“時代の音”を創った早逝の天才音楽家、大村雅朗の没後25周年トリビュート公演が、2月10日(金)フェスティバルホールにて開催される。「大村雅朗 25th Memorial Super Live」チケット情報八神純子『みずいろの雨』、ばんばひろふみ『SACHIKO』、松田聖子『SWEET MEMORIES』、佐野元春『SOMEDAY』、山口百恵『謝肉祭』、南佳孝『スタンダード・ナンバー』、大沢誉志幸『そして僕は途方に暮れる』、吉川晃司『モニカ』、渡辺美里『My Revolution』、薬師丸ひろ子『メイン・テーマ』など1600曲以上の楽曲を手掛け、46歳の若さで他界し伝説の作編曲家として知られる大村雅朗。彼の偉大なる功績を称え、日本屈指のミュージシャンが奇跡の再結集!文字どおり、一夜限りの“メモリアルスーパーライブ”を繰り広げる。音楽監督は、80年代後半から大村サウンドワークスの一翼を担い支えていた名ギタリスト・佐橋佳幸と、大村アレンジ作品に触れ、編曲家を志したという亀田誠治。さらにバンドメンバーは、レコーディングセッションに欠かせなかったリビングレジェンドの山木秀夫(ds)や今剛(g)、メインプログラマーを任され、大村雅朗の最期を看取った石川鉄男(mp)、後年のセッションを共にした斎藤有太(key)、山本拓夫(sax)と無双のスーパーバンド編成でお届け。ヴォーカリストも大澤誉志幸、ばんばひろふみ、南佳孝、八神純子、渡辺美里というオリジナルのラインナップに、数々の名曲たちの薫陶を受けてきた槇原敬之を加えた珠玉の一夜が日本最高峰の音楽の殿堂で実現する。また、トークゲストとして松本隆、ゲストDJとして砂原良徳も出演。チケットは発売中。■本公演に関する特別番組の放送も予定されているのでぜひチェックを!◎「福岡が生んだ音楽家 大村雅朗~響き続ける“時代の音”~」放送局:NHK BS1放送日:2月2日(木) 24:00~ゲスト:松本隆、渡辺美里、中川翔子、川崎鷹也、佐橋佳幸、亀田誠治、八神純子、ばんばひろふみ、大澤誉志幸、南佳孝◎「大村雅朗25th メモリアルスーパーライブ」(福岡公演)放送局:CS「歌謡ポップスチャンネル」放送日:2月4日(土) 23:00~24:45出演:ばんばひろふみ、八神純子、渡辺美里、中川翔子、大澤誉志幸、南佳孝、槇原敬之、川崎鷹也音楽監督:佐橋佳幸、亀田誠治ゲストDJ:砂原良徳トークゲスト:松本隆、木崎賢治◎「大村雅朗コレクション」放送局:CS「歌謡ポップスチャンネル」放送日:2月4日(土) 24:45~25:45
2023年02月01日今年9月、日本のポップスをスタイリッシュに塗りかえた早逝の天才音楽家、大村雅朗のトリビュートコンサートが生誕の地である福岡にて開催された。「大村雅朗 25th Memorial Super Live」チケット情報1978年に上京し「みずいろの雨」(八神純子)のアレンジャーとして瞬く間に脚光を浴び、83年には作曲及び編曲を手がけた「SWEET MEMORIES」(松田聖子)でレコード⼤賞編曲賞を受賞。86年リリースの「My Revolution」(渡辺美里)以降は、サウンド・プロデューサーズ・ムーブメントの先駆者として、ジャンルレスなヒットを量産し続けた。このコンサートでは、1997年に46歳の若さで逝去した偉大なる作編曲家の功績を称え、その人柄や仕事の流儀などを当時の仕事仲間らと共に回想しながら、時代を超えて色褪せることのない『大村雅朗の音楽』の輝きを、没後25年となる2022年に多面的に掘り下げ、ステージに甦らせたのだった。音楽監督は80年代後半から大村サウンドワークスの一翼を担い、支えていた名ギタリスト佐橋佳幸と大村アレンジ作品に触れ、編曲家を志したという亀田誠治。さらにバンドメンバーは、レコーディングセッションに欠かせなかったリビングレジェンドの山木秀夫(ds)や今剛(g)、メインプログラマーを任され、大村雅朗の最期を看取った石川鉄男、後年のセッションを共にした斎藤有太、山本拓夫と無双のスーパーバンドが編成された。終幕まもなく、大きな反響を得たこのコンサートの再演を求める声があがり、これだけのメンバーが再び一堂に会する機会は至難の業と思われたものの、大村雅朗のオリジナルアレンジを忠実に再現する日本屈指のミュージシャンたちが大阪に奇跡の再結集。ヴォーカリストも大澤誉志幸、ばんばひろふみ、南佳孝、八神純子、渡辺美里というオリジナルのラインナップに、数々の名曲たちの薫陶を受けてきた槇原敬之を加えた珠玉の一夜が日本最高峰の音楽の殿堂で実現する。公演は2023年2月10日(金)フェスティバルホールにて。チケットは、12月13日(火)23:59までオフィシャルサイト先行(抽選)を受付中。
