2019年1月、東京・赤坂にオープンする、フランスのトップショコラティエ世界2号店「パスカル・ル・ガック 東京」。最新情報や、東京限定で提供される特別メニューなどをご紹介します。世界を虜にするチョコレートスイーツとともに、優雅なカフェタイムを過ごしてみませんか。「パスカル・ル・ガック 東京」が赤坂にオープン!パリにある本店「パスカル・ル・ガック」の外観が、そのまま再現された「パスカル・ル・ガック 東京」。本店でしか購入できなかった「エクレールショコラ」や「タルトショコラ」の販売のほか、世界初となるサロンを併設したショコラティエです。サロン使用のカップ&ソーサーはおみやげ用もサロンで使用される食器は、日本の洋食器メーカー「ノリタケ」とコラボしたオリジナルデザインのテーブルウェア。カップ&ソーサーはおみやげ用としても販売されます。購入すると、「パスカル・ル・ガック」シェフ本人がデッサンした数量限定のオリジナルデザイン入り紙袋に包んでもらえますよ。「パスカル・ル・ガック」とは?「パスカル・ル・ガック」は、2010年に東京の「サロン・デュ・ショコラ」で日本初上陸して以来、チョコレート愛好家やプロのショコラティエから愛され続ける人気ブランド。フランスのチョコレート愛好家クラブ「C.C.C.」から、5年連続で“LES INCONTOURNABLES(欠かすことのできないショコラティエ)”という名の最高位を獲得した、ショコラ界のレジェンドともいえる存在です。「パスカル・ル・ガック」シェフからのメッセージ「パスカル・ル・ガック」シェフは、「私が愛する日本での初出店を大変嬉しく思います。そして同時に、日本のみなさまにご満足いただけるチョコレートを作り続けていくことに対し、緊張感も感じています」とコメント。「私自身が納得できるチョコレートを最高の品質でお客さまにお届けできるよう、精一杯準備いたします」と、「パスカル・ル・ガック 東京」のオープンへの意気込みを語りました。「パスカル・ル・ガック 東京」限定メニュー「パスカル・ル・ガック 東京」のショップに併設されたサロンでは、パリの本店でも人気のあるメニューに加え、フレッシュフルーツをオリジナルチョコレートにディップしていただく「チョコレートフォンデュ」が日本限定のメニューとして登場します。「パスカル・ル・ガック」シェフ自身が、チョコレートにあうコーヒー豆・茶葉を厳選したという、こだわりのコーヒーや紅茶とともに召し上がれ。フォンダンショコラフランボワーズナチュール甘さ控えめのビターチョコレートを使った「フォンダンショコラ」は、しっとりとした食感と軽い口溶けが楽しめる一品。電子レンジで温めることで、さらにおいしくいただけるそうなので、お試しあれ。・価格各550円(税別)ボンボンショコラ1つから購入できる「ボンボンショコラ」は、まるで宝石のような心ときめくルックス。詰め合わせボックスには、パリの本店と同じブランドカラーである「ピスタチオグリーン」のリボンをつけてくれますよ。「パスカル・ル・ガック 東京」概要オープン2019年1月19日(土)所在地東京都港区赤坂2-12-13営業時間10:00〜20:00詳細スポット情報スポット名:パスカル・ル・ガック 東京住所:東京都港区赤坂2-12-13電話番号:03-6230-9413
2019年01月17日ル・コルビュジエが設計し、ユネスコ世界文化遺産に2016年に登録された東京・上野の国立西洋美術館本館では、開館60周年を記念して「ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代」を、2019年2月19日から5月19日まで開催する。20世紀建築の巨匠ル・コルビュジエが設計した国立西洋美術館本館は、2016年にユネスコ世界文化遺産に登録。開館60周年を記念して開催される本展では、若きシャルル=エドゥアール・ジャンヌレ(ル・コルビュジエの本名)が故郷のスイスを離れ、芸術の中心地パリで「ピュリスム(純粋主義)」の運動を推進した時代に焦点をあて、絵画、建築、都市計画、出版、インテリア・デザインなど多方面にわたった約10年間の活動を振り返る。第一次大戦の終結直後の1918年末、ジャンヌレと画家アメデ・オザンファンは、機械文明の進歩に対応した「構築と総合」の芸術を唱えるピュリスムの運動を開始。そして、絵画制作に取り組みながら新しい建築の創造をめざしたジャンヌレは、1920年代パリの美術界の先端を行く芸術家たちとの交流から大きな糧を得て、近代建築の旗手「ル・コルビュジエ」へと生まれ変わった。本展は、ル・コルビュジエの他、アメデ・オザンファン、パブロ・ピカソ、ジョルジュ・ブラック、フェルナン・レジェ、フアン・グリス、アンリ・ローランス、ジャック・リプシッツの美術作品約100点に、建築模型、出版物、映像など多数の資料を加えて構成。ル・コルビュジエが世に出た時代の精神を、彼自身が作り出した世界遺産建築の中で体感できる、またとない機会となる。また、展覧会オリジナルデザイン「サンクポワン(CINQPOINTS)×ル・コルビュジエ展のコラボトートバッグ」と前売一般券1枚がセットになったお得な前売りチケットが500枚限定で登場。サンクポワンは、建築家が「Play with Architecture」をコンセプトに手掛けるフランスのブランド。ル・コルビュジエの提唱したモダニズム建築の5原則、サンク・ポワン(5points)を冠している。トートバッグは、ル・コルビジュエの言葉「建築は光のもとで繰り広げられる、巧みで正確で壮麗なボリュームの戯れである」がデザインされ、サンクポワン、本展、国立西洋美術館のロゴマークが入ったオリジナルアイテム。会期中に会場特設ショップにて引き換えができる。なお、コラボグッズ付前売券に残数が発生した場合にのみ、本展特設ショップで単品販売予定。【展覧会情報】国立西洋美術館開館60周年記念 ル・コルビュジエ 絵画から建築へ―ピュリスムの時代会期:2019年2月19日〜5月19日会場:国立西洋美術館 本館時間:9:30~17:30、金・土曜日9:30~20:00(入館は閉館の30分前まで)休館日:月曜日(ただし3月25日、4月29日、5月6日は開館)、5月7日料金:一般1,600円(1,400円)、大学生1,200円(1,000円)、高校生800円(600円)、中学生以下無料※( )内は20名以上の団体および前売料金、前売券は2019年2月18日まで販売(国立西洋美術館では2019年1月20日まで販売)、心身に障害のある方および付添者1名は障害者手帳の提示で無料
2018年12月29日東京・南青山にある独立教会「南青山ル・アンジェ教会」で開催中のクリスマスイルミネーションに、ルトロン編集部が潜入してきました。無数のキャンドルの光に包まれながら、素敵なクリスマスを過ごしてみませんか。「南青山ル・アンジェ教会」のクリスマスイルミネーション2019年2月14日に20周年を迎える「南青山ル・アンジェ教会」では、“~May your wish come true~(あなたの願いごとが叶いますように)”をテーマに、2018年11月1日(木)~12月25日(火)までの期間、クリスマスイルミネーションが開催されます。「南青山ル・アンジェ教会」は、ジャニーズグループ・Kis-My-Ft2の玉森裕太さんが、冠番組『キスマイBUSAIKU!?』でデートコースとして紹介し、1位を獲得したスポット。女性が理想とする、ロマンチックなデートが叶う場所です。「南青山ル・アンジェ教会」クリスマスイルミネーション概要開催期間2018年11月1日(木)~12月25日(火)場所東京都港区南青山3-14-23休業火曜休み※12月25日を除く点灯時間17:00~22:00※16:30以降は教会は鍵がかかってしまうので、基本的に外から観賞。「南青山ル・アンジェ教会」クリスマスイルミネーションのみどころ教会の象徴「アイビー」がシャンパンゴールドに“永遠の愛”という意味をもつ、教会の象徴となる観葉植物「アイビー」に、温かみのあるシャンパンゴールドの光が彩られます。創業当初は背丈くらいだった「アイビー」のつたですが、いまでは屋根のてっぺんまで伸びて、ぐんぐん成長中。そんな「アイビー」全体に、今回初めてイルミネーションがほどこされます。チャペル全体がきらびやかに輝くイルミネーションはとてもロマンチックで、通りゆく人の足も止まるはず。天使のステンドグラス扉のうえには教会の名前「アンジェ=天使」にもある天使のステンドグラスが。“天使が見守る教会”という意味があります。イルミネーションとステンドグラスの美しいコラボレーションをぜひ体感してみてくださいね。ベストフォトスポットは教会正面!教会正面のつたの間から、つたが写り込むように撮影するとおしゃれな一枚が撮影できます。被写体に扉の前に立ってもらって、シルエットを出してもステキです。クリスマスイブに開催!「キャンドルナイト」2018年12月24日(月)には、礼拝堂がキャンドルの無数の光に包まれ、美しい幻想的な教会が楽しめる「キャンドルナイト」を開催。2018年は先着120名さま限定で、すでに抽選は終了しています。例年は11月中に申し込み期間があり、当日は入れ替え制です。リピーターのお客さまも多く、カップルはもちろん、女性のグループで来る方もいるのだそう。12月23日(日)には、「南青山ル・アンジェ教会」で式をあげた人限定で「キャンドルナイト」が開催されます。毎年変わるデザイン2011年から開始された「キャンドルナイト」は、毎年キャンドルの配置デザインが変わります。一つひとつスタッフが丁寧に飾りつけるキャンドルは、芸術的な美しさ。絨毯ではでない、大理石ならではの美しいうつりこみがロマンチックです。2018年のデザインはまだ公開されておらず、来場者へのサプライズとなるそうなので、公開を楽しみにしていてくださいね。■2016年のデザイン■2017年のデザイン光×香り×音のロマンチックな演出教会の入り口付近や中階段あたりには、香水のブティックとして人気の「ジョーマローン」のキャンドルも設置。「キャンドルナイト」のときはバージンロードまでキャンドルが並び、教会全体がキャンドルの温かい香りに包まれます。BGMと一緒にキャンドルの火のゆらめきをゆっくり楽しむ、素敵なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。バージンロードの白いバラ新婦のこれまでの人生の道を意味している「バージンロード」の両脇には、白バラの生花がデコレーション。トゲをもつ白バラは、“純白・染まらない・染めらない”という意味合いがあります。「南青山ル・アンジェ教会」では、魔除けの白バラを、フローリストが愛情を込めて毎日選んで入れ替えているのだそう。教会内では、キャンドルのあたたかい香りと、生花のバラの甘い香りを感じることができます。花のワークショップやゴスペルなどのイベントも開催「南青山ル・アンジェ教会」専属のプロのフローリストが教える「スワッグ」や「ハーバリウム」のワークショップも開催。毎年11月に入ると、「南青山ル・アンジェ教会」や教会専属のフラワーアーティストチーム・リリーローズのインスタグラムアカウントで、イベントの告知がされます。福岡・京都・名古屋を含めた4地域のワークショップが開催されており、投稿には地名が書かれているのでお間違いなく。教会併設レストラン「ラ ロシェル 南青山」でディナー南仏を思わせるたたずまいと、野菜本来の味をハーブで引き立てた料理がいただけるフレンチレストラン「ラ ロシェル 南青山」。「南青山ル・アンジェ教会」に併設されているので、イルミネーションを見た後のディナーにぴったりです。料理の鉄人・坂井シェフらが営む「ラ ロシェル 南青山」では、クリスマスディナーも展開されています。2018年はすでに予約がいっぱいとなっていますが、来年以降は早めの予約がおすすめです。南青山の教会でロマンチックなクリスマスを過ごしてぬくもりあふれる神聖な雰囲気の「南青山ル・アンジェ教会」のクリスマスイルミネーションは、ロマンチックな雰囲気を楽しみたいカップルやグループにおすすめのスポット。通りかかることがあれば、気軽に観賞してみてくださいね。スポット情報スポット名:南青山ル・アンジェ教会住所:東京都港区南青山3-14-23 南青山ル・アンジェ教会電話番号:03-5411-2722
2018年12月24日オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー(OFFICINE UNIVERSELLE BULY)から、プリント入りショッピングバッグ「ル・ボナパルト・バッグ」が数量限定で登場。2018年12月19日(水)より、トゥモローランド 渋谷本店で先行発売、2019年1月2日(土)より、オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー 代官山本店、京都店、日本橋店にて一般発売される。PVC素材で作られたショッピングバッグにあしらわれたのは、オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリーを代表するアイコンアイテム。手の平のイラストが目を惹くハンドクリーム「ポマード・コンクレット」や、蛇のモチーフが描かれた歯磨き粉「オピア・ダンテール」、アンティーク風な絵柄入りのボディオイル「ユイル・アンティーク」など、ブランドお馴染みのアーティスティックなパッケージに包まれたコスメのモチーフがバッグの両面を彩る。なおバッグは、A3サイズの書類もすっぽりと収まる嬉しいサイズ感。幅広のハンドルと、15㎝のマチもしっかりとついているので、荷物の多い人でも安心して使用することが出来る。【詳細】オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー「ル・ボナパルト・バッグ」先行発売日:2018年12月19日(水)店舗:トゥモローランド 渋谷本店発売日:2019年1月2日(土)店舗:オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー 代官山本店、京都店、日本橋店価格:2,900円<800個限定>サイズ:48cmx37cmx15cm、ハンドル:30cm【問い合わせ先】オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー住所:東京都渋谷区恵比寿西1-25-9 B1FTEL:0120-09-1803
