KDDIは7月14日、インキュベーションプログラム「KDDI ∞ Labo」の第8期デモデイを開催した。第8期では、第7期よりパートナープログラムとして、大手企業がメンターやパートナーとなって参加チームの支援を行ってきたが、今回新たにクレディセゾンと日立製作所を加え、全15社でスタートアップの支援を行った。また、第8期とは直接関係性はないものの、地方のスタートアップ支援団体との連携を図っており、大阪市が運営する大阪イノベーションハブがその第一弾として参画した。5月にハブで行われたピッチイベントで審査委員に選ばれたチームがでもデイに参加しており、都心だけではない地方も巻き込んだスタートアップイベントとなった。○シンデレラシューズが頂点にデモデイで発表を行ったサービスは以下の5組。詳しい各チームの詳しい内容については参加チーム発表時の記事を参照いただきたい。当日の会場で選ばれるオーディエンス賞には「シンデレラシューズ」が輝いた。プレゼンテーションもさることながら、代表者の女性が語る「合わない靴から女性を解放したい」という思いと、ECサイト運営のビジネスモデルの内容が見事にマッチしていた。実は、オーディエンス賞だけでなく、最優秀賞も受賞しており、「独自性」「市場性」「完成度」の3点が選定理由になったのだという。ほかにもIoTデバイスやスマートアグリなど、今"バズワード"となっている要素が散りばめられた第8期だったが、個人的には「Bee Sensing」にスポットを当てたい。Bee Sensingは、その名の通りに蜂をセンスする(読み取る)スマートアグリの一種(正確にはアグリ=農業ではないが)で、広島県で実際に養蜂業を営むチームが開発した。養蜂業の国内市場は180億円規模だが、大部分は国外からの輸入の売り上げとなっており、国内業者は安価な輸入品に太刀打ちしづらい部分があるのだという。理由は蜂の管理の手間で、「重労働かつ繊細」な作業が必要な点とのこと。養蜂家が1カ所で管理できる量は、3万匹が棲んでいる箱が22箱。3万匹という数字と22箱という数字のアンバランスさがその事実を物語っているといえるだろう。国内産の養蜂は品質が良く、かつ新鮮なものが多いようだが、その一方で労働コスト、生産コストという"重荷"も存在する。そこで、箱の状態チェックをセンサー機器に任せることで、労働力不足の代わりにしようというわけだ。ここを置き換えることができれば、より多くの箱を管理できるようになり、また、生産コストの低減にも繋がる。こうした一次産業のICT化は、日本の生産性向上にもっと寄与できる、その一例を見たように感じた。○地方創生はスタートアップから?Bee Sensingは、もうひとつのキーワードが存在する。それは「広島県」だ。実は∞ Labo、この8期より地方連携という取り組みを行っており、次期の9期にはまさに広島県も連携の取り組みに参加する。デモデイでは、先駆けて連携している大阪のイノベーションハブの選抜チームが、8期生と同じようにプレゼンテーションを行っており、勝るとも劣らない完成度の高さを見せつけた。詳しい内容は以前の記事に譲るが、Cofameなどは、シリコンバレーでも活動するなど、もはや日本から飛び出しているスタートアップの"優等生"とも言える存在だ。ただし、その記事でも触れているように、∞ Labo長を務めるKDDIの江幡氏は、地方連携の主眼を"地方の課題解決"に据え置いている。もちろん、世界に飛び出すスタートアップが悪いわけではないが、そうした"身近な課題解決"こそ、いわゆる"地方創生"のヒントに繋がるというわけだ。新たに石巻市と広島県、福岡県と連携する9期の取り組みでは、より"地域密着型"なスタートアップ企業と、∞ Laboに参加する既存の大企業との結びつき、ビジネスマッチングを進めていくようだ。○Googleが新たに参加へ9期については、パートナー連合の一員に、新たに「グーグル」と「住友不動産」「三菱UFJニコス」の3社が参加する。住友不動産と三菱UFJニコスについては、同業他社がすでにパートナー連合へ参加しているが、業種が重なりつつも参加する点は、スタートアップベンチャーとの"出会い"を求めていきたいという姿勢がうかがえる。金融とICTの組み合わせの「Fintech」という言葉が広がりつつあるが、三菱UFJニコスの参加については、特にそこを狙ったものではなく、あくまで「同社が持つアセットを提供する」とのことだった。一方で今回目を引いたのが「グーグル」だ。もはや説明不要の存在であるグーグルだが、9期より参加する同社はグーグル側から∞ Laboに参加したいとの意向があったようだ。2011年よりベンチャー支援プログラムとして始まった∞ Laboだが、その存在があまり目新しいものとはなくなりつつある。その一方で、定期的な発表の場が設けられている点、継続してKDDIがコミットするという存在は安定感が出てきたのも事実だろう。そこにグーグルという存在が入ってくることで、新たに世界への道が見えてくるかもしれない。まだグーグルがどのようなアセットを提供するのか、グローバルへの道が開けるのかについて詳細は不明だが、初の「世界的なOTTの参加」(KDDI バリュー事業本部 新規ビジネス推進本部長 雨宮 俊武氏)が新風を吹き込むことに違いはないだろう。
2015年07月22日KDDIは14日、革新的なサービスのアイデアを持つスタートアップ企業やエンジニアを対象としたインキュベーションプログラム「KDDI ∞ Labo」第8期の最優秀チームに株式会社シンデレラを選出したと発表した。シンデレラが発表したサービスは、スマートフォンを活用した女性向けのシューズフィッティングサービス。靴選びの基準がデザインと価格だけではなく、フィッティングを取り込んだものとなる。具体的には、スマートフォンから足の画像を送信するだけで、足の数値を割り出し、特徴としてまとめた診断書を作成、それをもとにECサイトにある数十万種類のなかからぴったりの靴が探せるという。同社では、同サービスにおける1000人限定の先行モニターを募集しており、今秋にサービスを開始する予定。なお、「KDDI ∞ Labo」第8期の最優秀チームの選定理由として、KDDIとそのパートナー企業は、独自性・市場性・完成度の視点から、シンデレラを選出したとしている。
2015年07月15日体験型のリアル宝探し「タカラッシュ! 」を運営するラッシュジャパンと函館市出身アーティスト「GLAY」がコラボし、函館市の地域活性化を目的としたリアル宝探しイベントを企画・監修することが決定した。今回のイベントは、宝の地図に描かれた謎を解き明かしながら、函館市内に実際に隠された「宝箱」を探し出すという体験型のリアル宝探しゲーム。函館市内の観光スポットのほか、GLAYメンバーゆかりの地等を巡ることができるようになっている。開催期間は7月18日~9月6日で、参加費は無料となっている。ストーリーは、函館市に古くから伝わる伝説の秘宝「海龍の琴」を弾いたTERUが呪いにかかってしまい、声が出なくなってしまったという設定。この呪いを解くには函館市内のどこかに隠されている"イカした烏賊"をTERUに食べさせなければならない。参加者のミッションは、TERUを助けるために"イカした烏賊"を探し出すことで、函館市内の観光スポットやデビュー20周年を迎えたGLAYメンバーゆかりの地等を巡りながら、新鮮な魚介類などグルメも満喫できる内容になっている。また、「GLAYと宝探し」の開催を記念して、オリジナルグッズ「メモ帳&ペンセット」(税込1,500円)と「ポシェット」(税込3,000円)を販売する。このグッズは、7月18日からGLAYオフィシャルスペースG4 Space店舗(7月21日・22日は休業)と、7月23日~28日に開催される「LiB CAFE 2015 in HAKODATE」にて購入できる。また後日、GLAY Official Shop G-DIRECTでも販売を予定している。
