俳優・三浦翔平に12時間密着する生配信番組『三浦翔平の丸一日完全密着 翔熱大陸』が、23日(10:00~22:00)にインターネットテレビ局・AbemaTVで配信される。三浦が、密着の生放送を受けるのは初めてで、今回の番組では、仕事風景、トレーニングや買い物の様子、友人と酒を飲みながらプライベートトークを繰り広げる場面まで潜入予定。仕事現場での顔と、プライベートな顔まで、三浦のさまざまな表情に迫る。「プライベートだったり、仕事風景だったり、まだわからないのですが、精いっぱい頑張りたい」と意気込む三浦。「1日そのままでいいと言われているので、本当にそのままでいようかなと思います」と、肩の力を入れすぎずに過ごしたいとコメントしている。三浦は、第20回ジュノン・スーパーボーイ・コンテストで「フォトジェニック賞」「理想の恋人賞」を受賞。深田恭子主演のTBS系ドラマ『ダメな私に恋してください』に出演して話題を呼び、放送中にはTwitterのトレンドワードに「三浦翔平」が入るなど注目を集めていた。
2016年04月21日●等身大の姿、普段見られない姿を映画にこめてジャニーズといえば数多のきらめくグループが存在するが、彼らが若い頃から「ジャニーズJr.」として先輩のバックダンサーを務めながらスキルを磨いているのは、もはや誰もが知っているところ。関西ジャニーズJr.は、その名の通り関西方面を中心にテレビや舞台、コンサートなどで活躍し、「関ジャニ∞」「ジャニーズWEST」といったグループを輩出している。そんな彼らの映画『関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!』(4月16日公開)は、関西の地元アイドル「小姓ズ」を描いたもので、彼ら自身の姿と重ねてしまう人も多いことだろう。この試みには一体どういう理由が? そして関西のアイドルの良さとは? 松竹プロデューサーの齋藤寛之氏に話を伺った。○観客は等身大の彼らが見たいのではないか――関西のアイドルの方々が、関西のアイドルを演じる映画、というのが面白いと思ったのですが、今回はどのようにしてテーマが決まったのでしょうか。関西ジャニーズJr.の映画シリーズは3作目になるのですが、その都度話を考えています。1作目『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!』は立ち上げだったので、京都で撮影するのを前提に、『蒲田行進曲』をやろうと話がまとまりました。監督はいま『超高速! 参勤交代』でヒットしている本木克英さんで、予算がたくさんあるということでもないので、工夫しようと(笑)。2作目『忍ジャニ参上! 未来への戦い』については、1作目の殺陣シーンで彼らの身体能力が高いことがわかり「これだったらアクションをやってもらおう」と、忍者ものになりました。3作目を作る際には、2作目の反応も見て「観客の方々は等身大の彼らが見たいのかもしれない」と考え、歌と踊りでやってみようかと話がまとまったんです。――それで、実際の彼らと少し重なるような作品になったんですね。等身大ということで、作りこまずにナチュラルに、素を見せているような空気感は心がけましたね。また、彼ら自身をかっこ良く見せる場は他にあるので、普段見られない姿を見せたいという思いもありました。服部大二監督も現場で「あえて歌が下手な感じでやってほしい」と言っていましたが、事務所さんもよく許してくださったなと(笑)。映画内でもグループショットを多めにして、監督はいつもの彼らの雰囲気がつくれるような形を意識してくれたなと思いました。また彼らも年齢がばらばらですが、同じグループのなかでそれぞれの役割をつくるのがうまくて、スクリーンにも出ていると思います。○関西の魅力とは?――監督、写真を拝見すると、結構迫力がある方ですね。あの見かけは、乙女チックな根を隠すためのヴェールなんじゃないか思います(笑)。