2013年1月15日 20:37
北海道・函館市電の車体更新車8000形8010号、「鉄道むすめ」仕様で発車!
函館市企業局交通部は11日より、8000形車両の新車・8010号の営業運転を開始した。
旧811号から台車など床下機器(1966年製)を引継ぎ、車体のみアルナ車両製の新造車体とした車体更新車となる。
同車両は函館市電の主力車種として活躍する8000形の10両目。
8000形はいずれも旧800形の台車と新造車体の組み合わせになっている。
ちなみに価格は約8,500万円。
函館市電としては、2011年4月にデビューした8009号に続き、2年連続の新車投入となる。
8010号の諸元は、全長12.24m、全幅2.34m、全高3.7m。
自重14.56トン。
定員80名。
台車(住友FS-77A軸バネ式)と電動機(日車NE-50B)は1966年製の旧811号のものを使用している。
車体には、同日より全国各地の鉄道事業者とトミーテックが連携して実施する鉄道スタンプラリー「全国”鉄道むすめ”2nd」にちなんで、函館市電運転士のキャラクター「松風かれん」をラッピング。
車内では、「全国”鉄道むすめ”2nd」に関するポスターを掲出したほか、初便限定で復元チンチン電車ハイカラ號車掌のキャラクター「柏木ゆの」