今年2月に惜しまれつつ閉店した東京・世田谷のテレビスタジオ・東京メディアシティ(TMC)内のカフェ「今昔庵(こんじゃくあん)」が、新店オープンに向けて準備を進めている。多くの芸能人や業界関係者に親しまれたマスターの福田起弘氏も、再びホールに立つ予定だ。そんなマスターに、生まれ変わる今昔庵への意気込みや、あらためて旧今昔庵への思いなどを聞いた――。オーナーである井上博之氏によると、新生今昔庵はまず、横浜・みなとみらい地区にオープン予定。従来のカフェ&レストランに加え、焼き肉(2店舗)、鉄板焼き、海鮮料理も今昔庵ブランドで開設するほか、漢方ブティック、バストケアのエステと、1つの建物で7店舗を展開し、高級車による送迎サービスも計画しているという。井上氏は、建設業や不動産業など複数の会社を経営する実業家で、今昔庵の事業を一気に拡大させる考えだ。マスターは、カフェ&レストランをメインに見ながら、他の店舗も統括店長として担当。TMC時代は、白のワイシャツを腕まくりし、胸ポケットにたくさんのボールペンを入れるスタイルでおなじみだったが、新店舗ではバージョンアップし、半袖ながらタキシードを着用、その胸にはやはりボールペンを差すという。カフェ&レストランのメニューは、名物の今昔庵オムライス、木村拓哉が愛したナポリタンをはじめ、豚の生姜焼き、バナナジュースなど、従来のものを継続。調理スタッフは代わるそうだが、マスターがレシピを伝授し、味は守られるそうだ。そんな定番に加え、観光客も意識して、ふわふわのかき氷、パンケーキといった流行りのメニューも導入するとしている。店舗面積は、カフェ&レストランだけで以前の約4倍になる見込み。これまでホールはマスター1人で仕切っていたが、従業員も大幅に増えることになる。マスターを前面にアピールする内装にして、TMCでの閉店時に脚本家の三谷幸喜からプレゼントされた似顔絵をはじめ、多くの有名人からもらった思い出の品も飾る予定だという。この急激な環境変化に、マスターは「スゴすぎるよね(笑)。個人でやってたのに、いきなりホテルの総支配人になるようなものだもん」と苦笑い。親しい客が来店すると、席にやってきて雑談しながら接客してくれていたが、今後は一般客がメインのターゲットになることから、「今までのようにやりたいけど、どこまでできるかが課題だよね」と悩ましい。みなとみらいの後には、年内に東京・青山にも店舗をオープンする予定で、マスターはこちらの専属になるという。立地的にも、今まで親しんだ芸能人や業界関係者は、より訪れやすくなりそうだ。TMCの閉店後、マスターは、BSスカパー!『田村淳の地上波ではダメ!絶対!』(2月28日)、フジテレビ『ENGEIグランドスラムLIVE』(3月30日)と番組出演。『ENGEI』では、マスターの扮装をした次長課長の河本準一とともに随所に登場し、エンディングではテンションが上りすぎた爆笑問題の太田光が転倒するハプニングもあったが、マスターは「太田くんは2人が漫才を披露する前に舞台裏で顔を合わせたんだけど、その時からいつも以上にテンションが上ってて、エンディングで(石橋)貴明が入ってきたから余計に盛り上がっちゃったんだよね」と、興奮のスタジオを振り返る。マスターも、最後にお祝いのケーキに顔を突っ込むなど体を張っていたが、「あれは全然想定外(笑)。じゅんじゅん(河本)に背中押されて、あの状態になっちゃったからしょうがないやと思って(笑)」と、自身もかなりハイテンションになっていたようだ。こうしたテレビ出演はあったものの、旧店舗閉店後はほとんど自宅待機状態だそう。それでも、「出かけた帰り道の途中で渋谷の人混みをプラプラ歩くと、業界の関係者から声をかけられることもありました。この前も、ハチ公前で街頭インタビューを受けたよ(笑)」と明かす。一方、TMCの今昔庵がなくなってしまったことで、「ルーティーンで使ってた人たちには、場所を提供できなくなったので申し訳ない」という思いも。「浜ちゃん(浜田雅功)はスタジオに来たらうちに入って打ち合わせして、一段落したら楽屋は着替えに行くだけだったのが、今はずっと楽屋にいるっていうし。TMCのそばに住んでるから、タレントさんのマネージャーさんに会うと『早く復活できなの?』と言ってくれる。そういう話を聞くとつらいよね」と本音を漏らした。新しい店舗は「一般の方がメインになるけど、その中でも今までの雰囲気でやりたいと思うので、(木村)拓哉とかもまた来てほしいね。(TMCの)閉店前に櫻井(翔)も来て『寂しいじゃんかよ』って言ってくれたから、番組のロケでも来てくれたら場所を提供したいね」と、交流のあったタレントたちの来店を期待していた。新店舗の詳細は、開設される専用サイトで公開される予定だという。TMCの今昔庵は、立ち退きという形で閉店となってしまったが、オーナーの井上氏は「こちらに非はないと思っていますが、福田がやってきた27年間を終わりにしてしまったのは申し訳ないと思ってるので、力を入れて新しい店舗を作ります」と意気込んでいる。
2019年05月21日東京・世田谷のテレビスタジオ・東京メディアシティ(TMC)内にあるカフェ「今昔庵(こんじゃくあん)」が、多くの芸能人や業界関係者に惜しまれながら閉店し、約27年の歴史に幕を下ろした。今昔庵を愛してきた脚本家の三谷幸喜氏は、最後の営業日と思って8日朝に駆けつけたが、実際には告知された前日の7日で閉店したため、名物マスターの福田起弘さんに会うことができなかった。連ドラの脚本家デビュー作『振り返れば奴がいる』(93年、フジテレビ)や、『古畑任三郎』(94~06年、同)など、TMCで撮影された多くの作品を手がけてきた三谷氏に話を聞くと、「(今昔庵には)駆け出しの頃からずっとお世話になってました」と回想。「マスターは、いつもいろいろお話してくださったり、タレントさんの入りとか(収録の)何分押しとか教えてくださって(笑)。あんまりドラマ書かなくなってからたまに仕事で来ると、2~3年ぶりにお会いするんですけど、昨日会ったかのように『あぁどうも!』みたいな感じで接してくださいました」と、気軽に話しかけてきてくれたそうだ。それだけに、閉店を聞いて「ビックリしましたね。ずっとあるものだと思ってました」「渋谷からハチ公の銅像がなくなるのと同じくらいの衝撃が走りますね」と、驚きを表現。最後の営業日に、マスターへ「手土産と、似顔絵を描いて持ってきたんです」というが、残念ながら会えなかったため、「来ることがあったらお渡ししてくださると言うので」と、TMCの警備室に預けていた。そんな長年の仲のマスターだったが、「名前は福田さんでしたっけ? 今回の(閉店の)記事で知ったくらいなんで、ずっとそういう距離で何十年も接してたんです。ご家族もいらっしゃのか分からない」という関係性。「誰も人となりを知らないっていうマイナーの極致みたいな方が、こんなメジャーな場所の入口にいらっしゃるというのが本当に面白いなと思います」と不思議な存在感を評し、「マスターをモデルにした役はどうでしょうか?」と聞いてみると、「いいですね」とニヤついた。この日は、閉店の強制執行を行う関係者が店を囲んでおり、三谷氏は「来ると(マスターは)いつもおひとりでいらしゃって、『お疲れさまでした』みたいな感じだったので、いい雰囲気でお別れできるのかなと思ったんですけど、物々しい雰囲気で…」と困惑。「ここに来る人は、マスターのことみんな大好きですから。本当に残念です」と、あらためて閉店を惜しんだ。
2019年02月08日オニツカタイガー(Onitsuka Tiger)は、日本の伝統工芸技術を用いて表現するアーティスト・西形彩庵とコラボレーションした「メキシコ ミッド ランナー デラックス(MEXICO MID RUNNER DELUXE)」を、1月26日からオニツカタイガー表参道店限定で発売する。ブランドを代表するロングセラーである「MEXICO Mid Runner」をベースに、くるぶし周りのパーツに西形らしい行庵手織のファブリックを採用した「メキシコ ミッド ランナー デラックス」(3万8,000円)。ファブリックの縦糸は草木から抽出した液体でさまざまな色に染めた糸と、金糸銀糸で構成。クラシックでファッショナブルな表情を見せてくれる一足となっている。カラーは近未来をイメージしたシルバーと、昔から日本で高貴な色とされてきた紫の2パターンを採用。優しさを表現するために、強めの紫ではなく、ソフトなラベンダーをチョイスしている。どちらのカラーも、カジュアルなスタイルはもちろん、クラシックで上品な印象の着こなしにもマッチし、足元の程よいアクセントとなってくれる。伝統と現代を融合したシューズは、新たな年を迎えたばかりのタイミングに履くにふさわしい一足。1月26日から、オニツカタイガー表参道店限定で販売する。
