報道陣が見守るなか、新型コロナウイルスによる肺炎のために逝去した千葉真一さん(享年82)の遺骨は千葉県君津市内の“わが家”に無言の帰宅を果たした。この自宅にはトレーニングルームも完備されている。「次男の眞栄田郷敦さん(21)が俳優としてデビューする前、千葉さんは、郷敦さんと同居して自分の所作を肌感覚で覚えさせることがベストだと考えました。君津市の家では体力作りやアクションの基礎をかなり厳しく教えていたのです」(千葉さんの知人)“昭和の大スター”というイメージどおりの豪快な性格だった。’18年、本誌記者は千葉さんの女性関係について報じたことがあった。事前に所属事務所に連絡すると、意外なことに本人から編集部に電話がかかってきたのだ。■「聞きたいことは僕に直接聞いてくれ」スターからの電話「ほかの人間を介すと、うまく意図が伝わらないこともあるからさ。今度から聞きたいことがあったら直接聞いてくれよ。答えられることはきちんと話すから」半信半疑で受話器を置いた記者だったが、千葉さんの言葉に嘘はなかった。その後、昨年末までに3回、千葉さんに連絡をすると、どんなに忙しいときでも丁寧に対応してくれたのだ。’19年3月、すでに“国宝級イケメン俳優”とも呼ばれていた長男・新田真剣佑(24)に続き、郷敦の俳優デビューが公表された。その当時の取材では“父子の約束”について教えてくれた。芸能界を志した次男に、こう言い聞かせたのだという。「お前は日本でタレントになるという意味を理解しているのか?お前は俺や兄のおかげで真剣佑よりも、いい環境で仕事を始めることになる。日本には“二世タレント”という言葉がある。お前の場合は真剣佑の2倍は成功しないと、二世ではなく“ニセ者”と呼ばれてしまうんだ。“ニセ者俳優”と呼ばれたくなければ、俺のことも真剣佑のことも超える覚悟でやれ!それができずに負けるようなら、すぐに芸能界をやめろ!」さらに千葉さんは、“本物の俳優とはどんな存在か”を突き詰めることを助言したという。「台本を理解できない読解力のない俳優は絶対に大成しない。台本を何十回も読み込むことで、登場人物はどんな人間なのか?このシーンで人物は何を感じているのか?……など、台本にはっきり書いていないことが理解できるようになるまで読み込め」千葉さんの逝去が報じられた後、郷敦は事務所を通じてこんなコメントを発表した。《一方的な約束をしてきました。それを守るだけです》“父と兄を超える俳優になる”という決意をあらためて亡き父に捧げたのだろうか。■繰り返し語っていた「ハリウッドでの親子共演」千葉さんの長年の願いは、息子たちをハリウッドスターに育てあげることだった。さらに本誌に、ときには冗談めかしながらこんな夢も繰り返し語っていたのだ。「親子共演?具体的には言えないけれど、アメリカから(共演の)オファーも来ているし……」40年以上の交流がある若山騎一郎(56)とは最後の食事でも親子共演の話題で盛り上がっていたそうだ。「(まん延防止等重点措置で)お酒は飲めなかったのですが、息子さん2人の俳優としての成長ぶりをうれしそうに話していましたね。実はオヤジは何年も前から水戸黄門をモチーフにした作品を計画していたのです。真剣佑と郷敦が助さん格さんで、自分は陽気な水戸黄門を……、そんな構想について、ずっと語っていました」千葉真一版・水戸黄門は日本向け作品のようだが、千葉さんはハリウッド映画製作のためにも着々と準備を進めていた。昨年末、千葉さんは本誌の最後の取材に次のように語っていた。「いまは脚本作りに力を入れています。もちろん目指すのはハリウッドで通用する作品ですよ!いまも10本くらいはアメリカで映像化したい脚本があって、アメリカのプロデューサーたちとも話し合っているところです。現代劇もあり時代劇もありますよ。僕は嘘っぱちが嫌いなので(笑)、実際にあった事件を基にしたストーリーが多いですね。その作品に真剣佑が登場するか?それは彼自身が役に魅力を感じるかどうかだけど、今後、何らかの形で同じ作品に関わる可能性はあるよね。もっと将来的には(郷敦も含めた)3人でハリウッド映画に携わることも期待してもらっていいと思いますよ」逝去するまで、映画製作や家族への情熱を失わなかった千葉さん。そんな父に真剣佑はインスタグラムで、“どこにいても、あなたは私の心の中にいる”と、英語でメッセージを送っている。そしてもちろん千葉さんの熱い生きざまは、私たちの心の中でも生き続けるだろう――。
2021年08月23日日本のアクション俳優の草分けとして活躍した千葉真一さんが8月19日、新型コロナウイルスによる肺炎のため死去した。82歳だった。’68年の主演ドラマ『キイハンター』(TBS系)でアクション俳優としての地位を確立した千葉さん。映画『仁義なき戦い 広島死闘篇』やドラマシリーズ『服部半蔵影の軍団』(関西テレビ系)といった作品ではさらなる人気を呼んだ。そんな千葉さんだが、プライベートで注目を集めることも。女優の野際陽子さん(享年81)と’73年に結婚した千葉さん。女優の真瀬樹里(46)を授かったものの、’94年に離婚。そののち’96年に28歳年下の一般女性と再婚することに。そして、2人の間に生まれたのが俳優として大活躍中の兄弟・新田真剣佑(24)と眞栄田郷敦(21)だ。しかし’15年、再び離婚。当時の千葉さんは、借金問題などのトラブルが重なっていた。「元奥さんは署名済みの離婚届を千葉さんに渡し、京都の実家に帰ってしまったそうです。真剣佑さんは東京に残ったものの、郷敦さんは京都に移住したといいます。いっぽう千葉さんはなかなか離婚届に判を押さなかったそうです」(家族の知人)2度の離婚を経験することとなった千葉さんだが、’18年11月には新たな恋人が発覚。傘寿を前にできた恋人は25歳、なんと54歳年下だった。「その女性と千葉さんは過去にも交際報道があり、一旦疎遠になっていたそうです。しかし、突如復縁。真剣佑さんと郷敦さんも思わず、驚いたといいます。波乱万丈の人生のなかで、千葉さんは常に多くの人たちを魅了し続けてきました。まさに、スターと呼ぶにふさわしい人でした」(スポーツ紙記者)最期まで恋することを止めなかった千葉さん。天国でも多くの人たちを魅了するはずだ。
2021年08月21日父親に千葉真一さん、母親に野際陽子さんを持つ、俳優の真瀬樹里(まなせ・じゅり)さん。2021年8月19日に千葉さんが新型コロナウイルス感染症による肺炎の悪化で亡くなったことについて、コメントを発表しました。同年7月末に感染が発覚したという千葉さん。その後自宅療養をしていたものの、症状が悪化し、入院したといいます。父は、7月末に新型コロナウイルスに感染し、自宅療養をしておりました。症状悪化の為、8月8日に入院し、10日前後に一度持ち直しましたが、その後再び肺炎が悪化し、回復することができませんでした。私は一報を受け、仕事後駆けつけましたが、最期に立ち会うことはできず…しかし、顔を見て、お別れと伝えたい事をいうことはできました。苦しんだとは思えないほど、穏やかな顔をしておりました。@JuriManaseーより引用千葉さんの最期には立ち会うことができなかったという、真瀬さん。「まだ現実感がありません。ただただ悔しいです…」と想いを明かします。2017年に亡くなった母親の野際さんとともに、天国から見守ってくれていることを信じて仕事にまい進するとつづりました。天国から、両親が見守ってくれていることを信じて、胸を張って見せられる仕事ができるよう、精一杯生きていきたいと思います。@JuriManaseーより引用 pic.twitter.com/28SVhLUMnJ — Juri Manase * 真瀬 樹里 (@JuriManase) August 19, 2021 ・天国から見守ってくれていると思いますよ。・突然の訃報に驚きました。ご冥福をお祈りします。・はじめは自宅療養だったのですね。本当に悔しい想いだと思います。千葉さんは、きっと真瀬さんをはじめとした子供たちの活躍を天国から見守ってくれていることでしょう。[文・構成/grape編集部]
2021年08月20日千葉真一さんが新型コロナウイルス感染による肺炎のため、82歳で亡くなった。国内のみならず、「People」誌、「Variety」誌などの海外の多数メディアも千葉さんの訃報を報じている。千葉さんは「サニー千葉」として、長年世界で活躍してきたからだ。武術の達人の千葉さんを尊敬しているハリウッドスターは多く、キアヌ・リーヴスは自身の主演作『ジョン・ウィック』のプロモーションで来日時に、サプライズで千葉さんとの対面が実現し、恐縮しきり。千葉さんを「マエストロ(巨匠)」と呼び、終始笑顔を見せていた。『モータルコンバット』に出演する武闘家俳優のルイス・タンは「真のアクション・レジェンドです。あなたの映画は永遠。あなたのエネルギーはインスピレーションです」とツイート。『喰らう家』のテッド・ゲイガン監督は「素晴らしい俳優のソニー千葉さんが、今日亡くなられました。またしても新型コロナウイルスの犠牲者です。6つの黒帯を持つ、マーシャルアーツのレジェンド。特撮テレビから始め、120本以上の東映の映画に出演し、何十年も日本で大人気だったアクションスターです。今日は彼の映画を一本観ましょう」とファンに呼びかけた。自らアクションを演じることができる俳優として、60年代から海外との合作映画やハリウッド映画に多数出演してきた千葉さん。1974年の邦画『激突!殺人拳』(英題:The Street Fighter)は日本とアメリカでヒットし、いまも海外ファンが千葉さんの代表作として挙げる一本になった。海外でさらなる名声を得るきっかけになったのは、服部半蔵役を演じたクエンティン・タランティーノ監督作『キル・ビル』(2003)だ。「あの服部半蔵が…安らかにお眠りください」とたくさんのファンが役名を挙げてお悔やみメッセージを送っている。日本で開催された『キル・ビル』プレミアPhoto by Koichi Kamoshida/Getty Images(Hiromi Kaku)
