『眺めのいい部屋』(85)、『日の名残り』(93)など数々の文芸作品の傑作を放ってきた名匠ジェームズ・アイヴォリー氏の最新作『最終目的地』に出演している真田広之にインタビュー。『上海の伯爵夫人』(05)に続いてアイヴォリー氏の作品に出演した真田が、国際派俳優としての現況を語った。その他の写真アメリカの作家ピーター・キャメロン氏の同名小説が原作の本作は、南米ウルグアイを舞台に、自殺した作家の妻、作家の愛人と娘、作家の兄とそのパートナーが、作家の伝記執筆を希望する若い伝記作家の出現で再始動した運命に翻弄される物語。複数の人間が抱える事情と人間模様を巧みに描くことで人生を見つめ直す感動作で、真田演じるパートナーのピートは人間関係の潤滑油的な存在だ。「脚本の第一印象がまさしくそれでした」と同意する真田は、「家族と青年の間を取り持っていますよね。彼の、皆幸せになればいいという楽天的なポジティブ感が滲み出ればいいなあと思っていました」とピートの役割を回想した。ピートは作家の兄アダムのパートナーで、アダム役は名優アンソニー・ホプキンス。すなわち恋人同士、ラブシーンもある。「『上海の伯爵夫人』の撮影中、『南米ロケに興味はあるか?』と聞かれました」と当初は詳細を知らなかったという。「どういう役柄でも演じたい想いでしたが、それも失礼なので。後に脚本をいただいて、おお、そうきたかと(笑)。過去にない挑戦的な役柄で、一筋縄ではいかない緊張感はありましたが、『とにかくYESと言ってほしい』と(笑)」。名匠のオファーを快諾した真田は、25年間連れ添うパートナーを自然に演じ上げ、人生の“最終目的地”へと向かう人々のドラマに見事な情感を与えた。本作のみならず現在の真田の国際的な活躍は言うに及ばずだが、「まだおのぼりさん気分があって、どこかでお邪魔しますみたいな感覚が付きまとっています(笑)」と謙遜気味に現況を明かす真田。しかし、『最終目的地』で名匠と連続して仕事をしたことで、国際派俳優としての自覚に変化があったと最後に付け加えた。「最近はお客さん気分が少し抜けてきました。初心者マークをそろそろ取っても、怒られないかなっていう段階でしょうか(笑)」。『最終目的地』10月6日(土)より、シネマート新宿ほか全国ロードショー取材・文・写真:鴇田 崇
2012年10月05日三菱UFJニコスは、DCカードのテレビコマーシャルとして、俳優の中井貴一さんと人気子役の本田望結さんが共演する「新キャラ登場」編を製作し、5月31日から全国で放映すると発表した。CMの内容は、平成3年の初登場からDCカードのCMでおなじみの”トリオ”、中井貴一さんと”カッパとたぬき”の4年半ぶりの再会に、テレビでお馴染みの人気子役、本田望結さんがウェディング姿で花を添え、”信頼の一枚、DCカード”を訴求するストーリー。今回の本田望結さんの登場で、DCカードのイメージキャラクターとして、”カルテット”が誕生した。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年06月01日BSチャンネル、Dlifeで放映中の海外ドラマ『リベンジ』に出演した真田広之が、番組のプロモーションを兼ねて凱旋帰国し、インタビューに答えた。その他の写真『リベンジ』は、愛する父を陥れた人々への復讐を誓って絶望のどん底から這い上がった女性が、様々な手を尽くして犯人を追い詰めていく姿を描いた作品。さながら女性版『巌窟王 モンテ・クリスト伯』といった物語が、放映開始早々話題となっている。本作で真田は、第9話から“謎の日本人投資家”役としてゲスト出演を果たした。「主人公エミリーの復讐を手助けして、心身ともに彼女を鍛える役ですね。彼の過去は映像的には出てこないので、いかにエミリーとの間を空気感としてにじませるかが自分なりのテーマ。どんな展開にも対応できるよう、ミステリアスな余白を残すようにしています」劇中では主演のエミリー・ヴァンキャンプに、武術の手ほどきをするシーンも。撮影中の彼女を「上達しようとする意志が強かった」と評し、そこには役柄そのままの師弟関係が生まれたのだとか。役作りとともにお互いの信頼を得る手段となったことを「一石二鳥のシチュエーションだった」と振り返る。また、すでにシーズン2の製作も噂される本作だが、その結末については真田自身も「どこに着地するのかまったく想像がつかない」という。