2019年01月17日京都・伏見の「伏見稲荷大社」からほど近い場所にある豆乳スイーツ店「京豆庵(きょうずあん)伏見稲荷店」。ヘルシーフード・大豆を使った豆乳スイーツのこだわりポイントや、おすすめのスイーツメニューをご紹介します。カラダに美味しい豆乳スイーツ「京豆庵 伏見稲荷店」「京豆庵 伏見稲荷店」は、つくり手の顔が見える豆乳スイーツ店です。オープン当初から20年間、“美味しく食べて健康な身体に”をモットーに、国産大豆にこだわった手づくりの豆乳スイーツを提供し続けています。「伏見稲荷大社」のすぐそば「京豆庵 伏見稲荷店」は、京阪「伏見稲荷駅」を降りてすぐ、「伏見稲荷大社」に続く坂道の入り口にあります。日本の観光スポット人気No.1に選ばれた「千本鳥居」が有名な「伏見稲荷大社」から徒歩圏内です。「伏見稲荷大社」は、1300年にわたって人々の信仰を集め続け、「お稲荷さん」と称され親しまれる神社です。そのためお客さまには、ガイドさんや添乗員さんの案内で訪れる観光客やツアー客、修学旅行生も多いのだそう。「京豆庵」の豆乳スイーツができるまで京都に2店舗ある「京豆庵」の豆乳スイーツはどのようにしてできているのでしょうか。品質にこだわった大豆はもちろん、豆乳になる工程にもこだわるからこそ、カラダにやさしい豆乳スイーツが生まれています。低農薬・減化学肥料の「大豆」大豆は、京都近郊の農家さんから仕入れられています。“低農薬・減化学肥料”の環境にこだわった大豆を使用。丁寧に育てられた大豆を使用しているから、安心していただけます。国産大豆を100%使用した「豆乳」大豆を濃い目にすり潰した「生呉(なまご)」を丁寧にじっくり炊き上げ、良質な豆乳をつくりだします。添加物は一切不使用。大豆と水だけを使った“自然に近い”豆乳なのです。3人の匠がつくる「豆乳スイーツ」「京豆庵」の商品は、余計な添加物を加えずに厳選された原材料だけを使って、心を込めてひとつひとつ手づくりされています。大豆をつくる職人・豆乳をつくる職人・豆乳スイーツをつくる職人。3人の匠が最高にこだわって、豆乳スイーツをつくりあげています。逆さにしても落ちない!「お豆腐ソフトクリーム」「京豆庵」の代表商品のお豆腐ソフトクリームはとても濃厚なので、逆さにしても落ちません。お豆腐そのものの風味を感じられるクリームは、もっちり感がありしっとりなめらか。思いきって逆さにして、写真におさめてみてはいかがですか。職人豆腐ミックス大豆丸絞りそのものの「絹ごし豆腐」と茶葉の上品な香りが漂う「京豆庵 伏見稲荷店」限定ソフト「宇治抹茶」の2つの濃厚な味わいを楽しめるソフトクリーム。香気と旨さをぎゅっととじこめた、栄養があるのにヘルシーな店主自慢の一品です。ジェラート+お豆腐ソフトカシス・黒ごまこだわりのお豆腐ソフトクリームをジェラートにのせて、一緒に楽しめる贅沢なコンビ。「むらさきいも」や「杏仁」、「チョコレート」など10種類のフレーバーから、お好みのものをチョイスしてくださいね。最中せんべい豆腐アイスパリパリの渦巻き最中に、もっちり食感のお豆腐ソフトクリームを2種類サンド。「京豆庵 伏見稲荷店」の限定ソフト「宇治抹茶」を「絹ごし豆腐」と合わせた、贅沢なコンビを最中と一緒に楽しめます。こだわりの「プリン」や「ドーナツ」もこだわり豆乳プリン湯葉をつくるように、低温でじっくり時間をかけて大豆のコクと旨みを引き出した「こだわり豆乳プリン」は、とろんとした舌触りがたまらない一品。大切な方への贈りものにもぴったりです。こだわり豆乳ドーナツほおばった瞬間に豆乳の香味が広がる、しっとりふわふわの「こだわり豆乳ドーナツ」。揚げたてそのままの食感が楽しめます。小学生も学校でつくっているのだそう。散策のお供にいかがですか。「畑の肉」といわれる大豆のスイーツを堪能してその小さな一粒に良質なタンパク質が多く含まれる大豆は、「畑の肉」とも呼ばれています。糖質・脂質・カロリー控えめのヘルシーフード・大豆を使った手づくりスイーツを、「京豆庵 伏見稲荷店」で味わってみてくださいね。スポット情報スポット名:京豆庵 伏見稲荷店住所:京都市伏見区深草秡川町16-20電話番号:075-641-1887
2018年11月08日東京のカフェ「キャンバス トウキョウ(CANVAS TOKYO)」と「インク バイ キャンバス トウキョウ(ink. by CANVAS TOKYO)」は、京都・酬恩庵 一休寺と紅葉を楽しむイベント「キャンバス・トゥ・キョウト・イン・イッキュウジ」を2018年11月1日(木)から11月25日(日)まで開催する。また、第2弾として11月16日(金)から25日(日)まで、京都・酬恩庵 一休寺の境内に期間限定カフェをオープンする。京都・酬恩庵 一休寺は、JR東海「そうだKYOTO、いこう」キャンペーンにも選ばれた、人気の観光スポット。秋の季節には、赤く色づいたもみじなど、優美な紅葉を楽しむことができる。第1弾:紅葉を模ったカラードリンク&お団子型ドーナツ第1弾は、東京で秋を楽しめるよう紅葉イメージしたドリンクと和スイーツを提案。「インク バイ キャンバス トウキョウ」人気のカラーラテは、もみじをモチーフにしたコラボレーションデザインにバージョンアップ。まん丸のドーナツを並べた団子型ドーナツは、黒胡麻、抹茶、紫芋、きな粉など和風フレーバーや、ベリーベリーやミルキーなどスイートな味わいで登場する。キャンバス トウキョウでは、抹茶団子ドーナツとほうじ茶ラテのセットも登場。両店舗とも入り口にはオリジナルの暖簾を設置し、都会の真ん中で、秋の京都一休寺の紅葉を疑似体験できる特別な空間を作り出す。第2弾:「おみくじ」付きドリンク&手摘み抹茶のラテ第2弾では、一休寺境内の大雲軒にカフェスペースを設け、オリジナル焙煎の一休寺ブレンドのコーヒーやラテ、一杯ずつ点ててから提供する京都の抹茶農家「孫右ヱ門」の手摘み抹茶を使用した抹茶ラテなどと共に、キャンバス トゥ キョウト限定の和菓子を「もみもみじセット」として数量限定で提供する。店内は、座禅の際に使用するクッションを現代風にアレンジしたZAFU(ざふ)を並べ、創業184年香老舗林龍昇堂のお香を焚くなど、伝統とモダンを融合させた新しいスタイルで空間を演出する。また、ドリンクカップのスリーブには、一休禅師の言葉を添えたオリジナル「おみくじ」を。カップ片手に紅葉と写真を撮るなど、一休寺で秋の紅葉を満喫して。【詳細】「キャンバス トゥ キョウト イン イッキュウジ」■第1弾期間:2018年11月1日(木)~11月25日(日)実施店舗:・キャンバス トウキョウ住所:京都 渋谷区広尾5丁目19-6TEL:03-6432-5700・インク バイ キャンバス トウキョウ住所:東京都渋谷区代官山町11-12 日進ヒルズ代官山1FTEL:03‐6432‐5701<メニュー例>・キャンバス トウキョウCAFÉ LATTE SET 800円+税HOUJICHA LATTE SET 830円+税HOUJICHA CHOCOLATE SET 880円+税・インク バイ キャンバス トウキョウMATCHA SET 1,070円+税BLACK INK SET 920円+税PURPLE MIST SET 850円+税RED VELVET SET 950円+税YELLOW STAR SET 850円+税FLAT WHITE SET 820円+税■第2弾期間:11月16日(金)~25日(日)実施場所:酬恩庵 一休寺住所:京都府京田辺市薪里ノ内102番地拝観料 : 大人 500円(中学生以上)、小人 250円<メニュー例>「もみもみじ セット」・IKKYU COFFEE set 1,100円+税(一休寺オリジナルブレンド)・IKKYU LATTE set 1,200円+税(一休寺オリジナルブレンド)・MATCHA LATTE set 1,400円+税
2018年11月01日JR「北鎌倉駅」から徒歩15分のところにあるカフェ「点心庵(てんしんあん)」。鎌倉の文化を感じられるお店の造りや、自家製にこだわった、おすすめのカフェメニューをご紹介します。「点心庵」で、鎌倉の魅力にふれてみませんか。北鎌倉にある築100年のカフェ「点心庵」禅宗のお寺「建長寺(けんちょうじ)」の敷地内にあるカフェ「点心庵」は、もともと和食やさんだったお店を「建長寺」が引き取って始めました。わびさびが感じられる築100年の建物の店構えから“お高いお店”と思ってしまいそうですが、フレンドリーで明るい店員さんが出迎えてくれてカフェメニューも充実しているので、鎌倉観光で一休みしたくなったときに気軽に立ち寄りやすいお店です。鎌倉の文化にふれる店内“お茶を飲みながら一服できる”がコンセプトの「点心庵」の店内には、随所に「建長寺」の息がふきこまれています。「建長寺」の老師に書いてもらった「書」や、鎌倉在住の陶芸家さんに作ってもらった「お皿」があり、鎌倉やお寺の文化にふれることができます。カフェスペースの奥にはお茶室として利用される「坐禅堂」があり、座禅体験をすることも。円窓からは季節によって移りゆく景色を望めるので、訪れた際にはぜひ覗いてみてくださいね。敷地内でとれた「鎌倉はちみつ」「建長寺」の敷地内には「鎌倉養蜂場」があり、カレーやプリンなどの料理に使われるはちみつは、スタッフのみなさんで収穫する「鎌倉はちみつ」を100%使用しています。「鎌倉はちみつ」は、店頭で購入することも。(小 700円・中 1,300円・ビン 3,200円)「点心庵」だけでしか取り扱いのない、無添加・非加熱・抗生物質不使用の「鎌倉はちみつ」を味わってみて。湘南野菜の鎌倉はちみつカレー新鮮な鎌倉野菜・鎌倉はちみつ・鎌倉のスパイスが入った鎌倉尽くしの「湘南野菜の鎌倉はちみつカレー」。水を一切使わずに乳製品だけで作られているためマイルドな口当たりで、老若男女問わず楽しめる一品です。鎌倉のスパイス専門店「アナン」と共同開発したスパイスは、風味を感じられるけれども強い辛さはなく、カレーにコクをプラスしています。季節によって替わる、色鮮やかな旬のゴロゴロ野菜も食べごたえ抜群。お好みで山椒をかけていただきます。点心庵オリジナル 抹茶パフェ抹茶と黒蜜の2種のかんてんやカボスが入っている「たますいしょう」という和菓子、あんこや栗などがのった「点心庵オリジナル 抹茶パフェ」。お店で挽いた抹茶を「抹茶ジェラート・抹茶白玉・抹茶かんてん」などに使用した自家製のパフェです。表面には庭園の“苔”をイメージした抹茶や、和の趣を感じるミニサイズのかわいらしい“傘”がのっていて、写真映えも抜群。のんびりと庭園を見ながら、優雅なお茶の時間を過ごしてくださいね。北鎌倉で「茶」と「禅」に少しだけふれて“形や作用は異なる「茶道」と「禅道」だが、根本の精神からみれば両者は同じ”という意味をもつ「茶禅一味」。禅宗のお寺にある「点心庵」で、ゆっくりお茶を飲んだり座禅を体験したりすることで、不思議と穏やかな気持ちになれそうです。ほとんど待つことなく入店できる、オープン後の11:00台に訪れるのがおすすめ。北鎌倉を散策する際には、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。スポット情報スポット名:点心庵住所:神奈川県鎌倉市山ノ内7電話番号:0467-55-9350