2021年08月20日俳優の千葉真一さんが19日に亡くなったことを受け、長女で女優の真瀬樹里(46)が20日、所属事務所を通じてコメントを発表した。真瀬は、「昨日8月19日、17時26分、父、千葉真一が永眠致しました」と報告し、「父は、7月末に新型コロナウイルスに感染し、自宅療養をしておりました。症状悪化の為、8月8日に入院し、10日前後に一度持ち直しましたが、その後再び肺炎が悪化し、回復することができませんでした」と経緯を説明。「私は一報を受け、仕事後駆けつけましたが、最期に立ち会うことはできず…しかし、顔を見て、お別れと伝えたい事を言うことはできました。苦しんだとは思えないほど、穏やかな顔をしておりました」と明かし、「少し前に、電話で父の元気な声を聞いたばかりでした。私にとっても突然のことで、まだ現実感がありません。ただただ悔しいです…」と吐露した。「天国から、両親が見守ってくれていることを信じて、胸を張って見せられる仕事ができるよう、精一杯生きていきたいと思います」と心境をつづった真瀬。「生前お世話になった関係者の皆様、父を応援して下さった皆様、本当にありがとうございました」と謝意を示し、「父の遺した作品を、これからも愛し続けて頂けたら幸いです」と結んだ。
2021年08月20日俳優の千葉真一さんが新型コロナウイルスによる肺炎のため、19日に亡くなったことが分かった。82歳だった。千葉さんのマネージメント事務所・アストライアは、公式ツイッターで「弊社でマネージメントをしておりました、千葉真一が昨日、17時26分に永眠いたしました」と報告。「ここに謹んでご通知申し上げますと共に生前は何かとご厚情にあずかり誠にありがたく厚く御礼申し上げます」とつづった。1968年にスタートしたドラマ『キイハンター』で主演を務め、アクションスターとしての地位を確立。『仁義なき戦い』(73)、『魔界転生』(81)、『里見八犬伝』(83)などの映画に出演し、『柳生一族の陰謀』(78)では第2回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。『戦国自衛隊』(79)で主演と日本映画初のアクション監督を兼務し、第22回ブルーリボン賞でスタッフ賞を受賞した。そのほか、映画『キル・ビル』(03)、『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(06)、大河ドラマ『風林火山』(07)など数々の国内外作品に出演した。千葉さんは先月末に新型コロナウイルスに感染。自宅療養を続けていたが症状が悪化したため、8月8日に入院していた。
2021年08月20日2021年8月19日に俳優の千葉真一さんが、新型コロナウイルス感染症(以下、コロナウイルス)による肺炎で亡くなったことが分かりました。82歳でした。産経ニュースによると、千葉さんは肺炎が悪化し、同月8日から入院していたといいます。葬儀・告別式は近親者で行う。関係者によると、千葉さんは肺炎が悪化して今月8日から入院していた。産経ニュースーより引用アクション俳優として、日本のみならず海外でも活躍活躍していた千葉さん。息子の新田真剣佑(あらた・まっけんゆう)さん、眞栄田郷敦(まえだ・ごうどん)さんたちも、千葉さんを継ぐような人気の俳優です。【ネットの声】・信じられない…。コロナウイルスがとても憎いです。・千葉さんにはさまざまなことを教えてもらいました。かっこいい人だった。・スーパースターをも奪っていくコロナウイルス…。言葉が出ません。コロナウイルスの感染者、重症者は増加し続けています。よりいっそう一人ひとりが感染対策への意識を持つ必要があるでしょう。千葉さんのご冥福をお祈りします。[文・構成/grape編集部]
2021年08月20日黒木華と中島裕翔(Hey! Say! JUMP)がダブル主演を務めるDISCOVER WORLD THEATRE vol.11『ウェンディ&ピーターパン』が8月13日(金)に開幕。9月5日(日)まで東京・Bunkamuraオーチャードホールにて上演されている。2013年に英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが初演し、日本では初めて上演される本作は、『ピーターパン』の小説版(作:ジェームス・マシュー・バリー)を、ロンドンで注目の若手作家・演出家のエラ・ヒクソンがウェンディの視点から翻案した作品。演出を手掛けるのは、ロンドンでの初演・再演でも演出を務めたジョナサン・マンビィ。ジョナサンは、日本では『るつぼ』(’16年)、『民衆の敵』(’18年)の演出を手掛けた人物。本作の公開ゲネプロレポートをお届けする。まず、劇場に広がっていたのは嬉しくなるほど美しい舞台美術。黒木華が先日の インタビュー() で「衣裳や舞台装置はイギリスのスタッフとのコラボレーションでできた素晴らしいもの」と話していたが、ファンタジックな『ピーターパン』の世界観がそのまま再現されたような空間だ。そこに幻想的な映像も加わり、『ウェンディ&ピーターパン』の世界に連れて行ってくれる。『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより撮影:細野晋司『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより、左からマイケル:前原滉、ウェンディ:黒木華、トム:下川恭平、ジョン:平埜生成撮影:細野晋司物語の舞台は1908年のロンドン。ダーリング家の子供部屋で、ウェンディ(黒木華)、ジョン(平埜生成)、マイケル(前原滉)、そして体の弱いトム(下川恭平)は楽しく遊び、両親ミスター&ミセス・ダーリング(堤真一、石田ひかり)が見守り、家族が揃った姿は幸せそのものだ。しかしトムが高熱を出す。医者の診立てはよくなく、皆が寝静まった頃、子供部屋の窓からピーター(中島裕翔)がやってきてトムを連れ去っていく。それから1年後、ダーリング家はバラバラになっていた。そんなある日の夜、子供部屋にピーターパンが現れる。驚くウェンディ。ジョンとマイケルを叩き起こし、トムを探すためにネバーランドへと旅立つことにしてーー。『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより、ピーターパン:中島裕翔撮影:細野晋司大まかな流れや設定は誰もが知る『ピーターパン』だが、エラの翻案である本作ならではの部分がある。まずトムは本作のオリジナルキャラクターで、ウェンディたちがネバーランドに行く理由もオリジナルだ。ピーターの描写は原作小説に近く、楽しいことが大好きな子供の無邪気さだけでなく、子供だからこその身勝手さや残酷さも描かれており、それはピーターの登場シーンでも強く印象付けられた。そしてなにより大きく変わっているのは女性の描き方。前出のインタビューで黒木が「ある男性が女性に好意を抱く中で、『アイロンがけをしてるところが目に浮かぶ』とポジティブに話すシーンがあるんです。人によっては疑問を持たず、『ああ、温かい家庭を築きたいんだな』と受け取る方もいると思いますが、この作品は、『女性がアイロンをかけるものだ』ということに疑問を持って描かれています」と話した通り、ロスト・ボーイたちがウェンディに「お母さんになって」と言うこれまでの『ピーターパン』でもあった“女性の描写”一つひとつに“疑問”というスポットが当てられている。『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより、左からウェンディ:黒木華ミセス・ダーリング:石田ひかり撮影:細野晋司『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより、タイガー・リリー:山崎紘菜(左から2番目)、ウェンディ:黒木華(右から2番目)、フック:堤真一(右)撮影:細野晋司その中で、ウェンディやその母ミセス・ダーリング、そしてティンク(ティンカーベル/富田望生)やタイガー・リリー(山崎紘菜)たちそれぞれが、囚われていたものからもがきながら足を踏み出していく様は印象的。また、“海賊”など「男らしさ」の呪いに抗う男性の姿も描かれており、「社会」というものを改めて見つめるきっかけとなる。『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより、左からフック:堤真一ピーターパン:中島裕翔撮影:細野晋司空を飛ぶ演出や、ティンクの表現、影(シャドウ)の面白さ、ピーターやフックの殺陣、フックの船のカッコよさ(!)など、「『ピーターパン』で観たかったもの」でもしっかりと楽しませてくれて、けれど、例えばピーターを“主人公”、ウェンディを“ヒロイン”、フックを“敵”、フックの仲間を“海賊”などの記号で見ては気付けなかったようなことにも気付かせてくれる作品。『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより、ウェンディ:黒木華撮影:細野晋司全体の流れは同じでも、劇場を出た後に心に残ることは、本作ならではのものになるのではないかと思う。演劇ならではの鮮やかな展開や、魔法のような夢のある演出は美しく、それを、中島、黒木をはじめ、キャスト全員の力で丁寧につくりあげていることがとても鮮やかに感じられる舞台だ。『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより、左からウェンディ:黒木華フック:堤真一撮影:細野晋司『ウェンディ&ピーターパン』ゲネプロより、フック:堤真一撮影:細野晋司開幕に際しての会見で、堤真一がこう話していた。「僕は、21歳で『天守物語』という坂東玉三郎さんの舞台で黒子をやった時、初めて『舞台に関わろう』と思いました。なぜかというと、その空間の美しさと、自由度と、こんなにぶっとんだ世界ができるんだってことを知って。今回はその時を思い出すくらいすごくいい空間です。自由で、なんでもできちゃう。もうね、見るだけで涙が出るんです。照明からなにからすべて。彼女(黒木)が立っている姿も。だから本当に観てほしい。『ピーターパン』というと子供の作品だという印象がありますが、内容には“女性の自立”ということも関わっているし、そこも含め本当に大人の人にも観ていただきたいです。僕は涙が止まらないです」子供であること、大人であること、男性であること、女性であること、そして自分であること。さまざまなことに思いを巡らす舞台で、思いっきり心を動かしてほしい。取材・文:中川實穗撮影:細野晋司
