一人っ子の夫の両親となし崩し的に同居することになった投稿者の舞美さん。義母は育児や家事など、何につけても口を出してくる過干渉ぶりで、舞美は追い詰められていきます。日に日にエスカレートする義母の過干渉ぶりに、ついに何もかもいやになった舞美は…。「義両親との同居」についてどう思うか、読者の意見も併せてご紹介します。■突然、義両親と同居することに…私は舞美(27)。結婚して2年目になる専業主婦で、夫の大輔(34)、娘の愛理と3人家族のはずだったのですが…夫は一人っ子なので、いずれは義両親と同居という話はあったものの、結婚後はしばらく夫婦で暮らすと話していたので安心していました。しかし雲行きが怪しくなってきたのは、結婚後、私の妊娠がわかって間もない頃のことでした。義父母が自分たちの家のリフォームを夫と相談していたときのことです。なんと、リフォームする義実家に私たちの部屋が用意されていることが発覚! 気が付いたときには義父母と同居する流れに…。私は戸惑いましたが、夫の「初めての育児だとなにかと助けてもらえていいのではないか」という言葉にそれも一理あるなと思い直し、少し同居が早まっただけだとつい自分を納得させてしまいました。義母は私たちに相談もせず、勝手に内祝いの品を贈っていたのです! しかも支払いは私たちなんて…。事態はさらにヒートアップしていき…。■義母の身勝手な振る舞いがエスカレートけっきょく、家族用とは別に、義母の知人用の写真も額装付きで発注することになり、合計6万円近くも私たちが払うことになってしまったのです。私はお義母さんから奪うように娘を取り返すと、自分の部屋に逃げ込んだのでした。そして義母の行動はさらにエスカレート!愛理が食べられないものを与えてしまったりするので、義母の行動が気になって心配事が絶えず、疲弊する毎日。逃げ場がない日常に疲れ果ててしまい、児童館で同世代のママさんたちと悩みを共有したかったのですが…ワンオペ育児の話を聞くと、自分は恵まれた環境にいるのだと思いもするのですが、私の心のモヤモヤが消え去ることはありませんでした。その日の夜、帰宅した夫にそれとなく、義母に対する悩みを打ち明けてみたのですが…。事なかれ主義の夫は私の話を真剣には聞いてくれず、不満は解消されないどころか募っていくばかりでした。義母の身勝手な振る舞いに振り回され、追い詰められていく舞美。しかも、義母の過干渉は日に日にひどくなり、さらには金銭面でも舞美たちに負担を押し付けてくるようになっていくのでした…。こちらは投稿されたエピソードを元に3月1日よりウーマンエキサイトで公開された漫画です。漫画に集まった読者からのコメントをご紹介します。■嫁姑問題を抱えた家庭にはダメ夫の存在あり!?昔ほどではないと言え、一人っ子も増えている今、義父母と同居することになるご夫婦もいます。まずはそんな妻たちからの「同居はやめたほうがいい」という意見を経験談も交えてご紹介します。・同居前の旦那の対応の時点で同居はなし。「勝手に決まってて」「いずれ」…ふざけるな。嫁に一言もなく同居と新居の話を進めている義両親も問題あり。今後、助けてもらえるどころか、こういう義両親は自分達の考えで勝手に決めていくタイプ。それに相談者さんが我慢してやっていく覚悟があるならいいけど、良いとこ取りだけじゃ同居、特に共同なんてやってけません。私もそれで失敗した人間です。それに、義両親がそんな勝手人間なのであれば、旦那が何とかしなければならないはずなのに、義両親の犬じゃないですか? 同居して相談者さんに何かあって訴えても、味方にもならなければ、全く役に立ちません。・わたしの義母と同じだとマンガを読んで思いました。家庭内にしか趣味や関心がない義父母との同居は、はっきり言ってしない方がいいです。家庭の外に趣味や仕事があれば嫁や孫に執着しないと思います。子育てを助けてもらえるかもしれませんが、それは子育てに口出しされるのはほぼ間違いありません。助けてもらえるからとか、気を遣わなくていいとか旦那さんに言われても、安易に同居を決めない方がいいです。・同居なんか絶対するべきじゃないし、相談もしない義父母となんかさらに一緒に住むもんじゃない。赤の他人だぞ。義母の気持ちを慮って、はっきり「NO」を言えないでいる舞美に対しての意見も寄せられました。・自分の意見をきちんと言う努力をしないと、旦那も義母も改善はしない。今よりさらに自分の思う生活と育児はできない。覚悟を決めて話し合うか出ていくか。・こういう義母って説明してもムダだと思う。できれば同居は解消したほうがいい。できないなら「やめてください」ってはっきり言うしかない。・いつまでも義母の言いなりではなく、もっと自分の考えを強く持つべき。見ていて、イラっとしてしまいました。義母の古い子育ての知識に、娘を心配する意見もありました。この先、同居が解消できないのなら、遠慮せず怒りをぶちまけるべきです。令和の時代に昭和のカビの生えた知識は古いです。子どもに悪影響があったら責任取ってもらいますよと宣言すればいいじゃないですか。子育てを義母に手伝ってもらわなくても、夫を使えばいいのです。様々なサービスも調べて、なるべく義母と引き離したほうがいいと思います。・うわぁ。パウダーは毛穴が詰まるから使わないのに。育児情報アップデートしてほしい。児童館で出会ったママたちに言われた、同居義母の存在はありがたいという言葉に対して疑問を感じた読者も。・めっちゃわかります! 私も旦那の実家で同居で、いろいろ勝手にされていました。周りからは「ありがたいと思わないと」と言われますが、やっぱり自分なりに育児を楽しみたいものです…。・同居あるあるですよね…。子育てに協力してもらえるのはいいじゃん、と言われますが、いろいろ言われて余計なことをされるくらいなら、自分一人でやった方がいい、と思ってしまいます。・受け手が不要だと感じることは「手伝い」とは言いません。育児は時代とともに常識が変化するので、今の育児でお手伝いをしなくては意味がありません。