『ブリジット・ジョーンズ』シリーズ第4弾『Bridget Jones: Mad About the Boy(原題)』が、2025年のバレンタインデー(2月14日)に全米公開されることが分かった。ユニバーサル・ピクチャーズが発表した。2001年公開作『ブリジット・ジョーンズの日記』から3作にわたり、主人公のブリジット・ジョーンズを演じてきたレネー・ゼルウィガーが同役を再演。同じく3作に出演してきたダニエル役のヒュー・グラントもカムバックする。3作目で2016年公開作の『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』で脚本家の一人に名を連ね、ドクター・ローリングスを演じたエマ・トンプソンも出演する。新しいキャストにはキウェテル・イジョフォー(『それでも夜は明ける』)、レオ・ウッドール(「ホワイト・ロータス/諸事情だらけのリゾート」)が参加する。9年ぶりのシリーズ新作がいよいよ公開されることになり、ファンはXで歓喜の声を上げている。しかしその一方で、キャストにこれまでの3作でマーク・ダーシーを演じてきたコリン・ファースの名前がないことに、「まさかマークは死んでしまったの?」「最後にチラッとカメオ出演するとか?」「マークを死んだことにするのなら許さん!」「私たちにはマークが必要なの!」と動揺の声も。前作でマークと結婚したブリジット。今作ではマーク不在で果たしてどんな物語が描かれるのだろうか。(賀来比呂美)
2024年04月10日著しい活躍をした映画製作者を表彰する『第43回藤本賞』(一般社団法人映画演劇文化協会)の授賞式が9日、都内のホテルで開かれ、藤本賞 特別賞を受賞した『PERFECT DAYS』の製作陣が登壇した。映画は、東京・渋谷区のトイレをリノベーションするプロジェクト「THE TOKYO TOILET」を起点とし、そのトイレの清掃員として働く主人公・平山(役所広司)の日常を描いている。「第76回カンヌ国際映画祭」コンペティション部門に正式出品され、役所が最優秀男優賞を受賞したことも大きな話題となった。柳井康治氏、役所広司氏(欠席)、ヴィム・ヴェンダース監督(欠席)、高崎卓馬氏が受賞。ファーストリテイリングの柳井氏は「このような、とても名誉ある賞をいただきまして、本当にありがとうございます。とてもうれしいです」と笑顔。「自分は映画業界を全く詳しくもなく、映画を作りたくてずっとやってきたという皆様とはちょっと違う形で、このような賞をいただけて、本当に光栄だなと思っています。最初はトイレの清掃員の方は毎日ご苦労されて清掃に励んでいただいている。365日、休まずトイレを綺麗にしてくださってる方に何かできることがないかなというのを、一緒に賞受賞した高崎さんと相談をして、短い映像作品を作ってアピールできたらいいんじゃないかというようなところからスタートしました」と振り返る。それがいつしか長編映画に。「すごく夢の中にいるような時間で。カンヌに連れてっていただいて、アカデミーにも連れてっていただいた。このような賞もいただいて、非常に光栄です」と述懐。「私は藤本プロデューサーのことは存じ上げませんけども、なんとなく『君みたいな形で映画作るのもいいんじゃないの』って言ってくださってるんじゃなかろうかと思いました」とする。「この先、映画を作ることがあるかどうかわかりませんけども、自分が映画を作りたいと思って作ったわけではなく、誰か喜んでくださる方がいるかなとか、自分発信じゃない形で作ってみたことが良かったんじゃないかなと今は思っています。何かこの先、同じような機会に恵まれる時も、そういう立ち位置で映画という世界に関われるといいなと思います」としていた。この日は残念ながら受賞者に名を連ねた役所はコメントを寄せた。「優れた映画製作者に送られる『藤本賞』を俳優の私がいただくというのは何かの間違いでは、と思いました。この『PERFECT DAYS』という映画との出会いは、今までの俳優と映画との出会いとは全く違っていました。お話をいただいた時は、具体的には『公衆トイレの清掃員役』ということだけが決まっていました。これは経験したことのない映画に参加できるかもしれないと直感し、その場でお受けした仕事でした。柳井さん、高崎さん、ヴィム監督と製作者の1人として名前を連ねることになりましたと聞いた時、これは何かの罠かなと思いました。本当にこの作品は経験したことのないことをたくさん経験させてくれました。そして、最後の最後に『藤本賞』という一生に一度の賞をいただき、ありがとうございます。役所広司」と笑わせていた。「藤本賞」は、生涯にわたって269本もの映画を製作した故藤本真澄さんの業績を記念して、毎年、全国の劇場で公開された映画の中から選考の上で、優れたエンターテイメント性を持った作品の製作者を表彰している。■「第43回藤本賞」受賞者一覧(敬称略)藤本賞:『ゴジラ-1.0』臼井央/阿部秀司(故人)/山田兼司/岸田一晃/阿部豪/守屋圭一郎藤本賞 特別賞:『PERFECT DAYS』柳井康治/役所広司/ヴィム・ヴェンダース/高崎卓馬藤本賞 新人賞:『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』内藤圭祐
2024年04月09日続編が製作されると長年うわさになっている『キューティ・ブロンド』。映画より先にスピンオフドラマの方が先に製作&配信される可能性が出てきた。Amazon MGMスタジオで、『キューティ・ブロンド』の主演リース・ウィザースプーンが、自身の製作会社「Hello Sunshine」を通じてスピンオフ映画を製作すると「Deadline」などが報じている。現在、企画段階だという本作は、「ゴシップガール」のディべロッパーで製作総指揮のジョシュ・シュワルツとステファニー・サヴェージが脚本を手掛け、本作の製作総指揮も務めるという。「Hello Sunshine」とAmazonは、テレビ版『キューティ・ブロンド』のユニバースをさらに拡大し、第2弾の製作の可能性もすでに視野に入れているとのこと。映画版の続編『Legally Blonde 3』においては、ここ数年製作が進められていると言われており、ミンディ・カリングとダン・グールが脚本を執筆。しかし最近は進捗状況が不明だ。今回報じられているスピンオフドラマについては、ファンから「リースの娘のアヴァが主演してはどう?」「スピンオフの主人公と言ったらポーレット(ジェニファー・クーリッジ)しか考えられない!」「え、ちょっと…『ゴシップガール』を作った人たちが関わるっていうの?絶対に観る」などの声が寄せられている。(賀来比呂美)
2024年04月05日「マリオの日」の3月10日、任天堂は「スーパーマリオ」の新作アニメ映画を製作中であることをYouTubeなどで発表した。2023年4月に公開され、大ヒットした『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』と同じく、製作は任天堂とイルミネーションが行い、マリオの生みの親である宮本茂氏も再び今作を手掛ける。前作より主要メンバーの多くがカムバックし、監督もアーロン・ホーバス&マイケル・イェレニックが再び務める。すでに公開予定日も決定しており、「米国を含む多くの地域で2026年4月3日、その他の地域では4月中に劇場公開する予定」とのこと。宮本氏は「詳細は手応えを感じられる段階になったらお知らせします」「マリオらしい世界をさらに広げ、明るくて楽しい展開を考えていますのでお楽しみに!」と、新作がより一層パワーアップすることを予告している。このニュースに対し、日本のファンはもちろんのこと、世界中のファンも大喜びだ。「大好きな映画だからうれしい!でもあと2年後かぁ…」「第1弾は本当に最高だったから、第2弾もどうかよろしく!」「マリオの声を演じたクリス・プラットの再演にも期待」「次はヨッシーに会えるのかな?」と期待を寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー 2023年4月28日より全国にて公開(C) 2023 Nintendo and Universal Studios
