4月22日から24日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、この週末にデビューしたドリームワークス・アニメーションの『Bad Guys』だった。シネマスコア社の調査によると、観客の評価はA。今後もまだ伸びることが期待される。2位は、やはりファミリー向けの『ソニック・ザ・ムービー/ソニックVSナックルズ』。公開3週目で、すでに北米だけで1億4,500万ドルを売り上げるヒットとなっている。3位は『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』。4位はロバート・エガース監督の最新作『The Northman』、5位はニコラス・ケイジ主演の最新作 『The Unbearable Weight of Massive Talent』だった。文=猿渡由紀
2022年04月25日4月15日から17日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、日本より1週間遅れでデビューした『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』だった。売り上げは4,300万ドル。シリーズ最低のデビューとなっている。2位は『ソニック・ザ・ムービー/ソニックVSナックルズ』。3位は『ザ・ロストシティ』、4位はミシェル・ヨー主演の『Everything Everywhere All at Once』、5位はマーク・ウォルバーグ主演の『Father Stu』だった。文=猿渡由紀『ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』公開中
2022年04月18日4月8日から10日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、『ソニック・ザ・ムービー/ソニックVSナックルズ』だった。売り上げは、2020年の1作目を上回る7,100万ドル。ジム・キャリーのキャリアにおける最大ヒット作となった。シネマスコア社の調べによると、観客評価はAと高く、まだまだ伸びそうだ。2位は先週首位だった『モービウス』。先週から74%ダウンした。3位はサンドラ・ブロック主演の『ザ・ロストシティ』、4位は『アンビュランス』、5位は『THE BATMAN―ザ・バットマンー』だった。文=猿渡由紀
2022年04月11日3月4日から6日にかけての週末、北米のボックスオフィスでは、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』が、ダントツで首位を獲得した。売り上げは1億2,800万ドル。1億ドル超えになることは、公開前から予測されていた。2位は『アンチャーテッド』、3位はチャニング・テイタムが監督と主演を兼任する『Dog』。4位は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、5位は『ナイル殺人事件』だった。『THE BATMAN〜』の日本公開は3月11日。文=猿渡由紀
2022年03月07日2月26日から28日にかけての週末、北米のボックスオフィスでは、『アンチャーテッド』が先週末に続いて首位を獲得した。現在までの北米興収は8330万ドル。2位はチャニング・テイタムが監督と主演を兼任する『Dog』。3位は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、4位は『ナイル殺人事件』、5位は『Jackass Forever』だった。次の週末は、『THE BATMAN-ザ・バットマン-』が公開になる。ロバート・パティンソンが主演する今作は、北米だけで1億ドル超えのデビューになることが期待されている。文=猿渡由紀『アンチャーテッド』公開中
2022年02月28日2月11日から13日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、この週末にデビューしたケネス・ブラナー監督の『ナイル殺人事件』だった。しかし、数字はわずか1280万ドル。コロナの中、大人の女性がまだ映画館を敬遠していること、今週末はスーパーボウルでただでさえ映画館に足を運ぶ人が少ないことなどが影響していると思われる。2位は、先週1位だった『Jackass Forever』。3位はこの週末デビューしたジェニファー・ロペス主演のロマンチックコメディ『マリー・ミー』。4位は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、5位はこの週末デビューのリーアム・ニーソン主演作『Blacklight』だった。次の週末は、マーク・ウォルバーグ、トム・ホランド主演の『アンチャーテッド』が公開される。文=猿渡由紀