2022年12月01日お笑いコンビ・トータルテンボスの大村朋宏、藤田憲右、マジカルラブリーの野田クリスタル、村上、ぼる塾のきりやはるか、あんり、田辺智加が27日、都内で行われた「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト 東京大学×吉本興業:笑いのコミュニケーション科学キックオフイベント『M-1グランプリを科学する!』」に出席した。東京大学と吉本興業は、東京大学の「知」と吉本興業の「エンターテインメント」を掛け合わせた「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」をスタート。同プロジェクトでは、2025年大阪・関西万博、その先のSDGs目標達成年次の2030年を見据えながら、学術とエンターテインメントの積極的な対話、協働を推進し、持続可能な新しい価値の創出と未来への提言を目指していく。その一環として行われたこの日のイベントでは、東京大学の教授がこの日登場した吉本興業所属のお笑いタレントたちのデータをベースにしながら『M-1グランプリ』を学術的に分析した。教授たちの言葉にうなずいた彼らだが、村上が「フリとボケ、ツッコミの工程ぐらいしかみんな知らないと思うので、他にもお笑いが生まれるような仕組みが世の中に広まったらまた違う作り方が出来るんじゃないかと思って面白かったです。そこに乗っかれない人は置いていかれるようになるかもしれないですね」と勉強になったようで、大村も「何でもかんでもデータにして答えを出そうとしてとか思っていましたが、思いのほかデータの着眼点に鋭いところがあって甘く見られないなと思いました」と納得顔だった。イベント中には次のM-1優勝者をSNSから予想するコーナーでSNSの"ライク"をもとに"ルミネtheよしもと貢献度ランキング"も発表。マジカルラブリーが2位、トータルテンボスが109位にランクインした。その結果に藤田が「俺たちめちゃくちゃ出てるよ。出て109位はダメだろ。ジョイマン(55位)に負けたのがすげー悔しい!」と不満な表情で、大村も「これはとんだ営業妨害! それだけじゃないでしょ? というところもあるので、"ライク"だけじゃないデータも取って欲しいです」と教授たちに提案する場面も。続いて大村は「藤田はすぐエゴサーチしてトータルテンボスが嫌いな人をわざわざ探し、『嫌いな一般人お前』って返すんです」と過度なレスポンスをした藤田を指摘していた。同イベントのテーマでもある"笑いを分析"にちなみ、「吉本のどんなところを分析して欲しい?」という質問に、野田は「電話を出ないマネージャーがいるんです。それとマネージャーによって売れる率が変わってくるかもしれないので、このマネージャーついたらというのを分析して欲しいですね」と懇願。それに絡めた向井は「僕が入った頃はちゃんとあいさつしてくれたのに、付いた芸人さんが売れたら挨拶してくれない社員さんがいるんです。腹立った社員さんのリストをあげて何でそうなってしまったんだろうと東大の先生に分析して欲しいです」とお願いすれば、向井に同意した藤田は「M-1に出たら手のひら返した人が山程いるよね。あいさつしてくれるようになった」と暴露して笑いを誘っていた。
2021年11月28日世界の一流オペラハウスを舞台に活躍中のソプラノ大村博美のリサイタルが開催される。その彼女の価値を世界に知らしめた演目がプッチーニの名作オペラ『蝶々夫人』だ。オペラ史上に残るヒロイン“蝶々夫人”を演じた回数はすでに100回を超え、昨年はついにプッチーニの生地イタリア・トスカーナ州トッレ・デル・ラーゴで毎年開催されている「プッチーニ・フェスティヴァル」において、この大役を歌ったというのだから本物だ。もちろん当たり役の“蝶々夫人”以外にも、ヴェルディ作品における数々の熱唱ぶりは注目の的。世界に通用する数少ない歌手の1人としてその存在感は高まるばかりだ。今回のリサイタルでは、イタリア有数のマエストロにしてプッチーニ・フェスティヴァルの理事を務めるアルベルト・ヴェロネ−ジがピアノを担当し、プッチーニを始め、リストやグノーにトスティなどなど、大村の魅力を引き出す素敵なプログラムがずらりと並ぶ。まさに今が旬のソプラノ大村博美を聴き逃がすことなかれ。●大村博美さんインタビュー(今回の公演に寄せて)
2019年11月28日現代アートの祭典「あいちトリエンナーレ」の企画展「表現の不自由展・その後」をめぐる名古屋市の河村たかし市長(70)の発言を、愛知県の大村秀章知事(59)が厳しく批判した。元従軍慰安婦を表現した「平和の少女像」や、昭和天皇の写真を用いた作品が物議を醸していた「表現の不自由展・その後」。河村市長は8月2日、この企画展を視察し「どう考えても日本人の心を踏みにじるもの」と述べ、展示の中止を要求すると発表していた。運営側には「ガソリン携行缶を持ってお邪魔する」と書かれた脅迫FAXが届くなど抗議が殺到。開催から3日間で中止に追い込まれた。5日の記者会見で大村知事は、河村市長の主張を「憲法違反の疑いが極めて濃厚」と指摘。「公権力を行使される方が、“この内容は良い、悪い”と言うのは、憲法21条のいう検閲と取られてもしかたがない。裁判されたら直ちに負けると思う」と厳しく批判した。また「税金でやるなら、自ずと表現の範囲は限られる」といった論調に対しては、「全く真逆。公権力を持ったところこそ、表現の自由は保障されなければならない。税金でやるからこそ、憲法21条はきっちり守られなければならない」と反論した。Twitter上では《大村知事は反日》《知事辞めな》などと大村知事に反発する声もあるが、毅然とした発言に賛同の声が相次いでいる。《大村知事の考えが常識的な対応だと思います》《歴史修正主義者だらけの首長ばっか話題になるから、こういう人いるとほっとする》《愛知県の大村知事に賛同します。河村たかし名古屋市長、菅官房長官、松井一郎大阪市長による「アートへの政治介入」は明らかに憲法21条に違反している》大村知事によると、5日朝にも「ガソリンを散布します」などと書かれた脅迫メールが県に届いたといい、警察と対応を協議するという。
