坂口健太郎が“冤罪”に立ち向かむ弁護士を演じる「イノセンス~冤罪弁護士~」の第3話が2月2日オンエア。医療事故という“難題”に挑む拓を演じた坂口さんの黒スーツ姿に注目が集まっている。有罪率ほぼ100%といわれる日本の裁判において“冤罪”を晴らすという“奇跡”を起こすために執念と情熱と“科学”を武器に戦う弁護士・黒川拓を坂口さんが演じる。拓の勤務する保駿堂法律事務所の新人弁護士で拓に振り回される和倉楓に川口春奈、拓の学生時代の先輩で実証実験を行うことで力を貸す科学者・秋保恭一郎に藤木直人。また拓専属のパラリーガル・城崎穂香には趣里、冤罪事件を取材するテレビディレクター・有馬聡子に市川実日子、黒川を後継者にしようと思っている老練弁護士・湯布院和人に志賀廣太郎。彼らが拓を支えていく。一方、保駿堂法律事務所所長・別府長治に杉本哲太、拓と裁判で争う検察官・指宿林太郎に小市慢太郎、拓の父で最高検察庁次長検事・黒川真に草刈正雄といった面々が、拓の考え方と対立する側のキャラクターとして登場する。※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。拓らのもとを訪れた看護師・白山美紀(青野楓)は、手術中に人工心肺が停止し13歳の少女が亡くなった医療ミスの責任を問われ逮捕された執刀医・雲仙(平岳大)の冤罪を晴らしてほしいと言う。調べていくと人工心肺が突如停止したことがわかるが、その人工心肺のメーカーが保駿堂法律事務所のクライアントだったことから別府は事務所に迷惑がかかる形になったら拓をクビにすると言う。調べを進めると病院が問題を雲仙1人のミスとして処理しようと隠ぺい工作を図っていることが判明。雲仙の同期で出世頭の医師・磐梯(山本耕史)は「病院を変えるために彼を犠牲にした」と言うが、事故の真相は病院の電気系統の不備だった。実験の結果もむなしく判決は有罪。拓は落ち込む…というのが今回のストーリー。3話目にして初の“敗北”となった拓だが、そんな拓の法廷でのスタイルに今回は多くの視聴者が注目。「法廷に立つ時の坂口くんの黒スーツがいけてる」「黒スーツの坂口くんかっこよかった」「黒スーツも可愛い」「黒スーツでパーマだから最高」など、坂口さんのシックでスマートな黒のスーツ姿を絶賛する声がSNSに続々と投稿されている。次回は拓の父・真との“親子関係”にフォーカスが当たる模様で、徐々に明かされていく拓の過去とともに坂口さんのスタイリングにも視聴者の熱い視線が集まっている模様だ。(笠緒)
2019年02月03日串田和美が演出を手掛け、安蘭けいが出演するベルトルト・ブレヒトの喜劇『マン イスト マン』が1月26日に開幕した。【チケット情報はこちら】物語は、英軍隊の機関銃隊のおバカな4人組が寺院で賽銭泥棒をはたらき、ひとりが逃げ遅れてしまうことから始まる。鬼軍曹にひとり足りないことがバレないよう何とかしたい3人は、酒屋のおかみにキュウリを運ばされるお人よしの男に助けを頼み――。人間とは何か。笑いとユーモアの中でアイデンティティをめぐるストーリーだ。S席はテーブルがあって料理付き、A席も座席で飲食ができる“キャバレーシアター”。客席には振るとパチパチ拍手音が鳴る“パタパタ”が配られ、開演までコック姿のキャストたちが“ブーイング笛”を販売。上演中に拍手もブーイングもできるカジュアルな雰囲気だ。安蘭と串田が登場して挨拶すると、物語はスタート。作品は“S席の料理を作ったコックたちによるお芝居”として始まり、登場人物の名前も料理にちなんだ名前に変更されている。客席からは舞台袖も丸見え。コック達が次のシーンの準備をしているのも、舞台上の芝居を見てブーイング笛を鳴らしている(!)のも見え、「難解」と言われるブレヒト作品への構えが自然と取り払われていく。出演者は、おかみベグビック役の安蘭、鬼軍曹役の串田、そしてコックとして物語の登場人物を演じる武居卓や小椋毅、海老澤健次らオーディションで選ばれた12人のメンバー。前半ではコックたちの場面と『マン イスト マン』の物語を行き来しながら彼らが案内役として客席を引っ張るが、S席の観客が食事を終えた頃には物語は一直線に進み始める。劇中には歌やダンスがちりばめられ、『リトル・ナイト・ミュージック』(2018年4~5月)ぶりとなる安蘭の歌や、串田のクラリネット演奏も見どころ。音楽・ピアノ演奏を担当する元ボ・ガンボスのDr.kyOnによる歌にも注目だ。ここでしか体験できないものがたくさん詰まった本作。ブレヒト作品に初挑戦したい人にもオススメしたい。KAAT 神奈川芸術劇場とまつもと市民芸術館による初の共同プロデュース作品『マンイストマン』は、2月3日(日)まで神奈川・KAAT 神奈川芸術劇場 大スタジオで上演中。その後、2月8日(金)から13日(水)まで長野・信毎メディアガーデン1Fホールにて上演。取材・文:中川實穗
2019年01月28日ソーイ(soe)が、アーティスト・とんだ林蘭とコラボレーションしたユニセックス向けのカプセルコレクションを展開。東京・目黒のエム アイ ユー及び全国のソ―イ取扱店舗にて販売される。とんだ林蘭は、コラージュ、イラスト、ぺインティング、立体、映像など、幅広い手法で作品を手掛ける人気アーティスト。キャンディストリッパーやコンバース(CONVERSE)のシューズ直営店「ホワイトアトリエ バイ コンバース」などともタッグを組むなど、近年のファッションシーンにおいても注目を集める人物だ。そんなとんだ林蘭とコラボレートしたカプセルコレクションの主役となるのは、フットボールをテーマに制作されたグラフィック。“ドル札”とプレイヤーを組み合わせたユニークな絵柄やロゴは、彼女らしい独創的な雰囲気を帯びている。展開されるのは、トレンチコートやジャケットといったアウターや、スウェットやシャツなどのトップス、リバーシブルのマフラーやバッグといった小物類など。日頃からとんだ林蘭が愛用しているアイテムをセレクトした、パーソナルなラインナップとなっている。【詳細】ソ―イ×とんだ林蘭のカプセルコレクション販売時期:販売中取扱店舗:エム アイ ユー、全国のソ―イ取扱店舗、エム アイ ユー オンラインショップ展開例:・トレンチコート 89,000円・ジャケット 56,000円・ジーンズ 35,000円・スウェット 18,000円・マフラー 21,000円【問い合わせ先】エム アイ ユーTEL:03-5457-2166
2018年12月14日女優の大島優子と俳優の坂口健太郎が出演する低刺激ボディケアシリーズ「ミノン」の第10弾テレビCM「銭湯で」編が、10日より全国で放送される。また、ミノンブランドサイトでは、同シリーズの“総集編”のようなWebムービー「思い出す」編が公開される。映画監督・タナダユキ氏が描く「ミノン」のテレビCMは、今年でシリーズ5年目。最新作「銭湯で」編は、大島と坂口演じる麻子・遼介夫婦が、地元にある昔ながらの銭湯にやってきたという内容で、“夫婦のやさしさを感じる”ストーリーになっている。CMの冒頭で、銭湯に入った所で遼介が「あ!」と何かを思い出すと、すかさず麻子が「はい、これ」とミノン全身シャンプーしっとりタイプを手渡す。いつも忘れてしまう遼介を見越して、2人分のミノンを持ってきていた妻・麻子。お風呂あがりには、ついつい長風呂になってしまい「ごめーん!」と駆け寄る麻子に、遼介が「想定内です」とやさしく答える。お互いのことをよく理解している夫婦のやさしさが描かれている。また、ミノン45周年記念Webムービー「思い出す」編は、テレビCMシーンのアフターストーリーとして、銭湯の休憩エリアで湯さましをしていると、テレビから流れる聞き覚えのある音楽からケンカや結婚など2人の様々な思い出が時間と共に流れていくストーリーに。冒頭、麻子と遼介が牛乳を飲みながら談笑しているシーンでは、もともとの脚本には入っていない2人の“アドリブ”で会話が繰り広げられている。舞台となった銭湯について、坂口は「僕はけっこう行きますね。今でも行きます。地方行った時や実家帰った時に」と明かし、「演技ではコーヒー牛乳を飲んでましたけど、普段はどちらかというと炭酸水ですね。コーヒー牛乳よりも牛乳派かな」と説明。大島から「じゃあ選ぶとしたらコーヒー牛乳と牛乳と、イチゴ牛乳と、フルーツ牛乳と、レモン牛乳だったら何派ですか?」と尋ねられると、「あ、レモン牛乳もあるか…でもやっぱり牛乳ですね!」と答えた。
