8月20日(日)に東京・明治神宮外苑で開催される「2017神宮外苑花火大会」に大黒摩季の出演が決定した。【チケット情報はこちら】神宮外苑花火大会の有料席は神宮球場、秩父宮ラグビー場、神宮軟式球場、東京体育館敷地内の4会場。そのうち、神宮球場、神宮軟式球場ではアーティストによるライブも披露される。大黒は神宮球場に登場。そのほかの出演者や軟式球場の出演者は後日発表される。都内で唯一、山手線内で開催されるコンサート付きの都市型花火大会として、長年親しまれてきた神宮外苑花火大会。今年も1 万2000 発の花火が東京の空に打ち上がる予定。チケットの一般発売は6月17日(土)午前10時より。なお、一般発売に先駆けて、いち早プレリザーブを実施。受付は6月1日(木)昼12時から6日(火)午後11時59分まで。■2017神宮外苑花火大会(第38回大会)8月20日(日)明治神宮外苑(東京都)花火打上げ開始 午後7時30分花火打上げ終了 午後8時30分
2017年05月31日塗るだけで美脚をアシスト!株式会社リベルタは、体の悩みを解決するhimecotoブランドから新商品を発表した。その名も「美脚姫」は、塗るだけで脚をほっそりと見せ、ツヤめく肌を演出するというもの。これから暖かくなり、脚見せファッションもしたくなる季節。そんな時、脚の悩みを解消するアイテムとして、非常に心強い存在になりそうだ。発売日は2017年3月22日(水)。一部のバラエティショップおよび公式サイトで購入できる。楽して美脚を手に入れたい人に春に向けて、徐々に薄着ファッションになってくる季節。ブーツやタイツで脚をカバーできる季節から、脚を見せるスタイルに切り替わるこの時期、脚の悩みを抱える女性は多いのではないだろうか。運動で脚痩せをするには時間が足りない、お出かけに合わせて、手軽にすっきりしたい。そんなワガママを叶えるのが「美脚姫」だ。ハイライトやシェーディングを使い、脚をほっそりと見せる「コントゥアリングメイク」というメイク法だ。方法は至って簡単。スネの部分に「美脚姫」を直線を描くように塗るだけ。これでハイライト効果を発揮し、メリハリのあるほっそり美脚を演出できる。クリームにはピンクパールを配合し、肌なじみのよさを実現。ウォータープルーフ処方で、汗や水に強く、夏でも使えるのがうれしい。金、白金、パール、ダイヤモンド末を配合しているため、素肌がきらめき美脚効果を狙える。5種類の植物エキス配合により、きれいなだけでなく保湿までできてしまう優れもの。自信を持って脚を出したい女性の、頼れる味方になりそうなアイテムだ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社リベルタのプレスリリース
2017年03月17日ワキに塗るだけでぶつぶつ・ざらざらの悩みを解消! 株式会社リベルタは、30秒で白く美しいワキになれる「白ワキ姫」シリーズから、塗るだけでぶつぶつ・ざらざらのない美しいをワキに見せるワキ用クリーム『ツルワキ姫』を、2017年3月22日(水)より販売する。衣服との摩擦や、毛抜き・カミソリ等による自己処理が原因でできやすくなってしまうワキのぶつぶつ・ざらざら。塗るだけで手軽に理想の美しいワキを手に入れることができる『ツルワキ姫』は、ワキの悩みを抱える女性たちにとって嬉しい商品だ。マイクロパウダーと光拡散パウダーが毛穴の凸凹をしっかりカバーさらさらマイクロパウダーが毛穴の凸凹をパテのように埋めてツルリとしたフラットな肌に導き、ナチュラル色の光拡散パウダーが毛穴目立ちをしっかりとカバーする。さらに、アルコール・パラベンフリーなので肌に優しく、植物成分がワキにハリと潤いを与えてくれる。また、汗や水に強いウォータープルーフ処方のため、暑い日やプールなどに行ったときでも、美しいワキを長時間キープすることができる。商品価格は1,250円(税別)で、全国のロフト、プラザ、MAKE UP SOLUTION、MS・Style、Urban Comfort、一部ココカラファインで販売される予定だ。(画像はプレスリリースより)【参考】※株式会社リベルタプレスリリース(DreamNews)
2017年03月12日2015年に発売され、瞬く間にベストセラーとなった柚月裕子の小説「孤狼の血」が、この度、東映にて映画化されることが決定。日本映画界を代表するスタッフ・キャストが集結し映画化に挑むという。原作は、醜悪なテーマを正統派のサスペンスに仕上げた「臨床真理」でデビューを飾り、同作で 「このミステリーがすごい!」大賞を受賞。上川隆也主演でドラマ化もされた「検事の本懐」では第15回大藪春彦賞を受賞するなど、丁寧な筆致で人間の機微を描きだす、いま最も注目されるミステリー作家・柚月氏の小説。「孤狼の血」物語の舞台は、暴対法成立以前の広島・呉原市。暴力団系列の金融会社社員失踪事件をきっかけに捜査する警察。暴力団組織間の激しい抗争を描いている故、“警察小説 ×『仁義なき戦い』”と評されている作品だ。柚月氏が「『仁義なき戦い』なくしては生まれなかった作品。女が入ろうとしても入れない世界だからこそ格好いいというか、憧れました」と語る本作は、「第69回日本推理作家協会賞」受賞、「本の雑誌が選ぶ2015年度ベスト10」第2位、「このミステリーがすごい!」(2016年度版)第3位、さらに「第154回直木賞」にノミネートされるなど話題を独占。原作の魅力に取りつかれた読者からは、「アウトローがアウトローとして生きることを許された時代を背景に、もうひとつの正義に涙!」など絶賛の声があがっている。今回の映画化に際し、昨今の地上波、日本映画ではお目にかかることのできない熱き男たちの“カタルシス” と“ヴァイオレンス”は、観る者の魂をエモーショナルに揺さぶるに違いない。(cinemacafe.net)
2017年03月08日3月2日、柚希礼音ソロコンサート「REON JACK2」の公開稽古が行われた。「REON JACK 2」チケット情報まず、「Two Snakes~feat.NAOTO」を柚希と大村俊介(SHUN)のデュオで。ダークでビターな歌詞に合う、2匹の蛇が絡みつくような濃厚なダンスナンバー。大村が柚希をリフトしたり、互いに挑発し絡み合うという、なんとも大人のワイルド感。愛があるのかないのか、裏ありな男女の関係なのか、とても妄想が掻き立てられる世界観。柚希のクールな歌声も絶品だ。2曲目は今回の目玉のひとつ、ピアソラの名曲「リベルタンゴ」を柚希と上野水香のパドドゥで。振付は東京バレエ団の高岸直樹と大村俊介(SHUN)。柚希と上野は互いに見つめ合い、時には柚希がリード。ふたりでシンメトリーに踊るシーンは、華麗!のひと言だ。ふたりの顔が激しく近づく振りが度々あり、ムムム?!と、ドキドキさせられた。柚希いわく「こうして組むのも久しぶりで新鮮。相手が上野水香さんで感激しています。男役の血?……うーん、どっちもやるぞ!という感じ(笑)」。確かに2曲で全く違う表情を見せた柚希。コンサートでは、今までとはひと味違う、成長した新たな顔、表現がたくさん観られるだろう。期待大だ。■柚希礼音コメント今回はスペシャルなダンサーの方々に出ていただき、大いに挑戦します。見応えのある、中身の濃いショーにしたいです。もちろん最後にはお客様とのコラボもありますよ。上野水香さんはバレエを知る人なら一緒に踊れるなんて信じられないと思われる特別な存在。ふたりで挑戦する場面を作り、素敵な化学反応を起こしたいですね。持ち歌も披露いたしますが、かつての心情とは違い、今の心持ちで歌うのが不思議。去年出した「Maybe If…」も新鮮だし、在団中の曲に至っては、キーが低くて驚いたり。先ほど歌い踊った「Two Snakes」もかつてならこんな表現にしなかったと思います。この2年弱、ミュージカルなどでの挑戦、経験を経た柚希礼音がそのまま詰まったものになるはず。今は変化を恐れず、勇気を持って挑戦します。カッコいいけどカッコいいだけじゃない、色々な顔をお見せできると思います。またパシフィコ横浜公演限定でリクエストを募りました。その結果を見て、これかな?と予想していた3曲となり、みなさんと心が通じているなぁと。今回選ばれなかった曲の中には「この曲が人気あるんだ!」とか結構前に歌った楽曲だったりとても面白かったです。コメントもいただき、すごく嬉しかったです。このメンバーとご一緒させていただけること、毎日稽古しながら感動しています。ぜひたくさん観ていただけたら。頑張ります!公演は3月23日(木)から26日(日)まで梅田芸術劇場メインホール、30日(木)・31日(金)パシフィコ横浜国立大ホール、4月19日(水)・20日(木)福岡市民会館大ホールにて。取材・文/三浦真紀
