夫が離婚を考えているときのサイン「夫とは結婚10年目ですが、仲がいいと思っていました。しかし、家の掃除をしていると本と本の間から1枚の紙が…。なんと夫の名前がすでに記入された離婚届がでてきたのです。まったくそんな素振りがなかったので、ゾッとしました」(40代/女性)夫が別れを意識するときに出るサインを掴むことで、夫婦関係における危機を早く察知するきっかけとなることがあります。以下では、夫が離婚を考えている可能性があるときに示すサインを紹介します。常に欠点を挙げられる相手の欠点を指摘することは、時として問題の解決に繋がることがあります。しかし、その欠点のみに焦点を当て、改善策や望む行動を伝えられないときは、警戒が必要です。欠点の指摘だけで、具体的な意見が伴わないときは、夫がこの関係を保つ意欲を失っていることが考えられます。デートの時間が短いせっかくデートをしたとしても、以前よりも手短に終わるようになったり、早く帰りたいと言う場合は、2人の間に何らかの変化があるかもしれません。理由をストレートに問い詰めることも大切ですが、時にはそれが裏目に出ることもあります。変化に気づいたら、落ち着いて状況を見直すことが求められるでしょう。連絡が減少夫からの連絡が減ってきたり、返信が遅くなったりする場合、2人の関係に問題が生じているかもしれません。連絡のペースが変わったときは、相手の関心が薄れている可能性があります。重要なのは、反省し、お互いのコミュニケーションを大切にする姿勢です。お互いを見つめ直す機会もしこれらのサインに気づいたとしても、それが離婚に至るとは限りません。互いの気持ちを大切にすることで、よりよい関係を築いていくことができるでしょう。(愛カツ編集部)
2024年04月14日3月15日(金)より開催される、第2回新潟国際アニメーション映画祭のイベント上映のラインアップが決定。湯浅政明監督の短編特集が行われることが分かった。昨年3月の第1回映画祭は、世界で初の長編アニメーション中心の映画祭として、また多岐にわたるプログラムとアジア最大のアニメーション映画祭として、世界で大きな反響を呼んだ新潟国際アニメーション映画祭。イベント上映として、先に発表された『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に続き、新作公開のたびに話題を集め、『犬王』ではゴールデングローブ賞ノミネートも大きな話題となった湯浅政明監督の貴重な短編特集が決定。また湯浅監督の映画祭来場も決定した。<上映作品>【湯浅政明とアニメーションの動き 短編特集】『なんちゃってバンパイヤン』『なんちゃってバンパイヤン』英題:Vampirians - Just Kidding制作年:1999年作品時間:約20分© 1999 Production I.G小学校4年生の男の子・虹(コー)くんは霧に迷い不思議な洋館に辿り着く。館にはスーちゃんという女の子とそのパパが住んでおり、虹くんを豪華な料理でもてなしてくれたが、なんと2人はバンパイヤだった。「私たちはベジタリアンなので、肉は食べないのだ」というが、スーちゃんパパはすきをうかがい虹くんを襲おうとする。そこへバンパイヤハンターと名乗る男が乱入してきて…。『夢みるキカイ』『夢みるキカイ』英題:Happy machine制作年:2007年作品時間:15分©Genius Party温かいお家やママは、からくり仕立ての機械だった――。赤ん坊はひとり、殺伐とした荒野へとはき出される。4本足のバイクに乗って、旅の途中に出会うのは、火の子、小植物、空飛ぶ多羽根、巨大な自然現象の数々…。そして歳月を重ねた主人公がたどりついた、旅路の果てに見たものとは…。『キックハート』『キックハート』英題:Kick-Heart制作年:2012年作品時間:12分©2012 湯浅政明・Production I.G実はドMの売れない覆面レスラー「マスクマンM」は、もっと感じる相手を探していた!そこへ現われた、実はドSの売れっ子覆面レスラー「レディS」!SはMに出会ってドS心に火がつき、Mも自分のドM力のポテンシャルに目覚める!そしていま、究極の愛のゴングが鳴る!『「アドベンチャー・タイム」 フードチェーン』『「アドベンチャー・タイム」フードチェーン』英題:ADVENTURE TIME -FOOD CHAIN-制作年:2014年作品時間:11分映像提供:カートゥーン ネットワーク© 2024 Warner Bros. Discovery, Inc. or its subsidiaries and affiliates. All rights reserved.「アドベンチャー・タイム」はカートゥーン ネットワークのオリジナルのアニメシリーズで少年フィンと、相棒で犬のジェイクが主人公。特別エピソ ード「フードチェーン」は湯浅政明が監督・脚本・絵コンテを務め、フィンとジェイクの“食物連鎖”体験でストーリーが展開する。「フードチェーン」自然史博物館を訪れたフィンとジェイクは食物連鎖の展示物を見学し、バブルガムから説明を受けるが、フィンは自然の法則の素晴らしさがさっぱり理解できない。その様子を物陰から見ていたマジックマンはフィンに魔法をかける。気がつくとフィンは小鳥になっていた。小鳥のフィンはやがて大きな鳥→バクテリア→植物→イモムシに変わり…。※他作品調整中(上映スケジュール:3月16日(土)場所:日報ホール 湯浅政明監督によるトークあり)『犬王』また3月15日(金)には、スペシャル企画として、湯浅政明監督が登壇する『犬王』応援上映も決定。発声、鳴り物、光り物、紙吹雪もOKだという。湯浅政明監督コメント「新潟久しぶり!!特に街中は酷く久しぶりなので楽しみです!!ぷらぷらしたい!!これまで作った短編と、「犬王」を上映していただける事になりました。「犬王」は応援上映になるらしく、どうなるかまだ分かりませんが、自分も楽しんで見れればと思います。ぜひ遊びに来てください!!」第2回新潟国際アニメーション映画祭は3月15日(金)~20日(水)開催。(シネマカフェ編集部)■関連作品:犬王 2022年5月28日より全国にて公開©“INU-OH” Film Partners
2024年02月10日大人気YouTube動画を基にした書籍を原作に映画化した『変な家』より本ポスタービジュアルが解禁された。間宮祥太朗と佐藤二朗がW主演を務め、謎のカギを握る人物を川栄李奈が演じる本作。間宮さんがオカルト専門の配信をする売れないYouTuber・雨男/雨宮という役どころで、佐藤さんが雨宮と共に間取りの謎に迫る、ミステリーの愛好家の設計士・栗原を演じる。購入予定の家の間取りについて不可解な点があると相談を受けた雨宮が、その家の真相解明に奔走する、というストーリー。この度解禁されたポスタービジュアルは「あなたには、この間取りの異常さがわかりますか?」というコピーのもと、“何かをのぞき込む”様子の雨宮(間宮祥太朗)と栗原(佐藤二朗)の姿が描かれており、その隙間には【怪しげな雰囲気の柚希(川栄李奈)の姿】と【変な家の間取り図】が…。まるでパンドラの箱を開けてしまったかのような驚きの表情をしている雨宮と栗原の視線の先にあるものとは?そして間取りの異常さとはいったい何なのか…。公開へ向けてさらなる期待が高まるビジュアルとなっている。今回解禁された本ポスタービジュアルは、1月19日(金)から、全国の映画館(一部劇場を除く)にて順次掲出予定だ。『変な家』は2024年3月15日(金)より全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:変な家 2024年3月15日より公開
2023年12月18日湯浅政明監督によるアニメーション映画『犬王』が、2023年11月17日(金)より全国の映画館にてリバイバル上映される。湯浅政明によるアニメ映画『犬王』全国でリバイバル上映映画『夜は短し歩けよ乙女』や、TVアニメ『映像研には手を出すな!』『四畳半神話大系』などで知られる人気アニメーション監督・湯浅政明。今回は同氏がチェ・ウニョンと共同設立し、多くの名作を世に送り出してきたアニメーション制作会社「サイエンスSARU」の10周年を記念して、映画『犬王』が全国76館の大スクリーンで上映される。変幻自在に彩る狂騒のミュージカルアニメーション2021年に公開された『犬王』は、古川日出男による原作『平家物語 犬王の巻』をアニメーション化した作品。歴史に消えた能楽師「犬王」の物語をベースに、湯浅監督らしい変幻自在のイマジネーションで描かれるミュージカルアニメーションだ。主演にアヴちゃんと森山未來を迎えたほか、キャラクター原案に漫画家・松本大洋、脚本に『アンナチュラル』の野木亜紀子、音楽に『あまちゃん』の大友良英と、多くの豪華クリエイターが集結している。アニメシリーズ『DEVILMAN crybaby』全10話も一挙上映また、11月24日(金)からは、永井豪による漫画作品『デビルマン』を原作にしたアニメシリーズ『DEVILMAN crybaby』も上映。2018年にNetflixオリジナルアニメーションとして限定配信された同作は、漫画版『デビルマン』の筋書き忠実に映像化した初のアニメーション作品だ。今回の上映では、途中休憩を挟みつつ、約4時間をかけて全10話が一挙上映される。上映情報■『犬王』公開日:2023年11月17日(金)より期間限定上映公開劇場:全国76館料金:1,600円均一(各種サービスデーや他の割引サービスは利用不可)※各劇場サイトにて順次チケット販売。※歌詞字幕付き上映。※一部劇場にて応援上映実施あり。詳細は各劇場WEBサイトまで。<『犬王』公開劇場>[北海道]札幌シネマフロンティア[宮城]MOVIX仙台、ユナイテッド・シネマ フォルテ宮城大河原[山形]ソラリス、フォーラム東根[福島]フォーラム福島[茨城]MOVIXつくば、ユナイテッド・シネマ水戸、シネプレックスつくば[栃木]MOVIX宇都宮、ユナイテッド・シネマアシコタウンあしかが、フォーラム那須塩原[群馬]MOVIX伊勢崎、ユナイテッド・シネマ前橋、イオンシネマ太田[埼玉]MOVIXさいたま、ユナイテッド・シネマ新座、ユナイテッド・シネマ春日部、ユナイテッド・シネマ ウニクス上里[千葉]キネマ旬報シアター、京成ローザ10[東京]MOVIX亀有、新宿ピカデリー、MOVIX昭島、ユナイテッド・シネマとしまえん、池袋HUMAXシネマズ、イオンシネマ シアタス調布、イオンシネマむさし村山、イオンシネマ多摩センター、イオンシネマ日の出[神奈川]シネプレックス平塚、小田原コロナシネマワールド、イオンシネマ港北ニュータウン、イオンシネマ新百合ヶ丘、イオンシネマみなとみらい、イオンシネマ茅ヶ崎[新潟]イオンシネマ新潟南[石川]イオンシネマ金沢[福井]福井コロナシネマワールド[長野]イオンシネマ松本[岐阜]イオンシネマ各務原[静岡]MOVIX清水、イオンシネマ富士宮[愛知]ミッドランドスクエア シネマ、ユナイテッド・シネマ阿久比、ユナイテッド・シネマ岡崎、豊川コロナシネマワールド、イオンシネマ名古屋茶屋、イオンシネマ・ワンダー[三重]イオンシネマ東員、イオンシネマ津[滋賀]イオンシネマ近江八幡[京都]MOVIX京都、イオンシネマ京都桂川[大阪]MOVIX堺、なんばパークスシネマ、ユナイテッド・シネマ岸和田、ユナイテッド・シネマ枚方、イオンシネマ シアタス心斎橋[兵庫]塚口サンサン劇場、kino cinema神戸国際、OSシネマズ 神戸ハーバーランド[奈良]ユナイテッド・シネマ橿原[岡山]イオンシネマ岡山[広島]福山コロナシネマワールド、イオンシネマ広島[徳島]イオンシネマ徳島[香川]イオンシネマ綾川[愛媛]ユナイテッド・シネマ フジグラン今治[福岡]福岡中洲大洋、ユナイテッド・シネマ トリアス久山、小倉コロナシネマワールド、イオンシネマ福岡[長崎]ユナイテッド・シネマ長崎[熊本]熊本ピカデリー[沖縄]ユナイテッド・シネマ PARCO CITY 浦添©2021 “INU-OH” Film Partners■『DEVILMAN crybaby』(Blu-ray上映)公開日:2023年11月24日(金)より期間限定上映公開劇場:全国14館料金:2,500円均一(各種サービスデーや他の割引サービスは利用不可)※上映時間約4時間の一気見上映(途中休憩あり)となる。※各劇場サイトにて順次チケット販売。<『DEVILMAN crybaby』公開劇場>[北海道]ユナイテッド・シネマ札幌[千葉]キネマ旬報シアター[東京]新宿ピカデリー、ユナイテッド・シネマ豊洲[神奈川]イオンシネマ海老名、イオンシネマ茅ヶ崎[静岡]イオンシネマ富士宮[愛知]ミッドランドスクエア シネマ[京都]MOVIX京都[大阪]なんばパークスシネマ[兵庫]kino cinema神戸国際[香川]イオンシネマ綾川[福岡]ユナイテッド・シネマ福岡ももち[熊本]ユナイテッド・シネマ熊本©Go Nagai-Devilman Crybaby Project