2019年08月05日お笑いコンビ・トータルテンボスが23日、都内で芸歴20周年記念「20年のいたずら」記者会見を開催。藤田憲右は、相方・大村朋宏の不倫騒動について、ドッキリだと本気で勘違いしたことを明かした。大村が藤田に仕掛ける"いたずら"企画でおなじみにトータルテンボス。この日の会見では、20周年にちなみ、20個のいたずらを大村が藤田に仕掛け、藤田のリアクションと大村の「テッテレー!!」に会場は終始笑いが絶えなかった。いつもドッキリを仕掛けられている藤田は「どこからどこまでが本当なのかわからなくなるっていうのには陥ります」とドッキリの弊害を告白。「それこそ、大村のあの件もドッキリだと思っていましたから」と、今年4月に『FRIDAY』で大村の不倫が報じられた騒動に触れた。当時、大村は事前に藤田に電話し、「仕事に影響してしまうかもしれない。悪いな」と謝罪。すると藤田は「仕方ない。2人で協力して笑いに変えていこうぜ」と優しい言葉をかけてくれたという。大村は「めちゃくちゃいいこと言ってくれて、すげえいい相方だなと思った。ケンカしているはずの嫁にまで『藤田がこんないいヤツで…』って言うくらい興奮していた」と振り返った。ところが、『FRIDAY』発売日当日に仕事で会うと藤田の風当たりが強く、大村が「あれ? あのときの優しさは? どうしたの?」と尋ねると、「やってくれたな! ドッキリだと思ってたんだよ!」と、本気でドッキリだと勘違いしていたという。藤田は「絶対電話の向こうでカメラがまわっていて、相方はどんなリアクションをするか試されていると思って、めっちゃいいやつ言って…。そうしたら、金曜日の朝にコンビニに行ったら本当に並んでいるから、マジだったんか!って。この先どうなんだ俺ら。大変なことしてくれたなって」と当時の衝撃を説明。「それくらいドッキリの弊害が」と笑った。
2017年08月23日お笑いコンビ・トータルテンボスが23日、芸歴20周年を記念して都内で「20年のいたずら」記者会見を開催。4月に不倫騒動を起こした大村朋宏は、今月不倫疑惑が報じられた雨上がり決死隊の宮迫博之について「クロ」「同士」と話した。記者からコメントを求められ、大村は「僕がね…何も言うことはないですけど。まあクロですよね」とクロ認定。相方の藤田憲右が「オフホワイトだよ」と指摘するも、大村はさらに「宮迫さんの事情ももちろんあるけど、"同士"としては…」と続け、藤田が再び「同士にするな、オフホワイトだよ。お前はダークブラック!」とツッコんだ。そして大村は「宮迫さんくらいのポストの人にはガツンと、『別にお前たちには悪いことしてねえだろ』って言ってくれてもよかったのかなと思いました」と期待を抱いていたことも告白。「『嫁さん子供たちには悪いことしたけど、周りがガヤガヤ言うなよ』と、宮迫さんくらいがガツンって言ってくれたら、『宮迫さん、ありがとうございます!』って」と話した。大村の発言に、藤田は「それはダメだろ」と注意し、「そんな風に思う時点でダメです。周りの人にも迷惑かけてるし、世間の人にも悪いことをしてるんですよ。人間的にね」と愛あるダメ出し。最後に大村が「絶対藤田にはバレてほしくないですし、隠し通してほしいですね」と藤田も不倫しているかのような発言で笑いを誘った。
2017年08月23日「チームラボ 大村の神社に浮遊する球体、呼応する城跡と森」が、長崎県大村市の大村公園で開催される。期間は、2017年6月3日(土)から7月2日(日)まで。“自然そのものを、自然のままアートに”。チームラボの作品群は、街の風景をそのままデジタル化することで未知なるアート空間に変えてしまう。今回は、玖島崎樹叢(くしまざきじゅそう)の木々と城跡の石垣に光を灯し、幻想空間へと導く。2016年10月に「TOKYO数寄フェス」にて披露された“浮遊する、呼応する球体”が舞台を変え「浮遊する、呼応する球体 - 大村神社」として登場する。大村神社に浮遊する光の球体は、衝撃を受けることで光の色を変化させ、色特有の音色を響かせる。強く輝いたり消えたり、まるでゆっくりと呼吸しているかのごとく鑑賞者たちに振る舞う。玖島崎樹叢は、玖島城が廃城となった後、林が自然の状態へと戻った自然林の森。この森の木々と城跡の石垣が、今回の展示では「呼応する森と城跡 - 玖島崎樹叢」として姿を変える。「浮遊する、呼応する球体 - 大村神社」と同様、鑑賞者の動きにあわせてつながる光と音は、森に新たな息吹を吹き込んでくれる。【詳細】チームラボ 大村の神社に浮遊する球体、 呼応する城跡と森会期:2017年6月3日(土)~7月2日(日)会場:長崎県大村市大村公園内(玖島崎樹叢・大村神社境内)住所:長崎県大村市玖島1-45-3時間:19:00~22:00(最終入場21:30)※荒天の場合は中止。※小学生の入場は保護者同伴とし、 中高生のみの入場は20:30まで。入場料:・市内在住者大人 500円、高校生以下(市外在住者で市内の高校に通学している生徒を含む):無料・市外在住者大人 800円、高校・中学生 300円、小学生以下 無料※障害者手帳提示者及び介助者1名までは無料。※市外在住者のうち、市内宿泊施設・飲食店の登録店(ポスター掲示店)で割引チラシを入手し提示すると入場料減額(300円割引)。