2024年03月11日2月24日(現地時間)、全米映画俳優組合賞(SAG賞)授賞式がロサンゼルスのシュライン・オーディトリウムで開催された。映画部門では、『オッペンハイマー』が最高賞の作品賞の位置付けにあるキャスト賞を含む3部門を受賞。すでに英国アカデミー賞、ゴールデングローブ賞などの賞でも作品賞を受賞しており、3月のアカデミー賞受賞に弾みをつけた。© Universal Pictures. All Rights Reserved.テレビ部門では、コメディ部門を「一流シェフのファミリーレストラン」が独占。リミテッドシリーズは今年の賞レースで作品もキャストの演技も高く評価されている「BEEF/ビーフ」の主演コンビが受賞した。【映画部門】■キャスト賞『オッペンハイマー』■主演女優賞リリー・グラッドストーン『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』■主演男優賞キリアン・マーフィー『オッペンハイマー』■助演女優賞ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ『ホールドオーバーズ(仮題)』■助演男優賞ロバート・ダウニー・Jr.『オッペンハイマー』■スタント・アンサンブル賞『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』【テレビ部門】■ドラマシリーズ作品賞「メディア王 ~華麗なる一族~」(別タイトル:サクセッション、キング・オブ・メディア)■ドラマシリーズ女優賞エリザベス・デビッキ「ザ・クラウン」■ドラマシリーズ男優賞ペドロ・パスカル「THE LAST OF US」■コメディシリーズ作品賞「一流シェフのファミリーレストラン」■コメディシリーズ女優賞アヨ・エデビリ「一流シェフのファミリーレストラン」■コメディシリーズ男優賞ジェレミー・アレン・ホワイト「一流シェフのファミリーレストラン」■テレビ映画・リミテッドシリーズ女優賞アリ・ウォン「BEEF/ビーフ」■テレビ映画・リミテッドシリーズ男優賞スティーヴン・ユァン「BEEF/ビーフ」■スタント・アンサンブル賞(コメディ&ドラマシリーズ)「THE LAST OF US」■生涯功労賞バーブラ・ストライサンド(賀来比呂美)■関連作品:オッペンハイマー 2024年3月29日より全国にて公開© Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年02月26日全米映画俳優組合賞(SAG)が発表された。俳優たちが演技に対して投票するこの賞で、作品部門にあたるキャスト賞を受賞したのは、『オッペンハイマー』。この映画では、キリアン・マーフィが主演男優賞、ロバート・ダウニー・Jr.が助演男優賞を受賞した。主演女優賞は、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』のリリー・グラッドストーン、助演女優賞は『The Holdovers』のダヴァイン・ジョイ・ランドルフだった。ダウニー・Jr.とジョイ・ランドルフはここまでの賞を制覇してきており、オスカーもほぼ確実になったといえる。この受賞結果で、マーフィとポール・ジアマティ(『The Holdovers』)が競り合う主演男優部門はマーフィが、グラッドストーンとエマ・ストーン(『哀れなるものたち』)が競り合う主演女優部門はグラッドストーンが、一歩先に出た感じだが、まだわからない。アカデミー賞の投票において俳優は最も大きな部分を占めることから、SAGの結果は予想上、非常に参考になるが、2021年にはSAGがチャドウィック・ボーズマンに主演男優賞を与えたのに対し、アカデミーはアンソニー・ホプキンスを選んでいる。『オッペンハイマー』3月29日(金)公開(C)Universal Pictures. All Rights Reserved.『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』3月1日(金)よりアカデミー賞ノミネート記念凱旋上映画像提供 Apple文=猿渡由紀
2024年02月26日ディズニー/ピクサー映画「トイ・ストーリー」シリーズの5作目が2026年に全米公開される。日本公開は未定だ。映画『トイ・ストーリー』の5作目が2026年全米公開へ「トイ・ストーリー」は、主人公のウッディを通して”おもちゃにとって大切なことは子供のそばにいること”というコンセプトを持ち、ウッディとバズ・ライトイヤー、そして仲間たちの友情を描いてきたディズニー/ピクサー映画の人気シリーズ。2作目以来19年ぶりとなるヒロイン、ボー・ピープの再来や、新キャラクターのフォーキーの登場でも話題を呼んだ前作の『トイ・ストーリー4』では、第92回アカデミー賞<長編アニメーション賞>を受賞した。今回の5作目について、2023年に制作中であることが明かされていたが、2024年2月7日(水)に米ウォルト・ディズニー・カンパニーが実施した決算報告の資料にて、遂に全米公開時期が明らかとなった。なお、物語の詳細、および制作陣などには現状(2024/2/9現在)全く明かされておらず続報に期待したい。【詳細】『トイ・ストーリー』5作目全米公開:2026年※日本公開時期など未定
2024年02月12日監督組合賞(DGA)が発表された。長編映画監督賞に輝いたのは、『オッペンハイマー』のクリストファー・ノーラン。DGAの結果とオスカー監督賞の結果は重なることが多く、早くからフロントランナーと考えられてきたノーランは、これでさらにオスカーへと一歩近づいた形だ。劇場用映画新人監督賞は、『パスト ライヴス/再会』のセリーン・ソン。ソンは、オスカーの監督部門からは漏れたが、作品と脚本部門で候補入りしている。ドラマシリーズ部門の受賞者は『The Last of Us』のピーター・ホア、コメディシリーズ部門の受賞者は『一流シェフのファミリーレストラン』のクリストファー・ストーラーだった。『オッペンハイマー』3月29日(金) 公開文=猿渡由紀(C)Universal Pictures. All Rights Reserved.
2024年02月12日ディズニー・アニメーション・スタジオ最新作『モアナ2(原題)』が、11月27日(水) に全米公開されることが決定した。本作は、第89回アカデミー賞、第74回ゴールデングローブ賞など数々の映画賞にノミネートされた『モアナと伝説の海』の続編。前作では、美しい海が広がるポリネシアの島々で語り継がれる神秘的な伝説を基に、海を愛する少女“モアナ”が、傷つき悩みながらも自分の進むべき道を見つけるため冒険に出る物語が描かれた。併せて公開された『モアナ2(原題)』のUS版超特報では、息を呑むほどの美しい海にいるモアナの様子が映し出されている。またファーストルックでは、モアナとともにマウイと新しい仲間たちも描かれており、これから始まる新たな冒険の物語に期待が高まる仕上がりだ。監督を務めるのは『モアナと伝説の海』でストーリーアーティストとして参加したデイブ・デリック・ジュニア。長編アニメーションを手がけるのは初となる。また楽曲を手がけるのは、第64回グラミー賞 最優秀ミュージカル・シアター・アルバム賞で同部門最年少受賞となったアビゲイル・バーロウとエミリー・ベアー。さらに前作に引き続き、オペタイア・フォアイとマーク・マンシーナ(『ライオン・キング』『ターザン』など)も担当する。なお日本での公開日は現在未定となっている。『モアナ2(原題)』US版超特報<作品情報>『モアナ2(原題)』11月27日(水) 全米公開(C)2024 Disney. All Rights Reserved.
