健康保険組合連合会は13日、2011年度決算見込状況の集計結果を発表した。それによると、2011年度の赤字額は1,443組合全体で3,489億円に上ることが分かった。高齢者医療制度創設以降、4年連続で3,000億円以上の赤字となり、累積赤字額は1兆6,068円に上るという。2011年度の経常収入は、前年度比3,638億円増の6兆6,494億円、経常支出は同2,972億円増の6兆9,983億円。保険料率引き上げなどによる保険料収入の増加により、赤字額は前年から667億円減少した。赤字組合は1,101組合で前年から14組減少したが、依然として約8割が赤字であることが判明。組合の赤字総額は、前年度比473億円減の4,363億円となった。また、財政難が原因で解散する組合も増えており、2012年3月末の組合数は前年同期の1,458組合から15組合減った1,443組合だった。保険料収入総額は、前年度比3,751億円増の6兆5,156億円。これは、約4割の組合が保険料率を引き上げたことと、平均標準報酬月額および平均標準賞与額が増加したことが主な要因と見られる。平均保険料率(2月末)は7.987%(調整保険料率含む)で、前年より0.315ポイント増加。保険料率を引き上げた組合は、全体の39.6%となる571組合(平均引き上げ料率0.808%)で、調整保険料の徴収を開始した1981年以来過去最高となった。うち、前年度から2年連続で保険料率を引き上げた組合は206組合に上る。同連合会は「平均標準報酬月額や平均標準賞与が伸び悩み、そのうえ被保険者数が減少するなか、増え続ける法定給付費や支援金・納付金等を賄うために保険料率を引き上げた結果」だと分析している。一般保険料率の中に設定された後期高齢者支援金・前期高齢者納付金等に要する「特定保険料率」の平均は、前年より0.207ポイント増の3.596%。協会けんぽの平均保険料率(9.50%)以上の組合は、全体の7.3%となる105組合だった。支出について見ると、法定給付費総額は前年度比840億円増の3兆5,293億円。被保険者1人当たり額は22万5,885円で、同5,673円の増加となった。支援金・納付金等総額は同2,302億円増の2兆8,721億円で、過去最高を記録。このうち、後期高齢者支援金等は同951億円増の1兆4,087億円、前期高齢者納付金・退職者給付拠出金等は同1,350億円増の1兆4,633億円と大幅に増加した。高齢者医療制度等への拠出金額は、2007年度に比べ5,500億円も増加し、2008年度からの4年間の拠出金総額は約11兆円に上る。同連合会によると、2012年度の予算早期集計では、健保組合全体で5,782億円の赤字が見込まれるという。「高齢者医療制度改革が実施されるまで、増え続ける高齢者医療制度への支援金・納付金と法定給付費を保険料率引き上げで対応せざるを得ず、この状態が続けば、やがては解散に追い込まれる組合が続出することが危惧される」と同連合会は指摘している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月14日チューリッヒ保険(以下チューリッヒ)は9日、八十二銀行と提携しチューリッヒの自動車保険およびバイク保険を八十二銀行の個人向けインターネットバンキングを通じて販売を開始した。八十二銀行のインターネットバンキングに加入の顧客は、八十二銀行のホームページを通じてチューリッヒの自動車保険およびバイク保険の見積りから契約の締結までを行うことが可能となった。八十二銀行のより多くの顧客に同社の商品について知ってもらうために、インターネットでの見積りと契約の操作方法を案内するチラシを銀行の各支店で配布している。このたびの販売開始を記念して、9月9日から11月30日までの間、八十二銀行のインターネットバンキングよりチューリッヒの自動車保険またはバイク保険の見積りを保存した人全員に500円の図書カード、また、契約するとさらに500円の図書カード(合計1000円)をプレゼントするキャンペーンを実施している。チューリッヒは、これまでも継続的に銀行でのインターネットによる自動車保険およびバイク保険の販売に取り組んできた。今後も、さまざまなチャネルを通じて同社の保険商品を案内することにより、顧客の利便性を高めていくと同時に、顧客にとってより価値のある商品とサービスの開発に努めていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月12日借金はできればしないほうがいい。しかし必要に迫られてお金を借りなければならないとき、「自分や家族の生命保険を使って借りる」選択肢を考えてもいいかもしれません。他の方法よりも低利で借りられる場合があります。安易に高利のカードローンなどに頼る前に、自分や家族がどんな保険に入っているか確認してみてはいかがでしょうか。自分や家族が被保険者になっている保険を使ってお金を借りる仕組みを「契約者貸付」といいます。定期保険のような掛け捨ての保険では使うことはできませんが、貯蓄性のある保険であれば利用が可能。貯蓄性のある保険とは終身保険、養老保険、こども(学資)保険、個人年金保険など。途中で解約すると「解約返戻金」(積立金)が戻ってくるタイプの保険です。契約者貸付は、保険に積み立てられている解約返戻金を担保にして保険会社からお金を借りる仕組み。お金を借りなくても、保険を解約すれば解約返戻金を受け取ることはできますが、同時に保障がなくなってしまいます。いっぽう解約返戻金を担保にお金を借りると、保障はそのまま続けることができます。契約者貸付という仕組みは、「万が一のときのために保険にはこのまま入っておきたい。しかし、今は一時的にお金が必要で、他の方法よりも有利にお金を借りられる」という場合に有効な借り入れ方法です。借りるお金の用途が限定されない点もメリットのひとつです。貸付限度額は、解約返戻金の80~90%以内としている保険会社が多いようです。もともと解約返戻金は、支払った保険料の一部が積み立てられるもの。したがって保険料を払う期間が長くなるほど増えていきます。逆に、契約して間もない保険の解約返戻金はさほど多くなく、貸付限度額も少額で、必要な借入希望額には届かないかもしれません。貸付利率は契約時期などによって保険会社が決めていますが、支払った保険料の運用利率である「予定利率」よりも高く設定されています。ある大手生命保険会社は、貸付利率を次のように設定しています。市場金利が高かったころの保険契約は貸付利率も高く、低金利時代になってからの貸付利率は低くなっていますね。契約者貸付を利用するには、保険会社のコールセンターなどにアクセスすれば、条件を確認することができ、他の借り入れ方法と比較した有利、不利を判断することができます。加入している保険が契約者貸付を利用できるものか?貸付限度額はいくらか?貸付利率は何%か?貸付期間はいつまでか?なお、契約者貸付の返済期間は保険期間が満了するまで(保障が終了するときまで)。カードローンや住宅ローンのように毎月定期的に返済するのではなく、返済期間中に一部、あるいは全部を返します。返済時期や金額は自由。ただし、貸付利率は複利で、利息は元金に組み込まれるため、いつ返してもいいからと油断していると、知らないうちに金額が膨れあがり返済がたいへんになるので注意が必要です。また、返済が終わらないまま満期を迎えたり、被保険者が死亡したときは、満期保険金や死亡保険金から元金と利息が差し引かれて受取人に支払われます。生命保険に加入する大きな目的は、死亡など万が一の事態に備えるため。その保険を使ってお金を借りるのも、「のっぴきならないやむを得ない事情」に限定したほうがいいですね。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月12日海外旅行時に起こった盗難事故補償や、病気補償がついているクレジットカードは多いですよね。それに引かれてカードを選んだ方も多いかも。しかし、範囲や程度はどのくらい?けがや病気のときはどこまで補償してくれるの?旅行じゃなくて長期滞在なら、別に入ったほうがいいの?不安や疑問がいっぱいあるカード保険について、金子秀人損害生命保険事務所の所長であり、海外旅行保険のアドバイザーとして、多くの信頼を寄せられている金子秀人さんに教えてもらいました。■旅行費用をクレジットカードで支払った場合のみ適用になるカードもある――クレジットカードに付帯している海外旅行保険はどの程度使えますか?「約款(規定)は、一般の海外旅行保険と同じだと思ってください。また、クレジットカードに付帯している海外旅行保険なら、一般の保険のように、時間と手間をかけて契約する必要がないのもメリットと言えます。ただし、クレジットカードに付帯している海外旅行保険は、海外に行けば自動的に保険が適用される『自動付帯』と、その旅行に関する交通費をクレジットカードで支払った場合のみ適用になる『利用付帯』のものがあります。海外に行けば自動的に保険が適用になっているとは限らないのです」(金子さん)――ほかにも、注意したほうがいいことはありますか?「補償項目が少ない場合や保険金額(補償の額)が低い場合、自己負担金がある場合があります。クレジットカード会社やクレジットカードの種類による違いが大きいです。