「本当にうれしかった」「3万回観た」「ケンたちの圧巻のショーだった!」と大喜びだった。(賀来比呂美)■関連作品:紳士は金髪がお好き
2024年03月12日3月10日(現地時間)に開催されたアカデミー賞授賞式にて、エマ・ストーン(『哀れなるものたち』)が主演女優賞を受賞。その際に、過去同賞の受賞歴があるシャーリーズ・セロン、ジェシカ・ラング、サリー・フィールド、ジェニファー・ローレンス、ミシェル・ヨーから舞台上で祝福を受けた。ジェニファーとエマは親友同士であり、ジェニファーはエマの受賞を特に喜んでいたようだ。前年の受賞者からオスカー像を受け渡すという慣例に従い、今年はミシェルがエマに渡すはずだった。しかし、エマが舞台に上がるとミシェルの隣にいたジェニファーが「ミシェルからオスカー像を取り、エマに渡した」というようにも見えたため、ジェニファーに批判が噴出。エマに対しても、「ミシェルとアイコンタクトを取っていない」「前回の受賞者に対してあまりにも敬意がない」「アジア人を軽視している」といった声がXに殺到した。この件に関して、ミシェル本人がインスタグラムで真相を語った。「おめでとう、エマ!混乱させてしまったかもしれませんが、私はあのオスカー像を渡すという素晴らしい瞬間をあなたの親友であるジェニファーとも分かち合いたかったのです。彼女は私の大親友ジェイミー・リー・カーティスを彷彿させます。いつもお互いに寄り添っています」。ファンはミシェルのこの投稿に「あなたは混乱なんてさせていません」「本当のことを言ってくれてありがとう」などのコメントを寄せている。(賀来比呂美)
2024年03月12日ナタリー・ポートマンが、振付師で映画監督のベンジャミン・ミルピエと離婚したことが明らかになった。ナタリーの代理人が「People」誌に認めた。ナタリーは2023年7月にひっそりとフランスで離婚申請しており、今年2月に離婚が成立したという。ナタリーとベンジャミンは、2010年にナタリーが主演した『ブラック・スワン』のセットで主演俳優&振付師として出会ったのをきっかけに交際開始。その後、2012年8月に結婚し、アレフくん(12)、アマリアちゃん(7)が誕生した。2022年の結婚10周年記念には、ナタリーはインスタグラムにベンジャミンと手を繋いでいるツーショット写真を載せ、「今日で10年です。そしてもっともっとよくなっていきます…」とのろけていた。ところが10か月後の2023年6月、ベンジャミンの不倫が報じられた。これにより、2人の間に決定的な亀裂が入った模様だ。不倫報道から3か月後、子どもたちと一緒に家族で出かけたところを目撃された2人。どちらも結婚指輪をつけておらず、「やはり夫婦の危機に直面か」と話題に。以降たびたびイベントに出席するナタリーの薬指に再び指輪が輝くことはなかった。ファンは「私にもチャンスがやってきた!」「ナタリーが恋愛市場に帰ってきてうれしい」「11年も結婚していたんだ。びっくり!」などのコメントをXに寄せている。(賀来比呂美)
2024年03月11日「マリオの日」の3月10日、任天堂は「スーパーマリオ」の新作アニメ映画を製作中であることをYouTubeなどで発表した。2023年4月に公開され、大ヒットした『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』と同じく、製作は任天堂とイルミネーションが行い、マリオの生みの親である宮本茂氏も再び今作を手掛ける。前作より主要メンバーの多くがカムバックし、監督もアーロン・ホーバス&マイケル・イェレニックが再び務める。すでに公開予定日も決定しており、「米国を含む多くの地域で2026年4月3日、その他の地域では4月中に劇場公開する予定」とのこと。宮本氏は「詳細は手応えを感じられる段階になったらお知らせします」「マリオらしい世界をさらに広げ、明るくて楽しい展開を考えていますのでお楽しみに!」と、新作がより一層パワーアップすることを予告している。このニュースに対し、日本のファンはもちろんのこと、世界中のファンも大喜びだ。「大好きな映画だからうれしい!でもあと2年後かぁ…」「第1弾は本当に最高だったから、第2弾もどうかよろしく!」「マリオの声を演じたクリス・プラットの再演にも期待」「次はヨッシーに会えるのかな?」と期待を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 2023年4月28日より全国にて公開(C) 2023 Nintendo and Universal Studios