2018年10月10日インテリア雑貨ブランド「スワティー(SWATi)」が、アーティスト・とんだ林蘭とコラボレーション。2018年9月5日(水)より、キャンドルとボディ&ハンドソープを大阪・阪神梅田本店、阪急うめだ本店の期間限定ストア、スワティーオフィシャルストアで発売する。とんだ林蘭は、コラージュ、イラスト、ぺインティング、立体、映像など、幅広い手法を用いて作品を制作している人気のアーティスト。キャンディストリッパーやコンバース(CONVERSE)のシューズ直営店「ホワイトアトリエ バイ コンバース」などともコラボレーションするなど、ファッションシーンでも注目を集める人物だ。そんなとんだ林蘭が「他では作ったことのない、スワティーならではのコラボレーション商品に仕上がりました。」と表現するほど、スワティーとのタッグではユニークなアイテムが展開される。オリジナル書き下ろしイラスト・キャット ウーマンをポイントにした「キャット ウーマン キャンドル(CAT WOMAN CANDLE)」。グラスに注がれたブランデーをイメージし、イエローのジェルキャンドルを透明グラスにセットした。火を灯すと、ベルガモットティーの上品な香りが広がる。自宅でのリラックスタイムにぴったりな落ち着きのある香りとなっている。3種類のデザインで登場する「グッド リビング ボディ&ハンド ソープ(GOOD LIVING BODY&HAND SOAP)」は、付属のアクリルパーツでオリジナルアレンジが楽しめる、遊び心溢れるボディ&ハンドソープ。ソープを使い終わった後は、口紅やバナナ、お札など、様々なモチーフのアクリルパーツをクリアケースの中に入れて、水を注げばスノードームに早変わり。もちろん、アクセサリーやキーチャームとしてアレンジするのもOKだ。ソープはネロリの爽やかな香りで、泡立ちが良くサッパリした洗いあがりとなっている。【詳細】スワティー(SWATi)×とんだ林蘭発売日:2018年9月5日(水)・キャット ウーマン キャンドル 3,000円+税・グッド リビング ボディ&ハンド ソープ 全3種 各3,400円+税取り扱い店舗:・阪神梅田本店 2Fシーズン・ギフト雑貨マルシェコーナー住所:大阪府大阪市北区梅田1-13-13・阪急うめだ本店の期間限定ストア住所:大阪府大阪市北区角田町8-7・スワティーオフィシャルストア<ノベルティ>コラボレーション商品を購入者に、先着でオリジナルのポストカードとステッカーをプレゼント。※商品1点につき、1セットをプレゼント。※無くなり次第終了。■阪急うめだ本店の期間限定ストア住所:大阪府大阪市北区角田町8-7 阪急うめだ本店3階プロモーションスペース33開催期間:2018年9月5日(水)~9月11日(火)営業時間:日~木/10:00~20:00、金・土/10:00~21:00
2018年09月08日俳優の坂口健太郎が出演する男性向け敏感肌スキンケアシリーズ「ミノン メン」のWeb動画「じぶんにやさしく」編が5日、公開された。動画は、「じぶんにやさしく。」というコンセプトをもとに、坂口演じる主人公の日常を描いたもの。やさしく人と接する、坂口の笑顔が印象的な内容となっている。朝、愛犬がベッドに駆け寄ってきて、目覚めた坂口は、コーヒーを入れ、本を読み、ゆったりとした時間を満喫した後は、家を出て、愛犬の散歩に出かける。近道を思いつき、いつもの散歩とは違う道を通ると、今まで知らなかった風景が広がり、少し嬉しい気分に。昼下がりには、カフェで彼女と待ち合わせ。彼女より後に到着してしまい、待ち合わせの時間に遅れてしまう。申し訳なさそうな表情で、りんごを1つ差し出す坂口。そのりんごは坂道で重たい荷物を持ったおばあちゃんの手助けをした際に、お礼としてもらったりんごだった。遅れたことを彼女に素直に謝り、彼のやさしさを感じた彼女も機嫌を直す。就寝前には、やり残した仕事を片付けようと真剣な表情でパソコンに向かう。そこに「明日の自分に賭けてみようと思う」とのナレーション。意を決した表情でパソコンを閉じ、ベッドへ。明日できることは明日に、そんな日があったっていい。自分にいいきかせて眠りにつく。翌朝、洗面台に向かう坂口に「じぶんらしい毎日を生きていくために」というナレーションが入る。「ミノン メン」で丁寧にスキンケアをし、どこか清々しい表情で印象的に締めくくる。撮影では、坂口の素の表情を引き出す為に、カメラマン兼演出家の小原穣監督が撮影。坂口と監督が撮影をしながら一緒に演出を考える場面などもあり、現場でますます作品が磨かれていくような展開に。また、撮影中以外でも坂口は常に明るく、共演者のアドリブで笑わせたり、犬と一緒に遊んだりと、現場を和ませてくれていたという。また、犬との共演やスキンケアについて語るインタビュー&メイキング動画もあわせて公開された。
2018年09月05日綾瀬はるかと坂口健太郎の初共演作『今夜、ロマンス劇場で』のBlu-ray&DVDがもうすぐリリース。この度、本作のリリースを記念して、特典映像に収録されるメイキング映像から、坂口さんのクランクアップの様子を捉えた映像がシネマカフェに到着した。このほど到着した映像は、豪華版に収録される「メイキング」の一部。「幸せな現場に居させてもらった」と話す、映画監督を夢見る青年・牧野健司役の坂口さんのクランクアップの様子が収められている。本編ディスクに特典DVDを加えた2枚組仕様となっているこの豪華版。合計150分を超える特典映像には、「メイキング」のほかにも、惜しくもカットされた「未公開シーン集」、キャストたちが本音でトークする公開記念特別番組「豪華キャストが本音でしゃべっちゃいますSP」、「イベント映像集」、そして劇中映画『怪奇!妖怪とハンサムガイ』の予告篇が、特典ディスクのどこかに収録されているという。さらに、ファッションチャプター機能を備えており、モノクロ映画のヒロインを演じた綾瀬さんの衣装からシーンを選択して楽しめるように。またBlu-rayには、豪華版・通常版共にヘッドフォンだけで映画館と同じ5.1chサラウンド音響を体感できるHeadphone:X音声を収録と、文字通り豪華な内容となっている。『今夜、ロマンス劇場で』Blu-ray&DVDは8月17日(金)リリース、同時レンタル開始。(cinemacafe.net)■関連作品:今夜、ロマンス劇場で 2018年2月10日より全国にて公開© 2018「今夜、ロマンス劇場で」製作委員会
2018年08月19日今年3月、特発性大腿骨壊死症の治療に専念するため芸能活動を無期限休止すると発表した坂口憲二(42)。週刊女性が8月7日、療養中の坂口に取材した様子を報じている。記事では「サーフィンもしていますよ」と明かすほど体調が回復しているという坂口。芸能界の引退も否定し、「辞めるのではなく、今は休業中」「病気とうまく付き合える自信がつくまでの時間をもらった」と明かしている。坂口の罹っている特発性大腿骨壊死症とは、原因不明の難病。太もものつけ根にある大腿骨頭へ血液が通わなくなり、骨の組織が壊死。重症化すると、歩くのもままならなくなってしまうというものだ。一時は杖をついて生活していた坂口。しかし本誌が5月に目撃した際、坂口はしっかりと自分で歩行。さらには自転車に乗って外出も。順調な回復ぶりをみせていた。「坂口さんは芸能活動こそしていませんが、長男と次男の子育てに奔走しているので大忙し。『子どもたちのためにも!』と奮起し、“鬼のリハビリ”にも励んでいるそうですよ」(芸能関係者)そうした懸命のリハビリが、功を奏したようだ。ツイッターでは「待ってる」「復帰してほしい」などの声が上がっている。もともと運動神経抜群の坂口。また元気な顔を見せて欲しい!
