この記事では赤ちゃんの絵本の読み聞かせについて、医師監修のもとマンガで解説します。スキンシップとしても、教育としても絵本の読み聞かせには効果があります。最初は身近なモチーフの絵本から入り、徐々に物語のある絵本に変えていくといいでしょう。絵本の読み聞かせは、赤ちゃんとのコミュニケーションやスキンシップなど大切な役割を果たします。でも、赤ちゃんが低月齢のころは絵本を読んであげても意味がわからないので、効果がないと思っている人もいるかもしれません。そこで今回は読み聞かせを開始する時期やコツについて解説します。 赤ちゃんに絵本を読み聞かせするのはいつから?個人差はあるものの、赤ちゃんが言葉を覚え出すのは1歳前後とされています。このころから、赤ちゃんは短い単語を使って感情表現をするようになり、1歳半ごろから赤ちゃんは語彙を増やしていき、短い文章を作って話し始めるのが一般的です。そうなると簡単な絵本の内容も理解できるようになります。「言葉を覚えさせる」「お話を楽しんでもらう」という意味では、1歳半を目安にして読み聞かせをするのが効果的です。 しかし、基本的には生まれてすぐからでも読み聞かせには意味があります。赤ちゃんは文字を理解しませんが、耳で音を聞くこと、絵を見ることなどを楽しみます。また、読み聞かせには学習以外の効果も多くあります。たとえば、読み聞かせは赤ちゃんと親のコミュニケーションの場です。親からやさしく語りかけることで赤ちゃんは安らぎを覚えますし、親も赤ちゃんへの愛情を確認できる時間となります。さらに、毎日寝る前に読み聞かせを習慣にすると睡眠の儀式となり、生活リズムも整いやすくなるでしょう。本が身近な存在となって、将来的に読書が好きになるかもしれません。絵本に興味があれば、言葉がわかるようになったころの読み聞かせもより楽しめるでしょう。このようなことから、赤ちゃんが絵本の内容をわからない時期でも、読み聞かせを始めることは有意義といえます。 先ほどお伝えしたとおり0歳児で言葉や物語は追えなくても、音や絵の印象だけなら楽しむことができるので、抑揚をつけたり、「にこにこ」などの擬態語などが含まれた絵本を読み聞かせたりして、一緒に楽しみましょう。親と一緒にいろいろな絵が移り変わる時間を過ごすのは、大切なスキンシップになります。まずは図書館や本屋さんで赤ちゃんに見せてみて反応が良いものを選んでもよいでしょう。 赤ちゃんに絵本を読み聞かせする効果は?絵本の読み聞かせのメリットとしてはまず、「情緒の安定」が挙げられます。赤ちゃんは絵本の内容がわかっていなくても親が読む声をずっと聞いていて、感覚的に気持ちのいい時間を過ごせます。優れた絵本は優れた文章で書かれているため、親の読む声も耳触りがよくなります。安心感のある時間をたくさん持つことで赤ちゃんの情緒は安定していきます。また、成長したときに感情表現が豊かで、他者への共感能力が高くなりやすいでしょう。 次に、「好奇心の芽生え」も重要なポイントです。家族に囲まれた日常ではなく、まったく知らない世界を赤ちゃんは絵本でのぞきます。その結果、赤ちゃんは好奇心が刺激され、キャラクターや世界観などを「もっと知りたい」と思うようになります。こうした感情は、成長したときの学習意欲や向上心へとつながり、芸術的な視点を養ううえでも大切な機会となります。 そして、「親子のきずなの再確認」も読み聞かせでできます。絵本は親から子に物語を読み聞かせることで、テレビではできないコミュニケーションが生まれます。同じ物語でも、親が工夫して読み上げれば、そのたびに赤ちゃんは違う感想をもつはずです。赤ちゃんは絵本の内容こそ覚えていなくても親から愛情を注がれた記憶は残っていくので、良好な親子関係を築く礎ができていきます。 赤ちゃんの絵本の読み聞かせ方のポイント読み聞かせするうえでのポイントは、赤ちゃんに「感想を求めない」ことです。赤ちゃんは絵本を読んでいる間、素直に楽しんでくれているはずです。しかし、感想を聞くのは意見の強要になってしまう恐れがあり、赤ちゃんはストレスを覚えてしまいがちです。場合によっては、絵本そのものへの嫌悪感につながりかねません。 読み聞かせが終わったら、「おもしろかったね」と声をかける程度で十分です。もしも赤ちゃんが気に入ってくれたなら、感想を求めなくても笑顔になったり、繰り返し読んでほしがったりといった反応があるでしょう。 「赤ちゃんと触れ合いながら読む」ことも大切です。読み聞かせはスキンシップの時間でもあるので、ひざに乗せたり、隣に寝たりしておこなうのが理想的です。こうした習慣を続けると、赤ちゃんは絵本の内容がわかっていなくても「お母さんやお父さんと触れ合える時間」だと思ってくれるようになります。そして、読み聞かせの時間が好きになり、将来的には本そのものに興味を持ってくれます。また、親子が仲良くなるためにも欠かせない時間になるでしょう。 月齢別のおすすめ絵本低月齢の赤ちゃんなら、「にこにこ」「わんわん」「ぶーぶー」など、言葉が繰り返されて心地よいリズムの感じられる絵本がよいでしょう。まだ視力が十分に発達していないことから、はっきりした色づかいや形が描かれている絵本の方がより楽しめると言われています。 生後10カ月ごろになると、赤ちゃんは絵本を玩具のように捉えて楽しむことができるようになります。しかし、この時点ではまだ物語までは追えません。赤ちゃんにとって身近なものをモチーフにしたシンプルな絵本を読み聞かせるのがぴったりです。 たとえば、野菜や果物などの「食べ物」の絵本は、赤ちゃんが見たことがある絵が多く、親しみをもって見ることができます。また、乗り物の絵本も愛されやすいジャンルです。電車や車を絵本で知った赤ちゃんは、実際に自分が乗る立場になったときに感動を覚えてくれます。知的好奇心を育むうえでも、適した絵本といえるでしょう。 1歳を超えたあたりから、赤ちゃんは簡単な物語にも反応できるようになっていきます。身近なテーマを好むのは変わらないものの、リズム感やユーモアをともなったフレーズが載っている絵本をおもしろがってくれるでしょう。さらに、音が流れる仕様になっていたり、歌が出てきたりする絵本も人気です。これらの絵本はリラックス効果があるだけではなく、音感を養うこともできます。そして、1歳半ごろからは知育絵本を取り入れるのも効果的です。ごはんや着替えといった生活習慣を楽しみながら学べる絵本によってマナーを教えてあげるのもいいですね。 注意点としては、絵本選びが親の自己満足にならないことです。優先するべきは赤ちゃんの好みであり、苦手な本を無理に読まされても赤ちゃんは心から楽しめず、読み聞かせという行為そのものが苦痛に変わっていくかもしれません。赤ちゃんの好きなジャンルを意識して本を選びましょう。 まとめスキンシップとしても、教育としても絵本の読み聞かせには効果があります。赤ちゃんが生まれたら、積極的に読み聞かせをおこないましょう。赤ちゃんが読んで共感できる内容は時期によって変わっていきます。最初は絵の印象や音を楽しめるものから始めて、10カ月ごろになったら身近なモチーフの絵本も取り入れつつ、徐々に物語のある絵本に変えていくといいでしょう。 作画/はたこ監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生
2023年04月27日彫刻家・舟越保武の長女で、珠玉の絵本を数多く生み出した編集者の末盛千枝子。末盛が手掛けた絵本の貴重な原画や資料、彼女を育んだ父・保武や弟の舟越桂、舟越直木をはじめとする芸術一家・舟越家の人々の作品を通して、その仕事と人生を紹介する展覧会『末盛千枝子と舟越家の人々 —絵本が生まれるとき—』が4月15日(土) に開幕。6月25日(日) まで千葉県の市原湖畔美術館にて開催されている。展示風景撮影:田村融市郎(市原湖畔美術館提供)1941年に舟越保武と俳人として既に知られながら文学の道を断念し夫を支えることを選んだ母・道子の長女として生まれ、高村光太郎によって「千枝子」と名付けられた末盛。大学卒業後に絵本の編集者として仕事をはじめ、イラストレーターの井沢洋二が絵を、妹の舟越カンナが文章を担当した『あさ・One morning』がボローニャ国際児童図書展でグランプリを受賞するなど話題の本を次々と出版。さらに国際児童図書評議会(IBBY)の活動や、上皇后陛下・美智子様との共同作業、東日本大震災で被災した子どもたちに絵本を届けるプロジェクト「3.11絵本プロジェクトいわて」など、美しい絵本を世に送り出すためのさまざまな活動を続けてきた。末盛千枝子撮影:田村融市郎(市原湖畔美術館提供)開幕に際して行われたオープニングセッションで、「悲しいことがあっても、最後まで希望を持っているということが大切だと思って本を作ってきた、ということだけ言えると思います」と語った末盛。私生活ではNHKの人気番組『夢であいましょう』の名ディレクターとして知られた夫・憲彦の突然死や、長男の難病、障害といった数々の困難にも見舞われたが、そうした困難を末盛は絵本作りに昇華させていった。1階の展示室では、井沢洋二×舟越カンナで制作された『あさ・One morning』(85年)『冬の日One Evening』(88年)『冬の日・One Christmas』(89年)『そらに・In The Sky』(95年)や、絵本作家であり岩波ホールで外国映画の配給に携わっていたはらだたけひでが哲学者や宗教家を描いた『パシュラル先生』(89年)『フランチェスコ』(92年)『たびのなかま』(93年)など、末盛が手掛けた美しく、深遠な絵本の原画の数々が並ぶ。それらはいずれも、当時は子どものためのものと思われていた絵本の世界に一石を投じるような、作品性の高いものだった。「はらださんの『たびのなかま』は今こそ世界中に見てもらいたい、戦争なんてしてる場合じゃないわよっていうような絵本ですし、『そらに・In The Sky』も本当にそういう本だと思います」(末盛)井沢洋二『あさ・One morning』原画1985年はらだたけひで『フランチェスコ』原画1992年末盛がこのような独自の価値観のもとに絵本づくりに取り組むようになったのは、夫の死後、残された息子たちに父の姿を本にして伝えたいと思ったことがきっかけだった。1階展示室の一角には、そうした思いから制作された絵本『パパにはともだちがたくさんいた』の原画や憲彦が手掛けていた伝説的番組『夢であいましょう』に関する資料や映像などを集めたコーナーも。ジャンルは違えども、お茶の間に夢を届けようと奮闘した夫の遺志を継ぐ気持ちが、末盛の絵本作りの根底を支えていたという。展示風景撮影:田村融市郎(市原湖畔美術館提供)「テレビディレクター末盛憲彦の世界」のコーナー。『夢であいましょう』に出演していた黒柳徹子や渥美清をはじめ往年のスターたちとのスナップ写真もならぶさまざまな人との出会いと協働によって多くの絵本を生み出してきた末盛だが、特筆すべきものとして現在の上皇后・美智子様に関する仕事がある。絵本研究家の島多代の紹介で、92年に美智子様が自らまどみちをの詩20篇を選んで翻訳し、安野光雅が切り絵をデザインした『どうぶつたち』の編集を末盛が担当。そこから親交を深めるようになり、国際児童図書評議会(IBBY)の名誉顧問を務めていた美智子様によるIBBY国際大会でのビデオ講演の実現や、講演録『橋をかけるー子供時代の読書の思い出』(98年)の出版など、その後30年以上にわたって美智子様をお支えするようになる。会場では安野光雅が手掛けた『橋をかける』の装画や扉絵などの原画のほか美智子様のご講演の貴重映像も展示。末盛が日本に紹介した人気絵本作家M.B.ゴフスタインの絵本の原画、エリック・カールやピーター・シスらの手紙などからは、末盛が広く世界の絵本作家たちとの交流を深めてきたことを伺い知ることができる。『どうぶつたち』(92年)ほか、末盛が編集を手掛けた美智子様の著書や講演録の数々左から、安野光雅『橋をかける』挿画(麦畑)、『橋をかける』扉絵(麦穂)1998年、『橋をかける』英文扉絵(麦穂)1998年、宮内庁蔵展示風景M.B.ゴフスタイン『ゴールディーのお人形』原画ニューヨーク公共図書館蔵撮影:田村融市郎(市原湖畔美術館提供)M.B.ゴフスタインやエリック・カールなど世界の絵本作家や編集者との交友を示す手紙や写真の展示も地下の展示室では、そんな末盛を育んだ「舟越家の人々」の作品が一堂に会している。7人弟妹の長女だった末盛は「両親が子供たちを育てるために彫刻だけでやっていくということが、どれだけ大変かということが身に染みていたので、芸術家とだけは結婚したくないと思っていた」と語るが、そんな厳しい生活のなかでも父・保武は常に「何を美しいと思うか」ということを問いかけ、子どもたちの価値観や美意識を育んだという。また、弟・一馬の死をきっかけに家族全員で洗礼を受けたカトリック信仰も、末盛の支えとなった。保武の代表作である「長崎26殉教者記念像」のうちの1体《聖フェリッペ・デ・ヘスス》をはじめ、桂や直木の彫像や絵画、母・道子や妹の苗子、茉莉、カンナの絵画など家族の作品が静かに響きあう展示空間からは、末盛の絵本作りの根幹にあるものを感じとることができるだろう。展示風景舟越保武《ダミアン神父》1975年世田谷美術館蔵撮影:田村融市郎(市原湖畔美術館提供)左:舟越保武《聖フェリッペ・デ・ヘスス(長崎26殉教者記念像のうち)》1962年岩手県立美術館蔵展示風景舟越桂《海にとどく手》2016年、舟越道子、末盛千枝子、舟越苗子、茉莉・アントワンヌ・舟越、舟越カンナ撮影:田村融市郎(市原湖畔美術館提供)展示風景舟越直木撮影:田村融市郎(市原湖畔美術館提供)2010年に岩手に移住した末盛は、翌年に起こった東日本大震災で被災。だがその後、すぐに行動を起こし、避難所の子供たちに絵本を送り、読み聞かせを行う「3.11絵本プロジェクトいわて」を瞬く間に立ち上げ、その後10年にわたって代表を務めた。絵本を通じて子どもたちの悲しみに寄り添い続けてきた末盛だからこそ実現し得たことだろう。会場ではプロジェクトの全容を、写真パネルや国内外から寄せられたメッセージなどで紹介している。展示風景3.11絵本プロジェクトいわて撮影:田村融市郎(市原湖畔美術館提供)全国から届けられた絵本が入っていた段ボールに書かれていたメッセージの展示絵本を通して人生の悲しみと希望、そして美しさを伝えたいという強い思いのもと、行動し続けてきた末盛千枝子。そのたおやかで力強い作品と人生に触れてみてほしい。<開催情報>『末盛千枝子と舟越家の人々 —絵本が生まれるとき—』2023年4月15日(土)~6月25日(日) 市原湖畔美術館にて開催月曜休館(祝日の場合は翌平日)〈ギャラリーツアー〉日時:5月13日(土) 13:00~14:006月17日(土) 13:00~14:00解説:前田礼(市原湖畔美術館館長代理・同展企画者)参加費:無料 ※入館料は別途必要
