海外TVシリーズ「ゴシップガール(2021)<シーズン1>」のダウンロード販売とデジタルレンタルが、6月1日(水)より開始されることが決定した。人気インスタグラマーのジュリアンを中心とした7人グループが、コンスタンス・ビラード学園のヒエラルキートップに君臨していた。新学期、奨学金を得て転校してきたゾヤをパーティーに招待し、仲間の困惑を無視して仲間に招き入れようとするジュリアン。そこに突如、開設された謎のInstagramアカウント「ゴシップガール」が、彼らの隠された秘密を次々と投稿し始める――。全米で延べ1億人以上が視聴した、2007年から2012年まで全6シーズンにわたり放送された伝説のガールズドラマ「ゴシップガール」。約200か国で放送され、日本でも大ヒットした人気シリーズが、リブート版として登場。あれから10年後のN.Y.アッパー・イースト・サイドを舞台に、Z世代のアイコンたちが過激に繰り広げるドラマチックな愛憎劇となっている。また本作は、ジョシュ・シュワルツ、ステファニー・サヴェージらオリジナルシリーズの制作陣が再集結し、“ゴシップガール”クリスティン・ベルも続投したほか、「セックス・アンド・ザ・シティ」や「マンハッタンに恋をして~キャリーの日記~」、オリジナルシリーズでも衣装を手掛けたエリック・デイマンが引き続き、衣装デザインを担当している。日本語吹き替え版では、“ゴシップガール”のたかはし智秋ほか、田村睦心、逢田梨香子、前野智昭、早見沙織、戸松遥ら人気声優たちが担当している。「ゴシップガール(2021)<シーズン1>」は6月1日(水)よりダウンロード販売・デジタルレンタル配信開始(全12話)。(cinemacafe.net)
2022年05月20日Netflixの大ヒット作「アンブレラ・アカデミー」シーズン3の予告編が初公開された。アンブレラ・アカデミーのメンバー、ヴァーニャを演じていたエレン・ペイジが、トランスジェンダーを公表し、エリオット・ペイジとして俳優生活を再スタートさせた今シーズン。Netflixはエリオットをサポートする姿勢を示し、同ドラマの中でヴァーニャをヴィクターに変更することを発表していた。今年3月、短髪のヴィクターを演じるエリオットの場面写真が公開されたが、今回お披露目された予告編でもヴィクターが登場。その一方で長髪のヴァーニャらしき人物も登場しており、劇中でどのようにヴァーニャがヴィクターとして紹介されるようになるのか、楽しみにするファンの声が上がっている。「アンブレラ・アカデミー」シーズン3 Netflix © 2022予告編によると、「アンブレラ・アカデミー」のメンバーは、養父が「スパロー・アカデミー」を結成した別のタイムライン(時間軸)に行くことになる。そこでは亡くなったベンが生きていて、前の世界では死者が見えて霊のベンと一緒にいたクラウスが、思わず「ベンが見えるよな?」とメンバーに確認する。予告編の最後にはあの人(!?)も登場!ワクワクさせる展開に「待ったかいがあった!」「いますぐ観たい!」とファンが歓声を上げている。(Hiromi Kaku)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年05月20日2018年にNetflixにシーズン3で打ち切られた「デアデビル」のドラマが、Disney+で新たに製作される方向だという。製作総指揮&脚本を務めるのは、「コバート・アフェア」のマット・コーマン&クリス・オード。「The Hollywood Reporter」など複数メディアが報じた。チャーリー・コックスがタイトルロール/マット・マードックを演じて人気を集めた「デアデビル」。4年経った現在も、ファンは「デアデビルを演じるのは彼しかいない」とチャーリーに厚い信頼を寄せている。チャーリーが再びデアデビルを演じるかについては現在のところ不明だが、昨年、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』にマット・マードック役でカメオ出演し、マーベルに“復帰”したことから、再演の可能性は高いとみられている。なお、Netflixの「デアデビル」でヴィランのウィルソン・フィスク/キングピンを演じたヴィンセント・ドノフリオも、Disney+のマーベルドラマ「ホークアイ」で同役を再演しているので、新しい「デアデビル」にカムバックする可能性がありそうだ。Netflixでは2010年代後半にマーベルドラマ「デアデビル」「ジェシカ・ジョーンズ」「ルーク・ケイジ」「パニッシャー」「アイアン・フィスト」が作られたが、全シリーズが打ち切りとなった。(Hiromi Kaku)
2022年05月20日製作に携わった『プロミシング・ヤング・ウーマン』などが高い評価を受け、プロデューサーとしても名高い俳優のマーゴット・ロビーが、『オーシャンズ11』の前日譚映画を開発中だという。「The Hollywood Reporter」が報じた。『オーシャンズ11』はフランク・シナトラが主演した『オーシャンと十一人の仲間』(1960)のリメイクで、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、ジュリア・ロバーツらハリウッドの大物俳優たちが出演。2001年に公開され、大ヒットした。その後『オーシャンズ12』『オーシャンズ13』と続編が製作され、2018年にはサンドラ・ブロック、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイら女性がメインキャストとして活躍するスピンオフ映画『オーシャンズ8』が作られた。『オーシャンズ11』(C) APOLLOマーゴットの主演・製作が予定されている今作は『オーシャンズ8』の続編ではなく、『オーシャンズ11』の前日譚映画で、舞台は1960年代のヨーロッパになるとのこと。