シンガーソングライターの松任谷由実が、歌舞伎役者の中村勘九郎が主演する映画『真田十勇士』(9月22日公開)に書き下ろしの新曲「残火(のこりび)」を提供し初の時代劇主題歌を務めることが7日、明らかになった。合わせて、同曲を収めた予告映像が公開された。原作は、2014年に日本テレビ開局60年特別公演として上演された同名舞台。同作の演出も手がけた堤幸彦監督がメガホンを取りマキノノゾミ氏が脚本を執筆して、歴史を変える大うそで真田幸村(加藤雅也)を天下一に仕立て上げる猿飛佐助(勘九郎)の計画を描く。勘九郎のほか、佐助と共に十勇士を支える霧隠才蔵役の松坂桃李、2人の幼なじみのくノ一・火垂役の大島優子も出演する。松任谷は、「うっそうとした心の戦のただ中で、激しい雨を待つような、それが唯一の希望の火、誰かに会いたい!という強烈な願いを歌にしました」と主題歌への思いを告白。「監督、役者さんたち、そしてはるか時を超えた歴史上の人物たちにも共鳴してもらえると思っています」と自信を見せている。この松任谷の楽曲提供を受けて、堤監督は「『ありがとうございます!!』の一言」と感謝。1973年から松任谷の楽曲を愛聴していたことから、「『いつもそこにある心のオアシス』だったので、光栄というかもったいないというか」と感慨を示し、「まさに盆暮れ正月いっぺんに来たような気持ちです。恐悦至極に存じます」と恐縮して見せる。デモ段階の主題歌を聴いた際は「『…素晴らしい』とうなってしまいました」と感激。また、松任谷自身についても「撮影現場にも足を運んでいただき、さまざまな資料もお目通しいただき、とても深く作品のタッチやテーマをつかんでいただいている」と絶賛した。予告編では、その主題歌「残火」を初披露。幸村と十勇士たちが最後の戦いに臨む心境をより克明に映し出している。冒頭では、「どうしよ…」と"腰抜け"の表情を見せる幸村だが、終盤になると、勇ましく十勇士を率いる武将に変貌を遂げ、「目指すは家康の首、ただ一つだ!」と歴史的な戦いへと挑んでいく。さらに、十勇士が地を駆ける背後では爆破が起こり、数百のエキストラを引き連れて馬と並走。下半身を炎に包まれながらも敵陣に蹴りを入れていく佐助たちの猛烈なアクションの一端も垣間見ることができる。(C)2016『真田十勇士』製作委員会
2016年07月07日東京・品川の「原美術館」にて、2014 年秋の「開館35周年記念 原美術館コレクション展」以来となる全館を使ったコレクション展示「みんな、うちのコレクションです」が、8月21日(日)まで開催中だ。「原美術館」は、もともと個人邸宅として 1938年に建てられたもので、西洋モダニスム建築を取り入れ、中庭を包みこむように緩やかな円弧を描いた空間デザインが特徴的。居間や寝室であったスペースは企画ごとに展示を入れ替えるギャラリーに変わった一方、浴室や洗面所などのユーティリティースペースは、アーティストに依頼してユニークな常設展示作品に生まれ変わっているほか、建物の中以外の、敷地内の庭にも、野外の常設作品が点在している。大規模な美術館とは一風異なり、作品と同時に、美術を鑑賞体験する“場”そのものも味わえる場所だ。1979年の創立以来収集してきたコレクションは、国内外の多彩な現代アーティストの絵画・彫刻・写真・映像作品など、現在約1,000点にのぼる。その中から、横尾忠則、加藤泉、クリスト&ジャンヌ=クロード、ウィリアム ケントリッジをはじめとする絵画・彫刻・ドローイング・映像作品を展示。今回は、中国を代表するアーティストであると同時に、積極的な社会活動でも知られる艾未未(アイ・ウェイウェイ)の貴重な初期作品や、日本から帰化してブラジル美術界の巨匠となり、昨年惜しくも亡くなったトミエオオタケ(大竹富江)の絵画も展示される予定だ。原美術館では、増築した多目的ホールや中庭を利用して多彩なイベントも随時開催されており、会期中には、8月13日(土)、14(日)に「トヨダ ヒトシ 映像日記・スライドショー」が行われる。また、日曜日と祝日には、同館学芸員による展示解説も行われる。展示解説は、14:30から約30分間で予約は不要。(text:cinemacafe.net)
2016年06月30日シンガーソングライターの松任谷由実が、ニッポン放送のラジオ番組『オールナイトニッポン』で17年ぶりにレギュラーを担当することが7日、分かった。22日から『松任谷由実のオールナイトニッポンGOLD』(毎月1回・金曜22:00~24:00)をスタートさせる。松任谷は、1988年4月から99年3月まで、土曜深夜の若者向け『オールナイトニッポン』を担当。番組終了から17年がたち、今回、大人向けに放送されている『オールナイトニッポンGOLD』のパーソナリティを務めることになった。毎月、第3週か第4週の金曜日に生放送し、音楽を中心にしながら、"人"にこだわっていく番組になるという。初回のゲストは、松任谷が「今一番会ってみたい人」としてラブコールを送った、タレントのDAIGO。2人は今回が初対面となり、松任谷は「動物的に臨機応変でとびきり面白い放送お届けしますよ」と自信を示す。一方のDAIGOは「まさかの!まさかの! DAIGOが! DBT(大抜擢)! ユーミンさんの『オールナイトニッポン』の1回目ゲストなんて光栄すぎる! めちゃ楽しみっしゅ! うれしうぃっしゅ!」と喜びをコメントしている。
2016年04月08日伊勢丹新宿店本館2階TOKYO解放区内のアンリアレイジ(ANREALAGE)の期間限定ショップ「FLOWER SHOP」において、3月28日、シンガーソングライターの松任谷由実をスペシャルゲストに迎え、同ブランドデザイナー森永邦彦とファッションや音楽について語り合うトークイベントが開催された。同イベント開催に至った経緯として、森永は「このFLOWER SHOPのコンセプトは“目に見えない花”。光を当てることによって、“初めて見えてくる花”や“花が咲く”、といったイメージなのですが、これらのイメージで真っ先に浮かんだのが松任谷さんでした。恐れ多いとは思いつつもイベント出演のお願いをしてみたところ、ご承諾して下さりました」と説明。会場MCの「それでは、スペシャルシークレットゲスト松任谷由実さんの登場です」の声がかかると、会場には『春よ、来い』のメロディーがかかり会場は騒然、松任谷は大拍手で迎えられた。当日の松任谷の衣裳は、ゴールドをベースに胸や袖、背中に、トラやピンク色の花柄が刺繍された、パリで購入したという和柄のスカジャンと、その下には朱やうす紅、黄色など、春を思わせる花柄が描かれたシャツ。松任谷は「(今日のスタイリングについて)全く打ち合わせをしていませんでしたが、(同じくスカジャンの森永さんと)今日はスカジャン同志でかぶりましたね。もしかすると好みが近いのかも(笑)」と微笑んだ。一方、森永は「(自身が着用するブラックの刺繍のスカジャンを指しながら)これは自身のブランドのもので、リフレクト(反射)をテーマとして作りました。通常のデザインが反転されて作られていて、光が当たることで反射します」と説明した。松任谷よりファッション観について問われると、森永は「服作りの際は、一つのコンセプトを設定し、そのコンセプトから生まれる洋服を作るのが私の方法です。もちろん(洋服の)形の美しさは追求しますが、コンセプト自体が目に見えなかったり、それが今までにないものであったり、結果それが面白いかどうか等を重要にしてます。例えば、今シーズンのテーマ“リフレクト”という軸の場合は、そこから“形や素材を反射させてみよう”、“見せ方自体も反射させてみよう”といった、一つの言葉で全てのことに当てはめていくことで、形や素材、色を完成させていきます」と応えた。松任谷は「私も同感です。(曲を)サスティナブルにしていくには、自分自身の明確な方針があって初めて、感覚的なものに完成していくと思う」と語った。また、森永は洋服の制作について、「今、半年前のテーマで洋服を制作しようとしても他のものになると思う。自分がグッとくるポイントの瞬間があって、時間が経過すれば、自身の軸のとり方も変化してくる」と説明。松任谷も「時間とのかかわり方は、音楽にも当てはまると思う。歌を作り出すということは、時間をデザインしていくことなので、時間の経過によって、同じ歌でも違うように聴こえたり、思い出とリンクしたり、違う意味を持つようになる」と話した。ファッションと音楽との関係性について、森永は「洋服は曲のように、頭の中でリフレインするというのではなく、曖昧なものであると思う。洋服はその瞬間、瞬間で目に入った時点で、その都度イメージが形成されていくものだと思う」と語り、一方、松任谷は「ファッションにも“物語”は存在していると思う。その服を着た時のシチュエーションの思い出であったり、その服で誰に会ったりだとか。歌詞に描かれていない場合でも、その背景にはいろいろなデッサンが重ねられており、魂が込められていると聴き手にも届くと思う」と語った。このトークイベントは、事前に伊勢丹からは発表されていなかったにも関わらず、会場には約100名以上の客が集まり、来場者は電撃的に登場したスーパースターと、今をときめくデザイナー両名の世界観について聞き入っていた。
2016年04月02日音楽制作クリエイター集団・MONACAは、生バンドによる初の音楽フェス「MONACAフェス2016」を4月30日に開催することを決定。『アイドルマスター』『アイドルマスター シンデレラガールズ』『アイカツ!』『Wake Up, Girls!』といったアイドルアニメ4作品が集結し、主題歌を担当した声優・アーティストが出演する。MONACA(モナカ)は、ナムコに所属していた岡部啓一が2004年に設立した音楽制作を行うクリエイター集団。アニメソングやゲームソング、そのBGMの制作を得意としてこれまでにも、『らき☆すた』の「もってけ!セーラーふく」や『アイカツ!』の「ダイヤモンドハッピー」、『アイドルマスター』の劇伴など様々な楽曲を手がけている。今回、『アイドルマスター』からは、星井美希役の長谷川明子、双海亜美・真美役の下田麻美、四条貴音役の原由実、我那覇響役の沼倉愛美が参加。『アイドルマスター シンデレラガールズ』からは、本田未央役の原紗友里、多田李衣菜役の青木瑠璃子、双葉杏役の五十嵐裕美が出演。『アイカツ!』からは「STAR☆ANIS」より、わか・ふうり・ゆな・れみ・えり・りすこ・るか、「AIKATSU☆STARS!」より、るか・みき・みほ・ななせ・かなが登場。『Wake Up, Girls!』からも島田真夢役の吉岡茉祐、林田藍里役の永野愛理、片山実波役の田中美海、七瀬佳乃役の青山吉能、久海菜々美役の山下七海、菊間夏夜役の奥野香耶、岡本未夕役の高木美佑と、メンバー全員が集合する。また、MONACAのクリエイター(岡部啓一、神前 暁、高田龍一、石濱 翔、帆足圭吾、田中秀和、広川恵一、高橋邦幸)の参加はもちろん、今回のイベントではバンドによる生演奏でのスペシャルライブになるとのこと。チケットは3月4日より、MONACAフェス特設サイトにて1次先行申込受付が開始している。