2023年04月26日ライブ配信アプリ「17LIVE(イチナナ)」と、人気絵本『くまのがっこう』との初コラボレーションイベント「大人気絵本キャラクターコラボ くまのがっこう ジャッキーとなかまたち」が25日より開催されている。『くまのがっこう』は、作者・あいはらひろゆき(文)氏、あだちなみ(絵)氏による人気絵本シリーズ。2019年9月には、シリーズ累計発行部数222万部を突破するなど、幅広い世代に愛されている。そして今回、同作とイチナナとのコラボイベントの開催が決定。イベントは、イチナナユーザーであれば誰でも参加可能で、イベント期間中には、『くまのがっこう』の主人公である「ジャッキー」 や、おともだちの「デイビッド」など、かわいいなかまたちのキャラクターをデザインしたオリジナルコラボアニメーションギフト(有料)が用意されている。また、イベントの参加条件を満たして配信を行い、見事一定の基準をクリアした参加ライバーには、『くまのがっこう』オフィシャルグッズの贈呈も。なおイベントの開催期間は、5月10日23時59分までとなる。
2023年04月26日好奇心からくる、小さな子供の行動に、驚かされた経験はありますか。子供は、何か気になることがあると、じっとしていられないものですよね。フォトグラファーとして活動している、しむ(@SIMNA_Cam)さんが、ある日娘さんにカメラを向けたところ…。中望遠で撮りたい親 VS 寄りたいモデルの図 pic.twitter.com/OvQopXwIIw — しむ5/3〜7「ひおり展」イロリムラ2階 (@SIMNA_Cam) April 11, 2023 まさかの、ゼロ距離に。娘さんは、カメラに興味を持つあまり、どんどん近づいてきてしまったようです。ちなみに、この状況で撮影された写真が、こちら。顔のパーツを、かろうじて判別できる程度で、ほとんど真っ暗です。しむさんの『作品』には、「思わず吹いた」「和むなぁ」「近い!かわいい!近い!」といったコメントが寄せられました。また、同じく小さな子供を育てる親からは「似たシチュエーションになったことがある」という体験談も集まっています。子供がいる家庭では、『あるある』ともいえる光景。無邪気でかわいらしい行動には、目尻が下がる思いですね。[文・構成/grape編集部]
2023年04月12日障害児向けの絵本作家として活動しているしょうじあいかは、2023年3月に「全国の障害児施設へ自作絵本を配るクラウドファンディング」を実施し、初期の目標金額389%を達成。この度、クラウドファンディング成功を足がかりに、4月1日に障害児支援を目的とした絵本屋サイト『絵本屋だっこ』をオープンしました。URL: 絵本屋だっこに掲載中の絵本■絵本作家しょうじあいかとは・北海道在住の3児の母で、長男が重症心身障害児・保育士、幼稚園教諭、教員免許、カウンセラー資格等を保有・言語理解が難しい息子でも楽しめる絵本をつくりたいと、2022年から障害児向けの絵本づくりをスタート「自作絵本を障害児施設に配りたい」という夢のため2023年2月~3月に挑戦したクラウドファンディングは、400%に迫る達成率で成功をおさめました。4月より全国の施設へ絵本約2,000冊を配布していきます。実施した絵本クラファンまた「絵本づくりを少しでも障害児支援につなげたい」という思いから、クラウドファンディングと同時進行でサイト『絵本屋だっこ』の立ち上げ準備をしてきました。しょうじあいかの絵本の売り上げは、全額、障害児支援のための寄付にします。■絵本屋だっこの取り組み・絵本の売り上げを障害児のための寄付に・障害者アーティストのイラストを絵本にし、売り上げはアーティストに全額還元・一部絵本の売り上げをもとに障害児施設等へ絵本を配布絵本づくりをとおして、インクルーシブな社会の実現へ寄与できればと考えています。■絵本屋だっこの絵本ジャンル・重い障害があっても楽しめる絵本・障害があってもなくても楽しめるインクルーシブ絵本・障害者アーティストの作品を使用した絵本・障害への理解を広める絵本・英語版絵本■絵本の購入はAmazonから絵本屋だっこ制作の絵本はすべてAmazonからご購入いただけます。(AmazonのKDPにより出版)※HPの購入ボタンを押していただくと、それぞれの絵本のAmazon販売ページに遷移します。■読み聞かせ動画も無料公開絵本の内容を知っていただくため、絵本屋だっこでは全作品の読み聞かせ動画を公開中です。▼しょうじあいか【障害児向け絵本作家】絵本屋だっこ ■今後は法人化も検討現在は個人事業として運営していますが、書店への絵本流通や図書館や海外への絵本寄付など、より幅広い活動のため、今後は法人化(出版社化)も検討しています。・公式サイト ・絵本屋だっこInstagram ・公式LINE ・しょうじあいかInstagram 絵本屋だっこチラシ 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年04月07日詩人・谷川俊太郎の仕事から絵本に焦点を当てた展覧会『谷川俊太郎絵本★百貨展』が4月12日(水)〜7月9日(日)、PLAY! MUSEUMで開かれる。1952年に詩集『二十億光年の孤独』でデビューして以来、詩だけではなく、ラジオドラマの台本や記録映画の脚本、歌の作詞、翻訳など言葉によるさまざまな作品を生み出してきた谷川俊太郎。そのなかで「最も自分に向いてると思ったのが絵本」だという。「言葉だけの詩と違って写真や絵が伴うと世界が一挙に広がるし、具体的になる、そこに魅力を感じて絵は描けないけれど、まず何をどう扱うかという絵本のコンセプトを考えて、限られたページ数の中で各場面をどういうイメージで組み合わせるか、また言葉と絵や写真が一緒になることでどんな新しい世界が生まれるかなど、詩を発想するのとは次元の違う興奮がありました」(谷川)。絵本作りは1960年代から本格化し、和田誠、堀内誠一、長新太、タイガー立石、皆川明、tupera tuperaなど多彩なクリエイターと共作している。『まるのおうさま』(絵・粟津潔)などの認識絵本、『もこ もこもこ』(絵・元永定正)などのナンセンス絵本、『へいわとせんそう』(絵・Noritake)のような考える絵本、『かないくん』(絵・松本大洋)などに見られる「死」の表現。それら多種多様な絵本を同展では「百貨店」と名付けた。選び抜かれた約20冊の絵本の世界を、アートディレクター、映像作家などさまざまなクリエイターたちが、朗読、アニメーション、インスタレーションなどの形で表現する。そのほか、谷川さんが“すきなもの”に唐突に遭遇する新作『すきのあいうえお』を発表。また、PLAY! SHOPでは、「言葉をもちかえる」とテーマに、「言葉を着る」アパレル、「言葉を食べる」食品などグッズも販売される。いろいろな形になって現れる “谷川さん”の言葉の世界へ出かけよう。<開催情報>『谷川俊太郎絵本★百貨展』会期:2023年4月12日(水)〜7月9日(日)※会期中無休会場:PLAY! MUSEUM時間:10:00~18:00(入場は17:30まで)料金;一般1,800円、大学1,200円、高校1,000円、中小600円※立川割あり、お土産付き公式サイト:
2023年04月04日6歳と4歳の女の子を育てている、母親の、ふらい(@flymimizu)さん。ある夜、絵本を読んで子供たちを寝かしつけていました。詠み終わった頃、子供たちはほとんど寝ていたので、ふらいさんは、2人を起こさないよう静かにベッドを出て、トイレに向かいました。その後、ふらいさんがベッドに戻ってくると…目の前にあらわれた、驚きの光景がこちら!ここ最近で1番衝撃だったのは、夜9時過ぎに寝室で絵本を読み終えたら子供達がほぼ寝ていたので起こさないようにそぉーっとベッドを抜け出してトイレに行って戻って来たら4歳次女がこの状態だったことですね。 pic.twitter.com/kQqDXRxh0p — ふらい (@flymimizu) March 6, 2023 ベッドの上で、4歳の次女が、手を使わずに逆立ちしていたのです…!ふらいさんによると、次女はニコニコしながら逆立ちしていたとのこと。奇想天外な展開に、ふらいさんのツイートには、たくさんのコメントが寄せられました。・夢?これって夢だよね?・子供あるあるな、謎行動。おかげさまで、1日の疲れが飛びました。・『犬神家の一族』の、湖から足が出ているシーンみたい…。・我が家でも似たようなことがあって、小さく悲鳴を上げてしまいました!普段から運動が大好きという、ふらいさんの次女は、3歳の頃から逆立ちをし始め、たまに不意打ちを仕掛けてくるようです。子供の奇抜な行動に、度肝を抜かれてしまいますね…![文・構成/grape編集部]
2023年03月08日年少のとき、絵本にあまり興味がなかった次男。子ども園での読み聞かせに集中できず、連絡帳にその旨を書かれてしまいました。私は、興味のない本を読むことを強制したくはないけれど、一方で、ストーリー性のある絵本に触れ、想像力を豊かにしてほしいとも考えていました。そんな私に担任の先生がアドバイスをくれました。そしてそれを実行してみると……!? 図鑑にしか興味のない次男次男が子ども園の年少のときの話です。園生活にも慣れてきた、5月下旬のある日のこと、連絡帳に「◯◯くんは、絵本タイムにはあまり関心がないようで、友だちに話しかけたり、おもちゃで遊んだりしています」と書かれていました。 わが家では、毎晩寝る前に読み聞かせをしているのですが、当時次男が好んでいた本の大半は、たしかに図鑑や何か指定された物を見つけるといった、読み聞かせるのにはふさわしくない物でした。ただ、当時の私は「そのうちストーリー性のある絵本にも興味が出てくるだろう」と、楽観視していたのです。 強制はしたくないけれど…しかし、それから約半年後、また連絡帳に「楽しさを感じてもらえるよう、工夫しているつもりなのですが、絵本タイムはどうしてもそわそわしてしまいます。」と書かれてしまったのです。私は工夫してくださっている先生方に申し訳ないと思いつつも「本人の興味がある本を読んであげるのが一番良いと思うので、わが家では図鑑の読み聞かせをしています」と返信しました。 本人が興味のない絵本を読み聞かせるのは、本人にとっても、それを聞いてもらえない親にとっても、ストレスになると感じていたからです。ただ「本当は、想像力が豊かになるような、ストーリー性のある絵本を選んでほしいと思っています」とも付け加えました。 先生がくれたアドバイスとはすると先生は「たしかに図鑑などでは、お話のイメージが広がらないかもしれませんね。時間が許せば、そうした図鑑などに加え、ご両親おすすめのストーリー性のある絵本も読んであげるといいかもしれません」とアドバイスしてくれました。 また、次男のクラスにほかの保護者の方が読み聞かせに来たときに、珍しく集中して見ていたという絵本も教えてくれました。私はこれを聞き、「それなら次男も興味を示してくれるかも」と思ったため、さっそくそのシリーズの本や、次男が好きな恐竜や昆虫が出てくる図鑑以外の本を、図書館で借りて読み聞かせることに。 長めの絵本も読めるようにするとその約1週間後、連絡帳に「お母さんの願いが通じました! 読み聞かせのときに、一番前で見て『おもしろかった!』と言ってくれましたよ」と書かれていたのです。私はそれを聞き、その後も同様の方法で、読み聞かせを続けるようにしました。 すると次男は次第に、昔話のような長めの物語でも、最後まで集中して聞いてくれるようになったのです。ストーリー性のある長めの絵本だとしても、本人が少しでも興味のある物が出てくれば、徐々に楽しめるようになる、ということがわかった出来事でした。 ほかの保護者の方が読み聞かせをしたとき、絵本に興味を示した次男のわずかなサインを見逃さず、また、絵本が好きになるかもしれないという可能性を捨てず、根気強くアドバイスをしてくださった先生に、心から感謝しています。これからも息子たちのそのときどきの興味を見逃さず、心や想像力を豊かにする絵本を選んであげたいと思います。 イラストレーター/ねね著者:今岡めい7歳と4歳の超わんぱく兄弟を育てるママであり、フリーライター。「子育てで一番大切なのは母親が笑顔でいること」「幼児期最大の英才教育は遊びである」をモットーに掲げ、日々テキトー育児を繰り広げている。