2015年07月09日一般社団法人 中央酪農会議は5月31日、東京・六本木ヒルズアリーナで「六本木牧場」を開催した。これは、日本の酪農を「知ろう」「味わおう」「体験しよう」というテーマを掲げて全国から酪農家が参集し、「牛乳月間」である6月を前に、そのキックオフイベントとして行われたもの。今年で2回目。国際連合食糧農業機関(FAO)が2001年に6月1日を「世界牛乳の日」と定めたことを受け、日本でも2008年から6月1日を「牛乳の日」に、6月を「牛乳月間」に制定している。○六本木に1日限りの牧場が登場芝生が一面に敷き詰められ、いつもと違うのどかな雰囲気の六本木アリーナは、バンジョーの軽やかな音が心地よいカントリーミュージックが響き、あちこちに牛のフィギュアが置かれ“牧場感”あふれる空間に。青いつなぎを着た酪農家たちが来場者と触れ合い、日本の牛乳が国産100%であることなどをアピールした。また、会場内には模擬搾乳機で乳搾り体験ができる「酪農体験ワークショップ」や、酪農について学ぶことができる「クイズラリー」、牛乳を使ったスイーツの販売を行う「ミルクレシピワゴン」など様々なコーナーが用意され、訪れた家族連れらを楽しませた。○「牛乳大好き」福原遥さんが酪農家に質問!トークイベント「酪農家トークステージ」には、タレントの福原遥さんがゲストで登場。毎日牛乳を飲むという福原さんは「今日は牛乳のことを知ることができるということで楽しみにしてきました!グラタンやシチューなどの料理にも、ケーキなどのおやつにも、両方に使えるので乳製品が大好きです」とにっこり。一緒に登壇した松下牧場(静岡県)の松下克己さんに、酪農家になろうと思ったきっかけや、酪農家の1日のスケジュールなど、素朴な疑問を投げかけた。「酪農は牛と一緒に生きていく仕事」と語った松下さんは、後継者不足が深刻で今後の課題だということを会場に訴えかけた。福原さんは「私が普段何気なく飲んでいる牛乳は、酪農家のみなさんの努力でできたものなんですね。ありがたみを感じながら、これからもっとたくさん飲みたいです!」とコメントした。○おいしく楽しく酪農に触れた一日この日はほかにも、「バター作りタイム競争」や「酪農なぞなぞクイズ」などが実施され、1日で約7,000人が来場。前日にこのイベントを知ったという親子は「ドーナッツやいちごミルクがおいしそうだったので遊びに来ました。とてもおいしかったです」と笑顔。また、クイズラリーに挑戦した家族連れは「なかなか難しくて全問正解できませんでした。牛の胃が4つあることが子どもたちにとってすごく意外で、勉強になったようです」と話し、来場者は思い思いのひとときを過ごすことができたようだ。
2015年06月02日サッポロホールディングスのグループ企業であるサッポロビールは7月7日、「サッポロ生ビール黒ラベル GLAY函館アリーナLive缶」を北海道限定で発売する。○「GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT Vol.2」開催記念の缶ビール同社は、従来より北海道の音楽イベントを応援しており、また、函館市とは人と文化の育成などの分野で「協働・共創のまちづくりに関する協定」を締結している。今回、函館市が運営する「函館アリーナ」開業のこけら落とし公演として7月25日、26日に開催されるGLAYのライブ「GLORIOUS MILLION DOLLAR NIGHT Vol.2」の開催を記念し、オリジナルデザイン缶を発売する。デザインは、美しい百万ドルの函館の夜景の光が1カ所に集結したイメージのライブ専用のロゴを上部に配置し、その下に今回のライブのタイトル名と開催日程、"函館アリーナ・オープン"の文字と「函館アリーナ」のロゴを配した。350ml缶で価格はオープン。実勢価格は220円(税込)前後。同社では、同商品を通じ、函館市が運営に携わる「函館アリーナ」における一大音楽イベントを応援しPRに貢献することで、函館の活性化を図っていく、としている。
2015年05月29日三菱商事と東京電力は5月25日、2社による共同出資会社K1 Energyとカタール電力・水力公社(KAHRAMAA)との間で25年間の長期売電・水契約を締結したと発表した。今後、K1 Energyはカタール発電造水会社、カタール国営石油会社、カタール財団と共同で事業会社を設立し、KAHRAMAAと正式な契約を締結する。事業会社はカタールの首都・ドーハから20km南に天然ガス火力発電所(240万kW)と海水淡水化設備(59万m3/日)を建設し、25年にわたり運転することになる。電力・水の供給は2017年から開始する予定だ。
2015年05月25日KDDIは3月26日、インキュベーションプログラム「KDDI ∞ Labo」の第8期参加チームを発表した。∞ラボでは、第7期よりパートナープログラムとして、大手企業がメンターやパートナーとなって参加チームの支援を行っているが、今回新たにクレディセゾンと日立製作所を加え、全15社でスタートアップの支援を行う。メンター企業は参加チームの選定にも携わっており、メンタリングを行う上で、よりシナジーが見込めるチームを選定したといった印象を受けた。また、これまでも∞ラボ卒業チームや大企業との交流の場は提供されてきたものの、オンラインとオフラインの双方でさらなる活性化施策を行う。具体的には、両者の情報共有や協業を促進させるため、コミュニティサイトを立ち上げる。また、オフラインの場でも定期的なMeetUpイベントを開催していく予定だという。KDDIの新規ビジネス推進本部 KDDI ∞ Labo長 江幡 智広氏は、卒業チーム同士や大企業とのコラボレーションが「アイディアベースで80件ほど出ている」としており、実際に動いている案件もあると話す。大企業とスタートアップの距離をより身近にすることでパートナーとスタートアップがコミュニケーションしやすくなり、更なるイノベーションを起こせるように、といった狙いもあるようだ。また、今回の第8期とは直接的に関係性がないものの、地方のスタートアップ支援団体との連携第1弾として「大阪イノベーションハブ」との提携を始める。地方との連携を深めることで、地方で有力なスタートアップが出てきた時に、企業間の連携をKDDIとしてサポートできるようにするほか、イノベーションハブ優勝チームの∞ラボ デモデイ登壇といったことを考えているようだ。○時流がめまぐるしく変わるスタートアップ江幡氏はチーム発表の前に、8期まで続いてきた∞ラボの取り組みを振り返る。「2012年から続けてきた中で、ITの流れは早いなと感じる。日本のスタートアップもかなり面白い存在が増えてきたし、生まれる土壌が出てきた。シリコンバレーと比べると少し遅いけれど」(江幡氏)∞ラボへの応募は回を重ねるごとに増加しており、第8期では過去最高の応募件数を達成した。それらの様々なアイディアに触れる中で、時期によって傾向が見て取れたと江幡氏は語る。「最初の1~3期は、Facebookが日本で浸透し始めた時期であり、『ソーシャルで写真やグルメのシェアを行う』といったソーシャル関連のサービスのアイディアが多かった。また、カレンダーのようなアプリ単体で完結するツールの提案もあり、新しい関係・価値を提供したいという気持ちが見えた。ただ、中期(4~6期)に差し掛かると、それまでは見えてこなかったB to Bサービスが増えてきたと思う。B to Eサービスも同時に増加しており、シリコンバレーの移り変わりを写し出した印象。FreeeやKaizen Platformがいい例だと思う。