2024年03月11日坂口健太郎とイ・セヨンが主演を務める韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」の制作が始動。坂口さんのほか、日本から中村アンも参加した台本読み合わせの映像が公開された。本作は『トガニ 幼き瞳の告発』『私たちの幸せな時間』などで知られる韓国の人気作家コン・ジヨンと、『冷静と情熱のあいだ』『サヨナライツカ』の辻仁成が共著した、男女の愛と別れをそれぞれの視点で綴る同名ラブストーリーを原作にした韓国ドラマ。主人公の潤吾(坂口健太郎)と日本に留学中の紅/チェ・ホン(イ・セヨン)が出会い、美しく切ない愛と別れを経験したのち、5年後の韓国で再会を果たす“運命的な愛”を描いていく。坂口さんは韓国語で、また、イ・セヨンは日本語でそれぞれ挨拶すると拍手が起こり、和やかな台本読みの現場となった様子。さらに、ミンジュン役を演じるホン・ジョンヒョンと、カンナ役を演じる中村さんも感情を込めて本読みをする様子が捉えられている。この日が初顔合わせながらも雰囲気よく本読みを終えられたことに「ちょっとホッとしている」と坂口さん。「繊細な感情を役に込めて演じるシーンが多い作品なので、これから潤吾に近づけていけたら」とコメント。中村さんも「優しい雰囲気の現場で、いまから撮影がとても楽しみ」と感想を寄せている。動画には「イ・セヨンと坂口健太郎のコンビネーション最強」「日韓最強の組み合わせ」「期待しているシリーズ」など韓国語のコメントが続々。また、X(旧Twitter)では現在、日本のドラマ「Eye Love You」で二階堂ふみと共演しているチェ・ジョンヒョプにも触れながら「日本ではチェ ジョンヒョプで、 韓国では坂口健太郎か。なんか良いね」「楽しみ~日韓カップルドラマ」「新しい可能性を感じる」など期待の声が広がっている。「愛のあとにくるもの」は「COUPANG PLAY」のオリジナルシリーズとして2024年に配信予定という。(上原礼子)
2024年03月08日Huluがアマンダ・ノックスを題材とするリミテッドシリーズの制作にGOサインを出した。タイトルは未定。主演はマーガレット・クアリー(「メイドの手帖」)で、アマンダを演じる。「The Hollywood Reporter」などが報じた。制作は「アメリカン・クライム・ストーリー」「POSE/ポーズ」などを手掛けてきた「20th テレビジョン」と「ハンドメイズ・テイル/侍女の物語」「FARGO/ファーゴ」などを手掛けてきた「The Littlefield Company」。「ゴシップガール」や「THIS IS US/ディス・イズ・アス」で製作総指揮を務めたK・J・スタインバーグがクリエイター&ショーランナーを務める。製作総指揮はアマンダ自身とモニカ・ルインスキーら。全8話構成。Huluによると本作は「実話に基づき、ノックスがルームメイトのメレディス・ケルヒャー殺害事件で不当に有罪判決を受け、自由の身になるまで費やした16年間の長い旅」について描くという。2007年、アマンダが留学していたイタリア・ペルージャのアパートでルームメイトのメレディス・ケルヒャーが殺害された。容疑者としてアマンダ、交際相手の男性、麻薬密売人が浮上し逮捕された。それから2015年までの間にアマンダは有罪、逆転無罪、再び有罪、再び逆転無罪となり、いまに至る。マーガレットがアマンダを演じることに、ファンは「完璧なチョイス」「才能ある俳優だから、どのようにアマンダ役を自分のものにするのか楽しみだ」「絶対に観る」と良い印象を抱いているようだ。(賀来比呂美)
2024年03月08日MTV Entertainment Studiosと101 Studiosが、ジョンベネ殺人事件をリミテッドシリーズ化(タイトル未定)することが分かった。製作総指揮・ショーランナーは『P.S. アイラヴユー』の監督・脚本家のリチャード・ラグラヴェネーズ。「Variety」誌が報じた。1996年にアメリカのコロラド州で起こったジョンベネ殺人事件。被害者は当時6歳のジョンベネ・ラムジーで、美少女コンテスト常連の少女だった。ジョンベネはクリスマスの夜に行方不明となり、翌日自宅の地下室で遺体となって発見された。27年経った現在も未解決だが、依然として注目度は高く、この10年間にも『ジョンベネ -誰が少女を殺したのか-』『ジョンベネ殺害事件の謎』『アントールド・ストーリー -ジョンベネ事件 新たな証拠-』など、事件を題材として取り上げた映画やドキュメンタリー作品が誕生している。本作について、公式ログラインには「ジョンベネ・ラムジー殺害事件における謎めいた死と、それを取り巻くマスコミの狂乱ぶりについて詳述する。この事件は全米を虜にし、私たちに答えよりも疑問を多く残した」と記載されている。(賀来比呂美)