そして、舞美の訴えを真剣に取り合わない夫の大輔に対して、痛烈な意見も集まりました。大輔、しっかりして〜!・頼りない旦那だなぁーと。義母が勝手にお宮参りの段取りをしたりと、我が家でも同じようなことがあり、思い出してイラッとしてしまいました(笑)。我が家の場合、お金の支援があったのでまだマシですね…。・愛理ちゃん、小麦アレルギーなんですね。古い知識を押し付ける義母には、愛理ちゃんを見てもらうことは避けたいですよね。周りのママ友さんが、見てくれている人がいるだけでも羨ましいと思うのもわかります。なれてない育児に、てんてこ舞いで大変でしょうからね。その中でも、旦那さんが奥さんの言葉をきちんと聞いてくれないことに憤りを感じます。いくら自分の親とは言っても、自分の子どもが下手をすれば大変なことになるかも知れないのに、「手伝ってもらえるだけでもラッキーだと思ったらいいじゃん!」って、軽い気持ちでいるのも今のうちだと思います。愛理ちゃんが、義母によって大事になってからでは遅いのですよ。奥さんは早めの対処をするよう、自分の実家とかに相談した方がいいと思います。・いつも思うけど、嫁姑問題を抱えている家庭は必ずと言っていいほど旦那に問題があるよね。自分の家庭を持ったのに、母親の言いなりだったり母親の肩を持ったりして、家族であるはずの大切な伴侶を蔑ろにしている。逆に上手く仲をとり持てる旦那さんの家は多少の不満こそあれ、大きな問題にはなっていない気がする。大切な自分の母親とお嫁さんのことなんだから、旦那が何とかしろよとつくづく思う。▼漫画「過干渉義母に追い詰められる」
2022年03月30日今回ご紹介するのは、嫁を大事に思っている義母との間に起こったトラブル。好意のつもりでやっていたことが、知らず知らずのうちにプレッシャーを与えてしまい、嫁はいっぱいいっぱいに。そして、ついには限界を超えてしまいます。うまくやっていくにはどうしたらよかったのでしょうか。読者からの意見をお届けします。■子どもの夜泣きでへとへとなのに…あさ5時から義母と朝食作り夫・信也と、0歳の娘・由利と暮らす恵美は家事と育児に奮闘する主婦。信也はサポートしてくれはするものの、仕事が忙しくて頼り切れません。そんなある日のこと、信也から思いがけない相談をされます。由利が生まれて数カ月後に義父が突然亡くなり、義母はずっと元気がないそう。また、数か月後に仕事復帰する予定の恵美が育児にいっぱいいっぱいの様子を見ていて、もう1人大人の手があってもいいのでは…とも思ったと言います。同居に不安がなかったわけではありませんが、考え抜いた末、恵美は義母と一緒に住むことを承諾しました。「家がずいぶん散らかっている」という義母の言葉が少し心に引っかかった恵美でしたが、義母は優しくほがらかな人柄のため、気にしないことにしました。そして、義母との同居がスタートした翌日の朝のことです。義母と作った朝食は美味しく、信也も大喜び。ですが、子どもの夜泣きもあるのに、これから毎朝5時に起きて支度をするのかと思うとめまいがする恵美でした。そして午後、子どもを寝かしつけていると…睡眠不足なこともあり、へとへとの恵美。そこに、注文していたある商品が届きます。お掃除ロボットだけの日があってもいいし、身体も心もラクになると思って購入した恵美でしたが、義母の言葉がずっしりと重くのしかかるのでした。そして義母との同居生活がはじまってから1か月たった頃、事件は起きました。■義母のペースにもうついていけない…!義母のペースに合わせた家事を1か月やってきて、ついにプツリと糸が切れてしまった恵美。自分のペースで過ごせないストレスが爆発してしまい…。このお話に集まった読者の意見は?■最初に話し合っておくべきだったのでは?結婚したときからついて回る嫁姑問題。そもそも、嫁と姑はうまくいくものなのでしょうか。・どの時代でも嫁さんと義実家、特に姑との間はうまくいかない、というのが私の持論でもあり、歴史上物語っています。寿命が延びたことはいいことでもあり難しいことでもあります。・すごく共感ができます。私も実母にほとほと悩まされてましたので主人公の奥様の気持ちが本当にわかります。親を否定すると罪悪感に悩まされたり 私がダメだったのかと自問自答したりと本当に奥様の気持ちがわかります。・良い人なのかもしれないけど、自分の考えを押し付けるのは血のつながった親でも無理なのに義理の親とか絶対無理では? そもそも乳児を育てている時点で精神崩壊気味なのに…義理の親と同居するって言う夫も、人の家で居候してるのに、生活ペースを乱してくる人も本当無理だと思う。 可哀想。・義理父母と同居は大変だと思いました。育った環境も価値観も違います。同居は最初からしないほうが賢明だと思いました。・お姑さんにお姑さんのやり方があるように、お嫁さんにはお嫁さんのやり方があるんだよ。息子と同居って張り切っちゃったんだろうけど、そこは息子とお嫁さんの家なんだからちゃんとお嫁さんを尊重してほしい。お友達の家に行っていきなり家事のやり方に口出ししたりしないでしょ? お嫁さんも他人なんだから口出ししないであげてよ。・う~ん…そもそも義母の仕事に対する価値観と嫁の価値観が全く異なる。どちらが正解ということはないけど。あくまで息子夫婦と同居している立ち位置の義母なのだから、嫁にこれからの人生をとやかく言う権利はないんじゃないかな。もちろん悪気はないとは思うけど。よほど価値観が合わないと台所に二人の女性は要らないんだよね。トラブルのもと。また、読者からは、「最初に話し合っておくべきだった」という意見が寄せられました。・義母視点の話を読んで、義母がどういった気持ちで、嫁を無理をさせるくらいの家事を一緒にしていたのかが判りました。この時点では、まだ義母自身が嫁の気持ちに気付いていないから無理もないですが、せめて、一緒に暮らす一日目に、二人だけでどういった感じで家のことをしていたのかをリサーチしていたらよかったと思います。