ヒュー・ジャックマンが、『Ferrari』に主演することになった。フェラーリの創業者エンゾ・フェラーリの伝記映画で、監督はマイケル・マン。マンが20年ほど構想を抱いてきた情熱のプロジェクトだ。映画が焦点を当てるのは、1957年。会社の経営が危機に陥り、私生活でも息子が亡くなるという悲劇を経験した彼は、カーレース、ミッレリアに社運を賭ける。そんな中、彼の妻は、隠されていた秘密を発見していくという物語のようだ。脚本は、ブロック・イェーツが書いた本『Enzo Ferrari-The Man andThe Machine』にもとづいている。撮影開始は来年の予定。マンは、『フォードVSフェラーリ』のエグゼクティブ・プロデューサーも務めている。文=猿渡由紀
2020年06月22日不思議なほど赤ちゃんが好きになる「アンパンマン」。たとえテレビアニメを見ていなかったとしても、 街に溢れるアンパンマングッズからアンパンマンを好きになる、なんてことも。子どもたちを夢中にさせるアンパンマンですが、それだけにおもちゃやグッズがたくさん売られています。けれど すべてそろえていたら、いくらあってもお金が足りません。これをまずはそろえれば間違いない! と言える定番アイテムをご紹介します。 アンパンマンDVDがあると便利!アンパンマンを大好きになったら、やはり欠かせないのがテレビアニメです。民放では週1回。CSテレビでは毎日放送しているチャンネルもありますが、それでも毎時間放送しているわけではありません。 “機嫌が悪くなった赤ちゃんに「アンパンマン」のアニメを見せたら、すぐに機嫌がよくなった!”という経験をしているママも多数です。DVDを用意しておいて損はないと思いますよ!※テレビの長時間視聴が子どもの発達に悪い影響を及ぼす可能性が指摘されています。テレビ・ビデオを長時間見せない、テレビはつけっぱなしない、テレビ・ビデオをひとりで見せないようにし、見せるときは親も一緒に歌ったり、子どもの問いかけに応えるようにするなど、ご注意ください。 みんな持っている!? キャラクター人形今まで気づかなかったけれど、子どもをもつようになったら気づくことってありますよね。その1つが、アンパンマンのキャラクター人形を持っている子どもの多さかもしれません! お子さんがどのキャラクターの人形を欲しがるのかを見てみるのも、おもしろいかもしれません。 知育グッズにもなるブロック 子どもにはブロックを買ってあげたい、と考えていて、お子さんがアンパンマン好きなら「アンパンマン ブロックラボ」がおすすめです。1.5歳〜用と3歳〜用があるので、買うときの年齢に合わせて選んでください。最初は親が組み立てを手伝うことになりますが、次第に自分で組み立てて遊べるようになり、長く遊べるグッズでもあります。1.5歳〜用にはブロック自体にキャラクターの顔が描かれ、3歳〜用には写真のようなキャラクターのブロックドールがついてきます。キャラクターの人形に喜ぶお子さんは多いです。単体でも売っているので、まずはブロックドールだけ購入してみるのもいいかもしれません。 大人が見ても楽しめる「アンパンマン」。1つグッズをそろえると、もしかしたらパパやママのほうが、子どもたちよりもグッズを欲しくなってしまうかもしれません。とにかくいろいろな商品が出ていますので、アンパンマングッズを見るときは、お財布のひもをしっかり締めることをおすすめします! 著者:ヒロコ ラメッシェ4歳女児の母。旅行雑誌編集デスク、アルバイト情報サイト編集長を経て、フリーのWEBプロデューサー&ライターとして活動中。現在、モロッコ在住。自身の経験からママたちと共有したい情報を発信中。
2020年06月19日2020年5月21日午前2時31分、無人補給機『こうのとり』9号機を載せたH-IIBロケットが、鹿児島県の種子島宇宙センターから国際宇宙ステーションに向けて打ち上げられました。2009年に初号機が打ち上げられた『こうのとり』。H-IIBロケットとともに、今回の打ち上げを最後に引退が決まっています。産経新聞によると、打ち上げから15分後に予定の軌道に投入され、成功したということです。鹿児島県在住の@_yusaha_さんは、種子島宇宙センターからロケットが打ち上がる様子を撮影。Twitterに投稿したところ「素晴らしい」など称賛の声が相次ぎました。真っ暗な夜空の中、打ち上げられた様子がこちら!令和2年5月21日午前2時30分00秒、宇宙ステーション補給機「こうのとり」9号機を搭載し種子島宇宙センターから打ち上げられたH-ⅡBロケット9号機です。今回で最後の打ち上げになるH-ⅡBが美しい放物線を描きながらISSに向け飛び立って行きました。 #ISS #NASA #JAXA #H2BF9 #HTV9 #こうのとり pic.twitter.com/XfbySFcP6x — ∀yusaha∀ (@_yusaha_) 2020年5月20日 きれいに弧を描くように、宇宙へ飛び立つロケット。その美しさは投稿を見た多くの人の心を震わせました。・とても神秘的です。きれいな写真。・最後の任務、お疲れ様でした!・打ち上げを見るために鹿児島に引っ越したいぐらい。・真上に上がっているように見えるけど、そうではないんですね。打ち上げられた『こうのとり』は、飛行士の食料や実験機材など約6tの物資を輸送し、同月25日にステーションに到着する予定とのことです。今回の打ち上げによって、また何か新たな宇宙の秘密が解き明かされるといいですね。[文・構成/grape編集部]
2020年05月21日アイウェアブランド・アヤメ(ayame)が、「マンレイ(MANRAY)」シリーズの八角形シェイプ、サイズ47を復刻。アヤメの「マンレイ」は、自社開発によるフレームとノーズパッドが一体化したデザインが特徴の人気定番シリーズ。今回は八角形シェイプのサイズ47「OCTA47」が復刻。またひとまわりコンパクトな「OCTA」も用意した。立体的なリムを採用したクラシカルなフォルムでありながら、「マンレイ」シリーズの特徴であるオリジナルノーズパッドを合わせることで、コンテンポラリーな表情に。オールチタニウム製で、高強度かつ軽量なつけ心地も実現させた。フレームのカラーは、チタニウムとゴールドの2種類。サングラスタイプも用意しており、ゴールドのフレームとブルーグリーンのレンズを組み合わせたモデルと、チタニウムフレームにグレーレンズをコンビネーションさせたモデルを取り揃える。【詳細】アヤメ 新作アイウェア「OCTA」「OCTA47」※2サイズ展開発売中 ※2020年5月現在販売店舗:オンラインストア ※店舗は営業再開後に順次展開予定。価格 : 43,000円+税カラー:チタニウム、ゴールドサングラスカラー:ゴールド/ティール、チタニウム/クールグレー素材:チタニウム【問い合わせ先】アヤメ(ayame)TEL:03-6455-1103
2020年05月04日平日の昼下がりに名画を楽しめるテレビ東京の「午後のロードショー」。4月29日(水・祝)は『アイアンマン』を放送する。『アベンジャーズ』シリーズにつながるマーベルヒーロー作品の始まりともいえる本作を改めて鑑賞するチャンス。ブラック・ウィドウ、キャプテン・アメリカ、ソーら数々のヒーローが集う『アベンジャーズ』シリーズで中心的役割を果たすアイアンマン=トニー・スターク。そのアイアンマン誕生を描いたシリーズ第1作となるのが本作となる。実業家であり天才的な発明家で、武器開発の分野をリードする大企業スターク・インダストリーズのCEOでもあるトニー・スタークは、政府とのパイプ役を務める親友の軍人ローディ(テレンス・ハワード)とともに、新型兵器の実験のためアフガニスタンへ飛ぶ。デモンストレーションは大成功するが、武器テロ集団が実験場を襲撃。周囲は銃撃と爆破に包み込まれ、スターク自信も爆発に巻き込まれてしまう。テロ集団に拉致され拘束されたトニーは、同じく監禁されている医師インセン(ショーン・トーブ)による治療を受け、心臓を生かすための人工心臓を移植され一命を取り留めるが、そこで自分の会社の兵器がテロリストに悪用されているという衝撃の事実を知る。彼らの武器製造に協力するふりをして、飛行可能な着脱式のパワードスーツを作り、命がけの脱出を果たす。帰国後、兵器産業からの撤退を発表したトニーは、“アイアンマン”となってテロリストに戦いを挑むのだが、彼の気づかないところで恐ろしい陰謀が進行していた…というのが本作のあらすじ。トニー・スターク役には『シャーロック・ホームズ』など数々の代表作を持つロバート・ダウニー・Jr。またテレンス・ハワード、ジェフ・ブリッジス、グウィネス・パルトローらも出演する。なお、5月から公開延期となっていたマーベル・スタジオ最新作『ブラック・ウィドウ』は、11月6日(金)に日米同日公開。スカーレット・ヨハンソンがナターシャ・ロマノフことブラック・ウィドウを演じ、彼女の謎に包まれた過去と秘密。強さと美しさを兼ね備えた彼女に秘められた謎、衝撃の決断に至る背景がついに明かされていく。午後のロードショー『アイアンマン』は4月29日(水・祝)13時55分~テレビ東京で放送。(笠緒)
2020年04月29日パラマウント・ピクチャーズで、『セイント』のリブート企画が進められているようだ。クリス・パインが主演の交渉をしているようである。監督は『ロケットマン』のデクスター・フレッチャー。脚本はセス・グレアム=スミスが手がけた。原作小説が出版されたのは20年代。60年代にはロジャー・ムーア主演でテレビ化され、97年にはヴァル・キルマー主演、フィリップ・ノリス監督で映画化された。パインの次回作は、『ワンダーウーマン1984』。コロナの影響で、北米公開は8月に延期されている。文=猿渡由紀