2023年02月07日せなけいこの絵本『ねないこだれだ』や、馬場のぼるの絵本『11ぴきのねこ』シリーズなど、ロングセラー絵本をモチーフにした、缶入りメモが新登場。“ロングセラー絵本”モチーフの全12種類展開されるのは、ロングセラー絵本を題材にした全12種類の“缶入りメモ”。せなけいこ作品の『ねないこだれだ』『ふうせんねこ』『いやだいやだ』と、馬場のぼる作品『11ぴきのねこ』シリーズがモチーフとして選ばれており、いずれもカラフルな丸缶に、絵本でお馴染みのキャラクターたちをデザインしているのが特徴だ。また缶の中には、各作品と連動したキュートなサークルメモをセットに。ひとつの缶につき、2種類のメモ(各25枚)をつめこんでいるので、気分にあわせて使い分けを楽しむこともできる。小物入れとしてもOK!メモを使い切った後も、クリップやヘアピンなどを収納する小物入れとして活用できるのもGOOD。価格は、ひとつ715円で販売される。【詳細】・S/N缶入メモ全6種類 各715円・11N缶入メモ全6種類 各715円発売日:2023年1月24日(火)販売先:全国の文具・雑貨店、学研ステイフル公式オンラインショップほか
2023年02月02日絵本・日本プロジェクト(会長:高橋 小織・株式会社隆文堂 代表取締役会長)は、2021年の春より「絵本専門士が選ぶ『逢えない誰かに贈る絵本』フェア」を企画。毎春、全国の書店にフェア開催の提案をしてまいりました。コロナ禍で自粛生活が続いた2021年~2022年の春に展開した「逢えない誰かに贈る絵本」に代わり、第3回目となる本年度は「逢いたい誰かに贈る絵本」と改称し、パワーアップした企画を2023年春までお届けしています。当企画では、107名の絵本専門士とあわせて、人気絵本作家の荒井良二さんとえがしらみちこさんにも絵本を選定していただいています。■「絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』フェア」企画の背景絵本・日本プロジェクトは、2010年国民読書年に「絵本を贈り、贈られる生活文化を創造するため」に結成されました。以降、出版業界の各社で働く女性社員をプロジェクトメンバーとして、地域の書店とタイアップし、地域の子どもたちが本とふれあえるイベントを毎年開催してきました。イベントは、2020年からはコロナ禍のため中止を余儀なくされていますが、このような時だからこそ、常に“つながり”を大切にして活動してきたプロジェクトの原点に立ち返り、絵本の知識を豊富に有する全国の「絵本専門士」(*)の協力を得て、書店店頭で展開する絵本フェアを企画・提案しています。(*)「絵本専門士」は国立青少年教育振興機構が実施する養成講座を修了し、絵本専門士委員会にて認定された絵本のエキスパートです。2014年のスタートから現在まで、全国で約490名が活躍しています。■「絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』フェア」について第3弾となる今回のフェアには、人気絵本作家の荒井良二さん、えがしらみちこさんが選書メンバーに加わり、作家のおふたりと107名の絵本専門士の皆さんがそれぞれに贈りたい大切な人をイメージして、24冊を選びました。フェア期間中は、選書者の心のこもったコメント入りPOPが店頭に掲示されます。当フェアは2022年11月からすでにスタートしており、春の参考書等の商戦が始まるまで各書店の都合にあわせて自由にお取り組みいただけます。実施時期が比較的自由で、店舗にある作品とあわせて展開でき、対象が子どもたちだけではなく幅広いため、絵本を多くの方に紹介できると好評です。■概要企画名 : 「第3回 絵本専門士が選ぶ『逢いたい誰かに贈る絵本』」展開期間: 2022年11月~2023年春(バレンタイン、卒業・入学ほか、別れと出会いの季節)規模 : 選定絵本総数 24冊全国で活躍する絵本専門士107名が選んだ20冊絵本作家2名(荒井良二さん、えがしらみちこさん各2冊)企画対象: 子どもから大人まで詳細 : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2023年01月31日長男が生後7カ月のころから始めた絵本の読み聞かせ。しかし成長に伴い、長男は絵本への興味が薄れていき……。そんなある日、子育て支援センターの先生から意外なアドバイスをもらいました。それを実践し、長男が絵本好きになっていった体験をご紹介します。 絵本への興味が薄れていく長男わが家では長男が生後7カ月のころから、絵本の読み聞かせを始めました。きっかけは私の友だちが長男に絵本をプレゼントしてくれたこと。最初はカラフルな絵本に興味津々で、何回も読み聞かせてあげました。 しかし長男は成長するにつれ活発になっていき、1歳半のころには絵本を読むよりとにかく体を動かして遊ぶことのほうが好きになったようでした。読み聞かせをしてもすぐにペラペラとページをめくってしまうのです。絵本を好きになってもらうにはどうしたらいいのか、私は頭を悩ませていました。 先生からもらった意外なアドバイスそんなある日、私と長男は子育て支援センターの読み聞かせのイベントに参加しました。このときもやはり、先生が読み聞かせてくれる絵本には見向きもせず、別のおもちゃで遊んだり走り回ったりしている長男。 私はイベントのあと、子育て支援センターの先生に「どうしたら絵本を読んでくれるようになりますか」と聞いてみました。すると先生は、「子どもにはそれぞれのタイミングがありますから、無理に読ませなくても大丈夫です。まずは寝る前だけ読み聞かせをしてみるのはどうでしょう」とアドバイスをしてくれました。私は「寝る前だけでいいの?」と少し疑問に思ったものの、さっそくその日の夜から実践してみることにしたのです。 アドバイスを実践した結果…そしてその日の夜、寝室に行くときに「◯◯ちゃん、好きな絵本持っておいで〜」と声をかけてみました。すると寝るときは寝室に行くということが理解できているからなのか、長男はすんなりと絵本を持ってきたではありませんか! その後数日間は読み聞かせをしてもあまり聞いていない様子でしたが、これを毎日繰り返しているうちにだんだん聞いてくれるようになったのです。 寝室にはおもちゃを置いていないので、絵本だけに集中できたのかもしれません。そして同時に「絵本を読む=そのあとは寝る」というパターンが身につき、寝つきも良くなりました。 この「寝る前だけの読み聞かせ」を続けた結果、長男は寝る前以外の時間でも「これ読んで〜」と何回も絵本を持ってくるぐらい絵本好きになりました。次男も1歳ぐらいからこの習慣を身につけ、今も毎日私と夫で分担して2人に読み聞かせています。絵本の読み聞かせは、子どもにとって無理のない形でするのが良いと感じた出来事でした。 作画/きょこ監修/助産師 REIKO著者:今岡めい6歳と3歳の超わんぱく兄弟を育てるママであり、フリーライター。「子育てで一番大切なのは母親が笑顔でいること」「幼児期最大の英才教育は遊びである」をモットーに掲げ、日々テキトー育児を繰り広げている。
2023年01月28日シルバニアファミリー初の写真絵本『シルバニアファミリーいつもそばにいるよ』が、全国書店で発売。「シルバニアファミリー」が写真絵本に1985年にエポック社から生まれた「シルバニアファミリー」は、さまざまな動物のファミリーが夢あふれる村で暮らす様子を再現したドールハウス玩具だ。今回はそんな「シルバニアファミリー」の世界観を詰め込んだ写真絵本が、講談社から初登場。美しいシルバニア村の風景写真と共に、家族や友達に対する温かなメッセージを綴った“癒し満点”の一冊に仕上げている。書籍の中では、近年人気を集める「赤ちゃんシリーズ」をはじめ、キャラクターたちが助け合うキュートな写真作品も。また巻末では、シルバニアファミリーの「誕生日」やそれぞれの「お気にいりの遊び」を紹介するプロフィールコーナーも掲載するなど、ファン必見のコンテンツも含まれている。ページをめくるたびに優しい気持ちになれる写真絵本は、大人へのギフトにもぴったり。価格は1冊1,320円となっている。【詳細】『シルバニアファミリーいつもそばにいるよ』1,320円発売日:2022年11月30日※書店によって発売日が異なる場合あり。仕様:オールカラー/72ぺージ発行:講談社展開:全国の書店、ネット書店
2022年12月05日名城大学外国語学部(名古屋市東区)は 12 月 11 日(日)、刈谷市との共催で、乳幼児から小学生までの幅広い子供たちと保護者を対象に、「親子で楽しむ英語絵本読み聞かせ講座」を開催します。本学と刈谷市教育委員会との協定に基づく地域連携事業として、今年で13年目となる大学連携公開講座の一環で、本講座は新型コロナ感染拡大に対応するためにスタートした講座です。昨年の様子西尾由里教授のゼミの学生がキャンパスからクリスマスにちなんだ絵本の読み聞かせをZoomで配信し、刈谷市総合文化センターの大画面や各家庭で親子がリアルタイムで視聴します。物理的な距離を超え、文化センターに集まった子供たちや家庭で視聴している子供たち一人一人に絵本を読み聞かせているような感覚での新たな形の絵本の読み聞かせとなります。ゲーム、読み聞かせのコツのミニ講義、質問コーナーと盛りだくさんの内容です。日時:2022 年 12 月 11 日(日)10:30~11:30場所:名城大学ナゴヤドーム前キャンパス西館 2Fレセプションルーム(配信元)(名古屋市東区矢田南四丁目 102 番 9)刈谷市総合文化センター (刈谷市若松町 2-104)問い合わせ先:名城大学社会連携センター 090-4110-0816(担当・宮原)名城大学外国語学部 西尾由里教授 ynishio@meijo-u.ac.jp 西尾ゼミでは、第二言語習得理論と音声学の基本的知識を学びながら、日本語母語話者がどのように第二言語を知覚し、産出するかについてのメカニズムを明らかにする研究を行っており、それらの知見を社会に還元することを目指しています。これまでに名古屋市東図書館、紀伊國屋書店などで、英語絵本の読み聞かせ会を実施しています。これらの活動から、乳幼児・幼稚園児・小学生が英語絵本の魅力を感じ、また英語の文字と音声の関連を学んでもらうことができると考えています。コロナ以前は対面での実施でしたが、このコロナ禍で、オンライン(Zoom)を使い、大学、刈谷市総合文化センター、各家庭を結び双方向で実施する読み聞かせ会を行い、非常に好評を博していますが、官学連携と英語学習の一つのモデルの提示となりえると考えています。 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年12月01日娘が生後6カ月ごろのこと。お昼寝も夜も、娘の寝かしつけには絵本を読んであげることが多々ありました。あお向けになった娘の脇に私は添い寝の形になり、絵本を読んで聞かせます。その読み聞かせで経験した、あわや大怪我に繋がるヒヤリなエピソードを紹介します。 読み聞かせで心地よく入眠娘は生後3カ月ごろまでは抱っこで眠ることが好きでしたが、徐々に抱っこだと不快になってきたようで、横になって添い寝をすることで安心して眠りにつくようになりました。 生後6カ月ごろになると、絵本を読み聞かせると興味を持って喜んで見てくれて、読んでいるうちに次第にウトウトするように。最終的には指しゃぶりをして気持ちよく眠るのでした。 私がウトウトしてしまい…ある日のお昼寝のとき読み聞かせをしてあげていたところ、私のほうが先に眠気がきてしまいました。ウトウトしては眠気を振り払って読んでいましたが、ついに気が遠のいてしまいました。その拍子に、持っていた絵本を落としてしまったのです。 あお向けで添い寝の状態だったので、絵本が落ちたのは私と娘の顔の上! 顔に絵本が当たった衝撃でハッと目覚めた私は、娘の目のあたりに絵本の角が当たってしまったことに気づき、大慌て! 急いで目の中が傷ついていないか確認しました。 急いで眼科へ目の中を見てみましたが、傷ついているかどうかよくわかりませんでした。娘は絵本が当たったときは少し泣いたもののすぐに泣き止み、痛がる様子もありませんでしたが、後々になって炎症を起こさないか、私は最悪のことも考えて心配になってきたのです。そこで近くの眼科に行ってみることにしました。 眼科は娘にとって初めての経験。痛い思いをさせてしまわないかと親の私のほうが不安でドキドキでしたが、診察室に入って事情を説明すると医師が「そういうこともあるよね」と笑い飛ばしてくれたので、安心して診察を受けられました。結果は特に目の中が傷ついているということもなく、薬ももらわず帰ってくることができました。 読み聞かせのとき、私は少々疲れていたのかもしれません。しかし、ついウトウト……では済まされない大事故に繋がるような出来事。私は、気を付けなければと肝に銘じたのです。眼科は私自身もあまりかかったことがなかったのでドキドキしましたが、心配なときにすぐに診てもらうことで安心できてよかったなと感じました。 ※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。 監修/助産師REIKO著者:斎藤ますみ1児の母。保育士として働く傍ら、自身の出産・子育て経験をもとに、妊娠・出産・育児に関する記事を中心に執筆している。 イラスト制作者:マンガ家・イラストレーター うちここ年子男児を育てる2児の母。家族で過ごす日常や思い出をInstagram(@uchikoko20)やブログ「うちここ日記」で描いてます。
