Amazonが1,000億円以上をかけて製作するドラマ版「ロード・オブ・ザ・リング」は、若きアラゴルンが主役となるようだ。ピーター・ジャクソン監督の映画版『ロード・オブ・ザ・リング』では、ヴィゴ・モーテンセンが演じたアラゴルン。原作者J.R.Rトールキンや『指輪物語』に詳しい「TheOneRing.net」は、シーズン5まで決定している同ドラマのうち、少なくともシーズン1は若い頃のアラゴルンに焦点が当てられると報じている。このニュースを受け、同ドラマを楽しみにしているファンたちの意見は割れた。「ますます期待が募る」という声や、映画版で当初アラゴルンを演じる予定だったスチュアート・タウンゼントに「やっとアラゴルンを演じられるんじゃない?」と推す声など、SNSにはポジティブなコメントが寄せられている一方、「トールキンは原作で若い頃のアラゴルンにはほとんど触れていないのに、どうしてドラマ化できるのか?」と疑問を呈するファンも。「TheOneRing.net」は、「指輪物語」の「追補編」に若きアラゴルンが登場すると主張したが(「アラゴルンとアルウェンの物語」)、この物語はわずか12ページほどだという。たった12ページを元にドラマ展開するためには、原作からかなりの脚色が予想されるとして「不安だ」というファンもおり、現在のところはまさに賛否両論だ。(Hiromi Kaku)■関連作品:ホビット 思いがけない冒険 2012年12月14日より全国にて公開© 2011 WARNER BROS. ENTERTAINENT INC. AND LEGENDARY PICTURES
2018年05月18日テイラー・スウィフトは、2018年11月20日(火)、21日(水)に、世界ライブツアーの日本公演「TAYLOR SWIFT reputation STADIUM TOUR in Japan presented by FUJIFILM instax」を東京ドームで開催。テイラー・スウィフトは、2017年11月発売のアルバム「レピュテーション」が2017年のベストセラーとなり、発売後111以上の国でiTunesのセールスチャート1位を記録。「レピュテーション」の初週売上が130万枚を突破したことにより、2010年リリースの「スピーク・ナウ」以降4作品連続で初週売上100万枚超を達成。その他、「レピュテーション」の先行シングル「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ~私にこんなマネ、させるなんて」がストリーミングサービスの1日あたりの最高再生回数を更新するなど、数々の記録を樹立している。今回3年ぶりとなる日本公演では、「レピュテーション」からの楽曲に、「Shake it off」や「We are Never Ever Getting Back Together」など、これまでのヒット曲を加えて披露。ステージ上で繰り広げられるパフォーマンスにも注目だ。また、日本公演開催前の8月27日(月)から9月2日(日)まで、東京・ラフォーレ原宿 1F エントランススペースにて、テイラー・スウィフトの期間限定ショップがオープン。レピュテーションツアー・グッズをいち早く手に入れることができるほか、オンライン限定の貴重なグッズも販売される。なお、発売されるアイテムの詳細は8月15日(水)に発表される予定だ。【詳細】「TAYLOR SWIFT reputation STADIUM TOUR in Japan presented by FUJIFILM instax」開催日:2018年11月20日(火)、21日(水)入場16:30/開演18:25場所:東京ドーム(東京都文京区後楽1丁目3-61)チケット情報:・VIP SS席 100,000円(税込) [11/20(火)のみ Soldout] ※アリーナ前方指定席/グッズ付き(VIP BOX/サイン⼊りミニポスター※約20cm×25cm)/VIP専⽤⼊場ゲート/物販優先レーン・VIP S席 38,000円(税込)[Soldout] ※アリーナ指定席/グッズ付き(LEDラミネートパス※公演中演出に合わせて点灯)/VIP専⽤⼊場ゲート※LEDラミネートパスはVIP BOXに含まれているものと同じ・アリーナS指定席 14,800円(税込)[Soldout]・スタンド指定 S席 12,800円(税込)・スタンド指定 A席 10,800円(税込)・スタンド指定 B席 9,800円(税込)詳細はこちら:URL ■Taylor Swift reputation 限定ショップ in TOKYO日程:2018年8月27日(月)〜9月2日(日)営業時間:11:00〜21:00場所:ラフォーレ原宿 1F エントランススペース住所:東京都渋谷区神宮前1-11-6
2018年05月12日4月5日に82歳で逝去した高畑勲監督の集大成にして遺作となった『かぐや姫の物語』が、5月18日(金)の「金曜ロードSHOW!」でオンエアされることになった。1935年、三重県伊勢市に生まれた高畑監督は東京大学仏文科卒業後、東映動画(現在の東映アニメーション)に入社「アルプスの少女ハイジ」や「赤毛のアン」「じゃりン子チエ」などの演出、監督を担当。物語の世界のなかに生きる人々の営みを的確に捉えた繊細な日常描写でキャラクターの内面を浮かび上がらせる演出技法は、後の日本のアニメーションの表現、技術に大きな影響を与えた。東映動画の後輩でもある宮崎駿らとスタジオジブリを設立すると、『火垂るの墓』『おもひでぽろぽろ』『平成狸合戦ぽんぽこ』『ホーホケキョとなりの山田くん』といった作品を監督、プロデューサーとしても『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』などいまだに愛される名作を世に送り出した。そんな高畑監督の遺作となった『かぐや姫の物語』は、誰もが知っている日本最古の物語「竹取物語」を全く新しい解釈で映画化。水彩画がそのまま動き出したような美しさとダイナミックさを併せ持ったその映像は日本のみならず。第87回アカデミー賞長編アニメーション映画部門にノミネートされるなど、海外の多数の映画賞を席巻したのは記憶に新しい。「かぐや姫」という一人の女性が誕生し、少女時代を経て美しい姫に成長していく物語を日本の原風景ともいえる美しい景色とともに描くことで、命の輝きと“生きる喜び”というテーマを表現。感動のラストへとつながっていくこの超大作を今回完全ノーカットで放送。かぐや姫役の朝倉あきをはじめ高良健吾、宮本信子、田畑智子、宇崎竜童、上川隆也、朝丘雪路ら豪華声優陣による声の共演も注目だ。今回の放送にあたり本作のプロデューサー・西村義明(スタジオポノック)は「かぐや姫はなぜ、数ある星の中から地球を選んだのか。この地で何を思い、どう生きたのか。かぐや姫は、なぜ地球を去らねばならなかったのか…高畑勲監督の3つの問いから、映画『かぐや姫の物語』の企画が始まりました。8年間という長期の制作期間を経て完成した映画ですが、ジブリ第7スタジオのスタッフ達とともに、とても楽しそうに映画を作っていた高畑監督を思い出します。残念なことに高畑監督は亡くなってしまいましたが、最後の長編映画『かぐや姫の物語』を、この機会にぜひ日本中の皆さんに楽しんでいただければと思います」とコメントを発表。高畑監督と日本アニメ界最高のスタッフたちによる渾身の名作『かぐや姫の物語』は5月18日(金)21時~日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」枠で完全ノーカット放送。また5月15日(火)には監督を偲ぶ「お別れの会」が東京・三鷹の森ジブリ美術館にて執り行われる。(笠緒)■関連作品:かぐや姫の物語 2013年11月23日より全国にて公開© 2013 畑事務所・GNDHDDTK
2018年05月04日テイラー・スウィフト(Taylor Swift)がSpotify限定作品「Spotify Singles」を発表した。テイラー・スウィフトはアメリカ人女性SSW。グラミー賞を7度受賞した経歴を持ち、そのサウンドもデビュー当時のカントリー調のものから、ヒップホップやR&Bなど、多様性に富んだものへと変化してきている。また、恋人とのいざこざや、SNSや楽曲を通じてのカニエ・ウェストとの確執など、ゴシップ方面の話題も尽きない。そんな彼女が今回配信リリースした「Spotify Singles」は、各ジャンルのトップアーティストが自身のオリジナル曲とカバー曲をそれぞれ1曲ずつ録音し、これらを2曲1セットでSpotifyユーザーのために配信する人気プログラム。テイラー・スウィフトによるこの「Spotify Singles」は、テイラー自身楽曲「Delicate」のアコースティック・バージョンを再録したものと、アース・ウィンド&ファイアーの名曲「September」のカバーが収録。いずれもテネシー州ナッシュビルのザ・トラッキング・ルーム(The Tracking Room)で録音されている。そんな本作について、テイラーは「『Delicate』は、自分に好意を持ってほしい人が現れた 瞬間に誰もが感じる傷つきやすさについて歌ったもの。私たちは相手が自身について聞いたであろうことや、好きになって くれない理由について考えてしまう。相手に向かって一歩踏み出すことが怖くもあり、またワクワクもする。『Delicate』は、はやる気持ちと恐れの微妙な揺れ動きについて歌ったもので、このチャンスを掴むことが価値のあるもので あってほしいと願うものです」とコメント。テイラーは「Spotify Singles」のファンであり、今回の2曲は彼女自身が選曲したSpotifyプレイリスト「Songs Taylor Loves」にも収録されていたもの。