「仇を討ってしまったら終わりですからね(笑)。実は自分がリベンジされる側だったり?善人であろうが悪役であろうが、役柄にもサプライズがあれば面白いですね」そんな本作を筆頭に、海外作品で精力的な活動を続けている真田。2003年の『ラストサムライ』以降、活動の拠点をアメリカに移している彼が、海外作品に出演する際に最も意識することとは?「誤解に満ちた日本人像をクリアにすることですね。いくら打ち合わせをしていても、現場では驚くようなことが日常茶飯事。日本で生まれ育った俳優として、先輩方に恥ずかしくないよう、そこには目を光らせています」『リベンジ』BSチャンネルDlifeにて放映中毎週土曜21:00~22:00(吹替版)毎週金曜23:00~23:54(字幕版)真田広之登場エピソード9話:5月12日(土)放映10話:5月19日(土)放映取材・文:渡部あきこ(c)ABC Studios(c)Dlife
2012年05月11日眞鍋かをりは、男性の才能に惚れるタイプ2月28日放送の日本TV「スッキリ」に出演した芸能レポーター、井上公造が、ミュージシャンの吉井和哉(45)熱愛中のタレント、眞鍋かをり(31)は男性の才能に惚れるタイプと明言した。眞鍋は昨年に約3年交際したお笑いコンビ「麒麟」の川島明(32)と破局、現在は元「THE YELLOW MONKEY」の吉井と交際している。眞鍋は出演したTV番組でも「彼のパワフルな所が好き。器も大きい」と熱愛を隠さない。井上公造・語録「眞鍋は男の才能に惚れる」眞鍋は中学時代からTHE YELLOW MONKEYの大ファンで吉井とは知人の紹介で知り合った。吉井には4人の子供がいるが現在は独身。眞鍋が男性に魅力を感じる部分は、前の川島同様に物を作る人(その才能)に惚れるタイプだという。川島の時のように長過ぎた春にならず、今度こそはゴールイン出来るか?元の記事を読む
2012年03月03日2月に開催されるEMIミュージック・ジャパン主催のロックイベント「EMI ROCKS 2012」に、東京事変、吉井和哉の出演が決定した。東京事変は、先ごろ2月29日(水)をもって解散することを発表したばかり。豪華アーティストが顔を揃えるロックイベントだけに、ビックネームの追加発表でさらなる注目を集めそうだ。EMI ROCKS 2012公演情報「EMI ROCKS」は、EMIミュージック・ジャパンの設立50周年を記念して、2010年11月に開催。布袋寅泰、東京事変、吉井和哉ほか人気アーティストが集結し、約20000人のオーディエンスを熱狂させ、話題となったロックイベント。ファンの要望に応えて、今年2回目の開催を迎える。公演は2月19日(日)にさいたまスーパーアリーナにて。チケットの一般発売は1月21日(土)10:00より。チケットぴあでは、一般発売に先がけてインターネット先行抽選「プレリザーブ」を1月18日(水)11:00まで受付中。■EMI ROCKS 2012【開催日時】2月19日(日)開場9:30 開演11:00 終演20:00(予定)【会場】さいたまスーパーアリーナ【出演アーティスト】赤い公園、ACIDMAN、9mm Parabellum Bullet、清 竜人、The SALOVERS、ジェームス・イハ、ストレイテナー、the telephones、東京事変、Base Ball Bear、雅 -MIYAVI-、吉井和哉 and more...(五十音順)
2012年01月17日11月16日にミニアルバム『After The Apples』をリリースしたばかりの吉井和哉が、2012年第1弾リリースとして新曲『煩悩コントロール』を、2012年2月15日(水)にデジタルシングルとして配信されることが決定した。吉井和哉の公演情報この楽曲は、セガから2月16日(木)に発売されるPlayStation(R)3用/Xbox 360(R)用ゲームソフト『バイナリー ドメイン』のテーマソングとして使用される。このゲームソフトは、シリーズ累計出荷本数が500万本を突破した『龍が如く』シリーズを手がけるクリエイター集団、龍が如くスタジオによる完全新作第1弾である。同曲は、12月2日(金)より『バイナリー ドメイン』公式サイトにてゲームソフト最新PV中でいち早く聴くことができるほか、翌日の12月3日(土)Zepp Sapporoを皮切りに12月28日(水)日本武道館まで9公演が行われる吉井和哉の全国ツアー『Flowers & Powerlight Tour 2011 ~born-again~』でも披露される予定とのことなので注目だ。
