アイドルグループ・AKB48の高橋朱里(21)が3月4日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われた公演でグループを卒業。さらに韓国の事務所「ウリムエンターテインメント」から再デビューすることを発表したと、各スポーツ紙が報じた。高橋は2011年に12期研究生のオーディションに合格し、12年に正規メンバーに昇格。選抜総選挙では16年に15位、17年に11位、18年に12位と3年連続選抜入り。今年もさらに上位が狙えるポジションにいた。そんななかでの卒業発表。各紙によると、アンコールで卒業と韓国再デビューを報告したところ、場内からは驚きの声が上がったという。高橋は昨年、韓国で放送されたオーディション番組「PRODUCE101」のプロジェクト「PRODUCE48」に挑戦するも、同プロジェクトから誕生した日韓合同の12人組ガールズユニット「IZ*ONE(アイズワン)」のメンバーにはなれず。しかし「その後に韓国の事務所から声をかけていただいて」と明かし、「今以上に輝かなければいけないと思い、この決断をしました」と説明。卒業時期や再デビュー時期などの詳細は、後日発表するという。いっぽう一部韓国メディアによると、高橋が所属を発表した事務所は5日に「(高橋が今年デビュー予定の当社新人ガールズグループに入る」と明らかにしたという。「HKT48・宮脇咲良さん(20)ら3人の48グループメンバーが加入したIZ*ONEはデビューしてから日が浅いにもかかわらず、日韓両国で大人気。その姿を見て高橋さんも思うところがあったのでしょう。近年、卒業後のメンバーの進路は実に多様化してきています。彼女が再出発を成功させれば、そうした流れはさらに強くなりそうです」(芸能記者)新グループでの活躍を大いに期待したい。
2019年03月05日アイドルグループ・NMB48の吉田朱里が19日、都内で行われた「ロレアル パリ ルージュシグネチャー」新製品発表会に出席した。日本ロレアルが展開するブランド「ロレアル パリ」は、マットなのにふんわり質感が新鮮なリキッドルージュ「ロレアル パリ ルージュシグネチャー」を3月9日より発売をスタート。その発表会にYouTubeでメイク術などを披露して人気を集めている吉田朱里がトークショーを行った。新商品のリップをつけて登場した吉田は「普段はマットリップが重たい感じであまりつけないんですけど、今回塗ってみて軽いつけ心地だと感じました。塗っている感がなくてマットの重たい感じもなく、扱いやすいですね。毎日ポーチの中に入れています」と笑顔。「パッケージに高級感があって手を出せない若い子たちにも使いやすい値段ですよね。若い子たちも買いやすいし、私も10代の頃から買ってちょっと背伸びしたブランドです」と同ブランドの印象を語った。ビューティー系YouTuberとしても活躍していることから、48グループ内でも屈指の女子力を誇るという吉田は、2017年のベストビューティストアワードではクリエーター賞を受賞して話題を集めた。MCから「美を保つ秘けつは?」と聞かれると「面倒くさがり屋なので、凝ったことはしません。普段の生活で取り入れられることをやっていますね」とマイペース。「水をたくさん飲んだり汗をたくさんかいたりスキンケアも自分に合うモノを毎日使うようにしています。高いエステとか時間やお金はかけません。当たり前のことを一生懸命やっています」と日常での大切さを説いていた。
2019年02月19日AKB48の高橋朱里(20)が20日、東京・新宿の福家書店新宿サブナード店で『高橋朱里 1st写真集 曖昧な自分』(講談社 7月24日発売 A4サイズ128P 1,800円税別)の先行お渡し会を行い、報道陣の囲み取材に応じた。AKB48屈指のグラビア人気を誇る高橋が、初の写真集で3泊4日の台湾ロケを台北・高雄・台南の3都市で実施。人生初というランジェリー姿の撮影にも挑戦し、写真がネットで公開されると大きな反響を呼んだ。女優・浅野温子の写真集をイメージし、「今までのAKB48メンバーやアイドルの写真集にないような素の表情」「夢の女優を目指すこれからにつながるような自分」を意識した今回の一冊。タイトルは、秋元康氏から「白黒つけすぎているから、もっと曖昧でいいんだよ」と言われてうれしかった気持ちが込められているという。また、初のランジェリー撮影を「表情がかたまっちゃったりしたんですけど、写真集ならではなのでファンのみんなのためにがんばりました」と恥ずかしそうに振り返り、「セクシーなカットもすごく多かったので、ものすごい恥ずかしかったし、指原(莉乃)さんとか歴代のメンバーの写真集はすごくセクシーで『絶対に撮影中に見えてるんじゃないか』とすごく気になってたので、実際にスレスレのところでがんばりました」と回顧。