2018年08月08日8月10日公開の映画『オーシャンズ8』のジャパンプレミア試写会が2日、東京・新宿のTOHOシネマズ新宿で行われ、森星、谷原章介、蘭寿とむが登壇した。映画『オーシャンズ』シリーズの最新作となる本作は、2001年に公開された『オーシャンズ11』を女性キャストでリブートしたもの。主演のサンドラ・ブロックはじめ、ケイト・ブランシェット、アン・ハサウェイらが扮した犯罪のプロが"オーシャンズ"を結成し、ニューヨークのメトロポリタン美術館で開催される世界最大のファッションの祭典"メットガラ"に登場する総額1億5,000万ドルの宝石を狙う、というストーリーとなっている。そんな本作の完成披露試写会イベントに、本作のスペシャルサポーターを務める森星、『オーシャンズ』シリーズが大好きだという谷原章介、宝塚歌劇団在籍時に舞台『オーシャンズ11』で主人公のダニー・オーシャン役を演じた蘭寿とむが登壇。本作でアン・ハサウェイが着用したネックレスを身につけて登場した森は「身が引き締まる思いですね。前回のイベントでこのネックレスを近くで見られただけでも緊張したのに、こうやって首元にあってすごく緊張します」と神妙な面持ち。また、2年ぶりの再会となった谷原について森は「あの時は右も左も分からなくてテレビの場がナーバスでした。そんな時にお父さんのような温かさとラビングな部分で緊張を解いてくれました。本当に素敵な方で、まさかエスコートしていただけるなんて思いませんでしたね」と再会を喜んだ。本作では格好良くて美しい女優陣が多数出演。それにちなみ、「自身が会った中で格好良いと思った女性は?」という質問に、本作の舞台でもあるファッションの祭典"メットガラ"に今年出演したという森は「アン・ハサウェイが立っていた時、芯から出る美しさを兼ね備えていると思いました。もちろん外見の美しさもありますが、立っているだけで醸し出す美しさというか、ちゃんと地に足がついている女性だと思いましたね」と回答。そのメットガラに出演した際、酔いすぎて会場から退場しようと急いでいたらジョージ・クルーニーに当たって言葉を交わしたそうで、「すごく紳士的でさすがだと思いました。一生の反省プラス一生の自慢にもなります」と明かした。また、蘭寿とむは「柔らかいのに芯が素敵な女性で格好良いなと思いました」と賞賛。蘭寿のコメントに思わず笑みをこぼした森は「今日は良く寝れそうだ! うれしい」と満面の笑顔を浮かべていた。映画『オーシャンズ8』は、8月10日より全国公開。
2018年08月03日5月中旬のお昼すぎ、都心にあるマンション前を歩く男性の姿があった。坂口憲二(42)だ。 坂口といえば3月31日に特発性大腿骨頭壊死症の治療専念のため、芸能活動を無期限休業すると発表。重症化すると歩くのもままならなくなるという原因不明の難病。突然の決断に、ファンからは戸惑いの声が上がっていた。 だがこの日の彼は少しぎこちないものの、しっかりと自分で歩いていたのだ!14年に本誌が目撃した際は杖をついていたが、状態はかなり改善しているようだ。 一部週刊誌では“千葉県に住んでいる”とも報じられていたが、坂口が入っていたのは都心にあるタワーマンションだった。 「坂口さんは現在、このマンションに住んでいます。奥さんのAさんは都内で料亭を切り盛りしているため、千葉県から通うのなんて大変です。『なるべく近くから通えるように』と、坂口さんが配慮したのでしょう。坂口さんは芸能活動こそしていませんが、3歳半になる長男と間もなく2歳になる次男の子育てに奔走しているので大忙し。いっぽうで『子どもたちのためにも!』と奮起し、“鬼のリハビリ”にも励んでいるそうですよ」(芸能関係者) 実際、本誌は連日のように外出する坂口の姿を目撃していた。4月中旬のお昼すぎには、なんとスポーツタイプの電動自転車に乗って帰ってくる坂口の姿が!すでに杖なしで歩くだけでなく、自転車も普通に乗りこなせているようだ。別の日にも電動自転車に乗って外出するなど、坂口はかなり精力的に動いているようだ。 所属事務所との契約は5月いっぱいで終了予定。それに伴い、6月からはいよいよ休養に入る。果たして、復活はあるのだろうか。 「いまはまだ子育てに専念しているところですが、ナレーションなどの仕事であれば体への負担も少ないはずです。きちんと治ったらきっとまた復帰してくれると思いますし、局側としてもそれをサポートしていきたいと考えています」(坂口を知るテレビ局関係者) 妻や子どもたちのためにも、坂口は一歩ずつ“復帰”の道を歩んでいるーー。
2018年05月23日4月19日、韓国の男性7人組グループBTS(防弾少年団)が横浜アリーナでファンミーティングを開催。会場には俳優の坂口健太郎(26)が応援に駆けつけ、ファンの間で拡散。Yahoo!トレンドランキングに「坂口健太郎」がランクインされるなど話題になっている。 BTSが日本でファンミーティングを開催するのは約1年半ぶりの4回目。横浜アリーナには1万5000人のファンが駆け付けた。 3枚目となるアルバム『FACE YOURSELF』の収録曲『Don’t Leave Me』がフジテレビ系ドラマ『シグナル長期未解決事件捜査班』の主題歌に採用されていることから、主演を務める坂口が会場を訪れた。 MC中にメンバーは、会場に坂口が来ていること報告。客席の坂口がスクリーンに大映しされファンから大歓声が送られた。さらに、メンバーから坂口に主題歌を1コーラス、アカペラでプレゼントするシーンもありファンを喜ばせた。 坂口が会場に来ていたことがSNSを通して拡散され、事実を知った多くのファンは「えーーー!坂口健太郎来てたの~」「坂口健太郎との共演とかまじでやばい」「最強の組み合わせすぎ!!」「もー本当に行きたかった涙」「うらやまさしすぎる!!!」と歓喜のコメントが殺到している。
2018年04月20日「坂口さんには今年もナレーションの仕事やドラマの仕事が入っていたんです。でも3月に入ってから、彼から辞退の申し出があったそうです。坂口さんは所属事務所にも『やめたい』と伝えたそうです。迷惑をかけたくないと思ったのでしょう」(芸能関係者) 特発性大腿骨頭壊死症の治療に専念するため、芸能活動を無期限休業すると発表した坂口憲二(42)。所属事務所も契約終了に伴い、5月末で退社するという。 特発性大腿骨壊死症とは国が指定する原因不明の難病。太ももの付け根にある大腿骨頭の一部に血液が通わなくなり、骨の組織が壊死。重症化すると、歩くのもままならない状態になるようだ。 右股関節痛のため、14年7月に検査入院。15年春に難病診断され、手術することになった。その後はCMやナレーションなどの仕事を続けてきていたが今回、休養を決断したのだ。 「リハビリの甲斐もあって、坂口さんの症状は次第に回復してきています。しかし今でも股関節だけでなく、全身に痛みが出ることがあるそうです」(前出・芸能関係者) 東京ヒップジョイントクリニックの狩谷哲院長はこう語る。 「患者さんのなかには『巨大な手に押さえつけられたような痛みで、足の出し方すらわからなくなる状態』とおっしゃる方もいらっしゃいます。対処法としては、2つの方法があげられます。1つはいわゆる骨切り術。骨を切り、体重のかかる面を変えてあげるという方法です。もう1つは人工股関節置換手術。股関節全体を人工関節に置き換えたりする方法です。こちらのほうが手術も短期間ですみますが、将来的には再手術が必要になります」 つらい治療のなか、坂口を支えているのは、妻のAさんだ。14年に結婚し、同年9月に第1子となる長男(3)を出産。16年5月には、第2子となる次男(1)も誕生している。14年7月、本誌は夫妻の姿を目撃していた。杖を突いて歩く坂口に寄り添うAさん。長男の出産間近で大きなお腹にもかかわらず、献身的に夫を支えていたのだ。 「Aさんは夫の治療法を求め、アメリカにまで足を運んでいました。そのかたわら経営する料亭を切り盛りし、家計を支えてきました。そんななか、坂口さんは『妻のためにも子供たちのためにも、このままではいけない』と考えた。だからいったん仕事に区切りを付け、治療に専念することを決めたのです」(テレビ局関係者)