2017年03月03日昨年、歌とダンスで展開するコンサート『REON JACK』を大好評のうちに終え、そのショーマンぶりが改めて評価された柚希礼音。日本では数少ないショー要素の強いステージをまた観たいという熱い声に応え、早くも『REON JACK2』の上演が決定! 今回は上野水香や大貫勇輔ら国内外で活躍するトップダンサーが集結し、柚希と競演を繰り広げる。『REON JACK2』チケット情報星組トップスター時代に催された武道館コンサート(2014年)、そして退団後、女優に転身してからの『REON JACK』(2016年)。3度目となる『REON JACK2』では「よりアーティスティックな舞台を目指したい」と柚希は話す。「宝塚を退団したことで自分の心情も変わってきていますし、だからこそ難しいことにも挑戦していければ」と柚希。中でも、モーリス・ベジャールら世界的な振付家のもとで踊ってきた上野水香とは「ずっと一緒に踊ってみたいと思っていた」という。「実は(宝塚入団前に)私がバレエのコンクールに出ていた頃、いつも1位が上野さんだったんです(笑)。ただ、そんなスゴい上野さんでもショーのダンスはほとんど初めてのようなので、お互いにとっての挑戦になればいいなと思っています」と意気込みは充分だ。その分、今回の振付と出演も兼ねる大村俊介(宝塚では柚希の代表作『オーシャンズ11』や『ロミオとジュリエット』も担当)らスタッフたちと、ダンスナンバーについても細かく打ち合わせを重ねていると明かしてくれた。一方、楽曲の面でも大きな変化が。「今までは宝塚や海外アーティストの曲を歌っていたんですが、在団中にリリースした『夜空に眠るまで』や、今度出す5曲入りCDの分も合わせて、ほとんど私の曲で構成出来るようになりました。新曲のうち2曲を森雪之丞さんに作詞していただいたり、『夜空に~』でご好評いただいた本間昭光さんに音楽プロデューサーをお願いしたりしているので、これまでとはまた違った柚希礼音を見てもらえるんじゃないかな」と、柚希は笑顔で話した。さて、ダンスと歌の実力に加えて、主役に圧倒的な華がなければ成り立たないといわれるのが“ショー”(ここではコンサートと表記)。柚希は女優になった今も、その希有な道を気負うことなく進んでいる。「歌とダンスのレッスン、それから構成や演出も打ち合わせするから時間はいつも足りないです。『あぁ、ここは(スタッフに)任せてしまいたい』と思うこともあるんですが、結局は『いやいや!やるぞ!』となるんですよね(笑)。ダンスと歌で表現するコンサートは、“今の私”を表現する大切な場所。これからもずっと続けていきたいです」公演は3月23日(木)から26日(日)まで梅田芸術劇場メインホール、30日(木)・31日(金)パシフィコ横浜国立大ホール、4月19日(水)・20日(木)福岡市民会館大ホールにて。取材・文佐藤さくら
2017年01月20日『スター・ウォーズ』のレイア姫役で知られる女優のキャリー・フィッシャーが60歳で他界した。『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』での演技も記憶に新しいキャリーが27日、心臓発作で死去したことを遺族が発表した。キャリーの娘ビリー・ラードに代わって代理人のサイモン・ホールズ氏は「大変残念ながら、ビリー・ラードは愛する母キャリー・フィッシャーが本日午前8時55分に息を引き取ったことをみなさまにお知らせします。彼女は世界から愛される存在でしたので、とても悲しまれることになるでしょう。遺族一同、皆さまのお悔やみの言葉にお礼申し上げます」と発表した。キャリーは先日、ロンドンからロサンゼルスへの飛行機内で呼吸が停止し、同乗していた客室乗務員や医師、看護師らから心肺蘇生を施され、その後はUCLAメディカルセンターの集中治療室にて治療を受けていた。この突然の訃報を受け、『スター・ウォーズ』の出演者らをはじめとする著名人が次々と追悼メッセージを発表。同シリーズでハン・ソロ役を演じたハリソン・フォードは「キャリーはユニークで素晴らしく、オリジナルな人でした。とても面白く、恐れを知らない人でした」「そして人生を勇敢に謳歌しました」とコメントした。また、シリーズのクリエイターであるジョージ・ルーカスは「キャリーと私は成人時代のほとんどを友人として過ごしました。彼女はとても賢く、才能ある女優であり、作家であり、皆から愛される多彩なパーソナリティを持ち合わせたコメディ女優でした。『スター・ウォーズ』では私たちの最高で力強く、元気あり賢く、希望に満ちたプリンセスという、多くの人が思っているよりはるかに難しい役を演じてくれました」と称えた。キャリーは、シリーズ最新作である『スター・ウォーズ エピソード8』の出演シーンの撮影を全て終えたところであったと言われている。ルーカスフィルム社のスタッフはTMZに、キャリーは撮影を全て終えていたものの、今回の突然の訃報が同新作の今後に影響を及ぼすかについてコメントするのは時期尚早だとしている。(C)BANG Media International
2016年12月29日チャウ・シンチー監督の最新作となる、ぶっ飛びロマンシング・アドベンチャー『人魚姫』。シンチー監督といえば、見いだした新星女子が軒並み人気女優となっていることから、作品のヒロインはみな“星ガール”と呼ばれている。今回のヒロインに抜擢された新“星ガール”、リン・ユンに注目した。人間の世界と人魚の世界に住む男女の恋を、相変わらずのギャグたっぷりで描く本作。若き実業家リウ(ダン・チャオ)はリゾート開発のため、美しい海を買収し埋め立てるプロジェクトを進めていた。環境破壊のせいで絶滅の危機に瀕していた“人魚族”は幸せな日々を取り戻すため、可憐な人魚シャンシャン(リン・ユン)を人間に変装させ、「リウ暗殺作戦」を計画。しかし、シャンシャンとリウはお互いに惹かれあってしまう。しかも、2人の募る思いとは裏腹に、人魚族と人間たちによる激しいバトルが勃発してしまうのだった――。チャウ・シンチーの作品で、毎回注目される通称“星ガール”。『喜劇王』のセシリア・チャンや『カンフーハッスル』のホアン・シェンイー、本作にも出演している『ミラクル7号』のキティ・チャンなど、無名の新人女優を軒並み人気女優にしてきたシンチー監督のもと、本作でその座を射止めたのは、オーディションで12万人の中から選ばれたリン・ユンだ。黒髪ロングで、華奢で清楚なルックスの彼女は、まさに人々が思い描く“人魚”のイメージにぴったり。しかし、本作ではひどい不細工メイクで登場したり、顔にウニが刺さったりと体当たりの演技を見せる。その一方、ダン・チャオ演じる実業家リウとの禁断のラブロマンスで見せる儚げな表情は、同性から見ても魅力的に映るはず。シンチー監督は、彼女を選んだ理由について「野生動物のようで、未知の可能性を感じたから」と言う。「ヒロイン選びにはたくさんの選択肢がありましたが、リン・ユンのオーディションのときに、彼女だけ他の候補者にはないある種の感覚があり、自分の思い描いたヒロイン像に一致しました。リン・ユンはコメディの才能があり、本作の中でもその演技力が十分に発揮されていると思います」と、その“野性味”ある(?)コメディセンスに太鼓判を押す。本作で華々しいデビューを飾った彼女は、すでに中国「華鼎奨」最優秀新人俳優賞、「ニューヨークアジア映画祭」アジア新人賞を獲得。また1人、新たなスター女優が誕生したといえそうだ。『人魚姫』は2017年1月7日(土)より「2017冬の香港・中国エンターテイメント映画まつり」としてシネマート新宿ほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)
