全世界でメガヒットを記録した超人気シリーズ『ハンガー・ゲーム』のフランシス・ローレンス監督が、オスカー女優ジェニファー・ローレンスと再びタッグを組んだ『レッド・スパロー』。これまで数々の作品で“普通じゃない”恋愛を演じてきた彼女は、本作では祖国を敵に回す女スパイとして、かつてないほどスリリングな“禁断の恋”に挑んでいる。元CIA工作員ジェイソン・マシューズが実体験を基に書いた衝撃のベストセラー小説を原作に描かれる本作。意思に反してロシアの女スパイとなったドミニカ(ジェニファー)が、持ち前の美貌と頭脳でミッションを遂行するスパイ=“スパロー” となり、米ロ両国の駆け引きに巻き込まれていくストーリーとなっている。ロシアのスパイが米CIA局員と禁断の恋に落ちる…このドミニカが恋に落ちてしまう相手こそ、彼女がハニートラップを武器に近づくターゲットとなるアメリカのCIA局員ネイト(ジョエル・エドガートン)なのだ。この女スパイとCIAのロマンスについて、元CIA局員である原作者のマシューズは、「ドミニカとネイトは恋に落ちるが、それは彼らにとって危険であり禁じられたことでもある。ロミオとジュリエットのように、めでたく終わることのない恋愛だ」と、惹かれ合う2人に待ち受けるのは一筋縄ではいかない波乱の結末だと説明する。また、ジェニファーも「2人の関係は絶えず変化しているの。彼らは自分が相手をだまそうとする一方で、相手が自分をだまそうとしているとは思っていない。だから、2人はお互いに対して信頼を感じながらも、常に“スパイの世界に生きる身”としての葛藤で揺れ動いているの」と語り、壮絶なストーリー展開と共に2人の感情が変化していくことを暗示している。なぜか“普通じゃない恋”に直面することが多いジェニファーこれまでのジェニファーは、なぜか“普通じゃない恋”に直面するキャラクターを演じることが多かった。アカデミー賞主演女優賞を受賞した『世界にひとつのプレイブック』では、夫に先立たれたことから情緒不安定になる未亡人を熱演。ブラッドリー・クーパー演じる躁うつ病を患う主人公と、心に傷を抱えた者同士の“新たな恋の始め方”を見せていた。また、彼女の出世作『ハンガー・ゲーム』シリーズでは、巨悪な独裁国家に立ち向かうヒロインを演じ、ゲームを共に戦ってきたパートナー(ジョシュ・ハッチャーソン)と、唯一の心の支えである幼馴染(リアム・ヘムズワース)との、命を懸けた戦いの中で揺れ動く三角関係が描かれた。さらに、クリス・プラットと共演した『パッセンジャー』では、豪華宇宙船のなかで予定よりも90年も早く“目覚めてしまった”作家を演じ、宇宙でたった2人きりという極限状況の身分違いのロマンスを披露していた。そんな“普通では考えられないシチュエーション”での恋愛を数々経験したジェニファーだが、今回の女スパイの危険でエロチックな恋愛にはこれまでの作品とは違った“スリル”があったと語っている。「お互いが情報を引き出す任務につき、それぞれ心を操ろうとする過程で2人は恋に落ちる。そんなドミニカとネイトの恋愛関係はとても面白いわ」と話し、愛し合いながら騙し合う、その複雑で危険な関係は魅力的だと明かしている。そんなジェニファーが、過去に類をみないほどセクシーで謎めいた姿を披露する本作。彼女の禁断の恋と、リアル過ぎる工作活動で観る者を驚かす本格派スパイアクションを、劇場で堪能してみて。『レッド・スパロー』は3月30日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年03月07日女優のジェニファー・ローレンス(27)と俳優のニコラス・ホルト(28)がヨリを戻そうとしていると報じられている。2014年に5年間の交際に終止符を打った2人だが、関係者によると、最近ダーレン・アロノフスキー監督と破局を迎えていたジェニファーが、先月新作映画『レッド・スパロー』の宣伝でイギリスに滞在した際、ニコラスとかなり多くの時間を過ごしていたという。ジェニファー・ローレンス(C)BANG Media Internationalある関係者はザ・サン紙日曜版にこう語っている。「2人は一緒に多くの時間を過ごしましたが、関係を焦っているわけではないようです」「ジェニファーは、ダーレンを完全に忘れたわけではないので、新しい恋愛をすぐに始めるつもりはありません。でも、2人はずっと親しい関係を保ってきているので、ヨリを戻すのは時間の問題だと思います」過去にはクリス・マーティンなどとも交際経験のあるジェニファーだが、現在は独り身であると明かしていた。「私はシングルモード。『そう私は自分のしたいことを何だってできる。1人にもなれるし、くだらないテレビだって見られる』ていう感じよ。もちろん数カ月もすれば、絶望的に寂しくなって、長い行列を待つかのような気分になるんだわ。まだそこには達してないけどね」2016年には、ジェニファーが「X-MEN」シリーズで共演しているニコラスとは親しい関係を維持していると認めていた。「私達共演者は今、すごく仲が良いわね。(「X-Men」は)3本目だし、もう5,6年やっているから、マイケル(ファスベンダー)、ジェームズ(マカヴォイ)、それにニコラスとはすっかり慣れ親しんだ感じなの。前作ではBBガンのバトルとかもあったんだけど、今回はもう少し落ち着いた感じかしら」一方で、ジェニファーは以前こう語っている。「1人でいることは悲しいことじゃないわ。別に誰かと付き合っていないからって何か欠けているとは思わないってことなの。何かぽっかり穴が開いているような気分にはならないわ。心に穴が開いているような気にはならないの」「私は(インタビュー時)25歳で成功しているわ。だけど1人の女の子でもあるから、やっぱり私の気を引こうとしてくれる人には魅力を感じるわ」(C)BANG Media International
2018年03月06日スターバックス(Starbucks)から新作「アール グレイ ティー クリーム フラペチーノ」が発売。ようやく春めいてきた今日この頃。スターバックスがそんな季節にお届けするのは、アールグレイが華やかに香る「アール グレイ ティー クリーム フラペチーノ」だ。アールグレイティーを、ミルクやホイップクリームと混ぜることで優しくクリーミーな味わいに。トッピングに甘いはちみつ、そして味わい深さをグッと加えるアールグレイの茶葉を振りかけることで、より一層香りを引き立てた。【詳細】アール グレイ ティー クリーム フラペチーノ ※数量限定発売日:2018年3月1日(木)価格:Tall 540円
2018年03月05日映画動員ランキング2週連続No.1と大ヒット中の『グレイテスト・ショーマン』。このたび劇中で、ロマンティックでダイナミックな“空中デュエット”を披露する、ザック・エフロンとゼンデイヤの息ピッタリのインタビュー映像がシネマカフェに到着した。ヒュー・ジャックマンが演じる本作の主人公P.T.バーナムの斬新なビジネス・スタイルに魅了され、全てを捨てて相棒になるフィリップを演じたのがザック。そして、フィリップが恋をするバーナム一座のスターで、空中ブランコ乗りのアンをゼンデイヤが演じている。ザック・エフロン「愛を成就するために運命を書き換えるんだ」ザックは2人のラブストーリーについて、「華やかなショーの背景にフィリップとアンの美しいラブストーリーが描かれている。2人は一瞬で恋に落ちる」と、劇中のロマンティックなラブストーリーについて言及する。「当時は階級や人種など多くの境界がありそれらを超えることは許されなかった。だが、明らかに愛し合っていた。彼らの愛を成就するために運命を書き換える(Rewrite The Stars)んだ」と語るザックに、まるでアンの心理を映し出しているかのようにゼンデイヤも嬉しそうに微笑む。ゼンデイヤ「恋は人を盲目にさせる」そして、フィリップとアンが“運命を書き換える”と決心したときに歌う「Rewrite The Stars」を最初に聞いた時から夢中になったというゼンデイヤは、「フィリップには、少し無邪気さがあって“大丈夫、できるよ”と少し軽く考えている。だから、アンも少しの間だけ“できるかも”と思える。彼女は恋をしていて、恋は人を盲目にさせるからよ」と恋のパワーについてアツく語っていると、今度はザックが照れくさそうに笑みを見せる場面も。さらに映像では、本作をバーナム同様に引っ張ったヒューについても、それぞれに思いを語っている。2人の宙づりデュエットにファン悶絶!「このシーンが200点」『ラ・ラ・ランド』に引き続き、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞のW受賞を2年連続で果たすという快挙へ王手をかけているベンジ・パセックは、2人のデュエット曲「Rewrite The Stars」について、「これはフィリップが上流階級のルールを捨て去り、アンを追い求めようと決心した瞬間だ。彼は彼女に、“自分にはもうルールは存在しないから僕と一緒に夢を見てくれないか”と言う」と、このシーンが胸キュン必至であることを明かしている。今回到着したインタビュー映像でも、お似合いのカップルのように息ピッタリのザックとゼンデイヤ。「ザック・エフロンとゼンデイヤのシーン、映画館で見たとき鳥肌やばかったよ!!とにかく美しいし、ロマンティックなんだよね」「アン役のゼンデイヤ フィリップ役のザック・エフロン 2人の宙吊りロープダンス? このシーンが200点」と、2人のシーンは鑑賞者の間でも大きな話題を呼んでいる。『グレイテスト・ショーマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グレイテスト・ショーマン 2018年2月16日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年03月03日女優のジェニファー・ローレンスが現地時間26日、アメリカ・ニューヨークのリンカーンセンターAlice Tully Hallで開催された映画『レッド・スパロー』のニューヨークプレミアに登場した。ジェニファー・ローレンス「ハンガー・ゲーム」シリーズのフランシス・ローレンス監督が、ジェニファーと再びタッグを組んだ同作は、元CIA工作員という異色の経歴を持つジェイソン・マシューズによる同名小説の実写化作品。相手を悩殺するセクシーさと巧みな心理操作を最大の武器に、大国を手玉に取る罠を仕掛ける主人公の女スパイ・ドミニカをジェニファーが演じる。会場には、フランシス・ローレンス監督、ジェニファー、ジョエル・エドガートン、原作者のジェイソン・マシューズらが駆けつけ、ハニートラップを仕掛けるスパイを演じるジェニファーは、胸元のデザインが際どく、スカートもシースルーという挑発的な衣装で報道陣を魅了。カメラマンからは「ジェニファー!」「Turning to the right!」