2011年12月01日三谷幸喜の監督5作目となる最新作『ステキな金縛り』が10月29日(土)、全国で封切られ、三谷監督を始め、深津絵里、西田敏行、阿部寛、竹内結子、中井貴一、KAN、木下隆行(TKO)が東京・有楽町のTOHOシネマズ日劇で初日舞台挨拶を行った。昨年夏の撮影を経て、満を持しての公開。三谷監督からは「痛々しい中井貴一のためにも、ヒットをさせないといけないと思った」とヒット宣誓も飛び出した。中井さんの“痛々しさ”って!?三谷監督が『ザ・マジックアワー』以来、3年ぶりにメガホンをとった長編コメディ。ある殺人事件を担当することになった三流弁護士のエミ(深津さん)が、被告人のアリバイを唯一証明できる落ち武者の幽霊・更科六兵衛(西田さん)と力を合わせて無罪を勝ち取ろうとする。しかし、すべての人に六兵衛が見えるわけではなく、法廷は大混乱に…。深津さんは「今日まで楽しみな気持ちと、不安な気持ちが行ったり来たりの日々だった。もし楽しんでいただけたなら、もう一回くらい(笑)劇場に足を運んでください」と控えめなアピール。西田さんは劇場に向かう車中、反対車線で行楽地に向かう大渋滞を目撃したと言い、「あんな混雑の中、紅葉なんて見て楽しいんでしょうか。都心(映画館)に来てくださったみなさん、大好きです!」と熱烈な感謝のメッセージを送った。「僕のタップダンスはどうでしたか?思う存分やらせていただいた」(阿部さん)、「初めて三谷作品に出演させていただき、光栄」(竹内さん)、「みなさんが感じている以上に、僕が違和感を感じている(笑)」(木下さん)、「ぜひ音楽も楽しんで」(KANさん)と登壇者が挨拶する中、超常現象を真っ向から否定する敏腕検事を演じた中井さんは「僕は三谷さんと同じで、今年50歳。若い頃は50歳といえば、とても偉い存在だと思っていた。それなのに今回は“見えない犬”を相手に芝居をすることになるとは…」と恨み節だ。これには三谷監督は「中井さんの痛々しい姿を見ていたら、中井さんのためにもヒットさせないといけないなと思った。まあ僕がやらせたんですけど(笑)」とニンマリ。さらに「撮影が去年の夏だったので、木下さん(の人気)が公開までもつか心配だった」と“毒舌”を木下さんに飛び火させた。本作は先日、日本公開に先立ち、ニューヨークでプレミア上映されたばかりで「文化や言葉の違いを超えて、同じ空間で気持ちを共有できたのがとっても“ステキ”だった」(深津さん)、「やっぱり笑い声は世界共通」(三谷監督)。また、10月25日(火)には「東京国際映画祭in仙台」(宮城県・MOVIX仙台)で上映され、三谷監督と西田さんが舞台挨拶を行った。西田さんは「みなさんの笑顔を見て、被災地のみなさんが元気になっていただいたと確信している」と感無量の面持ちだった。『ステキな金縛り』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:ステキな金縛り 2011年10月29日より全国東宝系にて公開© 2011フジテレビ 東宝■関連記事:妻夫木聡、三谷幸喜に負けじと『スマグラー』を猛アピール「三谷幸喜映画祭」に深津絵里、綾瀬はるか、妻夫木、佐藤浩市ら14名がズラリ三谷幸喜が贈る、“笑えて泣ける”『ステキな金縛り』試写会に20組40名様ご招待台風直撃も三谷幸喜新作に350人が来場!三谷&深津絵里「感動しました!」三谷幸喜の作詞で深津絵里&西田敏行がデュエット!KAN、中井貴一、阿部寛らも参加