同居前までは、義父(旦那)が亡くなってしまって一人での寂しい生活だったから、息子夫婦と一緒に暮らす喜び。自分の家事スキルを息子嫁さんへと引き継ぐことができる幸せな気持ちになるのは、義母自身はたしかに嬉しいでしょうけど、教えられる嫁の方は教えてくださいと一言でも言ったのでしょうか。今後は、義母・息子夫婦としっかり話し合って、幸せに暮らしていけていると願っています。・何で泣くまで我慢するんだろう…。溜めに溜め込むから大事になるのであって、もっと小出しに話していればこんなことにはならなかったのに…。たしかにお義母さんにも配慮は足りなかったけど、お義母さんだけを悪者にするにはあまりにも可哀想。・自分も似たような経験があるんですけど、自分の場合、家事に手を抜いているって自覚しているので義母に反論できなかったです。今だから思うのだけど、育児で忙しいというのも言い訳だったと思う。料理や掃除にもっと真剣に向き合えていれば、百点満点でなくてもそれなりにできていたと思う。そうすればあの時、義母にも「ありがたいけど、5時起きは無理です。あと、ここは私の家です」と言えたと思う。恵美の義母は、恵美のためにと思って行動していました。悪気はないのが今回の場合はトラブルを招いてしまったわけですが…。・難しいよね。この姑さんはとってもよい人だと思う。でも自分が嫁の立場で息子も育てたこともあるのに、なぜお嫁さんの気持ちがちょっとでもわからないのかが不思議。朝の5時から朝食の用意って。・お母さんは、悪気はないんでしょうね。だけど、テキパキこなしすぎて、ペースについていけないですよね。わかります。とんでもない同居(笑)。決して姑が悪いとは言わない。よい母親であり、きちんとした主婦だと思う。でももう同居が当たり前の時代じゃないし、それで了解している嫁ならいいけど、それじゃないならもう修行 (/--)/・相手が悪いわけではないから、なかなか自分の気持ちが言えない主人公の気持ちわかる〜。義母を呼び寄せて同居って、メリットは嫁にはないよね。・片付けたか否かではなく、片付いているか否かが重要なので、お義母さんの言うことはごもっともだし、素直に「はい、頑張ります」と言えばいいだけなのになぁと思ってしまいました。けっきょく、恵美夫婦と義母は互いに行き来できる距離で、それぞれの生活を送ることになり、良い関係を築くことができました。最後は、理想的な結果になってよかったという意見です。・最終的には同居ではなくて、少し離れたところに一人暮らしを決めた義母。しっかりと話し合えば理解はしてくる方(義母)だとは思いましたから、息子夫婦・義母さんも良い関係になって嬉しく思います。義母自身も、「一緒に暮らしていると、つい自分の価値観を押し付けちゃうし…」 と言うセリフは、同居をしていて自分の性格と言うのがわかったから出た言葉と思います。自分では良かれと思っても、相手にとっては苦痛になることは誰だって嫌ですからね。悲しい終わり方にならなくてよかったです。・息子夫婦でのスタイルを無視していることに気付いただけでも義母さんは良かったと思います。これからは、義母さん自身が息子夫婦との生活内で、自分がどうやっていけばいいのかは、息子夫婦と一緒に話し合えばいいと思います。やはり他人同士が一つ屋根の下で生活するのは大変なこと。また、悪気がないのはわかっているだけに…困る。そういったシーンはよくあるのではないでしょうか? ウーマンエキサイトでは、嫁姑問題を扱った漫画を数多く掲載しています。▼漫画「嫁と義母の同居トラブル」
2022年02月27日■前回のあらすじ息子夫婦の役に立とうと頑張っていた吉江だったが、結果的に嫁・恵美のことを苦しめていたことに気が付く。息子夫婦の生活スタイルを無視してはいけないと、ある決断をするのだった。 >>1話目を見る 【嫁 side story】お義母さんとの同居がはじまりたった1か月目で、根を上げてしまった私。仕事復帰に向けて家事はそこそこでいいと言う夫・信也の言葉はとてもうれしいものでした。ですが、専業主婦を勧めてきたお義母さんはきっと納得していないだろうな…と、心の中はまだスッキリしませんでした。罪悪感でいっぱいになった私は、義母に考え直すよう伝えましたが、義母の意志は固く、考えが変わることはありませんでした。そして…。同居生活でこじれてしまうかと心配したお義母さんとの関係。でもほんの少しだけ距離を置くことで、穏やかな関係に戻れました。同居は解消となりましたが、お互いの価値観を大事にしながら、これからも助け合える関係を続けていけたらいいなと思っています。※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ ニタヨメ
2022年02月09日■前回のあらすじ息子夫婦と一緒に住むことになった吉江は、まだ家事に不慣れな嫁・恵美に家事の知識を伝え、スキルアップしてもらうことに奮起する。やりがいに溢れ楽しく暮らしていた。 >>1話目を見る 【義母 side story 】夫に先立たれて暗い日々を送っていたけれど、息子夫婦と孫に囲まれた同居生活がはじまり、どんどん楽しい気持ちが蘇ってきた私です。気のいいお嫁さんの恵美さんのことは大好きです。彼女にはどんどん家事のアドバイスをして、役に立ちたいという思いでいっぱいでした。今回起こった出来事から、色々と考えさせられることがありました。そして私は、ある決断をしたのでした。次回に続く(全11話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ ニタヨメ
