3月10日から12日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、この週末にデビューした『Scream VI』だった。売り上げは4,350万ドル。シリーズで最高のデビューだ。2位は先週首位デビューした『クリード 過去の逆襲』。3位はアダム・ドライヴァーが主演する新作『65』。4位は『アントマン&ワスプ:クアントマニア』、5位は『Cocaine Bear』だった。次の週末はDCコミック映画『シャザム!〜神々の怒り〜』が公開される。文=猿渡由紀
2023年03月13日2月17日から19日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、新作『アントマン&ワスプ:クアントマニア』だった。2位は、『アバター/ウェイ・オブ・ウォーター』。この週末、今作は全世界興収で『タイタニック』を超え、史上3位のヒット作となっている。3位は『長ぐつをはいたネコと9つの命』。4位は先週首位だった『マジック・マイクラストダンス』、5位はM・ナイト・シャマランの『ノック終末の訪問者』だった。次の週末は、レイ・リオッタの最後の映画となったスリラー『Cocaine Bear』が公開される。『アントマン&ワスプ:クアントマニア』公開中(C)Marvel Studios 2023文=猿渡由紀
2023年02月20日気鋭スタジオ「A24」が北米配給権を獲得、本年度アカデミー賞主演男優賞と英国アカデミー賞4部門にノミネートされている注目作が、『aftersun/アフターサン』の邦題で5月26日(金)より全国公開されることが決定した。11歳のソフィが父親とふたりきりで過ごした夏休みを、その20年後、父親と同じ年齢になった彼女の視点で綴る本作。2022年カンヌ国際映画祭・批評家週間での上映を皮切りに評判を呼び、話題作を次々と手掛ける「A24」が北米配給権を獲得。昨年末には複数の海外メディアが<ベストムービー>に挙げ、毎年映画ファンが注目するオバマ元大統領の“お気に入り映画”にも選出された。また、第89回アカデミー賞作品賞など3冠に輝いた「A24」製作『ムーンライト』のバリー・ジェンキンスが脚本に惚れこみ、プロデューサーに名乗りを上げた。ジェンキンスは映画祭での上映の際、何度も鑑賞しているにもかかわらず感極まり号泣してしまったという。多くを語らず、ミニマリスティックな演出で観る者に深い余韻をもたらす本作は、誰しもの心の片隅に存在する、大切なひととの大切な記憶を揺り起こす。陽光注ぐ浜辺、日焼け止めの香り、大きな波音、そしていまも残る父親の手の感覚…。「クイーン」&デヴィッド・ボウイの「アンダー・プレッシャー」や、「ブラー」の「テンダー」などのヒットソングに彩られながら、トルコの陽光降り注ぐリゾート地での夏休みが描かれる。ドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが、今作では愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、本年度アカデミー賞主演男優賞に初ノミネートを果たしている。ソフィ役には半年にわたるオーディションで800人の中から選ばれた新人フランキー・コリオが抜擢。脚本・監督は、瑞々しい感性で長編デビューを飾ったスコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズが務めている。ひと夏の思い出を切り取った場面写真も解禁に!20年前にソフィが父親とともに過ごしたひと夏のかけがえのない思い出が切り取られた場面写真。若くして父親になったカラムと、思春期真っ只中のソフィはまるで年の離れた兄妹にも見える。トルコのリゾート地のキラキラした水面、移動のバスの中、片時も離れたくないとばかりに父の腕をぎゅっとつかむソフィ、娘を愛おしそうに見つめるカラムの視線など、宝もののような記憶が紡がれている、エモーショナルなカットが並んでいる。『aftersun/アフターサン』は5月26日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)
2023年02月16日2月10日から12日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、新作『マジック・マイク ラストダンス』だった。今作は配信用オリジナルとして製作されたが、劇場公開に変更されたもの。公開スクリーン数は1500と少なめだったが、見事に1位となった。2位は『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』。3位は3Dで劇場再公開された『タイタニック:ジェームズ・キャメロン25周年リマスター』。4位は『80 for Brady』、5位は『長ぐつをはいたネコと9つの命』だった。次の週末はマーベルの『アントマン&ワスプクアントマニア』が公開される。『マジック・マイク ラストダンス』3月3日(金) 新宿ピカデリー他 ロードショー(C)2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved文=猿渡由紀
