キヤノンマーケティングジャパンは、東京都港区のスパイラルガーデンにて、写真家・鶴巻育子氏による企画写真展「3[サン]」を4月24日から開催する。ミラーレスタイプのレンズ交換式デジタルカメラ「EOS M3」で撮影した作品33点を展示する。入場は無料だ。開催期間:2015年4月24日~4月29日開催時間:11時~20時会場:スパイラルガーデン(東京都港区)同写真展では、鶴巻氏がドイツ、ニュージーランド、ハワイの3カ所を旅して撮影した作品を展示する。作品はいずれもEOS M3で撮影されたものだ。作品のほか、EOS M3を製品化するにあたってのスケッチやモックなども展示する。(c)鶴巻育子
2015年04月03日野村佐紀子のインスタントフィルム写真展「UTSUSHIYO 映し世」が4月9日から5月11日まで、表参道のアートスペース「AM」で開催される。同展は野村にとって都内初となるインスタントフィルムによる写真展。彼女が発表を意識せずに、気持ちのおもむくままに撮りためてきた作品のうち約100点が出展される。ときに予期せぬ変容をもたらし、保存の過程によってはケミカルな反応を生み出すインスタントフィルム。そこに、瞬間を切り取るカメラマンとしての彼女の美意識と思想、感情が融合し、濃厚な時間のエッセンスを浮かび上がらせた。なお、今回展示される作品のうち16点は、同時刊行の写真集『moments』にも収録される。25日には野村佐紀子が来廊し、トークショーが行われる予定だ。野村佐紀子は1991年より写真家の荒木経惟に師事。その後、東京を中心にヨーロッパ、アジアで展覧会を行うなど、グローバルに活動している。男性のヌード作品が有名。代表作は漆黒の闇の中で仄かに浮かび上がるモノクロ作品集『黒闇』や『nude/a room/flowers』など。その他、超小型カメラを用いた『夜間飛行』、デジタルカメラで撮影した『hotel pegasus』など、様々な写真メディアに挑戦している。【イベント情報】UTSUSHIYO 映し世会場:AM住所:東京都渋谷区神宮前6-33-14神宮ハイツ301/302号室.会期:4月9日から5月11日まで時間:13:00から19:00まで
2015年04月02日写真展「蜷川実花 展 桜 at 代官山 芦屋書店」が4月8日から26日まで、代官山の蔦屋書店にあるギャラリースペースで開催される。同展では11年に発売された写真集『桜』の掲載作品を中心に、蜷川実花の“桜”シリーズを展示。彼女が1週間の間に2,500回ものシャッターを切ったという、様々な姿の桜が紹介される。なお、この本のあとがきで、蜷川は「2011年3月、今年の桜を撮りたかった。私が私であるために、自分で自分を支えるために」と当時の気持ちを語っている。会場ではこれらの作品の他、蜷川の写真集『Baby Blue Sky.』のスペシャルプリントやサイン入り写真集などを販売。自らがディレクションを手掛けるファッションブランド「M/mika ninagawa」の雑貨なども取り扱われる予定だ。【イベント情報】蜷川実花 展 桜 at 代官山 芦屋書店会場:代官山 蔦屋書店2号館1階ギャラリースペース住所:東京都渋谷区猿楽町17-5会期:4月8日から26日まで時間:7:00から翌2:00まで
2015年04月02日東京都新宿区「ギャラリー楽水」は4月4日~12日、今年で3年目を迎える猫写真展「猫と心理テスト展」を開催する。○魅力的な猫写真と自身の深層に出会える企画展同展は、心理カウンセラー・清田予紀氏と、猫写真家・南幅俊輔氏の共同企画展。「名前の無い猫たち」「老子の言葉と猫展」に続く、2015年のテーマは「猫と心理テスト」。猫の写真を眺めながら心理テストをする、今までにない個性的な企画展となる。テストの質問の一例としては、4匹の猫のうち「Q:真ん中の猫があなただとしたら、後ろと左右にいるのは誰だと思う? あなたの身近にいる人を思い浮かべて当てはめてみてださい」など。また、写真右の猫について「Q:この猫ちゃんが神妙な顔をしているのは、大事な家具で爪研ぎをする常習犯で、それを飼い主に見とがめられたから。さて、爪研ぎでボロボロになった家具は次のどれだと思います?」という設問が出され、選択肢「テーブル」「ベッド」「タンス」の中から回答したりするとのこと。開催日時は、4月4日~12日 12時~19時。会期中無休。会場は、「ギャラリー楽水」(東京都新宿区矢来町95)。入場無料。
2015年04月01日代官山のレンタルスペース「AL」で、吉永マサユキ、及び森山大道が手掛ける「resist写真塾」の修了生による合同写真展「ex.resist vol.3」が開催される。期間は4月25日から5月5日まで。resist写真塾は写真家の吉永マサユキ、森山大道が、社会性のある写真家の養成を目的に開校した学校。ゲスト講師による講義を頻繁に行いながら、プロの表現者としての厳しさを指導しており、その独自のスタイルは業界内でも話題となっている。出展作家の1人、川本健司は同写真塾の1期生として06年から講義に参加。今回の展示会では街で酔って寝た人々を、その状況や時代背景と共に撮影した「よっぱらい天国」が出展された。そこには路上で無防備な姿をさらす、日本ならではの平和な光景が写しだされている。一方、星玄人の「STREETPHOTOEXHIBITION1998~2014」は、歌舞伎町や大阪西成などの繁華街を写したスナップ写真。撮影は98年から現在に至るまで続いており、繁華街のネオンの下で蠢く人々の姿を切り取っている。その他、4月29日には出展作家や塾生によるトークイベントを、5月2日には川本健司と写真家の都築響一による対談を開催。26日には吉永マサユキと映画監督の山本政志によるトークイベントも行われ、写真塾の活動を伺うことが出来る。【イベント情報】『ex.resist vol.3』 川本健司 / 星玄人 写真展会場:AL 1階 main space住所:東京都渋谷区恵比寿南3-7-17-1階会期:4月25日から5月5日時間:12:00から19:00(初日は17:00から、最終日は17:00まで)会期中無休入場無料