2020年04月22日TBS系では4月5日(日)今夜より「下町ロケット特別総集編」を3週にわたり放送。池井戸潤の原作を阿部寛、土屋太鳳らの出演でドラマ化、平均視聴率18.5%、最終回は視聴率22.3%を記録した超人気作が改めて日曜の夜に帰ってくる。元宇宙科学開発機構の研究員で、現在は父親が遺した下町の工場「佃製作所」を経営する佃航平。一度は諦めかけた夢のロケット製造を進めるも、特許侵害でライバル企業に訴えられ絶体絶命のピンチに…!一方、大企業の帝国重工ではロケット開発が難航。佃製作所が特許を持つ部品が欲しい宇宙航空部の財前部長が出した意外な提案とは?果たして、佃たちはこの危機をどう乗り越えるのか!?2015年に「日曜劇場」枠で放送された本作。主演の佃航平には本作で第87回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演男優賞はじめ、東京ドラマアウォード2016 主演男優賞、京都国際映画祭2016 三船敏郎賞と各賞に輝いた阿部さん。航平の娘・利菜にはNHK連続テレビ小説「まれ」のヒロインに抜擢、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』では第41回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を獲得した土屋さん。帝国重工社長の藤間秀樹に杉良太郎、帝国重工部長の財前道生に吉川晃司、佃製作所経理部長・殿村直弘に立川談春、佃製作所の技術部長・山崎光彦には安田顕、佃の元妻・和泉沙耶に真矢ミキ、敏腕弁護士・神谷修一に恵俊彰。さらに和田聰宏、今野浩喜、山崎育三郎、中本賢、谷田歩、中村倫也、阿部進之介、竹内涼真、佐野岳、小泉孝太郎、石倉三郎、高橋光臣、バカリズム、篠井英介、平岳大、世良公則、今田耕司、木下ほうか、倍賞美津子らも出演。特別総集編は4月5日(日)今夜の「第1夜」オンエアに続き、4月12日(日)に「第2夜」、4月19日(日)に「第3夜」がそれぞれ放送される。「下町ロケット特別総集編・第1夜」は4月5日(日)今夜21時~TBS系で放送。(笠緒)
2020年04月05日4月ドラマの放送スタート延期となっているいま、これまで放送された名作ドラマの中から、「下町ロケット」「コウノドリ」がそれぞれ特別総集編&傑作選として放送されることが決定した。まず、4月5日(日)夜は、3週連続2時間スペシャルで「下町ロケット特別総集編」を放送。2015年10月期に放送された阿部寛主演、池井戸潤原作の日曜劇場「下町ロケット」。「下町ロケット」と「下町ロケット2 ガウディ計画」を映像化し、最終回の視聴率は22.3%、平均視聴率は18.5%を獲得、様々な賞を受賞。本作が、今回“総集編”となって再び同時間帯に戻ってくる。続いて4月10日(金)夜には、綾野剛主演のヒューマン医療ドラマ「コウノドリ 傑作選」を放送。「モーニング」(講談社)にて現在連載中の鈴ノ木ユウの漫画を原作とした本作は、産婦人科医が主人公の物語。産婦人科医で天才ピアニストという2つの顔を持つ鴻鳥サクラを綾野さんが演じているほか、松岡茉優、大森南朋、坂口健太郎、吉田羊、星野源らが出演している。本作は2015年と2017年、2期にわたり放送されたが、今回の傑作選では2期分(全21話)の中から選りすぐりの回を放送する。なお、放送延期となっている「半沢直樹」、「MIU404」、「私の家政夫ナギサさん」の放送日程は現在調整中。「私の家政夫ナギサさん」の放送を予定していた4月14日(火)22時からの番組に関しても現在調整中だという。さらに、「半沢直樹」の放送延期に伴い、4月5日・12日(日)に放送予定だった本作の特別総集編(前後編)も放送を延期、新たな日程は調整中だという。「下町ロケット特別総集編」第一夜、第ニ夜、第三夜は4月5日(日)、12日(日)、19日(日)21時~TBSにて放送。「コウノドリ 傑作選」は4月10日(金)22時~TBSにて放送(話数未定)。(cinemacafe.net)
2020年04月02日ドニー・イェンが詠春拳の達人イップ・マンを演じる“イップ・マン”シリーズ最新作にして完結版となる『イップ・マン 完結』から、本ポスタービジュアルと場面写真が解禁となった。2019年12月に中国で公開されるや、『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』を押さえて初登場1位を記録、前作を超えるシリーズ最大の世界興行収入を叩き出した本作。2月に香港で発表された香港電影金像奨(香港アカデミー賞)では、監督賞、新人賞、撮影賞など9部門にノミネートされ、話題を呼んでいる。今回解禁となった日本版の本ポスタービジュアルには、「さよなら、イップ・マン」のコピーとともに、燃える木人椿の前で詠春拳の構えを取るイップ・マンの姿が。背景には、ブルース・リーとの再会、そして息子の未来のために渡米した彼を表現するアメリカ合衆国の地図、舞台となるサンフランシスコを象徴するゴールデンゲートブリッジがデザインされている。併せて解禁された場面写真には、『ドクター・ストレンジ』のスコット・アドキンス演じる凶悪なアメリカ海軍曹バートンや『SPL 狼たちの処刑台』のウー・ユエが演じる太極拳の達人ワンと闘うイップ・マンの姿が。さらに、今回満を持して登場するチャン・クォックワン演じるブルース・リーのお馴染みのポーズ、ブルース・リーの弟子を演じた台湾のアイドルグループF4のヴァネス・ウーの姿も収められている。そのほか、前作『イップ・マン 継承』で逝去した妻の墓前にたたずむ場面や、最愛の息子が木人椿を打つ姿を見守るイップ・マンの表情をとらえたシーンなど見ごたえのあるシーンが切り取られている。現在、公開劇場、メイジャーなどにて、中国・香港公開時のオリジナルビジュアルのポストカード特典付きムビチケが数量限定で発売中。特典は、現在発売中の第1弾に続き、第2弾が3月20日(金)に発売予定。『イップ・マン 完結』は5月8日(金)より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:イップ・マン 完結 2020年5月8日より新宿武蔵野館ほか全国にて順次公開© Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.
2020年02月27日『ロケットマン』の「(I’m Gonna)Love Me Again」がアカデミー賞の歌曲賞にノミネートされているエルトン・ジョンが、同賞の授賞式でパフォーマンスを行うことが明らかになった。また、同部門でノミネートされているほかの4曲も披露されることが発表された。『アナと雪の女王2』の「イントゥ・ジ・アンノウン~心のままに」をイディナ・メンゼル、『トイ・ストーリー4』の「君のため」をランディ・ニューマン、『ハリエット』の「Stand Up」をシンシア・エリヴォ、『Breakthrough』(原題)の「I’m Standing With You」をクリッシー・メッツが歌う。これら5曲の指揮を務めるのは、アイルランド出身の作曲家・指揮者のアイミアー・ヌーン。テレビ放送されるオスカー史上初の女性指揮者だという。「Variety」誌によると、5曲がメドレー形式で披露されるのか、1曲ごと独立した形で披露されるのかは不明とのこと。授賞式のプロデューサーたちは「素晴らしい候補者(ノミネートされている人)&パフォーマンスする人たちを呼ぶことができてとても楽しみです。オスカーでしか見られない、唯一の音楽体験を披露してくれることでしょう」と自信をのぞかせている。(Hiromi Kaku)
2020年01月24日子どもたちに大人気の映画『それいけ!アンパンマン』シリーズから最新作『それいけ!アンパンマンふわふわフワリーと雲の国』の公開が決定。アンパンマンがタイトル決定を発表する動画も到着した。1988年10月からTVアニメがスタートし、翌年3月には劇場版が初公開され、今年シリーズ32作目となる劇場映画。アンパンマンの生みの親やなせたかし生誕100周年記念作品となった31作目『それいけ!アンパンマンきらめけ!アイスの国のバニラ姫』は、シリーズ屈指の大ヒットを記録し、27作目から5年連続で興行収入5億円超え、最終的には6億円を突破するという快挙を達成した。今回公開が決定した最新作は、雲の国で生まれた“雲の子・フワリー”とアンパンマンたちが、雲の国を救うために大奮闘する物語。“雲”を色々な町や星に配って旅をする雲の国。そこで生まれた雲の赤ちゃんはばいきんまんたちと出会い、ドキンちゃんにフワリーと名付けられすくすくと成長、絆を育んでいく。その頃、謎の汚れで飛べなくなった雲の国では、雲の子たちがアンパンマンたちに助けを求めるも、ばいきんまんが発明した黒い雲“バイグモラ”が大暴走してしまう…というストーリーだ。今年も映画の冒頭には、アンパンマンたちと一緒に歌って手拍子で楽しめる、子どもたちに大好評のパートが登場。アンパンマンスタジアムを舞台に2020年にふさわしい様々なスポーツ競技を開催し、その中でお馴染みの“サンサンたいそう”や“たましいの歌”で盛り上がる。映画『それいけ!アンパンマンふわふわフワリーと雲の国』は6月26日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2020年01月10日タロン・エジャトンと『ボヘミアン・ラプソディ』のデクスター・フレッチャー監督が贈る、エルトン・ジョンの半生を描く音楽エンターテインメント『ロケットマン』。この度、ブルーレイ&DVD発売を記念して、タロンの貴重なレコーディングの模様を収めた特典映像の一部が解禁となった。エルトン・ジョン本人も認める、タロン・エジャトンの圧倒的歌唱力!主演は『キングスマン』シリーズで絶大なる人気を獲得し、今回エルトン・ジョン本人がその歌唱力に惚れ込みキャスティングしたタロン・エジャトン。