2018年12月22日ブルーボトルコーヒーから、デザインと機能性を兼ね揃えたサンフランシスコ発祥のコーヒープロダクトのブランド「フェロー(FELLOW)」とコラボレートした、ブルーボトルコーヒー限定仕様のケトルが12月20日に発売。12月20日から2019年1月6日までは、お得なニューイヤーバッグが期間限定で販売される。ブルーボトルコーヒーとフェローがコラボレートした「フェロー スタッグ ミニ ポア オーバー ケトル(Fellow Stagg™ Mini Pour-Over Kettle)」(1万3,000円)は、ブルーボトルコーヒーオリジナルカラー「フォッググレー」を施したスタイリッシュで美しい佇まい。サウスダコタにあるArtisans of Kingsburyによって作られたメープルウッドの木製ハンドルを組み合わせて仕上げている。また、コーヒーをおいしく抽出するために、湯量を手軽にコントロールできるのが特徴。重心を均衡する「カウンターバランス・ハンドル」と、細口にデザインされた注ぎ口によって、一定量のお湯を狙った場所に注ぐことができるので、自宅でのドリップ体験を向上させてくれる。自宅でおいしいコーヒーを淹れたいという方やケトルをお探しの方におすすめのコーヒーツールとなっている。「コーヒーエッセンシャルキット(Coffee Essentials Kit x Fellow Stagg™ Mini Pour-Over Kettle)」(2万円)このケトルとおすすめのコーヒーアイテムを組み合わせた、「コーヒーエッセンシャルキット(Coffee Essentials Kit x Fellow Stagg™ Mini Pour-Over Kettle)」(2万円)もオンラインストア限定で登場。手に心地よくフィットするため注ぎやすく女性でも扱いやすい仕様のケトルと、最適な挽き目でグラインドした適量のコーヒー豆を特殊技術で封じ込んだレギュラーコーヒー、ブルーボトルコーヒーのオリジナルドリッパー、コーヒーフィルター30枚がセットに。コーヒー好きの方にはもちろん、大切な方へのプレゼントにもおすすめ。「ニューイヤードリップセット」(9,500円)オンラインストアでは、12月20日から2019年1月6日までの期間限定で、年始のお楽しみとして人気を集めるお得なニューイヤーバッグ2種が発売。トートバッグ付きの「ニューイヤードリップセット」(9,500円)は、ブルーボトルコーヒーオリジナルのコーヒーツールや、フレッシュでおいしいコーヒーを手軽に楽しめる、耐熱・保温・保冷に優れた人気のKIYOSUMI GLASS MUGなどをトートバッグに詰め合わせたお得なセット。人気を集めるスイーツとコーヒーをセットにした「ニューイヤーペアリングセット」(5,000円)は、サンフランシスコ発TCHOとコラボレートしたオリジナルチョコレート、有機オーツやナッツをたっぷり使用した自家製グラノーラ、今年の冬初登場した、1864年創業のJoMart Chocolatesとコラボレートしたキャラメル菓子ブリトルとブレンドコーヒー豆60gを詰め合わせた。甘いものが好きな方、ブルーボトルコーヒーのスイーツを試してみたい方、コーヒーとのペアリングを楽しみたい方におすすめなセットとなっている。年末年始は自宅でゆっくり風味豊かなコーヒーを淹れながら、思い思いの時間を過ごしてみては。
2018年12月21日日本文化が織り込まれた和菓子が、いま欧米諸国でも注目されている。美食大国であり、お菓子の国であるフランス・パリで、人々に愛される和菓子店や和菓子職人など、パリの和菓子を訪ねてみた。在仏10年の和菓子職人が語る映画と“どら焼き”の関係とは? 和菓子の名店、新店を訪ねた後は、パリで活躍する和菓子職人・村田崇徳さんのもとへ。村田さんは、製菓学校で和菓子を学び、京都の老舗和菓子舗で修業。その後、洋菓子職人の兄が修業するパリへ。ミシュラン一つ星の高級日本料理店「あい田」で和菓子職人として働き、ロマン・ガイヤさんと「パティスリー朋」を立ち上げた。パリの和菓子職人、村田崇徳さん©️KOJIMA銅鍋で餡を練る村田さん。十数年にわたり使い続ける大切な仕事道具。「ちょっとのつもりで来てからもう10年に」と笑う村田さん。パリで和菓子、いや餡に注目が集まったきっかけを「ここ数年、世界的な健康ブームで和菓子が注目されていることもあります。ただ「パティスリー朋 TOMO」のどら焼きに大きく影響したのは、河瀬直美さんの映画『あん』でした。映画のおかげで、餡やどら焼きに興味や関心をもつひとが増えた」と話す。また和菓子が大好きなフランス人のロマンさんが、店を開くことで「フランスのひとたちに、より和菓子を身近に感じてもらえた」と村田さん。「どら焼きはおまかせ」と、ジャポニスム2018の和菓子ライブパフォーマンスもお手伝いフランス人も満足させる、本格的な和菓子を提案したい現在は、来年開店予定である自身の和菓子屋「TAKANORI MURATA PARIS」の出店準備中だ。「パリでは、餡のおいしさがわかるひと、またアレルゲンの少ない米粉でつくる和菓子を好むひとが増えてきました。もちもちした食感の餅菓子は、フランス人も好きな人が多い。長くパリで仕事をしてきて、フランス人の好みもわかってきました。それをふまえ、より本格的な和菓子を提案する店にしたい」。村田さんが手掛けるシャンパーニュの葛まんじゅう、どら焼き、フランス産栗の焼き栗、芥子の実大福など©️KOJIMA『TAKANORI MURATA PARIS』でも提供したいと話す、美しい和菓子「氷菓」©️KOJIMAパリの和菓子屋「TAKANORI MURATA PARIS」が話題となる日は、そう遠くないはずだ。取材・文/森 有貴子<プロフィール>江戸の老舗や職人などの取材が多く、相撲、歌舞伎、落語と江戸文化好き。オンラインマガジン「暮らしとおしゃれの編集室」(主婦と生活社)にて「大人の江戸あるき」というコラムを連載中。2019年から和菓子連載を予定。
2018年11月24日ル・クルーゼ(LE CREUSET)は、ディズニーのキャラクター・ミッキーマウスをモチーフにした鍋や食器を発売。ミッキーマウスのスクリーンデビュー90周年を記念した限定デザインの鍋「ミッキー 90周年デザイン シグニチャー ココット・ロンド 18cm チェリーレッド」は、フタにミッキーマウスの輪郭を施したデザインが特徴。深みのあるチェリーレッドと相まって、スタイリッシュな印象を放つ。なおこのココット・ロンドは、2019年11月までの期間、毎月1色を発売し、全10色をラインナップ。1月は"シャイニーブラック"が限定90個発売される。また、ミッキーマウスの顔を象った食器「ラムカン/ミッキーマウス シャイニーブラック&アップル」2個セットや、シリコン製鍋敷き「ミッキー トリベット チェリーレッド」も展開。遊び心のあるデザインで、ギフトにもぴったりのキッチンアイテムを揃える。【詳細】ル・クルーゼ ミッキーマウス限定コレクション発売日:2018年11月16日(金)取扱店舗:ル・クルーゼ ショップ、ル・クルーゼ 公式オンラインショップ、その他ウェブストア・ミッキー 90周年デザイン シグニチャー ココット・ロンド 18cm チェリーレッド 30,000円+税・ラムカン/ミッキーマウス シャイニーブラック&アップル 5,000円+税・ミッキー トリベット チェリーレッド 3,000円+税※いずれも無くなり次第終了。・ミッキー 90周年デザイン シグニチャー ココット・ロンド 18cm シャイニーブラック 30,000円+税<限定90個>※2019年1月18日(金)発売
2018年11月19日ル・クルーゼ(LE CREUSET)から、クリスマスに向けた期間限定のキッチンウェアが登場。2018年11月14日(水)より、ル・クルーゼ ショップなどで発売される。全4種類の鋳物ホーローウェアは、気品のある青みをおびた鮮やかなピンクカラーで登場。中でも注目は、日本人のライフスタイルに合わせてフランスの職人と共同開発した「ココット・エブリィ 18 ベリー」。スープや少量の揚げ物にも適した深さのあるシェイプが特徴だ。さらに、底の丸いカーブが対流を効率化してくれる。人気のストーンウェアからは、「パーティー・プレート」が新登場。ピザをカットしたようなプレートは、6枚で大皿に変身。前菜やケーキなどを盛り付け、そのまま取り皿としても使える。また、ル・クルーゼ初のライフスタイル製品として、クリスマスのテーブルを彩る「ツリー・キャンドルスタンド」も用意する。なお、2018年11月21日(水)から、合計25,000円を購入した人に、先着でオリジナルのスノードームがプレゼントされる。【詳細】Merry Berry Christmas発売日:2018年11月14日(水)取扱店舗:ル・クルーゼ ショップ、オンラインショップ、全国の取り扱い百貨店・専門店商品:・ココット・エブリィ 18 ベリー(ゴールドツマミ) 20,000円+税・ココット・エブリィ 18 インナーリッド(黒) 2,000円+税・マルミット 22㎝ ベリー(ゴールドツマミ) 30,000円+税・シグニチャー ココット・スクエア 24㎝(ゴールドツマミ)(全2色展開) 33,000円・ソースパン 16㎝(ゴールドツマミ)(全2色展開) 22,000円+税・シグニチャー・ココット・ロンド18㎝ コットン(ゴールドツマミ)セット 25,000円+税・シグニチャー・ココット・ロンド20㎝ コットン(ゴールドツマミ)セット 30,000円+税・ツリー・キャンドルスタンド(全4色展開) 2,500円+税・パーティー・プレート(2枚セット)(全3色展開) 3,000円+税■非売品 オリジナルスノードーム プレゼント期間:2018年11月21日(水)~場所:ル・クルーゼ ショップ、オンラインショップ、一部の百貨店や専門店内容:全製品を対象に、合計25,000円+税以上購入の人に1つプレゼント※無くなり次第終了※一部対象外あり
2018年11月10日ラデュレ(Ladurée)青山店と銀座店で“夕方5時から楽しめる”カクテルのようなデザート「ル・パルフェ・イスパハン」の発売がスタート。透明のカクテル・グラスにのった夕方5時からの限定パルフェ「ル・パルフェ・イスパハン」は、ライチとローズ、フランボワーズが主役。ぷるぷるのライチのジュレに、フレッシュなライチとフランボワーズの果実とひんやり冷たいフランボワーズのソルベを組み合わせた。ローズで香りづけしたたっぷりのクレーム・シャンティをトップに絞ったら、ドライ・フランボワーズとバラの花びら、そしてラデュレを代表するサクサクのマカロン・コックを飾って。ピンクやレッドの鮮やかなカラーに溢れたデザートは、乙女心くすぐる可愛らしい仕上がりだ。仕事帰りやショッピングの後の“一杯”に…。シャンパーニュとのセットも揃っているので、ぜひ立ち寄ってみてはいかが?【詳細】ラデュレ「ル・パルフェ・イスパハン」価格:単体 2,000円+税、シャンパーニュ セット 3,000円+税発売日:2018年11月2日(金)~ラデュレ青山店、11月9日(金)~銀座店取り扱い店舗:・ラデュレ 青山店住所:東京都港区南青山5-9-15TEL:03-6418-5325営業時間:9:00~20:00(19:00 LO)・ラデュレ 銀座店住所:東京都中央区銀座4-6-16 銀座三越 2FTEL:03-3563-2120営業時間:ブティック 10:30~20:00 サロン 10:30~22:00(21:00 LO)
2018年11月05日ジャポニズム2018! 日仏友好160年を記念し、今年の7月からフランスではたくさんの日本文化を大規模かつ総合的に紹介するイベントが開催されています。この記念すべき年に日本人の一人としてパリに居ることがなんだかとても嬉しく、喜びを実感しています。 先日、その公式企画のひとつ、松竹大歌舞伎を鑑賞してきました。日本に居た頃は、観に行きたいなあと思いながらも忙しさを口実に一度も観に行ったことがなかった歌舞伎。パリに来て、大学の授業の一環でオペラやバレエを鑑賞する機会が多々あり、クラシックの魅力を再確認しました。この地で歌舞伎が観れたらいいなあと長年心の片隅で思っていたこと本当に叶ったので、私としては喜びもひとしおでした! 由緒ある劇場で14年ぶりの公演 公演会場に選ばれたのは、Théâtre National de Chaillot(国立シャイヨー劇場)。場所はトロカデロのすぐ近くで、劇場のカフェから見える夜のエッフェル塔は格別なんです! シャイヨー劇場は、ダンス、またはダンスにまつわる公演をメインにプログラムしている国立の劇場で、現在の施設は1937年のパリ万博に合わせて建設されました。そして約10年後には、劇場の大ホールにて世界人権宣言が発表されるなど、歴史にも名を残す劇場なのです。そんな由緒ある地で、日本の歌舞伎が上演されるのは、14年ぶり2度目! 今回松竹大歌舞伎の主演を務めたのは、中村獅童さんと中村七之助さん。上演された演目は「色彩間苅豆 かさね」そして歌舞伎の十八番「鳴神」。 前者の「かさね」は、男女のすれ違いに深い因果関係が絡んだ物語。台詞ではなくて三味線と唄がメインで進行していくもの。非常にゆったりとしたテンポで、間合いの美学と言いますか、多くを語らず、空気で魅せると言った感じでした。日本人の私でも唄のことばが難しかったので、ストーリーを感じながら、主演のお二人の世界に身を委ねながら鑑賞しました。 もう一方の「鳴神」は、台詞で進行していくので、分かりやすく、またちょっと喜劇の要素もあり楽しめました。後半は特にダイナミックな演出と共に見せ場が続いて、初心者の私にも理解しすくとても面白かったです。フランス人には翻訳のオーディオガイドが提供されており、コミカルな場面では皆さん結構笑われていて、この作品はフランス人にも受けが良かったように見えました。 獅童さんのよくとおる声と立ち回りの美しさ、そして力強い演技。それから、七之助さんの女方の所作は、女性の私から見てもうっとりするほど綺麗で品があって奥ゆかしくて、日頃の自分の動作を恥じたくなるような瞬間が幾度とあり、見ていて勉強になりました。ジェンダーレスと言われる現代に生きていて、性別を超えて人間としての魅力を問う良さがありますが、古典を見ながら、男らしさ女らしさというものもあって良いのだなと思いました。芸に身を一心に捧げてきたお二人の姿は舞台の上でとても輝いていて、多くのフランス人の観客を魅了したことと思います。 日本を離れて生活するようになってから、日本の文化、特に伝統芸能に興味を抱くようになりました。ジャポニスムは約8ヶ月間に渡って行われ、期間中はたくさんの日本文化がパリで紹介されるので、思う存分楽しみたいと思います!
