11月14日、郷ひろみの『お嫁サンバ』や杏里の『CAT’S EYE』、工藤静香『嵐の素顔』など数多くのアーティストの作詞を手掛けた三浦徳子さんが今月6日に亡くなったことが分かった。75歳だった。すでに葬儀は近親者ですませたという。オリコンが発表した‘80年代の作詞家総売り上げ枚数では、女性として堂々の1位を記録するなどヒットメーカーとして知られていた三浦さん。かつて自身の作詞への思いについて、このように話している。《全部聴かせどころというのはだめ。サビはちょっとあればいい》《(仕事は夜ではなく)朝起きて、言葉が向こうからやってくるのを待つんです》(『東奥日報』‘93年1月1日付)そして、三浦さんが手がけた曲の中でも特に知られていたのが、松田聖子(61)の楽曲だった。「デビュー曲『裸足の季節』に始まり、大ヒットを記録した『青い珊瑚礁』や『夏の扉』。他にも『風は秋色』『チェリーブロッサム』など、聖子さんの初期作品で人気の曲はほとんど三浦さんが作詞したものでした」(スポーツ紙記者)」ほとんどインタビューに登場しない三浦さんだが、‘19年に放送された『ラジオ深夜便』でこんな貴重なエピソードを語っている。言語学者の金田一秀穂氏との対談の中で、聖子との初対面の印象について、「(オーラは)そのときには感じなかったけど、スタジオで声を出したとき、すごくいい声なんですよ。声量がすごくあったの」また、聖子に作った歌詞のモチーフが「海」が多いとの指摘に対しては、「(そのイメージが)ありますね。彼女の基本カラーは、自分の中で『淡いピンク』にしたんです。(中略)『青い珊瑚礁』の『渚(なぎさ)は恋のモスグリーン』は、ピンクに合う色だからモスグリーンが出ているんです。会ったときに、ほほがうっすらピンクでかわいかったんですよ。彼女は色白だし。だから、『基本カラーをピンクにしましょう』と」聖子も三浦さんが手がけてくれた曲に感謝しているに違いないーー。
2023年11月16日お笑い芸人の友近、お笑いコンビ・ハリセンボンの近藤春菜が演じるキャラクター“徳川徳男・徳子”による全国ツアー「徳男と徳子 オレだよ、アタシだよ2022」が2022年冬に開催される。徳川徳男(近藤)・徳子(友近)は、何から何まで「オレだよ、アタシだよ」と自分の手柄にしてしまう“凶悪コンビ”。今回開催が決定した全国ツアーも、決して放送や配信には乗せない乗せられない秘密のライブとなる。「徳男と徳子 オレだよ、ワタシだよ 2022」は、2022年2月25日に東京・有楽町よみうりホール、2 月27日に北海道・カナモトホール(札幌市民ホール)、3月6日に福岡 福岡市民会館、3月13日に広島・広島国際会議場フェニックスホール、3月18日に大阪・森ノ宮ピロティホール、3月22日に愛媛・松山市民会館、3月25日に愛知・名古屋市公会堂、3月27日に東京・有楽町よみうりホールにて開催。チケットは、21日11時から2022年1月5日11時までHP抽選先行販売を受付。一般発売は東京(2/25公演)・北海道公演は1月22日10時より、福岡・広島・大阪・愛媛・愛知・東京(3/27公演)は2月19日10時より開始。■徳川徳子コメント徳男と全国を回るなんてことは想像もしてなかった、何泊分の下着と服とシャンプーとリンスを持っていけばいいかわからないけどとにかく色んな所いってその土地の風土を感じるの。風土って言葉はアタシが作ったんだよ。皆様ありがとう■徳川徳男コメント徳子と旅するのはオレだよ。各地の発祥という発祥がオレだってことを証明する時がついに来たんだな。 久しぶりに顔を出す土地もあるから楽しみにしている。お手柔らかに頼むな。お手柔らかにって言葉を世界で初めて言ったのはオレだよ。徳男より
2021年12月20日7月17日(金)よりスタートするTBSドラマ「表参道高校合唱部」に、新たに高校教師役として神田沙也加が出演することが決定した。本作は合唱が大好きな女子高生・香川真琴(芳根京子)が廃部寸前の合唱部を立て直し、歌の力でミラクルを起こすという青春ストーリー。合唱部の生徒役には、1,000人のオーディションから選抜された「次世代のスターたち」をキャスティング。さらに合唱部顧問の音楽教師役には、ミュージカル「ファントム」主演や現在上演中の「エリザベート」トート役で活躍するほか、映画『シンデレラ』日本語版声優としても話題の城田優が出演する。このたび、新たに出演が決定した神田さんが演じる高校教師・瀬山えみりは合唱部の副顧問であり、主人公の担任であるという物語のキーパーソン。神田さんはミュージカル「Into the Woods」(赤ずきんちゃん役)、「赤毛のアン」(アン・シャーリー役)、「レ・ミゼラブル」(コゼット役)など数多くの舞台で大活躍し、2014年にはディズニー映画『アナと雪の女王』日本語吹き替え版にアナ役として出演。その歌声で大勢のファンを魅了したことも記憶に新しい。今回は“合唱”がテーマとなっているこのドラマの中で、彼女の美声を聴くことができる点も大きな見どころとなっている。神田さんは2003年に今回のドラマと同じ金曜ドラマ枠で放送された「ヤンキー母校に帰る」で生徒役として出演して以来、連続ドラマの出演は実に12年ぶりにとなる。さらに教師を演じるのも初めてのこと。今回の役柄は、合唱部の副顧問でありながら部活動は勤務時間外のボランティアと考え、廃部にも無関心という面倒なことを避けるいまどきの女性。コメディ要素も持ち合わせ、ドラマ全体の華となる役割を担う。神田さんは「ここ何年かは舞台出演が中心でなかなか連続ドラマに出演する機会がありませんでしたが、『合唱』がテーマのドラマだと伺って興味を持ちました。もちろん緊張していますが、『合唱』という題材なのでアウェイ感なくやれのではないかと思い出演を決めました」と明かす。さらに、役柄だけでなく、バックステージでも歌の練習や指導を生徒役のキャスト陣にしてほしいというリクエストをプロデューサーから受けているそうそうで、「歌うシーンの撮影では、城田さんも生徒たちに本当に指導しているんです。その姿を見て、私が持っている情報の中で役立つと思うことを生徒たちにアドバイスして、声楽指導をしていこうと思いました。初めての経験ですが、それを通して、私も一緒に伸びていけたらいいですね」と本作に対する意気込みを語った。加えて、ほかキャストも実力派が揃った。真琴の父親で、合唱大好き一家の家長・香川雄司役にはミュージカル「TALK LIKE SINGING」や「オケピ!」など数多くの舞台に出演し、ミュージカル「雨に唄えば」で第4回読売演劇大賞男優賞も受賞している川平慈英を筆頭に、第33回菊田一夫演劇賞を受賞し、三谷幸喜作品にも多数出演している堀内敬子、真琴の祖父・原田万歳役には平泉成、表参道高校の校長で、過去には合唱部の顧問として真琴の両親を指導していたという大曽根徳子役を高畑淳子が演じる。高畑さんも日本のシャンソンの祭典「パリ祭」に出演し歌を披露したり、ミュージカルに出演するなど、歌にはなじみ深い。神田さんをはじめとする、勢ぞろいした“歌える役者”陣にも注目だ。金曜ドラマ「表参道高校合唱部!」7月17日より22時~よりTBSにて放送。(text:cinemacafe.net)
2015年06月20日