直近では8期を見てわかることだが、IoTやハードウェア領域が1割近くまで増えている。ここは大きい点だと思う」(江幡氏)江幡氏の発言からわかるように、コンシューマーサービスの多くは、SNSプラットフォーマーなどに握られており、その隙間を突こうという流れが見て取れる。"隙間を突く"と言うと聞こえは悪いが、ニッチであっても、その市場が大きな潜在能力を秘めていれば、例え表に名前が出てこないB to B市場であっても、それは日本の企業にとって大きな意味を持つ。スタートアップ企業が大企業の小回りの効かない部分を補うことで、世界の隙間を埋めることができれば、日本の数年後、数十年後の競争力となっていく。だからこそ、KDDIや同社の意思に賛同した企業のパートナー参加が増えているというところがあるように見える。○第8期プログラム採択5チーム第8期では、IoTデバイスが2件、ハウツー動画メディアサービスなど、これまでの∞ラボとは趣の異なった5チームが選出された。これまでは一度も選出されなかった女性代表のチームが2チーム選出されたところもポイントの1つだろう。シンデレラシューズ女性が代表を務める2チームのうち1チームがシンデレラシューズだ。代表の松本 久美さんは、婦人靴デザイナー歴13年で、靴を造る想いを持ちながらも「今の世の中に必要なものは"橋渡し役"。靴をレコメンドすることで女性の悩みを解決したかった」と、企画の狙いを話す。女性代表ならではの"気付き"と言えるが、サービスを利用する側にとって性別は関係ない。男性だけがスタートアップをやっていても画一的なサービスになってしまうため、こうした存在は貴重といえるだろう。また、モンゴル出身のメンバーや東京工業大学で宇宙物理学を研究するアルゴリズム開発メンバーもいるなど、粒揃いであるため、どのように足にフィットする靴をレコメンドできるか注目だろう。LYNCUELYNCUEは、IoTをキーワードに、照明を活用してコミュニケーションを行うというコンセプト。現在、企業に在籍する6名が参加しており、デザイナーやプロジェクトマネージャー、ハードウェア設計者など、タレント揃いのメンバーだ。説明を行った塩塚 丁二郎氏は、「照明」を光源としての照明、そして「雰囲気を作り出す役割としての照明」の2つの要素があると話す。LYNCUEは「LYNC」と「CUE」の造語で、人と人を繋ぎ、合図を送るという意味での「CUE」を組み合わせたのだという。そのコンセプトはまだまだふわっとしたものだが、「東京の家族とおばあちゃんの家を照明で繋げて、あたかも同じ時間に、一緒に食事しているような雰囲気を作り出すもの」と、狙いが意味するところは理解できることだろう。将来的にはEducationにも活用したいとしており、メンター企業である日立製作所との親和性も高そうだ。OsharecaOsharecaの代表は、もう1人の女性代表である佐竹 夏美さん。「美容の力で世界を変えることがミッションであり目標」と語る佐竹さんは、美容師個人に着目し、新たなプラットフォームを目指すという。これまでの予約プラットフォームは新規開拓ばかりに着目していて、既存客をどう繋げていくかに課題があるとしており、毎年新たに1万店が生まれ、8000店が消えていくという美容業界でお客さんと美容師をどのように繋げていくかにフォーカスするとしている。Bee SensingBee Sensingの代表者は、日本IBMで15年勤務した後、広島で養蜂家に転じた異色の経歴を持つ松原 秀樹氏。東大卒のエンジニアらと3名で目指す目標は農業へのIoTの導入だ。「蜂は夢がある」と松原氏は語るが、一方で日本の養蜂家が立たされている立場は厳しい。はちみつの国内流通量の93%は輸入品で、国内産はわずか7%に過ぎない。ただ、増えつつある過疎地域が養蜂業にとっては追い風とのことで「養蜂は、過疎の方が適している。過疎を逆手に取って、地域おこしができる。高品位なはちみつの生産体制を確立できれば、農業の未来に繋がる」(松原氏)と、39歳の男性が目をキラキラさせながら話していた。ただ、目標だけではなく、実際に養蜂家として働いている松原氏だからこそ見えてくる農業の課題もあるため、裾野が広がる下地はできている。センサー類を活用したセンシングを行い、データから蜂の生産量の向上、ひいては生産性を向上させることができれば、「はちみつの流通量は50%まで引き上げられるんじゃないかと思う」(松原氏)としていた。PICK UP!PICK UP!はDIYハウツー動画サイトのチーム。DIYと聞くと堅苦しく感じてしまうが、その堅苦しさを動画というわかりやすいコンテンツを通してほぐしていくことが狙い。COOを務める真野 勉氏ら3人は同い年の27歳で、スタートアップや大企業の経験から、先を見据えていける点が評価されたようだ。リアルイベントを絡めて行うことで、プラットフォームの定着を狙う。「DIYができるようになることで、日本のお父さんやおじいちゃんたちの威厳復活に繋げていければ」(真野氏)○メンター企業の思いとはその後、各メンター企業のメンター代表者がサポートチームへの思いを語った。例えばシンデレラシューズをサポートする三井不動産 ビルディング本部 法人営業統括部 光村 圭一郎氏は、採択した理由について「明確なニーズがある」と一言。「事業部に女性がいて、このサービスについて話をしたところ、『これが欲しい』という話をしていた。リーダーの松本さんが靴デザイン13年やっていたというところで、職人技が明文化されてこなかった問題をビッグデータの力などを使って…というところに大きな未来を感じている。全力でサポートして行きたい」(光村氏)また、日立製作所 技術統括センター インダストリーコラボレーション推進部 岡田 亮二氏は、より密接にメンター企業とKDDI、採択したLYNCUEとのコラボレーションが直接的にできるところへの期待感を口にした。「私の事業部は名前の通り産業間のコラボを担当しているので、その一環としてプログラムに参加した。LYNCUEを選んだ最大の理由は『面白いから』。『面白くない』ものでは、メンターとして貢献する意味がないと思う。日立製作所は、モノ作りをやってる会社。アイディアの中に通信が介在しているので、KDDIと共に(メンターとして)ペアを組んで効果が出るプログラムだなと思った。コンセプトがまだまだ広いので、狙いをすぼめてから立ち上げていきたいと思う」(岡田氏)
2015年03月26日名古屋市栄駅前にオープン株式会社GLGは、2015年1月15日(木)、歯の美白エステ「セルフホワイトニングD-Labo」を名古屋栄久屋大通沿いの路面店(栄駅 6番出口出てすぐ)にオープンすると発表した。同社は2015年に愛知県に3店舗、今後3年間に全国に10店舗展開予定しており、今回その第1号店となる店舗がオープンする。セルフホワイトニングサロンと言えば、に多くの著名人やモデルが通い、注目が集まっているが、「痛い」「高い」「時間がない」といったマイナスイメージがある。年齢と共に気になるのが歯の黄ばみだが、こういったイメージから諦めている人も多いではないだろうか。同店舗では、使用するもの全てをオーガニックにすることをコンセプトに安全で高品質な歯のホワイトニングを提供し、「しみない」「低価格」「ダメージフリー」「短時間」で利用できる新たな独自処方を用いている。1回で効果が出る?同店舗では、歯の表面を削ることも、漂白剤系も使用しない安心安全なホワイトニングシステムながら、痛みもなく明るさを得ることを実現した。また、初回はスタッフがカウンセリングし、ホワイトニングの詳細や手順などを説明、次回からは自宅で自分自身が施術するため、時間がない人でも安心して施術を行うことができる。利用料金は1回3,400円~4,980円とホワイトニングの高額なイメージから見ると、かなり抑えられた料金設定になっている。同社は、個人差はあるものの、多くの方が1回で効果を感じることができ、2~3回行えば歯を充分な明るさにすることが可能であるとしている。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社GLGのプレスリリース(@Press)・セルフホワイトニングD-LABO【ディーラボ】
