マイセンは大豆と玄米のみを原材料とした無添加商品「まるっきりお肉」を開発、8月2日より販売開始した。健康的な食生活に興味がありながら肉食中心の食生活から脱することのできない、中高年をはじめとした幅広い層をターゲットにしているという。同商品は肉の食感を再現し、あらゆる料理に調理可能な“お肉のかわりに使うことができる”置き換えの特性を持った加工食品。原材料は農業生産法人である同社の残留農薬検査合格済コシヒカリ玄米と、国産大豆(遺伝子組み換えでない)のみを使用。完全栄養食と言われる玄米と、畑のお肉と言われる大豆を独自の方法でブレンドすることによって、深い味わいを出している。乾燥タイプなため長期間保存が可能。保存料・着色料・化学調味料は使用していない。使用方法は熱湯やだしで戻すだけと簡単。水分を吸わせることで約3倍の量になるため、100gで100円~150円の一般精肉より安価。気軽に購入できる価格帯で消費者へ提供することができる。商品は「フィレタイプ」と「ミンチタイプ」の2種類。フィレタイプはもも肉やバラ肉の代わりとして、唐揚げや野菜炒め、煮物などに使用できる。フィレタイプは419円(100g、税抜き)、800円(200g、税抜き)。ミンチタイプはハンバーグ、そぼろあんかけなどに使用するのに適している。まるっきりお肉ミンチタイプは419円(130g、税抜き)、905円(300g、税抜き)。同社のオンラインショッピングサイトより購入できる。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年08月03日山梨県南巨摩郡身延町のJAふじかわ中富支店では、身延町曙地区と大須成(おおすなり)地区で、明治時代から栽培されてきた「あけぼの大豆」の収穫オーナーを募集している。あけぼの大豆は、明治時代に関西から同地区に持ち込まれた、白大豆系の在来種。富士見山ろくの標高400から600メートルに位置する山間部の貴重な穀物として、同地区の食を支えてきた。特徴は一般に市販されている枝豆の2倍ほどのサイズもある大きさ。10粒並べると6寸(約18センチ)にもなることから、地元では「十六寸(とうろくすん)」の名でも親しまれているという。あけぼの大豆のオーナー制度は、2001年にスタートし、今年で12年目を迎える。オーナーは、身延町平須にある地元農家所有の畑の大豆を、1区画(60株)当たり5,000円で購入。大豆は農家が栽培・管理し、10月中旬にオーナーが区画内の60株(約5キログラム)を収穫できるというもの。収穫日当日はオーナーを対象に、県立なかとみ青少年自然の里で「あけぼの大豆」を使った豆腐加工体験(要300円)も行われる予定となっている。オーナーの募集は7月に始まり、全80区画が埋まり次第、締め切られる。オーナー希望者はJAふじかわ中富支店まで電話にて申し込むとのこと。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年07月11日大豆の栄養をそのままに大塚製薬が11日から、大豆を新たな魅力ある製品として発売するSoylutionシリーズ第3弾の商品として、ヘルシー大豆スナック「ソイカラ」を発売した。CMキャラクターには“カラ”にかけて、韓国の人気ガールズグループKARAを採用。10日行われた新CM発表会にもメンバーが登場し、それぞれに撮影時のエピソードや「ソイカラ」の魅力を語った。バータイプの「ソイジョイ」、大豆炭酸飲料の「ソイッシュ」につづく、スナック「ソイカラ」。大塚製薬ならではの発想で生まれた製品に注目だ。ノンフライでヘルシー!ソイカラダンスにも注目「ソイカラ」は、大豆の栄養をそのままギュッと詰め込んだようなスナック。中粒の大豆約50粒分が含まれているそうだ。ノンフライタイプで、スナック菓子でも1袋123kcalとヘルシー。気兼ねなくつまめる美味しさがポイントだ。スナック菓子は食べたときに手がべたつくものも多いが、「ソイカラ」はそうしたこともなく、チーズを混ぜた優しい味わいが魅力のスナックに仕上がっているという。振ったときに“カラカラ”と音が鳴るところも特徴だ。単なるスナックでもなく、栄養食品でもない、新しいスタイルのもので、気軽にヘルシー&美味しいを実現できる商品となっている。KARAはCMでこの商品イメージに合わせて作ったオリジナルのダンス、ソイカラダンスも披露する。ユーモアたっぷりに、そしてキュートに、「ソイカラ」をアピールする彼女らのCMにも注目だ。元の記事を読む
2012年04月13日ノエビアグループの常盤薬品工業株式会社は、大豆イソフラボンの美白作用とそのメカニズムを明らかにしたと21日発表した。詳しい研究結果は、22日~26日に行われる日本農芸化学会にて発表される。今回の研究で、大豆イソフラボンに含まれる「ゲニステイン」という成分が、メラニン生成促進酵素の1つである「DCT」を抑制することがわかった。DCTは、チロシナーゼと並び重要とされているメラニン生成促進酵素で、チロシナーゼを抑制する成分を配合した美白スキンケア化粧品は既に数多く発売されている。これらに加えてDCTを抑制する素材としてのゲニステインを化粧品に配合すれば、従来のスキンケア化粧品よりも高い美白効果が期待できるのではないかと期待が高まっている。同研究においては三次元皮膚モデルと呼ばれる、ヒトの皮膚に構造が類似した人工の皮膚モデルを用いた実験が行われ、遺伝子解析からその美白作用のメカニズムを明らかにしたという。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月23日大豆や豆腐などの伝統的な大豆食品を摂取することにより、乳がんや前立腺がんになるリスクが低くなる―。アメリカ癌学会が発行している「栄養と身体活動(健康)に関するガイドラインが2012年に更新され、大豆の摂取とがん予防についての関係について報告された。アメリカ癌学会(ACS)は、医療専門家、政策立案者、一般市民に対し、がんのリスクを減らす食事や生活習慣等のアドバイスをするため 「栄養と身体活動(健康)に関するガイドライン」を発行している。そのガイドラインによると同学会はがん予防に際して「健康的な体重を達成、生涯それを維持すること」、「身体的にアクティブなライフスタイルを身に付けること」、「植物性食品の摂取を中心にし、健康的な食事をすること」、「アルコール飲料は量を控えめにすること」の4つを推薦している。さらに2012年に更新されたガイドラインによると、大豆や豆腐などの伝統的な大豆食品の摂取は、乳癌・前立腺癌・子宮内膜癌のリスクを軽減することを発表。これは疫学的研究で多く証明されており、そのほかのがんのリスクの低減についても、いくつか報告されていることを発表。その理由として、大豆・大豆食品は優れたタンパク源であり、肉の良い代替品となることや、ホルモン依存性のがんを予防する、イソフラボン植物性化学物質が豊富であることを報告している。【拡大画像を含む完全版はこちら】
2012年03月14日