株式会社B・Jコーポレーション(本社:神奈川県厚木市、代表取締役:高林 祐生)は、特許出願済の堆肥用発酵促進剤:BJC-HKシリーズの新製品、牛糞用発酵促進剤:BJC-HKGF、豚ぷん用発酵促進剤:BJC-HKTP、鶏糞用発酵促進剤:BJC-HKKFの3種類を新たに開発いたしました。BJC-HKシリーズは、植物由来の乳酸菌に有機物の分解・発酵能力に優れる数種類の微生物を高濃度に培養した、液体微生物製剤のバイオ発酵促進剤で、食品残滓である生ごみの堆肥処理に使用する発酵菌剤や、国土交通省の河川管理等でも利用されています。河川敷に発生した大量の雑草、雑木等を毎年春から夏にかけて刈り取り、年間100トン規模を堆肥化する際にも使用されており、発酵時に悩まされる悪臭の軽減でも長年の実績を認められています。従来、養牛・養豚・養鶏等の畜産関連施設から排出される糞や尿を堆肥化する際には、通常水分を調整して大量に積み上げて発酵熟成させる「野積み方式」がありますが、この方法では匂いの問題や虫が発生し、近隣への悪臭対策や衛生問題の課題があります。また、CO2の約25倍の温室効果があると言われているメタンガスを発生させる原因になりますが、発酵促進剤BJC-HKシリーズは主に乳酸発酵の為、メタンガスを発生させず温暖化対策でSDGsにも貢献できます。発酵促進剤 BJC-HK発酵促進剤散布【バイオ発酵促進剤BJC-HKシリーズの特長】●効果が早い発酵力が強い乳酸菌を主体とした微生物を独自の製法により高濃度培養しているため、発酵期間の大幅な短縮を実現いたします。●経済的高濃度培養のため原液から1000倍以上希釈して使用でき、経済的です。●安心堆肥作りの際に発酵促進剤を使用すると70℃前後の高温で発酵するため堆肥に含まれる病原性菌類や雑草の種子を不活性化させて良質な堆肥作りが可能になります。●安全人畜無害で安全性が高い乳酸菌を主体とした微生物を厳選して培養しており、マウスを用いた安全性試験による急性経口毒性試験によって安全性も確認されており安心してご使用いただけます。●悪臭対策発酵時に悩まされる悪臭であるアンモニアや硫化水素等も発酵促進剤に含まれる酵素や微生物の力によって軽減しながら理想的な発酵が可能になります。●環境にやさしい乳酸菌で高温バイオ発酵、畜産糞尿の堆肥化でメタンガスを出さない温暖化対策でSDGsに貢献できます。牛糞発酵促進剤■牛糞発酵促進剤:BJC-HKGF牛糞堆肥専用に開発した発酵促進剤BJC-HKGFは、乳牛・和牛の糞尿の堆肥化で発酵力が非常に強く発酵期間の大幅な短縮や、冬に外気温が低く発酵温度が上がらず発酵しない場合や、発酵に失敗した堆肥の再発酵の利用、浄化槽から排出される汚泥の堆肥化の他、スラリーストア(糞尿を貯留する地上式円形の糞尿貯留槽タンク)に投入して悪臭がなく良質な液肥ができたり、発酵促進剤の希釈液を畜舎の床ワラに混ぜて敷いて匂い対策をした後に堆肥として発酵させている畜産農家の方もおり、畜舎の環境改善で牛の健康維持とストレス軽減につながります。【製品詳細】商品名:牛糞発酵促進剤BJC-HKGF内容量:10L(液体)価格 :15,400円(税込)豚ぷん発酵促進剤■豚ぷん発酵促進剤:BJC-HKTP豚糞堆肥専用に開発した発酵促進剤BJC-HKTPは、発酵力が非常に強く発酵期間の大幅な短縮や、冬に外気温が低く発酵温度が上がらず発酵しない場合や、発酵に失敗した堆肥の再発酵の利用、発酵促進剤の希釈液を畜舎に散水して臭いの軽減等でも利用されており、畜舎の環境改善で豚の健康維持とストレス軽減につながります。【製品詳細】商品名:豚ぷん発酵促進剤BJC-HKTP内容量:10L(液体)価格 :15,400円(税込)鶏糞発酵促進剤■鶏糞発酵促進剤:BJC-HKKF鶏糞堆肥専用に開発した発酵促進剤BJC-HKKFは、発酵時に最も匂いが強く近隣への悪臭対策が課題である鶏糞の匂いを軽減しながら良質な堆肥作りを可能にして、冬に外気温が低く発酵温度が上がらず発酵しない場合や、発酵に失敗した堆肥の再発酵の利用、発酵期間の大幅な短縮を実現します。