2016年12月23日歌手の大黒摩季が、20日スタートのテレビ朝日系ドラマ『科捜研の女』(毎週木曜20:00~20:54)の主題歌を描き下ろした。タイトルは「My Will~世界は変えられなくても~」で、11月23日に発売されるベストアルバム『Greatest Hits 1991-2016 ~All Singles + ~』に収録。大黒は「プロデューサーから、主人公・榊マリコが番組の中で輝いて見えるようなキラキラしたサウンド、そして『希望に満ちた』歌詞にしてほしいというリクエストを受け、私なりに"彼女の意志"が伝わるような作品にしたつもりです」と、込めた思いを語る。その主人公を演じる沢口靖子は「大人の女性への応援歌! 『誰かと比べなければこの人生も悪くない…不器用でも自分らしく歩いてゆく♪』というフレーズが、特に胸にジーンと沁みました!」と印象に残ったそうで、「とてもすてきな曲です!」と喜んでいる。このドラマは、京都府警科学捜査研究所(通称:科捜研)のひと癖もふた癖もある研究員たちが、事件を解明していく姿を描くもの。1999年にスタートしてから今回で16シーズンを迎え、現行のテレビドラマで最も長く続いている長寿シリーズとなり、来年3月までの半年間にわたって放送される。
2016年10月04日元宝塚星組トップスター・柚希礼音が宝塚退団後、初主演するミュージカル『ミュージカル バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイア~』の制作発表会見が7月6日、都内で行われた。『ミュージカル バイオハザード~ヴォイス・オブ・ガイア~』チケット情報原作は1996年に誕生し、シリーズ累計6800万本を出荷しているサバイバルホラーゲーム『バイオハザード』。2002年にはハリウッドで映画化もされた、日本ゲーム界が誇る大ヒット作だ。“人類を滅亡へと向かわせる「ウィルス=奴ら」との壮絶な戦い”という原作のモチーフはそのままに、今回は作・演出家のG2がオリジナルミュージカルとして作り上げる。物語は、アドリア海沿岸のとある城塞都市を舞台に、周りを“奴ら”に取り囲まれた人々が、エーゲ海の小島に噛まれても生きている少女がいるという噂を入手し、少女の抗体から血清を作ろうと危険をおかし小島を目指すが……というもの。ゲームクリエイターであり、今回監修として参加するCAPCOMの小林裕幸氏は「ゲームと設定やキャラクターは違いますが、『バイオハザード』の面白さをより多くの人に知って頂きたいので、皆さんに預けた形となります。G2さんが描きたい『バイオハザード』を思い切りやっていただきたい」と、ミュージカル版ならではの展開に期待を寄せる。その中で、過去の記憶を失くしたヒロイン、リサ・マーチンを演じるのが柚希。2015年に宝塚を退団後、コンサートやショー作品には出演してきたが「すごくお芝居をしたいなと思っているところでしたので、今回、退団後初ミュージカルに出演できてとても嬉しいです」と喜びを語る。ただ、ゲームは子どもの頃から得意ではないと話し「でも、今回はゲームをちゃんと全部やっていないとダメだとまわりの原作ファンに強く言われまして、頑張ってやってみたのですが……どうしても最初のゾンビを倒すことができない。何度やってもいっぱい噛まれて死んでしまうんです。“カッコいい戦う女性”であるリサをできるのか心配になるくらい、敵が来ると逃げたくなる」と可愛らしいエピソードを明かす。とはいえ、「もともとの作品のファンの方々にも満足していただきつつ、それを真似るだけではなく、愛や勇気、オリジナルなハートフルなメッセージ性をお届けしたい」と意気込みを語った。共演者は横田栄司、渡辺大輔、平間壮一、海宝直人、吉野圭吾ら。この日の会見でもズラリとイケメンたちに囲まれ、「(共演者の男優陣の)あまりの豪華さにテンションあがってます」と柚希。公演は9月30日(金)から10月12日(水)まで東京・赤坂ACTシアター、11月11日(金)から16日(水)まで大阪・梅田芸術劇場メインホールにて。チケットは7月23日(土)に一般発売を開始する。
2016年07月06日女優の有村架純がかぐや姫を演じるauの新CMが、29日から全国で放送される。今回は、いつもの三太郎(桃太郎、浦島太郎、金太郎)は登場せず、有村演じるかぐや姫が単独出演。auが参加する世界初の民間による月面探査プロジェクト「au×HAKUTO MOON CHALLENGE」をPRする内容だ。CMでは、月面探査ロボット・ローバーが、月面を進む姿が映し出され、最後にかぐや姫が「行っちゃえ~」とつぶやく姿に「ちょっと月面、走ってきます。」というキャッチコピーが重なる。撮影時には「行っちゃえ~」の他に何パターンもつぶやいた有村。撮影終了後には、有村がローバーを楽しそうに操縦する場面もあり、その様子はメイキングビデオに収録されている。
2016年03月29日柚希礼音が、宝塚歌劇団退団後初のソロコンサート『REON JACK』を開催。3月10日、大阪・梅田芸術劇場メインホールで公開舞台稽古と囲み取材が行われた。「REON JACK」チケット情報シーンごとにテーマを持たせた場面構成。合間には、星組の下級生時代から共に時間を過ごしてきた陽月華、音花ゆり、鶴美舞夕とのトークやクイズコーナーも展開し、柚希のさまざまな“表情”を見せてくれる。オープニングでは映画のようなストーリー性のある映像とリンクさせる形で柚希が登場。オリジナル楽曲の『DIAMOND IS YOU』ではクールにカッコ良いダンスで魅せ、2月24日にリリースされたCD『R+』の収録ナンバー『REON JACK』ではキャストもペンライトを持ち、ノリノリのダンスを披露。客席を回り、ひとりひとりの顔を見ながらコミュニケーションを楽しむ。ダンスの振付もしてくれるので、一緒に踊ったり、3色に光るペンライトを事前に購入しておけば、より楽しめること間違いナシだ。また、蛍光色のカラフル&ド派手な衣裳をまとったシーンでポップに見せたかと思えば、タンゴではスタイリッシュかつセクシーに。タンゴダンサー、クリスティアン・ロペスと踊るシーンは、柚希自身の中でも「挑戦」と位置付けたもの。黒のスーツ&ハットでタバコをふかして男っぽく見せる曲がある一方で、深いスリットの入ったセクシーなドレスをまとい、しっとりと情熱的に踊る姿にはドキドキさせられる。さらにこの日は“A期間”のプログラムのため、宝塚時代に出演した『太王四神記』『オーシャンズ11』などから雰囲気の異なる楽曲を披露。後半では誰もが耳にしたことあるような楽曲やCD収録曲を使いながら、柚希の“今”を見せる。特に、最後に届けたバラード曲『希望の空』は、宝塚退団後の自身の思いがたっぷりと詰まった1曲。心を込めて歌い上げる声、そして、その心情を表す踊りにグッと心を掴まれた。“男役”という皮を脱ぎ、『プリンス・オブ・ブロードウェイ』出演を経て、アーティストとしての魅力がグンと増した柚希礼音。カッコ良くも美しく、ときにコミカルに自分らしく歌い踊り、イキイキと輝く姿に引き込まれた。囲み取材では、「お客様とコミュニケーションがとれる“REON”コンサートは、現役中からとても大切にしていた公演。場面ごとに全然違う“REON”をお楽しみいただきたいです」とコメント。そして「大阪は生まれ育った場所ですし、梅田芸術劇場は宝塚時代からたくさんの思い出が詰まった場所。宝塚時代の曲を歌っていると、ここでスタートできることが幸せだなと思います。熱い関西のお客様に囲まれて大盛り上がりで終え、東京公演につなげたいです」と意気込みを語った。公演は、3月11日(金)から17日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて、3月26日(土)から4月11日(月)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて上演。チケットは発売中。取材・文:黒石悦子