2024年02月08日雪が積もると、雪だるまなどの雪像を作りたくなるのは子供だけではないでしょう。アメリカのアイオワ州に住むカルロス・マルドナド(carlosmaldonadoart)さんは、自宅の前庭に積もった雪で雪像を作ることにしました。雪が舞う中で、カルロスさんの子供たちも一緒に、雪像作りは着々と進められていきます。こうして完成した雪像は、誰も予想しなかったであろう壮大な作品に仕上がったのです。カルロスさん親子は何を作ったのでしょうか。こちらをご覧ください!@carlosmaldonadoart I made a snow shark with my kids and it went viral. #carlosmaldonadoart #greatwhiteshark #iowacity #snowsculpture #blizzard #viral #iowa #snow #snowshark ♬ Jaws Main Theme (From "Jaws") - Geek Music完成したのは、雪で作った巨大なホオジロザメ!全長約6m、口の高さは約167㎝、尾びれと背びれの高さは約122㎝から137㎝という圧巻の大きさです。全体のフォルムから、尾びれや背びれの形、歯の1本1本といった細部まで見事に表現されていますね。実はカルロスさんはアーティストで、アクリル絵の具で描く風景画などを得意としているのだそう。この雪像はあっという間に話題になり、次から次へと見に来る人たちがやってきて、観光名所のようになりました。もともとカルロスさんが雪像を作った理由は、「子供と雪を楽しむため」だったそう。このホオジロザメの雪像には、全米から絶賛のコメントが殺到しました。・すごい!本物みたいだ!・こんなクールな雪像を初めて見たよ!あなたの才能と想像力はケタ外れだ。・これは子供たちが喜ぶよね。・昨夜見に行ったよ。素晴らしい作品だ!地域の人たちと共有してくれてありがとう!なお、制作に費やした時間は、サメの形を作るのに約7時間弱、色を塗るのに1時間半もかかったのだとか。また、簡単には崩れないように表面に水をかけて固めてあるそうです。カルロスさんはこの反響に大喜びで、SNSで自宅の住所を公表して「どうぞ見に来てください」と呼びかけています。気温が上がって溶けてしまうまで、このホオジロザメはまだまだたくさんの人たちを楽しませてくれるでしょう![文・構成/grape編集部]
2024年01月31日2007年から2012年までディズニーチャンネルで放送された「ウェイバリー通りのウィザードたち」の続編製作が決定した。同作は見習い魔法使いの3兄弟の修行生活を描いたシットコム。メインキャストだったセレーナ・ゴメスとデヴィッド・ヘンリーが、続編では製作総指揮を務める。デヴィッドはかつて演じたジャスティン役でレギュラー出演もする。ジャスティンの妹アレックス役だったセレーナは、パイロット版にゲスト出演するとのこと。「Deadline」によるとキャストはデヴィッドのほか、新たに「ユーフォリア/EUPHORIA」でルー(ゼンデイヤ)の子ども時代を演じたジャニス・リアン・ブラウン、「Call Me Kat(原題)」のアルカイオ・ティーレ、『クリスマス・ナイト 恋に落ちた騎士』のミミ・ジャノプロスらが出演。魔法学校「ウィズ・テック」で不可解な事件が起こり、大人になったジャスティンはウィザードの力を捨てて普通の人間としての生活を選び、妻と2人の息子と一緒に生活している。しかし、訓練を必要とする若くて強力な魔法使いがジャスティンを訪ねたことをきっかけに、ジャスティンは過去と向き合うことになるのだという。セレーナはインスタグラムのストーリーズでこの件について「すごく楽しみ!」「私たちが戻ってくるよ」と報告。パイロット版の脚本の表紙を見せた。(賀来比呂美)
2024年01月19日全米映画俳優組合賞(SAG)のノミネーションが発表された。俳優が俳優の演技に対して送るこの賞で、いわば作品賞に匹敵するキャスト部門に候補入りしたのは、『American Fiction』、『バービー』、『カラーパープル』、『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』、『オッペンハイマー』。主演男優部門の候補はブラッドリー・クーパー(『マエストロ:その音楽と愛と』)、コールマン・ドミンゴ(『ラスティン:ワシントンの『あの日』を作った男』)、ポール・ジアマティ(『The Holdovers』)、キリアン・マーフィ(『オッペンハイマー』)、ジェフリー・ライト(『American Fiction』)。主演女優部門の候補はアネット・ベニング(『ナイアド〜その決意は海を越える』)、リリー・グラッドストーン(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)、キャリー・マリガン(『マエストロ:その音楽と愛と』)、マーゴット・ロビー(『バービー』)、エマ・ストーン(『哀れなるものたち』)。助演男優部門の候補はスターリング・K・ブラウン(『American Fiction』)、ウィレム・デフォー(『哀れなるものたち』)、ロバート・デ・ニーロ(『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』)、ロバート・ダウニー・Jr(『オッペンハイマー』)、ライアン・ゴズリング(『バービー』)。助演女優部門の候補はエミリー・ブラント(『オッペンハイマー』)、ダニエル・ブルックス(『カラーパープル』)、ペネロペ・クルス(『Ferrari』)、ジョディ・フォスター(『ナイアド〜その決意は海を越える』)、ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ(『The Holdovers』)だった。授賞式は2月24日。Netflixがライブ配信する。『オッペンハイマー』2024年公開(C) Universal Pictures. All Rights Reserved.『カラーパープル』2月9日(金) 公開(C)2023 Warner Bros. Entertainment Inc. All Rights Reserved.『哀れなるものたち』1月26日(金) 公開(C)2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.文=猿渡由紀
2024年01月11日昨年5月に全米脚本家組合(WGA)のストライキの影響を受け、延期となっていた「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シーズン5の製作がついに始まったことがわかった。Netflixと同ドラマの公式SNSは「これはコード・レッド(緊急事態)です。『ストレンジャー・シングス』シーズン5の製作が正式に始まりました」と報告。クリエイターのダファー兄弟とミリー・ボビー・ブラウンらキャストの集合写真を投稿した。白黒写真だが、壁に飾られている大きな「5」のネオンサインだけは赤色で際立っている。Xにはファンから「やっと帰ってきてくれるんだ!」「めちゃくちゃ楽しみ」「この素晴らしいキャストと一緒に最後の感動的なジェットコースターに乗るのが待ちきれません」「子どもだったあの子たちがみんな大人になったね」などの喜びのコメントが多数寄せられている。「ストレンジャー・シングス」シーズン5はファイナルシーズンであり、ドラマは終了することになる。しかし、今後も様々なスピンオフ作品が誕生予定だ。ロンドンではすでに舞台「Stranger Things: The First Shadow」が昨年11月から上演が行われている。また、Netflixがアニメの製作にGOサインを出したことも報じられている。(賀来比呂美)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2024年01月09日スティーヴン・ユァンがマーベルの『Thunderbolts』を降板した。昨年の脚本家組合、映画俳優組合のダブルストライキのせいで製作スケジュールが大幅に押したことが原因のようだ。ストライキ前、この映画の公開予定日は2024年7月だったが、新たに設定された公開日は2025年7月。撮影はまだ始まっておらず、ユァンのスケジュールが合わなくなったようである。『Thunderbolts』はマーベルのアンチヒーローを集めた映画で、デビッド・ハーバー、フローレンス・ピュー、セバスチャン・スタン、ワイアット・ラッセルらが出演する。監督はジェイク・シュライアー。シュライアーとユァンはNetflixのシリーズ『BEEF/ビーフ〜逆上〜』でも組んでいる。ユァンの次回作は、ポン・ジュノ監督の『Mickey 17』。共演はロバート・パティンソン。文=猿渡由紀
