仕事の現場で女性の活躍が目立つようになってきましたが、女性の管理職はまだまだ少ないというのが現状です。なぜ管理職に就く女性が少ないのでしょうか?男性社会であるということだけでなく、女性自身が管理職を希望しないことが多いというのも要因になっているようです。管理職のメリットとデメリットについて知り、自身のキャリアについて考える上での参考にしてみてください。国の目標、「2030」って知ってる?「2030」という言葉はご存知でしょうか?政府により2003年に設定された、「2020年に指導的地位に占める女性の割合を30%にする」、つまり女性の管理職の割合を全体の3割にするという目標です。日本で仕事に就いている女性の割合は諸外国と比べてもそれほど差はありませんが、管理職に就いている女性の割合となると11.1%(アメリカは42.7%、イギリスは34.2%国際労働機関(ILO)報告書より)と、先進国の中ではかなり低い方になります。また、政府は1.2%という低い女性役員の割合も向上させる方針を発表しています。なぜ多くの女性は管理職志向がないの?プレジデントオンラインが行った調査によると、女性一般社員の82%が「管理職になりたくない」と回答しています。理由としては、「拘束時間が長くなる」、「残業が増えそう」など家庭やプライベートとの両立を望む女性にとっては時間的な負担がマイナス要因になっているようです。「そもそも出世に興味がない」という意見も多く、仕事よりも自分の時間を大切にしたいという人にとっては管理職は責任や時間的な拘束が増えるだけでメリットがないと感じるのかもしれません。それ以外にも、能力や適正に自信がないという人も多いようで、男性中心で女性の先輩管理職が少ないために自分が管理職となることがイメージがしにくくなっていることも影響しているのかもしれません。女性管理職ってどんなメリット・デメリットがあるの?管理職のメリットとデメリットを整理してみましょう。メリット収入が増える業界や会社によって差はありますが、一般的には管理職になると基本給が上がり管理職手当がつくようになることが多いです。平成27年の厚生労働省による「賃金構造基本統計調査」の役職別賃金の調査結果を見ると役職が上がるにつれて賃金も上がっているようです。女性の管理職別賃金も以下のようにかなり差があります。収入がこれだけ増えるのは大きなメリットと言えますね。部長級・・・約65万円課長級・・・約46万円係長級・・・約35万円非役職社員・・・約21万円仕事で自由がきくようになる実際に管理職についている友人からは、「管理職になって、自分のペースで仕事を進められるようになった」、「部下やまわりの人に仕事が頼めるようになったので自分のすべきことに集中できるようになった」という感想を聞きました。今までは上司の指示に振り回されていたという人も、管理職になると仕事のスケジュールや割り振りを自分で決められるようになるので、仕事での自由度が増えるというのもメリットの一つです。デメリット時間的、体力的な負担が増える2014年、リクナビNEXTがインターネット上で行った「管理職実態調査」によると、「管理職になって犠牲にしたものはあるか?」という問いに、女性管理職の54.0%が「犠牲にしたものがある」と回答しています。犠牲にしたものとして具体的には、1位が「趣味に費やす時間」、2位が「健康」、3位が「食生活」という結果に。4位以下も、友人と過ごす時間や家族や配偶者と過ごす時間など、「時間」を犠牲にしたという回答が目立ちます。自分の時間や大切な人と過ごす時間が減ってしまうため、管理職になるのを躊躇する人も多いのでしょうね。精神的な負担が増える責任が増すことで精神的な負担が増します。さらに上司とのコミュニケーションや部下のマネジメントなどでストレスが増える人も多いようです。また、仕事で高い結果を出すように求められるためプレッシャーも大きくなります。管理職になると、ストレスとプレッシャーという精神的な負担が増えることは避けられないのでうまく対処する術を身につける必要がありそうです。責任が増える、大変そう、というデメリットのイメージが強い管理職というポシション。しかし責任が増える分、仕事のやりがいや達成感は大きくなります。管理職にマイナスイメージがある方はプラスの部分にも目を向けてみて、チャンスがあればチャレンジしてみてください。
2016年10月30日会社員の仕事は、基本的に同じことの繰り返し。そんな毎日を退屈に感じることもありますよね。それで、自分の経験と知識がそのまま収入に反映されるような専門職につけたらどんなにいいかと考えることもあるでしょう。しかし、熟練のプロフェッショナルの道は厳しいもの。そんななか、アメリカの経済情報サイト『GET.com』がいま狙い目の専門的な職業を発表しました。どれも年収は800万円以上です。手に職をつけて稼ぎたい人は参考にしてみてください。■10位:アートディレクター&クリエイティブディレクター(年収800万円)意外にも、10位はアートディレクターやクリエイティブディレクターがランクイン。美術館や博物館を丸ごと頭に詰め込んだような知識と見識を持っていれば、企業の規模に関わらず、求められるものを的確かつ効率的に表現することができます。■9位:エレベーター設置&修復士(年収850万円)これは、建設業の中でも専門性の高い知識と経験が求められます。高層ビルが多く建設されている現代では、日常の安全性はもちろん、災害時の対策も考慮され、エレベーターは設置されます。定期的な点検にも経験と知識なくして安全は保障されないのです。■8位:危険物廃棄業(年収1,000万円)有害物質や危険物廃棄業にも経験と知識が必要です。周囲の安全はもちろん、自分自身をも危険にさらします。そのため、間違いは絶対にゆるされません。■7位:海軍専属エンジニア&建築家(年収1,280万円)海軍のエンジニアリングや建築関連の仕事は、石油や鉱物など天然資源関連業と密接です。海の上に大きな建造物を作ったり、様々なオペレーションを制御したりするコンピュータを扱う人々には専門的な知識だけでなく、豊富な経験から培われるスキルが求められます。鉱業や関連するコンサルティングなども含め、資源開発関連の平均給与は1,250万円ほどで、この職業の給与もほぼ同じぐらい。政府と企業が協力して進める天然資源開発に海軍専属のエンジニアや建築家はかかせません。■6位:数学者&保険数理士(年収1,500万円)数学者や保険数理士など、あまり身近な職業に思えませんが、実はかなり需要のある職業です。あらゆる業種において、数字管理は重要で、その使い道も実に幅広いのです。数学が得意であれば、とてもやりがいのある職業と言えます。■5位:人材エージェント&ヘッドハンター(年収1,700万円)スポーツやエンターテインメントなど、特殊分野での人材紹介やヘッドハンティングには、専門知識と経験から成る業界でのコネクションが重要です。そういった分野では、元々大きなお金が動くため、ヘッドハンターの取り分が10%だとしても、大きな稼ぎになります。■4位:補綴(ほてつ)専門歯科医(年収1,700万円)噛み合わせや歯並びの健康への影響が知られるようになり、見た目を良くする目的でもインプラントやホワイトニング、矯正などが一般的になってきました。補綴専門の歯科医は、医療歯科の知識だけではなく、近年では芸術性も求められるのかもしれません。個人によって違う顔や歯並びを適格に美しくするには、やはり経験を積む必要があります。■3位:水中溶接工&プロフェッショナルダイバー(年収数千万円)溶接工とダイビング両方の知識と技術が求められる職業です。まさに経験がものを言うプロ中のプロにしかできないような潜水作業を行います。沖合での石油開発現場や、大きな橋の水面下の修復作業などで活躍する職業で、経験豊富な人であれば何千万も稼ぐのだとか。■2位:鍼師(年収数千万円)知識だけではなく、長年の熟練によって結果を生み出す職業です。腕の良い鍼師には顧客が多くつきます。そのため、テクニックが求められます。有名な鍼師では、年間数千万円稼ぐ人もいるとか。■1位:カジノ施設責任者(年収数千万円)カジノのある都市の多くは、経済の再活性化を目指す目的のためにカジノを作っています。それだけ経済効果は大きく、施設内のサービスも一流であることが多いのです。その施設を管理する責任者には、経済効果を維持する責任も求められます。*このなかに、転職してみたい職業はありましたか?世の中には実に多くの職業がありますが、やはり手に職があるのは強いです。何となく今の仕事が性に合わないと思うなら、こういった経験がものをいう仕事に就くことを考えてみては?(文/hazuki) 【参考】※10Hands-OnJobsWithHighPay–GET.com
2016年09月10日近年、一般女性にも目を見張るほどの美人が増え、ちょっと外を歩けば「綺麗な人」を見かけるようになりましたよね。しかし、女優さんはやっぱり何かが違うのです!一般女性と女優さんのメイクの違いはどこにあるのでしょうか。そして、「美」に関する意識やこだわりの差は?早速見ていきましょう。一般美人はポイントメイク・女優はスキンケアとベースメイクに懸けている一般の美人は、ベースメイクはBBクリームやパウダーファンデーションなどで簡略化をするも、アイメイクやリップメイクなど、ポイントメイクに重点を置いて華やかさをプラスしています。一方女優さんは、ポイントメイク自体は、ほぼすっぴんに見えても、実はスキンケアに1時間以上かけたり、ベースメイクに何種類ものコスメを使ったりしているのだとか!一般美人は努力が溢れ、女優は頑張っていない感がある昨年「エフォートレス」なるものが流行しましたが、女優さんの姿はまさにそれ。良くインタビューで女優さんが「綺麗の秘密」について聞かれると「何もしていません。好きなものを好きなだけ食べて、ストレスをためないようにしています。」なんて答えていますよね。 私たちは、「そんなわけあるか?」と、もちろん思うわけですが、その言葉のようにまるで「何もしていない」感を漂わせているのが女優さん。その点、一般の美人は、ピラティスやジュースクレンズ・ジム通いにエステなど、かなり努力をしている様子が見えるものです。より美しくなるには、メイクにも私生活にも「抜け感」を出そうメイクを引き算するまつ毛エクステ・ハネ上げたアイライン・グラデーションシャドウ・・・どれも目元を印象的にする素敵なメイクです。でも、それをどれか1つにしてみませんか?例えば自まつ毛に、例えばインラインのみに、例えば単色シャドウにと、何かを減らすことで、ぐんと「頑張ってる感」が減少します。努力は隠す「これだけ頑張っている、私は努力している。」そうアピールしたい気持ちはありますよね?最新の美容に詳しいのもさすがです!でも、それをSNS上や口頭でアピールするのはナンセンス。休日はスムージー作りからの朝ヨガ、友人とオーガニックカフェでランチ、そして午後はエステに向かいランニングをしたあと半身浴・・・。なんていう、素晴らしく美意識の高い生活を仮に送っていたとしても、その事実はひた隠しにしましょう。シンプルライフこそ、より美しく見える近道です。最も、少し頑張りすぎな方は本当に何もしないほど「美」に近づける場合もありますよ。どうですか?「美人」って実は、意外にシンプルなものなのかも?と思えてきませんか?頑張りすぎの人より、程よく肩の力が抜けた感じの人のほうが、見た目の美しさのみでなく、人間的にも魅力的に見えますよね。そんな、素敵な女性を目指したいですね。
