俳優の佐藤健と女優の宮崎あおいが14日、東京・浅草の今戸神社で行われた、映画『世界から猫が消えたなら』の大ヒット祈願イベントに出席した。5月14日公開の本作は、映画プロデューサー・川村元気のデビュー小説を実写化した作品。余命宣告を受けた"僕"が、自分と同じ姿をした"悪魔"と取引し、大切なものと引き換えに1日の命を得る――というストーリーだ。この日は猫神社として知られる浅草の今戸神社で大ヒット祈願が行われ、招き猫を奉納した佐藤健と宮崎あおい。佐藤が「こんな神社があるとはビックリしました!猫が好きなので、ここで祈願できてうれしかったです」と笑顔を見せれば、宮崎も「映画にぴったりの場所で貴重な体験をさせてもらいました。太鼓をポンポン叩いたんですけど、身体に響くし始まるんだという気持ちになりましたね」と満足げ。また、劇中では"僕"と"悪魔"の二役を演じた佐藤について「すごいなと思いました。とっても楽しそうにお芝居をしているという印象でしたよ」とべた褒めで「映画自体はとても静かな映画。静かだけど響く映画になっていると思います」とアピールした。そんな宮崎と佐藤は、意外にも本作で初共演。お互いの印象を尋ねられ、佐藤が「いや~緊張しましたよ~。一緒にアルゼンチンロケに行ってトラブルもあったんですが、男らしく対応されていて自分の不甲斐なさを感じました。可愛らしいイメージでしたが、すごくしっかりしている方だと思います」と明かして「宮崎さんはお芝居を何回やってもぶれない。勉強になったし、芯の強い女優さんだと感じました」と大絶賛。一方の宮崎は「すごい頭がいい方だと思いましたが、人懐っこい方でちょっとソワソワしてました(笑)」とこちらも好印象の様子だった。映画『世界から猫が消えたなら』は、5月14日より全国公開。
2016年02月15日月刊漫画雑誌「ヤングエース」にて連載中の話題作「燐寸少女 マッチショウジョ」。この度、実写映画化されることが決定し、「SKE48」で活躍する佐藤すみれが初の主演を務めることが分かった。心に闇(キズ)を抱えた人々の元にふと訪れ、寿命と引きかえに「妄想燐寸(マッチ)」を売り歩く謎の少女・リン。火がついている間に頭の中で唱えた妄想が具現化するという「妄想燐寸」を手に入れた者たちは、最初は恐る恐る燐寸を擦るが、妄想が具現化するのを体験した途端にのめり込み、取り憑かれていく。欲望、嫉妬、嘘が渦巻く“妄想”を具現化した人々は、思わぬ代償を払うはめになる。原作は、2014年より「ヤングエース」にて連載中の同名人気コミック。現在2巻まで発売され3月に発売される3巻で累計10万部を超える記録を樹立している。誰もが知るアンデルセン童話「マッチ売りの少女」をモチーフとした作品で、寿命と引き替えに人間の心に潜む妄想を具現化する「妄想燐寸」を持つ謎の少女が、心に闇(キズ)を持った人の前に現れるところから物語が始まる。謎の少女・リンを演じるのは、2012年に開催されたミュージカル「ピーターパン」のウェンディ役を演じた「SKE48」の佐藤さん。ロリータファッションとして世界でも名を馳せ、自身もイメージモデルとなった「Angelic Pretty」の衣裳を身にまとい、神秘的な雰囲気をまとう主人公をミステリアスに演じている。今回単独映画初主演となる佐藤さんは「いつもと違った自分を見てもらえる大きなチャンス。自分とは違って感情が表に出ない分、表現するのは難しそうですが、リンの台詞が物語のキーワードになっていることが多いので一つ一つを大事にしていきたいです」と喜びと意気込みを語った。また「想像通りの可愛い衣装を着せていただけて嬉しいです。ロリータについては元々詳しかったりモデルもやっていたので、自分から意見を言ったり、スタッフさん達と一緒に試行錯誤しながら決めていきました」と衣装についても語った。そして彼女に誘われる、心に闇(キズ)を持った人物には、東海エリアを中心に活動する名古屋出身・在住のエンターテインメントグループ「BOYS AND MEN」のメンバーから、内藤勇実役を小林豊、氏家治役を本田剛文が演じる。小林さんは「僕が演じる内藤勇実は、とても愛に溢れていて、それによってどんな運命が待ちかまえているのか…。