2023年02月13日2月3日から5日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、M・ナイト・シャマランの最新作『ノック 終末の訪問者』だった。デビュー以来ずっと首位をキープしてきた『アバター2』は、初めて3位に転落した。2位は、ジェーン・フォンダ、サリー・フィールド、リタ・モレノ、リリー・トムリンが主演するコメディ『80 for Brady』。売り上げでは『ノック…』に負けたが、ディスカウントチケットを販売したため、観客動員数ではこちらが上だった。4位は『長ぐつをはいたネコと9つの命』、5位は『BTS: Yet To Come in Cinemas』。次の週末は、『マジック・マイク ラストダンス』、また25周年を記念して再上映される『タイタニック』などが公開される。文=猿渡由紀
2023年02月06日1月27日から29日にかけての週末、北米のボックスオフィスでは、引き続き『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が首位をキープした。デビュー以来、譲らずに1位に居座り続けている。全世界興行収入は21億1,600万ドルで、歴代4位。次の目標は歴代3位のやはりジェームズ・キャメロンが監督した『タイタニック』を抜くことだ。『タイタニック』の世界興収は21億1,900万ドル。2位はドリームワークス・アニメーションの『長ぐつをはいたネコと9つの命』。3位はトム・ハンクス主演の『オットーという男』、4位はホラー映画『M3GAN』、5位はインドのスパイ映画『Pathaan』だった。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』公開中文=猿渡由紀
2023年01月30日1月20日から22日にかけての週末、北米ではまたもや『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が首位を獲得した。デビュー以来、6週連続の1位だ。全世界では、これ以降の続編製作を正当化するためにジェームズ・キャメロン自身が「最低限必要」としていた20億ドルを突破した。2位は『長ぐつをはいたネコと9つの命』。3位は新作『Missing』、4位はホラー映画『M3GAN/ミーガン』、5位はトム・ハンクス主演で同名のスウェーデン映画をリメイクした『オットーという男』だった。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』公開中文=猿渡由紀
2023年01月23日1月6日から8日にかけての週末、北米のボックスオフィスでは、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が首位をキープした。現在までの北米興行収入は5億1,600万ドル。世界興収は17億ドル。2位は、この週末デビューしたホラー映画『M3GAN/ミーガン』(日本公開日:6月9日)。製作費1,200万ドルにして、3,000万ドルの興行成績を上げるすばらしいスタートとなった。3位はドリームワークス・アニメーションの『長ぐつをはいたネコと9つの命』(日本公開日:3月17日)。4位はトム・ハンクス主演で同名のスウェーデン映画『幸せなひとりぼっち』をリメイクした『A Man Called Otto(原題)』。5位は『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』だった。次の週末は、ジェラルド・バトラー主演のアクションスリラー『Plane』が公開される。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』公開中文=猿渡由紀
2023年01月10日23日から26日にかけての4日間の週末(今年はクリスマスが日曜のため、26日は振替休日)、北米のボックスオフィスでは『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』が再びダントツで首位に輝く模様だ。現地時間、日曜日午前段階での4日間の推定興行成績は8,200万ドル。全世界興収は8億5,000万ドルに達した。2位は、この週末にデビューしたドリームワークス・アニメーションの『長ぐつをはいたネコと9つの命』(日本公開3月17日)。4日間の成績は1,700万ドル。3位はやはり新作の『ホイットニー・ヒューストン I WANNA DANCE WITH SOMEBODY』。4位はこれまた新作のブラッド・ピット、マーゴット・ロビー出演、デイミアン・チャゼル監督の『バビロン』(日本公開2月10日)、5位は『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』だった。文=猿渡由紀
2022年12月26日16日から18日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』だった。売り上げはほぼ予測通りの1億3,500万ドル前後。シネマスコア社によると観客評価はAで、ホリデーシーズンで平日もほぼ週末と同じようになる今後、どんどん成績を伸ばしていくことが期待できる。現在のところ全世界売り上げは4億3,500万ドル。2位は『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』。3位は『バイオレント・ナイト』、4位は『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』、5位は『ザ・メニュー』だった。『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』公開中(C)2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.文=猿渡由紀