2018年04月17日今春、誰もが大切な人に会いたくなるハートウォーミングな映画が公開される。タイトルは『ばぁちゃんロード』(4月14日公開)。海沿いの田舎町を舞台に、結婚を間近に控えた根っからの“おばあちゃんっ子”の孫娘・夏海(文音)が、足をケガして施設で暮らす祖母・キヨ(草笛光子)と一緒にバージンロードを歩くためふたりでリハビリに奮闘する物語。女性自身は、本作でヒロインを務めた文音に独占インタビュー。W主演を務めた草笛との共演秘話をはじめ、女優デビュー10年目、30歳という節目を迎えた心境を聞いた。 ――完成した作品の感想から聞かせてください。 最色で言ったらパステルカラー。とても爽やかで、透明感のある作品だと思いました。篠原哲雄監督が得意とするジャンルだと思いますが、日常生活の一コマを上手に切り取った作品だなあ、と。 ――富山県氷見市で撮影されたんですよね。 とにかく、絵がとてもキレイなんですよ。花、空、海……さまざまな実景が美しくて。どこを取っても絵ハガキになるような写真の連続のようです。 ――撮影期間は昨夏に2週間ほどだったと聞きました。撮影中の思い出は? 2週間の撮影期間で1日だけ撮休があったので、その日、スタッフとキャスト総出のバーベキュー大会をやりました。地元の人たちが氷見牛などの特産品を提供してくださったり、監督自ら焼きそばを作ってふるまってくれたりと、とても和やかな会で。スタッフと役者がそんなふうに交流するって、映画の撮影現場ではかなりめずらしいことだと思います。地方ロケということがみんなの絆を深めたのかもしれないし、篠原監督のお人柄のせいなのかもしれない。役者同士が仕事の現場以外で話すことが作品自体に生きることもありますし、こういうことは貴重だし、もっとやらなきゃダメだなって思いました。 ――今作は、祖母役の草笛光子さんとのW主演ということもあり、ご自身がリーダーシップを発揮しなきゃという思いもあったのですか? “主演だから”ということは、逆に、あまり考えないようにしていたと思います。プレッシャーになるだけですし。その点で言えば、映像の現場よりも舞台のときのほうが意識的にみんなを引っ張っていこうとしますね。作品自体が座長のカラーになりますから。でも、主演かどうかに関わらず、私自身、日ごろから自分が関わる人と積極的に話しかけよう、コミュニケーションを図ろう、と心がけているほうだと思います。それは、私のデビュー作を撮ってくださった佐々部監督の教えのおかげです。 ――デビュー作は、2008年公開の映画『三本木農業高校、馬術部』ですね。佐々部清監督からどのような指導があったんですか? 映画というのは、「役者だけで作っているわけではない」と。照明や録音という撮影部がいて、いろいろな人たちがいて一つの作品が作られているということです。だから、「主演がやらなきゃいけないことは、みんなの名前を覚えることだ」と佐々部監督に言われて、それはもう、私の体にしみっついていますね。「照明さん!」とか呼ばず、スタッフさんは必ずお名前で呼ぶというのは意識的にやっています。 ――今作で文音さんが演じる田中夏海の魅力は? 脚本を読んだときは、“夏の海”だから、名前のとおり太陽のような女のコというイメージでした。元気で、明るくて、28歳という年齢にしてはちょっと落ち着かないというか、いつも動き回っていて、子供っぽい。でも、演じていくうちに、「夏海って、めちゃくちゃ甘え上手だな」という印象が強くなりました。草笛光子さんが演じるキヨばぁちゃんがとてもお茶目でかわいらしいので、そういう部分を受け継いでいる感じもします。 ――具体的にはどういうところが甘え上手だと思ったんですか? とにかく、台風の目のような女のコなんですよ。夏海が動くと周りの人間がみんな巻き込まれる。「ばぁちゃんとバージンロードを歩きたい!」という彼女の思いつきに、キヨばぁちゃんをはじめ、両親、恋人の大和(三浦貴大)、病院の人たち、みんなが振り回されることになるわけですから。それって、信念があるといえばそうだし、純粋に、まっすぐに育ってきたんだなあと思いました。計算がないぶん、魔性の女ですよ(笑)。 ――文音さんご自身はそういう魔性的な部分はないんですか? 全くない、ない!(笑)。私自身は、まったく甘えられない女なので、彼女のように甘え上手になりたいですよ。夏海みたいな女のコだから、大和のような優しい男性がそばにいてくれるんだろうなあって羨ましくて。「バイトはやめていい。俺が働くから、おばぁちゃんのそばにいてやれ」と言ってくれる恋人なんて、よくないですか!演じながら、「彼女、マジで無意識に甘えてる!」と思いましたもん(笑)。私自身は、まだ結婚できないですね。「家事は全部僕がやるから、君は思う存分仕事をしていいよ」と言ってくれる人が現れてくれたらわからないけど(笑)。 ――草笛さんと共演されるのは、『SAKURA~事件を聞く女~』(’14年)以来、3年ぶり。一緒にお仕事されて、改めて草笛さんから学んだこと、影響を受けたことはありますか? いちばん勉強になったのは、本番前のお稽古ですね。草笛さんは、2人のシーンの前には必ず、セリフ合わせをするんです。「ヨーイ、スタート」でいきなり演技に入るのではなく、呼吸を合わせてから本番に臨むというやり方がとても勉強になりました。また、草笛さんは、役に対して良い意味でわがままというか、「ここはどうしても譲れない」というところをしっかり持っていらっしゃる。相手が監督でも決して妥協しない。そういうお姿を間近で見て、私も、もっとわがままなってもいいんだなあと思いました。 ――草笛さんは、最近、着こなし術の本を出版されるほど、ふだんからオシャレに気を遣われる方だと聞きましたが。 富山に滞在期間中、草笛さん、ホテルのご自分のお部屋にワードローブを運び入れて、ダンボールで5~6箱のお洋服を持ってきていました。私、ロケ先でタンスを買われた方を初めて見て(笑)。あと、ツインベッドルームのベッドを1つ取り外してエクササイズスペースを作られて、ストレッチや筋トレをされていました。「さすが、一流の女優さん!」とホレボレ。 ――文音さんご自身のこだわりは?新作に入るとき必ずされることとか? 私、役のかけもちができないんです。器用じゃなくて。あまり作品が縫わないようにしてもらうことはしていますね。 ――器用にこなすところは? 運動は得意です!バレエもやりますし、アクションのお稽古もしていますし、ヨガもやって、とにかくつねに動いていないと気持ち悪い。運動は何でも器用にこなすと思います。 ――ちょうどデビューして10年。振り返って、女優のお仕事についてどう思っていますか? 私にとっての20代の10年の月日は、本当にいろいろなことがありました。落ち込むこともあれば、もう1回頑張ろうと思ったこともあったし。今回、10年という節目で、『ばぁちゃんロード』のような作品をできたことは本当によかったなあと思います。何よりも、「私は、やっぱり映画がいちばん好きだ!」って再認識できたことがうれしくて。映画を作る現場が大好きなんです。これまで、何度となく“将来、どういう女優になりたい?”って問われてきて、これまでは、サイコパスや殺人鬼などインパクトのある役をやりたい、と。そのほうが役者として成長できると思っていたんです。でも、『ばぁちゃんロード』をやり終えて、リアリティーのあるお芝居というものにもっと寄り添っていきたいと思うようになりました。等身大な役ほど、掘り下げれば掘り下げるほど、どんどん追求できるような気がするし、もしかしたら、そっちのほうが難しいのかもしれない、と。ようやく答えが見つかったような気持ちです。 ――昨年から出演作品が続いていますし、30代に向けて運気が上向きな感じですね。 よくなっていればいいなって思います。でも、自分自身のなかでは、よくなっている実感は全くないですね。主演が続いたからって安心できるわけでもないし、本当、この世界っていつ仕事がなくなるかわからないですから。そのなかで自分にしかない武器を持つということはすごく大切ですし、そういう意味でも、もっともっと成長しなきゃいけないと思います。役の幅を広げたいし、アクションもやりたいし、そこは貪欲になっていきたいです。実は私、“ネクストブレーカー”と言われて数年経つんですよ。「いつ本当にブレークするんだろう? 」って思っています。 【文音(あやね)プロフィール】’88年3月17日生まれ。東京都出身。’08年、映画『三本木農業高校、馬術部』で女優デビュー。同作で第33回報知映画賞新人賞、第32回日本アカデミー賞新人賞を受賞した。近年の出演作品は、映画『八重子のハミング』、『イタズラなKiss THE MOVIE』 シリーズ、舞台は、『熱海殺人事件 NEW GENERATION』ほか、ディスグーニーpresents Vol.4 『GOOD-BYE-JOURNEY』にジャンヌダルク役で主演、ネットニュースの裏側を描いた『Fake News』ではジャーナリスト役で主演をはたした。 【公開情報】映画『ばぁちゃんロード』4月14日(土)、有楽町スバル座ほか全国順次ロードショー出演/文音、草笛光子、三浦貴大、桜田通、鶴見辰吾ほか監督/篠原哲雄脚本/上村奈帆配給/アークエンタテインメント (C)2018「ばぁちゃんロード」製作委員会