2024年01月04日2023年の全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)と全米脚本家組合(WGA)のストライキの影響は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にも及んだ。新キャプテン・アメリカが登場する待望の映画『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー』(原題)は2025年公開へと延期に。当初2024年11月8日だった『デッドプール』第3弾の全米公開は、ようやく7月26日に落ち着いた。2024年にチェックしたいマーベル作品と、ディズニープラスで配信中の“見ておきたい”作品をまとめた。1.「エコー」2024年1月10日(水)一挙配信“アベンジャーズを引退したい”ホークアイ/クリント・バートンを主人公にしたドラマシリーズ「ホークアイ」に初登場した、ろうのヒーロー、マヤ・ロペス/エコーの物語。彼女の育ての親として裏社会の犯罪王であるキングピンや、デアデビルこと弁護士マッド・マードックも登場するクライム・アクションとなる。MCUドラマで初めて全5話が一挙配信されるため、“没入”イッキ見が可能。【予習するならコレ!】かつて“ローニン”と呼ばれていたホークアイを、自分の父を殺した黒幕と誤解したことから彼の命を狙ったエコー。ホークアイやその“弟子”ケイト・ビショップを窮地まで追い詰めたことのある、その強さは「ホークアイ」で垣間見ることができる。2.『デッドプール』第3弾7月26日US公開予定ヒュー・ジャックマン&ライアン・レイノルズPhoto by Jamie McCarthy/Getty Images2024年、マーベル・スタジオの唯一の劇場公開作品。ライアン・レイノルズ演じるデッドプールがついにMCUの世界に加わる。“引退宣言”を撤回したウルヴァリン役のヒュー・ジャックマンほか、ユキオ(忽那汐里)、ネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド(ブリアナ・ヒルデブランド)、さらにデアデビルのパートナー、エレクトラ(ジェニファー・ガーナー)らが登場するという。そのほか、X-MENのキャラクターたちが登場してくるかも!?【予習するならコレ!】『デッドプール』1作目・2作目はもちろん、ライアン演じるウェイド・ウィルソン/デッドプールの原点『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』。ウルヴァリンの集大成『ローガン/LOGAN』ほか、ジェニファー・ガーナーのエレクトラが見られる(デアデビルをベン・アフレックが演じている)映画『デアデビル』(03)&『エレクトラ』(05)まで遡ってみても。エレクトラ役ジェニファー・ガーナー Photo by Dominik Bindl/Getty Images3.「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ/Agatha:Darkhold Diaries」(原題)2024年秋配信予定「ワンダヴィジョン」ディズニープラス配信中「ワンダヴィジョン」に登場したワンダの隣人で、ヴィランである魔女アガサ・ハークネス(キャスリン・ハーン)を主人公にしたスピンオフ。ワンダが引き起こした通称“マキシモフ事変”の後、ニュージャージー州ウェストビューに新たな悲劇が起こる模様。Netflixシリーズ「ハートストッパー」チャーリー役でブレイクしたジョー・ロックがどんな役を演じるのか期待大。【予習するならコレ!】「ダークホールド」とは邪悪な魔術書のこと。アガサがワンダをスカーレット・ウィッチに覚醒させるきっかけを作った「ワンダヴィジョン」に登場、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』ではワンダが手にしていたが…。4.アニメ「Eyes of Wakanda」(原題)2024年配信予定『ブラックパンサー』キャスト陣 Photo by Terence Patrick/Getty Images for Turner『ブラックパンサー』のスピンオフとなるアニメシリーズ。ワカンダ王国だけで採掘できる金属物質、ヴィブラニウムの遺物を取り戻す任務につく勇敢な戦士たちが描かれるという。ライアン・クーグラー監督が製作に関わるほか、本作のほかにも実写ドラマシリーズが企画されている。【予習するならコレ!】『ブラックパンサー』『ブラック・パンサー/ワカンダ・フォーエバー』はもちろん、シーズン2が配信中の「ホワット・イフ...?」では、実写映画では見たことのないブラックパンサー/ティ・チャラに出会える。シーズン1では亡きチャドウィック・ボーズマン自身が声優も務めている。5.アニメ「X-MEN'97」(原題)2024年配信予定2023年秋配信と発表されていた「X-MEN」の新作アニメシリーズは、ストライキの影響により2024年に延期された。1992年から1997年まで、全76話にわたって放送されたTVアニメシリーズの続編として、アップデートされた新たなシリーズを展開する。ウルヴァリンやストームなど、お馴染みのキャラクターがアニメで現れる予定。【予習するならコレ!】『デッドプール』第3弾もあるので、これを機に『X-MEN』シリーズや『ウルヴァリン』の3作品など、X-MENマラソンを始めてもいいかも。実は最新映画『マーベルズ』にも意外な人物がカメオ出演している。6.アニメ「Your Friendly Neighborhood Spider-Man」(原題)2024年配信予定以前、「Spider-Man:Freshman Year」とのタイトルだった本作は、MCUのピーター・パーカーが“親愛なる隣人”スパイダーマンになるまでの物語とされる。『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で初登場する以前の、ファンが気になる“始まり”を描く模様。【予習するならコレ!】トム・ホランドのホーム3部作に思いを馳せながら待ちたいところ。ディズニープラスでは「マーベル スパイダーマン」「マーベル アルティメット・スパイダーマン」など過去のアニメも配信中。MCUとは一線を画す、スパイダーマンの“関係キャラ”が映画に『マダム・ウェブ』2月23日日本公開『スパイダーマン』『ヴェノム』のソニー・ピクチャーズが贈るマーベル初の本格ミステリー・サスペンス。主人公のニューヨークで救命士として働くキャシー・ウェブをダコタ・ジョンソンが演じる。『クレイヴン・ザ・ハンター』2024年公開マーベル史上最も悪名高きヴィラン、クレイヴン誕生の物語を描く。ライオンから特殊能力を得て、素手で猛獣を倒せるほどの身体能力と五感を持つことで最強のハンターとなったクレイヴン(アーロン・テイラー=ジョンソン)が暴れる。『ヴェノム』第3弾2024年US公開予定トム・ハーディが主演を務める大人気シリーズ第3弾。ストライキ終了に伴い、撮影が再開されている。監督はトムとともに共同脚本を務め、彼が絶大な信頼を置くケリー・マーセル。そのほか待ち遠しい配信作品も●「デアデビル:ボーン・アゲイン/Daredevil: Born Again」(原題)Netflixにてシーズン3まで製作された「デアデビル」が、ファンからの熱い要望も受けて新たに製作。マット・マードック/デアデビル役をチャーリー・コックスが再演、キングピンやパニッシャーも登場する。ストの影響により、配信日が未定となった。「シー・ハルク:ザ・アトーニー」ディズニープラスで配信中【予習するならコレ!】ピーター・パーカーの弁護士としてカメオ出演した『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』ほか、「シー・ハルク:ザ・アトーニー」に“弁護士ヒーロー”つながりで登場。シー・ハルク/ジェニファー・ウォルターズと法廷でも“共演”し、恋も生まれそうに!?●「アイアンハート/Ironheart」(原題)天才発明家リリ・ウィリアムズ(ドミニク・ソーン)が主人公のドラマシリーズ。2023年秋配信予定から延期された。リリはMIT(マサチューセッツ工科大学)に通っているため、もしかしたら『スパイダーマン』のMJとネッド、フラッシュと再会するかも。【予習するならコレ!】シュリと意気投合した『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』や、最先端のアーマー“アイアンハート”を発明する精神は『アイアンマン』へのリスペクトも。ちょっと気が早すぎ?…2025年に待ち受けるのは?映画『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー』(原題/2025年2月14日US公開予定)「キャプテン・アメリカ」シリーズ4作目『キャプテン・アメリカ:ニュー・ワールド・オーダー』(原題)の主演を務めるのは、サム・ウィルソンことアンソニー・マッキー。ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ではキャプテンの盾を継承するまでが描かれている。アンソニー・マッキー (C) Getty Images映画『サンダーボルツ』(原題/2025年7月25日US公開予定)「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」や『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』に登場したヴァル(ジュリア・ルイス=ドレイファス)が、ウィンター・ソルジャーやエレーナといったアンチヒーローやヴィランたちのチームを結成する。このほか『ファンタスティック・フォー』をリブートする劇場映画が2025年5月2日、同じく『ブレイド』が2025年11月7日にUS公開予定となっている。スーパーヒーロー映画が飽和状態となり、“お腹いっぱい”で何も手につかない…という方も、ストの影響で寡作な2024年は心持ちに余裕が生まれてきそうだ。少なくともライアン・レイノルズのデッドプールは観客を置き去りにはしない、と信じている。起死回生の1作となるか、期待していよう。(上原礼子)■関連作品:マダム・ウェブ 2024年2月23日より全国にて公開© & ™ 2023 MARVEL