バランスがとれている監督で、関西的なノリもわかるし、今回コメディを誰に頼もうかと思った時に、最初に浮かんだのが服部さんでした。――1作目、2作目にはデビュー前のジャニーズWESTさんも出ていたそうですが、今とてもご活躍されています。関西アイドルの魅力は、どのようなところにあるのでしょうか。関西のDNAなのか、しゃべりのスキルがすごく高いですよね。本当に、面白くもしゃべれるし、普通にもしゃべれる。あとは桐山(照史)くんなんてまさにそうでしたけど、舞台挨拶になるとすごく前に出てくる(笑)。いい意味でガツガツしています。話のリズムをつくるのが上手で、それでいてかっこいいところがね、すごくいい。単なるかっこいい人で終わらないところが彼らの魅力です。――齋藤さんは、東京と関西を行き来されているんですか?京都の撮影所にはよく通っています。撮影所も関西スタッフが多いので、やっぱり東京と違うノリだとは思いますね(笑)。●大吾くんはまぶしい原石、康二くんは甘えん坊? それぞれの印象○康二くんはお兄さんになった――それぞれの方の印象を伺えれば。まずは水上風太役の西畑大吾さん。パッと見のナイーブさと話した時のギャップや、ダンスや歌になったときの変わりようなど振り幅が大きくて、まぶしい原石です。『ごちそうさん』『あさが来た』とNHKの朝ドラに出ていてお芝居ができることはわかっていたし、彼を真ん中においた形でやっていくのが一番いいんじゃないかなと思いました。実は2作目の時にオファーしようと思っていたんですが、『ごちそうさん』が入っていて、出られなかったので、残念だったんです。――小柳翔吉役の向井康二さん。向井くんは3本目で最多出場なんですけど、1作目より2作目、2作目より3作目と、ステップアップしています。今まではジャニーズWESTなどのお兄さんたちがいたので、甘えん坊キャラだったんですよね。みんなで泊まっていた宿舎でも、寝られなくなって桐山くんの部屋にいった、という話もきいていて(笑)。でもそんな康二が今回、初めて来た子たちに「宿の近くにこんなごはんがあるよ」と教えてあげて、お兄さんぽくしていたという話をきいて、成長したんだなと思いました。――エピソードのギャップがすごいですね!僕は完全に「甘えん坊キャラやな」と思っていたので(笑)。本人も「意識が変わってきた」と言っていて、すごくいいなと思いました。○監督が気になった、最後の一人――板野次郎役の浜中文一さん。浜中くんはもう、舞台もかなりやってますし、こちらとしては安心できる。彼はすごく見た目に色っぽさがあり、普段も好青年なんです。子供たちをほったらかしても面倒を見てくれます。大西(流星)くんとか赤名(竜乃介)くんとか、中学生だったので(笑)。子供はテンションでガッといくけど、ペース配分がわからないので、うまくフォローしてくれていたんじゃないかな。みんなのお手本ですからね。――橘亮介役の大西流星さん。大西くんを最初に松竹座で見たときは相当ちっちゃくて、でも踊りがすごく上手でしたね。だんだん大人になっていますが、台本も一生懸命覚えるし、映画のキャラのまま、とてもかわいらしいです。年齢の幅があるので、高校生の役をやってもらったけど、違和感はなかったですよね。やっぱり舞台などの経験があるので、見た目よりしっかりしているのは織り込み済みです。――朝日奈和正役の赤名竜乃介さん。彼らの夏の松竹座の稽古に行って「最後の一人をどうしよう」と見ていた中で、赤名くんが光っていました。オーディションとは言わずにふらっと見に行ったのですが、監督が彼のことを「どういう人なんだろうね」とすごく気にしていたんです。お芝居の経験はほぼないんですけど、ちょっとやってもらおうかと。――それは、見られているとわかったらどきどきしてしまいますね。康二くんなんかは私のこともわかっているので「もしかして……」と思っていたかもしれないですね(笑)。新しいメンバーも入っているので、冷静な目で見に行きます。――マネージャー・橋口武彦役の室龍太さん。