『スキャンダル』でマーゴットと組んだジェイ・ローチがメガホンを取る。現在企画中で、ワーナー・ブラザースからまだ製作のGOサインは出ていないというが、正式に決まれば2023年春に製作を開始するそうだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:オーシャンズ8 2018年8月10日より全国にて公開© 2018 WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC., VILLAGE ROADSHOW FILMS NORTH AMERICA INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLCオーシャンズ11 2002年2月2日より公開
2022年05月20日海外TVシリーズ『ゴシップガール(2021)<シーズン1>』のダウンロード販売とデジタルレンタルが6月1日(水)より開始される。2007年から2012年まで全6シーズンにわたり放送され、アメリカ国民の約3人に1人、全米で1億人以上が視聴したとされる伝説のガールズドラマ『ゴシップガール』。約200カ国で放送され、日本でも2013年の「TSUTAYA年間ランキング」第1位を記録した人気シリーズが、リブート版で帰ってくる。ジョシュ・シュワルツ、ステファニー・サヴェージらオリジナルシリーズの製作陣が再集結。さらに“ゴシップガール”として声で出演していたクリスティン・ベルも続投だ。そして『セックス・アンド・ザ・シティ」や『マンハッタンに恋をして~キャリーの日記~』でも知られ、オリジナルシリーズでも衣装を手掛けた、エリック・デイマンが引き続き、衣装デザインを担当している。舞台はあれから10年後のニューヨーク、アッパー・イースト・サイド。人気インスタグラマーのジュリアンを中心とした7人グループがコンスタンス・ビラード学園のヒエラルキートップに君臨していた。新学期、奨学金を得て転校してきたゾヤをパーティーに招待し、仲間の困惑を無視して仲間に招き入れようとするジュリアン。そこに突如開設された謎のInstagramアカウント「ゴシップガール」が、彼らの隠された秘密を次々と投稿し始める。エリート学生たちのスキャンダラスな私生活が暴露され、次第に愛憎劇へと発展。Z世代のアイコンたちが過激に繰り広げるドラマティックな人間模様から目が離せない。放送後はHBO MaxオリジナルTVシリーズにおいて最高視聴者数(※2021年7月初週末時点)、全米では第1話のエピソード配信後からTwitterのトレンド1位を記録している。さらに関連動画がTikTokで150億回再生されるなど、SNSでも話題の本作。ぜひこの機会にそれぞれの場所で楽しんでほしい。■リリース情報『ゴシップガール(2021)<シーズン1>』6月1日(水)ダウンロード販売・デジタルレンタル配信開始(全12話)
2022年05月20日グレタ・ガーウィグがメガホンを取る実写版『バービー』のキャストに、デュア・リパが加わった。「The Sun」紙が報じた。今年公開予定の『Argylle』(原題)で俳優デビューを果たすデュア。同作での演技はハリウッドですでに高い評価を受けているといい、2本目の出演作もマーゴット・ロビー、ライアン・ゴズリング、ウィル・フェレルといった大物たちが集結する『バービー』に決まった。同紙によると、『レディ・バード』『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』でガーウィグ監督とタッグを組んだシアーシャ・ローナンも出演するという。さらに、「ニューヨーク・タイムズ」の記者カイル・ブキャナンが『バービー』のユニークな内容をツイッターで発信。「カンヌ国際映画祭で、『バービー』のおもしろいうわさを聞きました。その1つは、ケン役はライアン・ゴズリングだけじゃないということです。シム・リウとンクーティ・ガトワもケンを演じるのだそうです。同様に、バービー役はマーゴット・ロビーだけではなく、イッサ・レイとハリ・ネフも別のバービーを演じるんだそう」。映画ファンのツイッターでの反応は「『バービー/マルチバース・オブ・マッドネス』じゃないか!」「最高におもしろそう」「ちょっと笑っちゃった」「情報が多すぎてもう…明日公開してくれ!」など、期待が一層高まったようだ。(Hiromi Kaku)
2022年05月19日2021年5月に「The One and Only Sparkella」(原題)で絵本作家デビューを果たしたチャニング・テイタムが、同書を実写映画化(タイトル未定)することがわかった。物語をチャニング、イラストをキム・バーンズが担当した同書。「ニューヨーク・タイムズ」のベストセラーリストで1位を獲得した人気作で、三部作となることが決定している。2冊目は今月31日に発売予定だ。1冊目の発売時と同様、チャニングは自らSNSで2冊目の発売日を告知。実写映画化についても報告した。1冊目のときは「マジカルな世界」を体現し、ユニコーンやハローキティのぬいぐるみに囲まれて羽やキュートなアイマスクを身につけて宣伝したが、今回はさらに上を行く「チュチュ」姿を披露している。「Variety」誌によると、映画の脚本は『モアナ』『シュガー・ラッシュ:オンライン』の脚本家の一人パメラ・リボンが担当するという。絵本は、実生活でシングルファーザーであるチャニングが、娘のエヴァリーちゃんとの関係にインスピレーションを受けて、また、娘にどのように接していけばいいかと模索しながら書き上げた父と娘の物語。父役をチャニングが演じるが、娘役はまだ発表されていない。絵本にはダンスシーンがあるそうなので、映画でもチャニングが得意のダンスを見せてくれるかもしれない。(Hiromi Kaku)