2018年04月11日初主演ドラマ「シグナル」が放送スタートした俳優の坂口健太郎が、4月11日(水)今夜放送の「TOKIOカケル」にゲスト出演。「生まれて初めて聞かれました」では「TOKIO」メンバーと心理戦を展開。さらに「大好物ベスト10」も発表されるなど素顔をみせてくれる。本番組は「TOKIO」城島茂、山口達也、国分太一、松岡昌宏、長瀬智也の5人が毎回ゲストを迎え、さまざまなゲームやトークを展開するというもの。今回坂口さんを迎えて行われる「生まれて初めて聞かれました」は、「TOKIO」の5人が事前にゲストがいままで聞かれたことがないであろう質問をカードに記入しておき、坂口さんがそれらのカードを1枚ずつ引いて書かれている質問に答えていくというもので、ゲームやフリートークから見えてくる新たな一面も見どころになっている。また今回はもう1つの企画として「大好物ベスト10」も発表される。坂口さんの「大好物」とは一体!?こちらも見逃せない。坂口さんのドラマ初主演作となる「シグナル 長期未解決事件捜査班」は「冬のソナタ」「女王の教室」のキム・ウニ脚本による韓国ドラマが原作。謎の無線機を通じて“現在”を生きる刑事と“過去”を生きる刑事が協力し、未解決事件の謎に挑むヒューマンサスペンスドラマで韓国では権威ある「第52回百想芸術大賞」をはじめ、数々の賞を受賞した人気作。坂口さんが演じるのは幼い頃友人の女子児童が誘拐・殺害された事件の犯人を目撃するも誰にも相手にされず、その後独学でプロファイリングを学んだ城西警察署の警察官となった三枝健人。事件は未解決のまま15年が経ち時効間近となっていたが、ある日廃棄処分されるはずだった無線機から、健人と同じ事件を追う刑事の声が聞こえてくる。その声は過去の時代を生きる刑事のものだった。2人は謎の無線機を通じて互いに協力し合い未解決事件を解き明かしていく――。坂口さんのほか北村一輝、吉瀬美智子、木村祐一、池田鉄洋、青野楓、神尾楓珠、甲本雅裕、渡部篤郎らも出演する。「シグナル 長期未解決事件捜査班」は毎週火曜21時~フジテレビ系で放送中。「TOKIOカケル」は4月11日(水)23時~フジテレビ系で放送中。(笠緒)
2018年04月11日俳優の坂口憲二(42)が、無期限での芸能活動休止を発表したことをスポーツ紙各社が報じた。所属事務所「ケイダッシュ」は契約満了となる5月末をもって退社するという。 休止理由は難病「特発性大腿骨頭壊死症」の治療のため。報道によると坂口は所属事務所を通じて直筆サイン入りのFAXを各社に送信し、3月31日に公となった。 同FAX文書にて坂口は「約3年前から体調を崩しており、このままでは仕事関係者の皆様にもご迷惑をお掛けすることになり、これ以上仕事を続けていくことはできないと判断しました」と、活動休止の理由を語っている。 病状の経過については「手術を受け、約3年間で症状は以前より軽減されましたが、いつまた悪くなるかわからない状態」とし、「いざ仕事となったときに自分の力をセーブしながら続けるのも困難だと考え、この度の結論に至りました」とつづった。 「特発性大腿骨頭壊死症」は国が指定する難病。大腿骨頭の一部が血流の低下により壊死する病気で、原因についてはまだ十分に解明されていない。病状が進行すると歩行時などに痛みを伴い、歩行に支障をきたすといった症状が現れる。 突然の活動休止にTwitterでは、驚きやショックを受けるユーザーが続出。今回の報道で坂口の難病を知ったユーザーから《病気とは無縁の健康そうな俳優さんだったのに・・・》《ショック…エイプリルフールであってほしかった》といった声が上がっている。 坂口が主演したドラマ『医龍』シリーズ(フジテレビ系)のファンからは《私の大好きな医龍の朝田だからめちゃくちゃ寂しい…》《復帰後の第1作目が医龍新シリーズであってほしい》という声も。 坂口といえば、サーフィンが趣味としても知られている。《時間がかかってもきちんと病気が治ってまたサーフィン出来ますように》など、坂口の回復を願う声が相次いでいる。
2018年04月01日《DMMさんにてライブチャットやーります チャット久しぶりすぎてワクワク》 Instagramにこう投稿したのは、坂口杏里(27)。3月8日、セクシー女優を擁するチャットサイトで“チャットレディ”として“復帰”することを宣伝した。 坂口といえば16年3月、自らの申し出により所属事務所を退社。その後、ANRIの芸名でセクシービデオの女優や雑誌のヌードモデルとして活動した。昨年4月には知人のホスト男性から現金3万円を脅しとろうとしたとして恐喝未遂容疑で逮捕。さらに9月には「普通の女の子に戻りたい」とし、すべての芸能活動から引退した。現在は都内のキャバクラにて勤務しているという。 そんな坂口が“チャットレディ”として“復帰”することについて、Twitterではファンから《元気な姿が見れてよかった》と安堵する声も。だがいっぽうでは、《普通の女の子になりたいんじゃなかったの??また嘘だったの??》と訝しむ声も上がっていた。 翌日、坂口は《うっとーしい時があれば 抱きしめて欲しい時もある 頑張ることに疲れたら 休みたい時もある 人間色々だねっ》と投稿。その翌日の投稿では20歳ころの自身の写真とともに、人生をこう回顧している。 《この頃、もう今の自分は結婚して子供もいて東京にいないと思ってたくらい大恋愛してたわ、、今じゃ人を好きになる感情がわからない 好きってなんだろう、みたいな そうゆう感情わかるかなー?》 連日のナイーブな投稿にTwitterでは心配する声が上がっている。 《あんりちゃんも色々あると思うけど頑張ってね》《今杏里さんは大変な時なのかなぁ》《大丈夫?あんちゃんも辛くて苦しい時も頑張ってたんだね 少しちゃんと自分の為にやすむんだょ 無理しないでね》 今までの坂口の言動のこともあり、今回の件でも《何がしたいのかわからない》《何も考えてないんだろ》との声が上がっているが——。もう少し周りを見渡したほうがいいのかもしれない。
2018年03月22日俳優の坂口健太郎が、ニッポン放送のラジオ番組『オールナイトニッポンGOLD』(3月16日 22時~)でラジオパーソナリティを務めることが明らかになった。坂口健太郎 -ニッポン放送提供今年4月10日スタートのカンテレ・フジテレビ系ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』(4月スタート、毎週火曜21:00~)で連続ドラマ初主演も決定している坂口は、今回がラジオパーソナリティ初挑戦。同番組は生放送され、好きな音楽・歴史の話のほか、「趣味がない」という悩みを解決するためのコーナーなどを実施する予定。「坂口健太郎」をあらゆる角度から掘り下げる2時間になりそうだ。また「あなたの『プチ未解決事件』」と題して、番組メールアドレス宛に「些細なことだがどうも気になること」を募集中。特に坂口自身が気になった内容を送ったリスナーに電話を繋ぎ、直接やり取りをする予定も。生放送でどんな会話が繰り広げられるのか、注目が集まる。
2018年03月09日女優の大島優子と俳優の坂口健太郎が出演する低刺激ボディケアシリーズ「ミノン」の第9弾テレビCM「似ているようで違う」編が、17日より全国で放送される。大島演じる徳島から上京して6年目のOL・麻子と、坂口演じる夫・遼介を中心に、家族や大切な人とのつながりや思いを描く「ミノン」テレビCMシリーズ第9弾。恋人同士だった麻子と遼介は1年前に晴れて結婚。夫婦となった2人の日常を描く。今回のCMで描かれるのは、結婚生活にも慣れてきた2人の朝ごはんのシーン。今日のメニューは目玉焼き。2人で「いただきます」と手を合わせた後、麻子は慣れた様子で「はい、遼ちゃんは塩」と夫に塩を手渡し、自分はソースをかける。似ているように見える夫婦も実はちょっと違う。麻子と遼介の夫婦生活を通じて、乾燥に悩む人、カサつきとベタつきの混在にとまどう人、同じ敏感肌でも「似ているようで違う」ことを表現している。大島は「見どころは何気ない朝の日常のワンシーンの中で表現されている、似ている夫婦のちょっと違うところです。一緒に生活をしていて、食べるものも一緒だから色々と似てきたりするかもしれないですが、それでも一人一人違うところがあるよね、ということが凝縮されている」と説明。坂口も「違う一つのものに対して違う二人の感覚だけど、二人の柔らかい関係性がすぐ『はい、遼ちゃんは?』って(調味料を)渡してくれる。ふっと渡してくれる麻子の感じがいいなぁ、素敵だなぁと思いましたね」と語った。CMでは、麻子は目玉焼きには“ソース”、遼介は“塩”という設定だったが、坂口は実際にも遼介と同じ“塩”派とのこと。大島は、“醤油とマヨネーズ”だそうで、意外な回答に「どんな味がするのか」「そこに七味を入れてもよいかも」など話が盛り上がった。