勇実のただひたすらまっすぐな愛をみなさまに見ていただければと思います」とコメント。さらに本田さんは物語について「“妄想”という、誰もが口にせずとも頭をよぎるモノを、赤裸々に描き出す本作。人の欲の愚かしさや、哀れな一面が照らし出される様子を楽しんでいただければ幸いです」と真摯に語った。さらに自分の才能に自信がある負けず嫌いの美大生・岸田叶人役に、映画『ハリー・ポッター』の吹き替えや「黒子のバスケ」などのアニメでも活躍中の小野賢章が好演。「妄想を叶える燐寸を売る、という独特の世界観が映像でどう表現されていくのかとても楽しみです。撮影頑張ります!」と気合十分の様子だ。『燐寸少女 マッチショウジョ』は5月28日(土)よりシネ・リーブル池袋、ユナイテッド・シネマ豊洲ほか全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月28日俳優の佐藤健と女優の宮崎あおいが初共演する映画『世界から猫が消えたなら』(5月14日公開)の予告編が21日、公開された。原作は『モテキ』(11年)、『告白』(10年)、『バケモノの子』(15年)など、ヒットに結びついた多くの映画を製作してきた映画プロデューサー・川村元気氏がLINE連載という形で発表した同名小説。2014年には本屋大賞にノミネートされ、文庫化、コミカライズを経て、累計発行部数100万部を突破した。30歳にして余命わずかな郵便配達員の主人公・"僕"(佐藤)の前に、自分と同じ姿の"悪魔"が現れ、物語は始まる。悪魔が、「大切なものと引き換えに1日の命を与える」と告げたことにより、身の回りの物を失っていく"僕"はある日、かつての恋人(宮崎)に再会する。メガホンを取るのは、永井聡監督。北海道や東京、アルゼンチン・ブエノスアイレスなど、ロケ地はさまざまな場所に及ぶ。予告編では、公開に先駆けて実施されたモニター試写での模様を捉えた映像を使用。冒頭から、本編鑑賞後に溢(あふ)れる涙を止められない女性が次々と登場し、「今年一番泣きました」「自分が死ぬ前に最期に見たい映画」「思い出したらもう涙が止まりません」と感想を口にする。中盤からは本編の映像に移り、佐藤演じる"僕"が「もうすぐ死ぬんだ」と告白。少しの間を置いて、かつての恋人が「えっ…!?」と困惑の表情を見せる。新人アーティスト・HARUHIによる主題歌「ひずみ」が流れると、"僕"を取り巻く大切な人や物の描写が続く。終盤では、アルゼンチンの世界遺産・イグアスの滝の壮大な映像も挿入されるほか、「この世界から猫を消しましょう」という意味深な言葉も収められている。この予告編は、23日から全国の劇場で上映される。20日に開催された完成報告会では、キャリアの上でも「絶対に勝たねばならない」作品になったと語った佐藤。「今年は申(さる)年ですが、自分にとっては猫年です!」とまで強い意気込みを見せたが、プロデューサー陣もそんな佐藤に負けじと「『セカチュー』(2004年公開の『世界の中心で、愛をさけぶ』)を超えるヒットを目指す!」と息巻いているという。(C)2016 映画『世界から猫が消えたなら』製作委員会
2016年01月22日世界初のLINE小説を、佐藤健と宮崎あおいをメインキャストにして贈る映画『世界から猫が消えたなら』。この度、本作の90秒にわたる最新予告編が解禁され、併せて佐藤さんが猫を抱く場面写真も公開された。僕は生きるために消すことを決めた30歳郵便配達員、余命あとわずか。そんな僕の前に僕と同じ姿をした悪魔が現れた。大切なものと引き換えに1日の命を与えるという。何かを得るためには、何かを失わなくてはならない。電話、映画、時計…そして猫。失われていく世界のなかで、僕はかつての恋人に再会する。かつて愛し、別れたときを思い出していく。親友そして疎遠になってしまった父の想いに触れていく。果たして僕が見つけたのは亡き母が残した手紙だった。そして人生にとって最後の日、僕はある決断をする。原作は、「電車男」『告白』『悪人』など数々のヒット作を手掛けた映画プロデューサー・川村元気の、LINE連載という世界初の形態で発表した同名小説。のちに2013年の「本屋大賞」にノミネート、そして文庫化、コミックス化され、中国、韓国、台湾でも出版、現在は累計発行部数100万部を突破しベストセラーとなった。