エルトンの楽曲はすでに『SING/シング』での「I’M STILL STANDING」で披露済みだが、本作でも吹き替えなしで歌唱に挑戦し、その才能を遺憾なく発揮。エルトンもお墨付きを与える歌唱力で数々の有名な楽曲を見事に歌い切った。ガガやサム・スミスもリスペクトする“伝説的”アーティストの衝撃の実話!2018年にリリースされたトリビュートアルバムには、レディー・ガガやサム・スミス、「コールドプレイ」といった豪華な面々が参加し、いまなお若い世代にも愛される伝説のシンガー、エルトン・ジョン。本作の製作総指揮も務め、彼の衝撃的人生が自らの手によって映像化された。なお、その歌の部分には英語歌詞字幕付(シング・アロング)。本編を観ながら劇中歌を一緒に歌うためのもので、カラオケのように歌詞の字幕が表示される。そんな本作から今回、タロンのレコーディング風景が収められている特典映像の一部が解禁。「ベニーとジェッツ」レコーディング前にタロンが「緊張が顔に出てない?」と本音をこぼすシーンや、エルトンがタロンを気遣うシーンなど、大人気スターの貴重な裏側が垣間見える映像となっている。『ロケットマン』は12月25日(水)よりブルーレイ&DVDリリース、デジタル先行配信中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年12月23日ビー・ジーズの伝記映画が製作されることになった。製作配給は『ロケットマン』のパラマウント、プロデューサーは『ボヘミアン・ラプソディ』のグラハム・キング。脚本家、監督は、これから決まる。パラマウントは彼らの話の映画化権をギブ一家から購入。映画には、ヒット曲の数々が盛り込まれる予定だ。ビー・ジーズはバリー、ロビン、モーリスの、ギブ兄弟グループ。デビューしたのは50年代で、その頃からヒットは出していたが、作詞、作曲、演奏を担った『サタデー・ナイト・フィーバー』のサウンドトラックが爆発的な売り上げを記録し、世界的スターになった。双子のロビンとモーリスは、すでに死去している。メンバーで唯一生きているバリーは、現在73歳。文=猿渡由紀
2019年11月01日2018 Twentieth Century Fox Film Corporation. All rights reserved.『全裸監督』Netflixにて全世界独占配信中『HOKUSAI』2020年初夏公開
2019年09月20日お笑いコンビ・バナナマンが、13日深夜に放送されたTBSラジオ『バナナマンのバナナムーンGOLD』(毎週金曜25:00~27:00)で、自身がレギュラー出演するTBS系番組『消えた天才』『クレイジージャーニー』の不正な演出について語った。番組冒頭、設楽統は「我々がTBSでレギュラーでやっている『消えた天才』と『クレイジージャーニー』で、ちょっと番組の不正がありまして」と切り出し、「ちょっと立て続けに…。俺なんか両方出てますから。ちょっとビックリしたのとショックと」と吐露した。続けて設楽が「ただ、やっぱり1番は、見てる人に対してだよね」と言うと、日村勇紀も「うん、本当そうだね。申し訳ございませんだよね」と語った。また、設楽は「うそだと思って俺らもやってないわけ。だけど、それがうそだってなっちゃうと、見てる人も『これ、ウソか』っていう。他のも『もしかしたらやってるんじゃないの?』とか、そういう感じで信頼関係が失われちゃう」と話すと、日村は「取材してもらった方とかにも、本当に申し訳ないですよね」と謝罪した。
2019年09月14日近年、『ボヘミアン・ラプソディ』や『ロケットマン』など実在の人物をモデルにした映画が連続してヒットを記録している。日本でも山田孝之が実在の人物に扮したNetflixオリジナルシリーズ『全裸監督』が大ヒット。幅広い層を魅了する実話ものは、映画・ドラマの中でも“間違いなく面白い”ジャンルで、来年以降も新作が続々と待機している。古くから実話や実在の人物を描いた作品は数多くつくられてきた。たとえば近年のアカデミー賞を眺めるだけでも『グリーンブック』『スポットライト 世紀のスクープ』『それでも夜は明ける』『アルゴ』など、実話を基にした映画が次々に作品賞を受賞。映画の作り手たちも実話の中から“語りたい物語”を探している状況だ。もちろん、作家が作り出したフィクションにも傑作は多い。しかし、実話ベースの映画の多くが作家が思いつかないような設定や人物造形を備えていたり、観る者の興味をかきたてる物語を描いている。“事実は小説より奇なり”というが、作家や脚本家がフィクションとして描くと観客から“これは出来過ぎていてあり得ない”と思える出来事も現実の世界では起こっていたりする。大使館に閉じ込められた人々の救出劇を描いた『アルゴ』などがいい例だろう。ちなみにこの作品はCIA史上最も“ありえない”作戦を描いており、多くの観客はその意外性に魅了された。『全裸監督』も冴えないセールス員の男が時代の寵児になっていく様は“負けられない勝負”の連続。どう見ても無謀。驚きの連続。でもそれは実際にあったことなのだ。また、世界的に唯一無二の存在を正面きって描けるのも実話映画の魅力だ。孤独や苦難に立ち向かって世界的なスーパースターになったフレディ・マーキュリーを主人公にした『ボヘミアン・ラプソディ』、愛を得られないまま大人になってしまった男がポップ界のレジェンドになっていく『ロケットマン』などもこの系譜。ちなみにこれらの作品はオスカー受賞作『英国王のスピーチ』がいい例だが、主人公が特別な人物であっても、観客が共感し、感動できるドラマを備えている。特別な人物の輝きに触れ、特別な人物の心に寄り添える喜びがそこにはある。今後もマット・デイモン&クリスチャン・ベール主演の『フォードvsフェラーリ』や、レニー・ゼルウィガーが往年の大女優を演じる『ジュディ(原題)』など実話を基にした新作が続々と待機中。この流れはまだまだ止まりそうにない。なお、日本でも映画『HOKUSAI』が来年初夏に公開予定だ。本作は、世界的に有名な浮世絵師・葛飾北斎の生涯を描く作品で、平均寿命が40歳だった江戸時代に90歳まで生き、93回も転居し、この世を去るまで“描く”ことにすべてを注いだ男の奇跡的な物語が描かれるという。本作はまだ完成しておらず、柳楽優弥と田中泯が北斎を演じ、阿部寛、瑛太、玉木宏らが出演することが発表された段階だが、これまでの大ヒット実話映画の必須要素“フィクションでは描けない意外過ぎるドラマ”と“世界的な人気キャラクター”の両方を兼ね備えている。もしかしたら来年、世界を魅了する“実話映画”がここ日本から誕生するかもしれない。『ロケットマン』公開中『全裸監督』Netflixにて全世界独占配信中『HOKUSAI』2020年初夏公開
2019年09月12日エルトン・ジョンの半生をタロン・エジャトン主演で映画化したミュージック・エンターテインメント『ロケットマン』。この度、エルトン自身が「有名になり非現実的になった人生をありのままに描きたかった」と語る通りに繰り広げられる、華やかなミュージカルシーンの舞台裏に迫る特別映像が到着した。8月23日(金)より日本で封切られると、公開から3日間で興行収入約1億8,268万円を記録、さらに公開初日から“ロケットマン”が作品通算3度目のTwitterトレンド入りを果たす大ヒット“ロケット”スタートを切った本作。今回到着したのは、「CROCODILE ROCK/クロコダイル・ロック」、「SATURDAY NIGHT’S ALRIGHT FOR FIGHTING/土曜の夜は僕の生きがい」、「THE BITCH IS BACK/あばずれさんのお帰り」など、本作の見どころであるミュージカルシーンの数々の裏側を捉えた特別映像。製作総指揮を務めたエルトンの「有名になり非現実的になった人生をありのままに描きたかった」という言葉通りに、本作では現実とファンタジーが入り混じったようなミュージカルシーンが数多く登場。本映像では様々なミュージカルシーンの舞台裏が映されていくなか、特にL.A.の伝説的ライブハウス“トルバドール”での一夜を再現した「CROCODILE ROCK/クロコダイル・ロック」のシーンについて、デクスター・フレッチャー監督が「空想と想像力にあふれた物語になった。彼の人生を決定づけた瞬間を感動的にしたくて、全員を浮かせた。我ながら良いシーンだ」と、その出来映えに自信を見せる場面も。さらに、ミュージカルシーンの要となる振付師を務めたアダム・マレーも「振付師にとって夢のプロジェクトだ。200人で踊るシーンもある。現実の世界を飛び出すから可能性は無限大。何でもアリだ」と語るように、非凡なミュージカルシーンの数々をふり返っている。エルトン本人を演じたタロンは、自身が全編歌って踊った本作のミュージカルシーンについて「本作はミュージカル映画で実際に僕が歌っている。だからこれまでの作品よりも僕の声が多く聞けると思う。そのことを誇りに思ってるよ」とコメント。「本作は製作プロセスがとても魅力的だった。自分たちで、一から作り上げた作品だ。往年の名曲たちを壊さない程度に自由にアレンジすることができたんだ。エルトン本人が製作に加わったのも大きかった。どこまでやっていいのかをエルトンと話し合うことができたからね。音楽プロデューサーのジャイルズ・マーティンの完璧なセンスだけでなく、そのほかにもものすごいスキルの持ち主がいた。それらの要素が集まって事実に忠実でありつつ、大胆な作品になっているよ」とその魅力を熱弁している。すでに鑑賞済の観客からも「号泣した!」「これまでのどの音楽映画とも違う、最高のミュージカル」と絶賛のコメントが相次いでいる本作。その目玉となるミュージカルシーンに注目だ。『ロケットマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年09月03日『キック・アス』や『キングスマン』を監督したマシュー・ヴォーンが、エルトン・ジョンの半生を描いた映画『ロケットマン』でプロデューサーを務めている。