2018年02月15日なんてハマり役なんだろう──映画『今夜、ロマンス劇場で』で坂口健太郎の演じる健司は、俳優とキャラクターが100%重なっているかのような、ずっと前からこの役を演じることが決まっていたかのような、そんなハマり役と言えるが「演じるのは、エネルギーが必要でした」と坂口さんは語る。「健司はとても誠実でピュアですね、と言われることが多くて、僕自身もそう思います。でも、坂口健太郎がピュアかどうかは…(笑)。健司を演じさせてもらってスゴいなぁと思ったのは、好きになった人=美雪(綾瀬はるか)は触れると消えてしまうので、彼女に触れられない、温もりを感じられない、それってリアルに考えると、とても大きい問題ですよね。自分が同じ立場だったら、健司のようにできるかどうか…」。最初は、美雪に「しもべ」と呼ばれて振り回される健司だが、楽しさや驚き、悲しさ、戸惑い、愛しさ…感情を活き活きと表現する青年でもある。健司のキャラクターを演じることが決まり、脚本を読んだとき、坂口さんは2人の恋愛の結末に「読みながら涙が止まらなかった」という。しかし、普段の彼は「どちらかというと感情はフラット」であり、そういう意味で「エネルギーが必要だった」と続ける。「僕のなかで演じるということは、その役になるというよりも、その役に重なる、寄り添う、という感覚です。今回、健司から学ぶべきところがあると感じていました。それは、健司をどこか客観的に見ていたからでもあり、だからエネルギーが必要だった。分かりやすく言うと、去年の『ナラタージュ』の小野くんの方が、演じるうえでは精神的に楽でした。どの役であっても、僕が演じているので見た目は同じですが、台本にある文字を役者としてどう体現するか、そのセリフを発したときにちゃんと役に見えるように、健司に見えるようにしたかった。美雪のことを第一に考え、優しい気持ちで演じる、それをどこまで見せられるかが大切だと思いました」。観客は健司の美雪への愛に涙を流すだろう。また、健司は映画監督を夢見る青年ということで、撮影現場では武内監督をはじめ制作スタッフとも積極的に親交を深めていった。「僕にとってはいつものことで、特別に意識してやっているわけではないんです。この撮影期間中は足利に行きっぱなしが多かったこともあって、撮影が終わるとスタッフさんたちとよく飲みに行ったりしていました。いろいろ話しをするのも楽しかったですし、そうやって現場の方たちと距離を縮めることは、この映画にとっても、いいと思いました。優しい作品、ポジティブな作品なので、現場の雰囲気もそうあってほしいというのはありました」。現場を深く知ることによって、役者以外の興味は湧いたのだろうか。「学生の頃に小説や脚本を書いたりしたこともありましたけど、文才はなかったみたいです(笑)。ふり返ってみると、お芝居をやってみたいという願望はモデルになるずっと前から、小さい頃から何となくありました。ただ、ちょっと変わっていたというか、悪役ばかりを演じたがっていて…。たとえば、『桃太郎』だったら鬼、『三匹のこぶた』だったらオオカミをやりたいって言う子どもで。悪役も目立つんじゃないか、悪役の方がオイシイんじゃないかって。僕、けっこうしたたかですね(笑)」。それをサラリと語れるところが坂口さんの魅力であり、鬼やオオカミを演じていた少年はその後、モデルを経て日本映画界のトップを走る俳優に成長するわけだが、この世界に入るきっかけは意外なことだった。「僕、けっこう単純なんです。モデルになったきっかけも──洋服にすごく詳しいとか興味があったわけではなく、何となく“モデル”という肩書きって格好いいなと。単純ですよね(笑)。モデルを始めたのが大学生だったので、最初はバイト感覚だったというのもあります。でも、確実に世界は広がりました。モデルを経験したことで、幼い頃のお芝居をやってみたいという夢が少しずつ現実味をおびていった。けれどモデルをやりながら俳優をやりたいとは言えなかったんです。モデルの仕事をやると決めてその世界に入ったので、なかなか言い出せずに3~4年が経っていきました」。自分で決めたことに責任を持つ、とても誠実な人だ。そして、とても穏やかだ。映画のなかで、どんなに美雪に振り回されても彼女を受け止めていた健司と坂口さんは、やはり重なって見える。「そうですか(笑)。思っていることを言えないところもありますけど、実はわりと楽観的。何が起きてもマイナスに受け止めたりしないですし、怒ることもないですね。苛つくことやモヤモヤすることはあっても、それが怒りのエネルギーにはならない。でも、中高生の頃は怒っていました。そういうのなさそうって言われますけど、こう見えても反抗期、がっつりありましたね(笑)。そういう時期があったからいまがあって、反抗期がなかったら、こじれた大人になっていたかもしれないです」。そんな坂口さんは、いま飛ぶ鳥を落とす勢いの活躍だ。本格的に俳優デビューを飾ってから4年目に突入。演じる面白さと難しさはどう変化し、どんな目標を掲げているのだろう。「経験を積むほど、悩みは増えています。お芝居を始めた頃は失うものは何もないし、飛び込んでいくしかなくて、なんでもやってみようという気持ちが強かった。悩みもなかったです。当時もいまもやっていることは変わりないけれど、少しずつ求められることや責任が増えてきたと感じています。決してネガティブな意味ではないんですが、去年は3年目ということもあり、自分自身のなかでブレることや、モヤモヤすることがあって、考え込んで、沈んでいた(しゃがんでいた)年でもありました。だから今年は、そこから跳ねたい。跳ねすぎない程度に跳ねたいと思っています(笑)」。(text:Rie Shintani/photo:You Ishii)
2018年02月13日綾瀬はるかと坂口健太郎によるロマンティック映画『今夜、ロマンス劇場で』の初日舞台挨拶が2月10日(土)、新宿ピカデリーにて行われ、綾瀬さんと坂口さん、共演する本田翼、北村一輝、中尾明慶、石橋杏奈、武内英樹監督が登壇した。間もなく迎える2月14日の聖バレンタインにちなみ、会場には大きなハートのチョコレートケーキが登場。綾瀬さんが坂口さんに「あーん」をして食べさせてあげると、坂口さんは、「自分で食べるのと味が違いました。チョコでしたけど…(笑)、おいしかったです」とモグモグ。その様子を眺めていた中尾さんが、「何それ、どういうこと?映画で主演とかするとさ~、そういう特典つくの?キスもしてるしさあ、キスで我慢しろよ~」とブツブツ嫉妬を始めた。中尾さんをたしなめるよう、石橋さんが「あーん」をしてあげると言えば、中尾さんは急に小躍り。しかし、チョコではなく小さなブラックベリーだと知れば、中尾さんは「一粒なの!?フルーツ?小動物の気分です…」とうなだれつつも食べて、「でも幸せ、ありがとうございます」と照れていた。『今夜、ロマンス劇場で』は、モノクロ映画のヒロイン美雪(綾瀬さん)と現実世界に生きる青年・健司(坂口さん)の恋物語。通い慣れた映画館のロマンス劇場で、映画の中のお姫様・美雪となぜか出会うことができた健司は、彼女といろいろな体験をしていくことで少しずつ惹かれ合ってゆく。公開前に行われた試写会でも、涙で頬を濡らす人が続出したという本作。この日も老若男女が揃う満員の観客を前に、「泣いた」と半数以上が手を挙げると、綾瀬さんは「うれしいです!大勢の方々が手を挙げてくださったのでびっくりしています」と目を丸くさせた。坂口さんも、「台本の段階で感極まることはないんですけど、台本を読んでいてウルウルしてしまって。作品をやるなら自分が思った感情を観てもらった方に持ってもらいたいと思ったので、感じてもらえたのはすごくうれしいです」と、笑顔を広げた。夢見る青年の夢が実現することにかけて、「実現してほしい夢」を聞かれたキャスト陣。綾瀬さんが「オリンピックも開催中ですし世界平和」と言い、坂口さんも「この作品の大ヒット」と真面目な回答が続くと、思わず中尾さんが「俺、すごい小さいことなんですよ…!」と切り出す。中尾さんの奥さんである女優・仲里依紗と外出する際に、よく写真を撮ることを頼まれるという話を始め、「妻との写真を撮ってあげて、その後、僕にくると思うのに、去っていくんです!いや、それは精神的につらい(笑)」と意外な実情を語り、「いつか僕のほうだけ写真を頼まれて、仲里依紗がシャッターを押して去られる、みたいなのを実現してみたい(笑)。街で芸能人夫婦を見かけたら、一応ふたりと撮ってあげてくださいね!後で削除はできるから!」と切実に訴えていた中尾さんだった。『今夜、ロマンス劇場で』は全国にて公開中。(cinamacafe.net)
2018年02月10日「嵐」が旬なゲストたちを迎え、スタジオ内に設置されたアトラクションゲームで対戦するバラエティ「VS嵐」の2月8日(木)今夜放送回に、綾瀬はるか&坂口健太郎ら映画『今夜、ロマンス劇場で』キャストチームが参戦。「嵐」チームと熱戦を繰り広げる。『今夜、ロマンス劇場で』チームとして参戦するのは、ドラマ版「世界の中心で、愛をさけぶ」で注目され、『おっぱいバレー』や「ホタルノヒカリ」シリーズ、大河ドラマ「八重の桜」など数々の作品で女優として実績を積み上げ、『高台家の人々』や『本能寺ホテル』などの出演作を軒並みヒットさせてきた綾瀬さん。月9「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」や「コウノドリ」シリーズ、『ヒロイン失格』などへの出演を契機に俳優として一躍ブレイク。連続テレビ小説「とと姉ちゃん」でお茶の間層へも知名度を広げ、『君と100回目の恋』『ナラタージュ』など話題作に出演を続ける坂口さん。『起終点駅 ターミナル』や『鋼の錬金術師』などの本田翼、ドラマ「奥様は、取り扱い注意」や『超高速!参勤交代 リターンズ』などの中尾明慶、『泥棒役者』や『勝手にふるえてろ』などの石橋杏奈、『天空の蜂』『GONIN サーガ』など数々の作品で知られる竹中直人の6人。これに「嵐」チームは「ハリセンボン」をプラスワンゲストに加え対抗する。1月3日に放送をしたババ抜き最弱王決定戦<BABA嵐>で、見事に最弱王に輝いた坂口さんが参戦となる今回は「今日も負けに来たんだよね?」と茶化す二宮和也に「今日は魅せようかな」と意気込む坂口さん。クリフクライムでは綾瀬さんと坂口さんが大奮闘を見せる。また、特別対決「クイズ今夜、綾瀬劇場で」を実施。とあるお題をその場で綾瀬さんがチャレンジして、できるか?できないか?を予想するのだが、「普段から考えが読めない」と声が出る嵐チームに、映画『今夜、ロマンス劇場で』チームも「共演しても分からない」と苦笑。綾瀬さんの意外な素顔が明らかになる。今夜のゲスト陣が出演する映画『今夜、ロマンス劇場で』は2月10日(土)より全国公開。映画監督を夢見る青年・健司がある日、通い慣れた映画館のロマンス劇場で出会った1人の女性。彼女は健司がずっと憧れていた映画のなかのお姫様・美雪だった。モノクロの映画の世界からカラフルな現実の世界に飛び出した美雪。健司と美雪は次第に惹かれあっていくが美雪にはある秘密があった…。美雪を綾瀬さんが、健司を坂口さんがそれぞれ演じ、本田さん、中尾さん、石橋さん、竹中さんのほか北村一輝、柄本明、加藤剛らも共演する。「VS嵐」は2月8日(木)19時~フジテレビ系で放送。(笠緒)