2021年08月16日舞台「DISCOVER WORLD THEATRE vol.11『ウェンディ&ピーターパン』」の公開稽古が12日、東京・Bunkamuraオーチャードホールで行われ、女優の黒木華、アイドルグループ・Hey! Say! JUMPの中島裕翔、俳優の堤真一が取材に応じた。イギリス・スコットランドの作家、ジェームス・マシュー・バリーが20世紀初頭に書いた世界的傑作『ピーターパン』をロンドンで注目の若手作家であり演出家のエラ・ヒクソンが新たにウェンディの視点から翻案した同作。待望の日本初演となる今回、演出を手掛けるのはロンドンでの初演・再演でも演出を務めたジョナサン・マンビィ。黒木はウェンディ、中島はピーターパン、堤はフック船長とウェンディの父、ミスター・ダーリングの2役を演じている。ピーターパン役に抜擢された中島は「びっくりしました。まさかあの『ピーターパン』をやるとは。Hey! Say! JUMPの中では子ども扱いされるほうなので合っているかもしれないと思ったけど、28歳にもなって無邪気に振る舞えるかなと心配でした」と驚きと不安を明かし、ウェンディ役の黒木は「演出家のジョナサンと仕事ができることを楽しみにしていた。こういう状況でも無事に幕を開けることができてうれしい。そして、稽古場が本当にクリエイティブで楽しいんです」と話した。黒木と中島は今作が初共演。中島は「かわいらしくて勇敢でたくましくて、それでいておちゃめなユーモアで……黒木さんが持っているすべての要素がウェンディにぴったり」、黒木は「稽古を重ねるごとに仲良くなっていけたと思います。身体能力が高くて、ピーターパンの身軽さややんちゃさを兼ね備えている」と、それぞれの印象を語った。劇中ではフライングや殺陣にも挑戦。中島はコンサートで経験のあるフライングについて「歴史ある劇場でのフライングで、違った景色を楽しんでいます。コンサートでは1曲の中で少し飛ぶことが多いですが、それよりも長く飛んでいる。久しぶりに飛ぶと気持ちいいですね」と話し、黒木のフライングについて「素敵です。男女のフライングで違う魅力がある」と評した。黒木は「技術さんが本当に頑張ってくださっていて、すごい。私はただ吊られているだけなので」と謙遜しつつ「堤さんの殺陣がかっこいい。2人は殺陣のシーンもあって大変なんです」と中島と堤の殺陣にシーンに言及。堤は「とにかく私は57歳ですので、立ち回りが覚えられなくて……昨日も戦っている最中に3箇所ほど頭が真っ白になりまして、本当に迷惑をかけています」と苦笑。中島は「そんなことないです! ピーターパンとは違う戦い方で本当にかっこいいんです」、黒木は「大人の魅力があります」とフォローした。中島の印象を聞かれた堤は「あまり予備知識がない中でお会いして『こんなにかっこいい子がいるんだ』と驚いた。後からHey! Say! JUMPのメンバーだと改めて聞いて『あれ? でもセンターの子じゃないよなぁ。この子がセンターじゃないってどういうことよ!?』って!」と中島のかっこよさを熱弁。中島は「堤さんに言われるなんて光栄です」と照れ笑いを見せた。本作は東京・Bunkamuraオーチャードホールにて8月13日~9月5日に上演される。舞台写真撮影:細野晋司取材会写真撮影:引地信彦
2021年08月13日WOWOWで放送中の『中島健人の今、映画について知りたいコト。』の第6話の未公開シーンと第7話の予告を含むプロモーション動画が公開されている。中島健人(Sexy Zone)がMCを務める本番組は2021年1月にスタート。ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、世界へ羽ばたく日本映画の監督へのインタビュー、映画制作現場の取材等を通じて中島が知りたい“映画の今”について学ぶ、という内容だ。7月2日(金)放送分では中島が「特殊メイク」について学ぶべく、『ゴーストバスターズ』や『デューン / 砂の惑星』など錚々たるハリウッド作品に参加し、日本において特殊メイクのパイオニアとして多くの映画・CM、テレビ番組製作に携わる、特殊メイクアップアーティスト・江川悦子のもとを訪ねる。そこで中島が人生初の特殊メイクに挑戦、さらには自身も実際に特殊メイクを施され大変身。果たして中島はどんな姿に変貌を遂げたのだろうか。また放送に先駆けて、WOWOW番組オフィシャルサイト( )では、前回の放送に入らなかった中島大興奮の未公開シーン、と次回の予告を公開している。■番組情報『中島健人の今、映画について知りたいコト。』#7 俳優を劇的に変貌させる~特殊メイクアップアーティストの神業~ゲスト:江川悦子7月2日(金)22:00~ [WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]毎月第1金曜 22:00放送(全12回)最新情報は番組オフィシャルサイト及びWOWOW映画公式ツイッターにて公式サイト: 映画公式ツイッター: @wowow_movie()
2021年06月24日岡田准一と堤真一初めて共演したのは2005年公開の映画『フライ,ダディ,フライ』。同作では娘にケガを負わせた高校生への復讐を誓う気弱なサラリーマン(堤)と、コーチとして彼を指導する高校生(岡田)という間柄を演じた。その後もドラマから映画になった『SP』シリーズ、『海賊とよばれた男』などで共演しており、岡田いわく「大事な時に来てくださる」存在だという。そんなふたりが主人公と因縁の相手役という形で相まみえるのが映画『ザ・ファブル殺さない殺し屋』である。男ふたりが互いを語る。少しテレくさそうに、冗談めかしつつ――しかし、そこには確たる尊敬の念と信頼感があり、何より彼らが互いの演技、生きるさまをしっかりと見てきたことが感じられる。――久々の共演となりました。岡田さんは堤さんが宇津帆を演じることが決まって、いかがでしたか?岡田:僕にとっては、堤さんは大事な作品でいつも共演してくださって、支えてくださる方なんです。大好きな俳優さんであり先輩。普段、沢山話すわけではないですけど、画として一緒に映った時の相性がすごく良いと勝手に思っています。大事な時に来てくださるんですよね、偶然もあると思いますが、『フライ,ダディ,フライ』も『SP』もそうですし、『海賊――』も。自分が「頑張んなきゃ!」って思う作品の時に来てくださるんです。特に今回『ザ・ファブル』新シリーズで誰が(宇津帆役を)やるんだろう? と思っていたんですけど、堤さんと聞いた時は嬉しかったです。やってくださるんだ!と。堤:『海賊――』が5年前?岡田:5年前ですね。堤:そんなに昔の気がしないですね。歳を取ってくると、時間が過ぎるのが早いんで(笑)。『SP』も今回も意外と(出演するか否かを)考えたんです。アクションは基本的にやりたくないもので(苦笑)。アクション系の作品は結構悩むんですよ。時代劇でも、アクション中心の作品だと考えてしまう。「どうしようかな…?」って。今回のお話をいただいた時も、脚本を読む前は「俺はアクション映画はいいや。身体も動かないし、しんどいから」って。トレーニングも一切イヤなんで(苦笑)。でも脚本を読んだら(アクションは)やらなくてよかったし、宇津帆みたいな役をやったことがなかったんで。――確かに堤さんが、宇津帆のような清々しいまでのハッキリとした“悪”を演じるのは珍しいですね。堤:それでも、まだちょっと悩んだんですよ。「俺、こういうのできるかな…?」って。原作の画をちらっと見て「俺とは雰囲気が違うんじゃないかな」とも思いましたが、まあ(主演が)岡田くんだし、そういう意味では初めてこういう役にチャレンジするには(岡田に)甘えられるなと。多少僕がダメでも、岡田くんがアクションで持っていってくれるだろうから、僕がヘタこいてもいいかなって感じでお受けしたんです(笑)。――岡田さんを信頼して引き受けたわけですね?堤:いま、岡田くんのアクションのすごさは圧倒的で、海外でもハリウッドでも通じる人だと思いますし、お芝居もいろんな役をやってきているから。主役がドンっとしてれば、(自分の演技は)関係ねぇかな、僕は隣でコソコソっとやってればいいやって(笑)。――今回、約5年ぶりに共演されていかがでした?岡田:『ダディ』の時、堤さんはおいくつでした?堤:撮ったのは2004年くらい? 40でしたね。岡田:いまの僕の歳くらいですね。