2022年02月08日■前回のあらすじ吉江は夫を亡くしてからハリがなく寂しい日々を過ごしていた。息子は心配して頻繁に電話をくれ、息子夫婦と共に暮らしたい思いが大きくなる。息子夫婦が同居を申し出てくれ、同居生活が始まった。 >>1話目を見る 【義母 side story 】息子夫婦の好意に甘え一緒に住むことになった私は、頼もしいおばあちゃんになろう!と心に決めました。一緒に誰かと暮らす喜び。自分の家事スキルを息子のお嫁さんへと引き継ぐことができる幸せ。主人を亡くしてふさぎこんでいた時が嘘のように、自分が笑顔になれることがどんどん増えていきました。次回に続く(全11話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ ニタヨメ
2022年02月07日■前回のあらすじ専業主婦を提案してきた義母の言葉にショックを受けていた恵美だったが、夫は仕事を楽しむ恵美のことも大切に思ってくれていた。夫の言葉に救われるも、それをきいた義母は暗い顔でその場を離れてしまう…。 >>1話目を見る 【義母 side story 】私は吉江、65歳です。2年前に1人息子が結婚し、孫も生まれました。おめでたいことが続いていたのですが、孫の由利が誕生して数か月後、主人が突然この世を去りました…。気丈に振る舞うようにしていたのですが、主人がいなくなってしまい、寂しい気持ちはなかなか癒えませんでした。同居しようと申し出てくれた息子の信也と嫁の恵美さんには、感謝しかありませんでした。私と暮らすことで喜んでもらえるように、なんでもしてあげようという気持ちがムクムクと湧いてきました。そして思い出の家をたたみ、息子夫婦の住むところへ私は向かっていったのです。次回に続く(全11話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ ニタヨメ
2022年02月06日■前回のあらすじ義母に悪気が無いのはわかっているが、仕事に復帰しても義母の求める家事をするのは無理であることを打ち明ける恵美。義母からは専業主婦を提案されてショックを受けるが、夫が切り出したのは…。 >>1話目を見る 【嫁 side story】仕事復帰はやめて専業主婦になることを提案してきた義母。私はあまりにショックで言葉を失ってしまいました。ですがその時、いつも優しい夫・信也がめずらしく低い声で義母の言葉を否定し始めたのです。信也の言葉に私は救われました。一方、信也の言葉が自分への反論と捉えたのでしょうか。義母は暗い表情でその場から離れていきました。仲良く暮らしていきたいと思っていた義母との同居生活、スタートしてたった1か月で、暗雲が立ち込めてしまったのでした…。次回に続く(全11話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ ニタヨメ
2022年02月05日■前回のあらすじ義母が来てから毎日のやることが増え、疲れが溜まる一方の恵美。ある日、昼寝中のところを起こされて義母に渡された本は家事に関する本。恵美は疲れと思いが爆発して義母の前で泣いてしまう。 >>1話目を見る 【嫁 side story】義母との同居生活により、自分のやりたいように家事も育児もできない状況が続いていました。耐えきれなくなった私は、ついに義母の前で泣いてしまったのでした。「仕事はこの際やめて専業主婦になったら?」という義母からの言葉…あまりにもショックで言葉を失ってしまいました。なにか言わなきゃ…と思っているところで、夫の信也がポツリと切り出したのです。次回に続く(全11話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ ニタヨメ
2022年02月04日■前回のあらすじ睡眠不足でも義母に言われるがまま家事を頑張る恵美。日課である由利との昼寝もできず、夜まであらゆる家事でへとへと。そんな中届いたお掃除ロボットも義母は気に入らないようで…。 >>1話目を見る 【嫁 side story】家事は育児の合間にゆるりとする程度にして、仕事復帰まで残された日々を由利と楽しく過ごしたい…。そう思っていた私ですが、義母からの家事のプレッシャーにどんどんと疲れが溜まっていく一方でした。そして義母との同居生活がはじまってから1か月たった頃、事件は起きました。義母のペースに合わせた家事を1か月やってきて、疲れが溜まり過ぎていたせいでしょうか。義母がプレゼントしてくれた本を見て、プツリと糸が切れてしまいました。確かに私はテキパキ家事をするのは得意じゃないけど、自分のペースで由利との時間を大事にしながらこなしていきたい…そんな気持ちが爆発してしまったのです。次回に続く(全11話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ ニタヨメ
2022年02月03日■前回のあらすじ同居が始まった翌日、キッチンには朝5時から朝食を作り始める義母の姿が。夜泣きで寝不足の恵美は朝食作りを手伝わさせられるはめに…。 >>1話目を見る 【嫁 side story】義母との同居がはじまった翌日、朝5時起きで義母と一緒に朝食づくりをした私は眠くて仕方がありませんでした。睡眠不足でヘトヘトだった私ですが、義母のアドバイスのもとなんとか家事をこなしました。義母は家事ひとつひとつのこだわりが強く、洗濯物をたたむだけでも一苦労です。お掃除ロボットだけではキレイにならないから、やっぱり人の手で掃除することが大切だという義母。お掃除ロボットだけの日があってもいいし、何より身体も心もラクになると思って購入した私でしたが、義母の言葉がずっしりと重くのしかかりました…。そしてついにある事件が起きたのです…!次回に続く(全11話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ ニタヨメ