2024年03月08日フランスの大スター、レア・セドゥがUK版「ハーパーズ バザー」誌に登場。俳優としてヨーロッパとハリウッドで活動しているレアだが、「やりやすいのはヨーロッパ」と語った。「アメリカのこの業界は、女性に厳しいと思う。女性が歳を重ねていくことが難しい。私は望まれなくなるとか、契約を失うことを恐れたくない。アメリカは合理的。お金を稼ぐとなると、自由を失うことになる。全要件を満たすことを求められたりするのにも抵抗がある。女性で、映画俳優でいるには、ヨーロッパの方がやりやすい」と率直に話したレア。「アメリカでは順応が必要だ。私はそのようなシステムに自分を合わせたくない。システムを私に合わせさせたい」と力強い意見を述べた。レアは2006年に母国フランスでデビューし、2009年の『イングロリアス・バスターズ』でハリウッドに進出。その後、『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』や『007』シリーズ、最近では『デューン 砂の惑星PART2』などの大作にコンスタントに出演しつつ、『アデル、ブルーは熱い色』『たかが世界の終わり』などフランス語映画にも出演している。レアのコメントに、映画ファンは「完全同意」「勇敢なコメント」「ハリウッドには確かにエイジズムが存在する」「彼女を尊敬する。本当にかっこいい人」と同意の声を寄せている。(賀来比呂美)
2024年03月07日ティモシー・シャラメが、『デューン 砂の惑星PART2』で共演したオースティン・バトラーと再共演を熱望しているようだ。「NME」とのインタビューで語った。ジェームズ・マンゴールド監督がメガホンを取る『A Complete Unknown(原題)』で、ボブ・ディランを演じることが決定しているティモシー。オースティンは2022年、同作と同じ「音楽家の伝記映画」である『エルヴィス』でエルヴィス・プレスリーを演じて高い評価を受けたこともあり、「オースティンからノンストップでアドバイスをもらっているんだ」と話す。「一緒にミュージカル・シネマティック・ユニバースみたいなものを作り上げられたらいいなと思っている」と、オースティンに対して『A Complete Unknown』にエルヴィス役でカメオ出演して欲しいとラブコールを送った。「ジョニー・キャッシュの伝記映画(『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』)に、エルヴィスのキャラクターが登場した例もあるし」と、この案は決して非現実的な話ではないと強調もしている。奇しくも、『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』もマンゴールド監督作。ティモシーの希望が実現することは十分にありえそうだ。一緒にインタビューを受けていたオースティンも「毎日撮影現場でマジックが起こるのを見たい」と乗り気。映画ファンは「エルヴィスはボブの曲をカバーしたことがあるし、ボブもそれを気に入っていた。だからティモシーの案はすごくいいと思う」「オースティンのエルヴィスをまた見られるかもしれないの?うれしい」などのコメントを寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:エルヴィス 2022年7月1日より全国にて公開© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reservedデューン 砂の惑星PART2 2024年3月20日より全国にて公開© 2023 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2024年03月07日ジェームズ・ガン監督の『Superman(原題)』でレックス・ルーサーを演じるニコラス・ホルトが、Podcast「Inside of You」に出演。ホストのマイケル・ローゼンバウムと同役について語り合った。マイケルは、「スーパーマン」を原作として制作されたドラマ「ヤング・スーパーマン」でレックス・ルーサーを演じたニコラスの“先輩”でもある。