アトピー・ニキビ・かゆみ・皮膚炎など一般社団法人国際統合治療協会が、皮膚トラブルに対する保険適用の漢方治療を案内するサイトを新しく開設した。サイトでは、アトピーやニキビ、皮膚炎、湿疹などをステロイド剤無しに改善する漢方を用いた治療について紹介している。紹介している漢方治療は同協会が提携している大門メディカルクリニックの治療方法。それぞれの皮膚トラブルの悩み、治療、効果、費用について解説する。クリニックに行く前に電話で相談!同協会では、クリニックに行くか判断を迷う際などに、電話での無料相談を期間限定で受け付け中。自分の症状に漢方薬が有効なのか、不安な人は直接質問できるチャンスだ。大門メディカルクリニック大門メディカルクリニックはJR浜松町駅より徒歩2分。月曜~金曜の診療で、午前(11:00~13:00)、午後(15:00~19:00)となっている。院長はベア典子氏。「漢方薬は皮膚疾患に強いといわれている。肌の乱れの原因は内臓の乱れのことも多い。気になる人は気軽に受診して欲しい」と述べている。漢方外来は、完全予約制だ。(画像はプレスリリースより)【参考】・新規開設のお知らせ!「アトピーでお悩みの方へ」~皮膚の病気に特化した保険適用の漢方治療に関するご案内サイトを開設いたしました~
2016年05月11日理化学研究所(理研)、オーガンテクノロジーズ、北里大学は4月2日、マウスiPS細胞から、毛包や皮脂腺などの皮膚付属器を持つ「皮膚器官系」を再生する技術を開発したと発表した。同成果は、理研 多細胞システム形成研究センター 器官誘導研究チーム 辻孝チームリーダー、オーガンテクノロジーズ 杉村泰宏社長、北里大学 医学部 武田啓主任教授、佐藤明男特任教授、東北大学大学院 歯学研究科 江草宏教授らの研究グループによるもので、4月1日付けの米科学誌「Science Advances」に掲載された。皮膚には、皮膚付属器として毛包や皮脂腺、汗腺などの複数の器官が一定の規則性を持って配置されており、体の中で最も大きく複雑な器官系である。皮膚に関わる疾患は、外傷や熱傷、先天性乏毛症、脱毛症、分泌腺異常など数多く知られているが、皮膚器官系が複雑なために皮膚の完全な再生はいまだ実現していない。同研究グループは今回、皮膚疾患に対する新たな再生治療法の確立に向け「Clustering-Dependent embryoid Body:CDB法」を開発した。CDB法は、マウス歯肉の細胞から樹立したiPS細胞株を、1週間低接着培養することにより胚葉体(EB)と呼ばれる凝集塊を形成。コラーゲンゲル内に30個以上のEBを立体的に配置したものを免疫不全マウスの腎皮膜下に移植するというもの。移植されたEBは、移植30日後にはテラトーマ様の組織を形成していた。この移植物を組織学的に解析したところ、移植物は外胚葉や内胚葉性の上皮組織からなる空洞構造(嚢胞)を多数持っており、これは、iPS細胞単独移植や単一のEBを移植した場合と比較して、約4倍の上皮組織からなっていたという。同上皮組織をより詳しく解析すると、移植物の上皮組織の一部に、天然の皮膚と同等の組織構造が形成され、毛包や皮脂腺などの皮膚付属器を持つ皮膚器官系が再生されていることがわかった。この皮膚器官系には、毛穴を介して毛幹が萌出している様子も観察されたという。これら再生皮膚器官系に含まれる付属器官の組織構造を詳しく解析したところ、毛包器官内に毛包上皮性幹細胞や毛乳頭細胞が正常に再生され、毛包に付随する立毛筋も適切な位置に配置されていることがわかった。また再生皮膚器官系が正常な機能を持つかどうかを解析するため、再生皮膚器官系から毛包を10~20本含む全層組織をひとつの再生皮膚器官系ユニットとして外科的に分離し、ヌードマウスの皮下へ移植した結果、移植した再生皮膚器官系は、移植されたヌードマウス(レシピエント)に生着し、少なくとも3カ月にわたりがん化することはなかったという。移植14日後には、再生毛がレシピエントの皮膚表面より萌出し、その後、天然毛と同様に成長していく様子が観察された。この再生毛は、iPS細胞に由来することが実験で確認されている。なお、マウスの体毛はおよそ20日間という一定の毛周期で生え替わるが、再生毛包の毛周期を解析したところ、マウスの天然の体毛と同様に約20日間の毛周期で生え替わることが明らかとなり、機能的な毛包再生が可能であることも示されている。同研究グループは今回の研究について、将来、皮膚の重度の外傷や熱傷などの完全な再生を可能にするとともに、先天性乏毛症などの深刻な脱毛症や皮膚付属器に関する疾患の再生治癒につながることが期待できるとしている。