2011年10月29日来年のNHK大河ドラマ「平清盛」のスタジオ撮影が10月2日(日)よりスタート。10月5日(水)には撮影の様子が報道陣に公開され、松山ケンイチ、中井貴一、和久井映見、中村梅雀、豊原功補が会見に出席した。武家の棟梁として平家の繁栄を築いた平清盛の生涯を描く本作。8月中旬に岩手県でクランクインし、その後、広島県や関西地方でロケが行われてきたが、いよいよスタジオでの撮影がスタート。この日は、スタジオに建てられた清盛(松山さん)の養父で平家の棟梁・忠盛(中井さん)の館でのシーンが撮影され、館の内部も公開された。大河ドラマ史上最大規模の海賊討伐のシーンの撮影を経てのスタジオ入りとあって、松山さんは「瀬戸内での壮大なロケがあって清盛のキャラクターや、何を考えて突き進んでいくのかというのが掴めました」と手応えを明かす。「今度はセットで、平家の中での清盛の立ち位置が変化していきます」と語り、中井さんに促され「やるぞー!!」と叫んで意気込みを表した。本作で大河ドラマ5度目の出演となる中井さんは「ロケに入って大河ってやっぱり大変だと思い出しました(苦笑)。でもこんなに贅沢な撮影は大河でしか出来ない。苦しいながらも良い仲間との撮影できる喜びを感じています」と満足げ。松山さんとは昨年TBSにて放送されたドラマ「99年の愛 〜JAPANESE AMERICANS〜」に続いての親子役となるが「僕は松山ケンイチという俳優が好き。いや、俳優としてというより人間として好き。清盛の人間性が(松山さんの出身の)青森の朴訥な感じと合っていると思う。人間味のある清盛になると思います」と“父”として太鼓判を押した。和久井さんは忠盛の妻、つまり清盛の養母で、実子と清盛を分け隔てなく育てようとする宗子を演じる。昨日クランクインしたばかりだが「息子(松山さん)の背中を見るシーンでは『こんなに大きく育って…』と思える背中をしていた」と笑顔で語った。梅雀さんは忠盛、清盛に仕える家人の家貞を演じるが、大規模かつ選りすぐりの俳優たちの競演に「贅沢、イコール過酷(苦笑)」とぼやきつつ「だからこそ平家ファミリーは団結力があります!」とチームワークをアピールした。豊原さんは忠盛の弟で、血の繋がりのない清盛を平家の跡取りとすることに反発する忠正役。「『ゴッドファーザー』で言うと(長兄の)ソニーかな(笑)」と役どころを説明し「僕が好きな男のドラマ」と自信をのぞかせた。まもなく自身もプライベートでパパとなる松山さんは、中井さんが体現する父親像について「海賊討伐で武士のかっこよさを見せてくれ、(清盛が)なりたいものを目に焼き付ける。(清盛)自身の中のヒーローです。真意をストレートに言わず、絶妙な距離を取って突き放しつつも見守るというのは素晴らしいことだと思います」と強い父親への憧れを語った。最後に松山さんは「おれは海賊王になるぞー!」と気合いのおたけび。今後は流鏑馬(やぶさめ)や競い馬(※馬によるレース)のシーンも控えており、松山さんや今後登場する清盛のライバル・源義朝役の玉木宏は乗馬の訓練を積んでいるという。「平清盛」は2012年1月8日(日)より放送開始。■関連作品:僕達急行 A列車で行こう 2012年春、全国にて公開© 2011『僕達急行』製作委員会■関連記事:松山ケンイチが船上で加藤浩次と死闘!「平清盛」呉ロケを公開深田恭子、平清盛の妻に抜擢!大河ドラマ「平清盛」女性キャストついにお披露目逆境に強そうな俳優ランキング1位は水嶋ヒロ!結婚、独立…逆風でのパワーに共感松山ケンイチ主演『うさぎドロップ』主題歌にPUFFY業界初、アニメ版も同楽曲使用グランプリ女性の強心臓ぶりに森田芳光監督「怖い」シネマプロットコンペ授賞式
2011年10月05日映画『プリンセス・トヨトミ』が5月28日(土)に公開を迎え、主演の堤真一をはじめ、綾瀬はるか、岡田将生、沢木ルカ、森永悠希、中井貴一に鈴木雅之監督が舞台挨拶に登壇した。万城目学の同名小説を原作に、豊臣家の末裔を密かに守り続けてきた“大阪国”と、その存在を認めようとしない会計検査院の調査官たちの戦いが描かれる。舞台挨拶の前には来日中のアイルランド出身の女性ユニット「ケルティック・ウーマン」がスペシャルゲストとして来場し、エンディングテーマを歌い上げ、観客は荘厳なその歌声に酔いしれた。この日は、物語にちなんで父親との思い出を一同に質問。堤さんは、20歳のときに死別したお父さんとの思い出として「オヤジが酒屋の立ち飲みに、休みの日に行くのを一緒についていって、オヤジが飲んでいる横で立っていたのを覚えています。つまみのウィンナーをじっと見ていたら、気づいたオヤジが買ってくれて…」と懐かしそうな表情を浮かべた。