ニコラスは「最初に見たレックスといえば、あなたなんですよ。私は『ヤング・スーパーマン』を観て育ったんです。11歳か12歳の頃だったかな」とふり返った。過去にレックス役を演じた俳優にはジーン・ハックマン、ケヴィン・スペイシーらがいるが、ニコラスにとってのレックスは「あなたこそがベスト!」だといい、マイケルを絶賛した。ニコラスのコメントを受け、ファンも「マイケルのレックス・ルーサーはみんなが大好き」「ニコラスのコメントを読んでニコラスを好きになった」「このように言ってくれるのなら、彼も素晴らしいレックスを演じてくれるだろう」と期待を高めたようだ。Podcastに出演したのは『Superman』の撮影開始前で、まだいつも通りのヘアスタイルだったニコラス。原作ではレックスは坊主頭のため、「髪を剃るつもりです。息子たちにやってもらうかと思っていて。バリカンを渡してね」と役作りでスキンヘッドにする意欲も見せた。実際に、ガン監督が2月23日にインスタグラムに投稿したキャストの集合写真には、スキンヘッドになったニコラスの姿が写っている。ニコラスはヘアスタイルだけでなく、肉体改造にも取り組んでいることを明かした。「ワークアウトをしています。『All-Star Superman』というコミックで、彼は自分の筋肉は本物だとか鍛えているとか、そういうことを語っているんです。その言葉を励みに、私も頑張っています」と語っている。(賀来比呂美)
2024年03月06日コリン・ファレルが主演するApple TV+の探偵ドラマ「シュガー」の予告編が公開された。コリンはジョン・シュガーというアメリカの私立探偵を演じている。行方不明者の捜索を得意とするシュガーは、ハリウッドの伝説的なプロデューサー、ジョナサン・シーゲルから最愛の孫娘オリヴィアを捜してほしいとの依頼を受ける。シュガーはオリヴィアになにが起きたのかを突き止めようとするが、同時にシュガー家の秘密も掘り起こしてしまうことに。その秘密には最近のものもあれば、長い間埋もれていたものもあって…。さらに、シュガー自身もなにか秘密を抱えているという描写があり、興味を引く。予告編に対するファンの感想は「コリン・ファレルはこの時代の偉大な俳優の一人。彼にとても似合う役のように見える」「これはすごくおもしろそう」「コリン・ファレルは決してがっかりさせるようなことはしない。『シュガー』でコリンを見るのが本当に楽しみだ」と好評。予告編の最後では、車を走らせるシュガーの隣にバディとみられる犬が座っており、「予告編、最高だよ。コリン・ファレルの隣に犬がいるのを見て、さらにうれしくなったんだ」という声も。「シュガー」は4月5日よりApple TV+で配信開始。(賀来比呂美)
2024年03月06日映画芸術科学アカデミーが3月10日に開催を控える第96回アカデミー賞授賞式のプレゼンター第三弾を発表した。エミリー・ブラント、シンシア・エリヴォ、アメリカ・フェレ―ラ、サリー・フィールド、ライアン・ゴズリング、アリアナ・グランデ、ベン・キングズレー、メリッサ・マッカーシー、イッサ・レイ、ティム・ロビンス、スティーヴン・スピルバーグ、メアリー・スティーンバージェン、アニャ・テイラー=ジョイ、シャーリーズ・セロン、クリストフ・ヴァルツ、フォレスト・ウィテカーの16名。これでプレゼンターは全41名となった。今回の発表で、ファンが特に喜んでいるのはアリアナの名前があったことだ。「アリアナがオスカーにやってくる!」「唯一無二のアリアナ・グランデ!」とXには興奮した様子のポストが多数寄せられている。11月に全米公開となる『Wicked(原題)』でアリアナとW主演するシンシアがプレゼンターを務めることにも「うれしい」との声が上がっている。また、これまでの発表で、「どうかプレゼンターに」とファンからリクエストが多かったライアンが選ばれたことにも満足気だ。ライアンは『バービー』のケン役で助演男優賞にノミネートされており、歌曲賞の候補となっている『バービー』の挿入歌「I’m Just Ken」を歌うことも決まっている。さらにプレゼンターも務めることになり、ライアンの活躍ぶりが目立つ授賞式になりそうだ。(賀来比呂美)