2016年04月04日皮膚科というと、皮膚炎やヤケドなどの皮膚トラブルに見舞われたときに行く場所というイメージがあるかもしれません。じつは、シミやシワ対策としても活用できることをご存知ですか? 化粧品や医薬部外品よりも効果のある医薬品を処方してくれることもあり、そのなかには保険が適用されるものもあるのです。肌の悩みは皮膚科医へ相談しようシワは老化だけでなく、乾燥によっても生じます。この乾燥が進むと肌のバリア機能が低下し、さまざまな皮膚トラブルに見舞われることも少なくありません。どこまでを「病気」ととらえるかは各人の症状や医師の判断によりますが、皮膚病を招くおそれがあれば、保険適用の治療や医薬品を処方してもらえるものです。また、レーザーなどによるシミ取りにも対応しています。ヤケドなどのシミのできた原因によっては保険が適用されるので、診察を受けてみるのもいいでしょう。たとえ病気とは診断されなくても、皮膚科医はスキンケアのスペシャリスト。肌の状態によって適切なケアの方法を指導してくれるので、悩みがあるときには相談してみては。また、肌に合わない成分を調べるパッチテストを受けておくと、自分に合った化粧品探しの役に立ちます。調べる項目にもよりますが、保険適用の診療になるケースが多いので、一度受診しておくと安心です。ただし、診療方針はクリニックによって異なるので、事前に問い合わせをしておきましょう。ホームページに美容関係の項目が掲載されていたり、女医がいたりすると、美容関係の相談に応じてくれることが多いように感じます。シミやシワを撃退する医薬品も肌の悩みが治療目的と認められれば、保険適用の医薬品を処方してくれます。化粧品はあくまで肌を健やかに保つものなので、美白やシワに効果があるということはできません。医薬部外品には美白効果をうたうものもありますが、改善を目的としている医薬品の効果が上回ることはいうまでもないでしょう。美容マニアのあいだでも知られているのが「ヒルドイド」という医薬品。しもやけなどの症状に処方されますが、非常に優れた保湿効果があることで知られています。美白には「トランサミン」や「シナール」という飲み薬があり、服用し続けることでシミやそばかすを改善できるのだとか。たとえ保険が使えないとしても、確実にシワやシミとサヨナラしたいなら、医薬品に頼る方法もあることを覚えておくと、いざというときに役立ちます。ただし、医薬品には副作用が生じることもあるので、必ず服用する前に皮膚科医へ確認を。ほかにも、大人も悩まされるニキビの治療などに対応しているので、なかなか治らないときには相談してみましょう。もしかしたら、間違ったケアをしていたり、ニキビではなかったりするかもしれません。皮膚科を上手に活用できれば、美肌づくりの選択肢が広がるということを覚えておきましょう。
2016年03月25日韓国を拠点にアジア各国で展開するオラクル美容皮膚科はこのほど、「オラクル美容皮膚科 東京新宿院」を東京都新宿区にオープンした。「オラクル美容皮膚科」は、アジア最大級のクリニック数を誇る韓国の美容皮膚科。これまで韓国のほか、中国、台湾、フィリピン、タイ、ベトナムとアジア各国で多くのクリニックを展開してきた。このほど、東京都新宿区に日本で初となる「東京新宿院」を開設。これまでアジア各国で実施してきた何万もの治療データをもとに、患者一人ひとりの症状・希望に合わせた治療法を提案するとしている。同院は、美容外科よりも気軽に通えてエステにはない高い効果を得られる、肌のトータル治療を目指す。医師やスタッフの教育プログラムも確立しており、本国と同じクオリティの医療サービスを日本でも受けることができるという。施術メニューの一例としては、しみ・そばかす・あざ・肝斑のブルートーニングは1万5,000円(1回+美白管理)、美肌・くすみ・クマのプラセンタ注射が1アンプル1,000円、レーザー脱毛は背中全体脱毛で1回3万3,000円、エラのボトックス注射は8,000円。なお、イメージキャラクターを務める歌手のGACKTさんがプロデュースした「プレミアムビューティーコース」も提供。皮膚の治療効果をより実感することができるように、複数の治療プログラムを組み合わせて行う10回コースとなっている。価格は50万円。ホームページでは、GACKTさんによるメッセージ動画(YouTube)も公開中。診療科目は、皮膚科・美容皮膚科・美容外科。診療は完全予約制。※価格はすべて税別