2022年12月19日12月2日から4日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、公開4週目を迎えた『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』だった。2位は、この週末デビューした新作アクションコメディ『バイオレント・ナイト』。3位はディズニーのアニメーション『ストレンジ・ワールド/もうひとつの世界』、4位は『ザ・メニュー』、5位は『Devotion』だった。次の週末は、サム・メンデス監督の『エンパイア・オブ・ライト』などが公開される。『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』公開中(C)Marvel Studios 2022文=猿渡由紀
2022年12月05日11月18日から20日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、先週末に続いて『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』だった。2位は、この週末デビューした『ザ・メニュー』。3位は、やはり新作の『The Chosen : Season 3』。4位は『ブラックアダム』、5位は『チケット・トゥ・パラダイス』だった。感謝祭の連休に当たる来週末は、ディズニーのアニメーション『ストレンジ・ワールド』、『トップガン マーヴェリック』のグレン・パウエルとジョナサン・メジャーズが主演する戦争アクション映画『Devotion』などが全米規模で公開される。文=猿渡由紀
2022年11月21日11月11日から13日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』だった。3日間の売り上げは1億8,000万ドルあたりと推定され、11月の公開作では史上最高。2位は先週まで首位をキープしたドウェイン・ジョンソン主演の『ブラックアダム』。3位は『チケット・トゥ・パラダイス』、4位は『シング・フォー・ミー、ライル』、5位はホラー映画『Smile』だった。先週末2位デビューした『ONE PIECE FILM RED』は7位に転落した。文=猿渡由紀
2022年11月14日10月21日から23日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのはドウェイン・ジョンソン主演の『ブラック・アダム』だった。売り上げは6,700万ドルで、ジョンソンのソロの主演作としては最高のオープニング記録。2位はジョージ・クルーニーとジュリア・ロバーツ主演の『チケット・トゥ・パラダイス』。3位はホラー映画『Smile』、4位は『ハロウィンENDS』、5位は『Lyle, Lyle Crocodile』だった。文=猿渡由紀
2022年10月24日10月14日から16日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのはホラー映画『ハロウィン ENDS』だった。売り上げは4,100万ドルで、立派ではあるが予測を下回る。ユニバーサル傘下の配信サービスpeacockで同時配信されたことも関係しているかと思われる。2位は、やはりホラー映画の『Smile』。3位は『Lyle, Lyle Crocodile』、4位は『The Woman King』、5位は『アムステルダム』だった。次の週末は、ドウェイン・ジョンソン主演の『ブラック・アダム』、ジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ主演の『チケット・トゥ・パラダイス』が公開される。文=猿渡由紀
2022年10月17日9月2日から祝日の5日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』だった。昨年末に公開された今作が再上映されたのは、3日に入場料が3ドルとなる「ナショナル・シネマ・デー」のイベントが行われたため。また、今回の再上映版では、11分の新たな映像がプラスされている。2位は『トップガン マーヴェリック』。この週末で、今作の北米興行収入トータルは7億ドルを超えた。3位は『DC がんばれ!スーパーペット』、4位は『ブレット・トレイン』、5位は先週首位を飾った『The Invitation』だった。文=猿渡由紀
2022年09月05日8月26日から28日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、新作ホラー『The Invitation』だった。しかし売り上げはわずか700万ドル。シネマスコア社の調査によれば、観客の評価もCと低かった。2位は公開4週目を迎えたブラッド・ピット主演のアクション映画『ブレット・トレイン』。3位はイドリス・エルバ主演の『ビースト』、4位はあいかわらず強い『トップガン マーヴェリック』。5位は先週1位だった『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』だった。文=猿渡由紀
2022年08月29日8月12日から14日にかけての週末、北米のボックスオフィスでは、先週末に続きブラッド・ピット主演の『ブレット・トレイン』が首位をキープした。2位はアニメーション映画『DCがんばれ!スーパーペット』。3位は、ファンへの感謝を込めて再びIMAXで上映した『トップガン マーヴェリック』。4位は『ソー:ラブ&サンダー』、5位は『NOPE/ノープ』だった。次の週末は、イドリス・エルバ主演のアクションスリラー『ビースト』が公開される。『ブレット・トレイン』9月1日日本公開文=猿渡由紀