2024年03月06日ステラ・マッカートニーがパリ・ファッションウィークで「Winter 2024 ランウェイショー」を開催した。今期のコレクションのコンセプトは「A Message from Mother Earth(直訳:母なる地球からのメッセージ」。ショーはインスタグラムやステラのHPでライブ配信された。エコフレンドリーなデザイナーとして知られるステラのショーは、「母なる地球を守ろう」と呼び掛ける映像からスタート。ヘレン・ミレンとオリヴィア・コールマンがナレーションを務めた。会場にはステラの父ポール・マッカートニー&妻ナンシー・シェベル、リンゴ・スター&妻バーバラ・バックらが応援に駆け付けた。ポールとリンゴは仲良く肩を並べてフロントロウからステラにエールを送った。ランウェイモデルの中には、ケイト・モスの娘ライラ・モスの姿が。ステラはライラを起用したことに「私はライラが誕生した日に会いました。だから、彼女がランウェイを歩く姿を見るのはとてもうれしいし、母性的な気持ちになります」と「The Guardian」紙に語った。ショー終了後にモデルたちに囲まれた動画をインスタに投稿したステラは、「こんなにもパワフルなステラ・ガールズとステラ・ボーイズや新しい友だち、生涯の友に囲まれてとても光栄です」とコメント。マーク・ジェイコブスやファンがショーの成功を祝福した。(賀来比呂美)
2024年03月05日「ストレンジャー・シングス 未知の世界」のショーランナーであるダファー兄弟のロス・ダファーが、同ドラマの撮影現場より新たなオフショットをインスタグラムに投稿した。昨年、ハリウッドで行われた大規模なストライキの影響などで、撮影が延期になっていた同ドラマ。今年1月10日からついに最終章(シーズン5)の撮影が始まったのだが、ロスはたびたび撮影現場で撮った画像を掲載し、ファンを喜ばせている。【以下、シーズン4のネタバレあり】今回の画像は、マックス役のセイディー・シンクがベッドに横たわり、その脇で寄り添うルーカス役のケイレブ・マクラフリンのツーショットがメイン。キャプションには「参考までに。これはセイディの写真であって、マックスの写真ではありません。マックスは昏睡状態だからね」とロスからの注意書きがある。マックスはシーズン4の終盤で昏睡状態に陥ってしまったが、写真のセイディは笑顔だ。2枚目はマックスらしき人物の手を握るルーカスらしき人物の手、3枚目にはマックスが愛して止まないケイト・ブッシュのカセットテープが写っている。ファンは「どうかマックスが目を覚ましますように」「ロス、セイディを死なせないで」などの感想を寄せている。また、シーズン5の撮影開始から現在まで約2か月が経ったが、まだウィノナ・ライダー(ジョイス役)とデヴィッド・ハーバー(ホッパー役)の写真が掲載されていないとして、2人の写真をリクエストするファンも多くみられる。(賀来比呂美)
2024年03月05日『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』でゴールデングローブ賞主演女優賞など今年数々の賞を獲得し、アカデミー賞の主演女優賞も受賞が期待されているリリー・グラッドストーン。彼女の現在の夢は、演技のスキルを生かして「サタデー・ナイト・ライブ(SNL)」のホストを務めることだという。「People」誌に語った。「それは“私自身”がずっと抱いてきた夢なんです」と自身を強調するその理由は?リリーによると、俳優を目指すと幼い頃から両親や周りの人に「きっといつかオスカーを獲れるよ」と励まされるものだという。しかし、そう言われ続けたことでそれは夢というよりも「決まり文句になってしまった」そうだ。実際にまもなく開催のアカデミー賞で主演女優賞にノミネートされ、有力候補と言われているいまこの瞬間、「ずっと夢に思っていたのはSNLのホスト」だと改めて実感したようだ。リリーの願いを聞いたファンは、「SNLのみなさん、どうかリリーをホストに!」「早く彼女にオファーの電話をして」「リリーの夢を叶えてあげて」「NBC、リリーの言っていること、ちゃんと聞きましたか?」と「SNL」の放送局のNBCにメッセージを送っている。(賀来比呂美)■関連作品:キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン 2023年10月20日より世界同時劇場公開画像提供 Apple TV+