2017年05月13日お笑いコンビ・トータルテンボスの大村朋宏、藤田憲右、お笑い芸人のとにかく明るい安村が21日、沖縄で開催中の「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」内で行われた映画情報紹介ステージに登場した。大村は、きょう21日発売の『FRIDAY』で一般女性との不倫が報じられ、この日行われた同映画祭のお笑いステージで「本当にお騒がせして申し訳ありません」と謝罪。相方の藤田が『FRIDAY』を持って登場し、記事を読み上げていじり倒し、笑いを誘った。お笑いステージ後に行われた映画情報紹介ステージでは、昨年3月に『週刊文春』で不倫が報じられたとにかく明るい安村と共に登場。不倫騒動を起こした2人の偶然の共演に、本人たちも驚きつつ、笑いに変えてトークを展開した。大村は、自身の影響で安村も不倫騒動を掘り起こされてしまったことに、「俺は仕方ないじゃん、旬だから。お前までこういうことになって…」と申し訳なさそうに。安村は「自分がやってしまったことですから」「反省してます」と話した。そして、最後のあいさつで大村はあらためて「私事ですが、みなさんに迷惑をかけてしまった」と謝罪。「仕事にも影響は出てしまうかもしれませんが、藤田を巻き込んでしまったけれども、2人で力をあわせてなんとか頑張っていきますので、みなさん応援お願いいたします」と呼びかけると、「頑張れー!」と応援の声も上がった。さらに、藤田が「不倫すんなよ! 不倫すんなよ!」と念押しすると、大村は「気を付けます。二度としません」と約束。大村が「お前なんかバレてねーだけで」と反撃する場面もあり、藤田は「俺マジでしてねーもん」と否定しつつ、「昔してたけど」と冗談交じりに返した。
2017年04月21日一般女性との不倫が一部で報じられたお笑いコンビ・トータルテンボスの大村朋宏が21日、沖縄県那覇市の波の上うみそら公園で行われた「島ぜんぶでおーきな祭 第9回沖縄国際映画祭」のイベント「島ぜんぶでおーきなステージ波の上お笑いスペシャル」に登場。不倫の事実を認めて謝罪し、妻とのやりとりなどを明かした。相方の藤田憲右が「持って来ましたよ」と、大村の不倫を報じたきょう21日発売の『FRIDAY』を持って登場。「トータルテンボス大村、ファンを食い物に」「極秘不倫…内緒にしちゃダメなんですよ」と記事のタイトルを取り上げながら大村の不倫をイジって笑いにした。大村は「食いませんから」などと突っ込みつつ、「本当にお騒がせして申し訳ありません」と謝罪。藤田が「では、内容に触れて」と記事を読み上げていくと、「本当に読んでくわけ!?」と苦笑い。LINEでの恥ずかしいやりとりも明かされると、「震えました」と打ち明けた。藤田が「千鳥の大悟はグレー、あなたは黒」と、不倫疑惑が報じられた大悟と比較すると、大村は「ブラックですよ、完全に。認めましたよ。内容に関しては事実とは異なることもありましたが、関係はありました」と記事はすべて事実ではないとしつつ、不倫を認めた。また、妻に報告した際、「得意のテッテレ―だよな」と大村のおなじみのドッキリだろうと言われ、「テッテレ―じゃありません」と返すと、「これがテッテレ―じゃなくてどうするんだ。本当なのか」と言われたという。大村の父親も数々の愛人をつくってきたそうで、「血だよ」と言われたことも明かすと、藤田が「血のせいにしたらダメだ。お前が悪い」と指摘した。さらに、藤田から「気にするな。出ちまったものはしょうがない。これからコンビで頑張って笑いに変えていこうぜ」と優しい言葉をかけてもらったと、相方にも感謝した大村。「(妻に)一応許していただいたので、もうこういうことがないように、精進して頑張っていきます」と誓った。
2017年04月21日劇団プレステージが、9月2日(金)から東京・CBGKシブゲキ!!で第11回本公演『リサウンド~響奏曲~』を上演する。本作に3兄弟の役で出演する今井隆文、大村まなる、長尾卓也に話を聞いた。劇団プレステージ『リサウンド~響奏曲~』チケット情報今回、3度目のタッグとなるほさかよう(空想組曲)が脚本・演出を手掛ける本作。「ドラマ6.5:コメディ3.5な作品です。(劇団員の猪塚)健太とか(平埜)生成とかが出ないでこういうドラマ作品をやるのは、かなりの賭け。そこが抜けてドラマやれんのかってみんな思ってると思うし、出ないメンバーも『ん?』って思ってると思うんです。だからそのメンバーに『これ出たかったわ』って言わせるのが今回の目標というか。それが多分お客さんも一番喜ぶと思う」(今井)早くに両親を失った倉橋家の三男・奏(そう/大村)は、バンドマンである長男の響也(きょうや/今井)に憧れ、自分もバンドを始めようとしていたが、突発性難聴で両耳が聞こえなくなってしまう。そんな弟のために次男の楽(がく/長尾)は教師の夢を奏に託し、一家の大黒柱として働き始める。「大丈夫」と何事もなかったかのように大学に通う奏。だが、次第に兄弟の気持ちはすれ違い、不協和音を奏ではじめる――。長男を演じる今井が「僕はギターボーカルなので大変ですよ。まず音楽スタジオで楽器の練習をしてから稽古場に来てます」と話すように、今回はバンドの生演奏も。耳が聞こえなくなる三男役の大村も「ただ手話をやってもお客さんたちは『ん?』ってなる。そこに役として何かひとつ要素を足さなきゃいけないのが難しいですね」と、さまざまなチャレンジと向き合っている。