炭酸飲料を開ける際に注意したいのが、吹きこぼれです。特に缶やペットボトルに衝撃を与えてしまった場合は、細心の注意を払っても中身がこぼれてしまうことがありますよね。吹きこぼれると、その分だけ中身が減る上、手や服が汚れる可能性があるので、できれば避けたいところ。そこで、日本コカ・コーラ株式会社(以下、日本コカ・コーラ)協力のもと、ペットボトルの炭酸飲料を吹きこぼさずに開けるコツを紹介します。なぜ炭酸は中身が吹きこぼれるのかそもそも、ペットボトルの炭酸飲料はどのような仕組みで密閉しているのでしょうか。日本コカ・コーラによると、ペットボトルはキャップ内側の天面と、飲み口上部を密着させて中身が出ないよう密閉しているとのこと。また、キャップ内側の側面と、飲み口の側面の間にはわずかな隙間があり、ここから炭酸ガスを逃がすことで、中身が吹きこぼれないような仕組みになっています。そのため、キャップを急に回すと内側の圧力が急激に高まり、中身が吹きこぼれてしまうことがあるそうです。特に、ペットボトルに衝撃がかかったり、振ったりした場合は、中の圧力が高まるため、吹きこぼれやすくなります。※写真はイメージ例えば、自販機から取り出した直後は気を付けましょう。ほかにも、冷やす時間が短い、冷蔵庫から出して時間が経った場合など、製品の温度が高いと吹きこぼれやすくなるため注意が必要です。ペットボトルの炭酸飲料を吹きこぼさずに開ける方法では、ペットボトルの炭酸飲料を吹きこぼさずに開けるには、どのようなポイントに注意すればいいのでしょうか。日本コカ・コーラでは、「キャップをゆっくりと回すことが大事」と紹介しています。先述のように、キャップと飲み口の間には隙間があるため、ゆっくりキャップを回すと、その隙間からうまく炭酸ガスを逃がすことができます。以下は、日本コカ・コーラによる吹きこぼさずに開けるポイントです。1.まずキャップを少しだけ回す。2.プシュっと音がして泡が立つのが見えたら、泡立ちが収まるまで待ち、キャップをゆっくり回して開ける。3.中身が吹き上がりそうになったら一度キャップを締める。少し待ってからゆっくり開けると吹きこぼれにくくなる。日本コカ・コーラでは、吹きこぼさずに開けるコツをYouTubeチャンネルでも紹介しています。気温が高くなる時期は、ペットボトルに衝撃を与えていなくても、気温が原因で吹きこぼれることがあります。悲しい思いをしないためにも、ペットボトルの炭酸飲料を吹きこぼさずに開けるポイントを覚えておきましょう。[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]
2024年04月18日麺をゆでていると、あっという間に鍋が吹きこぼれて「コンロが汚れてしまった!」ということはありませんか。うどんが大好きな筆者はよく家でゆでるのですが、気を抜くと鍋からぶくぶくと泡が出て、コンロの周りがベタベタになってしまいます。鍋の吹きこぼれの原因は、そうめんやうどんなどに含まれるデンプン。これらをゆでるとデンプンが液体の表面に膜を作り、この膜が沸騰により押し上げられて、吹きこぼれるというわけです。本記事では、「油を入れれば、デンプンの膜の生成が防げて吹きこぼれない!」というライフハックをご紹介します。油を使って鍋の吹きこぼれを防ぐ方法まず通常通り、油を入れずに麺をゆでてみましょう。使用するのは、我が家で一番年季がはいっている、母親愛用の鍋。お湯を沸かして、すぐ沸騰してくれるのはいいのですが…。麺を入れて1分待つと、すぐに泡ができ始めます。そして、むくむくと泡が盛り上がり、あっという間にふきこぼれてしまいました。そこで、今度は同じ手順で沸騰したお湯に小さじ2杯の油を入れて、軽く混ぜてみます。一般的には大さじ1杯を入れる人が多いようですが、筆者の場合は鍋が小さかったので、少し油を少なめにしてみました。自宅にある鍋の容量によって調整してみるのもおすすめです。油を入れた後、うどんを入れて1分過ぎましたが、先程と違い鍋は一切吹きこぼれません!「油の効果すごい!」と、思わず興奮して母親に見せてしまいました。ちなみに、5分ゆでても吹きこぼれませんでした。鍋をのぞき込むと、うっすらと油の膜のようなものが見えますね。結局うどんは吹きこぼれることなく、油を入れてもうどんの味は変わりませんでした。違う鍋でも挑戦してみましょう。今度は大きめの鍋なので、大さじ1杯の油を沸騰したお湯に入れてみました。こちらも最後まで吹きこぼれません。油揚げなどを加えて、おいしいうどんのでき上がり!「安心して麺をゆでたい!」という人にはぜひ覚えておいてほしい、魔法のような油の効果。みなさんも今日の夕飯にうどんはいかがでしょうか。[文/キジカク・構成/grape編集部]