2024年03月04日Netflixが、シーズン1(全8話)の配信開始からわずか2か月でドラマ「ブラザーズ・サン」の打ち切りを決めたことが分かった。同ドラマのストーリーは、台北の犯罪組織に所属するチャールズ(ジャスティン・チエン)が、謎の暗殺者によって家族が狙われたことをきっかけにロサンゼルスへと赴き、そこに住む母(ミシェル・ヨー)と弟(サム・ソン・リー)を守ろうとするというもの。ジャスティンは、ドラマがキャンセルされたことについてインスタグラムで心境を綴った。「このニュースを受け入れるには時間がかかりそうです」と悲しげな様子が伝わってくるが、「ドラマを愛し、支持してくれた人たちに心から感謝します」とファンに感謝。続けて激務に追われながらも精を出して一緒に作品を作り上げた製作陣の名前をひとりひとり丁寧に挙げて労い、キャストのミシェルとサムには「TBS(ザ・ブラザーズ・サン)ファミリー、フォーエバー」と親しみを込めたメッセージを送った。Netflixには「夢のような役をくれてありがとう」とも。ファンはキャンセルの知らせにショックを受けており、「なぜ?どうして?ここ最近観たドラマの中で最高傑作の1本だったのに!」「Netflixはなぜかみんなが“本当に好きな”ドラマを更新してくれない」「Netflix、どうか考え直して」「キャンセルに抗議する署名サイトはどこ?サインしにいきます」などの悲痛の声が寄せられている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年03月04日映画芸術科学アカデミーが3月10日に開催を控える第96回アカデミー賞授賞式のプレゼンター第二弾を発表した。バッド・バニー、クリス・ヘムズワース、ドウェイン・ジョンソン、マイケル・キートン、レジーナ・キング、ジェニファー・ローレンス、ケイト・マッキノン、リタ・モレノ、ジョン・ムレイニー、キャサリン・オハラ、オクタヴィア・スペンサー、ラミー・ユセフの12名。ゼンデイヤ、ミシェル・ヨーら第一弾の13名とあわせて25名になった。映画ファンは「素晴らしいリスト!できれば2025年の司会はジョン・ムレイニーが務めてくれるとうれしいな」「クリス・ヘムズワースを呼ぶならトム・ヒドルストンも。あのゴールデンコンビを見たい」といった感想を寄せている。ジョンは、今年1月に映画芸術科学アカデミーが開催したガバナーズ賞授賞式で司会を務め、高い評価を得た。ファンから「ぜひ次のオスカーの司会に!」と推されている実力派コメディアン&ホストだ。今年のアカデミー賞で司会を務めるのは今回が4度目となるジミー・キンメル。アカデミー会員による最終投票は2月27日に締め切られ、あとは結果発表を待つのみ。最多13ノミネートは『オッペンハイマー』。『哀れなるものたち』が11ノミネート、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』が10ノミネートと続いている。(賀来比呂美)
2024年03月01日『キック・アス』のマシュー・ヴォーン監督が、最新作『The Stuntman(原題)』の製作に入っていることが分かった。ヴォーン監督によると、本作は新しい『キック・アス』三部作の2本目で、スタントマンになった兄弟の物語を描くという。ヴォーン監督は先月まで、本作について『Vram』という仮題で呼んでいた。「Variety」誌は本作の公開について、今年のトロント国際映画祭あるいは2025年のサンダンス映画祭での上映を目指していると報じている。新しい『キック・アス』三部作の1本目は『School Fight(原題)』のタイトルで進められ、数年前に撮影が完了している。しかし、2022年のロンドン・アクション映画祭でティザー映像が流されて以来、いまだ公開される気配はない。1本目、2本目共にヴォーン監督が製作、トランポリン選手として世界で優秀な成績を収め、映画監督に転身したダミアン・ウォルターズが監督を務めている。3本目については、リブート版『キック・アス』となり、これら3本の物語には全て繋がりがあるという。映画ファンは新『キック・アス』の「三部作」が製作中と聞いて大いに喜んでいるものの、1本目が何年も前に撮影が完了していながら公開されていないこと、それにもかかわらず2本目の製作に入っていることなどに対して、混乱している様子。「『School Fight』はいつ公開してくれるの?」「まずは映画祭で『The Stuntman』を上映して反応を見るのかな?」「『キック・アス』つながりの作品なら何でも観たいから、とにかく公開して!」といった声を上げている。(賀来比呂美)■関連作品:キック・アス 2010年12月18日よりシネセゾン渋谷ほか全国順次公開© KA Films LP. All Rights Reserved.