2018年10月17日扇子の老舗「宮脇賣扇庵(みやわきばいせんあん)」の"シミ竹 京扇子"を販売する「Kyo sensu/ Folding paper fan ─シミ竹 京扇子─」が、「パスザバトン(PASS THE BATON)」全店及びオンラインショップにて開催。2018年7月14日(土)より展開される。1823年に創業して以来、その伝統的な技術を継承しながら、洗練された扇子を作り続けている「宮脇賣扇庵」。「Kyo sensu/ Folding paper fan ─シミ竹 京扇子─」では、そんな「宮脇賣扇庵」の取り組みにより、製造過程で本来はじかれてしまう"シミあり"の竹を骨子に使用した京扇子を販売する。デザインには、キギが手掛けた「パスザバトン」のオリジナルイラストレーションを採用。赤や若草色、淡いブルーなどを使用した、涼し気な4タイプを用意している。また職人によって製造された京扇子には、和紙の絵柄を引き立てるタッセルをひとつひとつあしらった。白い皮ケースもセットとなっているので、デイリーでの持ち運びにも安心だ。【詳細】「Kyo sensu/ Folding paper fan ─シミ竹 京扇子─」発売日:2018年7月14日(土)~販売店舗:パスザバトン 丸の内店・表参道店・京都祇園店・オンラインショップ価格帯:全4種 6,400円+税
2018年07月14日鶏スープ専門のラーメン店北海道・札幌市西区にお店を構える「麺屋 丸鶏庵(メンヤ マルチアン)」。2007年にオープンしてから地域の人に愛され続け、今年で10週年を迎えました。鶏スープを専門とするラーメン店です。丸鶏にこだわったスープ・多方面の意味をもつマルチ・「◯」にこだわる、という3つの丸から「丸鶏庵」と名付けたのだそう。小上がりありなので、家族やグループでも訪れやすい2017年6月、10週年を機に店内をリニューアルしたばかりで、清潔さをうかがえる綺麗な内装です。カウンター席の他、小上がりにテーブル席が2台あるため、家族連れや数名で訪れた際も入りやすくなっています。店内の随所に丸鶏をイメージしたオブジェが飾られているので、待ち時間の間に店内を見渡してみてください。炙り味噌をつかった贅沢な味噌ラーメン濃厚なラーメンが好みの人には、味噌ラーメンがおすすめです。こだわりの鶏白湯スープに、強火のフライパンで炙った味噌を合わせた極上スープを堪能できます。「丸鶏庵」ではスープだけではなく、麺や具材にもこだわっています。トロトロのチャーシューは、継ぎ足しで使っている自家製のたれに漬け込み、味がしっかりと染みた絶品です。もっちりとした食感が楽しい特注の中太縮れ麺は、北海道産の高級小麦・春よ恋を100%使っています。芳醇な小麦の香りが特徴的な春よ恋は、濃厚なスープとも相性がよく、口に運ぶとその風味を楽しめます。お店自慢の人気No1「鶏白湯の塩ラーメン」「丸鶏庵」が自慢する鶏白湯スープは、こだわりの丸鶏を中心にガラやモミジなどを、強火で長時間煮込み白濁させた鶏100%のもの。素材の旨味が濃縮されたスープが絶品と評判で、訪れる人の多くはこの塩ラーメンを注文するという看板商品。濃厚さの中にまろやかな味わいを感じることができ、くどくない絶妙なバランスが素晴らしい逸品です。地域の人に愛される、心も身体も温めるラーメン「丸鶏庵」では濃厚な鶏白湯スープとさっぱりとした鶏清湯スープをつかった2種類のラーメンを提供しています。そのため、小さいお子様から年配の方まで、老若男女に好かれるラーメン店となりました。札幌市営地下鉄東西線「琴似駅」徒歩15分。わざわざ歩いてでも食べに行きたい絶品ラーメンが待っています。是非とも訪れてほしい1軒です。スポット情報スポット名:麺屋 丸鶏庵住所:北海道札幌市西区山の手6-6-2-11電話番号:011-640-3710
2017年12月26日スタイリッシュな空間が魅力の大人の隠れ家「晴庵(せいあん)」は「学芸大学駅」近くにひっそりとお店を構える大人の隠れ家です。外観も店内も白を基調としたスタイリッシュな雰囲気となっています。席数は全部で24席、調理の様子や手さばきを眺めながら食事を楽しめるカウンター席と、グループでの利用も可能なテーブル席を用意。落ち着いた雰囲気の中、おいしい料理とともにゆったりとした時間が流れます。この店でしか味わえない非日常のくつろぎ時間少しだけ非日常を感じられる場所にしたいと考え、スタートしたお店のテーマは「脱・和の和」です。家庭的ともスノッブとも違う、ここでしか味わえない和の雰囲気を楽しんでほしい、そんな思いを込めてお店を展開しています。2003年5月に創業し、2013年の10周年を機に店内を大規模改装し、ますますパワーアップしています。ぜひここでささやかな非日常の食事の時間を過ごしてください。お酒と一緒に味わいたい! 自慢の肴メニュー季節の食材に合わせたお酒と一緒に味わいたい肴がたくさん用意されています。中でもぜひ味わってほしい自慢のおすすめメニューを見ていきましょう。まずは「すだちで和える旬野菜サラダ」です。すだちの爽やかな香りとさっぱりした味を楽しむ一品となっています。旬の野菜のおいしさを味わえます。「桃と生ハムの白和え」も自慢の一品です。白和えとフルーツ? そう思った人はぜひ食べてみてください。意外な組み合わせのおいしさに驚くはずです。このメニューは季節ごとにフルーツが変わる人気の肴となっています。「7種類のお刺身盛り合わせ」で新鮮なおいしさを堪能この店に訪れたら必ず注文してもらいたいのがお刺身です。「晴庵」では、天然ものの海の幸を味わえるのが大きな魅力のひとつとなっています。おすすめなのは「7種類のお刺身盛り合わせ」。早朝一番に仕入れる、その日のおいしいおすすめの鮮魚が7種類も堪能できる人気メニューとなっています。新鮮なお刺身の味わいに、思わずお酒が進んでしまうこと間違いなしです。こだわりの素材で作り上げる「晴庵」ならではの料理使用されているのは、店主自ら市場で見極めた鮮魚や三浦活々水産の朝どれ鮮魚、三浦の契約農家青木農園から仕入れる有機野菜といったこだわりの厳選素材ばかりです。調味料を含め、お店で使用するすべての素材は丁寧に選ばれています。東急東横線「学芸大学駅」から歩いて4分ほどの場所に、お店はあります。おいしいお酒と旬の肴で贅沢な時間を過ごすことができる「晴庵」は、あなたのお気に入りのお店になるはずです。スポット情報スポット名:晴庵住所:東京都目黒区鷹番 3-19-21電話番号:03-3711-0161
2017年10月01日いまや世界をも魅了する人気ロックバンド「ONE OK ROCK」と『シン・ゴジラ』監督の庵野秀明がコラボレーションした新TVCM「ONE OK ROCK × 庵野秀明『Go, Vantage Point.』」が完成、7月30日(日)夜に全国民放地上波にて一斉オンエアされた。CMの舞台はアメリカと日本。朝と夜、雨と晴れなど、全く異なる時間帯や全く異なる場所で「ONE OK ROCK」メンバーと庵野監督が、それぞれ「Honda」のNEW CIVICを運転。“自分の外には自分の知らない感情が無数に存在し、全く矛盾する幸福感を持つ人たちが、隣り合わせに生きている”、そんな世界をCIVICで走りながら、両者が同じタイミングで世の中への問いかけを行っている。そして、世界の人々に対し「自分を、もっともっと連れ出すんだ」と呼びかけ、それぞれ異なる場所へと車を走らせていく――。本TVCMに出演している「ONE OK ROCK」や庵野監督は、「Go, Vantage Point. 自分を、もっともっと連れ出すんだ」という本CMのメッセージや世界観を体現している代表として、今回のコラボレーションが実現。「ONE OK ROCK」は、今年1月にはアルバム「Ambitions」を全世界で同時リリースし、キャリア史上最大規模となる日本全国32公演を回るツアーを開催。現在は各国でAmbitions World Tourを開催中。また、脚本・総監督を務めた『シン・ゴジラ』が大ヒット、各映画賞を席巻した庵野監督は、現在、ファン待望の『シン・エヴァンゲリオン劇場版』を制作中だ。もともと、「ONE OK ROCK」のTakaが自身のインスタグラムに6月1日(木)、「#10969GVP」のハッシュタグを付けナンバープレートの画像を投稿、海外で撮影中であることを報告すると、約13万件の「いいね!」が付き、「意味深すぎる」「何か意味があるの?」などのコメントが相次ぎ、ファンたちをザワつかせていた。さらに6月16日(金)には、渋谷109に屋外広告が出現し、特設サイトにてカウントダウンがスタート。「ONE OK ROCK」と「Honda」は公式SNSアカウントに「#10969GVP」のハッシュタグ付きでこの屋外広告の画像を投稿。「ONE OK ROCK」やTakaさんのインスタグラムには8万~12万件もの反響があり、話題を呼んでいた。今回のTVCMオンエア後も、渋谷や品川の街中や山手線内に、写真家の森山大道氏が「ONE OK ROCK」や庵野監督を撮影して制作したスペシャルグラフィックを展開していく予定という。本CMの放送でSNS上には「庵野さん可愛い!CM出てくれるとか嬉しいわ」「Take what you wantは曲に合いすぎてヤバかった」「めっちゃカッコイイ!!」「これ庵野さんやったんか…」などなど、多くの反響が上がっていた。「ONE OK ROCK × 庵野秀明『Go, Vantage Point.』(60秒)」は全国にて順次オンエア中。(text:cinemacafe.net)
2017年07月31日東京・渋谷宇田川町に、「NEXT STANDARD TEA HOUSE」をテーマにした新しい茶葉店「幻幻庵/ GEN GEN AN」がオープンした。お茶は8世紀ごろに中国(唐)から日本に伝来したと言われており、以後、日本人と日本の文化とともに、今日まで親しまれてきた日本人のソウルドリンクだ。「幻幻庵」とは、江戸時代に煎茶道を広めた “売茶翁(ばいさおう)” が、最後に構えた庵の名から名付けられている。「日本茶が本来持つ美しい味と、エナジードリンクのように力強いお茶の魅力を共有したい。」という思いを込めて誕生した「幻幻庵/ GEN GEN AN」は、茶葉を主役に新たな「街の茶屋」スタイルを展開。選び抜かれた希少なお茶を産地から集め、その場でテイスティングし、茶葉のテイクアウトも可能だ。「幻幻庵/ GEN GEN AN」で提供される、茶葉の栽培&製造から、他産地のセレクターを担うのは、茶業家&株式会社 起立工商会社 茶葉スペシャリストの松尾俊一氏。脳医学を学び、言語聴覚士の仕事に携わった経験により学んだ検知、そして類い稀な嗅覚と味覚により、気候や日照条件まで徹底してデータ化するなど、徹底的な現代的なアプローチと、非効率と思われる原始的なアナログ手法とを融合させ、唯一無比の最良茶葉栽培&製造を行っており、お茶の世界に入り、二年目で日本茶の国内最優秀賞である大臣賞受賞を得るという快挙を成し遂げた。2017年、新たなお茶の未来を生み出す試みとして、全国200以上の伝統工芸の職人たちと共に企業、アーティストとの多くのプロジェクトを進める丸若裕俊氏らと共に株式会社 起立工商会社を創設。今回「幻幻庵/ GEN GEN AN」をオープンさせた。「リーフ茶葉」のラインナップは、全20種(1,200円)、「ティーパック茶葉」は全20種(800円)。ホットドリンクでは、玉緑茶(お茶うけ付き)が各種450円。ローストティーには、「ほうじ茶」(400円)や茶葉を釜で炒ってつくった緑茶の「釜炒り茶」(450円)などがあり、アイスドリンクには、「水出し茶」「ゆず緑茶」「レモングラス緑茶」などがそれぞれSサイズ 350円、Mサイズ400円、Lサイズ450円で提供される。日常の中でなじみの深いお茶だが、その魅力を再発見できる一軒。ショッピングの合間に立ち寄って、新しいお茶の世界をのぞいてみてはいかが。(text:cinemacafe.net)