本作で「僕」と「悪魔」の二役に挑むのは、『るろうに剣心』や昨年公開された『バクマン。』など様々な役どころを演じ分ける佐藤さん、そのかつての恋人には、現在放送中のNHK連続テレビ小説「あさが来た」で主人公の姉役を好演する宮崎さんが演じ、初共演を果たす。さらに、映画マニアの親友役に濱田岳、疎遠になった父を奥田瑛二、死別した母を原田美枝子、奥野瑛太、石井杏奈、そして「僕の愛猫」(=キャベツ)もかわいらしく共演している。今回解禁された予告編は、主人公演じる佐藤さんが、「にゃー」と鳴く猫・キャベツを愛しそうに抱きかかえている映像から始まる。「僕、もうすぐ死ぬんだ」と僕がかつての恋人に話すシーンや、出演者たちが思い思いに涙するシーンも登場。先日発表され、注目を集めた現在16歳の新人・HARUHIが歌う主題歌「ひずみ」も披露されている。さらに本映像冒頭には、公開に先駆けて実施されたモニター試写での模様が映し出され、号泣する女性の姿が。涙に言葉が出ない女性や、「自分が死ぬ前に最後に観たい映画」と感想を語るなど、様々なリアクションを見ることができる。『世界から猫が消えたなら』は5月14日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2016年01月21日俳優の佐藤健と女優の宮崎あおいが初共演する映画『世界から猫が消えたなら』(2016年5月14日公開)の特報映像が8日、公開された。原作は、『モテキ』(11年)、『告白』(10年)、『バケモノの子』(15年)など、ヒットに結びついた多くの映画を製作してきた映画プロデューサー・川村元気氏がLINE連載という形で発表した同名小説。小学館から刊行された文庫本は、本屋大賞にノミネートされ90万部を突破した。30歳にして余命わずかな郵便配達員の主人公・"僕"(佐藤)の前に、自分と同じ姿の"悪魔"が現れ、物語は始まる。悪魔が、「大切なものと引き換えに1日の命を与える」と告げたことにより、身の回りの物や失っていく"僕"はある日、かつての恋人(宮崎)に再会する。永井聡監督がメガホンを取り、北海道や東京、アルゼンチン・ブエノスアイレスでも撮影された。佐藤と宮崎のほか、濱田岳、奥田瑛二、原田美枝子らが出演する。約30秒の特報は、"僕"の愛猫・キャベツの「にゃあ」というかわいらしい鳴き声のカットから始まる。その直後の"僕"によるナレーションは、「世界から猫が消えたなら、この世界はどう変わるのだろうか」という詩的な言葉。ロケ地となったアルゼンチンの世界遺産・イグアスの滝の壮大な映像が挿入され、かつての恋人が目にいっぱい涙を蓄えて嘆くシーンも映される。そして、再び"僕"の「あなたは信じないかもしれないけど、これは僕に起きた本当の出来事です。もうすぐ僕は死にます。この手紙は、僕があなた宛てに書いた最初で最後の手紙です」との感傷的なナレーション。ラストシーンではまた、キャベツが悲しげに「にゃあ」と鳴く。センチメンタルな描写が続き、壊れそうな世界観の一端を垣間見ることができる。(C)2016 映画『世界から猫が消えたなら』製作委員会
2015年12月08日広末涼子と内田有紀が初共演を果たすことで話題のドラマ「ナオミとカナコ」。この度、ドラマや映画に引っ張りだこの人気女優・吉田羊を始め、高畑淳子、佐藤隆太らの出演が決定した。大学時代からの親友である小田直美と服部加奈子。直美は望まない職場のOLとして憂鬱な日々を送り、専業主事の加奈子は夫の酷い暴力に耐える毎日を送っていた。受け入れがたい現実に追いつめられた2人が下した究極の選択…「いっそ、2人で殺そうか。あんたの旦那」。復讐か、サバイバルか、自己実現か?2人の女が運命を共にし、一蓮托生のバディとなってひとりの男を殺す計画をたてる――。原作は、「空中ブランコ」(フジテレビ)や『ガール』などの原作者で、直木賞など数々の受賞歴を誇るベストセラー作家・奥田英朗の同名小説。望まない職場で憂鬱な日々を送るOLの直美と夫のひどい暴力に耐える専業主婦の加奈子が、DV夫を排除すべく、タッグを組む物語。本作の主人公・直美には、圧倒的存在感で女優として確固たる地位を築く広末さん。