「Turning to the left!」とたくさんの声掛けと共に大量のフラッシュがたかれた。ジェニファーは「ドミニカは、私には想像もできないような過酷な状況で生き延びなければならなかった。彼女は誘惑することを訓練されるけど、心の強さによって生き延びるの。彼女は、私よりもずっと、ずっと、かっこいいのよ」とドミニカが精神的にも身体的にもタフな女性だと説明。また、「新しいことに挑戦したかったから、この作品は、スパイの姿、謀略の残忍さ、監視されることの不安感、暴力的なライフスタイル、を全く新しい視点で描かれることになると思った」と今までのスパイ映画とは一線を画することを明言した。(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年03月01日フランシス・ローレンス監督とジェニファー・ローレンスが再タッグを組んだスパイ・アクション映画『レッド・スパロー』のニューヨークプレミアが2月26日(現地時間)に行われ、ジェニファーがまるで裸のようなセクシー衣装で登場した。ニューヨークのリンカーンセンターAlice Tully Hallにて行われた今回のプレミア。ジェニファーをはじめ、会場にはローレンス監督、ジョエル・エドガートン、原作者のジェイソン・マシューズらが駆けつけていた。本作では相手を悩殺するセクシーさと、巧みな心理操作を最大の武器に大国を手玉に取る罠を仕掛けるドミニカを演じたジェニファーは、ヨーロッパプレミアに登場したときのような、胸元と背中が大きく開いたセクシーなドレスとはまた違った、今回は胸元のデザインが際どく、シースルーのスカートといった挑発的な衣装で登場。そんなジェニファーにカメラマンからは「ジェニファー!」「Turning to the right!」「Turning to the left!」とたくさんの声掛け、そして大量のフラッシュがたかれ、報道陣を魅了していた。また、サウンドバイツに応えたジェニファーは「フランシスが監督でなければ、私はこの作品に出演できなかったわ。彼は長年の友人で、映画監督としても信用しているの。脚本を読んだとき、ダークで重厚なこの作品をユニークで、味わい深いものに仕上げることができる人はたった一人しかいないと思った。それが、フランシスよ」と本作への出演を決めた経緯を明かす。本作で演じたドミニカについては、「私には想像もできないような過酷な状況で生き延びなければならなかった。バレエや彼女の身体的や精神的な強さを理解することが、彼女を演じる上で訳に立つと思ったの。でも彼女は、わたしよりもずっと、ずっと、かっこいいのよ」と説明。また、生き延びることが本作のテーマだと語る彼女。「新しいことに挑戦したかったから、この作品は、スパイの姿、謀略の残忍さ、監視されることの不安感、暴力的なライフスタイル、を全く新しい視点で描かれることになると思った」とこれまでのスパイ作品とは一線を画すると述べていた。なお、本作は元CIA工作員という異色の経歴を持つジェイソン・マシューズによる同名小説を原作にした映画。原作者のマシューズ氏は、「フランシス・ローレンスがハイクオリティな作品に仕上げたと思う。作品の雰囲気はノアール映画のようで、刺激的で、感情に訴えてくる。CIAに姿もとてもリアルに描かれている」と本作を絶賛している。『レッド・スパロー』は3月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月28日ヒュー・ジャックマン主演の『グレイテスト・ショーマン』が、週末映画ランキングで2週連続のNo.1を獲得した。リピーターが続出している本作は、過去のミュージカル作品と比べても前週からの落ち込みが少なく、昨年の『美女と野獣』や『ラ・ラ・ランド』のように社会現象化する可能性を秘めている。■アメリカをはじめ観客の熱い支持でロングラン!例えば、冬季史上最多のメダル13個獲得で盛り上がった平昌オリンピック。フィギュアスケートのエキシビションのラストを飾ったのは、男子シングルで金メダルを獲得した羽生結弦や銀メダルの宇野昌磨など総勢35人もの選手が、本作の主題歌「This Is Me」に合わせて舞う姿。劇中のダンスを取り入れながら、華麗な演技を披露していた。世界のトップ選手が集うオリンピックのエキシビションという場に「This Is Me」が起用されたのは、本作が世界的なヒットとなっているからにほかならない。特に全米では当初、映画批評家から辛口コメントが相次いだが、昨年12月20日の公開以来、2月25日の週まで10週連続ベストテンにランクイン。興行収入1億6000万ドルを達成しており(米国外ではトータル約2億ドル)、『ラ・ラ・ランド』『レ・ミゼラブル』を抜いて1974年以降公開のミュージカル映画で歴代第4位、まだまだ記録を伸ばし続けている(※BoxOffice Mojo調べ)。日本では、2月16日(金)より全国405スクリーンで公開され、18日(日)までの3日間で2018年No.1のオープニングとなる動員35万5000人、興行収入5億円超えのぶっちぎりの大ヒットスタートを切った。これは、興収58.9億円を記録した『レ・ミゼラブル』のオープニング成績3億7800万円を大きく上回る数字だ。そして公開2週目となった24日(土)~25日(日)は先週比わずか6.7%減と、ほぼ変わらない好調を維持。大学生からシニア層、カップルや女性同士、親子連れまで幅広い層が引き続き劇場に足を運び、週末の動員は24万3550人、興行収入3億6420万400円となり、堂々の2週連続No.1。現在まで興収13億円を突破している。また、「This Is Me」がゴールデン・グローブ賞主題歌賞を受賞したこともあり、サウンドトラックも大好評。全米チャート1位、日本を含め65か国以上のiTunesで1位を獲得している。先日のエキシビションの際、「『This Is Me』は、肌の色が違っても人種が違っても身体的特徴が違ってもみんな違ってみんないいっていう曲なので、本来的な意味でほんとぴったり…!」と言葉が視聴者から寄せられたように、現代に求められるテーマが観客の心にストレートに届いた形だ。■“オリジナル”の王道ミュージカル降臨宝塚などに親しんでいるためか、ミュージカル映画は日本人に比較的好まれる傾向がある。ふだん映画、特に洋画はあまり観ないという人にとっても、音楽という共通言語があるため、親しみやすいジャンル。昨年は『美女と野獣』が年間最大のヒット作になり、『ラ・ラ・ランド』も約44億円のヒットとなった。ただ、前者はよく知られたディズニー・アニメーションの実写化であり、後者はオリジナル作品ではあったが、後半は夢追う男女のラブストーリーに焦点が移っていった。一方、人気俳優ヒュー・ジャックマンが19世紀に実在した興行師 P.T.バーナムを喜々として演じる本作は、構想7年以上におよぶ完全オリジナルのミュージカル作品。最初から最後まで、『ラ・ラ・ランド』でオスカーを受賞したベンジ・パセック&ジャスティン・ポールによる親しみやすいオリジナル楽曲とパワフルで華やかなミュージカルシーンで観る者を圧倒する。■ミュージカル出身ヒュー・ジャックマンの本気また、主演のヒューといえば、「X-MEN」の“ウルヴァリン”として筋骨隆々のイメージが強く、直近作はボロボロになりながらも戦い続けた『LOGAN/ローガン』。だが、そもそもは母国オーストラリア時代からミュージカル俳優として活躍しており、ブロードウェイでも数々の舞台に立ち、トニー賞受賞経験もある。本作の企画が動き出したのも、ヒューが2009年、ミュージカル風に演出されたアカデミー賞授賞式の司会を務めたことがきっかけだ。もちろん『レ・ミゼラブル』でその片鱗を魅せてくれたが、本作のようにあれだけキレッキレに踊られたら、ときめきが止まらない!「最近見たのが『ローガン』だったからギャップがすごい!」「とても同じ人とは思えん」といった声も寄せられている。しかも、圧巻のミュージカルシーンからは、先日公開された「This Is Me」ワークショップ映像でも見られたような、キアラ・セトルをはじめとするキャスト陣との絆の強さも伝わってくる。『レ・ミゼラブル』がアカデミー賞にノミネートされた際は、ヒューをはじめキャスト勢揃いのパフォーマンスが話題となったが、「This Is Me」が主題歌賞にノミネートされている本作も、日本時間の来週3月5日に行われる授賞式でのパフォーマンスが期待できる。もし受賞すれば、さらなるヒットに結びつくはずだ。■「ハイスクール・ミュージカル」にハマったファンが歓喜!加えて、「久しぶりにミュージカルをやっているザック・エフロンがかっこよすぎた」という声の大きさにも注目したい。劇中の師弟関係そのままに、ヒューとプライベートでも親交を深めたというザック。彼もまたミュージカルで活躍し、2006年、ディズニー・チャンネルのTVムービー「ハイスクール・ミュージカル」のトロイ役で一躍大ブレイク。本作で、ブロードウェイ・ミュージカルの映画化『ヘアスプレー』(07)、劇場版『ハイスクール・ミュージカル/ザ・ムービー』(08)以来の本格ミュージカル復帰となった。近年はラブストーリーや社会派ドラマなどに果敢に挑戦するとともに、『ネイバーズ』シリーズや『ダーティ・グランパ』、『ベイウォッチ』など鍛え上げられた肉体美を“シャツレス”で披露する役柄が多かっただけに、20代女性を中心に、ザックの声を久しぶりに聴けたことに歓喜する人が続出中。“師匠”のヒュー同様(?)、筋肉俳優からの原点回帰で本領発揮を見せている。ゼンデイヤとの切なくロマンティックな「Rewrite the Stars」もいいが、バーのカウンターでアコースティック・ギターの刻むようなメロディから始まる「The Other Side」では、「ヒューとの掛け合いがカッコ良すぎて、死ぬかと思った」との声が上がるほど。ショットグラスを手に小技を利かせた、テンポのよいパフォーマンスは30テイクも撮り直したとか。ザック自身も「僕がいままでやった中でも最もハードなダンス」と明かしている。ちなみに、コアなファンの間では2人の相手をするバーテンダー(プロダンサーのダニエル・クラウド・カンポス)も何気にすごい!と話題を呼んでいるので、合わせてチェックしてみてほしい。もちろん、日本人舞踏家の小森悠冊が演じる双生児チャン&エン兄弟のチャン役にも要注目。エン役のDanial Sonと同じ衣装でつながっている中、そのまま宙返りってどういうこと!?そのすばらしい身体能力とダンスセンスは大きなスクリーンでいっそう映える。勇気をもらえるだけじゃない!鑑賞後の多幸感が半端ないたとえペテンといわれても、人を幸せな気分にさせるエンターテインメントを追及した主人公のバーナムは、自分に自信をなくした者たちをその気にさせるのがうまい。常識にとらわれず、発想力が豊か。