劇中で、予期せぬ“奇跡”を次々と巻き起こし“ミラクル”の異名を取る鳥居を演じた綾瀬さんは「お父さんの足にお腹を乗せて飛行機遊びをしてもらったことが」とごく普通の微笑ましい思い出を明かしたかと思いきや、「あと、うちはお父さんが仕事に行くのを家族で見送る習慣があったんですが、『いってらっしゃい』って見送った後で、(父親の運転する)車に足をひかれたことがあります。なぜか痛くはなかったんですが…」と劇中そのままのミラクルエピソードを披露。ツボにはまった中井さんは観客に背を向けて爆笑する一幕も。その中井さんの父親は昭和の名優・佐田啓二。中井さんは2歳の頃に死別しているためにほとんど思い出がないとのことだが、綾瀬さんの爆笑エピソードに触発されたのか「姉と一緒に車のトランクに入って遊んでいたら、父がそれを忘れて車を発進させたことがありましたね」と、車に関する災難エピソードを披露してくれた。また劇中に登場する、中井さんが総理を務める“大阪国”に合わせて、もし自分が独立国の総理になったら?というお題では、堤さんが「映画のスタジオとブロードウェイのような劇場街を作りたい」と俳優らしい夢を語った。綾瀬さんは「農家の方を増やして桃農園とぶどう農園を作って…あと劇場も作りたい」とここでも不思議発言で会場をわかせた。綾瀬さんのボケっぷりにばかり注目が集まるが、堤さんによると、綾瀬さんと岡田さんが“Wボケ”なのだとか。それを聞いた岡田さんは「おれ?ボケですか?綾瀬さんにはかなり突っ込んでましたけど」と綾瀬さんと同格扱いに心外そうな表情を見せていた。ボケ揃いの“先輩たち”に若い沢木さんと森永さんは困惑気味?緊張した表情を見せつつも、地元の関西を舞台にした作品とあって「光栄です」と喜びを語った。『プリンセス トヨトミ』は全国東宝系にて公開中。■関連作品:プリンセス トヨトミ 2011年5月28日より全国東宝系にて公開© 2011 フジテレビジョン 関西テレビ放送 東宝■関連記事:堤×綾瀬×岡田が大阪に攻め込む!『プリンセス トヨトミ』試写会に10組20名様ご招待綾瀬はるか、やっぱり天然?大阪城は「お寺、じゃなくて神社」“ブラック・ジャック”岡田将生、脚フェチ告白の仲里依紗に振り回されっぱなし?岡田将生が若き日のブラック・ジャックに!手塚治虫の名作ドラマ化共演に仲里依紗『プリンセス トヨトミ』大阪府庁で快調に撮影!堤、綾瀬、岡田がそれぞれの印象を…
2011年05月30日公開中の春休み映画『ジャンプHEROES film トリコ3D×ONE PIECE3D』に出演する声優の中井和哉、岡村明美、山口勝平、平田広明、大谷育江、山口由里子、矢尾一樹、チョー、置鮎龍太郎、朴路美の総勢10名が3月29日(火)、都内劇場で開催された舞台挨拶に登壇。ゾロやチョッパー、トリコなどの人気キャラクターの声で、震災からの復興を訴えるメッセージを発表した。「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)の看板漫画と言える「ONE PIECE」と「トリコ」を共に3Dで2本立てで映画化した本作。東日本大震災の影響で、先日の公開初日の舞台挨拶は中止となったが、この日、改めて声優陣が登壇しての舞台挨拶の開催となった。「礼を言う。オレはまだまだ強くなれる」(ゾロ=中井さん)、「この船の航海士はだれ?」(ナミ=岡村さん)といった、それぞれのキャラクターの名台詞のオンパレードに集まったファンは大喜び。特にチョッパー役の大谷さんは、客席からの「かわいいー!」という声援に照れながら「かわいくねぇよー!」と応え、会場はわきかえった。TVアニメ放送開始を前に劇場公開される『トリコ3D 開幕! グルメアドベンチャー!!』について、トリコ役の置鮎さんは「必殺技を放ちます!」と宣言。置鮎さんは「いま、世の中で起こっている全てのこと、全ての人へ」とメッセージを込め「この世の全ての食材に、感謝を込めていただきます!」とトリコのセリフで決めてくれた。さらに、この日は残念ながら来場できなかったルフィ(田中真弓)から「みんな、大丈夫か?お前たちはおれの仲間だ!仲間が困ってるとき、助けるのは当たり前だ。いつも力いっぱい応援してるぞ。頑張れ!頑張れ!頑張れ!頑張れ!」と声をふり絞ってのメッセージが到着。この間、壇上のメンバーは、「ONE PIECE」の“アラバスタ編”の名シーンと同じように、“仲間”を意味するバツ印が描かれた腕を掲げて応援!