2016年02月01日熊本大学は11月2日、皮膚がんの一種である血管肉腫のがん細胞では、本来は別々であるはずの遺伝子が融合していて、その融合遺伝子ががんの発生に関わっていることを発見したと発表した。同成果は熊本大学生命科学研究部・皮膚病態治療再建学分野の神人正寿 准教授らの研究グループと、北里大学の共同研究によるもので、11月1日に科学誌「Cancer Research」に掲載された。血管肉腫は血管やリンパ管の細胞から発生し、皮膚上では年配の人の頭部にできることが多い。発見されづらく、リンパ節や内蔵に転移していってしまうが、放射線療法や化学療法などの治療が効きづらいため、新しい診断法と治療法の開発が必要とされている。がんの主な原因としてがん遺伝子の変異があるが、今回の研究では、血管肉腫のがん細胞では通常の遺伝子変異とは異なり、NUP160とSLC43A3という本来とは別々の遺伝子が異常に融合してしまっていることを発見。この「NUP160-SLC43A3融合遺伝子」は染色体の一部が切り取られ、別の染色体にくっついた結果2つの遺伝子が融合して作られると考えられており、融合遺伝子が陰性の患者と比べて、がんの進行が早い可能性があるという。また、NUP160-SLC43A3融合遺伝子をマウスに注射したところ、がん化したため、がんの発生との確認が確認されたほか、NUP160-SLC43A3融合遺伝子を血管肉腫の細胞から除去すると血管肉腫の細胞の数が減少したため、治療につながる可能性も確認された。融合遺伝子はこれまで白血病や悪性リンパ腫などのがんでも発見されており、融合遺伝子を検出することで高精度・高感度の診断が可能となる。肺がんの一部ではすでに遺伝子検査が保険適応となっており、融合遺伝子の働きを阻害する薬剤が高い治療効果を発揮していることから、今回の血管肉腫における融合遺伝子の発見は、皮膚がんの原因の解明だけでなく、簡単な診断や特効薬の開発にもつながることが期待される。
2015年11月02日慶應義塾大学(慶大)は4月21日、マウスを用いた実験で、アトピー性皮膚炎は黄色ブドウ球菌などの異常細菌巣によって引き起こされることを解明したと発表した。同成果は慶大医学部皮膚科学教室と米国National Institutes of Healthの永尾圭介 博士(元慶應義塾大学医学部専任講師)との研究グループによるもので、4月21日(現地時間)に米科学誌「Immunity」電子版に掲載された。アトピー性皮膚炎は気管支喘息、食べ物アレルギー、花粉症などのアレルギー疾患を合併することがあるため、アトピー性皮膚炎そのものもアレルギー性の疾患だと考えられている。しかし、生体が何に反応して皮膚炎を発症しているかはわかっておらず、原因となるアレルゲンは特定されていない。血液検査で強い抗体が検出されることからダニやホコリが原因と考えられているが、それを裏付ける臨床的な証拠は存在していない。一方、アトピー性皮膚炎がひどくなると皮膚表面の細菌の種類が減少し、過半数が黄色ブドウ球菌によって占められることは知られていたが、黄色ブドウ球菌がどのようにアトピー性皮膚炎に関係しているかはわかっていなかった。同研究では、アトピー性皮膚炎を発症するマウスに皮膚細菌巣を培養したところ、生後4周からC. mastitidisという菌の出現に続いて黄色ブドウ球菌が出現し、最終的にはC. bovisという菌と黄色ブドウ球菌が皮膚細菌巣を支配することがわかった。このモデルマウスに対し離乳直後から、異常細菌巣に効果を発揮する抗生物質2種類で持続的な抗菌治療を行ったところ、正常な皮膚細菌巣を保ち、皮膚炎を発症しなかった。さらに、離乳後無治療で10週目に抗菌治療を開始したマウスと、離乳直後から抗菌治療を実施し10週目で抗菌治療を中止したマウスの症状の推移を観察したところ、前者は皮膚炎がほぼ治癒したのに対し、後者は正常だった細菌巣が一気に黄色ブドウ球菌とC. bovisに置き換わり、激しい皮膚炎を発症した。そこで、治療を止めて皮膚炎を発症したマウスの細菌を、治療により一時的に炎症が寛解していたマウスに接種した結果、黄色ブドウ球菌が最も強い皮膚の炎症を誘導した。また、C. bovisはIgEという抗体の上昇をもたらす免疫反応を誘導し、それぞれの細菌が異なった役割を果たしていることがわかった。今回の成果は、偏った異常細菌巣を正常化することでアトピー性皮膚炎を治療する新しい治療法の開発につながる可能性がある。研究では抗生物質を使用したものの、腸内細菌への悪影響もあるため、今後、抗生物質に頼らずに正常な細菌巣を誘導する方法の検討が期待される。