直美の同級生で気が優しく控えめな性格の主婦・服部加奈子を演じるのは、数々の連続ドラマや映画に出演している内田さん。2人は今回が初の共演となる。そして今回、発表された追加キャストには、加奈子の義姉で、直美たちを追い詰めていくことになる服部陽子役には、映画、ドラマ、バラエティーやCMで大活躍し、今期は「コウノドリ」(TBS)でもその活躍を発揮する、いま最も旬な個性派女優・吉田さんが抜擢。自分にも他人にも厳しいところがあるそんな役を演じる吉田さんは「“女”という生き物を、様々な角度で描いた作品で非常に面白く、この世界を演じられるのがいまから楽しみです」と今回のオファー決定の感想を述べ、また役どころについては「正義でありながら視聴者に疎まれる役。いままでにない難役に心躍ります」とコメントを寄せている。さらに強烈なキャラクターで直美たちに多大な影響を与えていく中国人・李朱美を、類いまれなる演技力と存在感でほかを圧倒する・高畑さんが好演。またエリート銀行員で加奈子に暴力をふるい続ける加奈子の夫・服部達郎に、熱血真面目男からチャラ男まで幅広い演技に定評のある佐藤さんに決定した。さらに佐藤さんは、一人二役で、達郎にうり二つの中国人密航者・林竜輝も演じるという。高畑さんは「とにかく原作が面白く、とてもやりたかったので嬉しいです。国が違うと、考え方が、こうまで違うのかという点が面白いです」と原作も絶賛し、また佐藤さんは「内田有紀さんに役とはいえ、手を挙げるなどという、僕にとってこれ以上無い大罪が現場で待っていると思うと恐ろしくて足がすくみますが、そこは役者として責任を全うできるように頑張ります」と本作への意気込みを語った。「ナオミとカナコ」は2016年1月、毎週木曜日22時よりフジテレビ系にて放送予定。(cinemacafe.net)
2015年11月24日元SKE48でグラビアアイドルの佐藤聖羅が、女優・内田理央が主演を務める映画『血まみれスケバンチェーンソー』(2016年初頭公開)の改造人間役に抜てきされたことが22日、明らかになった。本作は、漫画家・三家本礼氏が2009年より漫画誌『コミックビーム』(KADOKAWA)で連載している同名コミックが原作。解体屋の娘に生まれた不良女子中学生・鋸村ギーコ(内田)が、改造されてゾンビと化した人々と自前のチェーンソーで戦っていく様を描く。佐藤が演じるのは、ギーコに恨みを持つネロ(山地まり)が作り出した全身武器の少女・爆谷さゆり。劇中ではなんと、股間から発射される強力なミサイルを駆使してギーコを追い詰めていくというキャラクターだ。原作ファンからの人気が高いさゆりもまた、改造ゾンビである。「私にとって今回の映画が映画初出演だったので、心配な面もたくさんありましたが、『血まみれスケバンチェーンソー』爆谷さゆり役として出演させていただき、とても特殊な経験ができました!」と喜ぶ佐藤。自身の役がセクシーを担当すると聞いて、「どんなセクシーかと思えば『股間からミサイル打つんだよ!』と知った時、『セクシーなのに股間からミサイル打つの!? なんて斬新なことをするんだ』って思い、同時に私にしかできないっしょ! って思いました!」と強烈なキャラ像を前にしても自信を見せた。「撮影中はその斬新な役がスタッフさんに親しみを持ってもらえて、『爆ちゃん』『爆谷先生』って呼ばれていました!」とうれしそうに語っている。一方、本作でメガホンを取った山口ヒロキ監督は、「爆谷は原作の中でも圧倒的に人気のあるキャラ」とした上で、「さらに髪型も繰り出す技も個性的過ぎるので、映像化するにあたり一番の難題でした」と明かす。「しかし、爆谷無しの映像化はあり得ない。佐藤さんが体当たりで挑んでくれなかったら映画化の実現も無かったかもしれません」と佐藤の熱演ぶりをたたえている。佐藤は1992年4月30日生まれ。三重県出身。2008年に行われたSKE48の1期生オーディションに合格して芸能界デビュー。グループの一員として活躍した後、2014年2月にグループを卒業した。以降はGカップのスタイルを武器にグラビアアイドルとして活躍しながら、舞台などで演技力を磨いている。(C)2016三家本礼・KADOKAWA刊/VAP