2017年05月17日「エヴァンゲリオン」シリーズの生みの親にして、世界中にその名を轟かせている庵野秀明が脚本・総監督を務める『シン・ゴジラ』。完成報告会見で強い手ごたえを語った庵野総監督自らが構成・編集を務めた最新予告編がこの度公開された。今回、公開された予告編にはゴジラが襲撃する現代日本の政府関係者・矢口蘭堂役の長谷川博己、同じく政府関係者・赤坂秀樹役の竹野内豊、米国エージェント、カヨコ・アン・パタースン役の石原さとみに加え、高良健吾、大杉漣、柄本明、余貴美子、市川実日子らが登場。話し合いが行われる間、日本中が混乱し、国民が逃げる様子が映し出されている。さらに自衛隊から攻撃を受けるゴジラや、映像の終盤には雄叫びと共に紫色の光を放つ姿も…。シリーズ初のフルCGで描かれる本作のゴジラは、史上最大の体長118.5mという、想像を遥かに超える最強の完全生物として日本に上陸するのだ。『ゴジラ FINAL WARS』以来、約12年ぶりの日本製作のゴジラシリーズとなる『シン・ゴジラ』。長谷川さん、竹野内さん、石原さん主要キャストほか斎藤工、前田敦子ら総勢328名豪華キャストが集結している。『シン・ゴジラ』は7月29日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2016年07月19日『新世紀エヴァンゲリオン』で知られる庵野秀明氏を総監督に迎えて制作されている映画『シン・ゴジラ』(2016年7月29日公開)より、史上最大の設定で登場するゴジラのビジュアルが初公開された。『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)以来、12年ぶりに東宝が製作することでも話題になっている本作。脚本・総監督を庵野秀明氏、監督・特技監督を実写版『進撃の巨人』前編・後編で監督を務めた樋口真嗣氏が担当し、劇中に登場するゴジラの体長はこれまで最大とされてきたハリウッド版『GODZILLA』(2014年)を上回り、過去最大の118.5メートルに及ぶという。キャストには主演の長谷川博己のほか、竹野内豊、石原さとみの出演が発表されている。また、ゴジラのイメージデザインには『マッドマックス 怒りのデスロード』(2015年)でコンセプトアート&デザインを手がけた、国際的にも評価の高いアニメーターの前田真宏氏が参加。前田氏は今作ゴジラの造形について「庵野総監督とディスカッションする中で、日本人だけが作ることのできる、ゴジラに込められた精神性や想いをデザインに落とし込もうと考えました」と着想についてコメント。新ゴジラは「戦後間もない頃に製作された初代『ゴジラ』のリアリティに対して、3.11を体験した我々だからこそ体現できる、リアリティのある、原点回帰のデザインになっていると思います」と、かつてのゴジラに対して、新たな世代にとっての"脅威"を表現する存在になっているという。キャラクターデザインには、『仮面ライダードライブ』で怪人デザインを手がけ、特撮短編映画『巨神兵東京に現わる』で巨神兵の雛形造形を担当した、日本におけるキャラクター造形の第一人者・竹谷隆之氏が参加。竹谷氏は「庵野総監督と前田さんが作り上げてきたゴジラのコンセプトデザインをもとに、立体物として造形していく作業を、半年以上、およそ100回ものやり取りを経て製作していきました」と、長期にわたってアイデアが固められていったことを振り返る。そして「庵野総監督の頭の中にある"ゴジラ"の具体的なイメージは、一つ一つのディテールにも意味があり、それを具現化していく作業は、僕にとってとても刺激的で濃厚で、かつ楽しい経験でした」と制作は充実したものだったようで、「人類が本気で畏怖するにふさわしい存在がダントツの現実感で迫る恐怖を、僕も早く目撃したいです」と作品への期待を語っている。なお、現在最新の特報動画が公式サイトなどで公開されている。映像は、都内近郊の街をまるごと封鎖した大規模ロケで撮影されたもので、ゴジラから逃げ惑う大勢の人々が描かれ、街中がパニックになっている様子が映しだされている。撮影は、すでに10月で終了し、現在は編集の真っ只中であるという。本編は6月下旬に完成を予定している。(C)2016 TOHO CO., LTD.
2015年12月10日ディー・ディー・エーはこのほど、秋の味覚フェアを「どんどん庵」の全店舗にて期間限定で開始した。期間は、11月29日までを予定。同フェアでは、3種のきのこや秋鮭、北海道産秋刀魚など旬の味覚が味わえるメニューを提供する。「3種のきのこのあんかけうどん」(税込520円)は、3種類のきのこ(生しいたけ・舞茸・しめじ)のうまみをふんわりした玉子のあんかけで閉じ込めた一品。「秋鮭のおにぎり」(税込150円)は、秋鮭のほぐし身をご飯に混ぜ込み、具にも使用している。「北海道産 秋刀魚の天ぷら」(税込150円)は、身が柔らかく脂がのった北海道産の秋刀魚を使用した。
2015年10月27日すかいらーくの和食レストラン「夢庵」は22日、「広島産牡蠣づくしフェア」を開始した。○広島産牡蠣のおいしさを活かしたメニューが勢ぞろい同企画は、広島産牡蠣のおいしさを活かしたメニューが勢ぞろいするフェア。日本一の生産量を誇り、おいしい牡蠣が育つ上で重要な条件が揃う日本最大の産地、広島県の牡蠣を厳選して入荷し、牡蠣の味わいを堪能できる様々な調理方法で提供する。ひとつは、寒くなってきたこの時期に欠かせない鍋「牡蠣の味わい味噌仕立て鍋セット」(1,249円・税別)。牡蠣をグツグツ煮込むことで広がる旨味にマッチした味噌仕立ての鍋は、うどんにもご飯にもよく合う商品になっているという。また、広島産牡蠣の味わいを色々楽しみたい人に向け、「牡蠣三昧膳」(1,299円・税別)を用意。注文ごとにせいろで蒸しあげることで牡蠣の風味を存分に味わえるせいろ御飯をはじめ、牡蠣の天ぷらやフライをひとつの御膳で提供する。さらに「牡蠣フライ(2個)&ひれかつ膳」(1,149円・税別)は、期間限定の広島産牡蠣フライに夢庵定番人気商品の柔らかいひれかつを組み合わせた。サクサク、ジューシーに揚げたぷりぷり牡蠣フライと、ひれかつを楽しめるボリューム満点な御膳となる。その他、「牡蠣入り野菜たっぷりタンメンうどん」(899円・税別)など、広島産牡蠣ならではの豊かな味わいを堪能できるフェアとなっている。対象期間は、10月22日~12月9日予定。
2015年10月22日「エヴァンゲリオン」シリーズの生みの親にして、世界中でその名を轟かせている庵野秀明が新作“ゴジラ”の脚本・総監督を務めることが発表されてから、早5か月。この度、本作のタイトルが『シン・ゴジラ』に決定。さらにメインキャストに長谷川博己、竹野内豊、石原さとみが抜擢されたことが明らかになった。東宝製作の『ゴジラ FINAL WARS』(’04)以来10年ぶりの“ゴジラ”復活を果たしたハリウッド版『GODZILLA ゴジラ』(’14)。本作は、63の国と地域で公開され大ヒットを記録した。そして今回、庵野総監督によって様々な意味を持つであろう“シン”というタイトルからも表現されるように、いままで誰も見たことのない“ゴジラ”が現れるという。そんな『シン・ゴジラ』に参戦するメインキャストには、ゴジラが襲撃する現代日本の“政府関係者”役に、実写版『進撃の巨人』や、この冬公開が待機している『劇場版MOZU』など多くの映画作品に出演し、役柄によって別の顔をみせる長谷川博己。同じく、“政府関係者”役に、『at Homeアットホーム』で主演を演じるほか今冬公開予定の『人生の約束』と立て続けに映画に出演が決まっている俳優・竹野内豊。また米国エージェント役に、『風に立つライオン』などに出演し、フジテレビ月9ドラマ「5→9 ~私に恋したお坊さん~」で主演を務める石原さとみが決定している。エグゼクティブ・プロデューサーである山内章弘は本作のタイトルについて「12年の時を経て、遂に新たな『ジャパンゴジラ』が立ち上がります。タイトルが示す通り、“復活”でも“再生”でもなく、『シン・ゴジラ』です。もちろん、“新”しいゴジラであり、“真”のゴジラであり、“神”のようなゴジラであり、そして…庵野総監督命名のこのタイトルには、様々な意味と想いが込められています」とコメント。さらにキャスティングについては、「どんな役柄でも変幻自在の長谷川さん。我々からのオーダーは、愚直なまでに真っ直ぐな男を演じてもらうこと。長谷川さんの確かな演技力が『シン・ゴジラ』の柱になります。(竹野内さんについては)クールな表情の内に秘めた情熱を持つ方で、それが今回の役柄のポイントでもあります。初めて見る竹野内さんをお見せできると思います。(石原さんについては)知的な魅力と大人の女性のセクシーさを併せ持つ稀有な存在。台詞には英語もあり、難しい役柄なのですが、彼女なら応えてくれると思います」と自信をみせている。<以下、キャストコメント>■長谷川博己世界的に有名な、と言っても過言ではないゴジラ作品に、まさか自分が出演させていただけるとは。空想特撮エンタテインメントであり、大きな危機に直面した時の日本のあり方を問う社会的な側面を持った作品でもあります。ヒットメーカーである庵野総監督、樋口監督のもと、しっかりと自分の役割を務めたいと思います。どうぞお楽しみに。■竹野内豊61年前に制作された初の第1作目から長い時を経て、29作目に当たる本作は、数々のゴジラシリーズの中でも最強の仕上がりとなり、多くのファンのみならず、世界の観客の心に、そして社会に、深いメッセージを与える作品になると思います。是非ご期待ください!■石原さとみゴジラのオファーがきた時、「よっしゃーーーっ」と家で叫びました。しかし台本を読み愕然としました。庵野総監督、樋口監督にダメ出しされるなかで、悔しくて涙を流してしまうぐらい、今難しい役と向き合っています。プレッシャーで胃が痛い毎日ですがゴジラにヒロインとして出演させていただける事に責任と幸せを感じて撮影に取り組んでいきたいと思います。本作で登場するゴジラは、これまで最大とされるギャレス・エドワーズ監督が手掛けた『GODZILLA ゴジラ』の108mをはるかに上回る過去最大の見込みだという。製作は、今年の8月よりすでに始まっており、10月いっぱいまで撮影予定だ。『シン・ゴジラ』は2016年夏、全国東宝系にて公開。(text:cinemacafe.net)