2023年11月03日読書好きな加藤家の末っ子、剣くんは、スパルタおじいちゃんの薫陶を受け、小学4年生のときには立派な本の虫に。古今東西の名作や話題の本を介して、たくさんの気づきを得る。『本の虫 ミミズクくん』は、学校でミミズクくんというあだ名で呼ばれる彼の、本への熱意と、どんなことにも懸命に取り組む健気さに打たれるコミックだ。その著者がカラシユニコさん。古今東西の名著を味方に、本が大好きな少年が、悩みと向き合う。「主人公が毎回違う本を読む話、しかもその主人公が小学生だったら面白いかも…というところからスタートしました。主人公が小学生だからといって“やわい”マンガにはしたくなかったので、ミミズクくんのキャラクターをとことん地味でアンニュイに、でも特徴あるビジュアルにしよう、家庭も厳格にしよう、とひとつひとつ設定を考えました」作中で引用される本や名フレーズは、カラシユニコさんが過去に読んだ愛読書のほか、担当さんに推薦してもらって読んだものなども。「あくまで読書のある“日常”を描きたかったんですね。ただ、ミミズクくんは毎回何かしらで悩んでいる。その悩みが引用文に後押しされて解消する流れが見えたとき、物語をまとめるのはとても爽快で楽しい作業でした。逆に引用文が内容と全然合わないときは、本を読み返して合う引用をひたすら探すか、一から別の本、別の話題に変更するかをしなければいけなかったので、そのときは大変でした(笑)」読書に熱中しているミミズクくんは光って見えるのだが、その謎も3巻でいよいよ解かれる。「連載を開始した当初は、読書を心から楽しんでいる様子の心象風景にすぎなかったのですが、彼以外にも見えている現象だとわかってきた。となると、『光る理由がちゃんとあってもいいかな』と考えるようになっていきました。連載終了にあたって、“光る理由”を明らかにすることは最終話にもってこいのテーマではないかと思い当たりましたし、名前だけ登場させて存在を仄めかしていたおばあちゃんの伏線回収の懸案もありました。そのふたつを絡めたエピソードなので、ぜひ読んでもらえたらうれしいです」ずっとミミズクくんの成長を見守っていきたかったが、惜しまれつつこの巻で完結。「ミミズクくんが読んだ本を買って読んだ、あるいは再び手にとって読んだ、という声をちらほら耳にしたのは想定外の反響でした。登場した全23冊を読破するとか、物語の舞台である横浜市の菊名駅周辺を本片手に散策するとかも、余韻に浸る楽しみとなるかもしれません」カラシユニコ『本の虫 ミミズクくん』33巻で取り上げる本はモーム『月と六ペンス』、吉本ばなな『キッチン』ほか。後半、中学生になったミミズクくん。青春の甘酸っぱい物語が増えるのも。小学館715円©カラシユニコ/小学館カラシユニコマンガ家。神奈川県生まれの帰国子女。2014年、第74回小学館新人コミック大賞〈青年部門〉で佳作を受賞しデビュー。他の著作に『メメント飛日常』が。※『anan』2023年10月18日号より。写真・中島慶子インタビュー、文・三浦天紗子(by anan編集部)
2023年10月17日フィンランドを代表する建築家の人生とデザインに迫るドキュメンタリー『アアルト』より本予告が解禁。さらに公開に併せ、“映画で旅するフィンランド”特集上映の開催が決定した。“フィンランドのアカデミー賞”と称されるユッシ賞にて音楽賞、編集賞を受賞した本作は、アルヴァ・アアルト(1898-1976)が2023年に生誕125年を迎えたことを記念して公開されるドキュメンタリー。優れたデザインと数々の名建築を生み出した彼のデザイナーとしての人生を突き動かした妻アイノとの濃密な愛の物語として、アアルト夫妻が世界中を股にかけながら物を創造していく過程をまるで観客が映像ツアーに参加しているかのように映し出す。本作の監督を務めたフィンランドの新鋭女性監督ヴィルピ・スータリは、長年アルヴァ・アアルトの映画を撮りたいと考えていたという。「幼い頃、アアルトが設計した図書館で過ごし、彼の建築の虜になった」。そんな彼女が、アルヴァの最初の妻、アイノとの手紙のやりとり、同世代を生きた建築家や、友人たちなどの証言を盛り込みながら、アアルトの知られざる素顔を躍動感あふれるタッチで描き出す。この度解禁された予告編は、アイノとアルヴァ、2人で交わした親密な手紙のやりとりとともに、彼らがともに過ごした空間や、生み出された数々の傑作群を映し出したもの。アアルトが世界的に名をあげるきっかけになったフィンランドのヴィープリの図書館、客員教授としてアアルトも教鞭を取っていたMIT(マサチューセッツ工科大学)の“波打つ外観”が特徴的な学生寮のほか、2人で多くの時間を過ごしたアトリエの様子など、未だ多くの人々を魅了し続ける美しいデザインとともに、夫婦がやりとりしたそれぞれへの想い、過ごした濃密な時間が切り取られている。また、本作の公開を記念し、ヒューマントラストシネマ有楽町にて9月22日(金)から9月28日(木)までの期間 “映画で旅するフィンランド特集”の開催が決定。世界中で愛されるムーミンを生み出したアーティスト、トーベ・ヤンソンの人生を映し出した『TOVE/トーベ』(2021)、世界が忘れかけている“当たり前”の人間性を、辛辣なユーモアと優しさを持って描いたアキ・カウリスマキ監督による『希望のかなた』(2017)の2作品が上映される。『アアルト』は10月13日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、UPLINK 吉祥寺、10月28日(土)より東京都写真美術館ホールほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アアルト 10月13日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、UPLINK 吉祥寺、10月28日(土)東京都写真美術館ホールほか全国順次公開(C)Aalto Family (C)FI 2020 - Euphoria Film
2023年08月22日門脇麦主演、田村健太郎、染谷将太、黒木華が共演し、演劇界で注目を集める気鋭の演出家・加藤拓也が監督を務める映画『ほつれる』から、本予告&本ビジュアルが初解禁された。この度解禁した本予告は、綿子(門脇麦)と木村(染谷将太)がキャンプへ行った帰りの列車で「着いたらどっかでお昼食べてく?」「誰にも会わないかな?」「大丈夫でしょ」と、2人の束の間の時間を楽しむ様子が映し出される。そして、親友・英梨(黒木華)と綿子が「結局なんで(お葬式)来なかったの?」「実感湧かなかったからかもしれない」と、本心を隠すかのように視線を合わせずに会話するシーンなどが、これまでの映像に加わり、本作で描かれる絡み合う人間模様が垣間見える。綿子にはなぜ夫・文則(田村健太郎)ではなく“恋人”・木村が必要だったのか?そんな2人と曖昧な関係を続けていた綿子は間違っていたのか。緊迫感あふれる84分が予測される予告となっている。また、本ビジュアルは、曇りガラスの窓に頬杖をつき、何かに思いを馳せる綿子と、どこか不満げな表情で話す夫・文則、一点を見つめ少し物寂しそうな雰囲気の恋人・木村の3人の相反する印象的な表情を切り取っている。ともに暮らしながらもすれ違いの続く文則と、優しく穏やかな時間をくれた木村とのあいだで心が揺れ動き、これまで“見ないようにしていた”現実とゆっくり向き合っていく――。そんな綿子の心情がくみ取れるビジュアルが完成した。『ほつれる』は9月8日(金)より新宿ピカデリーほか全国にて公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:ほつれる 2023年9月8日より新宿ピカデリーほか全国にて公開ⓒ2023「ほつれる」製作委員会&COMME DES CINEMAS
2023年08月09日建築家アルヴァ・アアルトの人生と作品に迫るドキュメンタリー『アアルト』より本ポスタービジュアルとシーン写真が解禁された。フィンランドが生んだ世界的建築家でデザイナーのアルヴァ・アアルト(1898-1976)が今年2023年に生誕125年を迎えたことを記念して公開される本作。アルヴァと同じ建築家であった最初の妻アイノとの手紙のやりとり、同世代を生きた建築家や、友人たちなどの証言を盛り込みながら、アアルトの知られざる素顔に迫っていく。この度解禁された本ポスタービジュアルは、フィンランドのアトリエでリラックスするアルヴァ・アアルトの姿を捉えたもの。「人に寄り添うデザインは、いかにして生まれたか?」と添えられたコピーをまさに表現するような、普及の名作として名高い「スツール60」「アアルトベース」「41アームチェアパイミオ」の印象的なカットも合わせて切り取られたデザインとなっている。併せて解禁されたシーン写真は4点。アルヴァ・アアルトが妻・アイノとレストランで仲睦まじく食事を楽しむ日常の姿を切り取った風景のほか、本ポスターにも採用されたアイコニックなプロダクトが切り取られている。アアルトベース『アアルト』は10月13日(金)よりヒューマントラストシネマ有楽町、UPLINK吉祥寺、10月28日(土)より東京都写真美術館ホールほか全国にて順次公開。(シネマカフェ編集部)■関連作品:アアルト 10月13日(金)ヒューマントラストシネマ有楽町、UPLINK 吉祥寺、10月28日(土)東京都写真美術館ホールほか全国順次公開(C)Aalto Family (C)FI 2020 - Euphoria Film
2023年06月25日永野芽郁と鈴木京香が共演する、欲望・虚栄・憎悪がうごめく大炎上復讐劇、Netflixシリーズ「御手洗家、炎上する」より、本予告編とキーアートが公開された。13年前の大火事によって家族も家も奪われた、永野さん演じる村田杏子(御手洗杏子)は、鈴木さん演じる御手洗家の後妻・真希子に人生を狂わされたと確信し、家政婦として御手洗家に潜入。真希子への復讐を果たすため、その証拠を掴もうと必死に奔走する杏子は、徐々に真希子の信頼を得て彼女に取り入っていく。しかし、引きこもりの長男・希一(工藤阿須加)、杏子の正体を嗅ぎまわる次男・真二(中川大志)、かつて自分たちを捨てた父(及川光博)らそれぞれ秘密を抱えた御手洗家の家族たちが杏子の障害となる。今回公開された映像では、杏子と真希子の激突がクセになる仕上がりに。また、復讐という炎の中で相まみえる、杏子と真希子それぞれの表情が印象的なキーアート、火事、土下座、睨み合い…と、御手洗家に集うキャラクターたちも収めたカットも到着した。Netflixシリーズ「御手洗家、炎上する」は7月13日(木)よりNetflixにて世界独占配信開始。(シネマカフェ編集部)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】レボリューション -米国議会に挑んだ女性たち-