エルトン・ジョン本人から脚本を託されたヴォーンは「この脚本は絶対に映画にしないとダメだ! 自分が手がけなければならない!」と強く思ったという。マシュー・ヴォーンと言えば数々のヒット作でメガホンをとる“監督”のイメージが強いが、実はプロデューサーのキャリアの方が長い。彼はガイ・リッチー監督の『ロック、ストック&トゥ・スモーキング・バレルズ』でプロデューサーを務め、自身が監督していない『X-MEN:フューチャー&パスト』でも製作陣に名を連ねている。そんな彼がエルトン・ジョンに会ったのは自身が監督した『キングスマン:ゴールデン・サークル』の頃。あの映画でエルトンはあらゆる紳士たちをなぎ倒すほどの怪演を見せたが、そこで彼はヴォーンに長年に渡って温め続けている脚本を手渡した。それはエルトンと彼の夫でプロデューサーのデヴィッド・ファーニッシュが10年以上かけて脚本家と練ってきたものだ。「読んでみたらとても素晴らしい内容でした。もともと僕はエルトンの音楽が大好きだったので、この脚本は絶対に映画にしないとダメだ! 自分が手がけなければならない! という気持ちになりました」そこで彼はプロジェクトへの参加を決めたが少しだけ残念なこともあったようだ。「自分で監督したい気持ちもあったのですが、他の作品も手がけていてスケジュール的に自分で監督するのは難しかった。ですから、この作品を通じて残念だったのは……自分で監督したかった! その一方でよかったことは、この作品を自分でプロデュースできたことです」自分で演出もできるヴォーンが、本当は自分でメガホンをとりたかったプロジェクトを誰に託すのか? 彼はすぐさまデクスター・フレッチャー監督に声をかけた。本作で主演を務めたタロン・エガートンとタッグを組んで『イーグル・ジャンプ』を監督した才人だ。「デクスターはキャストと仕事をするのが本当に上手で、彼らの居心地をよくして最高のパフォーマンスを引き出す特別な能力を持っているんですよ。それに彼は人とコラボレーションするのが好きな人。彼は毎日、撮影現場にポジティブな気持ちと情熱をもたらしてくれる人です」ちなみに撮影に際し、映画のモデルになっているエルトン・ジョン本人は作品に対して干渉したり、自分を美化して描くように要求することは一切なかったという。「彼はこの映画を作るにあたって、自分の良い時も悪い時も誤魔化さずにすべて描いてほしいと、何かを改変することは絶対にしないでくれと言ってくれました。ですから、この映画におけるエルトンの最大の貢献は“この生を生きてくれた”ことですね。彼が生き抜いてくれたから、この物語が僕たちのもとにやってきたわけですし、素晴らしい音楽もつくってくれました。そして何よりもこの物語を僕たちに綴らせてくれた……これも大きな貢献ですね」映画で語られるエルトンの人生は決して順風満帆なものではない。幼少期に両親から愛されずに育った彼はいつも本当に自分を直視できずに、現実から遠く離れた華やかな場所や時間を求めて疾走する。結果的に彼はロック・スターになるが、彼の中の孤独や哀しみが消えることはない。ヴォーンは「王様であっても、ただ道を歩いている人であっても不安を感じたり、人とのつながりを感じたり、泣いたり笑ったりするのは同じ」という。「エルトンと私たちもそうです。彼は自分のことを否定されたり、依存症になってしまう人生を歩んできましたが、私たちも人生の中で自分を受け入れられなかったり、愛を求めているけどその愛を手に入れられなかったり、不幸せな気持ちなってしまった経験をしていると思います。エルトンは驚異的な音楽の才能に恵まれた結果、独特のライフスタイルを築きましたけど、根底では彼も僕たちも普通の人間です。だから多くの人がこの映画に共感してくれたのだと思います」ヴォーンが手がける作品は『キングスマン』にせよ、『キック・アス』にせよ、どれもトリッキーでド派手で情報が雪崩れのようにやってくるが、観ているといつしか共感したり、感動したりしてしまう作品ばかりだ。今回、彼はプロデュースにまわったが、彼の信念や物語に対する価値観は『ロケットマン』にもしっかりと息づいている。『ロケットマン』公開中
2019年08月30日「なにせ3日間しかないからね。相撲の朝稽古を見たいし、日本庭園も見たいし。でも、いちばんは食事。具合悪くなる手前まで食べたい!」これまで来日したかった思いをそう吐露したタロン・エガートン(29)。『ユア・ソング(僕の歌は君の歌)』や『キャンドル・イン・ザ・ウインド〜元英皇太子妃に捧ぐ』などで知られるポップスの神様エルトン・ジョンの伝記映画『ロケットマン』(8月23日公開)で主演を務めた。天才ミュージシャンとしてデビュー、即ブレークしたエルトン・ジョン。天才ゆえの孤独からドラッグや酒に走り、自らのアイデンティティに苦悩した過去を振り返る、ミュージカル大作だ。「エルトンとは『キングスマン:ゴールデン・サークル』で共演しているし、監督とも2度目の仕事。2人とも志が一緒で、いいものを楽しく作りたいというマインドだから、今後も一緒に何かを作っていきたい。撮影前にエルトンの家には泊まり込んだけど、彼の家は超ゴージャス。シェフもいて、食事が最高なんだよ(笑)」(タロン)劇中では吹き替えなしで歌唱シーンにも挑んだタロン。その歌声はエルトン本人もお墨付きで、自身のライブに出演させるほど。「『土曜の夜は僕の生きがい』を歌うシーンはいちばん印象深いね。日本ではカラオケで歌いまくりたいんだ!」
2019年08月26日フレディ・マーキュリーの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』が爆発的ヒットを果たし、レディ・ガガの初主演映画『アリー/スター誕生』も人気を集めるなど、ハリウッドで音楽映画ブームが巻き起こっている。そんな中、エルトン・ジョンの半生を描くミュージック・エンタテインメント映画『ロケットマン』(8月23日公開)が日本に上陸。『ボヘミアン・ラプソディ』で最終監督を務めたデクスター・フレッチャーが監督を担い、ミュージカルシーンやファンタジックな映像など、わくわくするような自由さでエルトンの波乱に満ちた人生をつづる本作。来日したフレッチャー監督を直撃し、エルトンとフレディの共通点と共に、音楽映画ブームへの思いを語ってもらった。――エルトン・ジョンがスターダムを駆け上がっていく興奮だけでなく、薬物中毒や両親との間に抱えた問題など、彼の暗い部分も赤裸々に描かれています。エルトン自身も製作総指揮として映画化に関わっていますが、彼からはどんなオーダーがあったのでしょうか。交わした言葉で印象的なものなどはありましたか?エルトンからは「こういうことはするな」とは一度も言われたことがなかったんだ。むしろ「正直に包み隠さず、何もかもを語ってほしい」「事実をありのままに描いてもらって、何も問題ない」と言われたよ。彼はもともととてもオープンな性格で、過去に悩んだ薬物依存やアルコール依存についても、オープンに語っている。あれほど浮き沈みの激しい人生を送っている人もなかなかいないと思うくらい、波乱の人生だよね。ドラマとして考えても、落ちるときはとことん落ちて、そこからまた這い上がってくるという人生の波は、人々を非常に惹きつけると思った。エルトンが「ありのままを描いてほしい」と言ってくれたことで、“ありのままの自分を受け入れて、自分を愛することの大切さ”をメッセージとして送る映画になったと思っているよ。――世界中にエルトンのファンがいますが、彼らの存在はプレッシャーにはなりませんでしたか。最初は、プレッシャーに感じた部分もある。だからこそ、“ミュージカル・ファンタジー”という形式をとったということもあるんだ。本作はドキュメンタリー映画ではないので、もちろんハードコアなファンに敬意を評しつつも、すべてが事実に忠実である必要はないと感じて映画化に臨んだ。僕自身、スキージャンプ選手のエディ・エドワーズの物語を描いた『イーグル・ジャンプ』、クイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』で実在の人物を描いてきたけれど、そもそも2時間でその人の人生を余すところなく撮るなんていうことは、不可能なんだ。ある一点に焦点を絞って描いていくことが大事だと思っているよ。――『ロケットマン』で柱として考えたのは、どんなことでしょうか。もっとも力を入れたのは、ハートの部分だ。実際に起きた出来事をそのまま描くのではなく、そのときの感情を映し出すこと。例えば、トルバドールでやったアメリカでの初ライブシーンでは、エルトンや観客が浮き上がっていく演出をしているけれど、もちろん実際にはそんなことはないしね(笑)。何か大変な、マジカルなことが起きている。そういった感情、ハートを描きたいと思っていたんだ。――エルトン役を、『キングスマン』シリーズのタロン・エガートンが演じています。歌唱シーンではタロンがすべての楽曲を自らの声で歌い上げています。実際に歌唱してもらうことは、エルトンのハートを表現する上でも欠かせなかったことでしょうか。確かにキャスティング段階でも、タロンが歌を歌えるとういうことは大きなポイントだった。音楽の伝記モノにもいろいろあって、それぞれ音楽の使い方も違うし、口パクだったりする映画もある。でもエルトン・ジョンというペルソナの下にある素顔や、胸の内を表現するためには、本当の歌で伝えてほしかった。そういった意味でも、演技力と歌唱力を兼ね備えたタロンでなければ、この映画は成立しなかったと思っているよ。映画冒頭では、「I Want Love」を家族それぞれが歌うシーンがある。もちろんみんなタロンほどうまくはないんだけれど(笑)、メロディに乗せてその人の心情を演じられる役者が、この映画には必要だったんだ。――『ボヘミアン・ラプソディ』は日本でも大ヒットしました。いま世界的に音楽映画ブームが巻き起こっているのは、どんな理由だと思いますか?