2016年03月15日柚希礼音が、宝塚歌劇団退団後初のソロコンサート『REON JACK』を開催。3月10日、大阪・梅田芸術劇場メインホールで公開舞台稽古と囲み取材が行われた。「REON JACK」チケット情報シーンごとにテーマを持たせた場面構成。合間には、星組の下級生時代から共に時間を過ごしてきた陽月華、音花ゆり、鶴美舞夕とのトークやクイズコーナーも展開し、柚希のさまざまな“表情”を見せてくれる。オープニングでは映画のようなストーリー性のある映像とリンクさせる形で柚希が登場。オリジナル楽曲の『DIAMOND IS YOU』ではクールにカッコ良いダンスで魅せ、2月24日にリリースされたCD『R+』の収録ナンバー『REON JACK』ではキャストもペンライトを持ち、ノリノリのダンスを披露。客席を回り、ひとりひとりの顔を見ながらコミュニケーションを楽しむ。ダンスの振付もしてくれるので、一緒に踊ったり、3色に光るペンライトを事前に購入しておけば、より楽しめること間違いナシだ。また、蛍光色のカラフル&ド派手な衣裳をまとったシーンでポップに見せたかと思えば、タンゴではスタイリッシュかつセクシーに。タンゴダンサー、クリスティアン・ロペスと踊るシーンは、柚希自身の中でも「挑戦」と位置付けたもの。黒のスーツ&ハットでタバコをふかして男っぽく見せる曲がある一方で、深いスリットの入ったセクシーなドレスをまとい、しっとりと情熱的に踊る姿にはドキドキさせられる。さらにこの日は“A期間”のプログラムのため、宝塚時代に出演した『太王四神記』『オーシャンズ11』などから雰囲気の異なる楽曲を披露。後半では誰もが耳にしたことあるような楽曲やCD収録曲を使いながら、柚希の“今”を見せる。特に、最後に届けたバラード曲『希望の空』は、宝塚退団後の自身の思いがたっぷりと詰まった1曲。心を込めて歌い上げる声、そして、その心情を表す踊りにグッと心を掴まれた。“男役”という皮を脱ぎ、『プリンス・オブ・ブロードウェイ』出演を経て、アーティストとしての魅力がグンと増した柚希礼音。カッコ良くも美しく、ときにコミカルに自分らしく歌い踊り、イキイキと輝く姿に引き込まれた。囲み取材では、「お客様とコミュニケーションがとれる“REON”コンサートは、現役中からとても大切にしていた公演。場面ごとに全然違う“REON”をお楽しみいただきたいです」とコメント。そして「大阪は生まれ育った場所ですし、梅田芸術劇場は宝塚時代からたくさんの思い出が詰まった場所。宝塚時代の曲を歌っていると、ここでスタートできることが幸せだなと思います。熱い関西のお客様に囲まれて大盛り上がりで終え、東京公演につなげたいです」と意気込みを語った。公演は、3月11日(金)から17日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて、3月26日(土)から4月11日(月)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて上演。チケットは発売中。取材・文:黒石悦子
2016年03月15日柚希礼音ソロコンサート『REON JACK』の公開稽古が2月17日、都内で行われた。公開稽古で披露されたのは2曲。「DAIAMOND IS YOU」は本公演のために書き下ろされたオリジナル曲。カーキのトレンチコート姿の柚希が階段から颯爽と降りてきて、途中、“JACK”で人差し指の決めポーズ。スタイリッシュな群舞など、マニッシュな柚希を堪能できる。「退団公演の『Dear DIAMOND!!』から約10か月、眠っていたダイヤモンドが蘇り輝き出すという歌詞が気に入っています。久しぶりのREONとしてのコンサート、カッコよく素敵に目覚めたいです」と柚希。柚希礼音ソロコンサート『REON JACK』チケット情報一方、「REON JACK」は元気で明るいポップス曲。ペンライトを持ってノリノリの柚希。手拍子あり、煽りあり、最後はボールを投げるサービスと、客席と一体化して盛り上がるにちがいない。「『REON JACK』は2月24日リリースのCD/DVD『R+』の収録曲。“ヘイヘイヘイ!”“イェイ!”などの合いの手を前もって覚えておいていただくと、より一緒に盛り上がれますよ」囲み会見では、公演への思いを熱く語った。「REONコンサートはお客様と一緒に楽しめることを第一に考え、演出の稲葉太地先生と共に作ってきました。カッコイイところや新しい私、多面体のREON を観ていただけるように。宝塚の楽曲は歌いたい曲がたくさんあり、かなり厳選しました。さよなら公演やディナーショーで歌わなかった曲もあり、日程を分けて歌いますので、どちらもいらしていただけたら。今着ているTシャツは“私はREONにジャックされた”の意。このコンサートでは私が皆様をしっかりジャックするつもりで頑張ります!」自らが作詞した「希望の空」は、ダンス作品としても注目とか。「作詞は宝塚時代にやりきった感があり、書けるかな?と思っていたのですが。退団後ニューヨークで3か月を過ごし、初めての慣れない環境で立ち止まり、苦しんだことも。『希望の空』はその心境を書きつつ、前に向かう思いを込めています。『希望の空』ではKAZUMI-BOY先生の振付により、退団後の心情をダンスで表現、面白くなるのではないでしょうか。またダンスはタンゴも見所。カッコイイとフェミニン、両方の要素があるので、両極端で踊れるようになりたいです」待望の退団後初のソロコンサート。『プリンス・オブ・ブロードウェイ』でのブロードウェイスター達との共演を経て、成長し輝きを増した柚希に出会えるはずだ。公演は、3月11日(金)から17日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、3月26日(土)から4月11日(月)まで東京国際フォーラム ホールCにて。取材・文/三浦真紀
2016年02月22日「姫」シリーズ第2弾2016年1月14日、株式会社リベルタはボディ用ファンデーション「白アシ姫」を3月1日より販売開始することを発表。この「白アシ姫」は塗ってからたったの10秒で素脚を白く美しく見せることができる魔法のようなアイテムだ。同社はこれまでに「姫シリーズ」第1弾として、ピーリングとホワイトコーティング効果によってワキの黒ずみを白く美しく見せる「白ワキ姫」を発売している。女性達の救世主毎年春から夏にかけてスカートやショートパンツなど素肌を見せるファッションが流行する。暗く重たい印象の冬服を脱ぎ捨てて軽やかで爽やかな装いにチェンジしたいという気持ちにもかかわらず、そんな季節でもストッキングを履いたままの女性は多い。なぜなら、脚の黒ずみや毛穴、古傷、アザを気にしている女性が多いからだ。ストッキングは脚を美しく見せることができるというメリットがあるが、蒸れて臭う、着脱が面倒というデメリットも抱えている。そんな女性達の救世主となるのが「白アシ姫」。天然ミネラルパウダー配合により色味や毛穴をカバーし、塗ってから10秒で白く美しい素脚を再現。また、保湿成分や美容液成分も配合されているため美肌効果も同時に叶える。それだけでなく、UV効果によって紫外線から肌を守る効果も。石けんやボディソープで簡単に落とせるところも嬉しい。(画像はプレスリリースより)【参考】・株式会社リベルタプレスリリース(@Press)