2023年06月20日“アニメーションのアカデミー賞”とも呼ばれる第50回アニー賞にて、湯浅政明監督による劇場アニメーション『犬王』が長編インディペンデント作品賞に、野木亜紀子が脚本賞にノミネートされた。本作は『平家物語 犬王の巻』(著:古川日出男)を原作にした変幻自在のミュージカル・アニメーション。室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚との強烈な友情と“能楽”の世界が鮮烈な視点で描かれ、公開から7か月を越える今もロングラン上映を続ける話題作だ。メガホンを取ったのは『夜は短し歩けよ乙女』の湯浅政明監督。さらに脚本をドラマ『MIU404』などの野木亜紀子、キャラクター原案を松本大洋、音楽を大友良英が手がけるなど豪華クリエイター陣が集結している。声の出演は、女王蜂のアヴちゃんが犬王を、森山未來が友魚を演じており、共に圧倒的な存在感で作品を彩っている。『犬王』©2021 “INU-OH” Film Partners日本時間1月18日(水)深夜1時頃、第50回アニー賞で『犬王』が長編インディペンデント作品賞に、野木亜紀子が脚本賞にノミネートされたことが発表された。湯浅監督作品が長編インディペンデント作品賞にノミネートされるのは『きみと、波にのれたら』(2021)以来2度目。TVアニメ『アドベンチャー・タイム』でのTV部門監督賞へのノミネートも併せると3度目となる。受賞した場合、日本製作の作品としては、2018年の『未来のミライ』(細田守監督/スタジオ地図)に次ぐ快挙となる。脚本賞は宮崎駿監督によるスタジオジブリ作品『千と千尋の神隠し』(2002)、『風立ちぬ』(2013)以来となる。受賞作品は日本時間2月26日(日)(現地時間2月25日)にロサンゼルスで予定されている授賞式で発表予定だ。劇場アニメーション『犬王』DVD&Blu-ray発売中/公開中配給:アニプレックス、アスミック・エース
2023年01月18日10月6日から16日にかけて開催された第55回シッチェス映画祭にて、湯浅政明監督が名誉賞となるタイムマシン賞を受賞、クロージングイベントにて、授賞式が開催された。タイムマシン賞はファンタスティックジャンルへの貢献をたたえる賞で、過去にクエンティン・タランティーノ、テリー・ギリアム、ギレルモ・デル・トロ、ロン・パールマン、ジョー・ダンテ、イライジャ・ウッド、エドガー・ライトなど錚々たる映画人が受賞している。湯浅監督の受賞は、黒沢清、塚本晋也らに続き日本人監督5人目の快挙となった。授賞式では、湯浅監督のこれまでの作品をまとめた映像が流れ、司会者から名前が読み上げられると、会場は大きな拍手と歓声につつまれ、多くの人が立ち上がって受賞を祝した。登壇した湯浅監督は「昔から好きな芸術家が多くいるカタロニアで開催されるシッチェス映画祭でこのような賞をいただけて大変光栄です。シッチェスの海の景色は素晴らしく、『きみと、波にのれたら』のワンシーンのようにも感じました」と2019年に同映画祭で最優秀長編アニメーション賞を受賞した自身の映画を交えて感謝を述べ「またこの映画祭に呼んでもらえるよう作品づくりに励みたい」と語った。同映画祭では、『犬王』の公式上映も開催、当初2回で予定されていた上映のチケットが早々に売り切れとなり、急遽追加の上映も行われた。上映前の舞台挨拶に登壇した湯浅監督は「600年前の日本を舞台にした映画ではありますが、現代の私たちにとっても、また、どの国でも同じように感じるようなことがあると思います。日本の歴史で理解するのが難しそうな内容もあるかもしれませんが、それらは多くの日本人にとっても難しいので、あまり気にせずに楽しんでもらえると嬉しいです」と語り、会場を和ませた。1400人の会場を埋め尽くす観客は劇中のステージシーンが始まる前にも本編内の室町時代の観客と一緒になって拍手をするなど、まるでライブを観るように一体となった盛り上がりを見せた。『犬王』は、室町の知られざるポップスター・犬王から生まれた物語を、監督・湯浅政明×キャラクター原案・松本大洋×脚本・野木亜紀子のタッグで描いたミュージカル・アニメーション。古川日出男による『平家物語 犬王の巻』を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を描く。犬王役を女王蜂のアヴちゃん、バディの友魚役を森山未來が担当した。
2022年10月18日映画音楽の巨匠、故・エンニオ・モリコーネの葛藤と栄光に迫る『モリコーネ 映画が恋した音楽家』の公開日が来年1月13日(金)に決定し、本予告とポスタービジュアルが解禁された。本作は、2020年7月に逝去した伝説のマエストロ、エンニオ・モリコーネに『ニュー・シネマ・パラダイス』のジュゼッペ・トルナトーレ監督が密着した圧倒的音楽ドキュメンタリー。10月24日(月)より開催される「第35回東京国際映画祭」ガラ・セレクション特別上映も決定している。この度解禁された予告編では、「彼の音楽は革新的」「現代のベートーヴェンだ」と、クリント・イーストウッドやクエンティン・タランティーノら名だたる監督や俳優たちがモリコーネへの惜しみない賛辞を述べる。ペンと五線譜のみで作曲する天才音楽家であり、世界中の映画人から認められ、映画音楽の巨匠として知られるモリコーネ。しかし、モリコーネ自身は「最初、映画音楽を作るのは屈辱だった」こと、「私の師は“映画音楽”をバカにしてた」と、映画音楽の芸術的価値が低かった当時の苦しい胸の内を正直に明かす。その後続くのは、モリコーネが世界的に脚光を浴びるきっかけになった「『荒野の用心棒』(64)のイメージ」として、セルジオ・レオーネ監督から黒澤明監督『用心棒』を見せてもらった時のこと。「逃して悔やむのはこの作品だけ」と未だ残念がるスタンリー・キューブリック監督の『時計じかけのオレンジ』(71)とのすれ違い。『アンタッチャブル』(87)で3度目のアカデミー賞にノミネーションされたにも関わらず、『ラストエンペラー』(87)の坂本龍一らに敗れ、意気消沈する様子など“天才”と呼ばれた彼の人間味溢れた姿。そして、『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)をはじめ、彼が音で命を吹き込んだ傑作の名場面と最高の音響環境で再現された日本公演を含むワールドコンサートツアーの演奏の模様とともに映し出される。『アンタッチャブル』(87)のメインタイトルである“正義の力”、『ミッション』(86)より“ガブリエルのオーボエ”、『続・夕陽のガンマン』(66)からは“ジ・エクスタシー・オブ・ゴールド”、そして『ウエスタン』(69)の“ウエスタン”や『ニュー・シネマ・パラダイス』(89)のメインタイトル、“トトとアルフレッド”ほか、本映像全編に渡って流れる珠玉の映画音楽の数々も眩い。波乱万丈ながらも、「妻に言った『映画をやめる』と」「でもやめられない、映画音楽のリベンジだ」といった、映画音楽への尽きせぬ愛を語る彼の言葉も印象的な予告となっている。併せて解禁されたビジュアルは、膨大な資料が溢れる仕事場で音楽を創作しているモリコーネの姿を捉えたもの。<ペンと五線譜のみ>で生み出される彼の音楽が、その背中から聞こえてくるような臨場感溢れるポスターとなっている。自らが自身の半生を回想して紡がれる告白の数々と数多の傑作の名場面、そしてワールドコンサートツアーの演奏とともにモリコーネの生涯を紐解いていく本作。クエンティン・タランティーノ、クリント・イーストウッド、ウォン・カーウァイ、オリバー・ストーンら70人以上の著名人のインタビューによって、モリコーネの仕事術の秘密が明かされる。モリコーネのメロディを聴くだけで、あの日、あの映画に胸を高鳴らせ涙した瞬間が蘇る…。同じ時代を生きた私たちの人生を豊かに彩ってくれたマエストロに感謝を捧げる、愛と幸福に満ちた音楽ドキュメンタリーだ。『モリコーネ 映画が恋した音楽家』は2023年1月13日(金)よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて順次公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:モリコーネ 映画が恋した音楽家 2023年1月13日よりTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国にて公開©2021 Piano b produzioni, gaga, potemkino, terras
2022年10月12日現在公開中のミュージカル・アニメーション『犬王』の副音声(オーディオコメンタリー)の冒頭一部が公開された。湯浅政明(監督)×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)といった常に新作が期待されるクリエイターが集結し、室町の知られざるポップスター【犬王】から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描く“狂騒のミュージカル・アニメーション”である本作。『平家物語 犬王の巻』(古川日出男著 / 河出文庫刊)を原作に、カリスマ性と歌唱力、そして野心を抱く主人公・犬王を人気バンド「女王蜂」のボーカル担当・アヴちゃんが演じ、その相棒となる琵琶法師・友魚(ともな)を実力派俳優・森山未來が演じた。物語は当時人気を博しながらも歴史に名が刻まれなかった実在の能楽師・犬王を大胆不敵な解釈、イマジネーションを駆使して描いた痛快無比なサクセスストーリーにして、切ない諸行無常を描く。第78回ヴェネチア国際映画祭でも“ロックオペラ”と評され好評を得たことも記憶に新しい。5月28日の公開初日後、早くも13万人以上が劇場に訪れ、興収ランキングでは新作邦画1位、SNS上でも熱い感想があふれている。「Filmarks」の初日満足度ランキングでは新作アニメ映画で1位に輝いている。一部公開されたオーディオコメンタリーは、制作現場でも最強のコンビネーションでバディを組んだW主演の犬王役・アヴちゃん(女王蜂)と友魚役・森山未來、そして湯浅政明監督が本編を見ながら和気あいあいと収録したものだ。制作秘話や設定のディティールについても語られ、アヴちゃんと森山未來が湯浅政明監督と共に作品を考察する様子を垣間見ることができる。『犬王』公開中アヴちゃん(犬王役)、森山未來(友魚役)、湯浅政明監督・副音声上映音声ガイド、日本語字幕HELLO!MOVIEで配信中