そういった映画が人気の一つには、まず誰もが実話に基づくストーリーが好きだということがあると思う。事実は小説より奇なりといったように、『伝説的な人々の人生には、本当にこんなことが起きていたのか?』と知ることに興味を持っているんだと思う。そして悲しいことに、今やどんどん荒んだ世の中になっていて、みんなが現実逃避を求めている。心を揺さぶる音楽と共に、思い切りその世界に没頭させてくれる体験というものを望んでいるんじゃないかな。映画館ならば、大勢の人と一緒にそれができるんだからね。本作はまさにそういう映画で、エルトンの楽曲と共に、プールの底から空の上にまで飛び立つような、すばらしい空想の世界へと連れて行ってくれるはずだよ。――エルトン・ジョンとフレディ・マーキュリーの人生を描く上で、欠かせなかった要素は“孤独”のようにも感じます。その通り、エルトンもフレディも孤独だった。彼らは、街を歩けば「エルトン!」など声をかけられる。誰もが自分の名前を知っているという状況だよね。でも彼自身は、その人のことをまったく知らない。それってものすごく孤独なことだと思う。どれだけたくさんの人に囲まれていても、自分は誰のことも知らない。本作を観ると、スターというのは、名声や地位を得てゴージャスな生活を送っているものだけれど、たくさんの人に囲まれていればいるほど、孤独だったんだということがわかると思う。また世界中がネットワークでつながり、あらゆることを共有できるようになった世の中では、逆に一人一人の孤立感や孤独は深まっているような気がしている。だからこそ、エルトンやフレディの孤独が人々を惹きつけるのかもしれないね。■デクスター・フレッチャー英国アカデミー賞にノミネート経験を持つロンドン出身の俳優であり、2011年に『ワイルド・ビル』(11・未)で監督デビュー。その後、スコットランドの舞台ミュージカルを映画化した『サンシャイン/歌声が響く街』(13)を監督。2016年には、実在のスキージャンプ選手エディ・エドワーズの物語に基づく『イーグル・ジャンプ』(16・未)を監督、その年の後半にクイーンの伝記映画『ボヘミアン・ラプソディ』(18)の監督を引き継いでほしいと打診を受ける。監督としてクレジットされてはいないが、フレッチャーは撮影最後の数週間とポストプロダクションを引き継いだ。場面写真&メイキング写真(C)2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月23日タロン・エジャトン主演『ロケットマン』が、いよいよ本日8月23日(金)に公開。第72回カンヌ国際映画祭の公式上映では4分間に及ぶスタンディングオベーションを受け、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」でも『ボヘミアン・ラプソディ』を超える評価を受けた本作から、タロン演じる19歳のエルトン・ジョンがワンカットのなか「SATURDAY NIGHT’S ALL RIGHT FOR FIGHTING」を生で歌って踊るミュージカルシーンが解禁となった。約300人のエキストラ×約50人のダンサー×4台のカメラ×3つのクレーン今回到着したのは、タロン演じる19歳のエルトンが遊園地を歩きながら、約300人のエキストラと約50人のダンサーとともにアップテンポなナンバー、「SATURDAY NIGHT’S ALL RIGHT FOR FIGHTING/土曜の夜は僕の生きがい」を歌い踊るミュージカルシーン!数分間に渡って、様々なアトラクションの中にも足を踏み入れ、ダンスやアクションを行うタロンをカメラが追い続ける本シーンは、なんと4台のカメラ、3つのクレーン、10台のゴーカートを駆使してワンカットで撮影されたという。本シーンは、ロックンロールに目覚めたエルトンの10代の全盛期を描き出したミュージカルパート。役に入った時の高揚感やその時の気持ちでミュージカルシーンに挑んでいたというタロンが、ダンサーたちの楽しげな姿につられるように踊り出し、心に秘めた想いを吐き出すようにパワフルに披露する生歌と熱演に胸が高鳴るシーンだ。観客が「“あれはすごかった!”と、言ってくれることを願う」と監督監督のデクスター・フレッチャーは「このシーンを観た人が、“いや、あれはすごかった!”と、言ってくれることを願うね。このシーンでは、エルトンの音楽的影響の起源も見て取れるし、周りの人間や、各自の違いを称えるエルトンが描かれている。それこそ彼の一面であり、彼の心だからね」と解説。「ミュージカルのシーンとして、画面がつねに動いていて、躍動的なむき出しの若さを表している。だからワンカットなんだ。撮影監督のジョージ・リッチモンドには、“ぜんぶ一度に、ワンカットで撮影しよう。動き続けて、流れ続けて、継ぎ目をなくすんだ”と伝えた。このシーンは、エルトンが世界の荒波へと踏み出していく場面だからものすごく重要なんだ」と本シーンの重要性を熱弁する。タロンもまた、「この映画はミュージカルで、歌がたんなるパフォーマンスとしてだけでなく、回想の瞬間としても歌われる。僕も本当に気に入っていて、どの瞬間もすごく好きなんだ。こんな形でエルトン・ジョンが自分の曲を歌わせてくれるなんて、言葉にできないほど誇りに思ってる」とミュージカルシーンに込めた思いを明かしている。『ロケットマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月23日伝説的なスター、エルトン・ジョンの半生を題材にした映画『ロケットマン』が本日から公開になる。本作はド派手でファンタジックなミュージカルシーンと、観る者の心を掴んで離さないシリアスなドラマが同時進行で描かれる作品で、監督を務めたデクスター・フレッチャーは、きらびやかなシーンと重く複雑な感情がひとつの場面に“同居”することにこだわったという。なぜか? 来日した監督に話を聞いた。フレッチャー監督は俳優として映画界で活動を始め、子どもの頃にアラン・パーカー監督の傑作ミュージカル映画『ダウンタウン物語』に出演。その後、俳優としてキャリアを重ねながらフィルムメイカーとしても活動を開始。実在の選手の半生を描いた『イーグル・ジャンプ』を監督し、本作の主演でもあるタロン・エガートンとタッグを組み、フレディ・マーキュリーの半生を描いた『ボヘミアン・ラプソディ』では前任の監督が離脱した後の現場を引き継ぎ、作品を完成させた。『ロケットマン』は『ボヘミアン…』以前から長年に渡って企画が練られてきたプロジェクトで、英国の人気歌手エルトン・ジョンの半生を描いている。イギリスの郊外で生まれた少年レジナルドは家に寄りつかない気難しい父親、子どもに無関心な母親のもとで育ち、音楽に救いを見出す。ロックに没頭し、新しい自分に生まれ変わりたいと願う彼は自身を“エルトン・ジョン”と呼び、作詞家バーニー・トービンとタッグを組んでヒット曲を連発。スター街道をまい進するが、ド派手なステージや記録的な成功と相反するように彼の人生は苦しみや哀しみに満ちていく。「ロックスターの伝記映画というのは、だいたいが“お決まりのパターン”なんですよ!」とフレッチャー監督は豪快に笑う。「貧しい家に生まれた若者が成功するけど代償を支払うかのようにドラッグとか悪いことをして転落する……けど復活する(笑)。そういうパターンを繰り返すのはつまらないので、私はこの映画に他にはない個性を持たせたいと考えました。そこで出た答えが、ひとつひとつのシーンを丁寧に設計して、複雑な感情やビジュアルを“多層的”に描くことでした。そもそもエルトン・ジョン自身が多層的な複雑な人間です。だから観ていると楽しく、同時に心に深く響いて刺さるような展開をつくろうと考えたわけです」監督が語る通り、ロックミュージシャンの人生を描いた映画の多くは、主人公が成功している場面では大音量で音楽が鳴り響き、キラキラとしたビジュアルで物語が進むが、彼が転落するとビジュアルも語りのトーンもシリアスになる。しかし『ロケットマン』では相反する要素が同時に描かれる。質素な家のピアノで淡々と弾き語りされる『ユア・ソング』はビジュアルはシンプルだが、この上なく豊かで幸福に満ち溢れている。一方、エルトンが“ラスボス”級のド派手な衣装を着て歌いまくるシーンでは、苦しくて哀しくて出口の見えない感情が描かれる。「この映画の根底にあるテーマは“本来の自分を捨て去って、どれだけ遠くに行こうとしても、どれだけ新しい自分になろうとしても、本来の自分とちゃんと向き合って、理解して、折り合いをつけない限りは幸せになれない”というものです。劇中のエルトンは“本来の自分”を見ないようにするため、空想の世界に生きようとします。でも現実から離れていこうとすればするほど、現実の世界に引き戻されてしまう。つまり、この映画におけるファンタジックな空想の世界と、厳しい現実はいつも“紙一重”の場所にあります」ポイントは、華やかさと苦しみが同居するエルトンの人生を観客が“体感”するように描かれていることだ。「私が関わった『ボヘミアン・ラプソディ』はヒットもしたし、良い映画になったと思いますが、あの作品はあくまでも観客が第三者的な立ち場で“そうなんだ。フレディ・マーキュリーってすごい人なんだねぇ。ツラいことがたくさんあっただねぇ”と客観的に観る設計になっていました。でも、私は『ロケットマン』では観客が作品の中に入り込んで、エルトンが悲しい時は観客も悲しい気持ちになるように、彼と一緒に心の旅をしているような、体感をしてもらえる映画にしたいと思いました」フレッチャー監督は、誰もが知るロックスターの人生を遠巻きに眺めるような映画をつくらなかった。その理由はそこで描かれている問題が“観客の問題”でもあるからだ。「この世で“自分を愛することができない人”を好きになることほど厳しいものはありません。というのも、そういう人を好きになってしまうと、こちらがどれだけ愛していると言って愛情を注いでも、相手は自分自身を愛せていないし自信がないから、注がれた愛を信じないし、それどころか疑ってかかられるわけです。つまり自分と向き合って心から自分を愛せなければ、愛することも愛されることもできない……つまり何も始まらないと思うのです。ところが現代は、自分自身と向き合うことをしなくても、自分の問題を見て見ぬふりをしても何とかなってしまう時代ではないでしょうか? だからこそ私はこの映画で観客がエルトンと同じ感情を体感できるようにして、映画を通じてこの問題を考えてもらいたいと思ったのです」『ロケットマン』を観る観客は、誰もが知る大きなメガネと派手な衣装のスターの山あり谷ありの人生を“遠巻き”に観るのではなく、彼と一緒に孤独を感じ、悲しみを感じることになるだろう。エルトンは、そして観客のあなたは映画のラストで何を見つけるのだろうか?『ロケットマン』公開中