室くんはね、同世代で置く方がいいのか、今の形がいいのか、考えましたね。ただ、前回も中間淳太くんを一人だけ忍者たちの敵方においてみたら目線が変わるなと思ったので、今回のような役になりました。やっぱりバランスがとれますし、それぞれの役で思いがあることを、同じジャニーズJr.の中で考えてもらえるのがいいですよね。京都出身ということもあり、撮影所や、事務所の社長とのシーンも多くて良かったと思います。●プロデューサーとして大切にしていること○芸人の仕事がなくなっちゃうんじゃないか――草間リチャード敬太さんもインパクトがありました。リチャードくんは飛び道具的な部分がありますね。1作目のときも役はないけど、エンディングの歌だけ出ていたんです。彼が来ているのはすごく覚えていて、ヅラをつけて十手持ちをやってもらいました(笑)。今回も、監督がぜひやりたいと言っていた渾身のシーンで出てもらいました。セリフはあまりないんですけど、存在感を出してもらいました。――谷澤富雄役の藤原丈一郎さん、渡辺俊役の大橋和也さんは。藤原くんと大橋くんというのは、中山優馬くんのバックで踊っていた、ダンスのうまい子たちです。大橋くんはいい感じに明るくパッと出てくれたんですが、藤原くんは吐くんじゃないかなというくらい緊張していて、顔も真っ青。役名の「谷澤富雄」を1回「とみざわとみお」と間違えたら、ずっとそうなっちゃったらしくて(笑)。でも藤原くんはお笑い方面ですごくて、室くんとリチャードくんと漫才をしているんですよね。角座に見に行きましたが「こんなこともできるんだ」と驚きましたし、芸人さんが食べられなくなっちゃうんじゃないかと、心配になりました(笑)。ジャニーズWESTも舞台でコントをたくさんやっていましたから、脈々と受け継がれていますね。○お客さん目線を大切に――EDもとても豪華で印象的でした。これはお客様に楽しみにしていただいている部分なので、予告や宣伝にも一切映像を出していません。大阪松竹座でも振りつけているチームの方にお願いしているので、ぜひ楽しみにしてほしいです。台本はその前で終わっているので、彼らの未来が見えるようなEDになっています。――ちょっとインド映画みたいな印象もあり、気持ちがあがりました。1作目のときもまさに、本木監督が「インド映画風にやりたい」と言って方向性が固まったんです(笑)。2作目はジャニーズWESTのデビューシングルのカップリング「バンザイ夢マンサイ!」でしたが、こちらの映像も本編からブリッジしてつくってもらいました。うちが撮ったのは忍者たちが見世物小屋の舞台から飛び出していくところまでですが、レコード会社の音楽チームが流れを尊重してつくってくださったんです。すごくご協力いただきましたね。――齋藤さん、ご自身がプロデューサーとして大事にしていることは。やっぱり、お客さん目線です。最初に見る方に楽しんでもらいたいと思っています。関西ジャニーズJr.のシリーズで言えば、2作目のときはアクションをやってみて、こちらがやりたいことに寄ってしまったかなという反省もありました。――リアクションは確認されることもあるのでしょうか。舞台挨拶の内容とか、Twitterでものすごく拡散されますよね(笑)。それを見て、違うことをした方が楽しめるんじゃないかな、とMC担当を毎回変えたこともありました。出ている彼らは大変だとは思うんですけど、絶対いいことですし、今回も考えていますので、ふだんと違う臨場感も楽しんでもらえたらと思います。『関西ジャニーズJr.の目指せ♪ドリームステージ!』高校を卒業してから夢もなくバイト生活をしている水上風太(西畑大吾)は、地域活性化の名目で集められた地元アイドルグループ「小姓ズ」(向井康二、大西流星、浜中文一、赤名竜乃介)の新メンバーとなる。しかし人気もやる気もなく、広報課から「1カ月後のライブを満員に出来なければ解散」と告げられてしまう。マネージャー・橋口(室龍太)も見守る中、流行に乗ってミュージカル風のパフォーマンスを始めたが……。
2016年04月13日