2022年06月17日映画『犬王』が2022年5月28日(土)公開。古川日出男原作の「平家物語 犬王の巻」が、湯浅政明監督によって、長編アニメーション化される。平家物語で描かれた能楽師・犬王がアニメーション映像化映画『犬王』は、実在の能楽師・犬王をモデルに、 “能楽”をミュージカルアニメーション化した長編作品だ。主人公の犬王は、観阿弥・世阿弥とともに、南北朝~室町時代を生きた能楽師であるが、彼が描いた作品は、現在にまでいっさい残されておらず、謎に包まれた人物。三代将軍・足利義満の愛顧を受け、観阿弥、世阿弥よりも贔屓にされていたといも言われているが、その詳細は明らかになっていない。映画『犬王』では、600年の時の中で消えつつも、今にまでその名を残す犬王のわずかな歴史を着想源に映像化。軍記物の名作「平家物語」全訳のスピンオフ作品とも言われる、古川日出男の『平家物語 犬王の巻』を日本のトップクリエイターたちが、映像として蘇らせる。世界最古のミュージカルとも言われる「能楽」に、現代のロックンロールやオーケストラサウンド、野外フェスの仕掛けなどを掛け合わせて、新感覚のミュージック・アニメーションを作り出す。映画『犬王』登場キャラクター■犬王(声:「女王蜂」のボーカル・アヴちゃん)謎に包まれた実在の能楽師。猿楽能の一派・比叡座の棟梁を父に持ち、能楽の一座に生まれるが、生まれたときから異形の子であったため、その顔は瓢箪の面で隠され、犬のように屋外に放り出され育てられる。琵琶法師の少年・友魚(トモナ)と出会い、力強い舞で自らの人生を切り拓いていく。■友魚(声:森山未來)平家の呪いによって盲目になった少年。琵琶法師・谷一(たにいち)と出会い、弟子になり都に向かう。能を舞う犬王と出会い、意気投合した二人は型破りな演目と自由奔放な演奏スタイルで、独自のパフォーマンスを披露。名を友有(トモアリ)に改め、犬王とともに、唯一無二のエンターテイナーとしての人生を紡いでいく。■足利義満(声:柄本佑)室町幕府の将軍。犬王・友有を招き、能楽のステージを用意する。■犬王の父(声:津田健次郎)猿楽能の一派・比叡座の棟梁。異形の子である犬王に稽古をつけず、犬のように屋外に放り出して育てる。■友魚の父(声:松重豊)平家と共に海に没したという三種の神器の一つ「剣」を探し、海に出るも、その剣に宿る呪いを浴びて命を落とす。映画『犬王』あらすじ室町時代、平家の骸と遺物が今も海中に眠る壇ノ浦に、ひとりの少年・五百の友魚(イオノトモナ)が暮らしていた。ある日、友魚とその父親は、平家と共に海に没したという三種の神器の一つ「剣」を探しに海に出た。しかし、友魚の父はその剣に宿る呪いを浴びて命を落とし、友魚は両目の視力を失ってしまう。都には、またひとり別の少年=犬王がいた。能楽の一座に生まれながらも、異形の子であったその少年は、瓢箪の面でその顔を隠され、犬のように屋外に放り出され育てられていた。稽古をきちんと受けず、見よう見まねで能を学び、その特異な体つきを活かして人とは違う舞を舞う。ある日、琵琶法師になった少年・友魚と犬王が出会う。名よりも先に、歌と舞を交わす二人。友魚は琵琶の弦を弾き、犬王は足を踏み鳴らす。一瞬にして拡がる、二人だけの呼吸、二人だけの世界。「ここから始まるんだ俺たちは!」壮絶な運命すら楽しみ、力強い舞で自らの人生を切り拓く犬王。そして、琵琶法師となり、琵琶を掻き鳴らして、異界と共振する友魚。乱世を生き抜くためのバディとなった二人は、お互いの才能を開花させ、唯一無二のエンターテイナーとして人々を熱狂させていく。頂点を極めた二人を待ち受けるものとは――?歴史に隠された実在の能楽師=ポップスター・犬王と友魚の時を超えた友情物語が描かれる。「女王蜂」アヴちゃん×森山未來がW主演犬王役は「女王蜂」のボーカル・アヴちゃんが、友魚役は俳優の森山未來が務める。2人が共演するのは、映画『モテキ』以来10年ぶりのことだ。アヴちゃんコメント普段女王として生きているわたしが、今回「王」として生きる機会を頂きました。「犬王」。まっすぐに、運命の映画だと言い切ることが出来ます。森山未來コメント現存する能楽が確立される前なのだから自由な発想で演じられていい、という考えのもとに湯浅監督が生み出したぶっ飛び能楽アニメーション「犬王」。琵琶法師、友魚として、これまたぶっ飛んだアヴちゃん演じる、艶やかな犬王に寄り添う。必然、ジェットコースターのような現場でした。世界最古のミュージカルと言われる「能楽」の豊かな可能性を感じられる映画になっているのではないでしょうか。映画『犬王』アヴちゃん×森山未來にインタビューQ:「歴史に隠された能楽師」犬王はこのキャッチコピーがかっこいいですよね。森山:年齢も何もかも不明なんですけど、「犬王」という存在がいたということはわかっている。能を大成させた観阿弥・世阿弥と同じ時代に一世を風靡していた、その史実が残っていることだけでも、やっぱり尋常じゃない表現者だったのだろうと妄想が膨らみますよね。アヴちゃん:名前しか残っていない。でも、名前を残すことができたっていう強さ、これにすごくロマンを感じます。史実には何も残っていないけど、犬王という存在によって(能の世界に)何かが生まれているように思いますね。Q:表現者として見たときに、犬王の好きなところは?森山:犬王には、特別な身体的・音楽的な表現があったんだろうなということが想像できます。犬王と観阿弥・世阿弥の関係性を考えると、能というものを言語化・システム化したのが観阿弥・世阿弥だったとしたら、他には絶対できない表現や、独自の言語を発掘しようとしていたのが犬王。現代においても、アンダーグラウンドやサブカルチャーでうごめいているものって、下から突き上げる強いエネルギーがあって、それが吸い上げられて、メジャーカルチャーに影響を与えていると思うんです。このメインカルチャー・サブカルチャーの構図を(犬王の世界に)当てはめると、犬王という存在に、観阿弥・世阿弥たちが突き動かされていたんじゃないか…って想像して、ワクワクしてしまいます。Q:アヴちゃんは、同じ表現者として犬王をどう見ていましたか。アヴちゃん:(ここからは映画のネタバレになってしまうのですが…)約1時間半のアニメーションの中で、犬王がこれまで培ってきたものを全て捨てるシーンが紹介されます。主観性の塊のような存在だった犬王が、他者に認められ、客観的な成功を手に入れた後、全てを捨ててみせる。いまの自分だったら、この速度で同じように捨てることはできない。この潔さが素晴らしいなと思いました。(補足:アヴちゃん演じる犬王は、将軍・足利義満の前で芸を披露した後、能楽師としてのストーリーに幕を下ろす。)Q:今回、アヴちゃんは、本格的な声優のお仕事が初めてですよね。アヴちゃん:はい。実は撮影前、(声優)アカデミーに通おうかなって思うほど、アフレコに対してビクビクしていたんです。「アーティストが声優って、どうなの?」と感じる人は一定数いると思うので、自分はアニメーションが好きだからこそ、特にそこで嫌われるのが嫌だったんです。役作りという言葉とは違うんですけど…内省的な部分に思考を巡らせて、自分が(声優として)呼ばれた意味を考えてみたんです。そのときに「あ、選ばれた意味ってここかも…」ってふっと腑に落ちて、自分の役回りを理解できて、うまく自分の舵を切れました。ここからは、聴衆を巻き込んで、先導していく犬王の歌唱ってどんなものだろうと考えて。マイクが無い時代にマイクがない状態で歌を歌い続けるということは、喉がつぶれる→スレスレの声で歌うという流れが見えてきて、最終的には、どこまで血の匂いがする歌にするかを意識しました。聴衆を圧巻させるってやっぱり声量が全てのところもあるんです。犬王は、声による波動の大きさがとてつもないキャラクターだったので、マイクなしでどこまで高められるか考えることが、役作りだったかもしれません。でも収録前に、未來氏が琵琶を習っていると聞いて、「役へのリーチの仕方がすごい!絶対負けたくない!自分も何か習わなっ!」と思ったこともありました(笑)。Q:(笑)。森山さんは、劇中の演奏も担当している琵琶奏者(後藤幸浩さん)に稽古をつけてもらったそうですね。森山:役作りとか大層なことは考えていなくて。琵琶を触るなんて通常の生活ではなかなかないことじゃないですか。自分のやってみたいことと役がハマるときは、とりあえず手を出してみるクセがあるんです。今回、声優のお話をいただいた段階では、どんな音楽になるのかが具体的に決まっていなかったからこそ、琵琶法師の役として、琵琶をやっておいたほうがいいんだろうなっていうぐらいの思いから稽古を始めました。Q:実際に琵琶を体験してみて感じたことは?森山:面白かったのは、琵琶というものの扱われ方です。琵琶は、歌うことと弾くことを同時に行う楽器で、琵琶を弾くだけの人、琵琶に合わせて歌うだけの人も基本的にはいません。なので、語りと演奏が全部一体になっている。ドレミファソラシドのような音階もあるにはあるのですが厳密ではなく、抑えた弦の調子・出た音に合わせて、声を出していく。すごくシンプルでありながらも、楽器と歌が一体化する不思議な感覚。琵琶を歌い弾くという行為は、中で起きるグルーヴみたいなものを感じやすいのかもしれませんね。Q:琵琶法師に関して発見はありましたか。森山:映画『犬王』の中では、みんなで合わせて弾き、歌うシーンがありますが、本来琵琶は、誰かと弾いて歌うようなものではなかったのだと思います。日本は、文字というものが入ってくるのが遅かったので、口承の文化が絶対に強かった。琵琶法師の持つ役割は、いろんなところを旅してまわって、起こっていることを語って聞かせることだったのだと思います。そこに伴奏用弦楽器として、琵琶の存在があったのだと思います。Q:琵琶を聞いたのは、今回が初めてだったのでしょうか。森山:一度宮内庁で雅楽をきちんと聴いたことがあります。その時感じたのは、日本古来の楽器は、今僕らが「この楽器はこういう風に演奏する」って思っている使い方と全く違う形で、過去に演奏されていたということ。今は室内楽になっていますが、昔は屋外で弾いていたんだろうなと想像ができて。その音色に合わせて、お偉いさんが踊ったり、舞というものとセットで披露されたり。風の音、木々のざわめきなどと共鳴して、音の在り方としては、とても現代音楽的だったと思うんです。Q:自身の音楽観と通じるものはありましたか。森山:コンテンポラリーダンスを志向し始めた頃から、音楽と関わるときに、自分の身体と音の距離感やコンポジションみたいなものを意識するようになりました。グルーヴしている音にただ身体を揺らすのではなく、音に惹きつけられるように身体を動かしたり、身体に対して音が反応するような感覚。それはある種、日本的あるいは東洋的な間の取り方であり、こういった自分の踊りのスタンスは、雅楽の在り方と通じる部分があるのかもしれません。Q:女王蜂のボーカルとしても活躍する、アヴちゃんにとって音楽とは?アヴちゃん:とても危険なもの、自分の中では魔術であり、祈りであり、とても軽いものだとは思えなくて。自分が1曲作ったら、そのテーマや音楽は避けて通るようになりますからね(同じテーマ・音楽を作ることはしない)。何もない中で、ゼロから1を作るってすごく大変なことです。自分にとって、曲を作り歌うことは特別なこと。初めて自分で歌を書いたとき、稲妻が落ちるみたいにスパークして「うわ、ものすごく得意」って思っちゃったんです。それまで誰かの歌を歌って褒められても、「うん、ありがとう。」って思うくらいだったんですけど、自分で書いた歌を歌った時、「これを一生やっていきたい」って心から思えました。初めて自分の形を知ったような感覚ですね。劇中では、古典楽器の音色に、ロックンロールのサウンドが混じり、さながら音楽フェスのような盛り上がりに。海外の映画祭では「ロックオペラ」と呼ばれるほど、挿入歌も注目されている。Q:映画『犬王』では、アヴちゃん作詞の劇中曲がたくさん用意されていますね。アヴちゃん:アニメーターの方々など、本当にたくさんのスタッフさん、出演者さんが作品に関わっているので。平家の魂じゃないけど、彼ら全員の気持ちを成仏させる音楽にしたいなと思っていました。作詞をするにあたり、頼りになったのは湯浅監督と脚本家・野木さんのメモ。ふたりがポエティックに言葉を点で置いてくれていたので、どうやってわたしの線として描くか…と考えていました。曲を作っているときは、一から新しいことを生み出している劇中の犬王・友魚と同じようなことをしているなと感じていました。Q:今回、アヴちゃんが歌唱ディレクションも担当したそうですね。歌唱シーンのポイントは?アヴちゃん:喧嘩!(笑)Q:喧嘩?!森山:歌は喧嘩だと、僕はそのように教わりました(笑)。Q:ますます作品が気になっちゃいますね。他にも映画『犬王』の面白いポイントがあれば教えてください。アヴちゃん:(森山さん演じた)友魚の歯並びが本当にがちゃがちゃなんです。口元の寄りとか執拗にアップするシーンがあって、すきっ歯系もあれば、そびえたつ系もあるし、観ていてもう逃げられなくなりますよ。