2024年03月01日2014年の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』から約10年間ドラックス役を演じてきたデイヴ・バウティスタ。昨年2月に出演したトーク番組「ザ・トゥナイト・ショー・スターリング・ジミー・ファロン」で、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』で同役を卒業することを宣言した。それから1年が経ち、再びドラックス役卒業に関して「Gizmodo」に語った。「あの時、もうおしまいと言いましたし、ドラックスとしての旅は確かに終わりました」と卒業を再主張するデイヴ。しかし、マーベルとの関わりがまったく途切れたというわけではなく、マーベルの社長ケヴィン・ファイギや、MCU映画のプロデューサーのルー・デスポジートと最近会ったことを明かしている。「私が役を求めていることを伝えました。あのユニバースが大好きで。スーパーヒーロー・ユニバースが。本当にファンなんです。だから、マーベルでもDCコミックスでも、お呼びがかかれば電話に出ます。納得のいく役なら興味津々でしょうね」と今後もスーパーヒーローに出演する意欲を示した。デイヴがやってみたいのは「より大きく、今までとは異なった、深みのある役」だそうで、スーパーヒーロー映画で「不気味なヴィラン」を演じてみたいそうだ。そんなデイヴのリクエストに応え、ファンはデイヴが演じるべき役としてDCコミックスの「バットマン」に登場するヒューゴ・ストレンジを推している。(賀来比呂美)■関連作品:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 2014年9月13日より全国にて公開© 2014 Marvel. All Rights Reserved.ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー: VOLUME 3 2023年5月3日より全国にて公開© Marvel Studios 2023
2024年02月29日3月10日に開催される第96回アカデミー賞授賞式にて、パフォーマンスを行うミュージシャンたちが明らかになった。主催者の映画芸術科学アカデミーが発表した。ビリー・アイリッシュ&フィニアス・オコネル(『バービー』より「What Was I Made For?」)、ライアン・ゴズリング&マーク・ロンソン(『バービー』より「I’m Just Ken」)、ベッキーG(『Flamin’ Hot』より「The Fire Inside」)、ジョン・バティステ(『ジョン・バティステ:アメリカン・シンフォニー』より「It Never Went Away」)、スコット・ジョージ&ジ・オセージ・シンガーズ(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』より「Wahzhazhe(A Song For My People)」がそれぞれ生ライブを行う。これら5曲は歌曲賞にノミネートされている。映画ファンは特に『バービー』のビリーとライアンの出演を喜んでいる様子。ビリーについては「2回目のオスカー獲得となるか?楽しみ!」「受賞間違いなし!」と期待の声を寄せている。ビリーは2022年、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』の主題歌「ノー・タイム・トゥ・ダイ」で初めてアカデミー歌曲賞を受賞した。ライアンについては、発表前から「絶対に歌ってほしい!」とアカデミー賞での生ライブを熱望するファンが多かった。「シム・リウやキングズリー・ベン=アディルら他のケンも出演してくれたら本当にうれしい」「私の人生最高の日になる」「本当に実現するんだ!」と喜びの声を上げている。(賀来比呂美)
2024年02月29日『デューン 砂の惑星PART2』でゼンデイヤ(27)と共演したフローレンス・ピュー(28)が、「Digital Spy」とのインタビューで「ゼンデイヤとどうしてもまた共演したい!」とラブコールを送っている。『PART1』に引き続きチャニ役を演じているゼンデイヤと、『PART2』で新たに仲間入りし、皇女イルーラン役を演じているフローレンス。『PART2』で2人が実際に共演した時間は「そんなに長くはなかった」というが、フローレンスは「それは関係ない」と話す。「私たちは以前からお互いを尊敬し合っていた。時が満ちてついに出会えた。憧れの人、尊敬していてその働きぶりをみたいなという人と一緒に仕事をする。それはいつだって最高の経験だ」と語っている。共演は「ヘヴンリー(な経験)だった」と繰り返した。フローレンスによると、共演者の仕事ぶりの観察は撮影中だけではないという。俳優の仕事は、演技をすれば終わりというわけではなく、その後に行われる作品のプロモーション活動も重要だ。「一緒にプレスツアーをやると、さらにまたその人の仕事を見たくなる。また一緒に働けたらどんな感じかなと知りたくなる」と言い、ゼンデイヤとの再共演を切望。一緒にインタビューを受けていたゼンデイヤと「だれか!だれか私たちに脚本を書いて!」と共演作をオファーしてくれるように頼んだ。(賀来比呂美)■関連作品:デューン 砂の惑星PART2 2024年3月20日より全国にて公開© 2023 Legendary and Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2024年02月27日映画芸術科学アカデミーが3月10日に開催を控える第96回アカデミー賞授賞式のプレゼンター第一弾を発表した。