そういえば、昨年の大ヒット作『SING/シング』のコアラの支配人もバーナムを彷彿とさせる人物だった。いずれも実力派揃いのキャストに、最高の楽曲。自分らしくありのままでいることへのメッセージや、家族愛、友情など、さまざまな要素が詰まったハッピーエンドな物語となった。そして、エンドロールだ。「The Greatest Show」のリプライズで高揚感たっぷりに幕が下りる中、畳み掛けるように「This Is Me」のクライマックスと「Rewrite the Stars」が続く。先ほどの感動がすぐさま蘇り、これらの曲を後に劇場を出るときの多幸感は、なかなかない映画体験。ストーリーや当時の表現などに若干もやもやしたとしても、それを超えてくるのはまさにバーナムが目指したエンターテイメントの力そのものだ。IMAXやドルビーアトモスなど、映像や音響に特化した上映形態もあるだけに、これからも息の長い興行となりそうだ。(text:cinemacafe.net)■関連作品:グレイテスト・ショーマン 2018年2月16日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年02月27日女優のジェニファー・ローレンスが、「#MeToo」運動をテーマにしたドキュメンタリー番組に取り組んでいるようだ。ジェニファーは、ハリウッドにおける男女間の賃金格差とセクハラ騒動に焦点を当てたドキュメンタリー番組をキャット・サドラーと共に制作しているそうで、ニューヨークでのイベントに出席した際、その企画が進行中であることを認めた。ジェニファー・ローレンス(C)BANG Media Internationalジェニファーは、女性の平等な賃金を以前から提唱しており、男性共演者より賃金が少ないことが発覚した時の愕然とした気持ちをエッセーの中で訴えていた。「働いている女性として自分の体験を話すことは辛いわ。自分の問題は恐らく親近感を持ってもらえるものではないでしょうから。ソニーがハッキングされた時、運がいい男どもよりどれくらい私の賃金が少ないのか分かったけど、ソニーに対して腹を立てなかったわ。自分に向けて腹が立った。すぐに諦めたから、私は交渉人としては失格。正直に言って、2つもシリーズの仕事があったから、何百万ドルについて戦いを続けるのが嫌だったし、必要なかったの」続けて、「でも正直言って、好かれたいという気持ちが、戦わずして契約をすることに影響を与えていなかったと言ったらウソになるわね。面倒な奴ともわがままな奴だとも思って欲しくなかったの。その頃はいい考えのように思えた。インターネットで賃金を見て、一緒に働いていた男性たちが面倒な奴ともわがままな奴なんて思われるのを全く心配していなかったと気づくまではね」と打ち明け、「これは若い人の問題かもしれないわ。個人的な問題かもね。その両方だと思うけど。でも、これは何年も反対してきた私の要素でもある。それに統計を見て見れば、この問題を抱えているのは私だけではないと思うわ。私たちって社会的にこういった態度を自然と求められているのかしら? 私たち女性が選挙権を得られたのって、ここ90年くらいの話?」と話した。(C)BANG Media International
2018年02月27日「ああ…!全然いいですよ!」、そう言って、小森悠冊は軽やかにステップを踏み始めた。現在大ヒット中のヒュー・ジャックマンが主演するミュージカル映画『グレイテスト・ショーマン』より、主題歌の「This is me」に乗せて、まるで重力など存在しないかのように、スーツ姿のまま艶やかに舞った小森さんは、あたりの空気を一瞬にして華やかに染め上げる。これぞプロの魅せる技、ハリウッドが求めた人材だと唸らされる。NYで生まれ、一流ダンサーの母・小森美紀の影響を強く受け、舞踏家として育った小森さんは、2016年、初めて映画のオーディションを受け、『グレイテスト・ショーマン』にてチャン&エン兄弟のチャン役を射止めた。多種多様な人物が躍動する物語の中で、小森さんは唯一の日本人キャストとして抜擢。これまで舞台をベースに活動してきた小森さんにとっては、初のハリウッド映画出演となった。「撮影よりも取材のほうが緊張しますよ(笑)」と屈託なく微笑んだ彼に、作品への思い入れやヒューに受けた影響、NYでの活動や、ポジティブなマインドの秘訣まで、話を聞いた。――『グレイテスト・ショーマン』にはオーディションで選抜されたと伺いました。小森:そうですね。元々僕はダンサーなので、舞台で踊ることが多かったんですが、2016年の夏頃にNYの事務所に所属したんです。所属後、すぐに「オーディションがあるよ」と呼んでいただき、受けに行きました。踊って終わりかなと思ったら、「では、ひとりずつ歌ってください」と言われて。ミュージカル作品ということは知っていたんですけど、オーディションではダンスだけかと思い、歌うことを知らなくて…。よくよく周りを見渡したら、会場にいた人たちは楽譜を持っていたり、ピアノを弾くような人もいたんです(苦笑)。僕は何も用意していなかったので、素直に「すみません!何も用意していないので、バースデーソングを歌わせてください!」と言って、その日、誕生日の人のために「ハッピーバースデー」を歌いました。それが受けたのか、監督には1回目で選んでもらえたんです。何が起こるか、わからないですよね?――すごい勝負強さですね。出演が決まって、周りの方々も喜んだのでは?小森:母親がNYで活躍していた舞踏家だったこともあり、僕はずっと「母を超えたい」というのが自分の中でありました。この映画に出演できたことで、やっと胸を張って母に言える仕事ができたと思ったんです。先日、ジャパンプレミアで母親と一緒に観て、「悠冊、最高だったよ!」と言ってもらえて…、やっと親孝行できたと実感しました。また、僕、中高は日本の学校に通っていたんですけど、学生時代の友達もやっぱりすごく喜んでくれて。近々、映画館を貸し切って「皆で観よう!」という話になっているので、すごく楽しみです!――演じたチャン(&エン兄弟)は結合双生児なので、表現上のご苦労もかなりあったのではないですか?小森:もう、あそこまで誰かとくっついているのは初めてでしたね。ベストみたいなものを中に着て、ベルトでつながれて、その上からさらに衣装を着た感じだったので、着脱だけで5分はかかるんです。なかなかトイレにも行けず、Danial Sonと何回一緒にトイレに行ったか(笑)!気の合うパートナーでよかったです。――主演のヒュー・ジャックマンと一緒になる機会も多かったですか?小森:ヒューとはリハーサルの初日から会っていました。僕は、やっぱりウルヴァリン(※『X-MEN』でヒューが演じた役)の印象が強かったんです。自分が思っていた倍以上、すごく気さくな方で、毎朝会うたびに「Yusaku!」とハグしてくれましたし、ウルヴァリンもやってくれたりして(笑)。ヒューを見ていると「だから成功できたんだろうな」と感じるところが、とにかくたくさんありました。元々、彼もブロードウェイ出身なので、ダンサーの気持ちが人一倍わかってくれていましたし、だからこそ、誰よりも練習熱心で、休憩中でも、いつもひとりで振りを確認したり、帽子を回す練習もしていて。ヒューを始めとした一流の方々の演技や気遣いの行動を間近で見られて、とても贅沢で、すごく幸せでした。――中でも、印象的な撮影の思い出を教えてください。小森:すごく思い出深いシーンがふたつあります。ひとつ目は、火事のシーン。ほぼ本物の火というか、完全に(セットを)燃やして撮影をしていたんです。だけど予想以上に火が大きくなってしまって、セットの隣にある楽屋まで火が燃え移ってしまって…!向こうでニュースになったほど。皆、無事でけが人が出なかったのがよかったことですけど、規模が大きいだけにアクシデントも大きいなあ、と。感動的なシーンで言えば、劇中「From Now On」という曲を歌うシーンがあるんですね。P・T・バーナム(ヒュー演じる)がすべてを失ってしまい、バーでひとりで飲んでいるときに、僕も含むサーカスの皆が集まってくるという場面。一番最初、リハーサルをしたときに、ヒューが感極まって号泣したんです。それで、全員もらい泣きをしてしまい、全員で号泣しながらリハーサルをするという、わけのわからない状況で。もちろん、僕も号泣(笑)。すごく心に残っている思い出です。――小森さんは若くして大きなチャンスを掴んだ印象も受けますが、ご自身では現状をどう捉えていますか?小森:僕は日本で高校を卒業して、すぐに「The AILEY School」に特待生として入れてもらえたんです。そこでは半年くらいで「AILEYll」という若手精鋭団みたいなところに所属させてもらえて、2年間、世界中をツアーで回りました。その後、「Bad Boys of Dance」という別のカンパニーで1年くらいやらせてもらって。そこからNYに戻ってきたときに、個人で1からフリーランスでやり始めたんですね。いまの事務所に所属するまでは2年弱かかったんですが、その間は結構大変で…。昼はダンサーをして、夜はシェフもやっているという二重生活。踊り以外をしたことがなかったので、初めて違うことをやりました。もちろんいい経験にはなったんですが。――違う世界に身を置いてみて、表現を生業にしていくという目標がクリアになった。小森:そうですね。シェフをやるためにNYに行ったわけではないので、最初はすごく悔しかったです…。けど、負けていられない気持ちが、自分の中でより強くなったのはあります。――NYであれLAであれ、日本でも、成功を手にしたい人は巨万といるはず。小森さんがチャンスをものにできたのはなぜだと分析しますか?小森:向こうは骨格の大きさが全然違って、僕は決して身体が大きいほうではない。その中で、どうやって違いを出していくか、悪目立ちせずに自分を見せるかを、いつも思っていました。だから、日本人の繊細な部分を生かして、「自分は“小型高性能”なんだ」と言い聞かせていたんです。見てくれている人は見てくれていると信じていましたし、何よりも、本当に自分を信じて誰よりも強い気持ちでやってきたから、いまがあるのかもしれません。――今後も、やはりNYを拠点に活動される予定ですか?小森:日本では東京、アメリカではNYが僕の故郷です。生まれ故郷でもあるので、NYでまずはやっていきたい気持ちが強いですが、今後日本でも活動していきたいと考えてます。いままでは舞台で踊る仕事が多かったんですが、映像に携わる仕事をしていきたいです。今回すごく貴重な経験をさせてもらって、感謝の気持ちでいっぱいなんですけど、自分の人生から見れば、ひとつの通過点でしかないと思っています。もっと、もっと高みを目指していきたいです。――これからさらにご活躍していく小森さんにとって、本作への出演はキャリアの財産になりそうですね。小森:この映画に携わったことは、本当にいい経験になりましたし、自信にもなりました。