2016年03月04日『アイドルマスターミリオンライブ!』のCD「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER DREAMERS 05」発売記念イベントが2016年2月27日、東京・新宿BLAZEにて開催され、四条貴音役の原由実、豊川風花役の末柄里恵、松田亜利沙役の村川梨衣、横山奈緒役の渡部優衣、野々原茜役の小笠原早紀、ロコ役の中村温姫が出演した。今回は昼の部をレポートする。「LTD」シリーズは『ミリオンライブ!』CDシリーズの第3弾で、ミリオンスターズのアイドル同士がデュエットした楽曲を収録している。『ミリオンライブ!』には765プロでおなじみの13人と、『ミリオンライブ!』からアイマスに加わったシアター組37人が登場するが、本シリーズでは765プロとシアター組の50人が垣根なくデュオを組んでいるのが特徴だ。リリースイベントにも765プロメンバーが参加しており、今回は原由実が『ミリオンライブ!』2ndライブ用衣裳を着て参加した。メインMCを担当する渡部優衣が「今日はミリオンライブにとって大切な日で、なんと3周年を迎えたんです!」と挨拶すると会場は大歓声に包まれた。記念すべき日なことに加え、野々原茜役の小笠原早紀はなんと今回がミリオン関連イベント初参戦。「直接プロちゃんにお会いできるのほんと嬉しい!」と感激した様子だった。前半のMCコーナーは恒例の「ミリオン奥の細道」の大阪編。原や渡部たちモノホンの大阪人も多いメンバーだけに期待が高まる。「ミリオン奥の細道」は、お題となる上の句をボックスから引き、チームの2人が中の句、下の句を作ってひとつの句に仕上げ、ご当地感や俳句としての完成度を競うゲーム。季語はお題に入ってなければ中の句、下の句に季節感のある言葉があれば加点される感じで、2周した後に会場の拍手で勝者を決定する。チーム分けは、「THE IDOLM@STER LIVE THE@TER DREAMERS 05」でデュエットを歌った原由実×末柄里恵、渡部優衣×村川梨衣、小笠原早紀×中村温姫の3組だ。一周目で存在感を見せていたのが、『ミリオンライブ!』関連イベント登場は2度目の中村温姫。トップバッターの中村×小笠原チームが「通天閣 大阪で一番 ビリケンさん」というなかなかの句を完成させたのに対し「季語がない!」とのツッコミを受けると、中村は「ビリケンさんは2月しか見られないようにしよう!」と大胆な提案。これはMC渡部が「わたし去年の夏見たもん」とあっさり却下したのだったが、3番手の渡部が引き当てたお題がなんとズバリ「ビリケンさん」。できあがった句は「ビリケンさん みんな幸あれ ありがたや~」と完璧なものだったが、やはり季語がないことが発覚。さっき「ビリケンさん」を季語扱いにしておけば……となるというミラクルなつながりだった。二周目はさきほどミラクルを見せた中村と渡部の両端2人のホットラインが再び噛み合う。中村が引き当てたお題はなんと「タイガース」! 渡部といえば熱狂的な阪神タイガースファンだ。中村が「私の贔屓球団は違うんだけど……」とジャイアンツファンであることをにおわせると、渡部は熱い威嚇を見せながら「私が書こか!」とアピールしていた。一方の渡部×村川チームの句「うぐいすの 鳴き声はそう 甲子園」に会場は最初「?」という感じだったが、渡部の「うずいすはうぐいす嬢だから甲子園でええんです!」という技ありリカバーに、大歓声が起こった。だが、そんな両端の熱い戦いに対し、マイペースを貫いていたのが原×末柄チーム。「ビリケンさんは、足を触ると……何かが起こる? ビリケンさんがいるのは……大阪?」とふわふわした地元知識を見せていた原だったが、回答では「串カツや やけどしちゃうぜ 暑いなぁ~」「たこ焼きを 食べまくったら みな仲間」とコンスタントにうまい句を連発。「暑いなぁ~」は夏なのでは? とツッコミたい空気が周囲にあったものの、良い句ができて大喜びの原に誰も水をさせない感じに。まさに人徳の勝利だった。2試合トータルして、勝負は原×末柄チームと渡部×村川チームが同点トップ。敗れた中村×小笠原チームだったが、串かつトーク中にも「二度漬け禁止って隙を見てつけるもんじゃないんですか?」とギルティな発言をぶっこんでくる中村の存在感は際立っていた。村川はいつも通り、弾けるようなテンションで常に動きまわっていた。後半のライブパートは、渡部×村川のデュエット曲「夜に輝く星座のように」がトップバッター。歌前でもあいかわらずわちゃわちゃしていた2人だが、一瞬の暗転の間に歌のスイッチを入れているのは本当にすごい。挑発的な微笑みとキレッキレのダンスが際立つパフォーマンスに「私たちすげーギャップ萌えじゃね?」と自画自賛の渡部だった。中村×小笠原の「fruity love」は、中村がミリオンイベント2回目、小笠原が初イベントというフレッシュな組み合わせ。元気いっぱいな動きからも、2人が一生懸命準備してきたことがひしひしと伝わってきた。小笠原は「もっとかわいくしてと言われました」と、茜のかわいさの加減に苦労したことを語っていた。原×末柄は「秘密のメモリーズ」。末柄はシアター組の中でも屈指のボーカル力だが、落ち着いたテンポの楽曲での表現力なら原の右に出るものなし。原自身も語っていた通り、2人の声質が似ていることもあり、素晴らしい組み合わせの妙だった。歌い終えた原が「貴音の曲に『風花』という曲があるから、風花ちゃんとは歌ってみたかったの」と語ると、末柄も「私もです!」と感激。一緒のステージを喜び合う2人だった。最後はもちろん全員での「Dreaming!」で締め。最後の挨拶では初参加組も涙は無し。これから3rdライブツアーの大阪、福岡、幕張の各公演が予定されていることもあり、大阪へ、そして福岡へと、間近に迫る各公演に向けた気持ちをそれぞれに高めている様子だった。
2016年02月29日『リトルプリンス星の王子さまと私』の日本語吹き替え版主題歌を担当する松任谷由実のベストアルバム「日本の恋と、ユーミンと。」が100万枚突破のミリオンセラーを達成。それを記念して、本作の主題歌「気づかず過ぎた初恋」と本編映像を合わせた特別仕様の予告編が完成した。砂漠に不時着した飛行士と小さな王子との出会いと別れをつづったサン=テグジュペリの「星の王子さま」は、時を超えて世界中で愛され続けている、まるで“宝石のような物語”。1943年の出版から72年たった今年、サン=テグジュペリ・エステートが初めて認可した「星の王子さま」のその後の物語となるのが本作だ。この度、解禁されたミュージック・トレーラーは、「星の王子さま」の世界と女の子が生きる現代の世界の2つの世界に、松任谷さんが書き下ろした繊細な歌詞から伝わる強いメッセージが加わり、劇中で描かれる言葉では表現しきれない“大切なこと”を垣間見ることのできる特別な映像。主題歌とともに映し出される本編映像では、女の子が、隣の家に住む元飛行士と王子の大切な思い出に触れながら、彼との絆を深めていく模様が、ストップモーション・アニメで描かれる「星の王子さま」の物語とリンクするように映し出されている。飛行士との出会い、そして「星の王子さま」の物語との出会い、また物語の中の王子とバラやキツネたちのお話から、“大切なものは目に見えない”という言葉の本当の意味を学んでゆく女の子。次第に「星の王子さま」の王子とキツネのように“絆”を深めてゆく、女の子と年老いた飛行士の2人の姿を松任谷さんの優しい歌声が包み込んでいく。原作でも強く語られる “大人になることで失ってしまう子ども心”というメッセージを意識し、楽曲を制作したという松任谷さん。言葉にするのが難しい“大切なこと”が詰まった本作の世界観を大切に汲み取り、松任谷さんが書き下ろした繊細な歌詞は、映画の登場人物たちが放つ様々なメッセージ、気づかぬうちに忘れてしまう儚くも強いものへの尊さを物語っている。松任谷さんも、「心の硬くなったところを揉みほぐしてくれ、これまで見ていた世界を全く違うものに見せてくれる」と、太鼓判を押す本作。お互いがかけがえのない相手となった2人に訪れる別れと、「もう一度王子に会いたい」と言っていた飛行士のために、プロペラ機に乗って王子を探す旅に出る女の子の冒険を、松任谷さんの楽曲とともに見守ってみて。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。「気づかず過ぎた初恋」スペシャル・バージョン収録の「日本の恋と、ユーミンと。~GOLD DISC Edition~」は11月25日(水)発売。(text:cinemacafe.net)