2015年04月22日富士フイルムは4月14日、マウスに経口で摂取させた抗酸化成分「アスタキサンチン」が皮膚まで到達していることを確認したと発表した。同成果は、同社ならびに京都大学 大学院農学研究科 海洋生物生産利用学分野の菅原達也 教授らによるもの。詳細は5月14日からパシフィコ横浜で開催される「第12回アジア栄養学会議(ACN2015)」にて発表される予定だという。これまでの研究にて研究グループは、アスタキサンチンをマウスが経口摂取すると、紫外線による肌のシワ形成と表皮からの水分蒸散が抑制されるという研究結果を報告していたが、この仕組みとして、経口摂取したアスタキサンチンが消化吸収され、皮膚まで到達。紫外線(UVA)により皮膚の真皮に発生した活性酸素を除去したことで、シワ形成抑制効果が生じたと推察したほか、経皮水分蒸散量の抑制効果も同様に、皮膚に到達したアスタキサンチンが、表皮のバリア機能を維持するのに必要なセラミドの産生や維持に影響を与えていると考え、今回、研究を行ったという。その結果、経口摂取したアスタキサンチンが皮膚まで届いていること、ならびにナノ乳化した場合はさらにその量が増加することを確認したという。なお同社では、美容ドリンクやサプリメントでアスタキサンチンを摂取することで、肌のシワ形成や経皮水分蒸散量が抑制されることが期待できるとしており、今後もアスタキサンチンの美容・健康における効能効果やメカニズムについての研究を進めていくとしている。
2015年04月15日森永乳業が日本農芸化学会で発表森永乳業はアロエステロール(R)を含むアロエベラ葉肉粉末(AVGP)を経口摂取することにより、紫外線による皮膚弾力性の低下が予防されることをマウスで確認したと発表した。研究成果は、日本農芸化学会2015年度大会(2015年3月26日~29日:岡山)で発表。背景アロエベラの食用として認められている葉肉部分であるアロエベラゲルの成分がアロエステロール(R)。森永乳業は既にヒト臨床試験および皮膚光老化モデルにて、アロエステロール(R)経口摂取による、皮膚水分量の低下予防ならびにシワ形成予防・シワ深度の改善効果を報告している。研究成果アロエステロール(R)経口摂取による皮膚弾力性低下に対する予防効果と、そのメカニズムについて検討。皮膚光老化モデルマウスにアロエステロール(R)を経口摂取させると皮膚弾力性の低下は有意に予防されることが明らかとなった。そのメカニズムに関しては紫外線によって真皮のコラーゲンやエラスチンあるいは表皮と真皮の間に存在する基底膜の構成成分であるIV型コラーゲンを分解する酵素が増加するのを抑制することが判明した。皮膚組織中のヒアルロン酸は紫外線によって減少するが、アロエステロール(R)経口摂取によってその減少が予防されることも明らかとなった。(画像はプレスリリースより)【参考】・森永乳業プレスリリース
2015年03月28日皮膚保護剤のアンケート調査輸入日用品等を扱っているKura Kenは、花粉による皮膚の不快感に対する皮膚保護剤(ファムズベビー:製品名)のアンケート調査を行った。花粉症で目や鼻に不快感がでる人が多くなってきたが、花粉症が重要化していると肌が露出している部分に不快感を覚える。調査内容実施時期は2014年2月~4月、実施方法は実際に目の周り、鼻の周り、唇、首筋、耳、腕・足に製品を使用して、とても良い・良い・あまり良くない・良くないの4段階のアンケート調査。サンプル数は50名で、対象者は花粉症を有する20~50代の男女。花粉症は軽度が18人、中度が17人、重度が14人。(判断は自己申告)総合評価は50例中28人が「とても良い」と答え、残り22人も「良い」と回答。「かゆみが軽減した、和らいだ」というコメントが多かった。なかには、「香りがよくない」、「香りが良いともっと嬉しい」とのコメントもあった。ファムズベビーファムズベビーは、角質層の中に保護層を形成することに初めて成功した皮膚保護剤。肌を傷める様々な原因(水、お湯、洗剤、 汗、分泌物、乾燥、摩擦、雑菌)から皮膚を遮断し、保護するという新しいタイプのスキンケア製品。保護層は肌の水分蒸発を防ぐことから、保湿作用にも優れている。赤ちゃんの乳児性脂漏湿疹、あせも予防、保湿によるアトピー性皮膚炎の予防に一定の効果が得られている。また、老人の乾燥肌対策にもよく使われている。看護師の手荒れ、くつずれ、院内感染予防、介護の分野でも乾燥肌対策、おむつかぶれ予防などで評価されている。保護層の力を最大限高めるために品質の安定性を重視し、香料を省いている。販売価格は2,400円(35g)、米国からの輸入品。(画像はプレスリリースより)【参考】・Kura Kenプレスリリース(PDF)・Kure Kenホームページ