2022年05月19日今年2月、Disney+で『スター・ウォーズ』ドラマを手掛けるようだといううわさが立ったジョン・ワッツ監督(『スパイダーマン』シリーズ)。先日、「Vanity Fair」誌によってそれが事実であることが確認された。ワッツ監督といえば、先月、新『ファンタスティック・フォー』から「スーパーヒーロー映画の製作から距離を置きたい」という理由で降板したことが報じられていた。ワッツ監督が手掛ける『スター・ウォーズ』ドラマの舞台は、「マンダロリアン」と同じく帝国崩壊後の『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』後の復興期だというが、詳しい内容については明らかになっていない。ワッツ監督は、『スパイダーマン:ホームカミング』で脚本を共に執筆したクリストファー・フォードとクリエイター&総指揮を務めるという。キャスティングは、11歳から12歳の子役4人を現在募集中。ルーカスフィルムの内部では、今作について「80年代のアンブリン(・エンターテインメント)の青春冒険モノの銀河版」と表現されているそうだ。(「80年代のアンブリンの青春冒険モノ」に相当する作品は、『E.T』や『グーニーズ』などを指すと思われる)。(Hiromi Kaku)
2022年05月18日「ゲーム・オブ・スローンズ」のキット・ハリントンが、「フランケンシュタイン」の著者メアリー・シェリーの伝記映画『Mary’s Monster』(原題)に出演することがわかった。「Variety」誌が報じた。『Mary’s Monster』は、メアリーが「フランケンシュタイン」を完成させる過程を描く映画。「自身の潜在意識の闇を言葉に表すことを恐れていたメアリー・シェリー。彼女は“内なるモンスター”との危険な戦いを繰り広げ、独創性に富んだSF小説『フランケンシュタイン』の執筆に取り組んだのです」というプロットが発表されている。メアリー役を演じるのは、クララ・ルガアード(『アイ・アム・マザー』)で、キットはモンスター役を演じるという。キットは「『Mary’s Monster』の脚本はとても独創的かつ魅力的です。私は“モンスター”の独特な部分を表現するというアイディアを楽しみにしています」と語っている。メアリーの夫パーシー役にフェルディア・ウォルシュ=ピーロ(『コーダ あいのうた』)、メアリー&パーシー夫妻の友人バイロン卿にセバスチャン・デ・ソウザ(「ふつうの人々」)も決定。監督はファーレン・ブラックバーン(「デアデビル」)が務め、脚本はデボラ・バクストロム(「Living with Frankenstein」)とスティーヴン・ハレット(「イーストエンダーズ」)が共同で手掛ける。同作の製作は、今夏イギリスで開始するという。(Hiromi Kaku)■関連作品:ゲーム・オブ・スローンズ[海外TVドラマ]© 2012 Home Box Office, Inc. All rights reserved. HBO® and all related programs are the property of Home Box Office, Inc.
2022年05月18日グレタ・ガーウィグ監督作の実写版『バービー』に出演するシム・リウ(『シャン・チー/テン・リングスの伝説』)が、同作に参加した経緯を「GQ」誌に語った。シムによると、彼のエージェントがガーウィグ&ノア・バームバックが手がけた『バービー』の脚本をシムに猛プッシュしてきたという。「彼は文字通りこんな風に言いました。『もし私のキャリアを一本の脚本に賭けるとしたら、『バービー』の脚本です。絶対に出演するべきだと思います』と」。エージェントの熱意に押され、シムは自己紹介映像をガーウィグ監督に送った。するとガーウィグ監督に会うことになり、ダンスの話で盛り上がったという。おそらく、自己紹介映像にはシムのダンスシーンもあったのだろう。ガーウィグ監督は「男性がダンスをしているのを見るのが大好き。普通の男性にはあまり見られない芸術的な表現だから」と話したため、シムはかつてヒッポホップの競技チームに所属していたことをアピール。「彼女は声を上げて笑い、キャーキャー言っていました。それで、私は役をもらったんです」。現在撮影中の『バービー』について、シムは「ワイルド」で「とんでもなくユニーク」と表現。同作はミュージカル映画ではないものの、ダンスのリハーサルを重ねてきたと語っていることからダンスシーンはありそうだ。シムは、ガーウィグ監督との撮影については「シーンがうまくいっていると、『ハハハハ!』という笑い声が聞こえてくるんです。最高の気分ですよ」と楽しそうな雰囲気を明らかにした。(Hiromi Kaku)
2022年05月17日昨年のヴェネチア国際映画祭で、メガホンを取った『Happening』(英題)が金獅子賞に輝いたオドレイ・ディワン監督。待望の新作は、エマニュエル・アルサン著「エマニエル夫人」を原作とした『Emmanuelle』(原題)に決定したという。「The Hollywood Reporter」誌が報じた。フランス人のディワン監督にとって、初めての英語作品になる。タイトルロールを演じるのは、レア・セドゥ(『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』)。脚本はディワン監督とレベッカ・ズロトヴスキ(『美しき棘』)が共同で手掛ける。監督の顔も持つズロトヴスキは、監督作『美しき棘』『グランド・セントラル』で主演にレアを起用し、両作品とも高い評価を得た。「エマニエル夫人」といえば、1974年にシルヴィア・クリステル主演で映画化された『エマニエル夫人』が有名だ。外交官の夫の赴任地バンコクに降り立った若妻エマニエルが、平穏で退屈な生活から開放的な性の世界へ足を踏み入れるという官能ドラマ。世界中でヒットを記録し、『続エマニエル夫人』『さよならエマニエル夫人』とシリーズ化された。公開から半世紀近く経ついまも、映画ファンには「エマニエル夫人=シルヴィア・クリステル」というイメージが強く残っているようで、ツイッターには「レアがそのイメージを覆すのが楽しみ!」「パーフェクトなキャスティング」とレアへの期待の声が寄せられている。(Hiromi Kaku)