2016年01月19日宝塚歌劇団伝説の元星組トップスター柚希礼音が、退団後約1年を経て、来春、大阪、東京の2都市でソロコンサートを開催する。「REON JACK」チケット情報1999年に宝塚歌劇団に入団。その直後から期待の新人として抜擢され、入団11年目の2009年には星組男役トップスターに就任。以降6年間、宝塚100周年を代表する稀代のトップスターとして、多くのファンを魅了してきた。また、在団中も、自身のライブ公演であるスペシャル・ライブ「REON!!」(2012年)、スペシャル・ライブ「REON!!II」(2013年)を開催。いずれも好評を博し、ついには2014年、1998年の真矢みき以来16年ぶりとなる日本武道館での単独公演、柚希礼音スーパー・リサイタル「REON in BUDOKAN~LEGEND~」を成功させた。退団後は単身渡米し、ワールドプレミア ミュージカル「プリンス・オブ・ブロードウェイ」に挑戦。ブロードウェイのスター達に劣らぬ存在感を発揮した。そして2016年春、新たな成長を遂げた柚希のソロコンサートが幕を開ける。「現役時代、3回のコンサートをさせていただいて、お客様との距離が近く、とても楽しかったです。退団後もこうしてコンサートができることを本当に嬉しく思います。お客様と想いのキャッチボールを楽しみにしています。ペンライト、掛け声など気合を入れて参加してくださいね。お客様に楽しんでいただける舞台を作りたいです!皆様と大いに盛り上がり、思い出を沢山作って楽しみたいと思います!」と意気込みを語る柚木。構成演出は、柚希のトップ時代の作品であるラテン・グルーヴ「パッショネイト宝塚!」等を手掛けた稲葉太地(宝塚歌劇団)が担当。稲場は、「宝塚在団時、“伝説”とまで呼ばれるに至った柚希礼音。これまでやったことのない新しい分野にも挑戦し続ける、新たなる“伝説”が始まる予感に、私自身が心を躍らせています。歌やダンスはもちろん、映像を駆使した演出、皆様と一体感を共有できる空間や日替わりシーンも考えております。是非、皆様も柚希礼音の新たなる伝説を一緒に劇場で分かち合いましょう」とコメント。共演は、宝塚歌劇団在団中、若手時代から共にしてきた元宙組トップ娘役の陽月華、柚希のトップ時代を支えてきた元星組 音花ゆり、鶴美舞夕、他。実力派ダンサーたちが彩りを添える。公演は、2016年3月11日(金)から17日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホール、3月26日(土)から4月11日(月)まで東京・東京国際フォーラム ホールCにて開催。チケットは2016年2月6日(土)より発売開始。
2015年11月25日『スター・ウォーズ』シリーズで、レイア姫が身につけたビキニがオンライン・オークションに出品され、9万6,000ドル(約1,160万円)で落札された。『スター・ウォーズエピソード6/ジェダイの帰還』(’83)でキャリー・フィッシャー演じるレイア姫が、犯罪組織「ハット・カルテル」の首領、ジャバ・ザ・ハットに捕われた際に着せられたメタリック調のビキニ衣裳は、オークション・サイト「プロファイルズ・オブ・ヒストリー」に出品され、落札価格8万ドル(約964万円)からスタート。2日(現地時間)に落札された。落札者は匿名だが、落札品には映画の製作にあたったインダストリアル・ライト・アンド・マジック(ILM)社のデザイナー、リチャード・ミラー氏による証明書が付けられている。オークションではこのほかに、『スター・ウォーズ』シリーズでレイア姫が乗っていた宇宙船「ブロッケード・ランナー」のミニチュアが4万5,000ドル(約542万円)で落札された。(text:Yuki Tominaga)■関連作品:スター・ウォーズ/フォースの覚醒 2015年12月18日より全国にて公開(C) 2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights
2015年10月06日昨年、設立100周年を迎えた宝塚劇団の中でも“稀代のトップスター”と呼ばれる柚希礼音さん。近年の宝塚では類を見ない6年にも及ぶトップスター生活では、真矢みきさん以来2人目となる武道館コンサートを成功させ、さよなら公演の千秋楽には劇場前に史上最高の1万2000人が詰めかけた。そんな柚希さんは、退団後の動向に注目が集まるなか、アメリカショウビズ界のレジェンド、ハロルド・プリンスが手がける舞台への出演を発表。宝塚の肩書が通用しない世界にあえて踏み出す理由を聞いた。――退団後1作目に選んだのがハロルド・プリンスの舞台とは驚きました。これまでのキャリアが一切通用しない世界で勝負しようと決めた理由を教えてください。やっぱり皆さんが気にされていたことだと思いますし、私もすごく悩みました。ファンの方から考えたら、私を主役に作っていただくような作品を待っていたかもしれません。でも在団中から私を応援してくださっていた方々って、きっと新しいことに挑戦し続ける姿に共鳴してくださっていたと思うんです。もしかしたら今回の出演は無謀な挑戦で、批判を浴びるようなことになるかもしれません。でも、宝塚でのキャリアを守って生きていくより、自分自身の実力で挑んでいきたいと思ったんです。――柚希さんは、宝塚に入る前はバレエで世界を目指していらっしゃいましたよね。背が高くなりすぎたことでその道を諦めたわけですが、宝塚を経てこうして世界の舞台へ出ていくことになるというのには運命的なものを感じます。そうなんです。留学して海外の舞台に立ちたいというのは、自分のなかで一度終わった夢だったんですよね。当時一緒に踊っていた友達がバレエの世界で活躍していくなかで、自分だけ宝塚という違う道に行ったと思っていたんです。まさか自分がこんなに宝塚に没頭 するとは予測していなかったし、そこで学び、芸だけでなくいろんなことを成長させてもらい、最終的にこの道を選んでよかったと思えるまでになれたことでも十分なくらい。なのに、その先に、かつて目指したブロードウェイの話があるなんて思ってもみませんでし た。回り道したようだけど、あの時にバレエで留学していてもこんなお話はいただけなかったと思いますから。――宝塚入団当初は、きっとどこかに第二の選択肢に進んだという思いがあったのではないかと…。あったと思います。ダンスがしたくて入ったのに、お芝居も歌もやらなきゃいけないんです。宝塚ファンの時期がないから男役への憧れもなく、ましてや「愛してるよ」なんてセリフを言いたかったわけでもない。でも、そうやって客観的に見ているからこそ、「クサい」とか言われない男役を作ろうという気持ちになれたんです。上級生がやっているからやる、ではなく、あくまでも、自分が必要だと思うことをやろうと。ただ、宝塚が第一の選択肢だったと思うようになれたのは、『スカーレット・ピンパーネル』のショーヴラン(’08年上演の大ヒット作。柚希さんが2番手時代に演じた悪役で、当時、演出の小池修一郎さんから厳しい指導を受けた)を経てトップになった頃です。宝塚でよかったと思えるまでには、それくらい長い時間がかかりました。――でも結果的に、そのことが、宝塚ファンじゃない方々までも熱狂させる男役・柚希礼音に繋がったんだと思います。宝塚の男役といえばリーゼントでしょ、という従来のイメージがあるなかで、前髪を下ろしたり、短髪にしたり、いろんな挑戦をしてきました。ウィンクを飛ばしてお客様の心を掴んでいく他の男役の方を見ながら、私は2階席の後ろにまで届くパフォーマンスでお客様を魅了したいと思っていたり。宝塚ファンのための舞台ではなく、一般のミュージカルや演劇を観た時に味わえる、あの感動と同じものを伝えたかったんですよね。だから、最後の最後に、このやり方でよかったんだと思えたことが何より幸せです。昨年の100周年で、宝塚はテレビや雑誌にたくさん取り上げられましたけれど、多くの人の関心は音楽学校の整列だとか入り待ち出待ちの列のことだったんですよね。でも、本来の魅力はタカラジェンヌ全員が人生をかけてやってるというところ。単なるお嬢様劇団ではないからこそ、 宝塚ファンじゃなかった私も燃えることができたんです。フワフワした夢の世界ではないことをひとりでも多くの方に知っていただくことができたならうれしいです。下手だと言われ続けたのがよかったのかもしれません。◇ゆずき・れおん6月11日生まれ。大阪府出身。’99年に宝塚歌劇団に入団し、星組に配属。早くから新人公演で主役をつとめるなど、注目を集める。’08年には松尾芸能新人賞を受賞し、翌年、星組トップスターに就任。’15年5月に宝塚を退団。千秋楽公演は、宝塚史上最大規模の全国45か所でライブ中継され話題に。◇柚希さんの宝塚退団後1作目となる舞台『プリンス・オブ・ブロードウェイ』は10月23日~渋谷・東急シアターオーブ、11月28日~梅田芸術劇場で上演。演出は『オペラ座の怪人』などを手がけたハロルド・プリンス、共同演出&振付を『プロデューサーズ』のスーザン・ストローマンが手がけることでも話題。チケットは7月25日より一般発売開始。梅田芸術劇場 TEL:0570・077・039※『anan』2015年7月29日号より。写真・小笠原真紀スタイリスト・間山雄紀(M0)ヘア&メイク・CHIHARUインタビュー、文・望月リサ