2018年04月14日歌手のテイラー・スウィフトが、音楽ストリーミングサービス・Spotifyのユーザーのために録音したオリジナル曲とカバー曲を、13日から「Spotify Singles」として配信スタートした。「Spotify Singles」は、各ジャンルのトップアーティストが自身のオリジナル曲とカバー曲をそれぞれ1曲ずつ録音し、これらを2曲1セットでSpotifyユーザーのために配信する人気プログラム。今回は、テイラー自身の曲「Delicate」をアコースティックバージョンで再録したものと、アース・ウィンド&ファイアーの名曲「September」のカバーで構成。テネシー州ナッシュビルのザ・トラッキング・ルームで録音された。オリジナル曲についてテイラーは、「『Delicate』は、自分に好意を持ってほしい人が現れた瞬間に誰もが感じる傷つきやすさについて歌ったものです。私たちは相手が自身について聞いたであろうことや、好きになってくれない理由について考えてしまいます。相手に向かって一歩踏み出すことが怖くもあり、またワクワクもする。『Delicate』は、はやる気持ちと恐れの微妙な揺れ動きについて歌ったもので、このチャンスを掴むことが価値のあるものであってほしいと願うものです」とコメントを寄せている。
2018年04月13日テイラー・スウィフトのファンの1人が銀行強盗に手を染めた。「TMZ.com」によると、先週、ブルース・ローリーという人物がコネチカット州の銀行を襲い逮捕されたという。犯行時は武器を見せることも、特に誰かを脅すこともなかったとのことだが、窓口係に金を要求して奪い去った。犯行の動機は、大好きなテイラーにお金を贈れば振り向いてもらえると思ったからだと話しており、警察に対し「テイラーのことが大好き」ということを繰り返し口にしているそうだ。テイラーの気を引きたい、褒めてもらいたいという一心で、ローリー容疑者は実際に銀行で奪った金を車に載せ、コネチカット州隣のロード・アイランド州にあるテイラーの自宅へと向かった。そして、テイラー宅のフェンスに金を投げつけたことを認め、「テイラーと直接コンタクトを取ろうと試みたもののテイラーは不在だった」と証言。御用となったローリー容疑者は、現在第2級の強盗罪と第4級の窃盗罪に問われている。テイラーといえば、先週も「スウィフト一家を滅ぼす」などと脅していた別のストーカーに対して10年の保護観察処分が下されたばかりだった。(Hiromi Kaku)
2018年04月11日テイラー・スウィフト(写真:ロイター/アフロ) テイラー・スウィフトにストーキング行為を働いたフランク・アンドリュー・フーヴァーに、10年間のプロベーション(保護観察)とする処分が下された。 フーヴァーはコンサート会場から空港まで続くスウィフトの車列をつけ回したり、スウィフトの父親に「おまえら全員おしまいだ」と殺人予告とも取れる脅迫メールを大量に送りつけるなど、スウィフト一家に悪質な嫌がらせを繰り返していた。スウィフトの申し立てによって裁判所から接近禁止命令が下された後もフーヴァーはストーキングを続け、度重なる命令違反で2016年11月に逮捕された。 プロベーションは日本における「保護観察」とは異なり、刑罰の宣告を猶予する制度。一定期間、被告をプロベーション・オフィサーと呼ばれる保護観察官の観察下に置き、素行が悪ければ刑罰を科す。 TMZによると、フーヴァーは10年間のプロベーションに加え、少なくとも最初の1年間はGPSリングを装着し、位置をモニタリングされるという。
2018年04月03日2014年に亡くなった名優ロビン・ウィリアムズが、過去のセクハラ行為を暴露された。1978年から1982年に放送されたロビン主演のドラマ「モーク&ミンディ」で共演したパム・ドーバーが、まもなく発売されるロビンの伝記「Robin」(原題)で明かしたという。「Robin」を執筆した「ニューヨーク・タイムズ」紙の記者デイヴ・イツコフが、過去にロビンとドラマで共演したパムにインタビュー。パムはロビンとの共演時、ロビンに胸やお尻をつかまれるなど、いまでいうセクハラを受けたものの「まったく腹が立たなかった」とふり返った。「彼は多分、たくさんの人にそういうことをしていたわね…でも、楽しかったわ」。セクハラ報道が続くハリウッドにおいて、セクハラ容認とも捉えかねないコメントではあるが、「(彼のセクハラは)マジックみたいなものだったのよね。文字にしてみたらゾッとすることかも。でも、ロビンには悪気がなかったし、あのキラキラした目が…」と無邪気なロビンのキャラクターを説明。「突然、子犬みたいに遊んでほしそうな目で見つめてくるんだもの。それで、私のおっぱいをつかんで逃げていくの。お咎めはナシ。70年代のことよ」。同ドラマの監督も、撮影の合間にパムにセクハラするロビンにしょっちゅう「それは台本にないよ!」と声を掛け、ロビンは「あー、そうだったっけ!」と答えていたというエピソードを語っている。プロデューサーの故ゲイリー・マーシャルも「ロビンはよくパムが演技をしている目の前で服を脱いで全裸になっていたよ。あの頃の彼はパムを赤面させることに人生を賭けていたね」と話していたという。(Hiromi Kaku)
2018年03月22日先週末、テイラー・スウィフトが公開した「Delicate」のミュージックビデオがさまざまな話題を呼んでいる。まずは、このMVがスパイク・ジョーンズが2016年に監督した「Kenzo」の香水の広告動画にそっくりだという声がSNSで上がった。テイラーはコンテンポラリーダンスを披露しているのだが、SiaのMVでおなじみの美少女ダンサー、マディー・ジーグラーのダンスをマネしているといった声も。「SiaのMVの振付師はテイラーからお金をもらうべき」、「テイラーのことは大好き。でもこのMVはできそこないのマディーのオーディションを見ているみたいで、痛々しいわ」との苦言が目立つ。そして現在話題になっているのは、このMVにゲイのポルノスターが起用されているということ。「Billboard」誌によれば、テイラーのボディーガード役の1人で坊主頭&サングラスをかけているのが、ゲイのポルノ動画サイトで有名な「Randy Blue」所属のケヴィン・フォークだという。ケヴィンはメンフィス・ブレイク、ジム・ジョジョ、ダニー・ハート、ジム・ジュピターなどの複数の芸名を使ってポルノ映画に出演しているようだ。テイラーがポルノスターを起用したのはこれが初めてではなく、2012年の大ヒットソング「We Are Never Ever Getting Back Togeter」のMVにもポルノ俳優マーク・デ・マルコが起用されている。テイラーが彼らのバックグラウンドを知っていて雇ったかは不明だ。(Hiromi Kaku)
2018年03月15日サイクルホリック運営委員会はこのほど、4月21日にロードバイク専用トレーニングジムを備えた「サイクルフィットネスバー CYCLE:HOLIC(サイクルホリック)」を東京都千代田区神田淡路町に新規オープンさせる予定であることを明らかにした。同施設では、「トレーニング」「スポーツリラクゼーション」「トレーニング後の飲食」という自転車乗り向けの3つのサービスを1つの店舗内で提供する。自転車に詳しい"サイクルジャージ女子"が接客を担当するという。トレーニングは、大画面のロードバイクシュミレーターや、スマートトレーナー「Tacx NEO Smart」を備えたロードバイク専用トレーニングジムで行える。ロードバイクはレンタル可能(10速・11速対応予定)であるため、仕事帰りでも気軽に利用できるとのこと。自転車の設置や操作方法などはスタッフがサポートする。また、ローラー台の上で走行したデータをリアルタイムでオンライン上のアバターに反映し、世界中のユーザーとサイクリングを楽しむことができるオンラインゲーム「Zwift」も取り入れる。壁面に映し出される「Zwift」の臨場感あるプレイ画面を見ながら、トレーニングやゲームに打ち込めるという。トレーニング後は、自転車乗りに効く部位を中心に、身体をほぐすリラクゼーションを受けられる。カフェ&バーコーナーでは、自転車に詳しいスタッフとコミュニケーションしながら、ドリンクやフードが楽しめるとのこと。このほど、店舗立ち上げに先立ち、「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」にてクラウドファンディングプロジェクトを公開した。募集期間は2018年4月20日まで。支援者には、お試し体験チケットやオープニングパーティへの参加権などのリターンが用意されているという。
