吉田鋼太郎主演「おいハンサム!!」の最終回が2月26日オンエア。吉田さん演じる源太郎の最後のセリフに「私もしっかりしないと」「どんな人生になっても楽しもうと思った」など勇気づけられる視聴者続出、「定番化希望」と続編の要望も数多く上がっている。本作は東海テレビ×日本映画放送の共同製作により、伊藤理佐による“食”と“恋”を描いた人気コミック「おいピータン!!」&「おいおいピータン!!」を中核原作に、「渡る世間はオヤジばかり」「チューネン娘。」「あさって朝子さん」など伊藤氏の数ある人気コミックのモチーフを加え実写化。“昭和頑固親父”感あふれる伊藤源太郎を吉田さんが演じるほか、捨てたはずの元カレと様々な店で出くわす長女・由香に木南晴夏。夫の浮気が発覚し離婚し、実家に帰省した次女・里香に佐久間由衣。エリートサラリーマンと別れた三女の美香に武田玲奈。そんな家族を支える母親の千鶴にはMEGUMI。由香の元カレで源太郎の取引相手でもあるが、由香との交際の過去は隠している大森利夫に浜野謙太。漫画家志望でだらしなく美香に愛想をつかされたユウジに須藤蓮。美香と結婚しようとしていたがフラれた大倉学に高杉真宙。由香の不倫相手の竜也に久保田悠来。美香の同僚・シイナに野波麻帆。シイナと親しい楠山に山中聡。大森の同僚の渡辺に太田莉菜。大森の会社の新入社員・山下に京典和玖といったキャストが出演。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。1年前に宝くじを買った伊藤家だが、娘たちはそのことをすっかり忘れていた。娘たちを前に源太郎は宝くじの束を見せたうえで、封筒をみせ「この中にはその宝くじで当たった金額を書いたメモが入っている」と伝える。くじは換金の期限が昨日で終わっており、当選金額を知ったところで受け取ることはできない。そのうえで金額を知りたいかどうか訊ねる源太郎。見るか見ないかで揉める姉妹に「お前たちの人生は可能性に満ちている」と告げ、日々の小さな選択から職業やパートナーなど人生の大きな選択まで、様々な選択をして生きていると続ける。その翌朝、子どもの頃よく通った道を歩く伊藤家。娘たちを見送る源太郎は「日々の選択の中で、無数に枝分かれする可能性の道のうち、今、現実に歩くその道を歩き続けなさい」と言葉を送る。「そう思ったら何も恐れる事も後悔する事も無いんだろうな」「それぞれが何を選ぼうと今進む道を行く!私もしっかりしないとな」「大切な人にはたくさん会って、どんな人生になっても楽しもうと思った」「毎日、選択の連続。選択し続け前を向いて歩こう!」など、このセリフに勇気づけられた視聴者からの投稿が殺到。「未来に繋がるハッピーエンドが良かった。season2あると良いな」「昭和の渡る世間の様に、令和のおいハンサムがホームドラマとして定番化希望」など続編を求める声もあがるなか、「次女の本の相手は出ないままか」「アフリカの夜のお相手が気になりすぎる」「アフリカの夜のひとはだれだったんだろ。これは続編あるのか?」など、里香が間違えて本を持ってきてしまった男性について触れたコメントも数多く投稿されている。(笠緒)
2022年02月27日私立恵比寿中学、アンジュルムなどのアイドルソング、アニメソングの作詞家として活躍している児玉雨子さん。初小説集『誰にも奪われたくない/凸撃』が早くも話題だ。「誰にも奪われたくない」は、銀行勤めをしながら作曲家としてもがんばっている園田レイカと、レイカが楽曲提供したアイドルグループ「シグナルΣ(シグマ)」のメンバー佐久村真子(まこ)の関係性の変化を軸に、彼女たちの生きづらさの正体に迫る一編。「凸撃」は、YouTubeで喧嘩凸待ちを配信している〈せまみち〉こと宏通が、顔も生年月日もプロフィールで晒している未成年の〈金キング〉とのやりとりから始まる短編。どちらも、いわゆるシスターフッドやブラザーフッドとは少し違う“連帯の形”が描かれ、はっとする。「人間関係がヒリヒリしている現代において、ネットは悪しきイメージを持たれている部分もあるけれど、匿名やハンドルネームの存在だからこそ、本音が言い合えるとか、つながり癒される瞬間があるのではないかと。実名と同じ名前で活動していたとしても、仕事や社会における名前の意味は、プライベートのそれと違うはず。現実とオンラインの世界が地続きでフラットにつながっている“イマドキの人と人との距離感”のリアリティは、書いてみたいなと思っていました」「誰にも~」で、思わず首肯してしまうのは、レイカ視点で描かれるふたりの距離感の捉え方や、社会や世相を斬る鋭い観察眼。たとえば、レイカと真子との関係は、ある盗撮動画がネットにアップされることによって変わっていく。「アイドルが不祥事を起こすと『男の影響』、整形する女の子に対しては『モテたいから』というように、紋切り型で決めつけてくる。社会の文脈へのアンチテーゼというか、そこにノーを言いたかったんです」「凸撃」でも、せまみちと金キングが次第に心を寄せほっこりしていたかと思いきや…。展開もお見事。「現実は、こんな距離感に落ち着くことも多いのかなと。ただ、どういう顛末であれ手を取り合った瞬間があるのはすばらしいなと」随所にちりばめられている作詞家ならではの刺さるフレーズといい、2編をつなぐ人物を登場させるアイデアといい、鮮烈なデビュー作だ。