2022年11月16日絵本の読み聞かせは、幼い子供でも言葉のリズムや絵を見て楽しむことができます。親子のコミュニケーションにもなるので、赤ちゃんの頃から読み聞かせや読書を習慣にしている家庭も多いのではないでしょうか。一見とても簡単そうに見える読み聞かせですが、実際にやってみると意外と大変だと感じるものです。1歳の息子さんを育てる、ぬぴ(poko_nupi)さんの夫は、息子さんに絵本の読み聞かせをしていました。今まで絵本に興味がなかった息子さん。そんな息子さんが絵本に興味を持っている姿を見て、ほほ笑ましく感じつつ、ぬぴさんは夫に任せて家事を終わらせることにしました。すると、夫の様子にある変化が…。※矢印をクリックすると、次の画像をご覧いただけます。 この投稿をInstagramで見る ぬぴ(@poko_nupi)がシェアした投稿 ぬぴさんが家事を終えて2人の様子をのぞいてみると、部屋の隅で体操座りをし、壊れた機械のように絵本の内容をリピートする夫の姿が!絵本には擬音がたくさん使われており、カラフルな色を楽しんだり、言葉遊びを楽しんだりする内容のようですね…。この投稿を見た人からは、共感するコメントが相次ぎました。・内容が短いほどつらい。・赤ちゃんの絵本って、ストーリーがなくてリズム感重視だから、大人が何回も読むのはキツイ。・エンドレス絵本!最初は喜んでくれるのが嬉しいですが、段々と大人はしんどくなっていきますよね。絵本を読むことで、子供が楽しんでくれるのは嬉しいもの。さらに、成長にもいいと分かっていても、「エンドレス絵本はハードモード」と感じたぬぴさんに共感してしまう投稿でした。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2022年11月06日千葉市美術館は、企画展「ブラチスラバ世界絵本原画展 絵本でひらくアジアの扉-日本と韓国のいま」を2022年11月12日(土)から12月25日(日)まで開催する。世界最大規模の絵本原画コンクール、日本&韓国に焦点「ブラチスラバ世界絵本原画展」(略称BIB=Biennial of Illustrations Bratislava)とは、スロバキア共和国の首都ブラチスラバで2年ごとに開催される世界最大規模の絵本原画コンクール。企画展「ブラチスラバ世界絵本原画展 絵本でひらくアジアの扉-日本と韓国のいま」では、2021年10月から2022年2月にかけてブラチスラバで開催されたBIB2021(第28回展)参加国の中から、近年数多くの受賞作家を輩出している日本と韓国にフォーカス。日本と韓国の作家による全出品原画作品や絵本、絵本が生み出され読者に届くまでの過程を取材した特集展示、グランプリ他、各受賞作家の作品をパネルと絵本により鑑賞することができる。日本と韓国の出品作家による原画&絵本見どころは、近年の活躍がめざましい日本と韓国の絵本の総特集。BIB2021では、日本のしおたにまみこが第3席に当たる金牌を受賞した他、韓国のイ・ミョンエと中国のチョウ・チョウが第2席に当たる金のりんご賞を獲得するなど、大躍進を見せている。BIB2021出品作品だけでなく、「うみだす」「そだてる」「とどける」「ひろがる」というキーワードのもと、作家・編集者・出版社を取材し各国の絵本文化も紹介していく。韓国のフレッシュな絵本文化韓国独自の新鮮な絵本文化にも注目だ。韓国での創作絵本の成り立ちは1980年代後半と比較的遅いものの、他国とは異なるフレッシュでパワフルな魅力に、2000年代から海外で高く評価され注目を集めている。会場では、特集「BIBからみる韓国の絵本」として14人の出品作家の絵本と約100点の原画を展示、日本では目にする機会の少ない韓国の絵本を実際に手に取ることができる。日本ならではのアナログ絵本原画BIB第1回展で瀬川康男の『ふしぎなたけのこ』がグランプリを受賞して以来、これまで多くの日本人受賞者を生み、長く続く絵本文化に根差した力のある作品を生み出し続けている日本。今日、世界的にもデジタルでの原画作品が多い中、日本のほとんどの絵本原画がアナログ技法で制作されていることから、特集「BIBからみる日本の絵本」では15人の出品作家の絵本と約70点の原画を展示する。また、BIB2021で金牌を受賞したしおたにまみこ『たまごのはなし』は、原画の他習作やラフ原稿、制作過程の展示を実施する。アナログ原画ならではの繊細なタッチや色を堪能できる。【詳細】企画展「ブラチスラバ世界絵本原画展 絵本でひらくアジアの扉-日本と韓国のいま」会期:2022年11月12日(土)~12月25日(日)休館日:12月5日(月)※休室日は11月21日(火)開館時間:10:00~18:00(金・土曜日は20:00まで)※入場受付は閉館の30分前まで会場:千葉市美術館住所:千葉県千葉市中央区中央3-10-8観覧料:一般 1,000円(700円)、大学生 700円(560円)、小・中学生、高校生無料※障害者手帳所持者とその介護者1名は無料※( )内は前売り、市内在住65歳以上の料金※前売券は千葉市美術館ミュージアムショップ、ローソンチケット(Lコード:32248)、セブンイレブン(セブンチケット)、千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」「都賀駅」「千城台駅」の窓口にて11月11日(金)まで販売(11月12日(土)以降は当日券販売)。※ナイトミュージアム割引:金・土曜日の18:00以降は観覧料半額※本展チケットで7階「新収蔵作品展」、5階常設展示室「千葉市美術館コレクション選」も鑑賞できる。■韓国の出品作家イ・ソヨン、イ・ミョンエ、オ・セナ、キム・ジヨン、キム・セジン、クォン・ジョンミン、コ・ジョンスン、サイダ、ジウン、ジャン・ヒョンジョン、ジョン・ミファ、チョ・ミザ、パク・ヒョンミン、ハン・ビョンホ■日本の出品作家あべ弘士、荒井真紀、荒井良二、飯野和好、うえだまこと、きくちちき、しおたにまみこ、スズキコージ、田島征三、たじまゆきひこ、舘野鴻、中島真典、降矢なな、松本大洋、ミロコマチコ【問い合わせ先】千葉市美術館TEL:043-221-2311 (代表)
2022年11月04日食育がテーマの絵本 01お口に入った食べ物がたどる道を楽しく解説『たべもののたび』『たべもののたび』 作:かこさとし(童心社)対象年齢:4歳くらいから「食べものがお口の中に入ったあと、いったいお腹のなかでどんな旅をするのでしょう? 黄色い栄養かばんを持った食べ物たちは、口のトンネル、広い胃袋公園、小腸ジェットコースター、など、子どもの遊び場に見立てた消化器官を経て、どこでどう栄養になり、どう排泄されるのか。その様子を身近な言葉で遊びのように説明しています。見えない体の中に興味を持った小さいお子さんはもちろん、高学年での学習にも役立つはず。ずっと読み継がれている『かこさとしからだの本』シリーズの第2巻。です・ます調の日本語も美しいです」食育がテーマの絵本 02食べ物の音に着目してみよう『おいしい おと』『おいしいおと』 文:三宮 麻由子 絵:ふくしま あきえ(福音館書店)対象年齢:3歳くらいから「幼児期、そろそろおはしを使う子もいるでしょう。ますます食べ物に興味を持つ時期に、ちょっと目を閉じて聞いてみましょう。白ごはん、ワカメ、プチトマトにカボチャ。今お口に入れたものは、どんな音がするかしら? カコッ ホッ カル カル……。ポホッ モワーン ムッチ ムッチ……。ああ、ほんと! 食べ物が口の中で響かせるリアルな音に納得。読み手は少しばかり練習が必要かもしれませんが、愉快な音も子どもたちは大好き! 楽しくなって食欲も湧きやすい。三宮麻由子さんにしか描けない聴覚の世界が素晴らしい作品です」食育がテーマの絵本 03苦手なものを工夫して食べるお話『ぜったいたべないからね』『ぜったいたべないからね』作:ローレン・チャイルド 訳:木坂 涼(フレーベル館)対象年齢:3歳くらいから「野菜どころか、お肉もパンも、何にも食べてくれない、という子もいるでしょう。偏食を無理に直そうとするのはよくないと言われていますが、ちょっとしたきっかけで食べてくれるのなら、それに越したことはありません。まずは、この作品でお試しあれ。こちらの女の子、偏食ぶりは半端ありません! お兄さんも呆れるほどに、ニンジンや豆はもとより、子どもが好きそうなソーセージもバナナも、絶対食べないからね、と言い張るんです。そこで、賢いお兄さんは、とある戦略を思いつきます。さあ、頑固な妹は? そしてこれを読んだお子さんは? 写真と絵のコラージュがユニークで、ウィットに富んだ素敵な作品です」食育がテーマの絵本 04食器と仲良くなれば食欲アップ!?『おさじさん』『おさじさん』 文:松谷 みよ子 絵:東光寺 啓(童心社)対象年齢:0歳くらいから「赤ちゃんに食べさせるのはひと苦労。お口をきっちりすぼめたままだったり、そっぽむかれたり、最後にはスプーンを弾かれたり。そんなときにぜひ! おやまをこえて、のはらをこえて……、姿を現したのは『おさじさん』。可愛いうさぎさんの『ぼく』のところにやってきます。小さい子が、無理なく食に関心を向けられるよう、やさしく、楽しくお話が進んでいきます。作者の言葉は声がけのヒントになるので、ぜひ試してみてはいかがでしょう。もしかしたら、自分も同じものを持っている、と誇らしげに『myおさじ』を見せてくれるかも? 松谷みよ子さんの赤ちゃん向け絵本シリーズ一冊です」食育がテーマの絵本 05食と体の関係について学べる!『はらぺこさん』『はらぺこさん』 作:やぎゅう げんいちろう(福音館書店)対象年齢:5.6歳くらいから「お腹がすいて、ぺっこぺこ! そんな『はらぺこさん』になるときって、どんなとき? たくさん遊んだあとや、おいしい匂いをかいだとき。そうなるとパワーが出なくなったり、気持ちが悪くなることもありますよね。みんなの気持ちに寄り添ったあと、頭の中にある『のう』の仕組みや、体が燃料を必要として動いていることなど、科学的な説明を小さい子向けに砕いて書いてくれています。食欲そそるコロッケや餃子、お友達の笑顔などの写真も織り込んで飽きさせません。いわゆる『おねえさん』ぽくない『おねえさん』や、お料理するお父さんなども、手垢がつかない所以でしょう」食育がテーマの絵本 06食べ物の役割を簡単な言葉で解説『もったいないばあさんの いただきます』『もったいないばあさんのいただきます』 作:真珠 まりこ(講談社)対象年齢:3歳くらいから「絵本界の名物ばあさんといえばこの人です! 『もったいないばあさん』シリーズの『もったいないばあさんのいただきます』は、食べ物を粗末にするといつもの頑固ばあさん口調で、『もったいない』と、子どもたちに戒めてくれる一冊。『じょうぶになるよ』『おおきくそだつよ』『きもちよくすごせるよ』と、ギロリ。ビタミン、タンパク質、ミネラルなど、栄養学の基本となる食べ物の役割を小さい子に簡単な言葉で伝えてくれます。ばあさんに睨まれながらも、その姿にほっこりするのも魅力です」食育がテーマの絵本 07さまざまな種類の野菜を知ることができる『おやおや、おやさい』『おやおや、おやさい』文:石津 ちひろ 絵:山村 浩二(福音館書店)対象年齢:2歳くらいから「『きょうは いよいよ マラソンたいかい』! だれが競争するのかと思いきや、野菜たち。ピーマン、トマト、ニンジン、といったお馴染み野菜だけでなく、ニンニク、パセリ、ラディッシュなどなど、いろいろな種類が登場します。『りっぱな パセリは つっぱしる』。『ラディッシュ だんだん ダッシュする』。それぞれの名称にゴロを合わせて、競技に参加する姿をリズミカルに書き出しているのがとても愉快です。