2018年02月26日テイラー・スウィフトがエド・シーラン、フィーチャーとコラボした「End Game」のMV撮影秘話を語った。このMVには「End Game」の音楽に合わせて多くの人がリズムをとり、踊るシーンが多々あるが、実は彼らは音楽を聴くことなく“ビート音”だけで「End Game」を聴いているかのように踊っているのだそうだ。これは、新曲の流出を完全に防止するためのテイラー式秘策。「みんな、本当にすごい。音楽がかかってないのに、かかっているかのような雰囲気で踊るんだから!」とテイラーがパブでの撮影シーンの様子を映した動画で語っている。「私だけ、イヤフォンで音楽を聴いているの」と肌色のイヤフォンをカメラに向かって見せるテイラー。「これはかなり大変な仕事だと思うわ」とダンサーたちを思いやった。テイラーの“秘密主義”は親友のエドでさえびっくりするほど徹底的で、以前エドはこんなエピソードをブラジルのオンラインマガジン「Capricho」に語っていた。「テイラーのアルバムでコラボ曲(『Everything Has Changed』)を作ったあと、ぼくはサンフランシスコに滞在していた。すると、テイラーが鍵付きのブリーフケースを持った人をぼくのもとに寄こしたんだ。中にはそのコラボ曲が1曲だけ入ったiPadが入ってて、その人が再生するとぼくに『気に入ったか?』と聞いてきてね。『うん』って答えると彼はiPadとブリーフケースを持って帰って行ったよ」。(Hiromi Kaku)
2018年02月14日テイラー・スウィフトの大親友で、テイラーの大ヒット曲「Bad Blood」のMVにも出演したカーリー・クロス。最近、彼女の交友関係に異変が起きているようだ。水曜日夜(現地時間)、カーリーとケイティ・ペリーが仲良くディナーする姿が目撃された。「Vanity Fair」誌のライター、デレク・ブラスバーグら友人も一緒だったとはいえ、テイラーの天敵ケイティと食事をするという行為はテイラーにとっては好ましくないはず…。一体どうしたのだろう。実は、半年ほど前からテイラーとカーリーに不仲説が浮上していた。昨年8月に公開されたテイラーの「Look What You Made Me Do」のMVで、テイラーが自身の“軍団”のメンバーの名前を書いたTシャツを着て出演したのだが、これにカーリーの名前は書かれていなかった。さらに今年1月にもこんなことが。カーリーが自身のSNSでバスケットボールでドリブルをしている動画を投稿し、「Swish Swish」(シュッシュッ)とキャプションを添えた。ドリブルの音を表しているので不自然なことは何もないが、「Swish Swish」とはケイティが歌詞でテイラーを攻撃しているとうわさされた曲のタイトルでもあるのだ。この一件でも「カーリーはテイラー派ではなくケイティ派に?」と話題に。関係者は昨年「E!News」に「テイラーとカーリーはいまも仲の良い友だち。でも、お互いが忙しすぎて…」と双方が多忙を理由に会ってはいないことを暗に認めていた。(Hiromi Kaku)
2018年02月09日テイラー・スウィフトが以前からリリース予定であると発表していたアプリ「The Swift Life」をリリースした。日本を含む、全世界でApp Storeから無料でダウンロードが可能だ。ダウンロード後は、SMSまたはFacebookによるユーザー登録が必要。その後、ファン想いのテイラーならではの「安全で誰もが楽しめる場所であるために、いじめやハラスメントと取れる投稿などを発見したら、報告してね」という注意書きが表示される。「The Swift Life」ではインスタグラムやツイッターなどには投稿されないテイラーの限定画像や動画、最新情報などを入手できる。ユーザー登録が完了し、アプリ内に入ると「ハイ! テイラーよ。『The Swift Life』にようこそ」とテイラーが動画で歓迎してくれる。「The Swift Life」とほかのSNSの違いは、アプリ内でほかのユーザーをフォローしたり投稿に「いいね!」をすると、自分の“レベル”が上がっていき、バリエーション豊富な絵文字ステッカー「テイモジ」がゲットできること。テイラーの愛猫のメレディスやオリヴィアのキュートなテイモジにも注目だ。また、ほかのSNSよりもテイラーのコアなファンたちとつながることができる、自分の投稿やコメントがテイラーの注目を引く可能性が高いということが大きなメリットのようだ。(Hiromi Kaku)
2017年12月19日高橋ジョージ(59)が220万枚を売り上げ、発売25周年を迎えた大ヒット曲「ロード」。その新作「ロード~第十四章」を制作したことが、一部スポーツ紙で報じられた。 同曲は「高橋ジョージ&THE虎舞竜」名義の新アルバム「原宿★ロックンロール★ヒーローズ」(13日発売)に収録。昨年3月に離婚した元妻・三船美佳(35)が親権を持つため会えない長女・蓮音(れんおん)さん(13)への思いを、そのまま歌詞にしたという。 「高橋と三船は1年2カ月にわたる離婚係争の末、三船が訴えを取り下げ、協議離婚が成立しました。渦中のときは2人とも話題性があるだけにたびたび表舞台に登場していましたが、離婚成立後は明らかに2人とも仕事が減ってしまいました」(芸能デスク) 三船は慰謝料・養育費なしでの離婚に合意。昨年9月に三船が財産分与を求めて裁判所へ申し立てをしたが、記事によると高橋は年内にも解決の方向性が見えそうなことを明かしている。そんな状況で浮上しているのが、元夫婦共演だというのだ。 「なんとか高橋さんと三船さん、その娘を共演させられないかと探っているそうです。まずは高橋さんと三船さんにトークをさせて、そこで娘さんが登場。高橋さんが『ロード』の新作を歌い上げれば、3人とも感動で涙することは必至です。曲は話題になるでしょうし、高橋さんと三船さんに対する仕事のオファーも増えるはず。デメリットはないので、実現の可能性はあるのではないでしょうか」(民放キー局のバラエティー班スタッフ) オファーを受けるかどうかは裁判でモラハラを主張していた三船の気持ち次第だと思われるが、果たして……。
2017年12月01日赤いレーシングカー“マックィーン”を主人公に、“クルマ”の世界のドラマをカーアクション満載で描くヒットシリーズの最新作『カーズ/クロスロード』。本日11月15日(水)より先行デジタル配信開始されることにあわせ、本編から強烈なライバルとなる新キャラクター、ミス・フリッターが登場する約7分間ものプレビュー映像と、メイキング映像がW解禁された。ベテラン・レーサーになったマックィーンが、次世代レーサーの“ジャクソン・ストーム”に王者の座を奪われ、現役レーサーとして最後のチャンスに賭ける本作。クルマの世界を舞台に、圧倒的なスケールのアクションと、人間よりも人間らしい魅力的なキャラクターによる“人生の岐路(クロスロード)”や仲間との絆を描き、劇場公開時には大人たちの涙も誘った。そんな本作から貴重な映像が2本も到着。■ハラハラドキドキのレースシーン!本編映像が7分間も!まずは本作のハイライトの1つでもある、泥の中でつぶし合いを繰り広げるという恐怖のデモリッション・ダービーのシーン。デモリッションとは破壊の意味。その名の通り、「破壊上等」な命知らずの車たちが、泥まみれでしのぎを削っている恐怖のレースなのだ。ひょんなことから、マックィーンとトレーナーのクルーズ・ラミレスは、このハラハラドキドキのレースに参加することに。そこに待ち受けるのは、もともとはスクールバスの“美しき破壊の女王”ミス・フリッター!今回到着した本編映像(日本語吹き替え版)では、このインパクト大の新キャラクターがマックィーンとクルーズに襲い掛かる!ちなみに、液体でも個体でもない“泥”を描くことはピクサー初の試みだったそうで、「本作最大のチャレンジ」と多くのアニメーターが苦労を語っている。そんな苦労の末にでき上がった、リアリティ溢れる泥の表現にも要注目。■恐怖のスクールバス!?ブッ飛び新キャラクターのメイキング映像プロデューサーのケヴィン・レハーや、多くのアニメーターたちが最も好きなキャラクターとしてあげるミス・フリッター。今回はMovieNEXに収録されるボーナス映像の中から、そんな大人気キャラクターの魅力に迫るメイキング映像も解禁。本国版でミス・フリッターの声を務めたのは、大ヒット海外ドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」にも出演するリー・デラリアだ。もともとは、子どもたちを安全に目的地まで送り届けるスクールバスだったミス・フリッター。しかし、いまでは車体に装備された「止まれ」の標識を丸鋸に変えて、ライバルたちに襲い掛かる、まさに怪物のようなマシンに変身を遂げている。そんな彼女の恐ろしさは、車体のサイドにぶら下がる過去の“被害者”たちのナンバープレートの数々が物語っていて…。ちなみに、ミス・フリッターの顔の横から突き出たマフラーは、あの『眠れる森の美女』の邪悪な妖精マレフィセントのツノをイメージしたとか!まさに恐怖のスクールバスにふさわしいデザインに仕上がっている。