2018年10月20日フランス・パリ発「ル・ショコラ・アラン・デュカス」は、クリスマス限定チョコレートや限定デザートを、2018年11月10日(土)より順次、東京工房、六本木、日本橋髙島屋の各店舗にて販売する。組み立て式の立体クリスマスツリーチョコレート「アーブル・ド・ノエル」は、チョコレートで作られた組み立て式のクリスマスツリー。土台、軸、6枚のディスク、ツリートップがセットになっている。6枚のディスクにはそれぞれ、ナッツやドライフルーツ、オートミールなどの ミューズリーをぎっしりトッピングし、にぎやかに仕上げている。1キロサイズのブロック型ショコラとフランス製の木のトレイ、小槌をセットにした「ブロック・ド・ショコラ・ド・ノエル」は、大勢で楽しめる1品。中にはヘーゼルナッツのプラリネを詰め、表面にはフルーツやナッツがたくさん散りばめられている。その他、アドベントカレンダー「カランドリエ・ド・ラヴァン」をはじめ、ツリーの形が愛らしい「サパン」、雪の結晶を模した「プティ・フロコン」、同じく雪の結晶型でアーモンドプラリネと栗のクランブルを入れたチョコレート「プティット・エトワール」などを展開する。ケーキやル・サロン限定デザートもまた、ケーキやル・サロン限定デザートにも注目したい。ミニマルなビジュアルの「ブッシュ・ド・ノエル」は、様々なチョコレートの風味や食感を一度に楽しめるクリスマスケーキ。チョコレートクリーム、滑らかなキャラメル、ビスキュイショコラで、サクサク食感のプラリネ生地を包み込み、繊細な味わいを生み出している。ル・サロンのクリスマス限定デザート「エリクシール・ショコラ フリュイ・ルージュ」は、チョコレートクリームの上に、チョコレートクリスピー、プレートチョコレート、フランボワーズのコンフィなどを盛りつけ、仕上げにジュレとフランボワーズをデコレーション。甘酸っぱい赤い果実のソースや、チョコレートアイスクリームとともに、贅沢な風味を楽しめる。詳細ル・ショコラ・アラン・デュカス クリスマス限定商品発売日:2018年11月10日(土)取扱場所:東京工房(東京都中央区日本橋本町1-1-1)・六本木(東京都港区六本木6-12-2)・日本橋髙島屋(東京都中央区日本橋2-4-1)※店舗によって取扱商品は異なる。価格例:・アーブル・ド・ノエル 15,000円+税・カランドリエ・ド・ラヴァン 8,000円+税・ブロック・ド・ショコラ・ド・ノエル 30,000円+税・ブッシュ・ド・ノエル 9,500円+税 ※東京工房・六本木のみで販売・エリクシール・ショコラ フリュイ・ルージュ 2,100円 ※東京工房・六本木 ル・サロン限定、2018年11月23日(金・祝)より販売【問い合わせ先】ル・ショコラ・アラン・デュカスTEL:03-3516-3511
2018年10月19日パリ発のショコラトリー「ル・ショコラ・アラン・デュカス」より秋のスイーツが登場。東京工房のデザート・サロン「ル・サロン」では2018年10月2日(火)より、六本木の「ル・サロン」では10月5日(金)より提供が開始される。ル・ショコラ・アラン・デュカスの2018年秋スイーツモンブラン・グラニテ・カシス「モンブラン・グラニテ・カシス」では、フランス産マロンのコンフィや軽やかなエミュルションを、マダガスカル産ショコラクリームやカシスのマーマレードの入ったメレンゲと組み合わせ。添えられる甘酸っぱいカシスのグラニテと共に味わってみて。タルト・クラッカント・オ・ショコラタルト生地の上にサクサクのプラリネやショコラ、キャラメルなどを乗せ、6層で仕上げられた「タルト・クラッカント・オ・ショコラ」。それぞれ層の異なる食感とショコラとキャラメルの織り成すハーモニーが口いっぱいに広がる一品だ。スフレ・ショコラ・ア・ラ・ポワール「スフレ・ショコラ・ア・ラ・ポワール」はふわふわ食感が特徴の温かいショコラスフレ。セットになるライム・ジンジャーのグラニテと洋梨のソルベは、ペルー産のカカオ75%ショコラの奥深くフルーティーな味わいをより引き立てる。ブリオッシュ・トステ・オ・ショコラ「ブリオッシュ・トステ・オ・ショコラ」は、定番のおやつとしてフランスで親しまれている一品。サクサクとしたブリオッシュの中には、とろけたオリジナルブレンドのショコラとプラリネが練りこまれた。「マカロン オリジン」が東京工房&六本木でも販売開始また、日本橋髙島屋で先行発売していた「マカロン オリジン 3個入り」が、東京工房および六本木の両店舗でも10月2日(火)より販売開始。こちらは3種のガナッシュを使用した、「ル・ショコラ・アラン・デュカス」こだわりのマカロンとなっている。【詳細】■ル・ショコラ・アラン・デュカス 2018年秋スイーツ販売期間:・東京工房「ル・サロン」2018年10月2日(火)~12月中旬(予定)・六本木「ル・サロン」2018年10月5日(金)~12月中旬(予定)販売店舗:東京工房及び六本木「ル・サロン」住所:・東京工房「ル・サロン」東京都中央区日本橋本町1-1-1・六本木「ル・サロン」東京都港区六本木6-12-2 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り価格:モンブラン・グラニテ・カシス 1,700円+税、タルト・クラッカント・オ・ショコラ 1,900円+税、スフレ・ショコラ・ア・ラ・ポワール 1,700円+税、ブリオッシュ・トステ・オ・ショコラ 600円+税(ショコラ・ショーセット 1,500円+税)※タルト・クラッカント・オ・ショコラは東京工房のみでの展開。■マカロン オリジン 3個入り発売日:10月2日(火)販売店舗:東京工房及び六本木「ル・サロン」(日本橋髙島屋では発売中。)価格:1,800円+税【問い合わせ先】ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房TEL:03-3516-3511ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木TEL:03-5775-1185
2018年10月04日グッチ(GUCCI)の2019年春夏ウィメンズコレクションが、フランス・パリで発表された。グッチがホームタウンのミラノを飛び出し、パリの歴史あるシアターでランウェイショーを開催。プレフォール、リゾートに続き、フランスへのオマージュを捧げるコレクションがついに完結する。パリの歴史あるシアターでランウェイショー会場がシアターであることから、始まりは一つのムービーから。女性が登場するのはホラームービーさながらのちょっぴり“おぞましい”作品。上映が終わると、1階の客席後ろからモデルが一人また一人と現れ、中央のステージに向かってキャットウォークを披露する。仏文化への敬意はヴィンテージテイストで再現新作コレクションも様々な要素が乱れていて、アレッサンドロ・ミケーレが継続して綴っている「折衷主義」の物語が続いている。フランス文化にオマージュを捧げたという今季は、パリのアンティークショップを覗いたかのような懐かしさとヴィンテージライクであることが特徴。特に、ウィメンズは80年代からの影響を強く受けていて、ビッグショルダーがポイントになっている。色鮮やかラッフルドレスはには丸みのあるパワーショルダーを、カラフルなロングドレスにはたっぷりのフリルをあしらって肩周りに重量感をもたせた。また、デコラティブな要素も共通し、キラキラと輝くラメ入りのフリンジが取り入れられている。空飛ぶピッグが新登場動植物を愛する“グッチファミリー”に新たに加わったのは、フライングピッグ。その名の通り羽をつけた豚さんが、ミケーレならではのアニマルワールドに加わった。ドレスの胸元に刺繍されたり、ブローチ、アクセサリーなどになって登場している。新作シューズは月や貝殻をモチーフにした、ロマンティックな仕上がり。ヴィンテージライクなパンプスの中央にメタルで仕上げたモチーフを飾った。ディズニーコラボ、ミッキーマウスバッグバッグは過去から着想を得て、60年代のアーカイブをベースにしたものを一つ。また、マリナチェーンとロープをミックスして持ち手にした、エンベローブバッグも展開している。さらに、ディズニーとのコラボレーションによりミッキーマウスのフェイスをモチーフにしたハンドバッグも展開された。
2018年09月30日爽やかなブルーとレモンカラー。この2色を使うと、お洒落で爽やかなネイルデザインが生まれます。レモンカラーに組み合わせるブルーには様々な色味・デザインがありますので、工夫次第でデザインバリエーションもかなり増えそうですね。この記事では、ブルーとレモンカラーでアートするネイルデザインをご紹介します。ブルーの布地デザインにレモンカラーをプラス最初にご紹介するのは、ブルーの布地デザインにレモンカラーを組み合わせたネイルです。例えば、ライトブルーのデニムネイルにレモンカラーのネイルを合わせたデザインはいかがでしょうか。爽やかなレモンカラーにデニムの青みが差し色となって、お洒落度高めなデザインに仕上がりますよ♪5本全てのベースデザインをデニム柄にした上で、レモンカラーのロゴやフラワー柄を描くデザインも素敵ですね。デニムデザイン以外にも、ブルーのバンダナ柄(ペイズリー柄)やチドリ格子柄というように、さまざまなデザインにチャレンジしてみてくださいね! ブルー×レモンのカラフルなカジュアルネイル次にご紹介するのは、ブルーとレモンカラーを使ったカラフルなデザインです。例えば、爪を複数のブロックに分け、そのブロック内をブルーとレモンカラーで塗り分けていくデザインはいかがでしょうか。他に、ピンクやオレンジ、ミントカラーをプラスしてもいいですね。またブルーとレモンカラーの色味も、ホワイトを少し混ぜてパステルっぽい感じにしたり、ネオンカラーに近いものにしたりすることで、仕上がりの雰囲気を変えることができます。ライトブルーをベースにレモンカラーで大小さまざまなドット柄を描いたり、乳白色ベースにライトブルーとレモンカラーのフラワー柄を描いたり…。差し色でグレーやネイビーをプラスするのもおすすめですよ♪ジューシーなレモンネイルに差し色ブルーをプラスジューシーなレモンを描いた、レモンネイル。最近はフルーツを描いたデザインが人気なこともあって、レモンネイルにチャレンジしたことがある方もいらっしゃるかと思います。そんなレモンネイルですが、ブルーとの相性も抜群です!レモンネイルの爪先数ミリをブルーでカラーリングしたり、レモンネイルにブルーのワンカラーネイルを合わせたり…。色々なデザインバリエーションが考えられますね。レモンの形を描いたり、レモンの断面を描いたりというように、レモンネイルのデザインも変化させてみてください!Itnail編集部
2018年08月30日その名は「ココット・エブリィ」 「日本の食卓にもっと寄り添いたい」「毎日のキッチンでもっと頼りになるパートナーになりたい」そんな思いから、日本人のライフスタイルにあったお鍋が作られました。 共働き世帯や単身世帯の増加を背景に、デリバリーサービスや手軽な料理キットの台頭など、家庭での「料理の在り方」が目まぐるしく変わっています。そんな中、ル・クルーゼは「肩の力を抜いて、家庭料理がもっと楽しくなるライフスタイル」を提案するコレクション「シンプルクッキング」を発表! 日本人のライフスタイルに合わせて、フランスの職人と一緒に開発した鋳物ホーロー鍋。エブリィ(Every)という名前は、「毎日 (Everyday)、みんなに(Everyone)、色々な料理(Every menu)を作っていただきたい」という製品の開発コンセプトに由来します。 「ココット・エブリィ」の魅力「ココット・エブリィ」の最大の特長は定番鍋である「ココット・ロンド」と比べて深さがあることと、底の丸いカーブ。深さがあるので、たっぷりとしたスープなどを作る際にも吹きこぼれしにくく、またコンパクトサイズなので収納にも便利で、コンロの上に置いても邪魔になりません。底のカーブにより対流を効率化することで、踊り炊きが起こり、炊飯にももってこい!少量の揚げ物やパン作りも「ココット・エブリィ」でできちゃいます。 また、今回の「ココット・エブリィ」より黄色・緑・青のカラートーンを見直し、新しいル・クルーゼレ インボーカラーもスタート! ル・クルーゼのお鍋をまだ持っていないという方はル・クルーゼデビューに、すでにル・クルーゼの魅力を知っている方は2つ目以降にオススメ。家族や大切なひと、自分のためにルクルーゼの『ココット・エブリィ』で手間をかけずに美味しい手料理を毎日作りませんか? 発売日:2018年8月22日取り扱い店舗:ル・クルーゼショップ、オンラインショップおよび全国のお取り扱い百貨店・専門店ココット・エブリィ18 ¥20,000Size:幅約23cm(取っ手込) /2.0L ※インナーリッドまで1.7LColors:チェリーレッド、オレンジ、マリンブルー、シフォンピンク、マットブラック、コットン、ミストグレー、クールミント、ソレイユ 【お問い合わせ先】ル・クルーゼ ジャポン株式会社TEL:03-3585-0197