2015年03月31日富士フイルムは3月20日、応募者全員の作品が、選んだ会場に必ず展示される写真展「"PHOTO IS"想いをつなぐ。30,000人の写真展2015」の作品の応募受付を開始した。作品の応募期間は、3月20日から5月31日まで。7月17日の東京会場より全国29都市で順次開催される。10回目を迎える今回から、これまでの大伸ばしプリントに加えて、インスタントカメラ「チェキ」で撮影した写真を使った「チェキプリント」や、スマートフォンなどで撮った複数の写真を1枚のプリントにまとめた「シャッフルプリント」の作品も応募できるようになった。また、10周年の特別企画展として「みんなに見せたいあの頃の写真」のテーマでも募集し、「ひいおじいちゃん、ひいおばあちゃんが若かった頃の家族の貴重な集合写真」や「青春時代の写真」など、過去の体験やその時に感じた気持ちが、 当時のままによみがえるような写真を募集している。展示会場には、作品を見た来場者が出展者へ手書きのメッセージを送ることができる「絆ポスト」を設置。展示終了時には出展者へ郵送で集まったメッセージを届けてくれる。また、全応募作品の中から佐々木希さん、松田聖子さんなどの著名人や、写真家の熊切圭介さん、笹岡啓子さんなどの合計10名の審査員が一人10展ずつ計100点の作品を選出し、選ばれた作品を「心に響いた100選」として、全国29会場に展示する。応募方法は、専用応募台紙(税別476円)を購入し、必要事項を記入してフジカラーの店舗に持ち込むか、郵送にて受け付ける。なお、専用応募台紙は、全国のフジカラーの店舗、本写真展のWebサイト、富士フイルム公式Webストア「富士フイルムモール」のいずれかで購入可能。
2015年03月20日クレヴィスは3月、写真集「岩合光昭の世界ネコ歩き」を発売する。あわせて4月~6月にかけて、阪急うめだ本店、日本橋三越本店にて、写真展「岩合光昭の世界ネコ歩き」を開催する。写真集「岩合光昭の世界ネコ歩き」は、NHK BSプレミアムで放送した人気番組「岩合光昭の世界ネコ歩き」で撮影した209点を完全収録したもの。今回、同作の発売とともに、岩合氏がヨーロッパ、アフリカ、アメリカ、アジアなど世界15地域で出会ったネコたちの写真作品を中心に、番組未公開映像を加えた作品を展示する写真展も開催する。出展地域は、パリ、プロバンス、ベルギー、ノルウェー、シチリア、クロアチア、エーゲ海の島々、ブルガリア、イスタンブール、マラケシュ、キーウエスト、ウルグアイ、ハワイ、台湾、沖縄(以上、15地域)。展示作品は約200点、映像は2本を予定している。阪急うめだ本店では、4月15日~5月11日、日本橋三越本店では5月20日~6月1日。以下 札幌、福岡、宇都宮、船橋、名古屋などでも開催予定とのこと。
2015年03月20日地主恵亮さんは3月21日・22日、写真展「妄想彼女」を新宿ゴールデン街のバー「あるぱか」(東京都新宿区)で開催する。「ひとりデート」マスターとして知られるライターの地主恵亮さん。ひとりデートとは、まるで彼女と過ごしているかのような写真を自分一人で撮って、SNSにアップする活動だ。地主さんはひとりデートの写真をネット上にアップし続けた結果、2013年に英ガーディアン紙が選ぶ「世界で最も気持ち悪い男」ランキングで1位に。さらに昨年には、書籍『妄想彼女』(鉄人社/税別1,200円)を出版した。写真展では、この書籍『妄想彼女』に収録されている写真を大きくプリントアウトしたものを約60点展示する予定とのこと。当日は地主さんも在廊するという。書籍の担当編集者は、「お花畑のような妄想恋愛とリアルな現実が複雑に絡み合うカオスな写真たちを、心ゆくまでご覧ください。当日はバーとしても営業いたしますので、地主さんとの小粋なトークもお楽しみいただけます」とコメントしている。ソフトドリンク・アルコール500円~。時間は3月21日が15時~18時、3月22日が15時~20時。会場の「あるぱか」は、新宿ゴールデン街 あかるい花園一番街 2階。未成年への酒類の販売は不可、身分証の提示を求められる場合もある。「会場のスペース上、生花などご遠慮申し上げます」とのこと。
