第16回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」の受賞者・団体が発表された。今回の受賞者・団体は、『火の顔』『アンティゴネ』『未婚の女』の翻訳・ドラマトゥルクを務めた大川珠季、『アナトミー・オブ・ア・スーサイド―死と生をめぐる重奏曲―』の翻訳を担当した關智子、『黄色い封筒』を上演した劇団青年座、パレスチナ演劇上演シリーズ『占領の囚人たち』、現代カナダ演劇上演 ニコラス・ビヨン2作品上演『慈善家-フィランスロピスト』『屠殺人 ブッチャー』を上演した名取事務所。贈呈式は2024年1月15日(月) 13時より東京・あうるすぽっとで行われる。本賞は、2017年までの10年間、小田島個人が主催し、海外戯曲の優れた翻訳者に贈呈されてきた。第11回からは名称と趣旨を引き継ぎ、実行委員会が主催して運営。翻訳者に加え、海外戯曲の優れた上演成果も対象に、実行委員の合議で選考している。第16回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」受賞者・団体大川珠季■『火の顔』『アンティゴネ』作:『火の顔』マリウス・フォン・マイエンブルク『アンティゴネ』ベルトルト・ブレヒト(原作:ソフォクレス)演出:深作健太翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季上演期間:2023年4月8日(土)~4月16日(日)会場:吉祥寺シアター■『未婚の女』作:エーヴァルト・パルメツホーファー演出:深作健太翻訳・ドラマトゥルク:大川珠季上演期間:2023年10月18日(水) ~10月22日(日)会場:銕仙会能楽研修所關智子■『アナトミー・オブ・ア・スーサイド―死と生をめぐる重奏曲―』作:アリス・バーチ演出:生田みゆき翻訳:關智子上演期間:2023年9月21日(木)~9月29日(金)会場:文学座アトリエ劇団青年座■『黄色い封筒』作:イ・ヤング(李羊九)翻訳・ドラマトゥルク:石川樹里演出:須藤黄英上演期間:2023年7月5日(水) ~7月10日(月)会場:吉祥寺シアター名取事務所■パレスチナ演劇上演シリーズ『占領の囚人たち』「Prisoners of the Occupation」東京版作:パレスチナ人政治囚、エイナット・ヴァイツマン「I, Dareen T. in Tokyo」作:ダーリーン・タートゥール、エイナット・ヴァイツマン翻訳・ドラマトゥルク:渡辺真帆演出:生田みゆき上演期間:2023年2月17日(金)~2月26日(日)会場:下北沢「劇」小劇場■現代カナダ演劇上演 ニコラス・ビヨン2作品上演『慈善家-フィランスロピスト』『屠殺人 ブッチャー』作:ニコラス・ビヨン翻訳:吉原豊司演出:「慈善家-フィランスロピスト」小笠原響「屠殺人 ブッチャー」生田みゆき上演期間:2023年11月17日(金)~12月3日(日)会場:下北沢「劇」小劇場
2023年12月12日第15回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」の受賞者・団体が決定した。発表された受賞者・受賞団体は、『MUDLARKS』『THE PRICE』の翻訳を手掛けた髙田曜子、『The View Upstairs―君が見た、あの日―』の演出・翻訳・訳詞・振付を担当した市川洋二郎、『5月35日』を手掛けたPカンパニー、『月は夜をゆく子のために』を手掛けたトランスレーション・マターズ。『5月35日』写真:Pカンパニー提供本賞は、2017年までの10年間、小田島雄志個人が主催し、海外戯曲の優れた翻訳者に贈呈されてきた。第11回からは、名称と趣旨を引き継ぎ、実行委員会が主催して運営。翻訳者に加え、海外戯曲の優れた上演成果も対象に実行委員の合議で選考している。贈呈式は、2023年1月10日(火) 13時より東京都豊島区の「あうるすぽっと(豊島区立舞台芸術交流センター)」にて行われる。