各補償項目の有無と保険金額(補償の額)をしっかりと確認してみることが大切です。また、旅行前にコールセンターの電話番号を確認しておくことを忘れないでください」また、盗難事故の保険金を請求する場合、その携行品の購入時の領収証や保証書の提出を求められる場合があるとのこと。万が一のときに、スムーズに補償してもらうためにも、レシートなどをとっておくといいかもしれませんね。■クレジットカード付帯の海外旅行保険は、出発日から3カ月まで――留学など、長期間の滞在にも、保険が適用になるのですか?「クレジットカード付帯の海外旅行保険の多くは、出発日から3カ月までです。ですので、長期滞在の場合は、一般の海外旅行保険を利用する必要があります。海外旅行保険には、日本を出発する前にしか加入できないので、注意が必要です」――複数のクレジットカードを持っている場合、どこのクレジットカードに申請すればいいのでしょうか?「複数のクレジットカードを持っている場合は、すべてのクレジットカード会社に連絡する必要があります。そして、それらの会社が、按分して補償してくれます。たとえば、200万円補償してくれるクレジットカードを2枚持っている人が、4万円の治療を受けたとき、それぞれの保険が2万円ずつ補償、300万円の治療を受けたときは、150万円ずつ補償してくれます。ただし、死亡補償は保険金額が多い保険会社が補償します」なるほど、クレジットカード付帯の海外旅行保険は、賢く使うと便利なのですね。ちなみに、クレジットカードに国内旅行保険が付帯されていれば、当然、国内旅行時の補償がされるとのことです。「病気や怪我の医療費は補償されませんが、ほかの補償項目は海外旅行保険と同じだと思っていただいていいと思います」と金子さん。ぜひ、この機会に、お手持ちのクレジットカードの補償項目を調べてみてくださいね。取材協力:金子秀人損害生命保険事務所 臼村さおり)
2012年09月11日T&D保険グループの太陽生命は5日、西日本シティ銀行において、学資保険「わくわくポッケ」(正式名称:5年ごと利差配当付こども保険(07))の販売を開始した。「わくわくポッケ」は顧客の教育資金計画に合わせて学資金等の受け取り方を2つのプランから選択できる保険。また、契約者が3大疾病などで所定の状態になったときに保険料の払い込みが免除される特約を付加することも可能。これにより、太陽生命では教育資金準備を必要とする多くの顧客に高品質の商品・サービスを提供していくとしている。2つのプランから選択可高校・大学入学時の学資金に重点をおいた「しっかりプラン」、子どもの成長にあわせて祝金を受け取れる「すくすくプラン」から選ぶ祝金・学資金の支払日は10月1日推薦入学などで納付時期が早い場合の入学金や資金準備に活用できる保険料の払い込みは15歳まで教育費の負担が重くなる前に保険料の払い込みは満了する契約者が万一のとき、以後の保険料払込が不要契約者が死亡したとき、以後の保険料の払い込みは不要。保険料払込免除後も保障は継続し、祝金・学資金・満期祝金を受け取ることができる「こども保険保険料払込免除特約」を付加できる契約者が3大疾病(ガン(悪性新生物)・急性心筋梗塞、脳卒中)で所定の状態に該当したときや、所定の疾病障害状態、要介護状態、身体障害状態のとき、以後の保険料払込が不要。保険料払込免除後も保障は継続し、祝金・学資金・満期祝金を受け取ることができる【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月10日三井住友カードは3日、シンクライアント型電子マネー決済端末の販売事業者であるトランザクション・メディア・ネットワークス(以下TMN)に出資し、電子マネーアクワイアリング事業を一層拡大していくと発表した。TMNのシンクライアント型電子マネー決済端末は、各種電子マネー決済やNFCの全規格に対応しているほか、決済に関する情報が端末に残らない安全性の高いシステムである点が主な特長となっている。電子マネーの利用は着実に増加を続けており、三井住友カードではTMNのシンクライアント型決済端末の導入を推進することで、加盟店における電子マネー決済の拡充と利便性の向上を図っていく。また、三井住友カードは今後も加盟店の多様なニーズに対応するサービスの提供を検討し、加盟店の利便性向上に努めていくとしている。各種電子マネー決済に対応現在、「Suica」、「iD」、「QUICPay」の決済に対応しており、本年度内に「楽天Edy」にも対応予定NFCの全規格に対応従来の電子マネー決済端末と異なり、1台の端末において、FeliCaとTypeA、BのNFCの全規格に対応安全な情報管理決済に関する情報はセンターで管理するため、端末内に決済に関する情報が残らない安全性の高いシステムポイントなどの販促、個人認証などの多様な機能を搭載TMNのセンターシステムに各種アプリケーションを実装することで、1台の端末で決済、ポイント・電子ギフトなどの販促、個人認証などの多様なサービスの提供が可能タブレットやスマートフォンを端末として利用可能従来のPOS端末やクレジットカード端末にとどまらず、タブレットやスマートフォンを端末として活用することもでき、利用シーンやニーズに応じたサービスを提供することができる【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月04日クルマを愛する家庭にとってガソリン代、車検費用、自動車保険料は欠くことのできない必要経費。なくてはならないものだからこそ、コストは最小限に抑えたいですよね。しかし、自動車保険の損害率(損保会社が受け取った保険料に対する支払った保険金の割合)は上昇傾向が続いています。1995年度の損害率は59.1%でしたが、2010年度は71.4%に。15年間で10%以上、損保会社の収益は悪化しているのです。これをうけて損保各社では、ここ数年自動車保険の改定を行っています。2013年もノンフリート等級などの大きな見直しが行われる予定です。値上がりにつながる改定が続いているだけに、自動車保険料を抑えるコツ(KTM)を身に付けて、保険料アップに負けない知力を養いましょう。自動車保険は生命保険と違って、受け取る保険金の金額を下げて保険料を安くすることが難しい保険です。対人賠償、対物賠償は事故の相手や場所を選べないことを考えると「無制限」に設定しておくのがベスト。車両保険は乗っているクルマの時価以上の保険金を付けることができません。自分のカラダを補償する人身傷害補償だって、事故による後遺障害を考えると、ある程度は手厚く備えたいものです。つまり、自動車保険に組み込まれている基本補償の保険金額に関しては、保険のかけ過ぎはほとんどないといっても過言ではありません。では、どこで保険料を節約するのか。ポイントは「KTM」です。「KTM」の見直しキホンを重視し(K)、対象を絞り(T)、免責を活用する(M)自動車保険は基本補償(対人賠償、対物賠償、人身傷害補償、車両保険)と特約を組み合わせでできています。各社で魅力的な特約がいくつも開発されていますが、自動車保険の核は基本補償です。基本はしっかり、その他(特約)は欲張らないのが肝心です。自動車保険は保険金を支払う対象を絞り込むことで、保険料を安くできます。運転者の年齢と補償の対象になる範囲は徹底的にチェックしましょう。まず、その車を運転する可能性のある人の年齢を書き出し、年齢条件区分とあっているかを確認します。保険期間の途中で誕生日を迎え、それにより年齢区分を変更できる場合は保険会社にすみやかに連絡しましょう。年齢区分が切り替わるタイミングで保険料が再計算され、年払いの場合、払った保険料の一部が戻る可能性があります。運転者が本人だけなのか、配偶者や子供も運転するのか、家族以外の人が運転する可能性があるのかも併せて書き出しましょう。運転するのは家族だけ、という場合は「運転者限定特約」を付けると保険料が安くなります。この場合の家族には、結婚して別居で暮らしている子どもは対象にならないことがあるので注意してください。車を2台以上保有されている家庭で10代~20代前半の子どもが運転する場合、子どもが運転する車は1台だけに決めておきましょう。そうすれば、年齢条件区分を広く設定するのは1台だけでよくなり、他の車の自動車保険料を抑えられます。最近では、60歳以上のドライバーの保険料を高めに設定している保険会社も増えたので、高齢者が運転する場合も同様の取り決めをしておくと効果的です。車両保険も補償の対象を限定すると保険料は大幅に安くなります。たとえば、オールマイティーに補償する「一般条件」に比べて、当て逃げと単独事故を保険金支払いの対象外にした「エコノミー+A」にすると、保険料は半値程度に下がります。単独事故を起こしたときの修繕費は自分で払うと覚悟を決めて、安全運転を心掛ければ保険料は安くなるのです。車両保険を「付けない」とすることもできますが、ローンを組んで購入した場合や修理代を立て替えるだけの余裕がない場合は付けておくのが賢明です。車両保険を付けていないと、事故の相手と過失割合でもめたときに修理費を立て替えなければいけません。何百万円もする資産価値の高い車に乗っている場合は車両保険を付けること。この後にお話しする「免責設定」を上手に活用して、保険料を節約しましょう。