2023年09月22日料理をしていると必ずといっていいほど直面するのが、鍋の吹きこぼれです。吹きこぼれそうになるのが見えて、慌てて火を止めても「時すでに遅し…」なんてことも。コンロなどに吹きこぼれてしまうと、その後の掃除が大変なので、悩んでいる人は多いかもしれません。この記事では、家庭にあるもので吹きこぼれを防止する裏技を紹介します。なぜ鍋の吹きこぼれが起きるのか鍋の吹きこぼれは、そうめんやうどんなどデンプンを含む食材をゆでた時や、牛乳など脂肪を含むものを火にかけた時に起きやすい現象。これらの食材をゆでると、食材から出たデンプンや脂肪が液体の表面に膜を作ります。沸騰するとこの膜を上に押し上げる作用が働くため、吹きこぼれが起きるのです。そんな吹きこぼれを防ぐのに必要なのは、スプーンだけ!スプーンは必ず耐熱のものを用意してください。やり方はとても簡単!スプーンをあらかじめ鍋の真ん中に入れておくだけです。なぜこれだけで効果があるのかというと、スプーンを鍋の真ん中に置くことにより、沸騰した湯の動きが変わるからなのだとか。それでは早速、試してみましょう。今回は比較検証するために、先に裏技なしで普通にそうめんをゆでてみます。しばらくして沸騰してくると…。やはり吹きこぼれてしまいました。予想はしていましたが、キッチンへのダメージは大きく、拭き掃除が大変そうです…。続いて、裏技を検証してみましょう。スプーンをあらかじめ鍋の真ん中に入れておき、先ほどと同じくそうめんを入れてゆでます。だんだん沸騰してきて吹きこぼれそうですが、結果は…。なんとギリギリで止まりました!正確には一筋こぼれてしまいましたが、この程度であれば許容範囲でしょう。裏技を実際に試してみるまでは「本当に吹きこぼれが防止できるのか」と疑っていましたが、これはかなり役立ちそうです。スプーン1本で誰でも簡単に吹きこぼれを防止できるので、悩んでいる人は試してみてください。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2023年08月28日パスタやそば、うどんなどをゆでる時、注意したいのが吹きこぼれです。コンロの周りがベタベタになってしまうと、その後の片付けも大変になってしまいます。吹きこぼれそうになった時、抑えるためにはどうすればいいのでしょうか。Instagram上で子育てライフハック術を数多く紹介しているボム(bom_kosodate_lifehack)さんの投稿から、誰でも簡単にできる対策方法を紹介します。用意した「氷」を入れるだけでOK麺類をゆでている最中に、「あ、吹きこぼれそう」と思ったタイミングで火を止めても、「間に合わずに結局吹きこぼれてしまった…」という経験がある人も多いのではないでしょうか。ボムさんが紹介する方法なら、今にも吹きこぼれてしまいそうな泡でも瞬時に抑えられるでしょう。まずはお鍋でお湯を沸かし、麺をゆでていきます。吹きこぼれそうになったタイミングで、鍋に「氷」を投入しましょう。1つ入れるだけでも効果は抜群。お湯の量や氷のサイズに合わせて、入れる量を調整してみてください。吹きこぼれの仕組みと「氷」で対策できる理由麺類をゆでた時に吹きこぼれてしまう理由の1つは、麺類に含まれる「でんぷん」です。泡の正体は、麺に含まれるデンプンが溶け出したものだ。しかもこの気泡、デンプンが硬い膜となるので壊れない。そのため、次から次へと湧き出る気泡は接合して体積が増し、鍋の外へとこぼれ出す。