2024年01月01日先週末、ニューヨークでSAG-AFTRA(全米映画俳優組合)による『バービー』の上映会が行われ、出演者のアメリカ・フェレーラが参加した。アメリカを応援しようと、2005年に『旅するジーンズと16歳の夏』で共演して以来友情を築いてきたブレイク・ライヴリー、アンバー・タンブリン、アレクシス・ブレデルが集結。その様子をそれぞれがSNSに投稿し、「プチ同窓会だ」とファンを喜ばせた。アメリカは「昨夜、『旅するジーンズ』のみんなが私の『バービー』の出演をお祝いしてくれるために、ピンクの服で駆けつけてくれました。心から大好きです」と4人の動画と共に投稿。リース・ウィザースプーンから「あなたたちの友情、素敵」、エヴァ・ロンゴリアから「オーマイゴッド!胸がキュンとする」と業界仲間も反応した。ブレイクは、アメリカの動画では見られないピンクのコートやピンクのリボン型のクラッチバッグを「派手な贅沢」として披露。ファンから「まさにあなたがバービー」「ピンクがよく似合う!」といった称賛コメントが多数寄せられている。『旅するジーンズと16歳の夏』には2008年に製作された続編『旅するジーンズと19歳の旅立ち』があるが、長年ファンからさらなる続編が期待されている。2022年、キャストのアンバーは続編製作の話はずっと出ているが、それぞれが家庭を持ったことで「実現がなかなか難しい」とラジオ番組「Pop Culture Spotlight with Jessica Shaw」で話していた。(賀来比呂美)■関連作品:旅するジーンズと19歳の旅立ち 2008年8月6日より渋谷TOEI2ほか全国にて公開© 2008 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved
2023年12月18日JRグループの鉄道情報システム株式会社(JRシステム)は、高千穂町旅館業組合の公式サイト「高千穂に泊まる」( )において、当該サイトで予約した宿泊者を対象に、高千穂町の人気アクティビティ「高千穂峡貸しボート」「高千穂神楽」「あまてらす鉄道」を宿泊とセットでオンライン予約できる機能を2023年12月4日にリリースしました。「高千穂峡貸しボート」「あまてらす鉄道」に関しては、当該サイト限定で一般販売よりも早く予約できる特典があります。(30日前から予約が可能。予約枠には限りがあります。詳細は「高千穂に泊まる」をご確認ください。)今回の取り組みにより、宿泊者の利便性向上を図るとともに、アクティビティ体験を通して高千穂町の魅力を伝えていきたいと考えています。高千穂町・高千穂町旅館業組合とJRシステムは、高千穂町における観光振興事業の実施に関する包括連携協定を締結しており、高千穂町の観光業におけるDX化の対応を進めています。当該サイトにおいては、町の宿泊・観光ポータルサイトとして、さらなるアクティビティ追加や宿泊者限定の特典追加を検討していきます。「高千穂に泊まる」トップ画面【会社概要】商号 : 鉄道情報システム株式会社代表者 : 代表取締役社長 本多 博隆所在地 : 〒151-8534 東京都渋谷区代々木2丁目2番2号設立 : 1986年12月9日事業内容: ・「みどりの窓口」座席予約・販売システムをはじめとしたJRグループの情報システムの開発、運営、管理・その他、ITソリューション、情報システムに関するコンサルタント など資本金 : 10億円URL : ※本多 博隆の「隆」は旧字が正式表記。 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年12月13日ベン・アフレック&マット・デイモンの製作スタジオ「Artists Equity」と、クリス・ヘムズワースの製作会社「Wild State」が提携関係を結び、今後映画やテレビを製作することが分かった。「Artists Equity」はベン、マット、「レッドバード・キャピタル・パートナーズ」のジェリー・カルディナーレが共同設立したスタジオ。ベンがメガホンを取り、マットと共演する『AIR/エア』がスタジオ発の初めての作品。「Wild State」はクリスとビジネスパートナーのベン・グレイソンが2022年に設立し、クリス主演の『タイラー・レイク -命の奪還-2』を製作。同シリーズ第3弾も手掛けるという。クリスは「アフレックとデイモンの長年のファンとして、厳選されたプロジェクトで彼らと一緒に仕事ができるというアイディアは、特別なものです。彼らと『Artists Equity』のチームが、知識と才能を生かし、ユニークな取り組み方で成し遂げてきた映画製作は圧倒的なものです。私たちが『Wild State』で作り上げようとしているものにとって、完璧なパートナーになってくれるでしょう」とコメントしている。ベンも「『Wild State』と提携できてとてもうれしい」「『Wild State』とコラボすることで、ストーリーテリングに幅を持たせることができるのではないかと楽しみです」と期待の声を上げている。(賀来比呂美)
2023年12月12日エマ・ストーン主演・プロデュース、『女王陛下のお気に入り』ヨルゴス・ランティモス監督とともに描く『哀れなるものたち』。12月8日より全米での公開を迎え、昨年の『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』を大きく超える、この秋最高の館アベレージを記録。さらに豪華キャスト&スタッフ集結のN.Y.プレミアも実施された。原作は、日本でも2008年に翻訳された、スコットランドの作家アラスター・グレイ著の傑作ゴシック小説「哀れなるものたち」(早川書房刊)。その類稀な世界が映画界随一の鬼才ヨルゴス・ランティモスの手によって映像化。物語は、自ら命を絶った不幸な若き女性ベラが、天才外科医ゴッドウィン・バクスターの手によって奇跡的に蘇生することから始まり、蘇ったベラは“世界を自分の目で見たい”という強い欲望に導かれ、放蕩者の弁護士ダンカンと壮大な大陸横断の冒険の旅へ出る。第80回ヴェネチア国際映画祭では惜しみない大絶賛を受け、最高賞である金獅子賞を受賞し早くもアカデミー賞最有力との声が鳴り響く。そんな本作がついに12月8日より、アメリカ4都市9劇場で公開を迎え、週末の3日間で興行収入64万4,00ドル(館アベレージ7万2,000ドル)を稼ぎ出した。この館アベレージは今年の秋公開作品として群を抜く成績で、より少ない館数で公開した『アステロイド・シティ』(6劇場)、『ボーはおそれている』(4劇場)に次ぐ今年3位。さらに、昨年アカデミー賞を独占し、10劇場でアメリカ公開スタートした『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』の興行収入50万1,305ドル(館アベレージ50,130ドル/最終全世界興収1億3940万ドル)をしのぐ大ヒットスタートを切った。また、現地時間12月6日にニューヨークで行われたプレミアのレポートも到着。主演のエマ・ストーンを始め監督のヨルゴス・ランティモス、マーク・ラファロ、ウィレム・デフォー、ラミー・ユセフなどの豪華主要キャスト&スタッフ陣が参加、ハリウッドにおける歴史的な大規模ストライキが明けた後のプレミアはマスコミからも大きな注目を集め盛り上がりを見せた。また、エマとは10代の頃からの友人という人気歌手のテイラー・スウィフトも登場し、エマとカメラに向かう貴重な場面も!テイラー・スウィフト、エマ・ストーンエマは本作について「この映画は一人の女性の自己発見の物語です。(主人公の)ベラは彼女自身から生まれた存在ですが、いろんな経験に積極的かつ興味津々で、大胆な女性です。彼女のキャラクターは私のお気に入りで、とても想像をかき立てられました」とコメント。「この作品は人によっていろんな受け取り方ができますが、それ以上に多くの疑問を投げかける映画かもしれませんね」と自身が演じた自由奔放で好奇心旺盛なヒロイン・ベラと、観る者によって受け取り方が変化するという本作の魅力について語った。エマ・ストーンエマとは『女王陛下のお気に入り』以来2度目の強力タッグとなったランティモス監督は「自分自身の視点で世界を体験する女性の物語です」と紹介し、「キャストの皆さんは素晴らしかった。私たちはお互いに多大な信頼を置き、一緒に取り組みました。このチームを続けたいとさえ思います」と絶賛。マーク・ラファロ、ラミー・ユセフ、ウィレム・デフォー「私は映画の撮影中に緊張していましたが、キャストの皆さんはリハーサルの時から大いに楽しんでいました。映画そのものがとても面白い作品なので、(私自身も)色々と考えをめぐらせることは非常に楽しかったです。(この映画を観た方が)私たちがどのように社会や社会常識を作り、それぞれの経験や背景など様々なことに興味関心を持ってくれると嬉しく思います」と本作の出来栄えについて自信を覗かせた。ヨルゴス・ランティモス監督なお、全米での大ヒットを記念して、唯一無二の世界観へと没入できるオリジナル・サウンドトラックも配信されている。『哀れなるものたち』は2024年1月26日(金)より全国にて公開。<R18+>(シネマカフェ編集部)■関連作品:哀れなるものたち 2024年1月26日より全国にて公開©2023 20th Century Studios. All Rights Reserved.