保険は本来、火災や大黒柱の死亡・後遺障害など、発生頻度は少ないけれど、起きたときに家計に与える影響の大きい損害をカバーするものです。ある程度の資産を持っている人であれば、単独事故でコツンとぶつけた傷を修理する費用を自腹で払ったとしても、家計は痛くもかゆくもないはずです。もしもあなたが、少額の損害に関して貯蓄を取り崩して対処すると覚悟を決めるのなら、あなたが入っている車両保険の保険料をもっと安くすることができます。免責金額(自己負担金額)を高めに設定するのです。免責金額には0円から10万円までさまざまなバリエーションがあります。1回目の事故は0円で、2回目以降は10万円という設定も可能です。この免責金額が高ければ高いほど、車両保険料は安くなります。免責金額とは全損以外の場合に、損害額から差し引いて保険金を支払うものです。車の修理費が保険金額以上となったり、盗難に遭い発見されなかったり、修理できない状態になったときは全損となります。その場合は免責金額に関係なく、車両保険金額が払われることになります。相手のいる事故でお互いに過失がある場合、相手からもらえる賠償金はまず免責部分を埋めてくれます。5万円、10万円の免責を設定していても、自己負担が発生しないケースは少なくありません。2013年は、事故を起こして保険を使った人の保険料が今よりも高くなる改定が盛り込まれる予定です。自動車保険は高額事故に備えるものと割り切って、免責金額を活用してみてはいかがですか?【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月30日神奈川県は24日、利用者の利便性を高め、サービスの充実・向上を図るため、上下水道料金の支払いにクレジットカード払いを導入し、10月から申し込みの受付を開始すると発表した。カード払いの申込受付開始は10月1日13時からで、パソコンまたは携帯電話(からインターネットを通じて「Yahoo!公金支払い」を利用しての申込みとなり、24時間いつでも手続き可能(申請書による受付は行わない)。申込みにあたっては、「上下水道使用量のお知らせ」または「上下水道料金のお知らせ兼領収書」(8月検針分以降のもの)に記載されている、「使用者番号」および「お客様番号」を入力する。申込受付後に行った検針分に係る料金から、クレジットカードによる収納を開始する。利用可能なクレジットカードは、VISA、MasterCard、JCB、ダイナース、American Expressのいずれかのロゴマークが入ったクレジットカード。事前に登録し、継続的にクレジットカードで支払うことになり、1回の料金請求ごとにその都度支払いの申込みを行うわけではない。また、窓口などでクレジットカードを提示して支払う方法も行わないという。具体的な手続きなどの問い合わせは、神奈川県営水道お客さまコールセンター(電話0570-005959)で案内している。カード払いの対象地域は、相模原市(緑区の一部を除く)、平塚市、鎌倉市、藤沢市、小田原市(一部)、茅ヶ崎市、逗子市、厚木市、大和市、伊勢原市、海老名市、綾瀬市、葉山町、寒川町、大磯町、二宮町、箱根町(一部)、愛川町(一部)の12市6町の県営水道の給水区域。逗子市は対象外となり、開始時期については改めて告知される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月29日AIU保険(以下AIU)は24日、企業のあらゆるリスク(国内)に対応する「事業総合賠償責任保険(STARs)」に、アジア現地保険の上乗せを補償する特約として、海外リスクにも対応する「アジアアンブレラ特約」を9月1日より販売すると発表した。アジア地域への海外進出企業が増加の一途をたどる昨今、賠償資力確保を目的として大企業のみならず、中小企業においても海外での事故による巨額な賠償責任への補償ニーズが高まってきている。これを受けて、現地で加入する保険(保険の付保規制により、日本で海外現地リスクを対象とした保険には加入不可。現地での保険の用意を推奨)では補償が不足する大きな事故を補償する特約を開発した。通常は、施設賠償、生産物賠償、請負賠償、その他自動車保険や使用者賠償など発生する事象の対象ごとに保険に加入するが、同特約は、広範囲にわたり事業を営む企業向けにさまざまなリスクを一保険で包括的に傘(アンブレラ)のように包む補償が特徴。補償対象地域をアジア地域に限定することで保険料を抑え、中小企業の顧客でも加入しやすく、海外で起こる巨額な賠償責任に対応する特約になっているという。アンブレラ補償 - 1事故・保険期間中 3億円損害賠償金 / 訴訟費用、弁護士報酬・調停に関する費用 / 賠償請求の解決のために支出した費用海外危機対応費用補償 - 1事故・保険期間中 500万円謝罪広告掲載費用 / マスコミ対応費用 / コンサルティング費用(PR会社を紹介)アジア地域で生じた事故などの賠償リスクについて、保険支払限度額が50万ドルを超える損害を補償(アジア地域で発行する現地保険の上乗せ補償として機能する)現地での保険加入の場合英語の証券が主流だが、同商品は日本語による証券を発行。補償内容が理解しやすい事故の発生による自社のブランドイメージ回復のための費用として、「海外危機対応費用補償」を用意中小企業の顧客も加入しやすいように、アジア現地での売上高、自動車保有台数などの申告で保険料を見積り、簡単な保険加入が可能現地で雇用した従業員に業務上災害が生じた場合の使用者賠償責任保険の上乗せニーズや、保有する社用車での事故により多くの犠牲者を出す大惨事となった際の自動車保険の上乗せニーズなど、アジア地域での賠償リスクやその経済的ダメージが従来より大きくなる傾向にあり、現地で加入する補償では足りない場合も増えてきているという。同特約では、事故対象ごとに保険加入する必要がないため、企業のリスクマネジメントが簡易になるほか、「事業総合賠償責任保険(STARs)」にて国内リスク対応を、「アジアアンブレラ特約」でアジア地域における巨額リスク対応をすることで、海外進出企業の日本本社におけるガバナンスも強化されるとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月29日日本損害保険協会は23日、地震保険広報活動を8月25日からスタートすると発表した。同協会では、地震保険について、法律に基づき国と損害保険会社が共同で運営する保険として、被災者の人の「生活再建の立ち上がり資金」を確保し、生活の安定に寄与するという大変重要な役割を担っているとし、地震保険の理解促進および普及促進は損害保険業界の社会的使命と認識している。昨年に発生した東日本大震災では、約1.2兆円の地震保険金が支払われた。この保険金は契約者の保険料から支払われているものであり、まさに助け合い・支え合いの制度となっている。広報活動では、昨年度に引き続き「イマシリ先生(声:中嶋朋子さん)」が、テレビ・新聞・ラジオ・インターネット・ポスターなどを通じて、「いま知りたい、地震保険の話。」として、地震保険の仕組みや契約方法などについて分かりやすく話すとともに、一部のテレビ・新聞では、協会長をはじめとして、各地の同協会関係者が出演し、地震保険について話すとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月24日大同火災海上保険はこのほど、1月から6月までの間、自動車保険契約の適正化を進める観点から、自動車保険契約に係る割引適用漏れがないかなど自主調査を実施し、調査の結果、保険料の過収が確認された契約については、それぞれ該当する顧客に払い戻しをしていると発表した。保険契約の適正性確保について、同社は「保険会社の極めて基本的な責務であるにもかかわらず、多くのお客さまに対してご迷惑をおかけしましたことを衷心よりお詫び申し上げます。今後このような事態が発生することのないよう、役職員一同全力を挙げて再発防止策に取り組んでまいりますので、今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう重ねてお願い申し上げます」としている。対象者には同社より封書を送付しているが、まだ払い戻しを受けていない人は下記まで問い合わせを。TEL : 0120-331-364受付時間 : 9:00~17:00(土日・祝日および12/31~1/3を除く)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日「マイホームを買うときは、生命保険を見直して毎月支払っている保険料を削減し、家計を節約するチャンス!」とよく言われます。ただこれは、マイホームを買うまでにちゃんと必要十分な生命保険に入っていた場合の話。もともと十分な保険に加入していなかった人などは、住宅の取得が保険料の削減に結びつかないケースもあります。マイホームを買う人の多くは、自己資金だけでは足りない資金を住宅ローンを使って工面します。そして、住宅ローンを組むとき、ほとんどの民間金融機関では団体信用生命保険(以下、団信)の加入を義務づけられます。団信に加入していると、住宅ローンの返済中に借りている人が死亡・高度障害状態になった場合、その時点のローン残高と同額の保険金が金融機関に支払われます。そのおかげで遺族はその後のローン返済を免れることができます。