2016年07月23日夏らしく浴衣を着ているので、キラキラしたゴールドラメ(ジュエルアイライナー)や涼しげなブルーのアイライナーをプラスして、いつもと違う自分を彼に見せちゃいます。彼が長いまつげを誉めてくれるので、上も下もマスカラをたっぷり塗ったよ!メイクのコツ・ポイント涼しげな水色のラインをキャットライン風に目尻だけに引く。キラキラしたゴールドラメを涙袋に使用して、花火に負けない輝き&空を見上げた時のうるうる目を作るのがポイント。彼が長いまつげを誉めてくれるので、上も下もマスカラをたっぷりと。リップメイクはビビットなカラーで女らしく。このメイク動画の詳しい情報と使用コスメ詳細を見る
2016年07月11日メイクは濃すぎずナチュラルだけど、パーツごとに艶を出し、明るく品のあるメイクを目指す☆ツヤっぽメイクなら、「結婚相手チェック」の彼の親戚と「可愛いかどうか評価態勢」の地元の友達をダブルで攻略。メイクのコツ・ポイント肌なじみの良いピンクなら、彼の親戚にも上品に見えるはず!それに、ツヤピンクは男の子ウケも良いので、彼の地元の友達に「可愛い彼女だね」って後押ししてもらえる予感。アイシャドウパレットの締め色のブラウンをアイラインの代わりとして引くことで、ケバイ印象にならない。チーク、リップ共に血色の良い色味で健康的に見せ「花嫁候補」に一歩前進!リキッドルージュは重ね塗りの回数で発色が変わるので、彼の実家では1度塗り、地元の友達と会うときは2度塗りと調整可能。このメイク動画の詳しい情報と使用コスメ詳細を見る
2016年07月10日平日はリギリまで寝たいのでメイクは薄め・・・。アフター5にちゃんとメイクすればいいでしょ!そんな忙しい朝は、いつものコスメを使った時短テクが光ります。そして2in1コスメが大活躍!バッチリメイクよりも程よくメイクしてあるくらいの方が、女の先輩にも好感度。メイクのコツ・ポイントピンクベージュのアイカラーはくすみを飛ばしてくれるので、一気に明るい目元になれちゃう。マスカラは1度塗り。こちらのマスカラは1度塗りでもまつ毛の存在感がグッとアップするのでオススメ!眉はペンシルやパウダーを使わず、眉マスカラで髪とバランスを取るのみで時短!チークのほんのりのせた後、同じモノを保湿した唇にも少しのせる。チークリップを1つのアイテムで活用し、時短を狙う。このメイク動画の詳しい情報と使用コスメ詳細を見る
2016年07月09日毎日外回りをしている営業職の皆さんは、外で眠くなったときにどんな対策をしていますか?もし外にいるときにどうしても眠くなってしまった場合は、近くのカプセルホテルで思い切って仮眠をとってみるのもいいかもしれません。「いつも眠い」と眠気を感じている営業職の人にオススメの仮眠に使えるカプセルホテルを紹介します。そもそもカプセルホテルとは?カプセルホテルとはカプセル状の簡易ベッドと寝るためのスペースを提供する宿泊施設のことで、特に都市部の繁華街に多く存在しています。日本で初めてカプセルホテルが誕生したのは1979年で、それ以降カプセルホテルは「日本独自の文化」として発展を続けていきました。利用料金が2,000~4,000円程度と通常のホテルに比べて安いため、夜間はもちろんのこと、昼間でも仮眠目的でサラリーマンを中心によく利用されています。ただしその代わりアメニティは必要最低限のものしか置かれておらず、また内装についても決してオシャレと呼べるものではありませんでした。そのためカプセルホテルには何十年にもわたってずっと「男性向けの施設」というイメージが強くありました。女性にもオススメの都内のカプセルホテル5選ここ数年で、女性でも気軽に利用できるような、工夫を凝らしたカプセルホテルが少しずつ増えてきています。続いては東京都内にある「女性専用フロア」が完備されているオススメのカプセルホテルをご紹介します。1)オークホステルキャビン中央区日本橋に2015年3月にオープンしたばかりの最新カプセルホテルで、女性専用フロアに加えて料理ができるキッチンも設けられています。住所:東京都中央区日本橋箱崎町1-16電話番号:03-6264-9452HP:)駒込カプセル&サウナ ROSCOJR山手線駒込駅から徒歩30秒のところにある「駒込カプセル&サウナ ROSCO」では、館内で使用する水はすべて100%天然高品質のミネラルウォーターを使用しています。住所:東京都北区中里2-4-8電話番号:03-3915-0005HP:)MyCUBE by MYSTAYS 浅草蔵前快適性と利便性の両立を目指すホテル「MYSTAYS」が手掛けた、2016年6月1日にグランドオープンを予定している「CUBE型宿泊施設」です。パブリックスペースにはなんとバーラウンジもあるそうです。住所:東京都台東区蔵前2-6-7電話番号:03-3434-3939HP:)グリーンプラザ新宿全部で630部屋もある、日本最大級のカプセルホテルです。建物内には女性専用の宿泊施設&スパである「リ・ラックスパ」が併設されていて、アメニティは「資生堂」と「POLA」で統一されているそうです。住所:東京都新宿区歌舞伎町1-29-2電話番号:03-3207-5411(男性専用 カプセルホテル&サウナ)03-3207-4921(女性専用 宿泊施設&リ・ラックスパ)HP:)NADESHIKO HOTEL SHIBUYA2016年4月1日に訪日外国人女性をメインターゲットにしてオープンした宿泊施設で、「和」をコンセプトにしています。内装や浴室が凝っているのはもちろんのこと、オリジナルの浴衣や足袋などもあり、利用者は「大和撫子気分」で仮眠&宿泊ができるそうです。住所:東京都渋谷区神泉町10-5電話番号:03-5489-3667HP:いつも眠いという人は、カプセルホテルで仮眠をとろう!今回は都内にあるカプセルホテルのなかでも、女性が気軽に立ち寄れるオシャレな施設を紹介しました。最近では営業職として働く女性も増えていますが、そのなかには昼過ぎになると「いつも眠い」と眠気を感じてしまう人もいると思います。そんな外回り中にどうしても眠くなってしまった場合は、カプセルホテルで仮眠をとってみてはいかがでしょうか?仮眠後はスッキリとした気分で、仕事に励むことができるはずですよ!photo by きなこもち
2016年05月24日これまで営業職・事務職、クリエイティブ職・専門職と、それぞれの職種ごとの趣味を聞いてきた。最後に聞いたのは技術職。他の職種と比べて、どのような趣味を持っているのだろうか。今回はマイナビニュース会員男女300名のうち、技術職の人を対象に自分の好きな趣味について聞いた。Q.あなたの趣味を教えて下さい、その趣味が好きな理由を教えて下さい■見たり読んだり・「読書:いろいろな世界を知る事が出来るから」(39歳男性/情報・IT/技術職)・「音楽鑑賞: V系が大好きだから」(31歳男性/運輸・倉庫/技術職)・「映画鑑賞: 話題の映画を見るのが好きだから」(50歳以上男性/建設・土木/技術職)・「アニメを見る: 独特に世界観に浸れる」(41歳男性/運輸・倉庫/技術職)■つくる・「鉄道模型:ジオラマを作ったり、作ったジオラマの中を電車で走らせるのが好きだから」(32歳男性/ソフトウェア/技術職)・「プラモデル: やりがいがある」(29歳男性/電機/技術職)・「DIY:新しいことに挑戦するので、クリエイティビティが刺激され、反応もあって面白いから」(50歳以上男性/電機/技術職)・「日曜大工:役に立つ」(23歳男性/自動車関連/技術職)・「お菓子作り: 食べるのが好き」(39歳女性/運輸・倉庫/技術職)■ゲーム・「ゲーム: 現実を忘れられるから」(28歳女性/ソフトウェア/技術職)・「テレビゲーム:ゲームの中でしかできない冒険を楽しんだりできるから」(28歳男性/情報・IT/技術職)・「ゲーム:没頭できるから」(37歳男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)■集める・「ポイントサイトのポイント集め: 楽しい」(33歳男性/機械・精密機器/技術職)・「収集・コレクション:集めるのがたのしい」(45歳男性/建設・土木/技術職)■レジャー・「魚釣り:子持ちししゃもなどのうまい魚が釣れる」(30歳男性/運輸・倉庫/技術職)・「登山: 山頂にたどり着く達成感がたまらないから」(31歳男性/情報・IT/技術職)・・「食べ歩き: 美味しい物を食べると幸せな気分になれるから」(33歳男性/電機/技術職)・「サイクリング: 風を切るのが好きだから」(30歳男性/自動車関連/技術職)・「ドライブ: 開放的だから」(50歳以上男性/建設・土木/技術職)■その他・「投資:金がたまる」(31歳男性/運輸・倉庫/技術職)・「農業:自然と戯れる」(25歳女性/情報・IT /技術職)・「ジャグリング: 達成感があるから」(28歳男性/自動車関連/技術職)・「筋トレ: 理想の体型にしたいから」(48歳男性/建設・土木/技術職)■総評技術職の趣味では、「読書」と答えた人が最も多かった。営業職・事務職、クリエイティブ職・専門職、すべてに共通して人気のようだ。このほか、映画やアニメなど様々な世界観に触れて気分を変えていた。何かを「つくる」人も多かった。鉄道模型、プラモデル、DIYなど、いかにも"技術職"らしい特徴が表れる結果となった。また、「ゲーム」を楽しむ人も多く、主に「現実を忘れられる」という意見が寄せられた。インドア派が目立つ一方、魚釣り、登山、食べ歩き……などレジャーを楽しむ人もいた。