2023年12月11日ゴジラ70周年記念作品であり、日本で製作された実写版ゴジラ30作品目となる節目の映画『ゴジラ-1.0』。日本でも観客動員248万人、興行収入38.2億円を突破しヒット中だが、さらに1日には2,308館(うちラージフォーマット750館)で全米公開され、3日間でオープニング興収(先行上映含む)約1,100万ドル(約16億円)を記録した。日本製作の歴代ゴジラシリーズにおいて全米興収1位、2023年「外国映画」のオープニング興収1位と大ヒットスタートを切っている。監督・脚本・VFXを、自身もゴジラのファンであることを公言する山崎貴氏が務め、主人公・敷島浩一を神木隆之介、ヒロイン・大石典子を浜辺美波が演じている。浜辺は2011年に第7回「東宝シンデレラ」オーディションでニュージェネレーション賞を受賞したことからキャリアをスタートさせており、ゴジラにも思い入れがあるという。今回は浜辺にインタビューし、ゴジラへの思い、そして同作の全米進出への期待について話を聞いた。○■小学5〜6年生の時に初代『ゴジラ』を観た浜辺美波――『ゴジラ』への出演については、どのような思いでしたか?この世界に入った小学生の時に、まずゴジラの映画を観ましたし、歴代のゴジラも事務所の至る所に置いてあったりして、積み重なってきた憧れの気持ちがありました。「出てみたい」という気持ちもあったので、7年ぶりにゴジラ映画が作られること自体が嬉しかったのに、自分が出演できて、「あれがゴジラ」というセリフも言うことができて、本当に幸せでした。東宝グループとしても最大のキャラクターだと思いますし、歴代の先輩方が出演されてきて、後に続けるような人になりたいなと思っていましたし、「頑張ってくださいね」という言葉をかけてもらったこともあるくらい背中を見ながら進んできた存在だったので、自分でもゴジラ映画についてはまた違った思いを持っているような気がします。――今までの『ゴジラ』作品で心に残っているものはありますか?歴代の先輩のDVDを貸してもらえるので、小学校5~6年生の時に初代の『ゴジラ』を観たのが印象に残っています。勝手に、その時の自分の年齢よりもさらに小さい子向けの作品なのかなと思っていたら、そうではない大人向けの作品だったことにびっくりしました。白黒で、迫力と恐怖がありましたし、お話も面白くて、長く続く映画として愛されていることに納得する魅力がありました。それが最初の出会いでした。――そこから出演されたのが『ゴジラ-1.0』だったんですね。ゴジラがいっぱい続いてきて、まさかマイナスに戻るとは思っていなかったので、本当に驚きました。初代を観ていてよかったなとも思いましたし、振り返ってもう1回観たいです。もちろん、直接つながっているわけではないですが、初代を観返すゴジラファンは多いと思います。ファンの方の熱量もすごくて、こんなにたくさんいらっしゃるんだということにも改めて驚きましたし、私の友人も実はゴジラファンだったと判明して、すごくビックリしました(笑)。実はみんな心の奥底にゴジラへの愛を持っていたんですね。――ご友人というのは、特に俳優とかではない方なんですか?芸能界に関係なく、一緒によく映画を観に行く女の子の友達です。実はゴジラ好きだったそうで、公開初日の18時の回を観に行くのを楽しみにしていて、私の職業のこともあまり詳しくないので「初日、一緒に観に行こうよ」と誘われたんですが、私は「ごめんね、初日の舞台挨拶の仕事があって……」と(笑)。『シン・ゴジラ』は3回観に行ったらしいので、今回は何回観てくれるのか気になります。○■日本の映画が海外に出て行くことがスムーズに――全米公開についても、反応は楽しみでしょうか?最初の記者発表をYouTubeで配信した時も、海外の方のコメントがかなりあったので、観ていただけるのはすごく楽しみです。今までは吹き替え版を作らないと海外の方に観ていただけるのが難しいという状況だったのですが、配信の文化が根付いたことによって、字幕でも別の言語の映画を観る文化がついたらしいと、山崎監督が教えてくださいました。ゴジラだけでなく、日本の映画が海外に出て行くことがさらにスムーズになるのかと思うと楽しみです。――そうすると、海外での浜辺さん人気も沸騰してしまうかもしれません。いやいや、私は背も小さいし、幼稚園生だと思われちゃうんじゃないかな?(笑) 「ハリウッド進出!」みたいな感じは、まったく想像できないです。でも、作品に対してはきっと日本と全く違う反応や着眼点があると思うので、そういった感想は個人としてすごく興味深いですし、楽しみにしているところです。■浜辺美波2000年8月29日生まれ、石川県出身。2011年、第7回「東宝シンデレラ」オーディションでニュージェネレーション賞を受賞し芸能界入り。以来様々な作品で活躍し、近年の主な出演作に『君の膵臓をたべたい』(17年)、『アルキメデスの大戦』『屍人荘の殺人』(19年)、『思い、思われ、ふり、ふられ』『約束のネバーランド』(20年)、『シン・仮面ライダー』(22年)、ドラマ『私たちはどうかしている』『アリバイ崩し承ります』(20年)、『ドクターホワイト』(22年)、連続テレビ小説『らんまん』(23年)などがある。公開待機作に映画『サイレントラブ』(2024年1月26日公開)がある。
2023年12月05日神木隆之介、浜辺美波、山田裕貴らが出演する映画『ゴジラ-1.0』(英語表記:GODZILLA MINUS ONE)が、12月1日に全米公開を迎え、約1100万ドル(約16億円)を記録した。日本では11月3日より上映中の本作は、ゴジラのファンを公言する山崎貴が監督・脚本・VFXを務めた記念すべきゴジラ最新作。公開前から異様な盛り上がりを見せていた全米では、邦画実写史上最大規模となる2308館(うちラージフォーマット750館)にて初日を迎え、週末3日間(12月1日~3日)のオープニング興行収入(先行上映含む)で約1100万ドルを叩き出し、全米の週末興行収入ランキング3位にランクイン。日本製作ゴジラシリーズの全米歴代最高興行収入は、『ゴジラ2000 ミレニアム』(’99)の約1003万ドルとなっており、それをオープニング興行収入だけで超え、24年ぶりにゴジラシリーズの記録を更新し、全米興行収入歴代1位のゴジラ作品となった。また、全米で2023年に公開した外国映画(非英語作品)としても、『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』のオープニング興行収入(約1013万USドル)を超え、1位に。Rotten Tomatoesでは1000件以上の一般レビューがある中で98%、78件の批評家レビューで97%と高い評価を維持。Cinema ScoreでもA評価を獲得。IMDB(インターネット・ムービー・データベース)のレビューにおいても、8.5を獲得している。なお、全国522館(ラージフォーマット含む)にて封切られた日本では、公開31日目の昨日3日の時点で観客動員248万人、興行収入38.2億円を突破と、ひと月たったいまも劇場は賑わいをみせている。<山崎貴監督コメント>アメリカでの反響の凄さにとても興奮しています。Xでの感想も拝見させていただいていますが、しっかり中身を理解した上での熱い感想にとても勇気づけられています。劇場によっては拍手も起こっているとのこと。我々のゴジラを暖かく迎えてくれてありがとうございます。『ゴジラ-1.0』は全国東宝系にて公開中。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ゴジラ-1.0 2023年11月3日より全国東宝系にて公開©2023 TOHO CO.,LTD.