2015年03月17日アニエスベー(agnes.b)がルーカス・フォーリアによる写真展「A Natural Order - 自然に向かう人々」を開催する。期間は4月18日から5月10日まで。ルーカス・フォーリアは欧米で高い評価を集めている写真家で、12年には初の作品集『A Natural Order』を発表している。その内容は彼自身がアメリカで自給自足の生活を過ごした、5年間に渡る記録をまとめたもの。ソーラーパネルと車のバッテリーを電源に生きる現代人の姿が、自然の山野に広がる光景と不思議な対比を生み出している。アニエスベーはアートフリーペーパー『ポワンディロニー』を発刊する他、パリのギャラリー「デュ ジュール アニエスベー」で数々の現代アートを紹介。過去には数々のアーティストをサポートしており、無類のアートコレクターとして知られている。今回は京都で開催される国際的な写真フェスティバル「KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2015」の一環として、ルーカスの作品集から一部の作品が展示される予定だ。【イベント情報】ルーカス・フォーリア「A Natural Order - 自然に向かう人々」会場:有斐斎 弘道館住所:京都府京都市上京区上長者町東入ル元土御門町524-1会期:4月18日から5月10日時間:10:00から17:00料金:一般500円休館日: 4月22日
2015年03月13日オリンパスギャラリー東京およびオリンパスギャラリー大阪では3月12日より、キムラ アキコ&河井 蓬 写真展「境内に棲む」を開催している。○日々を精一杯生きている、"境内に棲む猫たち"を紹介同展は、大阪出身の写真家・河井蓬(かわいよもぎ)とキムラアキコの両氏による、"境内に棲む猫たち"の写真展。大阪の市街地には多くの神社や寺が点在し、現在も信仰を集めている。都会の喧騒から切り離された境内に入ると、そこに暮らす猫たちとの出会いがある。寺社の軒下を棲家とする猫たちは、厳しい天候や病気、外敵との戦いにさらされることもあり、また飼い主に捨てられた猫も少なくない。しかし、彼らはそれをあるがままに受け止め、与えられた日々を精一杯生きている。両氏の目に映るその姿は、自由気ままで美しく、時に気高く孤高であり、また時に可愛くどこかユーモラスだという。同展では、そんな猫たちが見せる命の輝きに心惹かれ、数年間にわたってその姿を追い続けた軌跡であるカラー作品約40点を展示する。開催日は、オリンパスギャラリー東京(東京都千代田区神田小川町1-3-1 NBF小川町ビル)は、3月12日~18日。オリンパスギャラリー大阪(大阪府大阪市西区阿波座1-6-1 MID西本町ビル)は、3月27日~4月2日 。ともに時間は10時~18時(最終日~15時)で、日曜・祝日休館となる。入場無料。
2015年03月12日キヤノンマーケティングジャパンは、キヤノン S タワー2 階オープンギャラリーにて、キヤノンフォトコレクション展 富山治夫写真展「現代語感」を4月3日より開催する。入場は無料。開催日程は2015年4月3日~4月21日 10時~17時30分。開催場所はキヤノン S タワー2階 オープンギャラリー(住所:東京都港区港南2-16-6)。本展では、キヤノンフォトコレクションに収蔵している富山治夫氏の作品の中から、「朝日ジャーナル」で企画・連載されていた「現代語感」のモノクロ作品25点を展示する。
2015年03月11日東京都・表参道のスパイラルガーデンは、博報堂プロダクツのフォトグラファー20名と博報堂のアートディレクター20名がコラボレーションし、企画・制作した写真展「VOICES展」を開催する。会期は3月20日~3月29日。開場時間は11:00~20:00。入場無料。同展は、博報堂プロダクツのフォトグラファー20名と博報堂のアートディレクター20名がそれぞれコンビを組み、ひとつの作品を企画・制作した写真展。展示作品は、点数も形式も各コンビごとに自由に設定。クライアントもオリエンもない中で、「伝えたい欲求」を写真にしており、広告のフォトグラファーとアートディレクターがもつ「発想力」、「表現力」、「技術力」で、各々が伝えたいメッセージをそれぞれの作品に込めたということだ。なお、参加する博報堂プロダクツのフォトグラファーは鈴木康平、大津央、廣瀬達郎、児島孝宏、古川泰子、高橋秀行、石川清以子、島村朋子、百々新、池田献児、亀井友吉、岡祐介、高橋潤、平田正和、岩切浩三郎、辻徹也、青野千紘、大谷麻葵、丸山慎六、大木謙一の計20名。博報堂のアートディレクターは長島慎、杉山ユキ、榎本卓朗、細川剛、永松りょうこ、小栗卓巳、小野勇介、関谷奈々、倉田潤一、池澤樹、小杉幸一、榮良太、中谷佳保里、富田耕平、藤田純平、岡室健、柿﨑裕生、原野賢太郎、桑原秀平、徳野佑樹の計20名となっている。
2015年03月09日キヤノンマーケティングジャパンは、キヤノン S タワー1階のギャラリーSにて、福田幸広氏による写真展「ぼくらはみんな生きている!」-動物たちの幸せの瞬間(とき)- を3月27日より開催する。入場は無料。開催日程:2015年3月27日~5月11日開館時間:10時~17時30分開催会場:キヤノン S タワー1階 キヤノンギャラリーS(住所:東京都港区港南2-16-6)福田幸広氏は東京都出身の動物写真家。本展は「ぼくらはみんな生きている!」-動物たちの幸せの瞬間(とき)- のタイトルのもと、世界中の動物たちの幸せを感じる瞬間をとらえた作品92点を展示する。なお、展示作品はすべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントされたものになっている。