家族にとっては、一家の大黒柱でもある世帯主が死亡したときの備えとなります。また金融機関にとっても、貸したお金を確実に回収する手立てをあらかじめ講じることができます。団信は、ローン契約者に健康上の問題がなければ加入することができます。そして、加入できれば保険料は金融機関の負担、つまり、契約者からみるとタダになります。なお、「フラット35」という住宅ローンは、団信への加入が強制ではなく任意で、加入する場合の保険料は契約者の負担になります。「住宅ローンを借りるときに、なかば強制的にもう1本生命保険に入るのだから、これまで加入していた生命保険と合わせると保障が過剰になるはず」というのが、「マイホーム購入時の保険見直し・保険料削減」の”リクツ”ですが、それは、これまでどんな保険に加入していたかによります。不測の事態が発生したときに団信のおかげで負担が減るのは、住宅ローンの返済だけ。ということは、それまで加入していた生命保険に住居関係費用の保障が厚く乗っていた場合にのみ、保障内容を見直して保険料を削減することができることになります。たとえば、家を買う前に賃貸住宅暮らしをしており、万が一世帯主が死亡したあとも、遺族がずっと賃貸暮らしを続けるという前提で保障額を決めていた場合などです。長期間の家賃が保障額に盛り込まれているため、保険金額は高くなっているはずです。このような人が、住宅ローンを借りて団信に入ると、家賃分の保障を削減でき、毎月支払う保険料を削って家計をスリム化することができるのです。一方、家賃分を保障額に組み入れていない保険に入っていた場合は、たとえ見直しをしても保険料は削減できません。たとえば、世帯主が死亡したら配偶者が実家に戻ったり、働いて収入を得ることを前提に保障額を決めていた場合などです。また、夫婦ともに、入っている保険が医療保険や個人年金保険だけで、死亡保険に入っていない場合なども同様です。とはいえ、自分が入っている生命保険に、どんな保障が、いつまでついているのかを正しく把握している人は多くなさそうです。申し込むときに理解したつもりでも、時間が経つと忘れてしまいがち。そのうちに、子どもができて家族構成が変わり必要な保障額が変わってしまったりします。マイホーム購入のような人生の重大な決定をするときや、節目となるライフイベントを迎えるときは、加入している保険の内容を分析し、どんな保障がいつまで続くのかを確認するキッカケにしたいものです。必要な保障が必要な時期まで過不足なく確保できている状態がベスト。不足していたら保障を新たに加え、過剰なら削減する。そうすることでマイホームでの新生活は、いっそう安心できるものになるはずです。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日クレジットカードは現金を持たなくても買い物ができて、利用金額に応じてポイントやマイレージが貯まる便利なカードです。でも、使い方を誤れば、家計を圧迫したり、不正利用などで痛手を被ることも。今回は誰にでもできるクレジットカードの有効活用術を紹介します。百貨店やドラッグストアのポイントカード、レンタルビデオ店の会員カードがクレジットカード化していることもあって、何枚もカードを保有している人は多いようです。しかし、保有枚数が多くなるといろんな問題が生じます。財布を盗まれた時の手続きの煩雑さやポイントの貯まりにくさもそうですが、もっとも大きいのは散財しやすくなる点です。スーパーなどが発行するクレジットカードを何枚も持ち歩き、お店ごとに使い分けている人、いますよね? なぜそんな面倒なことをするかというと、ポイントを効率よく貯めたいからです。このような使い方をしていると、私たちの脳は「必要な品物をできるだけ安く買う」という本来の目的を忘れて、「ポイントを効率よく貯める」思考に切り替わります。すると、ポイントを貯めるために買い物をするようになり、「買いすぎる=浪費」が多くなるわけです。それに「ポイント2倍」というとすごくお得に感じますが、実はそれほどではありません。カードのポイント還元率(利用した金額からいくらの金券がもらえるかを表したもの)はそれほど高くないからです。クレジットカードのポイント還元率は1%が標準です。高くても2%未満、低いものの中には0.5%以下のカードもあります。ポイント還元率1%のカードが2倍になったとしても、1000円買って10円のポイントが20円になるだけ。0.5%還元のカードであれば、5円→10円です。その程度のメリットであるならば、買い物の誘惑を排除するのが家計にやさしい選択といえるでしょう。お財布の中には日常的によく利用するお店のカードか、ポイント還元率の高いカードを1枚入れておけば十分。特に誘惑に弱いタイプの人であれば、買い物をするぞと決めたときだけ財布にカードを入れるようにしましょう。いつもニコニコ現金払いでも無理なくポイントを貯める方法があります。日常生活をする上で必ず払わなければいけない費用をクレジットカード払いにするのです。電気、ガス、新聞、電話(固定・携帯)、インターネットプロバイダー利用料、NHK受信料、ケーブルテレビ受信料、国民年金保険料は大半がカード払いできます。生命保険やがん保険、医療保険、自動車保険の保険料もカード払い可が増えています。居住地によっては水道料金や国民健康保険、固定資産税や軽自動車税などの公金も支払えるところもあります。一度手続きをしてしまえば、後は自動的に引き落としてくれ、ポイントも勝手に貯まっていきます。このような使い方をする場合は、ポイント還元率の高いカード1枚に集約するのがベストです。似た言葉に「ポイント付与率」がありますが、ここを見てはいけません。ポイント付与率は利用金額に対してどれだけのポイントが得られるかを表したものです。たとえば100円で1ポイントもらえるカードの付与率は1%です。しかし、1000円の商品券に交換する際に必要なポイントが、1000ポイントなのか500ポイントなのかによって、オトク度は違います。1000ポイントの場合は、利用金額10万円に対して1000円の商品券が戻ることになり、ポイント還元率は1%になります。一方、500ポイントなら利用金額5万円で1000円戻ることになり、還元率は2%です。付与率だけでは有利、不利を判断できないので、見る必要はありません。リボ払いは使った金額にかかわらず、あらかじめ決めておいた金額を支払う返済方式です。使った金額が高ければ返済期間が長く、少なければ短くなるというしくみです。月々の返済額が一定なため、当初は余裕をもって暮らすことができます。しかし、利息(リボルビング手数料)が実質年率15%と高く、かつ、使った金額と返済額とのギャップによりお金を使った感覚が麻痺してしまい、返済能力以上に買い物をしてしまう人も少なくありません。返済額によっては、何年も払っているのに、元金はまったく減っていなかったというということも珍しくないのです。なので、リボ払いは絶対に使わないこと! 「年会費無料でポイント還元率が高くなる」というセールストークでリボ払い専用カードを勧められても、ほいほいと契約してはいけません。カードの支払いは1回または2回払いを心がけてください。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月22日共栄火災海上保険はこのたび、10月1日以降を保険始期日とする自動車保険(総合自動車保険「KAPくるまる」、一般自動車保険「KAPベーシス」「ドライバー保険」)の商品改定を実施すると発表した。同改定では、契約者間の保険料負担の公平性を高めるために、主にノンフリート等級別料率制度の改定や記名被保険者年齢別料率制度を導入するとともに、顧客により満足してもらうために事故や故障の際の車両搬送などにかかる費用補償の特約化(自動付帯)や従来のロードサービスの拡充を図るとしている。ノンフリート等級別料率制度の改定ノンフリート等級別係数(割増引率)の細分化 : これまでの制度では、事故の有無にかかわらず、同じ等級の契約者であれば同一の割増引率を適用していたが、「事故があった契約者」と「事故がなかった契約者」とで、継続契約に適用する割引増率に差を設ける等級すえおき事故の廃止と1等級ダウン事故の新設 : 車両盗難・飛び石・落書きなどの事故については「等級すえおき事故」としていたが、「1等級ダウン事故」として取り扱う被保険者年齢別料率制度の導入「KAPくるまる」および「KAPベーシス」の一部の車種に、記名被保険者の年齢区分によって保険料が異なる料率制度を導入長期分割払制度の改定ノンフリート等級別料率制度の改定に伴い、従来の長期分割払制度「ちょうき安泰」に替わる商品として「ちょうき安心」を販売。「ちょうき安心」は1年度目、2年度目の事故の有無によって2年度目、3年度目の保険料が変更となる長期分割払商品車両搬送・引上げ費用補償特約の新設とロードサービスの拡充従来のロードサービス「助っ人くん」の一部(車両搬送・引上げ)を特約化(自動付帯)し、適用対象車種を全契約に(除く販売用自動車・受託自動車)に拡大するとともに、従来のロードサービスの内容も拡充車対車・車両全損時一時金特約「買い替えくん」の新設相手自動車が確認できる車対車の事故により契約の車が全損となった場合に、買い替えにかかる諸費用などへの補償として、車両保険金額にかかわらず車両保険金とは別に一律10万円を支払う特約を新設する上記の他にも、顧客のニーズに即したより満足してもらう商品・サービスを提供するために、各種割引制度の改定や特約の新設・改定・廃止などを実施していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日13日からの記録的な大雨により京都府宇治市が災害救助法適用地域に認定されたことから、日本損害保険協会は被災地域において、各損害保険会社による保険料の支払い猶予などの特別措置が受けられる場合があると発表した。