森山:収録の順序を考えると、最初は詳細な映像がないので、どんな表情で友魚が話して歌って…ってわからないような状況だったんですけど。後半の本撮りになると、映像のディテールがどんどん明らかになって、友魚の表情がわかったとき「歯がガッタガタ」だって盛り上がったよね。アヴちゃん:本当に最高!アニメーションを描くときって整えられたもので作画を描く方が楽だと思うんですよ。「ブリーチ何回やったらこの色入るの?」って思うような髪の毛ピンクのキャラクターとか、「そのプロポーション、あばら骨抜かないとできないよね。」って突っ込みたくなるようなキャラクターとか、たくさんいるじゃないですか。その感覚で友魚を見ると、カウンターパンチを食らったようなインパクト。森山:60年代のロックバンドのボーカルをちょっと彷彿とさせる。昔のPVやライブの映像とあわせて「友魚の歯は、あの中の誰かだったかもしれない」なんて想像して観てみると、面白いかもしれません(笑)。湯浅政明×松本大洋×野木亜紀子の最強クリエイタートリオで製作へ監督は、2017年に『夜は短し歩けよ乙女』と『夜明け告げるルーのうた』を続けて製作し、2019年に『きみと、波にのれたら』を公開した湯浅政明。本作は、湯浅にとって初の“能楽”アニメーションとなる。また、『ピンポン THE ANIMATION』で湯浅とタッグを組んだ漫画家の松本大洋がキャラクター原案を手掛ける。脚本を担当するのは自身初のアニメーション映画への挑戦となる野木亜紀子。ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」「アンナチュラル」など数々のヒット作を世に送り出している彼女が、湯浅、松本とともに“歴史に消えたポップスター”犬王の物語を紡ぐ。音楽は「あまちゃん」『花束みたいな恋をした 』の大友良英音楽は「あまちゃん」「いだてん〜東京オリムピック噺〜」『花束みたいな恋をした 』の大友良英。湯浅政明監督と初タッグとなる。【詳細】映画『犬王』公開日:2022年5月28日(土)声の出演:アヴちゃん(女王蜂)、森山未來、柄本佑、津田健次郎、松重豊原作:「平家物語 犬王の巻」古川日出男著/河出文庫刊監督:湯浅政明脚本:野木亜紀子キャラクター原案:松本大洋アニメーション制作:サイエンスSARU配給:アニプレックス、アスミック・エース
2022年05月27日『夜明け告げるルーのうた』『映像研には手を出すな!』など数多くの作品を手がける湯浅政明監督の最新作『犬王』がいよいよ今月28日(土)から公開になる。本作は古川日出男の小説を基に、室町時代に生きたふたりの少年の生き様を描いた作品だが、物語の随所にこれまで湯浅監督が描いてきたモチーフやテーマ、映像表現が垣間見える“現段階での集大成”的な傑作になった。「これまでを総括している感じがある」と語る湯浅監督は本作で何を描き出すのか? 公開前に話を聞いた。本作の原作は古川日出男の小説『平家物語犬王の巻』で、異形の能楽師・犬王と、盲目の琵琶法師・友魚が出会い、友情を育みながら、それまでの芸能の常識をぶち破るパフォーマンスで人々を魅力していく様と、その顛末を描いている。「最初に原作を読んだ時は表層的な部分しか追えない方なんですけど、能と琵琶が中心になって、犬王をアニメーションで面白く描けるだろうな、という印象でした」と振り返る湯浅監督は「琵琶法師や能楽師が平家や過去の物語を語り、その琵琶法師や能楽師の物語をまた古川さんが小説で語られて、それをまたアニメーションとして語る。それは大変意義があると思えましたし、つくる意味を感じた」と語る。平家の没した後、何かの呪いによって盲目になってしまった琵琶法師の友魚と、見よう見まねで能を学んで自由に舞う犬王は、それぞれが自分の表現で物語や過去を語る。ふたりは当時の“伝統芸能”からは外れてしまうが自分だけの表現を求めて行動する。「野木さん(本作の脚本を手がけた野木亜紀子)が”いまはもう歴史に残っていないけど、この時代にこういう若者がいた、ということを見てもらえる映画にしましょう”と話して、それはいいなと思って、原作ではバラバラの短編集の様なエピソード達をひとつの流れにまとめていきました。歴史に名前が残らないというのは普通のことで、大抵の人は歴史に名前が残ることもない。それに世阿弥にしても自分の表現や文化を後世に残そうという意識もなかったと思うんです。彼らは自分の座が他に負けないように活動して、結果としてそれを残してゆく人が続いたため名前が残った。逆に言うと、それしか残っていない。犬王も友魚もさほど歴史に名を残さなかった存在なわけですけど、ふたりは人気を博し、お互い分かり合った存在であったわけです。ラストシーンから推察するに、おそらく彼らが生きる時代に、つまり同時代に想いを分かち合える人がいたというか、認め合える人がいたということ。それこそが最も大事なことではなかったか?と思ったので、それが鮮明になる様、歴史に残らなかった人たちが、エネルギッシュに力いっぱい、置かれた環境をものともせずにやりたいことをやり遂げている姿を描ければ良いなと思いました」周囲の流れや多数派からは外れてしまうかもしれないが、自分の進みたい道がある、自分の表現したい想いがあるキャラクターは、これまでの湯浅作品にたびたび登場してきた。彼らは時に“周囲に理解してほしい”という気持ちを抱えて迷い、時に逆境に立たされる。しかし、本作では犬王と友魚は出会い、想いを分かち合い、意気投合した“その後”が描かれる。「そうですね。これまでの一歩先に行こうと思いました。世の中に疎外感を感じている人も沢山いると思いますが、自分はいままでそういう人に会ってこなかったと思ってたんですけど、最近、トップメジャーなところで活動している人でも、実はそういう想いがあったりするんだなと色々知る機会もあって、“ああ、傍目にはそういう気持ちってわからないものなんだな”って思ったんですよ。皆を喜ばせられる能力があった上での事ですが、状況を把握する力も、強いハートもある。アレコレ言われても腐らず貫き通す力って凄いなと思って。犬王は特に極端で、どんな逆境であっても腐らずに明るくまっすぐに行動する。初期衝動に従順というか、単純な考えで一生を生き抜こうとしている。そこはすごく魅力的に感じましたし、自分もこういう人でありたい、と思える感じでした」室町時代を生きたふたりを “現代につながる物語”として描く『犬王』(c)2021“INU-OH” Film Partners何が起こっても我が道を行く犬王と友魚の姿は、現代を生きる観客に共感や熱狂をもたらすことになるだろう。本作は物語の舞台は過去だが、単なる時代劇ではない“現代につながる物語”として描かれている。「なぜ、室町時代を描くのかと考えた時に、何かしら現代とつながっているものにしたい。これは自分たちの物語で、それを過去に投影して描いている。だから映画を観終わった後に、自分たちも歴史に名前の残らない存在だけど、ふたりのように自由に生きているのか? ふたりのように相手のことも考えられているのか? という問いかけまでいければいいなと思っていました。初めて監督した頃はテーマとかお客さんに何を渡すか?なんてことは考えもしなかったんですけど、いろんなものを作っていく中で“なんでつくるのか?”とか“なんで原作がよくできているのに、わざわざアニメーションにするのか?”ってことを考えていく中で、何か理由がいると思うようになったんです。そうすると“なんで?なんで?”って問いが全ての場面でたくさん出てくる様になって。“なんで能と琵琶なんだろう?”とか、そういうことを考えるのが楽しみになってきたかもしれないですね」本作は、湯浅監督が初の長編映画『マインド・ゲーム』から様々な作品で描いてきた映像表現やモチーフ、テーマが折り重なり、さらに“その先”を描こうとしているのではないだろうか。自分の生き方を貫いた結果、周囲と摩擦を起こすキャラクター、そこで感じる苦しみや疎外感、そして自分の想いを分かち合える存在との出会いとその行方……本作はこれまで以上に多くの観客を魅了することになりそうだ。「ここ最近の作品の中では『犬王』はこれまでの流れがまとまったものになった気がしています。ちょっと戻っている部分や封印していたことをまたやっている部分もあって、これまでを総括している感じがありますね。これまでやってきたことを全部入れつつ、作品を面白くすることに力を注ごうと思ってつくった映画です」『犬王』5月28日(土) 全国ロードショー(c)2021“INU-OH” Film Partners
2022年05月26日映画『サバカン SABAKAN』が8月19日(金)に公開となる。この度、本ビジュアルと本予告編が公開された。本作は番家一路(子役)を主演に、原田琥之佑(子役)、尾野真千子(『台風家族』)、竹原ピストル(『永い言い訳』)、貫地谷しほり(『総理の夫』)、そして草なぎ剛(『ミッドナイトスワン』)が出演。日本アカデミー賞最優秀作品賞に輝いたCULENによる『ミッドナイトスワン』に続く愛のストーリーだ。監督・脚本は、本作が映画初監督となる金沢知樹(萩森淳と共同脚本)。TBSドラマ『半沢直樹』(2020年)など、主にテレビ・舞台の脚本や演出を手掛けてきた俊英だ。新鋭監督と演技派俳優陣による素晴らしいアンサンブルが実現し、2021年8月から9月にかけて、風光明媚な長崎県を中心に撮影が行われた。物語は1986年の長崎を舞台に“イルカを見るため”に冒険に出た、ふたりの少年の友情、それぞれの家族との愛情のひと夏を描く。コロナ禍の中で社会の分断が進む中、80年代という時代を通して映し出される、貧しさの中にある人の温かさと優しさに触れる作品として、すべての大人たちの魂を揺さぶる「あの頃の僕たちに背中を押される」物語となるだろう。公開された本ビジュアルは、本編に登場する「子供時代の友達との思い出」である「サバの味噌煮の缶詰」がモチーフ。上の缶詰では「1980年代の子供時代(番家)」を、下の缶詰では「大人になった今」の主人公・久田(草彅)が子供時代を懐かしむかのように見上げる構図になっている。1980年代の缶詰では、主人公の久田(番家)と友達の竹(原田)が自転車に乗り、母ちゃん(尾野)は小言を言いながら追いかけ、父ちゃん(竹原)はノリで追いかけている。キャラクターたちの表情に個性とユーモアがあふれ、「缶詰から想い出が飛び出してくる“あの頃”に誘われるような」楽しさが漂う。そして“ここは80年代。子供が主役です。”というキャッチコピーにも注目だ。さらに本予告編では、主題歌はANCHORが編曲したORANGE RANGEの「キズナ」を、りりあ。がピュアな歌声で歌っており、涙腺を刺激されること間違いなし。劇伴音楽はベテランの大島ミチルが手掛け、物語を奥深いものにしている。空と海に囲まれた長崎の美しいロケーションと煌めく夏が、観る者を懐かしく包み込み“すべての人の子供時代”の記憶を呼び覚ます、胸が熱くなる予告編だ。<ANCHOR・コメント>主題歌を担当させていただきましたANCHORと申します。初めて作品の詳細を伺った際、自分の生まれ育った故郷の田園風景を思い浮かべました。学生時代、その景色の中でMDウォークマンから流していたORANGE RANGEさんの楽曲『キズナ』をカバーさせていただけて大変光栄であると同時に、制作中はまるで作品の中に迷い込んだような不思議なノスタルジーに包まれました。大人になった今、まさに憧憬と呼ぶに相応しい夏の1ページを、りりあ。さんの歌と私の音、そして変わらない名曲と共に楽しんでいただけましたら幸いです。<りりあ。・コメント>金沢監督からオレンジレンジさんの『キズナ』を主題歌として歌って欲しいとお話をいただいた時は私で良いのかと戸惑いました。監督から『キズナ』への熱いこだわりをお聞きして、この素晴らしい作品が完成した時に私の歌声で幕を閉じる事がとても光栄で「やらせていただきたいです」とお返事しました。この作品はとにかく観て!の一言です!後悔しないと思うので是非観ていただきたいです。<大島ミチル・コメント>映画『サバカン』の作曲は金沢監督が私の音楽の『風笛』が大好きとのことでお話をいただきました。監督はとても穏やかで、でも音楽のイメージを明確に持っていらっしゃいました。映像を最初に見た時、長崎出身の私はその懐かしい風景や言葉に湿度を感じました。春や秋は少し生暖かく、夏はセミの鳴き声とジリジリした暑さ、冬場は底冷えではない寒さ…この映像は記憶であり、優しさでもあります。私の中では故郷の家族、友達はいつも温かくそこにあって遠くから見守ってくれる存在です。その甘酸っぱく、ほろ苦くかつ包み込むような思い出を今の心と重ねて作曲をしました。素敵な映像と役者さんたちと一緒に音楽も楽しんでくださると嬉しいです。『サバカン SABAKAN』8月19日(金)公開
