九州観光の玄関口といえば福岡空港が筆頭。そんな中、"九州におけるゲートウェイ空港"を目指して1月16日に新愛称「九州佐賀国際空港」をスタートさせたのが佐賀空港だ。そこで、九州旅行に欠かせないレンタカーの活用テクニックを、前回の福岡空港に続いて佐賀空港の場合も見てみよう。○福岡ではなく佐賀を使うメリットまず福岡空港を見てみると、レガシーキャリアからLCCまでバラエティーに富んだ飛行機の就航をはじめ、大都市にして空港からターミナル駅や市街地への距離が近いメリットが挙げられる。バスや鉄道の利便性も高く、レンタカー会社も一般店から格安店までそろっている。一方、LCCの就航という点に着目すると、春秋航空日本(スプリング・ジャパン)が就航する佐賀空港の存在も興味深い。同社のベースである成田空港を起点に考えてみると、筆者の経験では、福岡空港に就航している成田発のLCCは日によって料金変動幅高く、春秋航空日本の成田発の佐賀便は安値安定している印象がある。なにより、「九州佐賀国際空港」として国内外のハブ空港との路線開設を積極的に進める動きがあるので、これから利便性も高まっていく空港だろう。また、福岡県内のホテルに比べて隣の佐賀県内のホテルの方安くて予約がとりやすいというメリットもある。福岡旅行・出張で航空券やホテルを探す場合、福岡空港ではなく佐賀空港を起点にするという選択もありだろう。○閑散期でもできるだけ事前予約を大空港だと探すのに難儀することもあるレンタカー会社のカウンター。佐賀空港は規模が小さいので、レンタカー会社のカウンターはすぐに見つけることができる。到着口の目の前に各社のカウンターが並んでいるが、各社スタッフひとりが座れる程度のスペースになっており、スタッフ不在のカウンターも多く見られる。就航数が限定的な空港ゆえ、スタッフを常駐させる必要はないのだろう。そのため、車両に余裕のある閑散期といえども、事前に予約をしておいてウォークイン(飛び込み)は避けるようにしたい。スタッフ不在のカウンターでも電話でアポイントはできるが、事前に到着便を知らせ予約しておけばスムーズに借り受けできる。なお、10月~11月にかけ佐賀で行われる気球イベント「佐賀インターナショナルバルーンフェスタ」のような大規模なイベントがある場合は、限られたカウンタースペースなので大混雑必至。余裕を持ったタイムスケジュールで臨みたい。○車両の受け渡しは隣接駐車場で空港でレンタカーを借り受ける場合、空港内のレンタカー会社カウンターで受け付けはするものの空港内で車両の受け渡しはできず、空港から離れた場所にあるレンタカー会社へ送迎バスで移動し手続きの上借り受けるケースが多い。つまり、空港内での車両の受け渡しができない。そのため、空港に到着してすぐ受付をしても、送迎バスの待ち時間やレンタカー会社への移動時間などを勘案すると、30分~1時間程度要することもある。その点で佐賀空港は秀逸だ。空港に隣接する駐車スペースに各社のレンタカーが並ぶ。空港の到着ロビーから徒歩1分でレンタカーにご対面だ。到着口の目の前にあるレンタカー会社カウンターで受付と手続きを済ませ、駐車スペースへ移動。スムーズに手続きできれば、10分~15分程度で出発可能だ。○レンタカー代1万円が3,000円になる時もバラエティーに富む福岡空港の格安レンタカーと比較して、佐賀空港はやや割高感がある。筆者が2015年12月に利用した時には格安店で24時間3,000円程度で借り受けられたが、2016年1月現在、24時間8,000円~1万円といった設定が続いているようだ。日程を選べる旅であれば、格安になるタイミングを見て旅の予定を組むのもいいかもしれない。なお、大型空港で格安レンタカーを借り受ける場合、空港からかなり離れたオフィスというケースも散見されるが、佐賀空港の場合は一般の会社でも格安会社でも前述した隣接駐車場から出発できるので、格安店のデメリットは感じられない。その点を踏まえて、格安会社といえる「タイムズカーレンタル」と「オリックスレンタカー」には注目したい。○高速道路へのアクセスに問題あり空港を基点としてレンタカーで各地へ旅立つ場合、高速道路のインターチェンジが近いことは相当のメリットとなるが、その点で佐賀空港は厳しい。最寄りの長崎自動車道佐賀大和インターチェンジまでは約20km。その間、交通量の多い佐賀市内を抜けなくてはならず、混雑状況にもよるが40分以上は必要だ。長崎方面へ向かうならば武雄北方インターチェンジへ、九州自動車道を熊本方面へ向かうならば八女インターチェンジへ直行した方が便利という空港の立地である。とはいえ、福岡空港レンタカーが繁忙なケースでは、九州旅行のスタート地としての佐賀空港を選ぶメリットは充分ある。特に九州南部や長崎方面へのアクセスに優れ、何より空港で簡便に借り受けができるシステムは、ストレスがなく気持ちのいい出発ができそうだ。※記事中の情報は2016年1月取材時のもの○筆者プロフィール: 瀧澤 信秋(たきざわ のぶあき)ホテル評論家、旅行作家。オールアバウト公式ホテルガイド、ホテル情報専門メディアホテラーズ編集長、日本旅行作家協会正会員。ホテル評論家として宿泊者・利用者の立場から徹底した現場取材によりホテルや旅館を評論し、ホテルや旅に関するエッセイなども多数発表。テレビやラジオへの出演や雑誌などへの寄稿・連載など多数手がけている。2014年は365日365泊、全て異なるホテルを利用するという企画も実践。著書に『365日365ホテル 上』(マガジンハウス)、『ホテルに騙されるな! プロが教える絶対失敗しない選び方』(光文社新書)などがある。「ホテル評論家 瀧澤信秋 オフィシャルサイト」
2016年01月21日佐賀空港は1月16日、新しい愛称として「九州佐賀国際空港」の使用を開始し、同日に九州佐賀国際空港2階出発ロビーにてキックオフイベントを開催した。新愛称「九州佐賀国際空港」は、佐賀県が2015年9月に取りまとめた「佐賀空港がめざす将来像」において、「基幹路線である東京便を中心としながら、LCCの拠点空港化を進め、九州におけるゲートウェイ空港としての地位を確立している」姿を目指したところからネーミングされている。空港は佐賀県のみならず、福岡県、長崎県、熊本県、大分県をはじめとする九州各地の人々にも国内外の旅行の出発点として、また、海外から多くの観光客を佐賀や九州の観光の起点として利用してもらうことを狙う。そのために現在就航している路線の増便のほか、国内外のハブ空港との路線開設を積極的に進め、気軽に便利に使える空港を目指すとしている。九州佐賀国際空港のロゴにある三角形は飛行機をモチーフにしており、飛行機の動きは「佐賀から人が飛び立つ、佐賀に人が集まる」という、アウトバウンドやインバウントを表現している。また、キャッチコピー「Smart&Casual」には、国際空港であっても気張らず肩肘張らず利用できる、これからの国際空港という狙いが含まれている。16日に行われたキックオフイベントには、佐賀県知事の山口祥義氏をはじめ、有明佐賀空港活性化推進協議会会長の井田出海氏、佐賀県議会議長の中倉政義氏、佐賀県出身のトータルペインターのミヤザキ ケンスケ氏とミヤザキ氏が出席。また、空港内に掲出される巨大絵を制作した子どもたちも会場に集った。山口知事は九州佐賀国際空港の使用開始にあたり、「これからみんなで協力して、もっともっとこの空港を活用して多くの人と出会いをして、九州というこの大地がもっともっと開かれて振興するようにみなさま方にお願いしたい」とコメントした。また会場には、九州佐賀国際空港を記念して、空港内の施設や佐賀県内各所の情報、旅行先のオススメ情報等を案内する専属コンシェルジュのパーソナルロボット「Pepper」が登場。自己紹介を行った後、佐賀の名産品と言えばと質問され、大きな声で「有田焼~! 」と回答し、会場を盛り上げた。新愛称とともに登場した巨大絵は、九州各県(佐賀、福岡、長崎、熊本、大分)の7カ所で開催されたワークショップを通じて、100人以上のこどもたちとミヤザキ ケンスケ氏がコラボして制作したもの。キックオフイベントでは巨大絵の除幕式も行われた。
2016年01月17日アンダーズ 東京のペストリーショップで16年1月1日から31日まで、3種類のブランド苺「あまおう」「さがほのか」「さちのか」のデザートが味わえる「ストロベリープロモーション」を行う。同プロモーションでは、九州の人気ブランド苺である3種類の異なる品種の特徴を活かし、ペストリーシェフ・岡崎正輝が、素材そのものの味わいを残しながら魅力を引き出したスペシャルデザートを展開する。糖度が高く、苺のしっかりとした風味が魅力の「あまおう」を用いた「ストロベリーロールケーキ(あまおう)」(500円)は、甘みを抑えた砂糖を使い、しっとり焼き上げたロール生地が、あまおう自然の甘みをより引き立てる。しっかりとした果実と穏やかな酸味、鮮紅色が特徴の「さがほのか」を使った「ストロベリータルト(さがほのか)」(550円)は、サクサクのタルトと苺の食感、カスタードクリームとの絶妙なバランスが堪能できる。やや香りが強く、酸味と甘みのバランスが特徴の「さちのか」を使った「ストロベリートライフル(さちのか)」(550円)は、苺のゼリー、苺のスポンジ、カスタードなどが層になり、楽しい発見が詰まったデザート。「さちのか」ならではの濃い鮮赤の果皮、淡赤色の果心も鮮やか。そのほか、フリーズドライのストロベリーがふんだんに入ったホワイトチョコレートボードの上に、「さがほのか」、「あまおう」、「さちのか」の異なる3品種を乗せ、それぞれの食べ比べを楽しむことができる贅沢なストロベリーアソート(650円)も登場する。