このほかにも、MovieNEXには未公開シーンやインタビューなど、ボーナス映像が満載。たっぷりのボーナス映像で作品の世界観を堪能してみては。『カーズ/クロスロード』は先行デジタル配信中、11月22日(水)よりMovieNEX発売。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カーズ/クロスロード 2017年7月15日より全国にて公開(C) 2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2017年11月15日11月10日、テイラー・スウィフトがついに6枚目のアルバム「Reputation」をリリースした。「The Independent」などが報じたところによると、アメリカのスーパー「Target」で販売されている同アルバムにのみ、特典としてテイラーの写真や手書きの歌詞、絵、詩などが見られる雑誌が付いているという。その中には、デビューから15年をふり返り、素直な感情をしたためた手紙も。「15年間、公共の目にさらし続けられてきた。美しく素晴らしいと思える面は、音楽を作ることで生活ができて、活気があって愛すべき観客たちを眺められることかな」と歌手として感じるやりがいや喜びを綴った。一方デメリットは「別の面から見ると、私のミスは利用されるし、私が悲しんでいるとおもしろくおかしく報道され、私が書いた歌詞は“個人情報を漏らしすぎのもの”としてつまらないものにされてしまう」と語り、長年のカニエ・ウェストとの確執、トム・ヒドルストンら元カレとの破局時のメディアの対応を匂わせている。また、「人々について学んだことがあるわ。私たちには、よく知っていると思う人がいるわよね。でも実は私たちは、“相手に対して見せるべき部分を選んだバージョン”のその人のことしか知らないのよ」とテイラー。誰かのことを知っている気になっていても、相手が見せている姿が必ずしも本物ではないと意味深な主張をし、「これ以上の説明はないわ。あるのはReputation(世評)だけよ」というアルバムのタイトルを含めた一文で締めている。(Hiromi Kaku)
2017年11月13日水曜日(現地時間)、テイラー・スウィフトが11月10日に発売の新作アルバム「Reputation」の極秘試聴会を開催した。今回の開催地は、昨年のアメリカ独立記念日にテイラー&トム・ヒドルストン、ブレイク・ライヴリー、ジジ・ハディッドらがパーティーを楽しんだ、テイラーのロードアイランド州の豪邸。招待されたラッキーなファンたちは、「Reputation」の全曲を聴けるだけでなく、生テイラーからのおもてなしも受けて大喜び。テイラーが昨年「1989」で受賞したグラミー賞のトロフィーを持たせてもらったファンがいるようだ。さらに、帰りにはおみやげもゲット。試聴会の参加者たちがSNSに投稿した写真からは、「Reputation」のキーキャラクターである「蛇」のキーチェーン、「ロードアイランド」のロゴが入ったリストバンド、「REP」のロゴが刺繍されているバッグとキャップを贈られたことがわかる。テイラーは2014年の「1989」から、新作アルバムの発売前に各地に所有する自宅でファンを招いて試聴会を開くことが伝統行事となっており、先週もイギリスで開催して100人のファンを熱狂させた。テイラーは本日「Reputation」の1曲「Gorgeous」を発表するとSNSで告知している。(Hiromi Kaku)
2017年10月20日ここのところ新曲リリース以外の情報に乏しいテイラー・スウィフトが、ファンにうれしいとっておきのニュースを自ら提供した。テイラーの特別なコンテンツや画像、さらにはテイラーと直接コンタクトが取れる機会をも与えてくれるアプリ「The Swift Life」のリリースだ。「The Wrap」によれば、テイラーはアプリのプレビュー動画で「ハーイ、テイラーよ。しばらくの間、私が取り組んでいた素晴らしいものをみんなとシェアしたいの」と話しており、「きっとみんなが気に入ってくれると思うし、そう思いたいの。そうすれば私もうれしいわ」と期待を寄せているという。現在は、日本においてApp StoreでもGoogle Playでもアプリは配信されていないもようだが、動画でテイラーが語るには、今後アプリでテイラー・バージョンの絵文字ステッカー「テイモジ」も手に入れられるとのことだ。いまはベータバージョンで特定の地域のみで公開されており、正式なリリースは年内になるという。このアプリを製作したのはキム・カーダシアンやケイティ・ペリー、ブリトニー・スピアーズ、ニッキー・ミナージュなどのアプリを手掛けたスマホ向けゲーム会社の「グルー・モバイル」。中でも大ヒットしたキム・カーダシアンのアプリは日本でも配信中なので、テイラーのアプリも日本でもリリースに期待ができそうだ。(Hiromi Kaku)
2017年10月12日テイラー・スウィフトが、親友アビゲイル・アンダーソンの結婚式にブライズメイドとして出席した。長い間、公に姿を現していなかったテイラーを一目見ようと、教会の外には子どもから大人まで、たくさんの人が集まってきたという。しかし、彼らは式が終わって教会を後にするテイラーを見ることはできなかった。「TMZ.com」が公開した動画によると、教会の出口からわずか3メートル先に車をつけ、セキュリティスタッフが黒い布で覆ってテイラーを完全ガード。初めは「テイラー、大好き!」と声を上げていたファンたちからも大ブーイングが巻き起こった。「すごくがっかり」「クールじゃない」との声も…。この日は、テイラーの新アルバム「Reputation」から、2曲目のシングル「Ready For It」の一部がアラバマ州対フロリダ州のカレッジ・フットボールゲームで公開された。そして翌日の日曜日にサプライズリリース。自分の体験を歌詞にのせることで有名なテイラーの新曲ということで、早くもSNSでは「Ready For It」が誰のことを歌っているのかという話題で盛り上がっている。「男子ってガツガツと必死だけど、彼は違うわ。元彼たちよりも若いのに、男らしいのよね」という歌詞から、元彼カルヴィン・ハリス(33)やトム・ヒドルストン(36)よりも若い現在の彼氏ジョー・アルウィン(26)のことを歌っているというのが大方の意見。しかし、「ハリー・スタイルズ(23)の歌でしょう?」とツイートも見られる。(Hiromi Kaku)
2017年09月04日テイラー・スウィフトが、およそ3年ぶりとなるアルバム『レピュテーション』を2017年11月10日(金)に発売する。3年ぶりの新アルバム『レピュテーション』2014年にリリースしたアルバム『1989』は、これまでのカントリーミュージックからポップ路線へと移行した記念すべき作品であった。「シェイク イット オフ」や「ブランク・スペース」といったヒット曲を送り出した。そんなアルバムから約3年ぶりの発表となる、自身6枚目のニュー・アルバム『レピュテーション』。なお、レピュテーションとは世評・評判を意味している。先行シングルのMVには“歴代テイラー”が勢揃い先行リリースされた新シングル「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ~私にこんなマネ、させるなんて」は、前回のアルバム収録曲と同じくポップ調だが、「昔のテイラーは電話に出れないわよ、死んじゃったから」などダークな歌詞と世界観で、これまでの曲との違いを感じさせる。ミュージックビデオも公開され、SpotifyやYouTubeの記録を塗り替える再生回数で話題に。映像の終盤は、過去のMVや授賞式、コンサートの衣装を着用した“歴代テイラー”が勢揃いし、会話を繰り広げるというユニークな仕上がりとなっている。「ユー・ビロング・ウィズ・ミー」から、「私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない」「シェイク・イット・オフ」まで、ファンにとっては懐かしい彼女の姿が一堂に。中でも「アウト・オブ・ザ・ウッズ」のテイラーは、不気味な骸骨姿となっている。ブルガリの蛇モチーフジュエリーを着用なお、これに加え映像内で印象的なのが、彼女が真っ赤なドレスを着用し、たくさんの蛇を携えたシーンだ。彼女の首元と腕元にも、蛇をモチーフとしたブルガリ(BVLGARI)「セルペンティ」シリーズのネックレスとブレスレットが光る。ネックレスの蛇の目にはルビーが、ブレスレットにはマザーオブパールやオニキスと言ったストーンが使用されており、ゴージャスな輝きを添えた。新たなMVは“サイボーグテイラー”が現れるSFアクション続いてアルバムの収録曲「・・・レディ・フォー・イット?」も先行リリースされ、同時にミュージックビデオが公開された。前回の「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ~私にこんなマネ、させるなんて」と代わり、まるでSFアクション映画のような世界観。肌色のボディスーツに身をまとった“サイボーグテイラー”と、過去のテイラーが対立するような内容となっている。自身のMV映像の中に様々なメッセージを込めることで知られるテイラー。今回は、2009年に発表されたアルバム『フィアレス』の失恋ソング「ホワイト・ホース」のオマージュとされる白馬や、彼女のラッキーナンバーである「13」、さらに恋人と噂されている俳優ジョー・アルウィンと自身の西暦である「89」「91」といった数字が映し出されている。【詳細】『レピュテーション』発売日:2017年11月10日(金) ※8月25日(金)より予約注文受付中価格:・レピュテーション 2,700円・レピュテーション - ジャパン・スペシャル・エディション [ジャパン・スペシャル・エディション] 3,456円※DVD付属※価格は税込※シングル「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ」「・・・レディ・フォー・イット?」「ゴージャス」先行配信中