2015年02月27日東京都杉並区の黒猫茶房では3月1日まで、「にゃんにゃん写真展 vol.2」を開催している。○ユニークで可愛い猫たちの写真を多数展示同展は、今回で2回目の開催となる猫の写真展。今回は10名がエントリーし、作品を展示している。会場の壁には、愛猫や街中、旅行先で撮った猫など、ユニークで可愛い猫たちの写真が多数展示されている。会期は、2月22日~ 3月1日。会場は、黒猫茶房(東京都杉並区阿佐谷北2-4-2)。営業時間は、11時~23時(LO22時30分)。定休日は月曜日。入場料は無料だが、飲食の注文が必要となる。
2015年02月26日資生堂が西武渋谷店で開催中の写真展「NYマダムのおしゃれスナップ展 Advanced Style」とコラボし、会場で様々な催し物を実施中。期間は3月1日まで。『Advanced Style』は写真家アリ・セス・コーエンが出版した写真集のこと。その内容は自由な着こなしを楽しむニューヨークマダムを撮影したもので、国内でも3万8,000部を売り上げるなど高い評価を受けている。会場では写真集に掲載された写真の中から、約150点が展示された。この写真展に合わせて資生堂は、5階のA・B館連絡通路で『花椿』を展示する。これは37年に創刊された企業文化誌で、これまで美容や化粧に関するものを中心に、時代の最先端を行くような情報を発信してきた。連絡通路では60年代から70年代にかけて発刊された『花椿』が展示される。70年代以降はアートディレクターを仲條正義が手掛け、様々なアプローチで“美”へのアプローチを追及している。当時の「着たい時に着たいものを着る」といった、時代の空気を感じられるこれらのバックナンバーを展示する事で、今年のファッションとメイクのトレンドを推測してみようという試みだ。また、2014年に発行された最新の花椿も一堂にに展示され、自由に持ち帰る事ができるので花椿ファンには是非足を運んで欲しい。その他、写真展の会場内に、ディック・ページによる「毎日のメークを楽しくするための提案」コーナーが設置される。ディックはグローバルブランド「SHISEIDO」のアーティスティックディレクターで、これまでに「マイケル・コース(MICHAL KORS)」や「マーク BY マーク ジェイコブス(MARC BY MARC JACOBS)」などのショーでメイクアップを担当してきた。今回のイベントではメイクを通じて毎日の生活に美を取り入れる方法を提案する。また、イベント期間中に「SHISEIDO」のホワイトルーセント、メイクアップ製品を7,000円以上購入すると、資生堂フェースカラーの特製サイズとオリジナルポーチが先着順にプレゼントされる。【イベント情報】NYマダムのおしゃれスナップ展 Advanced Style会場:西武渋谷店 A館7階 特設会場住所:東京都渋谷区宇田川町21-1会期:2月17日から3月1日時間:10:00から21:00(最終日は17:00まで)料金:500円(高校生以下は無料)
2015年02月24日ファッション界で活躍する3人のフォトグラファーによるエキシビション「Fashion Photography in a New Light」展が、2月26日から3月29日まで六本木の「イマコンセプトストア(IMA CONCEPT STORE)」で開催される。“ファッションと身体”を特集とした写真雑誌『IMA vol.11』の発売を記念した同エキシビション。特集で取り上げた新進気鋭の写真家の中から、奥山由之、チャーリー・エングマン(Charlie Engman)、ロビ・ロドリゲス(Robi Rodriguez)の3人の作品が展示される。奥山由之は様々な雑誌で活躍する若手写真家で、アナログ手法によって独特のローファイ感覚を写真に定着。混沌とした現在の東京が持つ時代感覚を体現している。同展ではそんな彼の作品から、代表作の一つとされる「アンリアレイジ(ANREALAGE)」とコラボレーションしたアーカイブ作品をラインアップする。一方、チャーリー・エングマンは、『ヴォーグ(VOGUE)』などのファッション誌で活躍する、アイデアと身体性を生かしたファッションシューティングが魅力の写真家。海外誌のエディトリアルワークから生まれた大胆な身体表現を展開する。また、ロビ・ロドリゲスは、『The Gentlewoman』や『Pop』などのモード誌で活動しながら、ハイブランドのファッションイメージを再定義する新鋭。「Ladies Night」シリーズではショーのフロントに労働階級のお年寄りや中年の女性を座らせることで、ファッション業界の理想と現実を表現。矛盾を含むファッションの側面をシニカルかつユーモラスに写し出している。【イベント情報】IMA vol.11 刊行記念「Fashion Photography in a New Light」展会場::IMA WALL(IMA CONCEPT STORE内)住所:東京都港区六本木5-17-1AXISビル3階会期:2月26日から3月29日時間:11:00から22:00休館日:不定休料金:無料
2015年02月23日Art Gallery山手(神奈川県横浜市)では、2月22日まで「第6回 猫ねこ写真展PART2」を開催している。同展では、9人の写真家が撮影した猫の写真を展示している。作品を出展している写真家は、漆山俊樹氏、大森裕氏、大塚義孝氏、勝見里奈氏、楞野明弘氏、kiyochan、斉藤達也氏、染谷育子氏、星野俊光氏の9名。猫の写真の展示のほか、ポストカードや雑貨なども販売している。開催時間は、11時~18時(最終日は17時まで)。