2015年01月12日北海道・函館を中心に全16店舗を展開するご当地ハンバーガーショップ 「ラッキーピエロ」は、函館出身のロックバンド「GLAY」のJIROさんが著書やラジオで紹介したことでも知られ、GLAYファンはもとより観光客にも人気が高い。過去には、「日経プラス1」が実施した何でもランキング「ご当地バーガーならこの店」で同店が第1位に選ばれたこともあるという。一番の人気メニューは、揚げたての鶏唐揚げを中華風の甘辛い特製だれに漬け、焼きたてのバンズでサンドした「チャイニーズチキンバーガー」(350円)。フレッシュなレタスとさっぱりとしたマヨネーズがアクセントを添える。しかし、地元住民が親しみを込めて"チャイチキ"と呼ぶこの名物バーガーには思わぬ落とし穴が……。○年頃の女性を悩ますバーガー"チャイチキ"には鶏唐揚げが3個はさまれているが、これが一口で食べるにはちょっと……という大ぶりサイズ。レタスとともにバンズからはみ出しているため、包み紙から取り出すのにも一苦労。いったん手に持つと、たっぷりのマヨネーズがバンズの間から飛び出してくるばかりか、バンズにトッピングされた香ばしいゴマがパラパラと落下。気にせずかぶりつくと、あろうことかあれだけ楽しみにしていた鶏唐揚げが向こう側から宙を舞って逃げていくのである。かといって包み紙に包んだまま食べていくと、包み紙の内側に付いていたマヨネーズや特製ダレが鼻の頭に。地元民もよくやってしまう失敗だ。そう、ラッキーピエロの"チャイチキ"は、上品に食べるのが非常に難しいバーガーなのだ。これは、特に年頃の女性にとっては由々しき問題。「ハンバーガーの食べ方が汚い」という理由でふられた日には、一生ハンバーガーを恨んで生きてゆかなければならない。だが、商品を販売しているからには店として公式に推奨している食べ方があるに違いない。そうでなければ納得がいかない! ということで、ラッキーピエロに「"チャイチキ"の正しい食べ方を教えてください」とぶしつけなお願いをしてみた。○目からウロコの公式な食べ方取材に応じてくれたのは、ラッキーピエロ戸倉店店長の坂本奈津子さん。開口一番、「包み紙から出してしまうと私たちでも落とします」。であれば、やはり包み紙に包んで食べるのが正しいのか。だが、食べているうちに包み紙が邪魔になっていくのはどうすれば?「余分な包み紙を内側に折り込み、左右の手で両側からバーガーをグッと押さえ込みながら食べるといいですよ」。食べ進むにつれて包み紙も内側へと折り進めていくと最後まできれいに食べやすいのだという。なるほど、これなら包み紙で顔や手を汚す心配もなく、大切な具が落ちることもない。ラッキーピエロに10年近く通いながら、"チャイチキ"を食べると手と顔のどちらかが汚れるのは避けられないと思っていた筆者も目からウロコ。他のバーガーでも応用が利くので、デートでも安心してハンバーガーを注文できそうだ。○実は苦労せずにすむ裏技も公式な食べ方の合理性に感心していると、「お皿に盛り付けてお出しすることもできますよ」と坂本さん。えっ?よくよく聞くと、注文時に一言申し出るだけでどのバーガーもお皿に盛りつけて席に運んでくれるそうだ。ナイフとフォークが付いてくるので、手や顔を汚す心配も一切なし。だが、「やっぱりバーガーはかぶりつかなくちゃ!」という人はぜひ前述の食べ方を試してみてほしい。ラッキーピエロは地産地消にこだわり、主な食材はもとより調味料に至るまでできる限り地元産を追求している。ハンバーガーを扱っているため"スピード勝負のファストフード店"と思われることもあるが、作り置きをせずに注文を受けてから調理するため、ハンバーガーでも注文してから出てくるまで平均で10分程度を要する。少しでもできたてのおいしさを味わってもらうためだ。今回紹介した「チャイニーズチキンバーガー」のほか、特製ソースのかかった肉厚のパティとトマト、目玉焼きなどをはさんだ「ラッキーエッグバーガー」(390円)、チーズをのせたパティにミートソースと雪に見立てたたっぷりのホワイトソースをかけ、ポテトとオニオンリングを添えた「スノーバーガー」(550円)など独創的なバーガーをラインナップ。さらに、カレー、カツ丼、オムライス、ハンバーグステーキ、ピザなど幅広いメニュー(一部は店舗による)で函館市民に愛されている。ちなみに「ラッキーピエロ」は、その店によって外観やインテリアが全く異なる。ホームページでは各店のデザインコンセプトも紹介しているので、気になる人は一度チェックしてみては?※記事中の情報・価格は2014年11月取材時のもの。価格は税別
2014年12月20日北海道新幹線用車両H5系による列車走行試験が開始された。1日は函館総合車両基地から新函館北斗駅までの約2kmを走行。新函館北斗駅で歓迎セレモニーが開催された。列車走行試験は、新幹線での走行にあたり、営業車両を使用して構造物などに問題がないか確認するもの。おもに、すべての線路を時速30km以下の低速度で走行させる「入線・架線試験」、車内信号が正常に作動するか確かめる「ATC現示試験」、時速30kmから設計最高速度の時速260kmまで段階的にスピードを上げる「速度向上試験」の3つがあり、初日は「入線・架線試験」が実施された。この日、H5系は13時頃に函館総合車両基地を出発。当初の予定では1時間弱で新函館北斗駅に姿を現すはずだったが、試験のため10分ほど遅れ、14時10分頃に新函館北斗駅ホームに入線した。ホームでは地元自治体関係者や100名以上の報道関係者、一般公募で当選した約200名の一般見学者が待ち構え、姿を現した10両編成の北海道新幹線を小旗を振って出迎えた。さかんにカメラのシャッターをきる来場者も多かった。セレモニーでは北斗市長の高谷寿峰氏が、「駅名決定、車両の陸揚げ、レール締結式と、イベントがあるたびに北海道新幹線が近づいていることを実感します。H5系の勇姿を目に焼き付けたので、いっそう北海道新幹線のPRに努めたい」と挨拶。渡島総合振興局長の宮内孝氏も、「開業効果を高めるため、道内外でのPRなど、オール北海道で取り組んでいきます」と決意を語った。鉄道・運輸機構北海道新幹線建設局長の金山洋一氏と運転士へ、地元小学生から花束が贈呈された後、高谷氏・宮内氏ら4名によるくす玉割り、見学者によるホームからの写真撮影を実施。14時40分頃、H5系は新函館北斗駅を発車し、車両基地方面へ折り返していった。鉄道・運輸機構によると、試験走行列車には同機構職員のほか、JR北海道や関係会社の職員など、約70人が乗車していたとのこと。H5系はこの日、来賓や一般見学者の退場後に再び同駅に入線して停車。ほどなくすべての扉を開け放ち、ホームと車両の間のすき間を計測する作業などを行った。列車走行試験は2015年3月末まで計60日程度実施される予定。12月2日は車両基地から木古内駅まで走行し、7日早朝に奥津軽いまべつ駅に到達。その後は奥津軽いまべつ~新函館北斗間で1日1~3往復の試験走行が実施されるという。軌道や電気設備の状態を確認し、時速30kmから段階的に速度を上げ、設計最高速度(時速260km)の年内達成をめざす。来年の春から夏にかけて、新青森~奥津軽いまべつ間でも列車走行試験を実施予定とのことだ。(※一部写真は北海道新幹線新函館開業対策推進機構ならびに函館市公式観光情報サイトはこぶら提供)