2015年12月26日佐賀県は12月14日、3月に春秋航空との間で取り交わした佐賀=杭州市線開設に関して、副島良彦副知事が春秋航空の王正華会長との面談の中で、意向書通り年内に開設することが難しくなった旨の報告を受けたことを発表した。意向書では、「佐賀県と杭州市との間に定期航空路線を開設することを共通の目標とする認識に至り、2015年度内に杭州便が開設できるよう相互に協力して準備を進める」こととしていた。しかし、12月12日に王正華会長との面談で、「杭州便について、杭州空港は人気が高く混雑しており、安定した発着枠の確保など杭州空港との調整が整っていない」という報告を受けたとしている。そのため、佐賀空港への年度内就航が難しい状況となったが、春秋航空としては今後も引き続き就航に向けて努力していくとしている。一方、佐賀県としても引き続き春秋航空に対し、就航に向けた働きかけを行っていくという。
2015年12月15日佐賀県は11月18日~24日の期間限定で、東京タワー(東京都港区)にてゲーム『スプラトゥーン』とのコラボレーションショップ「Sagakeen イカすロビー」をオープンしている。佐賀県と『スプラトゥーン』とのコラボレーション企画「Sagakeeen(サガケーン)」は、同県の地方創生プロジェクト「サガプライズ! 」の事業として行われている。「呼子のイカ」で有名な佐賀県北部の唐津市呼子町に、冬の間落ち込む観光誘致を促進することを目的として実施されているとのこと。11月24日までは、「Sagakeen イカすロビー」にて、呼子いかまんじゅうや唐津焼などの呼子名物のほか、『スプラトゥーン』とのコラボレーショングッズを販売。さらに、イカの回転乾燥機「いかぐるぐる」をモチーフにした高さ約2mのクリスマスツリーも設置する。ツリーの設置は11月25日までで、点灯時間は11:00~20:00(11月25日~は19:00~21:00)。コラボレーション商品としては、イカを包んだ海鮮風中華まん「いかまんじゅう」を特別デザインのパッケージに入れた「スプラトゥーンいかまんじゅう詰合せ」(3個入り810円・限定3,000個)や、同ゲームのキャラクター・シオカラーズとDJタコワサ将軍をイメージしたオリジナルラベルを使った「スプラトゥーンいかさし塩辛」「スプラトゥーンたこわさび」(各702円・いかさし塩辛は限定1,000個・たこわさびは限定600個)、「唐津焼 小杉窯」が手作りでイカを再現した「スプラトゥーン箸置き」(1,080円・限定100個)などを用意している。なお、同イベント広報担当者によると、イベント初日の18日には、オープン前に約500人の来店客が待機。コラボレーション商品の購入に整理券が配布された。商品は開催日ごとに一定の数量が確保されているが、今後も混雑が予想されている。また、ゲーム内でキャラクターが着用する「フェスT」をモチーフにした「SagakeenコラボTシャツ」(各3,780円)も販売。600枚限定の「海の幸(呼子のイカ)」と200枚限定の「山の幸(佐賀牛)」の2バージョンを用意している。ゲーム内でも、11月21日12:00~22日12:00に同テーマによる「フェス」を開催するとのこと。(C)2015 Nintendo※価格は全て税込
2015年11月19日「塾の手法を取り入れた佐賀県武雄市の小学校の今--学校現場はどう変わったか」と題した前編では、現場の状況と制度導入の効果についてご紹介した。後編となる今回は、授業を進める上での課題や、学校現場の変化を経て地域がどう変わっていったのかについてお伝えする。○公教育ならではのきめ細やかな指導がカギ子どもたちが自ら率先して授業を受ける塾とは異なり、公立小学校にはさまざまな児童がいる。例えば、朝の時間(15分)を活用して国語や算数の反復練習を行う「モジュール学習」では、コミュニケーションがうまくとれなかったり、障害を抱えていたりする児童の参加が難しい。その際、学校の教員によるきめ細やかなサポートが欠かせないという。さらに、月に1回全学年合同で行われる「青空教室」でも、教員の指導が光る。異なる学年で班をつくってゲームに挑戦したり、自然と触れ合う体験をしたりするこの授業では、児童が率先して協力していくことが必要だ。なかなかやる気をみせない児童に対しては、教員がうまく声がけをして、子どもたちのモチベーションをあげている。○成功の背景に地域の協力また、このような授業を限られた数の教員で行うことにも限界がある。結果として広がったのは「地域の協力」だった。「モジュール学習」では4~5人の児童に対して1人地域の人がつき、採点をしたり、鉛筆の持ち方を教えたりして指導にあたる。市の担当者によれば、このような交流を通して学習がうまく進行しただけでなく、従来あった地域内のコミュニケーションも戻ってきたという。「授業を通して信頼関係が築かれているので、学校外で地域の人たちが何か注意しても子どもたちはごめんなさいと素直に謝るようになった」とその事例を語ってくれた。武雄市は来年度からの4年間の教育指針、「教育大綱」の理念を「組む」とした。「既成概念にとらわれず、情報を共有し、地域、家庭、学校、企業、さまざまな機関が連携、チャレンジ、実践する」としたこの大綱に市の思いが詰まっているといえる。来年度からは新たに3校で導入されるという「官民一体型教育」がどのように進化していくのか、今後の動きに注目したい。※画像と本文は関係ありません。
2015年11月19日佐賀県は11月26日~12月11日、コールドプレスジュース専門店「サンシャインジュース」とコラボレーションしたコールドプレスジュース、ビーガンスープを期間限定で販売する。同県は、情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の事業の一環として、サンシャインジュースとコラボレーション。素材の持つ栄養素を生きたままジュースにしたコールドプレスジュースや100%野菜が原料となっているビーガンスープに県産品を取り入れることで、佐賀県産農産物の魅力を東京エリアで発信していく。販売する商品は、コールドプレスジュースとビーガンスープ各1種類。コールドプレスジュースは「Jabara Citrus(ジャバラシトラス)」(レギュラーサイズ/税込1,080円、ミニサイズ/税込880円)が登場。かんきつ類の「じゃばら」や「有機みかん」、香りが強くまろやかな味わいが特徴の「うれしの産べにふうき茶」といった農産物を使用している。ビーガンスープは「SEAWEED TAHINI LOTUS(シーウィードタヒニロータス) 海苔ゴマレンコン -SAGA Special-」(税込1,180円)。「白石れんこん」や「佐賀海苔」のほか、「鍋島小紋ごま」や佐賀県加唐島の対馬暖流海水をくみ上げて低温で製造した「一の塩」を使用したスープとなっている。両商品とも、使用する県産品はサンシャインジュース代表の剛嘉徳氏が実際に同県に赴き、農家と交流した中で決定したという。販売店舗は、サンシャインジュース全5店舗(恵比寿、渋谷、六本木、新橋、自由が丘)。恵比寿では、コールドプレスジュースのみ販売する。また、期間中はコラボ商品を購入した人の中から抽選で「有田焼タンブラー」をプレゼントするキャンペーンも実施する。
2015年11月19日佐賀県武雄市は今年度から、市内2カ所の小学校で「官民一体型教育」を導入している。首都圏を中心に教室を展開する「花まる学習会」が塾の手法を提供するもので、来年度には市内3カ所の小学校でも実施が決定しているという。導入から半年以上がたったいま、学校現場ではどのような変化が起きているのか。市の担当課に聞いた。○「学校って楽しい」と思える授業を公教育の中に塾の手法を取り入れる。このような方法を導入した目的として市があげたのは「学校って楽しい」と思ってもらえるような授業を提供したいという思いだった。市の担当者は「子どもたちが早く月曜日にならないかなと思ってもらえるような学校にしたかった」と回答。花まる学習会の理念と、市の思いが合致したことから、実施にいたったという。もちろん簡単に導入が進んだわけではない。保護者や地域からは不安の声もあがったため、授業内容などを理解してもらうための説明会を多数開催。また教員に対しても、花まる学習会の代表が赴いて直接趣旨を伝えるなど、説明を尽くした。今年度から導入が始まった2校には、塾の講師が1人ずつ常駐。市の担当者によれば、一方的に塾の手法を押し付けるのではなく、普段から交流を続けることで、公教育に携わる教員と授業を作り上げていくという姿勢が功を奏しているという。○モジュール学習で集中力アップそれでは具体的にどのような授業が行われているのか。代表されるのは、朝の時間(15分)を活用して国語や算数の反復練習を行う「モジュール学習」だ。例えば、四字熟語を声に出して覚えたり、20問の計算問題を解いていったりするというもの。国語の学習では、発声することによって記憶が定着し、脳が起きることで子どもたちに活気が出てくるのだという。計算問題については、「ほかの人と比較しない」のがポイント。前の自分よりのびることを目的として進めることでやる気を引き出している。さらに力を入れているのが、月に1回全学年合同で行われる「青空教室」だ。1~6年生が縦割りでグループを作り、ゲームに挑戦したり、自然と触れ合う体験をしたりする。これまでに、「2人1組で学校にある物や場所を使って5・7・5の句を作る」「おとぎばなしのお気に入りの場面を班で演じる」「靴や自分たちの体を使って周囲の長さが12mの正方形を作る」などのプログラムが行われた。異なる学年で班をつくることで、リーダーシップや協力すること、自分の気持ちを伝えることなど社会で生きていくうえで必要な力が育成できる。児童を対象に行ったモジュール学習についてのアンケートでは、8割が「楽しい」「どちらかと言えば楽しい」と回答。教員に行った調査では「子どもたちに活気が出てきた」などの意見が寄せられ、特に計算問題について「苦手な児童は解ける問題数、得意な児童はすべての問題が解けるまでの時間の早さで目標が立てられ、全員で同じ学習ができる」点が好評だったという。一方で、授業の進行には公教育ならではの難しさもあった。後編では、学校の教員や地域の人たちが現場で起きた課題にどう向き合ったのかご紹介する。※画像と本文は関係ありません。