2018年08月13日愛して止まないパリのスイーツ。日々懇々と進化し続けているので、パリ在住者であってもスイーツ巡りは欠かせない日課です。 フランスの人気パティシエとも交友関係を持つパティシエの友人 ビスキュイテリエ・グルマンディーズの結子さんと、毎年恒例のパリ パティスリー巡りを敢行。今回はペルルの取材として、3日間「パティシエが巡るパリのスイーツ店」に密着して参りました。 では、早速研究熱心な結子さんの目線でのパリ スイーツ巡りを覗いてみましょう! 3日目。ランチからスタート。色々胃袋に詰め込んでいるので、ランチも軽めに。 今人気のヘルシー系「MARCELLE(マルセル)」でオープンサンドのランチを頂きます。 お供には冷たいハイビスカスティーで。そういえば、今年は冷たいハイビスカスティーが人気なパリです。至るところで出てきます。 パリジェンヌに大人気な可愛いナチュラルなインテリアのお店です。 店内は英語が聞こえて、パリジェンヌだけでがなく観光客にも人気が広がってるお店なのだと驚きました。SNS効果はすごいですね! ランチ後はバスに乗り、18区のモンマルトル裏へ。 「LA GOUTTE D’OR(ラ・グット・ドーロ)」です。 「金の雫」とでも訳しましょうか。高貴なイメージのネーミングですね。 その名に由来している金の雫ショコラがあります。 地元の人に愛されるきちんとしたパティスリーを提供するお店。テレビ番組でパティシエの巨匠クリストフ・ミシャラクに認められた若きパティシエ、Yann Menguy(ヤン・ムンギ)のお店です。 タルト、生のガトー、クリーム系、バリエーションは幅広いです。 私はバニラのタルトを。さっぱりしてて軽~いお味。 お店の女子は緑のお洋服で統一していて、とても可愛い! ランチの後でも構わず二つ三つとどんどんケーキをお味見をしていく結子さん。どんな胃袋かしら! パティシエの結子さんとフランス伝統菓子を愛する私の「パリ最新スイーツ巡り2018」は、パリのパティスリーの進化を発見し、新たな自分試しのきっかけとなりました。 近年では日本に進出するパティシエも多くいますが、パリで出会って食するのと、日本で食するのとでは空気の違いなのか、同じものには思えないのが不思議だと思っています。その土地で生まれたものはその地で消費することが一番美味しいということでしょうかね。 お知らせですが、そんな私たち二人の企画するイベントを、ありがたいことに今年も執り行う運びとなりました。昨年同様に結子さんのお店にて期間限定で「フランス伝統菓子とアンティークの小さなグラス展」と題して企画しました。 写真はケルシー産の高品質くるみのチョコがけのフランス伝統菓子ですが、特に白いものは希少なものとなっています。 「フランス伝統菓子とアンティークグラス展」期間:7月27日(金)〜8月4日(土)※定休日:日曜、月曜場所:Biscuiterie Gourmandise(ビスキュイテリエ・グルマンディーズ)住所:愛知県名古屋市千種区鹿子殿9-2※店舗専用駐車場はございません。予めご了承ください営業時間:10:30~19:00インスタグラム:※フランスのアンティークものは一点ものになります。数に限りがございますので、コンディション、数量など予めご了承ください。 フランス伝統菓子にも多くお取り扱いすることができす、数量限定でのご提供となります。よろしくお願いいたします。 文・福島 明子(パリ在住コーディネーター)インスタグラム
2018年07月30日愛して止まないパリのスイーツ。日々懇々と進化し続けているので、パリ在住者であってもスイーツ巡りは欠かせない日課です。 フランスの人気パティシエとも交友関係を持つパティシエの友人 ビスキュイテリエ・グルマンディーズの結子さんと、毎年恒例のパリ パティスリー巡りを敢行。今回はペルルの取材として、3日間「パティシエが巡るパリのスイーツ店」に密着して参りました。 では、早速研究熱心な結子さんの目線でのパリ スイーツ巡りを覗いてみましょう! 2日目。気合いいっぱいで左岸に行きましょう。 まずは最近パンが気になると言っている結子さん。サクサクの焼きたてパンを目指して朝いちで訪問。「DES GATEAUX ET DU PAIN(デ・ガトー・エ・デュ・パン)」の本店です。 高級感が漂う店内です。シックなインテリアに凛として自信に溢れた表情のケーキとパンたち。 カンパーニュ祭り。なんとも香ばしい香り。朝のパリはこれでなくっちゃ。街を歩けどどこからかパンの香りが。そんな街パリです。 優等生な感じです。クロワッサン生地などサクサク系は他には負けないパン屋さんです。 朝から既にケーキも整列。朝から多くのパティシエが働いてるのですね。 気になるパンと焼き菓子を購入の結子さん。 そこから6区へ移動。 まずはビオのスーパーへ入ります。ここでパティシエは何を買うのかしら?後ろからこっそり追ってみましょう。製菓食材を確認していますね。 それから小麦粉や栗の粉など。なるほどねー、なんて独り言も聞こえてきたり。 ドライフルーツや海藻なんかも見てますね。 …え?海藻??どう使うのかな? 最近パリではアペリティフ用の塩味を効かせたハーブビスケットがブームでおしゃれなパリジャンを虜にしています。チーズやタプナードをのせて、ルックスも綺麗で美味しくヘルシーなテーブルを作ります。 そういう使い方なのかしら? そのあと、ショコラティエ「CHANPON(シャンポン)」にて。 シャンポンと言えば、ムースオショコラです。数種類の生ムースオショコラを食せるショコラティエとしては、ここがお手軽にテイクアウトできてオススメです。クロシェガラスも可愛い演出です。 内装もこだわっており、シェフがショコラの型を壁一面にデコレーションしています。 あれ? そういえばアラン・デュカスのショコラティエもこんな型がたくさん並んでいたような。型を並べるブームでしょうかね。 小腹が空いた私はショコラのマカロンをテイクアウト。買い物途中に一歩店内に入ってサクッと購入して一瞬で口に入れて頬張ります。エナジーチャージ! シャンポンを出てマカロンがまだ口に残っている状態ですが、すぐ目の先には私も大好きなあの老舗「BOISSIERE(ボワジエール)」が。私は大好きなつぶつぶショコラをおもたせ用に。そして果汁たっぷりのゼリーを自分用に購入。 これ、オススメです! 結子さんも吟味中。 シャンデリアが美しいな。いいインテリアですね。 味見をたくさんさせてくれるので口が幸せ状態です。 店内にはアンティークの缶箱やボンボニエールが飾られています。 まるで夢の中のような甘い雰囲気です。 ショッピングバックも格式あるロイヤルブルーカラーで美しいです。 現在改装中のサロンドテは、一体いつオープンするのでしょうか。工事が進まないと定員さんが困っていました。 ここはフランス、焦らず気長に待ちましょう。と言ったら、「待ってられませんよ!」と真顔で怒っていました。 ランチはアイスクリーム専門店のランチメニューをいただきます。 ここのランチは素晴らしいのです。お花やハーブが添えられており、とても上品で綺麗なお皿の演出。すべての料理にはアイスかソルベが付いてきて、お料理と合わせて頂く新スタイルのお店です。 私はゆるいスクランブルエッグの卵料理にオニオンのアイス添え。結子さんは緑野菜のスープにミントのソルベ添えをチョイス。 野菜のアイスクリーム、とても新しい。感動します。アイスクリームの概念を覆されるが如く、こんなにも心地よいストレートパンチを浴びることは滅多にありませんね。 その付け合わせアイスがあるのとないのではお皿の感動が全く違いました。魅力的なアプローチ。この手があったか!とつい思ってしまいますが、素人ではできないアイス職人の技と味のマリアージュ、完璧です。 お持ち帰りでアイスをお買い上げの方も多くいらっしゃいます。さすが左岸な品格です。 左岸から右岸に入ります。どんどん郊外に向かってバスは進みます。結子さんの今回のお目当てのひとつ「BENOIT CASTEL(ブノワ・カステル)」です。 今パリでは週末友人とブランチを共に過ごすのが人気なのですが、まさにその需要のあるお店です。 こちらはブランチのバイキング用カウンターです。さぞ賑やかなのでしょうね。 ランチの後にもかかわらず、結子さん、イートイン狙ってます。 私はティーでほっこり。 全てのケーキにはトレードマークのプチビスケットが付いています。可愛いですね! 自分のケーキに小さなビスケットを付けるというブランド戦略に脱帽です。マーケティング戦略が上手ですね。 店内はインダストリアル系な感じとオープンキッチンと幾つもの長テーブルが配置されています。週末は活気がある様子が伺えます。 幾つかの古い釜が移設してあり、パンや焼き菓子に対する深い思いが見えるお店です。 結子さん、ご満悦。 この日撮り忘れてしまいましたが、ちゃんとロゼの乾杯で締めました。 明日はいよいよ最終日!「Day3」に続きます。 パティシエの結子さんとフランス伝統菓子を愛する私の「パリ最新スイーツ巡り2018」は、パリのパティスリーの進化を発見し、新たな自分試しのきっかけとなりました。近年では日本に進出するパティシエも多くいますが、パリで出会って食するのと、日本で食するのとでは空気の違いなのか、同じものには思えないのが不思議だと思っています。その土地で生まれたものはその地で消費することが一番美味しいということでしょうかね。お知らせですが、そんな私たち二人の企画するイベントを、ありがたいことに今年も執り行う運びとなりました。昨年同様に結子さんのお店にて期間限定で「フランス伝統菓子とアンティークの小さなグラス展」と題して企画しました。写真はケルシー産の高品質くるみのチョコがけのフランス伝統菓子ですが、特に白いものは希少なものとなっています。 「フランス伝統菓子とアンティークグラス展」期間:7月27日(金)〜8月4日(土)※定休日:日曜、月曜場所:Biscuiterie Gourmandise(ビスキュイテリエ・グルマンディーズ)住所:愛知県名古屋市千種区鹿子殿9-2※店舗専用駐車場はございません。予めご了承ください営業時間:10:30~19:00インスタグラム:※フランスのアンティークものは一点ものになります。数に限りがございますので、コンディション、数量など予めご了承ください。 フランス伝統菓子にも多くお取り扱いすることができす、数量限定でのご提供となります。よろしくお願いいたします。文・福島 明子(パリ在住コーディネーター)インスタグラム