これまでアーティストさんのMVに出演したことはあっても、これだけの規模の仕事はやったことがなかったので。『グレイテスト・ショーマン』の主人公に自分を置き換えるならば、僕は物語のまだまだ序盤。P・T・バーナムがサーカスの建物を買って、やっと人が集まってきたかな、くらいのところだと思っているんです。この先、壁に当たることも多くあると思いますが、いかに乗り越えられるかが大事かと思っています。(text:Kyoko Akayama/photo:You Ishii)■関連作品:グレイテスト・ショーマン 2018年2月16日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年02月24日女優のジェニファー・ローレンスが現地時間19日、イギリス・ロンドンのレクスタースクエアで行われた映画『レッド・スパロー』のヨーロッパプレミアに出席し、セクシーなドレス姿を披露した。ジェニファー・ローレンス「ハンガー・ゲーム」シリーズのフランシス・ローレンス監督が、ジェニファーと再びタッグを組んだ同作。元CIA工作員という異色の経歴を持つジェイソン・マシューズによる同名小説の実写化作品で、誘惑と心理操作を武器にしている主人公の女スパイ・ドミニカをジェニファーが演じる。会場には、フランシス・ローレンス監督、ジェニファー、ジョエル・エドガートン、マティアス・スーナールツ、ジェレミー・アイアンズ、セルゲイ・ポルーニンらが集結。相手を悩殺するセクシーさと巧みな心理操作を最大の武器に、大国を手玉に取る罠を仕掛けるドミニカを演じるジェニファーは、その役どころに相応しく、背中と胸元が大きく開いたセクシー衣装で登場し、集まったファンの視線を釘付けにした。ジェニファーは「彼女の人生はとても複雑なの。ボリショイのプリマ・バレリーナだったんだけど、怪我でキャリアが終わってしまうの。そして、母の面倒を見ることと国への忠誠心との間に挟まれて、伯父の手でとてもサディスティックなプログラムに送り込まれてしまう」と演じるドミニカについて説明。そして、「私はシリーズものの作品でない限り、いつも新しい役に挑戦しているわ。外国語訛りも初めてだし、今回演じた役は私が今まで演じたことのない役なのよ!」と今まで“みたことのない”ジェニファーが本作で堪能できるとも語る。また、「女性の力を感じることができる、今、正に必要とされている作品だと思うわ」と役を離れても男女間の賃金格差を問題視する意見を公言しているジェニファーらしく締めくくった。(C)2018 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年02月21日『ハンガー・ゲーム』シリーズのフランシス・ローレンス監督が、ジェニファー・ローレンスと再びタッグを組んだ『レッド・スパロー』のヨーロッパプレミアが、現地時間の2月19日に行われ、ローレンス監督やジェニファーをはじめ、ジョエル・エドガートン、マティアス・スーナールツ、ジェレミー・アイアンズ、セルゲイ・ポルーニンらが駆けつけた。ロンドンのレクスタースクエアにて行われた今回のヨーロッパプレミア。ジェニファーが今作で演じているのは、捜査対象を美貌と肉体で誘惑することに長けた“スパロー”と呼ばれる、妖艶な女スパイのドミニカ。その役どころに相応しく、今回彼女は背中と胸元が大きく開いたセクシーな衣装で登場!会場のファンの視線を釘付けにしていた。ジェニファーは自身の役どころについて、「彼女の人生はとても複雑なの」と前置きし、「ボリショイのプリマ・バレリーナだったんだけど、怪我でキャリアが終わってしまうの。そして、母の面倒を見ることと国への忠誠心との間に挟まれて、伯父の手でとてもサディスティックなプログラムに送り込まれてしまう」と説明。そんなドミニカを演じることについては、「私は、シリーズものの作品でない限りいつも新しい役に挑戦しているわ。外国語訛も初めてだし、今回演じた役は、私がいままで演じたことのない役なのよ!」と語っており、これまでにはないジェニファーが今作では見られるようだ。さらに、男女間の賃金格差を問題視する意見を公言しているジェニファーは、「女性の力を感じることができる、いま、正に必要とされている作品だと思うわ」とコメントしていた。『レッド・スパロー』は3月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月21日『レ・ミゼラブル』のオープニング成績を超え、2018年公開作品でNo.1の記録となる大ヒットスタートを切った『グレイテスト・ショーマン』。本作の主題歌「This Is Me」は、公開前から「予告の歌を聴くだけで泣ける」と話題になっていたが、公開されるとさらにその声は大きくなっている。そんな「This Is Me」を、先日、来日したキアラ・セトルがヒュー・ジャックマンらの前で初めて披露したときの映像が到着し、作品に負けない感動の制作秘話が明らかになった。「『This Is Me』のシーンで、私たちも負けずに戦うんだ! と勇気付けられて、ボロボロ涙が出ました…」「『This Is Me』で涙腺崩壊してそれ以降ほとんど泣いてた笑」といった多数の声が、映画サイトへの書き込みやSNS上に寄せられている本作。『ラ・ラ・ランド』で昨年のアカデミー賞とゴールデングローブ賞のW受賞を果たしたベンジ・パセックとジャスティン・ポールのコンビが、ゴールデン・グローブ賞主題歌賞を受賞し、さらにアカデミー賞でも同賞にノミネートされている「This Is Me」を手掛けた。上流社会に受け入れてもらえない現実を知ったバーナム一座のエンタテイナーたちが、自分たちを奮い立たせるように歌うこの曲について、ポールが「世間から、お前には愛される価値がないと言われても、自分を愛し、自分に自信を持つことが大切だと強調するには、とても強烈な女性の声による生々しいパワーが必要だと思った」と語る期待に応える形で、レティ役のキアラ・セトルが圧巻の歌声を聞かせる。今回の映像は、映画製作が決定していない段階で、キアラがはじめて生歌を披露するワークショップ・セッションを捉えたもの。先日の来日記者会見でも、ヒューが報道陣に「ぜひ検索してみて」と訴えていた映像だ。「あまりに怖くなってヒューの手をつかんだ」「Hands on a Hardbody」でブロードウェイに旋風を巻き起こし、トニー賞にノミネートされるなど充分なキャリアを持つキアラだが、「歌いたくないと言ったの。この歌の中のストーリーを語るためには自分が抱える恐れに直面しないといけないとわかっていたから」と語り、自信のない自分を受け入れて肯定するまでには相当な覚悟が必要だったと明かす。しかし、マイケル・グレイシー監督は「キアラはマイクの前に出ようとしなかった。僕は言い続けたよ。“リングに出てこないとダメだ。堂々とありのままでいようと歌っているんだから”とね」と彼女を説得したことをふり返る。そうした説得に応じてマイクの前に立ったキアラだが、「歌いながらあまりに怖くなって、思わずヒューの手をつかんだ。気づいたら歌い終わってて割れるような喝采を浴びてた」と当時をふり返る。その様子を本映像は捉えており、ヒューが目に涙を溜めてセトルの手を握り返す姿も。「僕にとって、いままでのどの経験よりも感動的な経験だった」と、彼も後に語っているほどだ。「誰か他の人があの曲を歌えるとは到底思えない」さらに「キアラがあまりにも素晴らしいので、誰かほかの人があの曲を歌えるとは到底思えない。彼女が正直にレティの感情を表現しているから。『This Is Me』は本当の自分を堂々と受け入れることを歌った美しい歌で、この曲を聴いた人は、みんな共感してしまうんだよ」と、世界中の人を共感させるパワーをキアラが歌に込めていることを明かすヒュー。その言葉通り、音楽を通じ世界中に発信されていくメッセージには、「映画が公開されてからずっと、数分で50件近くの『あなたの歌を聞いて希望をもらいました』っていうメッセージがインスタグラムに次々に届くの。朝起きたら新しいのが来ていて、毎日涙を流す。勇気を持てずに泣いているのは私だけではないと思えるの」と、世界中からの反応があることを明かすキアラ。もちろん日本でも、多くの人にとって唯一無二の応援歌になるに違いない。『グレイテスト・ショーマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年02月21日女優のジェニファー・ローレンス(27)は、新作『レッド・スパロー』の撮影でのヌードシーンは全く気にならなかったそうだ。ジェニファー・ローレンス(C)BANG Media International日本で来月20日に公開となる同スリラー作品にて、スパイとして雇われたロシア人バレリーナを演じているジェニファーだが、当初はあるシーンで他のキャストやスタッフの前で裸になるのを躊躇していたことも明かし、『エンターテイメント・トゥナイト』にて同新作を振り返っている。「子供の頃の悪夢が現実になるようなシーンが一つあったの。たくさんの人がいる教室で裸になるっていう悪夢ね。それが現実になったけど、実際のところそんなに嫌じゃなかったわ」「みんなが私に気遣ってくれたから、ある時から私の方がみんなを居心地を悪くさせ始めたくらいよ」「私は『ローブはいらない。暑いし、食事中だから』って言って、みんなは『ジェニファーは服を着るべきだ』って感じだったわ」そんな大胆なジェニファーだが、ロシア訛りの話し方には苦労したようで、公開後に批評家や観客がどのように反応するか不安だと続けた。「これまで外国語訛りで演技したことはないの。とても大変で怖かったけど、うまくいったことを願うわ」「映画が公開されるまでアクセントについては話したくない。だって、『私はいろいろやって、とっても簡単だった』なんて言った後で、酷評されるのは嫌だもの」また、ジェニファーは撮影が開始される前に4カ月にわたってバレエの練習もしたそうで、「4カ月間の練習前には、自分がバレリーナになるなんて笑っちゃうような考えだったわ。でも今はちょっと腕をうまく動かすことはできるのよ」「つま先立ちとかだってできなかったけど、バレエに必要な精神面や身体的な規律なんかを学ぶことだけでも助けになったわ。動きの練習というより、役作りのためだったから」と話した。(C)BANG Media International