2022年08月15日8月5日から7日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位に輝いたのは、ブラッド・ピット主演の『ブレット・トレイン』だった。3日間の興収は3,000万ドル。2位はアニメーション映画『DC がんばれ!スーパーペット』、3位はジョーダン・ピール監督の『NOPE/ノープ』。4位は『ソー:ラブ&サンダー』、5位は『ミニオンズ フィーバー』だった。『トップガン マーヴェリック』は6位。公開以来初めてトップ5から外れた。文=猿渡由紀『ブレット・トレイン』9月1日(木)公開
2022年08月08日7月29日から31日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、アニメーション映画『DCがんばれ!スーパーペット』だった。シネマスコア社による観客の感想調査の結果はA -と、とても良い。2位は先週1位だったジョーダン・ピール監督の『NOPE/ノープ』。3位は『ソー:ラブ&サンダー』。4位は『ミニオンズ フィーバー』、5位は『トップガン マーヴェリック』だった。次の週末はブラッド・ピット主演のアクション映画『ブレット・トレイン』が公開される。文=猿渡由紀『DC がんばれ!スーパーペット』8月26日(金)公開
2022年08月01日7月22日から24日にかけての週末、北米のボックスオフィスでは、ジョーダン・ピール監督の最新作『NOPE/ノープ』が首位を獲得した。SFホラー映画で、『ゲット・アウト』のダニエル・カルーヤ、キキ・パルマー、スティーブン・ユァンが出演する。2位は『ソー:ラブ&サンダー』、3位は『ミニオンズ フィーバー』。4位は『Where the Crawdads Sings』、5位は『トップガン マーヴェリック』だった。公開から2ヶ月近く経つ『トップガン マーヴェリック』は全世界でも好調で、世界興行収入は13億ドルに達している。文=猿渡由紀『NOPE/ノープ』8月26日(金)日本公開
2022年07月25日7月8日から10日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、マーベルの『ソー:ラブ&サンダー』だった。売り上げは1億4,300万ドル。世界興収は3億ドル。2位は、先週1位だった『ミニオンズ・フィーバー』。3位は『トップガン マーヴェリック』。公開7週目を迎えた『トップガン〜』の北米興収は、まもなく6億ドルを突破しそうだ。4位は『エルヴィス』、5位は『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』だった。次の週末はパラマウントのアニメーション映画『Paws of Fury: The Legend of Hank』が公開となる。文=猿渡由紀
2022年07月11日6月24日から26日にかけての週末、北米のボックスオフィスでは、この週末デビューした『エルヴィス』と、『トップガン マーヴェリック』が激しい首位争いを展開した。26日午前中の段階で、どちらも3日間の売り上げは3,050万ドル。日曜の売り上げは予測に基づいているため、月曜の午前中にどちらが首位だったかはっきりする。『エルヴィス』の数字は、予測を大きく上回るもの。また公開4週目の『トップガン〜』がまだこの数字を出すのもすごいことだ。『トップガン〜』はほかの国でも相変わらず好調で、世界興収は10億ドルを突破した。3位は『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』、4位はこの週末デビューしたホラー映画『ブラック・フォン』、5位はピクサーの『バズ・ライトイヤー』だった。『エルヴィス』7月1日(金)公開文=猿渡由紀
2022年06月27日17日から19日にかけての週末、北米のボックスオフィスでは、先週末に続いて『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が首位を獲得した。現在までの北米興行収入は2億5,900万ドル。『ジュラシック〜』から首位を奪うことが期待されていた今週末デビューの『バズ・ライトイヤー』は2位に着地。だが、観客の評価はA -で、これからの伸びは期待できそうだ。3位は『トップガンマーヴェリック』。4位は『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』、5位はアニメーション映画『Bob’s Burgers』だった。来週末はバズ・ラーマン監督の『エルヴィス』が公開になる。文=猿渡由紀『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』日本公開日:7月29日(金)
2022年06月20日6月10日から12日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、この週末にデビューした『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』だった。3日間の売り上げは1億4,300万ドル。全世界でも絶好調で、世界興収はすでに3億8,900万ドルに達した。2位は『トップガン マーヴェリック』。今作の北米興収は明日にも4億ドルを超えそうだ。世界興収は7億4,700万ドル。3位は『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』、4位と5位はアニメーション映画の『Bob’s Burgers Movie』と『The Bad Guys』だった。来週はピクサーの『バズ・ライトイヤー』が公開される。文=猿渡由紀