その他、投資、農業、筋トレなどの個性溢れる意見もみられた。全体を通して、技術職は何かにじっくり没頭することが趣味な人が多い傾向にあるようだ。※画像はイメージであり、本文とは関係ありません調査時期: 2015年11月17日~19日調査対象: マイナビニュース会員300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2016年01月31日ピースマインド・イープは1月28日、女性管理職のストレス傾向の分析結果を発表した。同調査は、同社の調査・研究機関である国際EAP研究センターが2015年4月~12月にかけて、同社のストレスチェックを行った団体から抽出した管理職5368人(男性5158人、女性210人)を対象に実施したもの。調査の結果、男性管理職と女性管理職とでストレス度を比較したところ、男性管理職を1とすると女性管理職は1.1を越えており、女性管理職の方が男性管理職よりもストレス度が高かった。また、管理職におけるストレス度と関連の強いストレス要因を抽出すると、「ワークセルフバランス・ポジティブ」と「職場での対人関係」が、男女問わず関連の強い要因として抽出できたという。「ワークセルフバランス・ポジティブ」は、仕事でエネルギーをもらって自分の生活をさらに充実させることができること、「職場での対人関係」は、部署内での意見の相違や部署同士の対立など対人関係に関する負担が大きいことを示している。男性管理職では「仕事のコントロール」「情緒的負担」「役割葛藤」など主に仕事上の要因が上位となったが、女性管理職では「キャリア形成」「個人の尊重」「公正な人事評価」といった組織体制・風土に関する要因が上位に挙がっている。また、「キャリア形成」「個人の尊重」「公正な人事評価」といった特に女性管理職のストレス度と関連の強いストレス要因と、ストレス度の関係を分析したところ、これらのストレス要因を負担に感じている女性管理職のストレス度は、そうでない女性管理職と比較して約2倍だったという。これらの結果から同社は、女性が管理職として働きやすい職場作りを進めるためには、会社として女性管理職向けのキャリア教育、全社的なハラスメント防止教育、女性管理職の上司となる幹部層に対するコミュニケーション研修などに力を入れていくことが必要と考えている。また、現状の日本企業においては社内に女性管理職のロールモデルや相談相手となれる存在が不足していると見ており、キャリアに関する悩みや育児・介護などのプライベートな悩みを相談できる専門機関を利用することも有効と提言する。
2016年01月29日会社と現場で働く人、両方の意向を伺いつつ、仕事内容を調整し、物事をスムーズに進行させなければいけないバランサー「管理職」。今回はマイナビニュース会員男女300名のうち「管理職」に就いている5.3%の人に、 管理職の悩みについて聞いてみた。Q.管理職の悩みを教えて下さい■中間管理職のつらさ・「上から下から両ばさみ」(47歳男性/電力・ガス・石油/技術職)・「上司と部下の間に挟まれて、仕事、人間関係の調整が大変です」(48歳男性/建設・土木/技術職)・「中間管理職として、自分の意に沿わないことを部下に命令するとき」(50歳以上男性/電機/技術職)■部下が大変・「下は言うことを聞かない」(50歳以上男性/金融・証券/営業職)・「下の文句がすごい」(28歳男性/医療・福祉/事務系専門職)・「海千山千の部下をまとめていくことの難しさ」(50歳以上男性/団体・公益法人・官公庁/技術職)■教育の難しさ・「人材育成と結果をもとめることのバランス」(50歳以上男性/その他/その他)・「新人のスキルアップが急務だがなかなか育たない時間がかかる」(50歳以上男性/建設・土木/技術職)・「部下の教育にどこまで口を出せば良いかわからない」(38歳男性/情報・IT/技術職)・「部下をどうやって評価するか、査定するか」(34歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)■人間関係の調整・「部署内の不和」(47歳男性/医療・福祉/専門職)・「社長のワンマンが強いので、実際には権限がない」(36歳男性/機械・精密機器/営業職)■総評管理職についている人は300人中5.3%、少数ながらその悩みは濃く、深い。管理職を目指している人もそうでない人も、参考までに見ていこう。まずは、よく言われる「中間管理職のつらさ」を挙げる声。「上司と部下の間に板ばさみ」になって、つらい思いをしている管理職の嘆きが寄せられた。時には「自分の意に沿わないことを部下に命令しなくてはならない」というジレンマもあるようだ。特に、部下に対する悩みは尽きないようで、「言うことを聞かない」「文句がすごい」「まとめるのが大変」とボヤきが多数寄せられた。また、「新人教育」の難しさを吐露する声もあった。新人の「スキルアップや育成」はもちろん急務だが、育て上げるには相応の時間もかかり、上からはすぐに「結果」を求められる……そんな状況に困難を感じている管理職の様子が伺えた。「部署内の不和」「社長のワンマンがひどい」など仕事以外の人間関係のバランス調整で悩むのも、管理職のつらさだろう。それでも管理職にしか見えない世界もあり、やりがいもあるはず。管理職の皆さん、がんばれ!!調査時期: 2015年11月19日~12月1日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性135名 女性165名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年12月25日国内外のブランドや百貨店、人材派遣業界の有志が、ファッション販売職の社会的地位向上を促す一般社団法人として「ファッション販売員協会」を設立する。消費者のニーズがますます高度化し、多様化している昨今のファッション業界。その中で、ブランドの身近な広告塔となり商品の価値を伝え、商品の動向や消費者の声を現場で聴取しているファッション販売員。その重要性が強く認識され始めている。しかしながら現在のファッション販売員のイメージや専門スキルの汎用性において課題も多い。そこで、ファッション販売職の社会的地位を向上と、女性のさらなる社会進出を目指し、16年4月を目途に一般社団法人としてファッション販売員協会を設立することを目指し、発起人委員会が結成された。ファッション販売員協会では、ファッション販売職の魅力を業界内外に向けてPRする他、ファッション販売職の専門スキルを向上するための社内教育プログラムを補完するセミナーや研修などを実施。また、ファッション販売職のキャリアパスとしてエキスパートを認定する資格制度も創設する。今後は国内外のファッションブランドや商業施設を運営する多数の企業に加盟を呼び掛け、ファッション業界が一体となって活動を進めて行く。なお、ファッション販売員協会の発起人委員会には、エルメス ジャポン株式会社代表取締役社長の有賀昌男や、株式会社三越伊勢丹ホールディングス代表取締役社長の大西洋、株式会社高島屋代表取締役の木本茂、株式会社大丸松阪屋百貨店代表取締役の好本達也、三陽商会代表取締役の杉浦昌彦、シャネル株式会社代表取締役のリシャール コラス、LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン ジャパン株式会社取締役のエマニュエル プラットなどそうそうたるメンバーがそろった。
2015年11月25日メディケア生命保険はこのほど、「若手と管理職の意識調査」の結果を発表した。調査は8月21日~24日、20~29歳で役職を持たない会社員・公務員(若手)500名と30歳以上で課長クラス以上の役職を持つ会社員・公務員(管理職)500名を対象に、インターネットで行われた。○若手は「計画通りに」、管理職は「より難しい」業務を完遂若手と管理職の仕事に対する意識や価値観の違いを探るべく、まずは『仕事観で見る価値観の違い』について調査を実施。どんな仕事(の成果)でモチベーションが湧くか尋ねたところ、若手は、「事前の計画通り業務を完遂すること(34.0%)」が最も高く、次いで「一緒に働くメンバーに感謝されること(33.4%)」「成果に見合った給料がもらえること(33.2%)」「新しい知識・技能を身につけられること(31.4%)」などが3割台で続いた。一方、管理職では「難易度の高い業務を完遂すること(54.2%)」が最多となり、次いで「お客さまに感謝される/笑顔がみられること(49.4%)」「事前の計画通り業務を完遂すること(44.0%)」「成果に見合った給料がもらえること(42.0%)」「一緒に働くメンバーに感謝されること(40.6%)」が4割台という結果に。若手は、きちんとコントロールできる仕事や、自分自信のスキルアップに繋がる仕事にモチベーションが湧く傾向が見られ、対して管理職は、難しい業務をやり遂げる達成感や、顧客に感謝される喜びなど、報酬面以外の成果でモチベーションが湧く傾向にあることがわかった。○仕事とプライベート、どっちが大事?続いて、若手と管理職の『仕事に対するスタンスの違い』を探るため、仕事とプライベートでどちらかを選ばなければならないようなシチュエーションを挙げ、どちらを優先するのか、という質問を実施。その結果、「上司からの食事のお誘い」と「気になる異性からの食事の誘い」では、若手・管理職ともに「気になる異性からの食事(若手71.2%・管理職71.0%)」を優先する人が7割を占めた。また、「大事な会議」と「急病の家族の病院への送迎」でも同様の傾向で、若手・管理職ともに「急病の家族の病院への送迎を優先する(若手76.6%・管理職77.8%)」が圧倒的多数に。"業務時間外では上司との付き合いよりも恋愛"、"仕事よりも家族"というスタンスには、若手・管理職の間で差はみられなかった。一方、「トラブル対処のための休日出勤」と「友人の結婚式参列」では、「友人の結婚式参列」を優先する若手が34.2%に対し、管理職は42.2%と、"休日であっても緊急時には仕事を優先するべき"というスタンスに、若手と管理職との意識差がうかがえた。また、「急にお願いされた残業」よりも「スキルアップのための習い事の予定」を優先する若手が24.8%に対し、管理職は13.8%。さらに、「上司の送別会」よりも「趣味に関する限定イベント(例:好きなアイドルの解散コンサートなど)」を優先する若手が42.8%に対し、管理職は28.0%と、若手は管理職と比べて、仕事よりも自己投資を、職場のイベントよりも趣味のイベントを優先する傾向が強いことがわかった。