2018年02月18日ヒュー・ジャックマンとキアラ・セトルの来日に沸いたミュージカル・エンターテインメント『グレイテスト・ショーマン』。実は本作に、NY在住の舞踏家・小森悠冊(Yusaku Komori)が唯一の日本人キャストとして参加していることが分かった。全米ではクリスマスから公開され、8週連続でベストテンにランクインしている本作。第75回ゴールデン・グローブ賞では作品賞ほか主要3部門にノミネートされ、『ラ・ラ・ランド』の音楽チームが担当した「This Is Me」が主題歌賞を受賞。日本時間3月5日に発表される第90回アカデミー賞でも主題歌賞にノミネートされている。同曲を含むサウンドトラックは現在、65以上の国々で1位を獲得するなど大人気だ。小森さんが演じているのは、主人公P.T.バーナム(ヒュー・ジャックマン)のサーカスの一座に加わり、一世を風靡する実在した結合双生児チャン&エン兄弟のチャン役。1811年に誕生した彼らは、体が向き合ったまま胸部が結合していた。パーナムのもと、ヨーロッパではヴィクトリア女王やロシア皇帝の前で芸を披露したことも。差別や偏見と闘いながら、レティ(キアラ・セトル)ら仲間とともに成長していく姿が描かれている。小森さんはNYを拠点に活動する舞踏家。幼少の頃、マイケル・ジャクソンと、海外で活躍するダンサーであった実母・小森美紀の影響を受けダンスを始める。東京、アムステルダムで育ち、名門「The AILEY School」から特待制度を受けて高校卒業後に渡米、わずか半年で同学校の若手精鋭グループ「AILEYll」に抜擢され、2年間世界中をツアー。その後、NYに拠点を置きながら「Macy’s Thanks Giving Day Parade」のオープニングダンサーや、CM、MV出演など多方面で活躍。今回は、日本人唯一のキャストとして映画を盛り上げ、もちろん「This Is Me」や「Come Alive」などのパフォーマンスにも参加している。『グレイテスト・ショーマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年02月17日最近、キュンとしていないな…。そんなあなた、この週末は映画館で最高のときめきを感じてみませんか?夢と愛に生きた伝説のエンタテイナーの最高にロマンティックで一途な愛と、ドラマティックな人生を描いた感動のミュージカル・エンタテイメント『グレイテスト・ショーマン』が、2月16日(金)より全国で公開されます。主人公を演じるのは、『レ・ミゼラブル』の熱唱で世界中を泣かせたヒュー・ジャックマン。歌声とダンス、その佇まい、全てに胸が熱くなること間違いなしの一本です。■気になるストーリーは?この作品は、19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師、P.T.バーナムの物語です。空想家のバーナムが何もないところからアイデアと野心でショービジネスを立ち上げ、世界中でセンセーションを巻き起こした、一大スペクタクルを作り上げるまでを描いています。バーナムは、差別や偏見の中で立ち尽くしていたパフォーマーたちにスターになれる場所を提供し、エポックメーキングなショーを創造したことで知られています。本作でも、オンリーワンの個性を持つ人々がバーナムと共にショーの成功に向かって、ひたむきに歩む姿が描かれています。そんな姿に、あなたも「ありのままの自分を信じて生きていく」勇気をもらえるでしょう。■泣ける!ロマンス“自分らしく生きる”という強いメッセージ、それだけでも泣けますが、劇中に登場する最高にロマンティックな恋愛模様も一見の価値あり!胸キュン必至のポイントを3つご紹介します。◎妻への一途な愛何もないところからショービジネスを立ち上げるために、挑戦を繰り返すバーナムを献身的に支える妻チャリティ。そして、妻への一途な愛を糧に夢を追いかけるバーナム。夫婦の絆は困難を乗り越えていけるのでしょうか…。◎スター歌手の秘めた想いバーナムを取り巻くもう一人の女性、奇跡の声を持つ美貌のオペラ歌手ジェニー・リンド。アメリカでは無名だったリンドをバーナムがプロモーションしスターへと導いていく。リンドが歌う「Never Enough」 、この曲を聞けば彼女のバーナムへの想いを容易に想像できます。◎切ない空中のロマンス上流階級の生活を捨てバーナムの若き相棒となったフィリップと、バーナム一座のスターで空中ブランコ乗り、アンの恋。アメリカの異人種の恋人たちが直面してきた障害を真っ向からとらえた切ないラブ・ストーリーです。■ヒュー・ジャックマン&キアラ・セトルが来日!日本公開を記念して、ヒュー・ジャックマンと、個性的なパフォーマー、レティを演じたキアラ・セトルの来日記者会見が開かれました。◎キアラ・セトル、主題歌「This Is Me」への想いゴールデン・グローブ賞の主題歌賞を受賞した主題歌「This Is Me」ですが、音楽もさることながら、その歌詞にも熱い想いが込められているそうです。「This Is Me」を歌うキアラ・セトルが、涙ながらに語ってくれました。“私は毎日毎日、この曲のテーマについて考え、もがき苦しみ、そして同時に感謝もしています。自分が正しいと思うこと、正しくないと思うことに対して戦う力を与えてくれ、一歩ずつ前進させる力をもらえる。自分はそれほど孤独ではないと思える。倒れても起き上ればいいのです。私自身に希望を与えてくれた。国籍など関係なく、皆さんの元へ届いていることをうれしく思います。”まっすぐな彼女の言葉に、筆者も思わずうるっとしてしまいました。◎ヒュー・ジャックマンからのメッセージスラッとした長身に甘いマスク…ステキすぎるヒュー・ジャックマン。ジョークで会場を和ませながらも、作品に対する情熱を明かしてくれました。キアラによると、他の仕事の合間を縫って全てのダンスナンバーを一人でコツコツと練習するヒューの姿は、「とてもウルヴァリンと同じ人とは思えない」とのこと。その姿を想像するだけでもキュンとしちゃいますね!そんなヒュー・ジャックマンから、みなさんへのメッセージをご紹介します。“この素晴らしい映画をみなさんに届けることができてうれしく思います。8年かかりのプロジェクトで、心をこめて作った作品です。この映画を観れば、歌いたくなったり、踊りたくなったり笑顔になると思いますが、その笑顔は、外見だけでなく心の中から湧き上がる笑顔だと思います。まさに人生を肯定して祝福している作品です。みなさんも、ぜひ楽しんで観てください!”いかがですか?ふたりの言葉に少しでも心を動かされたなら、ぜひ映画館に足を運んでみて!愛と夢に満ちたストーリーにどっぷり浸って、笑ったり泣いたり、ときめいたり。思い切り感情を動かせば、モヤモヤした気分も飛んでいってしまうかもしれません。【STORY】妻と2人の娘を幸せにすることを願うバーナムは、オンリーワンの個性を持つ人々にスポットライトを当てた、誰も観たことが無い華やかなショーを思いつく。世界中の観客を楽しませるためイギリスへ渡ったバーナムは、女王に謁見。そこで出会った奇跡の声を持つ美貌のオペラ歌手ジェニー・リンドと共にアメリカに戻り、全米を魅了するショーを繰り広げ、名士の仲間入りを果たす。だが、彼の行く手には、これまで築き上げてきたものすべてを失いかねない波乱が待ち受けていた――。2月16日(金)より全国ロードショー監督:マイケル・グレイシー音楽:ジャスティン・ポール&ベンジ・パセック『ラ・ラ・ランド』出演:ヒュー・ジャックマン、ザック・エフロン、ミシェル・ウィリアムズ、レベッカ・ファーガソン、ゼンデイヤ配給:20世紀フォックス映画(C) 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年02月16日ヒュー・ジャックマンを主演に迎えたミュージカル・エンターテインメント『グレイテスト・ショーマン』。このたび、世界中で大ヒットを飛ばしている本作の注目楽曲の一部を堪能できる特別映像がお披露目された。本作で音楽を手がけているのは、『ラ・ラ・ランド』に引き続き、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の2年連続W受賞という快挙へ王手をかけているベンジ・パセックとジャスティン・ポールのコンビ。本作のサウンドトラックは、UKアルバム・チャートで5週連続1位を獲得、世界73か国のiTunesで1位を獲得している。本作起用後にアカデミー賞、そしてトニー賞を受賞したコンビ主人公P.T.バーナムのドラマティックなサクセスストーリーを彩るのは、全9曲のミュージカル・ナンバー。多くのソングライターにサンプルを依頼した結果、オスカー受賞の『ラ・ラ・ランド』より何年も前、トニー賞受賞のブロードウェイ・ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」よりもずっと前、当時新人だったベンジ・パセックとジャスティン・ポールの楽曲に本作の製作チームがほれ込んだ。「ベンジとジャスティンは、ロックとポップ、現代のブロードウェイ・サウンドを組み合わせるというめったにない才能を見せた。映画の核心をつき、感情的な高ぶる気持ちと、沈んだ感情をとらえている」と絶賛を贈るのは、『ドリームガールズ』などでオスカーノミネート経験を持つプロデューサー、ローレンス・マーク。一方、「ミュージカル・ナンバーを完成させるにはほぼ3年かかった。歌を削ったし、新しい歌を付け足した」とパセックは苦労を明かす。曲が出来上がり、配役が決定すると、パセックとポールは、ブロードウェイの舞台公演のようなリハーサルを始めた。「キャストは1度に3時間歌い続け、最高のパフォーマンスの中でもベストなものを手にすること、それにスクリーンにあふれるよう見事なエネルギーを伝えることを目標としていた」とパセックの言葉を裏付けるように、熱のこもったリハーサルシーンが到着した映像でも映し出される。目指したのはバーナムの精神「生きた音楽」日本の人気漫画「NARUTO -ナルト-」のハリウッド実写映画化でも監督に起用されている期待の新鋭マイケル・グレイシーは、「僕がこの映画で最も誇りに感じていることの1つは音楽だ。頭に残る音楽なんだ。もし彼らがやった仕事じゃなかったら、この映画はなかったね」と、本作には彼らの音楽が必要不可欠であったことを明かす。また、「バーナムは時代の寵児だ。生きた音楽でないとね」と、パセックはバーナムの精神が音楽にも反映されていることにも触れる。そのバーナムを演じたヒューは、そんなパセックとポールが作り出した音楽について、「素晴らしいミュージカルとは、素晴らしい音楽のことだ。登場人物たちが先へ進み、成長していると感じるからこそ、人はそれぞれ曲に感情移入できる。この映画は人生について、もっと楽しい気持ちにさせる上で、完璧な作品だ」と絶賛する。この映像だけでも、才能溢れる音楽チームの楽曲にワクワクせずにはいられない。『グレイテスト・ショーマン』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)