2015年02月18日東京・新宿のBギャラリーで野村佐紀子の写真展「flower」が開催されている。期間は3月4日まで。野村佐紀子は91年よりアラーキーこと荒木経惟に師事。93年以降は東京を中心に、ヨーロッパやアジアなどで展覧会を開いてきた。一方で、97年には初の写真集として、男性が備えた繊細さと凶暴さを暴いた「裸ノ時間」を出版。男性のヌードを被写体に数々の作品を発表してきたが、13年の瀬戸内国際芸術祭では、岡山県玉野市に住む48人の老人を撮影。老いた身体と人生の歩みの中に、野村が感じた美しさを写真に収めている。今回の写真展では、野村が長い間撮り溜めてきた花の写真をはじめとする膨大な作品群から抜粋し展示、販売。会場では写真集『flower』(2,750円)の販売も行われ、20日には18時から、写真集を発行している出版社リブロアルテの一花義広と、本書デザイナーの町口景、野村佐紀子の3名によるトークセッションが行われる。【イベント情報】野村佐紀子 写真展「flower」会場:Bギャラリー住所:東京都新宿区新宿3-32-6 ビームスジャパン6階会期:2月13日から3月4日時間:11:00から20:00休館日:なし
2015年02月18日東京都台東区浅草橋のレンタルギャラリー、Photons Art Galleryで、パンチラをテーマにした写真展、「パンチラ2015」が開催される。日時は2月9日~15日の10時~20時まで。○展示作品を集めた写真集も発売同イベントでは、写真家、CGディレクター、グラフィックデザイナー、イラストレーターなど、さまざまなクリエイターたちが「パンチラ」をテーマにした作品を発表する。出展作家は、フォトリアルCG制作・映像制作などで活躍する朝倉涼氏や、フリーランスフォトグラファーの小林裕和氏、写ガールで連載中の写真家・大村祐里子さん、イラストレーターの鉄鋼氏、コスプレなどで活躍するそらみみさん、漫画家・イラストレーター・再田ニカさんなど。また、会場限定で、パンチラ2015写真集「おもひで(仮)」を発売する予定とのこと。
2015年02月06日キヤノンマーケティングジャパンは、キヤノン S タワー2階のオープンギャラリーにて、浅井美紀写真展「幸せのしずく ~World of Water Drops~」を2月25日より開催する。入場は無料。開催期間:2月25日~3月13日 (日曜・祝日は休館日)開催時間:10時~17時30分会場:キヤノン S タワー2階 オープンギャラリー (東京都港区港南2-16-6)浅井美紀氏は北海道在住の写真家。マクロレンズを使って撮影した、輝く水滴や花、アリなどの写真をSNSの「500px」に投稿しており、海外からも高く評価されている。今回開催する、同氏初の写真展では、肉眼では見えにくいものの神秘さや美しさ表現した作品約40点が展示される。
2015年01月29日東京・品川の原美術館で蜷川実花による写真展「蜷川実花: Self - image」が開催される。期間は1月24日から5月10日まで。会場では活動初期から断続的に蜷川が撮り続けてきた、モノクロのセルフポートレートが展示される。これは、蜷川が「生身に近い、何も武装していない」と語る作品で、その写真群を中心とした展覧会は今回が初めて。その他、目黒川の川面に散る桜を撮影した「PLANT A TREE」や、生と死が表裏一体である様を捉えた「noir」シリーズからも、数々の作品が出展される。また、原美術館を代表する階段室では、窓一面に蜷川の作品をレイアウト。透過性フィルムに白黒プリントされた写真が、まるで人の記憶を現実世界に具現化したような、幻想的な空間を構築するという。その他、壁三面に映像を大きく投影し、音楽を渋谷慶一郎が手掛けた新作のインスタレーションも発表され、訪れた人々を映像の海へと誘う。なお、開催期間中には都内3ヶ所でのギャラリーでも蜷川の個展が開催される。渋谷ヒカリエの「8/ ART GALLERY/ TOMIO KOYAMA GALLERY」では「noir」シリーズを公開。池尻のギャラリー「CAPSULE」とカフェレストラン「SUNDAY」では写真展「Portraits & Flowers」が開催される。【イベント情報】蜷川実花: Self - image会場:原美術館住所:東京都品川区北品川4-7-25会期:1月24日から5月10日時間:11:00から17:00(水曜日は20:00まで。入館は閉館の30分前まで)料金:一般1,100円大学生700円小中学生500円休館日:月曜日(5月4日は開館)、5月7日