○休憩中の「ノンアル・カラオケ」はNG次に、平日にどんなリフレッシュを行ったことがあるか聞いたところ、若手は、「業務中にお菓子を食べる・コーヒーやお茶を飲む(37.6%)」「休憩中に昼寝する(34.4%)」「業務中に同僚と世間話をする(25.4%)」と回答した人が多く、次いで「業務中に(業務と関係ない)インターネットを巡回する(19.4%)」や「休憩中にゲームで遊ぶ(16.4%)」と続いた。一方管理職は、「休憩中に昼寝する(40.8%)」や「業務中にインターネットを巡回する(24.6%)」「(散歩やコンビニでの買い出しなど)業務中に外の空気を吸いに行く(22.0%)」といったリフレッシュを行っている割合が若手よりも高いことがわかった。続いて、平日に行うリフレッシュとして、NGだと思うものについても尋ねたところ、若手では「休憩中にビールテイスト飲料(ノンアルコールビール)を飲む(34.6%)」が最も高く、清涼飲料という扱いであっても、休憩時間中にビールテイスト飲料を飲むことは不適切だと感じている若手が多いよう。また、「休憩中にカラオケに行く(26.4%)」「業務中に私用のメールやチャットをする(24.4%)」「業務中にインターネットを巡回する(21.4%)」が2割台で続き、これらの行為は"サボり"に近い感覚で行われている様子がうかがえた。一方管理職は、「休憩中にカラオケに行く(36.2%)」「レジャーをしてから出勤する(23.4%)」「休憩中にゲームで遊ぶ(17.6%)」など、労働時間外にレジャーや娯楽を行うリフレッシュ方法への拒否感が若手よりも高かった。そのほか、「業務中に私用のメールやチャットをする(33.4%)」や「業務中に仮眠する(27.2%)」でも、若手よりも高い割合を示し、これらの行為は、業務効率を上げるためのリフレッシュ目的であっても、上司の目には"サボり"と映ってしまう可能性があるとも言える結果となった。○将来想定する年収額に600万以上の差最後に、若手と管理職の『金銭感覚の違い』について調査を実施。将来、出世したらもらえると思う年収の最高額はいくらだと思うか聞いたところ、若手は「年収400万円(20.8%)」「年収500万円(16.8%)」「年収300万円(15.2%)」を中心に回答が集まり、その平均額は759万円となった。一方管理職は、「年収1,000万円(29.8%)」や「年収1,500万円(23.8%)」に回答が集中し、その平均額は1,378万円という結果に。管理職と若手を比較すると、若手は出世したときの最高年収額を管理職がイメージする最高年収額よりも600万円以上低く、現在の役職や実際にもらっている給料の違いによる影響も考えられるものの、相対的には若手のほうが将来を悲観的に捉えていて、会社からの報酬に期待していないことが読み取れる結果となった。
2015年11月12日メディケア生命保険は11日、若手と管理職の仕事に対する意識や価値観の違いを探るべく実施した、「若手と管理職の意識調査」の結果を発表した。同調査は、インターネットリサーチにより、2015年8月21日~8月24日の4日間において実施。20~29歳で役職を持たない会社員・公務員(若手)500人と30歳以上で課長クラス以上の役職を持つ会社員・公務員(管理職)500人、合計1,000人の有効サンプルを集計した(調査協力機関:ネットエイジア)。○出世したら貰えると思う年収、若手の女性の想定額が特に低いことが判明これによると、全回答者(1,000名)に対し、将来、出世したら貰えると思う年収の最高額はいくらだと思うか聞いたところ、若手(500名)では、「年収400万円」(20.8%)や「年収500万円」(16.8%)、「年収300万円」(15.2%)を中心に回答が集まり、平均額は759万円となった。男女別にみると、若手の女性は特に想定額が低く、平均額は523万円となっており、若手の男性(平均額1,004万円)のおよそ半分の水準となった。一方、管理職では、「年収1,000万円」(29.8%)や「年収1,500万円」(23.8%)に回答が集中し、平均額が1,378万円となった。管理職と若手を比較すると、若手は出世したときの最高年収額を管理職がイメージする最高年収額よりも600万円以上低く、男性のみで比較しても400万円近く低く見積もっている様子が窺えた。メディケア生命では、「現在の役職や実際に貰っている給料の違いによる影響も考えられるが、相対的には若手のほうが将来を悲観的に捉えていて、会社からの報酬に期待をしていないといえるのではないか」と分析している。○将来これくらいは貰わなければと思う年収の下限、管理職は「年収1000万円」最多また、将来、これくらいは貰わなければと思う年収の下限額についても聞いたところ、若手では「年収300万円」(24.2%)や「年収400万円」(20.2%)に回答が集中し、平均額が582万円となった。一方、管理職は「年収1,000万円」(23.4%)が最多回答となり、平均額では879万円となった。メディケア生命では、「将来貰うことを期待する給料に対しての大きなギャップが将来設計の差となり、仕事や職場に対する意識の差として表れているのかもしれない」としている。
2015年11月11日厚生労働省は20日、「コース別雇用管理制度の実施・指導状況」の結果を発表した。期間は、平成26年4月~平成27年3月。対象は、コース別雇用管理制度導入企業の118社。○平成26年4月採用、総合職女性は2割コース別雇用管理制度とは、「総合職」「一般職」といった労働者の職種、資格などに基づき複数のコースを設定し、コースによって異なる配置・昇進などの雇用管理を行うシステムを指す。平成26年4月の採用者の男女比率をみたところ、総合職の割合は、女性が22.2%(前年より3.1pt増)、男性が77.8%(前年より3.1pt減)だった。一般職では、女性が82.1%(前年より2.2pt減)、男性が17.9%(前年より2.2pt増)となった。応募者数に占める採用者割合は、総合職では、女性は2.3%(採用倍率44倍)、男性は3.3%(採用倍率30倍)となった。一般職では、女性は4.4%(採用倍率23倍)、男性は8.8%(採用倍率11倍)だった。平成17年4月の総合職新規採用者について、「10年後(平成26年4月時点)での役職等の状況」をみると、女性は58.6%で「離職」が最多となった。次いで、「一般職員」(33.1%)、「課長相当」(4.0%)と続いた。男性の最多は38.1%で「一般職員」だった。以降、「離職」(37.1%)、「係長相当職」(15.5%)となった。
2015年10月27日安部晋三首相の唱える「女性が輝く日本!」というスローガンのもと、この夏「女性活躍推進法」が成立した。各企業において、女性の活躍に関する状況を把握し、行動計画を策定することを求める「女性活躍推進法」。さまざまな調査事項があるものの、特に注目されているのが女性管理職比率だ。政府は「2020年までに女性管理職比率30%」という目標を掲げ、各企業へ努力を求めていくという。世間的には少ないとされる女性管理職だが、上場企業の女性社長就任もさほど珍しいことではなくなり、女性管理職が今後ますます増加していくことは想像に難くない。男女問わず、誰しも役職に就くことでビジネスマインドは、大きく変化を遂げる。それがオンスタイルのファッションにどのような影響を与えるのか?ファッションポリシー、TPOに合わせたオンスタイルとは、ショッピングについて、株式会社フジテレビジョンの総合開発局新規事業開発センターの室長・八木祐子さんに話を伺った。――現在、総合開発局新規事業開発センターの室長ということですが、どのようなお仕事なのですか?秘書室や編成部を経て、14年に新しく立ち上げた本部署の室長に今年なりました。全部で8名の小さな部署ですが、さまざまな企業とパートナーを組みビジネスに繋げる取り組みを進めています。CM広告やテレビ制作のコンテンツを活用した収益モデルとはまったく違っていますので、その辺りを各企業にご理解頂くところから始めています。今春、銀座三越などの商業施設と組んでセミナー事業をスタートさせました。さまざまなパートナー企業とコラボレーションをしながら多種多様な事業を展開したいと思っています。――さまざまな企業と新たなビジネスを仕掛けていく、いろんな立場のお相手と会うことが多そうですね。テレビ業界ということで比較的自由な服装かもしれませんが、八木さんのオンスタイルにおけるポリシーを教えていただけますか?相手に不快感を与えないことを前提として、基本的には自分の好きなファッションで仕事をしています。通常は、今着ているようなモノトーン中心のカジュアルスタイルが多いですね。そしてオンスタイルとはいえ、どこかにトレンド要素を取り入れることも意識しています。ただ秘書室に在籍していた時は、当時のきまりでもあるワンピースにジャケットというスタイルでした。管理職だからというより仕事内容による服装の差が大きいかもしれません。今の方がずっとラフですから(笑)。――今日は、キレイめカジュアルといったスタイルですね。好きなスタイルで仕事をするとはいえ、管理職という立場になったことで、ワードローブの変化などはありましたか?初めて管理職として服装を意識したのは、編成部のデスク担当部長の時でした。その際は、「あぁスーツを買わなきゃ!」と思いました。ほとんど持っていなかったから(笑)。最初はスーツを着ることもありましたが、次第にTPOを判断してワンピースやパンツスタイルでもいいかなと思うように。ここ一番のスポンサープレゼンでは、ジャケットを着ることもありましたが、スーツを着たのは本当に最初だけでしたね(笑)。基本的に、カラダ馴染みのいいラクでキチンと見えるスタイルが好きなんです。――ラクでキチンと見えるスタイル、長時間仕事をしている方の言葉だなと思います。初めての人との会合、年齢や立場も上の方との会食も多いと思いますが、その際にはどのようなスタイルなのでしょうか?ワンピースやスカートスタイルが多いですね。もともとワンピースが好きなんです、キチンと見えるしラクでしょう(笑)。普段のオンスタイルでは、フラットな靴をあわせることが多いのですが、会食や会合にはヒールのある靴を履いたり、アクセサリーをあわせたり、華やかかつ“キチンと感”が出るようにします。――管理職になったことで、服の買い方やブランド選びは変わったりしましたか?また、お気に入りのブランドなどを教えてください。