さらに、「際どいカットになる時に、見えるのか見えないのかどっちか。でも、そこもすごい“曖昧”で。隠したんですけど、絶対に見えてるよなみたいな」とタイトルを交えて過激な撮影を暴露。しかし、「そこも曖昧でいいんだと秋元さんから言われたので、白黒つけず、見えてるのか見えてないのか私も気にしすぎずに曖昧でいこうと。撮影も秋元さんの言葉に背中を押されました」と語った。横山由依、宮脇咲良、岡田奈々らメンバーは写真集を見て、「エロ本?」「これ、18禁やないん?」と驚いていたらしく、「エロ本じゃない!」と否定しながら「ぜひみなさんに手にとっていただきたいです」とアピールした。お気に入りのカットはうつむき加減で物憂げな表情のものを選んだ。「この表情は自分でも本当に引いたぐらいアイドルじゃない。今の私とも全然違いますし、ちょっと闇が見え隠れしているんですけど」「道に迷ってちょっと不機嫌だったんですよね、たぶん。自然な表情を撮ろうとしてくださって、一人にされたんですよね」と当時の心境を表現し、「ガチで不機嫌な時だったんですけど。反省しています。今後、この表情は一切しません!」と力強く宣言して笑いを誘っていた。
2018年07月20日NMB48チームMの吉田朱里が、16日にナゴヤドームで行われた開票イベント「第10回AKB48世界選抜総選挙」で4万6,837票を獲得。スピーチではNMB48の現状を深刻に受け止める共に、ファンへの感謝の気持ちを伝えた。吉田朱里 (C)AKS昨年は16位で初めて選抜入りを果たし、今年はさらに2つ順位を上げて14位にランクイン。速報では42位だった。YouTuberとしても活動しており、「今年も女子力革命起こしちゃう?」のスローガンで今回は7位を目標としていた。マイクの前に立った吉田は、「今年の総選挙はすごくプレッシャーで今ここに選抜メンバーとして立てていることにすごくホッとしていますし、ちゃんとランクアップもできてすごくうれしいです」と笑顔を見せ、「みなさんが入れてくださった票の中にはすごいたくさんのいろんな気持ちが詰まっていると思います。総選挙はそういった一票一票の気持ちを大切にできるイベントであってほしいと強く思いますし、私はそういった一票一票を増やし続けられるような人でありたい」と総選挙への思いを語った。また、「言うかどうか迷ったんですけど」と前置きし、「毎年毎年『NMB48は弱いね』と言われるのがすごく悔しいです。きっと今年もこの後、たくさん言われちゃうと思います」と吐露する場面も。「でも、もしまた来年総選挙があるなら次は『NMB48大躍進だね!』と言ってもらえるようにNMB48もこの戦いにもっともっと強く戦いに行けるようなグループになりたいなと思っています」と意気込み、「私もいつからは総選挙で1位争いができるぐらいの人になってみたいなって実はちゃんと思っているので、みなさんこれからも私に、そしてNMB48の応援よろしくお願いします。本当に本当にありがとうございました。すごく幸せです!」と笑顔で呼び掛けた。
2018年06月16日アイドルグループ・NMB48の吉田朱里、渋谷凪咲、村瀬紗英、植村梓が6日、東京・福家書店 新宿サブナード店でファッションフォトブック『Queentet from NMB48』(発売中 907円税抜き 主婦の友社刊)の発売記念イベントを行った。左から植村梓、渋谷凪咲、吉田朱里、村瀬紗英NMB48にとって初めてのファッションフォトブックとなる同書は、吉田朱里の提案によって制作されたもの。NMB48で女子人気最強メンバーでもある吉田朱里、村瀬紗英、植村梓、太田夢莉の5人が、ファッションストーリーをリアルに再現し、ファンにはたまらないグラビアページや吉田のランジェリーショットなども掲載されている。同書を提案した吉田は「NMB48で女子力選抜をやりたいなと言っていて、まさかこんな形になるとは思ってもいませんでした」と驚きを隠さず、「いつもならアイドルっぽい撮影が多いんですが、ファッションの撮影として可愛く撮ってもらいました。見ていて私自身がワクワクしましたね」と自ら提案した企画形となって笑顔。見どころとして渋谷が「私のお団子のページがあるんですが、このページは私のお母さんがお気に入りで寝る前に見るんです。だから皆さんにも寝る前に見ていただけたらうれしいですね」とファンにお願いし、吉田は「みんなのグラビアショットもあって、夢莉ちゃんと凪咲ちゃんの写真は、ヘルシーなセクシーさで可愛いと思います」とアピールした。昨年の「AKB48選抜総選挙」では一昨年の77位から16位にジャンプアップするなど、大きな飛躍を遂げた吉田。今年の選抜総選挙が行われる場所は、公募で決定するが、「地元開催になったらうれしいですよね。NMB48は選挙が弱いと言われがちなので、地元開催で力を見せたいという気持ちはあります」と関西での開催を願い、「去年の選抜入りで沢山の経験をさせてもらいました。それを下げる訳にはいきません。AKB48グループにいる以上は、神セブン以上を目指したいです」と宣言していた。