野菜自体の絵もリアルなのにお茶目。さまざまな野菜に親しめ、語彙もどんどん増えるでしょう。さあ、意外や意外? 一等はだれでしょう! 」食育がテーマの絵本 08ダイズを使った食べ物が繰り広げる愉快なお話『ヘルシーせんたい ダイズレンジャー』『ヘルシーせんたい ダイズレンジャー』 作:やぎ たみこ(講談社)対象年齢:3歳くらいから「ここはダイズの畑が広がる『いそふらのくに』。みんな健康に暮らしていた矢先、とつぜん殿様からの変なおふれが!『だいずきんしれい』です。人々は困り果てました。そこでわれらの力をみせてやる! とダイズたちは戦士の姿に変身し、ダイズ由来の食べ物がどんなにおいしいか知らしめようとします。栄養素を時代劇風の戦隊モノ化した、おもしろ絵本。おいしそうな、納豆、きなこ、ユバ、がんもを見るうちに食欲もそそられ、食べ物の名称も豊富に。イソフラボンやプロテインといったちょっと難しい用語も覚えられ、その役目もちゃんと理解できるでしょう。そして、殿様は……? お楽しみです」食育がテーマの絵本 09調理される生き物への感謝が生まれる!『おすしやさんにいらっしゃい! 生きものが食べものになるまで』『おすしやさんにいらっしゃい!生きものが食べものになるまで』 文:おかだ だいすけ 写真:遠藤 宏(岩崎書店)対象年齢:5歳くらいから「お魚好き、お寿司好きにはこれ! 寿司職人による、こだわりの食育写真絵本。自分で魚を釣り、自分でさばき、最後はお寿司にして、さあ召し上がれ! 生き物が食べ物になるまでのプロセスを子どもたちと一緒に楽しく体験します。キンメダイ、アナゴ、イカと、それぞれ生き物としての特徴も説明してくれ、驚きや発見もある展開で、食物連鎖も理解できる内容です。おもしろさがあり、食欲もそそられ、自分が生きていくために、たくさん命をもらっているという大切な学びがあり、さらには感謝の気持ちへと導いてくれます」食育がテーマの絵本 10心躍るカラフルな色使いが魅力的『ボードブック はらぺこあおむし』『はらぺこあおむし』 作:エリック・カール 訳:もりひさし(偕成社)対象年齢:2歳くらいから「赤ちゃんも惹きつけられる、何度読んでも飽きない名作中の名作。心躍るカラフルな色使い。簡単な数の感覚への導入。野菜や果物への興味。掻き立てられる食べることへの意欲。どきどきする仕掛け。はっとするサプライズ。どこをとっても素晴らしい。小さい子が何度も楽しめるよう、ページが痛みにくく、持ち歩ける小型のボードブック版がおすすめですが、少し大きくなったらより色彩が美しい大型版で、子どもにじっくりエリック・カールワールドに浸らせてみてはどうでしょうか」アンヌさんモデル・絵本ソムリエ。1971年東京生まれ。14歳で渡仏、パリ第8大学映画科卒。 映画、エッセイ、旅、ワインなどのコラム等の執筆を手がける。出産を期に子供の発育と絵本の読み聞かせに関心を持ち、地域での読み聞かせボランティアとしても活動してきた。息子が6歳になるまでに読んで聞かせた本は793冊1202話。現在所持する絵本は約1000冊。
2022年10月19日CONTENTS01【東京都】国立国会図書館 国際子ども図書館02【東京都】いたばしボローニャ絵本館03【東京都】三鷹市 星と森と絵本の家04【東京都】武蔵野市立ひと・まち・情報創造館武蔵野プレイス05【東京都】豊洲図書館06【東京都】北区立中央図書館07【神奈川県】大和市文化創造拠点シリウス08【神奈川県】海老名市立中央図書館01【東京都】国立国会図書館 国際子ども図書館明治から続く洋館で、国際的な文化と絵本に触れる写真:国立国会図書館日本初の国立児童書専門図書館である「国際子ども図書館」。美しいレンガ棟は、明治時代に帝国図書館として建てられた建物を保存・再利用している。絵本や読み物、知識の本を約1万冊集めた「子どものへや」は未就学児も楽しめると評判。世界の国や地域を理解するための本や、外国語に訳された日本の絵本などを集めた「世界を知るへや」は、学びを深めるきっかけになりそう。写真:国立国会図書館レンガ棟は建物自体が見どころでいっぱい。クイズを解きながら館内をめぐる低学年向けのクイズラリーも実施されている。写真:国立国会図書館ランチメニューや軽食が食べられるカフェテリア。天気がよい日は、屋外にあるテラス席もおすすめ!CHECK国立国会図書館 国際子ども図書館所在地東京都台東区上野公園12-49電話番号03-3827-2053開館時間9:30~17:00休館日月曜日、第3水曜日、国民の祝日・休日(5月5日のこどもの日は開館)、年末年始※最新情報はHPでご確認ください。★オムツ替え台や授乳スペース完備★毎週土曜14:10~、15:10~、子どものためのおはなし会を開催(4歳以上の子どもとその保護者が対象)★館内にカフェあり【東京都】いたばしボローニャ絵本館日本×イタリアの懸け橋! 国内外の珍しい絵本が集まる毎年イタリアで開催される、世界最大規模の児童書の見本市「ボローニャ児童図書展」のなかから、選りすぐりの絵本が年間200冊ほど寄贈される「いたばしボローニャ絵本館」。約100か国、70もの言語の海外絵本が3万冊近く所蔵されていて、気軽に世界中の文化に触れることができる。この絵本館が併設されている「板橋区立中央図書館」の児童向け書籍とあわせると、蔵書は約8万冊にのぼる。親しみ深い日本発の絵本も、英語だけでなくスペイン語やイタリア語など数カ国の翻訳版を手に取って読める。子どもたちも興味津々!絵本館のある「板橋区立中央図書館」は、2021年に移転リニューアルしたばかり。2、3階のテラスからは、隣接している「板橋区平和公園」の豊かな自然を楽しめる。CHECKいたばしボローニャ絵本館所在地東京都板橋区常盤台4-3-1電話番号03-6281-0560開館時間9:00~20:00休館日第2月曜、月末(祝休日の場合は翌平日)、12/29~1/4、特別整理期間★オムツ替え台や授乳スペース完備★毎月第1日曜、第3日曜14:00~外国語おはなし会を開催。ほか、おはなし会、かるがもおはなし会、映画会なども定期開催。★館内にカフェあり【東京都】三鷹市星と森と絵本の家古きよき日本家屋で、天体や宇宙、絵本と出合う国立天文台の豊かな森の中にある、大正時代の建物を保存活用した展示施設「星と森と絵本の家」。絵本や図鑑から赤ちゃん絵本まで常時 2,500 冊以上を展示しており、読書室や和室など好きな場所で絵本を楽しめる。本は「ほし」「ちきゅう」「もり」「しょくぶつ」「どうぶつ」「ひと・くらし」に分類。たくさんの絵本と自然に囲まれながら、ゆったりとした時間を過ごせる。壁掛け電話機やミシンなど、館内にある昔の道具に触れたり、中庭では竹馬や輪回しなど昔ながらの遊びを体験できる。1年ごとに天体、宇宙に関連した企画展を開催。絵本やしかけがたくさんあり、子どもの知的好奇心を育む。CHECK三鷹市 星と森と絵本の家所在地東京都三鷹市大沢2-21-3電話番号0422-39-3401開館時間10:00~17:00※2022年9月現在、時間を変更して開館。HPでご確認ください。休館日火曜、12/28〜1/4、メンテナンス日※蔵書の貸出しは行っていません(館内での閲覧のみ)★オムツ替え台や授乳スペース完備【東京都】武蔵野市立ひと・まち・情報創造館武蔵野プレイス緑に囲まれた、美しいデザインの駅近図書館武蔵境駅前、境南ふれあい広場公園内に隣接する「武蔵野市立ひと・まち・情報創造館武蔵野プレイス」は、おしゃれで開放的な空間が特徴的。地下2階から地上2階までの4フロアは、図書館以外にもさまざまな機能を持ち、連日多くの利用者で賑わう。2階は料理や子育て、健康、旅行などの日常生活に役立つ図書3万冊と、約4万冊の絵本・児童図書、20誌の児童向け雑誌が同じフロアにあるので、ママと子どもが一緒に読書を楽しみやすい。ゆったりとした空間の「こどもライブラリー」。真っ白な空間、広い天井、大きな窓があり、開放的な雰囲気。「おはなしのへや」では、小さな子どもや親子が靴を脱いで自由に本を読むことができる。CHECK武蔵野市立ひと・まち・情報創造館武蔵野プレイス所在地東京都武蔵野市境南町2-3-18電話番号0422-30-1905開館時間9:30~22:00休館日水曜(祝日の場合は翌日)、年末年始、図書館特別整理日★オムツ替え台や授乳スペース完備★館内にカフェあり【東京都】豊洲図書館豊洲のランドマーク施設で景色と読書を楽しむ豊洲シビックセンター内にある「豊洲図書館」は、江東区内外から人が集まる憩いの場。なかでも、地上9~10階に設置されているテラス席は、美しい眺望を楽しみながら読書ができると人気を博している。靴を脱いで上がり、自由な姿勢で絵本が楽しめる「キッズコーナー」や、遊びも楽しめる「おはなしのへや」もあるから、まるで自宅にいるようにリラックスしながら読書を楽しむことができる。「現代の里山」をコンセプトとした緑豊かなテラス席。11階にある「おはなしのへや」は、読書と遊びが楽しめる。CHECK豊洲図書館所在地東京都江東区豊洲2-2-18 豊洲シビックセンター9~11階電話番号03-3536-5931開館時間9:00~21:00、(日曜祝日、12/28は19:00まで)休館日毎月第3金曜(祝休日の場合は第3木曜)、12/29~1/4★授乳スペース完備(オムツ替え台あり)★施設内に飲食スペースあり【東京都】北区立中央図書館新旧調和のデザイン! 木のオモチャや布絵本も揃う北区内一の広さを誇る「北区中央公園」内にある「北区立中央図書館」は、1919年に建設された赤レンガ倉庫と新築部分が一体化した独特なデザイン。2階にある「こども図書館」には、6万冊を超える児童書や木のオモチャ、布絵本が揃う。おすすめの絵本リストも用意されているので、本選びに迷ったら図書館員の方に相談してみて。読み終わった後は、公園の遊具で遊んだり、芝生広場でのんびり過ごしても◎!ベビーベッドや授乳室のある「子育て情報支援室」には、赤ちゃんや小さい子ども向けの絵本が揃う。重厚感ある内観は、眺めて歩くだけでも楽しい!CHECK北区立中央図書館所在地東京都北区十条台1-2-5電話番号03-5993-1125開館時間月~土曜は9:00~20:00、日曜祝日は9:00~17:00休館日第1・3・5月曜、12/29~1/4、館内整理日、ほか※2022/12/14~2023/1/4は臨時休館★オムツ替え台や授乳スペース、給湯設備完備★おはなし会は、赤ちゃん・幼児・小学生・紙芝居にわけて毎月第3・第4土曜などに開催。(小学生は第3土曜のみ、紙芝居は第4土曜のみ)【神奈川県】大和市文化創造拠点シリウス全天候型の屋内広場あり!館内全域で本が読めるリラックス空間写真:株式会社エスエス加藤俊彦芸術文化ホールなどが一体となった文化複合施設「大和市文化創造拠点シリウス」内にある「大和市立図館」。「全館図書館」をコンセプトに、1~5階まで図書館の本を配置している。広い館内では飲み物を飲みながら本を読んだり、おしゃべりを楽しめるので、親子連れにぴったり! 3階の「こども図書館」は、子ども向けの本を取り揃えたフロア。親子の遊び場である屋内こども広場も併設されている。写真:株式会社エスエス加藤俊彦1~3階までが吹き抜けとなっている開放感のある空間にはカフェも併設。写真:株式会社エスエス加藤俊彦魅力的な遊具が揃う「屋内こども広場」なら、季節や天候に左右されずに思いっきり体を動かして遊べる。※新型コロナウイルスの感染対策のため、遊具の利用につき一部制限CHECK大和市文化創造拠点シリウス所在地神奈川県大和市大和南1-8-1電話番号046-263-0214開館時間3階:9:00~19:00、4・5階:9:00~21:00(日曜祝日は20:00まで)休館日図書館・屋内こども広場は12/31、1/1★オムツ替え台や授乳スペース完備★館内にカフェあり【神奈川県】海老名市立中央図書館モダンな建築美にうっとり!365日利用できる図書館写真:海老名市立図書館2015年にリニューアルした「海老名市立中央図書館」は、1階に併設されているカフェでコーヒーを片手に読書を楽しめる空間。4階中央スペースのドーム型の天井は、プラネタリウムのように天井に映る星空を眺めることができ、定期的に上映会が催される。また、4階には親子でゆっくり過ごせるキッズライブラリーと、テラスには汽車などの遊具もある。読み聞かせのほか、キッズ向けワークショップやベビーヨガなどのイベントも随時開催。写真:海老名市立図書館近代的でおしゃれな外観が特徴的。写真:海老名市立図書館キッズライブラリーのテラスにある遊具に、動き回りたい子どもも大満足!CHECK海老名市立中央図書館所在地神奈川県海老名市めぐみ町7-1電話番号046-231-5152開館時間9:00~21:00休館日無休※業務の都合、自然災害等により、一部営業時間、開館日の変更の可能性があります。★オムツ替え台や授乳スペース完備、ベビーカー貸出あり★館内にカフェあり初めて出合う絵本に心が躍ったり、読書の後はレジャースペースで遊んだり、素敵な空間に癒されたり、カフェで一休みしたり……素敵な図書館で思い思いの時間を過ごせそう。気になるスポットが見つかったら、ぜひ足を運んでみて!