2022年05月17日今月初めアメリカで、女性が中絶する権利を認めた「ロー対ウェイド事件」の判決を覆すことを示唆する最高裁判所の草案が流出した。これを受け、女性の性と生殖に関する健康サービスを提供する非営利団体「プランド・ペアレントフッド」が、13日の「ニューヨーク・タイムズ」紙に最高裁判所の草案を批判する広告を掲載。「最高裁判所は、憲法で認められた中絶の権利を奪おうとしています。私たちが自分の将来を計画したり、身体の管理をするためには、中絶を含む性と生殖に関する医療が使えるかどうかにかかっています。私たちはアーティスト、クリエイター、ストーリーテラーです。私たちは自分の力を自覚し受け入れる新しい世代です。いま、その力が奪われているのです。私たちは後戻りしません。そして、一歩も引きません」と中絶の権利を擁護した。紙面の1ページをすべて使った広告には、「プランド・ペアレントフッド」の主張に賛同署名したアリアナ・グランデ、アリアナ・デボーズ、ビリー・アイリッシュ、マイリー&ノア・サイラス、セレーナ・ゴメス、デミ・ロヴァート、カミラ・カベロら160人のアーティストや俳優の名前がずらり。女性だけでなく、フィニアス、ディラン・オブライエン、ショーン・メンデスら男性も名を連ねている。(Hiromi Kaku)
2022年05月16日ミシェル・ヨーが主演した、A24の『Everything Everywhere All at Once』(原題)について、当初主人公を演じる俳優の候補には自分ではなく、ジャッキー・チェンの名前が挙がっていたことを明らかにした。ミシェルが「ガーディアン」紙に語ったところによると、監督と脚本を担当したダニエル・クワン&ダニエル・シャイナートはミシェルにアプローチする前に、ジャッキーに会いに中国を訪れていた。しかし、ジャッキーは都合がつかず断られたため、2人は主人公をミシェルに変更して脚本を書き直したそうだ。その結果、予告編からキレキレのアクションを炸裂させるミシェルが「かっこよすぎる」「こんな映画を待っていた!」と好評で、3月25日に全米公開となると大ヒットを記録。すると、ジャッキーから「ワオ。あなたの映画が素晴らしいって評判を聞いてるよ。あの2人が僕に会いに中国まで来たって知ってた?」というメールがミシェルに届いたのだとか。ジャッキーとミシェルは古くからの友人で、ミシェルは「知ってます。あなたが失った役ですよ!」と返信したのだという。8月に還暦を迎えるミシェル。「男性は60代でも70代でもスーパーヒーローみたいな役ができるのに、なぜ女性はそういう機会が得られないのか」と語ったが、自身が見事にそれを覆し、映画を大ヒットに導いた。(Hiromi Kaku)
2022年05月16日ロブ・ライナー監督(『スタンド・バイ・ミー』)の『スパイナル・タップ』の続編が製作されることが明らかになった。「Variety」誌が伝えた。1984年のアメリカでの公開から38年も経つにもかかわらず、ライナー監督(75)とメインキャストのハリー・シーラー(78)、マイケル・マッキーン(74)、クリストファー・ゲスト(74)全員がそろってカムバックする。公開40周年を記念して2024年3月19日に封切り予定。今年のカンヌ国際映画祭で前作を「シネマ・ドゥ・ラ・プラージュ」で上映し、続編のセールスを行うとのこと。『スパイナル・タップ』は、ライナー監督の監督デビュー作で、脚本も担当したロック・モキュメンタリー。メインキャストの3人がイギリスの架空のヘヴィメタルバンド「スパイナル・タップ」のメンバーを演じた。ライナー監督は、劇中で同バンドのツアーに密着してドキュメンタリーを撮る映画監督マーティ・ディ・ベルギーとして出演もした。続編でも同役を再演する。同誌によると、続編はマーティン・スコセッシ監督が手がけ、「ザ・バンド」の解散ツアーを収めたドキュメンタリー『ラスト・ワルツ』のようなスタイルになるという。本物のミュージシャンたちも出演するといい、今後その名前が明かされる。(Hiromi Kaku)
2022年05月13日クリストファー・ウォーケンが、『DUNE/デューン 砂の惑星』パート2のキャストに加わることが明らかになった。「Variety」誌が報じた。クリストファーが演じるのは、宇宙を支配する皇帝シャダム4世。1984年に製作されたデヴィッド・リンチ監督の『デューン/砂の惑星』では、故ホセ・ファーラーが演じた役だ。『DUNE/デューン 砂の惑星』パート2には、前作からティモシー・シャラメ、ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソンらメインキャストが続投する一方で、クリストファーのほか皇帝の娘イルーラン姫役にフローレンス・ピュー(『ミッドサマー』)、ハルコンネン伯爵の甥フェイド・ラウサ役にオースティン・バトラー(『エルヴィス』)という旬な俳優たちが新たに出演することが決まっている。「シャダム4世をだれが演じるか?」というファンの希望または予想では、マッツ・ミケルセン、マイケル・ファスベンダーなどの名前が挙がっていた。クリストファーは1978年の『ディア・ハンター』でアカデミー助演男優賞を受賞。2002年の『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』でも同賞の候補に挙がった演技派。『DUNE/デューン 砂の惑星』パート2は、2023年10月20日の公開を目指し、今夏ブダペストで撮影をスタートするという。(Hiromi Kaku)■関連作品:DUNE/デューン 砂の惑星 2021年10月15日より全国にて公開©2020 Legendary and Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved
2022年05月13日今年、『The Long Goodbye』でアカデミー短編映画賞を受賞したリズ・アーメッドとアニール・カリアが、現代版「ハムレット」で再びタッグを組むという。「Deadline」が報じた。『The Long Goodbye』では、2人は脚本を執筆し、リズは主演、カリアは監督も務めた。今回2人が挑むのは、シェークスピアの悲劇「ハムレット」。舞台は現代のロンドンで、リズはハムレットを演じる。監督はカリア、脚本はマイケル・レスリー(『マクベス』)。ほかのキャストには、オフィーリア役にモーフィッド・クラーク(『セイント・モード/狂信』)、レアティーズ役にジョー・アルウィン(『女王陛下のお気に入り』)が決定しているとのこと。リズとカリアは「私たちのハムレットは、裕福なイギリス系インド人の家庭のアウトサイダー」と語っており、「人種、メンタルヘルス、不平等を描く『ハムレット』で、物事を正すことは古い秩序に火を放つことなのかと問いかける」という。「多様なキャスト、現代のロンドンという舞台、それに私たちが長年取り組んできたジャンルのラップのエネルギーを古典に注ぎ込むことによって、より多くの人のためにこの不朽の物語を切り開いていきたい」と意気込んでいる。(Hiromi Kaku)
2022年05月12日ブレイク・ライヴリー&アナ・ケンドリックの主演作『シンプル・フェイバー』の続編が製作されることがわかった。製作・配給会社のライオンズゲートが「もう一つ、ささやかな頼み(シンプル・フェイバー)があります…」とツイッターで発表。「Deadline」によると、主演の2人と監督・製作のポール・フェイグ、脚本家のジェシカ・シャーザー、製作のジェシー・ヘンダーソンがカムバックするという。前作は、2017年に出版されたダーシー・ベルの同名小説を2018年に映画化。アナはシングルマザーでブロガーのステファニー、ブレイクはアパレル会社のPRディレクターのエミリーを演じた。ステファニーとエミリーは、お互いの子どもが同じ学校に通っている縁で親しくなる。誰にも言えない秘密を告白し合うほどの間柄に。しかし、ある日エミリーはアナに子どもを預けたまま失踪し…。興行収入9700万ドル(約126億円)と大ヒットした作品であり、続きありそうなエンディングだったため、ファンが続編の製作に期待を寄せていた。ツイッターで「あの映画は本当に最高だったからうれしい!」「クール。すごくスタイリッシュな映画」「やった!私たちの思いが通じたね」と喜びの声を上げている。ブレイク・ライヴリー、ポール・フェイグ、アナ・ケンドリック Photo by Jeff Spicer/Getty Images(Hiromi Kaku)■関連作品:シンプル・フェイバー 2019年3月8日よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国にて公開©2018 Lions Gate Entertainment Inc. All Rights Reserved.
2022年05月12日『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』のキャリー・フクナガ監督が、複数の女性から「不適切な性的誘惑」を告発された。きっかけは、女性が中絶する権利を認めた「ロー対ウェイド事件」の判決を覆すようなことを示唆する最高裁判所の草稿が、今月初めに流出したこと。この報道を受け、フクナガがインスタグラムのストーリーで「女性の権利を支持する」という姿勢を見せたのだ。これに過去の“被害者”たちが憤慨。声を上げたのだった。※以下には性暴力被害に関する記述がございます。ご注意ください。1人目は俳優でスケーターのラシェル・ヴィンバーグ(23、「ベティ/キッチン・スケーター」)。「この男の正体を暴くまであと少しだ。こいつは文字通り危険で最悪な人間。『私は女性を大切にします』とか言う。勝手に言ってろ。女のことなんてどうでもいいくせに」とフクナガを批判。2人はCMの仕事で出会った。フクナガは20歳以上の年の差を利用してラシェルが18歳になった直後から、恋愛関係になるよう圧力をかけたという。数年後に「完全に親密な関係」となり、ラシェルが21歳のときに彼から別れを告げられたとのこと。ラシェルはセラピーに通うようになり、PTSDとの診断を受けたと語っている。ラシェルに続いてフクナガによる被害を語ったのは、双子の俳優ハンナ&ケイリン・ローシュだ。ドラマシリーズ「マニアック」の現場で当時20歳のときにフクナガと出会った2人は、3年にわたってフクナガに追いかけられたという。2人の家まで押しかけてきたり、3人での性行為に誘ったり、「すべての当事者がOKなら近親相姦も受け入れられる」といった発言もしていたそうだ。(Hiromi Kaku)■関連作品:Bond 25(仮題) 2020年2月14日世界公開007/ノー・タイム・トゥ・ダイ 2021年10年1月より全国にて公開© Danjaq, LLC and Metro-Goldwyn-Mayer Studios Inc.All Rights Reserved.