20代の頃は、銀座に渋谷に新宿にと、いろんなファッションスポットやブランドで買物をする行為を楽しんでいました。でも、編成部の管理職時代、突然の事件や事故における特別番組の放送対応を判断する立場となり、休日でもまったく気が抜けなくなったんです。そこで自然と買物時間を短縮しようと考えるようになりました。それ以降、伊勢丹新宿本店4階にあるプレシャスミックスでシーズンごとにまとめ買いしています。お店に行くと、今シーズンのアイテムの中から、私に似合そうな服を何十着かラックに用意してくれていて、2~3時間かけて選ぶ買物スタイルに落ち着いています。――すごい!では年4回、まとめて一気にお買物されるのですね。服は完全におまかせ?アクセサリーや靴も同じですか?とやや興奮ぎみでスイマセン…。アクセサリーやベルトなどは、同じブランドの方が使い勝手がいいので、プレシャスミックスで買うことが多いです。靴は、同ショップにセレクトアイテムとして置いてある靴か伊勢丹の靴売場へ。最後は、伊勢丹のデパチカでおいしいモノをパトロールして終了です。プレシャスミックスのスタッフとは、もう10数年のお付き合いになります。私の仕事、趣味嗜好、何を持っているか、を分かってくれているので、本当にスムーズに買物ができる。そしてトレンドアイテムをいい具合に差し込んでくれる。でも、選んでくれた洋服すべてを購入するわけではありません、予算もありますから。最後は、かなりの攻防戦を繰り広げています(笑)。――ビジネスで使用する小物などにこだわりはありますか?気にいっているものは、エルメス(HERMES)の手帳ですね。書きやすいですし、品があるピンクのレザーカバーがいい。服はモノトーンを選ぶことが多いのですが、小物はピンクや赤系を選ぶことが多いかも。名刺入れもピンク、スマホカバーは赤系の花柄、iPad miniカバーも赤と、フェミニンな色遣いにしています。あと小物ではないですが、お台場はかなり寒いので、これからの季節はユニクロ(UNIQLO)のヒートテック“極暖”は手放せません。シーズン前には、伊勢丹帰りにユニクロで買いだめしちゃうんですよ(笑)。これも一種のこだわりかもしれません。新たな組織を編成して、事業戦略を練り、精鋭揃いのスタッフをマネジメントする立場ながらも、どこかかわいらしい雰囲気が漂う八木さん。管理職だからとスーツに身を包むことはなく、自分らしいスタイルでいいのでは、とまったくもって自然体。しかし会食には華のあるスタイルで出向くこと、また商談予定の企業が手掛けるゲームのイメージをネイルにあしらうなど、相手を喜ばせるポイントはしっかり押さえている、そこが八木流オンスタイルの要かもしれない。
2015年09月26日あしたのチームは9月1日に、これまで特定の企業からの問い合わせに対して提供していたという、管理職専門の育成支援サービス「評価モニタリングサービス」の一般提供を開始した。同サービスは、まず管理職の行動特性を診断し、その後、人事評価クラウドサービスを利用しながら、クラウドシステムに蓄積された情報をもとに、評価者としてのマネジメントスキルを定量・定性の両面からのアプローチでレポーティングするという。具体的には、「期日管理」「目標設定」「中間レビュー」「評価」「フィードバック」の5つの指標を分析し、各4段階で「通信簿」を作成するとしている。また、四半期ごとに全管理職が集まる「レビュー報告会」を開くことで、優れた評価者の事例を社内に共有し、管理職のマネジメントスキル向上や社員の行動改善につなげていくという。価格は初回が一人あたり10万円、2回目以降は5万円となっている。また、「評価モニタリングサービス」は、同社が提供する人事評価サービス「コンピリーダー」を利用することを前提としたサービスとなっている。
2015年09月02日アドビ システムズは、従業員規模100名以上の国内企業の管理職1,031名(35歳以上の男女)を対象とした、管理職の業務の実態に関する調査結果「Management’s Work Survey」を公表した。調査期間は2015年8月14日~15日、Webアンケートによる調査となる。本調査では、管理職の全業務のうち、平均で27.5%が主業務以外の「庶務業務」という結果となった。また、最も多くの管理職が時間を費やしているのは「承認関連業務」(33.9%)となった。さらに、庶務業務の割合が40%を超えると回答した管理職は23.0%を占め、庶務業務に貴重な時間を費やしていることが伺える結果となった。庶務業務の非効率性について調査した結果、「社内(団体内)申請に関する承認」に関しては45.5%、「社外(団体外)取引に関する承認」に関しては53.0%もの管理職が「非効率」と回答。約半数の管理職が社内外に関わらず承認関連業務を非効率と感じていることがわかった。同社ではこの結果から、承認業務を効率化することが管理職の生産性向上の鍵であると結論づけた。同社では、社内外に関わらず、どこからでも承認作業が可能となる「Adobe Acrobat DC」を提供しており、同サービスの基本機能であるデジタルサインサービス「eSign」をクラウドサービス「Adobe Document Cloud」とつなげることによって、外出先でもモバイルデバイスから確認と署名(決裁)することを可能としている。現在同社では、「eSign」を体験することによって、銀座の豪華ディナーを堪能できるキャンペーン「そのビジネスディナー、アドビが持ちます。@GINZA」を実施しており、実際に「eSign」を体験したユーザーからは、「見積のやり取りなど迅速な対応が求められる時に便利だと感じた」「その場ですぐに承認してほしい時にお願いしやすい」といったコメントが寄せられたという。
2015年08月21日インテリジェンスHITO総合研究所は7日、女性の管理職意向に関する調査結果を発表した。対象は、全国の25~44歳で管理職経験のない女性 1,025名。期間は1月24日~25日。○異動経験がある人のうち「管理職意向あり」は27.6%異動経験の有無について尋ねたところ、70%が「異動経験なし」と回答した。また、「管理職意向があるか」を聞いたところ、「異動経験あり」の27.6%、「異動経験なし」の20.9%に管理職意向があった。異動回数別の「管理職になりたい理由」を見ると、異動回数3回以上、1回、0回と比較して、「異動2回」と回答した層の変化が最も大きくなった。項目ごとにみると、「年収を上げたいから」(52.4%)、「管理職という仕事に魅力を感じるから」(23.8%)に数値の落ち込みが見られた。一方、「自分の影響範囲を広げたいから」(38.1%)、「人材の育成・マネジメントをしたいから」(14.3%)と答える人の割合は増加している。「管理職になりたくない理由」においても、他の異動回数と比較して異動2回の層における変化が最も大きかった。全ての項目で異動1回の層よりも高い数値を示しており、それぞれ「自分には向いていないと思うから」(73.9%)、「責任が重くなるのが嫌だから」(54.3%)、「管理職という仕事に魅力を感じないから」(43.5%)、「役割に見合った収入が得られなさそうにないから」(26.1%)となった。
2015年08月10日インテリジェンスHITO総合研究所は8月7日、全国の働く女性1,025人を対象に女性の管理職意向について調査を実施し、「女性の異動経験と管理職意向の関係」に関する結果を公表した。調査対象は全国の25~44歳のメンバー層の女性1,025人、調査期間は2015年1月24~25日、インターネットによる調査となる。全国の25~44歳で管理職経験のない女性 1,025人に、異動経験の有無について質問した結果、全体の7割が今まで一度も異動した経験がないという結果となった。一方、これまでの異動経験と管理職意向の関係を見ると、異動経験がある人のほうが管理職意向が高いという結果に。また、最も管理職意向のある人が多かったのは異動回数が2回で、それ以上異動を重ねると、むしろ管理職意向は弱まっているという結果となった。管理職になりたい理由については、異動2回目のタイミングで「自分の影響範囲を広げたいから」「人材の育成・マネジメントをしたいから」という回答が増加。一方、管理職になりたくない理由については、異動2回目で「管理職という仕事に魅力を感じないから」「自分には向いていないと思うから」「責任が重くなるのが嫌だから」「役割に見合った収入が得られそうにないから」という回答が増加。同社は、今回の調査結果をふまえて、生き生きと活躍する女性管理職を増やすには、まず女性社員の異動を特段計画してこなかった企業では、一度社員の声に耳を傾け、最適な配置のあり方を検討することを提案している。また、本調査結果のように、2回目の異動が管理職に対する意識の分かれ目になる傾向が高いようであれば、それまでに管理職に対する前向きな意識を醸成するために、異動させる部署や人間関係、仕事内容を丁寧に計画することも勧めている。
2015年08月08日イオンは6月11日、全国の「イオンシネマ」約30会場をインターネット回線で接続し、約1,000名の管理職が参加するダイバーシティ研修を実施する。○「介護」「育児」などをテーマに展開同社はダイバーシティ経営の実現を目指し、グループの女性管理職比率を2016年までに30%、2020年までに50%にするという目標を掲げている。2014年には国内グループ企業各社にダイバーシティ推進組織を設置し、実現に向けた基盤固めを行ってきた。2015年は、各社が策定したアクションプランを着実に実行する年と位置付け、キーマンとなる管理職を対象に、ダイバーシティ研修"ダイ満足"カレッジ「マネジメントコース」を開催する。同研修は、管理職一人ひとりにダイバーシティ経営の必要性の理解と参画意識の向上を促すことをねらいとしている。全国の「イオンシネマ」約30会場をインターネット回線で接続し、様々な企業で働く従業員が同じカリキュラムを受講する。同時に学び、互いの意見を共有することにより、新たな気づきを生み出すことをめざすという。研修は、「違いを活かす」「介護」「育児」など、ダイバーシティ経営を進める上で重要となるテーマを年間4つ設定する。その分野に造詣の深い有識者を招いての講演やテーマに沿った映画鑑賞、ディスカッションを行う。1テーマについて3回ずつ日を分けて開催する。6月11日には、第1テーマ「社会環境の変化とイオンの変革」を開催。7月は第2テーマ「違いを知り、違いを活かす」、9月は第3テーマ「『働く』と『介護』を両立できる会社へ」、11月は第4テーマ「『働く』と『育児』を両立できる会社へ」を予定している。(※画像は本文とは関係ありません)