2017年08月28日先週末、SNS上のすべてのコンテンツを削除し、ファンを騒然とさせたテイラー・スウィフト。それから3日間連続で暗闇の中でうごめく蛇の動画を投稿し、「意図がわからないし不気味」と困惑する人、「新しいアルバムの告知があるのでは?」と期待する人などからさまざまなコメントが相次いだ。そして十数時間前のこと。ついにテイラーは11月10日に通算6枚目のアルバムとなる「Reputation」を発売することを告知し、ジャケット写真も公開した。タイトルの「Reputation」とは「(人からの)評判」との意味を持つ。新聞風のデザインのジャケットには、様々な字体で自身の名前「Taylor Swift」が散りばめられている。さらに、アルバムからの先行シングルをリリースすることも明らかになった。デビューアルバムから5作目まではコンスタントに2年ごとに新作を発表していたテイラーだが、今回の「Reputation」は前作から実に3年ぶり。この3年間、テイラーは元彼カルヴィン・ハリスのために「This Is What You Came For」、カントリーグループ「リトル・ビッグ・タウン」に「Better Man」、ゼイン・マリクとコラボした「I Don’t Wanna Live Forever」を手掛けてきた。しかし、やはりファンはテイラー本人の新作を熱望していた。現在、SNSにはテイラーの新作告知に対する喜びの声があふれている。(Hiromi Kaku)
2017年08月24日先週、突然SNSの投稿を全削除したテイラー・スウィフトだが、21日(現地時間)にインスタグラムに動画をアップした。テイラーは先週18日までにインスタグラムやツイッターの投稿を突然すべて削除、アカウントは投稿0の状態が続いていたが、全米が皆既日食に沸いた21日午前(現地時間)、インスタグラムとツイッターに10秒ほどの動画がアップされた。真っ暗な画面上に蛇とおぼしきものがうごめいているだけで、動画は無音で説明コメントも一切なし。アップから約3時間で再生回数は250万回を超えたが、あまりにも謎に満ちた投稿にファンたちは「一体なに?」「もっと知りたい!!こんな状態で放置しないで!!」とツイッター上で大騒ぎになっている。テイラーはもうすぐ6枚目のニューアルバム発表を発表するのではないかとうわさされていて、今回の動画も何か関係があるのではとの見方もあるが、それにしてもいままでのイメージとはかなりかけ離れたミステリアスな内容。14日(現地時間)、2013年に被害にあったセクハラ裁判で勝訴したテイラーは、友人で女優マリシュカ・ハージティ(「LAW&ORDER:性犯罪特捜班」)が設立した性的暴行被害者の教育支援団体「Joyful Heart Foundation」に多額の寄付を行ったばかり。具体的な金額は明らかにされていないが、今回の裁判を経験したことで、テイラーは新たな一歩を踏み出そうとしているようだ。1億200万のフォロワーがいるインスタグラムのアカウントでテイラーがフォローしているのは22日未明(日本時間)でただ1人。テイラーの「1989」ツアーに参加していたバックアップ・シンガーのクレア・タートン・デリコのみ。8,500万を超えるツイッターアカウントは現在誰もフォローしていない状態だ。(text:Yuki Tominaga)
2017年08月22日歌手のテイラー・スウィフトが、元ラジオDJのデヴィッド・ミューラーに対してのセクハラ裁判に勝訴した。この訴えは、2013年6月コロラド州デンバーのペプシ・センターにおける「レッド・ツアー」のライブ前にテイラーがデヴィッドにセクハラを受けたというものだったが、今回テイラーは損害賠償たった1ドル(約110円)の「名誉」の裁判に勝訴し、その額をこのような性的暴行の被害者のための基金に寄付するという。テイラーの声明には「判事ウィリアム・J・マルティネス氏及び慎重な判断を下してくださった陪審員の方々、そして私の弁護団に感謝を述べたいです。彼らは、私や性的暴行によって沈黙をさせられてきた被害者の方々のために戦ってくれました。そして、この4年に及ぶ苦しい試練と2年続いた裁判の間サポートしてくれた全ての人々に感謝します」「このような裁判には多大な費用がかかり、これを賄うことができる自分自身というものを自覚しています。私の望みはこのような性的暴行の被害者の声に手をさしのべることで、近い将来には彼らをサポートしているいくつかの団体に寄付を行いたいと思っています」とつづられている。一方のミューラーは、テイラーがデンバーのラジオ局KYGO-FMにこの暴行を告げたことで自身の「夢の仕事」を失ったとしてテイラー本人を300万ドル(約3億3000万円)の損害賠償を求め提訴していたが、テイラーにこの象徴的な1ドルの逆提訴をされていた。さらにミューラーは、テイラーの母アンドレア・スウィフトと彼女のラジオ関係者も提訴していたが、1週間にわたる公判の後1日もかからずに陪審員から棄却された。今月11日には裁判所において、テイラーの元ボディーガードも暴行が行われた現場を目撃したとし、「私は見たんです。ミューラー氏がテイラーに腕を回した時、手がスカートの方にのびました。テイラーは飛び上がって、スカートを下げ、女性がいる場所へ逃げていました」と証言していた。最近テイラー自身もこの事件が「卑劣でぞっとする」とし、「彼は私のお尻を触り続けたので遠くに逃げたのです。掴まれたのです。とても長い時間でした」と告白していた。(C)BANG Media International
2017年08月16日テイラー・スウィフトがラジオDJのデヴィッド・ミューラー氏からセクハラを受けていたとことは「確定的」だとテイラー側の弁護士が主張している。テイラーは2013年、自身の公演におけるステージ裏での写真撮影の際、ミューラー氏からお尻を掴まれたとしてコロラド州デンバーの裁判所で申し立てを行っているところだ。それに対し、2015年9月にミューラー氏は、テイラーの訴えにより年収15万ドル(約1600万円)とされるデンバーのラジオ局「KYGO-FM」での仕事を失ったとして、テイラー本人を提訴していたが、その1カ月後にはテイラーは対抗訴訟の構えでこのペプシ・センターでの暴行に対し逆提訴をしていた。そして今月8日にテイラーは出廷し、陪審員らに対し2013年6月2日に起こった暴行現場の写真を提出したとのことだ。写真にはテイラー、ミューラー氏、そしてミューラー氏の当時の恋人シャノン・メルヒャーがポーズを取っている。しかし問題のミューラー氏の右手がテイラーの後ろに隠れて写っていないとのことで、ミューラー氏の弁護士は「ミューラー氏はスウィフト氏のスカートの中に手を入れてはいません。スカートが乱れていないではないですか」「ミューラー氏はテイラー氏に不適切に触れたということに対し全面否定をしています」と主張し、このような不当な訴えは侮辱的で、間違っているため容認できないとしている。今回の冒頭陳述においてミューラー氏は自身の名誉を晴らし、失った収入のために訴えを起こしたことを述べているが、一方のテイラー側の弁護士、ダグラス・ボルドリッジ氏は「この写真に何か問題がありますか? 女性が暴行され、通報し、それに対して訴えられたのです」「これは不適切に触ったというものではなく暴行です」と8人の陪審員に語り掛けた。母アンドレアと共に出廷したテイラーだが、この訴訟はたった1ドルの賠償を求める「名誉のため」の裁判だという。(C)BANG Media International