2022年10月03日保育士の中田馨さんが、絵本の読み聞かせでのやりがちNGについて教えてくれました。子どもは絵本が大好き! ママやパパも読み聞かせをする機会も多いですよね。実はNGな読み聞かせしていませんか!?こんにちは!保育士の中田馨です。子どもが好きなあそびの一つに「絵本」があります。保育園で子どもたちと過ごしている中で、絵本の読み聞かせは毎日必ず行っています。絵本は、私たち大人と子どもにとってコミュニケーションを育む時間。絵本を通して、得るものが大人にも子どもにもあると感じています。今回は、そんな魅力たっぷりの絵本の読み聞かせの方法をお話しします。 絵本の読み聞かせが義務になってはいけない「子育てには絵本が良い」「想像力を養う」「感情が豊かになる」「親子のコミュニケーションの時間」など、よいことばかり言われる、是非とも取り入れていきたいあそびの一つです。ですが、その読み聞かせが「子どものために絵本を読まなければいけない」の義務になってはいけません。絵本を読むときは大人も一緒に楽しむことが基本ですよ。ただ、文字だけを追いかけていると淡々としてしまいます。 私が心がけているのは子どもの表情をチラッと見ること。なぜなら、絵本に引き込まれていく子どものキラキラした表情を見ていると、こちらも楽しくなるからです。「何だか、絵本の読み聞かせがしんどいな」と思った時ほど、子どもの表情をチラッと見てみてください! 全ての文字を丁寧に読まなくてもOK「この一冊の本を全て読む」が親の目標かもしれませんが、子どもの年齢によってはそれが目標ではないこともあります。1冊読む集中力がない場合もあるからです。まずは、絵本1ページ1ページの流れや文字をきちんと読むことではなく、絵本に触れ合うことが目標です。 例えば、「キツネがコンコンと鳴きました。それを聞いてうさぎが“キツネさんどうしたの?”と言いました」と書いてあったとしても、「キツネとうさぎだね」と簡単に読んでページをめくってもいいのです。きっと子どもが必ず立ち止まるページがあるはず。だったら、そのページを「どんぐりの木があるね。こっちはクマがいるよ」なんて、じっくりと研究してもいいでしょう。 次々めくる手を止めなくてもOKママがめくる前に、ペラペラと絵本のページをめくるので「待って。まだ読んでないよ」と止めなくてもOKです。これは1歳ごろのお子さんに多い姿です。自分でページをめくることが楽しくて仕方ないのでしょうね。「キツネがいましたと思ったら、ホットケーキを食べて、アラ!もう終わっちゃった」といった感じで、あっという間にお話が終わってしまうこともあると思いますが、それはそれでおもしろいので、子どものペースに合わせてみてもよいでしょう。「でもやっぱり一緒に読みたいわ」という場合。最初から欲張って物語には手を出さず、まずは文字がとっても少ない絵が中心の絵本を選び、一緒に読み進めていくことからスタートしてみましょう。 ゆっくり読まなくてもOK子どもに向けて読むのですから。ゆったりと一字一句丁寧に読んだ方がよい?元気にハキハキと読んだ方がよい?など、絵本の読み方も気になってしまいますね。もちろん、ゆったりと読んだりハキハキと読むこともOKです。でも実は、少々スピード感があっても子どもは集中します。特に、ある程度の長い物語を読み聞かせられるようになった2歳以降におすすめです。 また、セリフの部分をわざと小さい声で、ひそひそ声で読んだりしたり、場面の切り替わりに一瞬大きな声で文字を読んでみたりと、声のトーンの強弱をつけることができると更によいですね。きっと、子どもはママの読む絵本の世界に引き込まれていきますよ。 絵本の読み聞かせには、「いろいろな効果があるよ」と言われていますが、効果を考えるよりも、親子で読むことを楽しむことが一番大切!絵本と一緒に、楽しい時間を過ごしてくださいね。 著者:保育士 一般社団法人 離乳食インストラクター協会 代表理事 中田家庭保育所施設長 中田馨0~2歳対象の家庭保育所で低年齢児を20年以上保育する。息子が食べないことがきっかけで離乳食に興味を持ち、離乳食インストラクター協会を設立。現在は、保育士のやわらかい目線での離乳食の進め方、和の離乳食の作り方の講座で、ママから保育士、栄養士まで幅広く指導。離乳食インストラクターの養成をしている。「中田馨 和の離乳食レシピ blog」では3000以上の離乳食レシピを掲載中。『いっぺんに作る 赤ちゃんと大人のごはん』(誠文堂新光社)も発売中!
2022年08月30日子育ては、体力勝負。家事や仕事などをこなしながら、元気いっぱいな子供と向き合わなければなりません。2人の子供を育てる、まぼ(@yoitan_diary)さんがTwitterに投稿した漫画をご紹介します。息子さんやその友達は、まぼさんがゾンビの真似をするととても喜ぶそうです。子供たちは、まぼさんのモノマネを飽きることなく楽しんでくれるのだとか。そう、飽きることなく、何度も、何度も…。ゾンビのいる生活 pic.twitter.com/5s4j3tb9Zz — まぼ (@yoitan_diary) June 23, 2022 本物のゾンビになってしまう…!18回もゾンビの真似を披露した、まぼさんは「もう許して」と懇願(こんがん)するほどに疲れ切ってしまいました。それでも子供たちは「ちゃんとやって!」と容赦しません!まぼさんの体験談に、さまざまな声が寄せられました。・子供たちと遊んでいると、いつの間にか人数が増えているの、とても分かります!体力が持たない。・子供の「ちゃんとやって!」っていうセリフがいいね!・私は、鬼ごっこの発展形として『ゾンビ鬼』で子供たちと遊んでいました。タッチで交代できるのでいいですよ!子供たちが大喜びする、まぼさんのゾンビのモノマネ。まぼさんが迫真の演技をするからこそ、子供たちに大人気なのでしょう![文・構成/grape編集部]
2022年06月25日育児をしていると、子供の何気ないひと言に衝撃を受けることってありますよね。2人の子供を育てる、ユユマル(yunyun5569)さんは、子供との日常を『育児絵日記』としてInstagramで紹介しています。ある日、ユユマルさんが寝ていると「ママ、ママ」と呼ぶ声がしました。そっと目をあけてみると、3歳の娘さんから衝撃的なひと言が…。寝ているユユマルさんのあごを見て「おもちが付いているみたい」といい放った娘さん。さらには、それを聞いて横で笑う父親にも「パパにもおもち」と追撃し、夫婦ともにショックを受けてしまいました。そんな娘さんの言葉に動揺しつつも「子供って正直だな」と思うユユマルさんでしたが、この投稿を見た人たちからは、こんなコメントもありました。・私も先日「なんで手が短いの」っていわれた。私のこと「手が短い」と思ってたとは…。・お風呂で頭を洗っている私のお腹を見て「ハンバーガーだ」といわれた。・まだほとんど喋れないけれど、アンパンマンを指差して「ママ」っていうよ。そんなに丸いのか…。「子供の正直なひと言に衝撃を受けた」という経験がある人は、意外と多いようです。筆者の息子が1歳をすぎたばかりの頃、私が家族の誰にもバレないように音のならないオナラをすると、前に座っていたまだ喋れなかった息子が、鼻をつまみながら笑顔で振り返ったことを思い出しました。子供の正直な反応は「時には残酷でも、なんだかかわいらしくてクスっと笑ってしまうもの」だと、改めて気付かされますね。[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]
2022年06月13日わが家では、長女が小さいころから寝る前に絵本を読むことが多く、今も寝る前はみんな布団に集合し、絵本を読むことがあります。■絵本の読み聞かせ、なぜかパパが人気!私自身、絵本が好きなので、本屋さんに寄ったときは、目的の本がなくても、絵本コーナーに立ち寄ってしまいます。長男が「幼稚園で読んだ! おもしろかった!」と言っていた本の同じシリーズや、同じ作者の人が描いた本を探しに行ったり、おもしろそうな絵本を見つけ、衝動買いしてしまうこともよくあります。買った後は、子どもたちのよろこぶ姿を想像し、読むことを楽しみにするのですが…。いざ、絵本を読もうとすると、「パパに読んでもらう! パパがいい!」という子どもたち。そんなっ! 読むのが楽しみで買ったのに!「なんで? ママが読むよ?」と必死にアピールするのですが、「パパの方がおもしろいから」の言葉…。わが家では、なぜかパパの絵本の読み聞かせが大人気、その理由は…。 ■セリフや効果音を付け足して読むことで、大盛り上がりに!書かれていないセリフや、効果音を付け足して読むので、単純な話が、パパの手にかかればテレビを見ているような盛り上がり。毎回、読み方も変わるため、ひとつの絵本で何通りものストーリーになります。お腹を抱えて笑いながら聞く子どもたち。体も動かすの、アトラクションも兼ねます。絵本読みは、パパに勝てません。
2022年06月02日しかけ絵本が大好きな娘さんですが、それ以上に好きな行動が……。そのため世にもおそろしい絵本ができてしまったとか。その絵本とは一体……?うちの娘はキャラクターが動かせたり、音が出たりするしかけ絵本が大好きでした。しかけ絵本があるとしばらくおとなしくなるので、どこへ行くにも1冊はバッグに入れていた時期があります。 世にもおそろしい絵本完成…!? 育児あるあるなのかわかりませんが、しかけ部分の破壊がすごかった時期があって、直しても直しても破かれるので、絵本がたびたび謎の小冊子になっていました。(真っ白の部分が多い) 娘の手先が器用になり、物を壊したらまずいということが理解できるようになると、絵本を破かれることはほぼなくなりました。今振り返ると懐かしいです。 著者:マンガ家・イラストレーター 和田フミ江姉妹の母。趣味はゲームと旅行と美味しいものを食べること。
2022年05月17日トライセラトップスの和田唱が絵本『ばぁばがくれたもの』をリリースすることを発表した。和田は「大切な人を無くした方々の気持ちに、寄り添っていきたい」との想いから、今は亡き愛しい祖父母との思い出から一編の物語を作成。「愛する人の存在がなくなってもちゃんと見守ってくれている、繋がっている、そんな優しい気持に包まれてほしい」と、音楽活動の傍ら和田自身がこの原作を書下ろした。「人はこの世を去っても魂は生き続けるの? 目に見えない世界って存在するの? 幽霊はいる? 神様は?」など、子供のころから和田自身が不思議に思っていた疑問に対する答えがこの本に込められており、「この絵本があなたにとっての、安心の気持ち、優しい気持ちを連れてきてくれたら、こんなに嬉しいことはありません」と巻末にコメントも残している。絵を描いたのは、和田の文化学院美術科の同窓・佐々木一聡。和田からの呼びかけに応じ、今回初めてのタッグ作となった。また今作では、この絵本のテーマに沿って和田自身が書き下ろした新曲「オレンジ色のやすらぎ」を収録したCD付きも発売。出版社の通販サイトでは、発売に先駆けて和田や佐々木のサイン入り絵本の数量限定の予約販売がスタートしており、さらに7月には絵本の原画展も予定されている。<書籍情報>『ばぁばがくれたもの』2022年5月20日(金) 発売『ばぁばがくれたもの』表紙作:和田唱絵:佐々木一聡A4 変形 200×290mm カラー 32ページ絵本単価:1,980円(税込)CD付:3,300円(税込)通販サイト:ツバメ出版流通: OFFICIAL SITE