会場は大きな拍手に包まれた。ウソップ役の山口さんは「僕らは声で伝えるのが仕事。それを突き通していきたい。その上で、大変な思いをしている人がいることを、絶対に忘れないようにしようと思います」とコメント。サンジ役の平田さんは「復興までとても時間がかかる。いまはみんな、応援してますがそのうちに熱が冷めてしまうと思います。だから、いまももちろんですが、これから継続して長く応援していくための“何か”ができないかと考えています」と語り、サンジの名台詞「お前ができねぇことはおれがやる。おれにできねェことをお前がやれ!」を観客に向けて呼びかけた。東映「ONE PIECE」公式サイトでは、声優陣による応援メッセージを公開中。こちらのメッセージは着ボイスに無料でダウンロードもできる。『ジャンプHEROES film トリコ3D×ONE PIECE3D』(『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』&『トリコ3D 開幕! グルメアドベンチャー!!』)は全国東映系にて公開中。「ONE PIECE」公式サイト■関連作品:トリコ3D 開幕! グルメアドベンチャー!! 2011年3月19日より全国にて公開© 島袋光年/「2011 トリコ」製作委員会 ONE PIECE 3D 麦わらチェイス 2011年3月19日より全国東映系にて公開© 尾田栄一郎/「2011 ワンピース」製作委員会■関連記事:桃井かおり、『トリコ』で声優初挑戦やりたい役柄は「俳優でやれない変な役」黒ひげがサイトジャックでルフィの行く手阻む?旋風止まらぬ「ONE PIECE」新展開ルフィの手が銀幕から飛び出す?「ONE PIECE」&「トリコ」が2本立て3D映画化
2011年03月29日キアヌ・リーブスに真田広之、柴咲コウ、浅野忠信、菊地凛子ら日米のスターをキャストに迎え、伝統的な「忠臣蔵」を新たに描き出す『47 RONIN(フォーティーセブン ローニン)』の製作、撮影開始が発表され、2月28日(現地時間)に記者会見が行われた。上記のキャスト陣と本作で監督デビューを飾るカール・リンシュ監督が出席。21世紀の新たな忠臣蔵とは――?キアヌがハリウッド版「忠臣蔵」に出演するということは2008年の段階で報じられていたが、詳細については、これまでほとんど明らかにされていなかった。今回、発表された情報によると、物語はまさに「忠臣蔵」をそのままに、大石内蔵助をはじめとする47人の浪人が、主君を殺した仇(かたき)である吉良上野介を討つ、というもの。ただ、そこはハリウッド作品だけあって、大規模かつ激しい戦闘シーンをはじめ、これまでの「忠臣蔵」にない壮大な世界を築き上げ、名誉を取り戻すべく戦う戦士たちの試練に満ちた旅路を描き出すという。気になる配役だが、大石を真田さんが、吉良を浅野さんが演じ、気になるキアヌは47士に力を貸すはぐれ者のカイという役どころを演じる。女優陣では柴咲さんは、主君・浅野の娘であり、カイが想いを寄せるミカを、菊地さんは究極の権力を追い求める吉良から与えられた任務を遂行する、謎の女・ミヅキを演じる。日本人とイギリス人の血を引くカイを演じ、自身もイングランド、ハワイアン、ポルトガル、中国の血を引くキアヌは「このような作品に主演できることは非常に光栄です。愛や名誉など、求めても手に入らないもの、人生において悩むものなどがスペクタクルと共に楽しめる、ファンタジーでありながらリアリティを感じられる作品になるはずです。ストーリー、3D、日本人キャストたちの共演も楽しみです」と語った。真田さんは「日本人の誰もが知っているこのような題材が、ハリウッド超大作としてどのように世界の人々に届いていくのかとても期待しています。(監督の)カールはものすごい映像センスを持っている監督です。誰も見たことのない歴史を刻むすごい作品になるのではないかと思っています」と撮影を前に高揚した様子を見せる。リンシュ監督から「オーディションの際に、“ジャパニーズ オードリー・ヘプバーン”のようなスターの輝きを持っていた」と太鼓判を押された柴咲さんは、本作でハリウッドデビューを飾る。「リハーサルが始まっていて、監督は私の感情を引き出してくれる信頼できる監督だと思っています。正直に、しっかりと役を演じていければと思います」と意気込みを語る。