2015年10月29日●新作ゲーム、Blu-ray Disc&DVD(1)今週、ゲームは『うたわれるもの 偽りの仮面』が発売。映像作品は『Charlotte(シャーロット)』『オーバーロード』『Fate/kaleidliner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!』などの第1巻が、CDでは原由実の2ndアルバム「心に咲く花」がリリースされている。○『うたわれるもの 偽りの仮面』が発売アクアプラスから24日、プレイステーション 4ならびにプレイステーション 3、PS Vita専用ソフト『うたわれるもの 偽りの仮面』が発売された。アドベンチャーパートとシミュレーションRPGパートの2つのパートを交互に行うことで物語が進行していくAVG+S・RPG。今作では舞台をトゥスクルから大國ヤマトに移し、新たな主人公ハクとヒロインのクオンを中心に壮大なストーリーが描かれる。シナリオは前作よりボリュームアップし、豪華声優陣によるフルボイスとなっている。なお、限定版のプレミアムエディションには設定資料集やミニサントラCD、追加キャラクタープロダクトコードなどが同梱。メーカー希望小売価格はプレミアムエディションが各9,800円+税、通常版が各6,800円+税、ダウンロード版は各6,000円+税。○『Charlotte(シャーロット)』『オーバーロード』のBD&DVDがリリース開始アニプレックスから23日、『Charlotte(シャーロット) 1』のBlu-ray Disc&DVDが発売された。第一話「我他人を思う」と第ニ話「絶望の旋律」のほか、映像特典として放送直前特番!『「Charlotte(シャーロット)」~新たな"運命"の始まり~』、第一話&第ニ話のweb予告を収録。なお、完全生産限定版には、特典CD(麻枝准 書き下ろしドラマCD)「こんな能力者はイヤだ!」や麻枝 准 執筆 脚本集 vol.1、OP&ED楽曲譜面掲載ブックレットが同梱される。メーカー希望小売価格はBD版が7,000円+税、DVD版が6,000円+税。●新作Blu-ray Disc&DVD(2)ショウゲートから25日、『オーバーロード 1』のBlu-ray Disc&DVDが発売された。第1話「終わりと始まり」、第2話「階層守護者」、第3話「カルネ村の戦い」のほか、ちびキャラアニメ「ぷれぷれぷれあです」やンクレジットOP・ED、スペシャル予告を収録。なお、初回生産特典として、原作・丸山くがね書き下ろし小説やスペシャルリーフレット(深山フギン描き下ろし漫画付き)、当たり付きキャラクターカードが同梱される。メーカー希望小売価格はBD版が7,000円+税、DVD版が6,000円+税。KADOKAWAから25日、『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ!』第1巻のBlu-ray Disc&DVDが発売された。第1話「鏡にしてるみたいでイヤなんだけど」と第2話「トリコロール・バースデー」のほか、ノンテロップOPを収録。なお、限定版は完全新作ショートアニメ『ビースト、再び!』(約5分)を収録し、ツヴァイヘルツ!応援イラスト集「イリヤ’sバースデーアルバム」も同梱される。メーカー希望小売価格はBD版が7,600円+税、DVD限定版が6,600円+税、DVD通常版は5,600円+税。同社からは、『空戦魔導士候補生の教官』第1巻のBlu-ray Disc&DVDも発売。第1話「E601小隊」と第2話「最強の裏切り者」のほか、ノンクレジットOPを収録している。なお、限定版にはキャラクターソング2曲や「空戦オリジナルサウンドトラック前編」を収録したCDと、「特製ブックレット E601小隊記録 vol.1」が同梱される。メーカー希望小売価格はBD版が7,600円+税、DVD限定版が6,600円+税、DVD通常版は5,600円+税。バップから25日、『GATCHAMAN CROWDS insight』Vol.1のBlu-ray Disc&DVDが発売された。#00「inbound」、#01「contactpoint」、#02「penetration」」、#03「launch」のほか、ノンクレジットOP・ED、TVスポットver.1を収録。なお、初回生産限定特典として、SDキャラクターキーホルダーや「ドラマCDvol.1~長岡湯煙エレジー」などが同梱される。メーカー希望小売価格はBD版が7,000円+税、DVD版が6,000円+税。●新作CD○原由実の2ndアルバム「心に咲く花」がリリース5pb.から25日、原由実の2ndアルバム「心に咲く花」が発売された。タイトルナンバーのほか、「オレンジ色の季節」「In therain」「HEART LETTER」など、全13曲を収録。なお、数量限定盤(Blu-ray付)とDVD付盤にはMusic Videoや『コープスパーティーBloodDrive』オープニングMovie、本人の映像コメントを収録した各ディスクが付属する。価格は数量限定盤(Blu-ray付)が4,200円+税、DVD付盤が3,800円+税、通常盤は3,000円+税。日本コロムビアから23日、THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS ANIMATION PROJECT 2ndSeason 02「私色ギフト & Heart Voice」が発売された。凸レーション with 城ヶ崎美嘉の「私色ギフト」(17話EDテーマ)や、CANDYISLAND with 輿水幸子の「Heart Voice」(18話EDテーマ)、凸レーションの「夢色ハーモニー -凸レーション リミックス-」、CANDYISLANDの「夢色ハーモニー -CANDY ISLANDリミックス-」を収録。価格は1,300円+税。ランティスから23日、nano.RIPEの「シアワセのクツ」が発売された。「なないろびより」(TVアニメ『のんのんびより』OPテーマ)や、「リアルワールド」(TVアニメ『人類は衰退しました』OPテーマ)、「ハナノイロ」(TVアニメ『花咲くいろは』第1クールOPテーマ)など、全15曲を収録。なお、初回限定盤にはMV集を収録したBDが付属する。価格は初回限定盤が3,900円+税、通常盤が3,000円+税。○取材を終えて来週、ゲームは『アルスラーン戦記×無双』『ウイニングイレブン2016』『東亰ザナドゥ』などが発売される。映像作品は『PERSONA3 The Weird Masquerade ~蒼鉛の結晶~』や『GATE 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり』『戦姫絶唱シンフォギアGX』『監獄学園(プリズンスクール)』などの第1巻が、CDでは坂本真綾、LiSA、GRANRODEO、戸松遥、イヤホンズの新譜がリリースされる。今週はシルバーウィーク明け直後ということもあり、ニューアイテムが少なかったが、来週は転じて数多くのタイトルが発売となるので楽しみにしていてもらいたい。
2015年09月26日幕張メッセで開催中の「東京ゲームショウ2015」メインステージにて、パブリックデイ初日の9月19日、『アイドルマスター MUST SONGS 赤盤/青盤』×『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』のコラボステージ「ゲームでバトルしちゃいM@S!」が行われ、『アイドルマスター』765プロより天海春香役の中村繪里子、如月千早役の今井麻美、四条貴音役の原由実、『シンデレラガールズ』346プロより島村卯月役の大橋彩香、渋谷凛役の福原綾香、本田未央役の原紗友里が登場した。『アイドルマスター MUST SONGS 赤盤/青盤』は、『アイドルマスター』と『太鼓の達人』シリーズがコラボしたPS Vita用ソフト。10周年を迎えたアイマスの名曲を『太鼓の達人』のシステムで遊べるタイトルで、12月10日に発売されることが本ステージで明かされた。『スターライトステージ』は『アイドルマスター シンデレラガールズ』の楽曲で歌い踊るシンデレラたちを音ゲーで楽しめるアプリで、Android版に続き先日iPhone版がリリースされたばかり。今回のイベントは2つの最新タイトルを代表したキャストたちがステージで対決し、一緒にミニライブも行う盛りだくさんの内容となった。イベント冒頭には『アイドルマスター』シリーズの坂上陽三総合プロデューサーが登場し、『アイドルマスター MUST SONGS 赤盤/青盤』の最新PVを紹介。両タイトルは12月10日発売で、赤盤・青盤には『アイドルマスター』シリーズから厳選された80曲が収録される。『赤盤』は『アイドルマスター』初期の楽曲中心で、アーケード版からCDシリーズ「MASTER SPECIAL」あたりまでの楽曲が多く含まれる。赤盤の変わり種には「てってってー」として知られる定番BGM「Town ~Must Mix~」や、西武プリンスドームで行われた10周年ライブのテーマ曲「アイ MUST GO!」などが含まれる。『青盤』は『アイドルマスター 2ndVision』(アイマス5周年前後の境目以降)の楽曲を収録。『アイドルマスター2』やアニメ『アイドルマスター』の楽曲が中心だが、『アイドルマスター Dearly Stars』のテーマソング「"HELLO!!"」が含まれているのは古株のファンにはなんとも嬉しいところ。最新ゲーム『ワンフォーオール』で最強のライバル・玲音が歌う「アクセルレーション」が太鼓の達人上でどのように表現されるのかなど、楽しみは広がるばかりだ。そして『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』については、10月に3人のアイドルが新たに投入されることが発表された。ゲーム稼働直後の今は、新しいアイドル、特に応援するアイドルがいつ実装されるかは、プロデューサーにとって一番の関心事のひとつ。会場で紹介されたシルエットとイニシャルの画像を掲載するので、正体を予想してみてほしい。そして今回のステージでの対決に使われたのは、もちろん『アイドルマスター MUST SONGS 赤盤/青盤』と『アイドルマスター シンデレラガールズ スターライトステージ』だ。765プロと346プロから各一人の代表を出してのゲームプレイ対決となったが、坂上プロデューサーの提案で「プレイ内容は関係なく、会場をより盛り上げたほうが勝ち」というシステムに。勝者にはリズムマスタークイーンの称号と豪華賞品が与えられるということで、両チームとも(主に豪華商品に)気合が入っていた様子だった。一本目の『アイドルマスター MUST SONGS 赤盤/青盤』対決では、今井麻美が「arcadia」で巧みなバチ捌きを見せると、中村も「『arcadia』で太鼓の音は新鮮! 合う!」と楽しそうにコメント。サビでは今井が中村にコントローラーを渡し、その場で本気で「arcadia」を歌い出すサプライズもあった。対する346プロチームは福原が「READY!!」に挑戦し、今井との「青」対決が実現。「READY!!」はアニメ『アイドルマスター』のオープニングテーマで765プロ曲ということもあり、346プロのターンにもかかわらず765チームが客席を煽り踊りまくるなど、実に大人げない先輩たちだ。もちろんシンデレラ側も、盛り上げ隊長の原紗友里が中心になって、自分たちと765プロ両方のステージを頑張って盛り上げていた。続く二本目は『シンデレラガールズ』側のスマホアプリゲーム『スターライトステージ』で勝負が行われた。楽曲は中村が「Star!!」、大橋が「Shine!!」を選択。中村は「アイドル"マスター"だから」という理由で、なんと最上位難度のMASTERレベルに挑戦。果敢にも難関譜面に挑戦したが、まさか、あるいは当然のごとく、数秒でゲームエンドというコントのような結果に……。これを受けた今井が「はっしーのプロ級の腕前を見せてください」とプレッシャーをかける中、大橋は「Shine!!」のPROランク(二番目に難しい)を選択。