2015年09月23日すかいらーくの和食レストラン「夢庵」は3日~10月21日、「秋を彩る松茸と鴨フェア」を開催している。○秋を彩る松茸と鴨を使った、"プチ贅沢"なメニューが勢ぞろい付加価値の高い、"プチ贅沢"な食材へのニーズに応える"松茸"と"鴨"を使ったメニューを用意。注文ごとにせいろで蒸しあげることで松茸の風味を存分に引き出した「松茸せいろ御飯膳」(1,199円)や、鴨の旨味と松茸の香りを一度に楽しめる欲張りな「鴨付け汁そばと松茸御飯膳」(1,199円)、鴨の弾力ある食感を活かした「鴨と九条ねぎの彩り陶板鍋膳」(1,299円)を提供する。また、すだちの果汁・果皮を使用した、清涼感あふれるデザート「北海道濃厚ソフト(すだちソース)」(299円)も登場。それぞれ、香り高い丹波しめじや食感の良い山茶茸など季節の素材をふんだんに使用しており、「秋」満載のラインアップが楽しめるという。さらに、同店ではかねてよりシニア世代の常連や、3世代の家族からの支持を多く得ており、なじみ深い同店で「敬老の日」を過ごせるよう「秋の味覚ご馳走膳」(1,700円)を用意。松茸御飯や山茶茸が入った和牛のすき煮、舞茸の天ぷらなど秋の味覚がつまった、リッチなごちそう膳となる。※価格はすべて税別
2015年09月09日コメダとジェーシービー(以下、JCB)は1日、コメダが展開する「コメダ珈琲店」と「おかげ庵」全店舗を対象に、順次、JCBが発行する専用プリペイドカード「コメカ」の発行およびマルチ決済端末を導入すると発表した。○九州エリアから発行・導入を開始同カードは、「コメダ珈琲店」と「おかげ庵」において、全てのメニューの会計に利用できるプリペイドカード。まずは、1日より九州エリアから発行・導入を開始。今後は、2016年に向けて順次、発行・導入店舗を拡大する予定となっている。また、JCBのマルチ決済端末導入により、クレジットカード(JCB、AMEX、ダイナース、VISA、Master、ディスカバー、銀聯)、主要電子マネー「QUICPay(クイックペイ)」、「iD」、「楽天 Edy」、「交通系電子マネー」、「nanaco」、「JCBPREMO」、およびイオンクレジットサービスとも協業し、「WAON」を利用できようになるという。両社は、コメダ専用プリペイドカード、クレジットカード、主要電子マネーを幅広くラインアップすることにより、利用者の利便性が向上するとしている。
2015年09月01日「叶 匠壽庵(かのう しょうじゅあん)」はこのほど、"旬あも"シリーズ「あも(紫蘇)」を販売開始した。9月30日までの期間限定で提供する予定。○口の中でやさしく広がる紫蘇の風味を堪能できる"旬あも"「あも」は、古語の女房言葉で「餅」を意味する。1971年(昭和46年)に誕生した"旬あも"は、職人が手炊きで炊き上げた上品な甘さの小豆で、やわらかな羽二重餅を包んだ「棹菓子(さおがし)」のシリーズ。ふっくらと艶やかな「つぶ餡」と、やわらかくきめ細やかな「羽二重餅」が特徴で、使用している小豆は春日大納言小豆となる。同商品は、夏に収穫される「紫蘇」を旬の食材として、やわらかな羽二重餅に香り豊かに煉り込んだ。今年収穫した芳醇な香りの「青紫蘇」と、梅酢と塩に1年間漬け込んだ「赤紫蘇」により、爽やかな香り・清涼感のある風味を演出。口の中でやさしく広がる紫蘇の風味を堪能できるという。1棹350gで、価格は1,296円(税込)。販売期間は9月30日までの予定。販売は、「叶 匠壽庵」全店舗にて。
2015年08月10日夢庵ではこのほど、「夏のご馳走 おいしいものみつけた。フェア」を開始した。実施は9月2日までを予定。同フェアでは、鹿児島県産うなぎを使用したメニューを提供する。鹿児島県産うなぎは、鹿児島県大隅半島の良質な地下水により育てられており、泥臭さがないのが特徴とのこと。さらに、皮の柔らかさや小骨の少なさ、風味、ふっくら感、柔らかさなどといった伝統的なおいしさを損なわないよう、白焼き・蒸し・オリジナルのタレによるタレ焼きなど、焼き工程にもこだわっているという。「鹿児島県産うな重御膳」(2,399円)は、ふっくら蒸してから焼く江戸前風のうな重に、伏見唐辛子やみょうがなど季節の天ぷら盛り合わせ、刺身3点盛り、煮物の付いた御膳となっている。「鹿児島県産うな重」(2,099円)は、うな重に肝吸い、おしんこのセット。そのほかにも、宇治茶そばとともに季節の天ぷらが楽しめる「宇治茶そばと夏の味わい膳」(1,099円)や、日本そばと宇治茶そばをそばつゆ・胡麻ダレで食べ比べできる「宇治茶そばの二色盛り」(999円)、定番メニューのうまか丼に、夏季限定の明太子、キムチ、釜揚げしらすを入れた「夏のうまか丼」(1,099円)も販売している。また、同店では家庭でも楽しめる「お持ち帰りうな重 松(うなぎ1.5人前)」(2,399円)、「お持ち帰りうな重 竹(うなぎ1人前)」(1,843円)も用意している。※価格は税別
2015年06月25日すかいらーくが運営する和食レストラン「夢庵」はこのほど、「瀬戸内産鯛尽くしフェア」を開始した。開催は6月17日までの予定。同店では、2月にも「長崎県産あじ」「熊本県産大阿蘇どり」などのメニューを提供しており、今年2回目のフェアとなる。今回の対象メニューは、鯛めし茶漬け、鯛だしうどんなど、瀬戸内産の鯛を使った計5品がラインアップ。「鯛と季節の天ぷら御膳」(税別1,199円)、「鯛と季節の天ぷら刺身ご馳走膳」(税別1,399円)の天ぷらには、瀬戸内産の鯛のほか、新玉ねぎやたけのこなど季節の食材を使用した。天ぷらは、わさび塩でもおいしく味わえるという。3通りの食べ方が楽しめるのは、「鯛めし茶漬け膳」(税別1,199円)。せいろのごはんは、初めはそのまま食べて、次に薬味を入れて、最後はお茶漬けにして食べることができる。それぞれの食べ方によって印象が変わる鯛の風味が楽しめるという。「鯛だしうどん(焦がしねぎ油)と季節御膳」(税別1,099円)は、鯛や昆布、かつおの和風だしが効いたスープに、鯛やあさりなどの具材を合わせた。焦がしねぎ油と青さのりの風味が楽しめるという。うどん単品は899円(税別)。「生わさび丼膳」(税別1,099円)は、生わさびのおろしたてでしか味わえない風味と、まろやかな辛みが味わえるとのこと。
2015年04月30日2016年夏に公開が予定されている特撮怪獣映画『ゴジラ』の脚本・総監督を庵野秀明氏、監督・特技監督を樋口真嗣氏が務めることが明らかになった。『ゴジラ FINAL WARS』(2004年)以来、約12年ぶりの日本版ゴジラとなる本作。2人の起用について、東宝は「ハリウッド版以降、世界中から熱い期待のまなざしを向けられている。日本版ゴジラを製作するにあたり、怪獣映画、ゴジラ映画に対する造詣の深さ、深い愛情。展覧会『館長 庵野秀明 特撮博物館』や『巨神兵東京に現わる』でのタッグ感。そして何より、常に新しいことをやり続けているおふたりであること。12年ぶりのジャパンゴジラにこれほどふさわしい人はいない」とコメントしている。アニメーション作品『エヴァンゲリオン』シリーズの生みの親にして、日本のみならず世界中でその名をとどろかせている庵野氏。そして、高校卒業後に『ゴジラ』(1984年公開、橋本幸治監督)のスタッフとして映画界入りし、監督を務めた2015年8月、9月公開の実写版『進撃の巨人』2部作の公開も控えている樋口氏。両氏は30年来の盟友であり、2012年には庵野氏が企画・脚本を担当し、樋口氏が監督を務めた『巨神兵東京に現わる』が高い評価を獲得。日本のエンターテインメント界をリードするふたりが全く新しいゴジラに挑戦する。一度は辞退したものの、樋口監督の熱意に心が動かされ総監督を引き受けたという庵野氏は「過去の継続等だけでなく空想科学映像再生の祈り、特撮博物館に込めた願い、思想を具現化してこそ先達の制作者や過去作品への恩返しであり、その意思と責任の完結である、という想いに至り、引き受ける事にしました」とオファーの経緯を説明。「今しかできない、今だからできる、新たな、一度きりの挑戦」と『ゴジラ』を位置づけ、製作に臨むという。一方の樋口氏は「その復活に胸躍らせて映画制作の現場に忍び込んで三十年がたち、その現場で目の当たりにした理想と現実の差を自由なアマチュア映画の世界の第一線を走っていたヒーローにブチまけてからも三十年。ついに時がきました」と、庵野氏と思い入れの深い作品『ゴジラ』を共作するにいたる感慨を吐露。「この偉大なる神を生んだこの国に生まれたこと、特撮という仕事に巡り合え、続けてこれたこと、そしてこの機会が巡ってきた運命に感謝しつつ、来年、最高で最悪の悪夢を皆さまにお届けします」と呼びかけている。最新作『ゴジラ』の舞台は日本。今回のゴジラの"足型"も公開され、体長は、これまでで最大とされるハリウッド版『GODZILLA』(2014年公開、ギャレス・エドワーズ監督)の108メートルをはるかに上回る過去最大になると想定されている。撮影は2015年秋よりスタートする予定。(c)TOHO CO.,LTD.