2018年02月08日映画『今夜、ロマンス劇場で』(2018年2月10日公開)のジャパンプレミアが18日にTOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われ、綾瀬はるか、坂口健太郎、本田翼、中尾明慶、石橋杏奈、武内英樹監督が登場した。同作はオリジナル作品で、『テルマエ・ロマエ』『のだめカンタービレ』シリーズの武内英樹監督がメガホンをとる。映画監督を夢見る青年・健司(坂口)の前に、モノクロ映画から現れたお姫様・美雪(綾瀬)が現れる。健司が長年憧れ続けたお姫様は、色のある現実世界を体験していく。恋愛では「振り回すタイプか、振り回されるタイプか」という質問に、坂口は悩んだのち「僕は、振り回されてるふりをするタイプですね」と回答。本田が「うわ〜〜」と反応する中、坂口は「『振り回したい』という気持ちもすごくわかるんですけど、それができないから、振り回されてるんだけど、『振り回されてやってるぞ!』って感じですね」と持論を展開し、観客からは「かわいい〜!!」と歓声が上がっていた。その反応に、本田は「ちょっと待ってください、かわいいんですか!? 不思議!!」と不満げな様子。しかし、別の観客から「感じ悪い!」という声が上がると、綾瀬とともに爆笑する。坂口の回答を、綾瀬が「案外、賢いのかなと思いました」と評価すると、坂口は「綾瀬さんはよく僕に『意外と賢いよね』とか、『意外と周りをちゃんと見てるよね』とか、『意外と』って結構つくんで」と苦笑した。また同作にちなんで、自分が会いたい映画の中の人物を聞かれると、坂口は「僕、実際の人というよりは、アニメーションの世界の、ナウシカです」と、"ナウシカ"愛を見せる。同じくアニメーションから「ピカチュウ」に会いたいという本田に、「(電撃で)しびれるんだよ?」とつっこんだ坂口だったが、本田から「ナウシカも、食いついてくるかもしれないよ」と言われてキョトンとした様子に。本田が「ナウシカって、動物の方じゃなくて!?」と驚くと、坂口は「それはテトです」と冷静に本田の思い違いを訂正していた。
2018年01月18日綾瀬はるかと坂口健太郎が初共演する、とびきりロマンティックなオリジナルラブストーリー『今夜、ロマンス劇場で』。この度、モノクロ映画のお姫様を演じる綾瀬さんと、映画監督を夢見る青年演じる坂口さんのデート写真が初解禁!今回シネマカフェに到着したのは、モノクロ映画から飛び出してきたお姫様・美雪(綾瀬さん)と、映画監督を夢見る青年・健司(坂口さん)の微笑ましいデートシーンを収めた場面写真。健司は、映画の脚本を作るためのシナリオハンティングと称して、美雪に様々な色を見せ、ひとつひとつ色を教えて現実世界を楽しみ、距離を縮めていく2人。花畑では、モノクロの世界しか知ることのなかった美雪が、初めて目にする色鮮やかな美しい花々に目を輝かせ、そんな姿を健司はカメラに収める、微笑ましいシーンが切り取られている。このデートシーンが撮影されたのは、栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」。四季折々、数多くの花々で彩られ、年間来園者数は100万人以上を誇っている。さらに、アメリカのテレビ局CNNが選定する「世界の夢の旅行先10か所」(2014年選定)に選出。また、10月下旬からは400万球を超えるイルミネーションを装飾した「光の花の庭」も開催され、こちらは夜景コンベンションビューローが認定する関東三大イルミネーションに選ばれ、2016年には全国の5,212名の夜景鑑賞士が選ぶ全国イルミネーションランキングにおいてイルミネーション部門で全国1位を獲得するなど、注目されるスポットとなっている。また本作では、同パークのシンボルでもある大藤をバックに、美しい情景に感動した美雪が思わず舞い踊るシーンも登場。映画を観た後は、きっとこの場所を訪れたくなるはず。『今夜、ロマンス劇場で』は2月10日(土)より全国にて公開。(cinemacafe.net)
2018年01月16日俳優の坂口健太郎が20日、東京・代官山蔦屋書店で行われたトーンモバイル「 子ども向けサービス説明会」に出席した。トーンモバイル「 子ども向けサービス説明会」に出席した坂口健太郎トーンモバイルが展開するスマートフォンサービス「トーンモバイル」は、クリスマスに伴い、子ども向けのサービスを強化。その発表会にイメージキャラクターを務める坂口健太郎が登場し、トークショーを行った。トークショーにはスマートフォンを利用したい子どもたちが登場し、坂口を前にして、スマートフォンを両親にお願いするおねだりの練習を実施。「スマフォをもらったら毎日お手伝い!」、「スマフォを買ってくれたら毎日早起きをする!」という子どもたちのおねだりに、坂口は「全員合格(笑)」と子どもたちを喜ばせて「僕は子どもに弱いし、おねだりに弱いんです(笑)。ちゃんと関係性が対等というか、こっちもやるから頑張ってね、という感じがイイですよね」と子どもたちとのやり取りに笑顔を見せた。また、プライベートでも利用しているというトーハンモバイルのスマートフォンについては「すごい格安ですしタフですよ。正直どこかで何個持ちとかの2~3個目のイメージがありましたが、第一スマフォとしてすごく使えるなと実際に使っていて思いました」と絶賛した。イベント中には子どもたちからの質問に答えるコーナーも。「今年はサンタさんに何をお願いしますか?」という質問に、「今年で26歳になって精神的にも大人になってきたと思うので、"モノ"ではないと思います。健康(笑)? 焼肉屋さんで何でも食べれると思いましたが、ここ1~2年はしんどくて。モノは自分で手が届くから、健康が欲しいと思います」と26歳の坂口には意外な回答を口にし、苦笑いを浮かべながら「あと何十年したらわかるかもしれないよ(笑)」と子どもたちに教えていた。
2017年12月20日女優・安蘭けいのソロ・コンサート『安蘭けい ドラマティック・コンサート GOLDEN AGE』が12月19日(火)、昼夜2公演限りで新国立劇場 中劇場にて上演される。昨年、渋谷オーチャードホールで開催され、好評を博したコンサートの第2弾だ。「自分の好きな曲を歌って、それを聴いてもらえる喜びは格別。そんな贅沢な時間です」と語る安蘭に、今年を締めくくるコンサートへの思いを聞いた。安蘭けい ドラマティック・コンサート GOLDEN AGE チケット情報「昨年はたった一回きりだったので、やり切った感はありましたけれど、それ以上にもっとやりたい!という思いが沸き上がってきて。今年は昼と夜で2回できるから嬉しいです。やっぱり前回できなかったものに挑戦したいという欲が出てきますよね」昨年は、“愛の讃歌”の副題のもとにシャンソン&ミュージカル・ナンバーで彩られた舞台だったが、今年の“GOLDEN AGE”はすなわちジャズ・エイジと呼ばれた1920~30年代のジャズをフィーチャー。安蘭がビリー・ホリディに扮した2014年の一人芝居『レディ・デイ』からの楽曲「Strange Fruit(奇妙な果実)」など、ジャズ・ナンバーに挑む第1幕とミュージカル・ナンバーを揃えた第2幕で構成される。「ジャズは、演出の原田諒先生が提案してくれました。敷居が高くて手を出しにくいと感じていた世界だけど、いつか歌ってみたいと思っていたので、いい機会だなと。この挑戦を乗り越えれば、きっと得るものは大きいと思うんです」この楽しき挑戦にゲストとして伴走してくれるのは、日本ミュージカル界を支える頼もしい実力派、石川禅と田代万里生のふたりだ。「歌に関しては絶対的な信頼を置いているおふたりです。禅さんと万里生くんがいてくれるからこの曲を選べた、というナンバーをデュエットしますし、3人で歌うのもすごく楽しみ。なかなか聴き応えがあると思いますよ」ミュージカル・ナンバーのリストの中で気になるのは『ジキル&ハイド』からの名曲「時が来た」である。男性主人公が壮大に歌い上げるこの楽曲をどう表現するのか、注目せずにいられない。「最初は禅さん、万里生くんと3人で歌うのはどうかと提案されたんですが、私がひとりで歌いたいと言っちゃった(笑)。以前、姿月あさとさんが歌っているのを聴いて、とても歌い甲斐がありそうだなと思ったんですよね。そして私の“持ち歌”といった感のある楽曲の数々も歌いたいと思います」役を脱ぎ、安蘭けい本人として思い入れのある楽曲に向かう。ファンにとっても贅沢このうえない時間となるのは間違いない。「好きな歌をたくさん歌える幸せに浸って、すごく楽しんでいる私の姿を観に来てください(笑)。お客様にもその幸せが届けばいいなと思っています」『安蘭けい ドラマティック・コンサート GOLDEN AGE』は12月19日(火)、新国立劇場 中劇場にて。チケットは現在発売中。取材・文上野紀子