堤:あの時でさえつらかったもん、身体。肉離れやったじゃん?岡田:やりましたね、走るシーンで。堤:夜中の撮影でね。日が沈む前にリハーサルをやって…。まあ、ただ走るだけなんですけど、最初、カメラテストで助監督さんが走って、本番前に僕が走るようにしてたんだけど、夕方ごろはちゃんとウォーミングアップして、柔軟もやってたんだけど、夜中の3時くらいになると、待ち時間もあるから一度、寝ちゃうんですよ。その前は(テストで)助監督が走ってたけど、その頃になるとテストも僕が走るようになってて、その時に(足を)ブチっとやっちゃったんです(苦笑)。岡田:その頃がいまの僕の年齢。でも、キレキレでしたよ、堤さん。ちょっと怖かったですもん。いま、自分もそういう年齢なんだなぁ…って。僕が勝手に思っていただけだと思いますけど、作品に向かい合う集中力とか。いまは“達人系”になられていて、フラっと現場に入られて、フラっと芝居をやられる感じがありますが、当時はまだちょっと…。堤:40だもんね。20代とか30代の頃は、家に帰ってもずっと役のことしか考えてないので、気持ちが病んできて、疲れるくらいだったけどね。40くらいになると、切り替えをどうしていいか模索するようになって、その頃から、舞台なら袖ではずっとしゃべってて、出た瞬間に芝居をしてスイッチを入れたりできるようになりましたね。岡田:途中から変わりましたよね。自分のリズムを、お話されながら整えて、お芝居をされるようになったので。それまでは集中して臨む感じでしたけど。お話されながらアップして、気持ちを落としたりせず、スッと入ってスッとできるようなアップをされるようになって。『ダディ』と『SP』で違いましたし、『SP』でもドラマと映画でもまた違いました。――堤さんが演じた宇津帆という役柄について、どのように感じましたか?岡田:『ザ・ファブル』はまず敵役と主軸のストーリーがまず何より大事だと思います。僕の役は、アクションとちょっとズレている面白さを担う役なので。その敵役を堤さんがやってくださって嬉しかったです。脚本でもしっかりと宇津帆とヒナコ(※物語のカギを握る少女で平手友梨奈が演じた)のことが描かれていて、すごく楽しみにしていました。役者としてやりがいのある、面白味のある役で、これを堤さんがどう演じるのかな? と楽しみでした。――宇津帆は表ではNPO団体の代表を務めて称賛を浴びつつ、裏の顔を持つ男ですね。堤:原作の漫画の絵を見たら、気持ち悪い雰囲気がしたんですよね。でも宇津帆が慈善事業をやっている時に、どこか気持ち悪さを匂わすというより、心底慈善事業をやりたくてやってる人に見えないとダメだと思っていました。「裏は実はこうなんですよ」という気配を一切なくすこと、伏線を引くような芝居を絶対にしちゃいけないと思っていました。漫画は「このひと、なんか気持ち悪いな」と思わせるけど、それを芝居でやると慈善事業が成り立たないわけで、本当に慈善事業をやっている人の顔を見せないといけないなと。ヒナコに対しても、本当に愛情を持っているのか? そのあたりは監督とも話したんですが、少なくとも彼女の前では確実に、本当に愛情を注いで、彼女のためを思っているように見えないとダメだと。悪党って「俺は悪いことしてんだぞ!」「人殺してるんだぞ」って感じでいるよりも「殺すのにも理由があるんですよ」というタイプの方が怖いなと思うんです。自分が正義だと思ってやっていることが、周りにとって大迷惑という人間の方が怖いなと。だから表面的な悪党の芝居はしてはいけないと思ってやっていました。――こういうメチャクチャ悪い役を演じるのは、俳優として楽しいですか?堤:「あぁ、楽しい!」というより、いま言ったようなさじ加減の難しさのほうがありましたね。まあ、僕は芝居をやって「楽しい」というのは…僕が楽しいのは酒飲んでる時だけだから(笑)。岡田:僕は現場で、宇津帆がヒナコと心を通わせてるなっていうのは感じましたね。堤さんと平手さんがコミュニケーションを取りながら演じられてきたんだろうなということを、最後の森のシーンで感じましたね。ふたりの関係性を作り上げて、現場に立っていたので、漫画で読んだ印象よりも、現場でふたりが過ごした時間軸があるのを感じたので、映画ではどういう感じに映っているのかなって楽しみでした。――堤さんから見て、『フライ,ダディ,フライ』の頃と比べて、岡田さんは変わりましたか?堤:あの頃から身体は動かしていたけど、まだすごくかわいさがあった感じかな? 高校生の役だったしね。岡田:当時23歳くらいで高校生の役だったので。堤:いまは立派におじさんに…いや、大人になられて(笑)。岡田:40ですからね。高校生の役から40歳ですから(笑)。堤:あの頃はかわいい感じが残ってたけど、いまはいろんなことを自分で積極的にやっていらっしゃるし、僕とは全然違うリーダーシップがありますよね。これからのジャニーズ事務所を支えていかないといけない…。岡田:大きい話になってますね(苦笑)。そう考えると20代前半から長いですよね。でもここから先も、またお会いできたらいいですよね。大事なところでお会いしたいです!『ザ・ファブル殺さない殺し屋』公開中(C) 2021「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」製作委員会取材・文:黒豆直樹
2021年06月21日WOWOWで2021年1月にスタートした中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』。6月4日(金)放送の#6では光と影で映画を創る、照明技師のテクニックに迫る。その放送に先駆けて、WOWOW番組オフィシャルサイト( )に、#5では披露しきれなかったスタジオジブリでのインタビューの模様、そして#6予告を含むプロモーション動画も公開中だ。本番組は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや、映画制作現場の取材等を通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ月1のレギュラー情報番組。第6回は、中島が今1番“映画について知りたいコト”と話す「照明」について学ぶべく、『万引き家族』で第42回日本アカデミー賞にて最優秀照明賞を獲得し、是枝裕和監督や俳優たちが厚い信頼を寄せる照明技師・藤井勇の元を訪ねる。照明技師のテクニックを学び、実際に照明作りにも挑戦。さらにに、今回は中島が心に残るシネマの思い出を語る新コーナーも。この模様をぜひ放送・配信でチェックしてほしい。【番組情報】『中島健人の今、映画について知りたいコト。』放送日: 「#6 光と影で映画を創る~照明技師のテクニック~」6月4日(金) 22:00 [WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド]毎月第1金曜 22:00(全12回)MC: 中島健人(Sexy Zone)ゲスト: 藤井勇最新情報は番組オフィシャルサイト及びWOWOW映画公式ツイッターにてお知らせいたします。番組オフィシャルサイト: 映画公式ツイッター:
2021年05月28日俳優の堤真一、タレントの指原莉乃、フリーアナウンサー・女優の田中みな実が20日、都内で行われた「キリンビール史上最大!『新・一番搾り』100万本当たるキャンペーン」発表会に出席。堤は、自宅でよく料理をしていることを明かした。「一番搾り」のテレビCMに出演している堤と、昨年7月・12月に開催された配信イベント「『一番搾り』の会」に参加した指原と田中がゲストとして登場。一番搾りに合う料理の話で盛り上がり、堤は「今ハマっているのは、ゆでダコを薄く切って皿に並べて、白髪ネギを山盛りにして、そこに温めたサラダ油をじゅわじゅわっとかけて、たまにだし醤油をかけたりして…」とお気に入りの料理を紹介。田中は「絶対おいしい!」と興味津々だった。堤はさらに、「マグロのタルタル。マグロをたたいて、エシャロットを刻んだやつと卵を入れて、味付けして…」ともう1品紹介し、田中も指原も「最高におしゃれ!」「おしゃれですね!」と感嘆。堤は「料理の本を見るの好きなんですよ。時間がないので、つまみ系の簡単なものを」と話し、「(食材は)自分で買いに。スーパー大好きなんです。そこでいろいろ見つけるんです」と説明した。また、「結婚した当初は僕の方が料理している回数が多かった。奥さんは劇場に勤めていて、遅い時間に終わる仕事をしていたので、僕のほうが料理していたんですけど、今は、僕は簡単なつまみを作って、子供たちのものとかメインは奥さんが作る」と明かし、「最初は味付けも『もうちょっと砂糖入れたほうがいい』とか言っていたけど、今はかなわない。僕がやる時に『味見て』という感じです」と妻の味付けを絶賛した。幸せな夫婦エピソードに、田中と指原は「めちゃくちゃ理想的」「羨ましいですね。最高すぎる」と興奮気味。田中はさらに、「どこにあるんですか、そういう幸せって」と羨ましそうな表情を見せ、「お邪魔したい」と言うと、堤は「いつでも遊びに来てください」と歓迎していた。