2015年01月26日シャネル銀座ビル4階に位置し、昨年末で10周年を迎えたシャネル・ネクサス・ホール。若手音楽家をサポートするクラシック音楽のコンサートや、意欲的な展覧会を開催しています。2015年は、「ボヤージュ(旅)」をテーマにした展覧会が企画されています。新年の幕開けを飾るにふさわしい展覧会は、20世紀を代表する写真家の一人である、1923年フランス・リヨン生まれのマルク リブーが、約60年前に秘境アラスカを旅して撮影した貴重な作品によるものです。リブーの「アラスカ」シリーズは日本初公開となります。写真ににじみ出るリブー独特の詩情が魅力ここは……雪原? 展覧会場に足を踏み入れた瞬間、白一色でデザインされた見事に潔い空間が、決して広くはないのに果てしなく続く雪原のように見え、テンションが上がります。アンリ カルティエ=ブレッソンやロバート キャパとともに、写真家集団マグナムの一員として活躍したマルク リブー。彼は1958年、ジャーナリストのクリスチャン ベルジョノーと「パリ・マッチ」誌特派員として、目的地アラスカを目指しデトロイトを出発しました。フェアバンクスとコッツビューに1週間ずつ滞在した後、2ヶ月かけて終着地メキシコへ南下する旅を敢行します。そんな今回の展示作品は、「写真を撮ることは旅すること」と語っていたリブーらしい、アラスカ縦断中の驚きに満ちた旅の記録であり、写真史に残る名作です。走行中は、絶えず車のフロントガラスから氷を削り取らなければならず、パンクしたら凍え死ぬといわれていた過酷なアラスカ・ハイウェイ約2500キロの道程。その広大な未開の風景を、白いキャンバスに描かれる点描のようにレンズで切り取り、現地に暮らすエスキモーの生活を生き生きと活写しています。零下34度の中、氷に穴を開けて魚を釣る姿や、凍結した馬の死体が横たわる写真など、目を奪われずにはいられません。それはリブーの視点が、フォトジャーナリストとしてだけでなく、ヒューマニストとしても卓越しているからでしょう。同時に、リブーの美意識が反映された白と黒の絶妙なバランス、幾何学的なグラフィックとしての斬新さは非常に現代的であり、私たちをみることへの情熱で釘づけにします。「リブーの写真を“芸術作品”に昇華させているのは、そのイメージに色濃くにじみ出る独特の詩情である」とは、本展覧会のキュレーターである佐藤正子さんの言葉。その詩情をぜひ、展覧会場を訪れて実際に体感してみてはいかがでしょう?ココ シャネルの美意識とメセナ精神を踏襲する展覧会写真のみならず、空間全体もそこに漂う空気感も含め、透徹した美意識がすべてに行き届いた、こんなにも完成度の高い写真展が日本で楽しめるとは驚きです。(しかも無料で!)今さらながら、ピカソ、コクトー、ストラヴィンスキーら若き芸術家たちを支援し、革新的であることを追及し続けたシャネル女史のエスプリが、現在も脈々と受け継がれているのを感じ、白銀の世界が熱気で満たされる思いでした。リブーご本人は、高齢のため来日なさいませんでしたが、息子さんで建築家のテオ リブー氏がオープニングに際して挨拶し、「私はアラスカで、生涯一番寒い日々を過ごした」「世界の暴力より美しいものを撮りたい」というお父様の言葉を紹介。フランスの連続銃撃テロの直後だけに、「父がもし若かったら、レピュブリック広場に駆けつけて、デモに参加したでしょう」「リブーは自由な人々の味方です」と語り、やはり熱い想いを感じました。本展覧会は、2015年4月18日(土)~5月10日(日)、國際写真フェスティバル京都グラフィーの公式展覧会として、京都に巡回されます。京都展にもぜひ訪れたいと思います。
2015年01月21日写真家・嶋本丈士の写真展「Still Dreaming moments of leica X vario」が東京・中目黒のレストラン「マルコヴィッチ(Malkovich)」にて1月15日から開催される。この個展では、嶋本がライカ(Leica)のカメラ「ライカXバリオ(Leica X vario)」を使用してポーランド、フランス、チェコを巡って撮影したものが展示される。嶋本はコンセプト「夢が覚めないような感覚。旅先の何気ない一瞬も写真に納めることでその写真を見れば夢に中に戻れる」のもと、白黒のカットを撮り下ろした。なお今展はポスター印刷で、気軽に購入できるようにする。A1サイズ、8,000円前後を予定。初日19時からはレセプションを開催(入場無料)。先着100名にはA2ポスターがプレゼントされる。嶋本は1983年千葉県出身。2007年米・アカデミー・オブ・アート大学の写真科卒業。09年には『スタジオボイス』別冊『日本の100人の写真家』に選ばれる。14年には麹町の取り壊しビルで行われたアートイベント「#BCTION」を主宰した。【イベント情報】Still Dreaming moments of leica X vario会場:マルコヴィッチ住所:東京都目黒区上目黒1-26-1アネックス3階会期:1月15日から常設時間:11:30から15:00、18:00から24:00(土・日曜日、祝日は17時から)
2015年01月13日渋谷ヒカリエの「8/ ART GALLERY」で、蜷川実花による写真展「noir」が開催される。期間は2月4日から23日まで。蜷川実花は木村伊兵衛写真賞や大原美術館賞など、数々の写真賞で受賞経験を持つ写真家。14年大晦日の紅白歌合戦の審査員を務めたことも記憶に新しい。07年には映画『さくらん』で監督デビューを果たしており、昨年ファッションブランド「M / mika ninagawa」を立ち上げるするなど、現在では多方面に活躍している。そんな彼女が撮る鮮烈な色合いは「蜷川カラー」と呼ばれ高く評価されており、近年では豊かな黒の表現によって死や闇を描いた作品でも人気を集めている。この展覧会は15年春に都内4ヶ所で開催される、蜷川実花による個展の一つ。生と死を表裏一体にとらえた「noir」シリーズの中から、様々な作品が出展される。その他、原美術館では「蜷川実花:Self-image」が、池尻のギャラリー「CAPSULE」と「SUNDAY」では「Portraits & Flowers」が開催されており、様々な側面を持つ蜷川作品のすべてを目の当たりにすることが出来そうだ。【イベント情報】蜷川実花 展「noir」会場:8/ ART GALLERY / Tomio Koyama Gallery住所:東京都渋谷区渋谷2-21-1渋谷ヒカリエ8階会期:2月4日から23日時間:11:00から20:00料金:無料