中でも次男役の長尾は「卓也の見たことない顔見てます、今」(大村)と言われるように、芝居への挑戦の最中。「劇団ではバラエティ担当だったので。僕が今までやってきてない役で苦戦しています」と全身全霊で取り組んでいた。11年目となった劇団プレステージ。「今は『これが劇プレだ』じゃなく、『お、こっちで来たか』という新しいものをやらなきゃいけないとき」(今井)と語る。長尾「劇団プレステージの印象ってバラエティのほうが強いと思うんですけど、新たな一面を楽しみにしてもらえればと思います」大村「今回は、劇団メンバーの内側のまだ見せてなかった部分が出ている作品になってるんじゃないかと思います。作品としても、なにか持って帰ってもらえるものになっていると思うので、ぜひ観に来てください」今井「観なきゃ損しますよ!やりたいことが見つかっていないという人はぜひ観に来てください」『リサウンド~響奏曲~』は9月2日(金)から18日(日)まで、東京CBGKシブゲキ!!にて。チケットは発売中。取材・文:中川實穗
2016年08月30日ルネサス エレクトロニクスのブースでは、チップの説明よりも、チップで何ができるかに重点が置かれていた。前編で強調したぶれないルネサスの4つのテーマ。(1) エコカー・燃費向上、(2)メンテナンス性の向上、(3)安全性の向上、(4)クルマのIT化(総合コックピット)について、紹介しよう。○エコカー・燃費向上のカギは高性能マイコン今から10年後でも、従来の内燃エンジン車の方が、EV/ハイブリッド(HEV)や燃料電池車よりもずっと多いと予想されている。SiCだ、GaNだ、と新しいパワー半導体が登場してきても価格がIGBTの10倍も高いからまだ普及していない。だからこそ、内燃エンジンの燃費を極限まで追求し、いかに少ないガソリンで遠くまで走れるか、燃費を向上させCO2排出を減らすかを追求していく。このためには、最適なタイミングでの点火や燃料噴射のタイミングをマイコンできっちり制御していくことになる。ルネサスはマイコン「RH-850」の性能を上げ、制御アルゴリズムを高速に計算できるように進化させ続けている。市販の55/65nmプロセスルールで264MHzのクロックで動かすマイコンと比べ、40nmでその1.7倍、28nmルールに微細化して400MHzで動かすと2.9倍にも性能は上がる(図1)。これにより、細かい分解能のタイミングでエンジンを制御できるため、燃費が良くなりガソリンの消費量が減ることになる。点火に必要な高耐圧ICの性能も上げ、0.18μmの市販品と比べ90nmに微細化した高耐圧ICは1.5倍の電流密度を上げることができる。面積当たりの電流を増やすことができるため、安い価格で電流を高速にスイッチできることになる。EV/HEVに使うモータ制御にもマイコンは大活躍する。クルマではできるだけ低コストで高性能を実現させることが不可欠。このために2台のモータを1個のマイコンで制御するほどの性能を実証している(図2)。モータ2台が必要なのは、HEV/EVの駆動用のモータと、回生ブレーキ用のモータ(正確には発電機(ダイナモ))を動かすために必要だからである。マイコン1個であってもドライバとパワー半導体はそれぞれのモータに必要だが、低コストでワイヤハーネスも少なくできれば大きなメリットとなる。将来、EVのコストがさらに下がり走行距離が伸びれば、4WB車を駆動する場合にも使える技術となる。さらに電力効率の向上によりパワーインバータを小型にできるが、インバータの堆積を従来の4.9リットルから2.9リットル、さらには0.9リットルへと小型にしたデモも見せた。0.9リットルはモータの中にECUプリント回路基板を搭載してしまったもの(図3)。モータ専業メーカーの安川電機も1~2年前に試作した例を見せたが、マイコンメーカーがモータにインバータを集積して見せたのはこれが初めて。モータ制御回路の効率を上げるためにマイコンからドライバIC、パワー半導体までを組んで実証しなければならないが、それを短期間で開発するためにまずはシミュレーションで確認することが重要。ルネサスはデバイスを作る前に、モデルベースでシミュレーションし、動作を確実にするという手法も開発している。○メンテナンスの向上セキュリティを含めた安全分析、安全対策をサポートする制御プログラムを更新するサービスも提供する。クルマの持ち主はディーラーに行かなくてもプログラムのアップデートができる(図4)。このためのプログラムの更新、診断、修復をフラッシュマイコン+セキュリティ技術でメンテナンスできるようにして行く。それもOTA(Over the air)ネットワークなどを通じてフラッシュマイコンのプログラムを更新する。さらに、クルマを外部のハッカーから守るためのセキュリティにも力を注いでいる。情報系のシステムはセキュリティが入り込みやすい。このため、情報系から制御系(走る・止まる・曲がる)にデータを手渡す時に、認証方式などのセキュリティの壁を設けておく。○安全性の向上交通事故を防ぐための安全性の向上も欠かせない。安全性を上げるためには、人やクルマをセンサによって認識し、その結果を制御系システムにつなげて、ブレーキを制御し、ハンドルや姿勢も制御する。認識や意味理解には演算リッチなSoC、ブレーキやハンドルなどの制御には制御命令主体のマイコンを使うが、両方が得意な半導体メーカーがルネサスだ、と執行役員常務の大村隆司氏は強調する。