このゲームをかなり遊んでいる大橋も真剣かつ楽しそうにプレイしているのだが、今井もまた最近『スターライトステージ』で最新SSRの前川みくを引いたというほどのヘビーユーザー。今井はスクリーンを見ながら自分も一緒にプレイしているかのように手が動いているあたり、流石は「アサミンゴスP」という感じだ。やはりちょっとした仕草やリアクションを含めての客席への総合的なアピール力では中村と今井の経験値は群を抜いているように感じられた。プレイ後のトークでは福原が「はっしー(スターライトステージのやりすぎで)、スマホが通信制限にかかっちゃったんだよね」とのエピソードを明かして会場を笑わせていた。ここまでのアピール勝負は互角かと思われた三本目は、なんと対決そっちのけで、原由実・原紗友里のハラハラコンビが『アイドルマスター MUST SONGS 赤盤/青盤』で「IDOL POWER RAINBOW」を一緒にプレイすることに。最初は「台本にないことをしないでください!」と抗議していた坂上プロデューサーだったが、原と原が見事なコンビネーションでステージをクリアすると、「別々でもうまくできるもんやね」と感心。判定は坂上裁きにより、両チームが勝利ということになった。豪華賞品は見るからにおいしそうなケーキで、控室へと運ばれていった。後半のミニライブコーナーでは、『シンデレラガールズ』の「GOIN’!!!」の冒頭に765プロの3人が参加。『シンデレラガールズ』ライブでは全員で歌うことが多い楽曲なために、6人の冒頭も、『シンデレラガールズ』の3人になった後半もとても新鮮だ。続いては765プロの3人が、これまたステージ横一列に多くのキャストが広がって歌うことが多い「自分REST@RT」を披露。共通点は少人数での披露がレアなことと、客席全体がオレンジに染まる曲であることだろうか。アイマスステージでは坂上氏が登壇するとオレンジ色のサイリウムを光らせるのが伝統なこともあり、妙に客席にオレンジ色がたくさん灯るステージだった。最後は6人揃っての「THE IDOLM@STER」は予想通りだったが、今回歌ったのはリアレンジされた「2nd-mix」の方。普段なかなか見られない3曲の選曲は、『アイドルマスター MUST SONGS』に収められた10年分の楽曲には、定番以外にもいろいろな名曲や組み合わせがありますよ、というメッセージかもしれない。最後は中村と大橋が息を揃えて「みなさん」「これからも」と音頭を取り、「アイマスですよ、アイマス!」のコールでステージを締めくくった。
2015年09月20日サン=テグジュペリの永遠の名作「星の王子さま」のその後を描く物語『リトルプリンス 星の王子さまと私』。この度、本作の主題歌を松任谷由実が手がけたことが判明。これに伴い、主題歌入りの予告編が公開された。母親の言いつけを守って一生懸命勉強し、いい学校に入ろうとしている9歳の女の子は、引っ越した家の隣に住む奇妙な老人が気になっていた。昼間は壊れた飛行機を修理し、夜になれば望遠鏡で空を眺める。ある日、女の子は母親の目を盗み老人と仲良くなる。若い頃飛行機乗りだったという老人は、昔、不時着した砂漠で出会った不思議な男の子の思い出を女の子に語る。それは彼がこれまでに誰にも話した事のない話だった――。今回解禁された予告編は主人公の女の子がお母さんに「これはあなたの人生設計。あなたは素晴らしい大人になれるわ」と壁一面に貼られた良き大人になるためのスケジュール表を見せられるシーンから始まる。それに続いて、隣の家に住む、元飛行士のおじいさんが彼女に星の王子さまの物語が書かれた手紙を送り、勉強だけだった9歳の女の子と“星の王子さまのお話”が出会うシーンが映し出される。また、松任谷さんが描き下ろした日本語版主題歌「気づかず過ぎた初恋」の楽曲が流れるとともに、「飛行士さん助けて。あなたを見つけるわ」とおじいさんの飛行機に乗り、冒険へと飛び立つ女の子。「こんな場所、お話には出てこなかった」と彼女の想像を超える、誰も知らない感動と待ち受ける冒険とは…。過去にはスタジオジブリの『魔女の宅急便』や『風立ちぬ』など曲を提供してきた松任谷さん。「空を飛ぶテーマの映画のときにはご用命いただけるのかなと思っています(笑)」と語りながらも、「こんな世界観を歌に出来たらきっとみなさんも喜んでくださる、というものが浮かびました。『星の王子さま』は13歳の頃に読んで以来、私の大切な本のひとつです」と初めての洋画主題歌に決定した喜びを語った。そんな松任谷さんは本作を観て涙が止まらなかったという。「最後の方はぽろぽろ涙がこぼれて、この気持ちをそのまま歌にできたらいいな、と思いました。作画のエネルギーが濃い密度で作られていて、同じクリエーターとしてこれに負けない主題歌にしたいと思いました」と曲に込めた想いを語った。さらに松任谷さんは実際に楽曲制作に取り組んだ約半年間について“13歳の心を取り戻すための旅”のようだったと明かす。「あの感動した自分をどこに置いてきてしまったんだろう。とすごく焦ったのが正直なところでした。私自身が原作に触れたときの気持ちを忘れてしまっていたんですね。そんな自分すらも気づかずに過ぎてしまった“初恋”のような気持ちを、改めてこの歌に込めたかったんです」。名曲「やさしさに包まれたなら」の歌詞にある“目にうつる全ての物はメッセージ”と同じ想いを違う歌にも入れたかったと話す松任谷さんは、原作でも強く語られるメッセージ“大人になることで失ってしまう子供心”を意識して作詞したそう。詩的で美しい原作の魅力が詰まった本作と、松任谷さんの優しい歌声が生み出す温かな世界観をこちらから覗いてみて。『リトルプリンス 星の王子さまと私』は11月21日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2015年09月03日『アイドルマスター』のラジオ番組「THE IDOLM@STER STATION!!!」の公開録音イベント「THE IDOLM@STER STATION!!! ~ぜんぜんあいたかった~」が2015年3月1日、神奈川県・クラブチッタ川崎で開催され、パーソナリティの沼倉愛美、原由実、浅倉杏美が登場した。今回の公開録音は、アイステとしては約2年ぶりのイベント。イベントタイトルにちなんだ沼倉の「みんなになんてぜんぜん会いたかったんだからね!」の声とともに公録はスタートした。今日の3人は沼倉が自宅からの出発時間に荷物の入れ忘れに気がついたり、浅倉が本番直前(20分前)にどうしてもお弁当が食べたくなったり、何かとバタバタだったとのこと。メールトークでは10周年を迎えたアイマスにそれぞれが関わってからの時間があっという間だったこと、アイステとして北海道や九州、石垣島など地方でのイベントをやりたいといった内容で盛り上がっていた。「ヌゴロ愛美の恋愛格言!!」のコーナーでは、沼倉がサングラス姿と素敵な格言で女たちを酔わせる「ヌゴロさん」として登場。ヌゴロさんは抽選で決まった「愛とはクラブチッタである」「出会いとはひな祭りである」のテーマでアドリブ格言を展開する。ひな祭りのテーマでネタに詰まったヌゴロさんは「俺と天ヶ瀬冬馬と出会った時──」と3月3日生まれのアイマスキャラ・冬馬とのエピソードを捏造し始め、会場は爆笑に包まれていた。「らぶりぃエプロンあずみんのダーリン応援レシピ!!!」のコーナーでは、浅倉がエプロン姿の「らぶりぃエプロン先生」として登場。このエプロンが半端に普通ではかえってつらい空気になるため、ブリブリにラブリーになるよう工夫を凝らしたとのこと。らぶりぃエプロン先生が料理でお悩みを解決するこのコーナー、今回のお悩みは原の「暖房を切り忘れたり、部屋の鍵をかけ忘れたりするのを直したい」というものだ。卓上に用意された食材から、助手(?)の沼倉が「フルーツミックス」「肉」「納豆」の3つをチョイス。食品が選ばれるたびに、食べる役である原の不安げな悲鳴が上がる。浅倉は匠の手捌きで酢飯、フルーツミックス、酢飯、肉、納豆の層になったオリジナルライスカップを作成。隠し味はトッピングのとうがらしで、原も思わず「辛い! こんな思いをするならもう忘れ物しない!」と誓い、見事にお悩みを解決していた。「ITポリスはらみーのBANGBANGトラブルシューティング!!」のコーナーでは、原が女性警察官のコスプレに拳銃のおもちゃを携えたITポリス姿で登場。「ベアメタルとは?」というIT用語の説明にチャレンジした。正しい回答は「OSなどが何も導入されていないまっさらな状態のコンピューターのこと」だが、原は「ITは脳を活性化することが大事。頭がかっちこっちになった人のテンションを上げるために、金属でできた熊を横に置くの」と珍説明を披露。正解を聞いた原は「ベアもメタルもかかっていないね」と駄目出しをしていた。ライブパートに向けてのステージの転換中、スクリーンでは3人がこのイベントに向けて制作した新曲「in wonderradio」収録風景VTRを上映。「in wonderradio」のネタ振りを散々しながら、最初の楽曲はイベントタイトルでもある「ぜんぜんあいたい」を歌うフェイントも……。しかし実は「ぜんぜんあいたい」もライブでは初披露であり、この3人ならではの美しいハーモニーで客席を酔わせた。ソロコーナーでは「SUPER STAR」(浅倉)、「continue」(原)、「strawberry pain」(沼倉)、「きっと」(浅倉)、「AVALON」(沼倉)、「One Step」(原)という新旧織り交ぜたラジオ発楽曲を披露。アイマスのキャラクターとして歌う楽曲たちとはまた違う、アイステならではの表現で客席を楽しませた。ラストはもちろん、3人揃って新曲「in wonderradio」を披露! この曲は年が明けてから制作の話が決まり、歌詞も番組構成作家でもある伊福部氏が約一週間で仕上げたとのこと。3人の掛け合いや台詞など、ラジオならではのギミックが随所に散りばめられ、最後は原が「ITポリスはらみー」として普段使っている拳銃の音を生で響かせる楽しい仕掛けでステージを締めくくった。締めのトークで3人が揃って語っていたのは、「アイステでもライブやイベントをもっとやりたい!!」。そのための応援とプロデュースを来場者にお願いしてステージは幕となった。