2015年11月18日佐賀県は、任天堂のWiiU用人気ゲーム「スプラトゥーン」とコラボレーションし、イカづくしのイベント「Sagakeen(サガケーン)」を、東京都と佐賀県で開催すると発表した。会期は、東京が11月18日~11月24日 11:00~20:00(初日の18日は12:00~)で、19:00~21:00のツリー点灯は12月25日まで実施される。佐賀が12月1日~2016年1月31日。会場は東京都・港区の東京タワー・フットタウン2階イベントスペース、および佐賀県・唐津市の呼子・鎮西エリア。同イベントは、佐賀県が実施する情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の一環として、「呼子のイカ」で有名な佐賀県北部の唐津市呼子町を中心とした佐賀県への観光誘致を目的に開催されるもの。会場では、コラボショップ「Sagakeenイカすロビー」が11月18日~11月24日の7日間限定でオープンし、呼子名物いかまんじゅうや唐津焼など「スプラトゥーン」とのコラボグッズが販売されるという。さらに、呼子名物「いかぐるぐる」(イカの干物を作るための回転乾燥機)をモチーフに、スプラトゥーン公式コラボとして作られた高さ約2メートルのクリスマスツリーが、12月25日まで展示されるということだ。また、11月21日~22日の週末には、WiiU 用ソフト「スプラトゥーン」でユーザーが佐賀県産の「山の幸」と「海の幸」の好きなチームに分かれて対戦するというフェスが展開されるという。なお、来場者には、同イベントのために書き下ろされた、オリジナルイラストを大胆にあしらったポストカードが数量限定でプレゼントされるとのことだ。一方、佐賀県・呼子では、神秘の洞窟・七ツ釜探検を楽しめる観光遊覧船「イカ丸」が、12月1日~1月31日の期間限定で、期間限定ラッピングシップとしてスプラトゥーン仕様の「スプラ丸」になる。遊覧船の乗船料金は、大人(中学生以上)1,600円 / 小学生800円(幼児は大人1名につき1名無料)。このほか、日本三大朝市の一つ「呼子朝市」の朝市通りにある「SCRUM 広場」が、期間限定でSagakeen公式ショップ「呼子の イカす広場」としてオープンし、東京タワーで先行販売される限定コラボ商品が販売されるという。さらに、港町・呼子の風景の一部となっている、イカを干物にする機械(高速回転干物製造機)「いかぐるぐる」が、スプラトゥーン仕様になって登場するほか、呼子朝市の冬の風物詩として毎年恒例となった「イカすクリスマスツリー」が、今年は「Sagakeen」バージョンで登場し、巨大なツリーには魚網が張られるとともに海をイメージした青いボールが飾られ、トップに輝くイカは「スプラトゥーン」仕様になるということだ。なお、イカすクリスマスツリーの設置場所は、佐賀県・唐津市呼子町の呼子朝市通り「いこいの広場」。ツリーの点灯時間は18:00~21:00。
2015年11月13日佐賀県は、情報発信による地方創生プロジェクト「サガプライズ!」の事業として、任天堂の人気ゲーム『スプラトゥーン』とのコラボレーション企画「Sagakeen (サガケーン)」を実施する。「呼子のイカ」で有名な佐賀県北部の唐津市呼子町は、特に春から秋にかけて、透き通った見た目のイカの活作りや朝市などを求める多くの観光客で賑わう。一方、気温の下がる冬はやや観光客が落ち込む時期。そこで、県の魅力発信による唐津市呼子町を中心とした佐賀県への観光誘致を目的に、イカが主人公のWiiU用ゲーム『スプラトゥーン』とのコラボ企画を行う。■東京タワーにコラボショップ「Sagakeen イカすロビー」が期間限定オープン11月18日(水)~11月24日(火)の7日間、呼子名物いかまんじゅうや唐津焼など『スプラトゥーン』とのコラボグッズを販売。さらに、イカの回転乾燥機「いかぐるぐる」をモチーフにしたツリーが、クリスマスまで輝く!■スプラトゥーン仕様の遊覧船が就航12月1日(火)からは、呼子エリアを舞台に観光誘客策を展開。観光遊覧船「イカ丸」がスプラトゥーン仕様の「スプラ丸」になるほか、朝市通りの公式ショップではコラボ商品を販売。さらに、呼子の冬の風物詩となった、ツリーに吊るしたイカの干物が来場者にプレゼントされる「イカすクリスマスツリー」も『スプラトゥーン』とコラボする。■ゲームでは「山の幸(佐賀牛) VS 海の幸(呼子のイカ)のフェスを展開11月21日(土)~22 日(日)の週末は、WiiU用ソフト『スプラトゥーン』で、ユーザーが佐賀県産の「山の幸」と「海の幸」の好きなチームに分かれて戦うフェスを展開。ゲーム内のキャラクターのTシャツには、「佐賀牛」「呼子のイカ」がしっかり描かれる。そのほか詳細については、「Sagakeen」オフィシャルサイトをチェックしてみよう。(C)2015 Nintendo
2015年11月13日佐賀県は10月26日、佐賀空港の愛称を「九州佐賀国際空港」と定めるとともに「『九州佐賀国際空港』戦略的広報事業」を実施することとし、業務委託先を選定するための企画提案募集を発表した。佐賀県は9月に策定された「佐賀空港がめざす将来像」を目指し、北部九州(佐賀県、福岡県、長崎県、熊本県、大分県)を中心とした九州全域において、佐賀空港の利便性の高さ(良好なアクセス、豊富なLCC路線、無料駐車場等)の認識を高める試策として、愛称を「九州佐賀国際空港」と定めた。これにあわせて九州北部における佐賀空港の露出を高め佐賀空港利用者数増加につなげるため、「『九州佐賀国際空港』戦略的広報事業」を実施する。委託業務内容は、3年程度の広報戦略の策定、「九州佐賀国際空港」キャッチコピーやロゴマーク作成、「九州佐賀国際空港」の新愛称発表に係る広報業務、新愛称発表から2016年3 月31日までに実施する広報業務(「九州佐賀国際空港」使用キックオフイベントの企画・運営、パネルディスカッション抄録の記事広告(または記事体広告)の作成および掲載、プロモーションの企画および実施、各種広報ツール作成)の実施を求めている。業務委託期間は契約締結の日から2016年3月31日までで、委託料は3,958万5,000円(消費税額および地方消費税額を含む)を上限としている。事前説明会は10月30日14時より、佐賀県立図書館会議室を実施する。参加は自由であり、企画競争への参加にあたって同オリエンテーションへの参加は必須ではない。
2015年10月28日佐賀空港は9月24日~10月24日の1カ月間限定で、レンタカーが48時間1,000円になるキャンペーンを実施する。今回のキャンペーンは、5月の東よか干潟(佐賀市)と肥前鹿島干潟(鹿島市)のラムサール条約湿地への登録および、7月の三重津海軍所跡(佐賀市)の世界遺産登録決定を契機とし、首都圏からの航空機利用を喚起するためのもの。通常、24時間1,000円で提供しているが、この1カ月間の限定で48時間まで拡大する。佐賀空港は北部九州の中心に位置しており、レンタカーを利用した九州周遊旅行の起点としての利便性を最大限に活用すべく、2004年に日本国内の空港で初の24時間1,000円レンタカーキャンペーンを開始している。今回のキャンペーン内容としては、最初の48時間の貸出料金が2人の利用では1,000円/台、ひとりでの利用では2,000円/台となる。対象車種は、1,000cc~1,300ccのコンパクトクラス、福祉車両(リフトアップ車両、車いす使用車両)で、ハイブリットカー(アクア、フィットクラス)利用時は1,000円/台の追加料金が必要となる。利用条件としては、貸出しは佐賀空港内営業所に限り、利用当日の羽田/成田便(佐賀空港到着便が対象)の搭乗券など搭乗が確認できるものの提示が必要。また、48時間を超える利用料金は別途負担となる。また、佐賀県内、大牟田市、柳川市、久留米市、玉名市の各レンタカー営業所への乗り捨て料金は無料となる。利用にあたっては、利用日の前日までに対象レンタカー各社への電話予約が必要。そのほか詳細はホームページを参照。