浅野さんは『マイティ・ソー』に続くハリウッド大作への出演となる。「僕は浅野ですが、今回は浅野家の敵・吉良上野介を演じます。浅野家の先祖がやれと言ったような気がします(笑)。自分が子供の頃にわくわくして見た『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のユニバーサルの作品に出られて本当に嬉しい。自分の子供たちにもこの作品で僕が感じたようなワクワク感を持ってもらえたら嬉しいです」と興奮した面持ちで語った。「私の役は特殊でいままで演じたことがないような役でとても楽しみです」と期待を口にするのは菊地さん。「このような作品に出演することは非常に光栄です」と喜びをあらわにする。リンシュ監督は「愛と憎しみ、そして報復は世界中の人々が共感できるもの。日本で誰もが知っている物語だからこそ、西洋から見た視点で新しいものが引き出せると感じている。『忠臣蔵』はモチーフ、全くのオリジナルストーリーとなる。3Dも非常に重要になってくる。いままで誰も見たことのない3Dファンタジーになるはずだ!」と自信のほどをうかがわせるコメント。リドリー・スコットの後継者と言われ、宮崎駿から北斎まで、様々なアートスタイルからヒントを得たというリンシュ監督が、どのような世界を構築するのか楽しみなところ。総製作費2億ドルとも言われ、3月14日から撮影が開始され、ハンガリー、ロンドン、さらに日本でも撮影を予定しているという。『47 RONIN』は2012年冬、世界公開の予定。公式サイト:■関連作品:47RONIN 2012年冬、公開
2011年03月02日映画『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』の完成報告会見が4月12日(月)、東京會舘で行われ、主演の中井貴一、本作で俳優デビューする、三浦友和と元歌手・百恵さんの次男・三浦貴大(たかひろ)らが出席した。島根県を舞台に、一流企業に勤め家庭を省みることのない50歳を目前にした主人公・筒井肇(中井さん)が母の病をきっかけに人生を見つめ直し、夢だった電車の運転士を目指す物語。ヒットシリーズ『ALWAYS 三丁目の夕日』を手掛けたROBOTの代表取締役社長・阿部秀司氏が製作総指揮を務めている。三浦さんは、ケガのためプロ野球選手になる夢をあきらめた青年役。中井さんは開口一番「貴大、ファイト!」と三浦さんの出演CM「リポビタンD」のキャッチフレーズを前振り。三浦さんが「一発」と照れながら応じると「がんばれ」と、また声をかけ“後輩”の緊張をほぐす気遣い。初の映画撮影をふり返り、三浦さんは「一番多かったのは中井さんと同じシーン。いろいろ教えていただきましたが、『自分の思った通りにやるのがいい』と言っていただいたのが一番印象に残っています。これからも大事にしていきたい言葉です」と感銘を受けた様子。自身の夢については「高校生の頃は体育教師になりたかったけどそれほどでもなかった。大学生になり、俳優になりたいと思うようになった」と話した。昨年7、8月に1か月強、島根県でロケを敢行。同県出身の錦織良成監督とキャストのひとり、佐野史郎はロケ中に続き、この日も同県の良さをPR。中井さんは「最初は正直、監督の島根話にドン引きしました。聞いていると日本の偉人のほとんどは島根から出ている。そんな訳ないだろ!と」と笑わせつつ「でも、食べ物は美味しいし、人が温かくてとてもいいところでした」。共演の高島礼子も「私が一番自由時間が多くて、中井さんから『神話の国、出雲について調べてきて』と指令を受け、神社とかところどころ回りました。島根のファンになりました」とそろって島根を満喫した様子だった。一方、電車への興味を聞く質問に、中井さんは「ないです」。高島さんも「興味なかったです」とキッパリ。会場の笑いを誘っていた。『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』は5月29日(土)より全国にて公開。(photo/text:Yoko Saito)■関連作品:RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 2010年5月29日より全国にて公開© 2010「RAILWAYS」製作委員会■関連記事:舞台挨拶付き『RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語』完成披露試写会に25組50名様ご招待ユーミン、49歳で電車の運転士になった男を描く映画の主題歌を書き下ろし