2022年05月11日マーティン・フリーマンが、『ブラックパンサー』のエヴェレット・ロス役を再演している同作の続編『Black Panther: Wakanda Forever』について、「Collider」に語った。前作で主人公のブラックパンサーを演じたチャドウィック・ボーズマンが2020年に死去したことから、続編はチャドウィックの出演はかなわない。チャドウィック“不在”のまま撮影が進んだことに、マーティンは「不思議な感じだし、悲しい」と心境を明かした。「その一方で、作るべき映画を作っています。撮影現場にはたくさんの人がいて、一丸となって頑張っています。でも、根底には大きなすき間を感じるのも間違いないでしょう」と、チャドウィックがいないことで生じたギャップについても語っている。「この作品をきちんと完成させるために、汗と血を流すライアン・クーグラー監督と関係者に敬意を表します。楽しかったですよ」と困難に立ち向かったクーグラー監督らを労った。「彼が亡くなったとき、『そうか。じゃあ続編は作らないんだな』と思ったんです。でも、まだあの(『ブラックパンサー』の)世界と(ブラックパンサーではない)ほかの素晴らしいキャラクターが伝える物語があります。良い映画ができたと思いたいですね。ライアン・クーグラーのことは信頼しているんです」と続編に期待を寄せた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブラックパンサー 2018年3月1日より全国にて公開© Marvel Studios 2017 MARVEL-JAPAN.JP/blackpanther
2022年05月11日1987年に公開された『ダーティ・ダンシング』の続編が製作されることがわかった。舞台はオリジナル版の1960年代から、続編は1990年代になる模様。「Variety」誌が報じた。監督は『ロング・ショット 僕と彼女のありえない恋』のジョナサン・レヴィン。監督に起用される前に、すでにプロデューサーとして今作に関わっており、また、『ディア・ファミリー ~あなたを忘れない~』で監督・脚本家を務めたエリザベス・チョムコと脚本も手掛けたという。主人公の「ベイビー」を演じたジェニファー・グレイが同役を再演し、製作総指揮も務める。ジェニファー・グレイ Photo by Cindy Ord/Getty Images先日、報道番組「グッド・モーニング・アメリカ」に出演したジェニファーは、「現在、これまで以上に(実現に)近づいているんです。『ダーティ・ダンシング』の続編製作が、今年できると思います」と発表した。レヴィン監督は「『ダーティ・ダンシング』は常に私の好きな映画のうちの一本です。まさか続編を監督することになるとは思いもよりませんでした。脚本の共同執筆を通して、新旧の登場人物たち、1990年代のニューヨーク・キャッツキルの世界、オリジナル版の曲から90年代のヒップホップまで、登場する音楽が大好きになりました」と語っている。また、ジェニファーとのコラボや新しい世代のファンに映画を届けるのが楽しみだと期待を寄せた。同作は2024年に公開を目指し、今年末に製作に入る予定。(Hiromi Kaku)
2022年05月10日トム・ヒドルストンがタイトルロールを演じたドラマ「ロキ」について、ロキがバイセクシャルであることを劇中でカミングアウトしたことについての思いを語った。「ガーディアン」紙とのインタビューで、「(ドラマを)やってほしいと頼まれたのは、本当に光栄でした。私たちはみんな、キャラクターの完全な状態を保ちたかった。なにか新しいことをする一方で、人々が愛してくれた部分を失ってはならないと思いました」とドラマの方向性についての考えを明かした。また、「それと、ロキがバイセクシャルをカミングアウトしたことが、すでにそれを見抜いていた人たちにとって意味のあることであったと願っています」と語った。カミングアウトのシーンは、表現については「小さな一歩であり、まだまだこれからです」としながらも、「私たちにとって確実に重要なものでした」と手ごたえを感じている模様。ファンは、「私にはすごく意味があった。さりげない表現だったのが、とてもよかった。あからさまなカミングアウトは、すべての人が受け入れられるとは限らないから」「あのシーンは意味があったどころか、私にとってすべてだった。うれしくて大声を上げた。大好きなキャラが、私と同じ(セクシュアリティ)だなんて誇らしい!」などの声をツイッターで上げている。「ロキ」はシーズン2への更新が決まっており、まもなく撮影が始まるという。Photo by John Phillips/Getty Images for Walt Disney Studios Motion Pictures UK(Hiromi Kaku)
2022年05月09日「セックス・エデュケーション」から、また新たなスターが誕生した。主人公オーティスの親友エリック役を演じているンクーティ・ガトワ(29)が、イギリスの国民的ドラマ「ドクター・フー」の主役を射止め、14代目の「ドクター」に就任したのだ。放送局のBBCが発表した。同ドラマは1963年にスタートした長寿SFドラマで、過去にドクターを演じた俳優にはジョン・ハート、クリストファー・エクルストン、デヴィッド・テナント、ピーター・カパルディ、マット・スミスらがいる。ンクーティは、「とても光栄なことで、大興奮しています。それに、もちろんちょっと怖くもあります」と今回のキャスティングに率直な気持ちを語っている。2020年、ホームレスの人の社会的自立を応援する雑誌「ビッグイシュー」に寄稿したンクーティ。「25歳でお金も仕事もないことが、自分の価値観に影響を与えました」とつづり、「セックス・エデュケーション」でエリック役をつかむ前にホームレスを経験したことを明かしている。「不合格には耐えられなくなりました。オーディションは、ただの俳優の仕事というわけではなく、命綱だったのです」。そして「セックス・エデュケーション」でめでたくブレイク。「ドクター」役を演じるほどに俳優として成長&成功した。同ドラマからはオリヴィア役のシモーヌ・アシュリーが「ブリジャートン家」シーズン2のメインキャストに、また、メイヴ役のエマ・マッキーが実写版『バービー』でマーゴット・ロビーの共演者に抜擢され、スターを輩出している。(Hiromi Kaku)