2015年08月24日佐賀銀行は、佐賀県、佐賀市、佐賀県商工会議所連合会、佐賀県貿易協会、ジェトロ佐賀貿易情報センターとの共催で「外国人旅行者向け消費税免税制度セミナー~免税店で売上げアップ!~」を8月26日に開催すると発表した。○インバウンド需要を取り込み、地域経済の活性化を図る「外国人旅行者向け消費税免税制度セミナー~免税店で売上げアップ!~」は、インバウンド需要を取り込み、地域経済の活性化を図るため、外国人旅行者向け消費税免税制度の正しい理解と免税制度の普及促進を図ることを目的としているという。概要は以下の通り。
2015年08月03日佐賀県・佐賀市の佐賀県立美術館は、デザイナー・吉岡徳仁の代表的な作品群を展示する「吉岡徳仁展トルネード」を開催している。会期は8月2日まで(月曜休館、ただし月曜が祝休日の場合はその翌平日休館)。開館時間は9:30~18:00。観覧無料。同展は、吉岡氏の九州初の個展で、代表作のひとつであるインスタレーション「TORNADO」などを展示するもの。「TORNADO」は200万本を超えるストローによって作り出される巨大な竜巻で、空間と響き合いながら生み出すハーモニーを楽しむことができる。また、2002年に発表し世界の注目を浴びた紙の椅子「Honey-pop」、パリのオルセー美術館に常設展示されているガラスのベンチ「Water Block」、自然構造によって生み出された結晶の椅子「VENUS」など、代表的な作品群も併せて展示される。そのほか、関連企画として、吉岡氏によるギャラリートークが開催される。開催日時は7月2日13:30~。なお、吉岡氏(佐賀県生まれ)は、アート、デザイン、建築など幅広い領域において自由な着想と実験的な創作から生まれる作品により、世界に最も影響を与える創り手の一人として、国内外で高く評価されている。これまでISSEY MIYAKEをはじめ、SWAROVSKI、Cartier、LEXUS、など、ワールドブランドのデザインプロジェクトを手がけ、イタリア・ミラノで開催されるミラノサローネでは、カルテル、モローゾ、ドリアデ、カッシーナ、グラスイタリアなど、ファニチャーブランドとのコラボレーションでデザインを発表してきた。数々の作品は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)、ポンピドゥー・センター、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、クーパー・ヒューイット国立デザイン博物館、ヴィトラ・デザインミュージアムなどの世界の主要美術館で永久所蔵品に選ばれているということだ。
2015年07月09日ディー・エヌ・エーは、2014年10月より佐賀県武雄市の公立小学校1年生に対して、プログラミング教育に関するタブレットPC用の教材アプリケーションの提供および授業の実施を実証実験として行ってきたが、6月9日、2015年度においても、小学2年生向けの新カリキュラムの開発と授業を実施することを決定したと発表した。同社は、2014年10月~2015年2月の期間中、武雄市立山内西小学校の1年生に対し、実証研究授業として全8回のプログラミング教育授業を、放課後の時間を活用し実施。同社が独自に開発した教材アプリケーションの利用方法を学びつつ、児童自身が描いたイラストを使用したオリジナルのゲームやアニメーションを創作し、最終授業でその作品を発表し、保護者やほかの児童に共有するというカリキュラムを提供した。この最終授業後のアンケートの結果を受けて、昨年度受講した山内西小学校の新2年生に、新たに開発したカリキュラムにて授業を実施するという。また、昨年度の授業実施を通じて得られたデータをもとに改修した小学1年生向けカリキュラムを、山内西小学校および武雄市立若木小学校の2校の新1年生に対しても2学期以降に提供する予定だ。
2015年06月09日佐賀県は6月9日、スクウェア・エニックスとのコラボレーション企画「ロマンシング佐賀2」の一環として、プロサッカーチーム サガン鳥栖とのコラボ「ロマンシングサガン」の開催を発表した。また、「ロマンシング佐賀2」イベントについても、一部延長して実施する。今回新たに企画された「ロマンシングサガン」は、6月20日のサガン鳥栖 VS FC東京(1st ステージ 第16節、場所: ベストアメニティスタジアム場内(鳥栖市京町812番地))で実施する。スタジアム内にはポスターを掲示するほか、BGMやMC等による演出も行う。13時30分(開場)から試合終了後30分までの間には、ロマンシング佐賀2ショップ「ベストアメニティスタジアム店」がスタジアム内に登場。当日限定コラボグッズ(馬郡蒲鉾ミンチ天、友枡飲料コラボサイダー)を販売する。また、スタジアム内スタンプラリーとして、スタジアム内に設置されたポイントで専用台紙を受け取って各ポイントに据え付けられたスタンプを集めると、特典として当日限定・数量限定のオリジナルステッカーをプレゼントする。さらに希望者には抽選で、Spring Japan(春秋航空日本)のペア航空券(5組10人)をプレゼントする。加えて試合当日の6月20日限定で、Spring Japan「ロマンシングサガン」便が運航される。対象路線は成田→佐賀線で、機内の座席ヘッドレストカバーやドリンク用紙コップ、キャビンアテンダント着用のスカーフなどが「ロマンシングサガン」便仕様となる。また、乗客には「ロマンシングサガン」便限定のウエットティッシュを用意する。この「ロマンシングサガン」に合わせて、現在実施している「ロマンシング佐賀2」イベントについても8月16日まで、ラッピング列車「ロマンシング佐賀」の1号・2号(2号は7月16日まで)の運行のほか、佐賀駅・小城駅・多久駅・唐津駅の装飾(キャラクターパネルの設置等)、佐賀県内の飲食店でのコラボメニューの提供、佐賀県内のショップで実施しているロマンシング佐賀2ショップの営業を延長する。そのほか詳細は「ロマンシング佐賀2」特設WEBサイトを参照。(c)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.※実際のデザインとは異なる場合がある
2015年06月09日ロッテリアは29日、全国のロッテリアで「佐賀牛ハンバーグステーキバーガー(ドリンクM付き)」を発売する。数量限定で販売する予定。○「ブランド和牛バーガー」シリーズ最後の商品が登場同社では2010年より、年に一度の"ご褒美"として、1年をしめくくる年末シーズン間近の「いい肉(1129)の日」にあたる11月29日より、期間限定商品として"ご褒美"バーガーを販売。また「毎月29日はブランド和牛バーガー」の日とし、日本各地の和牛を使用したバーガーを順次発売している。同商品は、2014年6月29日の発売から好評を得ている「ブランド和牛バーガー」シリーズの締めくくりの商品。主役となるパティは、佐賀県特有の穏やかな気候とおいしい水と空気で育った佐賀牛を使用し、甘くコクのある肉の味わいを楽しめるハンバーグパティに仕上げたという。また、味の決め手となるソースには、炒めたジンジャーペーストに佐賀産の醤油、リンゴ酢、白味噌を加えた生姜の風味をほのかに感じる和風ソースを採用。それらをソテーした厚切り玉ねぎとともに、1等粉を使用して手丸め風工程を採用したバンズにはさんだ、上品でリッチなバーガーとなっている。価格は1,300円(税込)。
2015年03月25日佐賀県とスクウェア・エニックスはこのほど、コラボレーションプロジェクト第2弾「ロマンシング佐賀2」を始動し、3月20日には成田-佐賀線を運航するSpring Japan(春秋航空日本)の「ロマンシング佐賀2」便が、3月21日には「サガ」シリーズのキャラクターをデザインした「ロマンシング佐賀2」ラッピング列車が動き始めた。3月20日~31日には、LCCの春秋航空日本の成田~佐賀/広島/高松の全3路線で、特別仕様のヘッドレストカバーを用いる。なお、佐賀線のみ、紙コップやウェットティッシュ、CAのスカーフが「ロマンシング佐賀」仕様になる。3月21日~6月28日に運行される「ロマンシング佐賀」列車に先駆け、3月20日からは唐津線区間内の4駅(佐賀駅、小城駅、多久駅、唐津駅)で「ロマンシング佐賀2」仕様のホーム壁面やキャラクターパネルが登場。また、運行初日である3月21日には、JR九州「ロマンシング佐賀」列車運行に向けて佐賀駅にて出発式が行われ、佐賀発唐津行きの初便には県内外から訪れた約150人が乗車した。6月28日まで、佐賀駅前のギャラリーや空港、唐津など、県内の3カ所(ぎゃらりぃふじ山: 佐賀市、唐津市ふるさと会館 アルピノ: 唐津市、SAGA空港一番館: 佐賀空港)で「ロマンシング佐賀2ショップ」が登場し、「サガ」シリーズのキャラクターがデザインされた有田焼や小城羊羹などのコラボグッズを販売している。さらにJR唐津線沿線の飲食店では、県産食材を使ったコラボメニューを提供する。佐賀市の志乃(県庁店)では、佐賀のご当地グルメであるシシリアンライスを用いた「吟遊詩人のシリアンライス~『ロマンシングサガミンストレルソング(2005)』より~」(税込1,728円)を、唐津市のオデカフェでは「コッペリアのスイーツセット~『ロマンシング サ・ガ2(1993』より~」(税込756円)を提供。なお、店舗は今後も順次拡大する予定となっており、今後の企画に関してはオフィシャルサイトで順次発表する。また、東京都内でもスクウェア・エニックスのオフィシャルショップ「ARTNIA(アルトニア)」(東京都新宿区)にて、佐賀県食材を使った「サガ25周年×アルトニア」コラボメニューが登場する。ケーキセット「ラピッドストリーム&クイックタイム」(950円)には、佐賀県の銘茶「嬉野紅茶」を提供。また、日本酒カクテル「第七世界」(870円)には、佐賀県の「The SAGA 認定酒」にも選ばれた「純天山」を使用する。「サガ25周年×ARTNIA」フェアは、3月15日~4月19日の期間限定で展開する予定となっている。(c)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