2015年03月04日タムロンは1月21日、全域F/1.0の明るさを実現し、標準スクリューマウントに対応した遠赤外用望遠3倍ズームレンズ「LQZ3X3510V」を発表した。1月28日より発売する。同製品は、全域F/1.0の明るさを持った遠赤外線レンズで、4群4枚で構成されている。独自の設計的工夫により、レンズ枚数を削減しながら、3倍望遠ズームを達成した。さらに、大幅な赤外光透過率向上を目指し、透過率の良いゲルマニウムレンズを採用。これにより、遠赤外監視にとっては厳しい環境である被写界内の温度差が極小の場合においても、画面ノイズの発生による映像の荒れを防ぎ、鮮明度の高い映像再現を可能にした。また、マウント形状は、遠赤外線カメラ市場で主流となっているM34 P0.5スクリューマウントを採用した他、レンズ制御は一般的な調歩同期式シリアル通信に対応させた。こうした汎用性の追及により、さまざまなアプリケーションに展開されることを期待しているという。そして、写真用交換レンズで定評のあるVC(防振抑制)機構を、遠赤外線レンズ用に新たに設計し、対応振動周波数、耐久性を最適化している。例えば、監視用途でカメラはポール構造で設置されることが多くある。こうした状態でのポールの振動周波数の主波長帯を独自に分析し、最適な帯域を有した防振機構とした。加えて、従来の3ボール、3コイル駆動式のメリットを継承しながらも、24時間監視に必要な耐久性を持たせた駆動方式を採用した。これにより、従来ではカメラ自体の振動が起因して被写体が動いているように撮像されることによって発生していた誤検知を低減し、カメラ本体の動体検知精度の向上に寄与するとしている。この他、レンズ内蔵のFB(フランジバック)調整プログラムにより、レンズとカメラの組み合わせごとにフランジバックを簡単に調整でき、ズーミングによるピントのずれを極小に抑えることができる。
2015年01月23日ヒュー・ジャックマンが3度目の皮膚がん治療を受けていたことが分かった。26日(現地時間)、ニューヨークで愛犬と散歩中をパパラッチに撮られたヒューの鼻に絆創膏が貼られていたことから、ヒューの代理人が明らかにした。代理人は「E! News」の取材に、ヒューが治療を受けたことを認めて「すべて大丈夫です」と語った。ヒューは昨年11月に鼻に基底細胞がんが見つかり、摘出手術を受けた。今年5月にも同様の手術をしている。直後に『X-MEN:フューチャー&パスト』プレミアに出席した北京で「僕は未来については現実的なんだ。今後少なくとも1回、おそらく数回は(皮膚がんになることは)あるだろう。オーストラリア人、それもオーストラリア育ちのイギリス系にはめずらしくないことなんだよ。日焼け止めを塗れ、なんて言われた記憶もないんだから」と語った。27日には、「Good morning」と愛犬と一緒の笑顔の画像をインスタグラムに投稿したヒュー。数時間後には「SUNSCREEN!」と、改めて日焼け止めを塗る大切さを伝えるメッセージを投稿した。(text:Yuki Tominaga)
2014年10月29日(画像はイメージです)冬季のアトピー性皮膚炎(湿疹型)に対するビタミンDの効果マサチューセッツ総合病院(米国)は2009年2月から3月に、モンゴルの国立皮膚センターと協力してウランバートル(モンゴル)在住の107人の子どもを対象に冬季のアトピー性皮膚炎に対するビタミンDの効果を調べる臨床試験を行いました。この研究は、ボストンで行われた小規模試験の結果を二重盲検比較試験で確認することが目的です。この研究成果は、Journal of Allergy and Clinical Immunologyの2014年10月号に掲載されています。試験内容登録条件は年齢が2歳から17歳、湿疹の範囲と重症を使ったアトピー性皮膚炎のスコアが10から72で冬場に悪化するアトピー性皮膚炎であることでした。経口でcholecalciferol(1,000 IU/日)飲む群とプラセボを飲む群に無作為に症例を割り付けました。投与期間は1か月です。皮膚のクリームを子どもとその両親に渡し、アトピー性皮膚炎と基本的なスキンケアについて教育を行いました。試験に登録した人数は107人で平均年齢は9歳、59%が男性でした。投与開始時の湿疹の範囲と重症を使ったアトピー性皮膚炎の平均スコアは21でした。試験を完結したのは104人でした。プラセボに比較してビタミンDを飲む群では有意に湿疹の範囲と重症を使ったアトピー性皮膚炎のスコアが改善しました。副作用はありませんでした。紫外線がビタミンDの合成を促進することから、重度のアトピー性皮膚炎に治療に紫外線が使われています。しかし、経口的にビタミンDを与えて、アトピー性皮膚炎の改善を二重盲検比較試験で実証したのは今回が初めてとのことです。今後は成人におけるビタミンDの効果や通年性のアトピー性皮膚炎の子どもに対するビタミンDの効果を検討する必要があります。【参考】・マサチューセッツ総合病院プレスリリース・Randomized trial of vitamin D supplementation for winter-related atopic dermatitis in childrenVolume 134, Issue 4, Pages 831–835.e1, October 2014