2022年02月02日■前回のあらすじ義母との同居は不安だが、受け入れることにした恵美。同居前日に寝る間を惜しんで家を片付けたが、義母から家が散らかってると言われてしまい…。 >>1話目を見る 【嫁 side story】初日の「家がずいぶん散らかっている」といった義母の言葉が少し心に引っかかってしまった私。でも義母は優しくほがらかな人柄に間違いはないし、気にしないことにしました。そして、義母との同居がスタートした翌日の朝です。義母と作った朝食はとても手がこんでいて、その分とても美味しかったのは間違いありません。ですが、由利の夜泣きもあるのにこれを毎朝5時に起きてするのかと思うと、めまいがしました…。次回に続く(全11話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ ニタヨメ
2022年02月01日■前回のあらすじ恵美は夫の信也と0歳の娘・由利を子育て中。家事と育児に追われながらも、子どもはかわいく優しい夫との生活は楽しい。そんな中、信也に義母と同居を考えたいと言われ…。 >>1話目を見る 【嫁 side story】義父に先立たれ、元気のない日々を過ごしていた義母。心配している夫・信也から同居の提案があり、私はそれを受け入れました。とはいえ不安がないわけではなく…近所に住む仲良しのママ友・晴子にさっそく報告をしました。義母が来る前に寝る間を惜しんで家の中を片付けた私。でも、片付けてもすぐに由利に散らかされてしまうオモチャスペースを見て、「家が散らかっている」と言う義母の言葉は少し引っかかってしまいました。初日から細かいことを気にしても仕方がないと、この日は気持ちを切り替えたのですが…。次回に続く(全11話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ ニタヨメ
2022年01月31日【嫁 side story】私は恵美。夫と、まだ0歳(10か月)の由利の3人家族です。はじめての育児は睡眠不足がとにかく辛く…、家事と育児に奮闘する毎日をおくっています。夫の信也はサポートしてくれるけど、仕事が忙しくて頼り切れないのが現状です。夫からの突然の相談に、私は驚きを隠せませんでした。けれど、義母の状況を考えると、夫からの申し出も納得できました。また、数か月後には私も仕事復帰予定。家事と育児にいっぱいいっぱいの私を見ていて、もう1人大人の手があってもいいのでは…とも思ったそうです。同居に不安がなかったわけではないけれど…私は考え抜いた末、義母と一緒に住むことを承諾したのです。次回に続く(全11話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています脚本・ 徳永 /イラスト・ ニタヨメ
2022年01月31日■前回のあらすじある日、疲れた理子が昼寝から目覚めると、すでに夫が料理を作ってくれていた。あらためて、この時間が大好きだと気づいた理子は「同居は嫌だ」と思い直すが、今更そんなことは言えなくて…。 >>1話目を見る <息子の嫁SideSTORY>私はモヤモヤを抱えたまま、ついに義実家を訪ねる日がやってきました。お義父さんの言葉を聞いて、やはりお義母さんが同居に反対だったんだと思いました。私自身、同居に対してマイナスな気持ちもあったとはいえ、「お義母さんに嫌われているのかもしれない」と、落ち込みそうになったとき、お義父さんの口から飛び出たのは…。同居の話が出たときは、あんなに嬉しそうにしていたお義父さん。それなのに一転、真人に対してこれほどまでの厳しい言葉が出てくるなんて…。これまで一度もお義父さんの厳しい顔を見たことがなかった私はただただ呆然としていました。次回に続く(全14話)毎日21時更新!原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年12月28日■前回のあらすじ理子にとって義実家で過ごす時間は、今までには経験したことがない、贅沢なものだった。「ずっと住んでいたい」と思うほど居心地のよい場所になっていたが、同居を提案した時の義母の顔が忘れられず…。 >>1話目を見る <息子の嫁SideSTORY>一度は、真人から提案された義実家での同居を受け入れましたが、お義母さんの曇った顔が忘れられなかった私は、思い切って真人に話をすることにしました。お義母さんが言うように、真人の仕事も重大な問題でした。でも、仕事については、真人は地元の友だちからの紹介でなんとかなると思っているようです。数人の友だちと連絡をとっているのは知っていますが、具体的に話が進展した様子はありませんでした。なにより真人の「あの家を仕切って」という衝撃の発言に驚きが隠せませんでした。次回に続く(全14話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年12月23日■前回のあらすじ同居について、自分の本心に気付き始める翔子。それでも決断できずにいると、娘から「同居したら、息子は嫁の味方をする」と言われてドキッとする。嫁のことは嫌いではないが、「あれ?」と思うことは多々あって…。 >>1話目を見る <嫁SideSTORY>私は理子。夫の真人が「実家で同居したい」と義父母に提案したあの日以来、悩める日々を送っていました。真人の勤めている会社で大きな方針転換によって、真人は現在の立場にも、給料にも不満を抱えていました。そして、私に「実家での同居」を提案してきたのです。もちろん、最初は「ちょっと待って」と思いました。でも、悠斗は生まれてすぐの頃、体が弱くて入退院を繰り返していました。その後も熱を出すことが多く、私は育休中にやむを得ず退職することにしたのです。それから4年経ち、今では悠斗もだいぶ元気になりました。そうはいっても、まだまだ悠斗の体が心配で、復職は諦めていました。そんな中、持ち上がったのが義実家での同居話。たしかに、今後は真人の収入だけでは心もとないし、空気が綺麗な場所で暮らすことは、悠斗のためにも良いことのように思えたのです。でも同居の話をした時、お義母さんの顔が一瞬曇ったことが、私はずっと気になっていました。