2022年05月09日ティモシー・シャラメのウェスト・エンドデビューが、中止になったことがわかった。ティモシーは2020年4月にウェスト・エンドのオールド・ヴィック・シアターで「4000 Miles」という劇に出演する予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で延期に。それから2年が経過して、公演が中止になってしまったという。「Variety」誌などが伝えた。同シアターはチケットの所有者にメールを送付し、「パンデミックによる延期を受け、また、関係者より多大なる尽力を賜りましたが、残念ながら関係者のみなさまにとって可能な時期に製作を再開するのは不可能であるという結論に達しました」と報告。「この結論にたどり着くまで、長い道のりを経てきました。2年にわたってなんとか舞台を実現させようと頑張ってきましたが、不可能であることがわかりました。よいお知らせではなく、申し訳ありません。みなさまのご協力とご理解に感謝します」と締めくくった。ティモシーが演じる予定だったのは、夏のサイクリング旅行中に悲劇に見舞われた21歳のレオで、慰めを求めて91歳の祖母に会いに行くというストーリー。祖母役はアイリーン・アトキンスが演じる予定だった。2011年、2012年にオフ・ブロードウェイで上演され、2013年にピューリッツァー賞戯曲部門の候補となった。(Hiromi Kaku)
2022年05月06日サム・ライミ監督の『ダークマン』の続編が製作されるかもしれない。「The Wrap」最新作『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』について、ライミ監督にインタビューしていた流れで「『ダークマン』の続編を作りたいですか」と尋ねたところ、「そうですね」という答えが返ってきたという。「ユニバーサルが『ダークマン』の続編について話しています。プロデューサーも参加しています」と具体的に語った。「私はこの映画(『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』)でとても忙しかったので、その話をまだ聞いていないし加わってもいないのですが。でもクールだと思います」。『ダークマン』は、1990年に製作されたスーパーヒーロー映画。リーアム・ニーソンがタイトルロールを演じた。大ヒット作とはならなかったものの、現在まで息の長いカルト的人気作となっている。『ダークマン』(C) APOLLOライミ監督はリーアムがダークマンを再演する可能性について、彼次第であるということをほのめかしている。「やりたがっているかはわかりませんが…彼は素晴らしいと思いますよ」とリーアムに太鼓判を押した。リーアムはというと、先月、「Comicbook」とのインタビューで「『ダークマン』の続編に興味はありますか」と聞かれ、「いい質問ですね。脚本に興味があります。とてもね」と前向きな答えをしている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス 2022年5月4日より全国にて公開©Marvel Studios 2021
2022年05月06日2日(現地時間)、ファッションの祭典メットガラがニューヨークのメトロポリタン美術館で開催された。名誉ホストは前回に引き続きトム・フォード、アナ・ウィンター、インスタグラムの責任者アダム・モッセーリ、共同ホストはブレイク・ライヴリー&ライアン・レイノルズ、リン=マニュエル・ミランダ、レジーナ・キングが務めた。今回のテーマは「Gilded Glamour」(金色に飾られた魅力)。レッドカーペットに夫のライアンと登場したブレイクは、「アトリエ ヴェルサーチ」のコッパー(銅色)のゴージャスなドレスで魅了した。階段で複数のアシスタントに囲まれると、数十秒後にウエストラインに留められていた大きなリボンがアクアブルーのトレーンに変身。周囲から大歓声が上がった。ブレイク・ライヴリー Photo by Jamie McCarthy/Getty Imagesカーラ・デルヴィーニュは赤いパンツスーツで登場したかと思えば、ジャケットを脱いで金色でペインティングした上半身を堂々とアピールした。カーラ・デルヴィーニュ Photo by Jamie McCarthy/Getty Imagesテーマに沿った金色で勝負したのはアリアナ・デボーズも同じ。「モスキーノ」のゴールドとブラックのドレスを選んだアリアナは、「オスカーを受賞したことを祝うためのドレスでもある。すごく私らしいし、すごくモスキーノっぽい」と「Extra」に語った。アリアナ・デボーズ Photo by Ilya S. Savenok/Getty Images for The Markオスカー・アイザック&エルヴィラ・リンド夫妻にとって、メットガラに出席するのは初めて。衣装のブランドは2人が大ファンという「トム ブラウン」。オスカーがスカート、エルヴィラがパンツスタイルを敢えて選んだという。オスカー・アイザック&エルヴィラ・リンド Photo by Jamie McCarthy/Getty Imagesおもしろい珍事件も発生。毎度奇抜なファッションセンスで驚かせてくれるジャレッド・レトは、アンバサダーを務める「グッチ」のデザイナーのアレッサンドロ・ミケーレと“双子ルック”で来場。ミケーレとジャレッドのそっくりぶりも見事だが、会場には「ニューヨーク・タイムズ」誌などのメディアが本物のジャレッドとして報じてしまうくらいのそっくりさんがもう1人いた。起業家のフレドリック・ロバートソンという人物だった。アレッサンドロ・ミケーレ、ジャレッド・レト Photo by Jamie McCarthy/Getty Imagesフレドリック・ロバートソン Photo by Dimitrios Kambouris/Getty Images for The Met Museum/Vogue(Hiromi Kaku)
2022年05月03日ブレイク・ライヴリーが本格的に監督業に進出する。このたび、「スコット・ピルグリム」シリーズの著者ブライアン・リー・オマリーのグラフィックノベル「Seconds」が実写映画化されることが決定。この映画でブレイクが長編映画監督デビューを飾るという。「The Hollywood Reporter」が報じた。製作には「スコット・ピルグリム」シリーズの実写映画『スコット・ピルグリムVS.邪悪な元カレ軍団』を監督し、脚本を執筆したエドガー・ライトとプロデューサーのマーク・プラットが参加。ライトは今作の脚本も担当しているという。原作の「Seconds」は「スコット・ピルグリム」シリーズが完結後、オマリーが初めて手掛けた作品で2014年に発売された。主人公は才能豊かな若きシェフ、ケイティ・クレイ。ケイティにはいま経営しているレストランよりも、さらに大きなレストランをオープンさせたいという夢があった。しかし、そこに様々な不幸が襲い、夢は遠ざかる。ある夜、不思議な少女との出会いによって、“間違い”をノートに書いてマッシュルームを食べて寝ると、そのミスを修正できるというパワーを授かったケイティ。人生をパーフェクトにしたいがあまりにパワーを乱用し、さらなる問題を引き寄せてしまうのだという。ブレイクは昨年、親友テイラー・スウィフトのMV「I Bet You Think About Me」で監督デビューを果たしていた。(Hiromi Kaku)