2022年05月05日劇場アニメーション『犬王』が5月28日(土)に公開となる。この度、本作の公開を記念して、数多くの話題作を手掛けてきた湯浅政明監督とキャラクター原案の松本大洋にまつわる人気3作が5月19日(木)、新宿バルト9で特集上映されることが決定した。本作は湯浅政明(監督)×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)による“狂騒のミュージカル・アニメーション”。室町の知られざるポップスター「犬王」から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描いていく。原作は『平家物語 犬王の巻』(古川日出男著 / 河出文庫刊)。カリスマ性と歌唱力、そして野心を抱く主人公・犬王を人気バンド「女王蜂」のボーカル担当・アヴちゃんが演じ、その相棒となる琵琶法師・友魚(ともな)を実力派俳優・森山未來が担当。世界最大のアニメーションの祭典「アヌシー国際アニメーション映画祭2022」でも上映が決定し、早くも世界中から注目を集めている。今回発表された企画は、国内最大級の映画やドラマ、アニメのレビューサービス「Filmarks(フィルマークス)」による名作を映画館で観るプロジェクト「プレチケ」によるもの。『夜は短し歩けよ乙女』、『MIND GAME マインド・ゲーム』、『鉄コン筋クリート』の3作が上映予定だ。『夜は短し歩けよ乙女』、『MIND GAME マインド・ゲーム』は湯浅監督の登壇付き、『鉄コン筋クリート』は来場者特典付き。なお開催1週間前の5月12日(木)までに、50名以上の参加で本企画は開催確定となるという。さらに人気声優・悠木碧による琵琶歌が話題となった『平家物語』と、能楽をロックオペラとして新解釈した映画『犬王』両作の原作 / 全訳を手掛けた作家・古川日出男と、両作に琵琶監修・演奏として参加した正統派薩摩琵琶奏者・後藤幸浩による対談イベントも5月27日(金)、六本木文喫にて開催決定。無数の琵琶法師によって語られた『平家物語』を、現代に語り直すとはどういうことか。さらに原作・アニメ、それぞれの執筆・制作中のエピソードなども展開するトークイベントだけでなく後藤幸浩による琵琶の生演奏も。喜怒哀楽にあふれた語り・歌、楽器のさまざまな表情・技術が、独りの演者の中で絡み合う琵琶ならではの世界が楽しめるイベントとなるもようだ。また同会場では4月29日から6月5日まで『犬王』公開の記念展示も実施。映画の世界観を本によって表現する展示となっており、物語の力、語りの魔力、歌と音楽、銀幕を躍動する異形の身体表現、『犬王』の魅力に活字という入り口から没入する体験を楽しめる展示会となる。『犬王』5月28日(土)公開■企画情報「『犬王』公開記念!湯浅政明・松本大洋特集上映」5月19日(木)会場:新宿バルト9※5月12日までに各回50名以上の参加で開催が確定。※『犬王』の上映はなし。『鉄コン筋クリート』(来場特典付き)16:00~17:55上映・111分※来場者の方へもれなく特製ポストカードをプレゼント定員:251名(全席指定)チケット価格:1,600円(税込)※別途システム利用料160円がかかります購入ページ: 『夜は短し歩けよ乙女』(湯浅政明監督登壇付き)18:30~20:05上映・93分20:05~20:35上映後トーク(約30分)登壇:湯浅政明監督、MC:吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)定員:251名(全席指定)チケット価格:2,000円(税込)※別途システム利用料160円購入ページ: 『MIND GAMEマインド・ゲーム』(湯浅政明監督登壇付)21:05~21:35上映前トーク30分21:35~23:20上映・103分※青少年育成条例により『MIND GAMEマインド・ゲーム』の回は上映終了が23時を過ぎる為、18歳未満の方は保護者同伴でも入場不可。登壇:湯浅政明監督、MC:吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)定員:251名(全席指定)チケット価格:2,000円(税込)※別途システム利用料160円購入ページ: 「琵琶歌と『語り』の魔術」5月27日(金)時間:19:00~20:30(開場18:00)会場:六本木 文喫登壇:古川日出男、後藤幸浩入場料:【現地参加・ムビチケつき・早割】『犬王』ムビチケ付参加チケット+文喫入場料4,000円 (4月30日まで)(文喫 入場料1,650円+イベント参加料850円+ムビチケカード1,500円)【現地参加・ムビチケつき】『犬王』ムビチケ付参加チケット+文喫入場料4,500円(5月1日から)(文喫 入場料1,650円+イベント参加料1,350円+ムビチケカード1,500円)【現地参加】イベント参加チケット+文喫入場料3,000円【オンライン参加】イベント視聴チケット1,500円(アーカイブ配信あり)※ムビチケの引き渡しは5月27日のイベント当日。【購入ページ】 (チケット販売は5月27日17:45まで、枚数に限りあり)
2022年04月21日湯浅政明監督アニメーション映画『犬王』が、世界最大のアニメーションの祭典「アヌシー国際アニメーション映画祭2022」のオフィシャルセレクションとして招待、上映されることが決定した。湯浅政明監督×脚本:野木亜紀子×キャラクター原案:松本大洋×音楽:大友良英が集結した本作は、室町の知られざるポップスター【犬王】から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描く狂騒のミュージカル・アニメーション。昨年のヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミア、トロント国際映画祭での北米プレミアを皮切りに、これまで、国内外10か所以上の映画祭に選出されてきた。また、過去に本映画祭で最高賞となるクリスタル賞、TVシリーズ部門審査員賞を受賞している湯浅監督が、MIFAキャンパスのゴッドファーザー(Mifa Campus Patron)に就任することも明らかに。同映画祭では毎年、アニメーション界を代表する人物が、若手アニメーターや学生に向けた特別なマスタークラスを開催しており、ギレルモ・デル・トロ、リチャード・ウィリアムズ、ノラ・トゥーミーら世界の名だたる監督たちが任命されてきた。今回この大役を、日本人映画監督では初めて担うこととなる。今回の決定を受けて湯浅監督は「今年もアヌシーに参加できること、そして、皆さんと最新作『犬王』を一緒に観れることを楽しみにしています」と期待を寄せ、「MIFAキャンパスのゴッドファーザーとしてお招きいただき有難うございます。若いアニメーターの方に自分の話をするのはあまり得意ではないですが、もし聞きたいと思う方がいらっしゃれば、お話したいと思いますし、逆に皆さんのお話も聞きたいと思っています。そういった機会があることを大変嬉しく思っています」とコメントしている。なお、映画の舞台となる京都では、4月21日(木)より「京都国際マンガミュージアム」にてキャラクター原案の展示も開催される。(cinemacafe.net)■関連作品:犬王 2022年5月28日より全国にて公開©“INU-OH” Film Partners
2022年04月13日湯浅政明監督×脚本:野木亜紀子のタッグで贈る、室町の知られざるポップスター【犬王】から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション『犬王』。この度、本作のティザービジュアルが公開された。「平家物語 犬王の巻」を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を描く本作。今回完成したティザービジュアルは、偶然にも運命の出会いを果たした犬王と友魚が琵琶の音色に乗り、楽しげに踊る姿が描かれている。時代や境遇をものともせずに無我夢中で自由自在に踊る姿、そして「ここから始まるんだ。俺たちは」というキャッチコピーから、観る人の胸を熱くするような新たな物語の始まりを予感させる。そして、ヴェネチア国際映画祭、トロント国際映画祭、釜山国際映画祭などの海外映画祭、東京国際映画祭での上映に続き、第51回ロッテルダム国際映画祭での上映も決定。本作だけでなく、Filmmakers in focus部門にて「湯浅政明監督特集上映」として、「四畳半神話大系」『夜は短し歩けよ乙女』『きみと、波にのれたら』などの作品が一挙に上映される。またフランスでは、来年1月に開催されるヨーロッパ最大の漫画祭、第49回アングレーム国際漫画祭でのプレミア上映と、アート展が発表。これまでに同漫画祭公式部門選出や特集展等複数参加し、フランスでも絶大な人気を誇る松本大洋による『犬王』キャラクターデザインの原画が世界で初めて展示される。『犬王』は2022年初夏、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)■関連作品:犬王 2022年初夏、公開予定©“INU-OH” Film Partners
2021年12月08日湯浅政明監督のアニメ映画『犬王』が2022年初夏、全国公開となる。この度、異形の能楽師・犬王と、盲目の琵琶法師・友魚が、その琵琶の音色に乗って楽しげに踊るティザービジュアルが公開された。『犬王』は、室町の知られざるポップスター「犬王」から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション。『平家物語 犬王の巻』(古川日出男著)を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を描く。この作品には、湯浅政明(監督)×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)といった実力派クリエイターが集結。声優にはロックバンド・女王蜂のアヴちゃんや森山未來を迎えた。ティザービジュアルでは偶然にも運命の出会いを果たしたふたりが、時代や境遇をものともせずに無我夢中で自由自在に踊る姿は、「ここから始まるんだ。俺たちは」というキャッチコピーと共に、これまで常に斬新な世界観を作り上げてきた湯浅監督による、観る人の胸を熱くするような新たな物語の始まりを予感させる。さらに「ヴェネチア国際映画祭」や「トロント国際映画祭」、「釜山国際映画祭」などの海外映画祭、「東京国際映画祭」での上映に続き、「第51回ロッテルダム国際映画祭」でも上映が決定。『犬王』だけでなくFilmmakers in focus部門にて「湯浅政明監督特集上映」として、今なお多くの支持を受けるTVアニメ『四畳半神話大系』や、映画『夜は短し歩けよ乙女』『きみと、波にのれたら』などの作品が一挙に上映となる。また、海外での熱狂は映画祭にとどまらず、2022年1月27~30日には、1974年よりフランス南西部アングレーム市で行われているヨーロッパ最大の漫画祭のひとつ「第49回アングレーム国際漫画祭」でのプレミア上映とアート展が行われる。マンガにおけるカンヌと言われる本漫画祭で、日本映画のプレミア上映とアート展が併催されるのは初となる。これまでに同漫画祭公式部門選出や特集展等複数参加し、フランスでも絶大な人気を誇る松本大洋だが、『犬王』キャラクターデザインの原画が展示されるのは世界で初のこと。日本のみならず海外からの注目もますます過熱する湯浅監督が、ついに世界に送りだす前代未聞のミュージカル・アニメーションに期待が高まる。『犬王』2022年初夏 全国公開