2017年08月12日この夏のディズニー映画界隈では、大人気シリーズ最新作『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』が7月1日に日本で公開され、3週連続で週末興行成績ナンバーワンを獲得するという夏映画の王座に堂々と君臨し、東京ディズニーシーでは、ディズニー映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズの世界をテーマとしたスペシャルイベント「ディズニー・パイレーツ・サマー」が7月11日にスタート。パークのハーバーではキャプテン・ジャック・スパロウとキャプテン・バルボッサが荒くれ者同士のバトルや大宴会を繰り広げるなど、パイレーツの大熱狂ブームはしばらく収まりそうにない。そして、7月15日にはディズニー/ピクサー最新作となる『カーズ/クロスロード』が公開に。全米では6月16日に全米で公開され、ディズニー/ピクサー映画として16作品目の初登場第1位という良発進。しかも、全米メディアなど観た人の中には、“大人が泣ける映画!”という評価も出ている。本作では、我らが天才レーサー、ライトニング・マックィーンがレース中に大クラッシュしてしまい、およそディズニー/ピクサー映画ではないようなシリアスリーな映像が話題に。華々しく活躍してきた天才レーサー“マックィーン”は、これからも走り続けるといつものように信じていたが、嵐のごとく現れた最新テクノロジーを追求した次世代レーサーのジャクソン・ストームとの激しいレースで大クラッシュしてしまい、“人生の岐路”(=これがクロスロードという邦題に込めたテーマ)に立ってしまう。ストームを筆頭とする新たな世代の台頭とレース人生を揺るがす衝撃的な大クラッシュで心が折れそうなマックィーンは、“夢の続きか、それとも新たな道か?”と人生の岐路で悩みまくるが、レーサーにあこがれるも夢をあきらめた過去を持っているトレーナー、クルーズ・ラミレスに支えられ、再起を賭けてレースに挑もうとするマックィーン。その展開は大人の共感を呼び、ディズニー/ピクサー史上最大の衝撃作と言う人も。このお話のスジを聞いて真っ先に思い出しそうな映画が、シルヴェスター・スタローンの『ロッキー』シリーズ。かつて栄光を得た主人公が加齢に伴う現実に直面して戸惑い、台頭する新たな世代、それに負けそうな自分自身と戦うという大展開は、我々が必ず感動するアメリカ映画の類型のワンパターンだ。すなわち、ざっくり言ってしまうと『カーズ/クロスロード』は“クルマ版『ロッキー』シリーズ”で、マックィーン、そして新たな相棒クルーズ・ラミレスの関係性に着目して観ると、感動も味わいも深まるというものだ。この点、すなわち大人が泣けるという問いについて来日していたブライアン・フィー監督は、「マックィーンというキャラクターがぶちあたる葛藤や困難、予想を超える衝撃の展開に皆さんが共感してくれるのではないかと思います。人生とは、必ず変化が起こるものです。そんなときに、自分たちは上の世代から教わることがあり、その次に下の世代へ伝えていくメッセージがある。それがこの映画の魅力です」とコメント。アンドレア・ウォーレン共同プロデューサーも「夢を追うことは怖いことかもしれない、でも困難に直面しても、夢を追い続けるインスピレーションをクルーズから感じてほしい」と説明していた。『カーズ/クロスロード』は観る人の“その時の状況”によって受け止めるリアルなメッセージがいくつもあり、あんぐりと口を開けていればいつか夢は叶うというような漠然とした肯定感が漂っていることはない。実にリアルで、実人生にリンクするテーマが満載だ。ちなみに本気の余談で本作の公開と直接的な関連性はほぼないが、舞浜にあるディズニーアンバサダーホテルの「ハイピリオン・ラウンジ」(ロビーラウンジ)では、7月31日まで、ディズニー/ピクサー最新映画『カーズ/クロスロード』の公開を記念したスペシャルケーキセット(1,700円)を数量限定で提供中。2個のタイヤの上をマックィーンが駆っているというなかなか思い切ったビジュアルの特製ケーキで、味も悪くない。シネマイクスピアリで映画を観た後、同ラウンジで映画感想トークに花を咲かせても楽しいかも!(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.
2017年07月25日ディズニー/ピクサー最新作は、真っ赤なボディがトレードマークの天才レーサー、マックィーンが主人公のシリーズ第3弾、『カーズ/クロスロード』(7月15日公開)だ。今作のマックィーンは、最新技術を限界まで追求したレーサー、ストームをはじめとする新たな世代の台頭に追い込まれ“人生の岐路”に!新たな相棒クルーズとともに、現況を打ち破る旅へと出て行く物語で、本作で監督デビューを果たしたブライアン・フィー監督も「人生の過渡期の物語」と説明する。深みを増した「カーズ」について、来日した監督に話を聞いた。――クルーズがアメリカのディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークに登場して話題になりましたが、この新しいキャラクターについて教えてください。この映画中の彼女はとても重要な役割を担っていて、彼女は次世代のキャラクターです。ストームはレースという目的のために作られた車ですが、クルーズはストリートカーで、見た目的には無理そうですよね。それなのに夢が実現できそうな車というところが、この作品の中でテーマ的にとても重要なんです。自信をもって夢を見れば、実現できるということを表しています。マックィーンにとっても、彼女を見ることで満たされます。彼女が成功に導くわけですね。彼女が成功することで自分も満たされるという。言ってみれば、親の子どもに対する誇りのようなものです。自分ではなく、自分の子どもが成功することで満たされることほど、素晴らしいことはない、そういう影響を彼女が与えるわけですね。――そのストーリーの開発については、どの程度かかわっていたのでしょうか?かかわっていたというよりも、メインの仕事でした。本当に初期の開発段階から参加して、ほぼそれが仕事でした。そのほかの仕事もストーリーを支える補完みたいなもので、ストーリーの開発に最大限の時間を費やしました。とてもパーソナルな要素を反映しています。――パーソナルな要素とは、具体的には何でしょうか?自分自身で実際に関係したことを描いています。たとえば両親との関係、わたしと娘たちとの関係、世代というもの、教える側、教えられる側というということなどです。わたしは母を失くしていて、父も歳をとっています。大人になっても、両親がいることの安心感はあったわけで、それがなくなりつつあることを自覚することは、とても怖いものでした。――それをマックィーンに投影しているわけですね。マックィーンは人生の過渡期に遭遇しているので、そういう意味で投影しています。わたしもまた娘たちの親になり、かつて自分が体験したようなサポートをしてあげる立場になっている。そういう想いを、脚本を開発する段階では、いつも思い出していた気がします。――以前ピクサーへ取材に行った際に、アンドリュー・スタントン監督も実体験をニモの物語に投影していたと言っていましたが、ピクサーの社内では、自分の家族を扱うというトレンドが確実にありますよね。それはもう絶対に必要なことなんです。この作品で言うと6年くらい費やしているわけで、自分が呼吸している間はずっとこの作品に携わっているので、多くの情熱を持って向かわないと、やり遂げること自体が難しいものになります。したがって個人的に想い入れがある題材であれば周りの人間、クルー全員にとってもモチベーションが上がるものなんです。――ジョン・ラセター氏は、どういうリアクションでしたか?最終的にすべてのピクサー作品はジョン・ラセターがGOを出さないと作れないわけで、彼の承認を得ないものは手がけられないんです。ジョン自身もすべてを注げるような題材である必要があって、過去作品も共感しうる人生経験を元にして生まれたものだと思います。――ところでマックィーンがジョンで、クルーズがあなた自身という関係性で描いているということはありますか?それは一個の見解であって、真実ではないですね(笑)。ただ、ジョンからバトンを受け取って、この作品を手がけているわけ、似たような縁は見出せるかなとは思います。でも、僕たちは、そのことを追い求めていたわけではなかったわけで、あくまでも偶然の結果として、そう見えることはあったということです。もちろん、ジョンもこの作品を誇りに思ってくれればうれしいです。クルーズのマックィーンへの想いは、共通しているかな(笑)。――そういう深読みも楽しめるほど、普遍的なテーマで描いていることですよね!確かに、制作中にクルーズの気分になったことはありました。なぜなら、監督という経験がなかったから、どうしてもジョンのサポートが必要でした。経験のないなか大変な仕事をするということで、学びながら監督業をやってたので、そういうところで、ジョンに頼ったというところは確かにありました。なのでそういう指摘や解釈は間違いではなく、映画と通じるところもあったかもしれないけれど、あくまでもいい意味での偶然ですね(笑)。(C)2017 Disney/Pixar. All Rights Reserved.■プロフィールブライアン・フィーケンタッキー州アレクサンドリア出身。少年時代、両親と地元のドライブインシアターで『ジャングル・ブック』(67)と『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(77)を観て以来、映画が好きに。コロンバス・カレッジ・オブ・アート&デザインを卒業後、手描きアニメーションやキャラクター・デザインの仕事に携わり、2003年ピクサー・アニメーション・スタジオに。ストーリーボード・アーティストとして『カーズ』(06)、『レミーのおいしいレストラン』(07)、『ウォーリー』(08)、『カーズ2』(11)を手掛け、『モンスターズ・ユニバーシティ』(13)ではストーリー・アーティストを担当。本作で監督デビュー。