2015年07月22日今年5月まで宝塚星組トップスターとして活躍し、星組のみならず100周年を迎えた宝塚の顔として、宝塚の人気を牽引していた柚希礼音。退団公演の千秋楽には、劇場周辺にファンが1万2千人も集まったほどのカリスマ的人気を誇った彼女が、女優としての第一歩に選んだのは、ミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』。『ウエスト・サイド・ストーリー』『キャバレー』『オペラ座の怪人』等々を手がけたブロードウェイの巨匠、ハロルド・プリンスの新作に、日本人として唯一出演する。ビッグ・プロジェクトに参加する心境を、柚希に訊いた。チケット情報はこちらもともとブロードウェイに憧れていたと話す彼女。「このお話を伺ったときに、ピンポイントに自分の希望どおりの素晴らしいお話で、びっくりしました」と、目を輝かせて笑う。「高校生の時に、アメリカン・バレエ・シアターに入りたくて願書を取り寄せていたんです。でも家族が心配し、海外はまだダメだということになり、そこから宝塚を目指しました。今は宝塚に行って本当に良かったと思っていますが、一方で海外留学を諦めた感じはずっと心の中にあったんです。まったく違う道に進んだと思っていたのですが、宝塚に行ったからこそ、こんなお話が頂けた。大切なことは、ひとつひとつ、目の前にあることをやっていくことなんですね」と感慨深げだ。ハロルド・プリンスの作品では『オペラ座の怪人』が好きだという。「地下湖の舟を漕いでいくシーンの演出とか…すべてを作られた方なんですよね。その方が目の前にいらっしゃるということが信じられない! でもお話をすると、とても気さくで明るく優しい方なんです」。その優しさは作品作りにも見て取れるという。「ハロルドさんが、せっかくレオンが出るのだから、日本のお客さまが喜んでくれるように演出しようと仰ってくれた。すごくお客さまの目線で舞台を作られる方なんだなと、感動しました」。このあと単身NYへ渡り、稽古に参加する。「語学学校にも、ひとりで電車に乗って通うことになります。宝塚時代は本当にありがたい生活をさせていただいていましたが、一度それをリセットし、ひとりの人間として歩き出すためにもちょうどいい生活が出来るんじゃないかな」と、新しい自分への期待を感じている。「宝塚でも常に高い壁をよじ登る作業でしたが、今回の壁はもっと高いかもしれない。でもその高い壁を無理やりにでも登れば、素晴らしい幸せが待っているということは、宝塚時代に何度も味わって知っていること。それを信じて、頑張ります」。公演は10月23日(金)から11月22日(日)まで、東京・東急シアターオーブ、11月28日(土)から12月10日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。チケットぴあでは7月21日(火)まで、WEB先着先行「プリセール」を受付中。
2015年07月14日5月に宝塚歌劇団を退団した、元星組トップスター・柚希礼音に密着した特別番組『柚希礼音 退団スペシャル』が、WOWOWで25日(11:45~)に放送されることが1日、明らかになった。番組では、全国の映画館や、さいたまスーパーアリーナ、台湾でもライブ中継された柚希の退団公演の千秋楽が行われた1日をダイジェストでご紹介。さらに、退団後初のテレビ生出演となったWOWOWの番組『生中継!第69回トニー賞授賞式』での舞台裏にも密着した。インタビューでは「宝塚に入って、どんどん役はいただくのですが、それがいつも大きすぎて、どうしようとあせるばかりで、できない劣等感の塊でした」と、トップスターの姿からは想像がつかない苦悩の過去を告白。「宝塚に入ったことを楽しめずにずっと歩いていました」という日々を過ごしていたが、『スカーレット・ピンパーネル』で「演出の小池先生が作り方の根本から丁寧に教えてくださり、やらなきゃ!というあせる気持ちを、冷静に捉えることができました」とターニングポイントになったという。以降は「大変でしたが楽しめるようになり、舞台に立つ喜びを知りました」と宝塚時代を振り返っている。なお、柚希は、トニー賞最多受賞の演出家、ハロルド・プリンスの新作『プリンス・オブ・ブロードウェイ』に、唯一の日本人キャストとして出演することが決まっており、「宝塚時代とは違うダンスが踊れるかなと思っておりますが、男役でも女役でも、英語でも日本語でも、歌も表現もいろいろ変わってくるとは思いますが、最終的にはお客さまに心が通じるようにできればと思います」と意気込みを語っている。
2015年07月01日PITTITE(ピッタイト)はこのほど、iOS/Androidアプリの"オタサーの姫"育成ゲーム「オタサーの姫 ~僕らの姫はデリケート~」を公開した。ダウンロード無料(アイテム課金あり)。プレイヤーはサークルの部長となり、オタサーの姫を育てる。廊下に現れたオタクたちをタッチして勧誘すると、姫は勧誘したオタクたちにチヤホヤされて勝手にカリスマ度が上がっていく。また、部費を貯めて新たなオタクを勧誘したり、サークル活動を行ったりするとさらにカリスマ度が上がるとのこと。ある程度カリスマ度を高めると、姫が進化し洗練されていく。時には「リア充」や「チャラ男」のせいで姫が体部してしまうことも。また、部費を貯めたりカリスマ度を高めたりすることで、「レアオタク」もゲットできるという。"とあるオタクサークルにひとりの少女がやってきました。女性には縁の無い、オタクだらけの荒地に突如咲いた一輪の花。決して美人とは言えないけれど、それでもサークルの姫と呼ぶのにふさわしい存在。ただの紅一点にすぎなかった彼女は、サークルの男子たちの熱気によって、いつしか本物の「姫」に成長していきます……"キャラクターデザインは、『ハイスコアガール』『ピコピコ少年SUPER』などで知られる漫画家の押切蓮介さんが手がけた。
2015年06月03日宝塚歌劇の元星組トップスター柚希礼音の退団後初の舞台が、ブロードウェイの巨匠ハロルド・プリンスが10月から世界に先駆けて日本で初演するミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』に決定した。ミュージカル『プリンス・オブ・ブロードウェイ』チケット情報トニー賞に輝くこと史上最多の21回、『オペラ座の怪人』『エビータ』などで知られる演出家ハロルド・プリンスが自身の人生を描く新作。自らが手がけた数々のヒット作から選んだ珠玉のナンバーで構成するミュージカルショーだ。キャストにはシュラー・ヘンズリー、ラミン・カリムルー、ナンシー・オペル、ケイリー・アン・ヴォーヒーズなど、世界で活躍するミュージカルスターを予定しているが、日本人キャストは柚希ただひとり。大作出演決定にあたり、柚希は「いつかエンターテインメントの本場アメリカで舞台に立ちたいと、宝塚音楽学校に入る前、夢見たことがありました。今回ついにその夢への扉が開く…とワクワクしています。この夢のようなチャンスをいただけたのは、多くのことを学んだ宝塚歌劇団での16年間があってこそ。この道のりは、私にとって決して遠回りではありませんでした。『オペラ座の怪人』を創られたハロルド・プリンス氏をはじめ、ブロードウェイの第一線のクリエイターによる新作で、さらにNY演劇界の主役級の方々とご一緒できるのは身の引き締まる想いです。今回の舞台は、身に余る高い壁への挑戦となることでしょう。しかし宝塚で育まれた何物にも代え難い財産─自分をプロデュースする力、そして努力すればどんな高い壁でも乗り越えられる強い意志─を大きな力として胸に刻み、ブロードウェイに向かって羽ばたきます。プリンス氏の演出が、自分も知らない新たな柚希礼音を引き出してくださることでしょう。また、プリンス氏が私に合う素晴らしいダンスナンバーを選んでくださるとも伺っていて、言葉ではとても言い表せないほど心が躍っています」と喜びを語っている。公演は10月23日(金)から11月22日(日)まで東京・東急シアターオーブ、11月28日(土)から12月10日(木)まで大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて。公演チケットの一般発売は7月25日(土)より。