『誰にも奪われたくない/凸撃』「編集さんとのやりとりはセッションみたいでした」と振り返る。作中曲「ジルコニアの制服」を自身で作詞作曲、YouTubeで公開中。河出書房新社1694円こだま・あめこ1993年、神奈川県生まれ。作詞家、作家。2011年、高校在学中に作詞家デビュー。アイドル曲やアニメ曲を中心に、幅広く歌詞提供。『BRUTUS』で食コラムを連載中。©Miyoko Tamai※『anan』2021年9月29日号より。写真・中島慶子(本)インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2021年09月27日幕末と言う激動の時代、女性としてどの藩に所属する?時代は幕末。長く続いた平和の時代が幕を閉じ、各地で戦や天誅、上意討ちが跋扈しています。不安と新しい時代の予感が入り混じる中、あなたならどこの藩に所属しますか?マイナビニュース会員の女性530名にアンケートしてみました。>>男性編も見るQ.幕末に生まれていたら所属したい有名な藩を教えてください(複数回答)1位薩摩藩29.1%2位長州藩16.2%3位土佐藩14.0%4位会津藩9.2%5位加賀藩6.2%■薩摩藩・「西郷隆盛さんが印象的」(31歳/学校・教育関連/技術職)・「大河ドラマの篤姫で興味を持ったから」(23歳/アパレル・繊維/事務系専門職)・「西郷隆盛を尊敬しているから」(23歳/生保・損保/営業職)■長州藩・「松下村塾で学んでみたい」(27歳/小売店/販売職・サービス系)・「木戸孝允とか好きだから」(26歳/小売店/事務系専門職)・「革命の先陣を切っていて、動乱さがおもしろそう」(30歳/学校・教育関連/営業職)■土佐藩・「坂本龍馬と同じ藩なんてかっこいいと思うから」(28歳/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)・「国はそれほど豊かではなかっただろうが、すごく穏やかに過ごせそうな印象」(30歳/建設・土木/事務系専門職)・「龍馬にあやかって、~ぜよ!と叫んでみたい」(25歳/警備・メンテナンス/事務系専門職)■会津藩・「義のために命をかけているところがかっこいい。どうせ藩に入るならそういう所がいい」(32歳/不動産/事務系専門職)・「八重の桜が好きだから」(25歳/小売店/事務系専門職)・「白虎隊の話の印象が強いから」(24歳/食品・飲料/技術職)■加賀藩・「豊かで、うるおっていそうなイメージだから。おいしいものが多そうだから」(35歳/商社・卸/事務系専門職)・「豪華な生活ができそうだからです」(22歳/ソフトウェア/クリエイティブ職)・「いちばん優雅そうだから」(30歳/金融・証券/営業職)■番外編:小さな藩も見逃せない・斗南藩「名前がかっこいいから」(24歳/農林・水産/事務系専門職)・南部藩「東北の幕末も面白そうなので」(30歳/医療・福祉)・徳山藩「幕末の動乱に揺れた藩なので、その顛末を見届けたいです。幼少の児玉源太郎も見てみたい」(30歳/小売店/販売職・サービス系)総評1位は2位に大差をつけて「薩摩藩」が獲得しました。西郷隆盛人気と、大河ドラマで宮崎あおいさんが主役を務めた「篤姫」の影響も見られます。薩摩藩の島津家から将軍家に輿入れして、明治維新では徳川の人々を守る姿に感銘を受けたというコメントも。2位は「長州藩」でした。木戸孝允、伊藤博文、高杉晋作など、維新のヒーローの人気からランクイン。高杉晋作は外国からの領土の租借を頑として断ったほか、奇兵隊を組織して幕府軍を破ったことなどから人気が高く、上位ランクインの一因となりました。3位は坂本龍馬の絶大な人気により「土佐藩」が獲得。幕末でも戦乱に巻き込まれなかったことから、「住みやすそう」という意見も。「海援隊に入りたい」というコメントもいただきました。「土佐勤王党」に入りたい、という回答は残念ながらありませんでした。4位は「会津藩」。大河ドラマ「八重の桜」で注目が高まっているほか、「白虎隊」も過去にドラマなどで取り上げられていることからランクインしました。5位は「加賀藩」です。加賀100万石と言われる裕福なイメージから選ばれました。番外は、比較的小型(?)の藩を取り上げました。斗南藩は下北半島の小藩ですが、会津藩が戦に敗北した後に転封された場所。南部藩の領地は大きいですが、度重なる飢饉で財政上苦しい藩だったようです。東北の幕末も今後注目されるといいですね。ランキング上位は「薩長土」が占めました。明治維新で中心的役割を担った藩であることと、ヒーロー、ヒロインとなる人物が存在するからでしょう。藩に所属したい、というより、「この人と働きたい」というような、「上司にしたい幕末の偉人」的な観点での回答を多くいただきました。今の時代に求められている上司像の反映と考えられます。(文・OFFICE-SANGA秋田茂人)調査時期:2013年3月23日~2013年3月30日調査対象:マイナビニュース会員調査数:女性530名調査方法:インターネットログイン式アンケート■関連リンク【女性編】歴史上の人物の辞世の句、行って思いをはせたい最期の地ランキング【女性編】お参りしたい歴史的有名人のお墓ランキング【女性編】今の日本をつくったといえる幕末の偉人ランキング完全版(画像などあり)を見る
2013年04月26日