2015年10月23日俳優の佐藤浩市と、女優の本田翼が初共演する映画『起終点駅 ターミナル』(11月7日公開)の映像の一部が26日、初公開された。本作は、2013年に『ホテルローヤル』で第149回直木賞を受賞した、作家の桜木紫乃の同名小説が原作。忘れられない過去を背負い、誰とも関わることなく25年もの間、ひっそりと生きてきた弁護士・鷲田完治(佐藤)と、誰にも頼ることなく一人で生きてきた女性・敦子(本田)が、出会いと交流を通してお互いに変わっていく姿を描く。予告編の冒頭、「それは忘れられない過去」というナレーションが流れ、記憶のフラッシュバックとともに、完治の背負うものが暗示される。続いて時は現代に戻り、依頼人として現れ、いつの間にか頻繁に訪ねてくるようになった敦子と繰り広げる微笑ましいやりとりが描かれている。笑顔の印象が強い本田だが、劇中では「探してほしい人がいるんです…」というセリフなどいつものイメージとは異なる陰のある表情も披露。美しい雪景色とともに、音楽を担当した小林武史の楽曲が印象的な映像に仕上がっている。共演には、尾野真千子、泉谷しげる、中村獅童、和田正人、「TEAM NACS」の音尾琢真らが名を連ねる。『深呼吸の必要』(2004年)や『小川の辺』(2011年)などで、人間同士の情感を巧みに描写した篠原哲雄監督がメガホンをとり、『柘榴坂の仇討』(2014年)の長谷川康夫氏が脚本を務める。(C)2015桜木紫乃・小学館/「起終点駅 ターミナル」製作委員会
2015年06月26日俳優の佐藤浩市と、女優の本田翼が初共演する映画『起終点駅 ターミナル』(秋公開予定)の場面写真が6日、公開された。本作は、2013年に『ホテルローヤル』で第149回直木賞を受賞した、作家の桜木紫乃の同名小説が原作。佐藤は主人公の弁護士・鷲田完治を演じ、ヒロイン・敦子役を本田が務める。さらに、完治の元恋人・冴子役を演じるのは、女優の尾野真千子。『深呼吸の必要』(2004年)や『小川の辺』(2011年)などで、人間同士の情感を巧みに描写した篠原哲雄監督がメガホンをとる。今回公開された場面写真は計4枚。最果ての街・釧路にたどり着き、他人との関わりを一切絶った完治の姿。いたずらっぽく見つめる敦子と、それに困ったような表情を浮かべる完治との2ショットや、どこか切なげな表情を浮かべる冴子の様子などが映し出されている。原作に感銘を受けたという佐藤は、「人の脆(もろ)さ危うさを絡めとる桜木紫乃さんが、自分を断罪した男と浮遊する女の道行きを描いた作品。自身の罪の彼岸にひっそりと立とうとする男と、波間に浮遊する女の再生を描く桜木紫乃さん、痛みを知ってます!」とコメント。本田も「なぐさめてくれるような、後押ししてくれるような、すべてのことを肯定してくれる作品です」と、作品の懐の深さに触れた。(C)2015桜木紫乃・小学館/「起終点駅 ターミナル」製作委員会
2015年03月06日俳優の佐藤浩市が、映画『64(ロクヨン)』(前編/後編とも2016年公開予定)に主演することが、このほど明らかになった。原作は、『半落ち』『クライマーズ・ハイ』などを世に送り出した横山秀夫氏の同名小説。監督は、『ヘヴンズ・ストーリー』(2010年)で、第61回ベルリン国際映画祭の国際批評家連盟賞を受けた瀬々敬久監督が務める。佐藤が2部作の映画で主演を務めるのは、本作が初となる。オファーを受ける前から出演を熱望していたという佐藤だが、「原作を読んだ時から、大変な仕事になるという覚悟を決めなければできない作品」という印象をもったという。しかし、「自分がやりたい、やらなければならないという演者の欲と、必ず強い作品にできるということを信じて、監督スタッフと共にぶつかりたいと思います」と覚悟を決めて撮影に挑んだ。横山氏は原作について、「何年も苦しんで執筆した作品なので、自分の分身のように感じます。デビュー以来、組織と個人のせめぎ合いを中心に描いてきましたが、『64』はその集大成かもしれません」。事実、2012年の「週刊文春ミステリーベスト10」で1位、2013年の「このミステリーがすごい!」で年間1位、2013年の「本屋大賞」で2位と、実績十分の力作だ。