2018年07月28日愛して止まないパリのスイーツ。日々懇々と進化し続けているので、パリ在住者であってもスイーツ巡りは欠かせない日課です。 フランスの人気パティシエとも交友関係を持つパティシエの友人 ビスキュイテリエ・グルマンディーズの結子さんと、毎年恒例のパリ パティスリー巡りを敢行。今回はペルルの取材として、3日間「パティシエが巡るパリのスイーツ店」に密着して参りました。 では、早速研究熱心な結子さんの目線でのパリ スイーツ巡りを覗いてみましょう! 1日目。朝からパティシエ結子さんはマレ地区にあるレバノン菓子のお店「ALEPH(アルフ)」へ。私もパリ在住の友人も頻繁に通う最新パティスリーで絶賛オススメ中のところです。 パイ生地を使った『Nis(「ニ」と読みます。仏語訳「鳥の巣」という意味)』を模した形の台にクリームを流し込んだお菓子を2個3個頬張りました。 ハーブやお花を材料にしているなんとも可愛らしく夢のあるコンテンポラリーなレバノン菓子です。 ここから見出す表現の数々は、彼女に大きな財産になっていたように思います。 ランチを終え、その足でスイーツ巡りは続きます。ランチでもしっかりデザートを平らげる姿勢は、食に纏わる職人の根性であり、同時に素晴らしい胃袋を持っているのだなと感心してしまいます。 さて、最近話題の17区 「KL Pattiserie(カー・エル・パティスリー)」にお邪魔します。 私はランチでお腹がいっぱいになりましたが、さすがパティシエ。フランスのプリン「フラン」をご注文。一口味見させて頂くと、なんとも新鮮なバニラの贅沢なふくよかさ、そしてプリンにもほど近い口どけの良い上品なフランがやって参りました。これは久々の感動。 そしてこちらがパティシエ。ケヴィン・ラコトゥさん。とてもフレンドリーな方。彼からこの繊細なお味が生み出されているのですね。 お腹がいっぱいの私はこれらを購入。夜のお供に。 パティシエのお母様が「止まらないから気をつけて!」とおっしゃっていた通り、と、止まらないではないですか。。。危ないお菓子です。ノワゼットのキャラメリゼ(右)、エピスのビスケット(左)。 ランチ後の店内は、地元のマダムで賑わっておりました。 17区からほど近いピガールへ移動。 こちらがかの有名なムーランルージュ。これを横目にスタスタ。目指すは世界からお客さんが集まるこちらのお店「A L’ETOILE D’OR(ア・レトワール・ドーロ)」。 結子さんは「こういうお店をやりたい。」と昔から話しています。全くブレていません。こちらのマダムの可愛いらしいこと。この世界では彼女を知らない人はいないほどの有名人でございます。 マダム アカボ。三つ編みとキルトスカートがトレードマーク。チャーミングなスタイルです。 いつも行くたびにたくさんのお菓子の話、パリの時代の移り変わりなどを語ってくれます。コミュニケーションが取れるお菓子屋さんって、大事な存在ですね。 ただお菓子を販売するだけがお菓子屋さんの仕事ではないこと、これを教えてくれた貴重な人生の先輩です。ありがたい成熟した社会が、ここパリにはあります。 フランス菓子のセレクトショップですが、ここでしか買えないものが幾つかありますが、なんといっても「Bernachon(ベルナシオン)」のショコラ!これは購入必須です。 マダム アカボの楽しい話があるゆえに、その三つ編みに後ろ髪引かれる思いのまま、こちらのお店を後にします。マダムまたね! 次なるは10区のグルメ街、マルティル通りへ。 2区モントルグイユに引き続き、新たにここに「FOU DE PATISSERIE(フー・ド・パティスリー)」の2号店が誕生しました。この日はまだ出来たて一週間目です。店内はまだ工事の匂いがほんのり残っていました。 パリにある敏腕パティシエのケーキや焼き菓子などのスイーツが日替わりなどで店頭に並びます。 本も出版しています。サイン会なんかも催しており、イベント好きには要チェックの人気店です。 本日はこれでひとまず閉幕です。 ロゼでおつかれさまの乾杯儀式。また明日!「Day2」に続きます。 パティシエの結子さんとフランス伝統菓子を愛する私の「パリ最新スイーツ巡り2018」は、パリのパティスリーの進化を発見し、新たな自分試しのきっかけとなりました。 近年では日本に進出するパティシエも多くいますが、パリで出会って食するのと、日本で食するのとでは空気の違いなのか、同じものには思えないのが不思議だと思っています。その土地で生まれたものはその地で消費することが一番美味しいということでしょうかね。 お知らせですが、そんな私たち二人の企画するイベントを、ありがたいことに今年も執り行う運びとなりました。昨年同様に結子さんのお店にて期間限定で「フランス伝統菓子とアンティークの小さなグラス展」と題して企画しました。 写真はケルシー産の高品質くるみのチョコがけのフランス伝統菓子ですが、特に白いものは希少なものとなっています。日程はお盆明けを予定しています。詳しくはインスタグラムにて情報をご覧いただけるようにしております。 「フランス伝統菓子とアンティークグラス展」期間:7月27日(金)〜8月4日(土)※定休日:日曜、月曜場所:Biscuiterie Gourmandise(ビスキュイテリエ・グルマンディーズ)住所:愛知県名古屋市千種区鹿子殿9-2※店舗専用駐車場はございません。予めご了承ください営業時間:10:30~19:00インスタグラム:※フランスのアンティークものは一点ものになります。数に限りがございますので、コンディション、数量など予めご了承ください。 フランス伝統菓子にも多くお取り扱いすることができす、数量限定でのご提供となります。よろしくお願いいたします。 文・福島 明子(パリ在住コーディネーター)インスタグラム
2018年07月26日初めて来たフランスで、いきなり住み始めた。 6月で、パリに住んで7年。小学校を終えてしまった程の時間が、あっという間に過ぎていきました。初めての1人海外。言葉も喋れず、知り合いも居ない場所で、いきなり住み始めました。さらには、フランスに一度も来たことがありませんでした。いくつか他に候補の海外都市が自分の中であったのですが、なぜか直感がパリだと言っていたので、それで決めたのです。 もちろん、フランスの文化-映画、ファッション、文学などに元々関心が高かったのですが、それはフランスに限らずで、海外のカルチャー全般に関心が高かったんです。 でも、直感で、パリだった。 とにかく、そんな気軽さから私の海外生活はスタートしたのでした。 “ない”という不便さによって、多くのことを培えた日々。 海外に住み始める時、また、慣れない土地での情報ってとっても貴重ですよね。今は、インターネットが生活のスタンダードになっているから、ネットやスマホがない生活なんて、今の私には考えられない。 でもそんな私も、パリ来た当初から2年近くは、節約の為インターネットを繋がず、携帯もプリペイドでした。だから当時は情報を仕入れるだけでも大変で、外に出ても方向音痴なので場所が分からなくなるし(笑)、友人や知り合いが欲しい、誰かと繋がりたいと思っても、今よりSNSが少なかった。 また住居探しにおいても、住宅難のパリではネットを繋げていないどころか、保証人のいない外国人の私が「家を探す」ということはとても大変でした。 でも“ない”というところから、人は創意工夫をし、本来の感が鍛えられたリ、実際の行動力が培われていくのかもしれません。 だから、今となっては良い機会を与えられた貴重な期間だったと思っています。 生活必需品と数着の服が入ったスーツケース1つでやってきて、着いた翌日から何をしたかというと、とにかく歩いた! 街を覚える為に読めない地図を見ながらパリ中を歩き、参考書で覚えた私のフランス語が通じるのか、見知らぬフランス人に声を掛けながら、とにかく毎日たくさん歩きました。多い時で、1日15人くらいに声を掛けたりも(笑)。内容なんてどうでも良くて、とにかく話して言葉を理解できるようにしていきたかった。あと、パリジャンの方々と交流したかったのです。 特にパリの人たちは、喋るスピードが速いと言われていて、パリジャン独特の発音があります。参考書とは違うんですよね。実際、何を話しているのかさっぱり分からなくて、途方に暮れた日々が続きました(笑)。でもここでも、出来ない喋れないということに臆せず、それでも話す、自分の言いたいことを伝えるという、度胸を養っていくことに繋がっていった気がしています。 パリ生活のスタートした思い出の場所、サンマルタン運河! これは大好きなサンマルタン運河。ここから私のパリ生活がスタートしたので、一番思い入れのある場所です。 初めてシャルル・ド・ゴール空港に着いたとき、タクシーでこの近くのホテルに向かったのですが、あまりに体調が悪く、タクシーの中で半ば気を失っている状態でした(笑)。 目が覚めた時に最初に飛び込んできた光景が、きらきらした初夏の日差しを照り返すサンマルタン運河の木々と、パリジャンたちが日向ぼっこしながら談笑したり踊ったりしている自由でのびやかな光景でした。それは今でも目に焼き付いています。 私は毎年、初めてパリにやって来た日付近は、必ずサンマルタン運河へ行くように決めています。初心に戻るじゃないけど、その時期にここへ来ると、ふっと背筋が伸びる気持ちになれるからです。 7年目を迎えて思うことパリに来た時は正直、大きな目標や夢があったわけではありませんでしたが、自ら進んで行動していくうちに少しずつその時やりたいことが現れてきました。そして、その都度立ててきた一つ一つの目標を達成し、困難があっても乗り越えて来れたのは、応援してくれる家族の存在が一番大きかった。 それから、励まし合った日本に居る大切な友達。そして、ここで出会った全ての人たち。たった一人で居るような気がしても、人は本当の意味で一人ではないのかもしれません。そして、自分の見えている世界がすべてではないということをほんの些細な出来事や触れ合いの中から教わった気がしています。 現在はフリーでお仕事をしていますが、この仕事を通して、人との交流や繋がりの大切さというのもひしひしと実感しています。人は財産というけど、本当にそうなんだなあと。 日本とフランスで仕事をする際、働き方に大きな差はありますが、人としての基本はきっと何処に居てもある部分は一緒だと思うのです。 それから、“コミュニケーション”ということの意味。それを日本に居る時は考えもしなかったけど、ただ人と人の言葉の交わし合いだけではなく、何を話したかよりも、心だったり、雰囲気だったり、思いやエネルギーだったり、笑顔だったりetc…何を相手と交換したか、何を自分からその場で提示できたかが大切なのかなと思っています。 コミュニケーションについては、言葉の不自由な日々がずっと続いたからこそ培えた自分なりの哲学みたいなもので、経験に基づいた軸の様なものが自分の中で出来たことをありがたく思っています。 先のことは分からないけれど、でも今は確実に未来に繋がっている。これは、みんな一緒。今出来ること、やりたいことを大切に、そして、パリの情報や魅力を、多くの人たちに伝えていきたいです。 そして、8年目に向けて、また一つ成長していきたいと思います! 今日は、ここで暮らしながら、いろんな人たちに向けて感謝の意味を込めて記事を書かせていただきました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
2018年07月10日7月公開の『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』の公開を記念して、フジテレビ系列ではスペシャルドラマ「コード・ブルー 特別編 -もう一つの戦場-」と、5夜連続でスピンオフドラマ「コード・ブルー -もう一つの日常-」を放送することが分かった。山下智久主演の人気ドラマ「コード・ブルー」シリーズ。2017年7月期に放送された3rd Seasonでは、山下さん演じる藍沢耕作をはじめ、白石恵(新垣結衣)、緋山美帆子(戸田恵梨香)、冴島はるか(比嘉愛未)、藤川一男(浅利陽介)が、新たに加わった若き救命救急フェローの名取颯馬(有岡大貴)、灰谷俊平(成田凌)、横峯あかり(新木優子)、そしてフライトナースの雪村双葉(馬場ふみか)の指導医として成長した姿を見せ、また人命救助に必死に向き合うリアルな医療現場が描かれた。■7月28日(土):土曜プレミアム「コード・ブルー 特別編 -もう一つの戦場-」今回のスペシャルドラマでは、この3rd Seasonでは語られなかった、隠されたもう一つの物語が明かされる!「灰谷はいまドクターヘリに乗ることができているのか」――。ドクターヘリに乗り、無線でやり取りをしようとすると墜落事故の記憶がフラッシュバックし、話すことはおろかガタガタと震えが止まらなくなった成田凌演じる灰谷。結婚式に向かう途中で事故に巻き込まれ新郎を亡くした患者・大島美央。2人は心に大きな傷を負った。灰谷はPTSD(心的外傷後ストレス障害)を克服するため、精神科医の二宮栞(泉里香)のカウンセリングを受け始めた。しかし、待ってはくれない救命の現場。次々と鳴るドクターヘリ要請。そして訪れた地下鉄崩落事故。灰谷は現場に行くことはできずに病院内で死力を尽くすしかなかった。灰谷はPTSDを克服し、新たな一歩を踏み出せることができるのか――!?映画を観る前でも、観た後でも楽しめる内容だ。■7月23日(月)~:スピンオフドラマ「コード・ブルー -もう一つの日常-」3rd Seasonでは、地下鉄トンネル崩落事故など数々の壮絶な救命救急の現場で経験を積んできた救命救急フェローの名取、灰谷、横峯、そしてフライトナースの雪村に焦点をあてた救命救急の日常を、5夜連続5エピソードで描く。