各種損害保険(火災保険の総合保険、自動車保険の車両保険および傷害保険など)には台風などによる水害をはじめとする自然災害を補償するものがある。また、災害救助法が適用された地域の契約者が被害を受けた場合、各損害保険会社は、火災保険、自動車保険、傷害保険などの各種損害保険について、保険料の支払い猶予などの措置をとる場合もある。今回の大雨被害では、京都府宇治市が災害救助法適用地域に認定された(8月14日現在)。○印は、補償の対象(損害の程度が一定以上の場合に補償の対象になるという条件や支払われる保険金に限度が設けられていることがある)になることを示す。△印は、地震などによって河川の堤防やダムが決壊し、洪水となったため生じた家屋・家財の流失、埋没によって生じた損害を補償。(※注1)火災保険では、地震・噴火・津波による損害は、火災損害(延焼・拡大を含む)を含め補償されない。(※注2)自動車保険(車両保険)には、地震・噴火・津波による損害を補償する特約もある。契約している損害保険が「自然災害を補償する損害保険」に該当するか、詳しくは損害保険会社または代理店に問い合わせを。0570-022808(ナビダイヤル:有料)受付時間9:15~17:00(土・日・祝日および12/30~1/4を除く)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日共栄火災海上保険はこのたび、10月1日以降を保険始期日とする自動車保険(総合自動車保険「KAPくるまる」、一般自動車保険「KAPベーシス」「ドライバー保険」)の商品改定を実施すると発表した。同改定では、契約者間の保険料負担の公平性を高めるために、主にノンフリート等級別料率制度の改定や記名被保険者年齢別料率制度を導入するとともに、顧客により満足してもらうために事故や故障の際の車両搬送などにかかる費用補償の特約化(自動付帯)や従来のロードサービスの拡充を図るとしている。ノンフリート等級別料率制度の改定ノンフリート等級別係数(割増引率)の細分化 : これまでの制度では、事故の有無にかかわらず、同じ等級の契約者であれば同一の割増引率を適用していたが、「事故があった契約者」と「事故がなかった契約者」とで、継続契約に適用する割引増率に差を設ける等級すえおき事故の廃止と1等級ダウン事故の新設 : 車両盗難・飛び石・落書きなどの事故については「等級すえおき事故」としていたが、「1等級ダウン事故」として取り扱う被保険者年齢別料率制度の導入「KAPくるまる」および「KAPベーシス」の一部の車種に、記名被保険者の年齢区分によって保険料が異なる料率制度を導入長期分割払制度の改定ノンフリート等級別料率制度の改定に伴い、従来の長期分割払制度「ちょうき安泰」に替わる商品として「ちょうき安心」を販売。「ちょうき安心」は1年度目、2年度目の事故の有無によって2年度目、3年度目の保険料が変更となる長期分割払商品車両搬送・引上げ費用補償特約の新設とロードサービスの拡充従来のロードサービス「助っ人くん」の一部(車両搬送・引上げ)を特約化(自動付帯)し、適用対象車種を全契約に(除く販売用自動車・受託自動車)に拡大するとともに、従来のロードサービスの内容も拡充車対車・車両全損時一時金特約「買い替えくん」の新設相手自動車が確認できる車対車の事故により契約の車が全損となった場合に、買い替えにかかる諸費用などへの補償として、車両保険金額にかかわらず車両保険金とは別に一律10万円を支払う特約を新設する上記の他にも、顧客のニーズに即したより満足してもらう商品・サービスを提供するために、各種割引制度の改定や特約の新設・改定・廃止などを実施していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日13日からの記録的な大雨により京都府宇治市が災害救助法適用地域に認定されたことから、日本損害保険協会は被災地域において、各損害保険会社による保険料の支払い猶予などの特別措置が受けられる場合があると発表した。各種損害保険(火災保険の総合保険、自動車保険の車両保険および傷害保険など)には台風などによる水害をはじめとする自然災害を補償するものがある。また、災害救助法が適用された地域の契約者が被害を受けた場合、各損害保険会社は、火災保険、自動車保険、傷害保険などの各種損害保険について、保険料の支払い猶予などの措置をとる場合もある。今回の大雨被害では、京都府宇治市が災害救助法適用地域に認定された(8月14日現在)。○印は、補償の対象(損害の程度が一定以上の場合に補償の対象になるという条件や支払われる保険金に限度が設けられていることがある)になることを示す。△印は、地震などによって河川の堤防やダムが決壊し、洪水となったため生じた家屋・家財の流失、埋没によって生じた損害を補償。(※注1)火災保険では、地震・噴火・津波による損害は、火災損害(延焼・拡大を含む)を含め補償されない。(※注2)自動車保険(車両保険)には、地震・噴火・津波による損害を補償する特約もある。契約している損害保険が「自然災害を補償する損害保険」に該当するか、詳しくは損害保険会社または代理店に問い合わせを。0570-022808(ナビダイヤル:有料)受付時間9:15~17:00(土・日・祝日および12/30~1/4を除く)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月21日SBI損害保険(以下SBI損保)は1日より、「SBI損保のがん保険(自由診療タイプ)」(正式名称がん治療費用保険)の販売を開始している。厚生労働省「平成21年 人口動態調査」によると、1981年以来、がんは日本人の死因第1位になっており、年間約74万人の人が、がんと新たに診断されているという。その一方で、早期発見、早期治療をすることで、がんは治せる時代になってきたとも言われ、最善な治療を選択することで生存率も高まっている。近年は、医療技術の進歩によって、がんの予防法、診断法をはじめ治療法の選択肢が広がってきているが、選択する治療によっては公的保険が適用されず高額な治療費を患者自身が負担しなければならないケースも生じている。「SBI損保のがん保険(自由診療タイプ)」は、公的医療保険制度の給付対象とならない新たな治療法が随時確立する”今のがん治療”にあわせて、誰もが費用を心配することなく希望する最善の治療を選択し、安心して治療に専念してもらうことをコンセプトに開発した商品になっているという。補償される費用は、先進医療だけでなく自由診療なども含めた実際にかかった治療費だが、公的医療保険制度にて保障されるべき金額(公的保険診療で可能な診療を自由診療にて行った場合の公的保険診療相当分、高額療養費相当額)は支払いの対象外。治療費等の実額を支払う他の保険契約がある場合は、他の保険契約を含めた治療費の実額が限度となる。実際にかかった治療費を実額補償がんの治療費を心配することなく、最適な治療を受けてもらうために実際にがん治療にかかった費用を実額で支払う先進医療だけでなく、自由診療も補償公的保険診療の自己負担分や先進医療だけではなく、自由診療でもがん治療にかかった費用を支払う。希望する最善の治療を選択して、がん治療に専念できる通院治療費は最大1000万円まで補償抗がん剤治療による通院や退院後の補助療法まで補償。しかも、通院日数に制限がなく、退院後も安心してがんの通院治療を続けることができるインターネットを活用した割安な保険料30歳男性の場合で月額970円(保険期間5年)。インターネットを活用し、業務を徹底的に効率化して削減できたコストを保険料に還元【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月10日エディオンとイオンクレジットサービス、イオンは7日より、エディオン店舗にてイオンが展開する電子マネー「WAON」の決済サービスを開始した。サービス対象店舗は、エディオン店舗357店。内訳は直営家電店舗全店(イシマル、エイデン、ミドリ、デオデオ)319店舗と、直営非家電店舗(ネバーランド広島本店、携帯電話ショップの一部)19店舗にフランチャイズ店舗(沖縄県内店舗と、京都府内の一部店舗)の19店舗。利用可能なカードとモバイルは、「WAONカード」「イオンカード(WAON一体型)」「イオンJMBカード(JMB WAON一体型)」などすべてのWAONカードに加え、「モバイルWAON」「モバイルJMB WAON」のモバイル版WAONにも対応している。サービス内容は、サービス対象のエディオン店舗にて電子マネー「WAON」で決済すると、200円(税込)で1WAONポイント(「JMB WAON」「イオンJMBカード」などのマイレージ一体型(JMB)を利用する場合は1マイル)が付与される。