2014年10月13日(画像はプレスリリースより)ストレスが皮膚を衰えに関与する機序を発見ポーラ・オルビスグループのポーラ化成工業は、ストレス関連物質「サブスタンスP」が、肌の弾力性やくすみに影響を与える真皮線維芽細胞のコラーゲンの発現を低下させることを発見。サブスタンスPは、刺激によって神経線維から放出される神経物質の一つ。真皮の細胞にはサブスタンスPの受容体があり、サブスタンスPはその受容体と結合して初めて真皮に影響を与えます。サブスタンスPは受容体と結びつくとコラーゲンの生産が低下します。皮膚の透明度、光透過性を支えるIII型コラーゲンに強い影響があることが判明しました。ロータスエキスがサブスタンスPの作用を抑制ポーラ化成工業は上記事実に基づき、III型コラーゲンの産生抑制を防ぐ素材を色々探した結果、ハスの胚芽から抽出した「ロータスエキス」が効果を示すことを発見。その機序はサブスタンスPの受容体の発現を抑制することでした。ロータスエキスは保湿成分として、すでに使われています。フラボノイド類などの成分が含まれています。【参考】・ポーラ・オルビスグループプレスリリース・ポーラプレスリリース(ブルームスパ)
2014年07月08日(画像はプレスリリースより)森下仁丹第14回日本抗加齢医学会総会で発表森下仁丹は九州大学と共同で「ザクロエキス」が皮膚で長寿遺伝子が活性化することを確認した。「ザクロエキス」由来のポリフェノール成分の皮膚細胞(HaCaT細胞)のSIRT1活性化作用を検討。その結果、エラグ酸、ブニカリン、ブニカラジン、ウロリチンAの4つのポリフェノールがベータアクチン中のSIRT1を活性化することを確認した。この実験は皮膚細胞を用いた実験。今後皮膚老化作用に関しては動物皮膚にこのポリフェノールあるいはザクロエキスを塗布した実験や経口投与したときの皮膚の変化を検討することが必要となる。人での経口投与あるいは肌に塗布による皮膚の老化の予防あるいはシミ・シワの改善等の検討が必要となる。ザクロ1968年にザクロに含まれるエストロンが発見された。エストロンにはエストロゲン様作用ががあることからザクロには女性の更年期障害を緩和するといわれたことがある。国民生活センターは市販のザクロジュースにはエストロゲンは含まれていないことを発表。成分としてアルカロイドとタンニンを含むため過剰摂取は危険。カロリー制限と寿命延長効果カロリー制限や低温環境下にある動物は代謝速度が低下し、それに伴い加齢速度も落ち、寿命が著しく延長する。加齢速度を制御していると想定されているのが、SIRT1遺伝子。周囲の環境ストレスに適合するために発現し、様々な作用を有することが確認されている。【参考】・森下仁丹プレスリリース
2014年06月18日(画像はイメージです)アロエステロール(R)の光老化モデルマウスに対する効果森永乳業は、第68回日本栄養・食糧学会でアロエステロール(R)の皮膚の光老化に対する予防効果を発表した。紫外線照射で誘導される皮膚水分量とシワの深さの変化を予防することを明らかにした。(画像はプレスリリースより)アロエステロール(R)森永乳業はアロエベラゲルから抗肥満効果および抗糖尿病効果を示す有効成分としてアロエステロール(R)を同定。昨年は乾燥肌に女性56名がアロエステロール(R)を含む食品を8週間摂取したところ、無摂取群に比べて腕の皮膚水分変化量の増加傾向が見られ、シワ平均深度が有意に低下することを報告。この水分保持作用はアロエステロール(R)が繊維芽細胞のコラーゲンやヒアルロン産再生能を高めることによると推定。アロエのは古くから傷薬として使われてきたが、その有効成分は主にアロエに含まれる多糖類と考えられていた。今回の実験に用いられたアロエステロール(R)は多糖類ではなく、植物の細胞膜を構成する脂質の一種である植物ステロールであることから、アロエの効果に新しい切り口を発見。アロエステロール(R)が経口サプリメントとして乾燥肌にうるおいを与えたり、日焼けによる皮膚の老化に対するアンチエイジング作用を示したりすることが期待される。【参考】・森永乳業プレスリリース