2022年06月13日6月3日から5日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、先週に続き『トップガン マーヴェリック』だった。3日間の売り上げは8,600万ドル。2位で、『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』は925万ドルで、こちらは公開5週目とはいえ、大きな開きがある。3位はアニメーション映画『Bob’s Burgers Movie』。4位は、やはりアニメーションの『The Bad Guys』、5位は『Downton Abbey: New Era』だった。次の週末は、『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』が公開される。文=猿渡由紀『トップガン マーヴェリック』公開中
2022年06月06日『トップガン マーヴェリック』が、公開からたった1週間で1作目の興行成績をすでに抜いた。1作目の北米興収は1億8,000万ドル。『〜マーヴェリック』は現地時間木曜の段階で1億9,100万ドル。この日のうちには2億ドルに達する見込みだ。今週末はメジャースタジオの新作がないことから、さらに成績を伸ばし、ランキングでも再び首位を獲得することが期待されている。北米興収において、トム・クルーズの自己ベストは『宇宙戦争』の2億3,400万ドルだが、『〜マーヴェリック』が新記録を確立することはほぼ確実だ。文=猿渡由紀『トップガン マーヴェリック』全国公開中
2022年06月03日A24が、先週カンヌ国際映画祭の批評家週間で上映後、絶賛された『Aftersun』(原題)の北米配給権を獲得したことがわかった。「Variety」誌が報じた。『Aftersun』はスコットランド出身のシャーロット・ウェルズの長編監督デビュー作。ウェルズ監督はこれまでに撮った3本の短編映画と同様、今作でも脚本も手掛けた。1990年代後半に、ポール・メスカル演じる若い父親と新人のフランキー・コリオ演じる11歳の娘ソフィーがトルコのリゾート地で過ごした休暇について描く。大人になったソフィーは、現実と想像上の両方の記憶を振り返りながら、自分の知っている父とそうでない父との折り合いをつけようとする。時折、懐かしのminiDVの映像が挿入されることで、より当時の時代感が伝わってくるという。「涙を誘う感傷的な映画」と評価されているようだ。主演のポールはドラマ「ふつうの人々」でブレイクした26歳の若手俳優。同ドラマの演技が高く評価され、2020年にエミー賞の主演男優賞の候補となった。製作は『ムーンライト』でA24とタッグを組んだバリー・ジェンキンス監督、アデル・ロマンスキーら製作会社「パステル」のメンバーと『不都合な理想の夫婦』のエイミー・ジャクソン。ジェンキンス監督はA24と一緒に再び仕事をすることへの喜びをツイートしている。(Hiromi Kaku)
2022年05月25日5月6日から8日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのはマーベルの『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』だった。現地時間日曜日午前中段階での推定売り上げは1億8,500万ドル。確実な数字が出るのは月曜日で、業界内では1億9,700万ドルまで行く可能性もささやかれている。いずれにしても、これは、パンデミックが始まって以来では『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に次ぐ2番目のオープニング成績だ。2位はドリームワークス・アニメーションの『The Bad Guys』。3位は公開5週目を迎えてもまだ堅調な『ソニック・ザ・ムービー/ソニックVSナックルズ』。4位は『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』、5位はミシェル・ヨー主演の『Everything Everywhere All at Once』だった。文=猿渡由紀
2022年05月09日4月22日から24日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、この週末にデビューしたドリームワークス・アニメーションの『Bad Guys』だった。シネマスコア社の調査によると、観客の評価はA。今後もまだ伸びることが期待される。2位は、やはりファミリー向けの『ソニック・ザ・ムービー/ソニックVSナックルズ』。公開3週目で、すでに北米だけで1億4,500万ドルを売り上げるヒットとなっている。3位は『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』。4位はロバート・エガース監督の最新作『The Northman』、5位はニコラス・ケイジ主演の最新作 『The Unbearable Weight of Massive Talent』だった。文=猿渡由紀
2022年04月25日