<第15回「小田島雄志・翻訳戯曲賞」受賞者・団体>■髙田曜子『MUDLARKS』作:ヴィッキー・ドノヒュー演出:川名幸宏翻訳:髙田曜子上演期間:2022年9月29日(木)~10月9日(日)会場:下北沢 ザ・スズナリ『THE PRICE』作:アーサー・ミラー演出:桐山知也翻訳:髙田曜子上演期間:2022年1月16日(日)~1月23日(日)会場:吉祥寺シアター■市川洋二郎『The View Upstairs―君が見た、あの日―』作・作詞・作曲:Max Vernon演出・翻訳・訳詞・振付:市川洋二郎上演期間:2022年2月1日(火)~2月13日(日)会場:日本青年館ホール■Pカンパニー『5月35日』作:莊梅岩翻訳:マギー・チャン/石原燃演出:松本祐子上演期間:2022年4月20日(水)~4月24日(日)会場:東京芸術劇場シアターウエスト■トランスレーション・マターズ『月は夜をゆく子のために』作:ユージーン・オニール翻訳・演出:木内宏昌上演期間:2022年10月8日(土)~10月19日(水)会場:すみだパークシアター倉
2022年12月13日英国の会話劇「チャイメリカ」が田中圭さん出演で、2019年2月に日本初上演することが決定しました。実力派の出演者が名を連ねる本作は、東京を皮切りに、愛知・兵庫・福岡などを巡るツアー公演が予定されています。気になる舞台の最新情報をお届けします。英国の劇作家「チャイメリカ」が日本上演2019年2月に世田谷パブリックシアターとパソナグループの共同制作作品として、英国人劇作家ルーシー・カークウッドの「チャイメリカ」が栗山民也さん演出で日本初上演されます。「チャイメリカ」は歴史的な悲劇を背景にしながら、空間や時代を往来する複雑な構造の会話劇。2014年にローレンス・オリヴィエ賞最優秀プレイ賞を含む5部門を受賞した社会派の戯曲です。栗山民也さんが演出を担当今作は、日本を代表する舞台演出家・栗山民也さんが演出を担当。読売演劇大賞をはじめ、いくつもの受賞経歴をもつ演出界の大物です。代表作として大竹しのぶ主演「ピアフ」、篠原涼子と佐藤隆太出演「アンナ・クリスティ」、山田洋次監督の「母と暮せば」舞台化の演出などを手掛けています。注目の演技派出演者4名が発表!田中圭ドラマ「おっさんずラブ」で演技力の高さでも注目を集め、大ブレイク中の田中圭さん。今作ではアメリカ人カメラマン・ジョー役を演じます。満島真之介満島真之介さんは、中国に住むじジョーの友人ザン・リン役を演じます。田中さんとの舞台共演は2015年の「夜への長い旅路」以来、およそ3年ぶりです。倉科カナ舞台での活躍も話題の倉科カナさんは、ジョーと親密な関係になるテス役を演じます。世田谷パブリックシアターの舞台の出演は、2015年の「道玄坂綺譚」ぶり。眞島秀和舞台での活躍も目覚ましい眞島秀和さんは、ザン・リンの心優しい兄ザン・ウェイ役を演じます。2015年の「道玄坂綺譚」でも、倉科カナさんと共演されています。「チャイメリカ」公演詳細日程2019年2月~3月会場東京・世田谷パブリックシアター愛知・東海市芸術劇場兵庫・兵庫県立芸術文化センター福岡・福岡市民会館チケット先行発売・世田谷パブリックシアター友の会先行公式HP:世田谷パブリックシアター友の会・「せたがやアーツカード」先行・割引発売公式HP:せたがやアーツカード・「U24」割引発売公式HP:U24作品情報作:ルーシー・カークウッド Chimerica by Lucy Kirkwood翻訳:小田島則子演出:栗山民也主催:公益財団法人せたがや文化財団パソナグループ企画制作:世田谷パブリックシアターパソナグループ後援:世田谷区協賛:トヨタ自動車株式会社東邦ホールディングス株式会社Bloomberg協力:東京急行電鉄株式会社お問い合わせ先公式HP:世田谷パブリックシアター社会派戯曲「チャイメリカ」を観劇しよう実力派出演者と日本を代表する演出家のタッグが注目される「チャイメリカ」は、チケット発売日や公演スケジュールの発表前から早くも注目が集まっています。話題の「チャイメリカ」を観に、劇場に足を運んでみてください。
2018年08月28日