2018年02月16日『レ・ミゼラブル』で世界を泣かせたヒュー・ジャックマンと、2年連続ゴールデン・グローブ賞&アカデミー賞W受賞へ王手をかけている音楽チームが贈る『グレイテスト・ショーマン』。このほど、本作で改めてその魅力を再確認する、ヒューとザック・エフロンの歌声響く特別映像がいち早くシネマカフェに到着した。19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師、P.T.バーナムをヒューが演じる本作。このたび到着した映像で歌われる「The Other Side」は、バーナムが上流階級相手のショーで成功しているフィリップ・カーライルを自分のショーに参加させようと説得する場面の曲。そのフィリップを演じているのが、ザックだ。ヒュー&ザックにミュージカル風の対決をさせるという意図のもとに作られた本楽曲は「ペースが速くてエネルギッシュ、それでいて共感できるものにしたかった」と、『ラ・ラ・ランド』に引き続き、アカデミー賞にノミネートされているジャスティン・ポールが想いを明かす。ハードなダンスは“テイク30”!ヒューも「20年若かったらよかったのに」とはいえ、「ザックとのシーンは難しかったよ。小道具のグラスを用いたり、帽子を翻したりスワップ(交換)したり、踊ったりいろんなことが起こる(笑)。20年若いときの足だったらよかったのにと、時々、思ったよ」と、この曲のダンスはヒュー泣かせの難易度だった様子。ザックもまた、「僕がいままでやった中でも最もハードなダンスで、テイク30になったとき、ヒューは僕の目をみて『これで決めるぞ』と決意の表情をした。自分を向上させようとするヒューを見ていると、自分も150%の努力をして応えてしまう。ああいう感じは大好きだ」と語り、このダンスに苦戦しつつも、ヒューとお互いに高めあったことをふり返っている。ハードなダンスに備えて9週間リハーサルを共にしたというヒューとザック。撮影終了後にも一緒にミュージカルを鑑賞したり、アメフトを観戦したりする姿をSNSにアップするほど仲良しになり、来日記者会見でもヒューは「ザックが(次の)ウルヴァリンさ」と冗談を飛ばしていた2人の息の合ったシーンに期待が高まる。「アコースティック・ギターの雰囲気があり、ウエスタン酒場での撃ち合い場面の感じになった」とポールが説明する「The Other Side」で、フィリップはどのようにしてバーナムに説得されるのか?2人の息の合ったパフォーマンスはもちろん、ドラマの行方にも注目していて。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月15日◼︎アカデミー作曲賞ノミネート!『ラ・ラ・ランド』の音楽チームによるミュージカル『ラ・ラ・ランド』で2016年度のアカデミー賞の主題歌賞を受賞した、音楽家チームのベンジ・パセック&ジェスティン・ポール。2017年には、彼らが音楽と作詞を手がけたブロードウェイ・ミュージカル「ディア・エヴァン・ハンセン」はトニー賞でオリジナル楽曲賞を受賞しました。さらに、2018年には、本作『グレイテスト・ショーマン』の主題歌「This Is me」が、第75回のゴールデン・グローブ賞で最優秀主題歌賞を受賞。来る3月4日(現地時間)に開催される第90回アカデミー賞の主題歌賞にもノミネートされました!30代前半の若さで映画界と演劇界の最高峰を極めた彼らが、『レ・ミゼラブル』でも美声を披露したヒュー・ジャクマンとタッグを組み、完成させたのが本作『グレイテスト・ショーマン』です!◼︎『グレイテスト・ショーマン』ストーリー19世紀半ばのアメリカ。商人の息子として幼い頃から働くP.T.バーナム(ヒュー・ジャックマン)は、出入りをしていた名家の娘で、幼馴染のチャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)と恋に落ちる。大人になり、親の反対を押し切って、貧しいバーナムの妻となってくれたチャリティを幸せにすることを誓ったバーナムは、勤めていた会社の倒産を機に博物館をオープンするが、なかなか客足が伸びずに苦戦していた。そんなある日、チャリティとの間に生まれたふたりの娘たちから「生きているモノを置かないと」とアドバイスを受けたバーナムは、個性的な容姿を持ち、才能に恵まれながらも、社会から阻害されている人々をパフォーマーとして迎え入れるショーを考案し、大ヒットさせる。だが、バーナムの型破りのショーには、根強い反対派も存在していた。裕福になっても社会から認められない状況に頭を悩ませたバーナムは、上流階級出身で、ロンドンのステージで大成功した興行師のフィリップ(ザック・エフロン)を相棒に招き入れ、イギリスのヴィクトリア女王に謁見するチャンスを得る。パフォーマーのレティ(キアラ・セトル)たちを連れて女王に謁見したバーナムは、そこで美貌のオペラ歌手ジェニー・リンド(レベッカ・ファガーソン)と出会う。彼女の公演をアメリカで成功させれば、一流のプロモーターとして世間から一目置かれる存在になれると考え、自分と一緒にアメリカ・ツアーを行うよう、彼女を口説き落とすのだった。一方、フィリップは、ショーの一座の花形・アン(ゼンデイヤ)との身分違いの恋に悩みながらも、彼女にどんどん惹かれていく自分を抑えきれずにいた。全てがうまくいくと思えた矢先、これまで築き上げてきたすべてを失いかねない事件が起こり……。◼︎もうひとつの見どころ:空中のロマンス『グレイテスト・ショーマン』の大半は、P.T.バーナムの人生が元となっていますが、ふたりの架空の人物によって、本作にはさらなる彩りが加えられています。ザック・エフロン演じる興行師フィリップ・カーライルと、ゼンデイヤが演じるピンク色の髪をした空中ブランコ乗りのアン・ウィラーです。上流階級出身のフィリップと、彼と肌の色の違うアンの恋は、フィリップの両親や周囲から反対されてしまいます。アメリカの異人種の恋人たちが直面してきた障害を真っ向からとらえたラブ・ストーリーは、ふたりが空中を舞いながら披露するデュエット曲「Rewrite The Stars」によって、映画史に残るロマンティックなミュージカル・シーンに仕上がっています。オープニング&エンディングで流れる「The Greatest Show」を始め、全9曲の楽曲が心に残って離れない本作。ヒュー・ジャックマンはもちろん、「ハイスクール・ミュージカル」シリーズや、『ヘアスプレー』で注目を集めたザック・エフロンの歌声を久しぶりに堪能できるのもうれしいところです。誰もが楽しめる王道のミュージカル『グレイテスト・ショーマン』は2/16(金)より全国公開です。ぜひ、劇場でお楽しみください!◼︎『グレイテスト・ショーマン』公開情報『グレイテスト・ショーマン』2月16日(金)全国ロードショー監督:マイケル・グレイシー楽曲:ベンジ・パセック&ジャスティン・ポール出演:ヒュー・ジャックマン『X-メン』『レ・ミゼラブル』、ザック・エフロン「ハイスクール・ミュージカル」『ヘアスプレー』、ミシェル・ウィリアムズ『ブロークバック・マウンテン』『マンcsター・バイ・ザ・シー』配給:20世紀フォックス映画上映時間:105分公式サイト: Twentieth Century Fox Film Corporation
2018年02月15日『レ・ミゼラブル』のヒュー・ジャックマンと『ラ・ラ・ランド』の音楽チームが贈る『グレイテスト・ショーマン』。来週に、主人公P.T.バーナムを演じたヒューとレティ役キアラ・セトルの来日も控える本作から、サントラ収録の楽曲「Never Enough」を贅沢に活用したエモーショナルな特別映像が到着した。本作の主人公バーナムは、19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師。妻・チャリティへの一途な愛を糧に夢を追いかけた彼は、差別や偏見の中で立ち尽くしていたエンタテイナーたちにスターになれる場所を提供し、エポックメーキングなショーを創造したことで知られている。「特権階級の世界で暮らしていたチャリティが、多くを持っていないバーナムと一緒にいたいと思ったのは、彼がお金では買えないもの、つまり“想像力”を持っていたからだ。チャリティがバーナムの目で世界を観ると、そこは魔法にかかった場所になる」とマイケル・グレイシー監督は語る。到着した映像でも、想像力を駆使して子どもたちに“魔法”をかけているバーナムの姿にチャリティが惚れこんでいることが伝わってくる。ヒューもまた「一番気に入っているのは、危険を冒しても自分の夢を追いかけ、想像力を発揮すれば、人は素晴らしいことを達成できるという考えだ」と、バーナムの成功の鍵は想像力にあることを明かす。主人公を取り巻く成功を支えた妻と女性スター歌手の存在…映像では、内助の功でバーナムの成功を支えたチャリティ(ミシェル・ウィリアムズ)だけでなく、バーナムを取り巻くもう1人の女性、世界的なスーパースターのジェニー・リンド(レベッカ・ファーガソン)の姿も映し出す。驚異のソプラノでヨーロッパでは人気を博していたものの、アメリカでは無名だった彼女は、バーナムのプロモーションにより、現在でいえばレディー・ガガに匹敵するほどの有名人になっていく。映像全編に流れる、リンドが圧巻の歌声で魅了する楽曲「Never Enough」は、バーナムに対する“誘惑的な思い”を込めて熱唱する曲でもあり、この曲を聞けばリンドのバーナムへの気持ちが容易に想像できる。そんな楽曲に乗って描かれる映像では、チャリティがバーナムと暮らす家を出て行くシーンや、バーナムの型破りなショーに反対する根強い反対派の抗議なども映され、単なるサクセスストーリーではない物語の深さが垣間見えてくる。また、バーナムだけでなく、ザック・エフロン演じるバーナムの若き相棒フィリップとゼンデイヤ演じるバーナム一座のスター・アンとの恋愛にも触れられており、さまざまな人間模様に期待が高まる映像となっている。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年02月09日ヒュー・ジャックマン出演のミュージカル・エンターテインメント『グレイテスト・ショーマン』と、よしもとクリエイティブ・エージェンシーとのビッグプロジェクト「グレイテスト・よしもと・ショーマン」の特別映像が、このほど公開された。「チュートリアル」の徳井義実を団長として結成されたこの「グレイテスト・よしもと・ショーマン」は、「トレンディエンジェル」、「尼神インター」、「南海キャンディーズ」しずちゃん、椿鬼奴、「ジャルジャル」、「マテンロウ」、「しずる」、そして「ピスタチオ」が、ゴールデン・グローブ賞主題歌賞受賞楽曲「This Is Me」に込められた、“ありのままの自分で生きよう”というメッセージを体現すべく集結。映像では、団長をはじめとする団員たちが撮影場所のYouTube Space Tokyoへ入ってくる様子から始まり、汗だくになりながらの練習を経て、深夜に及ぶまで40~50テイク撮影したというバーナム一座に負けない見事なダンスを披露。