制御用マイコン「RH-850/P1x-C」は、ISO 26262機能安全規格のASIL-Dレベルに適合しており、いろいろな診断機能を備えている(図5)。車載のセキュリティHSM(Hardware Security Module)にも対応しており、高性能で最大8MBという大容量フラッシュを内蔵し、4チャンネルCANやFlexRayなど合計20チャンネルもの接続インタフェースを持つ。それでいながら消費電力は0.9Wしかないため、熱設計が簡単で特別な放熱フィンは要らない。自動運転の手前のADASシステムに向けた半導体、開発ツール、ソフトウェアプラットフォームも用意している。衝突防止用のレーダーシステム、4台のカメラによるサラウンドビューモニター、ADASそのものの認識を司るSoC、V2X通信ソリューションなどに向けたソリューションを提供する。例えば、レーダーやライダー(LIDAR)、カメラなどのセンサデータを集め、360度に渡り人や物体を認識する(図6)。そのためのソリューションも準備している。LIDARは、レーザーやLED光を360度回転させ、その反射を検出して距離を測り、クルマの周囲(クルマや人、自転車など)との距離を測る装置であり、メカニカルスキャン方式が主流だが、MEMSによるスキャン方式も提案されている。今回のカーエレクトロニクス展示会では、駐車場の空き情報をクラウドに蓄え、クルマに泊まるべき場所データを送り、自動運転でその場所に停まる、というデモを行った(図7)。動かない駐車場の情報をクラウドに上げておき、新しいクルマが駐車場にやってくると空き情報をクラウドからクルマに伝える。自動運転車はカメラを備え、駐車場に入ったら駐車場の情報にしたがう。○クルマのコンピュータ化クルマの走行中は、データをクラウドに上げて計算するのではなく、クルマ内のコンピュータ能力を高めておく必要がある。クラウドとのやり取りだけに頼っていては、応答が遅くなる恐れがあるためだ。このためにITのコンピュータ能力を高めておく。そして、そのインタフェースとなるのがダッシュボード周りであり、ルネサスはそれをコックピットと呼んでいる(図8)。いわばドライブシミュレータのようなものだ。今回の展示会で同社は、総合コックピットをフロントガラス前面にヘッドアップディスプレイ(HUD)を用いて表示させるというデモを行った(図9)。例えば霧などで前方がよく見えない場合、AR(拡張現実)を用いて、視界が短くてもHUDを通した景色は、まるで霧が晴れたように遠くまで見通せるようになっている。このIT化には、安全性を向上させるための認識と判断機能を高速に計算するSoCとして、R-Car H3を提案する。R-Car H3はカメラやレーダー、ライダーなどからのカメラ映像と、その情報から車を「走る、止める、曲がる」という操作を行う半導体も用意している。ルネサスはこれらを提案するための基板プラットフォームを開発した。このことで、ADASやIT関係の機能を実現するためのソフトウェアを作りやすくなる。ルネサスは、クルマをもっと賢く制御するためのソフトウェア開発をはじめ、さまざまなツールやIP、さらにはハードウェアの実装、サービスなどで協業する仲間を集めている。参加企業にとってもビジネスチャンスが広がる。ルネサスがR-Carコンソーシアムと呼ぶ、エコシステムがそれだ。すでに170社以上参加しており、参加企業が増えている。ちなみにこの1年で30社以上増えたとしている。
2016年02月02日今年のカーエレクトロニクス技術展におけるルネサス エレクトロニクスのブースには人垣が出来ていた。お目当ては、ルネサスならではの認識や判断が必要なIT系と、「走る」「止まる」「曲がる」を基本とする制御系の両方を使った、さまざまな車載システムだ。「IT系と制御系の両方を持つ半導体メーカーこそルネサスだ」。こう語る、ルネサスのクルマ事業総責任者の大村隆司執行役員常務(図1)にルネサスのクルマ戦略について聞いた。今回は戦略を中心に、次回は具体的な戦術を中心に紹介する。おそらく現時点ではルネサスは、クルマ用半導体のトップメーカーだろう。ただし、オランダのNXP Semiconductorによる米Freescale Semiconductorの買収が2015年12月に完了したため、2016年の業績ではこの新しい合弁会社が単純計算でもルネサスを抜くことは間違いない。しかし、ルネサスにはクルマ用半導体メーカーとしての絶対的な自信がある。これまでの実績1位だけではない。「品質の高さとOEM(クルマメーカー)やティアワンサプライヤから信頼されていることだ」と大村氏は言う。顧客からの信頼は、ルネサスの顧客に対する恩返しから来ているという。今から5年前の東北大震災の時、茨城県にある那珂工場が破壊され(図2)、半導体の供給が止まった。その時に、半導体のユーザーである、「クルマメーカーの人たち応援に駆けつけてくれ、本当に助けられた。今度はこちらが恩返しする番だ」と大村氏は述懐する。この時にユーザーの懸命な救助活動に胸を打たれ、事業継続(BCP)の重要さをつくづく思い知らされた。これこそが、クルマ用マイコンメーカートップの責任だという。この時以来、供給し続けなければならないという教訓を胸に刻み、ユーザーに協力に対し、ユーザーが望む近未来のシステムのカギとなるソリューションを提案することを心に決めた。ソリューション提案こそ、ユーザーへのイノベーション提案となる。