2022年05月14日笑顔で世界を繋げる新しい絵本出版社、株式会社ラフコネクト(所在地:宮城県大崎市、代表取締役:後藤 大志)は、絵本出版記念イベント「みんなで絵本作家と笑う日」を2022年6月5日(日)に開催します。当社が第一弾として出版する絵本販売と同時に、作家と直接交流できるイベントです。イベントバナーラフコネクトHP ■絵本作家と直接交流!笑顔で人を繋げる新しい時代の出版社の試みラフコネクトは、絵本がうみだす笑い(Laugh)を信じ、すべての人たちを繋ぐ(Connect)新しいいカタチの出版です。そして、子育てに悩む母親・父親、障害児・者、介護従事者、外国人移住者など、いま日本が抱える様々な社会的問題に対峙し、絵本を通じて社会的孤立のない社会の実現を創造していきたいと考えています。今回の出版イベントは、当社が6月5日に販売する第一弾の絵本出版を記念して開催します。絵本の面白さを作家本人が伝える参加型のステージから紙芝居の作り方を教えるワークショップまで、小さなお子さんから大人の方まで楽しんでいただける内容になっています。絵本ラインアップ■みんなで絵本作家と笑う日 ~ラフコネクト第一弾絵本出版記念イベント~【参加予約】 【会場】 食の蔵 醸室(かむろ)内 寺子屋ホール(宮城県大崎市古川七日町3-10)【お問い合わせ】メールアドレス: info@laughcnt.com QRコードからもお申込みできますTEL : 0229-25-7150※Instagram・Facebook・Twitter・YouTube 各SNSでも情報発信中ラフコネクト イベントQRコード<イベント概要>◇日時 :2022年6月5日(日)◇午前の部:絵本と紙芝居ステージ◇時間 :10:30-11:30絵本作家本人による絵本の披露/参加型の楽しい紙芝居ステージ/家族みんなで笑顔になれる時間◇定員 :30名(先着順)/1組3名まで◇対象年齢:0歳~大人も可◇参加費 :無料◇午後の部:紙芝居ワークショップ◇時間 :13:30-15:00キミも未来の絵本作家になれる!?/絵本作家が紙芝居の作り方教えます/創作ワークショップ◇定員 :30名(先着順)/1組3名まで◇対象年齢:5歳~大人も可 ※未就学児は大人の付き添い必要◇参加費 :1,000円【出演絵本作家】◇保科 琢音 ~絵本を書いて紙芝居を創って落語も喋る!ラフコネクト社長!~絵本「よぞらのおくち」「たまちゃん」社長 保科 琢音絵本「よぞらのおくち」絵本「たまちゃん」◇ごみた こずえ ~物理を学んだ絵本作家!目指すは絵本界のニュートン!~絵本「おそらのいろってどんないろ?」「すてきなせかいのはじまり」ごみた こずえ絵本「おそらのいろってどんないろ?」絵本「すてきなせかいのはじまり」◇稲葉 野々 ~人生縦横無尽の新人絵本作家 ラフコネクト絵本作家道場一期生!~絵本「くだものベッド」稲葉 野々絵本「くだものベッド」■ラフコネクト 会社概要ラフコネクト ロゴ私たち、ラフコネクトは地方から絵本業界を変えていく出版社です。地方から全国に絵本を販売し、そして海外にチャレンジしていける企業を目指しています。当社は絵本作家がきちんと収入を得て、生計を立てていけるビジネスモデルを目指しており、絵本作家と共に成長していくベンチャー企業です。絵本作家に営業力を集中し売り込んでいく施策や「絵本作家道場」という育成システムを運営し、熱意ある絵本作家の開拓から絵本の販売を一環して行っていきます。会社名 :株式会社ラフコネクト(Laugh Connect Inc.)所在地 :〒989-6301 宮城県大崎市三本木桑折都松17-57(三本木シェアオフィスSunBrew内)設立年月:2021年5月13日役員 :代表取締役 後藤 大志取締役 社長 保科 琢音取締役 副社長 藤澤 りか事業内容:絵本の出版、オリジナル絵本の受託作成、絵本作家の育成YouTubeラフコネクトちゃんねる 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年05月10日幼い子供を育てる親にとって、読み聞かせ用の絵本を借りられる図書館は重宝する施設です。2022年5月時点で2歳の息子さんを育てている、楡村(@haha_nirem)さんも図書館を利用。息子さん向けの絵本を予約したのですが、思ってもみなかった1冊が届いてしまいます!図書館で絵本予約したら予想外のサイズだったぜ ガハハ pic.twitter.com/xSFMDuABmw — 楡村 2y♂ (@haha_nirem) May 3, 2022 息子さんが覗き込んでいるのは、ビッグサイズな絵本!楡村さんが借りたのは、五味太郎さん作の大型絵本『みんなうんち』でした。絵本のサイズは高さ49cm、幅45cmで、息子さんの胸元まであります!「生き物は食べるから、うんちをする」と分かるよう、さまざまな生き物のうんちを紹介している本作。楡村さんは息子さんの成長を想い、「トイレに興味を持ってもらいたくて借りた」といいます。絵本のサイズとタイトルに衝撃を受けた人からは、「我が子も、うんちが好きなお年頃なので借りたい」という声が続々と上がりました。また、「大人数に読み聞かせをする時に便利なやつだ!保育士時代にお世話になりました」というコメントも寄せられています。うんちについて学べる絵本が大きいというだけで、大人も楽しくなってしまう1冊。子供とともに楽しみたい人は、読んでみるといいかもしれませんよ![文・構成/grape編集部]
2022年05月05日この記事では赤ちゃんの絵本の読み聞かせについて、医師監修のもとマンガで解説します。スキンシップとしても、教育としても絵本の読み聞かせには効果があります。最初は身近なモチーフの絵本から入り、徐々に物語のある絵本に変えていくといいでしょう。絵本の読み聞かせは、赤ちゃんとのコミュニケーションやスキンシップなど大切な役割を果たします。でも、赤ちゃんが低月齢のころは絵本を読んであげても意味がわからないので、効果がないと思っている人もいるかもしれません。そこで今回は読み聞かせを開始する時期やコツについて解説します。 赤ちゃんに絵本を読み聞かせするのはいつから?個人差はあるものの、赤ちゃんが言葉を覚え出すのは1歳前後とされています。このころから、赤ちゃんは短い単語を使って感情表現をするようになり、1歳半ごろから赤ちゃんは語彙を増やしていき、短い文章を作って話し始めるのが一般的です。そうなると簡単な絵本の内容も理解できるようになります。「言葉を覚えさせる」「お話を楽しんでもらう」という意味では、1歳半を目安にして読み聞かせをするのが効果的です。 しかし、基本的には生まれてすぐからでも読み聞かせには意味があります。赤ちゃんは文字を理解しませんが、耳で音を聞くこと、絵を見ることなどを楽しみます。また、読み聞かせには学習以外の効果も多くあります。たとえば、読み聞かせは赤ちゃんと親のコミュニケーションの場です。親からやさしく語りかけることで赤ちゃんは安らぎを覚えますし、親も赤ちゃんへの愛情を確認できる時間となります。さらに、毎日寝る前に読み聞かせを習慣にすると睡眠の儀式となり、生活リズムも整いやすくなるでしょう。本が身近な存在となって、将来的に読書が好きになるかもしれません。絵本に興味があれば、言葉がわかるようになったころの読み聞かせもより楽しめるでしょう。このようなことから、赤ちゃんが絵本の内容をわからない時期でも、読み聞かせを始めることは有意義といえます。 先ほどお伝えしたとおり0歳児で言葉や物語は追えなくても、音や絵の印象だけなら楽しむことができるので、抑揚をつけたり、「にこにこ」などの擬態語などが含まれた絵本を読み聞かせたりして、一緒に楽しみましょう。親と一緒にいろいろな絵が移り変わる時間を過ごすのは、大切なスキンシップになります。まずは図書館や本屋さんで赤ちゃんに見せてみて反応が良いものを選んでもよいでしょう。 赤ちゃんに絵本を読み聞かせする効果は?絵本の読み聞かせのメリットとしてはまず、「情緒の安定」が挙げられます。赤ちゃんは絵本の内容がわかっていなくても親が読む声をずっと聞いていて、感覚的に気持ちのいい時間を過ごせます。優れた絵本は優れた文章で書かれているため、親の読む声も耳触りがよくなります。安心感のある時間をたくさん持つことで赤ちゃんの情緒は安定していきます。また、成長したときに感情表現が豊かで、他者への共感能力が高くなりやすいでしょう。 次に、「好奇心の芽生え」も重要なポイントです。家族に囲まれた日常ではなく、まったく知らない世界を赤ちゃんは絵本でのぞきます。その結果、赤ちゃんは好奇心が刺激され、キャラクターや世界観などを「もっと知りたい」と思うようになります。こうした感情は、成長したときの学習意欲や向上心へとつながり、芸術的な視点を養ううえでも大切な機会となります。 そして、「親子のきずなの再確認」も読み聞かせでできます。絵本は親から子に物語を読み聞かせることで、テレビではできないコミュニケーションが生まれます。同じ物語でも、親が工夫して読み上げれば、そのたびに赤ちゃんは違う感想をもつはずです。赤ちゃんは絵本の内容こそ覚えていなくても親から愛情を注がれた記憶は残っていくので、良好な親子関係を築く礎ができていきます。 赤ちゃんの絵本の読み聞かせ方のポイント読み聞かせするうえでのポイントは、赤ちゃんに「感想を求めない」ことです。赤ちゃんは絵本を読んでいる間、素直に楽しんでくれているはずです。しかし、感想を聞くのは意見の強要になってしまう恐れがあり、赤ちゃんはストレスを覚えてしまいがちです。場合によっては、絵本そのものへの嫌悪感につながりかねません。 読み聞かせが終わったら、「おもしろかったね」と声をかける程度で十分です。もしも赤ちゃんが気に入ってくれたなら、感想を求めなくても笑顔になったり、繰り返し読んでほしがったりといった反応があるでしょう。 「赤ちゃんと触れ合いながら読む」ことも大切です。読み聞かせはスキンシップの時間でもあるので、ひざに乗せたり、隣に寝たりしておこなうのが理想的です。こうした習慣を続けると、赤ちゃんは絵本の内容がわかっていなくても「お母さんやお父さんと触れ合える時間」だと思ってくれるようになります。そして、読み聞かせの時間が好きになり、将来的には本そのものに興味を持ってくれます。また、親子が仲良くなるためにも欠かせない時間になるでしょう。 月齢別のおすすめ絵本低月齢の赤ちゃんなら、「にこにこ」「わんわん」「ぶーぶー」など、言葉が繰り返されて心地よいリズムの感じられる絵本がよいでしょう。まだ視力が十分に発達していないことから、はっきりした色づかいや形が描かれている絵本の方がより楽しめると言われています。 生後10カ月ごろになると、赤ちゃんは絵本を玩具のように捉えて楽しむことができるようになります。しかし、この時点ではまだ物語までは追えません。赤ちゃんにとって身近なものをモチーフにしたシンプルな絵本を読み聞かせるのがぴったりです。 たとえば、野菜や果物などの「食べ物」の絵本は、赤ちゃんが見たことがある絵が多く、親しみをもって見ることができます。また、乗り物の絵本も愛されやすいジャンルです。電車や車を絵本で知った赤ちゃんは、実際に自分が乗る立場になったときに感動を覚えてくれます。知的好奇心を育むうえでも、適した絵本といえるでしょう。 1歳を超えたあたりから、赤ちゃんは簡単な物語にも反応できるようになっていきます。身近なテーマを好むのは変わらないものの、リズム感やユーモアをともなったフレーズが載っている絵本をおもしろがってくれるでしょう。さらに、音が流れる仕様になっていたり、歌が出てきたりする絵本も人気です。これらの絵本はリラックス効果があるだけではなく、音感を養うこともできます。そして、1歳半ごろからは知育絵本を取り入れるのも効果的です。ごはんや着替えといった生活習慣を楽しみながら学べる絵本によってマナーを教えてあげるのもいいですね。 注意点としては、絵本選びが親の自己満足にならないことです。優先するべきは赤ちゃんの好みであり、苦手な本を無理に読まされても赤ちゃんは心から楽しめず、読み聞かせという行為そのものが苦痛に変わっていくかもしれません。赤ちゃんの好きなジャンルを意識して本を選びましょう。 まとめスキンシップとしても、教育としても絵本の読み聞かせには効果があります。赤ちゃんが生まれたら、積極的に読み聞かせをおこないましょう。赤ちゃんが読んで共感できる内容は時期によって変わっていきます。最初は絵の印象や音を楽しめるものから始めて、10カ月ごろになったら身近なモチーフの絵本も取り入れつつ、徐々に物語のある絵本に変えていくといいでしょう。 作画/はたこ監修者:医師 神奈川県立こども医療センター総合診療科部長 松井 潔 先生
