レースクイーン。彼女たちの美しいビジュアルはサーキットに訪れる人々を魅了し、「サーキットの女神」と呼ばれることもあるそうな。華やかなイメージのあるレースクイーンの裏側ってちょっと気になりますよね。某有名レーシングチームのレースクイーンのMさん(仮名)に、レースクイーンのお仕事の裏側を聞いてみると……。(Photo by exfordy)――レースクイーンって、どうやってなるんですか?Mさん「ほとんどの場合、オーディションがあります。書類審査から始まり、3次審査ぐらいまであるところが多いと思います。タレントの卵の人やコンパニオンなど、たくさんの女の子が集まってきて、私のチームの倍率は100倍以上でした」――100倍って、すごいですね!具体的な仕事内容を教えてください。Mさん「ドライバーさんに傘をさしていたり、車の横に立って写真に写っていたり、というイメージが強いと思います。でも、それだけではありません。スポンサーさんやチームの宣伝をするためのステージトーク、雑誌やテレビの取材、ファンサービス、ドライバーさんのサイン会の補助やサーキットに来ている子ども向けのサービスをしたり……というようなことをしています」――盛りだくさんの仕事内容ですね。Mさん「仕事をしていない時は、カメラを持ったファンの方々に囲まれて写真を撮ってもらっていたりするので、実際休憩ってほとんどないんです。実は、控室も用意されてない場合も多いし…地味に着替えはトイレで!なんていうこともあったり」――ええ!?トイレですか。Mさん「専属のメイクさんがいなくて、メイクも自分でする場合が多いので、サーキットの女子トイレはレースクイーンだらけのことも……」――なんとも華やかな女子トイレ。レースクイーンと言えば、露出の多いコスチュームが印象的だったりしますが。Mさん「はい。露出したコスチュームを着て外にいるので、暑さ、寒さはキツイですね。暑い時期は汗で化粧はボロボロになるし、寒い時期はコスチュームの裏側にホッカイロを貼っている子もいます。まぁ、コスチュームの布の面積が小さいのでカイロを貼る場所もあまりないですが(笑)」――真夏の日差しや真冬の寒さはかなり応えそう。根性が必要ですね。Mさん「レースに興味があったり、コスチュームを着て写真を撮られることが好きな女の子にとっては楽しい仕事だと思います。土日にレースがある場合、前日の金曜日には会場近くのホテルに入って、その日の夜はスポンサーさんとの飲み会に朝方まで参加することも。次の日の朝から炎天下の中仕事をするから、フラフラになります(笑)」――うわぁ、体力勝負だ。ちなみに、お給料ってどんな感じなのかとか聞いてもいいですか?「ノーギャラ同然でやっている子から、1レース6~7万円の子までさまざまです」かなり幅があるんですね。ちなみに、VIPなレーサーさんとのすてきな恋とかあるんですか?Mさん「私は経験ないんですが、男女が出会うわけですから、たまには自然とそんな流れになることもあるみたいですね。ココだけの話、なかには複数のレーサーと関係を持ったことのある子もいるみたいですよ。たまに、レースクイーン同士のそんな会話を小耳にはさむこともあります。もちろん女子トイレで(笑)」――それはそれはディープなガールズトークでいらっしゃる。サーキットの女子トイレは男子禁制ですね(当たり前か)。そんなこんなでレースクイーンの裏側を少しのぞかせていただきました。華やかに見える世界ですが、やっぱり日の当たらない部分での苦労もたくさんあるんですね。それに加え、美しいプロポーションを保つため、日々きっとたゆまぬ努力もされていることと思います。これからも「サーキットの女神」として、多くの人々の心を潤してください!(桜まゆみ/プレスラボ)【関連リンク】大人の男のロマン!?国内の工場見学ツアーが大人気!綺麗な女性に工場見学、男のロマンは尽きません女性500人に聞く!モテるドライブを徹底解析レーサーしかり、車をかっこよく乗りこなす男性はモテそうですよね
2009年12月07日