2015年01月06日クレヴィスは、動物写真家・岩合光昭の写真展「『どうぶつ家族』 ~野生動物の営みから、人の暮らしとともにあるいぬ、ねこまで~」を開催している。会期は2015年1月14日まで(1月1日は休業)。開場時間は10:00~20:00(12月31日は18:00閉場、1月2日は20:00閉場、最終入場は閉場30分前まで)。会場は渋谷ヒカリエ9階 ヒカリエホールA。入場料は一般800円、学生700円、中・高生/65歳以上600円、小学生以下無料。同展では、野生動物を撮り続ける写真家・岩合光昭が、ライオン・シロクマ・パンダといった世界中で生きるさまざまな動物の家族をはじめ、ねこ、いぬといった身近な動物たちの姿など、「生命の循環・つながり」をテーマにした約250点の作品を展示する。また、12月26日と1月10日(それぞれ11:00~、14:00~の2回)の両日は、岩合氏の「ギャラリートーク&サイン会」が実施されるほか、会期中に自慢のペットや旅先で撮った野生動物の写真を渋谷ヒカリエ9階のどうぶつ家族チケット販売カウンターまで持参すると、それを同展に展示してくれる企画「自慢のどうぶつ家族(ペット)写真大募集!」も実施しているということだ。なお、岩合光昭は、1950年東京生まれの動物写真家。19歳のとき訪れたガラパゴス諸島の自然の驚異に圧倒されて動物写真家としての道を歩み始めて以来、世界各地で大自然と野生動物を撮り続けている。その一方で、イヌやネコなどの身近な動物の写真も撮影し、多くの人々を魅了している。1979年、「海からの手紙」で第5回木村伊兵衛写真賞を受賞。
2014年12月26日写真展企画、出版事業のクレヴィスは2015年1月14日まで、渋谷ヒカリエにて岩合光昭写真展「どうぶつ家族 ~野生動物の営みから、人の暮らしとともにあるいぬ、ねこまで~」を開催している。○"生命の循環・つながり"をテーマに、写真作品約250点を展示同展は、未発表作品も含む構成の、「どうぶつ家族」約160点、ねこ約40点、いぬ約30点、パンダ約20点合計作品点数約250点の大規模写真展。ライオン・シロクマ・パンダ・イヌなどのほか、2013年夏に大盛況だった「ねこ」未発表作品も展示する。いのちを育む大自然を舞台に、野生動物の一瞬の輝きを撮り続ける動物写真家・岩合光昭は、大学在学中に訪問したガラパゴス諸島で野生の世界に魅了されて以来、世界中のフィールドを駆け巡り、生き物たちが命をつむぐ姿を見つめ続けている。同展では、世界中で生きる多様な動物たちの姿をはじめ、"生命の循環・つながり"をテーマに、写真作品約250点を紹介。家族で過ごす温かい時間や子供たちの愛くるしい表情、また時には厳しい環境の中で力強く生きる姿から、生き物が生きていける環境があることの素晴らしさを感じられる機会となるという。会期は、12月17日~2015年1月14日までで、1月1日は全館休館日のため休業。会場は、渋谷ヒカリエ9階 ヒカリエホールA(東京都渋谷区渋谷2-21-1)。開催時間は10時~20時。12月31日は18時閉場。1月2日は20時閉場。最終入場は閉場30分前まで。入場料(税込)は、一般800円/学生700円/中・高生、65歳以上600円、小学生以下無料。12月26日と2015年1月10日 各日11時/14時には岩合氏のギャラリートーク&サイン会も実施する。また、同展の会期中、「あなたの"どうぶつ家族"の写真」展示を実施。自慢のペットや旅先で撮った野生動物の写真など、渋谷ヒカリエ9階のどうぶつ家族チケット販売カウンターまで持参すると、会場にて展示される。その他、詳細は同展Webページにて確認できる。
2014年12月25日東京・京橋の写真センターTOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY内ギャラリー・72Galleryで2015年2月4日より、「オードリー・ヘップバーン-KOBAL コレクションより」が開催される。3月29日まで。清純な美しさで未だ人気が衰えないオードリー・ヘプバーン。「ジバンシィ(GIVENCHY)」のアイコンであり、ファッションフォトグラファー、リチャード・アヴェドンのミューズだった。今展ではキャリア初期のポートレート27点のオリジナルプリントが展示販売される。コバール・コレクションは1969年ジョン・コバール(John Kobal)がロンドンで設立した映画写真のアーカイブ。映画スターのポートレートやシーンスチール、ポスターなどを収集している。【イベント情報】オードリー・ヘップバーン-KOBAL コレクションより会場:TOKYO INSTITUTE of PHOTOGRAPHY住所:東京都中央区京橋3-6-6エクスアートビル1階会期:2015年2月4日から3月29日時間:12:00から20:00(金・土・日曜日は19:00まで、最終日は17:00まで)休館日:月・火曜日入場無料