2015年05月21日数あるイタリア・オペラの中でも一二を争う人気作《椿姫》に、またひとつ名舞台が加わった。5月10日、新国立劇場の新演出《椿姫》の初日が幕を開け、洗練されたシンプルな演出とクォリティ高い演奏が揃った舞台に、満員の聴衆が大きな拍手を贈った。新国立劇場オペラ「椿姫」のチケット情報演出は日本初登場のフランス人演出家ヴァンサン・ブサール。写実的な装置は最小限に抑えられている。第一幕や第二幕第2場の華やかなパーティ・シーンでは、リアルで豪奢なシャンデリアと、書き割りの背景という対照が印象的(二幕の屋台崩しはスペクタクル!)。抽象的な舞台ながら、奇抜ではなく十分に説得力があり、しかも美しい。下手側にそびえる巨大な鏡の壁は、舞台に奥行きを与えるとともに、正面を向いて歌う歌手の背中や横顔を同時に見るという、ちょっと不思議な感覚も体験させてくれる。鏡とともに常に舞台上に置かれているのがピアノ。パーティ・テーブル、書き机、ポーカー台とさまざまに用いられる。台本にはない設定だが、原作のデュマ・フィスの『椿姫』には主人公マルグリットがピアノを弾く場面が描かれているし、さらにそのモデルである実在の高級娼婦マリー・デュプレシはフランツ・リストとも浮き名を流していた。幕開けに映し出されるモンマルトル墓地のデュプレシの墓碑銘とともに、登場人物としてのヴィオレッタだけを描いているのではないというメッセージが感じられる。ヴィオレッタが息をひきとる第三幕。天井から長く垂らされた幾重もの紗幕は、幻想的な照明を映すスクリーンでもあるが、それ以上の意味を持っている。再会したヴィオレッタを抱きしめるアルフレードだが、ふたりの間に常に挟まっているのがこの薄い紗幕。現実の出来事ではないことを示す象徴のようでもある。もしかしたらアルフレードはヴィオレッタの臨終に間に合わなかったのかもしれない。尻上がりに調子を上げて迫真のヴィオレッタを演じたベルナルダ・ボブロ、まさに今が旬の美声で魅せたアントニオ・ポーリを始めとする歌手陣や、それにぴたりと寄り添いながらオーケストラから陰影豊かな音楽を引き出したイヴ・アベルの巧みな棒さばきなど、演奏も高水準。大満足の新制作初日となった。なお、休憩は幕ごとではなく、第二幕の第1場と第2場の間に1回とられていて、全体を大きな二部構成のように見せている。新国立劇場の《椿姫》は5月26日(火)まで、全6公演が上演される。文:宮本明◆新国立劇場オペラ「椿姫」5/10(日) 14:00開演5/13(水) 14:00開演5/16(土) 14:00開演5/19(火) 19:00開演5/23(土) 14:00開演 ★ぴあスペシャルデー5/26(火) 14:00開演新国立劇場 オペラパレス(東京都)★ぴあスペシャルデー:ぴあ貸切公演。プレイガイドでのチケット販売はチケットぴあのみ。
2015年05月11日スリーエフは22日より順次、2種類の具材を使用した「姫巻おにぎり」などを発売している。○目で見ても楽しめる、魅せるおにぎり「姫巻おにぎり」を発売同社では、ゴールデンウィークなど行楽シーズンを前におにぎりを刷新、これまで以上に食材の品質を追及した商品を発売するという。ダブルの具材が入った「姫巻おにぎり」は、おにぎりからはみ出した「外側の具」と相性の良い「内側の具」。異なる2種類の具材を使い、目で見て楽しく、食べて驚く新しいタイプのおにぎりになっているという。ひとつで2度おいしいリッチな味を楽しめる。人形のような海苔の巻き方から「姫巻おにぎり」と名付けた。商品の一例として、「姫巻おにぎり さんま蒲焼と練り梅」は、外はさんまの蒲焼、中はさんまの練り梅和えでさっぱりとしたおいしさに仕上げたとのこと。価格は175円(税込)。「姫巻おにぎり 紅鮭とたらこ昆布」は、外は大きな紅鮭、中はたらこの昆布和えとなっている。価格は198円(税込)。また定番のおにぎりも、具材や食感にこだわってリニューアル。フレークから皮付きの半生タイプにし、たらこの具材の存在感を出した「手巻(炙りたらこ)」(128円・税込)、昆布を細切りから短冊タイプにし、食感を感じられるようにした「手巻(北海道産真昆布)」(110円・税込)、粒感のある辛味を効かせた明太子の「手巻(辛子明太子)」(140円・税込)などとなる。
2015年04月25日大黒食品工業はこのほど、「大黒 冷しシリーズ」から「大黒 冷し中華(からし付)」「大黒 冷したぬきうどん(七味唐辛子付)」「大黒 冷したぬきそば(七味唐辛子付)」「大黒 冷し担々麺」の4品(各税別190円)を発売した。同シリーズは、湯切り後に、水または冷水で麺を締めてから食べる冷し麺。今回は4品全てのパッケージを刷新し、季節感をアップさせたとのこと。「冷し中華」は、すっきりした酸味のりんご酢とまろやかな甘みのはちみつで仕上げたというスープに、細麺を合わせた。具材は、たまご、ごま、刻み海苔で、味のアクセントとなるよう「からしパック」を付けた。「冷したぬきうどん」と「冷やしたぬきそば」は、さば・いわし・かつお・昆布をブレンドしためんつゆが特徴。うどんには滑らかに仕上げた麺、そばには香り豊かなそば粉を配合した麺を採用した。具材は、揚げ玉、ごま、ネギ。別添の七味唐辛子を使うと、より味が引き立つとのこと。「冷し担々麺」は、芝麻醤(チーマージャン)と花椒(中国花山椒)を使った本格ピリ辛液体スープの担々麺。煎りごま、フリーズドライねぎチップ、唐辛子がふりかけとして入っている。なお同シリーズの発売にあわせ、同社ホームページのトップにはパズルコーナーを用意した。湯を注いでからの待ち時間にパズルが楽しめるという。
2015年04月15日コスメディックラブズは1日、若者の間で密かなブームになっているという「汗汁姫(かんじるひめ)」の製品紹介や製造方法などを、ニュース映像とともにWebサイトにて公開した。汗汁姫は、病み付きになるバナナ味で、香りもほのかに甘い匂いがし、さらに天然化粧水にもなる!と、若者たちを中心にソーシャルメディアで話題沸騰中だという商品。"セクシー美人"がお風呂で「バナナスリム」というアイテムを使って製造しているとのこと。実はこの「汗汁姫」、エイプリールフール企画であり、実際には販売されていない。Webサイトでは、そのまま冷やして飲んだり、鍋や煮物のダシに使ったり、直接肌に塗るなどの使用方法や、愛用者の感想なども掲載されているが、手の込んだジョークなのだ。ただし、製造するためのアイテムとして紹介されている「バナナスリム」は、実際に販売されている発汗美容ダイエット用のサウナスーツ。なお、今回は抽選で5名に「バナナスリム」のプレゼントする企画を実施しており、応募は同エイプリールフール企画のWebサイトから行える。
2015年04月01日宝塚歌劇の星組トップスター柚希礼音(ゆずき・れおん)、夢咲(ゆめさき)ねねコンビの退団公演が2月6日、兵庫・宝塚大劇場で幕を開けた。演目はミュージカル『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』と、ショー『Dear DIAMOND!!-101カラットの永遠の輝き-』だ。宝塚歌劇星組『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』/『Dear DIAMOND!!』-101カラットの永遠の輝き-のチケット情報『黒豹の如く』は、第一次大戦後のスペインを舞台にした物語。伝説の海賊ソルの血を引く男で、“黒豹”と呼ばれるスペイン海軍大佐アントニオが、かつての恋人カテリーナと再会したことから、思わぬ運命の渦に巻き込まれていく様を描いた“大恋愛物”だ。ロマンチックなセリフも散りばめられ、数々の恋愛物を見せてきた柚希と夢咲が、抜群の呼吸で最後にとびきりの愛を届けてくれる。柚希の男役集大成となるラストステージに当てられたのは、黒豹と例えられた、深く、しなやかで俊敏な男。プロローグでは伝説の男ソルとして登場し、ダンスや殺陣、アクションで華麗な身のこなしを見せる。海軍大佐として活躍するアントニオは、周囲から一目置かれる存在。彼の硬派でカッコ良い生き様はもちろんだが、大恋愛物だけに、夢咲演じるカテリーナとの再会後に燃え上がる恋模様が見どころだ。