2015年04月01日東宝が12年ぶりに製作することで話題の“日本版”『ゴジラ』。このほど「エヴァンゲリオン」シリーズなどで知られるアニメーション監督・庵野秀明が脚本・総監督を、『ゴジラ』(’84)のスタッフとして映画界入りし、今年公開される実写版『進撃の巨人』の監督としても注目を集める樋口真嗣が監督を務めることが明らかとなった。ストーリーや設定など一切の情報が明かされてこなかったが、その情報の一端も明らかに。舞台となるのは、やはり日本!さらにゴジラの“足型”も今回公開。昨年公開されたハリウッド版『GODZILLA』の大きさ(全長108m)が話題となったが、本作ではそれを遥かに上回る過去最大の大きさとなるようだ。そして今回発表された庵野監督と樋口監督は30年来の盟友。2人を起用した理由について東宝製作陣は、「ハリウッドにてゴジラ復活が報じられて以降、日本のみならず、世界中から熱い期待のまなざしを向けられていました。日本版ゴジラを製作するにあたり、怪獣映画、ゴジラ映画に対する造詣の深さ、深い愛情。展覧会『館長庵野秀明特撮博物館』や『巨神兵東京に現わる』でのタッグ感。そして何より、常に新しいことをやり続けているおふたりであること。12年ぶりのジャパンゴジラにこれほど相応しいおふたりはいないと思い、庵野秀明さん、樋口真嗣さんにお願いしました」とコメントを寄せている。また今回の大抜擢を受け、2人からもコメントが到着。<庵野秀明/脚本・総監督>「我々は、何を作ろうとしているのか。そして何故、空想特撮映画を作る事を決めたのか。2012年12月。『エヴァ:Q』の公開後、僕は壊れました。所謂、鬱状態となりました。6年間、自分の魂を削って再びエヴァを作っていた事への、当然の報いでした。明けた2013年。その一年間は精神的な負の波が何度も揺れ戻してくる年でした。自分が代表を務め、自分が作品を背負っているスタジオにただの1度も近づく事が出来ませんでした。2014年初頭。ようやくスタジオに戻る事が出来ました。それから、1年以上かけた心のリハビリにより徐々にアニメの仕事に戻っています。そして、2015年。旧エヴァの放送から20年後の今、すでに2年以上もお待たせしている、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の完成への実現に向けた作業も、なんとか進められています。僕の周囲の方々、そしてアニメファンの皆様が、再び完結に向かうというモチベーションを支えてくれているからです。本当に、感謝します。と、同時に今は、空想特撮映画を形にする作業も行っています。始まりは、2013年1月末でした。東宝の方から直接『ゴジラの新作映画の監督をお願いしたい』と、依頼を受けました。精神的にも不安定でしたし、『無理です。エヴァもあるし、出来ませんよ』と、その場は固辞しました。が、東宝の誠意と盟友樋口真嗣監督の熱意に心が動かされ、同年3月、監督を引き受ける事にしました。過去の継続等だけでなく空想科学映像再生の祈り、特撮博物館に込めた願い、思想を具現化してこそ先達の制作者や過去作品への恩返しであり、その意思と責任の完結である、という想いに至り、引き受ける事にしました。今しか出来ない、今だから出来る、新たな、一度きりの挑戦と思い、引き受ける事にしました。エヴァではない、新たな作品を自分に取り入れないと先に続かない状態を実感し、引き受ける事にしました。同年5月、作品として描きたい、描くべき主題を決めました。そして同年6月、“G作品メモ”という企画書を東宝に提出、プロット等の作成を開始。ゴジラが存在する空想科学の世界は、夢や願望だけでなく現実のカリカチュア、風刺や鏡像でもあります。現在の日本でそれを描くという無謀な試みでもあります。正直、世界資本に比べると制作費も制作時間も極端に少ない日本の現場で、様々な内容面に関する制約の中で、果たしてどこまで描けるのかはわかりません。ただ、映画としてのプライドを持ち、少しでも面白い映像作品となる様に、本作もシン・エヴァも全力で作っていく事が、今の僕に出来る事だと思って作業を進め、映画の方向性や脚本内容等で紆余曲折あり、現在に至っています。制作者が何を書いても言い訳にしか過ぎず、善意と悪意の前に晒される事態を重々承知の上で、こんな時代のこの国で日本を代表する空想特撮作品を背負って作る、という事を少しでも理解していただけたらという願いから、拙文を寄せています。最後に、自分を支えてくれる周囲の人々と、作品を支えてくれているファン・観客の皆様の御蔭で再び、映像が作れる、という事に改めて感謝します。ありがとうございます」。<樋口真嗣/監督>「その復活に胸躍らせて映画制作の現場に忍び込んで三十年が経ち、その現場で目の当たりにした理想と現実の差を自由なアマチュア映画の世界の第一線を走っていたヒーローにブチまけてからも三十年。ついに時がきました。向こう見ずな高校生も大学生のヒーローも今やアラフィフ。夢のようなことですが、これからこれを現実に落とし込まなければならないのです。寝言を並べる余裕はありません。どうしてもやりたいこと、やらなきゃいけないこと、絶対にやってはいけないこと、できることならやりたくないことが、四竦みになって私の頭の中で闘っています。さながら脳内チャンピオンまつりです。さて。遊びの時間は終わったのです。それでも、最高の仲間と立ち向かえることが逃げ出したくなるようなプレッシャーに打ち克つ唯一の方法なのです。この偉大なる神を生んだこの国に生まれたこと、特撮という仕事に巡り合え、続けてこれたこと、そしてこの機会が巡ってきた運命に感謝しつつ、来年、最高で最悪の悪夢を皆様にお届けします」。コメントの文面からも相当の葛藤と気合いを感じるが、2人が語るように多くの賛否を呼びそうな本作。今後の続報にさらなる注目が集まりそうだ。日本版『ゴジラ』は今秋に撮影、2016年夏にて公開予定。(text:cinemacafe.net)
2015年04月01日叶 匠壽庵(かのうしょうじゅあん)はこのほど、市川海老蔵特別公演「源氏物語」が行われる一部会場において、市川海老蔵<干菓子<の販売を開始した。同社は歌舞伎役者・市川海老蔵氏の古典へ挑戦する姿に共感し、干菓子を創作した。古典芸能である歌舞伎をテーマにしつつ、新たな表現への幕開けという意味で、歌舞伎幕の4色の彩りを伝統の技で表現している。商品は全4種類。抹茶の持つ苦味と甘さが調和している「抹茶(緑)」、昔からある日本の食材「黒ゴマ(黒)」、甘さと辛味がバランスよく楽しめる「シナモン(茶)」、フルーティな酸味がきいた「柚子(白)」。各2~3個ずつ詰め合わせた10個入りとなっている。価格は2,000円(税別)。販売会場は、「上野学園ホール」(3月4日)、「サントミューゼ(上田市交流文化芸術センター)」(3月18日)、「福井市文化会館」(3月20日)、「NHK大阪ホール」(3月21~22日)、「岩手県民会館」(3月27日)など。
2015年03月04日すかいらーくの和食レストラン「夢庵」はこのほど、「食探訪フェア」の第6弾として、"北海道・オホーツク編"を開始した。2月からスタートした「食探訪フェア」は各地のご当地食材、およびメニューをご紹介することで、ユネスコ無形文化遺産に認定された和食と、日本の豊かな食文化を再発見しようというプロジェクト。第6弾では北海道産のいくら、いか刺し、紅ずわいガニ、赤エビなど、北海道・オホーツクの素材を使用したメニューを提供する(全ての食材に関して、産地を北海道・オホーツクに保証しているものではない)。「海鮮大漁丼御膳」(1,399円)は、海鮮丼と天ぷらを組み合わせたお膳。濃厚な甘みとプリプリの歯ごたえが自慢の赤エビに加え、北海道産のいか、いくらなど海の幸をたっぷり使用している。「かに三昧膳」(1,249円)は、だしをきかせた「かにせいろ」にいくらと大葉を添えた。小鉢は、かにを生かしたサラダとクリームコロッケ、天ぷらの3種類を用意した。「贅沢すき焼き御膳」(1,299円)には、北海道産牛肉を使用した。甘さのある割り下と牛肉のうま味の相性のよい味わいが楽しめる。同フェアは2015年2月18日まで開催する。価格はすべて税別。
2014年12月12日●『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の原画に感動した庵野秀明監督庵野秀明監督は10月26日、「第27回東京国際映画祭」でアニメ・特撮評論家の氷川竜介氏と対談を行い、自らのアニメーターとしてのキャリアを語った。日本を代表するクリエイターである庵野監督がどんな道を歩んで現在に至ったのか、またアニメーション表現にどんなこだわりを持っているのか、対談を振り返り紐解いていこう。庵野監督は冒頭、アニメーターとしての自分自身について「人間を描くなら僕よりうまい人はいっぱいいる」と述べた。庵野監督が関わった作品として知られている『風の谷のナウシカ』では、人間を描いたものの宮崎駿監督にすべて描き直されてしまったのだという。「ヘタだなって言いながら、宮さん(宮崎監督)が一から全部描き直したんです。だからクロトワはうまいんです(笑)。僕が描いていたのは、後ろの煙やクロトワが巨神兵の中でドクンドクンなっているところです」庵野監督がプロになったきっかけは、自身が師と仰ぐアニメーター、板野一郎氏との出会いだった。大学時代、岡田斗司夫氏に誘われて東京へ上京した際、紹介されたのが板野氏だったのだ。そこで板野氏が描いた『機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編』の原画を見た庵野監督は「本当にすごくて、こんな原画が世の中にはあるんだ」と感動したという。「それまでは自分がプロで通用するなんて思ってなかったし、まだ学生だしって思っていたけど、板野さんの原画を見てから、この人のところで仕事をしてみたいと思ったんです。