2014年12月02日鉄道・運輸機構の主催による北海道新幹線のレール締結式が1日、北海道木古内町の新幹線木古内駅構内にて開催され、新青森~新函館北斗間149kmのレールがすべてつながった。北海道新幹線新青森~新函館北斗間の軌道敷設工事は2012年3月、渡島当別トンネル内から始まり、今年8月に湯の里信号所にて完了した。全区間のうち65%がトンネルで、高架橋が24%、切土・盛土7%、橋りょう4%。このうち、軌道を新規に敷設したのは全体の45%にあたる約67km。残りの82kmは新幹線で初となる在来線との共用区間で、新幹線規格で完成済み。新幹線と貨物列車の両方が走行できるように、3本のレールを敷いた「三線軌条」方式をとっている。この日の締結式には、来賓約90名が出席。鉄道・運輸機構の理事長、石川裕己氏は、「東京から新函館北斗まで823kmのレールがつながる。12月1日には試験走行を開始し、12月上旬には青函トンネルに新幹線が走り始める予定」と挨拶した。国土交通副大臣の西村明宏氏は、「北海道新幹線は在来線との共用区間があることから、限られた時間で工事をするなど、通常より大変な苦労があったと聞いている」と関係者をねぎらった。北海道知事の高橋はるみ氏も、「新幹線時代の到来を実感し、胸が躍る思い。札幌への早期開業に向け、関係する皆様と力を合わせて取り組んでいきたい」と述べた。続いて、来賓のうち44名が線路上に2列に並んで立ち、「えい、えい」のかけ声に合わせ、レールを固定するための締結ボルトをT型レンチで締め、レールを締結。点検確認と清めの儀を経て、テープカットとくす玉割りで記念すべき日を祝った。最後に、締結されたばかりの軌道上を、「祝 北海道新幹線新青森・新函館北斗間レール締結式」のヘッドマークを掲げた保守用のモーターカーがゆっくりと通過すると、参列者から大きな拍手が起こった。締結式が行われた新幹線木古内駅は、2面3線のホームを備えた高架駅。不規則にガラス面を設けた外観は、寄せては返す津軽海峡の波を表現しているという。駅舎内部は簡素ながら、コンコース上部に波打つように設置された木材が印象的だ。北海道新幹線用車両H5系の現地への搬入も進んでおり、すでに2編成20両が10月22日までに函館港から陸揚げされ、函館総合車両基地(北海道七飯町)にて1編成10両に連結されたという。今後は車両基地内で自走試験を行い、12月1日からの走行試験に備える。
2014年11月04日三井住友銀行は29日、チリの産業開発公社であるCorporacion de Fomento De la Produccion(以下CORFO)と28日付で業務協働合意書を締結したと発表した。CORFOはチリの経済発展を目的として、1939年に設立された政府機関で、これまで国営電力会社、国営石油公社、民間鉄鉱石企業等、チリを代表する企業の設立や経営支援をしてきた。最近では、チリ政府による国家エネルギー戦略に基づく再生可能エネルギー関連及び鉱山関連プロジェクトの促進・支援なども行っているという。チリにおいて、同行は2013年5月、サンチャゴ出張所を開設し、これまでプロジェクトファイナンスやトレードファイナンスなどの金融サービスを提供してきた。このたびの業務協働を通じて、同行とCORFOは、チリの再生可能エネルギー関連プロジェクト及び鉱山関連プロジェクトなどにおける資金調達のサポートに貢献していくという。チリ国家エネルギー戦略とは、今年発足したバチェレ大統領の新政権が、再生可能エネルギー導入促進などを柱として打ち出した2014年~2018年の国家エネルギー政策で、主に以下の項目に注力。1.再生可能エネルギーの利用促進2.エネルギー利用効率化への取り組みを優先社会政策化3.在来型再生可能エネルギーの利用強化4.送電網整備に向けた新しいアプローチ5.電力市場の競争強化6.多国間送電網接続の促進など
2014年10月31日鉄道・運輸機構は1日、北海道新幹線奥津軽いまべつ~新函館北斗間にて、今年12月から列車走行試験を開始すると発表した。走行車両は北海道新幹線用車両H5系となる。北海道新幹線新青森~新函館北斗間は2015年度末の完成に向け、建設工事が進められている。列車走行試験は土木建造物・軌道・電車線・信号設備の機能確認を目的に、12月1日から2015年3月1日までの期間で60日程度実施される予定。北海道新幹線用車両H5系を使用し、走行本数は1日1~3往復程度とされている。走行時間帯については、「一定ではありませんが、夜間の走行が多くなります」と鉄道・運輸機構。走行速度は時速30~260kmとしており、「低速度から開始し、段階的に速度を上げて設備を確認します」と説明している。
2014年10月02日東芝は9月29日、エチオピア電力公社と、地熱発電分野における包括的な協業に合意し、覚書を締結したと発表した。エチオピア電力公社は、地熱資源の開発から発電所の建設に至るまでの事業を担っている同国の国営電力会社。今回の合意に基づき、両社は、エチオピアにおける地熱発電事業や人材育成を共同で進めていくことになる。エチオピアは、6000MW相当という豊富な地熱資源量を有する一方、既設の発電設備の90%以上が水力発電でまかなわれており、地熱発電は開発途上にある。建国50年に当たる2037年までに既存の2268MWの発電設備容量を3万7000MWまで急増させる計画をもち、そのなかでも地熱エネルギーの開発は大きな役割を担うことが期待される。東芝は「これまで培ってきたノウハウを活かし、主要機器の開発・供給 並びに運転・管理に関するガイドラインの作成や人材育成の協力などを通し、エチオピアにおける地熱発電事業に貢献していく」とコメントしており、今後も世界各地で地熱発電だけでなく、風力発電、水力発電、太陽光発電など多様な再生可能エネルギーの安定供給に取り組んでいくという。
2014年09月29日「函館」と聞いてまず何を思い浮かべるだろう。豊かな海の幸。函館山の夜景。異国情緒漂う教会。様々なイメージを胸に、列車に揺られてやってくる旅人を迎える函館駅。函館駅のすぐ隣には観光の目玉である函館朝市があり、函館山やレトロな風情の観光エリア・西部地区とも目と鼻の先だ。そして、旅の達人たちに人気の立ち食いそば屋「駅そば みかど」も、その函館駅にある。○乗り継ぎの間にささっと海の幸を立ち食いそば。それは、時間に追われるビジネスマンの小腹を満たしつつ、「人の手で作られた出来立ての温かさがある」という点で、コンビニ弁当とは一線を画し、小さな心の癒やしとも言える食べ物。そんな立ち食いそばがここ函館では、旅先で列車の乗り継ぎを待つ合間に函館ならではのおいしい海の幸が味わえる一歩進んだ存在になっているという。そもそも、函館駅の利用客はそのほとんどが本州と札幌方面とを行き来する遠距離移動者。長い乗車時間を考えると、食事は重要なポイントだ。豪華な駅弁を列車に持ち込むのも楽しみ方のひとつだが、早朝や冬の寒い時期には「湯気の立ったアツアツの麺が食べたい」と思う人も少なくないはず。○海鮮かき揚げを濃いつゆで「かき揚げそばをひとつ」。注文して待つこと数分。見事な「海鮮かき揚げそば」(500円)が目の前にドンと出てきた。「お好みでどうぞ」と、小口切りのねぎと七味唐辛子も。大きな海鮮かき揚げにたっぷりねぎをのせると、かなりのボリュームだ。カツオだしのつゆの良い香りが立ち込めるなか、そばに箸をつける。これはうまい! エビ、ホタテ、イカといった海鮮と、タマネギやゴボウといった野菜を使ったかき揚げに、北海道ならではの濃い味のつゆが染みて、懐かしさのある味わいに仕上がっている。○函館駅の名物弁当が元のそばもメニューにはほかにも、「がごめ昆布とろろそば」(360円)、「みがき鰊(ニシン)そば」(420円)といった郷土色のある品が並ぶ。「『みがき鰊そば』も人気ですよ。駅弁としても『鰊みがき弁当』が売れ筋なので」とは、みかどを経営するジェイ・アールはこだて開発の田中さん。甘く煮付けたみがきニシンと塩のきいた数の子を武骨に盛り付けた「鰊みがき弁当」は、1966年に発売されて以来ロングセラーを続ける函館駅の名物弁当だ。それがそばでも食べられるというのはなかなかユニーク。「鰊そば、がごめ昆布とろろはこの近年開発したメニュー。定番も大切にしつつ、函館らしさのあるものをということで出しました」。みかどは五稜郭駅内にも系列店があるが、鰊そばとがごめ昆布とろろそばが食べられるのは函館駅店だけとか。2016年の北海道新幹線開業を控え、再開発の進む函館周辺。旅の選択肢が増えるなか、多くの旅行者に函館の豊かな海鮮を思う存分味わい尽くしてほしいと思った。※記事中の情報・価格は2014年9月取材時のもの。価格は税込