2023年12月04日ハリウッドで118日間続いていた全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキが、ついに終結を迎える。同組合の交渉委員会が、満場一致で交渉相手の全米映画テレビ制作者協会(AMPTP)との暫定合意に達し、「ストライキは11月9日の木曜日、午前12時1分に正式に終了します」という声明を出した。組合員の最低賃金の引き上げ、ストリーミング配信による俳優への収益配分の変更、AIの使用における規制など、組合がAMPTP側に要求していたことが通ったとのこと。SAG-AFTRAは、5月2日から大規模なストライキに突入した全米脚本家組合(WGA)に続く形で7月14日からストライキに入った。両者のダブル・ストライキは1960年から63年ぶり。WGAは9月27日に一足早くストライキを終えていた。SAG-AFTRAのスト中は、原則として俳優は映画やテレビの撮影に参加できず、プロモーション活動もNGだったため、興行収入に大きな影響が出たとみられている。今年の夏は『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』主演のトム・クルーズ、『バービー』主演のマーゴット・ロビーらがプロモーション来日予定だったが、キャンセルとなった。スト終結により、アレック・ボールドウィン、マンディ・ムーア、「ストレンジャー・シングス」のノア・シュナップ、ジョー・ルッソ監督らが喜びの声や祝福メッセージをSNSにアップしている。(賀来比呂美)
2023年11月09日Appleが、「スヌーピー」で知られるチャールズ・M・シュルツの「ピーナッツ」の長編アニメ映画(タイトル未定)の製作を発表した。製作会社は「ワイルドブレイン」。監督は『ILOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』のスティーヴ・マルティノ。脚本は、同作を手掛けたクレイグ&ブライアン・シュルツ、コーネリアス・ウリアーノに『チキンラン』のカーリー・カークパトリックが加わり、共同執筆する。製作は『ヒックとドラゴン』のボニー・アーノルド。Appleの子供番組部門の責任者タラ・ソレンセンは「スヌーピー、チャーリー・ブラウン、そして仲間たちが大都市で繰り広げるハートウォーミングな新しい冒険を、みなさんに体験してもらうのが待ちきれません」とコメント。“大都市”がどこであるかは発表されていないが、公開された画像にはニューヨークの雰囲気漂う街が写っている。スヌーピー、チャーリー・ブラウンのほか、ライナス、ルーシー、フランクリン、シュローダー、ペパーミント・パティ、マーシーの姿も。原作者の息子で脚本家のクレイグ・シュルツは、「父が遺したものを、私と息子のブライアン、それに彼の執筆パートナーであるニール(コーネリアス)のオリジナルストーリーで引き継ぐことができるというのは、すごく特別なことです」と語っている。(賀来比呂美)
2023年11月07日スヌーピーとチャーリー・ブラウンの新たな映画が作られることになった。製作はApple TV+。監督は2015年の『I LOVEスヌーピーTHE PEANUTS MOVIE』のスティーブ・マーティノ。脚本は、やはり2015年の映画にたずさわったクレイグ・シュルツ、ブライアン・シュルツ、コーネリアス・ウリアーノと、新たに加わるケイリー・カークパトリックが共同執筆する。チャーリー・ブラウンと仲間たちが大都市に出かけ、新たな友達に出会うという設定らしい。製作は来年スタートの予定。文=猿渡由紀
2023年11月07日12月1日(金) に公開される映画『エクソシスト 信じる者』より、キャスト・製作陣が作品の魅力を紐解く特別映像が公開された。一人の少女とその母親が体験する戦慄の恐怖を圧倒的なリアリズムで描き、それまでのホラーの常識を覆した映画『エクソシスト』。誕生から50年、本作では悪魔に憑りつかれた2人の少女が呼び覚ます新たな恐怖を描く。特別映像では、監督デヴィッド・ゴードン・グリーンの「憑依を描いた映画は人を虜にする」という言葉に続き、本作で悪魔に取り憑かれてしまう2人の少女、アンジェラ(リディア・ジュエット)とキャサリン(オリヴィア・オニール)も自身の役柄について説明する姿が映し出される。そんな2人の少女の親は正反対の特徴を持っており、アンジェラの父親、ヴィクター(レスリー・オドム・Jr)は既に信仰を捨てたシングルファーザーなのに対し、キャサリンの親、ミランダ(ジェニファー・ネトルズ)とトニー(ノーバート・レオ・バッツ)は毎週教会で行われるミサへと熱心に通うほど信心深い5人家族。この2組の家庭事情がどのように本物語へと関係してくるのかにも注目だ。グリーン監督は「憑依された子を持つ親のもろさを描いてる」と解説し、本作では取り憑かれた少女たちだけでなく、極限状態に陥った際の親の行動も重要であることを示唆。続けて「50年前に演じた役に戻るということはクリスの50年の人生を想像するということよ」と語るのは、1974年のオリジナル版にて、悪魔に取り憑かれた少女リーガンの母親クリス・マクニールを演じ、新章となる本作で再登場を果たしたオスカー女優エレン・バースティン。そんな彼女をオドム・Jr.は「エレンは本作の宝だ」と “エクソシスト“を語るうえで欠かせない人物であると語る。バースティンは「恐ろしいことだわ。自分自身が内なる力に支配されてしまうなんてね。憑依は昔からあった。場所・宗教・文化を超えた普遍的な現象と言えるわね」と本作で起きていることが必ずしもフィクションであると断定することはできず、“憑依“というものは我々の生活の中に既に根付いているものであると語り、映像は締めくくられる。オリジナル版の『エクソシスト』を史上最恐の映画の1つであるとともに、ホラーというジャンルにおける指標だと位置づけるのは、数々のホラー映画を生み出してきたジェイソン・ブラム。製作を務めたブラムは「『エクソシスト』は革新的な作品だったから、そのことを僕たちはこの新章で称えたかった。あの観る者を不安にさせるような物語に回帰するように努めた。この作品で描かれているのは、自分の世界の全てである唯一の子供を奪われそうになった時に親が味わう恐怖だけではない。この異常な世界から誰かを救い出そうとする時、人間はいかに自分の信条の変化を受け入れようとするのかというところを描きたかった」と、ホラー映画の金字塔の新章をつくり上げていくうえで外すことのできないこだわりを説明している。『エクソシスト 信じる者』特別映像「A Look Inside」<作品情報>『エクソシスト 信じる者』12月1日(金) 公開公式サイト: Studios. All Rights Reserved.