2015年03月01日劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ』の打ち上げパーティーイベントが2015年2月15日、東京お台場・Zepp Tokyoで開催され、中村繪里子、今井麻美、浅倉杏美、平田宏美、釘宮理恵、原由実、沼倉愛美、滝田樹里、赤羽根健治(以上765プロ)、木戸衣吹、大関英里、渡部優衣、伊藤美来、雨宮天、夏川椎菜、麻倉もも(以上『ミリオンライブ!』)らがトークやライブを行い、7月18日・19日、「THE M@STER OF IDOLWORLD 2015」が西武ドームで開催されることが発表された。劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ』は2014年1月25日に公開された『アイドルマスター』シリーズ初の劇場映画で、観客動員52万人、興収7億7000万円を記録している。今回のイベントはその「打ち上げパーティー」で、抽選に当選した劇場版BD/DVD購入者が集まった。オープニングでは765プロ組の中村、今井、浅倉、平田、釘宮、原、沼倉、滝田が「THE IDOLM@STER」をライブ披露。挨拶の後プロデューサー役の赤羽根健治、そして劇場版にゲスト登場した『アイドルマスター ミリオンライブ!』より木戸衣吹、大関英里、渡部優衣、伊藤美来、雨宮天、夏川椎菜、麻倉ももが登場し、大人数でのイベントがスタートした。今回のイベントは打ち上げパーティーということで、まずはスクリーンの「高木社長」が音頭をとっての乾杯からスタート。トークコーナーは"余興"として、「パネルクイズ! アタック765」というクイズ対決形式で行われた。765プロチームとミリオンライブ! +赤羽根プロデューサーチームに別れ、劇場版の映像にちなんだクイズにチャレンジし、3×3の陣取りゲームで1列を揃えた側が勝利という趣向だ。「劇場版舞台挨拶の総移動距離は?」「バンダイナムコゲームス総合プロデューサー坂上陽三さんが好きなオニギリの具は? (答:チーズしそひじき)」といった難問に挑戦。勝者には劇場版の舞台になった福井県の名産品がプレゼントされるとあって、特に765プロチームの眼の色が変わる。序盤は765プロチームが優勢だったが、夏川や雨宮のひらめきと、大関のお願いに甘いヒントを出してしまった司会のアニプレックス・高橋ゆま氏のアシストもあり、ミリオンライブ! チームの勝利となった。続く「祝電」のコーナーでは錦織監督と若林直美(秋月律子役)からの手紙や、イベントに参加できなかったキャストのたかはし智秋(三浦あずさ役)、長谷川明子(星井美希役)、下田麻美(双海亜美・真美役)、仁後真耶子(高槻やよい役)からのVTRメッセージを紹介。下田が舞台挨拶で飛行機が欠航した際のエピソードを披露したほか、たかはしのセクシーアピールでの笑いあり、監督や若林の手紙での感動ありと盛りだくさんの祝電コーナーとなった。ラストには平田と浅倉の誕生日祝いも行われ、二人が客席のサイリウムをろうそくに見立てて吹き消す粋な演出もあったほか、アイドルたちが衣装チェンジする間にはプロデューサー陣の裏話や思い出話でも盛り上がっていた。ここでキャスト陣がスターピースメモリーズ風のパーカーに着替えて再びステージへ。生朗読で劇中のアリーナライブ後の打ち上げの様子を描いたドラマを披露した。先輩の765プロアイドルたちとミリオンの7人がライブ後に打ち上げパーティで再開する内容で、千早と志保の会話などこのドラマでしか見られない組み合わせも。会場も「ちはしほ!」コールをしたりと、客席とステージが一緒に楽しんでいた。生朗読の流れからアニメ『THE IDOLM@STER』を振り返る映像が上映されると、映像ラストでは10周年記念ライブ「THE M@STER OF IDOLWORLD 2015」が7月18日、19日に西武ドームで開催することを発表。7月18日は「DAY1 MAIN WORLD 765プロ」として765プロ中心、19日は「DAY2 MAIN WORLD 765プロ + CINDERELLA GIRLS + MILLION LIVE!」として3作品がライブになる。念願のドームライブ発表に中村は10年たってもプロデューサーたちによろしくお願いしますと言えるとは思わなかったと語り、幸せな気持ちと、10周年の今年もプロデュースを頼むコメントをしていた。イベントの最後は、765プロキャストと劇場版に出演したミリオンキャストが15人で劇場版主題歌「M@STERPIECE」を披露。劇場版のアリーナライブをそのまま再現したようなステージだった。登壇者では最年少の木戸が、これからはもう泣かないことを決めたと宣言し、「ミリオンライブ!」の素晴らしいメンバーと、765プロの先輩たちと共に走り続けることをきっぱりと語った。渡部も先輩たちを追い越すぐらいの気持ちで頑張る気持ちを語るなど、新しい世代のキャストが頼もしい言葉を残していたのが印象的だった。最後は出演者全員で劇場版エンディング「虹色ミラクル」を歌唱。さらに石原プロデューサーから秋月律子役若林直美の無事出産が伝えられると、会場の幸福感と盛り上がりは最高潮に達した。最後にプロデューサー役の赤羽根が765とミリオンが歌う「M@STERPIECE」を見たいという夢が叶ったことを語り、これからも変わらない愛と応援をアイドルに送ってほしいこと、これからもプロデューサーたちと素敵な楽しい時間を過ごしたいという希望を語り、一本締めでイベントを締めくくった。
2015年02月16日2014年12月5日から7日までの3日間にわたり、シンガポール・サンテック インターナショナルコンベンション アンド エキシビジョンセンターでアニメコンベンション「Anime Festival ASIA 2014」が、約9万人を動員して開催された。同イベントは、アニプレックス、ブシロード、バンダイといった日本のアニメやゲーム関連企業がブースを出展し、展示や物販を行う一方、声優やアニメ制作者などの豪華ゲストがステージに登壇する東南アジア屈指のアニメイベントで、3日間でシンガポールを始めとした近隣諸国から約9万人が参加。また、今年はドワンゴのニコニコ超会議の海外版イベント、ニコニコ国会議も同イベント内で併催された。そんなAFA2014にゲスト出演した「765PRO ALLSTARS」の今井麻美(如月千早役)、原由実(四条貴音役)、沼倉愛美(我那覇 響役)、『アイドルマスター シンデレラガールズ』から大橋彩香(島村卯月役)、『アイドルマスター ミリオンスターズ』から田所あずさ(最上静香役)の5人がステージでのライブを前に、報道陣に向けたインタビューが行われたので、その模様をお伝えしていこう。○AFA2014 アイドルマスター スペシャルインタビュー――AFAはいかがでしょうか? 率直な感想をお聞かせください沼倉愛美「私たちは日本を中心に活動をしてきました。シンガポールも、日本と変わらなくらいすごく熱いファンの方がいらっしゃって、プロデューサーさんは、世界のどこにいってもプロデューサーさんなんだなと思いました」田所あずさ「AFAは昨年に続いて2度目なんですが、日本もシンガポールもアニメが好きという気持ちに違いないと感じています。シンガポールのファンの方も、すごく暖かくて、一生懸命、日本語を覚えてきて、話しかけてくださるのがすごく嬉しかったです」今井麻美「海外に『アイドルマスター』として行くのは2度目ですが、年々、知ってくださっている機会が増えているように感じます。昨日もステージに出させていただいたんですが、熱狂的なファンの方から楽しそうだからちょっと覗いてみて、楽しそうだから一緒にクラップしていこうという人までたくさんいらっしゃって、こうして『アイドルマスター』を知っていただける機会を与えくださったことをとても嬉しく思っています。夢はいつか、『アイドルマスター』グループ全員で海外公演をやってみたいと思っています」大橋彩香「AFAへの参加は2回目ですが、『アイドルマスター シンデレラガールズ』としては初めてです。昨日、サイン会と握手会をしたのですが、そこでシンガポールから日本のライブに来てくださっている方などとお会いできました。日本もシンガポールも日本の作品を愛してくださっているのが伝わってきて、とても嬉しくなりました」原由実「シンガポールのプロデューサーさん以外にも、近隣諸国や遠くはアメリカまで、本当に多くの方、応援にいらしていただいて驚きました。キャラクターの顔が入った垂れ幕を用意してくださっていたり、歓迎していただいて私も感動しました」――ステージでアイドルになるというのは、どな気持ちですか?原「私が声優を志した時は、アイドル声優というステージに立つのが、今ほど多くなかったんです。自分もお芝居のイメージが強かったので、最近、こうして様々なことに挑戦させていただいて、とても不思議な感覚です」大橋「まさかこうして、アイドルとしてステージに立てるとは思っていなかったので、『アイドルマスター』の一員としてステージに立っているときは、島村卯月ちゃんと一緒にステージに立っているという気持ちで、どうすれば卯月ちゃんっぽくできるか考えながら臨んでいます」――オリジナルメンバーの今井さんは、『アイマス』の先輩としてのプレッシャーはありますか?今井「今回のメンバーのなかで、一番最初からのメンバーは私だけになります。『アイドルマスター』の強みは、才能のある若者と一緒のステージを立てることにあると思います。同じ世代だけじゃなくて、世代の違う人達と同じステージを作ったり、演じたりすることが、こんなにも熱く、そして楽しいことなんだということを実感しています。下の世代も入ってくるので、私たちも負けていられないと切磋琢磨して、もっと素敵なステージにしようという気持ちになれるので、感謝しています」――あなたにとってのアイドルとは?田所「私にとってのアイドルとは、元気をくれるものだと思います!」――では、今井さんにとって『アイドルマスター』とは?今井「人生です。『アイドルマスター』は、逃れることのできない人生です(笑)」――『アイドルマスター』の役と自分をどのように結びつけていますか?沼倉「私は昔から、大人っぽいとか落ち着いていると言われていました。響は見るからに元気で、明るくて、人に元気を与えるのが得意な子なので、最初は、性格がそこまで似ていないと思っていました。ただ、響は、編み物が得意という設定が、私と共通していたので、ぜんぜん違う存在かもしれないけど、中身には通じている部分があるのかなと思いました。その後、役を演じていく中で、スタッフさんが私と似ているところを、響の設定に加えてくださるので、いまでは姉妹とか家族のような存在になっています」――四条貴音はすごく優しいキャラですが、演じるにあたり難しいですがところは?原「貴音さんって、綺麗でしっかりしていて、自分とは全然似ていないのです。