2018年02月07日AKB48の49枚目のシングルの選抜メンバーを決める「第9回AKB48選抜総選挙」の開票が17日に行われ、AKB48の高橋朱里が11位にランクインし、2年連続で選抜入り。スピーチでは、20位に入ったNMB48・須藤凜々花の結婚宣言に苦言を呈した。高橋は「去年初めて選抜に入って15位という順位をいただいてから、AKB紅白総選挙では圏外という結果を出してしまいました。そのときには、またこの檀上で選抜としてスピーチができるとは想像もしていなかったです」と1年を振り返り、「本当にみなさんのお蔭です」と涙ながらにファンに感謝した。そして、「客席から呼ばれるメンバーを見ていて、悔しかったりうれしかったり喜んでいるメンバーがいる中で、アンダーガールズのそこまで上げてくれたファンのみなさんがいる中で、『結婚したい』とか『結婚します』とか、ファンのみなさんが複雑な気持ちになってしまうことを言うメンバーを見て、それまでに流していったメンバーの涙の気持ちを考えると、本当に胸が痛いです」と、須藤の結婚宣言について複雑な思いを語った。須藤は檀上で、「人の愛について知って、初めて人を好きになりました。私、私、NMB48須藤凛々花は結婚します」と宣言し、会場をざわつかせていた。(C)AKS
2017年06月17日注目の新人作家がまた一人誕生した。今年、第31回太宰治賞を受賞した伊藤朱里さんだ。「子供の頃から好きな本を真似して書いてみたり、高校生くらいから短いものを書いてみたりしていました。でも社会人になってからは読む時間も書く時間もなくなってしまって。一度ちゃんと試してみたいと思い会社を辞めて、去年1年間、書いては応募していたんです」太宰賞を受賞した表題作は、幼い頃父親に虐待され、接触恐怖症になった25歳の女性・恵那が主人公。契約社員だった会社を辞めたばかりの彼女は、元同僚から不倫相手に娘が生まれたと聞かされて動揺する…。「実は、どういう話になるのか決めずに書きはじめたんです。私自身が会社を辞めた時に、不倫していたという噂があったと知って。事実無根だったのですが、男の人と女の人が少しでも近づくとすぐそう考える人がいるのを不思議に感じました」家族との関係も、恋愛も仕事も、将来のことも不安な状態にいる彼女。「まっとうに生きている女の子に降りかかりそうな不幸を全部盛り込んで、一緒に苦しんで書きました」痛快なのが友人メリッサの存在だ。日常では男性として働き、プライベートでは女性名を名乗ってゴスロリファッションに身を包むこの親友は、辛辣だが愛ある言葉で恵那を励ます。「二人のやりとりを書いている時は楽しかったですね。メリッサのように何でもずばずば言えることって私も憧れますが、言葉を武器にしないと叩き潰されるから、仕方なく身につけた武器だろうなとも思います」この存在だけは唯一の救いなのだが、やがて恵那は彼女(彼)さえも傷つける行動に出てしまう。「あまりにもずぶずぶと沈みこんでいたので、大事な人を傷つけるくらいのことをしないと、彼女は上にいけない気がしたんです」そうして底の底まで辿りついた時に、恵那にも変化が訪れる。また、読者は終盤になってある事実が隠されていたと知って驚くはず。「緻密な構成と言われると、すみません!という気持ちになります(笑)。主人公の気持ちになって、今この子が言いたくないだろうということは書かなかっただけなんです」這い上がるまでの壮絶な道のりを書き切った本作。新人離れしてます。◇いとう・あかり作家。1986年生まれ。今年「変わらざる喜び」(「名前も呼べない」に改題)で第31回太宰治賞を受賞、作家デビュー。本作が初の単行本。◇表題作のタイトルは「この子の苦しみは、恋人の名前もメリッサの本名も呼ぶことができなかったことだなと思って」。他1編を収録。筑摩書房1500円※『anan』2015年12月25日号より。写真・土佐麻理子(伊藤さん)水野昭子(本)インタビュー、文・瀧井朝世
2015年12月22日