【製品詳細】商品名:鶏糞発酵促進剤BJC-HKKF内容量:10L(液体)価格 :15,400円(税込)【本件に関するお問い合わせ】会社名: 株式会社B・Jコーポレーション所在地: 神奈川県厚木市泉町2-1 ビッグジャパンビルURL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2024年03月28日夏が近づくにつれてキッチンで気になるのが、生ゴミ臭。私も以前は生ゴミが臭わないようビニール袋に入れて口をしっかり縛り、燃やせるゴミの日を待って捨てていました。ビニール袋は燃やせるゴミじゃないんだけどなぁ…と後ろめたい気持ちを抱きながら。それが2年前、コンポスト生活を始めてからノンストレスに! 今回は我が家のコンポスト作り体験談と、私の3人のコンポスト仲間の様子をお伝えします。【ご紹介するコンポスト】・筆者のコンポスト(設置式:庭)・Aさん宅のコンポスト(バッグ型:ベランダ)・Bさん宅のコンポスト(密閉型:キッチン)・Cさん宅のコンポスト(電動型:キッチン)■「コンポスト」って何? どうやって始めるの?コンポストとは、生ゴミや落ち葉などを微生物の力で分解させて作る堆肥のこと。栄養豊富なので家庭菜園や花の栽培などに使えます。コンポストを作るにはコンポスター(容器)が必要です。庭やベランダに設置するタイプや地中に埋めて使うもの、室内でも使用できる密閉式や電動式、ダンボールを活用したものなど、さまざまな種類から選べます。我が家は庭に置きたかったので写真のような設置式をセレクト。これは住んでいる自治体推奨のもので、8割も助成があったので3,000円で購入できました。さらに、主人が役所のごみ減量推進課へコンポスターを注文しに行った際には丁寧に使い方の説明をしてもらえ、生ゴミと混ぜる腐葉土も無料でもらって帰ってきました。生ゴミの減量化・資源化はどの地域も抱えている課題だけあって、積極的にサポートしてもらえるようです。まずはお住まいの自治体のHPなどをチェックしてみてはいかがでしょうか。後日、届いたコンポスターに腐葉土を入れ、生ゴミの分解が進みやすいよう日当たりと風通しのいい場所に設置して、ちょうど2年前、我が家のコンポスト生活はスタートしました。■毎日生ゴミを入れて、スコップで混ぜるだけ季節を感じる美しい生ゴミたち。新鮮なままコンポスターにコンポスターに入れるのはキッチンで出る生ゴミです。大きめの野菜クズや果物の皮などは分解されにくいため、小さくちぎったり切ったりしてから入れています。肉や魚の骨、貝殻、カニやエビの殻、玉ねぎやニンニクの皮、とうもろこしの芯などは分解処理に時間がかかるようなので、我が家では避けています。また、家庭用精米機を使っているのですが、精米すると出る「米ぬか」は発酵促進剤になるので捨てずにとっておき、1週間に1度くらいの頻度で投入しています。これまでは米ぬかも、ぬか床に使うぶん以外は使い道がなくて捨てていたので、いろいろと無駄がなくて助かっています。腐葉土を入れたコンポスターに生ゴミや米ぬかを入れた後は、分解がスムーズに進むようスコップで底までよく混ぜて空気を入れます。この作業を毎日ただひたすら繰り返すのですが、色鮮やかだった生ゴミがだんだんと茶色くなり、知らない間に土っぽく変化している様子は不思議というか、なんとも興味深いものがあります。■発酵・分解のスピードは季節によって変わる写真上は1月末、写真下は4月末の様子季節によってコンポスター内の様子は変化します。寒い時期は発酵・分解の進みは遅く、梅雨時は水っぽくベタベタした感じに。2年前の冬場はいつまで経っても生ゴミが原型を留めたままだったので、生ゴミを入れるのをしばらくやめて分解を待ったりもしました。一方、暖かくなってくると微生物の動きも活発になり、混ぜていると土がホカホカと温もりをもっているのを感じるほどに。これは発酵によって熱が出ているからなんだそうです。コンポスター内の容量が6分目程度にまで増えたら、コンポスターに付属していた不織布製の熟成袋に移し替えて保管。夏場は1~2カ月、冬場は3カ月ほどじっくり熟成させて、堆肥のできあがりです。