さらに、エディオンのカード会員は、サービス対象のエディオン店舗において「WAON」で決済した場合でも、エディオンポイントも同時に付与される。さらに8月18日から9月11日までの期間中に、サービス対象のエディオン店舗にて1回のレジ精算につき2000円(税込)以上を電子マネー「WAON」で支払うと100WAONポイントがもらえる「WAON」スタート記念キャンペーンが実施される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月10日病気やケガによる入院や手術に備えて医療保険に入りたい」と思っても、持病を抱えていたり、病気で通院、服薬中など、健康上の理由で医療保険への加入を諦めざるを得ない場合があります。そんな方を対象に、現在ではいろんな保険会社が「引受基準緩和型医療保険」を提供しています。一般の医療保険とは違う「引受基準緩和型医療保険」にはどんな特徴があり、どんな注意が必要なのでしょうか?「引受基準緩和型医療保険」は、おもにシニア層をターゲットにした保険商品です。生命保険や医療保険に入りたくても、持病があるなど、健康上の理由で入れない人の割合は、年を重ねるほど高まる傾向があります。死亡保障の必要性は子どもが自立すると低くなりますが、医療保障は「自分が生きていくための保障」。”安心を買う”意味合いの強い保険において、医療保障への関心は、若い頃よりもむしろ体力や健康に不安を抱える高齢期のほうが高まりそうです。シニア層のボリュームが厚くなっているいま、「引受基準緩和型医療保険」を提供している保険会社は17社にも及び、各社が販売に力を入れています。医療保険に入るときは、ふつう、自分の健康状態や過去の病歴を正しく保険会社に申告する「告知」という行為が必要です。そして、告知内容によっては保険に加入できない場合があります。保険会社から「リスクが高い」と判断されると、入りたくても入れないのです。通常の標準体の人が入る医療保険のおもな告知事項は以下の通りで、健康状態や過去の病歴を広く問う網羅的な内容になっています(告知項目は保険会社によって異なります)。いっぽう、「引受基準緩和型医療保険」のおもな告知事項は次の通り。項目がシンプルで、質問事項も限定的です(告知項目は保険会社によって異なります)。「引受基準緩和型医療保険」は、告知項目を絞り込むことによって、通常の医療保険に入れない人でも加入することができる可能性を高めています。加入前にかかっていた病気の再発・悪化による入院や手術でも給付金を受け取ることができます。また、同じ「引受基準緩和型医療保険」でも、これまで加入が難しかったうつ病、神経症、慢性肝炎などの人でも加入しやすい商品も出てきています。「引受基準緩和型医療保険」の保障内容は、通常の医療保険と同じように、入院1日あたりの入院給付金、手術給付金、先進医療給付金などから構成されていますが、大きな特徴のひとつは、契約日から1年間は、給付金額が半額に減額されること。たとえば、入院給付金1日1万円、手術給付金10万円の保険に入り、次のような入院、手術があった場合、受け取ることができる給付金の合計は、下のようになります。入院給付金日額1万円×50%×20日間10万円日額1万円×20日間 20万円手術給付金手術給付金10万円×50% 5万円合計 35万円また、通常の医療保険と比較すると、支払う保険料の金額は2~3割増になります。標準体の人よりも入院や手術の確率が高い分、リスクの高さに応じて保険料は割高に設定されるのです。そもそも医療保険は、病気やケガによる入院・手術などに対して給付金という「お金」が払われるもの。したがって、予備的な「お金」をしっかり貯蓄している人は、保険に入らなくても手元資金で十分に対応できるかもしれません。もともと、公的健康保険制度の仕組みのなかに、医療費の自己負担額を一定の範囲に抑制できる「高額療養費制度」もあります。それは、70歳以上になるといっそう充実し、負担額をさらに抑えることができるようになっています。民間の医療保険は、入院したり手術を受けないとお金を受け取ることができませんが、貯蓄にはいろんな使い道があります。高齢期になって加入する医療保険は、若い時期に加入するよりも支払う保険料が高くなり、出費がかさみます。健康や体力への不安を、すぐに医療保険の加入に結びつけなくてもいいのではないでしょうか。通常の医療保険を申し込んで加入できなかった人も、その理由が申し込み時点での診察・検査・治療・投薬で、しばらく待てば入れる可能性が高い場合は、「引受基準緩和型医療保険」よりも保険料が割安な通常の医療保険に入ったほうがいいでしょう。そして「引受基準緩和型医療保険」に入る場合は、複数の会社の商品の保障内容や保険料を確認し、家計への負担が過度に重くならないように配慮するようにしましょう。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月08日オリエントコーポレーション(以下「オリコ」)は、人気アニメ作品『魔法少女まどか☆マギカ』とタイアップしたクレジットカード(『魔法少女まどか☆マギカMasterCard Upty』)の募集を8月1日より開始した。『魔法少女まどか☆マギカ』は、第15回文化庁メディア芸術祭アニメーション部門の大賞受賞(2011年)をはじめ、アニメ作品史上最高のBD(ブルーレイディスク)の売上枚数を記録したほか、今秋には映画化(10月2作公開、2013年新作公開の全3作品)も決定している。同社は映画をはじめ関連コンテンツともタイアップし、初年度5000人の入会を目指して会員募集を実施するとしている。年会費は初年度年会費無料、2年目以降1312円(税込)。ただし、年間1回以上のショッピング利用で次年も無料。発行記念キャンペーンとして、9月20日までに入会した人の中から先着50人、抽選で200人にこの秋公開映画の劇場鑑賞券(前・後編セット)がプレゼントされる。会員特典として、オリジナルプレミアムカード(全8種類)を毎月1枚プレゼントされるほか、すべてのカードを集めると専用台紙がもらえる。オリジナルプレミアムカード(全8種類)と専用台紙をそろえると、ほかでは入手することができないというオリジナルの画き下ろしイラストが完成する。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日日本損害保険協会は7月から、損害保険募集人が保険募集に関する知識・業務のさらなるステップアップを目指すしくみとして「損害保険大学課程」を実施していているが、このほど同課程のコースの認定取得者に与えるシンボルマークなどを公表した。同課程には、「専門コース」と「コンサルティングコース」の2つのコースを設けており、8月末に「専門コース」の認定取得者が誕生する。「コンサルティングコース」は2014年6月から試験を実施するため、同コースの認定取得者は同月末に誕生する。それぞれのコースの認定取得者には、取得コースに応じ、専門コースについては「損害保険プランナー」、コンサルティングコースについては「損害保険トータルプランナー」という称号およびシンボルマークを名刺などへ表示することを認めている。このシンボルマークは、認定取得者が『損害保険』にかける「想い」や「誇り」をイメージし、顧客に真の安心・安全を提供する損害保険募集人であることを表現しているとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日ネットショッピングが普及するにつれ、決済手段も多様化している、中でも注目したいのが、クレジットカードと同じように使えるVisaプリペイド『Vプリカ』。Vプリカは、ネットでのクレジットカード決済が不安だという人でも、カード発行無しで安心・安全にネットショッピングが楽しめるのが特徴だ。プリペイドでありながらVisaオンライン加盟店であれば、世界中のサイト(月次課金など一部サイトを除く)で利用できるため、クレジットカードを入力するのが不安だという人にとってはうってつけのサービス。今回は、あらためて『Vプリカ』の特徴について、ライフカードの三井真実さんにインタビューした。ここで、あらためて、『Vプリカ』について振り返ってみたい。Vプリカは、カード発行無しの国際ブランド(Visa)付きプリペイド(前払い方式)。Vプリカを購入するには、会員登録し、アカウントを開設。コンビニのチケット端末や、クレジットカード、ペイジーで購入することができる。購入できる券種は、3,000円 / 5,000円 / 10,000円 / 20,000円 / 29,000円の5種類。クレジットカードに必要な本人確認資料や審査が不要で、18歳以上であれば24時間365日購入可能。ネットショッピングに必要なカード番号や有効期限等は会員専用画面「Myページ」で確認でき、同じページ内で利用明細や残高も確認できる。残高が無くなった時点で、Vプリカのカード番号は無効になるので、使い過ぎや万一の情報流出にも安心な設計。また、一時的にカード番号を無効にする「セキュリティロック」機能も付帯しており、ユーザーにはうれしいサービスである。