ステージでは貴音さんを感じていただきたいと思っているので、貴音さんの脚を引っ張らないように、自分のパフォーマンスを上げていかなければならないと思っています」――『アイドルマスター』は今年で9年目を迎えますが、その中で忘れられない出来事はありますか?今井「たくさんありますが、もともと世の中に出るかわからなかったのですが、初めの収録から1年半から2年の時を経て、試験的にゲームセンターに入った時に、プライベートで遊びに行きました。その時、最初にプロデューサーさんがプロデュース活動をしている姿をみて、あっ本物のプロデューサーさんがここにいると感動したことを、いまだに覚えています」――『アイドルマスター シンデレラガールズ』がこんなに有名になると思っていましたか?大橋「ナムコの皆さんや先輩のアイドルさんたち、皆さんの応援があって、作り上げてくださったものがあって、そして『アイドルマスター シンデレラガールズ』ができて、新しいプロデューサーさんの皆さんが遊んでくださったりして、そういった皆さんの応援のおかげだと思います。皆さんに応援していただいてTVアニメの放送もありがたいことに決まり、ゲームも3周年を迎えて、記念ライブもさせていただきました。本当に応援してくださる方が増えて、嬉しいです(感極まって涙)」――最後にシンガポールを始め世界中のファンに向けてメッセージをお願いします原「こうして拡がった輪が、さらに拡がっていけたらいいなと思っています。『アイドルマスター』が世界中に拡がっていくように応援よろしくお願いします」大橋「これからも卯月ちゃんと一緒に頑張っていきます。ぜひ、知らない方にもプロデュース活動を伝えてもらえるように頑張ります」今井「シンデレラガールズのライブを見に行ったんですが、海外から来ているプロデューサーさんもいらっしゃったと思います。いつもはみなさんが日本に来て応援してくださっていますが、こうした機会をいただけるならば、私たちが海外に行って直接お礼を言いたいと思います。今後もこういった機会をいただけたら嬉しいです」田所「『アイドルマスター ミリオンライブ』は走りだしたばかりで、シンガポールの方でも知っている方は少ないと思います。まだまだ『アイドルマスター』の先輩たちには届きませんが、少しでも近づけるように日本で私たちも切磋琢磨しています。『アイドルマスター ミリオンライブ』メンバーとAFAに参加したいので、応援、よろしくお願いします」沼倉「今回が初めての海外で、こんな素敵な思い出をいただきました。あと、2泊あるのですが、もっと素敵な思い出をいただけると楽しみにしています。今回、AFAに来られなかった方もたくさんいると思います。世界中に『アイドルマスター』を愛してくださっている方がいることを実感できたので、いつかきっと会いに行きますので、待っていてください」
2014年12月23日●新作ゲーム今週、ゲームは『お姉チャンバラZ2~カオス~』『ボーダーランズ プリシークエル』『グリザイアの迷宮』が発売された。CDは喜多村英梨「凛麗」や原由実「Crossover」、GARNiDELiA「BLAZING」、野水いおり「漆黒を塗りつぶせ」などがリリース。フィギュア&模型では「白」「チャイカ・トラバント」「小牧愛佳~マジカルプリンセス~」「艦これ大和」などがショップにならび始めている。○セクシー&バイオレンスが凝縮! 『お姉チャンバラZ2~カオス~』が発売ディースリー・パブリッシャーから30日、プレイステーション 4専用ソフト『お姉チャンバラZ2~カオス~』が発売された。シリーズ登場キャラクターの神楽、沙亜也、彩、咲の4人が前作のボスキャラ・カルミラを倒した直後から物語がスタートするバイオレンス剣戟アクション。複数キャラクターが同時に戦闘参加するクロスマージコンビネーションや、能力覚醒により攻撃力やスピードが上昇するデア・ドライブなど、新システムも搭載されている。メーカー希望小売価格は6,800円+税。2K Gamesから30日、プレイステーション 3ならびにXbox 360専用ソフト『ボーダーランズ プリシークエル』が発売された。今作は『ボーダーランズ』と『ボーダーランズ2』の間に起きた物語が描かれ、如何にしてハンサム・ジャックが嫌われ者に変貌したのかを知ることができる超肉食系、新感覚RPシューター。全く新しいウェポンや武装した乗り物の数々を駆使して、惑星パンドラ特有の低重力ならではの激しい銃撃戦が体験できる。メーカー希望小売価格は6,300円+税。プロトタイプから30日、プレイステーション・ポータブルならびにPS Vita専用ソフト『グリザイアの迷宮』が発売された。現在TVアニメ放送中の『グリザイアの果実』の続編にあたり、2012年2月にPCゲームとして登場したビジュアルノベルを移植。5人のヒロインたちとの後日談のほか、主人公・風見雄二の壮絶な過去が描かれ、前作では語られることのなかった謎が明らかになっていく。なお、移植に際して、原画の渡辺明夫とフミオ両氏の手により描き下ろされた新ビジュアルが多数追加されている。メーカー希望小売価格はプレイステーション・ポータブル版が4,800円+税、PSVita版が5,200円+税、同ダウンロード版が4,600円。●新作CD○喜多村英梨や原由実、GARNiDELiA、野水いおりの新譜がリリースキングレコードから29日、喜多村英梨の8thシングル「凛麗」が発売された。タイトルナンバーはTVアニメ『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド)』のEDテーマで、カップリング曲として「incomplete」も収録している。なお、初回限定盤にはMusicClipを収録したDVDが付属。アニメ盤はカップリング曲に「凛麗 -TV size ver.-」が、通常盤には「残響//輪廻」が収録されている。価格は初回限定盤が1,800円+税、アニメ盤が1,200円+税、通常盤が1,300円+税。5pb.から29日、原由実の5thシングル「Crossover」が発売された。タイトルナンバーのほか、カップリング曲としてプレイステーション3ならびにPS Vita用ソフト『この大空に、翼をひろげて CRUISE SIGN』のEDテーマ「Dear blue sky」や「虹色」も収録。なお、DVD付盤にはMusicClipやメイキングを収録したDVDが付属する。価格はDVD付盤が2,300円+税、通常盤が1,700円+税。デフスターズレコーズから29日、GARNiDELiAの3rdシングル「BLAZING」が発売された。タイトルナンバーはTVアニメ『ガンダムGのレコンギスタ』のOPテーマで、カップリング曲として「人魚姫」「further」のほか、期間生産限定盤のみ「BLAZING TVSize ver.」も収録。なお、初回生産限定盤はMusic Clipや「BLAZING bonus footage」、期間生産限定盤にはMusicClipを収録したDVDがそれぞれ付属する。価格は初回生産限定盤と期間生産限定盤が各1,500円+税、通常盤が1,200円+税。フライングドッグから29日、野水いおりの6thシングル「漆黒を塗りつぶせ」が発売された。タイトルナンバーはTVアニメ『棺姫のチャイカAVENGING BATTLE』のOPテーマで、カップリング曲として「トリックスター」を収録。なお、初回生産限定盤にはMUSIC VIDEOが収録されたDVDが付属する。価格は初回生産限定盤が1,800円+税、通常盤が1,200円+税。同社からは、coffin princessの「ワタシハオマエノナカニイル」も発売されている。coffin princessはTVアニメ『棺姫のチャイカAVENGING BATTLE』のチャイカ役3人(安済知佳、藏合紗恵子、野水伊織)によるスペシャルユニット。タイトルナンバーは同番組のEDテーマで、カップリング曲としてソロ歌唱Ver.が収録されている。なお、初回生産限定盤にはMUSICVIDEOが収録されたDVDが付属。価格は初回生産限定盤が1,800円+税、通常盤が1,200円+税。ランティスから29日、佐咲紗花の9thシングル「CHIASTOLITE」が発売された。タイトルナンバーはTVアニメ『牙狼〈GARO〉-炎の刻印-』のEDテーマで、カップリング曲として「サディ」を収録。なお、アーティスト盤にはミュージッククリップを収録したDVDが付属する。価格はアーティスト盤が1,800円+税、アニメ盤が1,200円+税。同社からは、Larval Stage Planningの「Stargazer」も発売されている。タイトルナンバーはTVアニメ『天体のメソッド』のOPテーマで、カップリング曲として同番組のイメージソング「Northmethod」を収録。価格は1,200円+税。ポニーキャニオンから29日、denk!girlsの「two-Dimension’s Love」が発売された。denk!girlsはTVアニメ『デンキ街の本屋さん』の登場キャラクターを演じる高森奈津美、津田美波、竹達彩奈、相沢舞のユニット。タイトルナンバーは同番組のEDテーマで、カップリング曲として「目覚めよ女子力」を収録している。価格は1,204円+税。●フィギュア&模型○「白」「チャイカ・トラバント」「艦これ 大和」が登場コトブキヤから『ノーゲーム・ノーライフ』より、「白」が発売された。虹色に彩られたふんわりと広がる髪の毛は、影の赤い色がアクセントとなりアニメでも特徴的な色彩を鮮やかに表現。手に持つ駒やチェスボード風の台座など、彼女の得意な「チェス」のモチーフも散りばめられている。ゴールドの冠や脱ぎかけのニーハイなどの細かい造形にも注目。1/7スケール(全高約155mm)のPVC塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は11,000円+税。アクアマリンから『棺姫のチャイカ』より、「チャイカ・トラバント」が発売された。原作7巻の表紙をモチーフに、自らの運命に対峙する固い意志を宿した彼女の姿を、細やかな衣装や機杖(ガンド)のディテールなど、精密に作り込んだフルデジタル造形で立体化。1/7スケール(全高約215mm)のPVC塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は13,800円+税。ヴェルテクスから『ToHeart2 ダンジョントラベラーズ』より、「小牧愛佳~マジカルプリンセス~」が発売された。セーラーカラーと赤いリボン、クリアなフリルが特徴的なレオタード調のコスチュームが白くやわらかそうな肌にぴったりと吸い付いて、彼女の曲線美をより魅力的に見せてくれている。