2019年08月23日昨年末から今年の前半にかけて、『ボヘミアン・ラプソディ』が社会現象を巻き起こしたのは記憶に新しいところですが、次なる大ヒットが期待されている伝記ミュージカル映画『ロケットマン』がついに日本に上陸!今回は、“生ける伝説”ともいわれている主人公のエルトン・ジョンを演じたこちらの方に、見どころを教えていただきました。写真・大嶋千尋(タロン・エガートン)主演を務めたタロン・エガートンさん!【映画、ときどき私】 vol. 253『キングスマン』シリーズで一躍ブレイクして以降、着実にキャリアを積み重ね、現在イギリス人の若手俳優のなかでも、もっとも旬な俳優のひとりとされているタロンさん。今回は、待望の初来日をはたしたタロンさんに直撃し、本作の舞台裏や音楽に対する思いを語っていただきました。―エルトン・ジョンさんを演じるにあたって、撮影前にはエルトンさんの自宅でお互いの話をオープンに話されたそうですが、そのときのやりとりで忘れられない出来事はありましたか?タロンさんこれという会話や言葉をひとつだけピックアップするのは難しいけれど、エルトンはとても協力的な人だし、すごく支えてもらいました。自宅に行ったときのことで印象に残っているのは、彼が初めて買ったダイヤのピアスを僕にプレゼントしてくれたこと。今回、劇中のリハビリのシーンで僕が実際につけているのは、まさにそのピアスなんです。彼は自分の家に僕を招待してくれただけでなく、しばらく家に泊まらせてもくれたので彼の家族とも一緒に過ごしたほど。それくらい彼は僕に対して、あらゆる面で親切に接してくれたし、本当に親しい関係になりました。そんなふうに、彼と間近で接することができたこともこの役を演じるうえで一番かけがえのないことだったのかなと思っています。エルトンはとにかく愛の大きい人―では、エルトンさんとそれだけ長い時間を共有されたタロンさんだけが知っているエルトンさんの素顔を教えてください。タロンさん彼はとにかく愛情をたくさん持っている人。そして、周りの人に対して親切で優しさを振りまいている人だと思います。なので、普段も僕のことを心配して連絡をくれるほどなんですよ。本当に愛の大きい人だけれど、同時におもしろさやいたずら心もあるし、ちょっとからかって言い寄ってくるようなところも彼の魅力ですね。―本作では、吹き替えなしでタロンさん自身がすべての歌を担当されており、素晴らしいパフォーマンスを披露されています。なかでも「Saturday Night’s Alright(For Fighting)/土曜の夜は僕の生きがい」はミュージカルナンバーとして見どころのひとつ。長回しで撮られたそうですが、撮影は難しかったのではないでしょうか?タロンさん実は、セクションごとに何日もかけて撮影し、それをうまくつなぎ合わせてワンカットに見えるようにしているんです。でも、僕が種明かししちゃっていいのかな……(笑)。とはいえ、僕にとっても気に入っているシーンのひとつなんですよ。―そんな舞台裏があったんですね。演じるうえでの苦労はありませんでしたか?タロンさんあの場面のリハーサルは、撮影が始まるかなり前から取り組んでいましたが、僕にとっての課題は、ほかのダンサーたちのなかで自分がどう絡んでいくのかということ。いわゆる普通の筋書きがあるシーンではないので、エルトンが大きなお祭りのなかで、何を伝えようとしているのかを考えなければいけませんでした。そのなかで、「これはエルトンが5年ほどの間で、音楽的にも文化的にも多くの影響を受けて彼の音楽ができあがったことを象徴しているシーンなんだ」という解釈にいたったのです。だからこそ、あのシーンではインド系のセクションがあったり、カリブ系のセクションがあったりするなかでエルトンが絡んでいくという形になっています。人生を変えた忘れられない一曲とは?―なるほど、興味深いエピソードですね。タロンさんといえば、『SING/シング』でも本作でも、歌手以上の歌唱力の高さを証明されているほどなので、音楽への思いも強いと思いますが、ご自身の人生を変えた曲があれば教えてください。タロンさん8歳くらいのときに母がデヴィッド・ボウイの『ハンキー・ドリー』というCDをくれたことがありました。これは僕にとってお気に入りのアルバムのひとつで、どの曲もそれぞれの良さがあって素晴らしいアルバムなんです。なかでも、「流砂」と「クークス」がお気に入りなんだけど、特に好きなのは「クークス」。これは、デヴィッド・ボウイの息子で映画監督になったダンカン・ジョーンズのために作った曲と言われています。若い2人の夫婦に子どもができたときの思いが歌詞に綴られていて、「変わり者の僕たちだけど生まれてきてくれてありがとう」みたいなことを歌っている曲なんです。この曲を母からもらったときはまだ幼かったけれど、親子関係を象徴している曲だと子どもながらに感じて、自分に大きな影響を与えてくれました。―実際にご自分で曲を作ったりしたことはないですか?タロンさんそれはしてないですね。というよりも、そもそも聞かせられるようなものではないと思うので(笑)。―いえいえ、むしろタロンさんの歌声を生で聞きたいというファンは大勢いると思います!たとえば、ヒュー・ジャックマンさんが今年ワールドツアーを行っていますが、タロンさんも同じようにツアーをしてみたいというお気持ちはありませんか?タロンさんツアーができるかどうかはわからないですけど、10曲くらい歌って合間にトークを盛り込むようなちょっとしたコンサートはやってみたいなと思っているので、それはひょっとしたら実現するかもしれないですね。ただ、ツアーとなるとヒュー・ジャックマンくらい幅広いファン層がいないとできないんじゃないかな。(笑)人はつねに変化し続けるものだと感じている―ぜひ、日本でも開催を期待しています。また、本作では「なりたい自分になる」というメッセージも込められていると思いますが、ご自身はなりたい自分になれていると感じているのか、いまの心境を教えてください。タロンさん普段あまりそういうことは考えていないけれど、いまはやりたいことをできていると感じています。なので、映画を作ったり、歌ったりと、自分の好きなことをしながら、しっかりと仕事をして、ローンを払って、いい人生を送りたいと思っているところです。ただ、これから先はもっといろんなことに挑戦したいし、家族を作ったり、大事なこともたくさんあるかもしれないけれど、言えることは「いまの自分は決して嫌いではない」ということ。それに、人はつねに変化しているものであって、たとえば18か月前の自分といまの自分は全然違いますよね?でも、人生ってそういうものなんじゃないかなと思っています。インタビューを終えてみて……。ひとつひとつの質問に丁寧に答えてくれるタロンさん。がっしりとした男らしい体格と時折見せるお茶目な表情とのギャップにすっかり心を鷲づかみにされてしまいました。劇中では、エルトンさんも大絶賛するほどの見事な歌声を披露しており、必聴です!さらに、10月公開のアクション映画『フッド:ザ・ビギニング』でも主演を務めているので、今後も作品ごとに違うタロンさんの魅力をぜひ堪能してください。知られざる実話に心が震える!もっとも成功しているソロアーティストのひとりとして、世界中で愛され続けているエルトン・ジョン。その反面で味わってきた天才ゆえの苦労や成功を手にしてからの葛藤、孤独、挫折といった光の陰に隠れた波乱の人生がいま明かされます。 琴線に触れる名曲の数々とともに、“本当の自分”と出会うまでのエルトンの生きざまを追体験してみては?ストーリーイギリス郊外で、不仲な両親のもとで愛されることを知らずに育った少年レジナルド・ドワイト。そんな彼には、神が与えた天才的な音楽の才能があった。その後、寂しさを紛らわすようにロックに傾倒するようになった少年はミュージシャンになることを夢見るようになる。そして、古くさい自分の名前を捨て、「エルトン・ジョン」として新たな出発を決意するのだった……。魔法のような予告編はこちら!作品情報『ロケットマン』8月23日(金) 全国ロードショー!配給:東和ピクチャーズ©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月22日タロン・エジャトンが世界一売れたシングルの記録を持つ伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”になりきる『ロケットマン』。この度、劇中に登場するタロン演じるエルトン・ジョンのド派手なコスチュームの数々にフィーチャーした貴重な特別映像が、シネマカフェに到着した。今回到着したのは、本作を語るには欠かせない要素のひとつであるエルトン・ジョンの豪華絢爛な衣装の素晴らしさについて、演じたタロンほか、衣装デザイナーのジュリアン・デイ、そしてエルトン本人たちが語る特別映像。映像内では、「エルトンの衣装に身を包み、彼になりきった。