次回に続く(全14話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年12月20日■前回のあらすじ夫とふたりでのんびり暮らしていたある日、息子が「同居をしたい」と言い出す。将来を考えれば喜ぶべきことのはずなのに、翔子はなぜかモヤモヤしてしまい、すぐに返事をすることができなくて…。 >>1話目を見る <義母SideSTORY>息子の真人から同居を提案された日、心の中でいろいろな感情が渦巻いて、なかなか寝付くことができませんでした。私の頃は、結婚当初から、どんなに疲れていても、食事を手作りするのが当たり前。掃除や洗濯も細かくチェックされ、優しい言葉をかけられたことなんて一度もありませんでした。しかも夫は、生まれてからずっと実家暮らしだったこともあり、義母の言うことを否定することはなく…。だから義父母と同居していた頃は、子育てと家のことに追われて気が休まる時間なんてありませんでした。私は家出する覚悟で子どもを連れて実家に帰ったこともあるし、義父母が亡くなった時には、実姉が私を抱きしめ、「長い間、おつかれさま」と涙を流したほどでした。子どもたちに義母の愚痴をこぼしてきたつもりはなかったのですが、娘ながらに何か感じるものはあったのでしょう。そしてだからこそ、息子のお嫁さんに同じ思いをさせることも嫌だと思ってきました。でも真人も理子さんも望む同居。普通ならふたつ返事で承諾する話のはずなのに…。次回に続く(全14話)毎日21時更新!※この漫画は実話を元に編集しています原案・ウーマンエキサイト編集部/イラスト・ 鈴木し乃
2021年12月18日ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。結婚を機に、義両親と同居を始めて早くも11年が過ぎました。友人や知人に義両親と同居していると言うと、よく言われるのが「私は同居は無理」という言葉。義両親との関係は悪くはないのだけど、同居となると話は別、という人も多いようです。義両親にご飯を作っても、なぜか食べてもらえない…。義両親が勝手に子どもにお菓子をあげてしまって困っている…など、義両親との関係について悩みを聞くこともあります。私が個人的に、同居に必要だと思うことが2つあるのですが、同居に限らず、義両親との関係でも大切なことかもしれません。今回はそのことについて書こうと思います。■義母の態度を見て嫌われているのでは? とよく思っていた同居したばかりの頃は、義母の態度を見ては“自分は嫌われているのではないか…”と、よく思ったものです。直接“嫌い”と言われたわけでもないのに、相手の気持ちを確かめることもなく、勝手に想像して落ち込んでいました。ちゃんと話をしてみれば、何のことはないということは、案外多いのではないかと思います。私はじっくり話をしてみたら、もやもやが晴れることが多かったです。話して、余計にもやもやする場合もあるかもしれませんが。ということで、同居に必要なこと1つ目は、“話し合うこと”です。勝手に不安に思う前にちゃんと相手の話を聞くこと、話し合うことは、とても大事だと思っています。同居に必要なこと2つ目は、“相手の気持ちを尊重すること”です。当たり前のことのようですが、人はそれぞれ、自分の意見を持っています。その意見が、必ずしも同じとは限りません。むしろ、違うことの方が多いのではないでしょうか。例えば、私は息子のアトピーを気にして、なるべくお菓子をあげたくない、と思っていました。そこへ、義両親が勝手に息子にお菓子を与えたら、どうでしょう。私はいい気持ちはしませんよね。 ■義両親にイライラするのは当たり前なこと! 大事なのは距離感私が同居できている理由のひとつに、義両親が私の育児を尊重してくれている、というのがあると思います。例えば、息子はアトピーがあるので、なるべくお菓子は控えたい、ということを説明したときにちゃんと受け入れ、私に確認してくれることが増えたので、とてもありがたかったです。たまに、何でもない日にケーキやお菓子、甘い菓子パンを買ってきてくれたりするときもありますが、それはそれで、ありがたくいただいています。完璧にきっちりとしなくても、お互いに歩み寄る気持ちがあれば、うまくいくのではないかと思っています。時には義両親にイライラすることもあると思います。イライラするなんて、当たり前のことだと思います。実の親にイライラすることもあれば、夫にイライラすることもあるし、子どもにイライラすることもあるでしょう。イライラしない関係になれたら、それが一番いいとは思いますが、義両親にイライラするなんて当たり前のこと! と思っていれば、気持ちも多少楽になるかもしれません。同居というのは、お互いが歩み寄ろうとする気持ちがないとなかなか難しいものです。どちらかが近づいても、もう一方が拒否したら、いい関係を築くことはできません。干渉し過ぎても、まったく関心がなくても、うまくはいかないのかもしれません。もし、うまくやっていくのは難しいだろうと思ったら、ちょうどよく距離をとった方が、お互いの幸せになることもあると思います。“これが正解”というものなどはなく、関係は相手によって変わります。気楽に考えたいものですね。