2022年02月14日2月4日から6日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、ジョニー・ノックスヴィル主演のおふざけ映画『Jackass Forever』だった。リアリティ番組として22年前に始まり、映画は今作で6本目になるが、観客の67%は18歳から34歳だったことを見ると、新たな世代を惹きつけているようだ。2位はローランド・エメリッヒ監督、ハル・ベリー、パトリック・ウィルソン主演の大作映画『Moonfall』。3位は『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』、4位は「Scream」、5位は『SING/シング:ネクストステージ』だった。文=猿渡由紀
2022年02月07日1月21日から23日にかけての週末、北米のボックスオフィスでは、先週末2位に転落した『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が、首位に返り咲いた。現在までの北米興行収入トータルは7億2,100万ドル。史上4位の成績で、3位の『アバター』(7億6,000万ドル)を抜くかどうかが注目される。今週末の2位は、先週、首位デビューを飾った『Scream』。3位は『SING/シング:ネクストステージ』、4位はD.J.・カルーソ監督の『Redeeming Love』、5位は『キングスマン/ファースト・エージェント』だった。文=猿渡由紀『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』公開中
2022年01月24日1月14日から16日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、この週末にデビューした『Scream』だった。90年代のヒットホラー映画のリブートで、3日間の北米興行収入は3,600万ドル。2位はデビュー以来首位をキープしてきた『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。3位は『SING/シング:ネクストステージ』、4位は『キングスマン:ファースト・エージェント』、5位は『American Underdog』。この週末にデビューした『竜とそばかすの姫』は7位だった。文=猿渡由紀
2022年01月17日1月7日から9日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位に輝いたのは、またもや『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』だった。4週連続の1位で、今週末の数字も業界が予測したよりも上と、あいかわらずの人気だ。北米興行収入トータルは6億6,800万ドルに達し、『タイタニック』を抜いて史上6番目となった。2位は、公開3週目となる『SING/シング:ネクストステージ』。3位は今週末デビューした『355』。ジェシカ・チャステイン、ペネロペ・クルスなど人気女優が勢揃いするが、売り上げは400万ドルと、期待はずれだった。4位は『キングスマン/ファースト・エージェント』、5位は『American Underdog』だった。文=猿渡由紀
2022年01月11日12月10日から12日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、この週末にデビューした『ウエスト・サイド・ストーリー』だった。ただし、売り上げは期待を下回る1,000万ドル。2位の『ミラベルと魔法だらけの家』との差もわずか。製作費1億ドルを超える大作であるだけに、クリスマスから年末にかけて着実に数字を伸ばしていかないと辛いところだ。観客の評価はAであることから、希望はある。3位は『ゴーストバスターズ/アフターライフ』。4位は『ハウス・オブ・グッチ』、5位は『エターナルズ』だった。文=猿渡由紀『ウエスト・サイド・ストーリー』日本公開日:2022年2月11日(金)
2021年12月13日12月3日から5日にかけての週末、北米ではディズニーの『ミラベルと魔法だらけの家』がボックスオフィスの首位をキープした。2位は公開3週目となる『ゴーストバスターズ/アフターライフ』。今週末で今作は北米興収1億ドルを突破した。3位はリドリー・スコットの『ハウス・オブ・グッチ』。4位は『Christmas with the Chosen』、5位は『エターナルズ』だった。次の週末には『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』が公開される。文=猿渡由紀『ミラベルと魔法だらけの家』公開中