ビザ・ワールドワイドの調査によると、ネットショッピング決済時にメインカードを利用する人が9割を超える一方、クレジットカード決済経験者の3割近くがメインカード利用に不安を抱いているという。ライフカードではこのようなユーザーの声に応えるために、より安心・安全・便利にネットショッピングが楽しめるように、2011年6月30日、『Vプリカ』を発売するに至った。以下では、発売から約1年たった今、『Vプリカ』がどのように利用されているかなどについて、ライフカード プリペイド事業推進課の三井真実さんにインタビューした内容を紹介したい。――あらためて、御社で『Vプリカ』を開発・発売した狙いをお聞かせください。まず、他の会社で発行していないものを、というような意識はありました。ネットショッピングはどんどん普及していますが、クレジットカードを持っていない人は、ネットショッピングを利用する機会が限られてきます。特に、海外サイトなどを利用したい場合は、クレジットカード決済でないと利用が難しい場合が多くあります。クレジットカードを持っていない人でも、ネットショッピングを楽しんでほしい、そのための先駆けになるようなサービスとして、『Vプリカ』を開発・発売しました。また、クレジットカードを持っている人でも、個人情報などの観点から、カード番号などをネットで入力するのが不安という人も数多くいます。『Vプリカ』は、残高が無くなった時点で、カード番号は無効になるので、そういった人達に対しても、安心・安全にクレジットカード利用する手段として、『Vプリカ』を使っていただきたいという思いもありました。――なるほど。どんな人でも安心・安全にネットショッピングを楽しむことができるように、『Vプリカ』を開発されたのですね。開発に本格的に着手したのは、いつごろになるのでしょうか?2010年の秋にプロジェクトチームを発足させ、本格的な開発に入りました。ASPサービスを利用したので、約半年でリリースできました。――『Vプリカ』をネット専用のカードにしたのはなぜですか?やはりこれからの時代、ネットショッピングがますます伸びていくだろうという展望があったからです。また、リアルのプラスチックカードを作らないため、コストが削減できるという狙いもありました。――ネットショッピングを利用する方々はさまざまな層にまたがると思いますが、『Vプリカ』はどのような顧客層を想定していましたか?20代~30代のネットショッピングの利用に慣れている男性が主な顧客層になると想定していましたが、実は当初あまり想定していなかった使われ方をしていることが、発売してから分かりました。というのも、海外のオンラインゲームの需要が、相当数あることが分かったのです。海外サイトはクレジットカードしか決済手段がない場合が多いですが、リアルのクレジットカードを使うのは少し怖いという方もいらっしゃると思います。『Vプリカ』であれば、セキュリティロックもかけられますし、VISA認証サービス(3-Dセキュア)も搭載していますので、安心して利用できます。ですので、海外のオンラインゲームを利用する際、私どもの『Vプリカ』を使っていただく方が、非常に多くなっているのです。――そのほかに意外な使われ方をしていたというのはあったのでしょうか?アマゾンでの利用などが多いのも、嬉しい”想定外”のことでした。例えば、無名のサイトや海外サイトであれば、クレジットカードでネットショッピングをするのが不安ということで、『Vプリカ』を利用する人が多いことは予想できていたのですが、国内の有名大手サイトを利用するのが不安という人がそれほどいるとは見込んでいませんでした。――なるほど。嬉しい”意外”な使われ方をするケースも多かったのですね。そのほかに、例えば、こんな人に使ってほしいというのはありますか?さきほど、20代~30代のネットショッピングの利用に慣れている男性をコアの顧客層として想定していたという話をしましたが、例えば、主婦の方々にもぜひ『Vプリカ』を使っていただきたいですね。主婦の方でオンラインゲームが好きな方は数多くいらっしゃいます。『Vプリカ』は使える金額が決まっているので、決められた範囲内でお金を使うことができ、使いすぎを防止することができます。それと、やはり女性は買い物が好きですし、特に今は円高の影響で海外サイトで安く購入できたりするので、ネットでのクレジット決済は怖いなという女性には”響く”サービスとなっていると思います。また、Vプリカのそれぞれのカードには、用途別など名前を自分で付けることができます。例えば、「ゲームサイト用」「アプリ用」などですね。そうすれば、家計簿的な使い方もできると思います。ちなみに私は、「魔法のカード」と名づけて利用しています(笑)。また、学生の方々にも利用してほしいと考えています。学生さんはクレジットカードを持っていない人も多いと思いますので、審査不要ですぐに使えるVプリカは大変便利です。普通のネットショッピングはもちろんのこと、アプリなどをネットで買う際に、利用いただけたらと思います。親御さんが、『Vプリカ』を、仕送り代わりに学生の方に送るというのも、一つの使い方ではないでしょうか。――実は私の母親も、以前はインターネットすらやっていなかったのですが、最近ネットを使うようになって、頻繁にネットショッピングをしているようです。そうした、中高年の利用というのは見込まれますか?そうですね。中高年の方はネットでの買い物にクレジットカードを使うのは不安という人も多いと思います。ネットショッピングの買い物の導入というか、入門としても、『Vプリカ』を使っていただくというのは、非常にいい事だと思います。私も先日、母の日にVプリカギフトを送りました。「ネットでも安心・安全なんだよ」と言って送ったら、その「安心・安全」という言葉が響いたみたいで、それからは自分でも頻繁に利用しているようです。最近では、体重計を買ったと言っていました(笑)――20~30代の男性だけでなく、主婦から学生、高齢者の方々まで、幅広い層の利用が今後も見込まれそうですね。最後に、ネットショッピングは今後どういう発展をし、『Vプリカ』は、どのような使われた方をされるとお考えですか?スマートフォンの普及などもあり、ネットはますます身近なものになっていくと思います。また、購入対象も、音楽や映画、電子書籍などのコンテンツがどんどん広がっています。そうしたものを買う際に、安心・安全・便利に利用できる『Vプリカ』を活用していただくシーンは、ますます多くなっていくのではないでしょうか。――『Vプリカ』について、本当に良く分かりました。本日はありがとうございました。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月31日三菱UFJニコスは7月18日オープンのミュージカル劇場「東急シアターオーブ」を運営する東急文化村と提携し、iPhoneを使いクレジットカード及び銀聯カードに対応できるカード決済ソリューション「ペイメント・マスター」の導入で合意し、同施設オープン時から取り扱いを開始した。「ペイメント・マスター」とは、iPhone(またはiPod touch、iPad)をカード決済端末に転用するシステムで、同社とフライトシステムコンサルティングが共同で開発し、2010年9月に市場に投入したもの。このシステムは、カード情報が端末に残らない設計となっているので、時と場所を選ばずに安全な処理が可能だという。「東急シアターオーブ」は、4月にオープンした複合商業施設「渋谷ヒカリエ」の11階に位置する、総客数1,972席(1-3階席)の大型ミュージカル劇場。同社は、顧客利便性の向上と決済業務の効率化を目的に、劇場内の商品(音楽CD・DVDソフト、本類など)販売での代金受領に同システムの導入を決めた。なお、同劇場には国内外からの多数の来場が見込まれるため、銀聯カードを含めた国際ブランドに対応可能な同システムの機能性も評価されたという。カード払いの具体的な手順は、(1)販売員がiPhoneに専用カードリーダを装着、(2)続いて顧客のカードを読み込んで、金額等をタッチパネルに入力、(3)銀聯カードの場合のみ顧客が暗証番号をタッチパネルに入力、(4)モバイルプリンターから出力したレシートに顧客がサイン、して完了となる。三菱UFJニコスは、今後も同システムを通じて、レジ前の行列緩和や「レジの場所を自由に動かしたい」といった加盟店ニーズに的確に対応していきたいとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月20日アメリカンホーム保険は、来店型保険ショップ『保険クリニック』(全国156店舗 : 2012年6月末現在)を展開し、総合保険コンサルティングサービスを行うアイリックコーポレーションと提携し、『保険クリニック』公式ホームページからアメリカンホーム保険の自動車保険、医療保険、ガン保険、など5商品の申し込みができるサービスを17日から開始した。これにより、顧客は、『保険クリニック』にて同社が発売する商品詳細の説明を聞き、その場でインターネットでの契約手続きを完了することが可能となる。なお、インターネット割引が適用となる商品については、このスキームにおいてもインターネット割引が適用される。アメリカンホーム保険は、従来の電話やインターネットだけでなく来店型保険ショップでも商品の提案ができるとし、アイリックコーポレーションでは、来店型保険ショップをセカンドオピニオンとして利用する顧客のニーズに応えられるという両社のメリットを踏まえ、今回のスキームを構築するに至ったとのこと。