2021年10月26日初めての出産を終えて4カ月。夫の仕事の都合もあり、義母がひとり暮らしをしている夫の実家で同居を始めました。私は妊娠するまで高齢の方たちと一緒に仕事をすることも多く、年配者との付き合いには不安はありませんでした。そのため、初めての同居も「大丈夫だろう」と義母対策の準備は何もしないで新生活を始めたのです。しかし、職場と生活の場はまったく別物で、トラブルが多発。私もストレスを抱えるようになってしまいました。話し出したら周りが見えなくなる義母おしゃべり好きな義母。しばらくひとり暮らしの期間があり、しゃべり相手に飢えていたのか、しゃべり出したら止まりません。見たもの、聞いたものはすべてしゃべらなければ気が済まないとばかりにしゃべり続けます。 特に子どもの食事の世話をしているときや、帰宅直後に玄関で話し始められるのがつらい! 子どもの世話や片付けが進まないのも困りますが、私の状況を一切考えずにしゃべり続ける義母の態度は、私をないがしろにしているように感じさせました。 話を遮ってみたら…私の心を安定させるため、今後も義母と良好な関係を築くために我慢するのをやめよう! と決めました。もちろん、時間や気持ちに余裕があるときは、義母のおしゃべりの相手になります。 けれどそうではないときは、「子どもの食事の世話をしているからあとでもいい?」などと理由を添えながら話を遮ることにしたのです。もちろん、あとで義母のおしゃべりに付き合う時間をつくり、「さっきはごめんね、それでどうなったの?」と声をかけるようにしました。 今のところは順調!しゃべるタイミングが悪かったと気付き、はじめは気まずそうにしていた義母。けれど次第に「話したいことがあるのだけれど、あとで話をするね」と義母から言ってくれることも出てきました。 そうなると義母が私を尊重してくれているように感じることができ、悲しくなったりイライラしたりすることが激減。私も言葉の選び方を気をつけるようにしたら、義母に対して気を配れるようになり、やさしく接することができるようになっていきました。 義母は年長者であり、しかも私は新参者。職場のように私が遠慮をして義母を立てれば良いと考えていました。けれど子育てをしながらとなると、うまくいきません。この件以来、「私もこの家族の一員なのだ。家庭運営を積極的にしよう」と腹が据わりました。 著者:小原水月1児の母。管理栄養士免許取得。「健康が人生をわくわくさせる」をモットーに食と健康の分野でライターとして活動中。高齢出産後、生まれ育った都心を離れ夫の実家がある地方都市へ移住。義母と同居。
2021年08月08日ウーマンエキサイトをご覧のみなさまピンキーです。今回は、同居と自立について書きたいと思います。というのも、現在義両親と同居中の私はよく自立について考えるからです。そもそも、義両親との同居を提案したのは私でした。■最初は同居生活を続けられるか不安だった結婚の話がでたとき、夫は同居など全く考えていなかったのですが、私が同居はできないのかと聞いたことで、義両親に同居できるか確認してくれたのです。私が同居したいと言ったのは、当時、私が働いていた職場と夫の家が近かったこと、はじめから同居していたら、将来同居について悩まなくて済むと思ったこと、さらに、私の母親も義両親と同居していたので、私にも同居ができるんじゃないかという、安易な考えがあったからです。もちろん、同居したばかりのころは全てがうまくはいきませんでしたし、子どもが生まれたあともしばらくは、この同居生活を続けられるか不安でした。同居して10年が過ぎ、息子も幼稚園へ行くようになり、少しずつ余裕がでて、同居生活も快適に送れるようになりました。しかし、私は“自立”についてよく考えるようになりました。同居していることは“甘え”なんだろうか。同居しているということは“自立していない”ということなんだろうか、と。ママ友などもできたのですが、同居しているという人は、誰もいません。義両親に生活費を払っているといっても、かなり甘えている部分があると自覚しています。息子が生まれたあとも、息子の分の生活費を払っていませんでした。 ■人は人、自分は自分と割り切って考えられるようになったとてもありがたいことに、義父は自分が働いているうちは金銭面の心配をしなくて大丈夫と言ってくれていました。ただただありがたい話なのですが、私は無性に“自立しなければ…!”という焦りを感じることがあったのです。ですが、今年に入り、実父が脳出血で倒れたとき…元気だった人が、いつまでも元気とは限らない、と思い知らされました。そして、思ったのです。私は義両親に甘えているかもしれないし、いい大人になっても、自立もしていないかもしれない。私は周りからそう思われることが嫌だったのです。一緒に住んでいる家族が同居を不満に思っているわけでもなく、自分が同居を不満に思っているわけでもないのに、世間体や他人の目を気にして自立した自分にならなければ、と焦っていたのです。なんてくだらないことで悩んでいたのだろうと思います。自分の暮らしを、他人にどうこう言われたところで、そんなものは関係なかったのです。家族が協力し合えること、困ったときに助け合える環境があるというのは、同居の良いところでもあると思います。人は人、自分は自分。何かあったときに私のできることをすればいい。そう思いながら、これからも同居生活を続けたいと思います。
2021年07月26日義父母と同居して約10年が経ちます。正直同居がいいと思ったことは一度もありませんが、あまり干渉しないタイプの義父母なので、自由にさせてもらってありがたいなとも思っていましたし、慣れもあり同居が不快とそこまで感じてはいませんでした。家のリフォームの予定がありますが、完全に分けていいものかと迷うくらい、私自身義父母に心を開きかけてはいたのです。ある時期までは……。 義母が定年退職して状況が変化夫が単身赴任になっても、時には助けてくれる義父母への感謝とともに、夫がいなくてもできると自分に自信もついてきたころのことでした。4人きょうだいの育児を経験している義母が、フルタイムで働いていた職を定年退職して家にいるようになったのです。 義母は今までしてこなかった家の掃除や片付けをし始めました。家がきれいになるのはよかったのですが、だんだんと私や子どもたちが散らかすのも気になるようになったのか、今まで指摘されなかったことまで義母はあれこれ干渉してくるようになりました。 子どものしつけにまで干渉してくるように父親不在なので、父親代わりになるべきだと勝手に思ったらしい義父が、子どもに説教することは以前から気になることではありましたが、今度は義母までもが参戦してきたのです。 