2021年12月08日湯浅政明監督のアニメ映画『犬王』が2022年初夏、全国公開となる。この度、本作が「第34回東京国際映画祭」へ出品され、ジャパンプレミアが11月3日(水・祝)に行われることが決定した。また湯浅監督が登壇するティーチインイベントも発表されている。『犬王』は、室町の知られざるポップスター「犬王」から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション。『平家物語 犬王の巻』(古川日出男著)を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を描く。この作品には、湯浅政明(監督)×野木亜紀子(脚本)×松本大洋(キャラクター原案)×大友良英(音楽)といった実力派クリエイターが集結。声優にはロックバンド・女王蜂のアヴちゃんや森山未來を迎えた。ワールドプレミアは「ヴェネチア国際映画祭」で行われ、さらに「トロント国際映画祭」、「釜山国際映画祭」、「富川(プチョン)国際アニメーション映画祭」など海外映画祭でも上映。新たに「第37回ワルシャワ映画祭」スペシャル・スクリーニング部門、「第16回ブカレスト国際アニメーション映画祭」長編コンペティション部門への正式出品も決定している。『犬王』2022年初夏 全国公開東京国際映画祭『犬王』ジャパンプレミア+湯浅政明監督ティーチイン11月3日(水・祝)18:00開始会場:TOHOシネマズ シャンテ SCREEN1チケット販売開始日:10月23日(土)※東京国際映画祭公式サイト( )での上映スケジュールの発表は10月上旬を予定。
2021年09月29日湯浅政明監督による劇場アニメーション『犬王』の第二弾キャストとして柄本佑、津田健次郎、松重豊らの参加が発表された。本作は、室町の知られざるポップスター「犬王」から生まれた物語を、変幻自在のイマジネーションで描くミュージカル・アニメーション。湯浅監督の元に、キャラクター原案の松本大洋、脚本の野木亜紀子といった常に新作が期待されるクリエイターが集結し、『平家物語 犬王の巻』(著:古川日出男)を原作に、室町時代に人々を熱狂させた実在の能楽師・犬王と、そのバディである琵琶法師・友魚の友情を描く。この度、本作の第二弾キャストが発表され、室町幕府第3代将軍で犬王を高く評価し、後援したと言われる足利義満役に柄本佑、猿楽の一座の棟梁である犬王の父に津田健次郎、壇ノ浦の漁村に暮らす友魚の父に松重豊が決定した。また、作品のカギとなる「古い面」の声を、現役能楽師として活躍する片山九郎右衛門・谷本健吾・坂口貴信・川口晃平が担当。足利家の従者や公家たちなど脇を固めるキャラクターとして石田剛太・中川晴樹・本多力・酒井善史・土佐和成らヨーロッパ企画のメンバーが出演する。さらに、現地時間9月9日14:00頃(日本時間 同日21:00)、第78回ヴェネチア国際映画祭オリゾンティ・コンペティション部門に正式出品された『犬王』が世界初上映を迎えた。上映後には鳴りやまない拍手喝采に包まれ、上映後のQ&Aには湯浅政明監督が登壇。オフィシャルレポートが到着した。会場では、エンドクレジットが流れ始めるなり拍手が巻き起こり、客電がつくと監督は立ち上がって拍手に応える。その後も拍手は鳴り止まず、音楽に合わせるように静かに体を揺らしながら湯浅監督は歓声に答えた。上映後のQ&Aに応じた湯浅監督は、「今日はこの映画を観に来てくださってありがとうございます。このふたりのような若者がかつていたことを知ってもらうために作品を作りました」と挨拶。さらに続けて、「当時は生まれたときに生まれた場所で、その人の運命が決まってしまう時代でした。そのなかで上に行くには武士として身を立てるか、芸術家になるかしかありませんでした。犬王のとても明るい性格で、まったく諦めずに自分の夢を実現しようとしているところに感銘を受けました。犬王も友魚も自分のやりたいことを実現させようとした。そんな姿を見ると、自分も周りに左右されず自分の生きたいように生きたいと、勇気づけられます」と語ると、会場に再び拍手が起こった。また犬王のルックを松本大洋の原案をもとに構築したことや、ユニークなロックオペラについて音楽を手がけた大友良英との制作プロセスなどを明かした湯浅監督。「現代的なロックをイメージしたのですが、それを琵琶の音を使ってやるというところで大友さんはとても苦労されたと思います。先に絵がほしいと言われ、ストーリーボードとムービーを用意して送りました。そして音楽が出来上がり、歌入れの時にはアヴちゃんに歌詞をまとめてもらい、森山未來さんへ歌唱提案もあり、大友さんのコーラスが追加され、現在のような形の歌になりました。昔の音楽から始まり、犬王が踊っているうちにそれが徐々に変わり、ダンスも『雨に唄えば』のようなものがあったり、いろいろなものが混ざっていきます。それに伴ってキャストの二人も70年代や80年代のロックミュージシャンのイメージを入れて歌ってくれてると思います」と語る。さらに犬王と友魚の友情について触れ、「誰かの理解者になってあげたい、誰か理解者がいた方がいい、そういう気持ちが込められています」と言った後、観客に向けて「どうか犬王と友魚の名前を覚えて帰ってください」と声をかけると、再び満場の拍手が起こった。<キャストコメント>■足利義満役:柄本佑高校時代松本大洋先生の漫画には大変にハマっていました。まさか先生の画に自分の声を吹き込む日が来ようとは。光栄でした。■犬王の父役:津田健次郎能楽がアニメになる…しかも湯浅監督で!一体どんな作品になるのか?予想もつかない期待感のあるこの作品に参加出来る事がとても光栄です。アフレコの際に見た映像は、能楽がポップにエンターテイメントしてました。とても興味深い作品になっています。是非ご覧下さい!『犬王』2022年初夏、公開
2021年09月10日恋人に会うため、自分自身がアート作品となった男の数奇な運命を描いた『皮膚を売った男』より、本ポスターが解禁された。大金と自由を手に入れる代わりに芸術家と契約し、背中にタトゥーを入れて自身がアートとなった難民サムの数奇な運命を描いた本作は、第93回アカデミー賞国際長編映画賞ノミネートなど賞レースを席巻し、日本でも東京国際映画祭で上映されるや大きな評判となった。この度解禁となったのは、まるでその1枚が絵画のようなアートな仕上がりとなった本ポスター。背中の中央に「VISA」のタトゥーをほどこされた主人公サムと、そんな彼の背中に優しく手を置く芸術家が映し出され、その構図はまるでファウストと悪魔の契約を想像させる。左上には「世界中が 息をのむ」と想像を遥かに超える結末を示唆させる言葉が刻まれており、まさに主人公サムの「数奇な運命」を象徴するポスターとなっている。主人公サムを待ち受ける「息をのむ」ほどの結末とは…?衝撃の展開を予想させる物語に期待が高まる。『皮膚を売った男』は11月12日(金)よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開。(text:cinemacafe.net)■関連作品:皮膚を売った男 2021年11月12日よりBunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国にて公開© 2020 – TANIT FILMS – CINETELEFILMS – TWENTY TWENTY VISION – KWASSA FILMS – LAIKA FILM & TELEVISION – METAFORA PRODUCTIONS - FILM I VAST - ISTIQLAL FILMS - A.R.T - VOO & BE TV
2021年08月19日本をおしゃれに収納したい。毎日インテリアや収納とにらめっこの私ですが、これがなかなか難しいのです。本は、大きさも色もバラバラ。絵本ひとつとっても、そのサイズの豊富さに、収納方法を悩みます。目指すのは、子供が思わず手に取りたくなるような収納。お片付けも上手にできたらいいなぁ。さらに、おしゃれなインテリアに仕上がれば最高ですよね。今日は、木のぬくもり溢れるインテリアが大好きなわが家がお迎えした、「本の家」をご紹介します。大人も子供も遊び心くすぐられる、本のためのインテリアアイテムですよ。思わず手が伸びる、本のおうち。桐材でつくられた「本の家」。桐材は昔から、着物や食物など、腐らせたくない大切なものを守る箱として使われていました。それは防腐・防虫に優れた素材だから。乾燥と湿度の調整をしてくれる桐材は、本の管理にも最適。大切な書物を傷むことなく守ってくれる、まさに「本のおうち」なのですね。部屋の片隅にあるだけでほっこりとする、木のインテリアの存在感。3サイズセットは、それぞれ奥行がバラバラの大・中・小の3つがセットになっています。わが家は、階段ディスプレイに置いてみました。中サイズと小サイズを、階段の壁に寄せて配置。中サイズには、読みかけの本やお気に入りの本を収納しました。2階のベッドルームに上がる際に、思わず手に取りたくなるように。インテリアのディスプレイなのだけど、収納も兼ねた「本の家」。きちんと意図があって作られたインテリアは、使い勝手もよいのです。小サイズは、こんなふうにお気に入りの雑貨をプラスするのにも、ちょうどいいサイズ感です。リビングの棚などに配置するのも素敵ですよね。大サイズは、雑誌が収まるサイズ。リビングの片隅に、ちょこんと置いておくだけでかわいい。使わない時は、3つを重ねて置くだけで、ディスプレイにも。思わず眺めてしまいたくなる、白木の美しさ。暮らしの時間に、ゆったりとした読書の時間を生み出してくれますよ。はじめよう、絵本の「おかたづけ育」。子供に絵本の楽しさを知ってもらおうと、収納方法や配置を何度も変えて試行錯誤を繰り返しているわが家。おもしろいことに、模様替えをして本棚の置き場所を変えるだけで、空間が新鮮になり、子供が本に向き合う時間が増えることがあります。そうなれば、模様替えは大成功!たとえば、夜寝る前に読み聞かせをしていた時は、ベッドルームに絵本棚を配置してみたり。子供部屋を読書コーナーのように模様替えしてみたり。絵本収納は配置する場所次第で、子供の読書環境を整え、本に触れることに導く効果があるので、ぜひ試してみて。自粛生活からすっかりゲーム時間が増えてしまった子供たちに、読書の時間を取り戻してもらいたい!そんなわが家は、この度リビングに絵本コーナーを設置。寝る前の読み聞かせスタイルから、リビングの片隅でスッと手が伸びる収納に見直してみたところです。ここには「本の家」の単品Sサイズを、絵本収納のブックエンドとして配置。4歳の末っ子の背丈に合った高さにしてあげることで、出し入れもスムーズです。「本の家」で本と本を仕切ってあげることで、余白を生み、手に取りやすくしました。1冊は表紙を正面に向けて、まるで本屋さんの絵本コーナーのように。「今月のおすすめの本」コーナー。子供が自分で手を伸ばして、絵本を選び、「ママ、これ読んで〜!」と言われると、忙しくてもつい読んであげたくなっちゃう。取り出しやすさはもちろんのこと、片付けやすさもポイント。小さな子供にとって、ぎゅうぎゅうに並んだ本棚に本を収めるのは難しいこと。ブックエンドのような「本の家」で、ゆとりのある収納に変えると子供も片づけやすい。子供の「お片付けできた!」を増やしてあげられるといいですね。大人も子供も使える「本の家」サイズ感を見比べてみました。3サイズセットを絵本収納に使うなら、● 大サイズ…図鑑、大きめな絵本● 中サイズ…B6サイズの絵本● 小サイズ…文庫本、奥行のない小さなタイプの絵本3サイズセットを大人用に使うなら、● 大サイズ…雑誌やファイル● 中サイズ…単行本● 小サイズ…文庫本「本の家」で、大人も子供も楽しくなっちゃう読書時間。手持ちの本を改めて読み返したくなるような気持ちにしてくれますよ。 【ご紹介したアイテム】ブックエンドとして仕切りに使ったり、本棚の上にプラスして収納スペースを増やしたり。思わず本に手を伸ばしたくなる、本のためのおうち「本の家」。⇒ 本の家 3サイズセット Book House Nest/増田桐箱店 ⇒ 本の家 Book House S 18×31cm 単行本サイズ ⇒ 本の家 Book House M 18×42cm 雑誌サイズ ■暮らしのはなし ■こどもと暮らす お片付け nami sasaki整理収納アドバイザー。暮らしのまんなかにはいつも散らかし三兄弟。毎日の暮らしを愉しむ工夫探しがすき。収納で家事を心地よく。