プロになりたいというのではなく、板野さんの仕事を見てみたいと」その後、庵野監督は板野氏の間近でアニメの仕事をこなしながら、経験を積んでいく。当初はキーフレームの意味も知らず、タイムシートも見たことがないという状態だったが、板野氏からはいきなり『超時空要塞マクロス』の原画の修正を任せられた。当時を振り返って「いきなりの作監デビューですよ(笑)」と庵野監督は笑う。「『マクロス』のTVスペシャルを見て、自分が描いたものが出てくるのはやはりうれしかったですね。22話と25話のときは東京に出てきて、冬にスタジオまで行って板野さんと二人でずっと寝泊まりしていました。そこの仮眠室に暖房がなかったので、毛布をす巻きにして寝るしかなくて、冷凍仮眠室って呼んでいましたよ(笑)」当時は「ド新人だった」という庵野監督だが、コンテ通りに作業するのではなく、カットを変更して描いていた。「自分が絵を描く以上は面白いアニメにしたかった。あの頃のアニメ業界は自分さえ目立てばいいという人ばかりで、僕のその仲間でした(笑)。25話の頃にはすっかり仕事にも慣れていて、日曜が放送日なのに最後の原画を上げたのが木曜。間に合うものだなと(笑)」庵野監督が手がけた最後のカットは、バルキリーがガウォークに変形するシーンだった。ここで描いた爆発シーンが各所に評価され、仕事が来るようになったという。1983年に再び開催された日本SF大会(通称DAICON4)への参加を経て、庵野監督は『風の谷のナウシカ』にスタッフとして参加することになる。「アニメージュにスタッフ募集と書いてあったから、追い返されることはないだろうと思っていたら、即答で来いと言われて僕自身がびっくりしました。かばん一つで上京したら、宮崎監督が『いつから来れるんだ』と。今と変わらず、回転椅子にあぐらをかいた状態でしたね。『ナウシカ』の制作はかなり追い詰められていたようです」●納得のいく爆発表現は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』の丸い爆発庵野監督といえば巨神兵を描いたことで有名だが、もともとは別のスタッフが予定されていた。本来なら、参加したばかりの新人に任せられるパートではなかったというが、「『ナウシカ』は宮さんが普段使っている人がほとんどいなくて、メインは鈴木さんが集めたスタッフ。本当に外人部隊でした」という状態だったこともあり、庵野監督が原画を担当することになった。「どうも煙を描いたら気に入られたみたいです。そのシーンが終わったら、次は巨神兵と王蟲が戦うところをやってほしいと言われました。宮さんが最初に描いていたコンテが実によかったんですよ。巨神兵は溶けてなくて、王蟲の群れの中に入って、ちぎっては投げちぎっては投げしているんです。だけど最後は王蟲の数に潰されてしまう。これはかっこいいけど大変だな、自分に描けるかなと思っていたところ、(納期までの)時間がなくなったんですね。それで宮さんが上げてきたのが、巨神兵が溶けている絵で、一発撃って自滅してしまうんです。映画の尺もないからと説得されて、渋々納得しました」宮崎駿監督から学んだものは大きいと庵野監督は言う。「『ナウシカ』のときに初めて地面があるレイアウトを描いたんです。『マクロス』でやっていたのは宇宙空間で地面がなく、空間の中を自由に動くカットしかやってなかったんですね。『ナウシカ』で砂丘に三角形の塔が建っているシーンを描いたんですが、僕が最初に描いたのはひどくて、そこに空間がないんです。それで宮さんが僕を呼んで、どう直せばいいかを教わりました。宮さんのレイアウトだと、ただの線一本なんだけど、ちゃんと砂丘の膨らみがあるんですよね」『風の谷のナウシカ』で経験を積んだ庵野監督はその後、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』に参加する。この作品で庵野監督が「スペシャルエフェクトアーティスト」という肩書でクレジットされていることがしばしば話題になるが、本人にとっては「世間への嫌がらせだった」のだという。「アーティストで名づけたらアーティストだろうという軽い気持ちでつけたんです。エフェクトにしても、当時流行していたSFXという言い方が嫌で、エフェクトにしてやれと。自分が嫌なものを肩書にしたんです。こんなに後々まで残るとは思いませんでした(笑)」氷川氏によると、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』は作品内にリアリズムを取り入れたことでも評価されているという。庵野監督自身も「作品世界が漫画的描写を受け付けないので爆発をリアルに見えるよう描いた」と述べており、「アニメーターの技術としては、今でも『王立宇宙軍 オネアミスの翼』が最高峰」だと断言する。アニメーターとして、特に爆発の表現にはこだわってきた庵野監督だが、『王立宇宙軍 オネアミスの翼』以降の作品で納得のいく爆発表現は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』で「丸い爆発が次々に出るところ」くらいなのだとか。「あれは久々によく描けたカットだなと。それ以外は全然ダメ」その後もさまざまな作品でアニメーターや監督として活躍してきた庵野監督だが、あらためて自身の道を振り返り、「いいタイミングで監督になった」と言う。「自分がやっていた仕事は、アニメーターとしては若いときしかできないことだったので、あのままアニメーターを続けていても早々に田舎に帰ることになっていたと思います。僕としては途中で監督になってよかったです」新たに「日本アニメ(ーター)見本市」をスタートさせるなど、意欲的に人材育成を行っている庵野監督だが、今後アニメーターを目指す人に対しては次のようにアドバイスしている。「アニメーターはまず絵描きじゃないといけないし、同時にカメラマンじゃないといけないし、役者じゃないといけない。実写だったらバラバラでやるところを、一人でやれる面白い職業です。その面白さがわかれば、アニメーターになっても続くはず。後は観察することが大事。宮さんのすごいところは、一度見ただけで物の構造を把握する観察力ですから。アニメーションは記号に落とす作業があるので、記号化するときに何を捨てるのか、自分で考えてイメージを組み直さないといけません。実写でできないこと、アニメならではのものがあります」日本のアニメ業界は今後どうなっていくのか。庵野監督の新たな挑戦「日本アニメ(ーター)見本市」に注目だ。
2014年11月05日第27回東京国際映画祭にて特集上映「庵野秀明の世界」が連日行われているが、10月27日(月)は『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』が上映された。その後の庵野監督のトークショーでは、アニメーション監督初期のエピソードが語られた。10月24日(金)より始まったこの特集上映では連日、庵野監督の作品が上映されており、アマチュア時代や実写映画、アニメーターとしての庵野秀明など日ごとに様々なテーマでトークイベントが開催されてきた。この日は長編劇場アニメ『王立宇宙軍 オネアミスの翼』に参加後、自身が初めて監督を務めたアニメーション「トップをねらえ!」と、続く「ふしぎの海のナディア」について述懐した。庵野監督は自身に関して「監督に向いているかと言えば、向いてない」「僕はNo.2で上手くいくタイプ。サポートするのに向いているけど、責任感はない」と語り、監督という仕事に関して「責任を取ることが監督の仕事」「『OK』と『もう1回』というボキャブラリーがあれば誰でも出来る」と持論を展開する。当時、所属していたアニメーション制作会社「ガイナックス」は『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の完成をもって解散する予定だったが、なぜかそのまま会社を存続させることに…。そこで出てきた「トップをねらえ!」の企画に関しては「初めて自分から(監督をしたいと)手を挙げた」という。予算が少ない中で製作はかなり難航したようで「スタッフに苦労を掛けたし、第1話と2話はひどかった…」と苦悶の表情でふり返る。企画はまず4話まで製作が決定しており、その反響次第で6話まで作るということで、実際、少し期間を空けて第5話、6話が製作された。この最後の2話に関して「3か月で作りきったことが自信になった。クオリティコントロールが出来ていた」とここで掴んだ自信、手応えを明かした。この“クオリティコントロール”も、庵野監督が考える監督の仕事の重要な部分で、宮崎駿監督が『カリオストロの城』を半年ほどで完成させたというエピソードも踏まえつつ、「『この画面はこれでいい』と言い切る力が必要。そこで監督が全ての責任を背負う。宮崎さんの凄いところは、このクオリティコントロール」と語った。同作に続いてNHKで放送された「ふしぎの海のナディア」の監督も務めたが、この件に関しても様々な裏話を披露!当初、別の人間が監督をやることになっていたが、NHKによる脚本が「あまりにひどかった」ためにその監督がプロデューサーと衝突し降板となり、庵野監督にお鉢が回ってきたという。庵野監督も脚本を「ひどい」と感じていたが、「そこは賭けに出るしかなく、骨子を残しつつ、勝手にキャラクターやディテールを書き直した」という。周到に周りを味方につけた上で、あえて、描き直しをしていたら間に合わない段階でプロデューサーの元に行き「絵コンテを置いて『これでダメなら続けられません』と言って認めさせた」と“根回し”をした上で、自分の作品へと少しずつ変えていったとのこと。「ちょっとずつ、NHKの脚本を使わないようにしていき、最後は脚本すら読んでない(笑)!でも評判は良くて『勝てば官軍』なんだと感じた。プロデューサーも度量の広い人で、『好きにやらせれば面白くなりそうだ』と任せてくれるようになった」とふり返った。衣裳や露出を含め、キュートなナディアが人気を集めたが、当時は視聴者の抗議を懸念し、NHKはナディアの衣裳に難色を示したとか。しかし、庵野監督は「露出がどれくらいあるかで女の子のキャラの人気は決まる!」と持論を展開!当時のNHKのアニメとしては異例のキャラクターがこうして誕生することになったという。普段「基本的に終わった仕事(作品)は見ない」という庵野監督だが、少し前に久々に仕事で「ナディア」を見る機会があったそうで、「十数年ぶりに見て『面白い』と思いました!」と満足そうに語っていた。第27回東京国際映画祭は10月31日(金)まで開催。(text:cinemacafe.net)