第1回/7月23日(月)ネットの情報が全て正しいとは限らない。何百冊と医学書を読み、何人もの患者を診てきた彼らが選択し、出した答えとは…。第2回/7月24日(火)医者は全ての病を治すことはできない。薬の力だけではなく、気持ちの力も信じたい。だから私はどんなときも明るいコートを着続ける。第3回/7月25日(水)知らないことを知っているフリをする医師か、知らないことを知らないと言える医師か。恥をかくことの大切さも学んでいく――。第4回/7月26日(木)自分の笑顔が嫌いな看護師。彼女の笑顔はほかの看護師や患者からも煙たがれている。ただ、1人の少年だけを除いて…。第5回/7月27日(金)重症患者が来なければいいとフェローたちは皆思っていた。指導医がいない中で、彼らは当直を乗り切ることができるのか――?土曜プレミアム「コード・ブルー 特別編 -もう一つの戦場-」は7月28日(土)21時~フジテレビにて放送。スピンオフドラマ「コード・ブルー -もう一つの日常-」は7月23日(月)深夜24時25分~、24日(火)深夜24時25分~、25日(水)深夜25時25分~、26日(木)深夜24時25分~、27日(金)深夜24時55分~フジテレビにて5夜連続放送(関東ローカル)。『劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』は7月27日(金)より全国東宝系にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:劇場版コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命- 2018年7月27日より全国東宝系にて公開© 2018「劇場版コード・ブルー –ドクターヘリ緊急救命-」製作委員会
2018年07月02日深く澄んだブルーに、軽やかな口あたり。「これがビール?」と驚いてしまうのが、〔いわて蔵ビール〕で造られている、青いシャンパンビア《サムシングブルー》です。グラスに注ぐとどこかミステリアスで、思わず見入ってしまうフォトジェニックな魅力をもっています。古くからの言い伝え「サムシングフォー」のひとつであるサムシングブルーにちなんで、結婚のお祝いにもおすすめですよ。〔いわて蔵ビール〕にて醸造されるシャンパンビア《サムシングブルー》美しくミステリアスなビール《サムシングブルー》、その醸造元は、岩手県一関にある「いわて蔵ビール」。今から10年ほど前より、ブライダルでの利用をメインとして造られたものなのだそう。「サムシングブルー」とは、ヨーロッパに古くから伝わるおまじない「サムシングフォー」のうちのひとつ。花嫁が幸せになれる4つのアイテムとして、なにかひとつ古いもの(SomethingOld)、なにかひとつ新しいもの(SomethingNew)、なにかひとつ借りたもの(SomethingBorrowed)、そして、なにかひとつ青いもの(SomethingBlue)がある……という言い伝えによるものです。そんな「サムシングブルー」の言い伝えにちなんで、結婚のお祝いやプレゼントとしてよろこばれている、青いシャンパンビア。もちろんお祝い以外でも、美しいブルーは日常から離れたスペシャルな気分にさせてくれるもの。手みやげや、ご自宅用として特別な日に開けるのもおすすめです。1本から購入可能。ギフトボックスの内側には「サムシングブルー」の言い伝えブライダル用というと、引き出物やパーティ用にたくさんの本数でなければいけないのでは?と思いがちですが、《サムシングブルー》の注文は1本から可能です。こちらは2本入りのギフトボックス。青と白を基調とした箱を開けると、「サムシングブルー」の言い伝えが綴られています。ラベルは絵本作家の松村雅子先生のデザイン。青のボトルは、目にも美しくおしゃれです。すっきりとした飲み口は、まるでシャンパンのような軽やかさグラスに注いでみると、深い澄んだブルー。この色素は着色料ではなく、天然の色素を使用しているのだそう。《サムシングブルー》を飲むなら、グラスはフルートグラスなど、その美しさが引き立つグラスを選んでみてくださいね。容量は1本330ml、2人でフルートグラスで飲むのにぴったりの量です。《サムシングブルー》はビール本来の醸造方法でつくられており、まぎれもなく味はビール。ただ、その飲み口はまるでシャンパンのような軽やかさで、後から苦さがふわっと表れます。どっしりとしたモルトの存在感を感じるビールというよりは、軽やかな風味を楽しむビールといえるでしょう。アルコール度数は3%と軽めですので、お酒が苦手な方もチャレンジしやすいですよ。フォトジェニックな演出に、乾杯用に♪〔いわて蔵ビール〕の《サムシングブルー》は特別な気分にさせてくれる珍しいビール。活用シーンとしては、やはり日常使いというよりも、ギフトやお土産、特別な日の食卓でいただきたいものです。美しい青はとてもフォトジェニックですので、これからの季節の、おしゃれなテーブルコーディネートにもぴったり。特別な日の演出にご活用ください!〔いわて蔵ビール〕の《サムシングブルー》の詳細はこちら!●ライター下川尚子
2018年06月21日フランス・パリ発「ル・ショコラ・アラン・デュカス」は、東京工房・六本木店にあるデザート・サロン「ル・サロン」にて夏の新作デザートを2018年6月15日(金)から9月中旬まで期間限定で発売予定だ。夏の風物詩“かき氷”がショコラと組み合わせ進化して登場する。東京工房・六本木店ではそれぞれ異なるフレーバーを用意。東京工房限定の「Kakigori抹茶&ショコラ」には、和素材・抹茶を起用。かき氷=グラニテに抹茶を合わせ、その下にショコラ味のソルベ、レモンのマーマレード、砂糖をからめたカカオニブ、抹茶のクリームを層になるように敷き詰めた。クリーミーな口どけの中から登場するカカオニブのカリカリとした食感がポイントに。抹茶・ショコラ・レモンのコンビネーションは想像以上に抜群だ。六本木店限定の「Kakigoriカフェ&ショコラ」は、かき氷=グラニテにカフェを組み合わせ。「Kakigori抹茶&ショコラ」同様に、下にはショコラ味のソルベと砂糖をからめたカカオニブを。マーマレードはオレンジにチェンジし、クリームはカフェフレーバーに変更した。カフェの苦みとショコラのすっきりとした甘み、マーマレードの甘酸っぱさを同時に味わえる、ハイブリッドなスイーツとなっている。また、2店舗共通で「スフレ・オ・パンプルムース&プラリネ」が発売。ふんわりとしたスフレ生地は、グレープフルーツ風味で爽やか。中には、ザクザクとした食感のヘーゼルナッツペースト、グレープフルーツのマーマレードを重ねた。プラリネアイスクリームとグレープフルーツのコンフィが付属するので、好みに合わせて一緒に味わうのもオススメだ。【詳細】ル・ショコラ・アラン・デュカス夏の新作デザート・Kakigori抹茶&ショコラ 1,700円+税<東京工房限定>・Kakigoriカフェ&ショコラ 1,600円+税<六本木限定>・スフレ・オ・パンプルムース&プラリネ 1,600円+税<2店舗共通>場所:・ル・ショコラ・アラン・デュカス東京工房「ル・サロン」住所:東京都中央区日本橋本町1-1-1TEL:03-3516-3511営業時間:11:00~20:00(L.O.19:30)・ル・ショコラ・アラン・デュカス六本木店「ル・サロン」住所:東京都港区六本木6-12-2 六本木ヒルズ六本木けやき坂通りTEL:03-5775-1185営業時間:11:00~21:00(L.O.20:30)発売期間:2018年6月15日(金)~9月中旬<期間限定発売>
2018年06月17日メゾンカイザー(MAISON KAYSER)とル・クルーゼ(LE CREUSET)がコラボレーションしたビアガーデン「MAISON KAYSER BEER GARDEN with LE CREUSET」が、2018年7月1日(日)から9月30日(日)までの期間、メゾンカイザー池袋サンシャイン店にてオープンする。「MAISON KAYSER BEER GARDEN with LE CREUSET」では、ル・クルーゼ製品を使って調理されたメゾンカイザーのパンや肉料理などのメニューが提供される。メゾンカイザー定番のカンパーニュ生地に、燻製オイルを練り込み、ル・クルーゼの鍋で焼き上げた「燻製カンパーニュ」は、もちもちしっとり食感のビアガーデン限定ハードパンだ。さらに、多くの星付きレストランなどから支持を受けるメゾンカイザーのお食事パン8種類以上が食べ放題となる。その他にも、低温調理で柔らかく仕上げたバックリブのコンフィや、こんがりジューシーに焼き上げた丸鶏のローストなど、ル・クルーゼ製品を使用して調理した肉料理も登場。生ビールや4種類のクラフトビールなどのドリンクは、ル・クルーゼ新製品のカラフルなタンブラーにて提供される。なお、メゾンカイザー丸の内店でも、池袋サンシャイン店同様のメニューを展開する。【詳細】「MAISON KAYSER BEER GARDEN with LE CREUSET」期間:2018年7月1日(日)~9月30日(日)店舗:・メゾンカイザー池袋サンシャイン店(28名限定/1日)東京都豊島区東池袋3-1-2 サンシャインシティ 専門店街アルパ1階・メゾンカイザー丸の内店(16名限定/1日)東京都千代田区丸の内1丁目4-1 丸の内永楽ビルディングiiyo営業時間:18:00~(最終入場20:00)、120分制(ドリンクL.O.は30分前)※丸の内店は月~土のみビアガーデンメニュー料金:1人 6,480円(税込)メニュー:<フードメニュー>燻製カンパーニュ、メゾンカイザーお食事パン食べ放題、生ハムのサラダ、バックリブのコンフィ(アヒージョ仕立て)、丸鶏のロースト・フライドポテト添え、メゾンカイザーオリジナルキャラメルアイスクリーム(1人1つ)※お食事パンの食べ放題は、燻製カンパーニュを完食後の提供となる。<ドリンク飲み放題>生ビール、クラフトビール4種、赤白ワイン、サワー各種、ハイボール、ソフトドリンク各種※時間は90分制となる。【予約】TEL:・メゾンカイザー池袋サンシャイン店 03-3980-8880・メゾンカイザー丸の内店 03-6269-9411※2日前までに要予約。※予約は2名~。※インターネット予約は6月20日(水)より開始。※ビアガーデン予約・来店者には、メゾンカイザーオリジナルグッズをプレゼント。
2018年06月14日世界的に知られるパリの3つ星レストラン「ル・サンク(Le Cinq)」にて、副料理長をつとめた日本人シェフ・田熊一衛が、6月13日にパティスリーショップ「リーブル(Libre)」を東京・白金にオープンする。店舗イメージミシュランの3つ星を獲得し続けている、ル・サンクのスーシェフ(副料理長)としてメニュー開発を担当していた田熊。ル・サンクは、5つ星ホテルのさらに上のランク、パラスの称号を持つパリの最高級ホテルのひとつ、フォーシーズンズ・ジョルジュ・サンク内にあるミシュラン3つ星のレストラン。ここで田熊は、フランスのみならず世界中の美食家を虜にしてきた。そんなフレンチシェフである田熊が、日本帰国後に最初に選んだのはパティスリー。その理由は、まずはお客様に3つ星の技を手軽に感じてほしかったから。 田熊がフランスで培ってきた3つ星の技を惜しげもなく注ぎ込み完成させた「リーブル」のお菓子は、味で満足させるのもちろんのこと、“新しい何か”を創造し、常に独創的な知覚・触覚・聴覚と、人間の五感すべてを刺激する新感覚の洋菓子となっている。フリュレ(税抜900円)同店を象徴するスイーツ「フリュレ(Fleure)」は、田熊がパリ在住時代に考案した、まるで本物の果実のような見た目が特徴的な“新感覚スイーツ”。甘さを抑えたチョコレートで形づくられた果実を割ると、中からは選りすぐりのフルーツを使用したソースと果肉の入ったヨーグルトジェラートが溢れ出す。季節ごとに限定のフレーバーを展開し、6月は「マンゴーベース+宇和島のブラットオレンジ」「イチゴベース+石垣島のスナックパイン」「ココナッツベース+宝島のバナナ」の3種類が登場。着色料・化学調味料は一切使用しておらず、100%ナチュラルな素材で作っている。コース料理イメージ18時からはレストラン営業となり、コース料理(税抜8,500円)のみ展開。スイーツ同様、思わずうっとりと眺めてしまうほど美しいビジュアルに、本場で培った確かな味を楽しめるコースとなっている。また、21時以降はバータイムとしての営業も予定している。【店舗情報】リーブル(Libre)住所:東京都港区白金1-15-36営業時間:パティスリー 10:00〜16:00 / レストラン 18:00〜21:00(ラストオーダー)