というのは、顧客でさえ、2~3年先のシステムの詳細は知らない。大まかなイメージはできているが、詳細までは把握していない。ルネサスという半導体メーカーからの具体的な提案があって初めて、細かい修正を要求することができる。半導体メーカーのソリューション提案こそ、世界の勝ち組の手法であり、顧客にソリューション提案ができないと半導体メーカーとしてはリーダーになれない。継続的な供給となると、現時点での生産製品だけではなく将来に渡るロードマップを描き提供することも意味する。マイコンとして最先端の40nmのフラッシュマイコンの供給が整い、次の28nm世代のマイコンも2015年のISSCC(International Solid-State Circuits Conference)で発表したように開発が完了している(図3)。16nm FinFETプロセスも当然ロードマップ上にある。さらに、クルマ用半導体事業のトップになって以来、マイコンだけではなく、BDCMOSやIGBTなどの高耐圧、パワーデバイスなども商談に上っている、数字としてはまだ出てこないが、2020年ごろには間違いなく、立ち上がるだろうという。「現在でも、震災後供給できずに顧客の数を減らしたが、売り上げは何とかキープしている」と大村氏は述べる。クルマ事業は受注から量産納入まで時間がかかるため、結果はすぐに出ないことはこの業界の常識だ。品質の高さには昔からルネサスは定評がある。最近では欧米だけではなく、中国のOEM(クルマメーカー)からもマイコンはルネサスを使え、という声があったと大村氏は顔をほころばせる。クルマ事業の売り上げの半分は海外であり、欧米・中国・インドからも受注しているという。震災から戻ってきたユーザーも増えてきたという。最近では、クルマのビジネスモデルが従来の、OEM→ティア1→ティア2→ティア3というような垂直構造から、水平構造やグローバル化が進んでいる。ティア1メーカー(ボッシュやデンソー、コンチネンタルなど)が多数の半導体メーカーから購入し、そこからいろいろなOEMへ供給するパターンと、半導体メーカーとティア1メーカーがOEMへ供給するパターンがあるという。ティア1へ半導体を収めることが決まっても、その先のOEMが使わなければ量産されない。このためルネサスは、OEMとの距離を短くし、OEMがティア1メーカーにルネサスのマイコンやIGBTを使うように指定してもらう。実はこの手法も利益率の高い海外半導体メーカーの勝ちパターンでもある。直接の顧客へアプローチするだけではなく、さらにその先のOEMに接近して信頼を勝ち取るのである。例えば携帯用半導体でも、直接の顧客である携帯電話機メーカーだけではなく、その上の通信業者(NTTやKDDI、ソフトバンクなど)にも近づく企業が好調だ。もう1つ、ルネサスがクルマ用半導体に自信を持つことは、戦略がぶれないことだと、大村氏は述べる。すなわち、同村氏が自動車の責任者に就任した2013年から、継続して力を入れている分野は四つ。(1)エコカー・燃費向上、(2)安全性の向上、(3)メンテナンス性の向上、(4)クルマのIT化、である(図4)。この4つの中身はイノベーティブに変わっても、基本姿勢は変わらない。ぶれないことは顧客の信頼を勝ち取ることだともいう。顧客やOEMに対してソリューション提案してきたおかげで、ルネサスは将来のクルマのシステムをわかっていると思われていると感じているという。このカーエレクトロニクス展でのデモには、クラウドとつながった自動運転による駐車支援システムや、次世代統合コックピットのデモなどのソリューション提供することで、顧客目線で理解してもらうことを狙っている。技術的にはルネサスはファブライトへシフトしているのになぜ16nm FinFETを開発するのか。「時代は水平分業に向かっていることは確かだ。だからすべての製品の開発をIDM(垂直統合型の半導体メーカー)としてやる訳ではない。ベースとなるCMOSのインテグレーションはTSMCで行うが、その上に集積するフラッシュメモリやSRAM、高速インタフェースなどのIPはルネサスが供給する。高速で面積が小さいのが当社の特長。IEDM(International Electron Device Meeting)で16nm FinFETのSRAMを発表したのはまさにこの技術である」と大村氏は答えている。実は、同社のSRAMやいくつかのIPは同じデザインルールで他社のIPよりも小さいと業界で言われている。大村氏は「当社はパワートレインやボディ系、コックピットのダッシュボード周りはほとんどルネサスのマイコンが入っている。後はADASがしっかり取れれば盤石なマイコン・SoCの体制ができると思う」と自信を持つ。後編では、ルネサスがぶれないという4つのテーマと展示会でのデモに付いて紹介する。