バーナム役のヒューが「本作は人々の胸をいっぱいにしてくれ、人は立ち上がって笑顔になり元気いっぱいになるだろう。この世に生まれたことを誇りに思えるような映画だ」と表現する言葉を裏付けるように、団員たちの笑顔が印象的で、ひとりひとりオンリーワンの個性を輝かせている。また、ミュージカルはちょっと苦手なジャンルだと言う徳井さんだが、「この映画は『ラ・ラ・ランド』と同じようにストーリーもシンプルで本当に見やすい作品です。だから、演出が際立っていると思います。気づいたら3~4回泣いていました」と本作を絶賛。団員たちは、「私たち芸人もいろいろなコンプレックスを持っていることが多いのですが、それを笑いに上手く使える方法が見つかったとき、一気に人生が変わるんです。ユニークな人物が数多く出てくるこの映画にとても共感しました」(しずちゃん)、「僕も石を投げられていた頃がありましたが、それを跳ね返すのは才能しかないことを思い出しました」(斎藤司)とコメントしている。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月05日元CIA工作員という異色の経歴を持つジェイソン・マシューズの小説を原作に、フランシス・ローレンス監督×ジェニファー・ローレンスが再タッグを組んだ『レッド・スパロー』。この度、ジェニファー演じる謎めいたヒロインの姿が明らかになる予告編と、ジェニファーがこちらを見つめている刺激的な展開を予感させるポスタービジュアルが公開された。今回公開されたのは、ジェニファー演じるドミニカが、母の治療のためにある男を誘い、そこで起こった出来事を誰かに説明する様子から始まる予告編。雪の中のランニングや射撃など、訓練と思われる様子が映し出されるほか、セクシーでパワフルなジェニファーが確認できる。「原作を読んでとても気に入ったことを覚えている。“ジェンならやれる”、“ジェン以外に考えられない”と思ったが、彼女がこういった“強烈な内容”を受け入れるかちょっと心配だった」とローレンス監督が当時をふり返っているように、際どい役どころなドミニカ。今回の映像からも、身体を張った演技を魅せていることが分かる。またジェニファー以外にも、CIA捜査官ナッシュ役のジョエル・エドガートン、ジェレミー・アイアンズ、マティアス・スーナールツらも登場している。『レッド・スパロー』は3月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年02月02日若くしてアカデミー主演女優賞を獲得した演技派女優のジェニファー・ローレンスが、アカデミー賞と対極にあるゴールデンラズベリー賞に初めてノミネートされた。『MOTHER!』の演技で最低主演女優賞の候補に挙がっている。通称“ラジー賞”と呼ばれるこの賞は、毎年アカデミー賞の前日に行われる授賞式で2017年の最低な作品、監督、俳優などを発表する。賞の意味合いからトロフィーを受け取りにくる受賞者はほぼ皆無だが、過去にはハル・ベリーやサンドラ・ブロックが授賞式に出席し、トロフィーを受け取った。主なノミネーションは以下の通り。最低作品賞『ベイウォッチ』『絵文字の国のジーン』『フィフティ・シェイズ・ダーカー』『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』『トランスフォーマー/最後の騎士王』最低監督賞ダーレン・アロノフスキー 『MOTHER!』(原題)マイケル・ベイ 『トランスフォーマー/最後の騎士王』ジェームズ・フォーリー 『フィフティ・シェイズ・ダーカー』アレックス・カーツマン 『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』トニー・レオンディス 『絵文字の国のジーン』最低主演男優賞トム・クルーズ 『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』ジョニー・デップ 『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』ジェイミー・ドーナン 『フィフティ・シェイズ・ダーカー』ザック・エフロン 『ベイウォッチ』マーク・ウォールバーグ 『トランスフォーマー/最後の騎士王』『パパVS新しいパパ 2』最低助演男優賞ハビエル・バルデム 『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』『MOTHER!』(原題)ラッセル・クロウ 『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』ジョシュ・デュアメル 『トランスフォーマー/最後の騎士王』メル・ギブソン 『パパVS新しいパパ 2』(原題)アンソニー・ホプキンス 『アウトバーン』『トランスフォーマー/最後の騎士王』最低主演女優賞キャサリン・ハイグル 『アンフォゲッタブル』)ダコタ・ジョンソン 『フィフティ・シェイズ・ダーカー』ジェニファー・ローレンス 『MOTHER!』(原題)タイラー・ペリー 『Boo 2! A Madea Halloween』(原題)エマ・ワトソン 『ザ・サークル』最低助演女優賞キム・ベイシンガー 『フィフティ・シェイズ・ダーカー』ソフィア・ブテラ 『ザ・マミー 呪われた砂漠の王女』ローラ・ハドック 『トランスフォーマー/最後の騎士王』ゴールディ・ホーン 『クレイジー・バカンス ツイてない女たちの南国旅行』スーザン・サランドン 『バッド・ママのクリスマス』(Hiromi Kaku)
2018年01月23日19世紀を舞台に送るオリジナルのミュージカル・エンターテインメント『グレイテスト・ショーマン』。このほど、本作で主演を務めるヒュー・ジャックマンと、劇中でゴールデン・グローブ賞主題歌賞受賞の「This Is Me」を歌い上げるキアラ・セトルが2月に来日することが決定。ヒューが本作についてたっぷりと語るインタビュー映像も到着した。『レ・ミゼラブル』の熱唱で世界を泣かせたヒューが、『ラ・ラ・ランド』でアカデミー賞を受賞した音楽チームとコンビを組んで完成させた本作。ヒューが演じたのは、19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師P.T.バーナム。差別や偏見の中で立ち尽くしていた才能あふれる者たちにスターになれる場所を提供し、エポックメーキングなショーを創造したことで知られている。ヒュー・ジャックマン「みなさんが、ミュージカルが大好きなことを知っているよ」昨年の『LOGAN/ローガン』のプロモーション以来、約9か月ぶりの来日となるヒューからは、「日本のみなさんが、ミュージカルが大好きなことを知っているよ。本作を観た後は、必ず笑顔になれることを保証できるから、きっと日本のみなさんにも気に入ってもらえると思うよ。本当に来日が楽しみだ!」と、親日家の顔をのぞかせながら本作への自信を見せてコメント。また、彼と共に来日するのは、バーナムの一座で人気を博すパフォーマーで、「This Is Me」(これが私!)と主張できる自分を獲得していくレティを演じるキアラ・セトル。『ラ・ラ・ランド』で昨年のアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞受賞を果たしたベンジ・パセックとジャスティン・ポールのコンビが、ゴールデン・グローブ賞主題歌賞2年連続で受賞した楽曲「This Is Me」を、劇中ではセトルが圧巻の歌声を響かせながら力強く披露する。「Hands on a Hardbody」でブロードウェイに旋風を巻き起こし、2013年トニー賞にもノミネートされたセトルについて、パセックは「彼女のことはずっと大好きでずっと尊敬していた女優だ。あんなにスキルとハートを持った人に歌ってもらえて作詞家人生の中で一番感動的な体験だったよ」と絶賛。「キアラが『This Is Me』を歌った瞬間に歌がぐっと持ち上がったんだ」とも語っている。「This Is Me」(これが私!)はいまの時代に響く応援ソング到着した映像で、ヒューが「聞いた瞬間に“絶対にヒットする。自分が歌いたい”と思った」と述懐する「This Is Me」は、“外見や地位がどうであれ、ありのままの自分らしく生きようとする気持ちがあなたを輝がやかせる”という、バーナムがショーを通して観客に投げかけたメッセージを反映させたもの。多様性を認め合ういまの時代を生きる私たちにとっても、唯一無二の応援歌になるはずだ。今回来日するヒューとセトルは、2月13日(火)に作品の世界観をイメージした大規模なレッドカーペットイベントへの参加を予定している。「オリジナルのミュージカルが作られるのは23年ぶりなんだよ。皮肉なことに僕らと同じ時期に『ラ・ラ・ランド』もゴーサインが出ている。だけど僕らの作品には、3倍の予算がかかっているんだ。スタジオにとっては、すごいリスクだ」とヒュー。「ほかと違うことをやったバーナムから、ほかと同じことはやるな、違うことをやれと教えられたんだ」とヒューが話すように、オリジナルのミュージカルのヒットが難しいといわれている時代に、本作にはバーナムの精神がしっかりと息づいていることをヒューは明かしている。自身もゴールデン・グローブ賞主演男優賞にノミネートされたヒューが自信作を引っさげ、大好きな日本の地で何を語るのか?また、キアラの圧巻の歌声は日本中に響き渡るのか、期待していて。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2018年01月23日東京・東神田にあるギャラリーのタロウナス(TARO NASU)では、タイポグラフィによる作品制作で知られるローレンス・ウィナー(Lawrence Weiner)の作品展「WATER & SOME OF ITS FORMS」を、1月13日から2月10日まで開催している。"LEFT IN A CLEFT OF A TREE”© 2017 Lawrence Weiner / ARS, New York / JASPAR, Tokyo, Courtesy of TARO NASUローレンス・ウィナーはニューヨークを拠点に制作活動をしている。60年代から一貫して自身の芸術を「インフォメーション」と称し、言語や記号、それらが喚起する想像力に関心を寄せてきた。今回発表される新作は、水、塩水、淡水、中性子、黒鉛といった単語と、それらを関係付ける文や記号、図形などによって成り立っている。また本展では、ウィナーが用意した英語のテキストに対して画廊側が複数の日本語訳を用意し、翻訳のニュアンスに踏み込んだディスカッションの結果、彼が日本語訳を選択するというやり方で作品が完成。言葉と文字が容器となって運ぶ意味や心象の、翻訳しようとしてもしきれない何かこそが、文化の本質であるというウィナーの確信が、こうした制作を生んだといえる。【イベント情報】「WATER & SOME OF ITS FORMS」会期:1月13日〜2月10日会場:TARO NASU住所:東京都千代田区東神田1-2-11時間:10:00~18:00休廊日:日曜月曜祝日