1/8スケール(全高約200mm)のPVC塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は9,504円。ファット・カンパニーから『ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 The Animation』より、「霧切響子」が発売された。クールな雰囲気や美しくなびく髪の毛、作品独特のサイコポップなデザインを再現。さらに、モノクマをはじめとする劇中の様々な要素を満載した台座が付属する。1/8スケール(全高約150mm)のPVC塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は10,000円+税。ウェーブから『ガールズ&パンツァー』より、BEACH QUEENSシリーズ「西住まほ」が発売された。大人っぽい黒いビキニを着て、妹に見せる優しい微笑みの表情で立体化。首部分にはシリーズ統一のネックジョイント【H】規格を搭載している。1/10スケール(全高約160mm)のPVC(一部ABS)塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は4,600円+税。同社からは『蒼き鋼のアルペジオ -アルス・ノヴァ-』より、BEACH QUEENSシリーズ「ハルナ」も発売。劇中のコートを脱いでのワンピース姿でフィギュア化。「堪忍してつかぁさい」と弱気時の表情も付属する。こちらもシリーズ統一のネックジョイント【H】規格を搭載。1/10スケール(全高約160mm)のPVC(一部ABS)塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は5,200円+税。さらに同社からは『のんのんびより』より、BEACH QUEENSシリーズ「宮内れんげ」も発売されている。TVアニメ第05話「水着を忘れたふりをした」でのピンクの水着姿でかわいらしくフィギュア化。普段のツインテールの髪形も付属する。こちらもシリーズ統一のネックジョイント【H】規格を搭載。1/10スケール(全高約135mm)のPVC(一部ABS)塗装済完成品で、メーカー希望小売価格は4,600円+税。グッドスマイルカンパニーから『そにアニ』より、「ねんどろいど すーぱーそに子 お仕事セット」が発売された。グラビア撮影のお仕事を頑張るそに子を再現できるメイドボディや水着ボディが付属する。ノンスケール(全高約100mm)のABS&ATBC-PVC塗装済可動フィギュアで、メーカー希望小売価格は3,426円+税。同社からは『キルラキル』より、「ねんどろいど 鬼龍院皐月」も発売。表情はキリリとした通常顔のほか、迫力の叫び顔を用意。オプションパーツとして、鞘に収めた状態と抜いた状態の「愛刀[縛斬]」が付属する。ノンスケール(全高約100mm)のABS&ATBC-PVC塗装済可動フィギュアで、メーカー希望小売価格は3,889円+税。さらに同社からは『ゼルダの伝説 風のタクトHD』より、「ねんどろいど リンク 風のタクトVer.」も発売されている。表情は風のタクト版リンクの特徴でもある、口をムッと結んだ通常顔や笑顔、攻撃顔、緊張顔を用意。オプションパーツとして、「勇者の剣」「勇者の盾」「ハートの器」のほか、キーアイテム「風のタクト」や「回転斬りエフェクト」も付属する。ノンスケール(全高約100mm)のABS&ATBC-PVC塗装済可動フィギュアで、メーカー希望小売価格は3,704円+税。バンダイから『艦隊これくしょん -艦これ-』より、アーマーガールズプロジェクト「艦これ 大和」が発売。46cm砲は台座部分が回転し好きな方向へ主砲を向けることができ、砲塔は連動して可動する。艤装自体も大きく広げたり、閉じたりさせることが可能で、思いどおりにポーズを付けることができる。また、艤装部分は着脱可能で、艦娘単体で遊ぶことも!表情パーツはイラスト準拠の流し目や叫び顔、大破時の表情が付属する。ノンスケール(全高約140mm)のABS・PVC塗装済可動フィギュアで、メーカー希望小売価格は12,960円。○取材を終えて来週、ゲームは『LEGOムービー ザ・ゲーム』などが発売される。映像作品は『THE IDOLM@STER CINDERELLAGIRLS-ANIMATION FIRST SET-』や『スフィアLIVE2014「スタートダッシュミーティング Ready Steady 5周年!in 日本武道館~いちにちめ~」』『M3~ソノ黒キ鋼~ BOX1』が、CDではKOTOKO、南條愛乃、小松未可子、伊藤かな恵、霜月はるかの新譜などがリリース。いよいよ11月に突入し、本格的に気温も低くなってきたので、風邪などを引かないように厚着をして買い物に出かけてもらいたい。
2014年11月01日『アイドルマスター』の9周年ライブツアー"THE IDOLM@STER 9th ANNIVERSARY WE ARE M@STERPIECE!!"の東京公演が10月4日~5日、東京体育館で行なわれ、中村繪里子(天海春香役)、今井麻美(如月千早役)、釘宮理恵(水瀬伊織役)、平田宏美(菊地真役)、下田麻美(双海亜美・真美役)、沼倉愛美(我那覇響役)、原由実(四条貴音役)、浅倉杏美(萩原雪歩役)が出演。さらに千秋楽のサプライズゲストとして、『アイドルマスター ワンフォーオール』玲音役の茅原実里が登場した。茅原が登場したのはツアー最終日、ソロコーナーとカバーコーナーを折り返したライブ半ばでのこと。ゲームでおなじみの高木社長の呼び込みから、スタイリッシュなアイドル衣装に身を包んだ茅原実里の登場に、会場はどよめきと歓声が入り混じった地鳴りのような唸りに包まれ、ウルトラオレンジ一色に染め上げられた。ゲーム最新作PS3『ワンフォーオール』に登場する最強アイドル・玲音として「アクセルレーション」を熱唱している時は"玲音の魂と一緒に"と言うほど入り込んだ歌唱を見せた茅原だったが、MCでは「みんなが受け入れてくれるか不安だったけど、こんなに暖かく迎え入れてくれるなんて……」と大感激。如月千早役の今井に「『ワンフォーオール』で気になったキャラクターはいる?」と聞かれた茅原は「うーん、悩むけどプロデューサーさん(プレイヤーキャラ)!」と答えて大歓声を浴びていた。MCでは中村が、大胆にお腹を出した茅原の衣装に驚いたり、釘宮が茅原の汗をタオルで甲斐甲斐しく拭いたりと、すっかりアイマスの一員になった様子。アイマス初期からCDドラマに登場するなど関わりはありながらも、直接の共演は叶わなかった茅原が、9年目にしてアイマスライブに初登場した瞬間だった。茅原はメンバー紹介コーナーや、「待ち受けプリンス」の序盤にも参加し、ノリノリでステージを楽しんでいた。さらに茅原はアンコール、「虹色ミラクル」の直後に再び登場。「今回参加して、みんなやスタッフさんのアイマスへの愛を感じて、本当に素敵なチームだと思いました」と挨拶。またアイマスに来てくれる? と聞かれると「来ます!」と即答し、出演メンバー全員と一緒に「THE IDOLM@STER」を楽しそうに熱唱していた。ライブラストには、アニメ『アイドルマスター』のプロデューサーがシルエットと音声で登場。来年2月15日に開催される「THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ! 打ち上げパーティー」の出演者が765プロより中村繪里子、浅倉杏美、沼倉愛美、原由実、釘宮理恵、平田宏美、滝田樹里の7人、『アイドルマスター ミリオンライブ!』より木戸衣吹、伊藤美来、雨宮天、麻倉もも、夏川椎菜、渡部優衣、大関英里の7人、そしてアニメ『アイドルマスター』プロデューサー役の赤羽根健治となることが発表された。同イベントには10月8日に発売される『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』完全生産限定版の劇場版Blu-ray&DVD購入者が申し込むことができる。
2014年10月05日劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』最後の舞台挨拶が4月11日、東京・新宿バルト9で開催され、天海春香役の中村繪里子、如月千早役の今井麻美、我那覇響役の沼倉愛美、四条貴音役の原由実が登壇した。劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』は、2011年に放送されたTVアニメ『アイドルマスター』から直接つながる"その先"を描いた劇場アニメ作品。本作にはソーシャルゲームとして展開中の姉妹作品『アイドルマスター ミリオンライブ』から7人のアイドル候補生たちが765プロメンバーの後輩としてゲスト参加。先輩という新たな立場で一緒に悩みながら進み、答を出す天海春香たちの物語は大きな感動を呼び、のべ45万人以上が劇場を訪れる大ヒットとなった。1月25日に公開された同作だが、公開初日にプレミア舞台挨拶が行われた新宿バルト9は劇場版アイマスの聖地と言える会場。そのバルト9での上映が最終日を迎えることを受け、最後の舞台挨拶が行われた。会場には100回以上映画を見たという人もおり、出演陣を驚かせた。中村の「後ろのほうまでちゃんと見えてるからね! この言葉を舞台挨拶で言うのが最後だと思うと、感慨深い気持ちでいっぱいです」の言葉で舞台挨拶はスタートした。今回出演した4人は全員バルト9にてお忍びで劇場版を見ており、それぞれにチケットを買って入場したとのこと。「予約の仕方ががよくわからなかったから、窓口でくださいって買って入りました」(中村)、「(今井)麻美さんと朝一番で待ち合わせて、一番後ろの席に入りました。階段のパネルの前で一緒に写真も撮りました」(原)、「下の機械でふふ、って笑いながら指定席を買いました。まずはポップコーンだって思って買いに行きました」(今井)。「公開直後ぐらいに一度偵察に来て、皆さんの様子をにやにやしながら見ていました。それから一週間後、私はインターネットで予約したんですけど、入口側のつもりが一番奥を取っちゃいました」(沼倉)と、それぞれに劇場での鑑賞を楽しんだことを語った。バルト9といえば、公開初日の1月25日にプレミア舞台挨拶が行われた会場。今井は当日を振り返り、「感無量という言葉が体の底からふつふつと沸き上がってくるような気持ちでした。『アイドルマスター』という作品に関わって、約10年強になります。最初は映画になるなんて思ってもいなかったので、それがこれだけ多くの方に見届けてもらえるなんて……」と、感動がよみがえっている様子。