ヘルシスト暮らしの科学第49回科学的に麺をゆでてもっとおいしく!ーより引用麺類をゆでると、ゆで汁にはでんぷんが溶け出します。溶け出したでんぷんがお湯の表面に膜を作り、鍋底から発生する泡に押され、吹きこぼれるという仕組みです。2つ目の要因として考えられるのは、小麦に含まれる「サポニン」。お米やダイコン、大豆などを煮ると、細かい泡が立って、よく吹きこぼれるれることがありますが、それはサポニンが溶け出しているからです。石鹸百科ーより引用サポニンには天然の界面活性作用があるといわれていて、鍋の中で生じた泡を破れにくくしてしまいます。壊れにくい泡が次から次へと発生し続けるため、いずれは吹きこぼれてしまうでしょう。ここに氷を入れることでお湯の温度が下がり、吹きこぼれを瞬時に抑えられるというわけです。ただの水でも同様の効果が期待できますが、氷であれば、より素早くお湯の温度を下げられます。より効果的な吹きこぼれ対策といえそうです。麺類をゆでている最中にお湯の温度が下がってもいいのかと不安を感じる人もいるかもしれませんが、お湯の温度が下がることで、麺の表面をぐっと引き締める効果が期待できます。「夏の食卓には麺類が大活躍する」というご家庭も多いはずです。そうめんにうどん、そばにパスタなど、吹きこぼれを予防できれば、後片付けも楽になるはずです。麺類をゆでる時には、ぜひ「氷」を準備してみてはいかがでしょうか。※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます この投稿をInstagramで見る ボム | 今すぐ役立つ子育てライフハック(@bom_kosodate_lifehack)がシェアした投稿 [文・構成/grape編集部]
2023年07月12日炭酸飲料を落としたり、持ち運んだりした後にすぐに蓋を開けると、「ブシュ〜!」という音とともにジュースが溢れ出てしまいます。手はびしゃびしゃ、床はベタベタになって、後処理がなんとも面倒ですよね。炭酸飲料を飲む機会が増えるこれからの季節。吹きこぼれない裏技を知っておいて損はありません。道具不要でいらない!必要なのは○○するだけ目から鱗の方法を教えてくれたのは、便利な家事テクニックをInstagramで発信しているライフハック まも(lifehack.mamo)さん。なんでも、特別な道具を使わずどこでも簡単にできてしまう裏技なのだとか。家の中はもちろん、屋外でもできるのは嬉しいポイントです。 この投稿をInstagramで見る ライフハック まも☻ ̖́- 家事とくらしの裏ワザ˙˚(@lifehack.mamo)がシェアした投稿 ゆっくり10回ボトルを回すだけと、いたって簡単です。落とした衝撃や振った時に生まれた細かい泡(二酸化炭素)が、液体の中からなくなりやすくなるため、吹き出しにくくなるのだそう。ライフハック まもさん曰く、ゆっくり回すのがポイントです。速く回してしまうと、さらに泡が増えてしまい吹き出す原因となるので注意してください。また動画にもある通り、コップに注ぐ際は氷を一度水に濡らしておくと、炭酸飲料が溢れ出にくくなります。うっかり落としてしまった時や吹き出す心配がある時は、この裏技をトライしてみてくださいね。[文・構成/grape編集部]
2023年03月08日ある特定分野で飛びぬけた才能を持つ「ギフテッド」と呼ばれる人がいます。有名なところでは、アルベルト・アインシュタインやビル・ゲイツなどもギフテッドと言われ、「天才」といったイメージを持つ人もいるでしょう。しかし、他人に比べて知的能力がとても高い子どもたちは、才能を伸び伸び発揮させ、人生を謳歌しているわけではありません。知的能力が高いがゆえに理解されない部分があり、また注意をうまく切り替えたり保持したりするのが苦手で、日常生活や人間関係に困難を抱えてしまうことがあるのです。日本では、「浮きこぼれ」とも言われます。こうした「ギフテッド」と呼ばれる子どもや知能の高い子どもの個性を知り、伸ばす方法についてわかりやすく解説した書籍『ギフテッドの個性を知り、伸ばす方法』が11月15日(月)に発売されました。