カテリーナも夢咲に当て書きしたように、強い芯を持ってアントニオを支える女性として描かれている。また、二番手男役の紅ゆずるは、ふたりの邪魔をする実業家アラルコン公爵としてヒールな役を演じ、新たな一面を発揮している。仲間たちに見守られ、アントニオが旅立つ姿を描くラストシーンはサヨナラ公演ならではの演出。観客もその旅立ちに温かい拍手を贈る。第二部は、毎回エネルギッシュなステージ展開で楽しませてくれる、藤井大介作・演出によるショー。今回は、柚希をダイヤモンドに見立てた構成で、自らもアイデアを出して作り上げた。ダイヤモンドが散りばめられたようにキラキラと輝く幕が上がると、プロローグではリベルタンゴが繰り広げられる。スタートからダンス巧者・柚希の魅力、そして星組の集団としての力が爆発し、その勢いに乗ってステージが展開していく。新米ドアボーイに扮した柚希が、コミカルなパフォーマンスで楽しませてくれるなど、ストーリー性のある場面も用意。そして、客席降りや2階席へのサプライズ演出、タカラヅカへの想いを歌詞にした曲、シックな黒燕尾、夢咲とのしっとりとしたデュエット…。これまでの集大成として、ファン、組子、タカラヅカへの想いに溢れたステージだった。兵庫公演は3月9日(月)まで。また、3月27日(金)から5月10日(日)まで、東京宝塚劇場にて上演される。東京公演のチケットは2月22日(日)より一般発売開始。なお、チケットぴあでは一般発売に先駆けて、インターネット先行抽選(プレリザーブ)を2月14日(土)11時から2月18日(水)11時まで受付。取材・文:黒石悦子
2015年02月12日宝塚歌劇星組トップスターとして6年間を務めた柚希礼音のサヨナラ公演が、2月6日(金)より兵庫・宝塚大劇場にて開幕。ミュージカル『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』と、ショー『Dear DIAMOND!!-101カラットの永遠の輝き-』を上演する。宝塚歌劇星組 チケット情報『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』は、柚希をイメージして作られた物語。トップ娘役・夢咲ねね演じるヒロインとの大恋愛物で、黒豹のように俊敏でしなやかに仕事をこなす海軍士官を演じる。「黒豹というカッコ良いイメージをつけてくださり、恐縮しています(笑)。柴田(侑宏)先生が書かれるセリフは美しくて、“ザ・タカラヅカ”な雰囲気。演じる上ではちゃんと心を伴って、役の感情で自然に言葉を出していきたいです。ラブシーンの表現も流れを大切にして、お客様の胸にグッとくるようなものを見つけたいと思います」。一方ショーでは「やりたいことがたくさんある」と語る柚希。プロローグのリベルタンゴ、登場の仕方、芝居仕立ての展開など、演出の藤井大介に希望を伝えた。「稽古場では一つひとつ夢が叶っていくようで、幸せです。初舞台後すぐの新人公演(1999年月組『ノバ・ボサ・ノバ』)でドアボーイ役をさせていただいたので、新人ドアボーイが大きく成長するようなストーリーをコメディタッチで入れていただきました。それに、また作詞もしています(笑)。昨年の武道館コンサートではファンの皆様や仲間への想いを歌詞にしたので、今回はタカラヅカへの想いを書きました」。どんな想いが込められているのかを尋ねると「夢のような世界だけど、たくさんの人たちの“本気”が詰まっている。だからすごくタカラヅカを好きになりましたし、簡単な気持ちじゃ何も掴めないところだなと。そこのフレーズは自分でも好きです」と、照れながら語ってくれた。下級生時代から新人公演で主演を務めてきた柚希。順風満帆なイメージを持たれるが、意外にも劣等感しかなかったという。「新人公演の本役さんに陰ソロがあったときには、上手い人を代役に立てられそうになるくらい下手で…。でも上級生の方々が毎日稽古に付き合ってくださったり、しかってくださったから、たくさんもがいて成長できたのだと思います。トップに立ってからは“できない”では済まされないので、そこでようやく自覚が生まれました。ずっと1作1作ごとに成長することを目標にやってきましたので、最後の最後まで上を目指したいです」。公演は宝塚大劇場にて2月6日(金)から3月9日(月)まで上演。東京宝塚劇場公演は3月27日(金)から5月10日(日)まで。東京公演は2月22日(日)より一般発売を開始。取材・文:黒石悦子
2015年01月28日公開中の映画『海月姫』主演の能年玲奈が1月18日(日)、都内劇場で「海月姫祭り」と銘打って、ファンから寄せられた質問に答えるQ&Aを行なった。東村アキコの人気漫画を原作に、クラゲオタクの主人公・月海をはじめ、様々な分野のオタク女子が集うアパートを舞台に繰り広げられるドタバタをコミカルに描き出す。この日は、月海と同じアパートに住むオタク女子軍団「尼~ず」仲間のひとりで、枯れたオジサマに萌える枯れ専・じじ様を演じた篠原ともえが司会を担当。あらかじめ、映画公式サイトで能年さんへの質問が募集されたが、なんと1,600を超える質問が寄せられた。実は、この企画は能年さん自身のアイディアによるもの。「『海月姫』をたくさんの人に楽しんでほしいけど、自分だけで(チラシを)撒いても押し売りなので、みなさんに参加していただけたらと思った」とその意図を説明する。質問の書いた紙の入った箱から能年さんが1枚ずつ引いて、そこに書かれた質問に答えていくという方式だったが、最初の質問は「能年さんは色に例えると何色ですか?」といういきなりシュールな問い。能年さんは「難しいな…虹色とか?」と回答。その心は「いろんな色を使うのが好きなので」。この日、能年さんは自身のカラフルな衣裳を「クラゲリスペクト!」と説明していたが、この答えを踏まえて「今日は自分の色で来ました(笑)!」とソツのない答えで、篠原さんから「だいぶバラエティ慣れしてきたね(笑)」と評されていた。続いて、最近驚いたことを尋ねられると「PARCO」で開催中の「海月姫展」に自ら足を運んだことを明かし「すごく楽しくて、こんなに楽しいものなのか?と思いました。出てる側なのに、一人でハシャいで、グッズや『男を必要としない人生』Tシャツを買って、それを着て写真を撮って帰りました」と明かし「楽しくて衝撃的でした」と語った。劇中の衣裳に話が及ぶと、能年さんは、普段から自分で洋服を作っていることを明かし、特にクラゲをイメージした衣裳で、自宅で「コスプレしてます!」とオタクっぷりを告白。これには篠原さんも「お家でクラゲコスプレ?まさに海月姫じゃないですか!」と驚いた様子。さらに能年さんは、この舞台挨拶のために“くらげひげ”と名付けた付けヒゲを自分で作ってきたことを明かす。これは、能年さん自身の提案で「渋谷シネクイント」限定で開催中の割引サービスで、「尼~ず」のコスプレ、もしくは付けひげ着用で映画が1,100円で鑑賞できるというサービスのアピールのためで、壇上で篠原さんと共に付けヒゲでニッコリ!篠原さんが「能年ちゃんの家に遊びに行ったらひげグッズがあった」と能年さんのヒゲ好きを暴露し「ヒゲが好きなの?ヒゲの男性が好きなの?」と迫ると、能年さんは「付けヒゲも好きだし、(男性の)ユニークなヒゲも好きです!」と明かした。『海月姫』は全国にて公開中。(text:cinemacafe.net)■関連作品:海月姫 2014年12月27日より全国にて公開(C) 2014映画『海月姫』製作委員会(C) 東村アキコ/講談社
2015年01月19日「新江ノ島水族館」では、「海月姫」原画展を開催中だ。原画展は2015年1月23日まで開催される。「海月姫」の原作漫画の複製原画と、映画「海月姫」の世界を楽しめるパネル展示となっている。原作者の東村アキコさんから寄せられた「好きなクラゲ」や「クラゲに魅せられたワケ」などのメッセージも公開されているので、「海月姫」ファンは必見の展示会。「新江ノ島水族館」は、小田急江ノ島線片瀬江ノ島駅より徒歩3分。入園料金は、大人2,100円、高校生1,500円、中学生・小学生1,000円、幼児(3歳以上)600円。営業時間等詳細は、「新江ノ島水族館」ホームページにて。
2014年12月19日