2015年06月11日営業職に就いてはいるけれど、実は営業が苦手。それどころか、営業なんて好きじゃない。そんな方は、少なくないのでは?そこできょうは、『営業が死ぬほど嫌いでもラクに結果を出せる36のコツ』(嶋津良智著、ダイヤモンド社)をご紹介したいと思います。大学卒業後に入社したIT企業でトップ営業マンとして活躍したという著者が、タイトルどおり「営業で結果を出せるコツ」を紹介した書籍。第2章「ノルマなんて怖くない!最速最短で結果を出すコツ」内の、「条件が3つ当てはまれば、G0!契約が取れる4つの共通法則に照らし合わせる」を見てみましょう。■早い段階で見極めることが大事新規開拓営業を行なう営業にとって大切なのは、ムダな時間を減らし、効率的に契約につなげること。そのためには、「契約が取れそうな見込み客」を早い段階で見極めることが重要だと著者はいいます。そして、商談の際に次の4つの条件が揃っていると、その商談は受注に結びつきやすいといいます。■契約が取れる4つの共通法則(1)決裁者と直接会うことができているまず重要なのは、最終的に商品の購入を決めてくれそうな人に早い段階で会うこと。なぜなら早くに会って直接商談することができると、のちに契約に結びつく可能性が高いから。ポイントは、「誰が決裁者なのか」ということ。それは社長や役員であったり、会社によってさまざまですが、決裁者と話ができなければ契約には結びつきにくいということです。そこで商談の最中に「誰が決めるのか」をさりげなく聞き出し、できるだけ早くその人につないでもらえるよう、担当者にアプローチするといいそうです。(2)座って話ができている飛び込み営業先では、応接室や家のなかに通してもらえず、玄関先で立ち話のまま商談をしなければならないようなケースも。そんなときはお客様側もじっくり話が聞けないため、次の商談につながる確率は低いもの。逆に最初から座って話ができれば、受注に至る可能性は高いわけです。(3)お客様にニーズもしくは問題意識がある売り込みたいと考えている製品について、お客様がなんらかのニーズを持っていたり、それに関連する問題意識があったりすると、話は早く進むもの。そういう場合、あとは製品を選ぶか問題解決する手法を選択するだけだからです。(4)古い製品を使用しているたとえば事務機や通信機など、お客様が古い機器を使用していたとしたら、買い替えのニーズがあるかないかは別としても、契約に結びつく可能性は高いもの。■3つ以上の条件が揃えばOK!著者によれば、商談の最中に「このお客様は、“4つの条件”のなかの3つ以上が揃っているな」と感じた場合は契約に結びつく可能性が高いそうです。他にもわかりやすいコツがたくさん紹介されているので、営業の仕事で悩んでいる方は手に取ってみてはいかがでしょうか?(文/印南敦史)【参考】※嶋津良智(2015)『営業が死ぬほど嫌いでもラクに結果を出せる36のコツ』ダイヤモンド社
2015年05月25日働く女性たちに、キラキラしただけではないリアルなエピソードを聞いていくこのシリーズ。今回は、自分が目指したわけではないけれど、営業という職につくことになって、そこで奮闘した女性に話を伺いました。転職するたびに、なぜか営業職や営業に近い仕事への異動を命じられるAさん(29歳)。負けず嫌いな性格からか、どこでもそれなりに仕事のコツをつかみ、業績をあげ、転職のたびにキャリアアップしているAさんの話の中には、仕事というものは、やっているうちに適性が見えてくることもあるのかもしれないと思えてくるし、女性がチームリーダーになるための極意もあるような気がしました。○「人の人生をなんと思ってるんだ」という怒り――Aさんは最初はどういう仕事を希望して働いていたんですか?WEB系の会社で、ディレクターをやりたくて入社したんですけど、なぜか2年したら営業に異動することになりました。後で聞いたところによると、大人しそうに見えたから、なんでも従順にやるだろうと思って異動させられたようですが、実際の私の性格はぜんぜん違っていたので……。――実際にはどういう性格なんですか?もともとは大人しいというか、心を開いた人以外にはあまり親しくできないし、プレゼンとか人と話すのも苦手だったんです。でも、異動のときに上司から、「むいてないと思うけどやってみれば」って適当に言われたら怒りが湧いてきて従順ではいられなくなりました。しかも、テストでも営業の適性はまったくなかったのに。それで、人の人生をなんと思ってるんだろうと思ったら腹がたって、それなりに違和感を全部ぶちまけたら、一年後、営業成績は標準だったのにボーナスは最低の査定になってしまいました。後で言わなきゃよかったと思いましたけど、社内営業の大切さを学びました。――営業の仕事は向いていないと言いながらも、ちゃんとやりきっちゃったんですねそうですね、負けず嫌いなのと、2度とやりたくない分やるだけやってから辞めようと思ったので。でも、一時期は気持ちが本当に不安定で、欝アニメに逃避したりロック音楽を爆音で聞いたり、金沢の忍者寺で手裏剣を買って胸ポケットに忍ばせたりしていました。――それは、護身用というか、怒りの表現なんですかね……。営業の仕事は具体的にはどういうものだったんですか?その会社は、テレアポするなら一日100件は当たり前、飛び込み営業も一日に4~5件はやれと言われるし、事務的な仕事は9時から18時のあいだにはするな、その時間帯には会社に帰ってくるなって感じだったんですね。営業にいる同僚も上司も大学まで運動部だったような体力のある人ばかりでしたし、売る商品や会社の性格にもよるかもしれませんが営業は体力勝負だと思いましたね。でも、営業先の担当者の性格によってどういうやり方が合うかもわかることも増えて、顧客折衝力がついたのは良かったです。どんな人にも、その人にあったヨイショができるようになって……。○ループアニメのようにまた営業職へ――それで次の会社に移ったらまた営業になってしまったと……そうですね。大手のトップダウンに辟易としたので今度はベンチャー系のWEB制作会社に行ったんですけど、同年代のディレクターに比べたときに、一社目の営業で培った顧客折衝力が上司の目にとまってしまったみたいで、結局、入社して一年したら営業をすることになりました。――クレーム対応や折衝ってどうやっていたんですか?こういうとあれなんですが、自分より偉い人に尻拭いしてもらえるようあらかじめ仕込んで、あとは笑顔で言うべきことを言って、終わったら早めに立ち去ることですね。――そういうものなんですね……。二社目の営業は一社目とは違っていたんですか?そうですね。テレアポや飛び込みはなくなって、問い合わせがあった案件に対してコンペで勝ち取るようなものになりました。その分、数はうてないので逃げ場はなかったんですけどね。でも、前職では無駄なことこそがいいとされていたんですけど、二社目では無駄をなるべく少なくしようという方針だったので、やりやすかったです。――そこを辞めたのはなぜだったんですか?やっぱり、営業職よりも、クリエイティブに関わっていたいという思いはあったんです。でも、その会社のディレクターはなかなか激務で、仕事に時間をかければかけるほどいいものができるという感覚だし、仕事とプライベートの区別もない。もし、自分がこれから異動願いを出して、それが通ってディレクターの仕事に戻ったとして、30代になったときにそんな激務をずっと続けられるのかなという疑問があったんです。○体力とやりがいのバランス――それで、三社目に転職したわけですね。今度はどのような仕事だったんですか?今度もWEBディレクターを選びました。今まではWEBサイトの構築に関わっていたんですが、今度はWEBサイトの運用に関わる仕事です。今は10人のプロジェクトのリーダーで課員のマネジメントをする状態です。――今までと違うところはありましたか?今関わっているプロジェクトは、ちゃんと定時か、ちょっと残業したくらいで帰れる安定した仕事なんですね。今まで残業の多い仕事ばかり関わってきたので、正直6時に家に帰ってもすることがありませんでした。そのことにびっくりしたし、はじめは思ってたより辛かったです。あと、安定しているぶん、大きな達成感のあるワクワクした仕事をするという感覚とはまた違うんですよね。わかりやすいお祭り感はないのですが、今の業務の中にもちゃんと種類の違うワクワクはあるので、それを見つけて大事にできるようになりたいと思っています。――確かに、仕事で得られるワクワクと激務って今はまだセットになっていることは多い気はしますね。まあでも、私のチームもほぼ女性ばっかりで、シングルマザーの人とか、これから育休に入る人とかもいるし、良い環境ではあると思います。プロジェクトが変われば業務内容も変わり、前のようなクリエイティブな仕事で残業が増えることもあるかもしれませんが、残業代がきっちり出る職場なので、30歳からの働き方としては、いいんじゃないかとは思います。もしかしたら、また別のやりがいを求めてベンチャーに戻りたいなんて思うことはあるかもしれないけど……。――やりがいと安定のバランスは難しいですね。この職場で学んだことってありますか?私は一社目で営業になったときに、超サイヤ人じゃないけど、覚醒して言いたいことが言えるようになったんです。でも、今のプロジェクトのチームの女性たちは、言いたいことがあっても口ごもってる人がほとんど。私は、自分が言いたいことが言えるようになっていたから、この感覚がわかんなくって「この人たち、何も考えてないのかな?」って思ってたんです。でも、この会社でリーダーになってからは、しつこく聞くようにしてますね。だいたい10回くらい聞いてやっと本音を言ってくれるんですよね。だから、最初に聞いて、またしばらくしたら聞いて……と何度も何度も聞いています。――その感覚、すごくわかります。私も最初にいた会社で、会議でも不満があっても言わぬが花って感じがあったので、それに慣れてしまっていて、今でも説明を求められるとアワアワするときがありますだから、リーダーになったら、そこを蔑ろにしちゃいけないなと思いましたね。――三社で仕事をしてみて、気づいたことはなんですか?テレアポや飛び込みの多い会社の営業職に限って言えば、人材は使い捨てだと思われているのではないかと疑問に思ったことはありますけど、転職するときには力にはなっていて、それに気づけたことが本当に良かったです。あのときのブラックな働き方を肯定はしていないけれど、思っていたより戦える自分を見つけられたという意味ではよかったとは思っています。○まとめ今回、印象に残ったのは、ワクワクする仕事をやりたければ、長時間労働で仕事とプライベートの区別もあいまいなことが多く、定時で安定した働き方をしたければ、あまりワクワクした仕事がないという部分です。とはいえ、本当はどの仕事でもやってみるとその仕事ならではの種類のワクワクもあるのですが、「お祭り」感や「ハレ」感がないとわかりにくく、なかなかそこに気づけないことも多いものです。そんな職場が多いので、30代を迎える頃に、結婚や出産を考えると、安定した仕事を選ぶ女性も多いのではないかと思います。もちろん、これは男性でも同様ですね。でも、よくよく考えたら、やりがいと長時間労働が必ずセットになっているのではなく、定時に帰れるけれど、ワクワクした企画に携われる働き方をすることは本当に無理なのでしょうか……という疑問に気づかされたインタビューでした。西森路代ライター。地方のOLを経て上京。派遣社員、編集プロダクション勤務を経てフリーに。香港、台湾、韓国、日本などアジアのエンターテイメントと、女性の生き方について執筆中。現在、TBS RADIO「文化系トークラジオLIFE」にも出演中。著書に『K-POPがアジアを制覇する』(原書房)、共著に『女子会2.0』(NHK出版)などがある。