2014年06月10日私たちはよく「美肌になりたい」「肌が綺麗な人に憧れる」と思うことが多いですが、身近にある皮膚はどのように役割があるのでしょうか? 今回は、基本的なことですが、私たちの皮膚の役割についてご紹介いたします。皮膚の役割1:保護膜私たちは体は皮膚で覆われています。皮膚の大きな役割の一つに保護膜があります。太陽から降り注ぐ紫外線をブロックしたり、細菌や化学物質などの生体外からの侵入をブロックし、未然にトラブルなどを防ぎます。また、体内に蓄えてある水分を外に逃がさない働きもしています。皮膚の役割2:環境の変化を捉える熱い、冷たい、痛い、寒いなどの様々な感覚を司る役割もあります。各感覚受容器の働きにより体への安全を確認し、また、気持ちよさや痛さなどの感覚を伝える大切な役割もあります。皮膚の役割3:熱交換器人間の体は37度近くになると、体温調整の為に毛穴が開き体外へ熱を発していきます。それでも体温調整が間に合わない場合は、発汗を行いその際の気化熱で効果的に体温調整を行います。逆に、寒くなると、皮膚の毛細血管が収縮して毛穴が締まり、熱が体外に逃げない様にします。皮膚の役割4:体の変化を表す健康状態が悪い場合に、肌の色も悪くなることがあります。みなさんも風邪をひいた時に顔色が悪くなったり、寝不足で目の下にクマができてしまったりと、肌から感じる健康状態はあるとおもいます。肌は、体のコンディションを移す鏡でもあります。このように、皮膚には4つの大きな役割があります。私たちに皮膚がなければ生命維持をすることができません。肌が綺麗である前に健康でなければ美しさは無いということです。毎日規則正しい生活を送りながら、体をいたわりながら美肌作りを目指すことはとても大切なことなのです。
2013年11月14日常に再生続ける皮膚それを見逃さないことがカギ1月21日、Web Wire では医療従事者による皮膚の再生についての記事が掲載された。(画像はイメージです。)21歳以上大多数の人が自分の皮膚に何らかの不満があり、より若い肌に戻りたいと感じているという。そして、皮膚のダメージは化粧品やメイクの方法で改善されると多くの人が考えている。自分に合った高品質の化粧品を日々の手入れに使うことによって、表面的な解決は見られるだろう。しかし多くの人々は化粧品にそこまで多くの投資をできないのが現実だ。もっとシンプルで、実践可能な方法はないだろうか。中央フロリダメディカルセンターのジェニー・ユン・ブキャナン氏は、皮膚の再生についての研究を続けている。肌の若さを保つためには正常な再生リズムを整えることが重要だと言う。皮膚は遺伝の法則に従って定期的に良い状態に生まれ変わっている。しかし、どんなに最高な皮膚が生まれたとしても、当の本人がそれを見逃していては素晴らしい肌を手に入れることはできず、肌はすぐにまた衰えてしまう。日焼けを防ぐことが最もシンプルなスキンケアブキャナン氏はこのような皮膚再生のチャンスを逃さないスキンケアの手法について「Anti-Aging Skin Care Simplified(シンプルなアンチエイジング・スキンケア)」と題してまとめた。本論では絶えず再生を続ける皮膚のシステムを詳しく説明している。人は誰でも27日おきに再生している。体のどの部分の皮膚も再生し続けている。古くなった細胞は老廃物となって表面に表れ、それをうまく処理することで肌は生まれ変わる。氏は肌を美しく保つ最善の方法は皮膚を日焼けから守ることとしており、日焼けが皮膚に与える数々のダメージやそれによって起こる皮膚がんについても言及している。元の記事を読む
2013年01月25日11月12日は「皮膚の日」。日本臨床皮膚科医会によって1989年に定められたもので、皮膚についての正しい知識の普及と、皮膚科専門医療に対する理解を促進するための啓発活動を行われている。11月10日(木)には渋谷マークシティのイベントスクエアで「ひふ診断」などのイベントも行われ、渋谷エクセルホテル東急では、「皮膚の日」目前スペシャルトークショーも開催された。秋野さんは保湿を一番に考えて、朝と晩の2回、30分のスキンケアを毎日欠かさず行っている。ローションパック、ビタミン化粧水でお肌を整え、乳液、美容液、クリームをじっくり浸透するよう、3分という間隔にて適用。ローションパック時には、家庭用のイオン導入器を使っている。佐藤さんは、仕事柄、化粧をしている時間が長いことから、クレンジングに力を入れている。オイルクレンジングした後、オイルを洗い流す前に水をつけた手でオイルを乳化してお肌の奥の汚れまでしっかりと落としている。その他、お風呂上りに化粧水をつける前、オイルで肌を柔らかくし、リンパマッサージなどを行ってから化粧水をつけていく。ローションパックを3分おきに化粧水をかけるケアをしている。更には、内側からのケアとして、豆乳や野菜を多く取り入れるように心掛けているとのこと。先生方はお二人のスキンケアを高く評価。しかし、見落としがちなのが全身の皮膚。江藤先生は、「全身の皮膚を伸ばすと畳一枚分、手のひら100枚分に相当する。そのうちの手のひら2枚分のスキンケアだけでなく、その他の98%のケアも大事」と説明。