2021年12月06日アメリカでは多くの人が感謝祭の4連休を楽しんだこの週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、ディズニーのミュージカルアニメーション『ミラベルと魔法だらけの家』だった。3日間の売り上げは2,870万ドル。2位は公開2週目を迎えた『ゴーストバスターズ/アフターライフ』。3位はこの週末デビューしたリドリー・スコット監督の『ハウス・オブ・グッチ』。スコットは最近公開された『最後の決闘裁判』がまるで冴えなかっただけに、朗報だ。4位は『エターナルズ』、5位は『バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ』だった。文=猿渡由紀『ミラベルと魔法だらけの家』公開中
2021年11月29日明石家さんまが企画プロデュースをしたアニメ映画『漁港の肉子ちゃん』が、北米でも公開されることになった。来年初めの公開が予定されているという。配給会社はニューヨークを拠点にするGKIDS。海外のアニメを専門とするこの会社は、過去に『風立ちぬ』『未来のミライ』『天気の子』『きみと、波に乗れたら』などを北米で公開してきた。来年1月に公開される『竜とそばかすの姫』のためには、積極的なアワードキャンペーンも行っている。文=猿渡由紀
2021年11月24日11月19日から21日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、ジェイソン・ライトマン監督の『ゴーストバスターズ/アフターライフ』だった。売り上げは4,400万ドルで、ポール・フェイグ監督の女性版『ゴーストバスターズ』(2016)の4,600万ドルをやや下回るものの、好調な出だしだ。2位は『エターナルズ』、3位は『でっかくなっちゃった赤い子犬 僕はクリフォード』。4位はウィル・スミス主演の『ドリームプラン』、5位は『DUNE/デューン 砂の惑星』だった。文=猿渡由紀『ゴーストバスターズ/アフターライフ』2022年2月4日(金)公開
2021年11月22日MIYAVIが、2年振りとなる北米ツアー『Imaginary -North America Tour 2021』を無事完走し、ツアーを振り返る動画を公開した。MIYAVI 北米ツアー振り返り動画9月30日のカナダ・アルバータ州カルガリーを皮切りにロサンゼルス、ニューヨーク、シカゴ、そして自身にとって初となるメサ、ソルトレイクシティ、デンバーなどを含む北米19都市を回り、ハロウィーンの夜にアトランタでツアーファイナルを迎えたMIYAVI。パンデミック以降で日本人初となる今回のツアーでは、2020年にリリースしたアルバム『Holy Nights』、そして今年9月にリリースした新作『Imaginary』からの楽曲もアメリカの地で初披露した。そして、12月9日からはジャパンツアー『MIYAVI Japan Tour 2021“Imaginary”』が開催され、国内5都市のZeppにてライブを行う。また、MIYAVIは2022年1月にハワイ公演の開催も控えている。■MIYAVI コメント無事、アメリカツアー駆け抜けました!!!!実りの多いツアーでした。ステージでオーディエンスのみんなと一緒に音楽できるってこんなにも尊くって、こんなにも素晴らしいんだ!毎ステージ、一音一音を大事に最高のパフォーマンスができたと思います。正直この状況下でコンディション的にもここまでガンガンやれると思ってなかったけど、全会場、完全にロックできたと思う。どのショーも来てくれたファンのみんなと一緒に作り上げれたと感じています。とにかくこの環境の中で最後まで大きなトラブルもなく無事に走り抜けれて本当に良かった。そして次はジャパンツアー!またいくつか新しいことにチャレンジしようと思っているので不安もあるけど、また次のレベルに到達できるよう試行錯誤しつつ、楽しみながら臨みたい。皆に会える日を楽しみにしています!<ツアー情報>MIYAVI Japan Tour 2021 “Imaginary”ジャパンツアー『MIYAVI Japan Tour 2021“Imaginary”』メインビジュアル12月9日(木) Zepp Sapporo12月14日(火) Zepp Tokyo12月18日(土) Zepp Fukuoka12月19日(日) Zepp Osaka Bayside12月21日(火) Zepp Nagoya※詳細は後日発表【チケット料金】一般チケット(全席指定)7,920円(税込)※ご入場の際に、ドリンク代として600円を別途いただきます一般発売:11月27日(土)MIYAVI ハワイ公演MIYAVI ハワイ公演メインビジュアル2022年1月4日(火)・5日(水) Blue Note Hawaii両日とも 開場 17:00 / 開演 19:00※時間は全て現地時間【チケット料金】VIP:65ドル一般:45ドル※両席種ともお1人飲食代10ドル以上のオーダーが必要となります。