解放感を覚えたよ」と語るタロンの姿と重なりながら、まるでオレンジ色の悪魔のようなコスチューム、「オズの魔法使い」をイメージしたというコスチュームなど、ド派手で豪華な衣装の数々が映し出され、さらには50足以上の靴やサングラスなど、エルトンを象徴する膨大な量のアイテムが本作の撮影で使用されたことが明らかに。衣装デザイナーのジュリアンが「エルトンの服をベースにタロンだけの服を作り上げた」と語るように、劇中に登場するコスチュームはどれもエルトンの衣装にリスペクトを寄せながら、オリジナリティを追求したハイクオリティなものばかり。エルトン本人も「今でもショーの20分前に自分で衣装を選ぶ。着た瞬間にエルトンという役に入るんだ」とその重要性を熱弁しており、きらびやかな衣装が劇中シーンをどのように彩ってくれるのかに加え、派手で奇抜な衣装を違和感なく着こなしてみせるタロンの姿からも期待が高まる映像となっている。奇抜な衣装の数々を制作するには相当な労力がかかっていたようで、タロンがジュリアンの元へ試着に赴いた数はなんと30回以上。しかし、タロンはこれらの衣装がなければ、エルトン・ジョンという役を演じるにふさわしい魅力を備えることはできなかったとふり返る。「エルトンの衣装は、もちろん、ものすごく”変わってる”。それは彼が心のなかに抱えているたくさんの不安とは相反するものだ。スタイリッシュでクールで最先端の格好で着飾っているのに、ばかばかしさが感じられる面があって、心の痛みが垣間見える。そうやって考えるとすごく心が揺さぶられるんだ。苦しんでいるから自分に化粧を施している。僕はそこに全身で飛び込んでみようと思った。エルトンの美的センスや、奇抜さや、浮世離れした感覚は好きだ。すべてのプロセスは、彼のそうした感覚に従っていくものだった」と語っている。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月22日セリーヌ(CELINE)から、アーティスティック、クリエイティブ・イメージ・ディレクターのエディ・スリマン(Hedi Slimane)が手掛ける初のパフューム「CELINE HAUTE PARFUMERIE COLLECTION」が発表された。「オート パフューマリー コレクション」は、“デイリーライン”と“イヴニングライン”の2ライン、計11種類のフレグランスで構成される。あえて従来のマスキュリンなノートとフェミニンなノートは区別しない中性的なパフュームは、20年以上にわたりジェンダーの社会的概念に疑問を投げかけてきたエディ・スリマンならではの提案と言えるだろう。デイリーラインには、「パラード(PARADE)」「サン・ジェルマン・デ・プレ(SAINT-GERMAIN-DES-PRÉS)」「ダン・パリ(DANS PARIS)」「コロン・フランセーズ(COLOGNE FRANÇAISE)」「ラ・ポ・ヌ(LA PEAU NUE)」「オード・カリフォルニ(EAU DE CALIFORNIE)」「ボワ・ドルモン(BOIS DORMANT)」「ランボー(RIMBAUD)」。イヴニングラインには「ブラック・タイ(BLACK TIE)」「レプティール(REPTILE)」「ナイトクラビング(NIGHTCLUBBING)」がラインアップ。それぞれの名前と調香はすべて、エディ・スリマンの記憶する瞬間、場所、人々の思い出がインスピレーションとなっている。フランスの伝統的なガラス製造技術を讃え、17世紀後半のクラシシズムを受け継ぎながらエディ・スリマンがデザインしたミニマルな長方形のボトル。両サイドは縁の鋭いフルーティングで装飾され、メゾンのエンブレムである「トリオンフ」が刻まれたブラックラッカーのキャップがあしらわれている。「オート パフューマリー コレクション」のローンチに伴い、パリのサントノレ通り390番地には初のオート パフューマリーのブティックが新たにオープン。ブティックでは、2019年10月末からすべてのパフュームの取り扱いがスタートする(ボワ・ドルモンとランボーは2020年に発売予定)。日本国内では10月末より限定店舗にて販売される予定。展開詳細と価格については未定。
2019年08月21日大スター、エルトン・ジョンの半生を題材にした映画『ロケットマン』が23日(金)から公開になる。まだ元気に活動している“現役”のミュージシャンの若い頃を一体、誰が演じるのか? プロデューサーを務めたマシュー・ヴォーンは、自分が監督した『キングスマン』で主演を務めたタロン・エガートンを第一候補に挙げた。エガートンは演技力があって、歌唱力もあり、作品への情熱があった。さらにエガートンは笑顔で振り返る。「僕とエルトンは似ている部分があるんだよ。すごくタフなんだけど……モロくて繊細なところがね」『ユア・ソング(僕の歌は君の歌)』『土曜の夜は僕の生きがい』『グッバイ・イエロー・ブリック・ロード』などヒット曲を次々に発表した現役最高のポップスターのひとり、エルトン・ジョン。大きなメガネとド派手な衣装、圧倒的なパフォーマンスで観客を魅了する彼のステージは圧巻だ。しかし、その半生は苦しさや哀しみ、痛みに満ちあふれていた。本作は彼の名曲の数々を新たなアレンジ&解釈で織り交ぜながら、成功、地位、名誉、記録、金……“愛”以外のすべてを得た男の狂乱の日々が描かれる。エガートンは英国ウェールズで育ち、王立演劇学校で演技を学んだ秀才だ。ちなみに彼が入学のオーディションで歌った曲は『ユア・ソング』だった。ヴォーンの推薦を受け、エルトン本人からも認められたエガートンは、数々のフッテージや楽曲に触れるだけでなくエルトン本人に会って役を掴んでいったという。「エルトンはメロディをつくる天才で、エネルギッシュなパフォーマンスができて、観客を楽しませる視覚的な感性も鋭い。自分をどう見せればいいのか本当によく理解しているんだ。だからみんなが彼を“ロックスター”と呼ぶんだろうね。ステージを降りた彼は面白くて愉快な人なんだけど、同時に繊細な部分もある。ステージでパフォーマンスした後に『今日のステージはうまくできていたかな? 大丈夫だった?』って僕に聞いたりするんだ。あのエルトン・ジョンがだよ! でも、そんな繊細さを持ち合わせているところも、彼が芸術家だってことなんだろうね」そこでエガートンは気づいた。「そう。僕とエルトンは似ている部分があるんだよ。すごくタフなんだけど……モロくて繊細なところがね(笑)。もちろん僕はエルトンみたいな天才じゃないよ! でも僕もエルトンも自分を見せたがりで(笑)、ステージでは堂々としているけど、そこから降りると不安になったり、モロさを見せてしまうことがあるんだよ」エルトン・ジョンも自分とエガートンが似たタイプだと気づいていたのかもしれない。彼はエガートンが“自分”を演じるにあたり、あえて「自分のマネをしないでほしい」とリクエストしたという。「監督もそれを望んでいたし、僕もモノマネはしたくなかった。『ロケットマン』はありきたりな自伝映画じゃないから、歌を通じて描かれる感情だったり、彼の人間的な弱さをしっかりと描くために、僕自身のパーソナル部分も隠さずに露(あら)わになる必要があった。その結果、僕とエルトンの要素が融合したものになったと思う」劇中の楽曲はすべてエガートンが歌い、ビートルズの新リミックスでもおなじみのジャイルズ・マーティンが新たにアレンジを施した。ここで歌われるのは“懐かしのメロディ”ではない。スクリーンを生きる主人公エルトン・ジョンの感情がムキ出しになった生々しい楽曲群だ。「正直に言うと、演じている時は少し心配だったよ。お客さんが“まったくエルトン・ジョンに似てないじゃないか!”って言うんじゃないかってね。でも完成した映画を多くの人が受け入れてくれた。やっぱり単なるモノマネやコピーでは薄っぺらくなってしまうからダメなんだ。観客に共感してもらえるような人物を演じることが最も大事なことだと思う」ちなみに言っておくと、劇中のエガートンとエルトン本人の見た目はかなり似ている。体型や髪型、メガネ、衣装までが完璧に再現されており、ファンなら思わずニヤリとするはずだ。しかし、それは現実のエルトンのコピーではない。スクリーンにいるのは、エルトン・ジョンとタロン・エガートンがふたりで生み出した唯一無二の“成功と狂乱の日々をおくる孤独なスター”だ。「僕はエルトン本人に会って、彼のことを大好きになったからこそ、彼の派手な部分だけじゃなくて、繊細だったり、モロい部分をちゃんと演じて観客に伝えたいと思ったんだ」『ロケットマン』8月23日(金) 全国ロードショー