2014年09月28日東京都住宅供給公社は、旧烏山住宅の1棟を残存させ改善を行う「住棟改善モデル事業」を実施したリノベーション住戸「コーシャハイム千歳烏山11号棟」(世田谷区南烏山)の入居者を、5月31日から6月8日まで募集する。同物件は、いろいろな世代が触れあいながら暮らせる多世代共生の街を目指し、昭和32年に建設した建物を改善したもの。11号棟内に一般賃貸住宅「リノベーション住戸」とサービス付き高齢者向け住宅を配置しているほか、隣の敷地内に保育所やコミュニティカフェを中心とする多世帯交流施設を備えている。総戸数は23戸(一般賃貸住宅8戸・サービス付き高齢者向け住宅15戸)。間取りは「STUDIO」、「1LDK+S(納戸)」、「1LDKメゾネット」、「2LDK」で、オートロック、宅配ボックス、モニター付きインターフォン、床暖房などの設備を設けている。月額家賃は「STUDIO」(26.52平方メートル)の7万円台から「1LDKメゾネット」(77.72平方メートル)の16万円台までとのこと。なお、事前予約制の現地オープンルームも同時開催する。時間は平日が12時から16時、土日が10時から16時。詳細は、特設サイト(を参照のこと。
2014年05月29日札幌の味噌ラーメン、旭川の醤油ラーメンと並び、北海道3大ラーメンのひとつとされている、函館の塩ラーメン。全国的には札幌と旭川のラーメンほど知名度はないものの、逆にこれからドーンと一気にブレークする「伸びしろ」は大きいと言える。そんな期待大の函館ラーメンを現地で食べ歩いてみた。○ワンコインでおつりがくる!まず訪れたのは、昭和61年(1986)創業という「昭和苑」だ。「函館ラーメンの特徴?うーんそうだなぁ。やっぱり"あっさり"に尽きるかな」。そう語るのは店主の平原惣之助さん。平原さんによれば、函館は幕末に開港した国際貿易港で華僑とも深い付き合いがあった。資料によれば、そのルートから伝わったのが中国南部の塩味の湯麺だという。つまり、函館のラーメンは東京や横浜などを経由していない、中国から直系のものだったのだ。鶏ガラの澄んだスープはその頃からの伝統だという。とはいえ、今も鶏ガラだけでスープを作っている店は少数派だろう。昭和苑もベースはトンコツで香味野菜と昆布、カツオの一番ダシで風味をつけている。だが、伝統の"あっさり"は変わらず。そして麺はかすかにウエーブしただけの、ほぼストレートの細麺だ。ひと口スープをすするとどこまでも落ち着いて優しい味。刺激的ではないが癒やし感が十分だ。「塩ラーメン」は460円で、ココは「醤油ラーメン」(490円)も人気。醤油を煮詰めてうま味だけを取り出したタレがコク深く、「函館の人は圧倒的に塩ラーメンを注文するけれど、他のエリアの人には醤油ラーメンの方が人気なんだよね」とのこと。それにしてもリーズナブルなお値段。「最近の傾向は知らないけれど、たかがラーメンだもの。これぐらいが適正価格だと思います」とうれしいことを言ってくれる平原さんだ。●information昭和苑函館市昭和3丁目36-1昭和ビル1F○麺にも海藻を練りこんだ優しい味わいさて次の店に行こう。たどり着いたのは「新函館ラーメン」と看板を出す「マメさん」だ。一体何が「新」なのだろうか。「実 は当店のもとの店(マメさん)は1度閉店してしまっているんです。14年前に新横浜ラーメン博物館で函館塩ラーメンを出店しようということになりその時に、『新函館ラーメン』として復活させたんですね」と経緯を説明するのは、店主の岡田匡史(まさふみ)さん。「マメさん塩ラーメン」(730 円)は函館ラーメン伝統の鶏ガラをベースにとんこつや魚介類などを入れている。何よりも面白いのは麺だ。「塩ラーメンの麺には、海藻の"ふのり"を使っています」。食べてみると麺の風味がふわっと薫りコシもあるので、上品なスープによく絡む。ホッとする味だ。●information新函館ラーメンマメさん函館市宝来町 22-6○実はベトナム料理もオススメの店もう一軒行こうかと、ふらっと入った店は「大国屋(おおくにや)」だ。「ウチの味は40年間変えていない昔からの味だよ」と言うのはおかみさん。トンコツをベースにした「塩ラーメン」は480円とリーズナブルだ。長ネギやメンマ、チャーシューと具材もシンプル。でも味の主張はしっかりしていて飽きがこない。しっかりと函館ラーメンの輪郭をとらえた、伝統の味わいだ。ココの店のユニークな点は、店主の母国だというベトナムの家庭料理が食べられるということ。エスニックなオリジナルメニューも豊富なので、ぜひ試していただきたい。●information大国屋函館市弁天町13-6くどさのないあっさり系で、かつ食べ応えのある函館ラーメン。まだ食べたことのない人は、ぜひ挑戦してみてほしい。※本文中の情報・価格は2014年3月取材時のもの
2014年05月05日足の悩み、少なからずもっていますよね靴下屋やTabioを運営するタビオ株式会社が、足の悩みにまつわる情報を発信する【スゴ足LABO】をOPENさせた。その中で、女性の「足に関する悩みの意識調査」の結果を発表する。女性の9割は、何かしらの「足の悩み」を抱えている、という。確かに、「足の悩み」と言っても範囲が広く、臭いにまつわるものから、靴ずれ、むくみなどの靴を履くことに影響が出るものまで、さまざまなものがある。※画像は、【スゴ足LABO】サイトより足の悩みを改善してこそ、おしゃれを楽しめる半数以上の回答に「冷え」「むくみ」「足の疲れ」との回答があり、その解決法として、足を温めることをしている、という結果がある。お風呂やマッサージなどで血行を良くし、機能性靴下などを履くことで維持するよう心掛けているようだ。【スゴ足LABO】には、このようなアンケートを基にした意識調査の結果を報告していくという。また、Tabioや靴下屋の商品などのファッション的なことだけではなく、医療関係者の足に関するコラムなども掲載されており、足に関する正しい知識を身に付ける為の情報が満載だ。せっかくかわいく足元をおしゃれしたのに、足自体がかわいくなかったら、台無しだ。正しい知識を身に付け、おしゃれも楽しみたい。元の記事を読む