そして公開初日、実は体調不良をこらえながら舞台挨拶に参加していたのが中村だ。中村は「感極まったのももちろんなんですが、実は私、翌日の舞台挨拶で梅田と京都の方に体調不良でお会いできなくて、その体調不良は初日にもう起こっていたんです。でもメンバーと並んで、皆さんの前に立っている時は不思議とそんなにつらくなかったです。スタッフさんにはつらかったら戻ってもいいよって言われてたんですけど、その時私が戻る場所は舞台袖じゃないなって思いました。映画はステージをみんなで作っていく作品で、それが舞台挨拶の時もみんなでって力につながっていたんだと思います。今年は健康第一でいきます!」と語っていた。東京以外にも、舞台挨拶で全国を飛び回っていたのが原と沼倉だ。原は名古屋での舞台挨拶を振り返り、「アッキー(長谷川明子)と愛美と私と3人で一緒に行動するのって、アイマスでデビューした頃みたいで、すごく懐かしい気持ちでした。久しぶりの名古屋で美味しいものをたくさん食べさせて頂いて、すごく楽しくって幸せでした!」とにっこり笑って、参加していなかった今井を悔しがらせていた。一番遠隔地での舞台挨拶に参加したのが、沖縄での舞台挨拶に参加した沼倉だ。沖縄出身の我那覇響を演じる沼倉は「本当に沖縄に、響の故郷にアイマスで行くのがずっと夢だったんです。行きたいよ、行けませんか、なんで行けないの? ってずっと話していたんです(笑)。響がデビューして6年弱、やっと故郷に連れて行ってあげることができました。それだけで胸いっぱいで、しゃべれなくなっちゃいました。でも駆けつけてくれたプロデューサーさんがすごくあったかかったので、なんとか想いを伝えることができました。でもまた行きたい!」と熱望。すると兼役で響の相棒・ハム蔵役を演じる中村も「ハムも行きたい!」と同調していた。この3カ月の盛り上がりや熱についてのトークでは、中村は「スクリーンの中で輝いているキャラクターたちに、演じている私たちも尊敬の気持ちがあるんです。彼女たちは二次元の存在だけど、現実でたくさんの人たちの心を動かす力を持っていることを色々なところで感じました。私たちが現場で込めた想いやエネルギーを、映画を見てくださった人たちから感じたのは不思議でした。お手紙や、Twitterや、たくさんの場所で、みなさんが二次元と三次元をつないでくださってありがとうございます」という心境を語ると、劇中でもっとも印象的な春香の名台詞を、魂を込めて熱演。まるでそこに天海春香がいるような、不思議な感覚だった。劇場版で『ミリオンライブ』のメンバーたちと協力し、2月のさいたまスーパーアリーナライブでは『シンデレラガールズ』を含めた多くの後輩たちと一緒にライブを作った経験については、今井が「アニメを通じて輪が広がっていくのを感じている中で、昨年からアイマスに大きな大きな変化が起こっていることを私は体感しています。劇場版の準備をする中で、新しい後輩ができて、私たちが伝えようとしてきたことが、一緒にステージを作ったり、作品をつくったりしているみんなと、アイマスってこういうものだって想いを共有できていたと思います。それを(ファンの)皆さんにも広げていきたいと思って活動してきました。変わっていくことは、怖いです。映画だって、どういう風に受け止めてもらえるんだろうって怖さがありました。でも、アイドルマスターはそれをみんなで乗り越えていける作品なんだって思いました。さいたまスーパーアリーナで一緒にライブをやって、後輩たちが本当に頑張ってくれているのを見て、私の役目をきちんと果たせたのかなって、今は思っています。アイドルマスターはこういう作品なんだと、後輩たちに伝えることができたと思います」と、つながっていく『アイドルマスター』という作品への深い愛情を語っていた。舞台挨拶の締めには、全42回の舞台挨拶を陰日向で支えてきたアニプレックス・高橋祐馬氏の発案で、記念撮影を実施。高橋氏からは劇場版で使われた「ラムネ色青春」収録CDが6月18日、「虹色ミラクル」と「Fate of the World」収録CDが7月16日に発売されることが告知されていた。最後は原が「3カ月も長い間上映して頂けたのも、プロデューサーさんの力のおかげだなって思います。こうやって皆さんにお会いできて、すごくすごく嬉しいです。これから先も素敵なことが起こればいいなと思います」と挨拶。沼倉は「アイマスに関わって色々なことをさせて頂いて、劇場版を見て、いつも最後はアイマスっていいなって思えるのは本当に幸せだと思います。これからも幸せを噛み締められる日々が続いて、プロデューサーさんたちと分かち合っていければと思います。今日まで見てくださった方、本当にありがとうございました。これからもたくさんたくさんお会いできるように頑張ります!」。今井は「私が初めて千早さんに出会ったのは2002年の12月でした。そこからいろんな経験を経て、アイマスは世界中の人に愛されるようなコンテンツになりました。これからもいろんな形でアイマスをお届けできると思います。それがどんな形であっても、アイマスが好きでよかったと思ってもらえるように、私たちはこれからも頑張っていきたい、関わっていきたいと心から思っています。本当に、今日までありがとうございます。これからも、アイドルマスターをよろしくお願いします!」と語っていた。そして劇場版『THE IDOLM@STER MOVIE 輝きの向こう側へ!』最後の舞台挨拶は、中村の「プロデューサーさん、輝きの向こう側へ、これからも私たちを連れて行ってください!」の言葉で幕となった。(C)NBGI/PROJECT iM@S
2014年04月12日2013~2014年にかけての全国ライブツアー衣装担当に歌手でタレント、そしてデザイナーとしても活躍している篠原ともえが、“ユーミン”こと松任谷由実の全国コンサートツアーにおける衣装デザインを担当することが決定したという。篠原のTwitterおよびオフィシャルブログにて発表されている。ユーミンのコンサートライブといえば、その歌声の魅力はもちろんだが、いつもさまざまな衣装を身にまとい、視覚的にもファンを楽しませてくれることで知られている。そんな注目の衣装のデザイナーに篠原ともえが決定したということで、そのコラボレーションが、どのような世界がつくりあげられるのか、おおいに期待される。きっかけは夫・松任谷正隆のラジオ篠原によると、きっかけは松任谷由実の夫であり、プロデューサーでもある松任谷正隆のラジオ番組のゲストとして、先月5月に彼女が出演したことだったそうだ。その際、衣装づくりの話で盛り上がったという。松任谷正隆がコスチュームデザインをもっとやってみたらいいと勧め、今作りたいドレスについて尋ねたので、篠原は「赤で、柄が和風で、オーガンジー素材で、風に心地よくなびくようなドレスとかですね」といった答えをしたのだという。すると、その答えに面白そうと興味をみせ、ユーミンの衣装をやらないかと持ちかけられたのだそうだ。予期せぬ展開にスタジオも騒然となっていたそうだが、番組収録後、松任谷からすぐにライブステージのコンセプトが伝えられ、篠原はそれにそったデザイン画を描いて、松任谷やスタッフらも含めた関係者にプレゼンテーション。これでいこうと、まさにトントン拍子に話が進んだという。これまでミュージカルの衣装デザインや自分のライブ衣装などは、デザイン・縫製を行ってきた篠原だが、アーティストのライブコスチュームを担当するのは初めてのことだそうで、この話が出た時には、涙が出るほど嬉しかったとつづっている。そして、正式発表を行ったブログでは、衣装デザイナーとして、アイデアとイマジネーションを全力で捧げたいと熱い意気込みを語り、宇宙一素敵なコスチュームをみせると力強く宣言して締めくくっている。ぜひそのクリエイションに期待したい。【参考リンク】▼ZOZOPEOPLE篠原ともえオフィシャルブログ▼Twitter : 篠原ともえ▼篠原ともえOFFICIAL WEB元の記事を読む
2013年06月12日「サザンオールスターズ」の“原坊”こと原由子が来年公開のアニメーション映画『ももへの手紙』で自身5年ぶりの映画主題歌を担当することが明らかになった。原さんが作詞作曲を手掛けた主題歌には夫の桑田佳祐もコーラスで参加。瀬戸内の島を舞台に綴られる家族の愛の物語に夫婦で彩りを加える!監督デビュー作『人狼 JIN-ROH』がベルリン国際映画祭に出品された俊英・沖浦啓之の7年ぶりの新作となる本作。作画監督を『もののけ姫』、『千と千尋の神隠し』の安藤雅司が務めるほか『AKIRA』の井上俊之に『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』の本田雄、『サマーウォーズ』の青山浩行、さらに美術監督に『魔女の宅急便』の大野広司と、日本の長編アニメーションを支えてきた才能が集結。仲たがいしたまま死別した父への思いを抱える少女・ももが、母と移住した瀬戸内の島で成長していく姿を通して家族の愛が描き出される。原さんは本作のために主題歌「ウルワシマホロバ〜美しき場所〜」を書き下ろした。“マホロバ”とは「美しい場所、住みやすい場所」を意味する古語で、アコースティック中心のアレンジと原さんの透き通るような歌声が映画の舞台となる瀬戸内の美しい自然を思い起こさせる。原さんにとって映画の主題歌は『リトル・レッドレシピ泥棒は誰だ!?』の際の楽曲「大好き!ハッピーエンド」以来5年ぶり。その間にサザンの活動休止に夫・桑田佳祐の食道がんによる休養と復帰などもあり、自身は昨年6月にソロ楽曲やサザンの楽曲などあらゆる曲からセレクトしたベストアルバム「ハラッド」をリリース。翌7月には19年ぶりとなるワンマンライヴを鎌倉で行ったが、今回、1年ぶりに“原坊”が本格的に活動を開始する。原さんは「小さい頃からアニメが大好きですので、『ももへの手紙』に音楽で参加させて頂けたことはとっても嬉しく光栄です。この映画への熱い想いを語って下さった監督にも感動しましたし、監督のお気持ちに寄り添えるよう心がけたつもりです。お父さんを想うももちゃんの気持ちに、私自身の大切な人、そして美しい故郷への想いをプラスして、心を込めて歌いました。とても素敵な映画ですので、どうぞお楽しみに」とコメント。ギターの斎藤誠にベースの角田俊介、ドラムの鎌田清など長年活動を共にしてきた面々はもちろん、桑田佳祐もコーラスとして参戦!夫婦で優しい想いを歌い上げる。『ももへの手紙』は2012年GW、全国にて公開。■関連作品:ももへの手紙 2012年G.W、丸の内ルーブルほか全国にて公開© 2011『ももへの手紙』製作委員会
2011年07月11日