2020年09月18日「Netflix」にて配信中の「日本沈没2020」を、湯浅政明監督の手による編集で再構築し、情報量を絞ることで作品のテーマ性をより鮮明に描き出す『日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-』。この度、全国公開に先駆けて、この劇場編集版の本予告編が公開された。配信版の予告編では、大災害に巻き込まれる武藤家を中心としたサバイバルが描かれていたが、新たに編集された今回の予告編では、湯浅監督が本作を通じて真に描きたかったという、“祖国が沈んだ後の日本人の心”というテーマをより凝縮し、日本が沈んだ後の物語に焦点が当てられている。大災害の後に襲い来る衝撃的な日本の姿、恐怖と脅威の数々が描かれ、そんな絶望的な状況の中、それでも立ち上がり、再生に向かって進もうとする様々な人々の姿が映し出されている。配信を視聴した人からは、「凄くハードで辛い内容」「今は悲しそうなものを楽しむ余裕はない」といった、共感できないという意見や、「ラストが凄かった」「余韻からまだ抜け出せない」などと、いまこそ見るべき内容という感想が寄せられ、賛否が沸騰。予告の中にも、そんな視聴者の様々なコメントも散りばめられている。『日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-』は11月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ- 2020年11月13日より全国にて公開©“JAPAN SINKS : 2020”Project Partners
2020年08月27日「Netflix」にて独占配信中の湯浅政明監督作「日本沈没2020」が、“劇場編集版”として11月13日(金)より全国公開されることが決定。ポスタービジュアルも到着した。日本SF界の巨人、小松左京の大ヒット小説「日本沈没」を初めてアニメ化した「日本沈没2020」。“国が失われゆく人々のアイデンティティ”という、1973年に刊行された原作のテーマを残しつつ、2020年現在の日本を舞台に、未曾有の事態をごく普通の家族の目線で描く大胆な設定を採用。容赦なく襲う大災害、人種や国籍、思想や世代も異なる多様な人々、ネットを背景にした文化など、いま現在の世界がリアルに抱える事象を描いている。この夏配信がスタートした本作は、SNSを中心に賛否両論を巻き起こし、連日更新される国内視聴ランキングではNo.1を記録した。今回の劇場編集版では、配信全10話のストーリーを、劇場版として湯浅監督が編集で再構築し、5.1chの劇場仕様の音響と共に、映画作品として生まれ変わる。映画としてぎゅと情報量を絞ることで、令和における日本沈没の持つテーマ性と時代性がより鮮明になる。劇場公開について湯浅監督は「1話のダビングの時に5.1chで作られた音が心地良くて、これはいい環境で見ないともったいないと思うようになりました」と話し、「配信が開始されると内容に非難も巻き起こり、意図した所へたどり着かない視聴者の方も多く見受けられました。この作品は見る側へのたくさんの裏切りがあります。それは登場人物が乗り越えるべき苦難と同様で優しくありません。ぜひ劇場でご覧になって確かめて下さい」とコメントしている。また新たに公開されたポスタービジュアルは、沈没した国土の先に朝日と富士山が描かれ、スケール感のあるものに。本作全編を通して観て初めて得られる、“日本の喪失からの希望”を感じさせる壮大なテーマを象徴している。『日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ-』は11月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:日本沈没2020 劇場編集版 -シズマヌキボウ- 2020年11月13日より全国にて公開©“JAPAN SINKS : 2020”Project Partners
2020年08月20日来年日本公開が予定されている湯浅政明の次回アニメーション映画『犬王』が、アメリカでも劇場公開されることになった。配給元は、『MIND GAME マインド・ゲーム』『夜は短し歩けよ乙女』『きみと、波にのれたら』なども手がけたSKID。『犬王』は、昨年のアネシー国際アニメーション映画祭にて、未完成の状態で発表されていた。SKIDは来年の劇場公開を予定している。文=猿渡由紀『犬王』2021年公開
2020年06月26日湯浅政明監督が、小松左京氏のベストセラーの初アニメ化に挑んだNetflixオリジナルアニメシリーズ「日本沈没2020」からキービジュアルが解禁。さらに本作は、湯浅監督が『夜明け告げるルーのうた』で長編部門グランプリを受賞したフランスの「アヌシー国際アニメーション映画祭2020」TV部門に日本から唯一出品されることも決定した。「DEVILMAN crybaby」で全世界を衝撃に包んだ湯浅監督が挑んだ最新作は、2020年の日本を舞台にした「日本沈没」。これまでの映像化作品では描かれることの少なかった“ごく普通の家族の物語”を通じ、リアリティと緊張感をもって“いま”を描く。湯浅監督がアヌシー国際アニメーション映画祭にノミネートされるのは今回が5度目(TV部門では2度目)。2017年に『夜明け告げるルーのうた』で長編部門・クリスタル賞(グランプリ)を受賞している。また、本年、同映画祭は6月15日~30日に渡り、デジタル上で開催されることも改めて正式に発表された。この度解禁となったキービジュアルでは、ところどころ擦り切れた1枚の写真に、主人公の歩を中心に、武藤一家が笑顔で並んでいる姿が描かれている。その背景には、まさに大震災直後を思わせる衝撃的な風景が見え隠れしているが、誰かの手によって掲げられている写真は、紺碧の海と青空、そして太陽に照らし出されており、その先に希望さえ感じさせるビジュアルとなっている。極限状況の中で、否応なく究極の選択を突きつけられた人々が運命と向き合い、その先にある希望と再生へと進もうとする物語に、ますます期待高まる。Netflixオリジナルアニメシリーズ「日本沈没2020」は夏、Netflixにて全世界独占配信。(text:cinemacafe.net)
2020年04月16日湯浅政明監督が小松左京のベストセラー「日本沈没」をアニメ化するNetflixオリジナルアニメシリーズ「日本沈没2020」。この度、上田麗奈、村中知、佐々木優子、てらそままさきが本作のメインキャラクターを演じることが決定。場面写真も初公開された。2020年、平和な日常が続く日本を襲った突然の大地震。都内に住むごく普通の家族、武藤家の歩と剛の姉弟は、大混乱の中、家族4人で東京からの脱出を始めるが、刻々と沈みゆく日本列島は、容赦なく彼らを追い詰めていく…。オリンピックを目指して陸上に打ち込む主人公の14歳の少女・武藤歩の声を担当するのは、いま大人気のアニメ「鬼滅の刃」で栗花落カナヲを演じている上田さん。「とっても不器用で、不安定で、可能性に溢れている歩。私が持っていないものを沢山持っている女の子」とキャラクターの印象を明かした上田さんは、「年齢も、性格も、環境も、違いすぎるほど違う歩とどうすれば寄り添っていけるのか、毎回本当に悩みながら、挑み続ける収録でした。私が今までやってきた事を全部捨てる勢いで、真っ白になって頑張ってみよう。そんな思いでしたが、実際どのようにアウトプットされていったのか、私自身も把握出来ていないシーンが沢山あります」とコメント。また「誰にも観せたくない。だけどすべての人に観て頂きたい」とこれまでにない作品に出会ったと言い、「沢山悩みながらの収録でしたが、家族の行く末や、思春期で成長過程な歩だからこその最終話までの道のりに、注目していただけますと幸いです」と呼びかけている。さらに、歩の弟でオンラインゲームで世界と繋がる少年・剛役を、「ワールドトリガー」「アイドルマスター シンデレラガールズ劇場」の村中さん、元水泳選手の母・マリ役を「ちびまる子ちゃん」の佐々木さん、頼れる父・航一郎役を「仮面ライダー電王」や『アメイジング・スパイダーマン』『バイオハザード』など多くの海外作品で吹き替えを担当するてらそまさんが演じることも決定。そして今回初解禁となった場面写真では、東京タワーのような塔が折れ、炎に包まれる街の様子や、不安げな表情の歩、不安が入り混じりながらも、“生き延びる!”という未来への希望がこめられているようにも見える家族のビジュアルも到着した。「日本沈没2020」は2020年、Netflixにて全世界独占配信予定(全10話)。(cinemacafe.net)■関連作品:【Netflix映画】ブライト 2017年12月22日よりNetflixにて全世界同時オンラインストリーミング【Netflix映画】マッドバウンド 哀しき友情 2017年11月17日よりNetflixにて全世界同時配信【Netflixオリジナルドラマ】オルタード・カーボン 2018年2月2日より全世界同時オンラインストリーミング2月2日(金)より全世界同時オンラインストリーミング
2020年03月26日不二家「ルックチョコレート」のバナナ味&ストロベリー味がアイスクリームになって登場。1本で2つの味が楽しめる「不二家ルックアイスバー バナナ&ストロベリー」が、2019年12月16日(月)より全国発売される。不二家「ルックチョコレート」は、1962年の誕生以来、多くのファンに愛されるロングセラー商品。新しく発売される「不二家ルックアイスバー バナナ&ストロベリー」は、そんな「ルックチョコレート」の中でも人気のフレーバー、バナナ味とストロベリー味をイメージしたアイスクリームだ。1本で2つの味を楽しめる、ファンにはたまらないアイスバーとなっている。バナナアイスとストロベリーアイス部分は、「ルックチョコレート」のチョコレート原料を配合することで、ルックチョコレートの味わいを再現。それぞれのアイスの中にバナナソースとストロベリーソースをたっぷりと入れることで、より一層フルーティーな味わいを楽しめるようにした。【詳細】「不二家ルックアイスバー バナナ&ストロベリー」発売日:2019年12月16日(月)発売エリア:全国希望小売価格:160円+税容量:85ml【問い合わせ先】赤城乳業株式会社TEL:0120-571-591お客様相談室(9:00~18:00 日曜日、年末年始を除く)
2019年12月15日