<リリース情報>MIYAVI ニューアルバム『Imaginary』発売中●初回限定盤A(CD+DVD):4,400円(税込)購入リンク:『Imaginary』初回限定盤A ジャケット●初回限定盤B(CD+DVD):4,400円(税込)購入リンク:『Imaginary』初回限定盤B ジャケット●通常盤(CD):3,080円(税込)購入リンク:『Imaginary』通常盤 ジャケット●UNIVERSAL MUSIC STORE限定セット(通常盤+Tシャツ):5,500円(税込)サイズ:Lサイズ(ワンサイズのみ、身丈73cm,身幅55cm,肩幅50cm,袖丈22cm)購入リンク:【CD収録内容】 ※全形態共通01. New Gravity02.I maginary (feat. Kimbra)03. Warrior04. Smells Like Teen Spirit ※Nirvana「Smells Like Teen Spirit」カバー05. Living In Fire06. Hush Hush (feat. Kang Daniel)07. Youth Of the Nation (feat. Troi Irons) ※P.O.D.「Youth of the Nation」カバー08. I Swear09. Are You With Me?10. Dance With Me11. Super Hero【DVD収録内容】※初回限定盤A・Bのみコロナ禍に精力的に配信を続け大好評を得たVirtual Liveシリーズを本人の撮り下ろしインタビューを織り交ぜて再編集し、前編・後編に分け、それぞれ初回限定盤A・Bの付属DVDに収録■初回限定盤A(約52分収録)『MIYAVI VIRTUAL 2020 vol.1』・Intro : The era of “Holy Nights”・From Home to World・The View of Drones■初回限定盤B(約45分収録)『MIYAVI VIRTUAL 2020 vol.2』・MIYAVI in VR World・XRossing Over to 2021・Imaginary Begins関連リンクMIYAVI オフィシャルHP: LDHオフィシャルHP: ユニバーサルミュージックオフィシャルHP: Instagram: Twitter: Facebook: YouTube: TikTok: weibo:
2021年11月16日11月5日から7日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、初公開のマーベル映画『エターナルズ』だった。3日間の売り上げは7,100万ドル。ただし、観客の評価はBで、マーベル作品の中では史上最低。これまでの最低は『マイティ・ソー』のB+だった。また、今作は、中国系監督のクロエ・ジャオの過去の発言が原因で、世界で2番目の映画市場である中国では上映されない。2位は『DUNE/デューン 砂の惑星』、3位は『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。4位は『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』、5位は『ロン 僕のポンコツ・ボット』だった。文=猿渡由紀『エターナルズ』公開中
2021年11月08日10月29日から31日にかけての週末、北米では、『DUNE/デューン 砂の惑星』が先週に続いて首位を獲得した。ただし、成績はデビュー週末だった先週から62%ダウンしている。2位は公開3週目の『ハロウィン KILLS』。3位は 『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』、4位は今週末デビューした『僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE ワールド ヒーローズ ミッション』、5位は『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』だった。文=猿渡由紀『DUNE/デューン 砂の惑星』公開中
2021年11月01日10月22日から24日にかけての週末、北米でボックスオフィス首位を獲得したのは、日本より1週遅れて公開になった『DUNE/デューン 砂の惑星』だった。売り上げは予想を上回る4,000万ドル。アメリカではHBO Maxが同時配信したが、ビッグスクリーンで見たいと思った観客は多かったようだ。今作はアワードシーズンでの健闘も期待されている。2位は『ハロウィン KILLS』、3位は『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。4位は『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』、5位は今週末デビューしたアニメーション映画『ロン僕のポンコツ・ボット』だった。『DUNE/デューン 砂の惑星』公開中文=猿渡由紀