2013年04月01日函館市企業局交通部は11日より、8000形車両の新車・8010号の営業運転を開始した。旧811号から台車など床下機器(1966年製)を引継ぎ、車体のみアルナ車両製の新造車体とした車体更新車となる。同車両は函館市電の主力車種として活躍する8000形の10両目。8000形はいずれも旧800形の台車と新造車体の組み合わせになっている。ちなみに価格は約8,500万円。函館市電としては、2011年4月にデビューした8009号に続き、2年連続の新車投入となる。8010号の諸元は、全長12.24m、全幅2.34m、全高3.7m。自重14.56トン。定員80名。台車(住友FS-77A軸バネ式)と電動機(日車NE-50B)は1966年製の旧811号のものを使用している。車体には、同日より全国各地の鉄道事業者とトミーテックが連携して実施する鉄道スタンプラリー「全国”鉄道むすめ”2nd」にちなんで、函館市電運転士のキャラクター「松風かれん」をラッピング。車内では、「全国”鉄道むすめ”2nd」に関するポスターを掲出したほか、初便限定で復元チンチン電車ハイカラ號車掌のキャラクター「柏木ゆの」と「松風かれん」の等身大パネルを設置。ドアや運転席の近くをはじめ車内各所で「柏木ゆの」「松風かれん」が注意を呼び掛けるステッカーを貼り、車両上部の広告スペースにも両キャラクターのポスターを掲出するなど、「鉄道むすめ」一色の車両となっている。11日午前9時55分からの初便運行には、道内各地や全国から訪れた鉄道ファンらが列を成して乗車。一時は「満員」の札を掲出するほどのにぎわいを見せた。初便運行の記念として、車内では先着100名に乗車証明書を配布。さらに初便限定の缶バッジや、同日より発売の「全国”鉄道むすめ巡り”2nd」(ミニスタンプとIDカード風バッジのセット)など、グッズの車内販売も実施した。旧811号の台車を引き継いでいるため、走行時の乗り心地などが格段に上昇したというわけではないが、白やベージュ系を基調とした真新しい車内は見るからにさわやかで、明るい印象を与える。函館市民はもちろんのこと、函館を訪れる旅行者にとっても、旅の楽しい思い出のひとつとなりそうだ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2013年01月15日函館バス商会は、函館市・北斗市・七飯町のバスが冬休み期間中乗り放題になる、「2町1市バス乗り放題券 バス冒険キング」を12月3日より販売開始する。同券は12月22日~2013年1月17日までの期間中、函館市・北斗市・七飯町を運行する同社のバスが乗り放題になる定期券で、小学生・中学生を対象としている。販売価格は小学生が1,500円、中学生が3,000円。販売は函館バス各営業所、サンクス全店、その他各委託販売所にて行う。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月30日北海道函館市のプラモデルメーカー「グレイスモデル」は12月上旬、函館市電のプラモデル「函館市電シリーズ 函館市電8000形電車」を発売する。同社は大手私鉄に20年余り勤めた鉄道マンによる北海道唯一のプラモデルメーカーとして、2011年10月に設立。このほど発売されるプラモデルは、同社が初めて世に送り出す商品だが、現業職としての長い経験で培われた観察力と、細部に至るこだわりを随所に反映しているのが特徴だ。台車のモーターやブレーキシリンダー、揺れ枕梁など、通常では目に見えない部分まで精巧に再現し、全体のパーツ数は100点近くにのぼる。完成後は台車と車体を取り外すことも可能。飾り台として電停を再現したレールが付属している。完成寸法は、幅16mm、長さ80mm、高さ25mm。価格は2,200円。グレイスモデル公式サイトや函館市企業局交通部で通信販売を行うほか、東京のイエローサブマリン秋葉原店など全国の取り扱い店にて発売する。なお、正式な発売日などは後日発表されるとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年11月21日女子旅でオススメスポット「函館」。仲良し友達数人と国内旅行へ行くには、フリーでもスケジュールを組みやすく、朝から晩まで楽しめる旅行先のひとつだ。女子旅といえば、スマートフォンやカメラは必須。でも、旅行だから手荷物は減らしたいもの。そんな私の相棒的存在になったのが、この「GALAXY Note」だ。通常のスマートフォンに比べてちょっと大きめサイズだが、冬用のコートのポケットにすっぽり入るのもいい。さあ、相棒をポケット忍ばせて旅をスタート!● 1日目はメインスポットの100万ドルの夜景が見れる「函館山」から函館空港に着き、レンタカーを借りていざ一大イベントの函館山へ。実は、飛行機に乗る前ラウンジで暇をつぶしている間、レンタカーで函館山へ行く方法を調べていたところ、なんと4月25日~10月15日の期間中毎日17時~22時以外は、頂上まで車で行けることが分かった。要するに夜の時間帯に通行できるのは、10月15日~11月中旬(気候により変動)のみ! なんて幸先の良いスタート。ちなみに私の相棒は、大容量バッテリーだからたくさん写真を撮っても、調べものをしても気にすることなく使うことができるので心強い。レンタカーを借りて函館山へ向かおうとしたが、レンタカーの地図は古いのが多い。そんな時に相棒の地図機能を使って、誘導開始。5.3インチ大画面ディスプレイだからみんなに「見やすいね」とほめられた。地図も最新だから、簡単に目的地まで到着することができる。途中まではスムーズに進んでいたものの…、今は車で頂上に行けるわずかな期間だ。なんと上っている途中で大渋滞になってしまった。即座にツイッターでチェックするもリアルタイムの情報はわからず、結局ワンセグで時間つぶし。スマートフォンでワンセグが付いているのも相棒の魅力のひとつ。30分程度待ち、ようやく頂上へ!頂上は大混雑。順番待ちをしていざ100万ドルの夜景へ。約810万画素LEDフラッシュ付きオートフォーカスカメラで夜景の撮影にも強い私の相棒。手ぶれ補正もしてくれる。函館の景色も満足いく撮影ができた。大興奮が冷めやらぬうちに、SNSへ投稿! そして今夜のディナーは、函館のフレンチレストラン。おいしいお料理に舌鼓しながら、お腹いっぱいになったところで、ベイエリアへ夜景を見て、話し足りない女子たちはスペインバルへ。恋の話に仕事の話、気づけば0時近くまでしゃべり倒し、いざホテルへ。言うまでもなくホテルでは、全員すぐに就寝した。● 2日目は自然いっぱいの北海道を満喫!函館から車で45分、大沼自然公園へ。公園はもう紅葉に染まっていて赤とオレンジと黄色のコントラストが絵のようにきれいだった。すかさずカメラを構え撮影。一通り撮影したところで、大沼牛を食べにレストランへ。リブロースステーキを食べながら、幸せ気分に浸ったら、牧場によりソフトクリームを食べながら、ウシの写真を撮影。 「昼の函館山を見てみたいね!」ということになり、昼の函館山へ足をのばしてみた。人は思った以上に少なく、これはパノラマモードも試し時。早速SNSへ投稿するとみんなの驚きの声に大満足!雲ひとつない秋晴れの中、午後は五稜郭へ。絵のような風景にテンションアップし、記念撮影はもちろん相棒にお任せ。五稜郭周辺をお散歩し、まったりとした夕刻を過ごした。その後、ベイエリア近くまで戻り、おいしいと有名な回転ずしで新鮮な魚介をたくさん食べ、夜の元町へ。石畳を登ると洗練された建物たちが並ぶ。先ほどまでいたベイエリアとは異なり、とても風情がある景色が続いた。レトロな建物と記念撮影をしながら夜のお散歩が終了し、3日目の夕刻、飛行機に乗って帰路へついたのだった。さて、家に帰ってからは相棒と一緒に写真を並べて思い出作り。楽しい思い出から一番好きなショットに色々書きこみしてみんなに共有、相棒の背景にして、みんなにも共有。気づけばみんな同じ待ち受けになっていて、お互い頬笑みあってしまったのだった。楽しい女子旅に、みんなの注目を集める相棒の「GALAXY Note」は必須アイテム。しかも、11月16日に「GALAXY Note II」 も発売されたらしい! 早速チェックして。GALAXY Note SC-05D 公式サイト GALAXY Note II SC-02E(11月16日新発売) 公式サイト