適度な肌のバリアは20ミクロン=0.02ミリと非常に薄いもので、冬場は特に壊れやすい。乾燥にとって大切なのは、『水分保護バリア』。乾燥するとアレルギー症状が引き起こされやすいようだ。お風呂で体を洗う際、ナイロンタオルでこするのも、皮膚に適さないのでNG。ちなみに、お肌の皮膚が生まれ変わる周期は45日間。アカすりタオルなどで肌に傷をつけてしまうと、肌は無防備な状態になってしまう。肌が荒れると細菌やウイルスが入りやすくなり、様々な感染症やアレルギーになりやすい。あまりこすりすぎず、必要な分だけ汚れを取るように心がけることが大事だ。秋野さんは、石けんを使わず手のひらでなでるように洗っているとのこと。佐藤さんは、お風呂上りにまだ水分が残った状態でオイルを塗り、その後にタオルで拭いているそう。実は、そのやり方が一番入浴後に水分を封じ込めておくのに最適な方法らしい。温泉などに入りすぎるのもお肌の乾燥の原因になるので、入浴後15分以内のケアが大切。皮膚を乾燥したままにすると、粉がふいたようになることもあり、さらに悪化すると、かゆみが襲ってくる「アトピースキン」という状態になる。かゆみ神経が皮膚の上に上がってくるので、汗をかいたり風が当たっただけで痒くなってしまうんだとか。そうなる前に、お肌の手入れを心掛けたい。日頃のケアの積み重ねが、健康な肌には重要。皮膚のことで悩んだら皮膚科に相談だ。
2011年12月01日3月3日は耳の日、8月7日は鼻の日、10月10日は目の日……。では、11月12日は?正解はいい(11)皮膚(12)の日だそう。その記念日にちなみ、都内にて、秋野暢子さん、佐藤かよさん、日本臨床皮膚科医会の若林先生、江藤先生によるトークセッションがあったので潜入してきました。■皮膚は乾布摩擦では鍛えられない司会「秋野さん、佐藤さんは普段どういった肌のお手入れをされているのでしょうか?」秋野さん「まず、お風呂に入るときはタオルで体をこすらず、手で洗ってます。その後、時間をきっちり計って化粧水をつけてケアしてますね」佐藤さん「私は、タオルでゴシゴシこすっちゃいます。でも、入浴後は、保湿系のオイルをたっぷり体に塗ってますね」司会「先生、お二人の肌ケアを評価するといかがでしょうか」江藤先生「そうですね。秋野さんの手で洗うというのはとても良いです。皮膚は例えるなら高価な革カバンのようなもの。例えば、バーキンのカバンをごしごしとは洗わないですよね?」江藤先生「また、勘違いされている方がいるのですが、皮膚を削ると、新しい皮膚が再生したと思いがちですが、そうではありません。皮膚が生まれ変わる周期は45日と決まっています。それよりも前に皮膚を削ると皮膚の下層が丸裸の状態にさらされてしまいます」若林先生「そうですね。もっと言うと、皮膚の一番外側の表皮で水分保護バリアと呼ばれる部分の厚さは0.02mmしかないんです。1mmの50分の1。とても繊細なので、メガネふきくらい細かい目のもので大切に洗うようにしてください。また、肌を鍛えたい言われる方がよくいるのですが、皮膚は鍛えられるものではないので、誤解されないようにしてください」■お風呂上がり15分以内のケアが重要江藤先生「あと、佐藤さんがお風呂上がりにオイルでケアしているのは良いですね。肌の水分量を計る実験データがあるのですが、それによると、入浴して10分後は水分量が高く、20分後にほぼ入浴前と同じ水分量になり、1時間後には、入浴前より水分量が落ちてしまいます。つまり、入浴後15分~20分以内に保湿ケアすることが肌にとっては重要です」若林先生「さらに言うと、温泉で3回、4回と入浴される方がいるのですが、肌にとっては危険なので、先ほどの20分以内の保湿ケアを留意しながら入浴してください」司会「ありがとうございました。最後に感想などお願いします」秋野さん「乾燥は特にこれからの時期ケアが必要なので、気をつけていきたいです」佐藤さん「肌が繊細ということが分かりました。今後も十分ケアしたいです」若林先生「肌に関する間違った理解が多いので、イベントや講演など参加してください」江藤先生「皮膚に関しては皮膚科に来てもらえると、一人ひとりに合ったアドバイスができるので、気軽に訪れてください」肌については、勘違いも多いので、意識しながら正しい知識を身に付けたいですよね。ちなみに、肌全体の表面積は畳1畳分(1.6平方メートル)くらいで、総重量は8kgと体の器官では一番の重さだそうです。(COBS ONLINE編集部)【関連リンク】【コラム】1日2回シャンプーOK?皮膚科医に聞く間違いだらけの清潔習慣【コラム】虫刺され、シミ。皮膚科医に聞く。肌に跡を残さない方法とは【コラム】皮膚科医に聞く。水虫が治りにくい人の特徴とは
2011年11月10日