2016年01月26日米国時間の10月12日、カリフォルニア州オレンジカウンティで、「Renesas DevCon 2015」が始まった。会場となるのはHyatt Regency Orange County。2012年も同じ会場で「Renesas DevCon America」が開催されたが、今年はGlobal DevConという位置づけになっている事をREA(Renesas Electronics America)のCEOを務めるAli Sebt氏(Photo02)も強調していた。ちなみにGlobal DevConという位置づけのため、Global CEOである遠藤隆雄氏以下CFOの柴田英利氏、CSMOの高橋恒雄氏、第一ソリューション事業本部の大村隆司氏、第二ソリューション事業本部の横田善和氏なども全員が参加されているという、なかなか豪華な体制になっている。もっともこのうち実際に基調講演に出てくるのは遠藤氏のみで、メインはAli Sebt氏ということになりそうだ。ちなみに10月12日は午後に若干のパネルディスカッションがある程度だが、10月13・14日は終日結構な量のセッションが設けられ、10月15日の午前中まで続く。その意味では実質3日間のセッションだが、かなり盛りだくさんであることはスケジュール表(Photo03~06)からも察しがつく。半導体メーカーのPrivate Conferenceとしては割に大規模な部類(Freescale Semiconductorが開催してきたFTFと同規模)に入るが、その割に基調講演にあたるものは火曜に1時間だけ、というのはちょっと珍しいが、その分セッションと展示に力を入れたという感じのスケジュールになっている。参加者は現時点でのPre-Registrationベースの概算で1400名を超えた(Photo07,08)そうで、かなりの人数である。最終的な数字はまだ出ていないが、昨年日本で開催されたRenesas DevCon 2014ですら事前登録で2100名、参加者1700名だった事を考えると、アメリカでこれだけの人数が集まるのはかなりのインパクトに思える。今年の発表の大きな部分は「Renesas Synergy」であって、これについては後ほどきちんとレポートするが、展示会場にはRenesas Synergyをベースにした医療システムのデモプラットフォーム(Photo09)や、サードパーティのRenesas Synergy搭載SOMモジュール(Photo10)など、すっかりRenesas Synergyの準備が整ったことを伺わせるものとなっていた。もっとも会場全体で見ると、自動車関連、Renesas Synergy、その他の比率は大体6:3:1といった感じで、主軸は自動車関連となっている。これに関しては、同社がこれまで投入してきたさまざまな要素技術を実車に組み込み、実際に体験できるSkyline Freetというデモが13日以降予定されているので、こちらのレポートもさせていただく予定だ(Photo11)。
2015年10月14日スウェーデンのカロリンスカ研究所は10月5日、今年のノーベル医学・生理学賞に北里大学の大村智 特別栄誉教授ら3名を選出したと発表した。今回は、アイルランドのWilliam C. Campbell氏、中国のYouyou Tu氏との共同受賞で、大村特別栄誉教授は抗寄生虫薬のエバーメクチンを発見した業績が評価された。エバーメクチンから開発されたイベルメクチンはアフリカなどの感染症に対し大きな効果をあげている。同教授はこれまでにも、2014年に医学への顕著な業績に与えられるガードナー国際保健賞を受賞するなど、寄生虫病に対する治療法の研究で国際的な評価を得ていた。
2015年10月05日シールアート作家・大村雪乃のエキシビジョン「ビューティフル・ナイト(Beautiful Night)」が11月27日より伊勢丹新宿店本館2階グローバルクローゼットギャラリーで開催されている。12月10日まで。本展では、今回のために作られた新作を含む6作品を展示販売。“新宿”の街をテーマにした新作「Beautiful Night Shinjuku」(42万円)は、一番小さなシールで3mm程度のサイズのシールを約1万枚以上使用して3週間以上の時間をかけて仕上げられた作品だ。新作について、「まずは、新宿の夜景の写真を撮影し、その中で最も絵になる構図を見つける作業からスタート。新宿は“光”が多い街なのでどこを切り取るかを選ぶのが難しかった。使用するシールも今までの作品よりも小さいもので繊細な作業だったが、小さなサイズを使用することで、クールで清潔感のある都会を表現したかった」と大村雪乃は説明。多摩美術大学在学中に抽象画を専攻していたが、「もっと簡単に、誰でもができる手法で作品を作ることはできないか」と考えていた時に、ふと「安価で誰にでも手に入るシールを使ってみてはどうか」と思い立ったのがきっかけで現在の作風に至ったという。「シールであれば貼るという単純な作業からスタートでき、丸や三角のシールを使うことで今まで学んできた抽象画の世界との融合が図れた」と振り返る。夜景をモチーフにした作品が多いが、「幼少期、横浜に住んでいた私にとって夜景は馴染みのある風景であり私にとっての原点かも」。今後はクリスマスイルミネーションなど季節感も盛り込んだ作品を制作していく予定。自身の作業を”絵を作る”と表現し、観客を巻き込むようなアートを作り続けたいという思いから大人向け・子ども向けワークショップも展開していく。「現代アートは難しいというイメージを持って距離を置いている方も多いと思うが、あくまでアートは楽しむもの。私の作品はシールという身近なアイテムが羅列しているシンプルさが特徴なので、アートに興味がある人でもない人でも、大人でも子どもでも分かりやすい。私の作品を見て『私もやってみたい』と感じてくれる人がいてくれたら嬉しい」と話す。
2013年11月30日