2018年06月04日パリ生活で楽しみにしていることといえば、ブロカント。 モードの世界でメゾンの仕事をしていた頃、フランス刺繍やレースの素晴らしさに触れて学ぶ機会がありました。パリ出張に来るたびに、時間があればブロカントへ足を運び、職人技の光ったアンティークのドイリー、ハンカチーフを集めてきたものです。 以前にもこちらでアンティークレースのことについてお話ししましたが、今回はまた少し違う角度でご紹介したいと思います。 繊細で美しい、そんなフランス刺繍のルーツとは? フランス刺繍のルーツは、もともとインドやイタリアからフランスに辿り着いた輸入文化です。 近国の英国やフランドルとの繊維を通じた交流もあり、技術や流行が行ったり来たりして発展してきた経緯があります。私が収集しているドイリーやハンカチーフには主に18世紀末から20世紀前半の時代性に富んでおり、大きくは「ルネサンス」と「リシュリュー」と呼ばれる時代を反映したものを中心に集めてきました。 今回は「ムショワール」と呼ばれるアンティークハンカチコレクションを少しお見せしたいと思います。 ハンカチ刺繍は18世紀に王家や貴族の男性が持つアイテムとして流行り始め、職人は必死で極細糸を紡ぎ、刺繍のデザインを考えました。 時代を経て、19世紀末には庶民に浸透するほどまでに流行となり、広がりを見せました。かつての日本のように針仕事は日常のものであったので、19世紀中頃には自ら刺繍を施したハンカチーフを持っていた習慣があったと考えられています。 ハンカチーフの角に花や草などのモチーフが刺繍されたデザインは、英国から流れてきたデザインルーツであると言われています。 この頃は王家や貴族が競い合うように服の襟や袖、シミーズ(日本訳:現代で言う紳士用シャツ)などに美しい植物モチーフをあしらった刺繍を施す流行がありました。地域によってはすごい襟のものや強い民族思想を反映している帽子などがありますね。 上の写真は18世紀末のもの。その素晴らしい技術には思わずため息。糸を引く技法を用いたステッチ刺繍、葉っぱの中に砂のような点々模様、真珠のような立体ポイントなど…様々な職人技が施されており、糸の始末も分からないほど。とてもリッチな仕上がりな、価値あるコレクションです。 王家や貴族の位の高い人が持っていたハンカチーフには、特徴的な刺繍が施されています。収集家も魅了するその価値は、高品質の極細に依られたリネン糸が使われている事が第一条件として挙げられます。リネンを髪の毛よりも細い糸に紡いで依り、それを薄くて透け感のある平織りの生地へ。 この薄手の生地を用いたハンカチーフは、中でも最も価値があるものだとされています。投げたらふわーっと降りてくるほどの軽さ。 リネン素材だから成し得るこの張り感とオーガンジーのような薄さ。本当に美しいです。ここから物語が始まるわけですね。 王冠の刺繍が施されているものは文字通り「王家」の証。 こちらはブルターニュの王家の末裔から渡されたもの。私の手に渡る前の持ち主、テキスタイル工芸の収集家であるマダムは、直接王家から継承し40年間に渡り大切に保管していました。そして私の手元へ。私の大切な出会いは、3代目という称号ももれなく受け継ぐ運びとなりました。嬉しい出来事です。 英国デザインに影響されていると言われている植物モチーフは、ロワール地方やブルターニュ地方から出てくる事が多いです。18−19世紀にかけて、その地方には権力を持った英国人が移り住み育んだ土地である歴史があります。歴史的つじつまが合いますね。ちなみにロワール地方にはイギリス式庭園も多くあります。イギリスがフランスに与えた文化的な影響は、色々な角度から見えてきます。 そして名入れハンカチーフ。これがあるのと無いのでは価値が違います。 映画のヒロインでも一躍有名になった、フランス名『Amelie(アメリ)』、見つけました。薄いリネンにたくさんの技術が施されています。フリルが可愛いので赤ちゃんの誕生祝いなどでしょうか。これもブルターニュ地方のものです。 時にはキリスト教のミサに使われるハンカチーフとも出会います。お守りのように必ず中央にクロスが施されています。これは珍しい刺繍ですね…Gabrielle(ガブリエル)の名前が入っています。 こちらは「ナポレオンⅢ」と呼ばれる19世紀に人気の刺繍デザイン。葉っぱから雫が落ちてきそうな水滴のようなポンポンが可愛さを引き立てます。そういえば、有名メゾンもこの技法を使ったドレスなど発表していましたね。今では簡単に機械で製作できるようになりましたが、やはり手作業のものは繊細さが違います。 こちらもブルターニュ地方の貴族から出てきた「ナポレオンⅢ」デザインの施されたナプキン。カットワークだけではなくステッチと立体刺繍のデザインが表情豊かです。食後のデザートタイムに使用されたもので、小ぶり。お晩酌にも使える、嬉しい実用的サイズです。 ハンカチーフを探っていくと、このようなモダンな刺繍が流行った時期があり驚いたことがあります。こちらは平織りに織られた生地に針を入れて、引っ張りながら四角い模様を施していくという、気の遠くなるような仕事です。価値のあるものは、生地の小さなスクエアの部分が二重になっているのですぐわかります。また、裏を返したときの始末の仕方によっても価値が違います。 これらは1920−25年の非常に短い期間に作成されたものだと教わりました。すなわちアールデコ(1910-1930年)ですね!ここでもデザインの歴史とぴったり合います。 フランドルや北フランス、ノルマンディーで流行ったボビンレースのコレクション。チュールの技術と立体刺繍とカットワークを合わせたコレクション。リネンなのでパリッパリ。 より新しく、より極めた技術に向かっていく姿。力を感じます。 マルセイユ港が開港され、輸入された様々な外国文化。イタリアから渡ってラングドック地方やプロヴァンス地方に広がり、定着したフランス刺繍のひとつ『ブティ』に良く似たアイディア源の刺繍。 こちらはノルマンディーのもの。光にさらすと浮き出る刺繍。細かな作業は美しいです。非常に薄いコットンが使用されています。 こういう宝探しをしているとひょっこりドイリーに出会ったりします。なんとも細かい仕事!予期せぬ嬉しい出会いにテンションも上がります。 最後に、こんなユニークなピエロ刺繍も見つけたりしてほっこり。ちょっと荒いけど、この表情にやられました。若い方の作品だったのかしら。針から年齢も見えてきたりして、そんな想像も楽しいものです。すごく時間かけて作られてますね。 これだから、ブロカント巡りはやめられない…!さあ、また次の出会いを求めて、行ってきます! 文・福島 明子(パリ在住コーディネーター)インスタグラム
2018年05月30日『パリ蚤の市散歩』や『パリのヴィンテージファッション散歩』、そして昨年末に刊行された『増補改訂版 パリ蚤の市散歩』の著者で、ファッションジャーナリストの清水友顕による蚤の市イベントが、5月18日より東京・原宿にあるアンティークショップ・ユニック(unikk)でスタートする。ショップいっぱいに並ぶのは、イヤリングやブローチ、グラスや陶器などの食器、ホウロウ製キッチン用品、花瓶、アンティーク缶、レースやブレード、ペーパー類など。希少な一点物のストーリーを買い付けた清水さんから聞きながら、あらゆるジャンルのアイテムに囲まれた不思議空間を楽しんで。また初日18日の18時から21時までは、オープニングレセプションも開催される予定。会場では、アクセサリーデザイナー金井宏眞が手がけるブランド、リルコディット(Rirecodite)の展示受注会も同時開催。【イベント情報】「パリの蚤の市展 - numéro4@unikk -」会期:5月18日〜27日時間:13:00〜20:00会場:アンティークショップunikk住所:東京都渋谷区渋谷1-22-5 1階定休日:5月16日URL:ブログ『友くんのパリ蚤の市散歩』:
2018年05月15日ゆったりとした空気が流れる、アートミュージアム周辺。4月13日、パリ初のデジタルアート・ミュージアム L’Atelier des Lumières(アトリエ・デ・リュミエール)がオープンしました。 11区のSaint Maur (サン・モール)通りにできたこの施設は、もともと100年近く続いた精錬工場の跡地を改装したもの。広さ2000㎡を有し、4年の歳月をかけて現代アートの空間へと変貌を遂げました。このブログを読んでくれている人の中に、もしパリに観光で来たことある人がいらっしゃっても、この辺りを訪れたことがある人はあまりいないのではないかと。それもそのはずで、この周辺に人気の観光スポットはなく(強いて挙げるならペール・ラシェーズの墓地)、庶民的で少しゆったりとした空気が流れています。でも、レストランやバーが多く集まるレピュブリックとバスティーユの間にありますし、人気のマレ地区へも歩いて行けるので、便利なエリアでもあります。近年はこの周辺にもおいしいコーヒーショップやカフェなどがオープンしているので、喧騒を離れてブランチやカフェをしたい方に是非おすすめしたい穴場スポットです! オープニングの作品に選ばれたのはクリムト! さて、このミュージアムの試みは、壁や床など建物全体を駆使したビジュアルアートと音楽のコラボレーションによって観客に新体験をもたらすもの。 今回のオープニングにあたって、3つの作品が上映されています。そして、そのメイン作品に選ばれたのは《クリムト》!クリムトのプロジェクションは、およそ30分の上映。その間、壁と床一面(総面積3300平㎡)をキャンバスに見立てたグラフィック映像が、クラシック音楽—ワーグナーやショパンなど、時に盛大で時に哀愁漂うメロディーと共に進行していきます。 そして、クリムトの影響を受け、オーストリアを代表する画家の一人であるエゴン・シーレの品も《クリムト》中に組み込まれていました。 アート空間に溶け込む感覚。実は私は美術館へ行ったとき、「羅列された作品を順々に鑑賞していく」というスタイルに違和感を感じることが時々あります。しかしながら、主題やアーティストの世界観を見事な展示方法で表現されることに感銘を受けることもありますし、また多くの展示作品の中から好きな作品を直感的に捉え、気になった作品を何度も見直したり、心行くまでじっくり観賞したり、etc…従来の美術館ではそれらが可能で、魅力の一つであるとも思います。しかしこのアトリエ・デ・リュミエールは、美術館でありながらコレクションを持たず、美術作品をデジタルに置き換え、ショーへと変化させました。このスタイルに、最初はいつもとは違った居心地の悪さを感じました。当たり前ですが、なんだかホールは暗いし、人もごちゃごちゃしているし、ショーも始まっていて途中だったし(笑)それに、どこか「見せられている」という感覚が違和感として沸き起こっていました。しかしショーの進行と共に自分の体がその空間に馴染んでくると、肉体がアート空間の中に溶け合わさっていく様な、作品の中へ沈み込んでいく様な錯覚を覚え、それがだんだんと心地よさへ変わっていきました。 直接“絵”に触れるということ 他の2作品ですが、1つはエゴン・シーレと同様、ウイーン分離派を継承した画家で建築家の《フンデルトヴァッサー》。彼の作品の象徴である、渦巻状のものが壁や床一面を旋回しだすと、子供たちがその映像へ駆け寄っていく姿が印象的でした。そう、ここでは“絵”で遊ぶということが可能なんですね! 美術館という場所において、絵はいつも人から守られてきたものでした。しかしながらデジタルによって、ある意味その垣根を越えることが出来たように思えます。 そしてもう一つの作品は、イスタンブール、L.A.、ロンドンを拠点に活動するデジタルクリエーション・スタジオOuchhhによる、コンテンポラリー・ヴィジュアル・アートの《Poetic_Ai》。こちらの作品は、すべてアルゴリズムよって作成されており、まるで、マトリックスの世界を旅している気分になりました。 また、こちらの作品(《Poetic_Ai》)は併設されているバー“Studio”でも8月31日まで連日上映されています。こうやって、座って鑑賞できるのもよかったですよ。大ホールでの上映に疲れたら、ここで喉を潤わせながら座って作品を眺めるのも良いかと。私は、結構ゆったり過ごせました。 今や私たちの生活にデジタルは欠かせないもので、エキシビションにおいても、観客を呼ぶため、そして人々の心をつかむ為のツールの一つとして、今後大きくその役割を担っていくのだろうと思います。 パリの新たな人気スポットの一つとなるのか。そして、今後の上映作品ではどのような仕掛けを組んで、私たちを驚かせてくれるのか、期待しながら今後の行方を見ていきたいと思います。 L’Atelier des Lumièresアドレス:38 rue Saint Maur 75 011 Paris開館時間:月-日10時~18時(金・土~22時)開催期間:《クリムト》《フンデルトヴァッサー》現在~11月11日《Poetic_Ai》現在~8月31日