2015年03月24日佐賀県とスクウェア・エニックスは、昨年開始されたコラボレーションプロジェクトの第2弾「ロマンシング佐賀2」を、3月21日~6月28日の期間で実施することを発表した。同企画は、佐賀県の情報発信プロジェクト「FACTORY SAGA」と、1989年の「魔界塔士サ・ガ」発売から今年25周年を迎える人気ゲーム「サガ」シリーズによるコラボレーションプロジェクト。昨年は六本木ヒルズなどで佐賀県の伝統工芸や県産品の展示や販売して話題となっていたが、今年はイベントの舞台を佐賀に移して展開するという。メインのコンテンツとして、3月21日~6月28日の期間、佐賀県内で「ロマンシング佐賀」のラッピング列車を運行。運行初日となる21日には、スクウェア・エニックスの松田洋祐社長、および「サガ」シリーズの生みの親である河津秋敏氏、「サガ」シリーズのイラストレーターである小林智美氏、佐賀県の山口祥義知事が出席し、出発式を「佐賀駅1 番のりば」にて9:40~10:00に開催する。さらに、佐賀駅、小城駅、多久駅、唐津駅を「ロマンシング佐賀2」仕様に装飾し、ラッピング列車の区間を彩る。そして空の便では、春秋航空日本が「成田-佐賀」便を含む国内線の一部でコラボ装飾を3月20日~31日の期間で展開。ヘッドレストカバーに「ロマンシング佐賀2」のロゴが入るほか、キャビンアテンダントのスカーフは、ゲームに登場するキャラクターがプリントされたオリジナルデザインとなる。なお、現在同プロジェクトの公式サイトがオープンしており、ゲーム風に再現された佐賀県のマップ上で、県産品やイベントについて知ることができる。追加の情報に関してはここで随時公開されていくほか、サイトにはゲームとリンクした仕掛けも用意されているという。さらに、スクウェア・エニックス「ARTINA(アルトニア)」で開催される「サガ25周年×ARTINA」コラボメニューに佐賀県食材を使用。ケーキセット「ラピッドストリーム&クイックタイム」には佐賀県の銘茶「嬉野紅茶」、アルコールドリンクメニュー「第七世界」には佐賀県の「The SAGA 認定酒」にも選ばれた「純天山」を使った日本酒カクテルが登場する。新宿の「ARTINA」で実施される「サガ25周年×ARTINA」フェアは、3月15日~4月19日の期間限定で開催予定。(c)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
2015年03月10日スクウェア・エニックスは3月9日、発売から25周年を迎えた「サガ」シリーズにおいて、佐賀県とのコラボレーションプロジェクト第2弾「ロマンシング佐賀2」を3月21日~6月28日に開催することを発表した。3月9日より「ロマンシング佐賀2」の公式サイトを更新。3月20日~31日には、LCCの春秋航空日本の成田~佐賀便を含む国内線の一部で、ヘッドレストカバーや紙コップ、CAのスカーフが「ロマンシング佐賀」仕様になる。3月21日~6月28日に運行される「ロマンシング佐賀」列車に先駆け、3月20日からは唐津線区間内の4駅(佐賀駅、小城駅、多久駅、唐津駅)で「ロマンシング佐賀2」仕様のホーム壁面やキャラクターパネルが登場する。また、運行初日である3月21日には、JR九州「ロマンシング佐賀」列車運行に向けて佐賀駅にて出発式を行う。出発式は佐賀駅1番のりばで3月21日9:40~10:00に行う予定で、同日の「ロマンシング佐賀」列車は佐賀駅10:09発の片道一便のみとなる。なお、着座で乗車できる席は100程度のため、乗車希望多数の場合は乗車できない場合もある。また、東京都内でもスクウェア・エニックスのオフィシャルショップ「ARTNIA(アルトニア)」(東京都新宿区)にて、佐賀県食材を使った「サガ25周年×アルトニア」コラボメニューが登場する。ケーキセット「ラピッドストリーム&クイックタイム」(950円)には、佐賀県の銘茶「嬉野紅茶」を提供。また、日本酒カクテル「第七世界」(870円)には、佐賀県の「The SAGA 認定酒」にも選ばれた「純天山」を使用する。「サガ25周年×ARTNIA」フェアは、3月15日~4月19日の期間限定で展開する予定となっている。(c)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.※列車写真は製作中のもののため、実際のデザインとは異なる場合があります
2015年03月09日箸で切れるほどやわらかな「博多うどん」、とんこつスープにシコシコ細麺の「博多ラーメン」など、おいしい麺料理が充実する福岡県にいま、佐賀県・武雄北方の名物「井手ちゃんぽん」を求める人たちが行列をつくっているという。天神をはじめ、福岡県内に瞬く間に4店舗を広げ、各店舗では総じて大盛況。何がそこまで人を並ばせるかというと、ちゃんぽんを見ればきっとあなたも一目で分かるはず。○並盛で野菜は400g、大盛では800g!人気の秘密はてんこ盛りの野菜。シャッキシャキに炒められた野菜は、食べても食べてもいっこうに麺が出て来ないほど。箸が麺にたどりつく前に野菜炒めを2人前は食べた気分になる。井手ちゃんぽんそのものは、昭和24年(1949)に創業した佐賀県武雄市の超有名店。佐賀県民なら知らぬ人はいない、言ってみればそのボリューム満点のメニューも相まって、"麺の巨人"的な存在と言えるだろう。そして2009年4月、満を持して福岡県に初出店を果たした。「うちのちゃんぽんは、並盛(700円)でもかなり大盛りです。並盛で野菜は400g、麺は180g使います。野菜大盛(860円)は、野菜が2倍の800g、両方大盛(980円)は、野菜も麺も2倍になります」と福岡県・新宮店の谷一輝店長。大盛りは、直径25.5cmのどんぶりにあふれんばかりの麺、そして炒め野菜がタワーのように積み上げられている。3台のガスコンロを有する広々とした厨房では、中華鍋からこぼれそうなほど大盛りの野菜を豪快に炒める音が響き、もうもうと湯気が立ちこめる中、元気なスタッフが次々と手際よく"野菜タワーちゃんぽん"を作っている。厨房の奥では、10kgのキャベツ、20kgのタマネギ、120kgのモヤシをスタッフが下ごしらえしており、土日はこの2倍の野菜を前に朝から閉店まで"格闘"しているそうだ。○大盛りキクラゲと生卵が自家製麺に絡む新宮店で一番人気は、「特製ちゃんぽん」(880円)。400gの野菜にキクラゲ、生卵がトッピングされたボリューム満点の1杯。キクラゲは手のひらに山盛りの約50gが入り、野菜とキクラゲの食感をダブルで楽しめる。さらに「特製両方大盛ちゃんぽん」(1,160円)は、野菜800g、麺360gに、キクラゲと生卵がのる井手ちゃんぽんの"横綱"だ。「佐賀県・武雄市の本店では、昔は赤エビを使っていたのですが、赤エビの値段が高騰してきたのでキクラゲに変えました。キクラゲはコリコリした食感はもちろん栄養面でもいいし、味をじゃましない。生卵をのせたのは、お客様からのリクエストがきっかけです」と本店3代目社長の井手良輔さん。惜しみなく豪快に入れられたキクラゲが効いていて、「キクラゲ入りの大盛り野菜炒めを注文したんだっけ? 」と思ってしまうほど。しかし、野菜エリアを食べ進めていけば、これまたしっかりと麺が敷き詰められているのでご安心を!○完食できてしまう秘密は柚子胡椒にあり!?そんな驚きのボリュームだが、ほとんどの客が次々と完食する。これだけの野菜を最後までおいしく食べられるのは、確かな炒めの技があるから。毎日届く新鮮野菜をその日に使う量だけ切り、最大の火力で短時間で炒めるため、野菜の香りとシャキシャキ感が生きている。そのため、完食しても重たさを感じないのだ。また、長崎発祥のちゃんぽんは鶏ガラスープを使うのが一般的だが、井手ちゃんぽんは半日以上じっくり作り込んだとんこつスープを使っているのも、博多ラーメンに慣れ親しんでいる福岡県人をトリコにした要因だろう。麺はというとモチモチした素朴な味わいの自家製麺で、コクのあるとんこつスープとよく絡む。生卵入の特製ちゃんぽんは、スープと卵が溶け合いクリーミィで優しい味わいに。食べ方もいろいろで、野菜にウスターソースをかけて野菜炒め感覚で食べた後、柚子胡椒を入れてピリっと辛くしたり、お酢をかけてさっぱり食べたりと、ボリュームがあっても最後まで飽きないところも魅力だ。○警備員が必要になるほどの人の入り取材で訪ねた新宮店は、福岡で超有名なうどん店「牧のうどん 新宮店」の目の前。博多ラーメンを全国に知らしめた名店「一蘭 新宮店」もすぐそばだが、井手ちゃんぽん 新宮店でも土日は常に満席、昼時は行列ができるほど。福岡出店の第1号店である筑紫野市・原田店では駐車場が常に満車になるため警備員を配置するなど、福岡県でも井手ちゃんぽんは確かな人気を確立している。地下鉄天神駅そばには天神店もあるので、出張や観光で福岡へ行く方はぜひチャレンジしていただきたい。※記事中の情報・価格は2015年1月取材時のもの。価格は税込