■やっぱり気になる「虫」のこと、「臭い」のこと…庭に設置して避けて通れなかったのは、やはり虫。もれなく我が家にもやってきました(涙)。初めての夏はコバエが発生したので慌てて写真の緑の防虫カバーを購入してコンポスターを覆い、こまめに追い払っているうちになんとか収束。ホッとしていたのも束の間、秋にはアメリカミズアブの幼虫が! ただ、この幼虫のほとんどは成虫にならないままコンポスト内に留まっていました。混ぜるたびにゴロゴロと幼虫が出てきてちょっぴりホラーでしたが(そのうち慣れましたが)、よく見ていると分解のスピードがいつもよりも格段に早いのです。調べてみると、この幼虫はバクテリアよりも数倍から数十倍の分解能力があるとのこと。虫はすべて害虫というわけではないんですね。【※苦手な方はパスしてくださいね】白っぽいものがアメリカミズアブの幼虫です…我が家の場合、虫はわいたもののコンポスター周りをブンブン飛び回って困るというようなことは一度もありませんでしたし、通気性のあるコンポスターなので腐敗臭を感じることもありません。■いつも清潔で気持ちのいいキッチンに変わったこのように、生ゴミを入れて混ぜればコンポストは作れます。毎日スコップで混ぜていると土の様子や変化が分かりますし、不安なことがあったらネットで検索すればヒントとなる情報はほぼ得られますので、導入に慎重になりすぎなくても大丈夫です。どんなコンポスターをどのような場所や環境で使うのかによって、堆肥化するまでの過程は千差万別。住環境や生活スタイルに合ったコンポスター選びから始めましょう。熟成後に袋を開けると、分解しきれなかった何かの種から芽が伸びていました。堆肥は庭の植物栽培に使います私がコンポスト生活で気づいたのは、燃やせるゴミというのはほぼ生ゴミだったということです。おかげでゴミの量は驚くほど減りましたし、夏場の生ゴミ臭ともお別れできました。野菜クズなどは新鮮なままコンポスター行きなので、キッチンはいつも清潔。結果として栄養のある堆肥ができ、庭の土は肥え、地球にやさしいサスティナブルな暮らしができている。こんな気持ちのいいことはないなぁと感じています。次ページでは\コンポスト仲間の体験談をご紹介!/1)ベランダに置ける「トートバッグ型」2)キッチンに置ける「密閉式」3)キッチンに置ける「電動生ゴミ処理機」 \コンポスト仲間の体験談をご紹介!/1)ベランダに置ける「トートバッグ型」2)キッチンに置ける「密閉式」3)キッチンに置ける「電動生ゴミ処理機」1)友人Aさん気軽に始められる「LFCコンポストセット」をチョイス写真のおしゃれなトートバッグ型のコンポスター、見たことがある人も多いのではないでしょうか。この「LFCコンポストセット」を使っていた友人宅におじゃまして、話を聞いてきました。使っていた期間は約1年半。これならベランダで手軽にできそうと思って始めたそうです。基本的には有料の定期便となり、初回は内袋つきの専用バッグとコンポストの中身(「基材」と呼ばれる、生ゴミと混ぜ合わせる原料)、取扱説明書などが届き、2回目からは基材のみ届くシステム。お届けサイクルは選べるそうです。使い方は、バッグ内に付属の内袋をセットして基材を入れ、生ゴミを投入してスコップでよく混ぜます。その後、内袋の口を折ってバッグ内に収め、ファスナーを閉じて終了。これを毎日繰り返します。■堆肥が増えてしまい、今は一時停止中保管する時は写真のような風通しのいい台の上に置くといいそうです。熟成もこのバッグのままできますが、その場合は生ゴミ処理を続けるためのトートバッグがもう1つ必要になります。熟成後の堆肥(コンポスト)は用土と混ぜてガーデニングに使っていましたが、堆肥がどんどん増えて残ってしまうようになったので、今は基材のお届けを停止中だそうです。ファスナーつきは水や虫も入らないので安心で、臭うこともなかったとか。これってカビ!? 水気が多すぎる?といった疑問が出てきても、LINEで問い合わせればすぐに返事がもらえることも心強かったという友人。コンポスト生活で、野菜を無駄なく使おう、生ゴミを減らそう! という意識が芽生えたそうです。