対象商品は、以下の通り。・ リスク細分型自動車保険・ みんなのほすピタる3,000 総合医療タイプ(新・医療総合保険)・ ガンになったことがある方も入りやすい みんなのほすピタる緩和告知型ガン保険(引受基準緩和型特約付帯の新・医療総合保険)・ ワンコイン保険(普通傷害保険)・ 盗難対策(支払用カード・個人情報不正使用被害等補償特約付盗難保険)【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月18日クレディセゾンは13日、学研パブリッシングの小学生向け学習教材”まんがでよくわかるシリーズ”『クレジットカードのひみつ』の企画・制作に協力し、全国約2万2,000校の小学校および約3,000館の公立図書館に本書を寄贈すると発表した。「まんがでよくわかるシリーズ」は、こどもたちが理解しやすいようにさまざまなテーマをわかりやすくまんがで描いた人気シリーズで、20年以上にわたりこどもたちに親しまれている。今回初めて発刊される『クレジットカードのひみつ』では、クレジットカードの仕組みや使い方、そして将来像にいたるまでわかりやすく解説している。現在、クレジットカードでの支払い機会は日常化しており、今後も引き続き日々の生活に密着して利用機会は拡大していくことが想定される。そうした中、同社は同書を通じて、将来を担うこどもたちにクレジットカードについての正しい知識や使い方を学ぶことができる教材として、本書を活用してもらいたいとしている。また、同書籍への協力以外に、自然の素晴らしさが体感できる赤城自然園運営を通じて環境保全活動、サッカーやテニスを通じたスポーツ振興活動、企業探求を通じて考える力を醸成する教育事業活動など、次世代を担うこどもたちをサポートする活動を幅広く行っていく。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日三菱UFJニコスとJR東日本メカトロニクスは、共同で開発に取り組んできたクレジットカード・銀聯カード・Suicaを含む交通系電子マネーに対応したクラウド型マルチ決済システムを完成させ、名称を「J-Mups(ジェイマップス)」(Joint Multi Payment Processing System)とし、10日から専用決済端末の設置を開始した。両社は2011年5月の共同開発の基本合意以降、システムの詳細設計や運用方法の策定、店舗での試行導入などに注力してきた。今般、決済端末の開発及びクラウド型のサーバを有する「J-Mupsセンター」の立ち上げ準備を完了させ本稼働にこぎ着けた。なお、三菱UFJニコスは2012年5月24日付けで、「J-Mupsセンター」においてクレジットカード情報保護の国際基準「PCIDSS」の準拠認定を取得し、情報セキュリティ強化に向けた安全対策を講じている。本システムは、サーバーに集約した各決済などの機能を、加盟店設置の決済端末やPOSからインターネット経由で利用(決済)できる仕組み。特長は、各種規格の電子マネーや販路サービス(ポイントプログラム、電子クーポンなど)などのアプリケーションを追加できる(1)「拡張性」、決済端末の(2)「低価格化」、(3)「高セキュリティ化」、クレジットカードの(4)「高速処理化」を実現したこととなっている。また、加盟店は申し込みから(5)「約2週間で端末設置」を完了でき、(6)「24時間365日対応のヘルプデスク」が利用できる。なお、クレジットカード・銀聯カード・交通系電子マネー対応の”クラウド型マルチ決済システム”の商用化はわが国初となるとのこと。両社では、他カード会社や電子マネー事業者にも本システムの採用を呼びかけ、多彩なアプリケーションを用意し、加盟店の多様なニーズに的確に対応できるクラウド型の次世代決済基盤の実現を目指していくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月17日通天閣を運営する通天閣観光と三井住友カードは12日、クレジットカード(Visa、MasterCard)、電子マネー「iDTM(アイディ)」「PiTaPa(ピタパ)」「WAON(ワオン)」、および中国人向け決済サービス「銀聯(ぎんれん)」を通天閣のチケットブースや物販店などに導入し、13日にサービスを開始すると発表した。このたび多様化する利用者の決済ニーズに対応するため、通天閣のチケットブース・お土産販売店・カフェにて、クレジットカード・電子マネー「iD」「PiTaPa」「WAON」および「銀聯」の決済に対応する。これにより利用者にとってはスムーズな決済が可能となるうえ、通天閣観光にとっても現金管理リスクが抑えられるほか、レジの混雑緩和に繋がるため双方の利便性が高まる。また、大阪のシンボルとして存在する通天閣で「銀聯」に対応することで、より一層多くの中国人観光客の来場が期待できる。なお、サービス開始に合わせて通天閣にて13日に式典を開催する。同式典は、電子マネー「iD」「PiTaPa」「WAON」および「銀聯」決済が可能になることを、通天閣の守り神・幸福の神様であるビリケン像に奉納するもの。今後も両社は協力し、利用者の更なる利便性向上と、各決済サービスの利用促進を図っていくとしている。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月13日学校法人関西学院は、13日より三井住友カードと契約を締結し、フューチャーコマースが提供する仕組みを採用して、インターネットを通じた外国人留学生入試における検定料のクレジットカード収納を開始した。これまで関西学院では、海外からの検定料の支払方法を海外送金のみの受付としていて、外国人留学生は海外送金にかかる高額な手数料を負担する必要があった。また、振込手続き後に振込金証明書及び、外国送金依頼書等の写しをFAXにて同校へ送信するなど、事務手続き負担も大きく、かねてより外国人留学生にとって負担の少ない支払方法を検討していた.このたびの取り組みにより、2012年度から外国人留学生は、関西学院の入試要項に案内されたインターネット上の検定料払込画面から、クレジットカード(Visa、MasterCard)を利用して、時間・場所を問わず支払手続を完結できるようになり、外国人留学生にとって事務手続き、費用共に負担の少ない方法で利用が可能となる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月13日保険は「亡くなったとき」「病気で入院したとき」「火災などで損害をこうむったとき」「交通事故を起こしたとき」などに保険金や給付金が支払われますが、それと同じようなものを共済でも扱っています。保険と共済ってなにが違うのでしょうか。このシリーズの第8回で書いたように、保険には生命保険と損害保険がありますが、生命保険会社も損害保険会社も金融庁の認可を受けた会社で、不特定多数の人を対象にして保険を販売しています。一方共済は、特定の団体に属する組合員が、亡くなったときや災害にあったときになどに助け合うための仕組みで、営利を目的としていない点が保険と大きく違います。1年間に組合員から集めた掛け金(保険でいう保険料)が、その年に支払った共済金(保険でいう保険金・給付金)や経費の総額を上回って剰余金が出た場合は、それを組合員に割戻金として払い戻します。また共済は生命保険と損害保険に分かれておらず、1つの共済で両方を扱うことができるのが特徴です。保険会社は保険業法という法律によって規制されていて、万一破たんした場合に加入者を保護する制度も整えられています。同じように共済の中でも大手のものは、それぞれ所轄する官庁の監督を受けています。これに当たるのが、JA共済(農林水産省)、都道府県民共済、全労済、COOP共済(以上は厚生労働省)です。以前はこれ以外にも数多くの共済がありましたが、組合員保護の仕組みがなく、中には集めた掛け金を私的に流用して組合員に大きな損害を与える共済が出るなどして社会問題となりました。そこで、2005年に保険業法が改正され、こうした無認可の共済の廃止が決まり、事業を継続する場合は、保険業の免許をとって保険会社になるか、少額短期保険業者として財務局に登録するかのいずれかを選択することになりました(ただし、公務員共済や職場・学校内にある共済、対象が1000人以下の共済などは対象外)。こうして生まれた少額短期保険会社の扱う保険は、いずれも保険期間が1年または2年、保険金額は最高で1000万円までの掛け捨て型です。保障が小さいことから、”ミニ保険”と呼ばれることもあります。ミニ保険には、死亡保険、医療保険、ペット保険などのほか、これまでになかったユニークな保険があります。たとえば、登山などで遭難したときに捜索費用が払われる保険、コンサートなどに行かれなくなったときにチケット代を補償する保険などです。医療保険では、糖尿病患者向けの保険、知的・発達障害者のための保険などもあります。さがせば、自分のニーズに合ったミニ保険が見つかるかもしれません。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月09日