2015年02月13日スクウェア・エニックスは3月21日、「ロマンシング佐賀」ラッピング列車の運行を開始する。同列車の運行は、同社がこのほど開始したコンピューターRPG「サガ」シリーズと佐賀県とのコラボレーションプロジェクト第2弾「ロマンシング佐賀2」の一環として実施される。「ロマンシング佐賀2」では、コラボレーションのフィールドを佐賀県に移し、県とゲームのさまざまな魅力を伝えていく。ラッピング列車はJR九州(佐賀駅~西唐津駅、西唐津駅~伊万里駅)にて運行。2輌(りょう)運行する予定で、「サガ」シリーズのイラストやドット絵でデザインされている。「ロマンシング佐賀2」のコラボレーションは、3月に一部、東京都でも実施予定とのこと。また、同プロジェクトの特設ティザーサイトもこのほど公開を開始した。※画像は製作中のもので、実際のデザインとは異なる場合もある(C)SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
2015年02月06日九州の中でも実は地理的に"侮れない"のが佐賀県だ。特に県西部は大都市・福岡へのアクセスも至便、特急列車を使えば通勤範囲に収まる。そのような九州における大都市圏ともいえる佐賀県で、駅近ビジネスホテルの無料モーニングを体験してきた。この企画では全国チェーンよりも、独立系・小規模チェーンのビジネスホテルで無料朝食サービスを展開しているホテルに注目し、別途料金が発生する「有料朝食」との対比で「無料朝食」と定義している。○太陽のように明るい会場で"おふくろの朝食"を佐賀県東部の都市として思い浮かぶのが鳥栖市である。鳥栖駅から博多までは特急列車で30分ほどで、通勤定期を利用する人も多いという。なるほど、駅にいると常に多くの列車が行き交う光景が見られる。そんな鳥栖駅近くのビジネスホテル無料モーニングとして注目なのが「サンホテル鳥栖」だ。駅から徒歩1分とあって多くのビジネスマンの支持を集める。そんなサンホテル鳥栖の自慢が"愛情いっぱいのおふくろの朝食"をうたった無料モーニング。ホテル1階の「ソレイユルーム」が会場だ。フランス語で"太陽"を意味するその名の通り、明るく開放的な空間だ。料理は和食・洋食メニューをバイキング形式で提供している。洋食メニューでは、ロールパンにグリーンサラダ、ゆで卵など、和食メニューには、ご飯、味噌汁をはじめ、魚、ミートボール、漬物などが並ぶ。つい迷ってしまいそうなラインナップであるが、利用時間は朝6時30分からと時間に余裕があるのもうれしい。早めの出発にも助かる。○良質なディナーブッフェ880円も提供ビジネスホテルは都市部や駅の近くにあるのが常識であるが、地方へ出向くとロードサイドに特化して出店されているチェーンも見られる。最近では都市部や駅近にも多い大規模チェーンの「ルートイン」はその名の通り、そもそもロードサイドへ特化したチェーンであったし、B&Bスタイルの「旅籠屋」もロードサイドに展開する人気チェーンだ。そのようなロードサイドへの出店に特化したチェーンのひとつに「HOTEL AZ」がある。九州を中心に全国へ展開する人気ビジネスホテルチェーンである。鳥栖駅に近い「HOTEL AZ 佐賀鳥栖店」は駅から徒歩10分ほど。ロードサイドとしては異色の駅からも歩いてアクセスできるホテルだ。駅近ホテルが満室でも、ロードサイドホテルは意外にリザーブできるケースも多く利用価値が高そう。ところが、ホテルの周辺には飲食店をはじめコンビニエンスストアもない。特に夕食を済ませていない夜の到着には心配であるが、こちらのホテルには併設されているバイキングレストラン「志高」でお得感の高いディナーブッフェを提供しているので安心。18時から22時までの間でなんと大人880円で楽しめるのだ。ディナーブッフェが880円とは驚きであるが、安かろう悪かろうと思いきやその充実した内容に度肝を抜かれる。煮物、揚げ物、焼き物、和食に中華にデザート、よりどりみどり。チェックイン時には生ビール半額券も配られる。飲み放題メニューなどもあり、居酒屋的な使い方もできそうだ。そんな充実した夕食が提供されるお店での無料モーニング、期待して出向くと、夕食に負けず劣らずのラインナップ。夕食時に提供されていた中華料理はさすがにないが、焼魚、ソーセージといった定番メニューはもちろん、パンにサラダ、デザートにはオレンジまで提供されている。何より明るく居心地が良い。導線がよく考えられたスペースには感心させられる。地方で規模の大きなビジネスホテルへ出向くと、ホテル内に居酒屋や気軽なレストランが併設されているのを時々見かける。一般利用者はもちろんいるが、ホテル宿泊者にはお得な割引券を配るケースもあり利用価値は高い。無料モーニングもそのような店で提供されているケースが多く、クオリティーの高い朝食が楽しめるので要チェックだ。※記事中の情報は2014年12月取材時のもの○筆者プロフィール: 瀧澤 信秋(たきざわ のぶあき)ホテル評論家、旅行作家。オールアバウト公式ホテルガイド、ホテル情報専門メディアホテラーズ編集長、日本旅行作家協会正会員。ホテル評論家として宿泊者・利用者の立場から徹底した現場取材によりホテルや旅館を評論し、ホテルや旅に関するエッセイなども多数発表。テレビやラジオへの出演や雑誌などへの寄稿・連載など多数手がけている。2014年は365日365泊、全て異なるホテルを利用するという企画も実践。著書に『365日365ホテル 上』(マガジンハウス)、『ホテルに騙されるな! プロが教える絶対失敗しない選び方』(光文社新書)などがある。「ホテル評論家 瀧澤信秋 オフィシャルサイト」
2015年02月02日佐賀県は、1月15日(木)~2月14日(土)の1か月間、東京都内の人気カフェ3店舗で、県産食材を使った特別メニューを提供する「ごちそう佐賀フェア~SAGA Cafe 2015~」を開催する。同フェアは、昨年に続き2回目の開催となる。今回は、都内のお洒落エリアにあるカフェ&ダイニング「碑文谷テラス」、「パームスカフェ自由が丘」、「用賀倶楽部」の3店舗にて開催。佐賀県は、北の玄界灘と南の有明海と2つの海に挟まれ、陸には福岡県境に広がる脊振山地や丘陵が広がり、自然豊かな山や海に育まれた農産物が豊富に揃う。その筆頭に挙げられるブランド牛「佐賀牛」や有明の「海苔」などは全国的にも有名だが、今回のフェアでは、まだあまり首都圏では知られていない、佐賀の魅力がたっぷりと感じられる厳選食材によるメニューが楽しめる。グランドシェフが実際に佐賀県を訪れ、農家や漁師の声を聞き、佐賀の土地と食材の魅力に触れながらスペシャルメニューを考案。各店舗にてそれぞれ異なったメニューを提供する。色鮮やかな肉色で赤身と脂質のバランスがよい「肥前さくらポーク」を香草や岩塩でシンプルに焼き上げた一品や、玄界灘の鮮魚を使ったポワレや刺身の盛り合わせ、地鶏に負けない肉の旨みを持つ「ふもと赤鶏」のハンバーガーなどなど、900円~1,700円の価格帯で提供(一部、仕入れ値により変動)。また、全国で初めて制定された「佐賀県日本酒で乾杯を推進する条例」を記念して、ディナータイムに乾杯用の日本酒、古伊万里酒造「前(さき)純米酒」、お酒が飲めない人には佐藤農場「有機みかんジュース」が1杯無料で提供される。ちなみにこの条例は、古くから県民に親しまれている日本酒で乾杯する習慣を広めることで、郷土愛を盛り上げ、また日本文化への理解を深めることを目的として制定された。東京にいながらにして、佐賀県の魅力を味わえる同フェア。佐賀県出身の人も、そうでない人も楽しめるので、ぜひチェックしてみてはいかが。(text:Miwa Ogata)
2015年01月14日ネットワンシステムズは10月1日、佐賀県庁の全職員約4,000名のワークスタイル変革を加速するコラボレーションシステムを構築し、10月から稼働したと発表した。佐賀県庁は、2008年に都道府県庁として初めて在宅勤務制度を導入したが、あまり活用されていなかったため、2013年、所属長以上の管理職員全員を対象に、週1回以上、テレワークを行うことを努力目標とするとともに、庁内公募で選定した35所属において、タブレットや仮想デスクトップなどを活用したモバイルワーク実証実験を実施するなど、ワークスタイル変革の取り組みを強化した。今回構築したシステムでは、各職員はタブレット・スマートフォン・PCを状況に応じて使い分け、庁内・庁外どこからでも、ビデオ会議・他職員の応答可能状況(プレゼンス)の確認・チャット・資料共有を可能にする。佐賀県庁は10月から本システムを活用し、従来の半数から全職員へと対象を拡張してテレワーク(在宅勤務・サテライト勤務・モバイルワーク)を実施する。テレワークの効果として、「現場での課題解決」「業務の効率化」「育児・介護の負担軽減」「災害時の迅速な業務遂行」等が生まれており、コラボレーションシステムによるこれら効果の更なる充実を見込んでいる。