義母は子どもに説教をし、そして私にも「育て方が甘い」など、事あるごとに「昔のお父さんはもっと厳しかった」などと言うように。反論できない私は黙りこむしかありませんでした。 子どもへの影響と自信喪失もちろん、義父母がいることでいろいろな価値観が学べていいとは思います。しかしながら今の義父母を見ていると、上からの押しつけにすぎない気がします。私はもっとのびのびと安心して子どもに育ってほしいのに、私が義父母の顔色をうかがっているせいか長男も少しビクビクしていることがあり、少し心配になります。 私は思うように育児ができず、やっぱりここは自分の家ではないと思う気持ちが強くなったり、そんなことを考えてしまう自分に嫌悪感を抱いたりしてしまいました。 義父母とは適度な距離感が大切だと改めて感じた体験でした。だからといって今すぐ別に住むこともできません。甘えすぎないように気をつけながら、なるべく家の中でも距離を保つ工夫をしていきたいと思います。また、子どもにとっては大事な祖父母だということは忘れないようにしなければと、自分に言い聞かせています。 作画/はたこ著者:岡本花自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
2021年06月23日■前回のあらすじ同居について夫としっかり話し合った結果、現時点では同居は見送ることになりました。■話し合いの大切さを実感■話し合い後、モヤモヤが減り気持ちが楽に夫は絶対に謝らない!というわけではないのですが、もともと慎重派でミスが少ないからか、今のは「ごめん」っていう場面やん! という時でもあまり口にしません。話し合いでもお互い頑固者ですが、夫はなかなか自分の意見を曲げません。(芯があるところが好きでもあります)そんな夫が謝って私の意見をスッと受け入れてくれたので、ちゃんと私の気持ちが届いたのかもと、とても安心しました。次回に続きます。
2021年04月07日■前回のあらすじ義実家に対する夫の思いを聞いた上で、自分の気持ちもちゃんと伝えることができました。そして同居についても夫に切り出すことができたのです。■同居について、自分の考えを夫に伝える■夫婦で出した結論は実際はもっとたくさんの話をしましたが、ここでは簡潔にまとめてみました。しっかり夫婦で話し合った結果、同居は見送りという結論に。そしてこの話し合いの結果、私が思ったこととは…。次回に続きます。
2021年04月06日■前回のあらすじ義母と同居することで夫の息子化が心配。母に相談したところ「そもそも同居は本当にお義母さんのためになるのか」と言われ…。■お義母さんの立場で考えると…■辿り着いた結論は…たくさん悩んで、自分の考えがまとまってきた頃のお話です。夫にはどのタイミングで言おうかな、と考えつつ、お義母さんとの距離を縮めて、もっとお義母さんのことを知りたいと思うようになりました。しかし、その結果…次回に続きます。
2021年03月28日■前回のあらすじ義母との同居について実母に相談。物の多さ、義兄弟との関係、夫の態度、など気になることがあり…。■同居による夫の変化が心配…■話を真剣に聞いてくれた実母は最後に…義母の性格上、おそらく子育てをする上でも意見の食い違いが出てくるだろうという懸念もありました。今の距離感なら大丈夫だと思うのですが、一緒に住むとなるとその違いはかなり大きい…。次回に続きます。
2021年03月27日■前回のあらすじ義母との同居について今のうちに考えてみることに…。気がかりなことも多いので実母に相談することにしました。■義母と同居するにあたって気になること私たちが義母と同居することで、義理の兄弟たちがお迎えを頼みにくくなってしまったり、甥っ子姪っ子が今までのように気軽に遊びに来れなくなってしまうのでは、と心配になりました。ご兄弟の方々も本当に良い人たち。だけど、ご近所だけれど気軽に家を行き来する関係ではないので、お互いまだまだ気を遣ってしまうのでは…と思いました。次回に続きます。
2021年03月26日■前回のあらすじ夫の兄弟からのアドバイスのおかげで、1年以内の同居の話はひとまずなくなりました。■義母との同居について真剣に考える■同居はメリットもあるけれど…お義母さんには話すのは待って、と言っていた手前、私の母に相談するときは一応夫に確認を取りました。普段は「私はこう思うんだけど」と自分の意見を言える方かと思うのですが、やはり同居のこと、義母さんのこととなると、タイミングを見計らったり、誤解がないように、といろいろ考えちゃったりして、なかなか話し出せずにいました。話し出すまでの悶々としていた状況に、もう少しお付き合いくださると嬉しいです。次回に続きます。
2021年03月25日■前回のあらすじ同居について、義母に話す前にまずは夫婦でしっかり話し合いたいと夫に伝えました。■夫の立場も気持ちもわかるけど…■夫の兄弟からの提言が…!「この1年は子ども中心」という夫の兄弟のアドバイスのおかげもあって、1年以内の同居はなくなりました。しかし、ここから悶々と悩む日々は続きます…。次回に続きます。
2021年03月24日■前回のあらすじついに夫から「同居」というワードが…! しかも、一年以内に…!? 戸惑いが隠し切れませんでした。■育児と同居…、戸惑いしかない■同居について、まだ義母に話さない理由お義母さんが「同居なんて嫌よ~!」という反応なら、それでおしまいの話なのですが…。それでも、その前に夫婦で考えたい! 話し合いたい! というのが私の主張でした。次回に続きます。
2021年03月23日■前回のあらすじ義父が亡くなり、法事や手続きで慌ただしい日々を送る夫。ある日突然夫が話があると言いだして…。■夫からついに「同居」というワードが…!■同居開始の時期と聞いてみると…いつかこの日が来るだろうとは覚悟していましたが、まさかこんなに早く…。あまり動揺しないように、と必死で抑えていたけれど、たぶんダダ漏れでした…。次回に続きます。
2021年03月22日