2010年04月12日つい先日、全米でファイナル・シーズンの放映が始まった大ヒット海外ドラマ「LOST」。そのファイナル・シーズンに出演する真田広之が凱旋帰国を果たし、2月8日(月)に本シリーズのプロデューサー、カールトン・キューズと共に都内で開催されたトークセッションに参加した。飛行機の墜落事故から生き延びた48名の南の孤島でのサバイバルに始まり、シーズンを重ねる中で様々な展開を見せてきた本作。ファイナル・シーズンからの出演となる真田さんが演じるのは、物語の重要なカギを握る“テンプルマスター”道厳(DOGEN)。果たしてどのような役柄で、物語はどこへ向かうのか?真田さんは「この作品ほどネタバレが許されない番組もないでしょう。ポロっと何か言ったら撃たれるかもしれないので、今日は防弾チョッキを着てきています」とユーモアたっぷりに挨拶。ちなみに全米での盛り上がりは、放送日と重なる日程で予定されていた、オバマ大統領による一般教書演説が、別の日程に延期されたというから凄まじいのひと言…。プロデューサーのキューズ氏は「道厳はパワフルでカリスマ性のあるキャラクター」と語り、真田さんが役にぴったりであったと力説するが、真田さん自身は「出演は想定外でした」と明かす。また参加するにあたって「日本のカルチャーや政治、宗教といったものに触れるとしたら、どのような描き方をするのか心配だったが、理解とリスペクトが根底にあったので、信じて飛び込んだ」とも。参加前にシーズン5まで一気に鑑賞したということで、「初日の現場はディズニーランドに行った子供みたいでした。『ソーヤーだ!』とか『あ、ケイト!』とかね(笑)」と話す真田さん。この日は、真田さんが登場するシーンの映像が公開されたが、真田さんの記念すべき「LOST」における第一声は「誰だ?」。これについて真田さんは「お客さんからしたら、『お前こそ誰だ?』という感じでしょう…」と笑顔。さらに「最初は道厳は日本語のセリフだけという話だった」というが、徐々に英語のセリフが増えていったそうで「だまされた(苦笑)」とも。このトークセッション中、ネタバレしないようにと話しづらそうな真田さんを尻目に、プロデューサーの方がペラペラと内幕を明かす一幕も。キューズ氏があっさり「道厳はテンプルに、ずっと住んでいたわけではなく」と明かすと、真田さんが「それ、言って良かったんだ!?」と驚いた表情を見せ、会場は笑いに包まれた。この日は、ゲストとして元プロテニスプレイヤーの杉山愛も来場し、2人に花束を贈呈。現役時代から「LOST」のファンだったという杉山さんがキューズ氏に質問…と思いきや、キューズ氏の方が唐突に「ケイトはソーヤーとジャック、どちらを選ぶと思う?」と逆質問。杉山さんが「私としてはソーヤーの方が…」と答えると笑顔で「OK!」と謎の快諾。これに真田さんが「選択肢に道厳が入ってないよ!」と怒りを露わにし、再び会場は笑いに包まれた。「LOST」ファイナル・シーズンはAXNにて5月に第1話がプレミア放送されることが決定。DVDも年内に発売の予定。「LOST」放送情報AXNにてシーズン1〜5全103話連続放送【吹き替え版(二か国語)】2月16日(火)放送スタート※月曜〜金曜連日18:55〜19:50放送【字幕版】2月17日(水)放送スタート※月曜〜金曜連日0:55〜1:50放送公式サイト:■関連作品:LOST [海外TVドラマ]© AXN Japan Inc. All Rights Reserved.■関連記事:シネマカフェ的海外ドラマvol.138謎が謎を呼ぶ…新型サスペンス「フリンジ」“LOST”を取り戻せ!いまさら聞けない「LOST」を5分でおさらい!独占映像も到着ラストに向けて目が離せない!『LOST』オリジナル・ボトルを3名様にプレゼントつるの剛士が興奮ナビゲート!ついに脱出なるか!?「LOST」最新動画が到着「LOST シーズン4」DVD発売!海外ドラマシリーズ特製カレンダーを3名様にプレゼント
2010年02月09日