2017年12月11日『コウノドリ』第8話が12月1日に放送された。新生児科医としての自分を過信することで診断ミスをおかしてしまった白川(坂口健太郎)。もしわが子が診断ミスをされてしまったら、主治医を許すことができるだろうか…。そんなことを考える一方で、今橋(大森南朋)の上司としてのあり方、四宮(星野源)の父への思い、同僚としてのサクラ(綾野剛)の優しさなど、さまざまな人間模様が交錯するストーリーにグイグイと引込まれてしまった。■坂口健太郎の過信が招いた失態と成長白川は、新生児科医として自信がつき、先端医療などの“上”を目指そうとしていたが、それは同時に周囲が見えなくなっている状態でもあった。そんな折、風間真帆(芦名星)の赤ちゃんが新生児仮死で誕生する。その症状から白川は「新生児遷延性肺高血圧症」と診断するが、治療を続けても症状は一向に良くならない。じつはベビーには先天性心疾患があり、早急に手術が必要な状態だったのだ。白川に対し、「それって医療ミスじゃないですか」と激高する父。一方母は冷静に子どもの病状説明に耳を傾け、他院への搬送を懇願する。搬送の準備が進む中、ドクターカーへの乗車を拒む白川に、今橋は「最後まで責任持って見届けなさい」とめずらしく声を上げた。真帆の退院日、白川は風間夫妻に「力及ばず、申し訳ありませんでした」と謝罪する。己の力不足を痛感し「悔しいです」と涙を流す白川。その背中に、今橋は「その気持ち、忘れないでね」と優しく声をかけた。そして白川は、“上”ではなく“先”を目指すことを決意し、ペルソナを辞めて小児循環器科で研修をしたいと申し出るのだった。■もしもわが子が診断ミスにあったら…白川は自分の非を認め、新たな目標へと歩み始めた。だが、もしも自分が真帆の立場だったら彼を許すことができるだろうか…。ひとりの医者の慢心によって、生まれたばかりのわが子が意味のない治療に苦しんだのかと思うと胸が痛くてたまらない。そうでなくても精神状態が不安定になる産後に、子どもの心配、自責、さまざまな感情にもだえる3日間。そのつらさは計り知れないものだ。父親は白川に対して怒りをあらわにしていたが、正直、それが普通のようにも思えてしまう。それでも今回、真帆が気持ちを強く持てたのは、サクラの「がんばり屋さんの赤ちゃんを誇りに思ってください」という助言があったから。正常に出産できないと母は自分を責めがちになる。でも「ごめんね」ではなく「すごいね」と励ます勇気を持ったことで、真帆は母として強くなったのだ。真帆だって、怒りや憎しみといった感情を押さえ込み「お世話になりました」と絞り出したのかもしれない。けれども、そんな彼女の行動があったから、白川も前に進むことができたのだろう。人間なら、だれしもミスはあって当然のこと。だが医師には、ひとつのミスが生死に直結してしまう恐ろしさがある。もちろん、今回は赤ちゃんの命が助かったからこその展開だが、ペルソナを離れて学びを深める決意をした白川の姿はまぶしく、心からエールを送りたくなった。■星野源の「だったら生きろよ」が心を打つ地元・能登に帰省した四宮は、ステージIVの肺がんを患いながらも産科医を続ける父・晃志郎(塩見三省)を治療に専念するよう説得する。なかでも「この町を子供が産めない町にはさせない」と言う父に対して発した「だったら生きろよ」というセリフは、心に刺さるフレーズだった。じつはこのセリフは、星野が監督と一緒に現場で考えたものだとドラマ公式サイト内のインタビューで明かしている。四宮を全身全霊で演じる星野から出た言葉だったからこそ、これほどまでに視聴者の心を揺さぶったのだろう。早剥の研究という自分のやりたいことへと気持ちを固めていた中、白川はペルソナを離れることとなり、父は病に倒れてしまう。「四宮が自分で選択するべきだ。自分の行くべき道を」というサクラの言葉は四宮に届くのか。その決断に注目したい。■絶妙フォローの上司とわが子に怒ってばかりの自分それにしても、白川に対する今橋のフォローは絶妙だった。頭ごなしに叱るのではなく、注意すべきところはきちんと伝え、最後に優しくフォローする。こんな上司がいたらいいなぁなんて幻想を抱きつつ、ガミガミ怒ってばかりのわが子に対して、自分が今橋のように接することができれば、お互い成長できるのかも…とちょっぴり反省。そして久々の登場となった新井(山口紗弥加)は、小児科医として活躍しているとわかり一安心。しかも左手の薬指には結婚指輪が! ペルソナ時代は忙しくてデートも中断ばかりだったので、今は少し時間ができてゆっくり結婚生活を送れているのかしら? と想像し、顔がほころんでしまった。12月8日に放送される第9話で、サクラが向き合うのは原因解明の難しい“不育症”。一方四宮は、父が病院に搬送されたことを知り、再び能登に戻ることとなる。TBSテレビ 金曜ドラマ『コウノドリ』金曜よる10時から
2017年12月07日「大胡蝶蘭展」が、2018年12月1日(土)から2019年2月18日(月)まで長崎・ハウステンボスで開催される。「大胡蝶蘭展」では、国内最多200品種を超える胡蝶蘭が宮殿・ パレス ハウステンボスを埋め尽くす。蝶が舞うように優雅で美しい見た目から、”幸せが飛んでくる”という花言葉を持つ胡蝶蘭。淡い紫や真紅、黄色など色とりどりの蘭が宮殿のあたりを飾り、神秘的な世界に包み込まれる。今回は、「楽園の間」「虹の間」など様々なテーマの7つのスポットが登場する。例えば、「光の間」では、光り輝くイルミネーションと蘭の共演を楽しむことができる。また、特に注目したいのは、前回よりバージョンアップした「蘭のトンネル」。その名の通り、鮮やかな蘭を一面にたっぷりと敷き詰めてつくられたアーチ型のトンネルは、まるで現実とは思えないほど美しい。フォトスポットとしてもとっておきだ。さらに、会場内の黄金の館には、1,800万円相当の純金で作られた「金の胡蝶蘭」が登場したり、ゴージャスな表情と可憐さを併せ持つ蘭のフラワーアレンジメントが展示されたりと、多種多様な蘭を一度に楽しむことができる。【詳細】大胡蝶蘭展会期:2018年12月1日(土)〜2019年2月18日(月)会場:長崎・ハウステンボス「パレス ハウステンボス」住所:長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1時間:9:00〜22:00 ※日によって異なる料金:500円(パスポート類提示) 700円(散歩チケット提示)【問い合わせ先】ハウステンボス総合案内(ナビダイヤル)TEL:0570-064-110
2017年11月17日2016年、石丸幹二主演、ヒロインに安蘭けいを迎え、ガブリエル・バリー潤色・演出の新バージョンとして世界初演されたミュージカル『スカーレット・ピンパーネル』が今秋、早くも再演される。フランク・ワイルドホーン作曲による愛と勇気の冒険活劇は1997年にブロードゥエイで初演。2008年には小池修一郎演出により宝塚歌劇で初演され、安蘭は当時星組男役トップスターとして主演を務めている。ガブリエル・バリーはこのことを尊重し、本作の初演では彼女のために“見せ場”が設けられたほど。安蘭に再演への思いを聞いた。ミュージカル「スカーレット・ピンパーネル」チケット情報1789年、フランス革命勃発。元貴族らが次々と処刑される恐怖政治が続くなか、イギリス貴族のパーシー(石丸幹二)はフランスの有名女優だった妻マルグリット(安蘭けい)に内緒で仲間と「ピンパーネル団」を結成、無実の人々を救うため暗躍する。フランス政府特命全権大使ショーヴラン(石井一孝)は“元同志”で恋人でもあったマルグリットにピンパーネル団の素性を探って欲しいと囁くのだが……。マルグリット唯一の肉親で最愛の弟アルマン(松下洸平)を巻き込みながら、疑心と愛憎渦巻く物語がスリリングに展開する。夫と元恋人の間で揺れ動く三角関係が肝の話かと思いきや、安蘭マルグリットの見解は少し違うよう。「活動家でもあったマルグリットは信念のある強い女性。ショーヴランに対しては今も昔も同志以上の想いはなかったと思います。一方、パーシーとは出会って6週間のスピード婚だったので一目惚れだったのかな。女性としての気持ちが芽生え、初恋のように弱い部分が出てしまう。また、原作にはパーシーが英国一のお金持ちであったため、セレブ生活に憧れたマルグリットが打算的に結婚したことも描かれていて、なるほどなと。マルグリットも普通の女性なんだなと思ったら、面白く演じられそうだと思いました」初演の際、演出のガブリエルは安蘭が宝塚版初演でパーシーを演じたことを尊重し、「ファンの期待に応えたい」と急遽、マルグリットに歌と立ち回りの場面が追加されたと明かす。「(宝塚版パーシーの劇中歌)『ひとかけらの勇気』は歌詞を変えて数フレーズのみでしたが、私の声であのメロディを聴けてゾワゾワした、と喜びの声も頂きました。終盤の立ち回りはまさかの二刀流!あまりに強くて場面を少し削ったほど。マルグリットの役柄に必要な要素かも悩みましたが、最後はファンサービスの意味も込めて戦い切りました(笑)」。再演では石丸さち子が演出に加わり、ピンパーネル団の顔ぶれも一新される。「繊細に役を深めつつ、石丸(幹二)さんとも相談しながらパワーアップした内容でお届けしたい。前回チケットが入手できなかった方も大勢いらしたので、この機会にぜひご覧頂ければと思います」大阪公演は11月13日(月)から15日(水)まで梅田芸術劇場メインホールにて、東京公演は11月20日(月)から12月5日(火)までTBS赤坂ACTシアターにて上演。チケットは発売中。取材・文:石橋法子