2022年05月02日トム・ホランド主演の『スパイダーマン』三部作のメガホンを取ったジョン・ワッツ監督が、リブート版『ファンタスティック・フォー』から降板したことが明らかになった。「Variety」誌によると、理由は「スーパーヒーロー映画の製作から離れたいから」だという。ワッツ監督は「3本の『スパイダーマン』映画を作ったことは、信じがたいほど最高で、私にとって人生を変えるような経験になりました。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に7年間も関わることができたことに、永遠に感謝します。また一緒に働けるといいですね。『ファンタスティック・フォー』の素晴らしいヴィジョンが形になるのを見るのが待ち遠しいです」とマーベルに謝意を表した。Photo by Kevin Winter/Getty Imagesまた、マーベルのケヴィン・ファイギ社長は「『スパイダーマン』映画でのジョンとのコラボレーションは、本当に楽しいものでした。MCU作品となる『ファンタスティック・フォー』で、引き続き彼とコラボするのを楽しみにしていましたが、彼が退く理由を理解し、サポートします。今後、またいつか一緒に仕事をする機会があると思っています」というコメントを発表。ワッツ監督は今後、ジョージ・クルーニー&ブラッド・ピットがライバル関係にあるフィクサーを演じるApple Studiosの映画で監督・脚本を務めることが決まっている。また、『ファイナル・デスティネーション』シリーズの最新作もプロデュース予定。(Hiromi Kaku)■関連作品:ファンタスティック・フォー 2015年10月9日よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国にて公開© 2015 MARVEL & Subs. © 2015 Twentieth Century Fox
2022年05月02日スペイン発のNetflix人気シリーズ「ペーパー・ハウス」を韓国でリメイクした「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」パート1(全6話)の配信日が6月24日(金)に決定。新映像も公開された。「ペーパー・ハウス」はパート5まで製作された世界的ヒットシリーズ。スペインの造幣局に人質をとって立てこもった8人組の強盗団のドラマを描いた。韓国版となる本作では、朝鮮半島を舞台に、天才的な戦略家“教授”によってスカウトされた犯罪のプロによる強盗団が、新しく準備された朝鮮半島の統一通貨の強奪をもくろみ、人質をとる。映像では、本家のダリの仮面に変わって、韓国の伝統的な“ハホ”の仮面をまとった強盗団の姿が写し出され、「大金を盗めば世界を変える英雄になれる」「最高のショーを生配信する」など、あの「イカゲーム」を彷彿とさせながら新たな物語を予感させるものとなっている。教授役には『サバハ』『オールド・ボーイ』のユ・ジテ、ベルリン役は「イカゲーム」のパク・ヘス、トーキョー役は『ザ・コール』のチョン・ジョンソほか、モスクワ役はイ・ウォンジョン、デンバー役はキム・ジフン、ナイロビ役はチャン・ユンジュ、リオ役はイ・ヒョヌ、ヘルシンキ役はキム・ジフン、オスロ役はイ・ギュホ、そして特殊部隊の捜査官ソン・ウジン役に「LOST」『国際市場で逢いましょう』のキム・ユンジンなど、韓国を代表する豪華俳優陣が出演している。「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」は6月24日(金)よりNetflixにて配信開始。(text:Reiko Uehara)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2022年04月29日ブロードウェイの大ヒットミュージカル『ウィキッド』の実写映画が、二部構成になることがわかった。監督のジョン・M・チュウ(『クレイジー・リッチ!』『イン・ザ・ハイツ』)がSNSで発表した。「昨年からこの作品の準備を進めてきましたが、『ウィキッド』の物語にダメージを与えずに、1本の映画にまとめるのは不可能だということが次第に明らかになりました。曲をカットしたり、登場人物を減らしたりするのは、何年もの間私たちを楽しませてくれているミュージカルに対して、破壊的な妥協だと感じるようになったのです。そのため、私たちはより大きなキャンバスを使い、『ウィキッド』の映画を1本ではなく2本作ることに決めました!!!!」と報告。2本になることで「『ウィキッド』本来の物語を伝えることができるし、みなさんに愛されているキャラクターの旅にさらなる深みと驚きさえも与えられます」と自信を見せている。この投稿をInstagramで見るWicked Movie(@wickedmovie)がシェアした投稿キャストにはグリンダ役にアリアナ・グランデ、エルファバ役にシンシア・エリヴォの出演が決まっており、アリアナもSNSで「スリル満点なニュース #WickedMovies」と報告。この投稿をInstagramで見るAriana Grande(@arianagrande)がシェアした投稿実写版『ウィキッド』は、1本目が2024年のクリスマスシーズンに公開予定だという。(Hiromi Kaku)
2022年04月27日ジャスティン・リン監督が、すでに撮影が始まっている『ワイルド・スピード』シリーズ第10弾『Fast X』(原題)から降板したことがわかった。「ユニバーサル・ピクチャーズのサポートを受け、監督の座を退くという難しい決断をしました。プロデューサーとしては残ります」とリン監督が同シリーズの公式ツイッターで発表。「10年以上、5作品を通して、私たちは最高の俳優たち、最高のスタント、最高のカーチェイスを撮影することができました。個人的には、アジア人の移民の子どもとして、映画史において最も多様なシリーズを作り上げる手伝いができたことを誇りに思っています。私を『ワイルド・スピード』シリーズのファミリーに迎えてくれ、支えてくれた素晴らしいキャスト、スタッフ、スタジオに一生感謝します」とつづった。監督降板の理由は明らかにしていない。リン監督は同シリーズ3作目の『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』から6作目の『ワイルド・スピード EURO MISSION』までのメガホンを取り、その後9作目の『ワイルド・スピード/ジェット・ブレイク』でシリーズへの“復帰”を果たし、10作目と最終章の11作目も監督予定だった。また、リン監督は同作の脚本もダン・マゾーとともに担当していた。(Hiromi Kaku)■関連作品:ワイルド・スピード EURO MISSION 2013年7月6日よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国にて公開© Universal Picturesワイルド・スピード/ジェットブレイク 2021年8月6日より全国にて公開© 2020 UNIVERSAL STUDIOS. All Rights Reserved.
2022年04月27日