2019年08月20日先日、待望の初来日が決まったタロン・エガートン主演『ロケットマン』。今回は、タロンが熱演するエルトン・ジョンの親友であり、楽曲作成のパートナーであるバーニー・トーピンを演じたジェイミー・ベルに注目した。2000年公開『リトル・ダンサー』で、約2,000人が参加したオーディションで見事主演の座を射止め、新人とは思えないほどの名演で英国アカデミー賞主演男優賞をはじめとする名誉ある賞に輝き、鮮烈なデビューを飾ったジェイミー・ベル。その後もピーター・ジャクソン監督の『キング・コング』(’05)や、クリント・イーストウッド監督の『父親たちの星条旗』(’06)、パフォーマンスキャプチャーを用いたスティーヴン・スピルバーグ監督の『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(’11)、本年度カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞したポン・ジュノ監督との『スノーピアサー』(’14)など名監督の作品に次々と起用され、実力派俳優へと進化を遂げてきた。本作では、エルトン・ジョンの人生を語るうえで欠かせない大親友で、信頼する作詞家のバーニー・トーピン役に。劇中では、運命的に出会ったエルトンと意気投合し、その後、世界的なブレイクを共に経験し、エルトンの人生が壮絶に変化してもなお音楽パートナーとしてエルトンを支え続ける唯一無二の存在を熱演!ミュージカルシーンでも、エルトンだけでなく観るもの全ての心を揺さぶる力強い歌声を披露している。エルトン・ジョン「僕自身の物語で彼に心を動かされている」本作の主人公でもあり、製作としても参加しているエルトン本人は、偶然にもジェイミーが出演していた『リトル・ダンサー』の大ファンだったという。「ジェイミー・ベルに本作に参加してもらうという案を聞いたとき、“ぜひやってくれ!”という想いだった。ずいぶん前に、カンヌ映画祭で『リトル・ダンサー』のプレミア上映に参加して、すごく心を動かされたんだ。そして今度は僕自身の物語で彼に心を動かされている!本当に素晴らしいね」と、本作で果たした19年越しの再会に胸いっぱいの様子。ジェイミー・ベル「彼は僕が初めて会った大スター」ジェイミーも「(カンヌ国際映画祭の)上映後のレセプションで、エルトンが僕と監督のもとにやってきた。彼はまだ震えて涙を流していたんだ。映画が深く響いたと言って。彼は僕が初めて会った大スターだった。若くして成功と名声を経験した人間として、エルトンは、人がそれをどう進んでいくかに関心を持っているようだ。この映画も、それについての映画だ。エルトン・ジョンは、その経験を生き抜いてきた。彼の物語は並外れた物語だ」と、エルトンとの初対面をふり返ると同時に、過酷な人生を乗り越えようともがくエルトンの姿に称賛を贈る。エルトンにとって欠かせない超重要な存在であるバーニーを熱演するジェイミーにも注目だ。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月11日“エルトン・ジョン”の半生を映画化したミュージック・エンターテインメント『ロケットマン』を引っさげ、主演タロン・エガートン、デクスター・フレッチャー監督の来日が決定!併せて、タロンの美声が響く名曲「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」誕生の瞬間が明らかになる本編映像とタロンのコメントが到着した。『キングスマン』シリーズのエグジー役で一躍その名を世界に轟かし、本作では音楽界の最高峰グラミー賞を5度受賞、世界一売れたシングルの記録を持つ伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”を演じ切ったタロン・エガートンが満を持しての初来日。かねてから日本に来ることを切望していたというタロンは、日本のファンへ向けて「日本は、ずっと訪ねてみたい場所のリストのトップだったんだ。『ロケットマン』で日本に行けることになって、興奮しているよ。僕らが一生懸命つくった作品なので、日本の人々にも早く見てもらいたい。日本に到着するのがとても楽しみだよ」とコメント。全編の歌唱シーンを吹き替えなしで歌い、エルトン本人も舌を巻いたと語る入魂の本作を引っ提げ、ファン待望の初来日を果たすタロンが、日本で何を語ってくれるのか期待が高まる!さらに、ノンクレジットながら大ヒット作『ボヘミアン・ラプソディ』の最終監督を務めたデクスター・フレッチャーが『ワイルド・ビル』、『サンシャイン/歌声が響く街』に引き続き自身3度目、約5年ぶりの来日も決定し、「素晴らしい友人であり、一緒に映画を作った仲間でもあるタロンと一緒に、東京に行けることになり、本当に嬉しいです」とコメント。「私にとって日本は、素晴らしい文化の生まれた場所であり、その文化を心から愛し、享受しています。スタイルの極致であり、深い伝統が素晴らしい現代性と結びついているんです。我々は『ロケットマン』のことをとても誇りに思っています。本作品は、エルトン・ジョンの目と音楽を通して描かれたミュージカルファンタジーアドベンチャーです。日本の皆さんは、きっと我々がこの作品につぎ込んだ労力と想像力を評価してくださるでしょうし、一緒にこの作品を楽しんでくれるのを楽しみにしています」と語っている。タロンとフレッチャ-監督は8月15日(木)に開催予定のジャパンプレミアイベントでレッドカーペットイベントに登場、その模様は当日Twitterで生中継される予定となっている。そしてこの来日を記念し、日本でも大人気なエルトン・ジョンの代表曲「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」が誕生する“運命の瞬間”を収めた本編映像が初解禁!親友であり、信頼する作詞家のバーニー(ジェイミー・ベル)が書いた詩からインスピレーションを受け、楽曲誕生後、時代や世代を超えて愛されていく音楽史上に残るメロディーが生まれていく。その類まれな音楽の才能によってキャリア初の大ヒット曲が瞬く間に完成されていく様子に、思わず笑みをこぼすバーニーも次第に真剣に聞き入り、エルトンの家族と共に釘付けになっていく姿が…。エルトンとバーニーという最強の音楽パートナーとして強い絆で結ばれた友情を実感する瞬間や、タロンの美声で紡がれた名曲の再現度にワクワクせずにはいられない。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年08月01日世界一売れたシングルの記録を持つ伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”の半生を映画化した話題のミュージック・エンターテインメント超大作『ロケットマン』から、場面写真と本編映像が解禁となった。今回解禁された本編映像は、天性の才能があることをピアノの先生から認められた幼少期のエルトン・ジョンが、ブライス・ダラス・ハワード演じる母親のシーラに音楽学校の奨学生試験について相談を持ち掛けるシーンから始まる。息子の将来に関わる重要な話であるにも関わらず、母のシーラは興味がないどころかファッション誌に夢中で取り付く島もない。厳格な父親も「そんな才能が?」と半信半疑の様子…。唯一支えとなったジェマ・ジョーンズ演じる祖母のアイヴィーはエルトンを気にかけているものの、両親の会話からは2人の冷え切った関係性が垣間見え、両親に愛されなかったエルトンの悲しい幼少期がありありと映し出されている。エルトンの人生を描く上で欠かすことのできない極めて重要な人物でもあり、さらにはエルトンを愛していながらも同時に傷つけるという複雑な母親を演じたブライスの名演技にも注目のワンシーンとなっている。『ジュラシック・ワールド』シリーズで一躍スターの座に上り詰めたブライスだが、本作で演じた母親のシーラはこれまでの役と比べて理解が難しく、困難な役柄だったよう。ブライスは、「彼女はものすごく恐ろしくなったり、自己陶酔したり、自己中心的になることもあって。自分が持っていないものや、何かが奪われてしまったという感覚にとらわれた自己愛の強い母親になった。だから、エルトンとシーラの関係は決して良いものじゃなく、いつも母は音楽には心から協力的だったというものの、エルトンはいつも苦難に耐えていた」と、自身の役どころを分析している。本編映像と同時に幼少期のエルトン、母、父それぞれのピン写真と、母と祖母の2ショットを捉えた計4枚の場面写真も解禁。まるで家族の関係性を物語っているかのように、どの写真にも笑顔は一切ない。孤独な幼少期を過ごしたエルトンと、母シーラとの関係がどう変わっていくかにも注目が集まる。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日より全国にて公開©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
2019年07月31日世界一売れたシングルの記録を持つ伝説的ミュージシャン“エルトン・ジョン”の半生を映画化した話題のミュージック・エンターテインメント超大作『ロケットマン』から、日本オリジナル本予告と本ポスターが解禁となった。今回解禁された本予告では、タロン・エガートン演じるエルトンの壮絶な人生のドラマパートと、タロンが自らの声で歌い踊る豪華絢爛なミュージカルシーンが惜しみなく詰めこまれている。類まれなる音楽の才能を持ちながら孤独を感じて育った少年は、自身の過去と名前を捨て、瞬く間にスターダムを駆け上がっていく。いつでも本当に必要とする相手から愛を得られない辛苦に身を崩すも、“本当の自分”を信じて、歌い続けるエルトンの力強い生き様が、デクスター・フレッチャー監督こだわりのファンタジックな演出で光る。そして、誰もが一度は耳にしたことのある「ユア・ソング(僕の歌は君の歌)」、本作のタイトルにもなっている「ロケット・マン」、「土曜の夜は僕の生きがい」、「クロコダイル・ロック」といった珠玉の名曲たちで色鮮やかに彩られ、未だかつて見たことの無いミュージック・エンターテインメント超大作の誕生を予感させる予告映像となっている。本予告と同時に解禁されたポスタービジュアルには、ド派手な打ち上げ花火の演出が施されたドジャー・スタジアムの伝説のライブステージで大熱唱するエルトンの姿が。「そのメロディは、世界中を魔法にかける。」というキャッチコピーが添えられ、フレッチャー監督とタロン・エガートン、そしてエルトン・ジョンという黄金のタッグによって、花火のようにスクリーンに打ち上がる音楽と映像のマジックにますます期待が高まるビジュアルに仕上がっている。米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では『ボヘミアン・ラプソディ』を超える89%を記録し、大絶賛を受けている。公開に向けますます盛り上がりを見せている本作に期待したい。『ロケットマン』は8月23日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:ロケットマン 2019年8月23日(金)より全国にて公開
2019年07月16日