2015年05月19日一般的に「総合職」の補佐的な役割をするとされている「一般職」。しかし、会社によってその仕事内容は微妙に異なるようだ。今回はマイナビニュース会員のうち男女300名に、会社に「一般職」の人はいるか、どんな仕事をしているか教えてもらった。Q.会社に「一般職」の方はいますか?はい 34.7%いいえ 65.3%Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)どのような仕事をしているのか、教えてください■一般職=事務職・「一般的な事務処理、資料整理など」(40歳男性/学校・教育関連/営業職)・「総務,庶務,経理などの事務職」(57歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)・「入出金管理、資料作成、書類郵送」(26歳女性/商社・卸/秘書・アシスタント職)・「受けつけ、事務」(46歳女性/医療・福祉/専門職)・「電話応対やコピーや来客のお茶出しといった雑務や、決算データ入力などの事務……営業のアシスタント業務」(30歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)■違いはない・「総合職と同じ仕事です」(31歳女性/金融・証券/事務系専門職)・「基本的にはあまり総合職と変わりません」(34歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/事務系専門職)・「特に変わりないと思う」(56歳女性/商社・卸/事務系専門職)■専門的な「一般職」も・「コールセンター、受発注」(23歳女性/機械・精密機器/営業職)・「庶務担当や実験補助の作業」(54歳男性/電機/技術職)・「製造の現場で働いている」(42歳男性/自動車関連/技術職)・「プログラミング」(29歳男性/情報・IT/技術職)・「金型の開発」(53歳男性/医薬品・化粧品/技術職)■総評「一般職」「総合職」という区分が「ある」という会社は34.7%という結果になった。一般職とはどのような仕事か? という質問に対しては、「事務職」という回答がほとんどだった。人事に携わったり、備品の管理をする総務的な役割や、書類を作成したり、伝票処理や入出金管理をする庶務的な役割などを挙げる人が多かった。また、受付や電話応対やコピー、来客時のお茶出しといった雑務をこなすのも「一般職」と位置づけられているようだ。また「営業のアシスタント業務=一般職」という会社もあった。中には、「総合職」「一般職」という区分はあるものの、実質「総合職と変わらない」業務をしているという会社もあった。また、会社によっては「プログラミング」をしたり、「実験補助」「金型の開発」なんて、非常に専門的な職務を割り当てる会社もあるらしい。「一般職」と一口に言っても、会社によって非常にさまざまな業務があることが分かった。多岐に渡るからこそ、それらを迅速かつ正確にこなしていく器用さと柔軟さが求められる「一般職」。極めるのはなかなか大変だが、やりがいもありそうだ。調査時期: 2015年1月30日~2015年2月1日調査対象: マイナビニュース会員調査数: 男性137名 女性163名 合計300名調査方法: インターネットログイン式アンケート
2015年03月18日リクナビNEXTは、20~49歳の女性管理職を対象に、「仕事に関する2014年の振り返りと2015年の期待」について調査を実施した。調査は2014年12月14日~15日に実施し、500名から有効回答を得た。2014年仕事で輝いた・活躍した瞬間はあったかを聞くと、7割以上が「何度もあった」「たまにあった」と回答した。具体的には、「部下に良いアドバイスができ、部下が好成績を収めた」「部下とともに仕事をやり遂げ、顧客と部下と上司から感謝の言葉をもらった」など、部下を巻き込んだ管理職としての活躍についてのコメントが多かった。2014年にやり残したことを尋ねたところ、「健康管理」「年収アップ」「ビジネススキルアップ」が上位を占めた。2014年の仕事を表す漢字では「忙」、「忍」、「苦」など、マイナスな印象の漢字が上位に上がっている。2015年の仕事への期待を表す漢字について聞くと、「楽」「新」「希」という漢字が並んだ。2015年に力を入れたいことは、「年収アップ」「健康管理」「ビジネススキルアップ」で、2014年にやり残したことの上位3つが占めている。2015年に自身の職場で女性管理職は増えると思うか尋ねたところ、約4割が「増えると思う」と回答した。その理由としては「会社が女性管理職登用に力を入れているから」が最も多い。一方、6割が「変わらない、減る」と回答しており、理由として「女性管理職が働きやすい制度が整っていないから」が多く挙げられた。
2015年01月19日楽天はこのほど、開発職の採用において新卒採用の枠組みを廃止し、新卒・中途採用の通年採用を開始することを発表した。同社では、革新的なサービスを開発するためにエンジニアの採用を強化している。2010年より海外進出を加速させ、社内公用語英語化も開始した。また、新卒の秋採用枠を拡大し、留学生や海外の学生も応募しやすい環境も整備している。このほど、多様な価値観を持つエンジニアを採用するためには、言語の壁だけではなく、入社希望者の年齢や職務経験、入社時期を限定して募集・選考する採用方法は不要であるとの考えから、新卒・社会人を問わない通年採用への変更を決定した。さらに、入社希望者が同社の技術力や社風を体感できるよう、インターンシッププログラムの拡充も図っていく。同社では2012年より開発職に特化したインターンシッププログラムを提供しており、2015年度は開発部門内で30以上のポジションを設け、国内外からインターン生を募集する。同社はインターンシップについて、「参加者が、長期的かつ実践的に現場のエンジニアと接点を持つことでキャリアを意識し、行動指針である「楽天主義」を実感してもらいたい」としている。※画像と本文は関係ありません
2015年01月16日東京商工会議所はこのほど、管理職育成のサポートを目的とした新検定「ビジネスマネジャー検定試験」を創設した。企業では「労働生産性の向上」が課題となっており、企業の中核を担う管理職が人材・業務管理を徹底し、現場の生産性向上を主導することが重要になっている。しかし現場では、管理職の育成が十分に行われているとは言えない面が指摘されている。そこで、管理職が最低限知っているべき知識を体系的に学べるようにするため、新検定を実施する。同検定では、マネジャーのミッションを「チームとして成果を出すこと」とし、そのために必要な知識を大きく3つのカテゴリーに分類している。「人と組織のマネジメント」「業務のマネジメント」「リスクのマネジメント」で、ビジネスの場で必要不可欠な知識や情報を網羅している。カリキュラムは、企業とともに練り上げた実践的な内容であることも特長。地域総合経済団体である商工会議所が、企業の経営者・人事担当者とともに、「企業や職種に関係なく、あらゆる管理職の土台となる知識」を厳選した。同検定の受験は企業にとって「管理職人材の育成にかかる費用・時間・労力の軽減」というメリットがある。一方、受験者も、マネジメントに必要な総合的な知識を効率的に学習することができる。同検定は、各地商工会議所と連携し、全国主要都市で年2回実施する。第1回目となる試験は、2015年7月19日に実施予定。初年度は1万人の受験者を見込んでおり、5年後には年間10万人の受験者を目標としている。公式テキスト「ビジネスマネジャー検定試験公式テキスト」(2,800円/税別)は、12月19日頃から販売予定とのこと。