2021年04月20日W主演の中川大志、石井杏奈、共演の矢田亜希子、堤真一、SABU監督が映画『砕け散るところを見せてあげる』の公開記念舞台挨拶に登壇。劇中での“親子”役が2年半ぶりに集結した。濱田清澄役を演じた中川さんは、撮影から約2年半、情報解禁から約1年半を経てようやく公開にたどり着いたことに「長い間待っていてくださり、ありがとうございます。こうして映画を届けられたこと、みなさんとお会いできたことに感謝しています」と挨拶。共に主演を務め、学年一の嫌われ者・蔵本玻璃を演じた石井さんは、「ようやく公開できたことの幸せと、前回(3月1日実施)の完成報告舞台挨拶はお客様がいなかったので、こうしてたくさんの方の顔を見ることができて嬉しく思います」と喜びを語る。新型コロナウイルス蔓延の影響で公開を約1年延期し、“熟成”期間を経てきたことについても、石井さんは「こうして目の前にお客様がいらっしゃることで、本当に公開したんだ、という実感が沸きます」と、直接観客と顔を合わせることに笑顔を見せた。中川大志「あの瞬間にしかできなかった表情や感情表現が沢山あった」清澄の母を演じた矢田さんは、久々の“息子”との再会について、「撮影期間のときのことを考えると、面影があるにはあるけれど、立派な男性になられて…なんかあったの!?という感じです。母としてもすごくびっくりです!」と撮影当時20歳になりたてだった中川さんと、現在の姿を比べて感慨深い様子。“息子”である中川さん自身も、「20歳になったばかりの頃の撮影だったので、本当に、ニキビが出来ている感じとかも、『若いな』と思います。そういう事も含めて、あの瞬間にしかできなかった表情や感情表現が沢山あったんだろうなと思いますし、それをSABU監督に残していただけて嬉しいです」と自らの変化について触れる。玻璃の父を演じた堤さんもまた、“娘”との久々の再会となったことを聞かれると、「衣装で全然違いますよね!撮影時は暗い表情・暗い衣装・顔も傷だらけ…だったので、今とは全く違います。どんどんお綺麗になられて、かわいいです。(笑)」とほほ笑む。石井さんは、隣に立つ“父”を前に「撮影現場と今とでは、全く別人の堤さん。撮影時は本当に怖かったですし、ほとんど会話もないような状況でした」と当時をふり返っると、中川さんも「今でも作品の中の堤さんを思い出すと、ちょっと体が震えます。(笑)」と語った。長回しは「二人だけの会話がずっと続いていくのが映画としてとても素敵」それぞれ対極にあるような親子像を演じた中川さん、石井さん、矢田さん、堤さんに対し、どのように役作りのアプローチをしたのか質問が及ぶと、中川さん&石井さんは互いに「事前にこうしよう」ということは決めず、現場でお互いの演技、表情を見て関係を構築していったと明かす。「玻璃がトイレに閉じ込められるシーンも、このセリフは聞こえていて、このセリフは聞こえない…の塩梅が難しかったよね」と顔を見合わせた。原作・竹宮ゆゆこの特徴的なセリフ回しと、その原作の魅力を最大限に引き出したいSABU監督の演出に、少し苦労した一面が垣間見えた。ワンシーンの長回しについても聞かれると、中川さんは「セリフは一度すべて覚えて、忘れる、の繰り返しでした。商店街を歩きながらの撮影では、一般の方が映り込んでしまったり、いろいろなハプニングがあって、何が起きても反応できるように工夫したりして。清澄と玻璃、二人だけの会話がずっと続いていくのが映画としてとても素敵だし、かっこいいなと思っています」と作品に対する熱い気持ちを語った。演出する際にこだわったポイントを聞かれたSABU監督は、「できる二人、できるキャストだったので、本読みの段階で『任せる』と思って、現場を良い空気にしたいなと思っただけでした」と注目の若手からベテランの豪華キャストがそろった本作での撮影をふり返った。石井杏奈「玻璃の心の葛藤をリアルに感じて、泣きそうに」また、今作はレビューサイトなどでも、「中川さんの清澄はハマリ役!」「石井さん以外の玻璃は考えられない!」と主演2人の演技を絶賛する声が多く見受けられることについて聞かれると、中川さんは「クラスメイトとの掛け合い等、清澄のセンスのある会話術がすごく好きで。すごく自然体で、自然と同調圧力にも逆らうことができてしまう人物像だったので、僕自身もピュアに向き合うことを意識していました」と語った。そんな清澄を育てた母を演じた矢田さんに、親子関係をどのように構築したかを聞いてみると、「こんなにも大きな(高校生)息子を持つ母という役が初めてだったので、台本をいただいた当初はイメージが湧きませんでした。ですが、撮影前のセリフ合わせで、純粋でまっすぐな清澄がそこにいたので、『そうか、そのままの清澄をしっかり愛して、愛情を込めてお芝居をすれば、大丈夫なんだ』、というヒントをいただきました」と初めての役どころへの挑戦過程を告白。蔵本親子については、「現場ではほとんどしゃべらなかったですね。とにかく集中している玻璃(石井さん)を邪魔しないようにと思っていました」とふり返る堤さん。石井さんも、「自分の中ではずっと『お父さん!お父さん!』と思っていたのに、実際に対面すると距離を感じていて、玻璃の心の葛藤をリアルに感じて、泣きそうになりました。その感覚が役に出ていたのかな」と吐露する。監督も、玻璃の覚悟を描く“赤い雨”のシーンは何度もリハーサルを重ね、一段とこだわって演出したことを明らかにした。舞台挨拶も終盤に差し掛かり、締めの挨拶を振られると、監督は「ありがとうございました。皆さん、面白かった!とあちこちで言いふらしてください!」とコメント。堤さんは「今日のお客様は若い方が多いですが、子供を育てている僕ら世代にもぜひ観てもらいたいです。次はお父さん・お母さんと一緒に来てください!」と、大人こそ観てほしい作品であることをアピール。矢田さんは「皆様それぞれの心の中に残る作品となったなら嬉しいです」と自身も繰り返し鑑賞している当作への熱い気持ちを語り、石井さんは「私の中でこの作品は“ヒーロー”となりました。皆さんにとってもそんなヒーローのような作品になるといいなと思います」と大切な作品であることを伝えた。最後に中川さんは、「撮影から今日ここにくるまで、2年半かかりました。僕たちの仕事は、見てもらって初めて完成する仕事で、どの作品でも、お客さんの顔を想像しながら取り組んでいます。一つの作品がこうして届けられることが奇跡だなと改めて思いました。感謝しています」と話し、「トイレの中にいた玻璃のように、この映画もずっと長い間、みなさんに見つけてもらうのを待っていたんじゃないかなと思っています。みなさんにこうして観ていただくことができて、本当に感謝しています。ぼく自身、この作品と共に、これからもがんばっていきたいと思います」と感謝の言葉を重ねて締めくくった。『砕け散るところを見せてあげる』は新宿ピカデリー、イオンシネマほか全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:砕け散るところを見せてあげる 2021年4月9日より全国にて公開©2020 映画「砕け散るところを見せてあげる」製作委員会
2021年04月12日アニメ界最高峰のスタッフが集結した感動ファンタジー大作『鹿の王ユナと約束の旅』の声優キャストとして、堤真一、竹内涼真、杏の出演が決定。特報映像とティザービジュアルも公開された。2015年度本屋大賞と日本医療小説大賞をW受賞し、シリーズ累計220万部を突破した上橋菜穂子のベストセラー小説を、制作スタジオは、国内外から高い評価を受けハイクオリティな映像作品を世に送り出し続けるProduction I.G、監督は『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『君の名は。』の作画監督を担ったトップアニメーター・安藤雅司、共同監督には『千と千尋の神隠し』で宮崎駿の監督助手を務めた宮地昌幸、脚本は「ハイキュー!!」「僕だけがいない街」の岸本卓が担当し、日本アニメ界最高峰と呼べる豪華スタッフが集結しアニメーション映画化。物語の主人公、生き残った孤独な戦士ヴァンの声を務めるのは、声優初挑戦となる堤真一。前々から原作を読んでいたという堤さんは「この壮大な世界観が大好きでした。実写化は難しいだろうと想像していたので、こうやって関われたことが嬉しく、また、ご縁を感じましたね。アニメの声優は初めての経験で、慣れないことばかりで本当に難しかったです」とコメントし、「原作がお好きな方も、読んだ事のない方にも楽しんでいただける作品です」と話す。そしてもうひとりの主人公、謎の病の治療法を探す天才医師のホッサルを、アニメーションの声優初挑戦となる竹内涼真が演じる。「自分の声で大丈夫かな?とドキドキする気持ちもありましたが、ホッサルのカッコいいビジュアルに負けないように声を作って演じることを意識しました」と語り、「原作のキャラクターそれぞれの持ち味が素敵なので、アニメ化された時のセリフやビジュアル、映像などすごい迫力になっていると思います」とアピール。また、ヴァンを追う謎の女戦士サエを杏が演じる。杏さんは「上橋先生とは以前、まさに『鹿の王』で対談させていただき、その際にこの作品にかける情熱やこだわりをお伺いしたこともあり、私がキャスティングされた時は、とても嬉しかったけれど、まずは上橋先生がどう思うだろう、と上橋先生にお電話をして『本当に私で良いんですか!?』とお聞きしました。幸い、喜んでいただけてホッとしました」と原作者とのやり取りを明かし、「サエは孤独な狩人の役で、戦闘のシーンも多く、声だけとはいえ実際に殺陣を習うように動きの指示を受けて録音しました。2年前の収録段階では、まだ映像が完成していない状態でしたので、私も出来上がりを楽しみにしております」と公開に期待を寄せている。さらに今回、本作の世界観を少し覗くことができる特報映像も到着。堤さん演じるヴァンや、声は収録されていないものの竹内さんが演じるホッサル、杏さんが演じるサエの姿も確認することができる。『鹿の王ユナと約束の旅』は9月10日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:鹿の王ユナと約束の旅 2021年9月10日より全国にて公開©2021「鹿の王」製作委員会