2018年01月18日ヒュー・ジャックマンと『ラ・ラ・ランド』の製作チームが贈る、ミュージカル・エンタテインメント作品『グレイテスト・ショーマン』。この度、ヒューの愛娘が痛烈な一言を放ったというエピソードがシネマカフェに到着した。夢と愛に生きた、伝説のエンターテイナーの映画史上最高にロマンティックな一途な愛と、ドラマティックな人生を描いた本作。ヒューが本作で演じるのは、19世紀半ばのアメリカでショービジネスの原点を築いた伝説の興行師P.T.バーナム。妻への一途な愛を糧に夢を追いかけた彼は、差別や偏見の中で立ち尽くしていたエンタテイナーたちにスターになれる場所を提供し、エポックメーキングなショーを創造したことで知られている。ヒュー・ジャックマン、ドクターストップを無視し傷口開くヒューをはじめ、歌やダンスの実力にも定評があるスターが集結し、劇中で披露している本作。しかし、小さな外科手術を受けた後、ヒューは一時的に医師から歌うことを禁じられていたのだが、「リハーサルの初日、見ているだけというのは拷問以外の何物でもなかった。そして、最後の曲になったとき、“始まりの部分だけ歌おう”と思った。そして、歌い始めて気づいたら全曲を歌ってしまい、突然傷口が開いた」と明かす。当然、医師には激怒されたようだが、「それほど本作の音楽は人に影響を与えるものなんだ」と、自身の身が危険にさらされても歌いたくなる音楽であると語る。愛娘から「口パクやれば?」と一言! しかし…また、音楽の全てのバージョンを自身の子どもたちに聞かせたというヒュー。愛娘に「FROM NOW ON」をレコーディングすると伝えると、「レコーディングするってどういうことよ!彼に歌わせるべきよ。パパは、口パクやれば?」と、なんと『レ・ミゼラブル』以来2度目のゴールデン・グローブ賞の栄冠を目指すヒューの歌声よりも、デモシンガーの歌声を気に入ってしまい痛烈な一言を浴びせたよう。しかし、最終的にヒューがレコーディングしたものを聴かせると、「パパ、やっぱりいいわ!パパが歌うべきね」と言われたと明かし、辛口ご意見番を納得させたと胸をなでおろした。さらに完成した作品も観せたようで、「“気を悪くしないでね…この映画はいままでのパパの映画で群を抜いて最高よ”って言われたんだ」と喜んだ。ヒューの歌声はもちろん、「最近は3、4曲飛び抜けた音楽があると素晴らしいって人は賞賛しがちだけど、この作品に関しては本当に全ての曲が傑出している。2番手に当たる歌が存在しないんだ」とヒューが絶賛する本作の音楽に益々期待が高まるばかりだ。『グレイテスト・ショーマン』は2月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月10日クリスマスイブの24日(現地時間)、ジェニファー・ローレンスが故郷ケンタッキー州のルイビルにある小児病院を訪問した。訪問先の「ノートン・チルドレン・ホスピタル」がインスタグラムにジェニファーの訪問の様子を収めた写真と感謝のコメントを掲載している。「今日、ルイビル出身のジェニファーがノートン・チルドレン・ホスピタルの患者や家族、スタッフに会いにきてくれました。毎年クリスマスに病院を訪問することがジェニファーの伝統になってきていますね。ありがとう、ジェニファー!あなたのおかげでみんなが笑顔よ」。写真には黒のトップスにグレーのフランネルシャツを羽織ったラフでカジュアルなファッションに、ほぼノーメイクのジェニファーが写っている。ジェニファーは2013年からクリスマス時期にこの病院を訪問しており、今年で5回目。クリスマスを家で過ごせない闘病中の子どもたちや家族を見舞い、笑顔を届けている。昨年は同病院に約2憶2千万円を寄付し、子どもたちのために心臓疾患集中治療室を設置した。ここでは心臓移植などの心臓手術後の患者、心不全などで集中的なケアが必要な患者が治療を受けられる。また、患者の家族のためのベッドも14床用意されたという。(Hiromi Kaku)
2017年12月26日ヒュー・ジャックマンが『ラ・ラ・ランド』の音楽チームとコンビを組んで完成させた、映画史に残るゴージャスでスペクタクルなミュージカル・エンターテインメント『グレイテスト・ショーマン』。この度、第75回ゴールデングローブ賞3部門にノミネートされた本作の“生パフォーマンス”映像が公開された。今回到着した映像は、米フォックスの「A Christmas Story LIVE」の生放送中に初めての試みとして放送された、ライブの映画コマーシャル。ワーナー・ブラザースのバックロットにある、ニューヨーク・ストリートを使って屋外で行われたこの撮影。ヒュー演じるバーナムを筆頭に、その相棒フィリップ(ザック・エフロン)、フィリップと当時の禁断の恋に落ちるエンターテイナーのアン(ゼンデイヤ)、ショーのなかでスポットライトを浴びることで“This is me(これが私)”と主張できる自分を獲得することになるレティ(キアラ・セトル)が集結!またマイケル・グレイシー監督と、LIVEディレクターのベス・マッカーシー・ミラーが共に監督した。映像では、まるでブロードウェイ・ミュージカルのような、力強い歌声と息ピッタリな4人のダンス姿が確認できる。また、子どもから大人まで、大勢の人たちの揃ったダンスは圧巻だ。ヒューは本作について「我々は、観客が席に着いたときよりも上機嫌で劇場を出てほしいんだ。『グレイテスト・ショーマン』はまさに人生に対してハッピーになれる映画だ」と語っているように、この映像だけでも気分がアガること間違いなし。パフォーマンスに使われたのは、「COME ALIVE」というショービジネスを始めるP.T.バーナムの夢と希望が詰まった楽曲。2016年度のアカデミー賞主題歌賞を受賞し、世界中から注目を集めたジャスティン・ポールは、「バーナムが自分の気持ちを他の人に伝えたいと思ったときの曲だと考えた。彼がこの曲をパフォーマーたちに伝えると、パフォーマーたちはそれを観客に伝え、観客は友人や家族へと伝えていく。こういうことを歌でやるのは楽しかったよ」と明かしている。『グレイテスト・ショーマン』は2018年2月16日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月26日サカイ(sacai)の2018年春夏メンズ、プレスプリングコレクションから、ミニマル・ポスト・ミニマル・コンセプチュアル・アートの創始者である、ローレンス・ワイナー(Lawrence Weiner)のタイポグラフィー・アートワークを取り入れたアイテムが12月下旬より発売される。ある人にとっては意味をなし、またある人にとっては抽象的な単語の組み合わせである「Stasis as to vector. All in due course」ロゴを使用し、レディトゥウェアからシューズ、バッグ、ハットまで展開する。 「Bag」オフホワイト(13万3,000円)ウィメンズより「Long Socks」(4,800円)、「Sandals」(4万2,000円)の2種、ユニセックスより「Cap」(2万4,000円)、「Hat」(3万1,000円)、「Short Socks」(3,700円)、「Bag」(13万3,000円)の4種がラインアップ。全ての商品がブラックとオフホワイトの2色展開。なお、取り扱いは青山の旗艦店と、ドーバー ストリート マーケット ギンザ(DOVER STREET MARKET GINZA)、伊勢丹新宿店、銀座三越店、阪急うめだ本店、伊勢丹新宿メンズ館にて。
2017年12月18日ジョン ローレンス サリバン(JOHN LAWRENCE SULLIVAN)とヨシコクリエーション(YOSHiKO CREATiON)のコラボレーションから、クリスマスシーズンに向けた新作アクセサリーが、12月16日に発売。遊び心のあるフォルムと存在感のある定番ラインに加え、2018年春夏の新作2点が登場。ジョン ローレンス サリバンというブランドをギャラリーに見立て、その中に並ぶ“ミニマルで先進的、そして開発的なジュエリー”というコンセプトを元に展開される。新作アクセサリーの登場にあわせて“身体や服という固定されないソフトスカルプチャーに対し、持続されない、常に新しい動きと形をもたらすジュエリー”をコンセプトに、初めて撮りおろしたビジュアル作品も公開。ディレクターはヨシコクリエーションのYOSHIKO KAJITANI、フォトグラファーはDOUBLEONE managementのNORIAKI FUKUSHIMA。DIRECTOR: YOSHIKO KAJITANI (YOSHiKO CREATiON)PHOTOGRAPHER: NORIAKI FUKUSHIMA (DOUBLEONE management)
2017年12月15日全世界で空前のメガヒットを記録した人気シリーズ『ハンガー・ゲーム』のフランシス・ローレンス監督が、ジェニファー・ローレンスと再びタッグを組んだ映画『レッド・スパロー』。先日、日本公開が決定していた本作だが、この度初日公開日が来年3月30日(金)に決定し、あわせて場面写真も到着した。本作は、元CIA工作員という異色の経歴を持つジェイソン・マシューズによる同名小説を映画化したもの。事故によりバレリーナの道を絶たれてしまったドミニカは、母を守るために自分の意に反し、ロシア政府が極秘裏に組織した諜報機関の女スパイ“スパロー”になり、CIA捜査官ナッシュに近づくミッションを与えられるが、2人は惹かれ合いながらも騙し合いの連鎖へと陥る、欲望・策略・裏切りが渦巻く予測不能のスパイ・アクション作品だ。到着した場面写真では、オスカー女優のジェニファー演じるドミニカと、ジョエル・エドガートン演じるナッシュの姿が写し出されており、その妖艶な魅力でナッシュを悩殺する様子が伺える。ローレンス監督は、「理屈抜きで必要に迫られた人が、信じられないような状況に陥るというストーリーに惹かれた。なぜなら、観客が主人公の気持ちになって想像力を膨らませるのは良いことだと思うから。このストーリーは、感情に訴えるんだ」と今作は誰もが共感できるストーリーだと明かす。また、原作者のマシューズについて「彼と彼の奥さんは、CIAのスパイとして活躍し世界を飛び回っていた。2人は走っている車から飛び降りるとか、80年代に潜入者を見つけようとしたこととか、信じられないようなクレイジーな話をしてくれた」と話している。『レッド・スパロー』は2018年3月30日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2017年12月14日