2014年12月17日ビースタイルが運営する「しゅふJOB総研」は、働く意欲のある主婦層を中心に、「女性管理職」に関するアンケート調査を実施し結果を発表した。調査は11月4日~11日、ビースタイル登録者、求人媒体「しゅふJOBサーチ」登録者の613名(既婚女性505名、未婚女性41名、既婚経験あり独身女性58名、男性9名)を対象に行われた。○管理職経験のある主婦層は27.8%調査ではまず、管理職の経験があるか尋ねたところ、「ある(27.8%)」「ない(72.2%)」と、管理職経験者は4人に1人という結果になった。また、管理職を希望するかという質問に対しては、「希望する(2.7%)」「条件によって希望する(33.2%)」と、35.9%の人が管理職を希望「する」と回答した。続いて、女性管理職についてどのようなイメージを持っているか質問したところ、最も多かった回答は「家庭と仕事を両立しづらい(69.4%)」だった。そのほか、「能力が高く仕事ができる(64.4%)」や「管理職の向き不向きに性別は関係ない(57.5%)」、「長時間勤務しなければならない(46.8%)」といったイメージを抱いている人が多いことがわかった。○女性管理職比率が低いのは、「職場の雰囲気」が原因!?2012年時点での女性管理職の割合は14.4%。なぜ女性管理職比率が低いのか、その理由を探ったところ、「結婚や出産をすると管理職として続けづらい雰囲気が職場にあるから(83.3%)」と感じている人が圧倒的で、次いで「前例となる女性管理職の数が少ない(42.7%)」「管理職志向の女性の数が少ない(36.8%)」と続き、ほかにも「日本企業の給与は、成果ではなく拘束時間で決まる仕組みだから(35.6%)」と考えている人も多かった。安倍政権は2020年に、女性管理職比率を30%にするという目標を掲げている。そこで、「女性管理職を増やすにはどうすれば良いと思いますか?」と質問したところ、「結婚や出産をしても管理職として続けやすい雰囲気を職場に作る(80.6%)」が断トツだった。そのほか、「拘束時間ではなく成果で給与を決める仕組みを導入する(46.3%)」「在宅勤務が認められる業務を増やす(40.5%)」「女性管理職の事例を増やす(38.7%)」といった回答が上位を占めた。○女性管理職についての意見最後に、女性管理職について自由意見をつのったところ、「女性が管理職になるのは、出産と育児の壁を越えるのが大変だ」(東京都41歳)、「日本の社会で女性の管理職は大変そう」(海外36歳)、「女性は家庭でも仕事をしなければならないので残業や休日出勤などもできないし、管理職になれる機会が少ないから」(埼玉県49歳)など、女性が管理職になる大変さを訴える意見が多数寄せられた。また、「女性の管理職は、感情を持ち込むので反対!」(神奈川県42歳)、「男性が嫉妬するから面倒くさい」(東京都43歳)、「女性の就業意識の向上が必要、自立した女性が多くなる必要がある」(千葉県46歳)、「管理職としての教育を受けていない」(東京都44歳)といった問題点を挙げる人も。さらに、「『女性』管理職を増やそう、という意識がそもそもおかしい」(埼玉県48歳)、「性別を意識し過ぎている。能力評価の仕組みの上に女性管理職も成り立つ。女性も権利を主張するだけでなく、能力向上に努めたい」(東京都51歳)、「ジャンル的に女性が活きる業界なら今より増やすのもアリですが、大ざっぱに『女性管理職を増やせ』と企業に言うのは違うと思ってます」(東京都42歳)など、女性管理職を増やそうという考えに反論する人も多く見受けられた。
2014年12月11日Spire Research & Consulting(本社/シンガポール)は12月1日、インド、中国、マレーシアの3カ国の女性経営者および管理職についての調査を取りまとめ、その結果を発表した。○キャリアアップには勤務体制の多様性が必要同社は、ASEAN、アフリカ、中東、中南米など新興国市場に特化したリサーチを行っている。今回、インド、中国、マレーシアの各100名、合計300人を対象に調査を実施した。教務体制についてフレックスタイムや在宅勤務など働き方の多様性が必要であるか尋ねたところ、インドでは44%、マレーシアは55%、中国は46%が「そう思う」と回答した。3国共通で女性のキャリアアップには勤務体制の多様性が求めていることが分かる。各国の「ワークライフバランス」について聞くと「ワークライフバランスがとれていない」と答えた国は中国が85%と最も高く、マレーシアは43%、最も低かったのはインドで12%だった。職場における男女差別問題について尋ねると、中国では42%、インドは21%、マレーシアは35%が「感じる」と回答している。インドでは、男子校の卒業生で構成される「オールド・ボーイ・ネットワークの存在」で情報が女性を含めた外部に共有されないことが問題であるという人が38%みられた。○3カ国とも出産・育休後に同じ地位に復帰することを望む管理職についている女性のロールモデル(模範となる女性)について聞くと、インドでは51%、中国では23%もの女性たちが「ロールモデルがいない」と回答した。ロールモデルがいると答えた女性たちは女性ジャーナリストやすでに活躍している女性CEO、またマレーシアでは「母や姉」など身近にいる人を挙げている。各国の女性たちは現状の仕事環境をどのように改善したいか具体的に尋ねたところ、3国とも女性が出産・育休後に同じ地位に復帰することを求めていることがわかった(中国57%、インド63%、マレーシア47%)。インドでは「男女差別とハラスメント社内ホットラインの設立」を26%が求めており、実際に差別にあっている女性が多くいることを示唆している。
2014年12月02日社会に出て働き始めて何年か経つと、これから先の働き方をいろいろ考えるようにもなりますよね。女性はまだまだ結婚や出産をきっかけに退社する人も多く、長く働いて管理職になるイメージを持つのは難しいかも。実際に管理職で働いている人は、仕事に対してどんな風に感じているのでしょうか。「リクナビNEXT」が30代ビジネスパーソンに対して行った、勤務形態・待遇・評価についての考えや仕事に対する意欲、ビジネスに関わることでかけている費用等についてアンケートの結果を見てみましょう。調査対象となったのは、30~39歳のビジネスパーソン668名(男性管理職154名、男性非管理職174名、女性管理職75名、女性非管理職265名)です。まず、会社からの評価(賞与が高い、上司からの信頼を得ているなど)に満足しているかという問いに対して、「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた管理職は、男性が38.3%、女性が54.6%と、男女で差が生じました。また、ワークライフバランスがとれているかという問いについても、「当てはまる」「ややあてはまる」と答えた管理職は、男性が34.4%、女性が50.7%と、女性が男性を上回る結果に。さらに、職場環境(勤務地、社内のインフラ、福利厚生など)に満足しているかという問いについても、「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた管理職は、男性46.8%、女性が57.3%と、こちらも女性のほうが満足度が高いことがわかりました。管理職ともなれば忙しく、ワークライフバランスをとるのが難しそうな印象ですが、実際に管理職として働いている女性は、上手にワークライフバランスをとり、いきいきと働いている人が多いようです。さらに、仕事に対する意欲に関する問いでも、仕事が楽しいかという問いに「あてはまる」「ややあてはまる」と答えた管理職は、男性が42.2%、女性が52.0%、同様に、やりがいがあるかという問いに対しては、男性が50.6%、女性が58.7%、成長実感があるかという問いに対しては、男性が40.9%、女性が46.7%となり、いずれも女性のほうが仕事に対して高い意欲を持っているようです。また、「ビジネスに関する自己投資額」を訊いてみると、「ビジネススクールへの参加費用」は、男性管理職が1,500円であるのに対し、女性管理職は9,900円と大きな差が。ビジネス関連の書籍購入費も同様で、男性管理職が4,200円、女性管理職は6,000円という結果に。女性管理職は、仕事のために自己投資し、努力した結果として、スキルアップし、管理職として働いているからこそ、仕事に対する満足度も高く、いきいきと働けるのかもしれませんね。いまの仕事に不満があったり、なかなかいきいきと働けないと思うのであれば、積極的に管理職をめざしてみるのもひとつの方法かも。努力を重ねて、スキルアップできれば、自分に自信も持てて、仕事そのものも楽しめそうですよね。これから先も働いていくイメージを描いて、仕事に対する高い意欲を持って、いきいきと働けるようになりたいものですね。・リクナビNEXT 調査結果掲載ページ
2014年08月20日社会での女性の活躍が叫ばれていますが、自分自身の働き方についてはどんな風に考えていますか。管理職になってバリバリ働きたい人もいる一方、あまり興味がないという人もいるかも。ただ、実際に管理職として働いている人とそうでない人では何か違いがあるのか、気になるところですよね。求人情報サイト、 リクナビNEXT が、女性ビジネスパーソンに対する調査の結果を見ると、30代と20代でのビジネスに関わる時間と費用の想像以上に顕著な変化がわかります。まず、勤務時間や残業時間に関しては、20代から30代にかけて増加する人が多かったものの、30代管理職と30代非管理職で差はないという結果が出ました。けれども、勤務時間以外で「社内の人との付き合いにかける時間」と「社外の人との付き合いにかける時間」においては、大きな差が見られました。「社内の人との付き合いにかける時間」は、30代管理職が週に2.88時間であるのに対し、30代非管理職は1.25時間、20代は1.73時間と1時間以上の違いが。「社外の人との付き合いにかける時間」も、倍近い差がつきました。社内外での人間関係は仕事をするうえで重要なことを感じている人もいるかも。そこに時間をかけて人脈を築けるかどうかが、30代からのキャリアアップに大きな影響を及ぼすのですね。次に、現在ビジネスに関わることでかけている費用をたずねたところ、ビジネススクールへの参加やビジネス書籍購入、社内の人との付き合いにかける費用、社外の人との付き合いにかける費用、いずれにおいても、30代管理職は、20代、30代非管理職を大きく引き離す結果となりました。特に、ビジネススクールへの参加費用については、30代管理職の9,900円に対し、30代非管理職は700円と約14倍の差がついており、20代非管理職も1,200円と、大きな差が生じています。もし20代に戻れるとしたら、今の自分のために最も時間をかけたいことをたずねたところ、30代管理職の24.0%が、「ビジネススキルをあげるためにビジネススクールへ参加する」と回答。他にも「社内の人との付き合いを深める」「ビジネススキルを上げるためにビジネス書を読む」「もっと仕事量を増やす」などの項目で30代非管理職より3ポイント以上の差がつきました。30代で管理職になった人は、20代からスキルアップをしておけばよかったと感じる人が多いようですね。今回のアンケートに回答した30代管理職のうち、52.0%が「仕事が楽しい」と答えているのに対し、「仕事が楽しい」と答えた30代非管理職は28.7%と管理職の約半分。仕事を楽しく続けたいなら、スキルアップをして、管理職をめざすのもひとつの方法なのかも。20代の頃は、なかなか30代のことはなかなか想像しにくいですよね。けれども、30代になって後悔しないように、そして可能性をより大きなものにしておくためにも、自分自身の働き方について改めて考えてみるのもよさそうです。・リクナビNEXT 公式サイト
2014年07月17日