2021年10月25日10月15日から17日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、この週末デビューした『ハロウィン KILLS』だった。売り上げは5,000万ドル強で、パンデミックが始まってからのホラー映画、またR指定の映画としてはトップ。今作は北米NBCユニバーサル傘下の配信サービスPeacockで同時配信されたのだが、そのせいで劇場成績が犠牲になるということはなかったようである。2位は公開2週目を迎えた『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』。3位は『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』、4位は『Adams Family 2』、5位はリドリー・スコット監督の最新作『最後の決闘裁判』だった。『ハロウィン KILLS』10月29日(金)公開
2021年10月18日10月1日から3日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、この週末にデビューした『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』だった。3日間の売り上げは9,000万ドル。パンデミック中では最高記録で、2018年に公開された1作目も上回っている。2位は、やはりこの週末デビューの『The Adams Family 2』。3位は先週まで首位だった『シャン・チー/テン・リングスの伝説』、4位は『The Many Saints of Newark」、5位は『ディア・エヴァン・ハンセン』だった。来週末は『007 ノー・タイム・トゥ・ダイ』が北米でも公開になる。文=猿渡由紀『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』日本公開日:12月3日(金)
2021年10月04日9月24日から26日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、マーベルの『シャン・チー/テン・リングスの伝説』だった。4週連続の1位で、ここまでの北米の総売り上げは1億9,650万ドル。『ブラック・ウィドウ』を抜き、パンデミック下に公開された作品としてはトップとなった。2位は今週末デビューのミュージカル『ディア・エヴァン・ハンセン』。3位は公開7週目にしてまだ絶好調の『フリー・ガイ』、4位は『キャンディマン』、5位は『クライ・マッチョ』だった。文=猿渡由紀『シャン・チー/テン・リングスの伝説』全国公開中
2021年09月27日9月10日から12日にかけての週末、北米では先週末デビューしたマーベルの『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が首位をキープした。北米でのこれまでの興行収入トータルは1億4,500万ドル。2位はライアン・レイノルズ主演作『フリー・ガイ』。公開5週目にしてまだまだ大健闘している今作は、すでに続編へのゴーサインも出ている。3位は今週末デビューのホラー映画『マリグナント 狂暴な悪夢』。4位は『キャンディマン』、5位は『ジャングル・クルーズ』だった。『シャン・チー/テン・リングスの伝説』公開中文=猿渡由紀
2021年09月13日9月3日(金)から6日(祝)にかけての4日間、北米のボックスオフィスでマーベルの『シャン・チー/テン・リングスの伝説』が大暴れした。日曜日の段階で推定される4日間の売り上げは8,920万ドル。レイバーデーの週末としては最高記録だ。ただし、アメリカで夏の終わりであるレイバーデーの週末は、人が映画館に行く週末ではなく、期待作が公開されないため、通常、売り上げは低い。今年はパンデミックで公開日の移動が続き、夏も作品が少なく、マーベルの超大作がここで公開されたため、異例な結果となった。祝日の月曜を除く3日間では7,140万ドル。『ブラック・ウィドウ』の8,000万ドルには劣るが、『ワイルド・スピードジェットブレイク』の7,000万ドルより上だ。2位は先週デビューの『キャンディマン』。3位は『フリー・ガイ』、4位は『パウ・パトロールザ・ムービー』、5位は『ジャングル・クルーズ』だった。文=猿渡由紀『シャン・チー/テン・リングスの伝説』公開中