2022年04月30日絵本・こどもの本の出版社・ひだまり舎(東京都八王子市、代表:中村真純)は、子どもの権利を考えるミニワークショップ、絵本原画展、トークイベントを、2022年4月末から5月にかけて東京上野と赤羽で開催することをお知らせいたします。いずれも、絵本『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』(2021年9月 ひだまり舎刊)をツールに、「子どもの権利」について考えるという企画です。憲法記念日・こどもの日を含むGW、おとなも子どももあらためて「子どもの権利」について考えるきっかけになるイベントです。絵本書影■絵本『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』について子ども基本法が議論され、「子どもの権利」が注目されています。しかし実際には、おとなも子どもも、それについて学ぶ機会がほとんどありません。絵本の制作チームは、教員の約3割が「子どもの権利条約」の内容を「知らない」と回答したセーブ・ザ・チルドレンの調査を知り、衝撃を受けています。絵本『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』は、子どもたちが、気持ちを手がかりに自然に自分の権利について理解することを助けるた絵本です。そうすることで、苦しい立場におかれる子どもたちだけでなく、周りのおとな、ひいては、それを取りまく社会全体の理解が深まることを確信しています。2020年春、新型コロナウイルスの感染が世界的に拡大していくなか、国連・子どもの権利委員会がひとつの声明を出しました。この「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する声明」が、この絵本出版のきっかけとなりました。佛教大学社会福祉学科の長瀬正子准教授は、学校の一斉休校や遊び場の閉鎖などにより、おとなも子どもも混乱を極める中でこの声明に出会い、自分の置かれている状況が頭の中で整理されていくのを感じたといいます。それまでモヤモヤとしていたものが、声明を読むことで、「これは大切なことなのだ。それがなされないことに対して疑問や怒りを覚えていいのだ」と思えたそうです。長瀬さんは、後に様々な記事の中でこう語っています。「この声明を読んで、子どもにとって世界がどのような事態になっているのかを理解した上で、子どもとの日々の暮らしをどう乗り切り、何を注視し、社会へのアクションをどう起こすべきか考える助けとなった」。声明は、11の項目で構成され、コロナ下において奪われやすい子どもの権利とそれを保障していくうえで重要な視点が述べられています。項目の2番目に子どもの遊ぶ権利、休息と文化的・芸術的活動の保障が位置づけられ、権利委員会の姿勢が読み取れます。長瀬さんは、2020年4月8日に出されたこの声明を、平野裕二氏の日本語訳(4月10日発表)を元に、中高生にも理解できる平易な日本語訳にして5月5日のこどもの日に発表、同年9月にはこれを元に自費出版でワークブック絵本『子どもの権利と新型コロナ』を完成させます。このワークブック絵本は口コミで広がり、半年で4版2,900部を完売。その過程で、絵本専門店の店長から編集者を紹介され、ひだまり舎から、より子ども向けに再構成した『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』を出版することとなりました。2021年9月の出版以来、『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』は、徐々に広がりを見せ、半年で重版となりました。ワークブック付録付き「コロナ下で考えた非常時の子どもの権利」という言葉が表紙にかかれています。非常時に子どもが気持ちを押し込めてしまうことの危険性、気持ちを表に出すことの大切さを感じている長瀬さんは、子どもの気持ちを聴くことが「子どもの権利」を考える上で欠かせない、最も大切な視点であるといいます。この絵本は、その視点に重点をおいたワーク型絵本の形をとり、自分の気持ちと向き合う中で、「子どもの権利」についてまなべる仕組みになっています。気持ちに寄り添う絵本のワークページ書き込み式のワークブックが付録としてついており、言葉でうまく表現できない子どもも、塗り絵や絵で自分の気持ちを表現できるようになっています。また、画家のmomoさんのやわらかな絵は、読者の気持ちを解きほぐし、本来子どもがどんなふうに大切にされるのかを示しています。難しく考えられがちな「子どもの権利」について、気持ちに寄りそいながら自然に考えることができます。基本的な子どもの権利に関する学びのページも充実しています。先の声明の「かんたんな日本語訳」とその解説や、おとなのための子どもとのワークのヒント、困ったときの連絡先などの情報も掲載しています。【絵本書誌情報】タイトル: きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?著者 : 長瀬正子・文 momo・絵ISBN : 978-4-909749-10-9発行 : 2021年9月1日発行発売元 : ひだまり舎書誌情報: ■イベント(1) 上野の森親子ブックフェスタ内イベント ミニワーク「かいてみよう!あなたのきもち」コロナ下、そしてウクライナの戦争など、私たちはさまざまな思いを心の中にため込んでいます。このイベントでは、まずその気持ちを自由にかきだしてみよう、というところからスタート。その後、その気持ちが、どのように「権利」とつながっているのか、長瀬正子さんとmomoさんからお話ししていただきます。<日程・開催場所>日程 :2022年5月4日(水・祝) 13:00~13:30開催場所:上野の森親子ブックフェスタ内イベントテント登壇 :長瀬正子・momo■イベント(2) 『きかせてあなたのきもち 子どもの権利ってしってる?』絵本原画展赤羽の子どもの本「青猫書房」にて、絵本原画展開催中(4/27~5/23)。開催期間中、青猫書房では子どもの権利関連絵本フェアとして、子どもの権利条約関連の本や、直接「権利」をうたったものではないけれども、子どものもつ権利にイメージを広げて考えることのできる絵本などをそろえています。<日程・開催場所>日程:2022年4月27日(水)~5月23日(月)会場:子どもの本「青猫書房」〒115-0045 東京都北区赤羽2丁目28-8 TimberHouse 1F■イベント(3) トークイベント「わたしの気持ちと子どもの権利~語ることからはじめよう~」原画展開催中の青猫書房にて、著者長瀬正子さんとmomoさんによるトークイベントを開催します。絵本のメイキングストーリーや、「気持ちと権利」の関係、子どもの気持ちをきくというのはどういうことか、等々、興味深い話がうかがえます。長瀬さんの主催するWEBサイト「ちいさなとびら」でおすすめする子どもの権利関連絵本の紹介も。<日程・詳細>タイトル:トークイベント「わたしの気持ちと子どもの権利~語ることからはじめよう」日程 :2022年5月4日(水・祝) 16:00~18:00会場 :子どもの本「青猫書房」登壇 :長瀬正子・momo定員 :20名(要予約)参加費 :1,000円参加申し込みはこちらより↓ ■会社概要商号 : ひだまり舎所在地 : 東京都八王子市代表 : 中村真純設立 : 2018年8月事業内容: 絵本・子どもの本の出版・編集・販売URL : 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月28日南アルプス市商工会公認キャラクターであるオエムシくんは、子供向けまんが絵本である「おまつり村のわたがしクン」を制作し、2022年9月の出版・販売に向けて、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」にて4月15日(金)にご支援の募集を開始いたしました。クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」 おまつり村の全体図■開発背景昨今Youtuberを始めとする動画配信者たちは遊びやゲームで大金を稼ぎ『子供たちの憧れの職業』となっておりますが、注目を集めるために迷惑行為をする者も次々に現れております。それに比べて減少傾向で担い手不足にある農家さんや数多の職業は『生活を支える立派な職業』だということを子供たちに対して伝えたいと思い、職業別のキャラクター達が奮闘するまんが絵本を制作いたしました。わたがしクン表紙キャラクタープロット■特徴*農家さんや伝統工芸屋さんが主人公!高齢化が進む農林漁業などの生産者さんや、失われつつある伝統工芸の職人さんなど、動画配信者に比べて子供たちの興味関心が薄い職業の主人公キャラクター達が奮闘いたします。*敵キャラクターは迷惑系動画配信者!動画配信者は全員が悪という訳ではなくむしろ子供たちにとっての注目のヒーローですので、敵キャラクターはお金持ちで強く、時代のニーズに対応している若者のカリスマとして絵描きます。*舞台は架空のニッポンのおまつり村!縁日、花火、屋台…『お祭り』を楽しんでいるところに、悪鬼が登場してバトルが始まります。*キャラクター達が次々に変身!オバケがモノに乗り移り、味方がお面を付けてパワーアップ!そして主人公の堪忍袋の緒が切れ…などなど次々に変身して強くなるキャラクター達に、子供受けはバツグンです!オエムシくん(作者)■リターンについて3,000円 :オエムシくんのサイン入り絵本、お礼のメール10,000円:サイン入り絵本、オエムシくんグッズ、お礼のメール30,000円:サイン入り絵本、オエムシくんグッズ、お礼のメール、直筆イラスト入り色紙※1,000円、5,000円のリターンもあります。■プロジェクト概要プロジェクト名: 『農家さん vs 迷惑系動画配信者』のまんが絵本で、努力する人達を応援したい!期間 : 2022年4月15日(金)17:55~5月30日(月)23:59URL : <製品概要>商品名 :おまつり村のわたがしクン種類 :まんが絵本対象 :小学校3年生~大人までサイズ :A5判 縦210mm×横148mm出版社 :株式会社 みらいパブリッシング販売場所:Amazon、Yahoo!ショッピング、南アルプス市など■会社概要屋号 : オエムシ所在地 : 〒400-0211山梨県南アルプス市上今諏訪437番地4 クボタビル304号室設立 : 2015年2月事業内容: イラスト・デザイン・イベント出演などURL : 【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】オエムシお問い合せフォーム: omc@yojouhan21311.jp 詳細はこちら プレスリリース提供元:@Press
2022年04月25日自分が好きになれないすべての子供たちに贈りたい。豊かな発想をオリジナリティの高い絵で描いた絵本です。株式会社みらいパブリッシング(所在地:東京都杉並区高円寺、代表取締役:松崎義行)は、新刊『かわろうよ かわろうよ』(著者:たなかべぶび) を2022年4月8日に発売いたしました。詳細 URL: 内容紹介「自分以外の何かと代わりたい」と現実逃避ばかりしていた男の子。 でも、ほんとの幸せはすぐ近くにあった。勉強ぎらいの男の子「めぐむくん」は、今日も宿題なんかやる気になれません。「だれか ぼくとかわってくれないかな〜」とためいきをついています。そのとき誰かの声が聞こえてきます。「めぐむ かわりたいの?」。それは椅子やランドセルたちの声。そのあと、世にも恐ろしい世界の扉がひらき、めぐむくんは悪夢のような体験をするはめになります。扇風機になって、ビールを飲むお父さんに風を送ったり。椅子になって、重いお母さんの体を支えたり。掃除機になって、鼻からゴミを吸い取ったり。学校の宿題のつらさより何倍も何十倍もつらい地獄体験です。……はたして、めぐむくんは元の自分に戻れるのでしょうか?第7回絵本出版賞審査員特別賞受賞作出版社より1冊の絵本との出会いは幼少期の貴重な経験です。主人公の「めぐむくん」に自分を重ね合わせて、この絵本を読む子供たちは少なくないでしょう。宿題ぎらいは直らなくても「自分でいることもそんなに悪くないよね」と思える子供たちが増えることを願って、この絵本を世の中に送り出したいと思います。著者プロフィールたなかべぶび福岡県生まれ。石の上にも40年、継続は出版への道なり。小さかった頃からの夢だった絵本の出版が、幸運なことに実現する。バードウオッチングが趣味で、マイファミリーのオカメインコに日々癒されている。本作で第7回絵本出版賞審査員特別賞を受賞。書籍概要書籍名 :かわろうよ かわろうよ著者 :たなかべぶび定価 :本体1430円(税込)体裁 :A5判/32ページ/上製本/オールカラーISBN:978-4-434-30168-1URL : 会社概要商号 : 株式会社みらいパブリッシング代表者 : 代表取締役松崎義行所在地 : 〒166-0003東京都杉並区高円寺南4-26-12 福丸ビル6階設立 : 2014年5月事業内容 : 図書出版全般URL : 本件に関する報道関係のお問い合わせ先株式会社みらいパブリッシング担当:肥塚電話番号:03-5913-8611 Email: koizuka@publishers.jp 関連書籍::: 詳細はこちら プレスリリース提供元:NEWSCAST
2022年04月20日