2021年04月01日中島健人(Sexy Zone)がMCを務めるWOWOWの映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』の第3回が3月5日(金)に放送される。その放送に先駆けて、WOWOW番組オフィシャルサイトにて、第2回放送の中島によるクリストファー・ノーラン監督インタビューを振り返る特別プロモーション映像が公開された。本番組は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや、映画制作現場の取材等を通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ月1のレギュラー情報番組。前回放送では、中島がハリウッドを代表する映画監督クリストファー・ノーランに独占インタビューを行い、最新作『TENET テネット』から過去作品の裏側に迫り好評を得た。第3回は、映画には欠かせない「音響効果」について深く知るため、日本を代表する音響効果技師・柴崎憲治の作業現場を訪ねる。こちらもでぜひチェックしてほしい。番組オフィシャルサイト:『中島健人の今、映画について知りたいコト。』第3回3月5日(金)放送
2021年02月20日「Sexy Zone」中島健人がMCを務める映画情報番組「中島健人の今、映画について知りたいコト。」の第2回放送に先駆けて、特別映像が公式サイトにて公開された。ハリウッドを牽引する映画監督やクリエーター、世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや、映画製作現場の取材などを通じて、中島さんが知りたい“映画の今”について学ぶ本番組。第2回では、ハリウッドを代表する映画監督クリストファー・ノーランに独占インタビューする。日本でも話題となった最新作『TENET テネット』から、過去作品の裏側に迫り、さらに実写での撮影やIMAXへのこだわりといった、映画に対する情熱が語られる。また、『TENET テネット』IMAX(R)のオープニング興行収入が、公開初日4日間で全世界のIMAX(R)シアターにおいて第1位の成績を収めた、グランドシネマサンシャインにも取材で訪れる。今回公開された映像では、中島さんが「こんな感情、ひさびさ!」と話すほど緊張感にあふれたインタビューの裏側を収録している。「中島健人の今、映画について知りたいコト。」#2「独占!巨匠クリストファー・ノーランが語る“映画の力“」は2月5日(金)22時~WOWOWプライム&WOWOWオンデマンドにて放送・配信。※毎月第1金曜日22時(全12回)(cinemacafe.net)
2021年01月29日WOWOWで1月16日にスタートした、中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』の第2回「独占!巨匠クリストファー・ノーランが語る“映画の力”」が2月5日(金)に放送される。本番組は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや、映画制作現場の取材等を通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ月1のレギュラー情報番組。第2回となる2月5日(金)の放送では、中島がハリウッドを代表する映画監督クリストファー・ノーランに独占インタビューを行い、最新作『TENET テネット』から過去作品の裏側に迫る。さらに、実写での撮影やIMAXへのこだわりなどノーラン監督が映画に対する情熱を熱く語ってくれる。さらに、『TENET テネット』IMAX(R)のオープニング興行収入が公開初日4日間で全世界のIMAX(R)シアターにおいて世界第1位の成績を収めた、グランドシネマサンシャインにも取材で訪れる予定だ。放送に先駆けて、インタビューや取材の裏側をWOWOW番組オフィシャルサイトにて特別に公開中。映像では、中島が「こんな感情、ひさびさ!」とこぼすほど緊張感にあふれたインタビューの裏側の模様をお届けする。番組をより楽しむために、チェックしてみよう。【番組情報】中島健人の今、映画について知りたいコト。(全12回)毎月第1金曜 22:00よりWOWOWプライム / WOWOWオンデマンドにて放送・配信#2 「独占!巨匠クリストファー・ノーランが語る“映画の力”」放送日: 2月5日(金) 22:00MC: 中島健人(Sexy Zone)オフィシャルサイト:
2021年01月29日岡田准一主演で累計800万部の人気を誇る“いま一番面白いマンガ”を映画化した『ザ・ファブル殺さない殺し屋』より、岡田さん扮するファブルと、堤真一演じるその因縁の相手・宇津帆の場面写真が到着した。佐藤アキラとして一般人になりきり、デザイン会社「オクトパス」でバイト暮らしをしている伝説の殺し屋“ファブル”と、その街で表向きは「子供たちを危険から守る」NPO団体の代表として活動するも、裏では綿密な計画で金持ちの親に過保護に育てられた子どもを巧妙に探り当て、金を脅し取っては消すという冷徹な犯罪者・宇津帆。かつて宇津帆は、ファブルの標的になりながらも唯一逃げ切ったが、弟を殺されたことへの復讐に燃えており、ファブルにとっても因縁が残る敵。新場面写真では、宇津帆がアキラのバイト先に発注したチラシを何も知らずにアキラが届けに来るシーンで、思わぬ形で初めて劇中で直接対面する場面となっている。宇津帆は、アキラの正体がファブルとは気づいていないが、一方のアキラは、宇津帆がかつての因縁の男と気づくも表情には出さない…。今作のほかにも、『フライ,ダディ,フライ』や「SP」シリーズ、『海賊とよばれた男』などこれまでにも共演経験がある2人。岡田さんは「キャリアの節目になる作品でご一緒させていただいてきた堤真一さんにご出演いただけたことにご縁を感じる」とふり返る。本作から登場となった堤さんは、岡田さんに対し「師範になられてましたね(笑)」と言い、最狂の敵・宇津帆役については「今回もそうですが、共演の度に岡田君のおかげでいろいろな役に出会わせてもらってる気がします」「ここまで振り切った悪党の役をやったことは無かったので、これは自分にとって大きな挑戦になる」とコメントしている。『ザ・ファブル殺さない殺し屋』は2021年2月5日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:ザ・ファブル殺さない殺し屋 2021年2⽉5⽇より全国にて公開©2021「ザ・ファブル殺さない殺し屋」製作委員会
2020年12月29日1月から始まる「Sexy Zone」中島健人がMCを務める映画情報番組「中島健人の今、映画について知りたいコト。」。この度、その放送内容が明らかになった。同番組は、ハリウッドを牽引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや、映画製作現場の取材などを通じて、中島さんが知りたい“映画のいま”について学ぶ、月1のレギュラー情報番組。記念すべき初回の放送では、“コロナ禍に立ち向かう映画界のいま”をテーマに、最新作『朝が来る』が「第93回アカデミー賞」国際長編映画賞部門の日本代表作品に決定した河瀬直美監督。そして、続編の公開も決定した『孤狼の血』の白石和彌監督と、中島さんがそれぞれ対談。コロナ禍での映画製作現場や、監督らの製作にかける思いに迫る。続く2月5日(日)放送予定の第2回放送では、『インセプション』『インターステラー』『ダンケルク』などを手掛け、この秋公開された最新作『TENET テネット』も大きな話題となった、クリストファー・ノーラン監督へリモートインタビューする。「中島健人の今、映画について知りたいコト。」#1は2021年1月16日(土)17時30分~WOWOWプライム/WOWOWオンデマンドにて初回無料放送&配信。※2月以降、毎月第1金曜日22時~(全12回)(cinemacafe.net)
2020年12月25日中島健人(Sexy Zone)がMCを務める映画情報番組『中島健人の今、映画について知りたいコト。』が、WOWOWで2021年1月16日(土)よりスタートする。初回放送では中島が映画監督の河瀬直美、白石和彌と対談を行い、第2回には『TENET テネット』のクリストファー・ノーラン監督とのリモートインタビューが決定したことが分かった。本番組は、ハリウッドをけん引する映画監督やクリエーター、さらに世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや、映画制作現場の取材等を通じて、中島が知りたい“映画の今”について学ぶ月1のレギュラー情報番組。初回は、“コロナ禍に立ち向かう映画界の今”をテーマにする。そのなかで、10月に公開した最新作『朝が来る』が第93回アカデミー賞国際長編映画賞部門の日本代表作品に決定した監督の河瀬、2021年に『孤狼の血II(仮)』が公開を控える監督の白石と、中島がそれぞれ対談を行い、コロナ禍での映画制作現場や、監督らの制作にかける想いに迫る。さらに、2月5日(日)放送予定の第2回では、ノーラン監督へのリモートインタビューの模様をお届けすることも決定している。【番組情報】『中島健人の今、映画について知りたいコト。』#1コロナ禍に立ち向かう映画界の今放送日:2021年1月16日(土) 午後5:30 [WOWOWプライム] [WOWOWオンデマンド] ※初回無料放送&配信2月以降、毎月第1金曜 夜10:00(全12回)MC:中島健人(Sexy Zone)