2021年09月06日8月27日から29日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、今週末デビューの『キャンディマン』だった。1992年の同名のホラー映画の続編で、製作、脚本は『ゲット・アウト』のジョーダン・ピール、監督、脚本は『Little Woods』のニア・ダコスタ。3日間の売り上げは2,200万ドル。2位は公開3週目を迎えた『フリー・ガイ』。3位は先週末公開のアニメ映画『パウ・パトロールザ・ムービー』、4位は『ジャングル・クルーズ』、5位は『ドント・ブリーズ2』だった。文=猿渡由紀『キャンディマン』10月15日(金)公開(c)2021 Universal Pictures
2021年08月30日8月13日から15日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、この週末にデビューした『フリー・ガイ』だった。売り上げは、予測を大きく上回る2,860万ドル。主演兼プロデューサーのライアン・レイノルズによると、早くも続編にゴーサインが出たとのことだ。シネマスコア社の調べでは、観客の評価はAで、非常に良い。2位はやはり今週末デビューの『ドント・ブリーズ2』。3位は公開3週目の『ジャングル・クルーズ』、4位は新作でジェニファー・ハドソン主演の『リスペクト』、5位は先週1位だった『ザ・スーサイド・スクワッド“極”悪党、集結』だった。文=猿渡由紀『フリー・ガイ』公開中
2021年08月16日7月30日から8月1日にかけての週末、北米興行成績で首位を獲得したのは、この週末にデビューした最新作『ジャングル・クルーズ』だった。4,310スクリーンでの上映で、売り上げは3,060万ドル。2位は先週1位だったM・ナイト・シャマランの『オールド』。3位は今週末デビューのアクションファンタジー『The Green Knight』、4位は『ブラック・ウィドウ』、5位はカンヌ映画祭でお披露目されたマット・デイモン主演のスリラー『Stillwater』だった。文=猿渡由紀『ジャングル・クルーズ』公開中
2021年08月02日7月23日から25日にかけての週末、北米ボックスオフィスで首位を飾ったのは、M・ナイト・シャマランの新作『オールド』だった。シャマランの作品が首位デビューするのは7度目。ただし、1,650万ドルというデビュー成績は、シャマランのキャリアで最低だ。2位は『G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ』。3位は『スペース・プレイヤーズ』、5位は『ワイルド・スピード/ジェットブレイク』だった。来週末はディズニーランドのアトラクションをテーマにした『ジャングル・クルーズ』、マット・デイモン主演の『Stillwater』などが公開になる。文=猿渡由紀『オールド』8月27日(金)公開
2021年07月26日幾度もの公開延期を経てついに封切りを迎えた『ブラック・ウィドウ』が、コロナ禍で公開された映画の中で最高額となる北米オープニング興収をたたき出した。北米興収は8000万ドル(約88億円)、海外地域での興収は7880万ドル(約87億円)で、合計すると世界興収は1億5880万ドル(約175億円)だった。さらに、今作は劇場公開と同時(アメリカでは)にDisney+でも配信を開始しており、会員が「プレミア アクセス」料金の30ドルを支払うことで鑑賞が可能に。ディズニーは、『ブラック・ウィドウ』のオープニング期間中の配信による収入が6000万ドル(約66億円)だったことを発表した。これまでにディズニーが映画作品のオープニング配信収入を発表したことはなく、異例のこと。ディズニーの重役アラン・バーグマンは、「映画ファンが2年ぶりの新しいマーベル映画『ブラック・ウィドウ』を楽しむ姿が見られるのは、素晴らしいことです。この見事なオープニング興収の成績も、愛されしアベンジャーを彼女の物語の中で見たいとファンが熱望した結果によるものでしょう」と語っている。映画ファンは、『ブラック・ウィドウ』の大ヒットに「今日、IMAXで観る!何回も観たいと思ったら、Disney+でも観るつもり」「Disney+だけで6000万ドルってすごくない?」「30ドルを払って家族みんなで何回も観た」などと反応を見せている。(Hiromi Kaku)■関連作品:ブラック・ウィドウ 2021年7月8日より映画館 & 7月9日よりディズニープラス プレミア アクセス公開© Marvel Studios 2020
2021年07月12日6月18日から20日にかけての週末、北米のボックスオフィスで首位を獲得したのは、今週末デビューの『The Hitman’s Wife’s Bodyguard』だった。ライアン・レイノルズ主演のアクションコメディで、監督はパトリック・ヒューズ。2位は『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』、3位は『ピーターラビット2/バーナバスの誘惑』。4位は『死霊館/悪魔のせいなら、無罪。』、5位は『クルエラ』だった。来週末は『ワイルド・スピードジェット・ブレイク』が公開となる。文=猿渡由紀
2021年06月21日