2017年07月17日『カーズ』(06)でアート部門マネージャーを務め、最新作『カーズ/クロスロード』では共同プロデューサーを務めたアンドレア・ウォーレンにインタビューしました。『カーズ』シリーズはファミリー映画としても人気を博してきましたが、アンドレアも一男一女の母親であり、本作には「親目線からのメッセージ」がたくさん込められていると話します。物語の主人公はトップレーサーとして活躍してきたスポーツカー、ライトニング・マックィーン。しかし、レース中にまさかの大クラッシュ事故を起こし、自信を喪失してしまいます。そんななか出会うのが、女の子なのにマックィーンに憧れ、レーサーを目指していたというクルーズ。本作では、人生の岐路(クロスロード)を迎えたマックィーンの葛藤や挫折からの再生はもちろん、新しい相棒となるクルーズをとおして夢を追うことの大切さも描かれていきます。■子育ての体験談が『カーズ』の物語に生きている!プロデューサーであるアンドレアもブライアン・フィー監督もお子さんがいます。そんな二人がタッグを組んだとき、子育てで起きる体験、そして子どもへのストレートな想いが込められたといいます。「子どもたちには、将来に向けて大きな夢を抱いてほしいし、何にでもなれるという自分の可能性を信じてほしい。私もブライアン・フィー監督にも子どもがいますが『子どもたちは自分たちの限界を定めてしまいがちだよね』という話になったことがあります。たとえば監督がお嬢さんに『ギターをやってみない?』と提案したら、お嬢さんから『やらない。だって男子がやるものでしょ』と言われたそうです。彼女は頭の中で、女子はギターを弾かないと決めつけてしまっている。でも、クルーズの姿を見て、やりたいことがあれば、男女関係なくチャレンジするという心意気を持ってほしいと思いました。自分の夢をあきらめてしまうことは確かにつらいこと。でも、恐れをのり超えて、自分の限界までやってみれば、きっとそこで何かが見えてくるのではないかしら」アンドレアのお子さんはすでに本作を観て、とても喜んでくれたそう。「実際、親が直接子どもに何かを言うよりも、映画で同じことを言ってもらう方が伝わりやすいんです。子どもに『夢を追いなさい』と頭ごなしに言ってもダメ。そういうところを含め、子育ての体験が物語に反映されていると思います」日本のアニメでは宮崎駿監督作が大好きで、なかでもいちばんのお気に入りが『となりのトトロ』(88)だとか。「子どもと一緒に映画を観ることで、最高なのは子どもたちといっしょに学べることです。長女が小さいとき、ビーチで波をとても怖がっていたのです。でも私が、『トトロのように叫ぼうよ』と言って『わ~』と叫んだら、娘はその怖さを乗り越えることができたんです。それからは、何か怖いことがあると、トトロのように叫ぶようになりました(笑)」 ■夢をあきらめない! いまも大切にしているものとは『カーズ』では人生の岐路が描かれますが、アンドレアさんにとっても「人生での選択」というべき岐路はたくさんありました。「私はピクサーで19年働いていますが、1つのプロジェクトから次のプロジェクトに移るときも岐路になります。もちろん、パートナーを選んだり、子どもを産んだりという選択もそうです。でも、もしかしたらいちばん大きかった岐路は、『クリエイティブな仕事がやりたい!』と決意して、カリフォルニアに出てきたことかもしれない」アンドレアの地元サウスダコタ州は、映画業界とはかけ離れたアメリカ中部の農家が多い田舎町。彼女はクルーズのように意を決し、自分の夢を追いかけたわけです。「いま思えば、当時は『やりたい!』という一心で動きました。引越した先には知り合いはほとんどいないし、やりたい仕事にも就けるわけでもなくて。でもあきらめず、少しでもつながりそうな方々の連絡先をアドレス帳に書いていきました。いまでもそのアドレス帳は大事にもっています。だって、当時の気持ちを忘れたくないから」『カーズ』の主人公マックィーンも世間から見放され、自信喪失に。この挫折を終わりとするのか、始まりとするのか、どう立ち向かうべきかが描かれ、まさにアンドレアさんと物語もシンクロしていきます。■家族に届ける作品を作る「ディズニー/ピクサー」が大事にすることアンドレアは、大きな仕事を手がけ、はたから見るととても順風満帆の人生のようにみえます。しかしアンドレアにも、仕事を始め、結婚したあとは、仕事と家庭のバランスを取ることに悩んだ時期もあったと話します。「私のような仕事の場合、制作が佳境になってくると、残業が増えていきます。ただ、「ディズニー/ピクサー」は家族を大事にする会社。だから、病院に行ったり、学芸会で子どもたちのお芝居を観たりする時間はみんながとても大切にしています。なぜなら、私たちが作品を届けたいのは家族。だからこそ「ディズニー/ピクサー」は、家族の価値観をおざなりにはしません。仕事場が家族のために時間を取ることを許してくれる応援体制ができていることは、とてもありがたいです」最後に日本でがんばる働くママにアドバイスをいただきました。「私自身も初めての子育ては、とても悩みました。そのとき、サポートしてくれる人を複数見つけることが大事だと思ったんです。私の場合は、夫や遠く離れた親、子どもを送り迎えしてくれる人を頼って生活しています。助けを借りること、『助けて』と言えること、そんな自分を受け入れてほしいと思います。じつはそこがとても難しいということは、私も実感しているんですが。当時、私よりも先に子どもを授かった妹から『家をきれいに片付けるとか、時間どおりに全部こなすなんてことはできないからね』と言われました。あきらめるというと聞こえは悪いんですが、母親はまず『何でも完璧にしたい』という思いから解き放たれることが必要なのかなと。また、家でも仕事場でも、その場にいるときは、ソコに集中するようにしています。家にいるときは仕事の電話をしない。子どもと過ごすときは『100%あなたたちのことを見ているよ』とメッセージを送りながら過ごします。大切なことは、理想の半分くらいしかできていなくても、『自分はベストを尽くしているよね。これで足りているよね』と自分に言い聞かせることかしら」 『カーズ/クロスロード』7月15日(土) 公開主人公の天才レーサー“マックィーン”。ベテラン・レーサーになりつつある彼に待ち受けていたのは、最新テクノロジーを限界まで追求した新たな世代の台頭と、レース人生を揺るがす衝撃的な大クラッシュだった…。「いったい自分はいつまで走り続けるのか?」──誰もが直面する人生の大きな壁や、思いがけない挫折、そしてその先に見えてくる新たな道。自らの運命を左右する“人生の決断”が迫られる。 『カーズ/クロスロード』公式ホームページ
2017年07月15日母のキャリー・フィッシャー、祖母のデビー・レイノルズを立て続けに亡くしたビリー・ロードが、そのつらい時期を支えてくれたテイラー・ロートナーと別れてしまったようだ。関係者が「People」誌に認めているという。ドラマ「スクリーム・クイーンズ」での共演をきっかけに、昨年12月頃から交際のうわさがささやかれていた2人。付き合って間もなくの12月27日にキャリー、28日にデビーが亡くなり、失意のどん底だったビリーを励まし続けたのがテイラーだった。悲しみを一緒に乗り越えた2人が、交際から1年経たずしてまさかの破局…。ビリーの関係者は「2人はもう一緒ではありませんが、いまでも友だちです。ビリーは現在、仕事に集中しています」と語っている。交際中はビリー、テイラーともにインスタグラムでデート中の様子などを公開してきたが、現在ビリーのアカウントを見てみると、テイラーの一切の写真を削除してしまい、一枚もないことがわかる。一方、テイラーのアカウントには2人の写真が残されており、5月24日に最後の写真を撮ったようだ。「いまでも友だち」であるなら、なぜビリーはテイラーとの写真を消してしまったのか…。(Hiromi Kaku)
2017年07月07日女優の沢尻エリカ(31)が、4日から全国放送される新CMで、CMのテーマソングである「カントリーロード」を浴衣姿で歌う。歌声を披露するのは、サントリーチューハイ「ほろよい」の「singing horoyoi erika」編。夏の夕暮れ時、グラスに「ほろよい」を注いでカセットデッキの録音ボタンを押し、「カントリーロード」を歌いながらグラスに口をつける。沢尻のナチュラルな演技と艶やかな浴衣姿で商品イメージを表現した。「お家でお風呂に入っている時や、ドライブしている時、歌っている時が多いと思います」という沢尻。撮影でカセットデッキが使われたことに触れ、「とても懐かしい気持ちになりました。小さいときによくカセットテープで音楽を聴いていたのですが、聴き過ぎてテープが(伸びて)出てきてしまったのを一生懸命戻したりしていたのを覚えています」と回顧した。同シリーズは4回目の出演。「夏バージョンは浴衣ということで、昨年に引き続き浴衣なのですが、今回もとてもかわいらしくて、『ほろよい』ならではの、ゆるりとした時間を表現できたらいいなと思います」と語っている。
2017年07月04日