映画化の知らせを受け、「職業人として尊敬する佐藤浩市さんをはじめ、出演者のみなさんと製作スタッフの情熱が、原作と映画を切っても切れない関係にしてくださると信じています」とエールを送った。物語の舞台は、昭和最後の年である昭和64年。その年に起きた少女誘拐殺人事件は刑事部で「ロクヨン」と呼ばれ、少女の死亡、未解決のままという県警最大の汚点として14年が過ぎ、時効が近づいていた。平成14年、刑事として当時「ロクヨン」の捜査にあたっていた三上義信(佐藤浩一)は警務部広報室に広報官として異動。記者クラブとの確執、キャリア上司との闘い、刑事部と警務部の対立のさなかに、「ロクヨン」をなぞるような新たな事件が発生する。本作は、事件を解決に導くミステリーとしての側面だけではなく、主人公・三上が刑事と広報官、キャリアとノンキャリア、仕事と家庭など、複雑な関係性の中で悩み、苦しみ、生きていく様を描く人間ドラマでもある。重厚で濃密な"横山ワールド"が、映画では初となる佐藤とのタッグによって、前編と後編の2部作という大スケールで展開される。
2015年02月18日佐藤健が自身初の本格ラブストーリーに挑む『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(12月14日公開)の特報第1弾が公式サイトにて公開された。『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は、「僕は妹に恋をする」「僕の初恋をキミに捧ぐ」などの大人気コミックを生み出し、女性から圧倒的な支持を集める青木琴美の最新作の映画化。音楽業界を舞台に、23歳の天才作曲家・小笠原秋(佐藤さん)と、他の何物にも代えられない天性の歌声を持ち、普通の女子高生から突如スターへの階段を駆け上がる16歳のヒロイン・小枝理子(大原櫻子)との"年齢差"恋を描く。公式サイトにて公開された特報では、佐藤さんがこれまでに見せたことのない切ない表情を見せているほか、三浦翔平がボーカルを務める劇中の超人気バンド「CRUDE PLAY」<クリュードプレイ>の楽曲「サヨナラの準備は、もうできていた」のライブシーンも収められており、人気俳優陣の新たな一面を体感できる、“胸キュン”映像となっている。また映像のラストでは、その圧倒的な歌唱力で約5,000人の中からオーディションを勝ち抜き、本作のヒロインの座を射止めた期待の新星・大原さんの歌唱シーンも初公開。わずか数秒ながら、その歌声は鮮烈なインパクトを残す。さらに、Youtubeですでに公開されている「CRUDE PLAY」のスペシャル映像に続き、主演の佐藤さんのインタビュー映像も公開されることが決定した。クランクイン時の貴重なコメント、撮影風景など、他では見られない佐藤さんの姿が映し出されるとのこと。佐藤さんのスペシャル映像は、8月5日公開予定となっている。また、今後は「MUSH&Co.(マッシュ・アンド・コー)」のメンバーを演じる、吉沢亮(Gt.)・森永悠希(Dr.)2名のインタビュー映像も公開される予定だ。そして劇中で大原さん、吉沢さん、森永さんの3人が結成するバンド「MUSH&Co.」が、映画の世界を飛び出し、8月26日(月)にお台場合衆国・マイナビステージで、”MUSH&Co.初お披露目ライブ”を開催する。当日は大原さん(Vo.)・吉沢さん・森永さんの3名が出演し、劇中の楽曲をパフォーマンスするとのこと。これまでベールに包まれてきた大原さんの歌声がライブでも明らかになる、注目のステージだ。『カノジョは嘘を愛しすぎてる』は、12月14日(土)より全国東宝系ロードショー。(text:cinemacafe.net)■関連作品:カノジョは嘘を愛しすぎてる 2013年12月全国東宝系にて公開(C) 「カノジョは嘘を愛しすぎてる」製作委員会