2018年05月07日韓国で人気を誇るスイーツ「オムレット」を販売するショップ「ル・ブレッドラボ(LE BREAD LAB)」が、2018年4月17日(金)に東京・町田ジョルナ2階にオープンする。「ル・ブレッドラボ」は、“taste + Good price + High quality”をコンセプトに、“可愛い”見た目と味わいにこだわったスイーツを販売する、韓国発祥のブランド。韓国国内では設立6ヶ月で反響を呼び、30店舗以上のショップを展開している。看板商品である「オムレット」は、オムレツをイメージした生地にたっぷりとホイップクリームを挟み、様々なフルーツやトッピングで飾ったスイーツ。フレッシュなイチゴや抹茶、チョコレート、きなこなど全6種の味を用意する。また、それぞれ4個入り、12個入り、24個入りを販売。ベビーピンクやライトグリーンの箱に隙間なく詰められた「オムレット」は、ギフトにもぴったりの1品だ。「オムレット」の他にも、ガラス瓶に入った「ボトルラッテ」、タピオカドリンク、フルーツが見た目にも爽やかな「レモンエード」や、「おいりソフトクリーム」など、カラフルで気分の上がるスイーツメニューを多数取り揃える。【詳細】ル・ブレッドラボ 日本初上陸オープン日:2018年4月27日(金)住所:東京都町田市原町田6-6-14 町田ジョルナ2階営業時間:10:30~20:30定休日:館内の定休日に準ずる。席数: 22席(カウンター10席 テーブル12席)予約:なし■メニュー例・イチゴオムレット 4個/590円+税、12個/1,490円+税、24個/2,480円+税・抹茶オムレット 4個/450円+税、12個/1,200円+税、24個/2,200円+税・チョコイチゴオムレット 4個/590円+税、12個/1,490円+税、24個/2,480円+税・イチゴヨーグルトラテ 700円+税・タピオカ(イチゴ) 500円+税・レモンエード400円+税・おいりソフトクリーム 400円+税
2018年04月26日アラン・デュカスのチョコレート専門店「ル・ショコラ・アラン・デュカス」の工房が、3月26日に東京に初上陸した。それに続き、六本木のけやき坂に、「ル・ショコラ・アラン・デュカス」の旗艦店となる日本2号店「ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木」が4月27日にオープンする。アラン・デュカスが30年以上夢を温め、シェフ・ショコラティエである二コラ・ベルジェとの出会いによって2013年にパリ、バスティーユにオープンさせた工房「ル・ショコラ・アラン・デュカス」。ここでは、かつて職人たちが使ってきた年代物の機械を用い、昔ながらの製法でカカオ豆からボンボン・ショコラが一粒ずつ丁寧に作り出されている。そんな唯一無二の場所がパリ以外で初めて、東京・日本橋に誕生した。日本橋の「ル・ショコラ・アラン・デュカス」は、工房、ブテッィク(物販)に加え、世界初となるイートイン可能なサロンを併設。アラン・デュカスからの信頼厚く、東京・銀座の「ベージュ アラン・デュカス 東京」でシェフ・パティシエを務めたジュリアン・キンツラーシェフ・ショコラティエによる焼き菓子やデセールを堪能できる。ブティックでは、日本限定展開のクーベルチュール・ショコラを原材料に作られた「シャモニー・オレンジ・ショコラ」や「マカロン・フランボワーズ」、「フィナンシェ・オ・グリュエ」、「フォンダン・ショコラ・カフェ」といった焼き菓子がラインアップ。また、イートインできるル・サロンでも日本限定のデセール「ムース・オ・ショコラ」、「ミルフィーユ・トゥ・ショコラ」、「バー・クロッカント」、「スフレ・オ・ショコラ」、「クープグラッセ・オ・カフェ」が味わえる。【店舗情報】ル・ショコラ・アラン・デュカス 東京工房住所:東京都中央区日本橋本町1-1-1営業時間:11:00〜20:00(L.O. 19:30)オープン:2018年3月26日ル・ショコラ・アラン・デュカス 六本木住所:東京都港区六本木6-12-2 六本木ヒルズ 六本木けやき坂通り営業時間:11:00〜21:00(L.O. 20:30)オープン:2018年4月27日最終更新: 3月25日
2018年04月25日ギャラリー・ラファイエット社によって、新しいアートスペースが誕生 3月10日、パリの中心に、新たなコンテンポラリーアート・スペースが誕生しました。 場所は、以前この連載の中でお伝えした『アライア回顧展』の「アズディン・アライア・アソシエーション」からもほど近い、パリ4区のプラートル通り。名前は『Lafayette Anticipation(ラファイエット・アンティシパション)』。あのデパートで有名なギャラリー・ラファイエット社によって設立されました。 同社は、ファッションだけでなく、アートのエキシビジョンやフェアのパートナーとして、積極的に支援しているのです。例えば、毎年10月にパリで開催される国際コンテンポラリーアート・フェア(通称:FIAC=Foire International d’Art Contemporain)など。この時は、パリの街中が現代アートの作品で彩られるので、アートが好きな私としては、とても楽しみな時期の一つです。 アーティストたちの活動を後押しできる全く新しいスポット。 さて、『ラファイエット・アンティシパション』の狙いは、ただエキシビションを開催し、作品を展示するだけのものではありません。実験的で、かつ来場者が何か体験できることを主としたエキシビションを狙いとしています。さらに、企画・運営・展示の他、アーティストと共に作品の制作を行う学際的性質をもった文化施設でもあるのです。なぜこのようなスペースを作るに至ったのか。 同社によると「パリはたくさんの歴史ある素晴らしいコレクションが溢れているけれど、アーティストたちが集まって積極的に創作するための場所がない」ということ。そういった「現代アートの現状で欠けている点」に目を留めたギャラリー・ラファイエット社は、パリのど真ん中でアーティストたちが創作し合ってそのまま発表を行い、彼らの活動を後押しできるような全く新しいスペースを造りたいと思ったのでしょう。 そして、ラファイエット・アンティシパションのビルは、シアトル中央図書館やミラノのプラダ財団の建築で知られるレム・コールハースが、3年の歳月をかけてモダンな建物へと変貌させました。 地下1階から地上4階までのこの建物。地下はアーティストの創作スペースで、私たちが鑑賞できる主な展示スペースは1階から3階までです。そして、この3フロアはなんと、アーティストの意向に合わせて床や壁などを自由に変更できるように設計されています。それもおよそ40通り可能とのこと!展示ごとに、ビル全体が舞台装置のように変化するなんて、大変面白い試みです。 メインのエントランスを入ると、地上階には人気のオーガニック・カフェ「Wild & the Moon」が入っています。 そして、カフェのすぐ隣には、パブリック・スペースが。 カフェ側からこの建物の外、中庭へと一旦出ると、ラファイエット・アンティシパションのブティック「À Rebours」が併設されています。ユニークでデザイン性に富んだ小物や雑貨、アクセサリー、そして写真集などを手にすることができます。 アメリカ人アーティストによる、建物全体を使った展示作品 現在エキシビジョンは、ニューヨーク在住のアメリカ人アーティスト、Lutz Bacherの「The Silence of the Sea」が開催中。 © Lutz Bacher男性名義(ペンネーム)ですが、実は女性アーティスト。フランスでは、今回が初めての展示です。 彼女はさまざまなメディア、ビデオ、音響、フォトグラフィーなどを用いたインスタレーションを行うアーティストで、その表現スタイル通り、この建物全体が彼女の作品へと変化。海、そして海の静寂を連想させる海風の音が、あちこちに置かれた音響装置からビル全体へと響き渡り、訪れる人々を彼女の作品の内部へと誘い、包んでいきます。 最初に訪れた3階の展示スペース、自然光を取り入れた、明るく開放的な空間が広がっていました。 砂浜なのか、海面の反射をイメージしたのか、地面にはたくさんのラメが撒かれていました。撒かれたラメはメインの展示スペースだけではなく、階段や踊り場にも広がっていました。ご覧の通りキラキラ! お次はこちら。今回、1階と2階は吹き抜けになっていて、各フロアの両サイドに、同じ映像が流れるスクリーンが設置されていました。さらに、自分の立つ位置によって1階と2階両フロアの画面が一つに見えるという視覚を欺くマジックも発見。映像はモンタージュされていて、ブレが激しく、時々早送りのように進み、大画面の威力と共に眩暈を覚えるほど…。なので反対側に目をやると、距離があるお陰でだいぶ見やすい。美しい海辺の光景が目に飛び込んできます。 展示スペースの音響は決して穏やかではなく、むしろ雑音の大音量。タイトルのSilenceとはかけ離れているという点に、おそらくこのアーティストの問題提起が隠されているのでしょう。 絶え間なく続く音響と映像が2つのフロアをまたがり、さらに壁と床の垂直と並行のラインがどこか永続的なものを物語り、この空間のテーマの一つとして大きく存在しているような気がしました。 これはスクリーンに近寄った時、そこにいた誰かがふと私の前を通り過ぎようとした時の瞬間。画面の砂浜に映る彼女の影が、まるで登場人物の影のように感じました。観客一人一人が、この作品の一部へと組み込まれる瞬間でもあります。 中庭を囲む形を成したU字型の建築。外の景色を感じることで、街の一部、世界の一部であることも再認識できます。劇場や美術館の多くは、展示物の管理という面からしても、こうして自然光を入れることは不可能なのですが、ここは別。それは、「ここは閉ざされた場所ではなく、人々へ向けて開かれた場所である」という意思さえ感じられる気がします。 写真では見づらいかもしれませんが、こちらは先ほど3階にたくさん撒かれていたラメが落ちてくる様子です。天井を見ても目立った仕掛けがなかったので、私たちが実際に歩いていた3階のラメそのものかもしれません。これも、モバイル式の床がなせる技!日の光を照り返しながら、きらきらと輝き、落ちていく様子に見入ってしまいました。 体験型、参加型のエキシビジョンを通じて、大きな発見と感動を 日本の美術館やギャラリーは、展示されている作品をただ観賞するタイプのエキシビションが大部分だと思います。 しかしパリには、体験型、参加型のエキシビションが多く開催されています。そこでは、見る、聞く、触れるといった知覚を通して、発見と感動を得ることができます。 それは“物や空間”と“自分”であったり、“自分”と“他の誰か”であったり。そして、体験は、経験となって私たちの心に印象深く刻まれます。ただ、キュレーションされたものを眺めるよりも、空間全体を使用した作品の中に自分が身を置くことによって、より自分で何かを考えるという行為が触発される気がします。それが、この“体験する”ことを目的としたインスタレーションの魅力なのかなあ…なんて思ったり。 パリの中心でこのようなアートの発展を推進する文化施設がまたひとつ増えたことがとてもうれしい!これからも新たな文化施設がオープンしていく予定なので、随時ご紹介していきたいと思います。
2018年04月22日