・ トートバッグ型「LFCコンポスト」 2)友人Bさんキッチンに置きたかったから「密閉式」をチョイス密閉式コンポスターを使っている友人の家を訪ねると、玄関先で土を天日干ししている最中でした。この土はコンポスターでできたコンポスト(堆肥)と用土を混ぜ、白い土嚢袋に入れて3週間程度熟成させたものなんだとか。ブルーシートに広げられた土をよく見ると、分解されなかった卵の殻がちらほら見られるものの、食べ物らしき残骸はまったくありません。そしてシート脇のプランターではスープセロリがフサフサと育っていました。やはり自家製堆肥を使い始めてからのほうが、以前よりも生育具合がいいそうです。使っているのはネットで2,500円前後で購入した密閉式コンポスターで、キッチンの流し台脇が定位置。寒い冬や蚊が多い夏にわざわざ外に出て生ゴミを捨てるのは面倒だろうなぁと思い、室内に置けるタイプを選んだのだとか。密閉式コンポスターには発酵促進剤となる「ぼかし」も必要なのですが、こちらもネットで数百円で購入できるそうです。■発酵促進剤を入れるので、混ぜなくてもいい密閉式は空気に触れるのがNG。このため生ゴミを入れた上から、赤い缶に移し替えた「ぼかし」を振りかけ、ラップで表面を覆ってからきっちりフタをする。この作業の繰り返しだそうです。つまり、混ぜなくてもいいのです。これはラクだなぁと思いました。フタを開けると発酵臭がするよ! と友人に言われましたが、思ったよりもイヤな臭いではありませんでしたし、フタをしている時は何も臭いませんでした。また、密閉しているので虫が発生することもないそうです。発酵が進むと容器の底に茶色い発酵液が溜まり、ツマミを回すと流れ出てきます。この液体も水で2000倍ほどに薄めると肥料として使えるそうです。容器がいっぱいになってきたら用土と混ぜて熟成後、野菜の栽培に使用。始めて1年半という友人ですが、プランターの数を増やして美味しい野菜を増産中です。・ 密閉式コンポスト 一覧 3)友人Cさん分解ではなく乾燥させる「電動生ゴミ処理機」をチョイス12年前に電動生ゴミ処理機を購入した友人、当時は自治体の購入費補助制度を利用して5万円の補助金が出たそうです。5年以上経つと買い換える際にも制度が適用されると知り、7年経過した5年前に同じものを新調。この時は金額が変更となっていて、補助は3万円だったとか。生ゴミ処理機は細長いシルエットなので、冷蔵庫脇に設置。マンション暮らしでベランダも狭く、ガーデニングもあまりしないとのことで、使用目的はもっぱら生ゴミ臭回避とゴミ減量。生ゴミは分解ではなく乾燥させるので、肉や魚の骨から玉ねぎの皮まで何でも投入しているそうです。■乾燥物は自治体が回収し、堆肥にしてくれる!この日はしおれてきた花なども生ゴミとともに投入。スイッチを押せば3時間くらいで乾燥終了です。中を覗くと生ゴミがカラカラに乾いて容量も驚くほど少なくなっていました。電気代は月に1,000円くらいのようです。友人の住む自治体では生ゴミの乾燥物の無料戸別回収を行っているらしく、友人も週に1度、乾燥物を専用容器に入れて玄関前へ。自治体は回収した乾燥物を使って堆肥を作り、希望する市民や農家に配布してくれるそうです。これはとても親切な制度ですね。電動生ゴミ処理機から生ゴミ臭がしたり、虫が発生することは1度もなかったそうです。乾燥させた生ゴミをちゃんと生かし、循環させてくれる制度があって、気持ちよく暮らせている様子でした。・ 家庭用生ごみ処理機(電動) いかがでしたか? 各家庭によってコンポスターの選び方、堆肥の作り方もさまざまで面白いですね。いよいよ夏本番。すでに生ゴミ臭や三角コーナーのヌメり、生ゴミに寄ってくるコバエなどに悩まされている方もいるかと思います。このタイミングで、コンポスト生活を始めてみてはいかがでしょう。キッチンが清潔になるのはもちろん、これまでネガティブに捉えていた「生ゴミ」への意識も変わり、軽やかな気分で暮らせるようになりますよ。※体験感想はあくまでも個人の意見となります。また、ご紹介した自治体制度はエリアによって異なります。お住まいの各自治体にお問い合わせください
2022年07月13日