2014年10月01日みなさんは佐賀県にどんなイメージを持っていますか? 「何が名産なのかよくわからない」「そもそもイメージがわかない…」と思う人も多いのではないでしょうか。そんな曖昧な印象を払拭すべく、佐賀県が1月15日(水)から2月14日(金)までの1ヶ月間、カフェ&ダイニング「用賀倶楽部」と六本木「けやき坂ベーカリー」の2店舗で県産食材を使用した「ごちそう佐賀フェア」を開催中です。記者は「用賀倶楽部」で、その自慢の味を堪能してきました。店内へ足を踏み入れると、落ち着いた木目を基調としたくつろげる空間が広がっています。テーブルも大きく、席と席の間がゆったりとしているため、食事を楽しみつつおしゃべりにも花を咲かせられるような内装です。一部ペット同伴OKの席が設けられているのもうれしい限り。肝心のメニューはというと、「ごちそう佐賀フェア」が開催されている上記2店舗+「Shibuya City Lounge」や「碑文谷テラス」など6店舗のグランドシェフを務める多賀伸幸シェフが佐賀県を直接訪れて、農家の方々からお話を伺って選定したこだわりの食材がふんだんに使用されています。イチオシは、ウイークデー限定のランチメニュー、「ふもと赤鶏の香草岩塩焼 白石レンコンのソース」(1,200円)。用賀倶楽部はパンビュッフェorライス(さがびより)・ミニサラダ・ドリンクバー・スープバーつき。けやき坂ベーカリーは、パンのみ、ドリンク1品、スープバーなしで1,050円。男性でも十分に満足感を味わえるというボリューム感あふれるふもと赤鶏を口に入れると、「鶏肉ってこんなに美味しかったの!?」とビックリ! 地鶏のしっかりとした味とブロイラーの柔らかさのいいとこどりをした味わいです。旨味が凝縮されていて、岩塩でシンプルな味付けにしたことに納得!白石レンコンの食感を少し残したソースはやや甘めで、ふもと赤鶏のしっかりとした味わいとピッタリでした。アイスプラントはえぐみが少ない品種をセレクトしているため、未経験者はココで初体験するとハマってしまうかも。記者は用賀倶楽部で販売されている「白石レンコン」のレンコンパン(230円)と共に食したのですが、ほくほく&もっちもち! ミネラルの多い重粘土質の土壌で育った「白石レンコン」を練り込んであるだけあります。「レンコンはサクサクであまり味がないもの」という概念を一掃してくれるかも。デザートの「あんみつ姫」みかんと「さがほのか」いちごアイスのホットパイも、これまたボリューミー! パイとクリームの間には実は「あんみつ姫」が隠れているのですが、パイを温かいうちに提供することで、みかんらしい味わいを楽しめる工夫がなされています。「あんみつ姫」も「さがほのか」も酸味がほぼなく、すっきりとした甘みでした。またけやき坂ベーカリ―では、「さがほのか」のいちごデニッシュや「あんみつ姫」のみかん酵母パンも用意されているそう。どれもおかわりしたくなるほどの逸品ですが、実は記者が何度もおかわりしてしまったのが(笑)、用賀倶楽部のみ、平日・終日のディナータイムで提供されている「佐賀プレート」(1,050円)。ふもと赤鶏の串焼き・肥前さくらポークの肩ロースをあんみつ姫(みかん)でマリネしたグリル・白石レンコンを練り込んだ天然酵母パンの3種盛り。肥前さくらポークの肩ロース、ぜひ一度食べてみて下さい! 臭みがなく香ばしい味わいとしっかりとした歯ごたえがありながらも楽に噛み切ることがでできる食感、やみつきになりますよ。こちらのメニューは、女性からの人気が高いとのことです。ちなみに、試食した男性陣のイチオシは、週末のランチタイム限定(用賀倶楽部のみ)の「肥前さくらポークの燻煙と白石レンコンのピッツァビアンカ 柚子胡椒マヨネーズ焼き」(1,700円)。こちらには桜チップでスモークされた、肥前さくらポークの肩ロース肉が使われています。デートや女子会など、どんな用途にも当てはまるメニューが勢揃いしている上に、用賀倶楽部のディナータイムには、有田焼の器で日本酒1杯が無料!(お酒が飲めない人には「佐賀農場の有機みかんジュース」を提供)。ぜひ一度、来店を。SNSに書き込むネタとしても使えそうですよ。
2014年01月24日九州の中でも控えめでおっとりした県民性だと言われる佐賀県人。そんな佐賀県がくまモン人気に影響を受けたのか、独自のゆるキャラを生み出し、そのキャラクターを駆使してご当地グルメを大々的にアピールしているという。早速突撃取材を試みた。そのキャラがいる場所は、佐賀県唐津(からつ)市。そう!佐賀市の西北に位置し、あの伝統工芸品「唐津焼」で有名な焼き物の町である。この町の頭文字をとって名付けられたのが、唐津城のイメージキャラクター「唐ワンくん」。唐津を一つにというスローガンを体現して、「唐ワン(一)」というネーミングという。この唐ワンくん、唐津城築城400年を記念して、2008年に誕生した。熊本県のくまモンのようなインパクトはないが、優しい笑顔が印象的な犬のキャラクター。きりりとした紫のかぶとをかぶっているのも特徴で、しつこさがなく上品な雰囲気のキャラクターである。ちなみに、かぶとにもいわれがある。唐津藩最後の藩主、小笠原長行(ながみち)のかぶとなのだ。今、このゆるキャラ「唐ワンくん」が熱烈にPRしているのが、唐津市の「唐ワン伽哩(カリー)」だ。佐賀県のご当地グルメといえば、シシリアン・ライスくらいしかなかった。そこで、この唐ワン君を旗振り役に唐津市が街をあげて応援しているのが、この唐津市の食材を駆使したオリジナルカレーなのだ。それにしても一体なぜ唐津焼のふるさとで、カレーなのか?どう考えても焼き物とカレーは結びつかないのだが、実は佐賀県は、一世帯あたりのカレールゥ消費量が全国1位だというのだ。この2008年度の総務省家計調査の結果を受け、唐津市では「唐ワン伽哩」企画を立案。日本で初めてカレーを食べたとされる教育者・山川健次郎(1854年~1931年)が、唐津出身の建築家・辰野金吾の義弟というご縁もあり、開発を進めてきたらしい。「唐ワン伽哩」を提供している市内の飲食店は、目印に黄色ののぼり旗を掲げている。店のカレーが「唐ワン伽哩」であるか否かの判断基準は、「カレーの中に1品以上唐津産の食材を入れること」などの3カ条が守られているかどうか。登録料3,000円を支払うと、販促ツール(=のぼり旗×1本、ランチョンマット×100枚、卓上POP×5枚)をもらえるので、それを使って各点イメージを共有してこのご当地グルメをPRしていくのだ。つまり広告フレームさえ統一すれば、あとは各店舗が自由にアイデアカレーを「唐ワン伽哩」として展開できる。この、ゆるい縛りが実に佐賀県らしい。参加第1号店として有名な、同市新興(しんこう)町の「檸檬樹(れもんじゅ)」を訪れてみた。この店では、パンを器にしたカレードリア(800円)で、焼きカレーやキーマカレー、カレーパン など多彩な味わいが楽しめる。早速、ユニークさで異彩を放つカレードリアをオーダーしてみた。字面を追うと、食パンの上にカレーが塗られているだけだと思うかもしれない。しかし違うのだ。焼きたての食パンの中央がくりぬかれており、カレードリアを盛る器として改造されているのだ。その焼きパンで作った入れ物の中に、あつあつのドリアがずっしりと盛り付けられている。つまり、器まで食べられるカレー。初の体験である。オーナーは「唐津の食材にこだわりました。うちの料理が地域活性化に役立てられれば」と話す。店舗には「唐ワン伽哩3カ条」なる、事務局のただし書きが飾られていた。読んで思わず、ほのぼのとする、3カ条である。一カレーライスの他、麺やパンにするも良し!二必ず、一品以上、唐津市の食材を入れるべし!三唐津ならではの、店主のこだわりを入れるべし!この優しさ。ストイックだが決してヒステリックにならないただし書きに、佐賀県らしいがにじみ出ている。地域の人々への愛情あふれる3カ条といえよう。このゆるーい縛りでそれぞれの店舗の魅力を最大限に発揮した「唐ワン伽哩」、唐津へいらした際にはぜひご賞味あれ! ●information檸檬樹(れもんじゅ)唐津市新興町2936-7【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日国登録記念物である御船山楽園(佐賀県武雄市)は、11月10日から11月25日まで、紅葉の夜間ライトアップ・イベント「たまゆらの夕べ」を開催する。同イベントは、御船山楽園の紅葉(もみじ)まつりの期間(11月1日から12月5日)に開催される。池のあぜを周回できるよう散策路を明かりで照らすことで、池泉回遊式庭園ならではの紅葉狩りが楽しめる。ライトアップのエリアは約2,000坪(6,750平方メートル)。さらに今年は、武雄市と武雄市観光協会の協力により、LED照明装置が貸与され、御船山岩壁のライトアップも行われるという。また、紅葉まつり開催期間中に特別公開されるかやぶき屋根の茶屋「萩野尾御茶屋」は、同イベントに合わせて公開時間を延長。さらに、開催期間中の22時から翌日1時までは、「御宿竹林亭」および「御船山観光ホテル」の宿泊者だけが利用できる深夜カフェも営業される。なお、同園の開園時間は8時から17時だが、同イベント開催期間中は22時まで延長。入園料は、大人(中学生以上)500円、子供(小学生)200円。昼夜共通券は、大人(中学生以上)700円、子供(小学生)300円となっている。