2020年12月25日「Sexy Zone」中島健人がMCを務める映画情報番組「中島健人の今、映画について知りたいコト。」がWOWOWにてスタートすることが分かった。同番組は、ハリウッドを牽引する映画監督やクリエーター、世界へ羽ばたく日本の映画監督へのインタビューや、映画製作現場の取材などを通じて、中島さんが知りたい“映画のいま”について学ぶ、月1のレギュラー情報番組。今年は「第92回アカデミー賞授賞式」において、WOWOWスペシャルゲストとしてレッドカーペットから授賞式前の現地リポートを担当した中島さん。番組スタートについて「めちゃくちゃテンションがあがりました。とても嬉しくてしょうがなかったです。2020年の今から『2021年、すごいことになりそう!』とソワソワしています」と心境を明かし、「僕自身、映画についてたくさん知りたいことがあるので、まさに今映画の最前線で活躍されている方々のお話をたくさん聞いて、視聴者の皆さんと一緒に学んでいきたいです」と意気込む。また「いかにエンターテインメントが自分の力になっていたかを感じた1年でした。今このコロナ禍で劇場への熱が下がりつつあるかと思うのですが、番組を通して、映画・劇場に興味を持っていただけるように頑張っていけたらと思っています」とコメントしている。「中島健人の今、映画について知りたいコト。」は2021年1月16日(土)WOWOWプライム・WOWOWオンデマンドにて放送・配信。※2月以降、毎月第1金曜日22時(全12回予定)(cinemacafe.net)
2020年11月21日歌手の中島美嘉(なかしま・みか)さんが、2020年10月14日にインスタグラムを更新。愛猫が逝去したことを報告しています。中島美嘉の悲しい知らせに「大丈夫?」これまでにディオとハジュという2匹の猫を看取っている中島美嘉さん。同月11日に亡くなった愛猫・毛玉ちゃんもその2匹の元へ旅立ったとつづり、「愛してくれた方々、ありがとうございました」とコメントしています。※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。 この投稿をInstagramで見る . ファンの皆様へ 10月11日 ケダマが ディオとハジュのもとへ いきました #ケダマ #愛してくれた方々 #ありがとうございました 中島美嘉 (@mikanakashima_official)がシェアした投稿 - 2020年10月月14日午前12時59分PDT2枚目の写真には、上目遣いでカメラを見つめる毛玉ちゃんの生前の姿が。緑色の澄んだ瞳に、長い毛が特徴的でとてもかわいいですね。この投稿を見たファンは「大丈夫?」と心配するとともに、「ご冥福をお祈りいたします」とその死を悼むコメントを寄せています。・美嘉ちゃんの愛情をたくさんもらった毛玉ちゃん、きっと幸せだったよ!・つらいでしょうに、ご報告ありがとうございます。さみしいですね。・大丈夫?これからは美嘉ちゃんの活躍を天から見守ってくれているよ。中島美嘉さんは、たびたびインスタグラムに毛玉ちゃんの写真を投稿し、ファンの心を癒していました。 この投稿をInstagramで見る . デレデレ #ケダマ 中島美嘉 (@mikanakashima_official)がシェアした投稿 - 2020年 8月月15日午前1時13分PDT この投稿をInstagramで見る . 可愛すぎるだろー 洗濯物置いといて しまった 自分が悪いよねー #ケダマ#可愛過ぎ#怒れるはずもない#可愛いすぎて#ズルイ 中島美嘉 (@mikanakashima_official)がシェアした投稿 - 2019年 3月月28日午後6時34分PDTかけがいのない家族を失ったショックはかなり大きいはず…。その悲しみが少しずつでも癒えるよう、願っています。中島美嘉が離婚したのは夫の『とある習慣』が原因?引退も考えた過去を明かす[文・構成/grape編集部]
2020年10月15日中島みゆきの2枚組セレクトアルバム『ここにいるよ』が12月2日(水)に発売されることが決定した。本作は「こんな時こそ、中島みゆきの歌を」と題した、『糸』『時代』『ファイト!』『空と君のあいだに』『地上の星』など、往年の名曲を集めた全26曲収録の豪華2枚組セレクトアルバム。この作品のテーマとなる“エール”には大きく2つの形があり、1つは人々の背中を押し、「生きる勇気を鼓舞するエール」。そしてもう1つは、一緒に悲しみ、一緒に悩み、一緒に前を向く「心に寄り添うエール」だ。それぞれを「エール盤」「寄り添い盤」と題して2枚のCDに分けて収録。さらに、アルバムタイトルの『ここにいるよ』はミリオンセラーを達成した1994年の代表曲『空と君のあいだに』の歌詞の一節から引用し、リスナーの心に寄り添う中島の真骨頂を凝縮したセレクトアルバムとなっている。初回盤・通常盤に共通して封入されるブックレットも豪華な仕様となっており、エール盤は48ページ、寄り添い盤は44ページとトータル90ページを超えるブックレットを封入。デビュー当時から現在まで中島の写真を撮り続けているカメラマン・田村仁による未公開写真も多数掲載し、時代毎に中島の歌う姿を楽しむことができる。初回盤に封入される特典DVDには、伝説のライブ「中島みゆき TOUR 2010」から「Nobody Is Right」の映像を初収録。さらに、多数のライブ写真と歌詞を掲載した8ページにおよぶ初回盤限定の特別ブックレットも封入。価値の高い特典が目白押しだ。今回アルバム発売発表に併せて、ジャケット写真も公開された。最新の写真からデザインされた優しさと強さの両方を感じ取れるCDジャケットとなっている。今の時代だからこそ生まれた中島の歌が届けるエールを受け取ってほしい。中島みゆき『ここにいるよ』発売日:2020年12月2日■初回盤品番:YCCW-10378~9/B形態:2CD+DVD価格:4500円(本体価格)+税Amazon: |B08L4PYSC6|B08L4NJNPK|B08L4NGLDL商品紹介ページ: ■通常盤品番:YCCW-10380~1形態:2CD定価:4000円(本体価格)+税Amazon: |B08L4PYSC6|B08L4NJNPK|B08L4NGLDL商品紹介ページ: <収録曲>初回盤・通常盤共通DISC-1「エール盤」01. 空と君のあいだに02. 旅人のうた03. 宙船(そらふね)04. 糸05. ファイト!06. ひまわり“SUNWARD”07. 瞬きもせず08. 泣いてもいいんだよ09. 負けんもんね10. 時代11. ホームにて12. 空がある限り13. 地上の星DISC-2「寄り添い盤」01. アザミ嬢のララバイ02. 泣きたい夜に03. 愛だけを残せ(remix)04. 悪女05. あした06. タクシードライバー07. with08. 最後の女神09. 慕情10. 帰省11. たかが愛12. 風の笛13. 誕生初回盤特典DVD01. Nobody Is Right 〜中島みゆき TOUR 2010 より<特典情報>・メガジャケット(対象店舗:Amazon)・マルチケース(対象店舗:セブンネット・ショッピング)・ICカードステッカー(対象店舗:楽天ブックス)※詳細はこちら:
2020年10月14日堤真一、石田ゆり子、岡田健史、清原果耶が“家族”を演じる『望み』。この度、堤さんと岡田さん演じる父子のやり取りが緊張感漂う本編映像が解禁となった。今回解禁になったのは、石川家のひとり息子・規士(岡田さん)の部屋からナイフが見つかったことから、父子が話し合っている様子を捉えたシーン。母・貴代美(石田さん)は規士の部屋を掃除している最中にゴミ箱から切り出しナイフの空き箱を見つける。しかし、見覚えのないナイフの空き箱に心配性の貴代美は慌て、父・一登(堤さん)に相談をする。工作用のナイフだと思いながらも、規士の反抗的な態度に不安を抱いていた一登は、規士の部屋にナイフを探しに行く。学校から帰宅した規士に「何に使うんだ」と問い詰めるが、「色々だよ」とはぐらかされてしまう。顔のアザとは関係はないと規士は言うが、なにかに巻き込まれているのではないかと疑い深くなっていく一登だったが…。公開後、家族それぞれの“望み”が交錯する本作には「両親にも子どもたちにも共感ができる」「観終わった後に家族と会いたくなる」などの声が続々と寄せられている。『望み』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:望み 2020年10月9日より全国にて公開© 2020「望み」製作委員会