■「ギフテッド」の子どもは支援が必要とは!?書籍の中では、「ギフテッド」と呼ばれる子どもや知能の高い子どもの個性を知り、伸ばす方法についてわかりやすく解説しています。またイラストやまんがによって親はもちろんのこと、子ども自身にも自分への理解が深めることができます。本書を執筆されたひとりでもある北海道教育大学旭川校教授・片桐正敏さんは、次のように語ります。「私は、子どもの教育や支援に携わる者として、本人の可能性を引き出し、伸ばしてあげたいですし、なるべく多くの自己実現の選択肢を増やす手助けをしたいと思っています。ギフテッドの子どもの支援の場合、本来は学校教育(公教育)の中で、可能性を伸ばすべきだと思いますし、実際アメリカでは、特別支援の枠組みの中で、取り組まれています。もちろん、学校教育が子どもにとって最良の選択肢でなければ別な選択肢も考えるべきですし、高い柔軟性を持って関わるのが望ましいでしょう。私たち専門家はいつも大上段で偉そうなことを言ったりしますが、そういった態度を慎み、手に取って気軽に読んでもらえるよう比較的わかりやすさを重視しました。」発達障害とギフテッドの違い、才能をいかすための環境整備のコツなど、多感で個性的な子どもを支えるヒントが満載です。「天才」のイメージをもたれがちな子どもたちが感じている生きづらさ。彼らが才能を発揮できる社会にどうすればできるのか。書籍から一緒に考えてみてはいかがでしょうか? 『ギフテッドの個性を知り、伸ばす方法』 (編著/片桐正敏 著/小泉雅彦 著/日高茂暢 著/富永大悟 著/ギフテッド応援隊 構成/楢戸ひかる/小学館/1980円(税込))学校での居場所がないギフテッドの子どもや、その保護者たちにも執筆に参加していただき、いままでのギフテッド教育に足りなかったことや、ギフテッドのこれからなどが、詳しくわかります。子育てに悩んでいる保護者、そして、ギフテッドについて知りたい教育関係者には必読書です。みんなの教育技術オンライン研修会「ギフテッドの個性を知り、伸ばす方法」●対象:全国の学校の先生方、教育関係者、保護者の方々ほか、どなたでもご参加いただけます。●開催日時:第1回:11月19日(金) 20:00~21:30第2回:12月3日(金)20:00~21:30第3回:12月10日(金)20:00~21:30※回ごとに講師・パネリストが異なります。※本講座は全3回の連続講座です。回ごとの参加も可能ですが、3回連続で受講されることを推奨いたします。●参加費:各回2000円●参加方法:「Zoom」を利用してオンラインで実施。●主催:小学館 教育技術編集部・みんなの教育技術イベントの詳細:
2021年11月16日麺類をゆでる時に、吹きこぼれてしまうことはないでしょうか。ゆで汁が鍋から吹きこぼれた後の掃除はとても面倒なので、なるべく防ぎたいですよね。そこで、吹きこぼれ対策について調べてみました。発見したのは、多くの家庭に必ず1つはあると思われる『あるアイテム』を使う方法。早速、試してみましょう。上に置くだけ!まずは沸かした湯に麺を入れます。最初は穏やかにブクブクしていますが…。徐々に泡が湧き上がってきました。鍋のふちのギリギリまで泡が上がってきたら、吹きこぼれ防止のた『あるアイテム』を使います。菜箸です!菜箸を上に乗せるだけで、泡の上昇が収まりました。しばらく様子を見ていましたが、吹きこぼれる様子はありません。試しに火を強めて見たところ…吹きこぼれそうになりました。鍋に箸を置くと、吹きこぼれにくくなりますが、絶対に吹きこぼれないわけではないのようです。しゃもじなどでも代用できるようなので、吹きこぼれそうになったら、まずは鍋の上に菜箸やしゃもじなどを置きましょう。それでも吹きこぼれそうになったら、火を弱めた方がよいかもしれません。ほかにも、サラダ油やオリーブオイルを入れたり、フライパンを使ったり、大きい鍋にたっぷり水を入れてゆでたりすると、吹きこぼれないようです。ぜひ試してみてくださいね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2021年11月06日