詳細は、同園公式サイトを参照のこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月03日筆者は佐賀市出身だが、華やかな福岡の陰に隠れて佐賀の存在感はすごく薄いと感じることがしばしばある。東京で過ごした大学時代には、「佐賀出身です」と答えると「ああ!佐賀!」と言ったきり相手の笑顔が固まる様を、筆者は何度も見てきた。その後の会話が続かないのだ。悲しいことに、佐賀県が九州のどこにあるのかすら知らない人も多い。自分の故郷のあまりの知名度の低さに、サークルの歓迎コンパで女の子たちに出身を聞かれて、豪快な笑顔で「九州です」と返事をしてきた学生時代を思い出す。そしてその後、佐賀のお隣、福岡県の広告代理店に就職してはや10数年。40代になった今、あらためて全国クラスで有名な佐賀の名物を考えてみたが、瞬時には浮かばなかった。あえて挙げるなら……吉野ヶ里(よしのがり)遺跡くらいか?そんな佐賀に、B級グルメとして人気上昇中の料理がある。「シシリアンライス」である。B級グルメに詳しい人の間での知名度は高いらしい。しかし、筆者の職場、福岡の博多では、シシリアンライスを実際に食べたことのある人はほとんどいないのが現状だ。シシリアンライスとはどういう食べ物であるかを簡単に説明しよう。ご飯の上に肉とサラダがのっていて、そこにマヨネーズがかかっただけのシンプルな料理。しかし、味は絶妙である。現在は佐賀市内にある20店舗以上のレストランで提供されている。シシリアンライスのはじまりは昭和50年頃。佐賀市中心街にある喫茶店でスタッフのまかない飯として出されたことだという。調理法はサラダのように簡単なので、自宅でさっと料理することもできる。基本的な作り方は、まずご飯の上に甘辛いタレで炒めた薄切り肉(牛肉が多い)と玉ねぎを乗せる。その上にレタスやトマト、きゅうりなどの生野菜を盛り付けたら、最後にマヨネーズを網かけする。これだけだ。見た目は沖縄県のタコライスに近いかもしれない。ネーミングの由来は、トマトの赤、ゆで卵の白、キュウリやレタスの緑にある。この色味がイタリアの三色旗をイメージさせるということから、地中海に浮かぶシシリー島にちなんで名付けられたのである。ところで、今回の取材を兼ねてふるさと佐賀へ帰省した筆者は、佐賀市内に着くやいなや、おなかがすいて喫茶店へ入った。そして、やはりそこでもシシリアンライスに出合うことができた。店によって微妙に盛りつけや素材が異なるのも、このメニューの特徴だろうか。そして、さすがは看板ご当地グルメ。注文して5分足らずでシシリアンライスが運ばれてきた。やはり、本物のファストフードである。目の前に鎮座したシシリアンライスは、一瞬サラダと見間違うほど、ごはんの上に新鮮野菜がたっぷり乗っている。サラダの下には焼き肉らしきものを発見。つくりは実にB級グルメっぽい。フレッシュな野菜をマヨネーズが彩り、見た目は本当に鮮やか。シャキシャキしたサラダと焼き肉、ご飯の異なる食感がたまらない。そして、マヨネーズの甘さと、絶妙にマッチする甘辛な焼き肉の味付け。その濃い味をライスが吸収してくれて、何とも食べやすい。佐賀のユニークなところは、町が一丸となってこのメニューを盛り上げようと躍起になっているかというと、全然そうでもなさそうなところだ。九州B-1グランプリでシルバーグランプリを獲得しても、町の人々の関心度合いは変わらない。例えば静岡の「富士宮焼きそば」のように、「シシリアンライス研究会」のような団体が積極的に活動したり、名前にちなみ、三色旗を町中に立てたりというようなことはない。そして、この料理と佐賀県の認知度を高めようというようなリーダー的人物も……見渡す限り、ここ佐賀にはいなさそうだ。シシリアンライスを頬張る筆者の横では、地元のオヤジが黙々とカツカレーを食べていた。ちょっと肩透かしをくらった気分で食後のコーヒーを静かにすすっていると、ドヤドヤと県外からの観光客らしき女性たちが入店。シシリアンライスを一斉注文したのだ。そうそう。観光というのはこの華やかなノリだ。このノリがうまく動けば、巨万の富になるのだ。彼女たちの手には、有名全国誌の観光ガイドブックがしっかりと握られている。それにしては迎える側にサービス精神が乏しいというか、媚(こび)がないというか、覇気がないというか。……相変わらずだな、佐賀は、と思ったしだいである。大量のシシリアンライスの注文を受けた喫茶店のおばさんは、女性客たちの華やかさに気おされることもなく、かといって彼らと楽しく語らうこともない。ひとりカウンターの奥で淡々と、丁寧に新鮮野菜の盛り付けをはじめた。その、ゆっくりとした動きをじっと見ているうちにハタと気づいた。全国のブームに飛びつかず、あまり同調もせずサービスもせず、注文を受ければ、おいしいものをきちんとつくって素朴に出す。もしかしたら、これが(いや、「これこそが」)佐賀のいいところなのかもしれない。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年10月15日佐賀県有田町は400年の伝統がある焼き物の里。ここで焼成された磁器は江戸時代、ヨーロッパに輸出され、「伊万里(いまり)焼」と呼ばれて人気を呼んだ。一点数百万円する作家のものから数百円で買える日用品まで、幅広く焼き物がそろうこの町。いいものを探すコツはないものか、現地を訪ねてみた。江戸時代から残る古い町並みにたくさんの窯元や陶器問屋、陶器店などが集まる有田町。毎年ゴールデンウイークに行われる陶器市は、人出ランキングのなかで常にトップクラスにあるが、普段はのんびり人が行き交う静かな町だ。まずは気ままに散策しながら店をのぞいてみよう。店頭には手ごろな湯飲みや茶わんがいろいろ置かれているが、薄暗い店の奥には一点数万円というお宝ものの焼き物が無造作に飾られていたりもする。テレビの鑑定番組でごくごく普通に見える茶わんに「いい仕事してますね~」といって高い値段が付いたりするけれど、この町だったらそんなお宝にも出合えるかもしれない。でも、いい焼き物って分からない。同じように見える茶わんでも数百円ものがあったり2万円なんて値段が付いていたり、どんな基準になっているのだろう?奮発して高い器を買ったものの、実はさほどいい品ではなかった、なんてことはないのだろうか?そうした不安を解消すべく、ご当地の焼き物通に焼き物の選び方をご指南いただくことにした。お訪ねしたのは、長年にわたり有田の窯業界で活躍され、現在は有田町観光協会事務局長を務めておられる筒井孝司さん。早速お話をうかがうと、「まず、有田では価値に合わない値段をつけることはありませんのでご安心を。いい品はそれなりの理由があるんですよ」。やはりそうなんだ。「絵付けの色使いが多い、または描写が細かいものは、それだけ熟練工の手間と時間がかかりるので高くなります。焼き物の世界では、これらを『絵手間』といいます。複雑に見える絵でも、転写といって磁肌に絵を印刷したものは安いはずです」。なるほど、なるほど。「また、シンプルな無地の器でも、ろくろを使って一つひとつ作ったものと、工場で量産したものでは当然、値段は違います」。でも、どうやって見分けるのですか?「手作りのいい品は磁肌がなめらかで、手に持った時の軽さや感触が全く違います。それに平らなところに置いてもカタカタいわず、すわりがいいんです」。では、絵付けはどのように見たらいいのでしょう?「同じような絵柄のものを並べて線描きの部分をよく見比べてください。手書きものと転写ものは線の勢いや太さに違いがあって、なんとなく分かるはずです。また、手書きは白地の部分に汚れや絵の具の飛びがないかなどをチェック。転写ものでも気に入った品が見つかったら、絵柄にズレがないかだけは見極めましょう」。少しは見分けるコツがつかめたような気がします。ところで、安く買うコツってあるんですか?「有田の直売店では流通費用が加算されない分、2~3割はお安くなっていますから、有田に来るだけでお得に買い物ができるはずです。もっと安く買いたいなら、陶器市においでください」。やはり陶器市が狙い目か。市では陶磁器店が在庫品や等外品を蔵ざらえ、つまり処分するために格安で販売される。なかには数万円もする器が半値以下で出されることもあるというから、お宝探しにはもってこいだ。では、陶器市でいい焼き物を見分けるコツを教えてください。「陶器市では、いろいろな理由で出荷できない品が並びます。例えば、製造中どうしても出る不良品とか半端品などで、10点セットのうち1点だけ絵付けの色が少し薄かったというようなものですね。また、カタログから外れてしまった旧作品や量産する前に作るサンプル品といった面白い品も見つかりますよ」。さらに耳寄りな情報として、上級品やセットもの狙いなら品数が豊富な初日に、格安品を狙うなら最終日がいいとのこと。値切りも楽しみのひとつだから、無理のない範囲で楽しんでとアドバイスもいただいた。でも、ゴールデンウイークまで待てない。ところが11月には有田焼の新作発表を兼ねたイベント「秋の陶磁器祭り」が行われるという。残念ながら格安販売はないそうだけれど、まだ世に出てないデザインに出合えるのだとか。目を肥やす修業も兼ねて、これは行かなくちゃ。●information秋の陶磁器祭り日時:11月22日(木)~11月26日(月)場所:JR有田駅前から上有田駅一帯問い合わせ:有田観光協会【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月05日