2014年10月28日第27回東京国際映画祭において開催中の特集上映「庵野秀明の世界」で10月27日(月)、『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』が上映され、監督の庵野秀明が「エヴァンゲリオン」シリーズの製作に関するエピソードや、宮崎駿監督から受けたエールについて明かした。日々、テーマに分けて庵野監督が携わった様々な作品が上映され、トークが行われているが、この日はアニメーションの監督としての庵野さんに焦点を当てたトークが展開。初監督作品「トップをねらえ!」、NHKで放送された「ふしぎの海のナディア」に続き、「エヴァンゲリオン」シリーズを製作するに至った経緯について語った。「ふしぎの海のナディア」を終えたとき、庵野監督は「燃え尽きて、精神的、肉体的に壊れた。ヤル気が出ず、いま考えると鬱だった」という。その後、以前関わった『王立宇宙軍 オネアミスの翼』の続編にあたる『蒼きウル』が企画されるも頓挫。「そこで目が覚めて、人に頼らずに自分でやらなきゃいけないと思った」と語り、当時、所属していた「ガイナックス」との決別を決意。「『エヴァンゲリオン』の企画を一人で考えた」という。こうして「新世紀エヴァンゲリオン」が製作されTVシリーズとして放送されたが、庵野監督はこの日、上映された『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に』に触れつつ「TVシリーズの第弐拾伍話と最終話の2話は、時間がなかったこともあり、最初に考えていたものにならなかった」と述懐。そこから、この2話を練り直した本作が制作されたわけだが、当初は劇場版としてゼロから全く違う新作も製作する予定だったという。この企画が実現されることはなかったが、当時、庵野監督がこの完全新作のために書いたプロットは、いま人気沸騰中の「進撃の巨人」の設定と驚くほど似たものだったそう。「人類がほとんど滅んでいて、壁と外の世界をつなぐ橋で守られているという設定。そこに使徒がやって来て、TVではできなかった“人を食べる”というもので、対抗できるのはエヴァだけという話でした。初めて『進撃の巨人』を読んだ時は『うわっ、そっくり!』と思った」と明かす。結局「その時は作る気力がなかった。(TVの後で)すぐにまた『エヴァ』をやるのは無理だった」と幻の企画に終わり、その後、庵野監督は初の実写長編監督作『ラブ&ポップ』、アニメ「彼氏彼女の事情」などを作り上げるが、少し時間を置いて、自身の会社「株式会社カラー」および「スタジオカラー」を設立。『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズを作ることになる。再び「エヴァ」を作ることになった経緯について、庵野監督は「ガイナックスを出て、何をしようか?と考え、実写の企画があったけど、それは結局『エヴァ』的なものにしかならなかった。それならいっそ『エヴァ』をやればいいと思った」と説明する。一番最初にTVシリーズを作った時との違いは、やはり技術の革新のようで「科学の進歩は素晴らしい。TVでできなかったことがいまは出来るし、デジタル万歳です!」とも語る。すでに新劇場版は第1作『序』が2007年に、第2作『破』が2009年に、第3作『Q』が2012年に公開され、完結に向けて期待が高まるが、庵野監督は「本当に大変なんです。スクラップ&ビルドの繰り返し。魂を削るような作業で、本当にしんどい…」としみじみと語る。そんな本シリーズについて、昨年、庵野監督が声優を務めた『風立ちぬ』で長編監督を引退した宮崎駿監督からは、完結に向けて「最後まで頑張れ!」と激励を受けたそう。これまでにも、宮崎さんの言葉に救われたことはあったそうで「最初のTVシリーズが終わった時、僕がボロボロになっていると噂で聞いて、宮さんは会社に電話をくれたんです。『休めばいい。また作れるようになったら、絶対に金も人も集まるから大丈夫』と言ってくれて、その言葉は本当に大きかったです」と感謝の思いを口にする。「あの人の言葉は毎日変わるんですが(笑)、いまは『頑張れ』と言われているので頑張ります!」と力強く語り、劇場に足を運んだファンからは期待を込めた拍手が沸き起こった。第27回東京国際映画祭は10月31日まで開催。(text:cinemacafe.net)
2014年10月28日人気アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』などで知られる庵野秀明監督は26日、第27回東京国際映画祭を開催中のTOHOシネマズ日本橋にて、日本のアニメーションの可能性を探る企画「日本アニメ(ーター)見本市」を開始することを発表した。「日本アニメ(ーター)見本市」は、アニメ制作会社・スタジオカラーとニコニコ動画を運営するドワンゴが共同で行う短編映像シリーズ企画。決められた予算と時間の中で、アニメーターやディレクターたちが短編アニメ作品をジャンルを問わず自由に制作し、オムニバスアニメーション作品として毎週金曜日に1話ずつ公開していくという。配信は公式サイト、または公式スマートフォンアプリにて無料・アカウント不要で視聴可能で、初回配信は11月7日を予定。初回配信作品となる『龍の歯医者』では、本作が監督デビューとなる小説家の舞城王太郎氏とアニメーターの鶴巻和哉氏がタッグを組む。声優には山寺宏一、林原めぐみが名を連ねている。「日本アニメ(ーター)見本市」の作品ジャンルは、オリジナル企画以外にもスピンオフ企画、プロモーション映像、ミュージックPVと自由に制作。ドワンゴ、スタジオカラーの両社は、本企画の理念として「表現の規制のない"自由な創作の場"を提供し、日本のアニメ制作における企画開発やR&D、人材育成など、この先の映像制作の可能性を探る」ことを掲げており、ドワンゴの川上量生会長は「採算を取ることは考えていない」と語っている。同企画の背景にはアニメ業界への危機感があるようで、庵野監督は「アニメ業界は袋小路に入っており、新しいものを商売抜きにやらないと厳しい。今ならまだ間に合うんじゃないかと思った」と説明。庵野監督の構想を形にするサポートにあたるドワンゴは、川上会長がスタジオカラーの取締役を務めている縁から、配信を技術面でサポートすることになったという。アニメ制作はスタジオカラーが手がけ、公式ウェブサイトやアプリなどをドワンゴが担当する。作品は5~6分の短編が中心で30作品ほどのラインナップを用意。庵野監督は内容には「余程のことがない限り、口を挟まない」という。今後の作品に関わる監督、スタッフは発表されていないが、川上会長は「かなりの豪華メンバー」を自信をのぞかせた。会見では現在制作中の『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズ最新作についての話題も出たが、庵野監督は「ちゃんとやっているが、こういうこともやらないとダメになる。違うことをやってからエヴァに戻ろうと思っている」と述べるに留まった。
2014年10月26日第27回東京国際映画祭(10月23日開幕)で特別上映「庵野秀明の世界」(10/11(土)からチケット発売)が開催される映像作家・庵野秀明が取材に応じ、原画を手掛けた『風の谷のナウシカ』(84)がキャリアの大きな転機だと語った。現在は同作の生みの親であり、昨年長編アニメから引退した宮崎駿監督の“後継者”とも目されているが、「そう言われるのは、ありがたいですけど、意識はしていない」と心境を明かした。スタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーが企画した「庵野秀明の世界」では、学生時代の自主作品から最新作『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』まで、全編・抜粋を含めて50作品以上を上映。原画を担当した『風の谷のナウシカ』(84)や『火垂るの墓』(88)、実写作品に挑んだ『ラブ&ポップ』(97)、『式日』(00)、『キューティーハニー』(03)、三鷹の森ジブリ美術館の展示用に製作した短編など、庵野監督の“多様性”がうかがえるラインナップだ。「ナウシカに参加したことで、東京でアニメーターとしてやっていける自信がつきましたね。僕らの仕事は依頼がないと成立しないから、自分で『やっていける』って言うのは少し違うんですが。宮崎さんからは、作品づくりの姿勢というものを教わった気がします。技術的なことはもちろん、現場でクオリティを維持し続ける精神力と集中力にすごく感銘を受けました」(庵野監督)。キャリアの総括ともいえる特別上映が、東京国際映画祭というインターナショナルな場で行われる。「奇妙な世界を大真面目に追及するのが、日本アニメの特殊性だと思います。『ヱヴァ』もその1本。ディズニーやピクサーのようなポピュラリティを大切にした商業作品もいいですけど、日本アニメが世界に打って出るには、特殊性こそが突破口になるんじゃないかと思います」(庵野監督)。第27回東京国際映画祭期間:10月23日(木)~31日(金)会場:六本木ヒルズ(港区)、TOHOシネマズ 日本橋(中央区)ほか取材・文・写真:内田 涼
2014年10月07日