2014年12月21日ライカギャラリー京都は、小山薫堂とアレックス・ムートン(Alex Mouton)による写真展「KYOTO KOTOKOTO TOKOTOKO」を開催する。期間は2015年1月10日から3月29日まで。小山薫堂は「料理の達人」などを手掛けた放送作家で、人気キャラクター「くまモン」の作者としても有名。現在は料亭「下鴨茶寮」の主人や、アンテナショップ「京都館」の館長を務めている。一方、アレックス・ムートンは写真を愛する旅人で、先日にはパリを訪問したくまモンを撮影したことで話題となった。なお、今回の展覧会は京都市が提唱する“歩くまち・京都”憲章に則り、京都市内を散策中に2人が見つけた魅力的な景色を展示。それぞれの生まれ年に製造されたアンティークレンズを用いて、古都京都の雰囲気が伝わるような作品が撮影された。【イベント情報】KYOTO KOTOKOTO TOKOTOKO会場:ライカギャラリー京都住所:京都市東山区祇園町南側570-120ライカ京都店2階期間: 2015年1月10日から3月29日時間:11:00から19:00休廊日:月曜日入場無料
2014年12月19日「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」が、フレグランス「レプリカ」をモチーフとした写真展「#smellslikememories」を12月28日まで恵比寿のメゾン マルタン マルジェラ トウキョウで開催している。2012年、フレグランス「レプリカ」がデビューしたことを記念し行われる同展では、世界中のアーティスト、写真家、作家、クリエーターの作品を展示し、2013年からこれまで世界各国のギャラリーで開催されてきた。それぞれの香りのテーマから連想されるイメージや、香りがもたらす思い出や思想を元に生み出された写真作品は、見た人1人ひとりが秘めた大切な記憶を刺激する。マルジェラのカタログなどでも撮影を手掛けるオラ・リンダル(Ola Rindal)、アンネ・シュヴァルベ (Anne Schwalbe)、マーク・ボスウィック(Mark Borthwick)を始めとする、パリ、ロンドン、ミラノ、ニューヨークでも出展された作品に、東京を拠点に活躍する写真家の小浪次郎や平野太呂、画家の松井冬子、作家の額賀章夫、アートディレクターの前田晃伸などが加わり、総勢100人の手掛けた作品が展示される。写真家ジェリー・バトルス(Jerry Buttles)が写したバーバーショップの作品は、「アット ザ バーバー」のクリーンでフレッシュな石鹸の泡の香りを彷彿とさせる。日本の伝統茶道にインスピレーションを得た「ティー エスケープ」の香りを思わせるのは、東京の町並みや、真っ白な天井、茶器を捉えた作品。また、これらの作品はオンラインギャラリー(www.replicafragrances.tumblr.com)でも見ることが可能。上記「ティー エスケープ」「アット ザ バーバー」の2品が12月より新たに加わり、全7種類となった「レプリカ」は、メゾン マルタン マルジェラ直営店全店舗及び、ドーバー ストリート マーケット ギンザで販売。価格は各1万2,000円。【イベント情報】#smellslikememories会場:メゾン マルタン マルジェラ トウキョウ住所:東京都渋谷区恵比寿南2-8-13会期:12月13日から28日時間:12:00から20:00入場無料
2014年12月17日12月20日から2015年2月23日まで、森山大道写真展「Dazai」が開催される。展覧会タイトルの「ダザイ」とは、小説家・太宰治のこと。太宰は青森の富裕な一家に生まれ、小説家として活動したのは1933年から48年のわずか15年間。玉川上水に入水自殺して38年の一生を閉じた。この短い期間に歴史に刻む名作を生み出している。代表作は『人間失格』『斜陽』『津軽』『晩年』など。女性の告白体を得意とし、短編の名手として知られる。誕生日である6月19日には太宰が眠る三鷹・禅林寺にて彼を悼む「桜桃忌」が未だに開かれており、現代においてもその作品は色褪せない。写真家・森山大道も、彼に魅了された1人という。森山が太宰の小説と出合ったのは、中学生時代という。学校を厭い、ストリートを学び舎としていた多感な時期に、作品から受けた影響の大きさは計り知れない。時を経た今、森山は、「太宰の小説は、僕が嗅覚や視覚によって感知し、記憶した戦後のイメージとぴたり符号する」と語っている。結果、最新作となる写真集『Daido Moriyama: DAZAI』(マッチアンドカンパニー・MMMレーベル no.5、太宰治『ヴィヨンの妻』収録/5,000円)を刊行するに至り、同時にまた、森山が太宰へのオマージュとしてセレクトした、70年代から現在に至るまでのモノクローム作品約50点を展示する今回の企画が実現した。会場は、原宿のアートスペース「AM」。1月10日の15時から16時まで、森山大道のサイン会も予定されている。【イベント情報】森山大道写真展『DAZAI』会場:AM住所:東京都渋谷区神宮前6-33-14神宮ハイツ301/302会期:12月20日から2015年2月23日時間:13:00から19:00休廊日:月(最終日除く)・火曜日12月29日から1月6日入場無料
2014年12月15日