2020年10月13日映画『望み』(10月9日公開)の公開初日舞台挨拶が9日に都内で行われ、堤真一、石田ゆり子、岡田健史、堤幸彦監督が登場した。同作は雫井脩介原作による同名小説の実写化作で、堤幸彦が監督を務める。一級建築士の石川一登(堤真一)は、自らデザインした優雅な邸宅で、妻・貴代美(石田ゆり子)や子供たちと幸せな毎日を送っていたが、日常は、ある日突然一変する。高校生の息子が無断外泊をした夜、同級生が殺害される事件が起きる。それきり連絡が途絶えてしまった息子は事件への関与を疑われていくが、もう一人殺されているという噂が流れる。愛する我が子は犯人か、それとも被害者なのか。新型コロナウイルス感染防止のため、最近のイベントはアクリル板が主流となっているが、この日はフェイスシールド付きマイクが登場。堤は「使い慣れないマイクですけど、雨の中、コロナ禍の中、こんなにたくさんの方に入っていただけると思ってなかったので嬉しいです」と喜びを表す。石田は「すいません、どの位置が正しいんでしょうか……」と戸惑いつつ、「寒い中、雨の中ありがとうございます。この映画は今年の初め、じっくりと撮影していた映画です。本当に辛かったです。毎日辛かったです。でも、堤監督のもと、現場はとてもいいチームワークで幸せな現場でした」と振り返った。主演の堤が自ら家族役での食事会を提案していたこともあり、堤監督は「堤真一さんが周りをまるで暖炉のようにあたためていく。映画のことを語るより力があるんだなと感じていました」と感謝。堤は「僕も初めての人ばかりで、恥ずかしいじゃないですか。だからとにかくずっと喋ってました。緊張してたんだと思います」と苦笑する。石田が「堤さんはずっと薪ストーブの話。すごく薪ストーブを語っていらっしゃいましたね、毎日」と撮影時の様子を明かすと、堤は「今日みたいにそろそろ寒くなってくると、『おっ』と。煙突の掃除をしてからですね」と薪ストーブ愛を見せる。この日は、都合のために来られなかった娘役の清原果耶からビデオメッセージも。堤は「清原さんは、食事会の時未成年ということもあっていらっしゃらなかった。今回も、完成披露の時もお忙しくて、俺らが暇!? という。暇な人たちが来てるという感じ」とジョークを飛ばす。「撮影後、会っていないんですよ。機会があったらお会いしてお祝いしたいですね」と語った。
2020年10月09日「検察側の罪人」の雫井脩介渾身のベストセラーサスペンス小説を、堤幸彦監督が映画化した『望み』。今回は、堤真一演じる建築家が顧客と自宅を巡るシーンから、家族の微妙な関係性がうかがえる本編映像が解禁となった。今回解禁になったのは、建築家である石川一登(堤真一)の元に注文住宅の依頼で訪れた夫妻に対し、自身で設計した石川邸のこだわりについて自信たっぷりに説明をしている様子を捉えたシーン。一登から紹介を受け、妻・貴代美(石田ゆり子)は仕事を中断し、夫妻にお茶を入れようとアイランドキッチンへ向かう。キッチンの使い心地を聞かれた貴代美と一登のやり取りは自然に見えるが…。そして、一登は2階に続く階段へのこだわりを説明しながら子ども部屋の案内を始める。息子・規士(岡田健史)の部屋を開ける瞬間、一登の表情がこわばり、突然の訪問者に規士も明らかに不機嫌な様子。夫妻にサッカーについて話しかけられても返事をせず、困り果てた表情を浮かべる一登。それに対し、娘・雅(清原果耶)は夫妻に明るく挨拶し、質問にもしっかりと受け答える。そんな雅に一登は目配せし、笑顔を見せる。この一見、誰もがうらやむほど立派な邸宅に住んでいる“完璧な家族”にどんな事件が待ち受けているのか。家族のそれぞれの表情にも注目してみてほしい。『望み』は10月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:望み 2020年10月9日より全国にて公開© 2020「望み」製作委員会
2020年10月04日雫井脩介が執筆時最も悩み苦しみ抜いたという渾身のサスペンス小説を、堤真一を主演に迎え、堤幸彦監督が映画化する『望み』。この度、本作のメイキング写真が公開された。今回のメイキング写真では、撮影中、堤監督とキャストたちが細かい動きについて話している様子が切り取られている。堤監督は現場に誰よりも早く入り、動きを確認し段取りで提示。堤さん演じる一登の設計士らしさを出すために、リビングテーブルの建築業界新聞の表面ではなく、裏面を読むことを堤さんに提案するこだわりもあったという。家族の感情の移り変わりを重視するため、ほぼ順撮りでおこなわれた今回の撮影。リビングでの撮影は、家族の立ち位置やちょっとした移動によって、空間に家族の微妙な感情が立ち上がるという。そんなこだわりをみせる堤監督に対し、「キャストは皆、堤監督ならと出演を快諾してくれた」とプロデューサーは明かしている。またクランクイン前、堤さんから「家族4人集まって疑似家族として1日過ごしたい」と希望が出るほど意気込んでおり、撮影中、本番以外は家族を演じる石田ゆり子、岡田健史、清原果耶に明るく話しかけていたという。さらに、自分のセリフを練習している息子・規士役の岡田さんの姿を見つめている堤さんは、本当の父子のように見えるほどだったそうだ。『望み』は10月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:望み 2020年10月9日より全国にて公開© 2020「望み」製作委員会
2020年09月30日映画『望み』(10月9日公開)舞台挨拶中継付き完成披露試写会が27日、都内で行われ、主演の堤真一、共演の石田ゆり子、岡田健史、メガホンをとった堤幸彦監督が登壇した。本作は、累計発行部数20万部超えの同名サスペンス小説を堤監督にとって映画化。一級建築士の石川一登(堤)は、自らデザインした優雅な邸宅で、妻・貴代美(石田)や子供たちと幸せな毎日を送っていた。その日常は、ある日突然一変する。高校生の息子(岡田)が無断外泊をした夜、同級生が殺害される事件が起きる。それきり連絡が途絶えてしまった息子は事件への関与を疑われていくが、もう一人殺されているという噂が流れる。愛する我が子は犯人か、それとも被害者か? 豪華キャスト陣による、刺激的でサスペンスフルな演技合戦にも期待が高まる作品となっている。初めて台本を読んだ際の心境を聞かれた堤は「いいお話ではあるけど、とにかく難しいと思ったので、最初はお断りしようと思ったんです」と打ち明けて堤監督を驚かせ、「現場に入ってからは、発している言葉と体の状態のズレが大きい役だったので、バランスが崩れやすくて本当に辛かったです」と回顧。そのため、撮影以外は楽しく過ごそうと思い、たくさん雑談をしたそうで、石田は「撮影以外の堤さんはずっと薪ストーブがいかに素晴らしいかという話をされていていました」と明かし、「私、薪ストーブが今ほしいです」と笑顔混じりで語った。また、今回、夫婦役を演じた堤と石田は、もし本当の夫婦だったらお互いに望むことはあるか尋ねられると、堤は「何にもないです」と言いつつも、「多分、1日に2、3回は面白いことをやってくれると思うので、それだけは期待しています。ちょっとトンチンカンなところがあるので」とニヤリ。これに石田は「何にもないなんて嘘です。私、よく撮影中に堤さんに『本当に手順を覚えない人だね』って言われ続けていたので、ちゃんとやってくれって内心思っていると思います」と勘ぐると、堤は「作業をしながらセリフを言うときに、(テストを)何回かやっても1から覚えていないんですよ。こんな人いるんだなって。天然記念物みたい人です」とコメント。石田は「私、そういうのを覚える能力がなくて、自分でもヤバいなって思うくらい忘れてしまうんですよね…。洗濯物をたたみながら喋るシーンがあるんですけど、あのシーンは大変でしたね…」と反省した。さらに、もし堤が父親だった場合、どんなことをしてほしいか質問された岡田が「これから寒くなっていくので、薪ストーブで満遍なく家を温めてほしいです」と答えると、堤は「本当に温まるのよ! ビザも作ってあげるから」とテンションを上げ、堤監督から「そんなに火力あるんですか?」と尋ねられると、堤は「すごいっすよ! 薪なんですけど暖炉とは違うんです。薪ストーブは(熱を)対流させて、火が燃えていくんだけど、もう1回燃焼させるみたいな…」と興奮気味に語り出し、周りから制止されていた。
2020年09月28日堤幸彦監督のもと、痛快なコメディ作品からクラシカルな文芸大作の舞台もこなす日本を代表する名優・堤真一が主演を務める『望み』。この度、堤さんが演じる主人公の建築デザイナー・一登が設計した石川邸の全容が明らかになった。石川家には、堤さん演じる一登と妻の貴代美(石田ゆり子)、息子の規士(岡田健史)、娘の雅(清原果耶)の4人が暮らしている。一登は自宅をモデルルームとしてクライアントに披露したり、貴代美も在宅で校正の仕事を持ち、高1の規士も部活動に励み、中3の雅も名門校受験に向け準備を進めていた。立派な邸宅に住むその家族は、一見、誰もがうらやむほどの完璧な家族だった。しかし、そんな一家がとある事件をきっかけにバラバラになっていく――。今回解禁された石川邸は、実際に人が住んでいる家の外観を借りて撮影。室内は角川大映スタジオに作った。芝居場はほぼセットの石川邸の1階。美術の磯見俊裕が、ダイニングを中心にアイランドキッチン、一登がくつろぐソファ、貴代美の仕事場、2階に上がる階段全てが仕切りのないワンルームとして、俳優もカメラも自由に動けるように空間を生かしてデザイン。ダイニングの背もたれのないベンチも俳優の動きやすさを重視したもの。原作小説で微細に描きこまれた登場人物の心理や室内の描写がセットでも表現されている。「たとえば、ダイニングテーブルは250万円、ソファは150万円もする高級品。あまりに凝ったもの過ぎて家族には使いづらいが、設計士としての一登のこだわり」と磯見さん。「金属の階段や、設計事務所の外壁と門扉とリビングの壁が同じ素材を使ったデザインになっていることなど、一登の美意識で統一された家には夫婦の思いの違いが現れている」と考えたという。さらに、東、西、南に窓を設け、刻一刻と移り変わっていく時間の経過を光で表現。整理整頓の行き届いたこだわりの石川家だが、事件をきっかけに崩れていく日常を反映するように、少しづつ家の様子や食卓の質も荒れていく。石川邸が映し出す、家族それぞれの感情の揺らぎも注目のポイントとなりそうだ。『望み』は10月9日(金)より全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:望み 2020年10月9日より全国にて公開© 2020「望み」製作委員会
2020年09月20日