2023年10月31日2023年木耐協オンラインセミナー④参加者アンケート木耐協(正式名称:日本木造住宅耐震補強事業者協同組合/事務局:東京都千代田区/理事長:小野秀男/組合員:全国約1,000社)は、いつか起きる地震への備えを広く多くの方に進めていただきたいとの想いから、10月21日(土)にオンラインセミナー「地震による津波災害への備え &実家の片づけ」を開催いたしました。今回は、約90名の参加者の内、67名の方からアンケートの回答をいただきましたので、その結果をまとめました。【2023年度第4回オンラインセミナー開催概要】テーマ:「地震による津波災害への備え &実家の片づけ」日時:2023年10月21日(土)10:00~11:45会場:オンライン参加費:無料主催:日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(略称:木耐協)協力:一般社団法人防災教育普及協会後援:あいおいニッセイ同和損害保険株式会社講師:今村 文彦氏(東北大学災害科学国際研究所教授/一般社団法人防災教育普及協会副会長)杉之原冨士子氏(一般社団法人日本ホームステージング協会代表理事)※セミナーの詳細は下記ホームページをご覧ください 【1】実家の片付け問題はご自身にも起きると思いますか?アンケート回答者の約半数(49%)が実家の片付け問題について、「ご自身にすでに起きている(起きた)」という結果になりました。また、「今後、必ず起きうる」「起きる可能性がある」と回答している方も合わせると、実家の片付け問題は、約95%の方がその当事者になると考えていることが分かります。実家の片付け問題はご自身にも起きると思いますか?【2】実家の片付けについて、家庭で話したことはありますか?実家の片付けについて家庭で話したことがあるかという質問に対し、最も多いのが「話して片付けを進めた(39%)」ですが、「話したがうやむやに終わった(28%)」「話していない(30%)」の合計は、58%という結果になりました。実家の片付けについて、家庭で話したことは?→実家の片付け問題がすでに起きている(起きた)人の内、実家の片付けについて、 しっかりと進められていない人が43%と約半数【1】の質問で「実家の片付け問題がご自身にすでに起きている」と回答した方(有効回答28名)の、【2】の質問の回答数では、「話して片付けを進めた(57%)」で半数を超えた一方、「話したがうやむやに終わった(29%)」「話していない(11%)」「その他(3%)」が43%となり、多くの方が実家の片付け問題が進んでいない状態であるといえます。(問題がすでに起きている人)家庭で話したことは?【3】実家の片付けをする場合、処分に困ると思うものは何ですか。(複数回答可)実家の片付けの際に処分に困るものを回答いただいたところ、1位は、「写真・書類/思い出の品」「家具」がでした。2位が「衣類」、3位が「趣味のもの・コレクション」という結果となりました。実家の片付けをする場合、処分に困ると思うもの<まとめ>参加者の大多数は、「実家の片付け問題」を自身の問題に捉えていることが分かりました。災害時に上からモノが落ちる危険性などから、防災の観点でも「実家の片付け」問題は重要です。行動に移せない方も多い中、いかに自分ごとに捉えてもらう分かりやすい説明が必要だと感じます。住まいと生活を安全・安心に木耐協オンラインセミナー 木耐協組合概要木耐協は、全国約1,000社の工務店・リフォーム会社・設計事務所などから構成される団体です。【地震災害から国民の生命と財産を守るため、「安全で安心できる家づくり・まちづくり」に取り組み、耐震社会の実現を目指す】ことを基本理念とし、地震災害の備えに対する啓発活動や木造住宅の耐震性能向上のための活動を行っています。団体名:日本木造住宅耐震補強事業者協同組合(略称:木耐協)本部所在地:〒102-0083東京都千代田区麹町2-12-1グランアクス麹町7階TEL:03-6261-2040URL: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2023年10月27日先週、現在ストライキ中の全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)が、ハロウィンシーズンの俳優たちの“コスプレ”に関するガイドラインを発表した。その内容は「ストライキに関連する映画やドラマの有名キャラのコスプレは禁止」ということだ。例えば、今年世界中で大ヒットした『バービー』のバービーやケン、去年Netflixで配信された「ウェンズデー」のウェンズデー・アダムスなどはNGで、そういったコスプレ姿の写真や動画は「SNSに掲載不可」としている。その代わりに「幽霊、ゾンビ、蜘蛛など一般的なキャラクターや人物にインスパイアされたコスチュームを選びましょう」とのこと。ただし、このルールは「だれの子どもにも適応されない」ということが後日付け加えられた。それは、ライアン・レイノルズによるポストや俳優たちからの批判が影響した模様。ライアンは「(ハロウィンの)一晩中、8歳の娘に『スト破り!』って叫ぶのが楽しみだよ。娘は組合員じゃないけれど、学ぶことは大事だもんね」とライアン節で嘲笑。共感の声が集まった。2001年から2005年までSAF-AFTRAの代表を務めたメリッサ・ギルバートは、「これがあなたたちが考えたこと?ハロウィンにだれが何を着ようと、文字通りだれも気にしません。こんな幼稚なことがストライキを終結させるとでも本気で思っているの?ジョークにしか見えません。こんなルールは撤回すると言ってほしい…交渉に行ってください!」と組合に訴えた。(賀来比呂美)
2023年10月23日『デッドプール』シリーズ第3弾の製作が、ハリウッドで行われている全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキによって大きな影響を受けているようだ。監督のショーン・レヴィが「The Wrap」に明かした。「正式な公開日が決まっているのかさえ、わからない状況です。(2024年)5月3日に公開予定だったのは知っていますが。ストライキと長期にわたる製作中断によって、公開日が本当に危うくなっています」と説明。製作の進捗については、「映画の半分を撮り終え、編集も終わっています。私たちはどうしても早く仕事に戻って、来年公開したいと思っているんですよ」と語った。『デッドプール』第3弾の当初の公開予定日は2024年11月8日だった。しかし、今年5月に始まった全米脚本家組合(WGA)のストライキをきっかけにディズニーは6月、複数の作品の公開スケジュールを変更。『デッドプール』第3弾の公開日は半年前倒しになったという経緯がある。その後7月からSAG-AFTRAもストに突入したため、多くの作品が製作中断を余儀なくされている。映画ファンは「どう考えても来年の5月公開は厳しそうだ」「もともとの公開日に変更すればいい」「ヒュー・ジャックマン(ウルヴァリン役で登場)にこれ以上ダイエットとワークアウトを続けさせるのは酷だよ!」などのコメントをXに寄せている。(賀来比呂美)■関連作品:デッドプール2 2018年6月1日より全国にて公開© 2017 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved
2023年10月18日テイラー・スウィフトのコンサートフィルム『テイラー・スウィフト: THE ERAS TOUR』が、日本を含む世界中の映画館で公開中。全米ではオープニング3日間で96,000,000ドル(約143億円)を記録(※Box Office Mojo調べ※1ドル=149円換算 10月16日付)し、コンサートフィルム映画史上No.1の週末興行成績となり、社会現象を巻き起こしている。現在世界でツアー中の「THE ERAS TOUR」は、これまでのテイラー・スウィフトの音楽活動を時代(Era)ごとに区切り、時代ごとの名曲を惜しみなく披露する、まさにテイラーの集大成ともいえる奇跡のステージ。そのツアー映像を収めたのが、本作だ。10月13日より世界中での公開が始まり、アメリカでは公開週末の興行収入が速報値で9600万ドルを超える超大ヒットを記録。コンサートフィルムとしては、『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』の2324万ドルや、これまでの歴代No.1の『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』の2951万ドルという初週末興行成績の記録を3倍以上も上回り大幅に更新、両作品の最終興行収入成績を、週末3日間で抜き去った(※参考:『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』約7209万ドル、『ジャスティン・ビーバー ネヴァー・セイ・ネヴァー』約7301万ドル)。日本でも、10代~30代のテイラーファンの女性を中心に劇場に来場し、コンサートグッズや定番のビーズブレスレットなど自作グッズを持参するファンが交流する姿が見られるなど、劇場は熱気で包まれた。そして、ファンからの熱い希望に応え、「発声可能上映」が10月20日(金)にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで開催されることが決定している。『テイラー・スウィフト: THE ERAS TOUR』は公開中。(シネマカフェ編集部)
2023年10月16日解決に向けて希望が持たれていた全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のストライキが長引きそうだ。労働条件の交渉相手であるスタジオ、配信会社の代表全米映画テレビ製作者協会(AMPTP)と前向きな話し合いが進んでいたと見えたが、現地時間水曜日、スタジオと配信会社のトップが立ち上がって出ていき、交渉が炸裂した。とりわけ配信作品の印税をヒットに応じて払うということについて双方の開きは大きく、再びムードは険悪になっている。SAG-AFTRAのストライキは7月14日にスタートした。2ヶ月半早く始まった全米脚本家組合(WGA)のストライキは、先月末に終了している。文=猿渡由紀
2023年10月13日