マハーシャラ・アリ、ニコラス・ケイジ、ジェシカ・ラング、マシュー・マコノヒー、ルピタ・ニョンゴ、アル・パチーノ、ミシェル・ファイファー、サム・ロックウェル、ゼンデイヤに、昨年の受賞者たちであるブレンダン・フレイザー、ミシェル・ヨー、キー・ホイ・クァン、ジェイミー・リー・カーティスと名優ぞろい。ファンも興奮した様子で、「なんというメンバーだ。これは絶対に観なくては」「素晴らしいセレクション」「『スカーフェイス』コンビのアル・パチーノとミシェル・ファイファーが一緒にプレゼンターを務めたら胸アツ」「クイーン・ゼンデイヤ!!!」などの感想をXに寄せている。また、ライアン・ゴズリング、ニコール・キッドマン、レオナルド・ディカプリオなど、プレゼンターを務めてほしい人の名前も挙げている。第96回アカデミー賞の司会は昨年に続いてジミー・キンメルが務める。『オッペンハイマー』が最多13ノミネート、『哀れなるものたち』が11ノミネート、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』が10ノミネートを獲得。アカデミー会員による最終投票は2月22日から行われており、27日に締め切られる。(賀来比呂美)
2024年02月27日岸本斉史氏による大人気漫画「NARUTO -ナルト-」が、いよいよハリウッドで実写映画化される。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』のデスティン・ダニエル・クレットン監督がメガホンを取ることになったという。「The Hollywood Reporter」が報じた。クレットン監督は脚本も担当し、ジェレミー・ラッチャム(『ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り』)、製作会社「Hisako」のジェユン・マンフォード、「Arad Productions」のアリ・アラッド(『ゴースト・イン・ザ・シェル』)、エミー・ユー(『Borderlands』)と共にプロデューサーも務める。映画製作・配給会社の「ライオンズゲート」は2015年から「NARUTO」の実写映画化に取り組んでいたが、ここ数年その動きは報じられていなかった。9年を経てクレットンが監督に就任し、いよいよ本格始動が予想される。原作者の岸本氏は「デスティンが作品に参加すると聞いたのは、偶然にも彼の大ヒットアクションを観た直後でした。彼なら『NARUTO』の監督にぴったりじゃないかと思いました」とコメント。また、ほかのクレットン監督作も観て、「しっかりとしたヒューマンドラマを描くのが得意で、『NARUTO』の監督には彼以外考えられないと確信しました」とのこと。すでにクレットン監督は東京を訪れ、岸本氏に対面した。岸本氏は「私の意見を受け入れてくれるオープンマインドな監督で、製作過程において一緒に協力できると強く感じました」とクレットン監督に太鼓判を押した。(賀来比呂美)■関連作品:シャン・チー/テン・リングスの伝説 2021年9月3日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2024年02月26日2月24日(現地時間)、全米映画俳優組合賞(SAG賞)授賞式がロサンゼルスのシュライン・オーディトリウムで開催された。映画部門では、『オッペンハイマー』が最高賞の作品賞の位置付けにあるキャスト賞を含む3部門を受賞。すでに英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞などの賞でも作品賞を受賞しており、3月のアカデミー賞受賞に弾みをつけた。© Universal Pictures. All Rights Reserved.テレビ部門では、コメディ部門を「一流シェフのファミリーレストラン」が独占。リミテッドシリーズは今年の賞レースで作品もキャストの演技も高く評価されている「BEEF/ビーフ」の主演コンビが受賞した。【映画部門】■キャスト賞『オッペンハイマー』■主演女優賞リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』■主演男優賞キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』■助演女優賞ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『ホールドオーバーズ(仮題)』■助演男優賞ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』■スタント・アンサンブル賞『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』【テレビ部門】■ドラマシリーズ作品賞「メディア王 ~華麗なる一族~」(別タイトル:サクセッション、キング・オブ・メディア)■ドラマシリーズ女優賞エリザベス・デビッキ「ザ・クラウン」■ドラマシリーズ男優賞ペドロ・パスカル「THE LAST OF US」■コメディシリーズ作品賞「一流シェフのファミリーレストラン」■コメディシリーズ女優賞アヨ・エデビリ「一流シェフのファミリーレストラン」■コメディシリーズ男優賞ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」■テレビ映画・リミテッドシリーズ女優賞アリ・ウォン「BEEF/ビーフ」■テレビ映画・リミテッドシリーズ男優賞スティーヴン・ユァン「BEEF/ビーフ」■スタント・アンサンブル賞(コメディ&ドラマシリーズ)「THE LAST OF US」■生涯功労賞バーブラ・ストライサンド(賀来比呂美)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年02月26日