2017年10月10日大好きな人がいて相手はその気持ちを知っている。時として応えてくれるけれど、決して手には入らない…そんな恋をしたことってありませんか?優しくて、気を持たせるのが上手くて、でも白黒つけてはくれない。そういうズルい男にハマってしまう女性は少なくないでしょう。■松本潤=葉山先生はズルい男?松本潤さん演じる『ナラタージュ』の主人公の教師・葉山もある意味、その手の男。思わせぶりな態度でヒロインの泉(有村架純さん)を翻弄し続けます。泉は孤独にさいなまれていた高校時代、居場所を与え、救ってくれた葉山を慕っていました。そして、彼がいる社会科準備室に入り浸っては映画の話をしたり、一緒に手作りクッキーを食べたり。彼女の想いはいつしか恋へと昇華していきますが、気持ちを伝えられないまま卒業式を迎えます。普通の先生と生徒の関係で終わるはずだったその日、葉山はなぜか泉にキスをし…。大学生になり、彼と再会した泉は、忘れようとしていた想いがあふれ出して苦しむのですが、それをわかっていながらも決して向き合おうとはしない葉山。彼女を心配し、受け止め、優しく接するのに、大事なところでいつもスッと引いてしまいます。そのくせ深夜に突然、電話をかけてくることも。そのあたり含め、いろいろ、いろいろ、ズルい男なんです。■小野は一途な男だけれど…一方、泉に恋をする大学生の小野(坂口健太郎さん)は、彼女の葉山への想いを知りつつ、真っ直ぐに気持ちを伝えます。よく「女性は追うより追われるほうが幸せ」と言いますが、小野との関係はまさにこのパターン。爽やかで理知的なイケメンにあそこまで想ってもらえるなんて!とうらやましくなること、しばし。でも、穏やかな時間はそう長くは続きません。“付き合ってるのに片思い”状態の小野は葉山に激しく嫉妬し、泉を束縛するように。その豹変っぷりは一見の価値あり!特筆すべきは、泉が夜道で見知らぬ男性に後をつけられて小野に電話で助けを求めるシーン。恋人が怖い目に遭っているというのに、彼はこんな言葉を投げかけます。「もしも俺が迎えに行くって言ったら、もっと俺のことを好きになってくれる?」嫉妬に狂った男の余裕のなさが伝わってくる一言。でも、これもまたズルいですよね。普段は優位に立てないから、彼女が困っているときに、わざと傷つく言葉を吐くという…。もちろん彼自身も、本当は言いたくなんてなかったでしょうけれど。他にも小野は、独占欲ゆえに泉を傷つけ、苦しめる行為をたくさんしでかします。完璧なイケメンの皮をかぶった束縛男…普段の爽やかなイメージを覆すキャラクターにびっくりしちゃう。というか、坂口さんの顔面じゃなかったら、ちょっと許せないレベルのクズ男かもしれません。■トラウマになる恋愛映画『ナラタージュ』は、今をときめく松本潤さん、坂口健太郎さんのそんなダメ男っぷりを堪能できる…と言ったらアレですが、とにかく、キレイなだけではない、生々しい“恋愛”が描かれた作品です。原作は、2006年版「この恋愛小説がすごい!」第1位に輝いた島本理生さんの同名小説。ここ最近、続々と公開されているティーン向け恋愛映画とは一味違った大人向けのラブストーリーに仕上がっています。10代の頃にはきっと理解も共感もできなかった感情が詰め込まれていて、なんだか胸が苦しくなるほど。行定勲監督はこの作品について「こんなことだったら恋愛なんてしなきゃよかった…というもう一面の恋愛を描いて、いい意味で若い人たちに傷をつけたかった」と語っていました。確かに、キラキラした恋愛しか知らない世代にとっては、かなりのトラウマになりそうな濃密なラブストーリー。観る人の年齢や性別、恋愛経験によって、捉え方も感じ方もずいぶん変わってきそうな気がします。とりあえず、誰かを本気で愛したことのある女性には全力でオススメしたいなと。そして2回目に観るときは、ズルさと弱さを隠し持っている男性と一緒に行くといいかも。ぜひ映画館の暗闇の中、“決して許されはしない、けれど、一生に一度しか巡り会えない究極の恋”を目撃してください。【STORY】大学2年生の春。泉のもとに高校の演劇部の顧問教師・葉山から、後輩の為に卒業公演に参加してくれないかと、誘いの電話がくる。葉山は、高校時代、学校に馴染めずにいた泉を救ってくれた教師だった。卒業式の日の誰にも言えない葉山との思い出を胸にしまっていた泉だったが、再会により気持ちが募っていく。二人の想いが重なりかけたとき、泉は葉山から離婚の成立していない妻の存在を告げられる。葉山の告白を聞き、彼を忘れようとする泉だったが、ある事件が起こる――。10月7日(土)全国ロードショー監督:行定勲原作:島本理生(「ナラタージュ」角川文庫刊)出演:松本 潤有村架純坂口健太郎大西礼芳古舘佑太郎神岡実希駒木根隆介金子大地/市川実日子瀬戸康史配給:東宝=アスミック・エース(C)2017「ナラタージュ」製作委員会
2017年10月07日アイドルグループ・嵐の松本潤が、都内で行われた主演映画『ナラタージュ』(10月7日公開)の一生に一度の恋をした人限定!スペシャル試写会に、有村架純、坂口健太郎、行定勲監督とともに登場した。同作は、作家・島本理生による同名の恋愛小説を実写化。高校の時の演劇部顧問教師・葉山(松本)に想いをよせる泉(有村架純)は、卒業以来1年ぶりの再会に想いをつのらせ、葉山の方もまた泉に複雑な感情を抱える。大人のラブストーリーを「どう受け取っていただけるのか」と心配していた松本。登場時の観客からの悲鳴を聞いて、有村が「すごい」、坂口が「歓声に加わりたくなった」と言うほどの盛り上がりだったが、「(上映後は)声を出したくなくなるんじゃないですかね。自分の中で芽生えた感情を大事に取っておきたくなるような、そんな2時間40分後になるんじゃ」と予想した。一方坂口は「松本さんが、松本さんじゃないんですよ」と作中の印象を語る。「柔らかい雰囲気を持ってふんわりして、”松本潤”じゃなかったんですよね。ご一緒するまでテレビで見てる松本さんしか知らなかったので、葉山先生としてそこに立っているのが見え隠れして、驚きでしたね」と今回の松本の役作りの驚きを表した。またこの日は観客から集まった「一生に一度の恋」エピソードをもとに、出演者陣がそれぞれ好きなエピソードを選んだ。松本は「10歳以上離れた人に恋をしている」という20代女性のエピソードを出し、「こういう方にぜひこの映画を見ていただきたいなと思って」とアピール。「自分の中でも相反する気持ちがあるんじゃないかなと想像して。好きという気持ちだけじゃなく不安だったりネガティブな感情もありながらも、ポジティブな気持ちを信じたいという思いが伝わってきた」と評した。
2017年09月27日東京・中目黒のギャラリー・ボイルド(VOILLD)では、10月1日までアーティストのとんだ林蘭による個展「Dressing」が開催中。東京を拠点にコラージュ、イラスト、ペインティングなど、様々な手法で作品を創作し続けるとんだ林蘭。近年では映像や写真、立体、インスタレーション、またファッションブランドや音楽アーティストへの作品提供、さらに自身もモデルとして作品に登場するなど、多彩な表現で人々を魅了している。日々の生活に潜むおかしな場面や、愛しい出来事など、身近かつ様々な瞬間を純粋に切り取りつつ、独特な目線でモチーフや言葉を組み合わせたチャーミングでありながらも鮮烈な色使いの作品が特徴だ。今回「Dressing」とタイトルを掲げた個展では、病や死といった言葉を連想させるようなシチュエーションをモチーフにした、より鮮やかな色彩のペインティングやドローイングの平面作品を中心に、映像、立体、インスタレーション作品約40点を展示。着飾ること、彩りを添えることを表現したそれらの作品は、命が絶たれてまで美しさや見栄えにこだわる人間の欲深さへの問いかけのようにも感じられる。また、会場内では、作品の他にクッションやポーチiPhoneケースなど、オリジナルグッズも販売されている。【展覧情報】「TONDABAYASHI RAN EXHIBITION『Dressing』」会期:9月9日~10月1日会場:VOILLD住所:東京都目黒区青葉台3-18-10 カーサ青葉台 地下1階時間:14:00~20:00(土・日12:00~18:00)休廊日:月・火・祝日
2017年09月13日