2012年11月16日函館けいりんは同競輪場のPRキャラクター「りんりん」に、「10月末までの開催期間中に来場目標数10万2,477名達成」というミッションを下した。未達成の場合は活動停止になるという。「りんりん」は函館競輪場のキャラクターとして、10数年前より活動を行っている。しかし、ゆるキャラブームにのって様々なキャラクターが注目される一方、特に目立たず成果もなかったとして、このほどミッションが下された。厳しい課題ではあるものの、りんりんは覚悟を決めて精力的に取り組みを開始。地道にチラシを配ったり、ダンスを練習して野外フェスに登場したりなど活動を行っている。しかし、「握手会を開催して失敗する」などなかなか成果に結びつかないという一面も。8月末の時点では、来場目標数より9,000名以上マイナスという結果になっている。残りあと2カ月で挽回できるのか、りんりんの努力は報われるのか、その結果はFacebookで見ることができる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年09月03日ジャックスは2005年から地域型カードとして発行する「はこだてカード」に寄付機能を追加するなど、函館を愛する人たちにより使いやすく喜ばれるカードへ会員特典のリニューアルを行い、1日からカード募集を開始した。リニューアルにより「はこだてカード」は、従来の地域貢献に加え社会貢献カードとしての特典などが付加された。カードショッピング利用額の0.1%が函館市へ寄付され函館市の子育て支援や社会福祉支援の資金として活用される。また、毎年、函館港まつりが開催される8月と歳末セールや忘年会などイベントの多い12月にカードショッピングによる獲得ポイントが2倍になる特典も付加している。年会費は本会員・家族会員ともに永年無料。ポイントサービスは、カードショッピングの利用金額1000円で1ポイントがたまり、200ポイントから各種商品やマイル・ギフトカードなどと交換できるジャックスのポイントサービス「ラブリィポイント」および年間のカードショッピング利用金額合計と入会年数の2つの組み合わせで、翌1年間の獲得ポイントが最大70%アップする「ラブリィ☆アップステージ」も適用される。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月02日函館市はこのほど、路面電車車両内でのWi-Fi(Wi2 300)サービス提供を開始した。北海道新幹線新函館開業対策推進機構およびワイヤ・アンド・ワイヤレス社と共同で、「Hakodate City Wi-Fi」の名称で路面電車のほか主要観光施設等にもサービスを展開する。路面電車全車両へのWi-Fiサービス導入は全国初という。路面電車停留所への導入も検討している。函館市は国内外から年間400万人以上が訪れる国内有数の観光地であり、2015年には北海道新幹線の新函館(仮称)開業を迎える。このため同市では、Wi-Fi利用環境の拡大によって、スマートフォンやタブレットPCなどの情報端末を手にした旅行客へ情報提供体制を強化したい考え。主要観光施設等にも5月末までに順次導入を済ませる。導入施設には利用方法が記載されたパンフレットを設置し、周知を図る。なお、「Hakodate City Wi-Fi」導入場所では、KDDIが展開する「au Wi-Fi SPOT」サービスも利用可能だ。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月27日カタログ通販ベルメゾンで大人気の、インテリア雑貨のオリジナルブランド『mini labo(ミニラボ)』の店鋪がこのたび、青山から代官山にお引っ越し! 新たに『mini labo l’atelier daikanyama(ミニラボ ラトリエ代官山)』として、3月20日にリニューアルオープンした。その内覧会で訪れたお店の様子をレポートします!ミニラボは、キャロリーヌとセリーヌの、2人のクリエイティブユニットによるブランド。彼女たちのパリのアパルトマンの一室をイメージして作ったという『ミニラボ ラトリエ代官山』は、外観からとても華やかでラブリーな印象。さらに中に入ると、内装にオーク材の床やアンティーク風の板壁を使用するなど、随所にこだわりが満載! ミニラボならではの花柄や、パリをおもわせるモチーフの可愛いアイテムがずらりと並び、ウキウキするような空間が広がっている。定番で人気のスーツケースや、春らしさいっぱいのバッグや小物類をはじめ、シューズや衣類、カーテン、寝具、キッチングッズなどなど、ライフスタイル全般を網羅するアイテムは、なんと500点にも及ぶ充実ぶり。大人が楽しめるのはもちろんのこと、マタニティー・ベビーアイテムから、子どものための衣類やグッズまで、バラエティ豊かに取りそろえているので、親子で出かけるのもおすすめ!店内のところどころにいる、ミニラボの人気キャラクター、くまのSIMON(シモン)くんのアイテムにもぜひ注目してほしい。さらに、カタログでは販売していない、一点もののハンドメイドの人形や、スクリーンプリントアートも間近で見られ、手に入れられるのも嬉しいところ。また、店内奥にある寝室のコーナーは、インテリアをコーディネートする際の参考にもなりそう。今回は残念ながら来日できなかったけれど、事前にmini laboのおふたりに、この新しいお店についてお話をうかがっていた。すると、「寝室のコーナーがとても居心地よくて気に入っています。ガラスで仕切られているのが、パリのアトリエ風。寝室コーナーはもちろんですが、全体的にもすごく素敵に仕上がっていると思います!」と話してくれた、キャロリーヌさんとセリーヌさん。さらに、こんなメッセージも!「『ミニラボ ラトリエ代官山』は、ミニラボのオブジェやキャラクターたちがたくさんで、まるで“東京のミニラボのお家”のようです。ご来店いただいた方々が、ミニラボの家に招かれたお友達のように、心地良い時間を過ごしていっていただければと思っています」本当に、おしゃれで、かわいくて、機能的なアイテムが揃っていて、眺めているだけでもハッピーな気持ちになってしまう。とにかくミニラボの魅力がぎゅっと詰まっているので、ぜひ体感してほしい!そして、今回の移転オープンを記念した店鋪限定のマグカップも2種類、数量限定で販売中。お見逃しなく!mini labo l’atelier daikanyama(ミニラボ ラトリエ代官山)住所:東京都渋谷区代官山町20番9号 アクシス209 代官山1F※代官山駅西口から徒歩約1分営業時間:11:00~20:00 取材/田辺香
2012年03月26日KDDIは、14日、革新的なインターネットサービスのアイデアを有する企業を支援する「KDDI∞Labo」の第1期プログラム(2011年8月~)の最優秀賞アプリを発表した。「KDDI∞Labo」は、スマートフォン向けのプロダクトやアプリなど、グローバルで通用するインターネットサービスを開発を支援する3カ月のプログラム。第1期は、5チームがプロジェクトに参加している。今回の最優秀賞には、元グーグル社員の福山誠氏と上村康太氏が所属しているシンクランチ株式会社の「ソーシャルランチ」が選ばれた。「ソーシャルランチ」は、Facebookを利用し、見知らぬ社外の人とランチを楽しめるサービス。まずは、知り合いの誰か1人とペアを組み登録。その後、自分たち以外のペアとランチをし、社外交流ができる。既にサービスはリリースされており、パソコンやスマートフォンアプリを利用できる。会員数は、2カ月で15,000人、ランチ成立数は500件にも上る。また、「KDDI∞Labo」の第2期プログラムに参加チームは、2011年12月15日より募集を開始する。(マイナビニュース編集部)【関連リンク】【コラム】ランチで素敵な出会い?「ソーシャルランチ」で昼飯を2倍楽しむ【コラム】本当は同僚としゃべりたくない?理想のランチタイムとは?【コラム】300円高いランチにしたために……。見栄を張って後悔したこと
2011年12月14日