2013年07月31日佐藤健主演の映画『るろうに剣心』の舞台あいさつが13日に名古屋で行なわれ、佐藤と大友啓史監督が登壇した。その他の写真『るろうに剣心』は、1994年から『週刊少年ジャンプ』に連載され、コミックの累計発行部数は5000万部を突破、テレビアニメ化もされた人気作。かつては“人斬り抜刀斎”として恐れられるも、維新後に殺さずの誓いを立てた伝説の剣客・緋村剣心(佐藤)が、様々な人との出会いを通じて、自らの生きる道を見出していく姿を描く。子どもの頃、リアルタイムでテレビアニメの放送を見ていたという佐藤は「ハードルは高かったです。僕自身がこのアニメを好きだったし、誰もが知っているマンガっていうのがわかっていたので、剣心を演じるっていうのがどれだけ高いハードルかっていうのは、最初から意識していました。でも、このハードルを超えられないならやらない方が良いと思った」と役への想いを告白。大友監督は「彼は自分から高いハードルを設定していた。そこに時間や場所を用意してあげれば、どんどん吸収していっていた」と称賛した。本作には本格的なアクションシーンが多く登場するが、大友監督は「今回は、時代劇の“殺陣”ではなく、“ソード(刀)アクション”と呼んでいます。“斬り合い”というのは人間とのぶつかり合いなので、そこにはドラマがある。今回はアクション俳優ではなく、健くんはじめ、素晴らしい役者たちが練習して演じた、CGに頼らない、汗を感じる生身のアクションになっています」と語った。また司会者から、この日を心待ちにしていたファンが開場の11時間前から列を作っていたことを聞くと佐藤は「マジっすか!? 暑いなか…。お水飲んでくださいね(笑)」と声をかけ、「この映画を楽しみにしていただいていたと思いますが、みなさんに見ていただけるのが本当にうれしいです」と笑顔を見せた。『るろうに剣心』8月25日(土)全国ロードショー※8月22日(水)、23日(木)、24日(金) 先行上映
2012年08月14日佐藤健が初舞台にして初主演を務める『ロミオ&ジュリエット』の製作発表が2月21日、都内にて行われた。ヒロインのジュリエットは石原さとみが務める。登壇者はほかに賀来賢人、菅田将暉、尾上寛之、姜暢雄、石野真子、長谷川初範、橋本さとし、演出のジョナサン・マンビィ。『ロミオ&ジュリエット』チケット情報はこちらシェイクスピアがこの作品を生み出してから400年以上、時代も国境も越えて上演され続けている不朽の名作『ロミオとジュリエット』。敵対する名家の娘と運命的な恋に落ちる青年ロミオに、人気・実力とも屈指の若手俳優、佐藤健が扮する。初舞台でいきなり演劇人が憧れるシェイクスピア作品に挑む佐藤だが「王道的作品を王道的に演じて、数年後に『ロミオとジュリエット』と言ったらこの作品だよね、と言われるような舞台にしたい。決定版『ロミオ&ジュリエット』にします」と意気込みを語る。演出を手がけるのは、イギリス演劇界で最注目の若手演出家、ジョナサン・マンビィ。これまでも『ロミオとジュリエット』の演出のオファーは何度もあったがずっと断ってきたと話し、「自分の国ではない文化のレンズを通すことでフレッシュな『ロミオ&ジュリエット』が出来ると思った。西洋と東洋の融合で私たちだけのユニークな舞台が生まれると思うし、物語の核には希望があるこの物語を、今の日本でやる意味がある」と語る。また佐藤とはすでにワークショップで時間を共有したことを明かし、「生まれながらに舞台の上で演じる資質を持っている」と絶賛した。そのロミオと恋に落ちるジュリエットを演じるのは、ドラマ、映画のみならず舞台でも着実にキャリアを積んでいる石原さとみ。「実は人生で一度も『ロミオとジュリエット』を観たことがないので、真っ白な状態で、ジョナサン色に染まっていきたい」とにっこり。彼女については「ジュリエットに必要な要素を完璧に備えている。役者としての才能はもちろん、外見も本当に美しいし、内面も美しい」とジョナサン。また、佐藤と石原は意外にも今回が初共演とのことだが、お互いのことを「舞台を拝見しましたが光り輝いていました。(自分は初舞台なので)頼っちゃうかも……」(佐藤)、「テレビで見て可愛らしい方かと思っていましたが、実際に会ったら男らしい。ロミオをどう演じるんだろうと楽しみです」(石原)と話していた。公演は5月2日(水)から27日(日)まで東京・赤坂ACTシアター(4月29日(日・祝)から5月1日(火)にプレビュー公演あり)、5月31日(木)から6月10日(日)に大阪・イオン化粧品 シアターBRAVA!にて。チケットはともに発売中。
2012年02月22日